JPH079837U - 脱気装置付貯蔵槽及びこれを有する粉体の気体圧送装置 - Google Patents

脱気装置付貯蔵槽及びこれを有する粉体の気体圧送装置

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JPH079837U
JPH079837U JP4386993U JP4386993U JPH079837U JP H079837 U JPH079837 U JP H079837U JP 4386993 U JP4386993 U JP 4386993U JP 4386993 U JP4386993 U JP 4386993U JP H079837 U JPH079837 U JP H079837U
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機一 阿賀
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大洸工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、バグフィルターと貯蔵槽を一体化
し設置作業や保守管理作業が容易で、かつ粉粒体の輸送
効率を保持しながら生コン等の製造プラントの省スペー
ス化が可能でかつ既設プラントへの付設も容易で簡易に
多品種生産に対応できる脱気装置付貯蔵槽の提供を目的
とする。 【構成】 本考案の脱気装置付貯蔵槽13は、上部の脱
気装置14と下部の貯蔵槽15とを一体的に構成し、該
貯蔵槽15の上端に圧送流体取入口16を設けると共に
粉体レベルの検出用の上限レベル計18と下限レベル計
19とを前記貯蔵槽15の所定部に有する構成を有して
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はレディーミクストコンクリート(以下、生コンという)製造、製薬、 食品工場、セラミックス原料製造等に適用される脱気装置付貯蔵槽及びこれを有 する粉体の気体圧送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、生コン等の製造に各種の粉体の気体圧送装置が開発されている。 例えば、生コンの製造においては数品種のセメントを空気輸送し、これらを所 要の割合に混合し所要の生コンを製造している。 以下に従来の生コンの製造におけるセメント等の粉体の気体圧送装置について 説明する。 従来、排気処理装置(バグフィルター)は、粉体の貯蔵槽と別個に形成され粉 体の貯蔵槽の天板上等に脚部を熔接等で固定するとともにダクト管で該貯蔵槽と 連通させる構成からなっている。そこで、バグフィルターの設置場所により生コ ンの製造プラントは図4,図5,図6の3つのタイプが知られている。図4は、 バッチャープラント建家1内の、各セメントの貯蔵槽a,b,c上部にそれぞれ の品種毎にバグフィルター2a,2b,2cを設置したものである。図5は、バ ッチャープラント建家1内にバグフィルター2を設置するスペースがない場合で セメントタンクA,B,C上にそれぞれの品種毎にバグフィルター2a,2b, 2cを設けたものである。図6は図4と図5との組み合わせのものであって、バ グフィルター2をバッチャープラント建家1内の貯蔵槽c上に設けたものとセメ ントタンクA,B上に設けたものを組み合わせたタイプのものである。図5,6 のようにセメントタンク上にバグフィルター2を設ける場合はバッチャープラン ト建家1内の貯蔵槽の上部とセメントタンクの上部とをダクト管3a,3b,3 cで接続する構造としている。尚、この場合ダクト管3a,3b,3cの配置は 粉粒体がダクト管3a等内に滞留しないように立ち上げて形成されている。複数 のセメントの圧送,排気はセメントの品種ごとに設けたセメントタンクダンパー 4,供給器5,圧送管6,上・下限のレベル計7,8を装着した貯蔵槽a,b, c,バグフィルター2,ダクト管3(図5,図6)によりセメントの品種毎に系 統別に処理されるようになっている。 以上のように構成された従来の粉体の気体圧送装置について、以下その運転操 作について説明する。 例えば、まず、セメントaの貯蔵槽aの粉体レベルが下限レベル計8aの作動 により下限となれば、ブロワー9を運転後エアバルブ9a,セメントタンクダン パー4aを開としセメントaをセメントタンクAから供給器5aの運転により圧 送管6aに供給する。