JPH07978U - バンチ巻き処理装置 - Google Patents
バンチ巻き処理装置Info
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- JPH07978U JPH07978U JP3138093U JP3138093U JPH07978U JP H07978 U JPH07978 U JP H07978U JP 3138093 U JP3138093 U JP 3138093U JP 3138093 U JP3138093 U JP 3138093U JP H07978 U JPH07978 U JP H07978U
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Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バンチ巻き糸の固定及び切断を安定して行
う。 【構成】 バンチ巻きが施された紙管9端部の周側面に
当接する送り爪部材21と、送り爪部材21と周側面と
を周方向に相対移動させるための回転手段22とで成る
糸寄せ機構23を備える。
う。 【構成】 バンチ巻きが施された紙管9端部の周側面に
当接する送り爪部材21と、送り爪部材21と周側面と
を周方向に相対移動させるための回転手段22とで成る
糸寄せ機構23を備える。
Description
【0001】
本考案は、テークアップワインダー等により製造されるパッケージのバンチ巻 き処理装置に関するものである。
【0002】
本出願人は先に、特願平3−76531号(特開平4−313565号公報) にて、新規なバンチ巻き処理装置を提案した。図15に示すようにこの提案は、 コーン体1及び押え具2で把持したパッケージPのバンチ巻き糸3を、バンチ糸 ガイド4により本巻5のニップ点6から所定長さの位置で押さえておき、フック 装置7及びサクションパイプ8により残りのバンチ巻き糸3を紙管9から引き出 した後、押さえた糸にシールを貼り付けて固定し、糸除去装置10によりその糸 をまとめてヒートカッタ11に接触・切断させ、切断した糸をサクションパイプ 8で吸引除去するものである。この構成によって、紙管9に残しておく巻き始め の糸端を損傷することなく処理できることとなった。
【0003】
ところでパッケージの紙管に形成されるバンチ巻き糸の形状には、ある程度の バラツキがある。このため上記したようなバンチ巻き処理において、その糸道に 確実に係合させることが難しく、バンチ巻き糸3を固定する際、或いはその後に 切断する際の処理に失敗するおそれがあった。
【0004】 そこで本考案は、上記事情に鑑み、バンチ巻き糸の固定及び切断を安定して行 うことの出来るバンチ巻き処理装置を提供すべく創案されたものである。
【0005】
本考案は、バンチ巻きが施された紙管端部の周側面に当接する送り爪部材と、 該送り爪部材と上記周側面とを周方向に相対移動させるための回転手段とで成る 糸寄せ機構を備えたものである。
【0006】
上記構成によって、糸寄せ機構は、送り爪部材が紙管端部の周側面に当接した 後に、回転手段が紙管を軸回りに回転させるなどして相対移動させることで、送 り爪部材にバンチ巻き糸を係合させて、所定の位置に寄せる。
【0007】
以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
【0008】 図1及び図2は、本考案に係わるバンチ巻き処理装置の第一の実施例を示した ものである。このバンチ巻き処理装置は、バンチ巻きが施された紙管9端部の周 側面に当接する送り爪部材21と、パッケージPを軸回りに回転させるための回 転手段22とで成る糸寄せ機構23を備えて構成されている。
【0009】 バンチ巻き糸3は、巻き始めの糸端が紙管9に形成されたスリットに掛けられ 重ねて巻かれたバンチ棒巻3bと、バンチ棒巻3bから螺旋状に本巻(糸層)5 に至るバンチ送糸3aとを含むものであり、この種のパッケージPがテイクアッ プワインダーによって連続的に巻き上げられることから、バンチ送糸3aの巻き 数や、バンチ棒巻3bからバンチ送糸3aが出る位置24及びバンチ送糸3aが 本巻5に入る(トラバースされる)位置6は個々のパッケージPにより異なって いる。また処理対象となるパッケージPは、その軸方向に移動するベース板25 に設けられた紙管チャック26により把持されるようになっている。紙管チャッ ク26のシャフト27は紙管9の軸線28に沿って伸び、ベース板25に備えら れた軸受ブロック29を介して固定されている。
【0010】 送り爪部材21は、ほぼ軸線28と平行に伸び適宜屈曲した帯状の板で成り、 その先端30がコ字状に折り曲げられて、周側面の頂部(上方から見て軸線位置 の近傍)に接触するようになっている。そして軸受ブロック29には、シャフト 27に交差する方向に伸びた上下用シリンダー31が固定されており、その進退 ロッド32の先端に送り爪部材21の基端部が取り付けられている。すなわちそ の縮退により送り爪部材21を下降させて、紙管9のバンチ棒巻3bの近傍にそ の先端30を当接させるようになっている。
