JPH0799335A - 半導体膜の除去加工方法及び光起電力素子の製造方法 - Google Patents

半導体膜の除去加工方法及び光起電力素子の製造方法

Info

Publication number
JPH0799335A
JPH0799335A JP6139226A JP13922694A JPH0799335A JP H0799335 A JPH0799335 A JP H0799335A JP 6139226 A JP6139226 A JP 6139226A JP 13922694 A JP13922694 A JP 13922694A JP H0799335 A JPH0799335 A JP H0799335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy beam
semiconductor film
irradiating
film
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6139226A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Shinohara
亘 篠原
Keisho Yamamoto
恵章 山本
Seiichi Kiyama
精一 木山
Hiroshi Hosokawa
弘 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6139226A priority Critical patent/JPH0799335A/ja
Publication of JPH0799335A publication Critical patent/JPH0799335A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36—Removing material
    • B23K26/40—Removing material taking account of the properties of the material involved
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00—Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/36—Electric or electronic devices
    • B23K2101/40—Semiconductor devices
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00—Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/50—Inorganic materials other than metals or composite materials
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/545—Microcrystalline silicon PV cells
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/546—Polycrystalline silicon PV cells
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/548—Amorphous silicon PV cells

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エネルギービームの照射により、下地層に悪
影響を与えることなく、半導体膜のみを除去加工する。 【構成】 半導体膜3の被加工部3aに第1のエネルギ
ービーム4を照射して被加工部3aの領域に歪みを与え
た後、第2のエネルギービーム5を照射して被加工部を
除去し、除去部3bを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体膜の少なくとも
一部を除去加工する方法に関するものであり、特にレー
ザービームなどのエネルギービームを照射することによ
り半導体膜を除去加工する方法及び該除去加工方法を用
いた光起電力素子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光起電力素子などの半導体装置の製造工
程においては、半導体膜の一部にレーザービームなどの
エネルギービームを照射し微細な領域を除去加工するこ
とが行われている。このようなエネルギービームの照射
による除去加工では、半導体膜の構成成分の結合エネル
ギー以上のエネルギー密度のビームを照射することによ
り除去加工している。スポット状のエネルギービームを
走査したり、あるいはライン形状のエネルギービームを
用いることにより、半導体膜を所定のパターンに除去加
工することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光起電力素子などの半
導体装置においては、金属膜の上に半導体膜を形成する
場合があり、このような半導体膜をレーザービームなど
のエネルギービームの照射で除去加工する場合には、以
下のような問題があった。
【0004】すなわち、エネルギービーム照射による除
去加工においては、エネルギー密度に対するしきい値が
