JPH0799200B2 - 自動変速機の回転部材支持構造 - Google Patents
自動変速機の回転部材支持構造Info
- Publication number
- JPH0799200B2 JPH0799200B2 JP1008731A JP873189A JPH0799200B2 JP H0799200 B2 JPH0799200 B2 JP H0799200B2 JP 1008731 A JP1008731 A JP 1008731A JP 873189 A JP873189 A JP 873189A JP H0799200 B2 JPH0799200 B2 JP H0799200B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- casing
- wall
- shaft
- centering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/20—Transmissions using gears with orbital motion
- F16H2200/2002—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
- F16H2200/201—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with three sets of orbital gears
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動変速機の回転部材支持構造に関するもの
である。
である。
(ロ)従来の技術 従来の自動変速機の回転部材支持構造として、例えば、
「オートマチックトランスアクスル、RN4F02A型、RL4F0
2A型、1984、整備要領書」(日産自動車株式会社発行)
の第10頁に示されるものがある。これに示される自動変
速機の回転部材支持構造では、ケーシングの壁部に固定
されたリテーナの内径部に出力軸が回転可能に支持され
ている。リテーナの外径部にはクラッチドラムが支持さ
れる。クラッチドラムにはケーシング壁部及びリテーナ
に設けられた油路を通して油圧が供給される。
「オートマチックトランスアクスル、RN4F02A型、RL4F0
2A型、1984、整備要領書」(日産自動車株式会社発行)
の第10頁に示されるものがある。これに示される自動変
速機の回転部材支持構造では、ケーシングの壁部に固定
されたリテーナの内径部に出力軸が回転可能に支持され
ている。リテーナの外径部にはクラッチドラムが支持さ
れる。クラッチドラムにはケーシング壁部及びリテーナ
に設けられた油路を通して油圧が供給される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の自動変速機の回転部
材支持構造では、リテーナの形状が複雑で径方向及び軸
方向の寸法が大きいという問題点がある。すなわち、リ
テーナは外径部側でケーシングの壁部にはめ合わされて
中心合わせが行なわれており、この外径よりも更に径の
大きいフランジ部においてボルトにより固定されてい
る。このため、リテーナは径方向に大きいものとなって
いる。また、クラッチドラムへ油圧を供給する油路は、
リテーナとケーシングの壁部とのはめ合い部において接
続されており、リテーナには半径方向及び軸方向の穴を
設ける必要があり、軸方向への寸法も大きくなってい
る。本発明はこのような課題を解決することを目的とし
ている。
材支持構造では、リテーナの形状が複雑で径方向及び軸
方向の寸法が大きいという問題点がある。すなわち、リ
テーナは外径部側でケーシングの壁部にはめ合わされて
中心合わせが行なわれており、この外径よりも更に径の
大きいフランジ部においてボルトにより固定されてい
る。このため、リテーナは径方向に大きいものとなって
いる。また、クラッチドラムへ油圧を供給する油路は、
リテーナとケーシングの壁部とのはめ合い部において接
続されており、リテーナには半径方向及び軸方向の穴を
設ける必要があり、軸方向への寸法も大きくなってい
る。本発明はこのような課題を解決することを目的とし
ている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、リテーナとケーシングの壁部との密着面にお
いて油路を接続すると共にこれらの油路よりも内径部側
に設けられた中心合わせ用のはめ合い部においてリテー
ナの心出しを行なうことにより、上記課題を解決する。
