JPH079901A - 高精度の線形機械型ロック - Google Patents

高精度の線形機械型ロック

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JPH079901A
JPH079901A JP6147002A JP14700294A JPH079901A JP H079901 A JPH079901 A JP H079901A JP 6147002 A JP6147002 A JP 6147002A JP 14700294 A JP14700294 A JP 14700294A JP H079901 A JPH079901 A JP H079901A
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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造及び組立てを容易にし、かつロック組立
体の精度を改善してスムーズかつ迅速なロック動作を達
成した線形ロックを提供することである。 【構成】 本発明の線形機械型ロック100は、スロッ
ト132をもつ上部ハウジング要素124と、スロット
132に挿入されるタブ30をもつU字形状の下部ハウ
ジング要素116と、スロット132と整列してタブ3
0が挿入されるスロット136をもつ調節プレート13
4とを組み合わせて、解除レバー付きスリーブ46と棒
12及びスプリング32、34との組立体を収容してい
る。この構成により、上記目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概して、小さくされた
直径のクラッチ用スプリングによってロックハウジング
内部で棒が軸方向に移動しないように棒を通常締止して
いて、スプリングを部分的にほどくことによって棒を開
放する、タイプの機械型ロック装置に関する。
【0002】
【従来技術と解決課題】本発明は、あるクラスの機械型
ロックに関する。この機械型ロックは、一般に、ロック
ハウジング内部を軸方向に移動可能な棒と、棒にぴった
りと巻かれハウジングに軸方向に固定された、ハウジン
グ内部で移動しないように棒を通常締止している一つも
しくはそれ以上のコイル状スプリングとを持つ。解除部
材が提供されてコイル状スプリングもしくは複数のコイ
ル状スプリングを部分的にほどくと、その結果、スプリ
ングの内径が広げられて、棒はロックハウジングに対し
て軸方向の移動が自由に解除される。この種の線形ロッ
クは、広い範囲で、特に、自動車やその他の乗り物の寄
りかかりシートに使用されてきた。このような設備で
は、機械型のロックハウジングが寄りかかることのでき
る背もたれもしくは据えつけシートの内の一方に固定さ
れると、棒の端部はシートのこれら二つの構成要素の残
りの方に取りつけられる。その通常のロックした状態で
は、装置は、背もたれの位置を固定する。使用者が背も
たれの位置を変えたい場合、ロックを手で解除し、棒を
自由にして背もたれを移動可能にする。機械型ロック
は、典型的に、外側程重くなっているコイル状スプリン
グをもつ。このスプリングは、ロックが解除されたとき
拡大状態で棒に巻きついている。例えば、スプリング
は、シートの背もたれを完全な直立状態にするように機
能するようにできる。このようなロックの一つの比較的
初期の例は、Porter他に付与されこの特許出願人の譲受
人によって所有される米国特許第3,874,480 号に開示さ
れている。
【0003】棒の両方向の負荷が予想される場合のいく
つかの応用では、共通の解除レバーの各側に一つづつ、
二つの端部のブッシュ間に軸方向に保持される二つのス
プリングを備えることができ、各ブッシュは対応するス
プリングの端部のタングとかみ合ってスプリングのタン
グと外端コイルとを固定し棒の周りの回転を防ぐ。スプ
リングの内端コイルは、両方のスプリングを同時にほど
いてハウジング内部での棒の軸方向の移動を自由にする
よう動作できる解除レバーに結合される。
【0004】ブッシュは、三つの別個の機能を果たす。
各ブッシュの軸方向の孔は、ロックハウジング内部で滑
動するように棒を支持する半径方向の支持面を画定す
る。ブッシュの半径方向のスロットは、スプリングの端
部のタングを受容してスプリングの外端を周囲に固定し
て、スプリングのこの端部が棒の周りに回転するのを防
ぐ。最後に、ブッシュの軸方向の支持面は、スプリング
のタングから90度円周方向に離される。スプリングが
ロックハウジングに対して棒に作用する負荷によって軸
方向の支持面に対して棒を引かれるとき、スプリングの
端部コイルは棒の軸に対して傾けられる。この傾きが通
常の円形状から楕円形状へコイルを変形し、スプリング
コイルと棒との間の摩擦結合を実質的に増大する。負荷
状態が持続しているかぎり、クラッチ用スプリングは負
荷に都合よく抵抗し、ハウジングに対して棒を確実にロ
ックする。
【0005】従来技術のロックは、また、スプリングも
しくは複数のスプリングを密接して包囲する管状スリー
ブを特徴とし、解除レバーでのコイルが優先的にほどけ
るが反対端部のコイルが棒締め状態のままであるのを防
ぐ。スリーブは、スプリングの長さ方向にもっと一様に
ほどき作用を分散することによってこの結果になるのを
防ぐ。その結果、全てのコイルが、ロックの確実かつ素
早い解除動作により実質的に同時に棒を解除する。
【0006】この種の初期のロックは、一端あるいは両
端で開放している円筒状の管内に収容された。クラッチ
用スプリングは棒上に取り付けられ、そして端部ブッシ
ュや操作レバーやその他のような構成要素全ては、棒上
に組み立てられてその後ハウジングの中へ挿入された。
その後、ハウジングの壁は、ハンマーでうち伸ばされる
かあるいは溶接されてハウジング内の軸方向の固定位置
に内部構成要素を保持された。ハウジング内のロック要
素の相対的な位置は幾分重要であり、ロックを組み立て
る際には高精度が維持されなければならない。管型ハウ
ジングは、整合性を達成することを客観的に困難にして
いる。
【0007】もっと最近では、管状ハウジングは、19
85年11月18日に出願された欧州特許出願第852018
88.6号、公告番号 0 182 440 83 号に開示される二片の
