JPH08100333A - ドラフト装置 - Google Patents
ドラフト装置Info
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- JPH08100333A JPH08100333A JP25752394A JP25752394A JPH08100333A JP H08100333 A JPH08100333 A JP H08100333A JP 25752394 A JP25752394 A JP 25752394A JP 25752394 A JP25752394 A JP 25752394A JP H08100333 A JPH08100333 A JP H08100333A
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- Japan
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- roller
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- moved
- lever
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Abstract
(57)【要約】
【構成】繊維束の送給路に沿って複数のドラフトローラ
ー対d1、d1’、d2、d2’、d3、d3’、d
4、d4’、d5、d5’を設け、前記繊維束の送給路
が非直線路となるよう少なくとも1つのドラフト対を移
動させる移動手段s2を設けたドラフト装置に関するも
のである。 【効果】ドラフトローラー対を非直線状に移動させるよ
うにしたので、ドラフト装置を低く構成することがで
き、従って、紡績機自体の高さも低くなり、紡績機或い
はドラフト装置の保守管理が容易となる。
ー対d1、d1’、d2、d2’、d3、d3’、d
4、d4’、d5、d5’を設け、前記繊維束の送給路
が非直線路となるよう少なくとも1つのドラフト対を移
動させる移動手段s2を設けたドラフト装置に関するも
のである。 【効果】ドラフトローラー対を非直線状に移動させるよ
うにしたので、ドラフト装置を低く構成することがで
き、従って、紡績機自体の高さも低くなり、紡績機或い
はドラフト装置の保守管理が容易となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紡績機に使用されるド
ラフト装置に関するものである。
ラフト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドラフトローラーのゲージの調整
を、ドラフトローラーを直線的に移動させることにより
行うようにしたドラフト装置が知られている。
を、ドラフトローラーを直線的に移動させることにより
行うようにしたドラフト装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のドラフト装置に
おいては、ドラフトローラーを直線的に移動させること
によりゲージ調整を行うために、ドラフト装置の高さが
高くなり、従って、紡績機自体の高さも高くなり、紡績
機或いはドラフト装置の保守管理が困難になるととも
に、ドラフト装置が大型化するという問題がある。特
に、長繊維を扱うドラフト装置ではこの問題は顕著であ
る。
おいては、ドラフトローラーを直線的に移動させること
によりゲージ調整を行うために、ドラフト装置の高さが
高くなり、従って、紡績機自体の高さも高くなり、紡績
機或いはドラフト装置の保守管理が困難になるととも
に、ドラフト装置が大型化するという問題がある。特
に、長繊維を扱うドラフト装置ではこの問題は顕著であ
る。
【0004】本発明の目的は、上述した従来のドラフト
装置が有する課題を解決するとともに、ゲージを調整し
ても、ローラーに、常に一定した加圧を負荷することが
できるドラフト装置を提供することにある。
装置が有する課題を解決するとともに、ゲージを調整し
ても、ローラーに、常に一定した加圧を負荷することが
できるドラフト装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、繊維束の送給路に沿って複数のドラ
フトローラー対を設け、前記繊維束の送給路が非直線路
となるよう少なくとも1つのドラフトローラー対を移動
させる移動手段を設けたものであり、また、移動手段が
移動対象のドラフトローラーを円弧状に回動させる手段
であるものであり、更に、機台に配置された軸を中心に
回動可能とした回動フレームに移動対象のドラフトロー
