JPH08100399A - 繊維板の製造方法 - Google Patents

繊維板の製造方法

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JPH08100399A
JPH08100399A JP25936594A JP25936594A JPH08100399A JP H08100399 A JPH08100399 A JP H08100399A JP 25936594 A JP25936594 A JP 25936594A JP 25936594 A JP25936594 A JP 25936594A JP H08100399 A JPH08100399 A JP H08100399A
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JP
Japan
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fiberboard
mat
fiber mat
raw material
roll
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JP25936594A
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English (en)
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Makoto Kimuro
真 木室
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Nichiha Corp
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Nichiha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は軽量かつ強度の大なる繊維板を簡単な
工程で製造することを目的とする。 【構成】所定箇所に隆起部MAを形成した繊維板原料マ
ットMをホットプレスして該隆起部MAの箇所を高密度
部分FAとし、その他の箇所を低密度部分FBとした繊
維板Fを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築板等に用いられる繊
維板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】繊維板を低密度にすれば軽量化が出来、
加工性、断熱吸音性等が向上する。しかしその一方では
低密度にするために繊維板の強度不足と言う問題が生じ
る。このような低密度な繊維板の強度不足を補うため
に、従来該繊維板の所定箇所に切込みを入れ、該切込み
に該繊維板よりも高強度な骨材を密嵌合する構成が提供
されている(特開平5−263497号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、繊維板を製造した後切込みを入れる工程、該
切込みに骨材を密嵌合する工程が必要であり、製造に非
常に手間がかゝり、また繊維板と骨材とは一体化してい
ないので補強効果が小さいと言う問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、所定箇所に隆起部MAを
形成した繊維板原料マットMをホットプレスして該隆起
部MAの箇所を高密度部分FAとする繊維板Fの製造方
法を提供するものである。該繊維板原料マットMの隆起
部MAは、例えば該隆起部MA形成箇所以外の箇所を例
えばブラッシングロール(13)やシェービングロール(7)
を使用して切削することによって形成される。
【0005】〔繊維板原料〕本発明において使用される
繊維板原料は繊維と合成樹脂バインダーを主体とするも
のである。該繊維としてはパルプ繊維、故紙繊維、木
毛、木片等の木質繊維が主として用いられるが、その他
竹繊維、麻繊維、綿繊維等の天然繊維、ポリエチレン繊
維、ポリプロピレン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミ
ド繊維、アクリル繊維等の合成繊維、グラスウール、ロ
ックウール、セラミックウール等の無機繊維が用いられ
てもよく、また上記繊維は二種以上が混合されてもよ
い。望ましい木質繊維としては木材屑を繊維化したもの
がある。合成樹脂バインダーとしては例えばウレタン樹
脂、メラミン樹脂、熱硬化型アクリル樹脂、尿素樹脂、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化型ポリエステル