セメントaは空気に同伴され圧送管6aを通って貯蔵槽a に入る。次に図4では排気は貯蔵槽a上部のバグフィルター2aで排気処理され 、分別されたセメント粉粒子は貯蔵槽aに戻る。一方、図5,図6のようにバグ フィルターがセメントタンクの上部にある場合は、ここで排気処理され、分別さ れた粉粒体はセメントタンク内に戻る。この時ダクト管3内に貯った粉粒体はダ クト管3の傾斜に沿って自重により貯蔵槽a又はセメントタンクAへ戻る。以上 のように圧送を継続後、貯蔵槽aの粉粒体レベルが上限となって上限レベル計7 aが作動すれば供給器5aを停止、セメントタンクダンパー4a閉後ブロワー9 を停止する。セメントb,cについても上述と同様である。尚、貯蔵槽に貯めら れたセメントはダンパー10を経由して下部の秤量機付計量槽11に供給され、 その後ジャリや砂、水とともに混練槽12で混合される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、以下の問題点があった。 バグフィルターと貯蔵槽が別個に形成されているため設置作業や保守管理作業 に多大の作業と労力を要すという問題点があった。また、既設の生コン製造プラ ントにおいて、品種向上やその他の理由により更に品種を追加する場合に、貯蔵 槽の予備がない場合、貯蔵槽とバグフィルターをバッチャープラント建家1外に 増設する必要がある。この場合、既設と同様、新しい貯蔵槽を設けてその上部に バグフィルターを設けるか或いは新たに設けたセメントタンクの上部にバグフィ ルターを設けて、新しい貯蔵槽と新たに設けたセメントタンク上端とをダクト管 で接続することが考えられる。 後者の場合ダクト管内での粉粒体の滞留を考慮すると貯蔵槽と、セメントタン クとの配置(左右、上下)について制限が生じてより大きな建家スペースを必要 としたりかつそのために設備費及び工事費増につながる。また、粉粒体がセメン トタンク側にも戻るので輸送の効率が悪く多大のエネルギーを浪費するという問 題点を有している。又前者の場合にもダクト管は不要であるが、バグフィルター と貯蔵槽を別々に配置するため多大のスペースを要し、同時に多大の設備を要す とともに場合によっては既設建家の改造をも要すという問題点を有している。尚 、上記については新規計画についても同じように考えられる。
【0004】 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、バグフィルターと貯蔵槽を一体 化し設置作業や保守管理作業が容易で、かつ粉粒体の輸送効率を保持しながら生 コン等の製造プラントの省スペース化が可能でかつ既設プラントへの付設も容易 で簡易に多品種生産に対応できる脱気装置付貯蔵槽及びこれを有する粉体の気体 圧送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の請求項1に記載の脱気装置付貯蔵槽は、上 部の脱気装置と下部の貯蔵槽とを一体的に構成し、該貯蔵槽の上端に圧送流体取 入口を設けると共に粉体レベルの検出用の上限レベル計と下限レベル計とを前記 貯蔵槽の所定部に有する構成を有している。 請求項2に記載の脱気装置付貯蔵槽を有する粉体の気体圧送装置は、粉体用タ ンクと、該粉体用タンク出口に装設された供給器と、該供給器に接続された圧送 管と、該圧送管と前記圧送流体取入口で接続された請求項1に記載の脱気装置付 貯蔵槽と、前記脱気装置付貯蔵槽の該貯蔵槽の下流側に配設されたダンパー及び /又はフィーダーと、該ダンパー及び/又はフィーダーが装着された粉体供給管 に接続された計量部と、を備えた構成を有している。 請求項3に記載の脱気装置付貯蔵槽を有する粉体の気体圧送装置は、粉体用タ ンクと、該粉体用タンク出口に装設された供給器と、該供給器に接続された圧送 管と、該圧送管と前記圧送流体取入口で接続された請求項1に記載の脱気装置付 貯蔵槽と、前記脱気装置付貯蔵槽の該貯蔵槽の下流側に配設されたスクリューコ ンベア等の搬送部と、該搬送部の下流側に配設された供給管と、該供給管の下流 側に配設された計量部と、を備えた構成を有している。 脱気装置としては、バグフィルターが好適に用いられる。 ここで、貯蔵槽は、整流部とホッパー部とで形成されるのが好ましい。圧送さ れた粉体と圧送空気の分離をよくするためである。粉体レベル計は整流部上部に 非常満レベル計、ホッパー部の上部及び下部に上限レベル計、下限レベル計を配 設しコントロールされるのが望ましい。また、脱気装置はバグフィルター特に自 浄作用を有するバグフィルターが好ましい。自浄方式としてはパルスエア方式、 逆洗気流式、機械振揺式等のものが用いられる。粉粒体の湿気等による濾布への 粉体中の微粒子の固結を有効に防止できるからである。
