JPH0799875A - 無人防除方法及びその装置 - Google Patents

無人防除方法及びその装置

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JPH0799875A
JPH0799875A JP26982993A JP26982993A JPH0799875A JP H0799875 A JPH0799875 A JP H0799875A JP 26982993 A JP26982993 A JP 26982993A JP 26982993 A JP26982993 A JP 26982993A JP H0799875 A JPH0799875 A JP H0799875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
point mechanism
rails
point
vertical
Prior art date
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Pending
Application number
JP26982993A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Izawa
誠一 井澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOSA NOKI KK
Original Assignee
TOSA NOKI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空中レール方式を基本とし、特に従来の空中
レール方式では使用出来なかった通常のホースを使用
し、かつ、通常と同じ圧力と薬液量をもって無人防除を
コスト安く行うことができる防除方法及びその装置を提
供する。 【構成】 圃場の果樹2の列と並行する複数の縦行レー
ル3A,3Bとこれらに直交する少なくとも1列で分割
された複数の横行レール3a,3b,3cからなる空中
レール3と、縦行レール3A,3Bと横行レール3a,
3b,3cの交差部において所定角度回転可能に架設し
たポイントレール6aを有するポイント機構部6と、該
ポイント機構部6を回転させるべき走行体4からの指令
により駆動するポイント切替機構部7と、前記空中レー
ル3に走行可能に載置されて走行駆動源、薬液の噴霧器
及び走行制御装置並びに噴霧器に接続したホース24を
吊支した走行体4とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は果樹園、園芸作物等の病
虫害を防除するための消毒液等の各種薬液を機械的に効
率良く散布する無人防除方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、果樹園、園芸作物等の病虫害を
防除するために、消毒液等の各種薬液を散布するが、そ
の散布方法には人力によるものと機械力によるものとが
ある。機械力によるものでは、無蓋の自動車に積載した
タンクの消毒液を自動噴霧させながら樹木の下で走行す
るスピードスプレイヤー方式、樹木の高さに設定した空
中レールに沿って噴管が移動する方式、又は樹木よりも
高い位置に固定した噴出ノズルから消毒液を噴霧させる
スプリンクラー方式がある。また、園芸作物に関して
は、ハウスロボットが自動的に噴霧する方式、ハウスの
天井に常置した噴出ノズルからの細霧、ハウス内に煙霧
を満たし、ハウス内で燻煙し、若しくは蒸散する方式等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の防除方式には以下のような欠点がある。すなわち、
人力によるものは作業者の肉体的疲労度が大きいのは勿
論のこと農薬が主体の消毒液を人体が吸収する危険があ
り、健康問題を提起する。
【0004】スピードスプレイヤー方式は風向きの変化
により運転手が消毒液を吸入する危険があるほか、タン
クを搭載した自動車自体の重量で圃場を固め、樹勢を弱
め、かつ、樹齢を短くする。とりわけ、消毒液の散布は
雨後に行うことが多いので、土壌の固化が一層進展す
る。
【0005】空中レール方式は、各畦又は各棟を散布し
て次の畦又は棟に本体を移動する場合、人力で本体を移
動させたり、無人の場合は空中レールに交わる移動用の
レールを別途に設け、本体をその移動用レールに載せ替
