JPH0798470A - 防振機能付カメラ - Google Patents
防振機能付カメラInfo
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- JPH0798470A JPH0798470A JP26305293A JP26305293A JPH0798470A JP H0798470 A JPH0798470 A JP H0798470A JP 26305293 A JP26305293 A JP 26305293A JP 26305293 A JP26305293 A JP 26305293A JP H0798470 A JPH0798470 A JP H0798470A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- correction optical
- camera
- optical means
- lens barrel
- Prior art date
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- Pending
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- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 手振れ振動による画面の揺らぎを無くし、撮
影者に不快感を与えることを防ぐ。 【構成】 補正光学手段71,72の質量と弾性部材1
1p,11yの弾性力により求まる固有振動数が、レン
ズ鏡筒に入力される手振れ周波数の上限より高くなるよ
うに、前記弾性部材の弾性力を設定し、防振非作動時
に、手振れ振動により補正手段が揺れないようにしてい
る。
影者に不快感を与えることを防ぐ。 【構成】 補正光学手段71,72の質量と弾性部材1
1p,11yの弾性力により求まる固有振動数が、レン
ズ鏡筒に入力される手振れ周波数の上限より高くなるよ
うに、前記弾性部材の弾性力を設定し、防振非作動時
に、手振れ振動により補正手段が揺れないようにしてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ群を保持するレ
ンズ鏡筒内に配置され、前記レンズ群の光軸を偏心させ
る、前記レンズ鏡筒に対して相対的に駆動可能に支持さ
れる補正光学手段を有する防振機能付カメラの改良に関
するものである。
ンズ鏡筒内に配置され、前記レンズ群の光軸を偏心させ
る、前記レンズ鏡筒に対して相対的に駆動可能に支持さ
れる補正光学手段を有する防振機能付カメラの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の対象となる従来技術を以下に説
明する。
明する。
【0003】現代のカメラでは、露出決定やピント合せ
等の撮影にとって重要な作業はすべて自動化されている
ため、カメラ操作に未熟な人でも撮影の失敗を起す可能
性は非常に少なくなっているが、カメラ振れによる撮影
の失敗だけは自動的に防ぐことが困難とされていた。
等の撮影にとって重要な作業はすべて自動化されている
ため、カメラ操作に未熟な人でも撮影の失敗を起す可能
性は非常に少なくなっているが、カメラ振れによる撮影
の失敗だけは自動的に防ぐことが困難とされていた。
【0004】そこで、近年このカメラ振れに起因する撮
影失敗をも防止することを可能とするカメラが意欲的に
研究されており、特に、撮影者の手振れによる撮影失敗
を防止することのできるカメラについての開発、研究が
進められている。
影失敗をも防止することを可能とするカメラが意欲的に
研究されており、特に、撮影者の手振れによる撮影失敗
を防止することのできるカメラについての開発、研究が
進められている。
【0005】撮影時のカメラの手振れは、周波数として
通常1Hz乃至12Hzの振動であるが、シャッタのレ
リーズ時点においてこのような手振れを起していても像
振れのない写真を撮影可能とするための基本的な考えと
して、上記手振れによるカメラの振動を検出し、その検
出値に応じて補正レンズを変位させてやらなければなら
ない。従って、カメラの振れが生じても像振れを生じな
い写真を撮影できることを達成するためには、第1にカ
メラの振動を正確に検出し、第2に手振れによる光軸変
化を補正することが必要となる。
通常1Hz乃至12Hzの振動であるが、シャッタのレ
リーズ時点においてこのような手振れを起していても像
振れのない写真を撮影可能とするための基本的な考えと
して、上記手振れによるカメラの振動を検出し、その検
出値に応じて補正レンズを変位させてやらなければなら
ない。従って、カメラの振れが生じても像振れを生じな
い写真を撮影できることを達成するためには、第1にカ
メラの振動を正確に検出し、第2に手振れによる光軸変
化を補正することが必要となる。
【0006】この振動(カメラ振れ)の検出は、原理的
にいえば、角加速度,角速度,角変位等を検出する振動
センサと、該センサの出力信号を電気的或は機械的に積
分して角変位を出力するカメラ振れ検出手段をカメラに
搭載することによって行うことができる。そして、この
検出情報に基づき撮影光軸を偏心させる補正光学手段を
駆動させて像振れ抑制が行われる。
にいえば、角加速度,角速度,角変位等を検出する振動
センサと、該センサの出力信号を電気的或は機械的に積
分して角変位を出力するカメラ振れ検出手段をカメラに
搭載することによって行うことができる。そして、この
検出情報に基づき撮影光軸を偏心させる補正光学手段を
駆動させて像振れ抑制が行われる。
【0007】ここで、角変位検出手段を用いた防振装置
について、図9を用いてその概要を説明する。
について、図9を用いてその概要を説明する。
【0008】図9の例は、図示矢印81方向のカメラ縦
振れ81p及びカメラ横振れ81yに由来する像振れを
抑制するシステムの図である。
振れ81p及びカメラ横振れ81yに由来する像振れを
抑制するシステムの図である。
【0009】図9において、82はレンズ鏡筒、83
p,83yは各々カメラ縦振れ角変位、カメラ横振れ角
変位を検出する角変位検出手段で、それぞれの角変位検
出方向を84p,84yで示してある。85は補正光学
手段(86p,86yは各々補正光学手段85に推力を
与えるコイル、87p,87yは補正光学手段85の位
置を検出する位置検出素子)であり、該補正光学手段8
5には後述する位置制御ループを設けられており、角変
位検出手段83p,83yの出力を目標値として駆動さ
れ、像面88での安定を確保する。
p,83yは各々カメラ縦振れ角変位、カメラ横振れ角
変位を検出する角変位検出手段で、それぞれの角変位検
出方向を84p,84yで示してある。85は補正光学
手段(86p,86yは各々補正光学手段85に推力を
与えるコイル、87p,87yは補正光学手段85の位
置を検出する位置検出素子)であり、該補正光学手段8
5には後述する位置制御ループを設けられており、角変
位検出手段83p,83yの出力を目標値として駆動さ
れ、像面88での安定を確保する。
【0010】次に、図10はかかる目的に好適に用いら
れる補正光学手段の構造を示す分解斜視図である。
れる補正光学手段の構造を示す分解斜視図である。
【0011】レンズ71がカシメられた支持枠72に軸
受73yが圧入されている。そして、軸受73yには支
持軸74yが軸方向に摺動可能に支持されている。そし
て、支持軸74yの凹部74yaは支持アーム75の爪
75aにパッチン接着される。又、支持アーム75にも
軸受73pが圧入され、支持軸74pが軸方向に摺動可
能に支持されている。
受73yが圧入されている。そして、軸受73yには支
持軸74yが軸方向に摺動可能に支持されている。そし
て、支持軸74yの凹部74yaは支持アーム75の爪
75aにパッチン接着される。又、支持アーム75にも
軸受73pが圧入され、支持軸74pが軸方向に摺動可
能に支持されている。
【0012】なお、図10に支持アーム75の裏面図も
併記すると共に、爪75aを明示する為の一部正面図も
併記している。
併記すると共に、爪75aを明示する為の一部正面図も
併記している。
【0013】支持枠72の投光器取付穴72pa,72
yaにはIRED等の投光素子76p,76yを接着
し、接続基板を兼ねた蓋77p,77y(支持枠72に
接着される)にその端子が半田付けされる。また、支持
枠72にはスリット72pb,72ybが設けられてお
り、投光素子76p,76yの投光はスリット72p
b,72ybを通し、後述するPSD78p,78yに
入射する。又、支持枠72にはコイル79p,79yも
接着され、端子は蓋77p,77yに半田付けされる。
yaにはIRED等の投光素子76p,76yを接着
し、接続基板を兼ねた蓋77p,77y(支持枠72に
接着される)にその端子が半田付けされる。また、支持
枠72にはスリット72pb,72ybが設けられてお
り、投光素子76p,76yの投光はスリット72p
b,72ybを通し、後述するPSD78p,78yに
入射する。又、支持枠72にはコイル79p,79yも
接着され、端子は蓋77p,77yに半田付けされる。
【0014】鏡筒710には支持球711が嵌入(3か
所)され、また支持軸74pの凹部74paがパッチン
接着される爪部710aを有している。
所)され、また支持軸74pの凹部74paがパッチン