ラーを配設するとともに、所定位置に回動フレームを固
定する手段を配設したものであり、更にまた、作動位置
と非作動位置との間を移動可能なペンデュラムアームに
配設したカムにより、移動対象のドラフトローラーの加
圧機構を作動させるようにするとともに、前記カムの作
用面は前記ペンデュラムアームを作動位置に移動した状
態で移動対象のドラフトローラーの回動中心を中心とす
る円弧となるよう円弧面に形成されているものである。
を達成するために、繊維束の送給路に沿って複数のドラ
フトローラー対を設け、前記繊維束の送給路が非直線路
となるよう少なくとも1つのドラフトローラー対を移動
させる移動手段を設けたものであり、また、移動手段が
移動対象のドラフトローラーを円弧状に回動させる手段
であるものであり、更に、機台に配置された軸を中心に
回動可能とした回動フレームに移動対象のドラフトロー
ラーを配設するとともに、所定位置に回動フレームを固
定する手段を配設したものであり、更にまた、作動位置
と非作動位置との間を移動可能なペンデュラムアームに
配設したカムにより、移動対象のドラフトローラーの加
圧機構を作動させるようにするとともに、前記カムの作
用面は前記ペンデュラムアームを作動位置に移動した状
態で移動対象のドラフトローラーの回動中心を中心とす
る円弧となるよう円弧面に形成されているものである。
【0006】
【実施例】以下に、本発明のドラフト装置の側面図であ
る図1、トップ側に位置するドラフトローラー群が上方
位置に移動した状態を示す本発明のドラフト装置の側面
図である図2、バックローラーの回動機構等の拡大側面
図である図3及びバックローラーの加圧機構の斜視図で
ある図4を用いて、本発明のドラフト装置について説明
するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に
限定されるものではない。
る図1、トップ側に位置するドラフトローラー群が上方
位置に移動した状態を示す本発明のドラフト装置の側面
図である図2、バックローラーの回動機構等の拡大側面
図である図3及びバックローラーの加圧機構の斜視図で
ある図4を用いて、本発明のドラフト装置について説明
するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に
限定されるものではない。
【0007】d1、d2、d3及びd4は、それぞれ、
紡績機の機台に配設されたボトム側のフロントローラ
ー、セカンドローラー、サードローラー及びフォースロ
ーラーであり、本実施例においては、セカンドローラー
d2とフォースローラーd4にエプロンが設けられてお
り、これらのボトム側の各ローラーは略直線状に水平線
に対して傾斜して配設されている。また、d1’、d
2’、d3’及びd4’は、それぞれ、ペンデュラムア
ームp1に配設されたトップ側のフロントローラー、セ
カンドローラー、サードローラー及びフォースローラー
であり、ボトム側と同様に、セカンドローラーd2’と
フォースローラーd4’が、エプロンで形成されてる。
紡績機の機台に配設されたボトム側のフロントローラ
ー、セカンドローラー、サードローラー及びフォースロ
ーラーであり、本実施例においては、セカンドローラー
d2とフォースローラーd4にエプロンが設けられてお
り、これらのボトム側の各ローラーは略直線状に水平線
に対して傾斜して配設されている。また、d1’、d
2’、d3’及びd4’は、それぞれ、ペンデュラムア
ームp1に配設されたトップ側のフロントローラー、セ
カンドローラー、サードローラー及びフォースローラー
であり、ボトム側と同様に、セカンドローラーd2’と
フォースローラーd4’が、エプロンで形成されてる。
【0008】d5は、後述する紡績機の固定フレームs
1に対して回動可能に配設された回動フレームs2に取
着されたボトム側のバックローラーであり、d5’は、
同じく回動フレームs2に配設されたトップ側のバック
ローラーである。本実施例においては、バックローラー
d5、d5’が回動可能な場合について説明するが、勿
論、バックローラーd5、d5’に限らず、他のドラフ
トローラーを回動可能とすることもできる。
1に対して回動可能に配設された回動フレームs2に取
着されたボトム側のバックローラーであり、d5’は、
同じく回動フレームs2に配設されたトップ側のバック
ローラーである。本実施例においては、バックローラー
d5、d5’が回動可能な場合について説明するが、勿
論、バックローラーd5、d5’に限らず、他のドラフ
トローラーを回動可能とすることもできる。
【0009】ペンデュラムアームp1は、固定フレーム