等のような熱硬化性合成樹脂、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、フッ素樹脂、熱可
塑性アクリル樹脂、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポ
リアミド、熱可塑性ウレタン樹脂、アクリロニトリル−
ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、
アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、エ
チレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレンタ
ーポリマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の熱可塑
性合成樹脂等があり、あるいは上記合成樹脂にかえて該
合成樹脂生成するウレタン樹脂プレポリマー、エポキシ
樹脂プレポリマー、メラミン樹脂プレポリマー、尿素樹
脂プレポリマー、フェノール樹脂プレポリマー、ジアリ
ルフタレートプレポリマー、アクリルオリゴマー、多価
イソシアナート、メタクリルエステルモノマー、ジアリ
ルフタレートモノマー等のプレポリマー、オリゴマー、
モノマー等が用いられ、上記合成樹脂バインダーは二種
以上が混合されてもよい。上記原料以外、所望なれば更
にワックス、パラフィン、シリコン等の撥水剤、顔料、
染料等の色材等の第三成分が添加されてもよい。
【0006】〔繊維板の製造〕繊維板の製造に際して、
上記繊維に対して上記合成樹脂バインダーを通常固形分
対固形分として2〜20重量%程度添加し、所望なれば
更に上記第三成分を添加混合して繊維板原料を調整す
る。上記繊維板原料は通常の乾式法によって繊維板に製
造される。即ち上記繊維板原料をベルトコンベア等の基
台上に散布して所定厚のマットをフォーミングし、該マ
ットをプレス成形機によってホットプレスして繊維板を
製造するが、本発明ではホットプレス工程の前に該フォ
ーミングされたマットの所定箇所に隆起部を形成してお
く。該マットに隆起部を形成するには、通常ブラッシン
グロールやシェービングロールによって隆起部形成箇所
以外の箇所を切削する。通常の乾式法では該マットはベ
ルトコンベア上にフォーミングされるから、該マットの
所定箇所を切削するには、該ブラッシングロールやシェ
ービングロールを該ベルトコンベア上方にロール軸方向
をマット搬送方向に直交させかつ上下移動可能として配
置し、該マットの切削箇所が該ブラッシングロールやシ
ェービングロールの下に来た時、該ロールが下降して該
マットの切削箇所を切削する方法を適用する。またブラ
ッシングロールを使用する場合は、該マット表面に所定
のパターンを打抜いた型板を当接し、その上からブラッ
シングロールでパターン通りに切削する方法も適用され
る。また本発明では該マットの所定箇所に隆起部を形成
するには、上記切削法にかえて隆起部形成箇所に繊維板
原料を散布してもよい。この場合も該マット表面に型板
を当接した上で繊維板原料を散布し、その後型板を除去
する方法を適用してもよい。上記のようにして所定箇所
に隆起部を形成した繊維板原料マットはプレス成形機に
セットされホットプレスされる。プレス条件は使用する
繊維の種類、合成樹脂バインダーの種類等によって変わ
るが、例えば木質繊維とフェノール樹脂の場合にはプレ
ス温度170℃〜220℃、プレス圧力5〜35 kgf/
cm2 、プレス時間0.5〜5分程度であり、圧縮比は通
常隆起部では1/10〜1/20程度、非隆起部では1
/2〜1/5程度とされ、密度は通常隆起部の箇所で
0.7〜0.92程度、非隆起部の箇所で0.25〜
0.60程度とされる。
【0007】
【作用】所定箇所に隆起部MAを形成した繊維板原料マ
ットMをホットプレスすると、隆起部MAとそれ以外の
箇所では圧縮率が異なり、隆起部MAの箇所では高く、
それ以外の箇所では低くなる。したがって得られた繊維
板Fの隆起部MAの箇所は高密度部分となり、それ以外
の箇所は低密度部分となり、該繊維板Fは該高密度部分
によって補強され、該低密度部分によって軽量化されか
つ優れた加工性、断熱防音性が付与される。なお該繊維
板F製造に際して、上記隆起部MAを形成する際にブラ
ッシングロール(13)やシェービングロール(7) を用いる
と、該隆起部MAの側壁がスロープSとなり、ホットプ
レスの際の隆起部MAの崩壊が防止され、圧縮効率が向
上してこの部分において高い密度が得られる。
【0008】
【実施例】
〔実施例1〕図1〜図9に本実施例を示す。図において
(1) は図1矢印方向に移動するベルトコンベアであり、