すなわち、本発明による自動変速機の回転部材支持構造
は、円筒状のリテーナ(60)が一端側の接触面(72)に
おいてケーシング(50)の壁部(51)の取付面(74)に
密着しており、リテーナの接触面とケーシングの壁部の
取付面との間においてクラッチドラム(70)のための油
路(76、78、80)の接続が行なわれ、リテーナ取付用の
ボルト(58)は、ケーシングの壁部の取付面とは反対の
面側から壁部を貫通して、リテーナの接触面に設けられ
たねじ穴にねじ込まれており、リテーナはこれの接触面
よりも内径部側にケーシングの壁部側に突出する中心合
わせ用軸部(82)を有しており、この中心合わせ用軸部
はケーシングの壁部の中心合わせ用穴部(84)にはめ合
わされており、中心合わせ用軸部の内径部側にはリテー
ナと回転軸との間をシールするシール部材(86)又は回
転軸を支持するための軸受部材が設けられている。な
お、かっこ内の符号は後述の実施例の対応する部材を示
す。
いて油路を接続すると共にこれらの油路よりも内径部側
に設けられた中心合わせ用のはめ合い部においてリテー
ナの心出しを行なうことにより、上記課題を解決する。
すなわち、本発明による自動変速機の回転部材支持構造
は、円筒状のリテーナ(60)が一端側の接触面(72)に
おいてケーシング(50)の壁部(51)の取付面(74)に
密着しており、リテーナの接触面とケーシングの壁部の
取付面との間においてクラッチドラム(70)のための油
路(76、78、80)の接続が行なわれ、リテーナ取付用の
ボルト(58)は、ケーシングの壁部の取付面とは反対の
面側から壁部を貫通して、リテーナの接触面に設けられ
たねじ穴にねじ込まれており、リテーナはこれの接触面
よりも内径部側にケーシングの壁部側に突出する中心合
わせ用軸部(82)を有しており、この中心合わせ用軸部
はケーシングの壁部の中心合わせ用穴部(84)にはめ合
わされており、中心合わせ用軸部の内径部側にはリテー
ナと回転軸との間をシールするシール部材(86)又は回
転軸を支持するための軸受部材が設けられている。な
お、かっこ内の符号は後述の実施例の対応する部材を示
す。
(ホ)作用 リテーナは円筒状の端面の接触面においてケーシングの
壁部と密着し、中心合わせ用軸部において心出しされ
る。従って、リテーナは円筒状の単純な形状となり、外
径寸法も小さくなる。また、クラッチドラムの油路も接
触面側に開口する軸方向穴により構成することができ、
単純な構成となる。また、中心合わせ用軸部の内径部は
シール部材又は軸受部材のために使用されるので軸方向
寸法も短縮される。
壁部と密着し、中心合わせ用軸部において心出しされ
る。従って、リテーナは円筒状の単純な形状となり、外
径寸法も小さくなる。また、クラッチドラムの油路も接
触面側に開口する軸方向穴により構成することができ、
単純な構成となる。また、中心合わせ用軸部の内径部は
シール部材又は軸受部材のために使用されるので軸方向
寸法も短縮される。
(ヘ)実施例 第2図にオートマチックトランスアクスルの骨組図を示
す。車両に対して横向き、すなわち車両前後方向に直交
する向きに搭載されたエンジン10に連結されるオートマ
チックトランスアクスルの自動変速機構部は、トルクコ
ンバータ12、遊星歯車変速機構14などを有している。エ
ンジン10からの回転が入力されるトルクコンバータ12は
ポンプインペラー18、タービンランナー20、ステータ22
及びロックアップクラッチ24を有している。タービンラ
ンナー20は入力軸26と連結されており、ロックアップク
ラッチ24が解放された状態ではポンプインペラー18から
入力軸26へ流体を介して回転力が伝達され、またロック
アップクラッチ24が締結されると機械的に入力軸26へ回
転力が入力される。ロックアップクラッチ24はアプライ
室T/A及びレリーズ室T/Rの差圧により作動する。なお、
トルクコンバータ12はオイルポンプ28を駆動するように
構成されている。遊星歯車変速機構14は第1遊星歯車組
G1及び第2遊星歯車組G2を有しており、第1遊星歯車組
G1は、第1サンギアS1と、第1インターナルギアR1と、
両ギアS1及びR1と同時にかみ合う第1ピニオンギアP1を
支持する第1ピニオンキャリアPC1とから構成されてお
り、また第2遊星歯車組G2は、第2サンギアS2と、第2
インターナルギアR2と、両ギアS2及びR2と同時にかみ合
う第2ピニオンギアP2を支持する第2ピニオンキャリア
PC2とから構成されている。第1サンギアS1は入力軸26