s1の水平部s1’に配設された軸s3を中心に、図1
に示されているドラフト装置の作動位置から、図2に示
されている非作動位置に回動できるように構成されてい
る。p2は、ペンデュラムアームp1の先端部に配設さ
れた水平軸p3を中心に回動可能な取り付けレバーであ
り、ペンデュラムアームp1を、図2に示されている上
方に持ち上げられた位置から下方に回動させて、取り付
けレバーp2の下端部に設けられたフックp2’を、紡
績機の機台に配設された軸s4に引っかけることによ
り、図1に示されているように、ボトム側のフロントロ
ーラーd1、セカンドローラーd2、サードローラーd
3、フォースローラーd4上に、トップ側のフロントロ
ーラーd1’、セカンドローラーd2’、サードローラ
ーd3’、フォースローラーd4’を載置し、固定する
ことができるように構成されている。また、逆に、取り
付けレバーp2の下端部に設けられたフックp2’を、
取り付けレバーp2を回動することにより軸s4から外
すことにより、ペンデュラムアームp1を、図2に示さ
れているように上方に回動することができる。なお、e
1は、ペンデュラムアームp1の後部に突設されたピン
p4と固定フレームs1の略中間部に突設されたピンs
5との間に張設されたコイルスプリングであり、ペンデ
ュラムアームp1の上方への回動を容易にするととも
に、ペンデュラムアームp1を上方の回動位置に保持す
る機能を有するものである。
s1の水平部s1’に配設された軸s3を中心に、図1
に示されているドラフト装置の作動位置から、図2に示
されている非作動位置に回動できるように構成されてい
る。p2は、ペンデュラムアームp1の先端部に配設さ
れた水平軸p3を中心に回動可能な取り付けレバーであ
り、ペンデュラムアームp1を、図2に示されている上
方に持ち上げられた位置から下方に回動させて、取り付
けレバーp2の下端部に設けられたフックp2’を、紡
績機の機台に配設された軸s4に引っかけることによ
り、図1に示されているように、ボトム側のフロントロ
ーラーd1、セカンドローラーd2、サードローラーd
3、フォースローラーd4上に、トップ側のフロントロ
ーラーd1’、セカンドローラーd2’、サードローラ
ーd3’、フォースローラーd4’を載置し、固定する
ことができるように構成されている。また、逆に、取り
付けレバーp2の下端部に設けられたフックp2’を、
取り付けレバーp2を回動することにより軸s4から外
すことにより、ペンデュラムアームp1を、図2に示さ
れているように上方に回動することができる。なお、e
1は、ペンデュラムアームp1の後部に突設されたピン
p4と固定フレームs1の略中間部に突設されたピンs
5との間に張設されたコイルスプリングであり、ペンデ
ュラムアームp1の上方への回動を容易にするととも
に、ペンデュラムアームp1を上方の回動位置に保持す
る機能を有するものである。
【0010】次に、主として、図3及び図4を用いて、
バックローラーd5、d5’の回動機構及びトップ側の
バックローラーd5’のボトム側のバックローラーd5
への加圧機構について説明する。
バックローラーd5、d5’の回動機構及びトップ側の
バックローラーd5’のボトム側のバックローラーd5
への加圧機構について説明する。
【0011】ボトム側のバックローラーd5は、紡績機
の固定フレームs1に配設された水平軸s6を中心に回
動可能な回動フレームs2に、回動フレームs2に配設
された軸受けにバックローラーd5の軸を支持させるこ
とにより取着されている。
の固定フレームs1に配設された水平軸s6を中心に回
動可能な回動フレームs2に、回動フレームs2に配設
された軸受けにバックローラーd5の軸を支持させるこ
とにより取着されている。
【0012】s7は、回動フレームs2から上方に延設
された回動フレームs2の延長フレームであり、延長フ
レーム7の上端部に配設されたピンs8には、ピンs8
を中心に揺動可能なレバーs9が枢着されている。s1
0は、レバーs9の略中央部に配設された水平軸であ
り、水平軸s10には、先端部に軸受け用凹部s11’
が設けられた軸受けレバーs11の一端が枢着されてい
る。図4に示されているように、トップ側のバックロー
ラーd5’は、該バックローラーd5’の軸d5”を、
下方に開放された軸受けレバーs11の軸受け用凹部s
11’に挿着するとともに、自由端部s12’が軸受け
用凹部s11’に対峙するように配設された、他端s1
2”が軸受けレバーs11の水平壁s11”に取着され
た略U字状の湾曲板バネs12の自由端部s12’によ
り保持されている。
された回動フレームs2の延長フレームであり、延長フ
