JPH079751A - 孔版印刷装置 - Google Patents
孔版印刷装置Info
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- JPH079751A JPH079751A JP15248993A JP15248993A JPH079751A JP H079751 A JPH079751 A JP H079751A JP 15248993 A JP15248993 A JP 15248993A JP 15248993 A JP15248993 A JP 15248993A JP H079751 A JPH079751 A JP H079751A
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- JP
- Japan
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- plate cylinder
- ink
- peripheral surface
- layer
- mesh screen
- Prior art date
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- Pending
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- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期にわたって印刷装置を使用しないで放置
した後でも、再印刷時の立上りが速く、用紙とインキと
のロスがない安価で新規な孔版印刷装置を提供する。 【構成】 外周面に多孔質の可撓性のベース層19と熱
可塑性樹脂のフィルム層とからなる感熱孔版用のマスタ
4を巻装され、内周面よりインキを供給されつつ、その
回転中心軸5の回りに回転する版胴100を有する孔版
印刷装置において、版胴100は、内周面を形成する多
孔性で円筒状の支持体層1と、外周面を形成し繊維状の
素材を交差させて形成したメッシュスクリーン層2とで
構成され、支持体層の開孔1aと、メッシュスクリーン
層のオープンエリア2aと、ベース層の空隙19aとの
容積の和がインキ供給装置より版胴100の1回転中に
内周面に供給されるインキ体積の84%以下であること
を特徴とする。
した後でも、再印刷時の立上りが速く、用紙とインキと
のロスがない安価で新規な孔版印刷装置を提供する。 【構成】 外周面に多孔質の可撓性のベース層19と熱
可塑性樹脂のフィルム層とからなる感熱孔版用のマスタ
4を巻装され、内周面よりインキを供給されつつ、その
回転中心軸5の回りに回転する版胴100を有する孔版
印刷装置において、版胴100は、内周面を形成する多
孔性で円筒状の支持体層1と、外周面を形成し繊維状の
素材を交差させて形成したメッシュスクリーン層2とで
構成され、支持体層の開孔1aと、メッシュスクリーン
層のオープンエリア2aと、ベース層の空隙19aとの
容積の和がインキ供給装置より版胴100の1回転中に
内周面に供給されるインキ体積の84%以下であること
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッド等で穿
孔した感熱孔版用のマスタを版胴に巻装し、印刷を行う
孔版印刷装置に関するものである。
孔した感熱孔版用のマスタを版胴に巻装し、印刷を行う
孔版印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、孔版印刷装置は、サーマルヘ
ッド等の発熱体素子によって、感熱孔版用のマスタに穿
孔製版を行い、マスタを自動搬送して多孔性の支持体層
とメッシュスクリーン層とからなる円筒状の版胴の外周
面に自動的に巻き付け、そのマスタに対してプレスロー
ラ等の押圧手段が印刷用紙を連続的に押し付けて、版胴
に設けられた開孔部、さらにマスタの穿孔部よりインキ
を滲み出させて印刷を行っている。
ッド等の発熱体素子によって、感熱孔版用のマスタに穿
孔製版を行い、マスタを自動搬送して多孔性の支持体層
とメッシュスクリーン層とからなる円筒状の版胴の外周
面に自動的に巻き付け、そのマスタに対してプレスロー
ラ等の押圧手段が印刷用紙を連続的に押し付けて、版胴
に設けられた開孔部、さらにマスタの穿孔部よりインキ
を滲み出させて印刷を行っている。
【0003】上記孔版印刷装置は、長期にわたって印刷
装置を使用しないで放置した後に新たに印刷を再開する
と、版胴の支持体層、メッシュスクリーン層のインキが
蒸発、或いはマスタの支持体にインキが吸収されたりす
ることによりインキ量が減少し、良好な印刷画像を得る
ために、何枚もの用紙に試し刷りを行う必要が生じ、用