接着される爪部710aを有している。
【0015】ヨーク712p1 ,712p2 ,712p
3 、マグネット713pは重ねて接着され、同様にヨー
ク712y1 ,712y2 ,712y3 、マグネット7
13yも重ねて接着される。尚、マグネットの曲性は矢
印713pa,713yaの配置となる。
3 、マグネット713pは重ねて接着され、同様にヨー
ク712y1 ,712y2 ,712y3 、マグネット7
13yも重ねて接着される。尚、マグネットの曲性は矢
印713pa,713yaの配置となる。
【0016】ヨーク712p2 ,712y2 は鏡筒71
0の凹部710pb,710ybにネジ止めされる。
0の凹部710pb,710ybにネジ止めされる。
【0017】センサ座714p,714y(714yは
不図示)にPSD等の位置検出素子78p,78yを接
着し、センサマスク715p,715yを被せてフレキ
シブル基板716に位置検出素子78p,78yの端子
が半田付けされる。センサ座714p,714yの凸部
714pa,714ya(714yaは不図示)を鏡筒
710の取付穴710pc,710ycに嵌入し、フレ
キシブル基板ステイ717にてフレキシブル基板716
は鏡筒710にネジ止めされる。フレキシブル基板71
6の耳部716pa,716yaは各々鏡筒710の穴
710pd,710ydを通り、ヨーク712p1 ,7
12y1 上にネジ止めされ、蓋77p,77y上のコイ
ル端子、投光素子端子は各々フレキシブル基板716の
耳部716pa,716yaのランド部716pb,7
16ybとポリウレタン銅線(3本縒り線)に接続され
る。
不図示)にPSD等の位置検出素子78p,78yを接
着し、センサマスク715p,715yを被せてフレキ
シブル基板716に位置検出素子78p,78yの端子
が半田付けされる。センサ座714p,714yの凸部
714pa,714ya(714yaは不図示)を鏡筒
710の取付穴710pc,710ycに嵌入し、フレ
キシブル基板ステイ717にてフレキシブル基板716
は鏡筒710にネジ止めされる。フレキシブル基板71
6の耳部716pa,716yaは各々鏡筒710の穴
710pd,710ydを通り、ヨーク712p1 ,7
12y1 上にネジ止めされ、蓋77p,77y上のコイ
ル端子、投光素子端子は各々フレキシブル基板716の
耳部716pa,716yaのランド部716pb,7
16ybとポリウレタン銅線(3本縒り線)に接続され
る。
【0018】メカロックシャーシ718にはプランジャ
719がネジ止めされ、バネ720をチャージしたメカ
ロックアーム721にプランジャ719が嵌込まれ、軸
ビス722によりメカロックシャーシ718に回転可能
にネジ止めされる。
719がネジ止めされ、バネ720をチャージしたメカ
ロックアーム721にプランジャ719が嵌込まれ、軸
ビス722によりメカロックシャーシ718に回転可能
にネジ止めされる。
【0019】メカロックシャーシ718は鏡筒710に
ネジ止めされ、プランジシャ719の端子はフレキシブ
ル基板716のランド部716bに半田付けされる。
ネジ止めされ、プランジシャ719の端子はフレキシブ
ル基板716のランド部716bに半田付けされる。
【0020】先端球状の調整ネジ723(3か所)はヨ
ーク712p1 、メカロックシャーシ718にネジ込み
貫通され、調整ネジ723と支持球711で支持枠72
の摺動面(斜線部72c)を挟んでいる。調整ネジ72
3は摺動面に僅かなクリアランスで対向する様にネジ込
み調整されている。
ーク712p1 、メカロックシャーシ718にネジ込み
貫通され、調整ネジ723と支持球711で支持枠72
の摺動面(斜線部72c)を挟んでいる。調整ネジ72
3は摺動面に僅かなクリアランスで対向する様にネジ込
み調整されている。
【0021】カバー724は鏡筒710に接着され、上
記した補正光学手段をカバーしている。
記した補正光学手段をカバーしている。
【0022】図11は前述した図10の補正光学手段の
駆動制御系について説明するための図である。
駆動制御系について説明するための図である。
【0023】位置検出素子78p,78yの出力を増幅
回路727p,727yで増幅してコイル79p,79
yに入力すると、支持枠72が駆動されて位置検出素子
78p,78yの出力が変化する。ここでコイル79
p,79yの駆動方向(極性)を位置検出素子78p,
78yの出力が小さくなる方向に設定すると(負帰
還)、コイル79p,79yの駆動力により位置検出素
子78p,78yの出力がほぼ零になる位置で支持枠7
2は安定する。尚、加算回路731p,731yは位置
検出素子78p,78yからの出力と外部からの指令信
号730p,730yを加算する回路であり、補償回路
728p,728yは制御系をより安定させる回路であ
り、駆動回路729p,729yはコイル79p,79
yへの印加電流を補う回路である。
回路727p,727yで増幅してコイル79p,79
yに入力すると、支持枠72が駆動されて位置検出素子
78p,78yの出力が変化する。ここでコイル79
p,79yの駆動方向(極性)を位置検出素子78p,
78yの出力が小さくなる方向に設定すると(負帰
還)、コイル79p,79yの駆動力により位置検出素
子78p,78yの出力がほぼ零になる位置で支持枠7
2は安定する。尚、加算回路731p,731yは位置
検出素子78p,78yからの出力と外部からの指令信
号730p,730yを加算する回路であり、補償回路
728p,728yは制御系をより安定させる回路であ
り、駆動回路729p,729yはコイル79p,79
yへの印加電流を補う回路である。
【0024】そして、図11の系に外部から指令信号7
30p,730yを加算回路731p,731yを介し
て与えると、支持枠72は指令信号730p,730y
に極めて忠実に駆動される。
30p,730yを加算回路731p,731yを介し
て与えると、支持枠72は指令信号730p,730y
に極めて忠実に駆動される。
【0025】図11の制御系のように位置検出出力を負
帰還してコイルを制御する手法を位置制御手法と云い、
指令信号730p,730yとして手振れの量を与える
と支持枠72は手振れ量に比例して駆動される。
帰還してコイルを制御する手法を位置制御手法と云い、
指令信号730p,730yとして手振れの量を与える
と支持枠72は手振れ量に比例して駆動される。
【0026】図12は上記図11に示した補正光学手段
の駆動制御系を詳細に示した回路図であり、ここではピ
ッチ方向725pについてのみ説明する(ヨー方向72
5yも同様であるため)。
の駆動制御系を詳細に示した回路図であり、ここではピ
ッチ方向725pについてのみ説明する(ヨー方向72
5yも同様であるため)。
【0027】電流−電圧変換アンプ727a,727b
は投光素子76pにより位置検出素子78p(抵抗R
1,R2より成る)に生じる光電流727i1 ,727
i2 を電圧に変換し、差動アンプ727cは各電流−電
圧変換アンプ727a,727bの差(支持枠72のピ
ッチ方向725pの位置に比例した出力)を求めるもの
である。以上、電流−電圧変換アンプ727a,727
b、差動アンプ727c及び抵抗R3〜R10にて図1
1の増幅器727pを構成している。
は投光素子76pにより位置検出素子78p(抵抗R
1,R2より成る)に生じる光電流727i1 ,727
i2 を電圧に変換し、差動アンプ727cは各電流−電
圧変換アンプ727a,727bの差(支持枠72のピ
ッチ方向725pの位置に比例した出力)を求めるもの
である。以上、電流−電圧変換アンプ727a,727
b、差動アンプ727c及び抵抗R3〜R10にて図1
1の増幅器727pを構成している。
【0028】指令アンプ731aは外部より入力される
指令信号730pを差動アンプ727cの差信号に加算
するもので、抵抗R11〜R14とで図11の加算回路
731pを構成している。
指令信号730pを差動アンプ727cの差信号に加算
するもので、抵抗R11〜R14とで図11の加算回路
731pを構成している。
【0029】抵抗R15,16及びコンデンサC1は公
知の位相進み回路であり、これが図11の補償回路72
8pに相当する。
知の位相進み回路であり、これが図11の補償回路72
8pに相当する。
【0030】前記加算回路731pの出力は補償回路7
28pを介して駆動アンプ729aへ入力し、ここでピ
ッチコイル79pの駆動信号が生成され、補正光学手段
が変位する。該駆動アンプ729a、抵抗R13及びト
ランジスタTR1,TR2にて図9の駆動回路729p
を構成している。
28pを介して駆動アンプ729aへ入力し、ここでピ
ッチコイル79pの駆動信号が生成され、補正光学手段
が変位する。該駆動アンプ729a、抵抗R13及びト
ランジスタTR1,TR2にて図9の駆動回路729p
を構成している。
【0031】加算アンプ732aは電流−電圧変換アン
プ727a,727bの出力の和(位置検出素子78p
の受光量総和)を求め、この信号を受ける駆動アンプ7
32bはこれにしたがって投光素子76pを駆動する。
以上、加算アンプ732a,駆動アンプ732b、抵抗
R18〜R22及びコンデンサC2により投光素子76
pの駆動回路を構成している(図11では不図示)。
プ727a,727bの出力の和(位置検出素子78p
