JPH08100844A - 自動変速機の動力伝達装置 - Google Patents
自動変速機の動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH08100844A JPH08100844A JP6236839A JP23683994A JPH08100844A JP H08100844 A JPH08100844 A JP H08100844A JP 6236839 A JP6236839 A JP 6236839A JP 23683994 A JP23683994 A JP 23683994A JP H08100844 A JPH08100844 A JP H08100844A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- drum
- automatic transmission
- power transmission
- transmission device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- General Details Of Gearings (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動変速機の軸方向の長さを有効に短縮する
ことができる手段を提供する。 【構成】 自動変速機ATにおいては、リバースクラッ
チ42と3−4クラッチ40とが、リバースクラッチド
ラム65のハブ部66と3−4クラッチドラム67のハ
ブ部68とが前後方向にオーバーラップするように配置
されている。また3−4クラッチドラム67の縦壁部6
7bが後方すなわちリバースクラッチドラム65の縦壁
部65b側に膨出している。このため、リバースクラッ
チ42と3−4クラッチ40とが前後方向に近接して配
置され、自動変速機ATの軸方向の長さが短縮される。
ことができる手段を提供する。 【構成】 自動変速機ATにおいては、リバースクラッ
チ42と3−4クラッチ40とが、リバースクラッチド
ラム65のハブ部66と3−4クラッチドラム67のハ
ブ部68とが前後方向にオーバーラップするように配置
されている。また3−4クラッチドラム67の縦壁部6
7bが後方すなわちリバースクラッチドラム65の縦壁
部65b側に膨出している。このため、リバースクラッ
チ42と3−4クラッチ40とが前後方向に近接して配
置され、自動変速機ATの軸方向の長さが短縮される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の動力伝達
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用の自動変速機にはトル
クコンバータと機械式の変速機構とが設けられ、トルク
コンバータはクランクシャフトのトルクすなわちエンジ
ンの出力トルクを変速してタービンシャフトに出力し、
変速機構はタービンシャフトのトルクをさらに変速して
カウンタギヤから駆動輪側に出力するようになってい
る。ここで、変速機構には、通常、サンギヤ、リングギ
ヤ、ピニオンギヤ、キャリア等の複数の回転部材からな
る遊星歯車機構が1組又は複数組設けられ、変速時には
遊星歯車機構の動力伝達特性を切り替えることによって
変速を行うようになっている。
クコンバータと機械式の変速機構とが設けられ、トルク
コンバータはクランクシャフトのトルクすなわちエンジ
ンの出力トルクを変速してタービンシャフトに出力し、
変速機構はタービンシャフトのトルクをさらに変速して
カウンタギヤから駆動輪側に出力するようになってい
る。ここで、変速機構には、通常、サンギヤ、リングギ
ヤ、ピニオンギヤ、キャリア等の複数の回転部材からな
る遊星歯車機構が1組又は複数組設けられ、変速時には
遊星歯車機構の動力伝達特性を切り替えることによって
変速を行うようになっている。
【0003】そして、自動変速機には、遊星歯車機構の
動力伝達特性ないしは動力伝達経路を切り替えるため
に、所定の回転部材へのトルクの伝達をオン(伝達)・オ
フ(遮断)するクラッチ、所定の回転部材のブレーキング
をオン(固定)・オフ(解放)するブレーキ等の各種油圧式
摩擦要素が設けられる。さらに、自動変速機には、これ
らの各摩擦要素に対して作動油圧を給排する油圧機構が
設けられ、この油圧機構によって各摩擦要素のオン・オ
フパターンが切り替えられ、これによって変速が行われ
るようになっている。
動力伝達特性ないしは動力伝達経路を切り替えるため
に、所定の回転部材へのトルクの伝達をオン(伝達)・オ
フ(遮断)するクラッチ、所定の回転部材のブレーキング
をオン(固定)・オフ(解放)するブレーキ等の各種油圧式
摩擦要素が設けられる。さらに、自動変速機には、これ
らの各摩擦要素に対して作動油圧を給排する油圧機構が
設けられ、この油圧機構によって各摩擦要素のオン・オ
フパターンが切り替えられ、これによって変速が行われ
るようになっている。
【0004】かかる自動変速機においては、普通、トル
クコンバータと変速機構とがタービンシャフト軸線方向
に一列に並んで配置される。また、変速機構内において
は、タービンシャフトが、変速機構の軸心部を変速機構
のほぼ全長にわたって伸長するようにして配置され、遊
星歯車機構、摩擦要素、カウンタギヤ、カウンタギヤ支
持部等の各部材の多くが、タービンシャフトのまわりで
タービンシャフト軸線方向に一列に並んで配置される
(例えば、特開平1−238736号公報、実開平2−
103553号公報参照)。
クコンバータと変速機構とがタービンシャフト軸線方向
に一列に並んで配置される。また、変速機構内において
は、タービンシャフトが、変速機構の軸心部を変速機構
のほぼ全長にわたって伸長するようにして配置され、遊
星歯車機構、摩擦要素、カウンタギヤ、カウンタギヤ支
持部等の各部材の多くが、タービンシャフトのまわりで
タービンシャフト軸線方向に一列に並んで配置される
(例えば、特開平1−238736号公報、実開平2−
103553号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、自動変速機
はその軸線方向すなわちタービンシャフト軸線方向に比
較的長くなり、変速機構に複数の遊星歯車機構が設けら
れている場合はとくに軸線方向に長くなる。他方、近
年、FFタイプ(フロントエンジン・フロントドライブ)
の自動車が広く用いられているが、かかるFFタイプの
自動車においては、エンジン及び自動変速機で構成され
るパワートレインが車体に横置き搭載されることが多
い。けだし、パワートレインを横置き搭載すると、パワ
ートレインの出力軸(カウンタギヤ)の軸線と駆動輪の車
軸の軸線とが平行となり、パワートレインから車軸への
動力伝達機構が簡素化されるからである。
はその軸線方向すなわちタービンシャフト軸線方向に比
較的長くなり、変速機構に複数の遊星歯車機構が設けら
れている場合はとくに軸線方向に長くなる。他方、近
年、FFタイプ(フロントエンジン・フロントドライブ)
の自動車が広く用いられているが、かかるFFタイプの
自動車においては、エンジン及び自動変速機で構成され
るパワートレインが車体に横置き搭載されることが多
い。けだし、パワートレインを横置き搭載すると、パワ
ートレインの出力軸(カウンタギヤ)の軸線と駆動輪の車
軸の軸線とが平行となり、パワートレインから車軸への
動力伝達機構が簡素化されるからである。
【0006】しかしながら、このようにパワートレイン
を車体に横置き搭載する場合は、エンジンルームの幅方
向のスペースが限られているので、自動変速機が軸方向
に長くなると、エンジンルーム内でのパワートレインあ
るいはその他の各種機器のレイアウトがむずかしくなる
といった問題がある。このため、自動変速機の軸方向の
長さを可及的に短縮することができる有効な手段が求め
られている。
を車体に横置き搭載する場合は、エンジンルームの幅方
向のスペースが限られているので、自動変速機が軸方向
に長くなると、エンジンルーム内でのパワートレインあ
るいはその他の各種機器のレイアウトがむずかしくなる
といった問題がある。このため、自動変速機の軸方向の
長さを可及的に短縮することができる有効な手段が求め
られている。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、自動変速機の軸方向の長さ
を有効に短縮することができる手段を提供することを目
的とする。
めになされたものであって、自動変速機の軸方向の長さ