存在し、半導体膜のしきい値は金属膜のしきい値よりも
高い。このため、金属膜上に形成された半導体膜に半導
体膜のしきい値以下のエネルギービームを照射すると、
半導体膜を除去加工することができず、また半導体膜の
しきい値以上のエネルギー密度を有するエネルギービー
ムを照射すると、下地層である金属膜も同時に除去加工
されてしまうという問題があった。
【0005】本発明の目的は、下地層に悪影響を与える
ことなく、半導体膜のみを除去加工することのできる方
法及び該除去加工方法を用いた光起電力素子の製造方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体膜の除去
加工方法は、半導体膜の被加工部に第1のエネルギービ
ームを照射した後、第1のエネルギービームとは異なる
エネルギー密度を有する第2のエネルギービームを照射
することを特徴としている。
【0007】本発明に従う第1の局面では、半導体膜の
被加工部に第1のエネルギービームを照射して被加工部
の領域に歪みを与える工程と、歪みが与えられた被加工
部に第2のエネルギービームを照射して被加工部を除去
する工程とを備えることを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明では、半導体膜の被加工部に複数回エネ
ルギービームを照射することにより被加工部を除去して
いる。本発明の対象となる半導体膜は、特に限定される
ものではないが、シリコン等の半導体やGaAs等の化
合物半導体を挙げることができ、結晶形態としては、非
晶質、微結晶、多結晶及び単結晶の半導体膜を対象とす
ることができる。特に、非晶質半導体膜は、エネルギー
ビーム照射により微結晶化し、被加工部の領域に大きな
歪みを与えることができるので、本発明を好適に利用で
きる。また、レーザービームの照射により除去加工され
る半導体膜の膜厚は、0.1〜1000μm程度が一般
的である。
【0009】本発明に従う第1の局面においては、少な
くとも2回のエネルギービーム照射により半導体膜の所
定の領域を除去加工しており、第1のエネルギービーム
照射により被加工部の領域に熱的な歪みを与え、第2の
エネルギービーム照射により被加工部を除去している。
【0010】図1を参照して、本発明の作用を説明す
る。図1(a)を参照して、基板1上には金属膜2が設
けられ、金属膜2上に非晶質シリコンからなる半導体膜
3が設けられている。この半導体膜3に対し、図1
(b)に示すように、所定のエネルギー密度の第1のレ
ーザービーム4を照射する。このレーザービーム4の照
射により、半導体膜3の被照射領域が微結晶化し、格子
定数の変化により応力が発生し、図1(b)に示すよう
に下地層である金属膜との間で剥離が発生するものと推
測される。このようにして金属膜2との間で微細な空間
が形成された被照射領域3aに対し、図1(c)に示す
ように所定のエネルギー密度の第2のレーザービームを
照射する。このレーザービーム照射により被照射領域が
除去加工され、図1(c)に示すように、除去部3bが
形成される。
【0011】以上のように、本発明に従えば、第1のエ
ネルギービーム照射により歪みが与えられ、これによっ
て何らかの形態で下地層である金属膜との密着性が低下
し、この密着性が低下した被照射領域に第2のエネルギ
ービーム照射が施されるため、下地層である金属膜に損
傷を与えることなく、半導体膜のみを除去加工すること
ができる。
【0012】本発明に従う第1の局面において照射する
エネルギービームのエネルギー密度は、対象となる半導
体膜の材質や厚み等を考慮して適宜選択することができ
る。また歪みを与えるための第1のエネルギービーム照
射であるか、被加工部を除去加工するための第2のエネ
ルギービーム照射であるかによってエネルギー密度が選
択される。膜厚0.1〜1000μm程度の非晶質シリ
コン薄膜を除去加工する場合には、歪みを与える第1の
エネルギービーム照射のエネルギー密度として0.01
〜1.0J/cm2 が好ましく、さらに好ましくは0.
05〜0.5J/cm2 である。除去加工のための第2
のエネルギービーム照射のエネルギー密度としては0.
1〜10J/cm2 が好ましく、さらに好ましくは0.
5〜2J/cm2 である。一般には、第1のエネルギー
ビームのエネルギー密度よりも第2のエネルギービーム
のエネルギー密度の方が高くなるが、必要に応じて同じ
エネルギー密度としたり、第1のエネルギービームの方
を高く設定することもできる。
【0013】またエネルギービームの波長としては0.
5μm以下が一般的であり、ビーム源としてレーザーを
用いる場合には、波長0.19〜0.35μmが一般的
である。
【0014】本発明の光起電力素子の製造方法は、部分
的に除去加工された金属膜及び半導体膜が基板の上方に
積層された光起電力素子の製造方法であり、基板の上方
に金属膜を形成する工程と、金属膜の被加工部に第1の
エネルギービームを照射した後、第2のエネルギービー
ムを照射して被加工部を除去する工程と、除去加工され
た金属膜の上に半導体膜を形成する工程と、半導体膜の
被加工部に第1のエネルギービームを照射した後、第1
のエネルギービームとは異なるエネルギー密度を有する
第2のエネルギービームを照射して被加工部を除去する
工程とを備えている。
【0015】上記金属膜の除去加工方法では、金属膜の
被加工部に第1のエネルギービームを照射した後、第1
のエネルギービームとは異なるエネルギー密度を有する