クラムシェル型ハウジングへ発展した。容器(envelop
e)もしくはハウジングは、二つのハーフ・シェルで形
成される。まず、棒は、二つのコイル状スプリングと、
スプリングについての保持用スリーブを含んでいる解除
レバーと、コイル状スプリングの端部に結合する一対の
端部ブッシュとを取りつけられる。ハーフシェルは、棒
組立体を間にして互いにかみ合わされ、ブッシュに溶接
されて棒の周りに囲いを形成する。ブッシュ間の軸方向
の間隔は、スプリングがブッシュ間に軸方向に収容され
て、この溶接によって固定される。棒は、スプリングが
ほどかれてこの移動が可能になると、ブッシュ及びハウ
ジング内で滑動する。
【0008】ブッシュをロックハウジングに溶接する必
要性が、従来技術のロックにおける困難の根源であっ
た。実際には、棒の軸と完全に整列される溶接されたブ
ッシュを備えるロックを作ることは大変困難であり、こ
のような不揃いがロック機構にある程度の摩擦抗力を誘
引する。さらに、ブッシュが加わると、ロックのコスト
がかなり上がり、硬い支持面と溶接できる処理されてな
い部分とを提供するために区別的に硬化されなければな
らないかもしれない。
【0009】通常本出願と共に所有される米国特許第
5,157,826号は、一枚の金属シートからロックハウジン
グを製造して種々の要素を打ち出しすることによって構
成部品の数が少なくされる線形機械型ロックの作成方法
を開示している。種々の要素は、別々の部分を一枚の金
属シートに前もって構成されている。特に、ハウジング
の内部寸法は、クラッチ用スプリングを密接して囲み、
別個の保持用スリーブを使わずにロック解除部材を動作
するとその長さに沿ってスプリングを十分にほどくこと
を促すようになっている。この従来の発明は、現状の技
術に対してする実質的な貢献を提供しているけれども、
さらに、線形ロックの製造及び組立てを容易にする改善
がなされた。これと同時に、よりスムーズで容易かつ迅
速なロック動作のためにロック組立体の精度を改善し
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の機械型ロック
は、組み立てると管状ロックハウジングとなる二つのハ
ウジング要素をもつ。二つのコイル状スプリングが、同
軸でハウジングの内部を延長する棒に巻かれる。これら
のスプリングは、ハウジング要素の一方にだけ設けられ
た二つの向き合う軸方向支持部の間に軸方向に収容され
る。また、これらスプリングは、ハウジング内部に沿っ
て軸方向に移動しないように棒を締めつけるためにある
寸法で作られた規定のコイル内径をもつ。スプリング
は、解除部材に結合される内側端部と、タングが二つの
ハウジング要素の内のもう一方のハウジング要素の周辺
に固定される外側端部とを有する。解除部材は、スプリ
ング間で棒について回転可能な解除レバーの形態を取る
ことができ、両方のスプリングの端部コイルを部分的に
同時にほどいて内径を拡大する。ハウジングは、内部を
ある寸法に作られて軸方向支持部間でスプリングを近接
して囲み、そうして端部コイルの拡大される直径を制限
してコイルスプリングの一端をほどくことによって生じ
る緩みをスプリングの長さ沿いに伝達する。その結果、
解除部材の動作に応じて棒の素早く確実な開放を達成す
る。
【0011】軸方向支持部の一方あるいは両方は、棒に
沿ってスプリングの自由遊びを減少するように調整でき
る。調整可能な軸方向支持部は、スプリングの外側端部
コイルとかみ合う回転可能な偏心カムでよい。そして、
この調整可能な軸方向支持部は、手で回すとスプリング
コイルを向かい側の軸方向支持部に押しつけてスプリン
グ沿いの自由遊びを除去し、両端部でスプリングを各軸
方向支持部と好ましく確実に接触させることを保証でき
る。偏心カムは、ロックハウジングの開口内にはめ込ま
れた回転可能なプラグの内端にあってもよい。プラグの
外側端部には溝が設けてあり、プラグを回すためのドラ
イバーのような刃の付いた道具によって外部から回すこ
とができるようになっている。調整が終わると、端部支
持要素は、正しい位置で接着剤によってロックハウジン
グに固定される。
【0012】線形ロックは、通常、互いに相手に対して
動き得る二つの負荷要素の間に据えつけられる。この据
え付けは、ハウジングと棒それぞれの第一結合器と第二
結合器とによってなされる。ハウジングの負荷結合器
は、ハウジング要素の一方にだけ設けられる。このハウ
ジング要素は、軸方向支持部を備えるハウジング要素と
同一である。他方のハウジング要素は、負荷に直接結合
されず、スプリングのタングを回らないように保持する
だけである。したがって、ハウジング要素の一方は、ロ
ックの使用負荷のほとんど全てを支持する負荷支持要素
である。第二の無負荷支持ハウジング要素は、比較的軽
い重量を載せられる。この新規の構造が、第二ハウジン
グ要素に軽い材料を使用することを可能にしている。そ
れにより、ロックの全重量に関してかなりの節約を実現
する。さらに、重い負荷が、ハウジング要素によって分
配される必要がないので、溶接に頼らずに単に機械的な
手段によって一緒に結合でき、溶接処理での適合性の必
要もないのでハウジング要素のための材料の選択幅が広
くできる。
【0013】本発明の現在好ましい形式では、無負荷支
持のハウジング要素は、二つの側部の間の底部と一つの
開放部とをもつ、U字断面形状のある長さのU字形チャ
ンネルストックである。底部の開口はロックハウジング
に対して周辺方向にクラッチスプリングの端部のタング
を受容して保持する。負荷支持ハウジング要素は、基部
プレートをもつ。この基部プレートは、チャンネルに固
定されてチャンネルの開放部を塞ぎ、棒及びクラッチス
プリングについてのほぼ矩形の内部断面の管状囲いを形
成する。解除部材が操作されてクラッチスプリングの直
径を広げ棒を自由にするとき、クラッチスプリングの外
周はハウジングの四つの面全てに接触する。ハウジング
の内面と、ロックの通常状態でのクラッチスプリングの
外径との間の間隔は、小さい。そのため、クラッチスプ
リングの外径は、ゆるめた時に制限され、そして解除部
材によって生じるゆるみはスプリングの長さの方向に素
早く伝達されて棒を素早く解除する。