紙の無駄と時間のロスとが発生していた。そこで、特開
昭61−188180号公報に示されているように、版
胴とインキ供給ローラとの接触圧を強める手段を設け、
装置の長時間の放置後、印刷を始める場合に、版胴に対
するインキローラの接触圧を強めることよって版胴への
インキ供給量を増加させて印刷開始時の立上りを良くし
た方式や、特開平3−175081号公報に示されてい
るように、装置の長時間の放置後、印刷を始める場合
に、未製版のマスタを版胴に巻装し、押圧部材を作動さ
せてインキを充填する方式が紹介されている。
装置を使用しないで放置した後に新たに印刷を再開する
と、版胴の支持体層、メッシュスクリーン層のインキが
蒸発、或いはマスタの支持体にインキが吸収されたりす
ることによりインキ量が減少し、良好な印刷画像を得る
ために、何枚もの用紙に試し刷りを行う必要が生じ、用
紙の無駄と時間のロスとが発生していた。そこで、特開
昭61−188180号公報に示されているように、版
胴とインキ供給ローラとの接触圧を強める手段を設け、
装置の長時間の放置後、印刷を始める場合に、版胴に対
するインキローラの接触圧を強めることよって版胴への
インキ供給量を増加させて印刷開始時の立上りを良くし
た方式や、特開平3−175081号公報に示されてい
るように、装置の長時間の放置後、印刷を始める場合
に、未製版のマスタを版胴に巻装し、押圧部材を作動さ
せてインキを充填する方式が紹介されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、版胴と
インキ供給ローラとの接触圧を強める方式には、版胴が
プレスローラ等の押圧部材で押圧されたときに、インキ
供給部材であるインキローラに接触するように変形しや
すい強度に設定されているために、版胴の内周面から強
く押圧すると均一に変形しないでインキムラが発生した
り、また弱い押圧ではインキ供給に時間がかかるという
問題がある。また、接触圧を強める部材が増加すること
で装置自体の重量が重くなり、コストがアップするとい
う問題もある。一方、未製版のマスタを版胴に巻装し、
押圧部材を作動させてインキを充填する方式には、未製
版のマスタを排版すると、この未製版のマスタとマスタ
に付着して廃棄される大量のインキが無駄になるという
問題がある。
インキ供給ローラとの接触圧を強める方式には、版胴が
プレスローラ等の押圧部材で押圧されたときに、インキ
供給部材であるインキローラに接触するように変形しや
すい強度に設定されているために、版胴の内周面から強
く押圧すると均一に変形しないでインキムラが発生した
り、また弱い押圧ではインキ供給に時間がかかるという
問題がある。また、接触圧を強める部材が増加すること
で装置自体の重量が重くなり、コストがアップするとい
う問題もある。一方、未製版のマスタを版胴に巻装し、
押圧部材を作動させてインキを充填する方式には、未製
版のマスタを排版すると、この未製版のマスタとマスタ
に付着して廃棄される大量のインキが無駄になるという
問題がある。
【0005】従って、本発明は上述したような問題点を
解決し、長期にわたって孔版印刷装置を使用しないで放
置した後でも、再印刷時の立上りが速く、用紙とインキ
とのロスがない安価で新規な孔版印刷装置を提供するこ
とを目的とする。
解決し、長期にわたって孔版印刷装置を使用しないで放
置した後でも、再印刷時の立上りが速く、用紙とインキ
とのロスがない安価で新規な孔版印刷装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、外周面に多孔
質の可撓性のベース層と熱可塑性樹脂のフィルム層とか
らなる感熱孔版用のマスタを巻装され、内周面よりイン
キ供給装置によってインキを供給されつつ、その回転中
心軸の回りに回転する版胴を有する孔版印刷装置におい
て、上記版胴は、上記内周面を形成する多孔性で円筒状
の支持体層と、上記外周面を形成し繊維状の素材を網目
状に交差させて形成したメッシュスクリーン層とで構成
され、上記支持体層の開孔と、上記メッシュスクリーン
層のオープンエリアと、上記ベース層の空隙との容積の
和が上記インキ供給装置より上記版胴の1回転中に上記
内周面に供給されるインキ体積の84%以下であること
を特徴とする。
質の可撓性のベース層と熱可塑性樹脂のフィルム層とか
らなる感熱孔版用のマスタを巻装され、内周面よりイン
キ供給装置によってインキを供給されつつ、その回転中
心軸の回りに回転する版胴を有する孔版印刷装置におい
て、上記版胴は、上記内周面を形成する多孔性で円筒状
の支持体層と、上記外周面を形成し繊維状の素材を網目
状に交差させて形成したメッシュスクリーン層とで構成