【0011】 回転手段22は、ベース板25を貫通したシャフト27の延出端に取り付けら れたスプロケット33と、ベース板25に取り付けられた回転用モーター34と 、その出力軸35に取り付けられたスプロケット36と、スプロケット33,3 6間に張架されたチェーン37とで構成され、パッケージPの巻取回転方向と同 じ方向Aに回転されるようになっている。
【0012】 なおパッケージPの紙管9の他端部は、回転自在なペグ(図示せず)により把 持されている。
【0013】 次に第一の実施例の作用を説明する。
【0014】 ベース板25の接近移動により紙管チャック26の先端が紙管9端部の内部に 嵌入し、パッケージPが把持固定される。そして上下用シリンダー31の縮退に より、送り爪部材21が下降してその先端30が紙管9端部の周側面に当接する 。次に回転用モーター34が作動し、シャフト27及び紙管チャック26を介し てパッケージPを最低1 回転させる(回転方向A)。この回転により、バンチ送 糸3aは必ず送り爪部材21の先端30に係合して寄せられ、図2中二点鎖線に て示したように、その糸道が先端30から本巻5側に向かう状態となる。
【0015】 従って、バンチ送糸3aの固定用シールの貼付位置としては、送り爪部材21 の先端30の回転方向A上流側近傍とすればよく(図2中斜線部38)、確実に バンチ送糸3aを固定させることができる。さらに、バンチ送り糸3aの切断位 置をシール貼付位置38と先端30との間に相当する位置(図2中破線39にて 示す)とすることができ、安定したバンチ処理が達成される。
【0016】 なお回転手段としては、送り爪部材21と紙管9の周側面とを周方向に相対移 動させるものであればよく、パッケージPを固定として、送り爪部材21を周側 面に沿って旋回させるように構成してもかまわない。
【0017】 次に図3及び図4によって、本考案の第二の実施例を説明する。
【0018】 この糸寄せ機構41の送り爪部材42は、先端43が斜め下方に折り曲げられ て、紙管9の頂部に接触するようになっており、上下用シリンダー31は、シャ フト44に設けられた移動ブロック45に取り付けられている。シャフト44に はネジ46が切られており、移動ブロック45はこのネジ46に螺合している。 移動ブロック45には、シャフト44と平行に伸び軸受ブロック47の軸孔48 に嵌入する回り止め用のロッド49が取り付けられている。従って送り爪部材4 2は、回転用モーター34の駆動によりパッケージPが正逆回転すると、これに 同期して軸線28の方向に前後移動するようになっている。そしてネジ46のピ ッチは、バンチ送糸3aの巻きピッチpの平均値の1/2 程度に設定されている。 すなわちパッケージPにおけるバンチ送糸3aの巻き形状にかかわらず、パッケ ージPを反巻取方向Bに2 回転させたときに、図中二点鎖線にて示したように、 必ず一ないし二巻きのバンチ送糸3aが先端43に接触し、なおかつ送り爪部材 42のスライドに従って、糸同士が重なることなく等間隔の螺旋状に整列するよ うになっている。従ってその糸道は、送り爪部材42の先端43から伸びる状態 となり、シールの貼付位置38及び切断位置39としては、スライド後の送り爪 部材42の先端近傍に設定できるものである。このほかの構成及び作用効果は前 記第一の実施例と同様であるので、図中同一の符号を付し、説明を省略する。
【0019】 この糸寄せ機構41を利用して、バンチ送糸3aの巻き数判定を行うことがで きる。すなわち後工程で、クリールなどに差した状態で隣のパッケージPの表層 糸(巻き終わり糸端)につないで連続した糸として使用する場合を考えると、巻 き始めの端糸の最低限必要な長さが定められる。従って処理対象のパッケージP が、この長さを有しているか否かをこの段階で判定することが望ましい。
【0020】 図5及び図6は、その巻き数判定機能を有する糸寄せ機構51を示したもので 、前記第二の実施例と略同様な形状の送り爪部材52が上下用シリンダー31の 進退ロッド32に取り付けられたブラケット53に縦軸54を介して揺動自在に 支持され、基端側にその揺動を感知するためのセンサー55が設けられている。 縦軸54には、一端がブラケット53に固定され他端が送り爪部材52に係合し たコイルばね56が周設され、送り爪部材52を回転方向Bと逆側(図中反時計 回り)へ付勢している。ブラケット53には、付勢された送り爪部材52をほぼ 軸線28の方向に保持すべく、その側部に当接するストッパ57が設けられてい る。センサー55は、送り爪部材52の基端部を上下に挟むようなコ字状を呈し 、常時は基端部から時計回り方向に適宜隔てられる位置に取り付けられている。 すなわちバンチ送糸3aが最大二巻きに満たない巻き数であると、スライドの途 中で送り爪部材52の先端43は、バンチ送糸3aがバンチ棒巻3bから出るポ イント24或いはその手前でその糸テンションにより進行を阻まれ、送り爪部材 52が時計回りに揺動する。この一定量以上の揺動をセンサー55が検知し、ア ラームを発報すると共に以降の処理を中断させるようになっている。すなわちバ ンチ送糸3aの巻き数が不足しているパッケージPを選別することができ、パッ ケージPの品質向上に貢献できる。この他の構成は、前記第二の実施例と同様で あるので省略する。