を有効に短縮することができる手段を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、第1の発明は、ミッションケースの軸心付近におい
て該ミッションケースからミッションケース軸線方向に
延設されたボス部によって、クラッチのドラムのハブ部
が支持されている自動変速機の動力伝達装置において、
上記ボス部の外周部にシールリングが取り付けられてい
て、クラッチのドラムのハブ部に、ミッションケース軸
線方向に延びて上記シールリングをシールするシール部
が動力伝達装置を構成する部材と軸線方向に関してオー
バーラップして設けられていることを特徴とする自動変
速機の動力伝達装置を提供する。
め、第1の発明は、ミッションケースの軸心付近におい
て該ミッションケースからミッションケース軸線方向に
延設されたボス部によって、クラッチのドラムのハブ部
が支持されている自動変速機の動力伝達装置において、
上記ボス部の外周部にシールリングが取り付けられてい
て、クラッチのドラムのハブ部に、ミッションケース軸
線方向に延びて上記シールリングをシールするシール部
が動力伝達装置を構成する部材と軸線方向に関してオー
バーラップして設けられていることを特徴とする自動変
速機の動力伝達装置を提供する。
【0009】第2の発明は、第1の発明にかかる自動変
速機の動力伝達装置において、上記ボス部によって第1
のクラッチのドラムと第2のクラッチのドラムとが支持
されていて、第1のクラッチのドラムの内側に第2のク
ラッチのドラムが配置される一方、上記ボス部に大径部
と小径部とが形成され、第1のクラッチのドラムのハブ
部が大径部によって支持され、第2のクラッチのドラム
のハブ部が小径部によって支持され、かつ、第1のクラ
ッチのドラムのハブ部と第2のクラッチのドラムのハブ
部とがミッションケース軸線方向に関してオーバラップ
するように配置されていることを特徴とする自動変速機
の動力伝達装置を提供する。
速機の動力伝達装置において、上記ボス部によって第1
のクラッチのドラムと第2のクラッチのドラムとが支持
されていて、第1のクラッチのドラムの内側に第2のク
ラッチのドラムが配置される一方、上記ボス部に大径部
と小径部とが形成され、第1のクラッチのドラムのハブ
部が大径部によって支持され、第2のクラッチのドラム
のハブ部が小径部によって支持され、かつ、第1のクラ
ッチのドラムのハブ部と第2のクラッチのドラムのハブ
部とがミッションケース軸線方向に関してオーバラップ
するように配置されていることを特徴とする自動変速機
の動力伝達装置を提供する。
【0010】第3の発明は、第2の発明にかかる自動変
速機の動力伝達装置において、第2のクラッチのドラム
の縦壁部が、第1のクラッチのドラムのハブ部とミッシ
ョンケース軸線方向に関してオーバラップするよう、第
1のクラッチのドラムの縦壁部側に膨出して形成・配置
されていることを特徴とする自動変速機の動力伝達装置
を提供する。
速機の動力伝達装置において、第2のクラッチのドラム
の縦壁部が、第1のクラッチのドラムのハブ部とミッシ
ョンケース軸線方向に関してオーバラップするよう、第
1のクラッチのドラムの縦壁部側に膨出して形成・配置
されていることを特徴とする自動変速機の動力伝達装置
を提供する。
【0011】第4の発明は、第3の発明にかかる動力伝
達装置において、第1のクラッチのリターンスプリング
がダイヤフラムスプリングであることを特徴とする自動
変速機の動力伝達装置を提供する。
達装置において、第1のクラッチのリターンスプリング
がダイヤフラムスプリングであることを特徴とする自動
変速機の動力伝達装置を提供する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
まず、本発明にかかる自動変速機の概略構造とその動作
・機能とについて説明する。図2及び図3に示すよう
に、FFタイプ(フロントエンジン・フロントドライブ)
の自動車に横置き搭載されるパワートレインの構成要素
の1つである自動変速機ATは、基本的にはクランクシ
ャフト1(エンジン出力軸)のトルクをトルクコンバータ
2で変速してタービンシャフト3に出力し、さらにター
ビンシャフト3のトルクを機械式の変速機構4で変速し
てカウンタギヤ5に出力するようになっている。
まず、本発明にかかる自動変速機の概略構造とその動作
・機能とについて説明する。図2及び図3に示すよう
に、FFタイプ(フロントエンジン・フロントドライブ)
の自動車に横置き搭載されるパワートレインの構成要素
の1つである自動変速機ATは、基本的にはクランクシ
ャフト1(エンジン出力軸)のトルクをトルクコンバータ
2で変速してタービンシャフト3に出力し、さらにター
ビンシャフト3のトルクを機械式の変速機構4で変速し
てカウンタギヤ5に出力するようになっている。
【0013】そして、自動変速機ATのカウンタギヤ5
のトルクはこの後、中間シャフト6に取り付けられた第
1中間ギヤ7及び第2中間ギヤ8と、ファイナルギヤ9
と、フロントデフ10と、両フロントアクスルシャフト
11,12とを介して両駆動輪(図示せず)に伝達される
ようになっている。なお、以下では便宜上、タービンシ
ャフト3の軸線方向(図1〜図3では左右方向)にみてク
ランクシャフト側(図1〜図3では右側)を「前」といい、
これと逆方向を「後」ということにする。
のトルクはこの後、中間シャフト6に取り付けられた第
1中間ギヤ7及び第2中間ギヤ8と、ファイナルギヤ9
と、フロントデフ10と、両フロントアクスルシャフト
11,12とを介して両駆動輪(図示せず)に伝達される
ようになっている。なお、以下では便宜上、タービンシ
ャフト3の軸線方向(図1〜図3では左右方向)にみてク
ランクシャフト側(図1〜図3では右側)を「前」といい、
これと逆方向を「後」ということにする。
【0014】トルクコンバータ2は自動変速機ATの前
端部付近に配置され、実質的に、ポンプケース15を介
してクランクシャフト1に連結され該クランクシャフト
1と一体回転するポンプ16(ポンプインペラ)と、ポン
プ16に対向して配置されポンプ16から吐出される作
動油によって回転駆動される一方タービンシャフト3に
連結され該タービンシャフト3と一体回転するタービン
17(タービンランナ)と、ポンプ16とタービン17と
の間に配置されタービン17からポンプ16に還流する
作動油をポンプ16の回転を助勢する方向に整流するス
テータ18とで構成されている。そして、トルクコンバ
ータ2は基本的には、クランクシャフト1のトルクを、
ポンプ16とタービン17との間の回転数差に応じて定
まる変速比で変速してタービンシャフト3に出力するよ
うになっている。ここで、ステータ18は、ステータ用
ワンウェイクラッチ19と支持部材20とを介して、ミ
ッションケース21(変速機ケース)によって支持されて
いる。また、トルクコンバータ2のやや後方には、自動
変速機ATの油圧機構(図示せず)に作動油を供給するオ
イルポンプ22が配設され、このオイルポンプ22は連
結部材23を介してポンプ16によって回転駆動される
ようになっている。
端部付近に配置され、実質的に、ポンプケース15を介
してクランクシャフト1に連結され該クランクシャフト
1と一体回転するポンプ16(ポンプインペラ)と、ポン
プ16に対向して配置されポンプ16から吐出される作
動油によって回転駆動される一方タービンシャフト3に
連結され該タービンシャフト3と一体回転するタービン
17(タービンランナ)と、ポンプ16とタービン17と
の間に配置されタービン17からポンプ16に還流する
作動油をポンプ16の回転を助勢する方向に整流するス
テータ18とで構成されている。そして、トルクコンバ
ータ2は基本的には、クランクシャフト1のトルクを、
ポンプ16とタービン17との間の回転数差に応じて定
まる変速比で変速してタービンシャフト3に出力するよ
うになっている。ここで、ステータ18は、ステータ用
ワンウェイクラッチ19と支持部材20とを介して、ミ
ッションケース21(変速機ケース)によって支持されて
いる。また、トルクコンバータ2のやや後方には、自動
変速機ATの油圧機構(図示せず)に作動油を供給するオ
イルポンプ22が配設され、このオイルポンプ22は連
結部材23を介してポンプ16によって回転駆動される
ようになっている。
【0015】さらに、トルクコンバータ2には、前後方
向にみてポンプケース15の縦壁部とタービン17との
間に配置され該トルクコンバータ2のトルク増大作用を
望めない所定の運転領域では、燃費性能を高めるために
クランクシャフト1とタービンシャフト3とを直結させ
るロックアップクラッチ24が設けられている。
向にみてポンプケース15の縦壁部とタービン17との
