JPH079994A - 車両用換気装置 - Google Patents
車両用換気装置Info
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- JPH079994A JPH079994A JP5153928A JP15392893A JPH079994A JP H079994 A JPH079994 A JP H079994A JP 5153928 A JP5153928 A JP 5153928A JP 15392893 A JP15392893 A JP 15392893A JP H079994 A JPH079994 A JP H079994A
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- pressure
- outside
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T30/00—Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小形かつ軽量で動力消費の少ない高速車両に
適した車両用換気装置を提供する。 【構成】 換気装置1には、排気ファンFEおよび給気
ファンFSが含まれる。車内2と車外3との圧力差が予
め定める範囲以内であるときには、排気ファンFEおよ
び給気ファンFSはそれぞれ排気および給気を行う。車
内2と車外3との圧力差が予め定める範囲を超えると、
排気ファンFEおよび給気ファンFSは直列に運転され
る。このとき切換弁VE1,VE2;VS1,VS2
は、車外の圧力が高いときには排出するように、車外の
圧力が低いときには吸入するように切換えられる。直列
に排気するときには、バイパス給気路14に設けられる
開閉弁SV1が開き、直列に給気するときにはバイパス
排気路13に設けられる開閉弁SV2が開く。
適した車両用換気装置を提供する。 【構成】 換気装置1には、排気ファンFEおよび給気
ファンFSが含まれる。車内2と車外3との圧力差が予
め定める範囲以内であるときには、排気ファンFEおよ
び給気ファンFSはそれぞれ排気および給気を行う。車
内2と車外3との圧力差が予め定める範囲を超えると、
排気ファンFEおよび給気ファンFSは直列に運転され
る。このとき切換弁VE1,VE2;VS1,VS2
は、車外の圧力が高いときには排出するように、車外の
圧力が低いときには吸入するように切換えられる。直列
に排気するときには、バイパス給気路14に設けられる
開閉弁SV1が開き、直列に給気するときにはバイパス
排気路13に設けられる開閉弁SV2が開く。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速で走行する鉄道車
両などの車両用換気装置、特にトンネルなどを通過する
ときのように車外圧力が大きく変動しても車内の乗客に
不快感を与えない車両用換気装置に関する。
両などの車両用換気装置、特にトンネルなどを通過する
ときのように車外圧力が大きく変動しても車内の乗客に
不快感を与えない車両用換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、多量の乗客を高速で運ぶ鉄道
車両では、狭い車室内の汚染した空気を排気ファンによ
って車外に排出し、車外の新鮮な空気を給気ファンによ
って導入する強制換気が行われている。車両用換気装置
には、車室内の空気を新鮮に保つとともに、車室外の圧
力の急変によって引起こされる「耳つん」など、乗客に
不快感を与える現象を防ぐ機能も要求される。
車両では、狭い車室内の汚染した空気を排気ファンによ
って車外に排出し、車外の新鮮な空気を給気ファンによ
って導入する強制換気が行われている。車両用換気装置
には、車室内の空気を新鮮に保つとともに、車室外の圧
力の急変によって引起こされる「耳つん」など、乗客に
不快感を与える現象を防ぐ機能も要求される。
【0003】図4は、高速度で走行する鉄道車両がトン
ネルを通過するときの車外圧力変動の一例を示す。この
場合トンネル外のあかり区間を走行中は、車外の圧力は
車内の圧力よりも僅かに低い圧力p1である。時刻t0
