JPH0797782A - 形状記憶合金を利用する絞り製品の製造法 - Google Patents
形状記憶合金を利用する絞り製品の製造法Info
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- JPH0797782A JPH0797782A JP4186531A JP18653192A JPH0797782A JP H0797782 A JPH0797782 A JP H0797782A JP 4186531 A JP4186531 A JP 4186531A JP 18653192 A JP18653192 A JP 18653192A JP H0797782 A JPH0797782 A JP H0797782A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 生地を形状記憶合金の復元性を利用して絞り
込み(絞り上げに類似。)、その後染料槽(染色槽)を
利用して染め上げる(熱湯染料槽単独も含む)絞り製品
の製造法を提供する。 【構成】 形状記憶合金を延展する工程と、延展された
形状記憶合金に絡み付け手段、連係手段、挿設手段等の
操作を介して生地を取付ける生地の取付け工程と、取付
け工程により生成された延展された形状記憶合金付き生
地を熱湯染料槽に浸漬し、形状記憶合金の原形形状への
復帰による絞り込み及び染め上げを介して生地を絞り込
み及び染色する工程と、絞り込み及び染色工程で生成さ
れた染め上り絞り生地を取り出す取出し工程と、取出し
工程より取り出された染め上り絞り生地より形状記憶合
金を取り外す取外し工程と、取外し工程で取り外された
絞り上り絞り生地を仕上加工する仕上工程とで構成され
る形状記憶合金を利用する絞り製品の製造法。
込み(絞り上げに類似。)、その後染料槽(染色槽)を
利用して染め上げる(熱湯染料槽単独も含む)絞り製品
の製造法を提供する。 【構成】 形状記憶合金を延展する工程と、延展された
形状記憶合金に絡み付け手段、連係手段、挿設手段等の
操作を介して生地を取付ける生地の取付け工程と、取付
け工程により生成された延展された形状記憶合金付き生
地を熱湯染料槽に浸漬し、形状記憶合金の原形形状への
復帰による絞り込み及び染め上げを介して生地を絞り込
み及び染色する工程と、絞り込み及び染色工程で生成さ
れた染め上り絞り生地を取り出す取出し工程と、取出し
工程より取り出された染め上り絞り生地より形状記憶合
金を取り外す取外し工程と、取外し工程で取り外された
絞り上り絞り生地を仕上加工する仕上工程とで構成され
る形状記憶合金を利用する絞り製品の製造法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生地(生地、シャツ、
その他生地を云う。)を、形状記憶合金の復元性(復元
力)を利用して絞り込み(絞り上げの概念に類似す
る。)、その後、染料槽(染色槽)を利用して染め上げ
る(熱湯染料槽“熱湯染色槽”単独の場合もあり得
る。)絞り製品の製造法に関するものである。
その他生地を云う。)を、形状記憶合金の復元性(復元
力)を利用して絞り込み(絞り上げの概念に類似す
る。)、その後、染料槽(染色槽)を利用して染め上げ
る(熱湯染料槽“熱湯染色槽”単独の場合もあり得
る。)絞り製品の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一方に行われている絞り方法は、
下絵刷りされた生地の模様に、絞り糸(括り糸)を、種
々の巻り方法により巻き付け(捲装して)防染め部分
(防染部分の形成には、絞り糸等に限定されない、以下
同じ)を形成する(絞り加工)。
下絵刷りされた生地の模様に、絞り糸(括り糸)を、種
々の巻り方法により巻き付け(捲装して)防染め部分
(防染部分の形成には、絞り糸等に限定されない、以下
同じ)を形成する(絞り加工)。
【0003】このようにして絞り上げられた生地を、熱
湯染料槽又は染料槽に浸漬して染め上げる。
湯染料槽又は染料槽に浸漬して染め上げる。
【0004】その後、糸抜き及び整理仕上げ等の仕上げ
加工を施して、絞り製品が製作される。
加工を施して、絞り製品が製作される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上で説明した、絞り