間に配置され該トルクコンバータ2のトルク増大作用を
望めない所定の運転領域では、燃費性能を高めるために
クランクシャフト1とタービンシャフト3とを直結させ
るロックアップクラッチ24が設けられている。
【0016】変速機構4は、トルクコンバータ2の後方
において前側に配置された第1遊星歯車機構25と後側
に配置された第2遊星歯車機構26とを備えたプラネタ
リギヤシステムであって、その内部での動力伝達特性な
いしは動力伝達経路を切り替えることによって、レンジ
(P、R、N、D、L等)及び変速段(1〜4速)を切り替
えることができるようになっている。
において前側に配置された第1遊星歯車機構25と後側
に配置された第2遊星歯車機構26とを備えたプラネタ
リギヤシステムであって、その内部での動力伝達特性な
いしは動力伝達経路を切り替えることによって、レンジ
(P、R、N、D、L等)及び変速段(1〜4速)を切り替
えることができるようになっている。
【0017】具体的には、第1遊星歯車機構25には、
タービンシャフト3に遊嵌された第1サンギヤ27と、
前端部がカウンタギヤ5に連結され該カウンタギヤ5と
一体回転する第1キャリア28と、第1キャリア28に
よって回転自在に支持される一方第1サンギヤ27と噛
み合う第1ピニオンギヤ29と、第1ピニオンギヤ29
と噛み合う第1リングギヤ30とが設けられている。
タービンシャフト3に遊嵌された第1サンギヤ27と、
前端部がカウンタギヤ5に連結され該カウンタギヤ5と
一体回転する第1キャリア28と、第1キャリア28に
よって回転自在に支持される一方第1サンギヤ27と噛
み合う第1ピニオンギヤ29と、第1ピニオンギヤ29
と噛み合う第1リングギヤ30とが設けられている。
【0018】他方、第2遊星歯車機構26には、タービ
ンシャフト3に遊嵌された(より詳しくは、タービンシ
ャフト3に遊嵌された後記の第2キャリア33にさらに
遊嵌された)第2サンギヤ32と、前部が前記の第1リ
ングギヤ30に連結され該第1リングギヤ30と一体回
転する第2キャリア33と、第2キャリア33によって
回転自在に支持される一方第2サンギヤ32と噛み合う
第2ピニオンギヤ34と、前記の第1キャリア28に連
結され該第1キャリア28と一体回転する第2リングギ
ヤ35とが設けられている。
ンシャフト3に遊嵌された(より詳しくは、タービンシ
ャフト3に遊嵌された後記の第2キャリア33にさらに
遊嵌された)第2サンギヤ32と、前部が前記の第1リ
ングギヤ30に連結され該第1リングギヤ30と一体回
転する第2キャリア33と、第2キャリア33によって
回転自在に支持される一方第2サンギヤ32と噛み合う
第2ピニオンギヤ34と、前記の第1キャリア28に連
結され該第1キャリア28と一体回転する第2リングギ
ヤ35とが設けられている。
【0019】そして、変速機構4には、両遊星歯車機構
25,26の内部での動力伝達特性ないしは動力伝達経
路を切り替えるための油圧式の各種摩擦要素と、所定の
回転部材の回転を一方向のみに制限するワンウェイクラ
ッチとが設けられている。具体的には、変速機構4の前
端部付近に、第1サンギヤ27に連結され該第1サンギ
ヤ27と一体回転する第1連結シャフト38と、タービ
ンシャフト3とを継断(オン・オフ)するフォワードクラ
ッチ39が設けられている。また、変速機構4の後端部
付近に、第1キャリア33とタービンシャフト3とを継
断(オン・オフ)する3−4クラッチ40と、第2サンギ
ヤ32に連結され該サンギヤ32と一体回転する第2連
結シャフト41と、タービンシャフト3とを継断(オン
・オフ)するリバースクラッチ42とが設けられてい
る。
25,26の内部での動力伝達特性ないしは動力伝達経
路を切り替えるための油圧式の各種摩擦要素と、所定の
回転部材の回転を一方向のみに制限するワンウェイクラ
ッチとが設けられている。具体的には、変速機構4の前
端部付近に、第1サンギヤ27に連結され該第1サンギ
ヤ27と一体回転する第1連結シャフト38と、タービ
ンシャフト3とを継断(オン・オフ)するフォワードクラ
ッチ39が設けられている。また、変速機構4の後端部
付近に、第1キャリア33とタービンシャフト3とを継
断(オン・オフ)する3−4クラッチ40と、第2サンギ
ヤ32に連結され該サンギヤ32と一体回転する第2連
結シャフト41と、タービンシャフト3とを継断(オン
・オフ)するリバースクラッチ42とが設けられてい
る。
【0020】そして、変速機構4の後端部付近には、さ
らに第2連結シャフト41を固定・解放(オン・オフ)す
るバンドブレーキ式の2−4ブレーキ43が、リバース
クラッチ42の外周部をとりまくようにして設けられて
いる。さらに、第1遊星歯車機構25よりやや前寄りの
位置には、第2キャリア33を固定・解放(オン・オフ)
するローリバースブレーキ44が設けられている。
らに第2連結シャフト41を固定・解放(オン・オフ)す
るバンドブレーキ式の2−4ブレーキ43が、リバース
クラッチ42の外周部をとりまくようにして設けられて
いる。さらに、第1遊星歯車機構25よりやや前寄りの
位置には、第2キャリア33を固定・解放(オン・オフ)
するローリバースブレーキ44が設けられている。
【0021】また、第1遊星歯車機構25よりやや前寄
りの位置には、第2キャリア33と、ミッションケース
21の内周面から内方に延びるようにしてミッションケ
ース21と一体形成されたケース延設部46との間に介
設され、第2キャリア33の回転方向を一方向のみに制
限するワンウェイクラッチ47が設けられている。な
お、カウンタギヤ5と第1キャリア28と第2リングギ
ヤ35とで構成され一体回転する組立体(以下、これを
回転体Aという)は、ローラベアリング48を介して、
ケース延設部46によって回転自在に支持されている。
りの位置には、第2キャリア33と、ミッションケース
21の内周面から内方に延びるようにしてミッションケ
ース21と一体形成されたケース延設部46との間に介
設され、第2キャリア33の回転方向を一方向のみに制
限するワンウェイクラッチ47が設けられている。な
お、カウンタギヤ5と第1キャリア28と第2リングギ
ヤ35とで構成され一体回転する組立体(以下、これを
回転体Aという)は、ローラベアリング48を介して、
ケース延設部46によって回転自在に支持されている。
【0022】ここで、上記各摩擦要素39,40,42,
43,44は、詳しくは図示していないがコントロール
ユニットによって制御される油圧機構から給排される作
動油ないしは油圧によってオン・オフされるようになっ
ている。そして、各摩擦要素39,40,42,43,44
のオン・オフパターンに応じて両遊星歯車機構25,2
6の内部での動力伝達特性ないしは動力伝達経路が設定
され、所望のレンジないしは変速段が設定されるように
なっている。なお、レンジは運転者のシフトレバー操作
によって設定されるが、変速段はコントロールユニット
によって車速、スロットル開度等に応じて自動的に設定
される。
43,44は、詳しくは図示していないがコントロール
ユニットによって制御される油圧機構から給排される作
動油ないしは油圧によってオン・オフされるようになっ
ている。そして、各摩擦要素39,40,42,43,44
のオン・オフパターンに応じて両遊星歯車機構25,2
6の内部での動力伝達特性ないしは動力伝達経路が設定
され、所望のレンジないしは変速段が設定されるように
なっている。なお、レンジは運転者のシフトレバー操作
によって設定されるが、変速段はコントロールユニット
によって車速、スロットル開度等に応じて自動的に設定
される。
【0023】上記各摩擦要素39,40,42,43,44
及びワンウェイクラッチ47の作動状態とレンジないし
は変速段との関係は表1に示すとおりである。
及びワンウェイクラッチ47の作動状態とレンジないし
は変速段との関係は表1に示すとおりである。
【0024】
【表1】
【0025】各レンジないしは変速段における変速機構
4の変速特性はおよそ次のとおりである。Pレンジ又は
Nレンジでは、すべての摩擦要素39,40,42,43,
44がオフされ、タービンシャフト3のトルクが変速機
構4に入力されず、したがって駆動輪は駆動されない。
4の変速特性はおよそ次のとおりである。Pレンジ又は
Nレンジでは、すべての摩擦要素39,40,42,43,
44がオフされ、タービンシャフト3のトルクが変速機
構4に入力されず、したがって駆動輪は駆動されない。
【0026】Rレンジでは、リバースクラッチ42とロ
ーリバースブレーキ44とがオンされ、他の摩擦要素は
オフされる。このとき、タービンシャフト3のトルクが