該ベルトコンベア(1) 上には図1に示すように三段の繊
維板原料散布口(2,3,4) から繊維板原料Rが散布されマ
ットMがフォーミングされる。該繊維板原料の組成は下
記の通りである。 木質繊維 94重量% フェノール樹脂 5 〃 パラフィン 1 〃 このようにしてフォーミングされたマットMは次いで図
2に示すようにベルトコンベア(1) 上にロール軸方向を
マット搬送方向に直交して配置されている予備シェービ
ングロール(5) によって表面をシェービングされ平滑に
され、更に図3に示すようにロールプレス装置(6) によ
って予備プレスされる。このようにして予備プレスされ
たマットMは次いで図4に示すように切削位置において
ベルトコンベア(1) 上方にロール軸方向をマット搬送方
向に直交させ上下移動可能に配置されているシェービン
グロール(7) を下降させることによって所定箇所を切削
される。上記したようにマットMは予備成形されている
から上記切削の際に型崩れがしにくゝなり所定箇所の切
削が容易に出来る。なお高い圧縮比が要求される場合、
即ち隆起部の高さが高くなる場合には切削後再び予備プ
レスを行ない、更に再び切削を行なう工程を数回繰返し
てもよい。
【0009】このようにして図5および図6に示すよう
に隆起部MAを形成したマットMが作製される。図5お
よび図6においてMBは切削部分即ち非隆起部であり、
図6に示すように該隆起部MAの側壁には若干のスロー
プSが形成されている。上記マットMは図7に示すよう
に下型(9) と上型(10)とからなるプレス成形機(8) にセ
ットされ、180℃,30 kgf/cm2 の条件で3分間ホ
ットプレスされる。この際、該マットMの隆起部MAの
側壁には上記したようにスロープSが形成されているか
ら、該スロープSによって隆起部MAのプレス圧による
崩壊は防止され、巾狭の隆起部MAでも効率よく圧縮さ
れる。このようにして図8に示すような繊維板Fが得ら
れるが、該繊維板Fにおいて隆起部MAの箇所の圧縮比
は1/15、密度は0.92の高密度部分FAとなり、
非隆起部MBの箇所の圧縮比は1/3、密度は0.30
の低密度部分FBとなる。表1に上記繊維板Fの密度と
物性の関係を示す。
【0010】
【表1】
【0011】表1によれば、本実施例の場合、繊維板F
の高密度部分FAは密度0.92で曲げ強さは675Kg
f/cm2 、木ネジ保持力は110Kg/本となって堅固な補
強部分となり、図8に示すように該高密度部分FAは板
周縁および中間部に縦横に配されているので、本実施例
の繊維板Fは全体として縦方向にも横方向にも優れた曲
げ強度、捩り強度を有し、例えば一縁のみ蝶番で支持さ
れるドアの芯材として有用であり、この場合図9に示す
ように該繊維板Fの両面に化粧材Dが貼着される。本実
施例ではシェービングロールの巾、シェービングロール
の下降時間を種々変更して種々のパターンの隆起部即ち
高密度部分を形成することが出来る。
【0012】〔実施例2〕図10から図14に本実施例
を示す。下記のような処方の繊維板原料を調整する。 木質繊維 80重量% ポリエチレン繊維 13 〃 メラミン樹脂 5 〃 シリコン樹脂 2 〃 実施例1と同様に上記繊維板原料をベルトコンベア(1)
上に散布してマットMをフォーミングし、該マットMの
表面を実施例1と同様にして予備シェービングロールに
よって平滑にし、かつロールプレス装置によって予備プ
レスする。このようにして予備プレスされたマットMの
表面に図10に示すように所定のパターン(12)を打抜い
た型板シート(11)を当接し、図11に示すようにベルト
コンベア(1) 上方にロール軸方向をマット搬送方向に直
交させかつ上下移動可能に配置されているブラッシング
ロール(13)を下降させることによって該マットM表面の
型板シート(11)のパターン(12)に露出している部分をブ
ラッシングしてけば立たせ、次いで吸引機(14)によって
けば立ち部分を吸引除去する。このようにして図12に
示すようなパターンで隆起部MAと非隆起部MBとが形
成されたマットMを得る。該マットMは実施例1と同様
なプレス成形機(8) ににより150℃,25 kgf/cm2
の条件で3分間ホットプレスすることによって図13に
示すように高密度部分FAと低密度部分FBとを有する
繊維板Fが製造される。該繊維板Fにおいて高密度部分
の圧縮比は1/12、密度は0.80であり、低密度部
分は圧縮比1/3.5、密度は0.47であり、実施例
1の繊維板と同様ドア芯材として有用である。
【0013】図14に本実施例のマットを連続的にブラ
ッシングする装置が示される。図において型板シート(1
1)はエンドレスにされてガイドロール(15A,15B,15C15D,