レーム7の上端部に配設されたピンs8には、ピンs8
を中心に揺動可能なレバーs9が枢着されている。s1
0は、レバーs9の略中央部に配設された水平軸であ
り、水平軸s10には、先端部に軸受け用凹部s11’
が設けられた軸受けレバーs11の一端が枢着されてい
る。図4に示されているように、トップ側のバックロー
ラーd5’は、該バックローラーd5’の軸d5”を、
下方に開放された軸受けレバーs11の軸受け用凹部s
11’に挿着するとともに、自由端部s12’が軸受け
用凹部s11’に対峙するように配設された、他端s1
2”が軸受けレバーs11の水平壁s11”に取着され
た略U字状の湾曲板バネs12の自由端部s12’によ
り保持されている。
【0013】s13は、レバーs9の先端部の水平壁s
9’に穿設された孔に上下動可能に配設された先端に大
径部s13’を有する垂直軸であり、垂直軸s13に
は、下端部が大径部s13’に係合したコイルスプリン
グs14が挿着されており、垂直軸s13の大径部s1
3’は、上述した軸受けレバーs11の水平壁s11”
に当接するように構成されている。なお、s13”は、
垂直軸s13の上端部に嵌着されたリングであり、水平
壁s9’に穿設された孔から、垂直軸s13が抜け出な
いようにストッパーの機能を有している。s15は、レ
バーs9の先端部の垂直壁s9”に穿設された孔に挿着
された水平軸であり、水平軸s15の両端にはローラー
s16が取着されている。
9’に穿設された孔に上下動可能に配設された先端に大
径部s13’を有する垂直軸であり、垂直軸s13に
は、下端部が大径部s13’に係合したコイルスプリン
グs14が挿着されており、垂直軸s13の大径部s1
3’は、上述した軸受けレバーs11の水平壁s11”
に当接するように構成されている。なお、s13”は、
垂直軸s13の上端部に嵌着されたリングであり、水平
壁s9’に穿設された孔から、垂直軸s13が抜け出な
いようにストッパーの機能を有している。s15は、レ
バーs9の先端部の垂直壁s9”に穿設された孔に挿着
された水平軸であり、水平軸s15の両端にはローラー
s16が取着されている。
【0014】c1は、円弧状カムであり、円弧状カムc
1の一端は、固定フレームs1の略中間部に突設された
ピンs5に枢着されている。また、ピンs5に枢着され
ている端部と反対側の円弧状カムc1の端部付近には、
円弧状カムc1の輪郭に沿った形状の円弧状溝c2が穿
設されており、円弧状溝c2には、ペンデュラムアーム
p1に突設されたp4が嵌合している。従って、図2に
示されているペンデュラムアームp1が上方に位置して
いる状態から、ペンデュラムアームp1を、固定フレー
ムs1の水平部s1’に配設された軸s3を中心に下方
に回動させると、円弧状カムc1も固定フレームs1の
略中間部に突設されたピンs5を中心に回動することに
なる。この際、円弧状カムc1とペンデュラムアームp
1との回動軌跡差は、円弧状カムc1に穿設された円弧
状溝c2により吸収されるように構成されている。な
お、図1においては、円弧状カムc1は、図を見やすく
するために、一点鎖線で示されている。
1の一端は、固定フレームs1の略中間部に突設された
ピンs5に枢着されている。また、ピンs5に枢着され
ている端部と反対側の円弧状カムc1の端部付近には、
円弧状カムc1の輪郭に沿った形状の円弧状溝c2が穿
設されており、円弧状溝c2には、ペンデュラムアーム
p1に突設されたp4が嵌合している。従って、図2に
示されているペンデュラムアームp1が上方に位置して
いる状態から、ペンデュラムアームp1を、固定フレー
ムs1の水平部s1’に配設された軸s3を中心に下方
に回動させると、円弧状カムc1も固定フレームs1の
略中間部に突設されたピンs5を中心に回動することに
なる。この際、円弧状カムc1とペンデュラムアームp
1との回動軌跡差は、円弧状カムc1に穿設された円弧
状溝c2により吸収されるように構成されている。な
お、図1においては、円弧状カムc1は、図を見やすく
するために、一点鎖線で示されている。
【0015】ペンデュラムアームp1の回動に伴って下
方に回動する円弧状カムc1のカム面c1’は、図1に
示されているように、ペンデュラムアームp1の取り付
けレバーp2のフックp2’が紡績機の機台に配設され
た軸s4に係合しペンデュラムアームp1がセットされ
た状態で、上述したレバーs9の先端部の垂直壁s9”
に配設された水平軸s15に取着されたローラーs16
に当接するように構成されているとともに、この状態に
おいて、円弧状カムc1のカム面c1’は、バックロー