と常時連結されており、また第1ピニオンキャリアPC1
及び第2インターナルギアR2は出力軸30と常に連結され
ている。第1インターナルギアR1は、直列に配置された
フォワードワンウェイクラッチF/O及びフォワードクラ
ッチF/Cを介して、またこれらに並列に配置されたオー
バランクラッチO/Cを介して第2ピニオンキャリアPC2と
連結可能である。第2サンギアS2はリバースクラッチR/
Cを介して入力軸26と連結可能であり、また第2ピニオ
ンキャリアPC2はハイクラッチH/Cを介して入力軸26と連
結可能である。第2サンギアS2はバンドブレーキB/Bに
よって静止部に対して固定可能であり、また第2ピニオ
ンキャリアPC2は互いに並列に配置されたローワンウェ
イクラッチL/OとローアンドリバースブレーキL&R/Bと
を介して静止部に対して固定可能である。出力軸30と一
体に出力ギア32が設けられている。出力ギア32とかみ合
うようにカウンタギア34が設けられており、カウンタギ
ア34にはカウンタ軸35を介してリダクションギア36が一
体に回転するように連結されている。リダクションギア
36は差動機構16のリングギア38とかみ合っている。差動
機構16から左右に駆動軸40及び42が突出しており、これ
に左右の前輪が連結される。
す。車両に対して横向き、すなわち車両前後方向に直交
する向きに搭載されたエンジン10に連結されるオートマ
チックトランスアクスルの自動変速機構部は、トルクコ
ンバータ12、遊星歯車変速機構14などを有している。エ
ンジン10からの回転が入力されるトルクコンバータ12は
ポンプインペラー18、タービンランナー20、ステータ22
及びロックアップクラッチ24を有している。タービンラ
ンナー20は入力軸26と連結されており、ロックアップク
ラッチ24が解放された状態ではポンプインペラー18から
入力軸26へ流体を介して回転力が伝達され、またロック
アップクラッチ24が締結されると機械的に入力軸26へ回
転力が入力される。ロックアップクラッチ24はアプライ
室T/A及びレリーズ室T/Rの差圧により作動する。なお、
トルクコンバータ12はオイルポンプ28を駆動するように
構成されている。遊星歯車変速機構14は第1遊星歯車組
G1及び第2遊星歯車組G2を有しており、第1遊星歯車組
G1は、第1サンギアS1と、第1インターナルギアR1と、
両ギアS1及びR1と同時にかみ合う第1ピニオンギアP1を
支持する第1ピニオンキャリアPC1とから構成されてお
り、また第2遊星歯車組G2は、第2サンギアS2と、第2
インターナルギアR2と、両ギアS2及びR2と同時にかみ合
う第2ピニオンギアP2を支持する第2ピニオンキャリア
PC2とから構成されている。第1サンギアS1は入力軸26
と常時連結されており、また第1ピニオンキャリアPC1
及び第2インターナルギアR2は出力軸30と常に連結され
ている。第1インターナルギアR1は、直列に配置された
フォワードワンウェイクラッチF/O及びフォワードクラ
ッチF/Cを介して、またこれらに並列に配置されたオー
バランクラッチO/Cを介して第2ピニオンキャリアPC2と
連結可能である。第2サンギアS2はリバースクラッチR/
Cを介して入力軸26と連結可能であり、また第2ピニオ
ンキャリアPC2はハイクラッチH/Cを介して入力軸26と連
結可能である。第2サンギアS2はバンドブレーキB/Bに
よって静止部に対して固定可能であり、また第2ピニオ
ンキャリアPC2は互いに並列に配置されたローワンウェ
イクラッチL/OとローアンドリバースブレーキL&R/Bと
を介して静止部に対して固定可能である。出力軸30と一
体に出力ギア32が設けられている。出力ギア32とかみ合
うようにカウンタギア34が設けられており、カウンタギ
ア34にはカウンタ軸35を介してリダクションギア36が一
体に回転するように連結されている。リダクションギア
36は差動機構16のリングギア38とかみ合っている。差動
機構16から左右に駆動軸40及び42が突出しており、これ
に左右の前輪が連結される。
この遊星歯車変速機構14は、クラッチF/C、H/C、O/C及
びR/C、ブレーキB/B及びL&R/B、及びワンウェイクラ
ッチF/O及びL/Oを種々の組合せで作動させることによっ
て遊星歯車組G1及びG2の各要素(S1、S2、R1、R2、PC1
及びPC2)の回転状態を変えることができ、これによっ
て入力軸26に対する出力軸30の回転速度を種々変えるこ
とができる。すなわち、各クラッチ、ブレーキなどを第
3図に示すような組合わせで作動させることにより前進