【0014】負荷支持ハウジング要素は、好ましくはロ
ック解除部材を操作する手動式ハンドル、あるいはロッ
ク解除部材を遠隔操作するためのケーブルレリーズのよ
うな解除部材操作器のための取付け部をもつ。この取付
け部は、ハウジング要素と一体にできそして同一ハウジ
ング要素の負荷結合器とも一体にできる。
【0015】ハウジング要素の組立ての現在の好ましい
形式は、開放部沿いのチャンネル要素の縦エッジにある
タブによるにものである。タブは、負荷支持ハウジング
要素にある整列したスロットへ侵入し、曲げられて二つ
のハウジング要素が互いに確実に結合する単純な機械式
インターロックを作る。
【0016】本発明の別の形式では、コイル状スプリン
グの向き合う端部に作用する軸方向のもしくは端部の支
持部の間の軸方向の間隔は、無負荷支持ハウジング要素
と組み合わされる二つの別個の負荷支持ハウジング要素
に端部用支持部を設けることによって調節できる。スプ
リング端部支持部とこれに対応するコイル状スプリング
の端部との間の確実なかみ合いを保証するために、ロッ
クハウジングの一部を組立てた未完成の状態で、負荷支
持ハウジング要素の少なくとも一つは、他の二つのハウ
ジング要素に関連して位置決めできるように調節でき
る。そのため、端部支持要素間に軸方向のスプリング及
び棒の自由遊びとなるかもしないいくらかの間隔を除去
する。三つのハウジング要素は、二つのハウジング要素
にある整列したスロットを通る一つのハウジング要素に
ある締止可能なタブのような簡単な機械式インターロッ
クによって一緒に組み立てられ固定できる。特に、調節
可能な負荷支持ハウジング要素は、棒の方向に延長され
た大きさのスロットで締止可能なタブを受容することが
でき、タブを締止する前にこの要素が調節可能に位置付
けられる。
【0017】三つのハウジング要素の内、ハウジング下
部として機能する無負荷支持の第一ハウジング要素は、
向き合う端部で開放し、そして多数の締止可能なタブが
延長する平行なエッジ間の一側面に沿って開放している
U字形状断面のチャンネルでもよい。負荷支持の第二ハ
ウジング要素は、第一ハウジング要素にあるタブを受容
するためのスロットを設けられた上部プレートにでき
る。負荷支持の第三ハウジング要素は、第一ハウジング
要素にあるタブを受容するためのスロットを設けられた
調節プレートにできる。しかしながら、第三ハウジング
要素のスロットは、タブの幅よりも長くでき、そのため
ハウジング下部のエッジに沿っての第三ハウジング要素
の限定された位置の調節を可能にする。上部プレート
は、タブとかみ合わされて調節プレートの上にある関係
にできる。その結果、調節プレートは第一及び第二ハウ
ジング要素の間に挿まれる。三つのハウジング要素がこ
のように組み立てられて、タブが初期の締止されていな
い状態にある時には、調節プレートは、上部プレートの
端部支持部の方へ押されることによって位置を調整でき
る。その結果、二つの端部支持部をコイル状スプリング
の向き合う端部に密接させて、ハウジング組立体に対す
る棒及びコイルのいくらかの軸方向の自由遊びを除去す
る。ハウジング下部のタブは、その後、第二ハウジング
要素の上に曲げられあるいは締止され、その結果、機械
式ロックの完全な組立て状態で三つのハウジング要素全
てを固定する。特に、調節プレートは、これの完全な組
立て状態時に第一及び第二ハウジング要素の間の所定の
位置に摩擦的に保持され固定される。スプリング端部支
持部は、好ましくは、第二及び第三ハウジング要素と一
体でシート状金属から形成される。好ましくは、ロック
機構の十分な軸方向の過負荷が摩擦的な締止を上回って
調節プレートを他のロックハウジング要素に保持するタ
ブを剪断変形させる場合の、破局的なロックの破損を防
ぐために、フェイルセイフ型インターロックが第二及び
第三ハウジング要素間に提供される。このフェイルセイ
フ型インターロックは、調節プレートの窓用開口部と、
上部プレートの上にある部分から窓用開口部の中へ延長
して万一調整プレートが移動するような場合に窓用開口
部のエッジを機械的に制止する制止部とを含むことがで
きる。
【0018】本発明のこれら及びその他の改良や特徴や
利点は、以下の好ましい実施例の詳細な説明と添付図面
とを参照することでよりよく理解されるだろう。
【0019】
【実施例】図面を参照して、参照番号10によって全体
を指示される本発明の線形の機械型ロックは、管状ロッ
クハウジング14の中へ延長する円柱状の棒12をも
つ。ロックハウジング14は、上部の無負荷支持要素1
6と、下部の負荷支持要素24とをもつ。二つのハウジ
ング要素16、24は、組み立てられて向き合う端部で
開放している管状ハウジングを形成する。下部部材16
は、図3の断面図に示されるように、底部18と二つの
側部20と上方エッジ22間の開放部とをもつある長さ
のチャンネルストックである。上部部材24は、U字形
断面で、側部28間に基部26をもつ。チャンネル16
の上方エッジ22沿いのタブ30は、上部ハウジング要
素の基部26にある整列したスロットへ一致させ、曲げ
られてチャンネル16を基部プレート26の下側に機械
的に組み合わせて、チャンネル16の開放部を閉鎖す
る。その結果、ハウジング組立体14は、図3にあるよ
うに、ほぼ矩形の内側断面をもつ。
【0020】一対のクラッチ用スプリング32、34
は、棒12について軸の周りに互いに反対向きで巻か
れ、棒の直径よりも僅かに小さい規定の内径をもつ。そ
の結果、両方のスプリングは棒をしっかり締めている。
クラッチスプリング32、34の外側端部は、それぞれ
タング36、38で終端する。タングは、ハウジング1
4に対してチャンネル16の底部18に画定された孔4
0、42の周囲に固定される。クラッチスプリング3
2、34の内側端部は、棒12と同軸であって、解除レ
バー48により棒12の周りに回転可能なスリーブ46
のノッチ44に結合される。レバー48は、基部プレー
ト26の窓50を通って延長し、スリーブ46に作用し
ているスプリングの伸長によって側部28の一方に押し
つけられる。
【0021】クラッチスプリング32、34は、向き合
った軸方向支持部間に軸方向に収容される。一方の軸方
向支持部は、基部プレート26と一体の固定された肩5