ラーd5、d5’が配設されている回動フレームs2の
回動中心である水平軸s6を中心点とした真円の一部を
形成するように構成されている。
方に回動する円弧状カムc1のカム面c1’は、図1に
示されているように、ペンデュラムアームp1の取り付
けレバーp2のフックp2’が紡績機の機台に配設され
た軸s4に係合しペンデュラムアームp1がセットされ
た状態で、上述したレバーs9の先端部の垂直壁s9”
に配設された水平軸s15に取着されたローラーs16
に当接するように構成されているとともに、この状態に
おいて、円弧状カムc1のカム面c1’は、バックロー
ラーd5、d5’が配設されている回動フレームs2の
回動中心である水平軸s6を中心点とした真円の一部を
形成するように構成されている。
【0016】図1及び図4に示されているように、ペン
デュラムアームp1がセットされた状態で、円弧状カム
c1のカム面c1’がローラーs16に当接し、ローラ
ーs16を所定量だけ下動させると、ローラーs16が
配設されているレバーs9が、ピンs8を中心に下方に
回動することになり、軸受けレバーs11の水平壁s1
1”とレバーs9の水平壁s9’との間隔が狭まり、垂
直軸s13の大径部s13’とレバーs9の水平壁s
9’との間に配設されているコイルスプリングs14が
圧縮されることになる。従って、圧縮されたコイルスプ
リングs14の弾性力により、軸受けレバーs11がト
ップ側のバックローラーd5’の軸d5”を下方に付勢
し、トップ側のバックローラーd5’を、ボトム側のバ
ックローラーd5に適当な加圧力で押しつけることがで
きる。
デュラムアームp1がセットされた状態で、円弧状カム
c1のカム面c1’がローラーs16に当接し、ローラ
ーs16を所定量だけ下動させると、ローラーs16が
配設されているレバーs9が、ピンs8を中心に下方に
回動することになり、軸受けレバーs11の水平壁s1
1”とレバーs9の水平壁s9’との間隔が狭まり、垂
直軸s13の大径部s13’とレバーs9の水平壁s
9’との間に配設されているコイルスプリングs14が
圧縮されることになる。従って、圧縮されたコイルスプ
リングs14の弾性力により、軸受けレバーs11がト
ップ側のバックローラーd5’の軸d5”を下方に付勢
し、トップ側のバックローラーd5’を、ボトム側のバ
ックローラーd5に適当な加圧力で押しつけることがで
きる。
【0017】上述したように、バックローラーd5、d
5’が配設されている回動フレームs2は、紡績機の固
定フレームs1に配設された水平軸s6を中心に回動で
きるように構成されていが、この機構について、主とし
て、図3を用いて説明する。s17は、回動フレームs
2に穿設された円弧状溝であり、水平軸s6を中心点と
した真円の一部に沿って形成されている。s18は、紡
績機の適当な機台に突設された水平軸であり、水平軸s
18の先端部は、回動フレームs2に穿設された円弧状
溝s17に挿着されている。従って、回動フレームs2
は、図3(a)に示されているフォースローラーd4に
一番接近した位置と、図3(b)に示されているフォー
スローラーd4から一番遠ざかった位置との間を、水平
軸s6を中心に回動することができるように構成されて
おり、そして、バックローラーd5、d5’は、図1、
図2及び図3(a)に示されているように、フォースロ
ーラーd4に一番接近した位置においては他のドラフト
ローラーと直線状になるように構成されている。バック
ローラーd5、d5’のゲージ調整のために回動フレー
ムs2を、適宜、回動させた後に、水平軸s18の先端
に刻設されたネジ部に、図示されていないナットを螺合
することにより回動フレームs2が移動しないように固
定する。なお、回動フレームs2の固定手段について
は、このようなナットによる螺合手段に限らず、回動フ
レームs2にストッパーを当接する等、種々の固定手段
を採用することができる。
5’が配設されている回動フレームs2は、紡績機の固
定フレームs1に配設された水平軸s6を中心に回動で
きるように構成されていが、この機構について、主とし
て、図3を用いて説明する。s17は、回動フレームs
2に穿設された円弧状溝であり、水平軸s6を中心点と
した真円の一部に沿って形成されている。s18は、紡
績機の適当な機台に突設された水平軸であり、水平軸s
18の先端部は、回動フレームs2に穿設された円弧状
溝s17に挿着されている。従って、回動フレームs2
は、図3(a)に示されているフォースローラーd4に
一番接近した位置と、図3(b)に示されているフォー
スローラーd4から一番遠ざかった位置との間を、水平
軸s6を中心に回動することができるように構成されて