【0006】
【作用】
この構成によって、脱気装置(バグフィルター)と、貯蔵槽を一体としたので 装置をコンパクトにすることができ省スペース化を図ることができる。また、圧 送流体取入口が貯蔵槽の上端部に配設されているので貯蔵槽の容積を有効に利用 することができる。また粉体と圧送空気の分離を効率よく行うことができる。 更に、品種の増加に伴い、追加される粉体の供給も建屋の外に脱気装置付貯蔵 槽を配設し、搬送部と供給管を既存の計量器へ配設するだけで既設の建屋を増設 することもなく対応することができる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。 図1は本考案の一実施例における脱気装置付貯蔵槽の概略構成図である。 上部には自浄機能を有するバグフィルター式の脱気装置14と下部にセメント 貯蔵槽15を有する。バグフィルター式の脱気装置14は粉粒体や気体の状態や 補集の効率等の条件を考慮してパルスエア式、逆洗空気式、機械振揺式若しくは 濾布内に吊下された搬送空気によって摺動自在に保持された洗浄子を有する洗浄 機等から選択される。セメント貯蔵槽15は整流部15aとホッパー部15bと を有している。整流部15aの上端部側には圧送流体取入口16やセメント貯蔵 槽内の粉体レベルを検出するための非常満レベル計17が配設されている。ホッ パー部15b内は側部に上限レベル計18及び下限レベル計19が配設されてい る。また、ホッパー部15bの下部には、ロータリフィーダー等の供給器20が 装設されている。尚、圧送流体取入口16は整流部15aの接線方向に配設して もよい。サイクロン効果で分別力を向上させることができバグフィルター等の脱 気装置の負荷を軽減できるからである。また、供給器20の代わりにダンパーを 配設してもよい。少量の粉体の場合省エネルギー効果を高めることができるため である。 以上のように構成された脱気装置付貯蔵槽を有する粉体の気体圧送装置につい て説明する。 図2は本考案の一実施例における脱気装置付貯蔵槽を複数有する粉体の気体圧 送装置の全体配置図であり、図3は既設の生コン製造設備に本考案の脱気装置付 貯蔵槽を付設した粉体の気体圧送装置の全体配置図である。図2では従来例の図 4における貯蔵槽とバグフィルターとを一体構造にした上述の脱気装置付貯蔵槽 13で置き換えた構成のものである。運転操作は従来例と同じである。図3の実 施例は従来例の図4において、セメントdを追加するために本考案の脱気装置付 貯蔵槽を追加した構成を有している。まずセメントタンクD及びタンク下部出口 に供給器5dを設け、圧送管6dをブロワー9出口の圧送管から分岐する。分岐 した圧送管6dは既設のバッチャープラント建家1上部に設けた上述の脱気装置 付貯蔵槽13の圧送流体取入口16に接続する。脱気装置付貯蔵槽13の下部の 供給器20の下流には粉体コンベア21を配置し更にその下流には計量槽投入シ ャットダンパー22を有する供給管を秤量機付計量槽11へ配設する。 以上のように構成された本実施例の脱気装置付貯蔵槽及びこれを有する粉体の 気体圧送装置について、以下その操作方法を説明する。説明の重複を避けるため 図3について説明する。 新たに追加された圧送管6dからブロワー9や供給器5dを介して圧送されて きたセメントdは脱気装置付貯蔵槽13の圧送流体取入口16を経由して貯蔵槽 15内に送り込まれる。やがて、貯蔵槽15内の粉体レベルが上限レベルに達す ると、上限レベル計18が作動し、ブロワー9や供給器5dを停止して圧送を終 了する。 次に脱気装置付貯蔵槽13に貯蔵されたセメントdは秤量機の指示により必要 量が秤量機付計量槽11へ供給される。すなわち秤量機は秤量機付計量槽11へ 設定された量が指令されると計量槽投入シャットダンパー22が開、粉体コンベ ア21が運転開始し、更に供給器20が運転開始する。