えて移動用レールに沿って走行させる作業を必要とする
ほか、ホースの牽引抵抗を少なくするため、空中レール
にはホース懸垂用滑車を必要とした。したがって、この
方式では、次の場所へ移動する場合、滑車が集まってく
るため、長いレールを必要とする他、圧力により懸垂し
たホースが円形になって作物の間の通過が困難であっ
た。そこで、ホースを空中レール上で循環するようにし
たものもあるが、通常のホースが使用できず、通常の圧
力及び量を散布することができない他、構成が複雑であ
ってコストが高い欠点がある。
【0006】スプリンクラー方式は消毒液を大量に必要
とするほか、葉の裏側に農薬がかかりにくい。
【0007】ハウスロボット方式は圃場の条件に左右さ
れ、暖房用ダクトやパイプの設置の他平滑な路面の必要
性等により使用可能な圃場はきわめて限定される欠点が
ある。天井からの細霧を散布する方式は、葉の裏側に農
薬が散布されない。煙霧方式は高濃度の薬液を使用する
ために薬害が生じ易く、葉面に直接散布できない他、水
和剤はノズルに詰まり易い。燻煙及び蒸散方式は薬が限
定される。
【0008】そこで、本発明は上記従来の防除方式の諸
欠点を解決するため、前記従来の空中レール方式を基本
とし、特に従来の空中レール方式では使用出来なかった
通常のホースを使用し、かつ、通常と同じ圧力と薬液量
をもって無人防除をコスト安く行うことができる防除方
法及びその装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、無人防除方法として圃場に植生する作物と並
行する複数の縦行レール及びこれらに交差する横行レー
ルとからなる空中レールを、各交差部に所定角度回転す
る所定長さの空中レールを備えたポイント機構部を介在
させて架設し、該空中レール上を自走する走行体がホー
スを牽引して薬液を噴霧しながら前記縦行レールを移動
し、かつ、ポイント機構部においてこれを回転駆動させ
て横行レールに乗り換え、さらに該横行レールと交差す
る隣の縦行レールのポイント機構部を回転駆動させて該
縦行レールに移動して該縦行レールを移動することを反
復する構成を基本として提供する。
【0010】また、無人防除装置として、圃場の作物と
並行する所定長さで複数の縦行レールと縦行レールと交
差して配置された複数の横行レールからなる空中レール
と、縦行レールと横行レールの交差部において所定角度
回転可能に架設したポイント機構部と、ポイント機構部
を回転させるべき走行体からの指令により駆動するポイ
ント切替機構部と、前記空中レールに走行可能に載置さ
れた走行駆動源、薬液の噴管及び走行制御装置並びに噴
管に接続したホースを吊支した走行体とからなる構成を
基本として提供する。
【0011】
【作用】上記構成の本発明によれば、縦行レールを往復
移動した走行体がポイント機構部に移動すると、或は走
行体がポイント機構部を一旦通過した後、後進してポイ
ント機構に移動すると、走行体に収納された走行制御装
置によりポイント切替機構部が作動してポイント機構部
が所定角度回転し、走行体は横行レールに移動し、その
横行レールから隣の縦行レールのポイント機構部に移動
すると、或は縦行レールのポイント機構部を一旦通過し
た後、後進してポイント機構部に移動すると、そのポイ
ント切替機構部が動作して走行体は隣の縦行レールに乗
り移ることができる。そして、この乗り移った縦行レー
ルを往復移動して薬液を散布する。そして、同様にして
ポイント機構部から更に隣の横行レールに移動すること
を繰り返して薬液を自動散布する。なお、そのポイント
機構部を一旦通過した後、後進してポイント機構部に移
動することにより、ホースとコードを手繰りよせること
ができ、走行体が傾斜することがない。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図に基づき説明する。
図1及び図2において、圃場1に植生する果樹2の枝葉
に届く高さに適宜の支柱(図示略)を介して架設した空
中レール3に走行体4を自走可能に乗せて吊支し、走行
体4に搭載した噴管5から薬液を噴霧させながら、空中
レール3に沿って移動させ、噴管5から噴霧する薬液を
葉裏に自動散布する。
【0013】空中レール3は図3に示すように、果樹2
の縦列間に配置された複数の縦行レール3A〜3Fと、
これらの縦行レール3A〜3Fと直交して一直線状に配
置された複数の横行レール3a〜3fとからなる。