糸等により防染部分を形成し、その後、各工程を介して
絞り上げ方法では、その防染部分の形成、即ち、絞り糸
等による絞り上げ方法、又は絞り上げ作業は、大変な手
間、高度の熟練を要することから、数年以来、この種絞
り業界では、極度の人手不足となっていた。
糸等により防染部分を形成し、その後、各工程を介して
絞り上げ方法では、その防染部分の形成、即ち、絞り糸
等による絞り上げ方法、又は絞り上げ作業は、大変な手
間、高度の熟練を要することから、数年以来、この種絞
り業界では、極度の人手不足となっていた。
【0006】その対象として、韓国、又は中国等の国に
おいて、絞り加工する方策がとられている。
おいて、絞り加工する方策がとられている。
【0007】しかし、韓国等においても人手不足、又は
加工コストの上昇等の面で課題となっている。当然、国
外である関係上、例えば、絞り生地又は加工済み生地等
の運搬、連絡、納期管理、又は在庫管理などの管理面、
又は人的な面等で、大変煩雑となり、これらの面でも課
題となっている。
加工コストの上昇等の面で課題となっている。当然、国
外である関係上、例えば、絞り生地又は加工済み生地等
の運搬、連絡、納期管理、又は在庫管理などの管理面、
又は人的な面等で、大変煩雑となり、これらの面でも課
題となっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、絞り
加工の簡略化を図ること、及び絞り加工を、形状記憶合
金の復元性を有効利用して達成すること、等を目的とし
て、下記の構成を採用する。
加工の簡略化を図ること、及び絞り加工を、形状記憶合
金の復元性を有効利用して達成すること、等を目的とし
て、下記の構成を採用する。
【0009】即ち、本発明の形状記憶合金を利用する絞
り製品の製造法は、形状記憶合金を延展する工程と、こ
の延展された形状記憶合金に、絡み付け手段、連係手
段、挿設手段等の操作を介して、生地を取付ける生地の
取付け工程と、この取付け工程により生成された延展さ
れた形状記憶合金付き生地を、熱湯染料槽に浸漬し、前
記形状記憶合金の原形形状への復帰による絞り込み及び
染め上げを介して、生地の絞り込み及び染色工程と、こ
の絞り込み及び染色工程で生成された染め上り絞り生地
を取り出す取出し工程と、この取出し工程より取り出さ
れた染め上り絞り生地より形状記憶合金を取り外す取外
し工程と、前記取外し工程で取り外された絞り上り絞り
生地を仕上加工する仕上工程と、で構成されている。
り製品の製造法は、形状記憶合金を延展する工程と、こ
の延展された形状記憶合金に、絡み付け手段、連係手
段、挿設手段等の操作を介して、生地を取付ける生地の
取付け工程と、この取付け工程により生成された延展さ
れた形状記憶合金付き生地を、熱湯染料槽に浸漬し、前
記形状記憶合金の原形形状への復帰による絞り込み及び
染め上げを介して、生地の絞り込み及び染色工程と、こ
の絞り込み及び染色工程で生成された染め上り絞り生地
を取り出す取出し工程と、この取出し工程より取り出さ
れた染め上り絞り生地より形状記憶合金を取り外す取外
し工程と、前記取外し工程で取り外された絞り上り絞り
生地を仕上加工する仕上工程と、で構成されている。
【0010】また、本発明は、品質の均一化、高級化、
更には色彩の向上等を図るために、下記の構成を採用し
た。
更には色彩の向上等を図るために、下記の構成を採用し
た。
【0011】即ち、本発明の形状記憶合金を利用する絞
り製品の製造法は、形状記憶合金を延展する工程と、こ
の延展された形状記憶合金に、絡み付け手段、連係手
段、挿設手段等の操作を介して、生地を取付ける生地の
取付け工程と、この取付け工程により生成された延展さ
れた形状記憶合金付き生地を、熱湯槽に浸漬し、前記延
展状態の形状記憶合金を原形形状に復帰させ、もって前
記生地を絞り込む絞り込み工程と、この絞り込み工程で
生成された絞り込み生地を、染料槽に入れて染め上げる
染色工程と、この染色工程で生成された染め上り絞り生
地を、染料槽より取り出す取出し工程と、この取出し工
程より取り出された染め上り絞り生地より形状記憶合金
を取り外す取外し工程と、前記取外し工程で取り外され
た絞り上り絞り生地を仕上加工する仕上工程と、で構成
