JPH0798627B2 - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

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JPH0798627B2
JPH0798627B2 JP20410789A JP20410789A JPH0798627B2 JP H0798627 B2 JPH0798627 B2 JP H0798627B2 JP 20410789 A JP20410789 A JP 20410789A JP 20410789 A JP20410789 A JP 20410789A JP H0798627 B2 JPH0798627 B2 JP H0798627B2
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英紀 渡辺
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はロープを使用しない(以下ロープレスとい
う)エレベータ、例えばリニア式エレベータ装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
中低層ビルにおける従来のロープ式エレベータは、ロー
プの一端にかごを接続し、このロープの他端に釣合錘を
吊着してロープを巻上機の綱車に掛け、巻上機の回転を
摩擦力でロープを上下方向に移動させてエレベータを昇
降させる、いわゆるトラクション式のエレベータが用い
られている。
一方、超高層ビルのエレベータにおいては、エレベータ
の運転能力及びサービス向上の観点から、きわめて多数
のエレベータを設置する必要がある。このため、ビルの
有効スペースが減ってしまうという問題があった。
そこで多数のエレベータを設置しても、ビルの有効スペ
ースが減少しないように、単一の昇降路内に複数組のエ
レベータかごを配置した、いわゆるワンシャフトマルチ
カー式のエレベータが提案されている(特願昭63−2562
71号公報参照)。
このようなワンシャフトマルチカー式のエレベータを第
4図について説明する。昇降路(1)内に上部かご(12
a)と、この上部かご(12a)の直下に下部かご(12b)
を収納して、これらかご(12a),(12b)を昇降させる
もので、上部かご(12a)はロープ(13)を介して釣合
錘(14)に結合され、また下部かご(12b)はロープ(1
5)を介して釣合錘(16)に結合されている。上部かご
(12a)はモータ(17)により巻上機(18)に駆動され
て、下部かご(12b)の直上位置で昇降する。これら上
部かご(12a)及び下部かご(12b)はそれぞれガバナ
(25)及び(26)により昇降速度の検出がなされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記構成に係る従来のエレベータ装置では、ワンシャフ
トマルチカーとしてかご(12a)及び(12b)を上下に配
置したので、かごを並設するものに比べてスペースの縮
減を図ることはできるが、釣合錘を並置する必要があ
り、そのためまだ昇降路(1)のスペースを大きく取る
ことが必要とされるなどの課題があった。
このため、ワンシャフトマルチカーの場合には、昇降路
のレイアウト上どうしても釣合錘(14),(16)および
ロープ(13),(15)を除くことはできない等の課題が
あった。さらにワンシャフトマルチカーの場合には万一
の時、同一のガイドレールを走行するため上部かご(12
a)と下部かご(12b)とが衝突してしまう危険性がある
などの問題があった。
本発明は上記欠点を除くためになされたもので、有効利
用スペースを増大させ、衝突時の衝撃を回避することの
できるエレベータ装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るエレベータ装置では、昇降路側壁に第1
および第2のかごの昇降行程全域にわたりリニアモータ
の一次側コイルを敷設し、これらかごの各側壁には上記
一次側コイルに対向させて該リニアモータの二次側導体
を取着して、これらかごをそれぞれ昇降駆動するととも
に、これらかごの各対向面のいずれか一方に、これらか
ごの間隔が所定値に達すると上記対向面の他面に対して
空気を噴出し、これらかごの緩衝を行う緩衝装置を設け
たものである。
〔作用〕
この発明に係るエレベータ装置によれば、昇降路側壁に
第1および第2のかごの昇降行程全域にわたりリニアモ
ータの一次側コイルを敷設し、これらかごの各側壁には
上記一次側コイルに対向させて該リニアモータの二次側
導体を取着して、これらかごをそれぞ昇降駆動するとと
もに、これらかごの各対向面のいずれか一方に、これら
かごの間隔が所定値に達すると上記対向面の他面に対し
て空気を噴出し、これらかごの緩衝を行う緩衝装置を設
けたことにより、有効利用スペースを増大させるととも
に衝突時の衝撃を緩和することができる。
〔実施例〕
以下、図示実施例により本発明を説明する。第1図ない
し第3図において、(2a)は昇降路(1)内を昇降自在
に駆動制御される上部かご、(2b)はこの昇降路(1)
内でこの上部かご(2a)の下方に配置され、昇降自在に
駆動制御される下部かごで、これら上部かご(2a)と下
部かご(2b)はいずれも同一の構造を有している。昇降
路(1)の両側壁には、ほぼ中央に上記かご(2a),
(2b)を昇降自在に案内する案内レール(5),(6)
が垂設され、この案内レール(5),(6)にはそれぞ
れ各かご(2a),(2b)の両側部上下に設けられた上部
かごガイドローラ(21a),(21b),(22a),(22b)