され、上記支持体層の開孔と、上記メッシュスクリーン
層のオープンエリアと、上記ベース層の空隙との容積の
和が上記インキ供給装置より上記版胴の1回転中に上記
内周面に供給されるインキ体積の84%以下であること
を特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、インキ供給装置により版胴の
1回転中に版胴の内周面に供給されるインキ体積の84
%以下に、支持体層の開孔と、メッシュスクリーン層の
オープンエリアと、ベース層の空隙との容積の和が設定
されているので、印刷開始時に十分なインキが供給され
る。
1回転中に版胴の内周面に供給されるインキ体積の84
%以下に、支持体層の開孔と、メッシュスクリーン層の
オープンエリアと、ベース層の空隙との容積の和が設定
されているので、印刷開始時に十分なインキが供給され
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1、図2において、符号100は版胴を示す。
版胴100は、内周面を形成する多孔性で円筒状の支持
体層1と、外周面を形成するメッシュスクリーン層2と
の2層構造になっている。版胴100は後述するインキ
パイプを兼ねる回転中心軸5の回りに回転可能に支持さ
れていて、図示しないモータにより回動される。
する。図1、図2において、符号100は版胴を示す。
版胴100は、内周面を形成する多孔性で円筒状の支持
体層1と、外周面を形成するメッシュスクリーン層2と
の2層構造になっている。版胴100は後述するインキ
パイプを兼ねる回転中心軸5の回りに回転可能に支持さ
れていて、図示しないモータにより回動される。
【0009】支持体層1は、ステンレス等の金属等によ
り円筒状に形成されており、その外周面に感熱孔版用の
マスタ4をクランプするクランプ手段21を有する。支
持体層1は、クランプ手段21とその周辺部とを除く他
の部分に、図3に示すように、インキを通過させるため
に多数の開孔1aが穿孔されている。
り円筒状に形成されており、その外周面に感熱孔版用の
マスタ4をクランプするクランプ手段21を有する。支
持体層1は、クランプ手段21とその周辺部とを除く他
の部分に、図3に示すように、インキを通過させるため
に多数の開孔1aが穿孔されている。
【0010】メッシュスクリーン層2には、図4に示す
ごとく、テトロンやナイロン等の合成樹脂繊維又はステ
ンレスの繊維等の繊維状の素材を網目状に交差させ、支
持体層1と同様にインキを通過させるために多数のオー
プンエリア2aが形成されている。
ごとく、テトロンやナイロン等の合成樹脂繊維又はステ
ンレスの繊維等の繊維状の素材を網目状に交差させ、支
持体層1と同様にインキを通過させるために多数のオー
プンエリア2aが形成されている。
【0011】図1において、版胴100の右側上部に
は、図示しない製版手段により穿孔製版されたマスタ4
を搬送する給版ローラ対14と、給版ローラ14とクラ
ンプ手段21との間に配置されマスタ4をクランプ手段
21へ案内するガイド板15とが配置されている。
は、図示しない製版手段により穿孔製版されたマスタ4
を搬送する給版ローラ対14と、給版ローラ14とクラ
ンプ手段21との間に配置されマスタ4をクランプ手段
21へ案内するガイド板15とが配置されている。
【0012】マスタ4は、非常に薄いポリエステル等の
熱可塑性樹脂のフィルム層と、多孔質の可撓性のベース
層として合成繊維や和紙、或いは和紙及び合成繊維を混
抄したものとを貼り合わせたラミネート構造となってい
る。図5に示すように、ベース層19は、合成繊維や和
紙、或いは和紙及び合成繊維の空隙19aによりインキ
の保持、拡散を行う。なお、符号20は、上述の製版手
段により形成された穿孔を示す。なお、図1、図2には
フィルム層のみを示す。
熱可塑性樹脂のフィルム層と、多孔質の可撓性のベース
層として合成繊維や和紙、或いは和紙及び合成繊維を混
抄したものとを貼り合わせたラミネート構造となってい
る。図5に示すように、ベース層19は、合成繊維や和
紙、或いは和紙及び合成繊維の空隙19aによりインキ
の保持、拡散を行う。なお、符号20は、上述の製版手
段により形成された穿孔を示す。なお、図1、図2には
フィルム層のみを示す。
【0013】クランプ手段21は、支持体層1の外周面
の母線に沿って設けられたステージ部3と、このステー
ジ部3に対向する部位に配置され、クランパ軸2aによ
り揺動可能に支持されたクランパ2とにより構成されて
いる。
の母線に沿って設けられたステージ部3と、このステー
ジ部3に対向する部位に配置され、クランパ軸2aによ
り揺動可能に支持されたクランパ2とにより構成されて
いる。
【0014】版胴100の内部には、図2に示すよう
