JPH0797552A - 両面粘着テープの製造方法 - Google Patents

両面粘着テープの製造方法

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JPH0797552A
JPH0797552A JP24115393A JP24115393A JPH0797552A JP H0797552 A JPH0797552 A JP H0797552A JP 24115393 A JP24115393 A JP 24115393A JP 24115393 A JP24115393 A JP 24115393A JP H0797552 A JPH0797552 A JP H0797552A
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JP
Japan
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adhesive layer
release paper
sensitive adhesive
pressure
release
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Pending
Application number
JP24115393A
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English (en)
Inventor
Makoto Hishida
誠 菱田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両面粘着テープの連続的な製造工程におい
て、一方の粘着剤層を覆う剥離紙と、他方の粘着剤層を
覆う剥離紙とのそれぞれの粘着剤層に対する剥離力が異
なり、一方の剥離紙を連続的に剥離して巻重体を形成す
る際に、他方の剥離紙と粘着剤層との間に空隙が発生し
ない両面粘着テープの製造方法を提供する。 【構成】 第一の剥離紙1の上面に、0.5〜8KVの
静電気処理を行って静電気処理層8を形成し、以てその
上に形成される第一の粘着剤層9との界面の接着力=剥
離力を向上させ、第二の剥離紙12と第二の粘着剤層1
3との間の剥離力との間に差を持たせ、かくすることに
より、第二の剥離紙12を剥離する際に、第一の剥離紙
1と第一の粘着剤層9との間の空隙発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基材の両面に粘着剤層
が形成されてなる両面粘着テープの製造方法に関し、特
に剥離紙の剥離力の経時による低下を防止することがで
き、しかも各粘着剤層上に積層されている各剥離紙の剥
離力が異なる両面粘着テープの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の両面粘着テープの製造方法の一例
を、図2を参照しながら説明する。図2(イ)に示すよ
うに、先ず、表面がシリコーン等の剥離剤により剥離処
理が施されてなる第一の剥離紙aの一面に、粘着剤を塗
布・乾燥して第一の粘着剤層bを形成し、該第一の粘着
剤層b上に、不織布等からなるテープ基材cを積層して
一次原反dを成形する。
【0003】一方、図2(ロ)に示すように、同じく剥
離処理が施されてなる第二の剥離紙eを用意し、その一
面に粘着剤を塗布・乾燥し、第二の粘着剤層fを形成し
て二次原反gを成形する。そして、図2(ハ)に示すよ
うに、一次原反dの第一の粘着剤層bが形成されていな
いテープ基材cの面hに、二次原反gの第二の粘着剤層
fが重なるようにして積層する。かくして、両面粘着テ
ープtを得ることができるのである。
【0004】こうして得られた両面粘着テープtは、次
工程で、第二の剥離紙eを第二の粘着剤層fから剥離
し、巻芯等に巻回して巻重体からなる製品に加工した
り、各剥離紙a、eを貼着したまま種々の形状に打ち抜
いて、同じ形状をしたものを纏めて積み重ねた積重体か
らなる製品に加工したりする。
【0005】ところで、第二の剥離紙eを第二の粘着剤
層fから剥離する場合には、図2(ニ)に示すように、
該剥離に伴って第一の粘着剤層bと第一の剥離紙aとの
間に空隙が生ずる恐れがある。これは「テープ浮き」と
称されている現象である。このようなテープ浮きが生ず
ると、第二の剥離紙eを剥離した後に巻芯等に巻回する
場合、両面粘着テープtを安定して巻回することができ
ず、良品率が低下する。
【0006】そこで、このようなテープ浮き現象を防止
するために、第一、及び第二の剥離紙a、eの剥離力に
差を持たせる方法(以下「異差剥離性」という)が開発
されたが、完全な技術ではなかったので、本出願人はこ
の問題を根本的に解決すべく、研究を重ねた末に、効果
的な結果が得られる一つの技術を開発した(特開平5−
51563号公報参照)。この技術は、第一の剥離紙の
第一の粘着剤層が形成される面に、予めコロナ放電処理
を施し、然る後に第一の粘着剤層を形成するようにした
点を骨子とするものであり、かくすることにより、コロ
ナ放電処理時におけるイオン風の吹きつけにより、大き
な剥離力が第一の剥離紙上に形成され、しかもその剥離
力は経時によっても低下することなく安定した異差剥離
性を保持するものである。