の受光量総和)を求め、この信号を受ける駆動アンプ7
32bはこれにしたがって投光素子76pを駆動する。
以上、加算アンプ732a,駆動アンプ732b、抵抗
R18〜R22及びコンデンサC2により投光素子76
pの駆動回路を構成している(図11では不図示)。
【0032】上記の投光素子76pは温度等に極めて不
安定にその投光量が変化し、それに伴い差動アンプ72
7cの位置感度が変化するが、上記の様に受光量総和一
定となる様に前述の駆動回路によって投光素子76pを
制御すれば、位置感度変化が少なくなる。
安定にその投光量が変化し、それに伴い差動アンプ72
7cの位置感度が変化するが、上記の様に受光量総和一
定となる様に前述の駆動回路によって投光素子76pを
制御すれば、位置感度変化が少なくなる。
【0033】尚、図12の駆動制御系の中で、特に加算
回路731p内の指令アンプ731aは指令信号(振動
検出手段の出力)を基に補正光学手段を駆動させる部分
の為、指令信号入力時の指令アンプ731a及び駆動ア
ンプ729aを駆動手段と称する。
回路731p内の指令アンプ731aは指令信号(振動
検出手段の出力)を基に補正光学手段を駆動させる部分
の為、指令信号入力時の指令アンプ731a及び駆動ア
ンプ729aを駆動手段と称する。
【0034】そして、単に補正光学手段を中位位置に安
定させておく事(電気的に固定する事)を“補正光学手
段を制御する制御手段で制御する”と称し、防振時、防
振検出手段の出力を基に補正光学手段を駆動する時は
“駆動手段で駆動する”と区別する事にする。
定させておく事(電気的に固定する事)を“補正光学手
段を制御する制御手段で制御する”と称し、防振時、防
振検出手段の出力を基に補正光学手段を駆動する時は
“駆動手段で駆動する”と区別する事にする。
【0035】以上説明した防振装置においては、以下の
二つの問題点を有していた。
二つの問題点を有していた。
【0036】第1は、図10に示す補正光学手段を、図
11及び図12に示す駆動制御系にて制御している時
(指令信号入力により補正光学手段を振動検出手段の出
力を基に駆動している時も含む)には、補正光学手段の
中心(駆動中心)は位置検出素子78p,78yの中心
とほぼ一致している。つまり、どの様な重力方向であろ
うと、コイル79p,79yに補正光学手段の自重に逆
らう推力を発生させて(電流を流して)、釣り合いを保
っている。従って、コイル78p,78yには常時電流
が流れており、消費電力が多いと云う問題があった。
11及び図12に示す駆動制御系にて制御している時
(指令信号入力により補正光学手段を振動検出手段の出
力を基に駆動している時も含む)には、補正光学手段の
中心(駆動中心)は位置検出素子78p,78yの中心
とほぼ一致している。つまり、どの様な重力方向であろ
うと、コイル79p,79yに補正光学手段の自重に逆
らう推力を発生させて(電流を流して)、釣り合いを保
っている。従って、コイル78p,78yには常時電流
が流れており、消費電力が多いと云う問題があった。
【0037】第2は、防振を行っていない時に補正光学
手段を保持する係止手段(図10の718,719,7
20,721,722で構成される)は、補正光学手段
のスペースの中で大きな割合を占め、大型化してしまう
ばかりでなく、プランジャ719を駆動させる為にも電
気回路上も大きな負荷となっていた。
手段を保持する係止手段(図10の718,719,7
20,721,722で構成される)は、補正光学手段
のスペースの中で大きな割合を占め、大型化してしまう
ばかりでなく、プランジャ719を駆動させる為にも電
気回路上も大きな負荷となっていた。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記の第1と
第2の問題を解決する為に、補正光学手段をバネで中立
付近に保持しておく事で省電力化を図り、係止手段も廃
止(防振しない時も補正光学手段を常にバネで保持)す
る提案が為されていた。
第2の問題を解決する為に、補正光学手段をバネで中立
付近に保持しておく事で省電力化を図り、係止手段も廃
止(防振しない時も補正光学手段を常にバネで保持)す
る提案が為されていた。
【0039】しかしながら、補正光学手段をバネで保持
すると、補正光学手段を駆動制御系にて制御していない
時には、常に外乱振動(手振れ等)で補正光学手段が揺
れており、不快であり、更に撮影時に防振機能を働かせ
ない場合時には、その様な揺れた補正光学手段の状態で
写真を撮ることになる。撮影時には跳ね上げミラーやシ
ャッタ駆動時の外乱振動もカメラに加わる為、補正光学
手段はより揺れた状態となり、画質を劣化させてしま
う。つまり、補正光学手段をバネ支持する時の問題点と
して、補正光学手段を制御させておかないと(防振シス
テムを作動させておかないと) 1)画面が揺れて不快である。
すると、補正光学手段を駆動制御系にて制御していない
時には、常に外乱振動(手振れ等)で補正光学手段が揺
れており、不快であり、更に撮影時に防振機能を働かせ
ない場合時には、その様な揺れた補正光学手段の状態で
写真を撮ることになる。撮影時には跳ね上げミラーやシ
ャッタ駆動時の外乱振動もカメラに加わる為、補正光学
手段はより揺れた状態となり、画質を劣化させてしま
う。つまり、補正光学手段をバネ支持する時の問題点と
して、補正光学手段を制御させておかないと(防振シス
テムを作動させておかないと) 1)画面が揺れて不快である。
【0040】2)画質が劣化する。 という問題点が生じていた。
【0041】(発明の目的)本発明の第1の目的は、手
振れ振動による画面の揺らぎを無くし、撮影者に不快感
を与えることを防ぐことのできる防振機能付カメラを提
供することである。
振れ振動による画面の揺らぎを無くし、撮影者に不快感
を与えることを防ぐことのできる防振機能付カメラを提
供することである。
【0042】本発明の第2の目的は、撮影時の画質の劣
化を防止することのできる防振機能付カメラを提供する
ことである。
化を防止することのできる防振機能付カメラを提供する
ことである。
【0043】本発明の第3の目的は、防振精度の劣化を
防止することのできる防振機能付カメラを提供すること
である。
防止することのできる防振機能付カメラを提供すること
である。
【0044】本発明の第4の目的は、長秒時露光時の電
源消耗を防ぐことのできる防振機能付カメラを提供する
ことである。
源消耗を防ぐことのできる防振機能付カメラを提供する
ことである。
【0045】
【課題を解決するための手段】本発明は、補正光学手段
の質量と弾性部材の弾性力により求まる固有振動数が、
レンズ鏡筒に入力される手振れ周波数の上限より高くな
るように、前記弾性部材の弾性力を設定し、防振非作動
時に、手振れ振動により補正手段が揺れないようにして
いる。
の質量と弾性部材の弾性力により求まる固有振動数が、
レンズ鏡筒に入力される手振れ周波数の上限より高くな
るように、前記弾性部材の弾性力を設定し、防振非作動
時に、手振れ振動により補正手段が揺れないようにして
いる。
【0046】また、本発明は、防振スイッチの状態に関
係なく、該カメラの供給電源の消耗が小さい場合は、撮
影準備動作開始用スイッチのオンにより、供給電源の消
耗が大きい場合は、撮影動作開始用スイッチのオンによ
り、制御手段を動作させる防振指示手段を設け、防振非
作動時であっても、少なくとも露光時には補正光学手段
を電気的に制御して揺れないようにしている。
係なく、該カメラの供給電源の消耗が小さい場合は、撮
影準備動作開始用スイッチのオンにより、供給電源の消
耗が大きい場合は、撮影動作開始用スイッチのオンによ
り、制御手段を動作させる防振指示手段を設け、防振非
作動時であっても、少なくとも露光時には補正光学手段
を電気的に制御して揺れないようにしている。
【0047】また、本発明は、撮影者がファインダを覗
くことを検出する検出手段と、該検出手段にてファイン
ダを覗いたことが検出された場合は、防振スイッチの状
態に関係なく、制御手段を動作させる防振指示手段を設
け、防振非作動時であっても、撮影者がファインダを覗
いたことの検出により、補正光学手段を電気的に制御す
るようにしている。
くことを検出する検出手段と、該検出手段にてファイン
ダを覗いたことが検出された場合は、防振スイッチの状
態に関係なく、制御手段を動作させる防振指示手段を設
け、防振非作動時であっても、撮影者がファインダを覗
いたことの検出により、補正光学手段を電気的に制御す
るようにしている。
【0048】また、本発明は、制御手段内に、撮影準備
動作開始用スイッチのオンにより、速度制御或は低周波
には応答しない位置制御にて前記補正光学手段を駆動
し、撮影動作開始用スイッチのオンにより、低周波にも
応答する位置制御にて前記補正光学手段を駆動する駆動
変更手段を設け、また、撮影準備動作開始用スイッチの
オンによる補正光学手段の制御から、撮影動作開始用ス
イッチのオンによる補正光学手段の制御に切換わる際
の、前記補正光学手段の駆動に連続性を持たせる駆動変
更保証手段を設け、スローシャッタ秒時による露光時を
考慮して、露光時には手振れ帯域の低周波側にも応答し
た補正光学手段の位置制御を行うようにすると共に、撮
影準備動作から撮影動作への移行時の上記周波数の切換
に伴う補正光学手段の位置制御に連続性を持たせるよう
にしている。