されている。
り製品の製造法は、形状記憶合金を延展する工程と、こ
の延展された形状記憶合金に、絡み付け手段、連係手
段、挿設手段等の操作を介して、生地を取付ける生地の
取付け工程と、この取付け工程により生成された延展さ
れた形状記憶合金付き生地を、熱湯槽に浸漬し、前記延
展状態の形状記憶合金を原形形状に復帰させ、もって前
記生地を絞り込む絞り込み工程と、この絞り込み工程で
生成された絞り込み生地を、染料槽に入れて染め上げる
染色工程と、この染色工程で生成された染め上り絞り生
地を、染料槽より取り出す取出し工程と、この取出し工
程より取り出された染め上り絞り生地より形状記憶合金
を取り外す取外し工程と、前記取外し工程で取り外され
た絞り上り絞り生地を仕上加工する仕上工程と、で構成
されている。
【0012】
【作用】以下、本発明の作用(絞り込み方法)を説明す
る。
る。
【0013】先ず、図1〜図7に示す方法は、通常、た
つ巻絞りと称されている絞り込み方法であり、螺旋状に
復帰する形状記憶合金の線材(以下、単に線材とする。
また各例とも、復帰方向の限定なし。以下同じ)を利用
する(図1参照)。
つ巻絞りと称されている絞り込み方法であり、螺旋状に
復帰する形状記憶合金の線材(以下、単に線材とする。
また各例とも、復帰方向の限定なし。以下同じ)を利用
する(図1参照)。
【0014】具体的には、線材を適宜形状、例えば、図
2の如く、螺旋状に延展する(引き延ばす又は弛緩す
る)。
2の如く、螺旋状に延展する(引き延ばす又は弛緩す
る)。
【0015】この延展された線材に、図3の如く、折り
畳んだ生地を挿入する。尚、図示しないが、折り畳んだ
生地の絡み付け、又は各種態様での挿入或いは絡み付け
る方法でもよい(以下、原則として同じ)。
畳んだ生地を挿入する。尚、図示しないが、折り畳んだ
生地の絡み付け、又は各種態様での挿入或いは絡み付け
る方法でもよい(以下、原則として同じ)。
【0016】その後、この線材絡み付き生地を、熱湯槽
(図示せず、尚、本発明では、当該熱湯槽には、加温、
ヒーター等の温度制御手段を含む概念である。)に浸漬
して、線材の復元性(復元特性)を利用して、生地を絞
り込むことにより、絞り生地が生成される。尚、当該熱
湯槽に浸漬せず、直接熱湯染料槽に浸漬して、絞り込み
及び染め上げ(染色)、即ち、絞り生地及び線材付き染
め上り絞り生地を、生成する方法もあり得る(以下の各
例も、原則として同じ)。
(図示せず、尚、本発明では、当該熱湯槽には、加温、
ヒーター等の温度制御手段を含む概念である。)に浸漬
して、線材の復元性(復元特性)を利用して、生地を絞
り込むことにより、絞り生地が生成される。尚、当該熱
湯槽に浸漬せず、直接熱湯染料槽に浸漬して、絞り込み
及び染め上げ(染色)、即ち、絞り生地及び線材付き染
め上り絞り生地を、生成する方法もあり得る(以下の各
例も、原則として同じ)。
【0017】以上のようにして、原形形状に復帰した線
材(原形復帰した線材)を介して、生成された絞り生地
(絞り込まれた生地)を、図4の如く、染料槽(常温染
料槽を云う。)に浸漬して染め上げる。
材(原形復帰した線材)を介して、生成された絞り生地
(絞り込まれた生地)を、図4の如く、染料槽(常温染
料槽を云う。)に浸漬して染め上げる。
【0018】この染め加工で、染め上げ終了し、線材付
き染め上り絞り生地が生成されるので、その後、線材付
き染め上り絞り生地を、前記染料槽より取り出し(図5
参照)、ついで、前記染め上り絞り生地より線材を、延
展しながら取り外す(図6参照)。
き染め上り絞り生地が生成されるので、その後、線材付
き染め上り絞り生地を、前記染料槽より取り出し(図5
参照)、ついで、前記染め上り絞り生地より線材を、延
展しながら取り外す(図6参照)。
【0019】これにより、染め上り絞り生地と延展され
た線材とに区別され、その内、染め上り絞り生地に、整
理仕上げ加工を施して、絞り製品、例えば、たつ巻絞り
製品が製作される(図7参照)。また原形形状に復帰し
線材は、再利用される(以下、原則として同じ)。
た線材とに区別され、その内、染め上り絞り生地に、整
理仕上げ加工を施して、絞り製品、例えば、たつ巻絞り
製品が製作される(図7参照)。また原形形状に復帰し