リバースクラッチ42と第2連結シャフト41とを介し
て第2サンギヤ32に伝達される。他方、ローリバース
ブレーキ44がオンされているので、第1リングギヤ3
0と第2キャリア33とで構成され一体回転する組立体
(以下、これを回転体Bという)が固定される。このた
め、第2サンギヤ32と第2ピニオンギヤ34と第2リ
ングギヤ35とが、この順に噛み合う固定的なギヤ列と
なり、回転体Aが、第2サンギヤ32の歯数aと第2リ
ングギヤ35の歯数b(b>a)とによって定まる1より大
きい変速比[b/a]でもってタービンシャフト3と逆方向
に回転駆動される。そして、この回転体Aのトルクが駆
動輪側に出力され、駆動輪が高いトルクで後退方向に駆
動される。なお、ここで変速比はトルク比を意味する。
また、ギヤの歯数はほぼギヤ径に比例する。
ーリバースブレーキ44とがオンされ、他の摩擦要素は
オフされる。このとき、タービンシャフト3のトルクが
リバースクラッチ42と第2連結シャフト41とを介し
て第2サンギヤ32に伝達される。他方、ローリバース
ブレーキ44がオンされているので、第1リングギヤ3
0と第2キャリア33とで構成され一体回転する組立体
(以下、これを回転体Bという)が固定される。このた
め、第2サンギヤ32と第2ピニオンギヤ34と第2リ
ングギヤ35とが、この順に噛み合う固定的なギヤ列と
なり、回転体Aが、第2サンギヤ32の歯数aと第2リ
ングギヤ35の歯数b(b>a)とによって定まる1より大
きい変速比[b/a]でもってタービンシャフト3と逆方向
に回転駆動される。そして、この回転体Aのトルクが駆
動輪側に出力され、駆動輪が高いトルクで後退方向に駆
動される。なお、ここで変速比はトルク比を意味する。
また、ギヤの歯数はほぼギヤ径に比例する。
【0027】Dレンジ1速では、フォワードクラッチ3
9がオンされ、他の摩擦要素はオフされる。このとき、
タービンシャフト3のトルクがフォワードクラッチ39
と第1連結シャフト38とを介して第1サンギヤ27に
伝達される。この場合、回転体Bがタービンシャフト回
転方向と逆方向すなわちワンウェイクラッチ47をロッ
クさせる方向に回転駆動されるが、該回転体Bの回転は
ワンウェイクラッチ47によって係止される。このた
め、回転体Aが、第1サンギヤ27の歯数cと第1リン
グギヤ30の歯数d(d>c)とによって定まる1より大き
い変速比[(c+d)/c]でもってタービンシャフト3と同
一方向に回転駆動される。そして、この回転体Aのトル
クが駆動輪側に出力され、駆動輪が高いトルクで前進方
向に駆動される。なお、この場合、コースト時(非駆動
走行時)にはワンウェイクラッチ47がフリー状態とな
るので、パワートレインが駆動輪によって逆駆動される
ことはなく、したがってエンジンブレーキは得られな
い。しかしながら、Lレンジ1速では、さらにローリバ
ースブレーキ44がオンされるので、コースト時にエン
ジンブレーキが得られることになる。
9がオンされ、他の摩擦要素はオフされる。このとき、
タービンシャフト3のトルクがフォワードクラッチ39
と第1連結シャフト38とを介して第1サンギヤ27に
伝達される。この場合、回転体Bがタービンシャフト回
転方向と逆方向すなわちワンウェイクラッチ47をロッ
クさせる方向に回転駆動されるが、該回転体Bの回転は
ワンウェイクラッチ47によって係止される。このた
め、回転体Aが、第1サンギヤ27の歯数cと第1リン
グギヤ30の歯数d(d>c)とによって定まる1より大き
い変速比[(c+d)/c]でもってタービンシャフト3と同
一方向に回転駆動される。そして、この回転体Aのトル
クが駆動輪側に出力され、駆動輪が高いトルクで前進方
向に駆動される。なお、この場合、コースト時(非駆動
走行時)にはワンウェイクラッチ47がフリー状態とな
るので、パワートレインが駆動輪によって逆駆動される
ことはなく、したがってエンジンブレーキは得られな
い。しかしながら、Lレンジ1速では、さらにローリバ
ースブレーキ44がオンされるので、コースト時にエン
ジンブレーキが得られることになる。
【0028】Dレンジ2速又はLレンジ2速では、フォ
ワードクラッチ39と2−4ブレーキ43とがオンさ
れ、他の摩擦要素はオフされる。このとき、2−4ブレ
ーキ43によって、第2サンギヤ32と第2連結シャフ
ト41とで構成され一体回転する組立体(以下、これを
回転体Cという)が固定されるので、回転体Bがタービ
ンシャフト3と同一方向に回転する。したがって、この
場合はDレンジ1速の場合に比べて、回転体Bが回転す
る分だけ回転体Aの回転速度が増加し、その分だけ変速
比が小さくなる。よって、駆動輪がDレンジ1速の場合
よりもやや低いトルク(3速の場合よりは高い)で前進方
向に駆動される。
ワードクラッチ39と2−4ブレーキ43とがオンさ
れ、他の摩擦要素はオフされる。このとき、2−4ブレ
ーキ43によって、第2サンギヤ32と第2連結シャフ
ト41とで構成され一体回転する組立体(以下、これを
回転体Cという)が固定されるので、回転体Bがタービ
ンシャフト3と同一方向に回転する。したがって、この
場合はDレンジ1速の場合に比べて、回転体Bが回転す
る分だけ回転体Aの回転速度が増加し、その分だけ変速
比が小さくなる。よって、駆動輪がDレンジ1速の場合
よりもやや低いトルク(3速の場合よりは高い)で前進方
向に駆動される。
【0029】Dレンジ3速又はLレンジ3速では、フォ
ワードクラッチ39と3−4クラッチ40とがオンさ
れ、他の摩擦要素はオフされる。このとき、両遊星歯車
機構25,26がロック状態となり、したがってタービ
ンシャフト3とカウンタギヤ5とが直結状態となり変速
比は1となる。この場合、駆動輪が、変速比1に対応す
る、2速よりもさらに低いトルクで前進方向に駆動され
る。
ワードクラッチ39と3−4クラッチ40とがオンさ
れ、他の摩擦要素はオフされる。このとき、両遊星歯車
機構25,26がロック状態となり、したがってタービ
ンシャフト3とカウンタギヤ5とが直結状態となり変速
比は1となる。この場合、駆動輪が、変速比1に対応す
る、2速よりもさらに低いトルクで前進方向に駆動され
る。
【0030】Dレンジ4速又はLレンジ4速では、3−
4クラッチ40と2−4ブレーキ43とがオンされ、他
の摩擦要素はオフされる。このとき、タービンシャフト
3のトルクが3−4クラッチ40を介して回転体B(第
2キャリア33)に伝達される。他方、2−4ブレーキ
43によって回転体C(第2サンギヤ32)が固定される
ので、回転体Aは、第2サンギヤ32の歯数aと第2リ
ングギヤ35の歯数b(b>a)とによって定まる1より小
さい変速比[b/(a+b)]でもってタービンシャフト3と
同一方向に回転駆動され、駆動輪が1より小さい変速比
(オーバードライブ状態)に対応する低いトルクで前進方
向に駆動される。
4クラッチ40と2−4ブレーキ43とがオンされ、他
の摩擦要素はオフされる。このとき、タービンシャフト
3のトルクが3−4クラッチ40を介して回転体B(第
2キャリア33)に伝達される。他方、2−4ブレーキ
43によって回転体C(第2サンギヤ32)が固定される
ので、回転体Aは、第2サンギヤ32の歯数aと第2リ
ングギヤ35の歯数b(b>a)とによって定まる1より小
さい変速比[b/(a+b)]でもってタービンシャフト3と
同一方向に回転駆動され、駆動輪が1より小さい変速比
(オーバードライブ状態)に対応する低いトルクで前進方
向に駆動される。
【0031】以下、自動変速機ATの具体的な構造ない
しは各部材の配設構造について説明する。図3から明ら
かなとおり、自動変速機ATにおいては、タービンシャ
フト3が、該自動変速機ATの軸心部付近で、自動変速
機ATのほぼ全長にわたって前後方向(タービンシャフ
ト軸線方向)に伸長するように配置されている。そし
て、タービンシャフト3はその前部が、ミッションケー
ス21に固定された支持部材20によって回転自在に支
持され、さらにその後部が、後で説明するようにミッシ
ョンケース21と一体形成されたボス部61によって、
3−4クラッチ40のハブ部68(連結部68b)を介し
て回転自在に支持されている。
しは各部材の配設構造について説明する。図3から明ら
かなとおり、自動変速機ATにおいては、タービンシャ
フト3が、該自動変速機ATの軸心部付近で、自動変速
機ATのほぼ全長にわたって前後方向(タービンシャフ
ト軸線方向)に伸長するように配置されている。そし
て、タービンシャフト3はその前部が、ミッションケー
ス21に固定された支持部材20によって回転自在に支
持され、さらにその後部が、後で説明するようにミッシ