動作開始用スイッチのオンにより、速度制御或は低周波
には応答しない位置制御にて前記補正光学手段を駆動
し、撮影動作開始用スイッチのオンにより、低周波にも
応答する位置制御にて前記補正光学手段を駆動する駆動
変更手段を設け、また、撮影準備動作開始用スイッチの
オンによる補正光学手段の制御から、撮影動作開始用ス
イッチのオンによる補正光学手段の制御に切換わる際
の、前記補正光学手段の駆動に連続性を持たせる駆動変
更保証手段を設け、スローシャッタ秒時による露光時を
考慮して、露光時には手振れ帯域の低周波側にも応答し
た補正光学手段の位置制御を行うようにすると共に、撮
影準備動作から撮影動作への移行時の上記周波数の切換
に伴う補正光学手段の位置制御に連続性を持たせるよう
にしている。
【0049】また、本発明によれば、制御手段内に、露
光中に所定の時間以上経過すると、補正光学手段の制御
を停止する防振停止手段を設け、露光時に、所定時間が
経過すると、強制的に防振機能を停止させるようにして
いる。
光中に所定の時間以上経過すると、補正光学手段の制御
を停止する防振停止手段を設け、露光時に、所定時間が
経過すると、強制的に防振機能を停止させるようにして
いる。
【0050】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0051】図1は本発明の第1の実施例における防振
機能付カメラの要部を示す断面図であり、図9と同じ部
分は同一符号を付してある。
機能付カメラの要部を示す断面図であり、図9と同じ部
分は同一符号を付してある。
【0052】図1のレンズ鏡筒82内の補正光学手段8
5は、バネ11pで該レンズ鏡筒82に支持されてい
る。そして、このバネ11pのバネ定数kと補正光学手
段85の質量Mで決定される固有振動数f0 は f0 =1/2π√(k/M) で表せ、この固有周波数は手振れ帯域(1Hz〜10H
z)より高く設定されている。例えば、補正光学手段8
5の質量を30[g]とするとき、バネ定数を174
[g/cm]に設定し、固有振動数f0 =12[Hz]
としている。
5は、バネ11pで該レンズ鏡筒82に支持されてい
る。そして、このバネ11pのバネ定数kと補正光学手
段85の質量Mで決定される固有振動数f0 は f0 =1/2π√(k/M) で表せ、この固有周波数は手振れ帯域(1Hz〜10H
z)より高く設定されている。例えば、補正光学手段8
5の質量を30[g]とするとき、バネ定数を174
[g/cm]に設定し、固有振動数f0 =12[Hz]
としている。
【0053】この時の手振れ入力12により、該カメラ
に加わる外乱振動Xin(13)に対する補正光学手段8
5の揺れXout (14)の比「Xout /Xin」のボード
線図〔縦軸=20log(Xout /Xin),横軸=周波
数〕を、図2(a)のゲイン波形15Gに示す。尚、図
2(b)の波形15ψは周波数と位相の関係を示してい
る。
に加わる外乱振動Xin(13)に対する補正光学手段8
5の揺れXout (14)の比「Xout /Xin」のボード
線図〔縦軸=20log(Xout /Xin),横軸=周波
数〕を、図2(a)のゲイン波形15Gに示す。尚、図
2(b)の波形15ψは周波数と位相の関係を示してい
る。
【0054】ゲイン波形15Gより手振れ帯域におい
て、20log(Xout /Xin)は殆ど「0」、すなわ
ち、Xout /Xin=1であり、補正光学手段85はレン
ズ鏡筒82と「1:1」で動いている(レンズ鏡筒82
と一緒になって動いている)。つまり、外乱振動Xinに
より補正光学手段85が過大に揺れないことが解る。
て、20log(Xout /Xin)は殆ど「0」、すなわ
ち、Xout /Xin=1であり、補正光学手段85はレン
ズ鏡筒82と「1:1」で動いている(レンズ鏡筒82
と一緒になって動いている)。つまり、外乱振動Xinに
より補正光学手段85が過大に揺れないことが解る。
【0055】よって、防振機能を働かせず、補正光学手
段85をバネ11p,11yで保持している状態であっ
ても、撮影者は不自然な画面揺れによる不快感を感じる
ことはない。
段85をバネ11p,11yで保持している状態であっ
ても、撮影者は不自然な画面揺れによる不快感を感じる
ことはない。
【0056】図3は、この様なバネ支持の補正光学手段
の駆動制御系をピッチ方向のみを示した構成図であり、
図10と同一機能の部品は同じ番号で表し、その説明は
省略する。
の駆動制御系をピッチ方向のみを示した構成図であり、
図10と同一機能の部品は同じ番号で表し、その説明は
省略する。
【0057】図3と図11等に示した従来例との機構上
の差は、バネ11p,11yが追加されており、係止手
段が省かれている点である。
の差は、バネ11p,11yが追加されており、係止手
段が省かれている点である。
【0058】バネ11pは支持軸74pと同軸に鏡筒7
10(不図示)に取り付く基台710eと支持アーム7
5の間に挟まれており、圧縮されてバネ力を発生させ、
このバネ力と補正光学手段の自重の釣り合った点で安定
している。また、バネ11yは支持軸74yに同軸に支
持アーム75と支持枠72の間で挟まれている。
10(不図示)に取り付く基台710eと支持アーム7
5の間に挟まれており、圧縮されてバネ力を発生させ、
このバネ力と補正光学手段の自重の釣り合った点で安定
している。また、バネ11yは支持軸74yに同軸に支
持アーム75と支持枠72の間で挟まれている。
【0059】駆動制御系は、ハイパスフィルタ212p
と制御スイッチ21pが負荷還ループ内に入っている事
が図11等の従来例と異なり、ハイパスフィルタ212
pは例えば 0.05 Hz以下の周波数は減衰させるフィル
タである。
と制御スイッチ21pが負荷還ループ内に入っている事
が図11等の従来例と異なり、ハイパスフィルタ212
pは例えば 0.05 Hz以下の周波数は減衰させるフィル
タである。
【0060】つまり、手振れ周波数入力1Hz〜10H
zに対してはこの補正光学手段は忠実に駆動するが、重
力の様な極低周波数には応答しない。重力に対しては前
述した様にバネ11p,11yが釣り合って安定状態に
あり、又、ハイパスフィルタ212pの働きにより、重
力に抗する電流をコイル79pに流すことは無いので大
幅な省電力となっている。
zに対してはこの補正光学手段は忠実に駆動するが、重
力の様な極低周波数には応答しない。重力に対しては前
述した様にバネ11p,11yが釣り合って安定状態に
あり、又、ハイパスフィルタ212pの働きにより、重
力に抗する電流をコイル79pに流すことは無いので大
幅な省電力となっている。
【0061】制御スイッチ21pは、制御切換スイッチ
25の入力によりオン状態となり、補正光学手段を制御
状態(ハイパスフィルタの減衰周波数 0.05 Hz以上の
外乱が入力しても、コイル79p,79yにそれに抗す
る電流を流す)にして非制御状態のバネ保持時(12H
z以上の振動で揺らぎを生ずる)よりも、補正光学手段
を強固に保持(例えば100Hzの外乱振動でも揺れを
生じない)する。
25の入力によりオン状態となり、補正光学手段を制御
状態(ハイパスフィルタの減衰周波数 0.05 Hz以上の
外乱が入力しても、コイル79p,79yにそれに抗す
る電流を流す)にして非制御状態のバネ保持時(12H
z以上の振動で揺らぎを生ずる)よりも、補正光学手段
を強固に保持(例えば100Hzの外乱振動でも揺れを
生じない)する。
【0062】制御切換スイッチ25は電源消耗状態検出
回路26により制御され、カメラの電源の消耗が大きい
時は第2のスイッチ(レリーズボタンの全押し時にオン
するスイッチ:撮影動作開始用スイッチ)28側を接続
し、この第2のスイッチ28のオン時のみ補正光学手段
を制御状態にし、又、電源が消耗していない時は第1の
スイッチ(レリーズボタンの半押し時にオンするスイッ
チ:撮影準備動作開始用スイッチ)27側を接続し、こ
の第1のスイッチ27のオン時から補正光学手段を制御
状態にする。
回路26により制御され、カメラの電源の消耗が大きい
時は第2のスイッチ(レリーズボタンの全押し時にオン
するスイッチ:撮影動作開始用スイッチ)28側を接続
し、この第2のスイッチ28のオン時のみ補正光学手段
を制御状態にし、又、電源が消耗していない時は第1の
スイッチ(レリーズボタンの半押し時にオンするスイッ
チ:撮影準備動作開始用スイッチ)27側を接続し、こ
の第1のスイッチ27のオン時から補正光学手段を制御
状態にする。
【0063】よって、防振機能を働かせていない時で
も、レリーズボタンの操作で補正光学手段を強固に保持
し、外乱に対し強固に保持する。これは、レリーズ時の
跳ね上げミラーやシャッタ時の外乱振動に対しても、補
正光学手段に揺らぎを生じない様にする為であり、電源
消耗時にも少なくとも露光時(第2のスイッチ28のオ
ン時)には、補正光学手段を制御状態にしている。な
お、この様に第1のスイッチ27のオン時から補正光学
手段を制御状態としないのは、電源消耗時に長時間補正
光学手段を制御すると、電源がより消耗してしまうの
で、これを防ぐためである。
も、レリーズボタンの操作で補正光学手段を強固に保持
し、外乱に対し強固に保持する。これは、レリーズ時の
跳ね上げミラーやシャッタ時の外乱振動に対しても、補
正光学手段に揺らぎを生じない様にする為であり、電源
消耗時にも少なくとも露光時(第2のスイッチ28のオ