第2のエネルギービームを照射するか、あるいは第1の
エネルギービームの照射領域内のより狭い領域、もしく
は第1のエネルギービームの照射領域を含むより広い領
域に、第2のエネルギービームを照射する。第2のエネ
ルギービームの照射領域が第1のエネルギービーム照射
領域より狭いまたはより広い場合、第1のエネルギービ
ームと第2のエネルギービームは同じエネルギー密度で
あってもよいし、異なるエネルギー密度であってもい。
【0016】金属膜除去加工の第1の実施態様では、金
属膜の被加工部に第1のエネルギービームを照射して被
加工部の領域の金属膜を変質させる工程と、被加工部に
第2のエネルギービームを照射して被加工部を除去する
工程とを備えている。
【0017】第1の実施態様においては、金属膜の除去
を生じない程度の低いエネルギーの第1のエネルギービ
ームが照射される。これによって、アニール、焼き入れ
等の熱処理が行われ、除去加工の際の変形等が発生しに
くくなるように改質される。このように金属膜を改質し
た後、より高いエネルギービームが照射され被加工部が
除去加工される。このような除去加工の領域は、第1の
エネルギービームの照射領域よりも内側の領域であり、
このような領域で第2のエネルギービームが照射され、
除去加工が行われる。除去加工は、すでに改質された金
属膜の領域で行われるので、突起などの変形部分が生じ
にくくなる。
【0018】第1の実施態様において、第1のエネルギ
ービームのエネルギー密度は、好ましくは、0.01〜
0.5J/cm2 であり、さらに好ましくは、0.05
〜0.2J/cm2 である。また第2のエネルギービー
ムのエネルギー密度は、好ましくは、0.2〜1.5J
/cm2 であり、さらに好ましくは、0.2〜1J/c
m2 である。
【0019】第1の実施態様において、第2のエネルギ
ービームの照射領域が、第1のエネルギービームの照射
領域より狭い場合、第1のエネルギービームと第2のエ
ネルギービームのエネルギー密度は異なるものであって
もよいし、実質的に同程度のものであってもよい。
【0020】金属膜除去加工の第2の実施態様では、金
属膜の被加工部に第1のエネルギービームを照射して被
加工部を除去する工程と、被加工部の周辺領域に第2の
エネルギービームを照射して該周辺領域の変形部分を平
坦化する工程とを備えている。
【0021】第2の実施態様においては、第1のエネル
ギービームを照射することにより、従来と同様に金属膜
を除去加工する。次に、第1のエネルギービーム照射に
より形成された除去部周辺領域の変形部分または第1の
エネルギービーム照射領域を含むより広い領域に第2の
エネルギービームを照射し、変形部分を溶融することに
より平坦化している。
【0022】第2の実施態様において、第1のエネルギ
ービームのエネルギー密度は、好ましくは、0.2〜
1.5J/cm2 であり、さらに好ましくは、0.2〜
1J/cm2 である。また第2のエネルギービームのエ
ネルギー密度は、好ましくは、0.1〜0.9J/cm
2 であり、さらに好ましくは、0.3〜0.6J/cm
2 である。
【0023】第2の実施態様において、第2のエネルギ
ービームの照射領域が第1のエネルギービームの照射領
域より広い場合、第1のエネルギービームと第2のエネ
ルギービームのエネルギー密度は異なっていてもよい
し、実質的に同じであってもよい。
【0024】上記金属膜除去加工方法に従えば、除去加
工後に、突起などの変形部分が除去加工部の周辺領域に
残らないので、金属膜の上に半導体薄膜などを形成して
も、半導体薄膜の剥離やピンホール、あるいは電気的リ
ークなどの問題を生じることがない。
【0025】本発明の製造工程における半導体膜除去加
工工程においては、上記本発明の半導体膜除去加工方法
の第1の局面の工程を用いることができる。本発明にお
いて照射するエネルギービームのエネルギー密度は、対
象となる金属膜及び半導体膜の材質や厚み等を考慮して
適宜選択することができる。
【0026】本発明の光起電力素子の製造方法に従え
ば、突起などの変形部分を残すことなく金属膜を除去す
ることができるので、その上に形成する半導体膜の剥離
や、ピンホール、及び電気的リークなどの発生を少なく
することができるとともに、半導体膜を除去加工する際
には、下地層である金属膜に悪影響を与えることなく、
半導体膜のみを除去加工することができる。
【0027】
【実施例】ポリイミド基板上に金属膜(厚み2000
Å)を形成し、この金属膜上に形成した非晶質シリコン
薄膜(厚み6000Å)にXeClエキシマレーザーを
用いてレーザービームを照射し除去加工した。
【0028】実施例1 本発明に従いエネルギービームを被加工部に2度照射し
た。1度目のレーザービームのエネルギー密度を0.2
28J/cm2 とし、2度目のレーザービームのエネル
ギー密度を0.446J/cm2 とした。それぞれのレ
ーザービーム照射後の表面状態を顕微鏡により観察し
た。この結果を表1に示す。また顕微鏡による観察結果
を図8に示す。
【0029】
【表1】
【0030】比較例1〜4 比較として、レーザービームのエネルギー密度を変えて
非晶質シリコン薄膜上にレーザービームを一度だけ照射
した。レーザービーム照射後の表面状態を顕微鏡により
観察した。この結果を表2に示す。表1及び表2におい
て、a−Siは非晶質シリコン薄膜を表す。また顕微鏡
による観察結果を図9に示す。
【0031】
【表2】
【0032】表1及び図8から明らかなように、本発明