に、支持体層1の内周面にインキを供給するインキロー
ラ6と、インキローラ6と僅かな間隙Aを置いて平行に
配置され、インキローラ6との間にインキ溜り8を形成
するドクターローラ7と、インキ溜り8へインキを供給
するインキパイプ5とが配置されている。ここに、イン
キローラ6、ドクターローラ7及びインキパイプ5がイ
ンキ供給装置200を構成する。
に、支持体層1の内周面にインキを供給するインキロー
ラ6と、インキローラ6と僅かな間隙Aを置いて平行に
配置され、インキローラ6との間にインキ溜り8を形成
するドクターローラ7と、インキ溜り8へインキを供給
するインキパイプ5とが配置されている。ここに、イン
キローラ6、ドクターローラ7及びインキパイプ5がイ
ンキ供給装置200を構成する。
【0015】インキローラ6に対向する版胴100の外
周面の下方近傍には、印刷用紙13を版胴100へ押し
付けるプレスローラ9と、プレスローラ9へ所定のタイ
ミングで印刷用紙13を送るレジストローラ対12とが
配置されている。
周面の下方近傍には、印刷用紙13を版胴100へ押し
付けるプレスローラ9と、プレスローラ9へ所定のタイ
ミングで印刷用紙13を送るレジストローラ対12とが
配置されている。
【0016】図1において、版胴100の外周面の左側
近傍には、排版部300が配設されている。排版部30
0は、版胴100の外周面から剥離された使用済のマス
タ(図示しない)を収容する排版ボックス18と、使用
済のマスタ(図示しない)を版胴100の外周面から剥
離し、排版ボックス18内へ移送する一対の排版ローラ
対16,17とを有する。
近傍には、排版部300が配設されている。排版部30
0は、版胴100の外周面から剥離された使用済のマス
タ(図示しない)を収容する排版ボックス18と、使用
済のマスタ(図示しない)を版胴100の外周面から剥
離し、排版ボックス18内へ移送する一対の排版ローラ
対16,17とを有する。
【0017】図1において、版胴100の外周面の右側
の下方近傍には、排紙部400が配設されている。排紙
部400は、印刷された図示しない印刷済の印刷用紙を
順次積載する排紙トレイ11と、版胴100の近傍に配
置され印刷済の印刷用紙(図示しない)を版胴100か
ら剥離する剥し爪10とを有する。
の下方近傍には、排紙部400が配設されている。排紙
部400は、印刷された図示しない印刷済の印刷用紙を
順次積載する排紙トレイ11と、版胴100の近傍に配
置され印刷済の印刷用紙(図示しない)を版胴100か
ら剥離する剥し爪10とを有する。
【0018】次に、この孔版印刷装置の動作について説
明する。図1において、版胴100は、クランプ手段2
1のクランパ2とステージ部3との間に、製版手段によ
り穿孔製版されたマスタ4の先端部を挾持している。マ
スタ4は、メッシュスクリーン層2の外周面に巻装され
ている。まず、図示しない給紙装置により1枚の印刷用
紙13がレジストローラ対12に給送され、レジストロ
ーラ対12により版胴100の回転と同期した所定のタ
イミングでメッシュスクリーン層2の外周面に巻装され
ているマスタ4とプレスローラ9との間に印刷用紙13
が挿入される。この時、インキローラ6も版胴100の
回転方向と同一方向に回転する。インキ溜り8のインキ
は、インキローラ6の回転によりインキローラ6の表面
に付着され、インキローラ6とドクターローラ7との間
隙Aを通過する際にその量を規制され支持体層1の内周
面に供給される。支持体層1の内周面に供給されたイン
キは、インキローラ6の更なる回転により支持体層1の
開孔1a、メッシュスクリーン層2のオープンエリア2
aを通過し、マスタ4のメッシュスクリーン層2と接触
する面に供給される。そして、版胴100の外周面から
離間していたプレスローラ9が上方に移動し、回転する
版胴100のメッシュスクリーン層2の外周面に巻装さ
れたマスタ4に印刷用紙13が押圧されることにより、
マスタ4の穿孔部分からインキが印刷用紙13の表面に
転移されて印刷される。そして、印刷された印刷用紙1
3は剥し爪10によって版胴100の外周面から剥離さ
れ排紙トレイ11に排出されて、最初の1枚目の印刷に
よりいわゆる版付けが終了する。次に上記動作と同様の
動作により所定枚数の印刷が順次連続的に行われる。
明する。図1において、版胴100は、クランプ手段2
1のクランパ2とステージ部3との間に、製版手段によ
り穿孔製版されたマスタ4の先端部を挾持している。マ
スタ4は、メッシュスクリーン層2の外周面に巻装され
ている。まず、図示しない給紙装置により1枚の印刷用
紙13がレジストローラ対12に給送され、レジストロ
ーラ対12により版胴100の回転と同期した所定のタ
イミングでメッシュスクリーン層2の外周面に巻装され