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
にコロナ放電処理を行うには、被処理体を支承・移送す
る例えばアースされた金属ロールを一つの電極とし、こ
れに対向して多数の針状電極を配設し、両者の間に直流
高電圧(通常4〜8KV)を印加してコロナ放電を行わ
しめる装置を使用する。つまりプラズマ処理法の一種で
あり、上記電極や、高圧トランス、発信機等相当の設備
を必要とし、設備費や維持費が嵩むばかりでなく、処理
技術も専門的な技術を要求され、相応の専門技術者の設
置を必要とする。
【0008】また、上記従来技術では、第一の剥離紙に
使用する処理剤として、シリコーンを用いることが必須
とされ、中でも非移行型のシリコーンが好ましいとされ
ている。そして、第二の剥離紙に使用する剥離剤は、製
品の形態によって左右されると言う問題がある。この
点、製造側の立場から言えば、同じ剥離剤を用いた方が
製造面、コスト面で有利であることは言うまでもない。
【0009】本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、
剥離剤として特定のものを要求されることがなく、また
第一及び第二の剥離紙に使用する剥離剤が同じものであ
っても、製造上、品質上何ら問題なく異差剥離性が得ら
れる両面粘着テープの製造方法を提供することを目的と
してなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、「第一の剥離
紙の一面に0.5〜8KVの静電気処理を施し、該静電
気処理面に第一の粘着剤層を形成し、該第一の粘着剤層
上にテープ基材を積層して一次原反を成形する工程と、
第二の剥離紙の一面に第二の粘着剤層を形成して二次原
反を成形する工程と、一次原反の、第一の粘着剤層が形
成されていないテープ基材面に、二次原反の第二の粘着
剤層を積層することを特徴とする両面粘着テープの製造
方法」をその要旨とするものである。
【0011】即ち、コロナ放電処理の代わりに、単に静
電気処理を施すことにより、異差剥離性を具備させるよ
うにしたことを骨子とするものであり、つまり、第一の
剥離紙上の一面に、静電荷を与えると、該一面にOH基
等の官能基が発生し、該官能基に空気中の酸素や水分が
付着し易くなり、相当に活性化する為に剥離力が向上す
るのである。この点、静電気の吸引力に直接依存するわ
けではないので、粘着剤層が形成されれば、静電気が無
くなっても剥離力は低下しない。
【0012】本発明において使用する剥離剤としては、
第一及び第二の各剥離剤が同じものであっても一向に差
し支えなく、また、剥離剤として特定のものを要求され
ることはなく、製品形態や用途に応じて適宜のものを選
択し使用することができる。しかしながら、種々の点か
らシリコーン系のもの、中でも暴露型シリコーンが好ま
しい。該暴露型とは、シリコーン処理の表面に水分や埃
が付着し易いものを指す。
【0013】本発明において行う静電気処理の場合の静
電圧としては、0.5〜8KVの範囲内とする必要があ
り、0.5KV未満では所期の異差剥離性が得られず、
逆に8KVを超えると、例えばシリコーンを使用ときに
は、シロキサンの変性によると思われる理由により剥離
性を消失し、両面粘着テープとしての機能を発揮しな
い。
【0014】静電気処理を行う手段としては、剥離紙を
その巻重体から巻き戻す位置から、第一の粘着剤層を形
成する為の塗工機に至る迄の間に、シリコーンゴムロー
ル等の絶縁性素材からなるロールを一個乃至複数個配設
して、剥離紙との間に摩擦を起こさせ、剥離紙表面に摩
擦帯電させる方法、或いはアースした放電布から放電さ
せる方法、或いはこれらの手段を併用する方法等があ
る。また、静電圧を調整する方法としては、除電布の布
の種類や、除電布と剥離紙との距離を調節したり、除電
風の強さを調節する方法等がある。
【0015】本発明製造方法に用いる粘着剤、テープ基
材、剥離原紙等については、特に限定はなく、一般に両
面粘着テープに採用されているものがそのまま採用可能
である。例えば剥離原紙としては、上質紙にポリエチレ
ン樹脂等をラミネートしたものが好適である。
【0016】
【作用】本発明は、第一の剥離紙の一面に、特定範囲の
処理電圧からなる静電気処理を施し、然る後、該静電気
処理面に第一の粘着剤層を形成するようにしたから、該
静電気処理により剥離剤層の表面が相当活性化され、そ
の上に形成される第一の粘着剤層の剥離力が向上し、第
一の剥離紙に使用する剥離剤と、第二の剥離紙に使用す
る剥離剤とが同じものであったとしても、両者の間に異
差剥離性が付与される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら、詳細に説明する。
【0018】図1(イ)において、1は上質紙の両面に
ポリエチレンをラミネートしてなる剥離原紙の一面に、
剥離剤としてシリコーン(信越化学社製、商品番号=K
S−776A)を塗布し、乾燥してなる第一の剥離紙で
ある。2は第一の剥離紙1の巻重体、3、3・・・は、
少なくとも表面にシリコーンゴムロール層が形成された
静電気処理用ロール、4はアースされた放電布、5は放
電棒、6は塗布のための送り出し用ロール、7は粘着剤
塗布機であって、本実施例の場合、粘着剤としてアクリ