ョンケース21と一体形成されたボス部61によって、
3−4クラッチ40のハブ部68(連結部68b)を介し
て回転自在に支持されている。
【0032】そして、自動変速機ATを構成する各種機
器すなわちトルクコンバータ2、変速機構4、オイルポ
ンプ22等と、これらの各機器の支持部すなわち支持部
材20、ケース延設部46、ボス部61等とは、タービ
ンシャフト3まわりにこれを取り囲むようにして配置さ
れ、かつこれらの各機器及び支持部は一部でオーバーラ
ップしつつも概ね前後方向に一列に並んで配置されてい
る。
器すなわちトルクコンバータ2、変速機構4、オイルポ
ンプ22等と、これらの各機器の支持部すなわち支持部
材20、ケース延設部46、ボス部61等とは、タービ
ンシャフト3まわりにこれを取り囲むようにして配置さ
れ、かつこれらの各機器及び支持部は一部でオーバーラ
ップしつつも概ね前後方向に一列に並んで配置されてい
る。
【0033】また、変速機構4を構成する各部材すなわ
ちカウンタギヤ5、第1,第2遊星歯車機構25,26、
各摩擦要素39,40,42,43,44、ワンウェイクラ
ッチ47等もタービンシャフト3まわりにこれを取り囲
むようにして配置され、かつこれらは一部でオーバーラ
ップしつつも概ね前後方向に一列に並んで配置されてい
る。
ちカウンタギヤ5、第1,第2遊星歯車機構25,26、
各摩擦要素39,40,42,43,44、ワンウェイクラ
ッチ47等もタービンシャフト3まわりにこれを取り囲
むようにして配置され、かつこれらは一部でオーバーラ
ップしつつも概ね前後方向に一列に並んで配置されてい
る。
【0034】このように、自動変速機ATにおいては各
種機器ないしは各種部材が一部でオーバーラップしつつ
も概ね前後方向に一列に並んで配置されているので、自
動変速機ATの軸方向の長さすなわち全長は長くなる傾
向がある。しかしながら、本発明にかかるこの自動変速
機ATにおいては、以下で説明するように種々の工夫が
凝らされ、その全長が可及的に短縮されている。
種機器ないしは各種部材が一部でオーバーラップしつつ
も概ね前後方向に一列に並んで配置されているので、自
動変速機ATの軸方向の長さすなわち全長は長くなる傾
向がある。しかしながら、本発明にかかるこの自動変速
機ATにおいては、以下で説明するように種々の工夫が
凝らされ、その全長が可及的に短縮されている。
【0035】支持部材20には、タービンシャフト3に
外嵌される筒状部20aと、ミッションケース21に締
結される隔壁部20bとが一体形成されている。ここ
で、筒状部20aの前端部外周には、ステータ用ワンウ
ェイクラッチ19のインナレースがスプライン嵌合によ
り取り付けられている。なお、ステータ用ワンウェイク
ラッチ19のアウタレースはステータ18に固定されて
いる。また、隔壁部20bはオイルポンプ22のポンプ
ケーシング51とともに、締結ボルト52を用いてミッ
ションケース21の前端部に締結・固定されている。
外嵌される筒状部20aと、ミッションケース21に締
結される隔壁部20bとが一体形成されている。ここ
で、筒状部20aの前端部外周には、ステータ用ワンウ
ェイクラッチ19のインナレースがスプライン嵌合によ
り取り付けられている。なお、ステータ用ワンウェイク
ラッチ19のアウタレースはステータ18に固定されて
いる。また、隔壁部20bはオイルポンプ22のポンプ
ケーシング51とともに、締結ボルト52を用いてミッ
ションケース21の前端部に締結・固定されている。
【0036】さらに、ミッションケース21の前端部に
は、コンバータケース50が、隔壁部20bの周縁部と
ポンプケーシング51の周縁部とに当接するようにして
取り付けられている。ここで、隔壁部20bはポンプケ
ーシング51よりもやや大径とされ、その周縁部がコン
バータケース50に形成された凹部50aと嵌合するよ
うになっている。このように、隔壁部20bが凹部50a
と嵌合する形状とされているので、支持部材20ないし
はケーシング51をミッションケース21へ取り付ける
際の作業が能率化される。すなわち、かかる作業に際し
ては、まずミッションケース21をその前端部が下向き
となるように配置し、次にミッションケース21の前端
部に隔壁部20bを下側から当接させ、さらにコンバー
タケース50をミッションケース21の前端部に下側か
ら当接させ、この後隔壁部20bにポンプケーシング2
1を下側から当接させた上で、ボルト52をミッション
ケース21に螺入することになるが、ボルト螺入時には
隔壁部20bが凹部50aと嵌合しこのため支持部材20
がコンバータケース50によって支持されるので、支持
部材20を手で支える必要がなくなるからである。
は、コンバータケース50が、隔壁部20bの周縁部と
ポンプケーシング51の周縁部とに当接するようにして
取り付けられている。ここで、隔壁部20bはポンプケ
ーシング51よりもやや大径とされ、その周縁部がコン
バータケース50に形成された凹部50aと嵌合するよ
うになっている。このように、隔壁部20bが凹部50a
と嵌合する形状とされているので、支持部材20ないし
はケーシング51をミッションケース21へ取り付ける
際の作業が能率化される。すなわち、かかる作業に際し
ては、まずミッションケース21をその前端部が下向き
となるように配置し、次にミッションケース21の前端
部に隔壁部20bを下側から当接させ、さらにコンバー
タケース50をミッションケース21の前端部に下側か
ら当接させ、この後隔壁部20bにポンプケーシング2
1を下側から当接させた上で、ボルト52をミッション
ケース21に螺入することになるが、ボルト螺入時には
隔壁部20bが凹部50aと嵌合しこのため支持部材20
がコンバータケース50によって支持されるので、支持
部材20を手で支える必要がなくなるからである。
【0037】ケース延設部46は、前後方向にみてミッ
ションケース21の中央位置よりもやや前側において、
ミッションケース21の内周面から内方に延びるように
して、ミッションケース21と一体形成されている。そ
して、ケース延設部46には、ミッションケース21の
内周面から内方に延びその広がり面が概ねタービンシャ
フト軸線L(図1参照)すなわちミッションケース軸線と
は直交するように形成された縁部46aと、該縁部46a
の内端から後方に延びその軸線がタービンシャフト軸線
L(図1参照)とほぼ一致するような略円筒状に形成され
た円筒部46cとが設けられている。
ションケース21の中央位置よりもやや前側において、
ミッションケース21の内周面から内方に延びるように
して、ミッションケース21と一体形成されている。そ
して、ケース延設部46には、ミッションケース21の
内周面から内方に延びその広がり面が概ねタービンシャ
フト軸線L(図1参照)すなわちミッションケース軸線と
は直交するように形成された縁部46aと、該縁部46a
の内端から後方に延びその軸線がタービンシャフト軸線
L(図1参照)とほぼ一致するような略円筒状に形成され
た円筒部46cとが設けられている。
【0038】そして、円筒部46cの外周面とミッショ
ンケース21の内周面との間に形成された略環状空間部
の周縁部付近にローリバースブレーキ44が配置され、
このローリバースブレーキ44の内側に、回転体Bの前
部が配置され、さらにこの回転体Bの前部と円筒部46
cとの間にワンウェイクラッチ47が配置されている。
このように、ローリバースブレーキ44とワンウェイク
ラッチ47とが前後方向にオーバーラップして、すなわ
ち径方向に層状化して配置されているので、自動変速機
ATの全長が短縮される。
ンケース21の内周面との間に形成された略環状空間部
の周縁部付近にローリバースブレーキ44が配置され、
このローリバースブレーキ44の内側に、回転体Bの前
部が配置され、さらにこの回転体Bの前部と円筒部46
cとの間にワンウェイクラッチ47が配置されている。
このように、ローリバースブレーキ44とワンウェイク
ラッチ47とが前後方向にオーバーラップして、すなわ
ち径方向に層状化して配置されているので、自動変速機
ATの全長が短縮される。
【0039】また、ケース延設部46のやや前方には、
略円柱形のカウンタギヤ5が配置され、さらにこのカウ
ンタギヤ5のやや前方にフォワードクラッチ39が配置
されている。すなわち、カウンタギヤ5は前後方向にみ
てケース延設部46とフォワードクラッチ39との間に
配置されている。ここで、カウンタギヤ5を含む回転体
Aは、ローラベアリング48を介して、円筒部46cの
内周部によって回転自在に支持されている。
略円柱形のカウンタギヤ5が配置され、さらにこのカウ
ンタギヤ5のやや前方にフォワードクラッチ39が配置