に従い1度目のレーザービーム照射で歪みを与え、2度
目のレーザービーム照射で非晶質シリコン薄膜を除去さ
せた場合、下地層である金属膜に損傷を与えることな
く、非晶質シリコン薄膜を除去することができる。また
表2及び図9から明らかなように、1度のみのレーザー
ビームの照射で、エネルギー密度を調整して非晶質シリ
コン薄膜のみを除去することは困難であり、非晶質シリ
コン薄膜が残留したり、あるいは下地層の金属膜に亀裂
等を生じてしまう。
【0033】次に、本発明に従う光起電力素子の製造方
法の実施例について説明する。図2を参照して、ガラス
またはSUSステンレスなどからなる基板11上にSi
O2、Al2 O3 等の無機材料またはポリイミド、PM
MA、アクリル等の有機系材料からなる絶縁膜12を形
成し、この上にAl、Ag、ITO、Wまたはこれらの
組合せなどからなる金属膜13を形成する。図3を参照
して、金属膜13に所定の間隔でライン状に除去加工し
て除去部13aを形成し、金属膜13を複数に分割す
る。
【0034】金属膜13の除去加工は、レーザー照射に
より行うことができる。図10は、上記金属除去加工の
第1の実施態様に従う方法を示す図である。図10
(a)を参照して、金属膜13に、例えばエネルギー密
度0.10J/cm2 のレーザービーム24を照射す
る。このレーザービーム24は、XeClエキシマレー
ザーを用いて照射する。
【0035】図10(b)を参照して、レーザービーム
24の照射により、金属膜13の被照射領域には、改質
領域13bが形成される。この改質領域13bは、レー
ザービーム24によるアニールまたは焼き入れなどによ
り改質された部分である。次に、この改質領域13bの
内側の領域にエネルギー密度0.90J/cm2 を有す
るレーザービーム25を照射する。レーザービーム25
も、XeClエキシマレーザーを用いて照射する。
【0036】図10(c)を参照して、レーザービーム
25の照射により、改質領域13b内の金属膜が除去さ
れ、除去部13aが形成される。
【0037】また金属膜の除去加工は、上記第2の実施
態様に従う方法により行ってもよい。図11は、このよ
うな方法を説明するための断面図である。図11(a)
を参照して、金属膜13の除去加工すべき領域に第1の
エネルギービームとしてのレーザービーム24を照射す
る。レーザービーム24としては、YAGレーザーのレ
ーザービームを用い、エネルギー密度0.03〜1J/
cm2 とする。本実施例では0.3J/cm2 としてい
る。
【0038】図11(b)を参照して、レーザービーム
24の照射により、金属膜13に除去部13aが形成さ
れる。また除去部13aの周辺領域では、金属膜13が
盛り上がり、変形部分13cが形成される。変形部分1
3cの高さは1.0μmであった。次に、変形部分13
cを含む、より広い領域に、YAGレーザーからのレー
ザービーム25を照射する。レーザービーム25のエネ
ルギー密度は0.5J/cm2 とした。
【0039】図11(c)を参照して、レーザービーム
25の照射により除去部13aの周辺領域の変形部分が
平坦化され、平坦化領域13dが形成される。この平坦
化領域13dは、金属膜13の表面から0.1μm程度
盛り上がった程度である。
【0040】このように、第2の実施態様に従えば、レ
ーザービーム照射除去後に形成される変形部分の変形の
程度を小さくすることができる。図4を参照して、以上
のようにして除去加工し分割した金属膜13の上に、p
n、pin、np、またはnip接合を有する非晶質シ
リコン薄膜14を形成する。また、pnpnpn…、p
inpinpin…、npnpnp…、またはnip、
nip、nip…などのマルチバンドギャップ構造でも
よい。
【0041】図5を参照して、この非晶質シリコン薄膜
14に対し、ライン状に第1のエネルギービームを照射
する。第1のエネルギービームとしては、例えばXeC
lエキシマレーザのレーザビームを用いる。この第1の
エネルギービーム照射により非晶質シリコン薄膜に歪み
を与える。第1のエネルギービーム照射によって歪みが
与えられることにより、何らかの形態で下地層である金
属膜13との密着性が低下する。次に、この密着性が低
下した被照射領域に第2のエネルギービームを照射す
る。この第2のエネルギービーム照射により非晶質シリ
コン薄膜14が除去加工される。このように第1のエネ
ルギービーム照射により歪みを与え金属膜との密着性を
低下させた後非晶質シリコン薄膜を除去しているので、
下地層である金属膜に与える損傷が少なくなる。このよ
うな半導体膜の除去加工工程において用いる第1のエネ
ルギービームのエネルギー密度としては、例えば0.1
〜1.0J/cm2 程度が一般的である。また除去加工
のための第2のエネルギービームのエネルギー密度とし
ては、0.1〜10J/cm2 程度が一般的である。本
実施例では、第1のエネルギービームとして、0.22
8J/cm2 のエネルギー密度を有するレーザビームを
用いた。第2のエネルギービームとしては、0.446
J/cm2 のエネルギー密度を有するレーザビームを用
いた。以上のようにして非晶質シリコン薄膜14にライ
ン状の除去部14aを形成する。
【0042】次に、図6を参照して、ITO、Sn
O2 、ZnOなどからなる透光性導電膜15を形成す
る。次に、図7を参照して、この透光性導電膜15をレ
ーザ照射しライン状に除去加工し分割する。また、フォ
トレジストとエッチングにより除去部を形成しパターン