ン時)には、補正光学手段を制御状態にしている。な
お、この様に第1のスイッチ27のオン時から補正光学
手段を制御状態としないのは、電源消耗時に長時間補正
光学手段を制御すると、電源がより消耗してしまうの
で、これを防ぐためである。
【0064】尚、通常のカメラと同様、第2のスイッチ
28のオン信号は露光回路210にも入力され、これに
より跳ね上げミラーのアップ,シャッタの開閉が行わ
れ、前記ミラーのダウンといった一連の露光動作が実行
される。又、第1のスイッチ27のオン信号は測光・測
距・合焦調節回路29にも入力され、測光,測距,ピン
ト合わせが行われる。
28のオン信号は露光回路210にも入力され、これに
より跳ね上げミラーのアップ,シャッタの開閉が行わ
れ、前記ミラーのダウンといった一連の露光動作が実行
される。又、第1のスイッチ27のオン信号は測光・測
距・合焦調節回路29にも入力され、測光,測距,ピン
ト合わせが行われる。
【0065】防振機能を働かせる際は、撮影者は防振ス
イッチ1(24)と防振スイッチ3(211)をオンに
する。
イッチ1(24)と防振スイッチ3(211)をオンに
する。
【0066】防振スイッチ1(24)がオンすると、駆
動電源23より振動検出手段(図3では不図示)に電源
が印加され、該振動検出手段は手振れ検出を開始して補
正光学手段への目標値として指令信号730pを出力す
る。又、防振スイッチ3(211)がオンすると、第1
のスイッチ27あるいは第2のスイッチ28のオン(制
御切換スイッチ25が選択)で防振スイッチ2(22
p)が接続され、駆動制御系に指令信号730pが入力
され、補正光学手段が振動検出手段よりの指令信号73
0pを基に駆動を始め、防振機能が働くようになる。
動電源23より振動検出手段(図3では不図示)に電源
が印加され、該振動検出手段は手振れ検出を開始して補
正光学手段への目標値として指令信号730pを出力す
る。又、防振スイッチ3(211)がオンすると、第1
のスイッチ27あるいは第2のスイッチ28のオン(制
御切換スイッチ25が選択)で防振スイッチ2(22
p)が接続され、駆動制御系に指令信号730pが入力
され、補正光学手段が振動検出手段よりの指令信号73
0pを基に駆動を始め、防振機能が働くようになる。
【0067】以上の様な構成にすると、少なくとも露光
時には補正光学手段が制御される為に外乱振動に対して
強くなり、しかもハイパスフィルタ212pにより、重
力に抗する電力が必要無くなる為に省電力となる。
時には補正光学手段が制御される為に外乱振動に対して
強くなり、しかもハイパスフィルタ212pにより、重
力に抗する電力が必要無くなる為に省電力となる。
【0068】また、防振機能を働かせておらず、第1,
第2のスイッチ27,28も操作しない状態でも、補正
光学手段の固有振動数が手振れ帯域より上にある為に、
手振れ振動による補正光学手段の揺れは生じなく、不快
感を受けなくなった。
第2のスイッチ27,28も操作しない状態でも、補正
光学手段の固有振動数が手振れ帯域より上にある為に、
手振れ振動による補正光学手段の揺れは生じなく、不快
感を受けなくなった。
【0069】(第2の実施例)図4は本発明の第3の実
施例における防振機能付カメラの要部を示す構成図であ
り、図1と異なるのは、タイマ回路31とANDゲート
32が追加されている点である。
施例における防振機能付カメラの要部を示す構成図であ
り、図1と異なるのは、タイマ回路31とANDゲート
32が追加されている点である。
【0070】タイマ回路31は、通常はハイレベルを出
力しているが、第2のスイッチ28のオンによりカウン
トを始め、一定時間tでハイレベルの出力を止め、又、
第2のスイッチ28のオフにより再び出力を始めるもの
である。このタイマ回路31と制御切換スイッチ25の
出力は共にANDゲート32に入力しており、両出力が
ある時(両出力がハイレベル時)のみ制御スイッチ21
pがオンし、補正光学手段を制御状態にする。
力しているが、第2のスイッチ28のオンによりカウン
トを始め、一定時間tでハイレベルの出力を止め、又、
第2のスイッチ28のオフにより再び出力を始めるもの
である。このタイマ回路31と制御切換スイッチ25の
出力は共にANDゲート32に入力しており、両出力が
ある時(両出力がハイレベル時)のみ制御スイッチ21
pがオンし、補正光学手段を制御状態にする。
【0071】今、電源が消耗していない時に、第1のス
イッチ27がオンされると、ANDゲート32には上記
オン信号とタイマ回路31の出力(常に出力している)
が入力する為、制御スイッチ21pがオンして補正光学
手段が制御状態になる。
イッチ27がオンされると、ANDゲート32には上記
オン信号とタイマ回路31の出力(常に出力している)
が入力する為、制御スイッチ21pがオンして補正光学
手段が制御状態になる。
【0072】次に、露光動作を行う為に第2のスイッチ
28がオンされると、タイマ回路31がカウントを始め
る。今、露光モードがバルブモード(第2のスイッチ2
8のオン中は露光を続けるモード)の時、例えば露光時
間が1分とすると、その間補正光学手段を制御状態にす
ると電力の消耗が大きい。しかし、タイマ回路31がカ
ウントを続け、一定時間t(例えば4秒)後にタイマ回
路31が出力を止めると、補正光学手段は非制御状態に
なり、それ以上電力を消耗しない。そして、バルブモー
ドによる露光を終えて第2のスイッチ28がオフされる
と、タイマ回路31は再び出力を始め、カウントはリセ
ットされる。
28がオンされると、タイマ回路31がカウントを始め
る。今、露光モードがバルブモード(第2のスイッチ2
8のオン中は露光を続けるモード)の時、例えば露光時
間が1分とすると、その間補正光学手段を制御状態にす
ると電力の消耗が大きい。しかし、タイマ回路31がカ
ウントを続け、一定時間t(例えば4秒)後にタイマ回
路31が出力を止めると、補正光学手段は非制御状態に
なり、それ以上電力を消耗しない。そして、バルブモー
ドによる露光を終えて第2のスイッチ28がオフされる
と、タイマ回路31は再び出力を始め、カウントはリセ
ットされる。
【0073】ここで、バルブモードでの露光中、4秒で
補正光学手段の制御を止めてしまうと、以下の事柄が心
配される。
補正光学手段の制御を止めてしまうと、以下の事柄が心
配される。
【0074】1)跳ね上げミラー,シャッタの外乱振動
で補正光学手段が揺れないか。
で補正光学手段が揺れないか。
【0075】2)防振装置の作動時に4秒後は防振を止
める為に、手振れによる画質劣化が生じないか。
める為に、手振れによる画質劣化が生じないか。
【0076】上記1)については、跳ね上げミラー,シ
ャッタの外乱振動は、第2のスイッチ28のオンから1
秒程度で収まる為に問題にはならない。
ャッタの外乱振動は、第2のスイッチ28のオンから1
秒程度で収まる為に問題にはならない。
【0077】上記2)については、防振機能を働かせて
4秒以上の露光を行った場合、十分な防振が出来ない
為、防振を止めた場合と同様な画質となる。何故なら
ば、手振れの帯域は1Hz〜10Hzであり、その補正
を行う為に防振機能を働かせるが、実際には手振れと共
に体の揺らぎが極低周波数で生じており、この揺らぎは
防振出来ない為である。もちろん、この揺らぎも防振出
来るシステムも構築出来るが、システムが“安定して起
動する迄に時間が長く必要である”等の民生用として、
好ましく無いシステムとなってしまい、実用的でない。
4秒以上の露光を行った場合、十分な防振が出来ない
為、防振を止めた場合と同様な画質となる。何故なら
ば、手振れの帯域は1Hz〜10Hzであり、その補正
を行う為に防振機能を働かせるが、実際には手振れと共
に体の揺らぎが極低周波数で生じており、この揺らぎは
防振出来ない為である。もちろん、この揺らぎも防振出
来るシステムも構築出来るが、システムが“安定して起
動する迄に時間が長く必要である”等の民生用として、
好ましく無いシステムとなってしまい、実用的でない。
【0078】そして、この揺らぎは極低周波故に通常の
露光時間では何ら問題を生じないが、バルブモード時の
様な長秒時露光の時には問題となって来る。
露光時間では何ら問題を生じないが、バルブモード時の
様な長秒時露光の時には問題となって来る。
【0079】以上、バルブモードの時には防振も十分に
は出来ない為に、省電力を優先して補正光学手段を非制
御状態にする。
は出来ない為に、省電力を優先して補正光学手段を非制
御状態にする。
【0080】また、通常バルブモード時には、カメラを
三脚等に固定して撮影する為に手振れの心配は無く、防
振の必要性は無く感じられるが、実際には撮影時の跳ね
上げミラー駆動によるショック等によるカメラ或は三脚
の振動で画質劣化が起こり、防振システムは必要になっ
て来る。
三脚等に固定して撮影する為に手振れの心配は無く、防
振の必要性は無く感じられるが、実際には撮影時の跳ね
上げミラー駆動によるショック等によるカメラ或は三脚
の振動で画質劣化が起こり、防振システムは必要になっ
て来る。
【0081】但し、その様な振動は撮影初期に生ずる為
に、タイマ回路31で撮影初期のみ補正光学手段を制御
状態にすれば十分である。
に、タイマ回路31で撮影初期のみ補正光学手段を制御
状態にすれば十分である。
【0082】図4において、タイマ回路31には振動検
出手段の出力(指令信号730p)も入力している。そ