【0021】 次に、図7及び図8によって、本考案の具体的実施例を説明する。
【0022】 この具体的実施例は、前記第二の実施例で示したバンチ巻き処理装置が、パッ ケージ搬送ラインLを備える処理ステーションSに設置されたものであって、前 記した糸寄せ機構41の他に、整列されたバンチ送糸3aを紙管9に固定すべく シールを貼り付けるシール貼付機構61と、バンチ送糸3aを切断するための糸 切断機構62と、切断された糸を吸引・把持する糸除去機構63とが備えられて いる。
【0023】 図8に示したように、パッケージPは搬送用コンベア64により紙面垂直方向 に移動するペグ台65に回転自在に支持され、その軸線28が水平から若干斜め に傾く状態で、且つ紙管9のバンチ巻き側の端部が上方に向くように保持されて いる。パッケージPの停止位置の上方には、基台66に一端側が固定された支持 フレーム67が搬送横断方向にかつパッケージPの軸線28と平行に伸びている 。支持フレーム67には、パッケージPの略真上に配置されたシール貼付機構6 1が取り付けられていると共に、前記ベース板25がパッケージPの軸線28方 向に移動自在に設けられている。シール貼付機構61は、粘着面を有したシール をアーム62の下降により一枚ずつ対象位置に押し付けて貼る公知のもので、紙 管9端部の所定位置(38)にシールを貼り付けるようにセットされている。ま たベース板25には、紙管9の軸線28上に保持された紙管チャック26が設け られ、その近傍に、糸切断機構62及び糸除去機構63が配置されている。
【0024】 糸切断機構62は、送り爪部材42の回転方向B下流側近傍に配置され、加熱 される先端部69を有したヒートカッター70と、ヒートカッター70を紙管9 側に移動させるためのカッター移動用シリンダー71とで構成されている。カッ ター移動用シリンダー71は、ブラケット72を介してベース板25に取り付け られ、その進退ロッド(図示せず)に取り付けられた保持ブラケット73により 、ヒートカッター70を軸線28に対して斜交するように保持している。そして その伸長により、ヒートカッター70の先端部96を切断位置(39)に接近或 いは接触させるようになっている。なおヒートカッター70に代えて、糸切断用 の刃を有したカッターを備えてもよい。
【0025】 そしてこの切断位置は、図4に示したように、シール貼付位置38の近傍であ ると共に、紙管9の円周上のスリットがない範囲74であることが必要である。 このため、例えば本出願人が先に提案した紙管位置割りだし装置(実開平5−3 270号公報参照)により、予めパッケージPにおける切断目標点(処理開始原 点)の位置出しをしておくものとする。この紙管位置割りだし装置は、紙管9の 周側面のスリットのない範囲74の一部に軸方向の溝(或いはカラーマーク)を 形成しておき、その溝に係合する凸状の回転位置センサー(或いはカラーセンサ ー)により、位置検出を行うものである。
【0026】 次に糸除去機構63は、ヒートカッター70とは反対側の送り爪部材42近傍 に配置され、エア力により糸を吸引するエアサッカーとして構成されている。そ のサクションマウス75の吸込口76は、紙管9の周側面に接近するように保持 されており、紙管チャック26によるパッケージPの回転と協動して、吸い込み と回転移動とを繰り返すことにより、紙管9の全周に亘って切断された糸を吸い 込んで除去するようになっている。また本実施例にあっては、糸の吸引に際して 吸込口76から離れた位置の糸が巻き込まれるのを防ぐための糸束押え部材77 が備えられている。
【0027】 図9に示すように、サクションマウス75は、内部に吸引エアCの通路78を 有しており、吸込口76の近傍に位置された撚りかけ用ノズル部79と、排出管 80が接続される基端側開口81の近傍に位置された吸引用ノズル部82と、こ れらノズル部79,82の中間に位置された糸チャッカー83とが設けられてい る。吸引用ノズル部82は、吸引エア通路78と同軸に形成された円環状の圧気 室83と、その内側に形成されたコーン体84により基端側に傾斜するように区 画されたエア噴出路85とで成り、圧気の供給によりエアを基端側に噴出させて 、実質的に吸引エアCを形成するようになっている。撚りかけ用ノズル部79は 、図10にも示すように、吸引エア通路78と同軸状に形成され圧気が供給され る凹室86と、吸込口76を区画形成するノズルパイプ87とで構成され、この ノズルパイプ87に、凹室86から吸引エア通路78へ円周接線方向に且つ吸引 方向に伸びるノズル孔88が穿たれている。すなわち吸引エア通路78内に旋回 流を発生させて、吸い込まれる数条の糸を纏めて撚を掛けるようになっている。 このノズル孔88の数は図示した四本とは限らず、旋回流が形成できれば何本で も構わない。糸チャッカー83は、吸引エア通路78を横断する方向に設けられ たシリンダー89と、その進退ロッド90の先端に取り付けられたチャック体9 1とで成り、このチャック体91を吸引エア通路78を挟んで対向する把持ブロ ック92に適宜当接させることで、吸引された糸束を所定のタイミングで把持、 或いは把持解除するようになっている。すなわちエア吸引−チャック把持−パッ ケージ回転−チャック把持解除を繰り返すことにより、切断されたバンチ巻き糸 3を全周に亘って紙管から離脱させるものである。
