JPH017876Y2 - - Google Patents

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JPH017876Y2
JPH017876Y2 JP8294881U JP8294881U JPH017876Y2 JP H017876 Y2 JPH017876 Y2 JP H017876Y2 JP 8294881 U JP8294881 U JP 8294881U JP 8294881 U JP8294881 U JP 8294881U JP H017876 Y2 JPH017876 Y2 JP H017876Y2
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JP
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spiral spring
mounting shaft
bent
groove
spacer
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JP8294881U
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JPS57194943U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は渦巻ばねの固定構造に関し、更に詳細
に説明すると、車両等のシートのリクライニング
機構等に用いられ、シートバツクを一定方向に付
勢させるための運動エネルギーを蓄積させる渦巻
ばねの固定構造に関する。
従来より渦巻ばねを固定させる場合には、第1
図に示すように、取付軸1の先端に直径方向に延
びる溝部2を形成し、この溝部2に渦巻ばね3の
内端部に内側に屈折して形成された第1の屈折部
3aを係止し、渦巻ばね3の外端部に形成された
第2の屈折部3bを基板4等に形成された係止片
5に係止させ、前記取付軸1と基板4の何れか一
方を回動させる事により運動エネルギーを蓄積す
る構造のものが存在する。この渦巻ばね3は巻き
締め及び巻き戻しの反復作動の際に渦巻ばね3の
第1の屈折部3a付近に反動力が加えられ、この
第1の屈折部3a近辺に折損を与えることが多
く、渦巻ばね3の耐久性を著しく低下させてい
た。また車両等のリクライニング機構においては
車両等の軽量化の要望より、渦巻ばね3を大型化
させることが出来ないのでこの渦巻ばね3の第1
の屈折部3a付近の折損防止、即ち耐久性の向上
が要求されている。
本考案の目的は渦巻ばねを大型化させる事なく
渦巻ばねの屈折部付近の折損を防止する事が出
来、従つて耐久性を著しく向上させる事が出来、
そのための構成が簡易で製造作業が容易で作業能
率を向上させることが出来る渦巻ばねの固定構造
を提供するもので、以下図面を参照して詳述する
所より明らかとなるであろう。
第2図には本考案に係る渦巻ばねの固定構造を
車両等のリクライニング機構に適用した場合の一
実施例の概略が示されており、第2図に示す固定
構造は、下部に水平方向に延びる取付軸12が形
成されたアーム11と、前記取付軸12が挿入さ
れる透孔14を有するベース13とを備え、前記
アーム11の上部には図示しないシートバツクフ
レームが固着され、またベース13はシートクツ
シヨン等の固定側に固着されるようになされてい
る。
前記アーム11の取付軸12を前記ベース13
の透孔14に挿入した状態で前記アーム11が前
記ベース13に対して回動自在に枢支され、且つ
図示しないロツク機構により所望とする位置に保
持されるようになされ、またベース13の透孔1
4より一定の距離離れた位置には係止片15が形
成されている。
渦巻ばね17の内端部には内側に屈折され、後
述する取付軸12の溝部18に係止される第1の
屈折部17aが形成され、また外端部には外側に
屈折され、前記ベース13に形成された係止片1
5に係止される第2の屈折部17bが形成されて
いる。
取付軸12の先端には取付軸12の軸心と直交
する方向に延びる溝部18が形成され、この溝部
18を境にして、取付軸12の先端が一半部12
aと他半部12bとに分割されている。前記アー
ム11の下部に形成された取付軸12の溝部18
を境にして形成される一半部12aと他半部12
bとが、略々同一形状に形成され、前記一半部1
2aと渦巻ばね17の第1の屈折部17aと連続
する内端部との間に形成される空間部に合成樹
脂、または金属等からなるスペーサー21が取付
けられ、このスペーサー21は渦巻ばね17の内
端部の曲率と略々同一の曲率を有し、渦巻ばね1
7の自由状態で渦巻ばね17の第1の屈折部17
aと連続する内端部に当接するようになされてい
るものである。
尚前記スペーサー21の一端には取付部21a