2である。他方の軸方向支持部は、図2に示されるよう
に、基部プレート26の開口59内で回転可能なプラグ
56の内(下)側端部に固定される偏心カム54であ
る。軸方向支持部52、54は、端部タング36、38
と直径方向に反対側のある点において対応するクラッチ
スプリング32、34の外側端部コイルに接触する。図
4は、見易いように基部プレートを取り除いて、調整可
能な軸方向支持部の平面図を図示する。プラグ56の外
(上)側端部58には、孔59内のプラグ56を回すた
めに、ドライバーのような刃をもつ道具によってかみ合
わせできる細長い溝74がある。プラグ56を回すこと
で、カム54の外周に沿っての図4に示されるクラッチ
スプリング34の端部コイルとの最小半径のかみ合いと
図5に示される最大半径のかみ合いとの間を偏心カムが
回る。
【0022】線形ロック10の通常の状態では、クラッ
チスプリング32、34が、ハウジング内部で軸方向に
移動しないように棒12を締止している。棒12は、図
2及び3の矢印によって示されるような反時計回りに解
除レバー48及びスリーブ46を回転することによっ
て、軸方向の移動が自由になる。スリーブ46は、スプ
リングコイルを緩めて(ほどいて)これらの内径を広げ
る向きに両方のクラッチスプリングの内側端部を同時に
回す。側部20の内面間と底部18及び基部プレート2
6間とのロックハウジングの内側寸法は、スプリング3
2、34の規定の外径よりもほんの僅か大きいだけであ
る。そのため、ハウジング14は、クラッチスプリング
を接近して包囲している。解除レバー48が回り始める
と、二つのスプリングの内端のコイルが緩んで、これら
の外径の広がりがチャンネル16及び基部26の内面に
接触することによって制限されるほんの僅か前まで、こ
れら(内端のコイル)の外径は広がる。解除レバー48
をさらに連続して動かすと、各連続コイルの拡大はロッ
クハウジング14の近くの隣接内面によって制限される
ので、スプリングの外側端部から内側端部コイルへと連
続して隣接コイルに伝達され、最終的に、両スプリング
の全てのコイルが拡大することになって、ハウジング1
4内部での棒12の軸方向の移動を自由にする。
【0023】上部ハウジング24の直立側部28は、二
つの取付けラグ60を設けるように成形され孔を開けら
れる。この二つのラグ60は一緒に、ロック10のため
の第一負荷取付け点を構成する。第二負荷取付け点は、
棒12の端部に孔を開けられた取付けラグ62によって
提供される。ハウジングのラグ60は、ハウジング上部
24の基部26に隣接しているため、二つの負荷取付け
点を結合する負荷ベクトルを棒12との(上下方向の)
整列付近へ位置付ける。引張負荷あるいは圧縮負荷のい
ずれかである、ロック10における使用負荷は、一方の
負荷要素からハウジングのラグ60へ、そして軸方向支
持部52、54を介して棒12に軸方向に作用するクラ
ッチスプリングへ、そして最終的に棒の端部に結合され
るもう一方の負荷要素へと伝達される。棒及びスプリン
グ軸と負荷ベクトルとの大体の整列が、上部ハウジング
要素24から下部ハウジング要素16への負荷の転移を
最小にする。したがって、ロック10の使用負荷は、主
に上部ハウジング要素24によって支持される。取付け
用ラグ60が棒と完全に同一軸というわけではないか
ら、棒12とスプリング32、34に対してハウジング
のいくらかの横負荷が生じるかもしれない。その場合、
全使用負荷のいくらか少しがハウジング下部16に伝達
されるだろう。しかしながら、チャンネル16にかかる
負荷は、ハウジング上部24にかかる負荷と比較して小
さいだろう。このため、ハウジング上部24は、ハウジ
ングの負荷支持要素であると正当なものとして判断する
ことができる。一方、ハウジング下部あるいはチャンネ
ル16は、ハウジングの無負荷支持要素と呼ばれる。
【0024】本発明の好ましい形式では、棒12は、ハ
ウジング14内にクラッチスプリング32、34だけで
支持されるため、従来技術の線形ロックにおけるブッシ
ュによって提供されていた棒用支持面を不要にする。多
くの応用では、棒をロックハウジング内部で軸方向に整
列させて支持するのはクラッチスプリングで十分であ
る。特に、ハウジングへの負荷の取付けが棒の軸に接近
してなされる場合に十分である。そのため、ロック機構
での負荷は棒の軸にできるだけ接近して整列され、軸方
向の負荷は軸方向支持要素52、54によってほとんど
吸収される。棒12に対するハウジング14上のいくら
かの捩じり負荷もしくは横負荷がまだ発生するかもしれ
ないが、このような負荷はロックの動作に過度に影響せ
ずにクラッチスプリングによって十分に支持される。特
に、重い使用負荷がロック10によって支持されるよう
な場合、例えばでハウジング要素の選択した点を打ち出
すあるいはそうでなく内側に変形させることによって棒
支持面をハウジング14の一端あるいは両端付近にハウ
ジング要素16、24の一方もしくは両方に一体として
設けることもできる。
【0025】負荷支持部の要件に関する大きな違いによ
り、ハウジング上部24は、スチールのような高張力材
料から製造でき、一方、チャンネル16は、アルミニウ
ムのような軽い低張力材料から製造できる。このように
異なるハウジング材料を使用することから考えられるこ
とは、ロック10の全重量に関してかなりの低減が可能
になることである。これは、自動車及び飛行機の座席の
ような乗り物の設備において重要な考察である。自動車
及び飛行機の座席は、これらの線形ロックにとして典型
的な応用である。ハウジング要素16、24の両方は、
押し型方法によって低コストでシートストックから製造
できる。
【0026】このロックハウジング構造のまた他の重要
な利点は、ハウジング要素16、24が溶接に頼らずに
単純な機械的な手段によって共に結合されるということ
である。この機構的手段は、溶接処理との適合性がもは
や必要ないので、ハウジング要素としての材料の選択幅
が広がる。一体固定型の軸方向支持部52の負荷支持力
は、ハウジング上部24の熱処理によってより高い強度
にすることで高めることができる。ハウジング要素1
6、24間の機械的な相互結合は、二つの要素を溶接す
ることが不要なので、このような硬度化が可能になる。