線材は、再利用される(以下、原則として同じ)。
【0020】次に図8〜図11に示す方法は、通常、杢
目絞りと称されている絞り込み方法であり、原形形状、
例えば、螺旋方向(この例においても、復帰方向の限定
なし。以下同じ)に復帰する線材を利用する。
目絞りと称されている絞り込み方法であり、原形形状、
例えば、螺旋方向(この例においても、復帰方向の限定
なし。以下同じ)に復帰する線材を利用する。
【0021】具体的には、図8の如く、生地に、延展し
た線材を、例えば、当該生地に縫い付ける(差し込む)
ように適宜本数配備する(図9の拡大側面図参照)。勿
論、縫い付け方向又は本数の限定なし。
た線材を、例えば、当該生地に縫い付ける(差し込む)
ように適宜本数配備する(図9の拡大側面図参照)。勿
論、縫い付け方向又は本数の限定なし。
【0022】その後、熱湯槽及び染料槽に浸漬し、或い
は熱湯染料槽に浸漬し、線材の復元性を介して、生地の
絞り込みと染め加工とを順次行い、或いは生地の絞り込
みと染め加工とを同時に行い、絞り生地及び/又は線材
付き染め上り絞り生地を生成する(図10参照)。
は熱湯染料槽に浸漬し、線材の復元性を介して、生地の
絞り込みと染め加工とを順次行い、或いは生地の絞り込
みと染め加工とを同時に行い、絞り生地及び/又は線材
付き染め上り絞り生地を生成する(図10参照)。
【0023】その後は、前述の例と同様に、染料槽より
の取り出し、線材の取り外し、及び染め上り絞り生地の
整理仕上げ加工を施して、絞り製品、例えば、杢目絞り
製品が製作される(図11参照)。
の取り出し、線材の取り外し、及び染め上り絞り生地の
整理仕上げ加工を施して、絞り製品、例えば、杢目絞り
製品が製作される(図11参照)。
【0024】続いて図12〜図15に示す方法は、通
常、三浦絞りと称されている絞り込み方法であり、例え
ば、形状記憶合金で構成するクロス状の線材(以下、単
にクロス状の線材とする。また各例とも、復帰方向の限
定なし。以下同じ)と、バイヤス配列の孔を備えた孔穿
き板(以下、単に孔穿き板とする。)を利用する(図1
2参照)。
常、三浦絞りと称されている絞り込み方法であり、例え
ば、形状記憶合金で構成するクロス状の線材(以下、単
にクロス状の線材とする。また各例とも、復帰方向の限
定なし。以下同じ)と、バイヤス配列の孔を備えた孔穿
き板(以下、単に孔穿き板とする。)を利用する(図1
2参照)。
【0025】具体的には、図13の如く、延展したクロ
ス状の線材のクロス孔、及び孔穿き板の孔に生地を挿入
する(図13の拡大断面図参照)。
ス状の線材のクロス孔、及び孔穿き板の孔に生地を挿入
する(図13の拡大断面図参照)。
【0026】その後、熱湯槽及び染料槽に浸漬し、或い
は熱湯染料槽に浸漬し、クロス状の線材の復元性、即
ち、クロス孔の縮径を介して、生地の絞り込みと染め加
工とを順次行い、或いは生地の絞り込みと染め加工とを
同時に行い、絞り生地及び/又は線材付き染め上り絞り
生地を生成する(図14参照)。
は熱湯染料槽に浸漬し、クロス状の線材の復元性、即
ち、クロス孔の縮径を介して、生地の絞り込みと染め加
工とを順次行い、或いは生地の絞り込みと染め加工とを
同時に行い、絞り生地及び/又は線材付き染め上り絞り
生地を生成する(図14参照)。
【0027】その後は、前述の例と同様染料槽よりの取
り出し、クロス状の線材を延展して、この拡径(拡開)
したクロス孔より染め上り絞り生地の挿入部(絞り染め
部)を脱抜し、当該拡径したクロス孔及び孔穿き板の孔
より取り外した後、前述の例と同様に整理仕上げ加工を
施して、絞り製品、例えば、三浦絞り製品が製作される
(図15参照)。
り出し、クロス状の線材を延展して、この拡径(拡開)
したクロス孔より染め上り絞り生地の挿入部(絞り染め
部)を脱抜し、当該拡径したクロス孔及び孔穿き板の孔
より取り外した後、前述の例と同様に整理仕上げ加工を
施して、絞り製品、例えば、三浦絞り製品が製作される
(図15参照)。
【0028】尚、図16、図17はピアノ線、ひも、ビ
ニールひも、図示しないが帯体等の可撓性部材を利用し
て、生地を押え込むか、又は包み込む(図示せず)一例
を示している。
ニールひも、図示しないが帯体等の可撓性部材を利用し
て、生地を押え込むか、又は包み込む(図示せず)一例