されている。すなわち、カウンタギヤ5は前後方向にみ
てケース延設部46とフォワードクラッチ39との間に
配置されている。ここで、カウンタギヤ5を含む回転体
Aは、ローラベアリング48を介して、円筒部46cの
内周部によって回転自在に支持されている。
【0040】図1に示すように、自動変速機ATの後端
部付近には、ミッションケース21の軸心付近において
該ミッションケース21の後端壁21aから前方に延び
る略円筒形のボス部61が、ミッションケース21と一
体的に設けられている。そして、このボス部61の後部
にはその径が比較的大きい大径部62が形成される一
方、前部にはその径が比較的小さい小径部63が形成さ
れ、大径部62と小径部63との境界部付近には略環状
の凹部60が形成されている。また、大径部62の外周
部と小径部63の外周部とには、夫々、複数のシールリ
ング64が取り付けられている。このボス部61は、そ
の外側に配置された3−4クラッチ40及びリバースク
ラッチ42を回転自在に支持する一方、その内側に配置
されたタービンシャフト3を、3−4クラッチ40のハ
ブ部68の連結部68bを介して回転自在に支持するよ
うになっている。
部付近には、ミッションケース21の軸心付近において
該ミッションケース21の後端壁21aから前方に延び
る略円筒形のボス部61が、ミッションケース21と一
体的に設けられている。そして、このボス部61の後部
にはその径が比較的大きい大径部62が形成される一
方、前部にはその径が比較的小さい小径部63が形成さ
れ、大径部62と小径部63との境界部付近には略環状
の凹部60が形成されている。また、大径部62の外周
部と小径部63の外周部とには、夫々、複数のシールリ
ング64が取り付けられている。このボス部61は、そ
の外側に配置された3−4クラッチ40及びリバースク
ラッチ42を回転自在に支持する一方、その内側に配置
されたタービンシャフト3を、3−4クラッチ40のハ
ブ部68の連結部68bを介して回転自在に支持するよ
うになっている。
【0041】自動変速機ATの後端部付近においてミッ
ションケース21内には、3−4クラッチ40とリバー
スクラッチ42と2−4ブレーキ43とが配置されてい
る。ここで、全体的には、3−4クラッチ40はリバー
スクラッチ42の内側に形成された空間部に配置され、
2−4ブレーキ43はリバースクラッチ42の外周部を
取り巻くように配置され、したがって3−4クラッチ4
0とリバースクラッチ42と2−4ブレーキ43とは、
前後方向にオーバーラップして、すなわちミッションケ
ース21の径方向に層状に配置されている。これによ
り、自動変速機ATの軸方向の長さが短縮される。な
お、リバースクラッチ42と3−4クラッチ40とは、
夫々、特許請求の範囲に記載された「第1のクラッチ」と
「第2のクラッチ」とに相当する。
ションケース21内には、3−4クラッチ40とリバー
スクラッチ42と2−4ブレーキ43とが配置されてい
る。ここで、全体的には、3−4クラッチ40はリバー
スクラッチ42の内側に形成された空間部に配置され、
2−4ブレーキ43はリバースクラッチ42の外周部を
取り巻くように配置され、したがって3−4クラッチ4
0とリバースクラッチ42と2−4ブレーキ43とは、
前後方向にオーバーラップして、すなわちミッションケ
ース21の径方向に層状に配置されている。これによ
り、自動変速機ATの軸方向の長さが短縮される。な
お、リバースクラッチ42と3−4クラッチ40とは、
夫々、特許請求の範囲に記載された「第1のクラッチ」と
「第2のクラッチ」とに相当する。
【0042】リバースクラッチ42には、筒部65aと
縦壁部65bとを備えた略円筒形のリバースクラッチド
ラム65が設けられ、縦壁部65bの内端部にはハブ部
66が設けられている。そして、リバースクラッチドラ
ム65のハブ部66は、ボス部61の大径部62によっ
て回転自在に支持されている。ここで、ハブ部66には
前方(ミッションケース軸線方向)に延びてシールリング
64をシールする略円筒形のシール部66aが一体形成
されている。
縦壁部65bとを備えた略円筒形のリバースクラッチド
ラム65が設けられ、縦壁部65bの内端部にはハブ部
66が設けられている。そして、リバースクラッチドラ
ム65のハブ部66は、ボス部61の大径部62によっ
て回転自在に支持されている。ここで、ハブ部66には
前方(ミッションケース軸線方向)に延びてシールリング
64をシールする略円筒形のシール部66aが一体形成
されている。
【0043】他方、3−4クラッチ40には、筒部67
aと縦壁部67bとを備えた略円筒形の3−4クラッチド
ラム67が設けられ、縦壁部67bの内端部にはハブ部
68が設けられている。そして、3−4クラッチドラム
67のハブ部68は、ボス部61の小径部63によって
回転自在に支持されている。ここで、ハブ部68には前
方に延びてシールリング64をシールするシール部68
aが一体形成されている。さらにシール部68aの前端部
には、ボス部61の前部を取り巻くようにして、ボス部
61の外側から内側にまたがるように形成・配置され、
3−4クラッチドラム67をタービンシャフト3に連結
する連結部68bが一体形成されている。したがって、
3−4クラッチドラム67はタービンシャフト3と一体
回転する。
aと縦壁部67bとを備えた略円筒形の3−4クラッチド
ラム67が設けられ、縦壁部67bの内端部にはハブ部
68が設けられている。そして、3−4クラッチドラム
67のハブ部68は、ボス部61の小径部63によって
回転自在に支持されている。ここで、ハブ部68には前
方に延びてシールリング64をシールするシール部68
aが一体形成されている。さらにシール部68aの前端部
には、ボス部61の前部を取り巻くようにして、ボス部
61の外側から内側にまたがるように形成・配置され、
3−4クラッチドラム67をタービンシャフト3に連結
する連結部68bが一体形成されている。したがって、
3−4クラッチドラム67はタービンシャフト3と一体
回転する。
【0044】ここで、3−4クラッチドラム67はリバ
ークラッチドラム65の内側に配置されている。そし
て、3−4クラッチドラム67の縦壁部67bは、リバ
ースクラッチドラム65のハブ部66のシール部66a
と前後方向(ミッションケース軸線方向)にオーバーラッ
プするよう、後向きにすなわちリバースクラッチドラム
65の縦壁部65b側に膨出している。さらに、リバー
スクラッチドラム65のハブ部66のシール部66a(前
部)と、3−4クラッチドラム67のハブ部68のシー
ル部68a(後部)とが前後方向にオーバーラップするよ
うに形成・配置されている。具体的には、シール部68
aの後部が凹部60に入り込むことによって、シール部
66aとシール部68aとがオーバーラップするようにな
っている。また、シール部66aと連結部68bとも前後
方向にオーバーラップしている。リバースクラッチドラ
ム65と3−4クラッチドラム67とがこのように形成
・配置されているので、リバースクラッチ42と3−4
クラッチ40とが前後方向に近接して配置され、自動変
速機ATの軸方向の長さが大幅に短縮される。
ークラッチドラム65の内側に配置されている。そし
て、3−4クラッチドラム67の縦壁部67bは、リバ
ースクラッチドラム65のハブ部66のシール部66a
と前後方向(ミッションケース軸線方向)にオーバーラッ
プするよう、後向きにすなわちリバースクラッチドラム
65の縦壁部65b側に膨出している。さらに、リバー
スクラッチドラム65のハブ部66のシール部66a(前
部)と、3−4クラッチドラム67のハブ部68のシー
ル部68a(後部)とが前後方向にオーバーラップするよ
うに形成・配置されている。具体的には、シール部68
aの後部が凹部60に入り込むことによって、シール部
66aとシール部68aとがオーバーラップするようにな
っている。また、シール部66aと連結部68bとも前後
方向にオーバーラップしている。リバースクラッチドラ
ム65と3−4クラッチドラム67とがこのように形成
・配置されているので、リバースクラッチ42と3−4
クラッチ40とが前後方向に近接して配置され、自動変
速機ATの軸方向の長さが大幅に短縮される。
【0045】リバースクラッチ42には、リバースクラ
ッチドラム65の筒部65aの内周部にスプライン嵌合
する複数のアウタプレート71と、3−4クラッチドラ
ム67の筒部67aの外周部にスプライン嵌合するイン
ナプレート72とが設けられ、各アウタプレート71と
各インナプレート72とは前後方向に交互に並べて配置
されている。