化してもよい。以上のようにして、図7に示すような、
分割された光起電力素子のユニットが直列に接続された
光起電力素子を得ることができる。
【0043】上記実施例の製造方法に従えば、金属膜の
分割除去加工の際に、突起などの変形部分の変形の程度
を小さくすることができ、金属膜上に形成される非晶質
シリコン薄膜の剥離やピンホール発生、及び電気的リー
クの発生を防止することができる。また、非晶質シリコ
ン薄膜の分割除去加工の際、下地層である金属膜に与え
る損傷を少なくすることができる。
【0044】上記各実施例では、金属膜としてAlまた
はAg等のものを例に説明したが、本発明はこれらに限
定されるものではない。また半導体膜として非晶質シリ
コン薄膜を例にして示したが、GaAs等の化合物半導
体や、微結晶、多結晶または単結晶などの結晶系のシリ
コン薄膜にも適用され得るものである。また半導体膜に
は、pinpinpin…及びnipnipnip…な
どのマルチバンドギャップ構造のものも含まれる。
【0045】また、本発明において第1のエネルギービ
ーム照射及び第2のエネルギービーム照射の照射回数は
それぞれ1回に限定されるものではなく、複数回照射し
てもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明の除去加工方法では、半導体膜の
被加工部に第1のエネルギービームを照射して被加工部
の領域に歪みを与えた後、第2のエネルギービームを照
射して被加工部を除去している。本発明に従えば、半導
体膜の被加工部に歪みを与え、下地層との密着性を低下
させた後にエネルギービームを照射しているため、下地
層に悪影響を与えることなく、半導体膜のみを除去加工
することができる。
【0047】本発明の光起電力素子の製造方法に従え
ば、突起などの変形部分を残すことなく金属膜を除去す
ることができるので、その上に形成する半導体膜の剥離
や、ピンホール、及び電気的リークなどの発生を少なく
することができるとともに、半導体膜を除去加工する際
には、下地層である金属膜に悪影響を与えることなく、
半導体膜のみを除去加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従う除去加工方法を説明する
ための図であり、(a)エネルギービーム照射前の状
態、(b)は第1のエネルギービーム照射後の状態、
(c)は第2のエネルギービーム照射後の状態をそれぞ
れ示す断面図。
【図2】光起電力素子の製造工程において、金属膜を形
成した後の状態を示す断面図。
【図3】光起電力素子の製造工程において、金属膜にパ
ターンを形成した後の状態を示す断面図。
【図4】光起電力素子の製造工程において、非晶質シリ
コン薄膜を形成した後の状態を示す断面図。
【図5】光起電力素子の製造工程において、本発明に従
う除去加工方法により非晶質シリコン薄膜を除去加工し
た後の状態を示す断面図。
【図6】光起電力素子の製造工程において、透光性導電
膜を形成した後の状態を示す断面図。
【図7】光起電力素子の製造工程において、透光性導電
膜にパターンを形成した後の状態を示す断面図。
【図8】本発明に従う実施例におけるレーザービーム照
射後の薄膜の表面状態を示す顕微鏡写真。
【図9】比較例におけるレーザービーム照射後の薄膜の
表面状態を示す顕微鏡写真。
【図10】光起電力素子の製造工程において、金属膜に
レーザービームを照射し除去加工することによって分割
する方法の第1の実施態様を示す断面図。
【図11】光起電力素子の製造工程において、金属膜に
レーザービームを照射し除去加工することによって分割
する方法の第2の実施態様を示す断面図。
【符号の説明】
1…基板 2…金属膜 3…半導体膜 3a…半導体膜のエネルギービームの被照射部分 3b…半導体膜の除去部分 4…半導体膜の被加工部に歪みを与えるための第1のエ
ネルギービーム 5…半導体膜の被加工部を除去するための第2のエネル
ギービーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細川 弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エネルギービームを照射することにより
    半導体膜の少なくとも一部を除去加工する方法であっ
    て、 前記半導体膜の被加工部に第1のエネルギービームを照
    射した後、前記第1のエネルギービームとは異なるエネ
    ルギー密度を有する第2のエネルギービームを照射する
    ことを特徴とする半導体膜の除去加工方法。
  2. 【請求項2】 エネルギービームを照射することにより
    半導体膜の少なくとも一部を除去加工する方法であっ
    て、 前記半導体膜の被加工部に第1のエネルギービームを照
    射して被加工部の領域に歪みを与える工程と、 前記歪みが与えられた被加工部に第2のエネルギービー
    ムを照射して被加工部を除去する工程とを備える、半導
    体膜の除去加工方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体膜が非晶質半導体膜である、
    請求項2に記載の半導体膜の除去加工方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のエネルギービーム及び第2の