を示している。
【0029】この例では、枠体に線材又はクロス状の線
材を、例えば、並列方式に配備し、前述と同様な方法又
は孔穿き板を使用しない方法等を利用するとともに、可
撓性部材により、生地を絞り込む方法の一例を示してい
る。
材を、例えば、並列方式に配備し、前述と同様な方法又
は孔穿き板を使用しない方法等を利用するとともに、可
撓性部材により、生地を絞り込む方法の一例を示してい
る。
【0030】具体的には、図16の如く、線材又はクロ
ス状の線材を延展し、この各線材に生地を挿入、連繋又
は絡ませ、当該各線材の復元性を利用して絞り込むか、
又は更に可撓性部材で押え込む方法で、絞り生地及び/
又は線材或いはクロス状の線材付き染め上り絞り生地を
製作する(図17参照)。
ス状の線材を延展し、この各線材に生地を挿入、連繋又
は絡ませ、当該各線材の復元性を利用して絞り込むか、
又は更に可撓性部材で押え込む方法で、絞り生地及び/
又は線材或いはクロス状の線材付き染め上り絞り生地を
製作する(図17参照)。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0032】先ず、図1〜図7はたつ巻絞りの絞り込み
方法で、通常、常温下におかれた線材1を延展し、これ
によって生成された、いわゆる延展された線材1Aに、
生地2を折り畳んだ状態で、挿入又は絡み付ける(前述
の如く、他の方法あり)。そして、熱湯槽を利用して、
当該延展された線材1Aの復元性を介して、絞り込み絞
り生地2Aを生成する。その後、染料槽3で染め加工を
施して、線材付き染め上げ絞り生地4を製作し、当該染
料槽3より取り出す(後述の如く、同時に、絞り込みと
染め加工をする場合もあり得る。)。
方法で、通常、常温下におかれた線材1を延展し、これ
によって生成された、いわゆる延展された線材1Aに、
生地2を折り畳んだ状態で、挿入又は絡み付ける(前述
の如く、他の方法あり)。そして、熱湯槽を利用して、
当該延展された線材1Aの復元性を介して、絞り込み絞
り生地2Aを生成する。その後、染料槽3で染め加工を
施して、線材付き染め上げ絞り生地4を製作し、当該染
料槽3より取り出す(後述の如く、同時に、絞り込みと
染め加工をする場合もあり得る。)。
【0033】以後は、延展された線材1Aの取り外し
と、整理仕上げ加工を施して、例えば、たつ巻絞り製品
5が製作される。
と、整理仕上げ加工を施して、例えば、たつ巻絞り製品
5が製作される。
【0034】尚、図示しないが、前記熱湯槽に浸漬せ
ず、直接熱湯染料槽(図示せず)に浸漬して、絞り込み
及び染め上げ(染色)、即ち、絞り生地2A及び線材付
き染め上り絞り生地4を、生成する方法もあり得る(以
下の各例も、原則として同じ)。
ず、直接熱湯染料槽(図示せず)に浸漬して、絞り込み
及び染め上げ(染色)、即ち、絞り生地2A及び線材付
き染め上り絞り生地4を、生成する方法もあり得る(以
下の各例も、原則として同じ)。
【0035】次に、図8〜図11は杢目絞りの絞り込み
方法で、延展された線材1Aを生地2に縫い付けるよう
にして数本、かつ適宜形状に配備し、熱湯槽及び染料槽
3、又は熱湯染料槽に浸漬して原形復帰した線材1Bを
利用し、生地2を絞り込み絞り生地2Aを生成する。
方法で、延展された線材1Aを生地2に縫い付けるよう
にして数本、かつ適宜形状に配備し、熱湯槽及び染料槽
3、又は熱湯染料槽に浸漬して原形復帰した線材1Bを
利用し、生地2を絞り込み絞り生地2Aを生成する。
【0036】その後、前述の例と同じ加工、手段を施し
て、例えば、杢目絞り製品5Aが製作される。
て、例えば、杢目絞り製品5Aが製作される。
【0037】更に、図12〜図15は三浦絞り等の絞り
込み方法で、バイヤス状に多数配備された孔12・・・
・・(以下、12とする。)を設けた孔穿き板11と、
クロス状の線材111を利用する。
込み方法で、バイヤス状に多数配備された孔12・・・
・・(以下、12とする。)を設けた孔穿き板11と、
クロス状の線材111を利用する。
【0038】具体的には、孔穿き板11の孔12の下面
に(限定されず)、繞設するように延展したクロス状の
線材111のクロス孔112を設け、この孔12の下方
より生地2を挿入し、当該生地2の先部21が、前記ク