ル系の溶剤型粘着剤(綜研化学社製、商品番号=SKダ
イン−1717)を使用した。
【0019】そして、第一の剥離紙1の巻重体2から第
一の剥離紙1を巻き戻しつつ、放電布4から、第一の粘
着剤層が形成される予定の面に放電を施すと共に、5個
の静電気処理ロール3、3・・・に第一の剥離紙1を通
し、またその過程では、5より高電位にして放電し、送
り出し用ロール6を経て粘着剤塗布機7に送り込み、粘
着剤の乾燥後の塗布厚さが65μmとなるように塗布
し、乾燥して第一の粘着剤層を形成した。
【0020】以下の工程は、全て図示しない従来公知の
装置と方法を用いて行った。即ち、得られた第一の粘着
剤層を有するシートに、紙パルプ製不織布(日本紙業社
製、SPC原紙)からなるテープ基材を積層して一次原
反を成形した。また、別途に、第一の剥離紙1と同じ第
二の剥離紙の一面に、第一の粘着剤層と同じ粘着剤を用
いて同じ厚みに塗布し、乾燥して第二の粘着剤層を形成
して二次原反を成形し、また、一次原反の第一の粘着剤
層が形成されていないテープ基材面に、二次原反の第二
の粘着剤層を積層して両面粘着テープの試料Tを製造し
た。
【0021】得られた両面粘着テープTの構造を図1
(ロ)に示す。同図において、第一の剥離紙1の一面に
は静電気処理層8が形成されている。9は第一の粘着剤
層、10はテープ基材であり、かくして一次原反11が
構成されている。また、12は第二の剥離紙、13は第
二の粘着剤層であり、かくして二次原反14が構成され
ている。尚、各剥離紙1、12の両面に存在する薄層
は、ラミネート層である。
【0022】そして、本実施例の場合、第一の剥離紙1
の一面への帯電量の調整は、除電布の布の種類や、除電
布と剥離紙との距離を調節したり、除電風の強さを調節
したりしながら、二通りの場合を設定した。最初に1.
5KVに設定して試料用テープを製造し、次に、7.0
KVに設定して同じく試料用テープを製造した。
【0023】また、比較例として、第一の剥離紙1の一
面への帯電量が、それぞれ0、0.3、10.5KVと
なるように設定し、その他は実施例と同様にして三通り
の両面粘着テープの試料を作成した。
【0024】そして、これらの各実施例及び比較例の試
料用テープについて、異差剥離性を評価した。尚、評価
方法としては、得られた各試料用テープから、第二の剥
離紙を剥離した際に、第一の粘着剤層と第一の剥離紙と
の間にテープ浮き現象が発生したか否かを目視により観
察し、評価した。その結果を表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】本発明は、第一の剥離紙の一面に静電気
処理を施し、該静電気処理面に第一の粘着剤層を形成す
るようにしたから、該静電気処理により剥離剤層の表面
が相当活性化され、その上に形成される第一の粘着剤層
の剥離力が向上し、第一の剥離紙に使用する剥離剤と、
第二の剥離紙に使用する剥離剤とが同じものであったと
しても、両者の間に異差剥離性が付与される。
【0027】従って、第一の剥離紙の前処理方法とし
て、単に静電気処理を施すだけで済み、異差剥離性を与
える為の設備費が安価であり、格別のエネルギー費もか
からず、運転のための格別の操作技術も必要としないの
で、異差剥離性を有する両面粘着テープを安価に製造す
ることができる。更に、両側の剥離紙に用いられる剥離
剤として同じものを使用しても、所期の効果が得られる
から、この点からも製造コストの低減を図り得ると言え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の実施に用いて好適な装置の
要部のみを示す概略説明図である。
【図2】図1に示す装置を用いて製造した両面粘着テー
プの一例を示す部分切欠断面図である。
【符号の説明】
1 第一の剥離紙 2 第一の剥離紙の巻重体 3 静電気処理用ロール 4 放電布 5 放電棒 6 送り出し用ロール 7 粘着剤塗布機 8 静電気処理層 9 第一の粘着剤層 10 テープ基材 11 一次原反 12 第二の剥離紙 13 第二の粘着剤層 14 二次原反 T 本発明製造方法による両面粘着テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の剥離紙の一面に、0.5〜8KV
    の静電気処理を施し、該静電気処理面に第一の粘着剤層
    を形成し、該第一の粘着剤層上にテープ基材を積層して
    一次原反を成形する工程と、第二の剥離紙の一面に第二
    の粘着剤層を形成して二次原反を成形する工程と、一次
    原反の、第一の粘着剤層が形成されていないテープ基材
    面に、二次原反の第二の粘着剤層を積層することを特徴
    とする両面粘着テープの製造方法。
JP24115393A 1993-09-28 1993-09-28 両面粘着テープの製造方法 Pending JPH0797552A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002242104A (ja) * 2001-02-14 2002-08-28 Railway Technical Res Inst 道床強化軌道の構築方法

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