【0028】 図7及び図11に示すように、糸束押え部材77は、サクションマウス76の 回転方向B上流側に設けられ、一端に紙管9の周側面に接する摺接部93を有し た略コ字状のレバー板として形成されている。摺接部93は、紙管9の周側面に 沿うように折り曲げられ、その折り曲げ面に少なくともバンチ棒巻3bを覆う大 きさのパッド94が取り付けられている。糸束押え部材77の他端には縦ピン9 5が取り付けられ、ブラケット96を介して軸受ブロック47に回動自在に支持 されている。その他端側の角には、ベース板25に取り付けられた揺動用シリン ダー97の進退ロッド98がブラケット99を介して軸支され、その伸縮により 糸束押え部材77を水平方向に揺動させるようになっている。すなわちサクショ ンマウス75による糸の吸引の際に、糸束押え部材77を図11中時計回りに揺 動させることで摺接部93を回転するパッケージPの紙管9周側面に押し付ける ようになっている。なおパッド94の材質は、吸引される糸束が抜けることがな い適度な摩擦力を有するものであれば、弾性体に限らず金属でもよい。
【0029】 このほかこのバンチ巻き処理装置には、各シリンダー31,71,89,97 及び回転用モーター34を所定のタイミングで自動的に動作させるための制御盤 (図示せず)が設けられ、チェーン37や移動ブロック45の位置等を検出する センサー(図示せず)の作動に従って連動制御するようになっている。
【0030】 次に本実施例の作用を説明する(図12参照)。
【0031】 搬送用コンベアによって搬送されてきたパッケージPがステーションSの位置 に停止されると、ベース板25の接近移動により紙管チャック26が紙管9の端 部に嵌合して、紙管9が把持される(ST 1)。次に上下用シリンダー31の作動 によって、送り爪部材42が下降してその先端43が紙管9の周側面に当接する (ST 2)。そして回転用モーター34の駆動により紙管チャック26が回転し、 これによりパッケージPが所定方向Bに2 回転する(ST 3)。この回転により、 送り爪部材42はパッケージPの本巻5から離れる方向にスライドして、バンチ 送糸3aを送り爪部材42の先端43に係合させる。この回転が終了した時点で 、バンチ送糸3aの糸道は、送り爪部材42の先端43の位置から本巻5まで略 等間隔の螺旋状に整列される。ここで、前記図5及び図6にて示した糸寄せ機構 51を採用した場合は、送り爪部材52がバンチ送糸3aのテンションにより所 定の量だけ揺動すると(ST3a)、センサー55がこれを感知し、バンチ送糸3a の巻き数が最大二巻き以下であると判定して発報し(ST3b)、以降の処理を中断 すると共に、オペレータを呼び出すなどして他の処理に供する。
【0032】 バンチ送糸3aの整列が終わると、シール貼付機構61のアーム68が下降し て送り爪部材42の先端43の近傍に、すなわち整列したバンチ送糸3aのうち 本巻から所定の長さだけ隔てられた位置にシールを貼り付け、紙管9に固定する (ST 4)。次にパッケージPを適宜回転させて、シールの部分をヒートカッター 70に対面する位置まで移動させた後、加熱させたヒートカッター70の先端部 69をカッター移動用シリンダー71により接近或いは接触させることで、バン チ送糸3aのシール棒巻側近傍及びバンチ棒巻3bを切断する(ST 5)。この切 断が終了すると、カッター移動用シリンダー71が縮退してヒートカッター70 は原位置に戻る。
【0033】 バンチ送糸3a及びバンチ棒巻3bが切断されると、糸束押え部材77が揺動 用シリンダー97の作動により揺動して、その摺接部93が切断位置39から適 宜離れた紙管位置を押さえる。そしてサクションマウス75の吸引エアにより、 フリーとなっている糸を吸引する。このとき撚りかけ用ノズル部79が形成する 旋回流により、切断されたバンチ送糸3a及びスリット上に巻かれているバンチ 棒巻3bの糸が束ねられると共に、旋回流の巻き込む力によりスリットに入り込 んでいるバンチ棒巻3bの糸が引き出される。糸束押え部材77により押さえら れていない部分の糸が吸引エアにより吸引されると、糸チャッカー83がシリン ダー89の動作により吸引エア通路78に入った糸束を把持する(ST 6)。そし て回転用モーター34の駆動により所定の角度だけ、例えば45度だけパッケージ Pが回転される(ST 7)。この回転の後、糸チャッカー83が糸束の把持を解除 し(ST 8)、新たに糸束押え部材77から離れた糸を吸引して、以降、パッケー ジPの回転が1 回転となるまでこの動作を繰り返し、紙管全周に亘って吸引・牽 引を行う(ST 9)。これで必要な長さ以外のバンチ送糸3a及びバンチ棒巻3b の糸が紙管端部から除去される。