おり、そして、バックローラーd5、d5’は、図1、
図2及び図3(a)に示されているように、フォースロ
ーラーd4に一番接近した位置においては他のドラフト
ローラーと直線状になるように構成されている。バック
ローラーd5、d5’のゲージ調整のために回動フレー
ムs2を、適宜、回動させた後に、水平軸s18の先端
に刻設されたネジ部に、図示されていないナットを螺合
することにより回動フレームs2が移動しないように固
定する。なお、回動フレームs2の固定手段について
は、このようなナットによる螺合手段に限らず、回動フ
レームs2にストッパーを当接する等、種々の固定手段
を採用することができる。
【0018】次に、駆動軸に回転可能に挿嵌され、クラ
ッチを介して駆動軸と断続されるようになっているボト
ム側のフロントローラーd1の制動機構について、制動
機構の拡大側面図である図5を用いて説明する。
ッチを介して駆動軸と断続されるようになっているボト
ム側のフロントローラーd1の制動機構について、制動
機構の拡大側面図である図5を用いて説明する。
【0019】s19は、紡績機の機台の一部であり、機
台s19の上端部には、上述したペンデュラムアームp
1の取り付けレバーp2の下端部に設けられたフックp
2’が係合する軸s4が配設されている。b1は、機台
s19に配設された軸b2に、その略中間部が枢着され
た略L字状の制動レバーであり、制動レバーb1の水平
部b1’には、ボトム側のフロントローラーd1に対向
するようにブレーキシューb3が取着されており、ま
た、制動レバーb1の垂直部b1”の先端は、軸s4の
近傍に位置するように構成されている。b4は、機台s
19に突設された軸s20に挿着された、制動レバーb
1を反時計方向に付勢するためのコイルバネであり、図
5(a)に示されているように、コイルバネb4の一端
b4’は機台s19に固定されており、他端b4”は、
制動レバーb1の水平部b1’の穿設された長溝b5に
嵌合されている。
台s19の上端部には、上述したペンデュラムアームp
1の取り付けレバーp2の下端部に設けられたフックp
2’が係合する軸s4が配設されている。b1は、機台
s19に配設された軸b2に、その略中間部が枢着され
た略L字状の制動レバーであり、制動レバーb1の水平
部b1’には、ボトム側のフロントローラーd1に対向
するようにブレーキシューb3が取着されており、ま
た、制動レバーb1の垂直部b1”の先端は、軸s4の
近傍に位置するように構成されている。b4は、機台s
19に突設された軸s20に挿着された、制動レバーb
1を反時計方向に付勢するためのコイルバネであり、図
5(a)に示されているように、コイルバネb4の一端
b4’は機台s19に固定されており、他端b4”は、
制動レバーb1の水平部b1’の穿設された長溝b5に
嵌合されている。
【0020】m1は、制動レバーb1の水平部b1’の
下方に位置するように、機台s19に配設されたマイク
ロスイッチであり、制動レバーb1の時計方向への回動
により水平部b1’と接触し、マイクロスイッチm1を
オンし、ボトム側のバックローラーd5等のドラフトロ
ーラーに接続された電磁クラッチ等のクラッチを継ぐこ
とができるように構成されている。
下方に位置するように、機台s19に配設されたマイク
ロスイッチであり、制動レバーb1の時計方向への回動
により水平部b1’と接触し、マイクロスイッチm1を
オンし、ボトム側のバックローラーd5等のドラフトロ
ーラーに接続された電磁クラッチ等のクラッチを継ぐこ
とができるように構成されている。
【0021】次に、上述した制動機構の作動について説
明する。図5(a)に示されているように、ペンデュラ
ムアームp1を下動させて、取り付けレバーp2の下端
部に設けられたフックp2’を軸s4に係合させると、
フックp2’の先端が、制動レバーb1の垂直部b1”
の先端に当接し、制動レバーb1を、コイルバネb4に
抗して時計方向に回動させる。従って、制動レバーb1
の水平部b1’に取着されたブレーキシューb3が、ボ
トム側のフロントローラーd1から離れるとともに、マ
イクロスイッチm1をオンし、ドラフトローラーに接続
されているクラッチを継ぐ。また、図5(b)に示され
ているように、ペンデュラムアームp1の取り付けレバ
ーp2のフックp2’を軸s4から外すと、制動レバー
b1はコイルバネb4の弾性力により、反時計方向に回
動し、制動レバーb1の水平部b1’に取着されたブレ
ーキシューb3が、ボトム側のフロントローラーd1と
接触し、ボトム側のフロントローラーd1の惰性回転を
止めるとともに、マイクロスイッチm1をオフし、ドラ