して、この出力によりタイマ回路31のカウント時間を
変更している。例えば、カメラを三脚に固定した状態の
時には手振れが無い為に振動検出手段の出力は小さい。
この様な時はタイマ回路31のカウント時間を4秒→1
秒位迄短くして、早めに補正光学手段を非制御状態にし
て、より一層の省電力化を図っている。
出手段の出力(指令信号730p)も入力している。そ
して、この出力によりタイマ回路31のカウント時間を
変更している。例えば、カメラを三脚に固定した状態の
時には手振れが無い為に振動検出手段の出力は小さい。
この様な時はタイマ回路31のカウント時間を4秒→1
秒位迄短くして、早めに補正光学手段を非制御状態にし
て、より一層の省電力化を図っている。
【0083】(第3の実施例)以上の例では、第1或は
第2のスイッチ27,28のオン時には、防振装置の作
動,非作動に係らず、補正光学手段を制御状態にして強
固に保持し、これらスイッチ27,28がオフ時は補正
光学手段は非制御状態にある。前述した様に補正光学手
段の固有振動数は手振れ振動周波数帯域より高い為に、
補正光学手段が非制御状態でも手振れ振動によるファイ
ンダ面の揺らぎは無い。しかしながら、それ以上の故意
の振れ振動を与えた場合には揺らぎを生じ、不快であ
る。
第2のスイッチ27,28のオン時には、防振装置の作
動,非作動に係らず、補正光学手段を制御状態にして強
固に保持し、これらスイッチ27,28がオフ時は補正
光学手段は非制御状態にある。前述した様に補正光学手
段の固有振動数は手振れ振動周波数帯域より高い為に、
補正光学手段が非制御状態でも手振れ振動によるファイ
ンダ面の揺らぎは無い。しかしながら、それ以上の故意
の振れ振動を与えた場合には揺らぎを生じ、不快であ
る。
【0084】図5は、その様な状態の対策を行った、本
発明の第3の実施例における防振機能付カメラの要部を
示す機構図であり、図4と異なるのは、視線検出手段4
1(撮影者の視線方向を眼球の動きより検出する手段)
を不図示のファインダ面に設置している点である。な
お、ここでの視線検出手段41は、撮影者がファインダ
を覗いているか否かを検出する手段として用いている。
発明の第3の実施例における防振機能付カメラの要部を
示す機構図であり、図4と異なるのは、視線検出手段4
1(撮影者の視線方向を眼球の動きより検出する手段)
を不図示のファインダ面に設置している点である。な
お、ここでの視線検出手段41は、撮影者がファインダ
を覗いているか否かを検出する手段として用いている。
【0085】視線検出手段41にて撮影者がファインダ
を覗いている事を検出すると制御切換スイッチ25にハ
イレベルの信号が入力する。制御切換スイッチ25は、
電源消耗状態検出回路26に制御され、電源が消耗して
いない時には視線検出手段41の出力を制御スイッチ2
1pに入力し、この制御スイッチ21pをオンにして補
正光学手段を制御状態にする。
を覗いている事を検出すると制御切換スイッチ25にハ
イレベルの信号が入力する。制御切換スイッチ25は、
電源消耗状態検出回路26に制御され、電源が消耗して
いない時には視線検出手段41の出力を制御スイッチ2
1pに入力し、この制御スイッチ21pをオンにして補
正光学手段を制御状態にする。
【0086】つまり、撮影者がファインダを覗く時には
常に補正光学手段は制御状態にあり、強固に保持される
為、故意の振動でも揺らぎを生ずることはない。尚、撮
影者がファインダを覗く事を検出するのは視線検出手段
41に限らず、図6の様に物体検出手段51を用いても
良い。
常に補正光学手段は制御状態にあり、強固に保持される
為、故意の振動でも揺らぎを生ずることはない。尚、撮
影者がファインダを覗く事を検出するのは視線検出手段
41に限らず、図6の様に物体検出手段51を用いても
良い。
【0087】物体検出手段51は、例えばファインダ面
より撮影者に投光する投光素子とその反射光を受光する
受光素子により構成され、ファインダ面に撮影者が近づ
くと、その反射光を検出して補正光学手段を制御状態に
する。この様な構成でも、撮影者がファインダを覗いて
いる間には補正光学手段の揺らぎを生じない。
より撮影者に投光する投光素子とその反射光を受光する
受光素子により構成され、ファインダ面に撮影者が近づ
くと、その反射光を検出して補正光学手段を制御状態に
する。この様な構成でも、撮影者がファインダを覗いて
いる間には補正光学手段の揺らぎを生じない。
【0088】又、この様な物体検出手段51は、ファイ
ンダ面に設置するのに限定されず、例えばカメラのグリ
ップに圧電ゴムのセンサ等を設け、撮影者がグリップを
握った事を検出して補正光学手段を制御状態にしても良
いし、上記グリップに設けられた検出手段とファインダ
に設けられた検出手段が両方出力した時(ハイレベルと
成った時)のみ、つまりカメラを構え、覗いている時の
み補正光学手段を制御状態にしても良い。
ンダ面に設置するのに限定されず、例えばカメラのグリ
ップに圧電ゴムのセンサ等を設け、撮影者がグリップを
握った事を検出して補正光学手段を制御状態にしても良
いし、上記グリップに設けられた検出手段とファインダ
に設けられた検出手段が両方出力した時(ハイレベルと
成った時)のみ、つまりカメラを構え、覗いている時の
み補正光学手段を制御状態にしても良い。
【0089】(第4の実施例)以上の図3から図6まで
における各実施例における駆動制御系には、ハイパスフ
ィルタ212pが入っており、それ故に省電力化が図ら
れている。しかしながら、ハイパスフィルタ212pに
より極低周波帯域が減衰される影響で、手振れ帯域の低
周波側も若干影響を受けており、スローシャッタ秒時の
際の防振精度が僅かであるが劣化する。
における各実施例における駆動制御系には、ハイパスフ
ィルタ212pが入っており、それ故に省電力化が図ら
れている。しかしながら、ハイパスフィルタ212pに
より極低周波帯域が減衰される影響で、手振れ帯域の低
周波側も若干影響を受けており、スローシャッタ秒時の
際の防振精度が僅かであるが劣化する。
【0090】そこで、露光時にはハイパスフィルタ21
2pを用いず防振精度を保つことを考える。もちろん、
ハイパスフィルタを用いないとそれだけ消費電力は大き
くなるが、露光と云う短い間に限ればさほどの消費電力
では無い。
2pを用いず防振精度を保つことを考える。もちろん、
ハイパスフィルタを用いないとそれだけ消費電力は大き
くなるが、露光と云う短い間に限ればさほどの消費電力
では無い。
【0091】図7は、上記の問題を解決する事のでき
る、本発明の第4の実施例における防振機能付カメラの
要部を示す機構図であり、図3と異なるのは、ハイパス
フィルタ212pと並列に、差動回路62p,サンプル
ホールド回路63p,差動回路64pを設けており、特
性切換手段61pで選択される構成になっている点であ
る。
る、本発明の第4の実施例における防振機能付カメラの
要部を示す機構図であり、図3と異なるのは、ハイパス
フィルタ212pと並列に、差動回路62p,サンプル
ホールド回路63p,差動回路64pを設けており、特
性切換手段61pで選択される構成になっている点であ
る。
【0092】尚、上記特性切換手段61pは、第2のス
イッチ28のオン時から撮影終了迄の間はスイッチ片6
1paを接点61pbに接続し、それ以外はスイッチ片
61paを接点61pcに接続している。
イッチ28のオン時から撮影終了迄の間はスイッチ片6
1paを接点61pbに接続し、それ以外はスイッチ片
61paを接点61pcに接続している。
【0093】ここで、差動回路62p,サンプルホール
ド回路63p,差動回路64pの役割を述べる。
ド回路63p,差動回路64pの役割を述べる。
【0094】上記回路が無く、例えばハイパスフィルタ
212pに並列に破線69で示す経路が在り、露光時の
みにこの経路を用いる(特性切換61pで選択して)場
合を図8を参照しながら考える。
212pに並列に破線69で示す経路が在り、露光時の
みにこの経路を用いる(特性切換61pで選択して)場
合を図8を参照しながら考える。
【0095】図8(a)に示す実際の手振れ波形(正弦
波で表す)65に対して、補正光学手段の駆動位置は、
防振機能を働かせ、第1のスイッチ27のオン時(SW
1以降)には図8(c)に示す66に示す波形となる。
波で表す)65に対して、補正光学手段の駆動位置は、
防振機能を働かせ、第1のスイッチ27のオン時(SW
1以降)には図8(c)に示す66に示す波形となる。
【0096】ここで、波形66の中心は補正光学手段の
自重とバネの釣り合う点を中心としており(前述した様
にハイパスフィルタ212pの作用で釣り合い点が中心
となる)、又、振幅も実際の手振れに比べて若干減衰
(図では強調して示している)している(ハイパスフィ
ルタ212pの影響)。
自重とバネの釣り合う点を中心としており(前述した様
にハイパスフィルタ212pの作用で釣り合い点が中心
となる)、又、振幅も実際の手振れに比べて若干減衰
(図では強調して示している)している(ハイパスフィ
ルタ212pの影響)。
【0097】次に、第2のスイッチ28をオンにしてハ
イパスフィルタ212pを除くと、図8(c)に示す様
に補正光学手段の駆動位置は67の様な波形となる(S
W2以降)。ここでハイパスフィルタ212pを除くこ
とで補正光学手段の駆動中心は該補正光学手段の位置検
出手段(PSD)78pの出力中心と一致することにな