ロス状の線材111のクロス孔112から突出するよう
に差込む(貫挿又は挿入する)。
に(限定されず)、繞設するように延展したクロス状の
線材111のクロス孔112を設け、この孔12の下方
より生地2を挿入し、当該生地2の先部21が、前記ク
ロス状の線材111のクロス孔112から突出するよう
に差込む(貫挿又は挿入する)。
【0039】そして、熱湯槽を利用して、当該延展され
たクロス状の線材11の復元性、即ち、クロス孔112
の縮径(原形復帰)を介して絞り込んで、絞り生地2A
を生成し、その後、染料槽3で染め加工を施して、線材
又は板付き染め上げ絞り生地114を生成し、当該染料
槽3より取り出す(同時に、絞り込みと染め加工をする
場合も有り得る。)。
たクロス状の線材11の復元性、即ち、クロス孔112
の縮径(原形復帰)を介して絞り込んで、絞り生地2A
を生成し、その後、染料槽3で染め加工を施して、線材
又は板付き染め上げ絞り生地114を生成し、当該染料
槽3より取り出す(同時に、絞り込みと染め加工をする
場合も有り得る。)。
【0040】続いて、クロス状の線材11の延展を介し
て、クロス孔112を拡径して、当該拡径したクロス孔
112及び孔12より脱抜することによって、染め上り
絞り生地が生成されるので、以後は、前述の例と同様
に、加工手段を施して、例えば、三浦絞り製品5Bが製
作される。
て、クロス孔112を拡径して、当該拡径したクロス孔
112及び孔12より脱抜することによって、染め上り
絞り生地が生成されるので、以後は、前述の例と同様
に、加工手段を施して、例えば、三浦絞り製品5Bが製
作される。
【0041】尚、クロス状の線材111に替え、孔穿き
板11の孔12を、図示しないが、例えば、リング部
材、又は筒状部材、その他変形孔部材の形状記憶合金製
挿入器材で、囲繞する構造でもよい。
板11の孔12を、図示しないが、例えば、リング部
材、又は筒状部材、その他変形孔部材の形状記憶合金製
挿入器材で、囲繞する構造でもよい。
【0042】また図16、図17は枠体13に線材1、
又はクロス状の線材111を設けた例を示しており、こ
の線材1等の拡縮を介して、絞り製品を製造する他の機
構を示す。また鎖線の如く、ピアノ線、ひも等の可撓性
部材14を介して、絞り製品を製造する機構を示してい
る。
又はクロス状の線材111を設けた例を示しており、こ
の線材1等の拡縮を介して、絞り製品を製造する他の機
構を示す。また鎖線の如く、ピアノ線、ひも等の可撓性
部材14を介して、絞り製品を製造する機構を示してい
る。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上で詳述したように、形状
記憶合金の復元性を利用した生地の絞り込みによる絞り
生地の生成と、染色加工による染め上げを介して、染め
上り絞り生地を生成した後、仕上加工を行い絞り製品を
製造する方法であり、下記の効果を有する。
記憶合金の復元性を利用した生地の絞り込みによる絞り
生地の生成と、染色加工による染め上げを介して、染め
上り絞り生地を生成した後、仕上加工を行い絞り製品を
製造する方法であり、下記の効果を有する。
【0044】(1)絞り加工が、簡易化され、作業性の
向上、スピード化等に、大いに役立つ。
向上、スピード化等に、大いに役立つ。
【0045】(2)人的資源の減少に役立つ。
【0046】(3)作業環境の向上に役立つ。
【0047】(4)納期の短縮化に役立ち、又は取引先
の要望に即応できる。
の要望に即応できる。
【0048】(5)コストの低減に役立つ。
【0049】(6)熟練を要さず、かつ品質の均一化が
達成される。
達成される。
【図1】線材の原形を示す正面図である。
【図2】延展された線材を示す正面図である。
【図3】延展された線材に、生地を絡み付けた状態を示
す拡大斜視図である。
す拡大斜視図である。
【図4】染料槽に浸漬した状態を示す模式図である。
【図5】線材付き染め上り絞り生地を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】図5の線材を原形復帰させた状態を示す斜視図
である。
である。
【図7】たつ巻絞り製品を示す正面図である。