【0014】この自動散布は、図3において、果樹1の
列間に配置された縦行レール3Aに交差する横行レール
3aのポイント機構部6から縦行レール3Aに沿って往
復させるとともに、ポイント機構部6に帰ってその切替
動作により横行レール3bを経て隣のポイント機構部6
に入り、そのポイント機構部6を切替作動させて隣の縦
行レール3Bを再び往復移動し、再びポイント機構部6
から横行レール3cに入りかつ縦行レール3Cに入る行
程を縦行レール3Fまで繰り返すのである。
【0015】なお、走行体4が横行レール3a〜3fを
経て縦行レール3A〜3Fのポイント機構部6に入る
と、一旦ポイント機構部6を通過した後、所定距離後進
することにより、牽引しているホース29とコード30
を走行体4側へ手繰り寄せることによって、走行体4自
体が傾いたり、若しくは走行体4の体位が正常でないた
めに噴管5が傾斜して正常の散布が出来なくなるのを防
止する。なお、一旦ポイント機構部6を通過することな
く、そのまま移動してもよいものである。この自動散布
の行程は、走行体4装着されたセンサーとに内蔵された
走行制御装置によって全て自動的に行われる。
【0016】図3において、横行レール3a〜3fは縦
行レール3A〜3Fの端部に配置してもよい。したがっ
て、各縦行レール3A〜3Fの端部にそれぞれポイント
機構部6が設けられる。この場合、走行体4は縦行レー
ル3Aのポイント機構部6から縦行レール3Aを往復移
動して初めのポイント機構部6に戻り、そのポイント機
構部6から隣の縦行レール3Bに入るようにする。ま
た、ポイント機構部6の下方の圃場或は他の適宜の圃場
にターンロータ(図示略)を配置して、走行体4が牽引
するホース29とコード30をガイドして、ホース29
とコード30の牽引を容易とすると共に、作物を傷めな
いようにする。
【0017】次にポイント機構部6を説明すると、図4
(A)に示すように、縦行レール3A〜3F及び横行レ
ール3a〜3fとの交差部において、所定長さのポイン
トレール6aが独立して空中レール3の一部を構成して
おり、このポイントレール6aはポイント切替機構部7
によって所定角度(実施例では90度)回転する。ポイ
ント切替機構部7は走行体4に収納された走行制御装置
によって回転命令が出される。
【0018】ポイント切替機構部7は、図4(B)に示
すように、ポイントレール6aと直交して連結したポー
ル7aに円盤8を固定し、この円盤8をワイヤ9とウイ
ンチ10で所定角度(実施例では90度)回転させる。
ワイヤ9はウインチ10に巻回して各ポイント機構部6
を結ぶものと、円盤8に巻回したものとあり、それらが
ワイヤ止着具11で連結される。ワイヤ止着具11はコ
イル状に数回巻いた線金又はOリングを圧し潰して連結
するタイプの2種がある。
【0019】そこで、走行体4は、図5(A),(B)
に示すように、空中レール3を上下で挟持する上下左右
各一対のローラ12,13,14,15でボックス28
を吊支する。ボックス28にモーターMを固定してその
出力歯車16と前記各ローラと同軸で一体回転可能に軸
着したスプロケット17,18,19,20とにチェー
ンベルト21を介してローラ12,13,14,15を
回転可能にする。
【0020】また、モーターMの前後に近接スイッチ或
はリミットスイッチ22,24が設けられ、その接触片
23,25は縦行レール3A〜3Fの端部に設けた停止
板に接触してモーターMを逆転動作させる。ボックス2
8には走行制御装置が収納され、電磁弁26を備えた接
続部27が連結され、ホース29とコード30が接続さ
れている。また、接続部27には噴管5が直交して連結
されている。図示例の果樹栽培等においては噴管5は水
平噴管5bと垂直噴管5cを有するカギ型の形状を有す
るパイプからなり、所定間隔でノズル5aが穿設されて
いて、電磁弁26とホース29を介して所定の薬液圧送
ポンプ(図示略)に接続されている。薬液圧送ポンプは
図示3において横行レール3aの近傍の固定位置にあ
る。また、ハウス栽培等においては噴管5は垂直噴管5
cのみで所定間隔でノズル5aが穿設されている。この
ように水平噴管5bと垂直噴管5cを設けることによ
り、圃場において果樹2等の間隔が狭い場合や圃場の両
側部であっても、走行体4が通過することができ、又走
行体4の両側に果樹2がある場合であっても充分な散布
を行うことができる。なお、電磁弁26は2個装着し、
水平噴管5bは近距離と遠距離を自動的に使い分け、又