【0034】 このように、バンチ送糸3aの所定位置をシール貼付により固定して、その近 傍でヒートカッター70によりバンチ送糸3a及びバンチ棒巻3bを切断した後 に、サクションマウス75により紙管表面の近くに略径方向の吸引エアBを作用 させて、パッケージ回転と協動して、切断されたバンチ巻き糸3の牽引を行うよ うにしたので、スリットに入り込んだ糸も無理なく引き出すことができる。すな わち、従来のバンチ巻き処理装置においては、軸方向にバンチ巻き糸3を長く引 き出してから固定及び切断を行うようにしており、途中で糸切れが発生するおそ れがあった。本実施例によれば、シールから先の部分の糸切れが防止され、パッ ケージPの品質向上が達成される。
【0035】 また撚りかけ用ノズル部79によりサクションマウス75内に旋回流を形成し て、吸引した糸束に撚を掛けるようにしたので、単糸切れがなく、スリットに食 い込んだ糸も確実に除去することができる。そしてサクションマウス75の近傍 に糸束押え部材77を設けて、切断した糸を少しづつ吸い込ませるようにしたの で、サクションマウス75の吸込口76から離れた位置の糸が吸引されることで 糸束にまとまらない単糸の部分が切れたり、スリット内の糸がケバ状に残ったり することがなく、きれいに除去することができる。
【0036】 次に図13によって本考案の他の具体的実施例を説明する。
【0037】 この具体的実施例では、糸寄せ機構の送り爪部材101 として注射針状の適宜屈 曲した細い管が使用され、その先端102 が紙管9の表面に沿うように屈折加工さ れている(図14参照)。この送り爪部材101 の基端には圧気を供給するエアホ ース103 が取り付けられ、先端102 からエアを噴き出すことによって、紙管9の 表面に当接する際に先端102 がバンチ送糸3aの上に乗ってしまうことがないよ うに構成されている。
【0038】 また送り爪部材101 は、移動ブロック45に板バネ104 ならびに弾性管114 を 介して揺動自在に支持されている。この板バネ104 は、送り爪部材101 を下方に 付勢するものである。そして送り爪部材101 を紙管表面から上昇させるために、 略起立したエアシリンダー105 が設けられている。このエアシリンダー105 は、 進退ロッド106 を下に向けており、進退ロッド106 の先端がU字ロッド107 によ り板バネ107 の基端にボルト108 で固定されている。そして本体筒部109 は、板 バネ104 の先端側に別のU字ロッド110 で連結されている。すなわちエアシリン ダー105 への圧気供給制御で、進退ロッド106 の伸長により本体筒部109 が上昇 し、板バネ104 を持ち上げることで送り爪部材101 を上方へ移動させるようにな っている。
【0039】 さらに送り爪部材101 の上面には、長手方向に伸びる帯状のマーク111 が描か れたシート112 が取り付けられ、そのマーク111 を感知する光センサー113 がそ の上方に設けられている。この光センサー113 は、板バネ104 にブラケット(図 示せず)を介して保持されている。従って送り爪部材101 が所定量以上に揺動し たときに、光センサー113 がマーク無しを感知することで、巻き数不足と判定し 、発報することになる。
【0040】 この構成で、バンチ送糸3aが送り爪部材101 の下に入り込むことがなくなっ て、より確実に整列させることができると共に、巻き数検知を比較的簡単な構造 にて実現できる。この他の構成及び作用効果は、前記具体的実施例と同様である 。
【0041】
以上要するに本考案によれば、バンチ巻き糸の糸道が一定になって固定及び切 断処理が安定するという優れた効果を発揮する。
【図1】本考案に係わるバンチ巻き処理装置の第一の実
施例を示した側面図である。
施例を示した側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本考案の第二の実施例を示した側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の変形実施例を示した側面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】本考案の具体的実施例を示した斜視図である。
【図8】図7の全体を示した側面図である。
【図9】図7のサクションマウスを示した側断面図であ
る。
る。
【図10】図9の要部断面図である。
【図11】図7の糸束押え部材を示した平面図である。
【図12】本考案の具体的実施例の作用を説明するため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図13】本考案の他の具体的実施例を示した斜視図で
ある。
ある。
【図14】図13の送り爪部材の要部を示した断面図で