が屈折形成され、この取付部21aが前記渦巻ば
ね17の第1の屈折部17aの先端と近接して前
記溝部18に係止され渦巻ばね17の巻き締め及
び巻き戻しの際に脱落しないようになされてい
る。尚更に、上記実施例においては、アーム11
に取付軸14を形成し、ベース13側に係止片1
5を形成したが、アーム11側に係止片15を形
成し、ベース13側に取付軸14を形成してもよ
い。
第3図は第1図に示す従来の固定構造と、第2
図に示す本考案の固定構造による渦巻ばねを最大
に巻き締めた場合の各部分における応力分布を比
較して示すもので、点線で示す曲線Xが従来の渦
巻ばねであり、実線で示す曲線Yが本考案の渦巻
ばねの応力分布曲線である。図示の如く、本考案
に依る渦巻ばねの第1の屈折部17a付近の応力
は著しく小さくなつており、且つ引張応力より圧
縮応力に変化している。
以上が本考案に係る渦巻ばねの固定構造の一実
施例の構成であるが、斯る構成に依れば、取付軸
の溝部の端部を、第1の屈折部の屈折曲率に合わ
せて円弧状に形成しなくてよく、渦巻きばねの製
作が容易であり作業能率を著しく向上させる事が
出来、また取付軸と渦巻きばねとの間に発生する
間隙にスペーサーを後付けする事が出来、このス
ペーサーを挿入した状態では応力が第1の屈折部
に集中せず、第1の屈折部より離れたスペーサー
と当接する比較的広い範囲に分散され、渦巻ばね
の屈折部付近に与えられる応力を著しく小さくす
る事が出来、渦巻ばねの巻き締め及び巻き戻しに
おける屈折部付近の折損を防止する事が出来、従
つて渦巻ばねの耐久性を現在のものに比較し、著
しく向上させる事が出来るので渦巻ばねを小型軽
量化させる事が出来、また空隙部の大きさに対応
してスペーサー21を選択する事も出来、微調節
も容易に行える等の効果を有し、経済性に優れた
渦巻ばねの固定構造を得る事が出来る。
尚上述においては本考案の一実施例を示したに
留まり、本考案の精神を脱することなしに種々の
変形変更をなし得る事明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の渦巻ばねの固定構造の一実施例
を示す説明図、第2図は本考案に係る渦巻ばねの
固定構造を車両等のリクライニング機構に適用し
た場合の一実施例を示す概略的説明図、第3図は
従来の固定構造と本考案とを比較するための最大
撓み角と応力との関係を示す線図である。 図中、11……アーム、12……取付軸、12
a……取付軸先端の一半部、12b……同他半
部、13……ベース、15……係止片、17……
渦巻ばね、17a,17b……内端部及び外端部
に夫々形成された屈折部、18……溝部、21…
…スペーサー、21a……取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内端部に内側に屈折して形成された第1の屈折
    部と、外端部に外側に屈折して形成された第2の
    屈折部とを有する渦巻ばねと、前記第1の屈折部
    を係止する溝部を有する取付軸と、前記第2の屈
    折部を係止させる係止片を有する基板とを備え、
    前記第1の屈折部と連続する渦巻ばねの内端部と
    前記取付軸の外周面との間に外周面が渦巻ばねの
    内端部の曲率と略々同一の曲率を有し、内周面が
    取付軸の外周面と略々同一の曲率を有し、一端部
    が前記溝部に係止されたスペーサーが取付けられ
    ている事を特徴とする渦巻ばねの固定構造。
JP8294881U 1981-06-05 1981-06-05 Expired JPH017876Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8294881U JPH017876Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05

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JP8294881U JPH017876Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57194943U JPS57194943U (ja) 1982-12-10
JPH017876Y2 true JPH017876Y2 (ja) 1989-03-02

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ID=29878402

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JPS57194943U (ja) 1982-12-10

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