ているマスタ4とプレスローラ9との間に印刷用紙13
が挿入される。この時、インキローラ6も版胴100の
回転方向と同一方向に回転する。インキ溜り8のインキ
は、インキローラ6の回転によりインキローラ6の表面
に付着され、インキローラ6とドクターローラ7との間
隙Aを通過する際にその量を規制され支持体層1の内周
面に供給される。支持体層1の内周面に供給されたイン
キは、インキローラ6の更なる回転により支持体層1の
開孔1a、メッシュスクリーン層2のオープンエリア2
aを通過し、マスタ4のメッシュスクリーン層2と接触
する面に供給される。そして、版胴100の外周面から
離間していたプレスローラ9が上方に移動し、回転する
版胴100のメッシュスクリーン層2の外周面に巻装さ
れたマスタ4に印刷用紙13が押圧されることにより、
マスタ4の穿孔部分からインキが印刷用紙13の表面に
転移されて印刷される。そして、印刷された印刷用紙1
3は剥し爪10によって版胴100の外周面から剥離さ
れ排紙トレイ11に排出されて、最初の1枚目の印刷に
よりいわゆる版付けが終了する。次に上記動作と同様の
動作により所定枚数の印刷が順次連続的に行われる。
【0019】印刷を終了し次の原稿の画像を印刷すると
きには、新たにマスタ4を版胴100の外周面に巻装す
る前に、先に使用した使用済のマスタを版胴100の外
周面から剥離する。この際、版胴100は時計回り方向
に回転され、マスタの後端が排版ローラ16の位置で停
止し、クランパ2を開放する。クランパ2の開放と同時
に排版ローラ16、17がそれぞれ矢印方向へ回転を開
始し、排版ローラ16が図中の実線の位置より2点鎖線
の位置へ移動し、版胴100の外周面の使用済のマスタ
の後端部に圧接した後、版胴100が協動回転して剥離
を開始する。版胴100の外周面から剥離された使用済
のマスタは排版ボックス18内へ廃棄される。その後、
版胴100は、定位置で停止し、クランパ2を開いて給
版待機状態となる。
きには、新たにマスタ4を版胴100の外周面に巻装す
る前に、先に使用した使用済のマスタを版胴100の外
周面から剥離する。この際、版胴100は時計回り方向
に回転され、マスタの後端が排版ローラ16の位置で停
止し、クランパ2を開放する。クランパ2の開放と同時
に排版ローラ16、17がそれぞれ矢印方向へ回転を開
始し、排版ローラ16が図中の実線の位置より2点鎖線
の位置へ移動し、版胴100の外周面の使用済のマスタ
の後端部に圧接した後、版胴100が協動回転して剥離
を開始する。版胴100の外周面から剥離された使用済
のマスタは排版ボックス18内へ廃棄される。その後、
版胴100は、定位置で停止し、クランパ2を開いて給
版待機状態となる。
【0020】次に、長期にわたって孔版印刷装置を使用
しないで放置した後に、版胴100のインキが、蒸発し
て減少或いは全く無くなった状態においても、版胴10
0の一回転中にインキ供給装置200により供給される
量のインキのみで、インキ不足にならないような、支持
体層1の開孔1aと、メッシュスクリーン層2のオープ
ンエリア2aと、ベース層19の空隙19aとの容積の
和を求める実験を行った。版胴100の画像形成領域の
周長Lは350mm、画像形成領域の幅Wは250mm
にそれぞれ設定され、支持体層1の開孔1a、メッシュ
スクリーン層2のオープンエリア2a及びベース層19
の空隙1aの領域はそれぞれ周長Lと幅Wと等しく設定
されている。
しないで放置した後に、版胴100のインキが、蒸発し
て減少或いは全く無くなった状態においても、版胴10
0の一回転中にインキ供給装置200により供給される
量のインキのみで、インキ不足にならないような、支持
体層1の開孔1aと、メッシュスクリーン層2のオープ
ンエリア2aと、ベース層19の空隙19aとの容積の
和を求める実験を行った。版胴100の画像形成領域の
周長Lは350mm、画像形成領域の幅Wは250mm
にそれぞれ設定され、支持体層1の開孔1a、メッシュ
スクリーン層2のオープンエリア2a及びベース層19
の空隙1aの領域はそれぞれ周長Lと幅Wと等しく設定
されている。
【0021】版胴100の内周面に供給されるインキ量
(体積cm3)Vは、V=(インキローラ6表面のイン
キ体積)×(版胴100の一回転当りのインキローラ6
の回転数)×(開孔1aの周長L)/(版胴の内周長)
により表される。
(体積cm3)Vは、V=(インキローラ6表面のイン
キ体積)×(版胴100の一回転当りのインキローラ6
の回転数)×(開孔1aの周長L)/(版胴の内周長)
により表される。
【0022】支持体層1の開孔1aの総容積X(c
m3)は、X=開孔領域(W×L)×支持体層1の板厚
(t1)×開孔率により表される。