ッチドラム65の筒部65aの内周部にスプライン嵌合
する複数のアウタプレート71と、3−4クラッチドラ
ム67の筒部67aの外周部にスプライン嵌合するイン
ナプレート72とが設けられ、各アウタプレート71と
各インナプレート72とは前後方向に交互に並べて配置
されている。
【0046】そして、両プレート71,72からなる組
立体(以下、これを第1プレート群71,72という)よ
りも後側において、リバースクラッチドラム65内に形
成された略環状空間部には第1ピストン73が嵌入さ
れ、この第1ピストン73は第1リターンスプリング7
4によって常時後向きに付勢されるようになっている。
第1リターンスプリング74としては形状がコンパクト
なダイヤフラムスプリングが用いられ、これによっても
自動変速機ATの軸方向の長さが短縮されている。
立体(以下、これを第1プレート群71,72という)よ
りも後側において、リバースクラッチドラム65内に形
成された略環状空間部には第1ピストン73が嵌入さ
れ、この第1ピストン73は第1リターンスプリング7
4によって常時後向きに付勢されるようになっている。
第1リターンスプリング74としては形状がコンパクト
なダイヤフラムスプリングが用いられ、これによっても
自動変速機ATの軸方向の長さが短縮されている。
【0047】ここで、第1ピストン73の後側に画成さ
れた第1油室75に第1油路90を介して作動油(油圧)
が供給されたときには、該油圧によって第1ピストン7
3が前方に押し出されてその前端部が第1プレート群7
1,72を前方に押圧し、その結果隣接するアウタプレ
ート71とインナプレート72とが摩擦係合し、リバー
スクラッチ42がオン(締結)される。他方、第1油室7
5内の作動油(油圧)が第1油路90を介してリリースさ
れたときには、第1リターンスプリング74によって第
1ピストン73が後向きに移動させられ、アウタプレー
ト71とインナプレート72との間の摩擦係合が解除さ
れてリバースクラッチ42がオフ(解放)される。
れた第1油室75に第1油路90を介して作動油(油圧)
が供給されたときには、該油圧によって第1ピストン7
3が前方に押し出されてその前端部が第1プレート群7
1,72を前方に押圧し、その結果隣接するアウタプレ
ート71とインナプレート72とが摩擦係合し、リバー
スクラッチ42がオン(締結)される。他方、第1油室7
5内の作動油(油圧)が第1油路90を介してリリースさ
れたときには、第1リターンスプリング74によって第
1ピストン73が後向きに移動させられ、アウタプレー
ト71とインナプレート72との間の摩擦係合が解除さ
れてリバースクラッチ42がオフ(解放)される。
【0048】他方、3−4クラッチ40には、3−4ク
ラッチドラム67の筒部67aの内周部にスプライン嵌
合する複数のアウタプレート77と、第2キャリア33
(回転体B)の後端部に取り付けられた略円筒形の接続部
材78の外周部にスプライン嵌合するインナプレート7
9とが設けられ、各アウタプレート77と各インナプレ
ート79とは前後方向に交互に並べて配置されている。
ラッチドラム67の筒部67aの内周部にスプライン嵌
合する複数のアウタプレート77と、第2キャリア33
(回転体B)の後端部に取り付けられた略円筒形の接続部
材78の外周部にスプライン嵌合するインナプレート7
9とが設けられ、各アウタプレート77と各インナプレ
ート79とは前後方向に交互に並べて配置されている。
【0049】そして、両プレート77,79からなる組
立体(以下、これを第2プレート群77,79という)よ
りも後側において、3−4クラッチドラム67内に形成
された略環状空間部には第2ピストン80が嵌入され、
この第2ピストン80は第2リターンスプリング81に
よって常時後向きに付勢されるようになっている。第2
リターンスプリング81としては形状がコンパクトなダ
イヤフラムスプリングが用いられている。
立体(以下、これを第2プレート群77,79という)よ
りも後側において、3−4クラッチドラム67内に形成
された略環状空間部には第2ピストン80が嵌入され、
この第2ピストン80は第2リターンスプリング81に
よって常時後向きに付勢されるようになっている。第2
リターンスプリング81としては形状がコンパクトなダ
イヤフラムスプリングが用いられている。
【0050】ここで、第2ピストン80の後側に画成さ
れた第2油室82に第2油路91を介して作動油(油圧)
が供給されたときには、該油圧によって第2ピストン8
0が前方に押し出されてその前端部が第2プレート群7
7,79を前方に押圧し、その結果隣接するアウタプレ
ート77とインナプレート79とが摩擦係合し、3−4
クラッチ40がオン(締結)される。他方、第2油室82
内の作動油(油圧)が第2油路91を介してリリースされ
たときには、第2リターンスプリング81によって第2
ピストン80が後向きに移動させられ、アウタプレート
77とインナプレート79との間の摩擦係合が解除され
て3−4クラッチ40がオフ(解放)される。
れた第2油室82に第2油路91を介して作動油(油圧)
が供給されたときには、該油圧によって第2ピストン8
0が前方に押し出されてその前端部が第2プレート群7
7,79を前方に押圧し、その結果隣接するアウタプレ
ート77とインナプレート79とが摩擦係合し、3−4
クラッチ40がオン(締結)される。他方、第2油室82
内の作動油(油圧)が第2油路91を介してリリースされ
たときには、第2リターンスプリング81によって第2
ピストン80が後向きに移動させられ、アウタプレート
77とインナプレート79との間の摩擦係合が解除され
て3−4クラッチ40がオフ(解放)される。
【0051】以上、本実施例にかかる自動変速機ATに
おいては、種々の工夫によりその全長が短縮されている
ので、これに伴ってパワートレインの全長が短縮され、
該パワートレインの自動車への横置き搭載が容易とな
る。
おいては、種々の工夫によりその全長が短縮されている
ので、これに伴ってパワートレインの全長が短縮され、
該パワートレインの自動車への横置き搭載が容易とな
る。
【0052】
【発明の作用・効果】第1の発明によれば、クラッチの
ドラムのハブ部にミッションケース軸線方向に延びてシ
ールリングをシールするシール部が動力伝達装置を構成
する部材と軸線方向にオーバーラップして設けられてい
るので、ボス部によるハブ部の支持が安定化されるとと
もに、ボス部とハブ部との間のシール性が全長と長くす
ることなく高められる。
ドラムのハブ部にミッションケース軸線方向に延びてシ
ールリングをシールするシール部が動力伝達装置を構成
する部材と軸線方向にオーバーラップして設けられてい
るので、ボス部によるハブ部の支持が安定化されるとと
もに、ボス部とハブ部との間のシール性が全長と長くす
ることなく高められる。
【0053】第2の発明によれば、基本的には第1の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、第1,第2
のクラッチが、第1のクラッチのドラムのハブ部と第2
のクラッチのドラムのハブ部とがミッションケース軸線
方向にオーバーラップするように配置されるので、両ク
ラッチが互いに近接して配置され、その分自動変速機の
軸方向の長さすなわち全長が短縮される。したがって、
パワートレインの全長が短縮され、該パワートレインの
自動車への横置き搭載が容易となる。
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、第1,第2
のクラッチが、第1のクラッチのドラムのハブ部と第2
のクラッチのドラムのハブ部とがミッションケース軸線
方向にオーバーラップするように配置されるので、両ク
ラッチが互いに近接して配置され、その分自動変速機の
軸方向の長さすなわち全長が短縮される。したがって、
パワートレインの全長が短縮され、該パワートレインの
自動車への横置き搭載が容易となる。
【0054】第3の発明によれば、基本的には第2の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、第2のクラ
ッチのドラムの縦壁部が、第1のクラッチのドラムのハ
ブ部とオーバーラップするように膨出しているので、両
クラッチが互いに近接して配置され、自動変速機の軸方
向の長さが一層短縮される。
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、第2のクラ
ッチのドラムの縦壁部が、第1のクラッチのドラムのハ
ブ部とオーバーラップするように膨出しているので、両
クラッチが互いに近接して配置され、自動変速機の軸方