【0027】さらに、本発明のロックのハウジングの構
成要素は、ロック10が環境的に不利な条件で使用され
る場合の耐食性のためと、より多くの顧客の需要を得る
ように改善された審美的外観のために種々の工程によっ
て被覆できる。被覆は、種々のメッキ工程及び塗装工程
によってできるが、溶接を必要とする従来技術の機械型
ロックでは、メッキあるいは塗装を施した構成要素は容
易に溶接できずそして組立て後のメッキあるいは塗装も
実行できないことから、これらメッキ工程及び塗装工程
は実行できなかった。
【0028】直立側部28は、また解除レバー48を遠
隔動作するために図1の破線で示されるケーブルレリー
ズCRを選択的に左側もしくは右側に取付けるための固
定ラグ63をもつ。ケーブルレリーズは、従来のもので
あり、端部を固定ラグ63の一方に固定されるスリーブ
と、解除レバー48の外端部に固着されてスリーブ内で
滑動できるケーブルとをもつ。ケーブルレリーズCRの
遠隔端部でスリーブに対してケーブルを引くことで、レ
バー48を操作し、クラッチスプリング32、34をほ
どいて、ロックハウジング内部での棒12の軸方向の移
動を自由にする。
【0029】直立側部28は、さらに、図6、7に示さ
れるハンドル式解除部材操作器を選択的に左手側もしく
は右手側に取付けるための代わりの解除部材取付け部6
4をもつ。この場合の解除レバー48’は、図7に詳し
く示され、変更された曲線形状をもつ。ハンドル付きシ
ャフト66は、二つの取付け部64の間に支持される。
操作器の指68は、このシャフト66から概して半径方
向に延長している。図7に矢印によって指示されるよう
にシャフト66を回すと、操作器の指68に横行中間部
70を持ち上げさせて、矢印によって指示される図7に
おける左方へ解除レバー48’をもち上げて回す。変更
型解除レバー48’の内端は、図2に示されるようなス
リーブ46へ固着される。ストップ指72は、シャフト
66に半径方向に固定され、操作器指68に対してほぼ
直径方向の反対側にある。ストップ指72が基部プレー
ト26に達してシャフト66のそれ以上の回転を止め、
過度の力が解除レバー48’にかからないようになるま
で、ストップ指70は、操作器指68が解除レバー4
8’を持ち上げるに応じて、下方へ動く。
【0030】機械型ロック10の組立ては、単純で短時
間で終わる。クラッチスプリングと解除レバー48のス
リーブ46とは、棒のブランク上に適合される。そし
て、棒のブランクは、ハウジング14から棒が引き出さ
れないように、端部ラグ62と、十分な直径の棒のその
反対端部にあるアップセット76との一方あるいは両方
を制止部として機能させるように製作される。その後、
この組立ては、チャンネルの底部の対応する孔40、4
2に端部のタング36、38を入れてチャンネル16内
に配置される。その後、ハウジング上部24は、チャン
ネル16のタブ30にかみ合わされる。そのため、クラ
ッチスプリング32、34は、軸方向支持部52、54
の間で軸方向に横たわっている。その後、二つのハウジ
ング要素16、24は、基部26の上側にタブ30を固
定することによって共に結合される。組立てのシーケン
スのこの時点では、クラッチスプリングの隣接するコイ
ル間にはある程度の軸方向の緩みもしくは自由遊びが、
図4のスプリングの端部コイル間の僅かな隙間によって
例示されるように、典型的に存在する。この自由遊び
は、プラグ56を回転させることによって達成される軸
方向支持部54の調整によって除去される。プラグ56
を使ってカム54を回転すると、カム54の偏心カムエ
ッジと、クラッチスプリング44の端部コイルとの間の
接触点の軸方向の位置が連続して変わる。図4の最小の
かみ合い位置と図5の最大のかみ合い位置との間でカム
54を回転することによって、両方のクラッチスプリン
グ32、34のコイルが軸方向の自由遊びを持たずまた
解除レバー48に対する応答を妨げるコイル間の過度の
締めつけあるいは摩擦なしにぴったり接している状態の
カムの位置が見いだされるだろう。カム54の調整は、
クラッチスプリングのコイルを反対側の軸方向支持部5
2の方へ向けて押しつけるように動作する。この調整行
為中は、解除レバーのスリーブ46は、クラッチスプリ
ング34を介して伝達されるカム54の押圧下の棒12
上で軸方向に移動するように自由になっている。一旦、
カム54が調整されると、プラグ56は、ロックハウジ
ングのプラグ部分とこれを囲む囲み部分との間に適当な
永久接着剤を使用することによってその後の回転が生じ
ないように固定される。固定の支持肩52によって満足
に支持できるよりももっと大きい、特別に重い使用負荷
が予期される場合には、機械型ロック10は、固定の軸
方向支持部52を偏心カム54をもつプラグ56に類似
する第二の調整可能な軸方向支持部に取り替えることに
よって変更できる。
【0031】いくつかの応用では、図6に示されるよう
なロックハウジング14と棒12との間に収縮されて棒
12をロックハウジングに対して延長位置へ絶えず偏倚
させる比較的大きな外側スプリング82を提供すること
が所望され得る。そのため、スプリングストップ78
は、図2に図示されるように、チェンネル16の底部1
8からのストリップカットを巻くことによって形成され
る。スプリングストップ78は、軸方向にエッジ80と
整列される。エッジ80は、外部コイル状スプリング8
2の内端部を支持する際にスプリングストップ78と協
働する。コイル状スプリング82の反対の外側端部は、
棒12のストップ要素84によって支持される。
【0032】本発明の別の実施例は、図8〜12を参照
して説明される。これら図中で、機械型ロック100
は、スプリング端部の支持の優れた位置調整を行ってロ
ックハウジング内のスプリング/棒の小組立体のいくら
かの自由な軸方向の遊び(「シャッキング(shucking)」
として知られる)を除去するための機械的調節の点で図
1〜7の上述のロック10と異なる。上述のロック10
とロック100との共通要素は、共通番号で表される。
ロック100は、三つのハウジング要素から組み立てら
れるロックハウジング114をもつ。第一ハウジング要
素は、図2及び4に示されるようなU字形断面をもつあ