    エネルギービームの波長が0.5μm以下である請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の半導体膜の除去加工方
    法。
  5. 【請求項5】 部分的に除去加工された金属膜及び半導
    体膜が基板の上方に積層された光起電力素子の製造方法
    であって、 前記基板の上方に前記金属膜を形成する工程と、 前記金属膜の被加工部に第1のエネルギービームを照射
    した後、第2のエネルギービームを照射して被加工部を
    除去する工程と、 前記除去加工された金属膜の上に前記半導体膜を形成す
    る工程と、 前記半導体膜の被加工部に第1のエネルギービームを照
    射した後、前記第1のエネルギービームとは異なるエネ
    ルギー密度を有する第2のエネルギービームを照射して
    被加工部を除去する工程とを備える光起電力素子の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 部分的に除去加工された金属膜及び半導
    体膜が基板の上方に積層された光起電力素子の製造方法
    であって、 前記基板の上方に前記金属膜を形成する工程と、 前記金属膜の被加工部に第1のエネルギービームを照射
    した後、前記第1のエネルギービーム照射領域内のより
    狭い領域または前記第1のエネルギービーム照射領域を
    含むより広い領域に第2のエネルギービームを照射して
    被加工部を除去する工程と、 前記除去加工された金属膜の上に前記半導体膜を形成す
    る工程と、 前記半導体膜の被加工部に第1のエネルギービームを照
    射した後、前記第1のエネルギービームとは異なるエネ
    ルギー密度を有する第2のエネルギービームを照射して
    被加工部を除去する工程とを備える光起電力素子の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記半導体膜の被加工部を除去する工程
    が、 前記半導体膜の被加工部に第1のエネルギービームを照
    射して被加工部の領域に歪みを与える工程と、 前記歪みが与えられた被加工部に第2のエネルギービー
    ムを照射して被加工部を除去する工程とを備える請求項
    5または6に記載の光起電力素子の製造方法。
JP6139226A 1993-06-21 1994-06-21 半導体膜の除去加工方法及び光起電力素子の製造方法 Pending JPH0799335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6139226A JPH0799335A (ja) 1993-06-21 1994-06-21 半導体膜の除去加工方法及び光起電力素子の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14902293 1993-06-21
JP5-149022 1993-06-21
JP6139226A JPH0799335A (ja) 1993-06-21 1994-06-21 半導体膜の除去加工方法及び光起電力素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0799335A true JPH0799335A (ja) 1995-04-11

Family

ID=26472102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6139226A Pending JPH0799335A (ja) 1993-06-21 1994-06-21 半導体膜の除去加工方法及び光起電力素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0799335A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005028369A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Sumitomo Heavy Ind Ltd レーザ加工方法
JP2007090438A (ja) * 2007-01-11 2007-04-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd レーザ加工方法
JP2008004694A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Sony Corp 表面改質方法
JP2008177553A (ja) * 2006-12-20 2008-07-31 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
WO2011066930A1 (de) * 2009-12-01 2011-06-09 Manz Automation Ag Verfahren zum zumindest bereichsweisen entfernen einer schicht eines schichtenstapels
WO2011114761A1 (ja) * 2010-03-18 2011-09-22 富士電機システムズ株式会社 薄膜太陽電池及びその製造方法
JP2012023070A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Fuji Electric Co Ltd 太陽電池、太陽電池用積層基板、およびそれらの製造方法