4速後退1速を得ることができる。なお、第3図中で○
印はクラッチ及びブレーキが締結していることを示し、
またワンウェイクラッチの場合は係合状態を示す。ま
た、バンドブレーキB/B欄に2A、3R及び4Aとあるのはそ
れぞれ、バンドブレーキB/Bを作動させる油圧サーボ装
置の2速用アプライ室2A、3速用レリーズ室3R及び4速
用アプライ室4Aを示し、○印は油圧が供給されているこ
とを示す。また、α1及びα2はそれぞれインターナル
ギアR1及びR2の歯数の対するサンギアS1及びS2の歯数の
比であり、またギア比は出力軸30の回転数に対する入力
軸26の回転数の比である。
びR/C、ブレーキB/B及びL&R/B、及びワンウェイクラ
ッチF/O及びL/Oを種々の組合せで作動させることによっ
て遊星歯車組G1及びG2の各要素(S1、S2、R1、R2、PC1
及びPC2)の回転状態を変えることができ、これによっ
て入力軸26に対する出力軸30の回転速度を種々変えるこ
とができる。すなわち、各クラッチ、ブレーキなどを第
3図に示すような組合わせで作動させることにより前進
4速後退1速を得ることができる。なお、第3図中で○
印はクラッチ及びブレーキが締結していることを示し、
またワンウェイクラッチの場合は係合状態を示す。ま
た、バンドブレーキB/B欄に2A、3R及び4Aとあるのはそ
れぞれ、バンドブレーキB/Bを作動させる油圧サーボ装
置の2速用アプライ室2A、3速用レリーズ室3R及び4速
用アプライ室4Aを示し、○印は油圧が供給されているこ
とを示す。また、α1及びα2はそれぞれインターナル
ギアR1及びR2の歯数の対するサンギアS1及びS2の歯数の
比であり、またギア比は出力軸30の回転数に対する入力
軸26の回転数の比である。
上記のような遊星歯車変速機構14の作動により、入力軸
26の回転は所定の変速をされ出力軸30へ出力される。出
力軸30の回転力は出力ギア32、カウンタギア34及びリダ
クションギア36を介して差動機構16のリングギア38に伝
達される。これにより駆動軸40及び42を介して左右の前
輪を駆動することができる。こうすることによってオー
バドライブ付き前進4速の自動変速を行わせることがで
きる。
26の回転は所定の変速をされ出力軸30へ出力される。出
力軸30の回転力は出力ギア32、カウンタギア34及びリダ
クションギア36を介して差動機構16のリングギア38に伝
達される。これにより駆動軸40及び42を介して左右の前
輪を駆動することができる。こうすることによってオー
バドライブ付き前進4速の自動変速を行わせることがで
きる。
第2図に骨組図として示した動力伝達機構の一部を第1
図に実際の構造として示す。この第1図では第2図に示
した部材に対応する部材には同様の参照符号を付してあ
る。ケーシング本体50にサイドカバー52がボルト54によ
って取り付けられている。出力ギア32が一体に設けられ
た出力軸30の第1図中左端側はボールベアリング56を介
してサイドカバー52に支持されている。ケーシング本体
50の壁部51にはボルト58によってアウトプットリテーナ
60が取り付けられており、このアウトプットリテーナ60
の内径部にラジアルニードルベアリング62が設けられて
おり、これにより出力軸30の図中右端側が支持されてい
る。また、ケーシング本体50の壁部51と出力ギア32の側
面との間にはスラストニードルベアリング64が配置され
ている。アウトプットリテーナ60の外周側にはオーバー
ランニングクラッチO/C及びフォワードクラッチF/Cのそ
れぞれピストン66及び68を収容するクラッチドラム70が
配置されている。アウトプットリテーナ60は円筒状の形
状をしており、左端側の接触面72をケーシング本体50の
壁部51の取付面74に密着させている。この取付面74及び
接触面72を介してケーシング本体50側の油路76とアウト
プットリテーナ60側の油路78とが連通している。アウト
プットリテーナ60のもう1つの油路80についてもケーシ
ング本体50の図示していない油路と同様に連通してい
る。油路78及び油路80はクラッチドラム70に油圧を供給
するためのものである。アウトプットリテーナ60の左端
部内径側には、中心合わせ用軸部82が設けられている。
中心合わせ用軸部82の外径部は壁部51の中心合わせ用穴
部84にはまり合っている。中心合わせ用軸部82の内径部
には、出力軸30に支持されたシール部材86が配置されて
いる。
図に実際の構造として示す。この第1図では第2図に示