m3)は、X=開孔領域(W×L)×支持体層1の板厚
(t1)×開孔率により表される。
【0023】ここに、開孔率とは、
【0024】
【数1】
【0025】により表される。
【0026】メッシュスクリーン層2のオープンエリア
2aの総容積Y(cm3)は、Y=オープンエリア領域
(W×L)×メッシュスクリーン層2の板厚(t2)×
オープンエリア率により表される。
2aの総容積Y(cm3)は、Y=オープンエリア領域
(W×L)×メッシュスクリーン層2の板厚(t2)×
オープンエリア率により表される。
【0027】ここに、オープンエリア率とは、
【0028】
【数2】
【0029】により表される。
【0030】ベース層19の空隙19aの総容積Z(c
m3)は、Z=空隙領域(W×L)×ベース層19の板
厚(t19)×空隙率により表される。 ここに、空隙率
とは、
m3)は、Z=空隙領域(W×L)×ベース層19の板
厚(t19)×空隙率により表される。 ここに、空隙率
とは、
【0031】
【数3】
【0032】により表される。
【0033】 支持体層の開孔率‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10%〜35% メッシュスクリーン層のメッシュ値‥‥‥‥‥‥‥‥150〜380メッシュ ベース層の空隙率‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥80% インキのフロー値‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30〜32 プレスローラの直径‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥Φ35mm プレスローラの硬度‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30° プレスローラの押圧力‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10kgf インキローラの直径‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥Φ50mm インキローラの回転数‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2〜3回転/版胴1回転 インキローラ一回転当りにおけるインキ供給量‥‥‥4.8cm3 実験は上記の条件の下で孔版印刷装置(商品名.プリポ
ートVT2500(株)リコー製)を用いて印刷するこ
とにより行った。その結果を表1に示す。
ートVT2500(株)リコー製)を用いて印刷するこ
とにより行った。その結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】実験の結果より、支持体層1の開孔1a
と、メッシュスクリーン層2のオープンエリア2aと、
ベース層19の空隙19aとの容積の和がインキローラ
6により供給されるインキ量の84%以下であれば、支
持体層1、メッシュスクリーン層2、ベース層19にイ
ンキが全くない状態からでも、版胴100の1回転中に
供給されるインキのみで、1枚目の印刷よりインキ不足
のない良好な印刷画像が得られ、孔版印刷装置の立上り
が良かった。
と、メッシュスクリーン層2のオープンエリア2aと、
ベース層19の空隙19aとの容積の和がインキローラ
6により供給されるインキ量の84%以下であれば、支
持体層1、メッシュスクリーン層2、ベース層19にイ
ンキが全くない状態からでも、版胴100の1回転中に
供給されるインキのみで、1枚目の印刷よりインキ不足
のない良好な印刷画像が得られ、孔版印刷装置の立上り
が良かった。
【0036】なお、メッシュスクリーン層は1層に限ら
ず複数層設けるようにしても良い。
ず複数層設けるようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
支持体層の開孔と、メッシュスクリーン層のオープンエ
リアと、ベース層の空隙との容積の和がインキローラに
より供給されるインキ体積の84%以下に設定したの
で、長期にわたって孔版印刷装置を使用しないで放置し
た後でも、再印刷時の立上りが速く、用紙とインキとの
ロスがない安価な孔版印刷装置が提供できる。
支持体層の開孔と、メッシュスクリーン層のオープンエ
リアと、ベース層の空隙との容積の和がインキローラに
より供給されるインキ体積の84%以下に設定したの
で、長期にわたって孔版印刷装置を使用しないで放置し
た後でも、再印刷時の立上りが速く、用紙とインキとの
ロスがない安価な孔版印刷装置が提供できる。
【図1】本発明の一実施例を示す孔版印刷装置の断面図