からトンネルに突入すると、車外圧力は急上昇して、圧
力P2を経て、時刻t1で最大値となる。次に車外圧力
は急激に低下して、時刻t2で最低の圧力となる。その
後、車室内よりも低い圧力の範囲で変化し、時刻t3で
トンネルから退出する。このようにトンネル内では、車
外の圧力が急激に変化するので、車内の乗客や乗員には
「耳つん」現象が発生し、不快感を与えやすい。
ネルを通過するときの車外圧力変動の一例を示す。この
場合トンネル外のあかり区間を走行中は、車外の圧力は
車内の圧力よりも僅かに低い圧力p1である。時刻t0
からトンネルに突入すると、車外圧力は急上昇して、圧
力P2を経て、時刻t1で最大値となる。次に車外圧力
は急激に低下して、時刻t2で最低の圧力となる。その
後、車室内よりも低い圧力の範囲で変化し、時刻t3で
トンネルから退出する。このようにトンネル内では、車
外の圧力が急激に変化するので、車内の乗客や乗員には
「耳つん」現象が発生し、不快感を与えやすい。
【0004】図5は、車両用換気装置で用いられるファ
ンの動作特性の一例を示す。ファンが送風機特性LF上
で、通風路の抵抗曲線がLRでそれぞれ表される給気フ
ァンと排気ファンを想定する。図4のあかり区間を走行
しているときには、圧力P1、流量Q1であるa1点で
作動する。車両がトンネルに突入して車外圧力がp2ま
で上昇すると、給気ファンはa2S点で作動し、排気フ
ァンはa2E点で作動する。給気ファンに対しては、吸
込み圧力が上昇するので、必要な吐出し圧力との差が減
少し、流量がQ2Sまで増加する。排気ファンに対して
は、流量がQ2Eまで減少する。Q2S>Q2Eとなる
ので、車内圧力が上昇し、車内の乗客などに「耳つん」
などの聴覚的不快感が発生する。車外圧力が低下した場
合には、以上述べた場合と逆の現象が生じ、やはり不快
感が発生する。
ンの動作特性の一例を示す。ファンが送風機特性LF上
で、通風路の抵抗曲線がLRでそれぞれ表される給気フ
ァンと排気ファンを想定する。図4のあかり区間を走行
しているときには、圧力P1、流量Q1であるa1点で
作動する。車両がトンネルに突入して車外圧力がp2ま
で上昇すると、給気ファンはa2S点で作動し、排気フ
ァンはa2E点で作動する。給気ファンに対しては、吸
込み圧力が上昇するので、必要な吐出し圧力との差が減
少し、流量がQ2Sまで増加する。排気ファンに対して
は、流量がQ2Eまで減少する。Q2S>Q2Eとなる
ので、車内圧力が上昇し、車内の乗客などに「耳つん」
などの聴覚的不快感が発生する。車外圧力が低下した場
合には、以上述べた場合と逆の現象が生じ、やはり不快
感が発生する。
【0005】図6は、「耳つん」現象が発生する領域に
ついての調査結果の一例を、圧力差と圧力の時間変化率
との関係で示す。図4に示すように、トンネルの突入直
後のように、車両外の圧力が急激に変化するようなとき
には、圧力の時間変化率が大きくなったり、車両内外の
圧力差が大きくなったりするので、「耳つん」現象が発
生しやすいことが判る。
ついての調査結果の一例を、圧力差と圧力の時間変化率
との関係で示す。図4に示すように、トンネルの突入直
後のように、車両外の圧力が急激に変化するようなとき
には、圧力の時間変化率が大きくなったり、車両内外の
圧力差が大きくなったりするので、「耳つん」現象が発
生しやすいことが判る。
【0006】車両が高速で走行しても、乗客に不快感を
与えずに連続的に換気を行うための先行技術は、たとえ
ば特開平4−212669号公報などに開示されてい
る。この先行技術では、通常走行時に使用する送風機
と、トンネル内などの走行中に使用する高圧送風機とを
備え、送風機を切換えることによって、トンネル内走行
中の車外圧力変動による不快感の発生を防いでいる。
与えずに連続的に換気を行うための先行技術は、たとえ
ば特開平4−212669号公報などに開示されてい
る。この先行技術では、通常走行時に使用する送風機
と、トンネル内などの走行中に使用する高圧送風機とを
備え、送風機を切換えることによって、トンネル内走行
中の車外圧力変動による不快感の発生を防いでいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】給気ファンおよび排気