り、この中心とバネの釣り合い中心は必ずとも一致せ
ず、又、ハイパスフィルタ212pが無い分振幅の減衰
も無い故に、第2のスイッチ28のオン時にδで示す不
連統なズレを生じ、この時、画面が変わるばかりでな
く、補正光学手段のステップ移動による不要な振動を生
じ、この振動が防振精度を劣化させてしまう。
イパスフィルタ212pを除くと、図8(c)に示す様
に補正光学手段の駆動位置は67の様な波形となる(S
W2以降)。ここでハイパスフィルタ212pを除くこ
とで補正光学手段の駆動中心は該補正光学手段の位置検
出手段(PSD)78pの出力中心と一致することにな
り、この中心とバネの釣り合い中心は必ずとも一致せ
ず、又、ハイパスフィルタ212pが無い分振幅の減衰
も無い故に、第2のスイッチ28のオン時にδで示す不
連統なズレを生じ、この時、画面が変わるばかりでな
く、補正光学手段のステップ移動による不要な振動を生
じ、この振動が防振精度を劣化させてしまう。
【0098】このδの段差を無くす為に、差動回路62
p,サンプルホールド回路63p,差動回路64pを設
けており、その動作を以下に説明する。
p,サンプルホールド回路63p,差動回路64pを設
けており、その動作を以下に説明する。
【0099】ハイパスフィルタ212pを除いた時の補
正光学手段の駆動位置67は、指令信号730pの目標
値にほぼ等しい(目標値と等しくなる様に補正光学手段
は駆動制御される)。よって、目標値と、第2のスイッ
チ28がオンする前の補正光学手段位置の差を差動回路
62pで求め、その値をサンプルホールド回路63pに
記憶する(サンプルホールド回路63pは、第2のスイ
ッチ28のオンでホールド状態となり、その時の差動回
路62p出力を記憶する)。この記憶された値は図8
(b)のδとなり、このδをハイパスフィルタを除いた
時の補正光学手段の駆動位置67から常に差し引くと、
図8(c)の波形68の様に波形66から連続的に切り
換わり、第2のスイッチ28のオン時の画面変動も不要
な振動も生じなくなり、防振精度も高く保てる様にな
る。
正光学手段の駆動位置67は、指令信号730pの目標
値にほぼ等しい(目標値と等しくなる様に補正光学手段
は駆動制御される)。よって、目標値と、第2のスイッ
チ28がオンする前の補正光学手段位置の差を差動回路
62pで求め、その値をサンプルホールド回路63pに
記憶する(サンプルホールド回路63pは、第2のスイ
ッチ28のオンでホールド状態となり、その時の差動回
路62p出力を記憶する)。この記憶された値は図8
(b)のδとなり、このδをハイパスフィルタを除いた
時の補正光学手段の駆動位置67から常に差し引くと、
図8(c)の波形68の様に波形66から連続的に切り
換わり、第2のスイッチ28のオン時の画面変動も不要
な振動も生じなくなり、防振精度も高く保てる様にな
る。
【0100】以上の各実施例によれば、補正光学手段の
バネ支持固有振動数を、手振れ周波数帯域より上限に設
置するようにしている為、補正光学手段の非制御時に
も、手振れ振動による画面の揺らぎを無くし、撮影者に
不快感を与えない。
バネ支持固有振動数を、手振れ周波数帯域より上限に設
置するようにしている為、補正光学手段の非制御時に
も、手振れ振動による画面の揺らぎを無くし、撮影者に
不快感を与えない。
【0101】また、防振装置の非作動時にも、少なくと
も露光時には補正光学手段を制御状態にするようにして
いる為、外乱振動による補正光学手段の揺れを防ぎ、画
質劣化を無くす事ができる。
も露光時には補正光学手段を制御状態にするようにして
いる為、外乱振動による補正光学手段の揺れを防ぎ、画
質劣化を無くす事ができる。
【0102】さらに、露光時に、一定時間で補正光学手
段の制御を止めるようにしている為、バルブモード等の
長秒時露光時の電源消耗を防ぐことが可能となる。
段の制御を止めるようにしている為、バルブモード等の
長秒時露光時の電源消耗を防ぐことが可能となる。
【0103】更に、例えば視線等撮影者がファインダを
覗いたことを検出することで補正光学手段の制御を行う
ようにしている為、補正光学手段の揺らぎを無くし、撮
影者には常に不快感を与えない構成となった。
覗いたことを検出することで補正光学手段の制御を行う
ようにしている為、補正光学手段の揺らぎを無くし、撮
影者には常に不快感を与えない構成となった。
【0104】更に又、補正光学手段の制御を、レリーズ
ボタン半押し時と全押し時(露光時)で滑らかに切り換
えるようにしている為、防振精度の劣化を防ぐことが可
能となる。
ボタン半押し時と全押し時(露光時)で滑らかに切り換
えるようにしている為、防振精度の劣化を防ぐことが可
能となる。
【0105】(変形例)以上の各実施例において、駆動
制御系は図12に示す様に総てアナログ回路で表示した
が、例えば増幅回路727p内のアンプ727c(図1
2参照)の出力をA/Dしてマイコンに取り込み、以降
総てをディジタル処理で行っても良く、図3から図7ま
でのその他の回路もディジタルで構成しても良いのは云
う迄もない。
制御系は図12に示す様に総てアナログ回路で表示した
が、例えば増幅回路727p内のアンプ727c(図1
2参照)の出力をA/Dしてマイコンに取り込み、以降
総てをディジタル処理で行っても良く、図3から図7ま
でのその他の回路もディジタルで構成しても良いのは云
う迄もない。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
補正光学手段の質量と弾性部材の弾性力により求まる固
有振動数が、レンズ鏡筒に入力される手振れ周波数の上
限より高くなるように、前記弾性部材の弾性力を設定
し、防振非作動時に、手振れ振動により補正手段が揺れ
ないようにしている。
補正光学手段の質量と弾性部材の弾性力により求まる固
有振動数が、レンズ鏡筒に入力される手振れ周波数の上
限より高くなるように、前記弾性部材の弾性力を設定
し、防振非作動時に、手振れ振動により補正手段が揺れ
ないようにしている。
【0107】よって、手振れ振動による画面の揺らぎを
無くし、撮影者に不快感を与えることを防ぐことができ
る。
無くし、撮影者に不快感を与えることを防ぐことができ
る。
【0108】また、本発明によれば、防振スイッチの状
態に関係なく、該カメラの供給電源の消耗が小さい場合
は、撮影準備動作開始用スイッチのオンにより、供給電
源の消耗が大きい場合は、撮影動作開始用スイッチのオ
ンにより、制御手段を動作させる防振指示手段を設け、
防振非作動時であっても、少なくとも露光時には補正光
学手段を電気的に制御して揺れないようにしている。
態に関係なく、該カメラの供給電源の消耗が小さい場合
は、撮影準備動作開始用スイッチのオンにより、供給電
源の消耗が大きい場合は、撮影動作開始用スイッチのオ
ンにより、制御手段を動作させる防振指示手段を設け、
防振非作動時であっても、少なくとも露光時には補正光
学手段を電気的に制御して揺れないようにしている。
【0109】よって、撮影時の画質の劣化を防止するこ
とができる。
とができる。
【0110】また、本発明によれば、撮影者がファイン
ダを覗くことを検出する検出手段と、該検出手段にてフ
ァインダを覗いたことが検出された場合は、防振スイッ
チの状態に関係なく、制御手段を動作させる防振指示手
段を設け、防振非作動時であっても、撮影者がファイン
ダを覗いたことの検出により、補正光学手段を電気的に
制御するようにしている。
ダを覗くことを検出する検出手段と、該検出手段にてフ
ァインダを覗いたことが検出された場合は、防振スイッ
チの状態に関係なく、制御手段を動作させる防振指示手
段を設け、防振非作動時であっても、撮影者がファイン
ダを覗いたことの検出により、補正光学手段を電気的に
制御するようにしている。
【0111】よって、補正光学手段の揺れによる画面の
揺らぎを無くし、撮影者に不快感を与えることを防ぐこ
とができる。
揺らぎを無くし、撮影者に不快感を与えることを防ぐこ
とができる。
【0112】また、本発明によれば、制御手段内に、撮
影準備動作開始用スイッチのオンにより、速度制御或は
低周波には応答しない位置制御にて前記補正光学手段を
駆動し、撮影動作開始用スイッチのオンにより、低周波
にも応答する位置制御にて前記補正光学手段を駆動する
駆動変更手段を設け、また、撮影準備動作開始用スイッ
チのオンによる補正光学手段の制御から、撮影動作開始
用スイッチのオンによる補正光学手段の制御に切換わる
際の、前記補正光学手段の駆動に連続性を持たせる駆動
変更保証手段を設け、スローシャッタ秒時による露光時
を考慮して、露光時には手振れ帯域の低周波側にも応答
した補正光学手段の位置制御を行うようにすると共に、
撮影準備動作から撮影動作への移行時の上記周波数の切
換に伴う補正光学手段の位置制御に連続性を持たせるよ
うにしている。
影準備動作開始用スイッチのオンにより、速度制御或は
低周波には応答しない位置制御にて前記補正光学手段を
駆動し、撮影動作開始用スイッチのオンにより、低周波
にも応答する位置制御にて前記補正光学手段を駆動する
駆動変更手段を設け、また、撮影準備動作開始用スイッ
チのオンによる補正光学手段の制御から、撮影動作開始
用スイッチのオンによる補正光学手段の制御に切換わる
際の、前記補正光学手段の駆動に連続性を持たせる駆動
変更保証手段を設け、スローシャッタ秒時による露光時