ハウス栽培等において使用する垂直噴管5cは圃場の両
側或は片側を自動的に使い分ける。
【0021】なお、図6に示すように、噴霧パイプ5の
下部に風洞33を配設し、この風洞33に空気を送るフ
ァン32を原動機31で回転するように構成してもよ
い。風洞33の上面には噴霧パイプ5側に開口するスリ
ットが設けられている。したがって、噴霧パイプ5のノ
ズル5aから噴霧する薬液はスリットから噴出する空気
によって上方へ吹き上げられる。
【0022】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、全て機械
力による防除方法及びその装置であるから作業者の肉体
的疲労もなく、農薬が主体の消毒液を人体が吸収する危
険もなく、したがって健康問題を提起することもない。
しかも、通常のホースを使用し、かつ、通常と同じ圧力
と薬液量をもって無人防除をコスト安く行うことができ
る利点を伴う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を果樹園に実施した例を示す正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】防除行程を示す平面図。
【図4】ポイント機構部の平面図(A)及び要部拡大図
(B)。
【図5】走行体の側面図(A)及び正面図(B)。
【図6】走行体の他の例を示す正面図。
【符号の説明】
1…圃場 2…果樹 3…空中レール 3A〜3F…縦行レール 3a〜3f…横行レール 4…走行体 5…噴管 5a…ノズル 5b…水平噴管 5c…垂直噴管 6…ポイント機構部 7…ポイント切替機構部 29…ホース 30…コード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圃場に植生する作物と並行する複数の縦
    行レール及びこれらに交差する横行レールとからなる空
    中レールを、各交差部に所定角度回転する所定長さの空
    中レールを備えたポイント機構部を介在させて架設し、
    該空中レール上を自走する走行体がホースを牽引して薬
    液を噴霧しながら前記縦行レールを移動し、かつ、ポイ
    ント機構部においてこれを回転駆動させて横行レールに
    乗り換え、さらに該横行レールと交差する隣の縦行レー
    ルのポイント機構部を回転駆動させて該縦行レールに移
    動して該縦行レールを移動することを反復することを特
    徴とする無人防除方法。
  2. 【請求項2】 ポイント機構部下方の圃場にターンロー
    タを配置して、走行体が牽引するホースをガイドする請
    求項1記載の無人防除方法。
  3. 【請求項3】 ポイント機構部の回転駆動に際して、走
    行体をポイント機構部を一旦通過させた後、後進させて
    ポイント機構に移動させてからポイント機構部を回転駆
    動させる請求項1,2記載の無人防除方法。
  4. 【請求項4】 圃場の作物と並行する所定長さで複数の
    縦行レールと縦行レールと交差して配置された複数の横
    行レールからなる空中レールと、縦行レールと横行レー
    ルの交差部において所定角度回転可能に架設したポイン
    ト機構部と、ポイント機構部を回転させるべき走行体か
    らの指令により駆動するポイント切替機構部と、前記空
    中レールに走行可能に載置された走行駆動源、薬液の噴
    管及び走行制御装置並びに噴管に接続したホースを吊支
    した走行体とからなることを特徴とする無人防除装置。
  5. 【請求項5】 ポイント機構部下方の圃場に走行体が牽
    引するホースをガイドするターンロータを配置してなる
    請求項3記載の無人防除装置。
  6. 【請求項6】 噴管の下部に風洞を配設し、該風洞の上
    部にスリットを設けて、該風洞にファンで送風すること
    により噴管のノズルから噴出する薬液の流れを上方へ加
    勢する請求項3,4記載の無人防除装置。
JP26982993A 1993-10-01 1993-10-01 無人防除方法及びその装置 Pending JPH0799875A (ja)

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Cited By (6)

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