である。
である。
【図2】図1に示す示す孔版印刷装置におけるインキ供
給装置を示す拡大断面図である。
給装置を示す拡大断面図である。
【図3】図1に示す孔版印刷装置における支持体層を示
す要部の拡大平面図である。
す要部の拡大平面図である。
【図4】図1に示す孔版印刷装置におけるメッシュスク
リーン層を示す要部の拡大平面図である。
リーン層を示す要部の拡大平面図である。
【図5】図1に示す孔版印刷装置におけるマスタのベー
ス層を示す要部の拡大平面図である。
ス層を示す要部の拡大平面図である。
1 支持体層 1a 開孔 2 メッシュスクリーン層 2a オープンエリア 4 マスタ 5 回転中心軸 6 インキローラ 7 ドクタローラ 8 インキ溜り 9 プレスローラ 13 印刷用紙 19 ベース層 19a 空隙 100 版胴
Claims (1)
- 【請求項1】外周面に多孔質の可撓性のベース層と熱可
塑性樹脂のフィルム層とからなる感熱孔版用のマスタを
巻装され、内周面よりインキ供給装置によってインキを
供給されつつ、その回転中心軸の回りに回転する版胴を
有する孔版印刷装置において、 上記版胴は、上記内周面を形成する多孔性で円筒状の支
持体層と、上記外周面を形成し繊維状の素材を網目状に
交差させて形成したメッシュスクリーン層とで構成さ
れ、 上記支持体層の開孔と、上記メッシュスクリーン層のオ
ープンエリアと、上記ベース層の空隙との容積の和が上
記インキ供給装置により上記版胴の1回転中に上記内周
面に供給されるインキ体積の84%以下である孔版印刷
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15248993A JPH079751A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 孔版印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15248993A JPH079751A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 孔版印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079751A true JPH079751A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15541596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15248993A Pending JPH079751A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 孔版印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079751A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5875942A (en) * | 1996-03-22 | 1999-03-02 | Japan Crown Cork Co., Ltd. | Hinged cap separable from bottle at the time of disposal |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05124327A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-21 | Ricoh Co Ltd | 孔版印刷装置 |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP15248993A patent/JPH079751A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05124327A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-21 | Ricoh Co Ltd | 孔版印刷装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5875942A (en) * | 1996-03-22 | 1999-03-02 | Japan Crown Cork Co., Ltd. | Hinged cap separable from bottle at the time of disposal |
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