WO2013021995A1 (ja) * 2011-08-11 2013-02-14 国立大学法人大阪大学 膜加工方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005028369A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Sumitomo Heavy Ind Ltd レーザ加工方法
JP2008004694A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Sony Corp 表面改質方法
JP2008177553A (ja) * 2006-12-20 2008-07-31 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
JP2007090438A (ja) * 2007-01-11 2007-04-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd レーザ加工方法
WO2011066930A1 (de) * 2009-12-01 2011-06-09 Manz Automation Ag Verfahren zum zumindest bereichsweisen entfernen einer schicht eines schichtenstapels
US8628993B2 (en) 2009-12-01 2014-01-14 Manz Ag Method for using laser ablation process for forming solar cell components
KR101444567B1 (ko) * 2009-12-01 2014-09-25 만쯔 아게 레이어 스택의 층의 적어도 일부 영역을 제거하는 방법
WO2011114761A1 (ja) * 2010-03-18 2011-09-22 富士電機システムズ株式会社 薄膜太陽電池及びその製造方法
CN102612756A (zh) * 2010-03-18 2012-07-25 富士电机株式会社 薄膜太阳能电池和其制造方法
JP5168428B2 (ja) * 2010-03-18 2013-03-21 富士電機株式会社 薄膜太陽電池の製造方法
JP2012023070A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Fuji Electric Co Ltd 太陽電池、太陽電池用積層基板、およびそれらの製造方法
WO2013021995A1 (ja) * 2011-08-11 2013-02-14 国立大学法人大阪大学 膜加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5580473A (en) Methods of removing semiconductor film with energy beams
US5538902A (en) Method of fabricating a photovoltaic device having a three-dimensional shape
US20210327757A1 (en) Semiconductor chip and method for manufacturing the same
US4680855A (en) Electronic device manufacturing methods
US4249962A (en) Method of removing contaminating impurities from device areas in a semiconductor wafer
JPH0447466B2 (ja)
JPH0831774A (ja) 金属膜の除去加工方法及び光起電力素子の製造方法
JP2648064B2 (ja) 光半導体装置の製造方法
JP2646369B2 (ja) Soi基板の製造方法
JPH0528912B2 (ja)
JPH0237047B2 (ja)
JP3208219B2 (ja) 光起電力装置
US7126194B2 (en) Method for removing impurities of a semiconductor wafer, semiconductor wafer assembly, and semiconductor device
JP3201159B2 (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JPS627112A (ja) 半導体単結晶層の製造方法
JPH07273028A (ja) 半導体基板及びその製造方法
JPS5837919A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS626649B2 (ja)
KR940007996A (ko) 반도체 표면의 단차 형성방법
JPS58180019A (ja) 半導体基体およびその製造方法
JPH0528911B2 (ja)
JP3054452B2 (ja) 半導体製造方法
JP2569402B2 (ja) 半導体薄膜結晶層の製造方法
JP2006286874A (ja) ウェーハ熱処理用治具及び熱処理後のウェーハ
JPS5934626A (ja) 半導体膜形成方法