した部材に対応する部材には同様の参照符号を付してあ
る。ケーシング本体50にサイドカバー52がボルト54によ
って取り付けられている。出力ギア32が一体に設けられ
た出力軸30の第1図中左端側はボールベアリング56を介
してサイドカバー52に支持されている。ケーシング本体
50の壁部51にはボルト58によってアウトプットリテーナ
60が取り付けられており、このアウトプットリテーナ60
の内径部にラジアルニードルベアリング62が設けられて
おり、これにより出力軸30の図中右端側が支持されてい
る。また、ケーシング本体50の壁部51と出力ギア32の側
面との間にはスラストニードルベアリング64が配置され
ている。アウトプットリテーナ60の外周側にはオーバー
ランニングクラッチO/C及びフォワードクラッチF/Cのそ
れぞれピストン66及び68を収容するクラッチドラム70が
配置されている。アウトプットリテーナ60は円筒状の形
状をしており、左端側の接触面72をケーシング本体50の
壁部51の取付面74に密着させている。この取付面74及び
接触面72を介してケーシング本体50側の油路76とアウト
プットリテーナ60側の油路78とが連通している。アウト
プットリテーナ60のもう1つの油路80についてもケーシ
ング本体50の図示していない油路と同様に連通してい
る。油路78及び油路80はクラッチドラム70に油圧を供給
するためのものである。アウトプットリテーナ60の左端
部内径側には、中心合わせ用軸部82が設けられている。
中心合わせ用軸部82の外径部は壁部51の中心合わせ用穴
部84にはまり合っている。中心合わせ用軸部82の内径部
には、出力軸30に支持されたシール部材86が配置されて
いる。
次にこの実施例の作用について説明する。エンジン10か
らトルクコンバータ12に入力された回転力は、自動変速
機構部から出力軸30へ出力され、出力ギア32及びカウン
タギア34を介してカウンタ軸35に伝達され、更に差動機
構16に伝達される。クラッチドラム70には油路78及び80
を介して油圧が供給されるが、油路78及び80はアウトプ
ットリテーナ60の接触面72側から加工した軸方向穴によ
り構成されており、油路78及び80を設けるためにアウト
プットリテーナ60が径方向及び軸方向に大型化すること
はない。また、アウトプットリテーナ60も円筒状の単純
な形状となっている。アウトプットリテーナ60は内径部
側の中心合わせ用軸部82によって中心合わせされ、この
中心合わせ用軸部82の内径部はシール部材86との接触用
に使用されているので、軸方向寸法が短縮されている。
らトルクコンバータ12に入力された回転力は、自動変速
機構部から出力軸30へ出力され、出力ギア32及びカウン
タギア34を介してカウンタ軸35に伝達され、更に差動機
構16に伝達される。クラッチドラム70には油路78及び80
を介して油圧が供給されるが、油路78及び80はアウトプ
ットリテーナ60の接触面72側から加工した軸方向穴によ
り構成されており、油路78及び80を設けるためにアウト
プットリテーナ60が径方向及び軸方向に大型化すること
はない。また、アウトプットリテーナ60も円筒状の単純
な形状となっている。アウトプットリテーナ60は内径部
側の中心合わせ用軸部82によって中心合わせされ、この
中心合わせ用軸部82の内径部はシール部材86との接触用
に使用されているので、軸方向寸法が短縮されている。
なお、この実施例では、中心合わせ用軸部82の内径部側
にシール部材86を配置したが、第4図に示すように軸受
部材であるニードルベアリング90(又はブッシュ)を配
置することも可能である。
にシール部材86を配置したが、第4図に示すように軸受
部材であるニードルベアリング90(又はブッシュ)を配
置することも可能である。
(ト)発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、前述のよう
な構成としたので、リテーナの形状を円筒状に簡略化
し、軸方向及び径方向の寸法を小さくすることができ
る。
な構成としたので、リテーナの形状を円筒状に簡略化
し、軸方向及び径方向の寸法を小さくすることができ
る。
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図はオートマチ
ックトランスアクスルの骨組図、第3図は各変速段で作
用する要素の組合わせを示す図、第4図は別の実施例を
示す図である。 30……出力軸、32……出力ギア、34……カウンタギア、
50……ケーシング本体、51……壁部、52……サイドカバ