る長さのチャンネルストックである下部116である。
ハウジング下部116は、底部18と、開放し向き合う
端部間に延在する底部18と二つの側部20と、上方エ
ッジ122の間の開放部とをもつ。第二ハウジング要素
は、いくぶんU字形状で側部28をもつ上部プレート1
24である。側部28は、上部プレート124と一体で
あって、ロックハウジング114のための第一負荷取付
け点を構成する二つの取付けラグ60と、ロック10に
関連して上述したような、ケーブルレリーズを選択的に
左側あるいは右側に取付けるための取付けラグ64とを
画定する。
【0033】ハウジング下部116は、10個の矩形タ
ブ30をもつ。各エッジ122に沿って五つのタブが離
れて存在する。ハウジング下部116の初期の状態で
は、矩形タブ30は、各側部20と共通の平面でエッジ
122から上方へ延在している。上部プレート124
は、タブ30の各々をぴったりと受容するように寸法を
合わせて整列されるスロット132をもつ。スロット1
32の寸法は、上部プレート124がハウジング下部の
エッジ122沿いの棒12の方向に移動しないようにタ
ブ30によって固定されるような大きさである。上部プ
レート124は、例えば、棒12の曲率に合わせて作ら
れ図10の左手側でスプリング32の外端部コイルのた
めの止めとして働くエッジ152を形成するように、上
部プレートのある部分154を型押形成して曲げること
によって形成される第一スプリング端部の支持部152
をもつ。スプリング32、34が短い直径である規定の
棒締めつけ状態にある間、端部支持部152は、棒及び
スプリングの組立体が図10の左方へ軸方向に移動しな
いように制止する。
【0034】第三のハウジング要素は、調整プレート1
34である。調整プレート134は、ハウジング下部1
16上の四つの対応するタブ30、特に図9及び10の
ハウジング下部116の右手端部の四つのタブ30を受
容するために配置された四つのスロット136をもつ。
調整プレート134は、棒12の輪郭あるいは曲率に合
わせて作られたエッジ158をもつ。そのため形作られ
たエッジ158の中央部は棒12の表面に沿ってあり、
棒の曲率に従って棒の周囲の部分を覆って第二スプリン
グ端部支持部158を形成する。第二端部支持部158
は、スプリング34の外側端部コイルに対する制止部材
として働いて、スプリング及び棒の組立体の、図10の
右方への軸方向移動を制止する。二つのスプリング3
2、34は、結果として、二つの端部支持部152、1
58の間に軸方向に係留していて、規定の棒締めつけ状
態にあり、ロックハウジング114内部で軸方向に移動
しないように棒12をロックする。
【0035】ハウジング下部の両側部20において、ハ
ウジング下部の上方エッジ122は、セグメント12
2’でずれている。これは、調整プレート134がタブ
30とかみ合わされる時の調整プレート134の厚さを
考慮してのことである。その結果、調整プレート134
がハウジング下部と組み立てられると、調整プレートの
上面はエッジ122と同じ高さになる。上部プレート1
24は、図10に示されるように、調整プレート134
の上にある関係でハウジング下部116と組み立てられ
る。上部プレート124のスロット132は、調整プレ
ート134のスロット136を通る四つのタブ30を含
むハウジング下部のタブ30の十個全てを受容する。
【0036】調整プレート134のスロット136は、
これにかみ合うタブ30よりも広くなっていて、棒12
の方向のエッジ122’に沿ってのプレート134の小
さな限定位置の調節を可能にする。ロック100を部分
的に組み立てた状態では、三つのハウジング要素11
6、134及び125は、棒及びスプリングの組立体と
組み合わされるが、タブ30は図9に例示される初期の
直立状態に維持されている。図10の矢印Fで示される
軸方向に向いた力が調整プレート134に加えられる
と、端部支持部158をスプリング34を押しつけ、そ
の結果、スプリング32の最も外側のコイルが反対側の
端部支持部152と確実に結合するまで棒及びコイルの
組立体を軸方向に移動させる。これは、両方の端部支持
部152及び158がスプリング組立体32、34の対
峙する端部と確実に接触することでスプリングがロック
ハウジング114に軸方向にぴったり保持されることを
保証する。これは、棒12が負荷支持装置においてロッ
ク100の性能に悪影響を及ぼす棒の自由遊びを全くな
くしてハウジング114にしっかり保持されることを保
証する。
【0037】ロック100の組立ては、上部プレート1
24の上面に対してタブ30の全てを図8、10、11
及び12に示される締止状態に曲げることによって完成
される。締止されたタブ30は、三つのハウジング要素
を一緒に保持してハウジング下部116に対して移動し
ないように両方のプレート134、124を固定する機
械的なインターロックを形成する。特に、締止されたタ
ブ30は、下部116と上部プレート124の間の摩擦
的な結合で調整プレート134を固定して、両方の端部
支持部と対応するスプリング端部との密接結合を確実に
する。
【0038】ロック10に関連して上述したように、ロ
ック100に作用する軸方向の負荷が棒12によってス
プリング32、32を介して端部支持部152及び15
8にかくしてプレート124、134に、そして最終的
にロックハウジングの負荷取付けラグ60に伝達される
ことから、ロック100のハウジング下部116は実質
的に無負荷支持である。ロック100の二つのプレート
124、134は、事実上ロック100の単一の上部プ
レート26の代わりをする。
【0039】棒12をロックハウジング114に対して
引く軸方向の力が調整プレート134と上部プレート1
24及びハウジング下部116との摩擦結合を上回り調
整プレートにかみ合わされる四つのタブ30を剪断変形
させるのに十分な大きさの力である不都合な事態が生じ
た場合のロックの過負荷状態でのロックの破損を防ぐた
めに、フェイルセイフ型インターロックが提供される。
このインターロックは、図9及び10を参照することで
最も理解されるように、上部プレート124から離して
調整プレート134に画定される窓142へ曲げられ、