【図8】延展された線材を生地に縫い付けた状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図9】図8の拡大断面図である。
【図10】図9の線材が原形形状に復帰した状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図11】杢目絞り製品を示す正面図である。
【図12】孔穿き板とクロス状の線材との関係を示す背
面視した斜視図である。
面視した斜視図である。
【図13】クロス状の線材の拡径したクロス孔及び孔穿
き板の孔との間に生地を挿入した関係を示す拡大断面図
である。
き板の孔との間に生地を挿入した関係を示す拡大断面図
である。
【図14】図13のクロス孔の縮径を示す拡大断面図で
ある。
ある。
【図15】三浦絞り製品を示す正面図である。
【図16】線材と可撓性部材とで生地を絞り込む例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図17】図16の線材の原状復帰状況を示す拡大斜視
図である。
図である。
【符号の説明】 1 形状記憶合金の線材(線材) 111 形状記憶合金のクロス状の線材(クロス状の線
材) 1A 延展された線材 2 生地 2A 絞り生地 3 染料槽 4 線材付き染め上り絞り生地 5 たつ巻絞り製品 5A 杢目絞り製品 5B 三浦絞り製品 6 可撓性部材 11 孔穿き板 12 孔 13 枠体 14 可撓性部材 112 クロス孔 114 線材又は板付き染め上り絞り生地
材) 1A 延展された線材 2 生地 2A 絞り生地 3 染料槽 4 線材付き染め上り絞り生地 5 たつ巻絞り製品 5A 杢目絞り製品 5B 三浦絞り製品 6 可撓性部材 11 孔穿き板 12 孔 13 枠体 14 可撓性部材 112 クロス孔 114 線材又は板付き染め上り絞り生地
Claims (6)
- 【請求項1】 形状記憶合金を延展する工程と、 この延展された形状記憶合金に、絡み付け手段、連係手
段、挿設手段等の操作を介して、生地を取付ける生地の
取付け工程と、 この取付け工程により生成された延展された形状記憶合
金付き生地を、熱湯染料槽に浸漬し、前記形状記憶合金
の原形形状への復帰による絞り込み及び染め上げを介し
て、生地の絞り込み及び染色工程と、 この絞り込み及び染色工程で生成された染め上り絞り生
地を取り出す取出し工程と、 この取出し工程より取り出された染め上り絞り生地より
形状記憶合金を取り外す取外し工程と、 前記取外し工程で取り外された絞り上り絞り生地を仕上
加工する仕上工程と、 で構成されている形状記憶合金を利用する絞り製品の製
造法。 - 【請求項2】 形状記憶合金を延展する工程と、 この延展された形状記憶合金に、絡み付け手段、連係手
段、挿設手段等の操作を介して、生地を取付ける生地の
取付け工程と、 この取付け工程により生成された延展された形状記憶合
金付き生地を、熱湯槽に浸漬し、前記延展状態の形状記
憶合金を原形形状に復帰させ、もって前記生地を絞り込
む絞り込み工程と、 この絞り込み工程で生成された絞り込み生地を、染料槽
に入れて染め上げる染色工程と、 この染色工程で生成された染め上り絞り生地を、染料槽
より取り出す取出し工程と、 この取出し工程より取り出された染め上り絞り生地より
形状記憶合金を取り外す取外し工程と、 前記取外し工程で取り外された絞り上り絞り生地を仕上
加工する仕上工程と、 で構成されている形状記憶合金を利用する絞り製品の製
造法。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2の形状記憶合金を
線材で構成し、当該線材の形状記憶合金を、生地に捲装
する構成とした請求項1又は請求項2の形状記憶合金を
利用する絞り製品の製造法。 - 【請求項4】 請求項3の線材の形状記憶合金と、ピア
ノ線、ひも等の可撓性部材を介して、生地を絞り込む構
成とした請求項3の形状記憶合金を利用する絞り製品の
製造法。 - 【請求項5】 請求項3の線材を、生地に縫い付けるよ
うにして絞り込む構成とした請求項3の形状記憶合金を
利用する絞り製品の製造法。 - 【請求項6】 請求項1又は請求項2の形状記憶合金
を、クロス状の線材で構成し、このクロス状の線材を、
孔穿き板の孔の周囲に設け、当該孔及びクロス状の線材