を考慮して、露光時には手振れ帯域の低周波側にも応答
した補正光学手段の位置制御を行うようにすると共に、
撮影準備動作から撮影動作への移行時の上記周波数の切
換に伴う補正光学手段の位置制御に連続性を持たせるよ
うにしている。
【0113】よって、防振精度の劣化を防止することが
可能となる。
可能となる。
【0114】また、本発明によれば、制御手段内に、露
光中に所定の時間以上経過すると、補正光学手段の制御
を停止する防振停止手段を設け、露光時に、所定時間が
経過すると、強制的に防振機能を停止させるようにして
いる。
光中に所定の時間以上経過すると、補正光学手段の制御
を停止する防振停止手段を設け、露光時に、所定時間が
経過すると、強制的に防振機能を停止させるようにして
いる。
【0115】よって、長秒時露光時の電源消耗を防ぐこ
とが可能となる。
とが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例における防振機能付カメ
ラの要部を示す断面図である。
ラの要部を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例において該カメラに加わ
る外乱振動に対する補正光学手段の揺れの比のボード線
図である。
る外乱振動に対する補正光学手段の揺れの比のボード線
図である。
【図3】図1のカメラの要部を示す構成図である。
【図4】本発明の第2の実施例における防振機能付カメ
ラの要部を示す構成図である。
ラの要部を示す構成図である。
【図5】本発明の第3の実施例における防振機能付カメ
ラの要部を示す構成図である。
ラの要部を示す構成図である。
【図6】図5の一部を変形した防振機能付カメラの要部
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図7】本発明の第4の実施例における防振機能付カメ
ラの要部を示す構成図である。
ラの要部を示す構成図である。
【図8】図7の各部に出力波形を示す図である。
【図9】従来の防振装置の概略構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図10】従来の補正光学手段の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図11】図10の補正光学手段を具備した防振機能付
カメラの要部を示す構成図である。
カメラの要部を示す構成図である。
【図12】図11に示した駆動制御系の詳細を示す回路
図である。
図である。
11p,11y バネ 31 タイマ回路 41 視線検出手段 51 物体検出手段 71 レンズ 72 支持枠 212p ハイパスフィルタ
Claims (10)
- 【請求項1】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
され、前記レンズ群の光軸を偏心させる、前記レンズ鏡
筒に対して相対的に駆動可能に支持される補正光学手段
と、該補正光学手段を前記レンズ鏡筒に対して弾性支持
する弾性部材とを備えた防振機能付カメラにおいて、前
記補正光学手段の質量と前記弾性部材の弾性力により求
まる固有振動数が、前記レンズ鏡筒に入力される手振れ
周波数の上限より高くなるように、前記弾性部材の弾性
力を設定したことを特徴とする防振機能付カメラ。 - 【請求項2】 前記固有周波数を12Hz近傍に設定す
ることを特徴とする請求項1記載の防振機能付カメラ。 - 【請求項3】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
され、前記レンズ群の光軸を偏心させる、前記レンズ鏡
筒に対して相対的に駆動可能に支持される補正光学手段
と、前記補正光学手段を制御する制御手段と、防振機能
を働かせる為の防振スイッチと、前記レンズ鏡筒に入力
される振動を検出する振動検出手段と、該振動検出手段
の出力に基づいて前記補正光学手段を駆動する駆動手段
とを備えた防振機能付カメラにおいて、前記防振スイッ
チの状態に関係なく、該カメラの供給電源の消耗が小さ
い場合は、又撮影準備動作開始用スイッチのオンによ
り、供給電源の消耗が大きい場合は、撮影動作開始用ス
イッチのオンにより、前記制御手段を動作させる防振指
示手段を設けたことを特徴とする防振機能付カメラ。 - 【請求項4】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
され、前記レンズ群の光軸を偏心させる、前記レンズ鏡
筒に対して相対的に駆動可能に支持される補正光学手段
と、前記補正光学手段を制御する制御手段と、防振機能
を働かせる為の防振スイッチと、前記レンズ鏡筒に入力
される振動を検出する振動検出手段と、該振動検出手段
の出力に基づいて前記補正光学手段を駆動する駆動手段
とを備えた防振機能付カメラにおいて、撮影者がファイ
ンダを覗くことを検出する検出手段と、該検出手段にて
ファインダを覗いたことが検出された場合は、前記防振
スイッチの状態に関係なく、前記制御手段を動作させる
防振指示手段を設けたことを特徴とする防振機能付カメ
ラ。 - 【請求項5】 制御手段は、補正光学手段を所定の位置
に電気的に固定する手段であることを特徴とする請求項
3又は4記載の防振機能付カメラ。 - 【請求項6】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
され、前記レンズ群の光軸を偏心させる、前記レンズ鏡
筒に対して相対的に駆動可能に支持される補正光学手段
と、前記レンズ鏡筒に入力される振動を検出する振動検
出手段と、該振動検出手段の出力に基づいて前記補正光
学手段の駆動を制御する制御手段とを備えた防振機能付
カメラにおいて、前記制御手段内に、撮影準備動作開始
用スイッチのオンにより、速度制御或は低周波には応答
しない位置制御にて前記補正光学手段を駆動し、撮影動
作開始用スイッチのオンにより、低周波にも応答する位
置制御にて前記補正光学手段を駆動する駆動変更手段を
設けたことを特徴とする防振機能付カメラ。 - 【請求項7】 撮影準備動作開始用スイッチのオンによ
る補正光学手段の制御から、撮影動作開始用スイッチの
オンによる補正光学手段の制御に切換わる際の、前記補
正光学手段の駆動に連続性を持たせる駆動変更保証手段
を設けたことを特徴とする請求項6記載の防振機能付カ
メラ。 - 【請求項8】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
され、前記レンズ群の光軸を偏心させる、前記レンズ鏡
筒に対して相対的に駆動可能に支持される補正光学手段
と、前記レンズ鏡筒に入力される振動を検出する振動検
出手段と、該振動検出手段の出力に基づいて前記補正光
学手段の駆動を制御する制御手段とを備えた防振機能付
カメラにおいて、前記制御手段内に、露光中に所定の時
間以上経過すると、前記補正光学手段の制御を停止する
防振停止手段を設けたことを特徴とする防振機能付カメ
ラ。 - 【請求項9】 前記所定の時間を、振動検出手段の出力
により変更する事を特徴とする請求項8記載の防振機能
付カメラ。 - 【請求項10】 防振停止手段は、防振スイッチの状態
に関係なく、露光中に所定の時間以上経過すると補正光
学手段の制御を停止する手段であることを特徴とする請
求項8記載の防振機能付カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26305293A JPH0798470A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 防振機能付カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26305293A JPH0798470A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 防振機能付カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0798470A true JPH0798470A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17384192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26305293A Pending JPH0798470A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 防振機能付カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0798470A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5805937A (en) * | 1995-09-12 | 1998-09-08 | Nikon Corporation | Vibration reduction apparatus |
| JPH11122514A (ja) * | 1997-10-08 | 1999-04-30 | Asahi Optical Co Ltd | 光学装置の架台およびその固有振動周波数の決定方法 |
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