ー、56……ボールベアリング、58……ボルト、60……ア
ウトプットリテーナ、62……ラジアルニードルベアリン
グ、64……スラストニードルベアリング、70……クラッ
チドラム、72……接触面、74……取付面、76,78,80……
油路、82……中心合わせ用軸部、84……中心合わせ用穴
部、86……シール部材。
ックトランスアクスルの骨組図、第3図は各変速段で作
用する要素の組合わせを示す図、第4図は別の実施例を
示す図である。 30……出力軸、32……出力ギア、34……カウンタギア、
50……ケーシング本体、51……壁部、52……サイドカバ
ー、56……ボールベアリング、58……ボルト、60……ア
ウトプットリテーナ、62……ラジアルニードルベアリン
グ、64……スラストニードルベアリング、70……クラッ
チドラム、72……接触面、74……取付面、76,78,80……
油路、82……中心合わせ用軸部、84……中心合わせ用穴
部、86……シール部材。
Claims (1)
- 【請求項1】ケーシングの壁部に中空のリテーナがボル
トによって固定され、リテーナの内径部に回転軸が支持
され、リテーナの外径部にクラッチドラムが支持される
自動変速機の回転部材支持構造において、 円筒状のリテーナは一端側の接触面においてケーシング
の壁部の取付面に密着しており、リテーナの接触面とケ
ーシングの壁部の取付面との間においてクラッチドラム
のための油路の接続が行なわれ、リテーナ取付用の上記
ボルトは、ケーシングの壁部の取付面とは反対の面側か
ら壁部を貫通して、リテーナの接触面に設けられたねじ
穴にねじ込まれており、リテーナはこれの接触面よりも
内径部側にケーシングの壁部側に突出する中心合わせ用
軸部を有しており、この中心合わせ用軸部はケーシング
の壁部の中心合わせ用穴部にはめ合わされており、中心
合わせ用軸部の内径部側にはリテーナと回転軸との間を
シールするシール部材又は回転軸を支持するための軸受
部材が設けられていることを特徴とする自動変速機の回
転部材支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1008731A JPH0799200B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 自動変速機の回転部材支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1008731A JPH0799200B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 自動変速機の回転部材支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02190656A JPH02190656A (ja) | 1990-07-26 |
| JPH0799200B2 true JPH0799200B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=11701100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1008731A Expired - Lifetime JPH0799200B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 自動変速機の回転部材支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0799200B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5178027A (en) * | 1989-01-19 | 1993-01-12 | Jatco Corporation/Nissan Motor Company, Ltd. | Supporting structure for output shaft of automotive automatic power transmission |
-
1989
- 1989-01-19 JP JP1008731A patent/JPH0799200B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02190656A (ja) | 1990-07-26 |
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