フトローラーに接続されているクラッチを切る。
明する。図5(a)に示されているように、ペンデュラ
ムアームp1を下動させて、取り付けレバーp2の下端
部に設けられたフックp2’を軸s4に係合させると、
フックp2’の先端が、制動レバーb1の垂直部b1”
の先端に当接し、制動レバーb1を、コイルバネb4に
抗して時計方向に回動させる。従って、制動レバーb1
の水平部b1’に取着されたブレーキシューb3が、ボ
トム側のフロントローラーd1から離れるとともに、マ
イクロスイッチm1をオンし、ドラフトローラーに接続
されているクラッチを継ぐ。また、図5(b)に示され
ているように、ペンデュラムアームp1の取り付けレバ
ーp2のフックp2’を軸s4から外すと、制動レバー
b1はコイルバネb4の弾性力により、反時計方向に回
動し、制動レバーb1の水平部b1’に取着されたブレ
ーキシューb3が、ボトム側のフロントローラーd1と
接触し、ボトム側のフロントローラーd1の惰性回転を
止めるとともに、マイクロスイッチm1をオフし、ドラ
フトローラーに接続されているクラッチを切る。
【0022】上述したように、ペンデュラムアームp1
の上方への回動と同時に、ボトム側のフロントローラー
d1にブレーキシューb3を接触させて、フロントロー
ラーd1の惰性回転を止めるようにしたので、回転して
いるフロントローラーd1に接触したり或いは巻き込ま
れて怪我をするようなことが防止できる。なお、ボトム
側のフロントローラーd1を駆動軸にではなく、別の部
材に回動可能に支持するようにすれば、クラッチのみを
設けて、ブレーキは廃止することも可能である。
の上方への回動と同時に、ボトム側のフロントローラー
d1にブレーキシューb3を接触させて、フロントロー
ラーd1の惰性回転を止めるようにしたので、回転して
いるフロントローラーd1に接触したり或いは巻き込ま
れて怪我をするようなことが防止できる。なお、ボトム
側のフロントローラーd1を駆動軸にではなく、別の部
材に回動可能に支持するようにすれば、クラッチのみを
設けて、ブレーキは廃止することも可能である。
【0023】なお、上述した実施例においては、5線方
式のドラフト装置を用いて、本発明のドラフト装置につ
いて説明したが、3線方式、4線方式或いは4オーバー
5ドラフト等の種々のドラフト装置に適用することがで
きるものである。また、上述した実施例においては、ド
ラフトローラーが円弧状に移動している場合について説
明したが、ドラフトローラーの移動は、円弧状の移動に
限らず、ドラフトローラーの並びが非直線となるように
移動させることもできる。更に、各ドラフトローラーを
別々に移動させるようにしてもよい。
式のドラフト装置を用いて、本発明のドラフト装置につ
いて説明したが、3線方式、4線方式或いは4オーバー
5ドラフト等の種々のドラフト装置に適用することがで
きるものである。また、上述した実施例においては、ド
ラフトローラーが円弧状に移動している場合について説
明したが、ドラフトローラーの移動は、円弧状の移動に
限らず、ドラフトローラーの並びが非直線となるように
移動させることもできる。更に、各ドラフトローラーを
別々に移動させるようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載される効果を奏するものであ
る。
ているので、以下に記載される効果を奏するものであ
る。
【0025】ドラフトローラー対を非直線状に移動させ
るようにしたので、ドラフト装置を低く構成することが
でき、従って、紡績機自体の高さも低くなり、紡績機或
いはドラフト装置の保守管理が容易となる。
るようにしたので、ドラフト装置を低く構成することが
でき、従って、紡績機自体の高さも低くなり、紡績機或
いはドラフト装置の保守管理が容易となる。
【0026】ペンデュラムアームに配設した円弧状カム
により、バックローラーの加圧機構を作動させるように
したので、バックローラーが回動しても、常に、一定し
た加圧力をバックローラーに作用させることができる。
により、バックローラーの加圧機構を作動させるように
したので、バックローラーが回動しても、常に、一定し
た加圧力をバックローラーに作用させることができる。
【図1】図1は本発明のドラフト装置の側面図である。
【図2】図2はトップ側のドラフトローラー群が上方位
置に移動した状態を示す本発明のドラフト装置の側面図
である。
置に移動した状態を示す本発明のドラフト装置の側面図
である。
【図3】図3はバックローラーの回動機構等の拡大側面
図である。
図である。
【図4】図4はバックローラーの加圧機構の斜視図であ