端部支持部158に隣接する矩形の窓142の端部と対
峙する戻止めエッジ144を提供する部分140を含ん
でいる。戻止めエッジ144は、過負荷状態の場合にス
プリング34から離れる軸方向のある小さな距離以上に
プレート134が移動しないように制限し、そこでこの
ような過負荷の大部分を上部プレート124へ移す。そ
の結果、上部プレート124は、負荷を十個のタブ30
全てに分散してロックの破損の可能性を皆無にする。
【0040】以上のことから、プレート134の調節
が、ロック100の組立て及びその後の動作の高度の正
確さを達成するための、ロックハウジングのためのシー
トメタル要素を使って容易に製造される単純な低コスト
手段を提供することを理解されるだろう。
【0041】本発明の好ましい実施例と現在考えられる
ものを図示し説明してきたけれども、当業者であれば、
本発明の技術思想から逸脱することなく種々の変更及び
修正が可能であることは明白であろう。かかる変更及び
修正は全て本発明の技術思想に包含されるべきものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】破線で示される遠隔ケーブルレリーズを備える
本発明による線形の機械型ロックの斜視図である。
【図2】図1の線2−2に沿って切断したロックの縦断
面図である。
【図3】図2の線3−3に沿って切断した断面図であ
る。
【図4】クラッチスプリングの一端部にある調節可能な
偏心カムを露出するために一部断面にした平面図であっ
て、調節前のカムが、スプリングとの最小のかみ合いで
示されている。
【図5】偏心カムが調節されてクラッチスプリングの軸
方向の遊びを除去した図4の平面図である。
【図6】ロックが図1に破線で示される遠隔ケーブルレ
リーズの代わりに手動式ハンドルレリーズの設備を備え
る図1のような斜視図である。
【図7】図6の線7−7から見ることのできる、一部断
面にしたロックの端部図である。
【図8】線形機械型ロックの別の実施例の斜視図であ
る。
【図9】ロックハウジングを共に組み立てる三つのハウ
ジング要素を示す図8のロックの分解斜視図である。
【図10】ロックハウジングのスプリング端部支持部の
間に密接に保持されるコイル状スプリングを示す、図8
の線10−10に沿って切断したロックハウジングの縦
断面図である。
【図11】ロックハウジングの調整プレートのスプリン
グ端部支持部の端部を示す、図10の線11−11によ
り切断した機械型ロックの断面図である。
【図12】調整プレートのスロットの少し大きめの寸法
とこの上に位置する上部プレート内のスロットの精密公
差とを示す、上部プレート及び調整プレートの整列され
たスロットを通るハウジング下部のタブの一つを示す詳
細図である。
【符号の説明】
10、100 線形機械型ロック 12 棒 14 管状ロックハウジング 16、116 下部ハウジング要素 18 下部ハウジング要素の底部 20 下部ハウジング要素の側部 22、122、122’ エッジ 24、124 上部ハウジング要素 26 基部プレート 28 上部ハウジング要素の側部 30 タブ 32、34 クラッチ用スプリング 36、38 タング 40、42 タング用孔 44 スリーブのノッチ 46 スリーブ 48 解除レバー 50 窓 52 スプリング端部支持部 54 偏心カム 56 プラグ 58 プラグの外側端部 59 プラグ用開口 60 取付けラグ 62 棒の取付けラグ 63 固定ラグ 64 操作器取付け部 66 ハンドル付きシャフト 68 操作器の指 70 横行中間部 72 ストップ指 74 溝 76 アップセット 78 スプリングストップ 80 側部のエッジ 82 外側スプリング 84 ストップ要素 132、136 タブ用スロット 134 調整プレート 142 調整プレートの窓 144 戻止めエッジ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロックハウジングと、前記ハウジング内
    部を軸方向に移動可能な棒と、該棒の周りにぴったりと
    巻かれたコイル状スプリング手段を部分的にほどいて前
    記ハウジング内部で移動するために棒を解除するための
    手段と、を有する機械型ロックにおいて、 前記棒は前記スプリング手段によって通常締止されてい
    て、前記スプリング手段は前記ハウジングの端部支持手
    段の間に軸方向に保持されていて、前記端部支持手段は
    該端部支持手段の間に位置する前記スプリング手段の自
    由遊びを除去するために前記ロックの初期の状態で調整
    できる、前記機械型ロック。
  2. 【請求項2】 調整後の前記端部支持手段の位置を常時
    固定しておくための手段をさらに有する請求項1に記載
    の機械型ロック。
  3. 【請求項3】 前記ロックハウジングが複数のハウジン
    グ要素を一緒に保持するためのインターロック手段を含
    む前記ハウジング要素から構成されることと、前記スプ
    リング端部支持手段は前記ハウジング要素の内の第一及
    び第二ハウジング要素にあることと、前記ハウジング要
    素は前記端部支持手段の間の間隔を調節するために前記
    インタロック手段の初期状態の時に互いに対して動かす
    ことができることと、前記ハウジング要素は前記インタ
    ーロック手段の最終状態時に互いに対して固定されるこ
    とと、を特徴とする請求項1に記載の機械型ロック。
  4. 【請求項4】 前記インターロック手段は、一つもしく
    はそれ以上の前記ハウジング要素と一体の変形可能な部
    分を有する、請求項3に記載の機械型ロック。
  5. 【請求項5】 前記インターロック手段は前記ハウジン
    グ要素の一つに複数の締め可能な部分を有して前記ハウ
    ジング要素の残りの要素の各々の受容開口とかみ合わさ
    れ、前記受容開口の少なくともいくつかは大きめに作ら
    れていて前記締め可能部分のかみ合わされるが締められ
    ていない初期状態では互いに対して前記端部支持手段の
    移動が可能であり、前記ハウジング要素は前記部分の締
    められる最終状態では相対的な移動をしないように固定
    される、請求項3に記載の機械型ロック。