ある。
ある。
【図15】従来のバンチ巻き処理装置を示した側面図で
ある。
ある。
3 バンチ巻き糸 9 紙管 21 送り爪部材 22 回転手段 23 糸寄せ機構
Claims (1)
- 【請求項1】 バンチ巻きが施された紙管端部の周側面
に当接する送り爪部材と、該送り爪部材と上記周側面と
を周方向に相対移動させるための回転手段とで成る糸寄
せ機構を備えたことを特徴とするバンチ巻き処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993031380U JP2584510Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | バンチ巻き処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993031380U JP2584510Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | バンチ巻き処理装置 |
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| JP2584510Y2 JP2584510Y2 (ja) | 1998-11-05 |
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Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| WO2020254978A1 (en) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Suction device for a service robot for a yarn manufacturing textile machine, a service robot, and a textile machine |
| US20240140755A1 (en) * | 2022-11-01 | 2024-05-02 | Western New England University | Apparatus and method of feeding arbitrarily thin wire with controlled tension |
Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPS643759U (ja) * | 1987-06-29 | 1989-01-11 | ||
| JPH04313565A (ja) * | 1991-04-09 | 1992-11-05 | Murata Mach Ltd | バンチ巻き処理装置 |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP1993031380U patent/JP2584510Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS643759U (ja) * | 1987-06-29 | 1989-01-11 | ||
| JPH04313565A (ja) * | 1991-04-09 | 1992-11-05 | Murata Mach Ltd | バンチ巻き処理装置 |
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| WO2020254978A1 (en) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Suction device for a service robot for a yarn manufacturing textile machine, a service robot, and a textile machine |
| CN113939466A (zh) * | 2019-06-19 | 2022-01-14 | 里特机械公司 | 用于纱线制造纺织机的维护机器人的抽吸装置、维护机器人和纺织机 |
| CN113939466B (zh) * | 2019-06-19 | 2024-03-08 | 里特机械公司 | 用于纱线制造纺织机的维护机器人的抽吸装置、维护机器人和纺织机 |
| US20240140755A1 (en) * | 2022-11-01 | 2024-05-02 | Western New England University | Apparatus and method of feeding arbitrarily thin wire with controlled tension |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP2584510Y2 (ja) | 1998-11-05 |
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