る。
る。
【図5】図5は制動機構の拡大側面図である。
【符号の説明】 b1・・・・・・・・・・制動レバーb1 c1・・・・・・・・・・円弧状カム d1、d1’・・・・・・フロントローラー d2、d2’・・・・・・セカンドローラー d3、d3’・・・・・・サードローラー d4、d4’・・・・・・フォースローラー d5、d5’・・・・・・バックローラー p1・・・・・・・・・・ペンデュラムアーム s2・・・・・・・・・・回動フレーム
Claims (4)
- 【請求項1】繊維束の送給路に沿って複数のドラフトロ
ーラー対を設け、前記繊維束の送給路が非直線路となる
よう少なくとも1つのドラフトローラー対を移動させる
移動手段を設けたことを特徴とするドラフト装置。 - 【請求項2】移動手段が移動対象のドラフトローラーを
円弧状に回動させる手段であることを特徴とする請求項
1に記載のドラフト装置。 - 【請求項3】機台に配置された軸を中心に回動可能とし
た回動フレームに移動対象のドラフトローラーを配設す
るとともに、所定位置に回動フレームを固定する手段を
配設したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
のドラフト装置。 - 【請求項4】作動位置と非作動位置との間を移動可能な
ペンデュラムアームに配設したカムにより、移動対象の
ドラフトローラーの加圧機構を作動させるようにすると
ともに、前記カムの作用面は前記ペンデュラムアームを
作動位置に移動した状態で移動対象のドラフトローラー
の回動中心を中心とする円弧となるよう円弧面に形成さ
れていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載
のドラフト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25752394A JPH08100333A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | ドラフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25752394A JPH08100333A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | ドラフト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08100333A true JPH08100333A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17307485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25752394A Pending JPH08100333A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | ドラフト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08100333A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013044083A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | 牽伸機構を有する特に練篠フレーム、カード機、コーミング機などの紡績前処理機上のデバイス |
| CN113227475A (zh) * | 2018-11-02 | 2021-08-06 | 平特凯博个人股份有限公司 | 环锭纺纱机的牵引组件及在环锭纺纱机上牵引纤维的牵引套件 |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP25752394A patent/JPH08100333A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013044083A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | 牽伸機構を有する特に練篠フレーム、カード機、コーミング機などの紡績前処理機上のデバイス |
| CN113227475A (zh) * | 2018-11-02 | 2021-08-06 | 平特凯博个人股份有限公司 | 环锭纺纱机的牵引组件及在环锭纺纱机上牵引纤维的牵引套件 |
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