秤量機付計量槽11に設 定量が投入されると計量槽投入シャットダンパー22が閉、粉体コンベア21停 止とする。また脱気装置付貯蔵槽13内の下限レベル計19が作動すると従来技 術と同様の方法にて圧送開始となりセメント貯蔵槽15受入れと脱気が開始され る。但し図2の新規設備の場合は脱気装置付貯蔵槽13の下部にダンパー10a ,10b,10cを設けて秤量機付計量槽11に接続する。尚その他の運転操作 については従来例と同一の機器構成であり、従来例と同一の運転操作であるため 省略する。 以上により既設のセメントa,b,cに新たにセメントdを追加した時にも所 要のセメントをセメントタンクから各々の貯蔵槽に貯蔵し、更に必要量を計量機 へ供給することができる。
【0008】
【考案の効果】
以上のように本考案の脱気装置付貯蔵槽は、脱気装置と貯蔵槽とを一体構造と したことにより従来の別々に組合わせたものに比較して、装置がコンパクトとな りスペースを小さく押さえることができ設置作業や保守管理作業が極めて容易で 、かつ省エネルギー効果の高い脱気装置付貯蔵槽を実現できるものである。 更に上述の脱気装置付貯蔵槽を新規の又は既設の粉体の気体圧送装置に設置す ることにより粉粒体の輸送効率を高く維持しながらかつ製造プラント内のスペー スを小さくでき、かつ付設作業も容易で簡単に多品種化に対応できる脱気装置付 貯蔵槽を有する粉体の気体圧送装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における脱気装置付貯蔵槽の
概略構成図
【図2】本考案の一実施例における脱気装置付貯蔵槽を
複数有する粉体の気体圧送装置の全体配置図
【図3】本考案の一実施例における既設の生コン製造設
備に脱気装置付貯蔵槽を付設した粉体の気体圧送装置の
全体配置図
【図4】従来例の粉体の気体圧送装置の全体配置図
【図5】従来例の粉体の気体圧送装置の全体配置図
【図6】従来例の粉体の気体圧送装置の全体配置図
【符号の説明】
1 バッチャープラント建家 2,2a,2b,2c バグフィルター 3,3a,3b,3c ダクト管 4,4a セメントタンクダンパー 5,5a,5d 供給器 6,6a,6d 圧送管 7,7a 上限レベル計 8,8a 下限レベル計 9 ブロワー 9a エアバルブ 10,10a,10b,10c ダンパー 11 秤量機付計量槽 12 混練槽 13 脱気装置付貯蔵槽 14 脱気装置 15 セメント貯蔵槽 15a 整流部 15b ホッパー部 16 圧送流体取入口 17 非常満レベル計 18 上限レベル計 19 下限レベル計 20 供給器 21 粉体コンベア 22 計量槽投入シャットダンパー A,B,C,D セメントタンク a,b,c 貯蔵槽

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の脱気装置と下部の貯蔵槽とを一体
    的に構成し、該貯蔵槽の上端に圧送流体取入口を設ける
    と共に粉体レベルの検出用の上限レベル計と下限レベル
    計とを前記貯蔵槽の所定部に有することを特徴とする脱
    気装置付貯蔵槽。
  2. 【請求項2】 粉体用タンクと、該粉体用タンク出口に
    装設された供給器と、該供給器に接続された圧送管と、
    該圧送管と前記圧送流体取入口で接続された請求項1に
    記載の脱気装置付貯蔵槽と、前記脱気装置付貯蔵槽の該
    貯蔵槽の下流側に配設されたダンパー及び/又はフィー
    ダーと、該ダンパー及び/又はフィーダーが装着された
    粉体供給管に接続された計量部と、を備えたことを特徴
    とする脱気装置付貯蔵槽を有する粉体の気体圧送装置。
  3. 【請求項3】 粉体用タンクと、該粉体用タンク出口に
    装設された供給器と、該供給器に接続された圧送管と、
    該圧送管と前記圧送流体取入口で接続された請求項1に
    記載の脱気装置付貯蔵槽と、前記脱気装置付貯蔵槽の該
    貯蔵槽の下流側に配設されたスクリューコンベア等の搬
    送部と、該搬送部の下流側に配設された供給管と、該供
    給管の下流側に配設された計量部と、を備えたことを特
    徴とする脱気装置付貯蔵槽を有する粉体の気体圧送装
    置。
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