15E,15F,15G)に懸架されてガイドされつゝベルトコンベ
ア(1) 上に搬送されているマットMの表面に当接し、第
1段のブラッシングロール列(13A,13B,13C) によって該
マットMの表面における型板シート(11)のパターンに露
出している部分をけば立たせ、更に第2段のブラッシン
グロール列(13D,13E) によって該部分をけば立たせ、次
いでけば吸引機(14)によってけばを吸引する。該第1段
ブラッシングロール列(13A,13B,13C) と第2段ブラッシ
ングロール列(13D,13E) とは各々チャンバー(16,17) に
被覆され、該チャンバー(16,17) にはサイクロンおよび
エアフィルターに連絡する吸引経路(18,19) が接続され
ている。本実施例では型板シートのパターンを種々変更
することによって種々のパターンの隆起部、即ち高密度
部分を形成することが出来る。
【0014】上記実施例以外、繊維板Fの高密度部分F
Aと低密度部分FBとは図15に示すようにクロスして
配置されてもよく、その他任意の箇所に配置されてもよ
い。またマットの切削はシェービングロールによるシェ
ービングの後ブラッシングロールによってブラッシング
してもよいし、ブラッシングロールによるブラッシング
の後シェービングロールによってシェービングしてもよ
い。
【0015】
【発明の効果】したがって本発明の繊維板においては、
低密度部分が高密度部分で補強されているから、軽量で
優れた加工性、断熱防音性を有するものとなる。そして
該高密度部分は繊維板Fのホットプレスの際に同時に形
成されるから、補強材を別個に取付ける手間が不要で製
造工程が合理化され、また高密度部分の位置、形状、大
きさ等も自由度が大きく、同一の生産ラインを使用して
種々のパターンの高密度部分を有する繊維板が製造出来
る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図9は本発明の実施例1に関する。
【図1】マットフォーミング工程説明図
【図2】予備シェービング工程説明図
【図3】予備プレス工程説明図
【図4】シェービング工程説明図
【図5】マット平面図
【図6】図5におけるA−A断面図
【図7】ホットプレス工程説明図
【図8】繊維板断面図
【図9】ドア芯材としての用途の説明図 図10〜図13は本発明の実施例2に関する。
【図10】型板当接状態説明図
【図11】ブラッシング工程説明図
【図12】マット平面図
【図13】繊維板斜視図
【図14】連続ブラッシング装置説明図
【図15】他の実施例の繊維板平面図
【符号の説明】
R 繊維板原料 M マット MA 隆起部 MB 非隆起部 F 繊維板 FA 高密度部分 FB 低密度部分 7 シェービングロール 8 プレス成形機 13 ブラッシングロール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定箇所に隆起部を形成した繊維板原料マ
    ットをホットプレスして該隆起部の箇所を高密度部分と
    することを特徴とする繊維板の製造方法
  2. 【請求項2】該繊維板原料マットの隆起部は、該隆起部
    形成箇所以外の箇所を切削することによって形成される
    請求項1に記載の繊維板の製造方法
  3. 【請求項3】該繊維板原料マットの隆起部形成箇所以外
    の箇所の切削は、ブラッシングロールおよび/またはシ
    ェービングロールを使用して行なわれる請求項2に記載
    の繊維板の製造方法
  4. 【請求項4】該繊維板原料マット表面に所定のパターン
    を打抜いた型板を当接し切削または繊維板原料散布によ
    って隆起部を形成する請求項1に記載の繊維板の製造方
JP25936594A 1994-09-28 1994-09-28 繊維板の製造方法 Withdrawn JPH08100399A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107217546A (zh) * 2017-07-15 2017-09-29 芜湖乾凯材料科技有限公司 基于改性液体石蜡的环保纤维板及其加工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107217546A (zh) * 2017-07-15 2017-09-29 芜湖乾凯材料科技有限公司 基于改性液体石蜡的环保纤维板及其加工方法
CN107217546B (zh) * 2017-07-15 2018-07-27 芜湖乾凯材料科技有限公司 基于改性液体石蜡的环保纤维板及其加工方法

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