ファンにおける、車外圧力変動時の流量の不均衡を防ぐ
ために、吐出圧力が十分に大きなファンを使用する必要
がある。しかしながら、効率が犠牲になり、経済的では
ない。特開平4−212669の先行技術でも、高圧送
風機は必要なときのみ切換えられるので消費動力の増大
を防ぐことができる。しかしながら、高低圧の給排気フ
ァンを合計4個必要とするため、換気装置占有スペース
が増大し、重量も増大する。このような車外圧力の変動
値よりも大きな吐出し圧力をもったファンの使用や、高
低圧ファンの切換え運転方式は、装置が大形化し、重量
が増大するばかりでなく大きな動力も必要とする。
ファンにおける、車外圧力変動時の流量の不均衡を防ぐ
ために、吐出圧力が十分に大きなファンを使用する必要
がある。しかしながら、効率が犠牲になり、経済的では
ない。特開平4−212669の先行技術でも、高圧送
風機は必要なときのみ切換えられるので消費動力の増大
を防ぐことができる。しかしながら、高低圧の給排気フ
ァンを合計4個必要とするため、換気装置占有スペース
が増大し、重量も増大する。このような車外圧力の変動
値よりも大きな吐出し圧力をもったファンの使用や、高
低圧ファンの切換え運転方式は、装置が大形化し、重量
が増大するばかりでなく大きな動力も必要とする。
【0008】今後の高速車両、特にリニアモータカーな
どにおいては換気装置の占有スペースを小さくし、軽量
化する必要がある。さらに、車外から動力用エネルギー
を取入れることが困難となるので、動力消費もさらに少
なくすることが要望される。
どにおいては換気装置の占有スペースを小さくし、軽量
化する必要がある。さらに、車外から動力用エネルギー
を取入れることが困難となるので、動力消費もさらに少
なくすることが要望される。
【0009】本発明の目的は、小形かつ軽量で、動力消
費の少ない高速車両に適した車両用換気装置を提供する
ことである。
費の少ない高速車両に適した車両用換気装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両内外間を
連通する通風路に設けられる第1ファンおよび第2ファ
ンと、車両内外の圧力差を検出する圧力差検出手段と、
圧力差検出手段からの出力に応答し、圧力差が予め定め
る範囲以内のとき、第1ファンによって車外の空気を車
内に給気すると同時に、第2ファンによって車内の空気
を車外に排気し、車外の圧力が前記予め定める範囲を超
えて大きいとき、第1ファンおよび第2ファンを直列に
運転して車内の空気を車外に排気し、車外の圧力が前記
予め定める範囲を超えて小さいとき、第1ファンおよび
第2ファンを直列に運転して車外の空気を車内に給気す
るように通風路を切換える切換手段とを含むことを特徴
とする車両用換気装置である。
連通する通風路に設けられる第1ファンおよび第2ファ
ンと、車両内外の圧力差を検出する圧力差検出手段と、
圧力差検出手段からの出力に応答し、圧力差が予め定め
る範囲以内のとき、第1ファンによって車外の空気を車
内に給気すると同時に、第2ファンによって車内の空気
を車外に排気し、車外の圧力が前記予め定める範囲を超
えて大きいとき、第1ファンおよび第2ファンを直列に
運転して車内の空気を車外に排気し、車外の圧力が前記
予め定める範囲を超えて小さいとき、第1ファンおよび
第2ファンを直列に運転して車外の空気を車内に給気す
るように通風路を切換える切換手段とを含むことを特徴
とする車両用換気装置である。
【0011】また本発明の前記第1ファンおよび第2フ
ァンは、それぞれ吐出し圧力が必要最大圧力の約1/2
であることを特徴とする。
ァンは、それぞれ吐出し圧力が必要最大圧力の約1/2
であることを特徴とする。
【0012】また本発明は、前記切換手段が第1ファン
および第2ファンを直列に運転するとき、車内と車外と
の間をバイパス用通風路によって連通することを特徴と
する。
および第2ファンを直列に運転するとき、車内と車外と
の間をバイパス用通風路によって連通することを特徴と
する。
【0013】
【作用】本発明に従えば、第1ファンおよび第2ファン