と下部かごガイドローラ(23a),(23b),(24a),
(24b)とが滑動自在に係合している。(27a),(27
b)はそれぞれ制動装置であり、かご(2a),(2b)の
下部でレール(5),(6)と対向して配設された制動
シューである。
またこの案内レール(5),(6)の両側には、上記上
部かご(2a)と下部かご(2b)との昇降行程の全域にわ
たり、リニアモータ(30),(31)の一部を構成する一
次側コイル(30a),(30b)が分割敷設されている。
(40a),(40b)および(41a),(41b)はそれぞれ各
かご(2a),(2b)の側面に垂設された各案内レール
(5),(6)の係合部(21c),(23c),(21d),
(23d)の両側で前記リニアモータ(30)の一次側コイ
ル(30a),(30b)に対向して分割配設されたリニアモ
ータ(30),(31)の二次側をそれぞれ構成する永久磁
石であり、この永久磁石としては厚さ5mm程度の稀度類
磁石が用いられ、その裏面に磁路を構成する厚さ5mm程
度の鉄板が裏打ちされている。
なお、昇降路(1)の中には、鉄粉等も浮遊しており、
永久磁石(40a),(40b),(41a),(41b)にこの鉄
粉が付着すると除去はきわめて困難であるので、これら
永久磁石(40a),(40b),(41a),(41b)の表面に
はプラスチックの薄い膜が張りつけてある。これによっ
て鉄粉の除去が容易にできる。これらかご(2a),(2
b)はそれぞれニリアモータ(30),(31)の駆動制御
により昇降路(1)内を昇降するよう構成されている。
また(50)は上部かご(2a)の下面に取りつけられた安
全装置としての緩衝装置であり、この緩衝装置(50)は
電動機(51)の作動によりブロワ(52)で空気をホース
(53)に圧送し、整風板(54)によりこのホース(53)
からの圧縮空気の流れを有効に下方へ噴出させるもので
ある。上部かご(2a)の下面に複数取り付けられたこの
緩衝装置(50)は、上部かご(2a)と下部かご(2b)と
の距離がある間隔以下になった場合、それを検知手段
(図示せず)によって検知して、電動機(51)を回転さ
せ、空気を下方に向け対向する下部かご(2b)の上面に
噴出させることにより、かご(2a),(2b)同士の衝突
を回避して緩衝作用を行なう。なお、このブロワ(52)
を駆動するための上部かご(2a)への給電は、昇降路
(1)内にトロリ線を敷設し、上部かご(2a)に設けた
集電子(図示せず)を用いて行なう。
なお、上記実施例では緩衝装置(50)を上部かご(2a)
の下面に複数配設しているが、これに限られるものでは
なく、下部かご(2b)の上面に設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば、昇降路側壁に第
1および第2のかごの昇降行程全域にわたりリニタモー
タの一次側コイルを敷設し、これらかごの各側壁には上
記一次側コイルに対向させて該リニアモータの二次側導
体を取着して、これらかごをそれぞれ昇降駆動するとと
もに、これらかごの各対向面のいずれか一方に、これら
かごの間隔が所定値に達すると上記対向面の他面に対し
て空気を噴出し、これらかごの緩衝を行う緩衝装置を設
けたことにより、ビル内有効利用スペースを増大させる
ことができるばかりでなく、衝突時に衝撃を回避するこ
とのできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るエレベータ装置の全体
斜視図、第2図および第3図はそれぞれ本発明の一実施
例に係る緩衝装置を示す配置図および断面図、第4図は
従来のエレベータ装置を示す構成図である。 (1)……昇降路、(2a)……上部かご、(2b)……下
部かご、(5),(6)……案内レール、(30a),(3
0b)……一次側コイル、(40a),(40b),(41a),
(41b)……二次側導体、(30),(31)……リニアモ
ータ、(50)……緩衝装置。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降路内をガイドレールを介して昇降自在
    に駆動制御される第1のかごと、この第1のかごの下方
    に配置され同一昇降路内で駆動制御される第2のかごと
    を備えたエレベータ装置において、上記昇降路側壁にこ
    れら第1および第2のかごの昇降行程全域にわたりリニ
    アモータの一次側コイルを敷設し、これらかごの各側壁
    には上記一次側コイルに対向させて該リニアモータの二
    次側導体を取着して、これらかごをそれぞれ昇降駆動す
    るとともに、これらかごの各対向面のいずれか一方に、
    これらかごの間隔が所定値に達すると上記対向面の他面
    に対して空気を噴出し、これらかごの緩衝を行う緩衝装
    置を設けたことを特徴とするエレベータ装置。
JP20410789A 1989-08-07 1989-08-07 エレベータ装置 Expired - Fee Related JPH0798627B2 (ja)

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JP2618138B2 (ja) * 1991-11-06 1997-06-11 三菱電機株式会社 ロープレスエレベータ装置

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JPH0367887A (ja) 1991-03-22

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