向の長さが一層短縮される。
【0055】第4の発明によれば、基本的には第3の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、リターンス
プリングがコンパクトなダイヤフラムスプリングとされ
るので、自動変速機の軸方向の長さがさらに短縮され
る。
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、リターンス
プリングがコンパクトなダイヤフラムスプリングとされ
るので、自動変速機の軸方向の長さがさらに短縮され
る。
【図1】 本発明にかかる動力伝達装置を備えた自動変
速機の要部側面断面説明図である。
速機の要部側面断面説明図である。
【図2】 本発明にかかる動力伝達装置を備えた自動変
速機の概略構成を示すスケルトン図である。
速機の概略構成を示すスケルトン図である。
【図3】 本発明にかかる動力伝達装置を備えた自動変
速機の側面断面説明図である。
速機の側面断面説明図である。
AT…自動変速機 21…ミッションケース 40…3−4クラッチ 42…リバースクラッチ 61…ボス部 62…大径部 63…小径部 64…シールリング 65…リバースクラッチドラム 65b…縦壁部 66…ハブ部 66a…シール部 67…3−4クラッチドラム 67b…縦壁部 68…ハブ部 68a…シール部 74…第1リターンスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩▲崎▼ 龍彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 ミッションケースの軸心付近において該
ミッションケースからミッションケース軸線方向に延設
されたボス部によって、クラッチのドラムのハブ部が支
持されている自動変速機の動力伝達装置において、 上記ボス部の外周部にシールリングが取り付けられてい
て、 クラッチのドラムのハブ部に、ミッションケース軸線方
向に延びて上記シールリングをシールするシール部が動
力伝達装置を構成する部材と軸線方向に関してオーバー
ラップして設けられていることを特徴とする自動変速機
の動力伝達装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された自動変速機の動力
伝達装置において、 上記ボス部によって第1のクラッチのドラムと第2のク
ラッチのドラムとが支持されていて、 第1のクラッチのドラムの内側に第2のクラッチのドラ
ムが配置される一方、上記ボス部に大径部と小径部とが
形成され、 第1のクラッチのドラムのハブ部が大径部によって支持
され、第2のクラッチのドラムのハブ部が小径部によっ
て支持され、 かつ、第1のクラッチのドラムのハブ部と第2のクラッ
チのドラムのハブ部とがミッションケース軸線方向に関
してオーバラップするように配置されていることを特徴
とする自動変速機の動力伝達装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載された自動変速機の動力
伝達装置において、 第2のクラッチのドラムの縦壁部が、第1のクラッチの
ドラムのハブ部とミッションケース軸線方向に関してオ
ーバラップするよう、第1のクラッチのドラムの縦壁部
側に膨出して形成・配置されていることを特徴とする自
動変速機の動力伝達装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載された自動変速機の動力
伝達装置において、 第1のクラッチのリターンスプリングがダイヤフラムス
プリングであることを特徴とする自動変速機の動力伝達
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6236839A JPH08100844A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 自動変速機の動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6236839A JPH08100844A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 自動変速機の動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08100844A true JPH08100844A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17006559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6236839A Pending JPH08100844A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 自動変速機の動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08100844A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002192968A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-10 | Unisia Jecs Corp | 動力伝達装置 |
| KR100476207B1 (ko) * | 2002-08-12 | 2005-03-10 | 현대자동차주식회사 | 자동 변속기용 파워 트레인의 클러치 |
| JP2006183828A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Suzuki Motor Corp | 回転軸の支持装置 |
| WO2007058028A1 (ja) * | 2005-11-17 | 2007-05-24 | Aisin Aw Co., Ltd. | 自動変速機における圧油供給装置 |
| US7648013B2 (en) | 2005-11-17 | 2010-01-19 | Aisin Aw Co., Ltd. | Oil pressure supply in an automatic transmission |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6236839A patent/JPH08100844A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002192968A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-10 | Unisia Jecs Corp | 動力伝達装置 |
| KR100476207B1 (ko) * | 2002-08-12 | 2005-03-10 | 현대자동차주식회사 | 자동 변속기용 파워 트레인의 클러치 |
| JP2006183828A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Suzuki Motor Corp | 回転軸の支持装置 |
| WO2007058028A1 (ja) * | 2005-11-17 | 2007-05-24 | Aisin Aw Co., Ltd. | 自動変速機における圧油供給装置 |
| JP2007139065A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機における圧油供給装置 |
| US7648013B2 (en) | 2005-11-17 | 2010-01-19 | Aisin Aw Co., Ltd. | Oil pressure supply in an automatic transmission |
| DE112006002240B4 (de) * | 2005-11-17 | 2012-09-27 | Aisin Aw Co., Ltd. | Drucköl-Zuführvorrichtung in einem Automatikgetriebe |
| DE112006002240B8 (de) * | 2005-11-17 | 2012-12-20 | Aisin Aw Co., Ltd. | Drucköl-Zuführvorrichtung in einem Automatikgetriebe |
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