は、車両内外の圧力差が予め定める範囲以内のときに
は、給気ファンおよび排気ファンとしてそれぞれ運転さ
れる。圧力差が予め定める範囲を超えて大きくなるとき
には、第1ファンおよび第2ファンは直列に運転され
る。直列に運転されるファンは、車室外の圧力の方が大
きいときには排気ファンとして、車室外の圧力の方が小
さいときには給気ファンとして運転される。高い吐出圧
力が必要なときには、ファンを直列に運転するので、高
圧のファンを設ける必要はなく、換気装置の占有スペー
スや重量を小さくして小形化および軽量化を図り、動力
消費を少なくすることができる。
は、車両内外の圧力差が予め定める範囲以内のときに
は、給気ファンおよび排気ファンとしてそれぞれ運転さ
れる。圧力差が予め定める範囲を超えて大きくなるとき
には、第1ファンおよび第2ファンは直列に運転され
る。直列に運転されるファンは、車室外の圧力の方が大
きいときには排気ファンとして、車室外の圧力の方が小
さいときには給気ファンとして運転される。高い吐出圧
力が必要なときには、ファンを直列に運転するので、高
圧のファンを設ける必要はなく、換気装置の占有スペー
スや重量を小さくして小形化および軽量化を図り、動力
消費を少なくすることができる。
【0014】また本発明に従えば、第1ファンおよび第
2ファンの吐出し圧力は、必要最大圧力の約1/2であ
るので、直列に運転したときに必要な最大圧力を得るこ
とができる。これによって、ファンの動力消費を最小限
に抑えて効率的な運転を行うことができる。また各ファ
ンの小形化や軽量化を図ることが容易となり、換気装置
全体としての小形軽量化も可能となる。
2ファンの吐出し圧力は、必要最大圧力の約1/2であ
るので、直列に運転したときに必要な最大圧力を得るこ
とができる。これによって、ファンの動力消費を最小限
に抑えて効率的な運転を行うことができる。また各ファ
ンの小形化や軽量化を図ることが容易となり、換気装置
全体としての小形軽量化も可能となる。
【0015】また本発明に従えば、第1ファンおよび第
2ファンが直列に運転されるときには、車内と車外との
間を連通するバイパス通風路が設けられる。車外の圧力
が大きいときには、直列に運転されるファンは排気に用
いられ、バイパス用通風路には高い圧力の外気が侵入
し、給気路として用いることができる。車外の圧力が低
いときには、直列に運転されるファンは給気を行い、バ
イパス用通風路では、車内から車外への排気が行われ
る。このように、圧力差に抗して直列に運転されるファ
ンが作動すると同時に、圧力差を利用して逆方向の換気
を行うことができる。
2ファンが直列に運転されるときには、車内と車外との
間を連通するバイパス通風路が設けられる。車外の圧力
が大きいときには、直列に運転されるファンは排気に用
いられ、バイパス用通風路には高い圧力の外気が侵入
し、給気路として用いることができる。車外の圧力が低
いときには、直列に運転されるファンは給気を行い、バ
イパス用通風路では、車内から車外への排気が行われ
る。このように、圧力差に抗して直列に運転されるファ
ンが作動すると同時に、圧力差を利用して逆方向の換気
を行うことができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の系統図である。
換気装置1は、車内2と車外3との間で換気を行うため
に設けられる。車内2には、汚染された空気を吸入する
吸入口4と、新鮮な外気を噴出する噴出口5がそれぞれ
設けられる。車外3に対しては、車内の汚染された空気
を排出する排気口6と、車外から新鮮な空気を導入する
給気口7とがそれぞれ設けられる。吸入口4と排気口6
との間は、主排気路11によって連通する。噴出口5と
給気口7との間は、主給気路12によって連通する。主
排気路11内には、排気ファンFEが設けられる。主給
気路12内には給気ファンFSが設けられる。排気ファ
ンFEと排気口6および吸入口4との間には、切換弁V
E1および切換弁VE2がそれぞれ設けられる。給気フ
ァンFSと給気口7および噴出口5との間には、切換弁
VS1およびVS2がそれぞれ設けられる。排気口6と
吸入口4との間には、バイパス排気路13が設けられ