  6. 【請求項6】 前記端部支持手段は、前記第一及び第二
    ハウジング要素の一体部分であって、前記棒の円周と一
    致する弧状エッジを画定するように形成される請求項3
    に記載の機械型ロック。
  7. 【請求項7】 前記第一ハウジング要素は、前記複数の
    締め可能部分によって第三ハウジング要素に固定され、
    前記第二ハウジング要素は前記第一及び第二ハウジング
    要素の間に挿まれて少数組の前記複数の締め可能部分に
    よって保持され、そして、万一前記ハウジングに作用す
    る過負荷力のために前記少数組のインターロック要素の
    破損するような場合に手段第一及び第三ハウジング要素
    から分離しないように前記第二ハウジング要素手段を保
    持するためのフェイルセイフ手段をさらに含んでいる、
    請求項5に記載の機械型ロック。
  8. 【請求項8】 前記インターロック手段は第三ハウジン
    グ要素に複数のタブを有していて、前記タブは前記第一
    及び第二ハウジング要素のスロットを通って延長してい
    て、前記第一ハウジング要素の前記スロットは所定の大
    きさに作られて前記第一ハウジング要素を前記ハウジン
    グの軸方向で前記第三ハウジング要素に固定し、そし
    て、前記第二ハウジング要素の前記スロットは大きめに
    作られていて前記初期状態に前記ハウジングの軸方向に
    前記第二ハウジング要素の限定された移動を可能にし、
    前記タブの締められる最終状態で前記ハウジング要素の
    全てが相対移動をしないように固定される、請求項3に
    記載の機械型ロック。
  9. 【請求項9】 少数組の前記タブは前記第一及び第二ハ
    ウジング要素の両方の整列したスロットを通り、そして
    前記第一ハウジング要素には開口部を前記第二ハウジン
    グ要素にはストップ部を更に有し、前記ストップ部は前
    記開口部へ突出して、前記少数組の破損するような場合
    に、前記第一及び第二ハウジング要素が分離するのを防
    ぐ、請求項8に記載の機械型ロック。
  10. 【請求項10】 前記第三ハウジング要素はU字形状断
    面であり、一つの開口側に沿って平行な自由端があり、
    前記自由端から前記タブが延長している請求項9に記載
    の機械型ロック。
  11. 【請求項11】 前記端部支持手段は、前記ハウジング
    上で回転可能な偏心カム手段を有する請求項1に記載の
    機械型ロック。
  12. 【請求項12】 常時固定するための前記手段が、調節
    後に前記端部支持手段に対して使用される接着手段を有
    する請求項2に記載の機械型ロック。
  13. 【請求項13】 前記端部支持手段は、前記スプリング
    手段の一端とかみ合う前記ハウジング上の一つの固定式
    端部支持部と、前記スプリング要素の反対の端部に対す
    る偏心カム式支持部とを有し、前記偏心カム式支持部は
    前記ハウジング上で回転可能であって前記スプリング手
    段を前記固定式端部支持部へ押しつけて前記スプリング
    手段の前記自由遊びを除去する請求項1に記載の機械型
    ロック。
  14. 【請求項14】 前記ハウジングは所定の寸法に形成さ
    れて、解除手段を動作すると前記スプリング手段に沿っ
    て前記ほどきを伝達して前記棒の素早い解除を保証する
    ように前記スプリング手段の外径に接近してこれを収容
    する請求項1に記載の機械型ロック。
  15. 【請求項15】 前記ハウジングが、スプリング端部支
    持手段をもち強度があり重量のある材料から製造される
    ハウジング要素と、スプリング端部支持手段をもたず強
    度がなく重量のない材料から製造される少なくとも一つ
    のハウジング要素と、前記棒上とスプリング端部支持手
    段をもつ前記ハウジング要素の内の一つの要素上とにあ
    る負荷結合手段と、を含む複数のハウジング要素から構
    成される請求項1に記載の機械型ロック。
  16. 【請求項16】 ロックハウジングと、該ハウジング内
    部で軸方向に移動できる棒と、前記棒の周りにぴったり
    と巻かれたコイル状スプリング手段と、前記ハウジング
    にあるスプリング端部支持部と、前記スプリング手段を
    部分的にほどいて前記ハウジング内部での移動のために
    棒を解除するように動作できる解除手段とを有するタイ
    プの機械型手段において、 前記スプリング手段は前記端部支持部の間に軸方向に保
    持されて前記ハウジングに対して前記棒を軸方向に締止
    していて、 前記ロックハウジングは、複数のハウジング要素と、前
    記ハウジング要素を機械的に相互結合するための変形可
    能手段とをもち、前記スプリング端部支持部が第一及び
    第二の前記ハウジング要素それぞれにあって、前記第一
    及び第二の前記ハウジング要素は前記変形可能手段を変
    形していない状態では調整可能であって互いに対して前
    記端部支持部の位置決めを可能にしそれによりこれらの
    間に前記スプリング手段をしっかりと保持し、前記複数
    のハウジング要素は前記変形可能手段の最終の変形した
    状態では互いに対して固定される、ということを特徴と
    する、前記機械型ロック。
  17. 【請求項17】 前記変形可能手段が一つの前記ハウジ
    ング要素の複数の部分から成り、前記複数の部分は他の
    前記ハウジング要素の各々の受容開口とかみ合わされ、
    前記受容開口の少なくともいくつかは大きめに作られて
    いて前記部分の前記変形されていない初期状態では互い
    に対して前記端部支持部の位置決めを可能にする請求項
    16に記載の機械型ロック。
JP14700294A 1993-06-08 1994-06-07 高精度の線形機械型ロック Expired - Fee Related JP3688306B2 (ja)

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