のクロス孔に生地を挿入する構成とした請求項1又は請
求項2の形状記憶合金を利用する絞り製品の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4186531A JPH0832992B2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 形状記憶合金を利用する絞り製品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4186531A JPH0832992B2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 形状記憶合金を利用する絞り製品の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0797782A true JPH0797782A (ja) | 1995-04-11 |
| JPH0832992B2 JPH0832992B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=16190127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4186531A Expired - Fee Related JPH0832992B2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 形状記憶合金を利用する絞り製品の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0832992B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103774466B (zh) * | 2014-01-22 | 2015-12-02 | 东华大学 | 一种卷压染方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52114793A (en) * | 1976-03-19 | 1977-09-26 | Unitika Ltd | Tie dyeing method |
| JPS52144498A (en) * | 1976-05-27 | 1977-12-01 | Aichi Sangiyou Kk | Production of fabric with fancy crepe pattern |
| JPH03155811A (ja) * | 1989-03-28 | 1991-07-03 | Kimimaro Furuta | 即席食品用発熱器 |
| JP3022511U (ja) * | 1994-09-22 | 1996-03-26 | モートン インターナショナル,インコーポレイティド | エアバッグモジュール |
-
1992
- 1992-07-14 JP JP4186531A patent/JPH0832992B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52114793A (en) * | 1976-03-19 | 1977-09-26 | Unitika Ltd | Tie dyeing method |
| JPS52144498A (en) * | 1976-05-27 | 1977-12-01 | Aichi Sangiyou Kk | Production of fabric with fancy crepe pattern |
| JPH03155811A (ja) * | 1989-03-28 | 1991-07-03 | Kimimaro Furuta | 即席食品用発熱器 |
| JP3022511U (ja) * | 1994-09-22 | 1996-03-26 | モートン インターナショナル,インコーポレイティド | エアバッグモジュール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0832992B2 (ja) | 1996-03-29 |
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