る。給気口7と噴出口5との間には、バイパス給気路1
4が設けられる。バイパス給気路14の途中には開閉弁
SV1が設けられる。バイパス排気路13の途中には、
開閉弁SV2が設けられる。切換弁VS1とVE2との
間には、直列通風路15が設けられる。切換弁VE1
と、切換弁VS1および給気ファンFSとの間には、切
換通風路16が設けられる。切換弁VS2と切換弁VE
2および排気ファンFEとの間には、切換通風路17が
設けられる。各切換弁VS1,VS2;VE1,VE2
および各開閉弁SV1,SV2の制御のために、マイク
ロコンピュータを含んで実現される制御装置21が設け
られる。車内2および車外3の圧力は、圧力センサ2
2,23によってそれぞれ検出される。
換気装置1は、車内2と車外3との間で換気を行うため
に設けられる。車内2には、汚染された空気を吸入する
吸入口4と、新鮮な外気を噴出する噴出口5がそれぞれ
設けられる。車外3に対しては、車内の汚染された空気
を排出する排気口6と、車外から新鮮な空気を導入する
給気口7とがそれぞれ設けられる。吸入口4と排気口6
との間は、主排気路11によって連通する。噴出口5と
給気口7との間は、主給気路12によって連通する。主
排気路11内には、排気ファンFEが設けられる。主給
気路12内には給気ファンFSが設けられる。排気ファ
ンFEと排気口6および吸入口4との間には、切換弁V
E1および切換弁VE2がそれぞれ設けられる。給気フ
ァンFSと給気口7および噴出口5との間には、切換弁
VS1およびVS2がそれぞれ設けられる。排気口6と
吸入口4との間には、バイパス排気路13が設けられ
る。給気口7と噴出口5との間には、バイパス給気路1
4が設けられる。バイパス給気路14の途中には開閉弁
SV1が設けられる。バイパス排気路13の途中には、
開閉弁SV2が設けられる。切換弁VS1とVE2との
間には、直列通風路15が設けられる。切換弁VE1
と、切換弁VS1および給気ファンFSとの間には、切
換通風路16が設けられる。切換弁VS2と切換弁VE
2および排気ファンFEとの間には、切換通風路17が
設けられる。各切換弁VS1,VS2;VE1,VE2
および各開閉弁SV1,SV2の制御のために、マイク
ロコンピュータを含んで実現される制御装置21が設け
られる。車内2および車外3の圧力は、圧力センサ2
2,23によってそれぞれ検出される。
【0017】図1に示す実施例の動作状態を、次の表1
に示す。切換弁VE1,VE2;VS1,VS2は、そ
れぞれ三方切換弁であり、OFF状態では主排気路11
および主給気路12から分岐せず、ON1およびON2
状態で分岐するように切換えられる。ON1ではファン
側に連通せず、ON2で連通する。開閉弁SV1,SV
2は、OFF状態で閉じており、ON状態で開く。
に示す。切換弁VE1,VE2;VS1,VS2は、そ
れぞれ三方切換弁であり、OFF状態では主排気路11
および主給気路12から分岐せず、ON1およびON2
状態で分岐するように切換えられる。ON1ではファン
側に連通せず、ON2で連通する。開閉弁SV1,SV
2は、OFF状態で閉じており、ON状態で開く。
【0018】
【表1】
【0019】図2は、表1に示す車外圧力変動が大きい
場合、車外圧力の方が低いとき、および車外圧力の方が
高いときの等価的な動作状態をそれぞれ示す。なお、図
1は、車外圧力変動が小さく、排気ファンFEおよび給
気ファンFSがそれぞれ排気および給気を行う動作状態
を示す。図2(1)では、車外の圧力が小さく、排気フ
ァンFEと給気ファンFSが直列に給気を行う。図2
(2)では、車外の圧力が高く、排気ファンFEと給気
ファンFSが直列に排気を行う。
場合、車外圧力の方が低いとき、および車外圧力の方が
高いときの等価的な動作状態をそれぞれ示す。なお、図
1は、車外圧力変動が小さく、排気ファンFEおよび給
気ファンFSがそれぞれ排気および給気を行う動作状態
を示す。図2(1)では、車外の圧力が小さく、排気フ
ァンFEと給気ファンFSが直列に給気を行う。図2
(2)では、車外の圧力が高く、排気ファンFEと給気
ファンFSが直列に排気を行う。
【0020】図3は、図1の実施例で排気ファンFEお
よび給気ファンFSを直列運転するときの動作特性を示
す。排気ファンFEと給気ファンFSの能力が等しくて
流量Qに対する吹出し圧力がPで等しいとすれば、2台
直列運転では2Pとなる。このように直列運転を行うこ
とによって、送風特性の右下がりの傾斜が大きくなるの
で、圧力変動が大きくなっても風量の変化は少ない。こ
のため、車室内の圧力の変化は小さくなり、乗客などに
対する不快感の発生も少なくなる。
よび給気ファンFSを直列運転するときの動作特性を示
す。排気ファンFEと給気ファンFSの能力が等しくて
流量Qに対する吹出し圧力がPで等しいとすれば、2台
直列運転では2Pとなる。このように直列運転を行うこ
とによって、送風特性の右下がりの傾斜が大きくなるの
で、圧力変動が大きくなっても風量の変化は少ない。こ
のため、車室内の圧力の変化は小さくなり、乗客などに
対する不快感の発生も少なくなる。
【0021】鉄道車両がより高速化されるときにおいて
は、トンネル通過中などにおける車外の圧力変動は大き
くなる一方で、換気装置には小形化および軽量化が要求
される。本実施例によれば乗客に不快感を与えないよう
にして十分な換気を行うことができ、しかも動力消費を
抑えて効率的な換気を行うことができる。
は、トンネル通過中などにおける車外の圧力変動は大き
くなる一方で、換気装置には小形化および軽量化が要求
される。本実施例によれば乗客に不快感を与えないよう
にして十分な換気を行うことができ、しかも動力消費を
抑えて効率的な換気を行うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車内と車
外との間の圧力差が大きいときには、第1ファンおよび
第2ファンを直列に運転するので、必要最大吐出し圧力
より吐出し圧力の小さいファンを用いても、車両内の換
気を十分にかつ不快感を与えないように行うことができ
る。第1ファンおよび第2ファンを小形化し軽量化する
ことができるので、車両用換気装置としての設置スペー
スも小さくすることができ、高速走行用車両に設置した
ときの車体の軽量化を図ることができる。
外との間の圧力差が大きいときには、第1ファンおよび
第2ファンを直列に運転するので、必要最大吐出し圧力
より吐出し圧力の小さいファンを用いても、車両内の換
気を十分にかつ不快感を与えないように行うことができ
る。第1ファンおよび第2ファンを小形化し軽量化する
ことができるので、車両用換気装置としての設置スペー
スも小さくすることができ、高速走行用車両に設置した
ときの車体の軽量化を図ることができる。
【0023】また本発明によれば、第1ファンおよび第
2ファンを直列運転するときに、各ファンの能力は必要
最大吐出し圧力の約1/2でそれぞれ実現されるので、
高圧力で動力消費の大きな送風機を設置する必要はな
く、効率的な換気を行うことができる。
2ファンを直列運転するときに、各ファンの能力は必要
最大吐出し圧力の約1/2でそれぞれ実現されるので、
高圧力で動力消費の大きな送風機を設置する必要はな
く、効率的な換気を行うことができる。
【0024】また本発明によれば、第1ファンおよび第
2ファンを直列に運転しているときには、バイパス用通
風路を用いて逆方向の換気を行う。逆方向の換気は、車
外と車内との圧力差を利用して行うので、他にはファン
を設ける必要はない。2つのファンで、車外の圧力が変
動しても十分に換気を行うことができるので、車両用換
気装置の小形化、軽量化および快適化を図ることができ
る。
2ファンを直列に運転しているときには、バイパス用通
風路を用いて逆方向の換気を行う。逆方向の換気は、車
外と車内との圧力差を利用して行うので、他にはファン
を設ける必要はない。2つのファンで、車外の圧力が変
動しても十分に換気を行うことができるので、車両用換
気装置の小形化、軽量化および快適化を図ることができ
る。
【図1】本発明の一実施例による換気装置の構成を示す
系統図である。
系統図である。
【図2】図1に示す換気装置の切換状態を示す系統図で
ある。
ある。
【図3】図1に示す実施例の送風機の動作特性を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図4】車両がトンネルを通過するときの車外の圧力変
動の一例を示すグラフである。
動の一例を示すグラフである。
【図5】車外の圧力変動がファンの動作特性に与える影
響を示すグラフである。
響を示すグラフである。
【図6】「耳つん」などの不快感が生じるときの範囲を
示すグラフである。
示すグラフである。
1 換気装置 2 車内 3 車外 4 吸入口 5 噴出口 6 排気口 7 給気口 11 主排気路 12 主給気路 13 バイパス排気路 14 バイパス給気路 15 直列通風路 16,17 切換通風路 FE 排気ファン FS 給気ファン VE1,VE2;VS1,VS2 切換弁 SV1,SV2 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大道 嘉明 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 桑澤 勝治 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 車両内外間を連通する通風路に設けられ
る第1ファンおよび第2ファンと、 車両内外の圧力差を検出する圧力差検出手段と、 圧力差検出手段からの出力に応答し、圧力差が予め定め
る範囲以内のとき、第1ファンによって車外の空気を車
内に給気すると同時に、第2ファンによって車内の空気
を車外に排気し、車外の圧力が前記予め定める範囲を超
えて大きいとき、第1ファンおよび第2ファンを直列に
運転して車内の空気を車外に排気し、車外の圧力が前記
予め定める範囲を超えて小さいとき、第1ファンおよび
第2ファンを直列に運転して車外の空気を車内に給気す
るように通風路を切換える切換手段とを含むことを特徴
とする車両用換気装置。 - 【請求項2】 前記第1ファンおよび第2ファンは、そ
れぞれ吐出し圧力が必要最大圧力の約1/2であること
を特徴とする請求項1記載の車両用換気装置。 - 【請求項3】 前記切換手段が第1ファンおよび第2フ
ァンを直列に運転するとき、車内と車外との間をバイパ
ス用通風路によって連通することを特徴とする請求項1
または請求項2記載の車両用換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15392893A JP3322441B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 車両用換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15392893A JP3322441B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 車両用換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079994A true JPH079994A (ja) | 1995-01-13 |
| JP3322441B2 JP3322441B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=15573147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15392893A Expired - Fee Related JP3322441B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 車両用換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3322441B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP15392893A patent/JP3322441B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3322441B2 (ja) | 2002-09-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |