JPH08100422A - 直線型鋼矢板およびその圧延方法 - Google Patents
直線型鋼矢板およびその圧延方法Info
- Publication number
- JPH08100422A JPH08100422A JP23666894A JP23666894A JPH08100422A JP H08100422 A JPH08100422 A JP H08100422A JP 23666894 A JP23666894 A JP 23666894A JP 23666894 A JP23666894 A JP 23666894A JP H08100422 A JPH08100422 A JP H08100422A
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- JP
- Japan
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- steel sheet
- sheet pile
- rolling
- web portion
- roll
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- Pending
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- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 打設壁表面が完全な平面形を有すると共に、
非対象ラルゼン形継手部の成形圧延を容易に行うことの
できる直線型鋼矢板とその有利な製造技術を確立するこ
と。 【構成】 エッジング可能な粗圧延の孔型にて打設壁背
面側に突部を粗成形したのち、その突部の整形を行う中
間圧延工程および仕上げ圧延工程では、高さを充足させ
ないで突部孔型の傾斜を大きくすることにより圧延材が
ロール孔型から離れ易くしたパスと、高さを充足させる
が突部孔型の厚み方向を充足させることにより圧延材が
ロール孔型から離れ易くしたパスを、交互に繰り返す孔
型圧延を行うことにより、一方の継手部が、ウェブ部の
一端に直接形成した鍵型爪に沿って係合間隔をおいて爪
外れ防止用の抜止め突条を突設して構成され、かつ前記
ウェブ部の打設背面側の略中央には連結用溶接突条を形
成した、非対称ラルゼン形継手部を設けてなる直線型鋼
矢板。
非対象ラルゼン形継手部の成形圧延を容易に行うことの
できる直線型鋼矢板とその有利な製造技術を確立するこ
と。 【構成】 エッジング可能な粗圧延の孔型にて打設壁背
面側に突部を粗成形したのち、その突部の整形を行う中
間圧延工程および仕上げ圧延工程では、高さを充足させ
ないで突部孔型の傾斜を大きくすることにより圧延材が
ロール孔型から離れ易くしたパスと、高さを充足させる
が突部孔型の厚み方向を充足させることにより圧延材が
ロール孔型から離れ易くしたパスを、交互に繰り返す孔
型圧延を行うことにより、一方の継手部が、ウェブ部の
一端に直接形成した鍵型爪に沿って係合間隔をおいて爪
外れ防止用の抜止め突条を突設して構成され、かつ前記
ウェブ部の打設背面側の略中央には連結用溶接突条を形
成した、非対称ラルゼン形継手部を設けてなる直線型鋼
矢板。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凹凸の少ない連壁を打
設するときに好適に用いられる直線型鋼矢板とその圧延
方法に関し、とくに非対称ラルゼン形継手部を設けてな
る直線形鋼矢板の形状とそれの有利な圧延技術を提案す
るものである。
設するときに好適に用いられる直線型鋼矢板とその圧延
方法に関し、とくに非対称ラルゼン形継手部を設けてな
る直線形鋼矢板の形状とそれの有利な圧延技術を提案す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続壁の構築に用いる鋼矢板と
しては、U形鋼矢板が多いが、この形式のものは壁面に
凹凸が生じ、その凹部に水の流れのよどみや土砂の堆積
が起こり易いという欠点の他、最近では景観を損なう
(美感絵画が描けないため)といった観点から、壁面の
より一層の平面化(フラット化)が望まれている。
しては、U形鋼矢板が多いが、この形式のものは壁面に
凹凸が生じ、その凹部に水の流れのよどみや土砂の堆積
が起こり易いという欠点の他、最近では景観を損なう
(美感絵画が描けないため)といった観点から、壁面の
より一層の平面化(フラット化)が望まれている。
【0003】このようなニーズに応えるため最近では、
直線型鋼矢板やH形鋼矢板などが開発されている。しか
し、これらはU形鋼矢板と比べてウェブ部両端に複雑な
継手構造を形成しなければならないことから、製造が難
しく、また製造できる形状にも制限があった。
直線型鋼矢板やH形鋼矢板などが開発されている。しか
し、これらはU形鋼矢板と比べてウェブ部両端に複雑な
継手構造を形成しなければならないことから、製造が難
しく、また製造できる形状にも制限があった。
【0004】例えば、特開昭51−27850 号公報、特開平
2−200302号公報、実開平6−30220 号公報などは、非
対称継手部を有する直線型鋼矢板を開示しているが、こ
れらはいずれも、雄雌嵌合形式の継手であって、打設壁
表面側を完全な平面にできないという問題点を抱えてい
た。
2−200302号公報、実開平6−30220 号公報などは、非
対称継手部を有する直線型鋼矢板を開示しているが、こ
れらはいずれも、雄雌嵌合形式の継手であって、打設壁
表面側を完全な平面にできないという問題点を抱えてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記各従来
技術の場合、その多くが、継手部の少なくともいずれか
先の一方が大きいために打設壁表面側にどうしても凹凸
が生じるという問題と、製造技術の難易度が高く製造コ
ストが高くなるという共通した課題があった。
技術の場合、その多くが、継手部の少なくともいずれか
先の一方が大きいために打設壁表面側にどうしても凹凸
が生じるという問題と、製造技術の難易度が高く製造コ
ストが高くなるという共通した課題があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術が抱えてい
る問題点を解決することにあり、とくに打設壁表面側が
完全な平面形を有すると共に、非対象ラルゼン形継手部
の成形圧延を容易に行うことのできる直線型鋼矢板とそ
の有利な製造技術を確立することにある。
る問題点を解決することにあり、とくに打設壁表面側が
完全な平面形を有すると共に、非対象ラルゼン形継手部
の成形圧延を容易に行うことのできる直線型鋼矢板とそ
の有利な製造技術を確立することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題解決手段とし
て、発明者は、ラルゼン形継手部を形成してなる直線形
鋼矢板をベースとし、それの打設壁表面側を完全に平面
化させるために、非対象ラルゼン型継手部に着目してそ
の継手構造を工夫することとした。即ち、継手部の一方
は鍵型爪をフランジ部を介して、しかもその高さを最小
限まで低くした構成とし、これに係合させる他方の継手
部はフランジの代わりに鍵型爪の近傍に係合間隔をおい
て抜止め突条を突設することにより、打設時にガイド機
能を付与すると共に爪外れを生じにくくするようにした
のである。
て、発明者は、ラルゼン形継手部を形成してなる直線形
鋼矢板をベースとし、それの打設壁表面側を完全に平面
化させるために、非対象ラルゼン型継手部に着目してそ
の継手構造を工夫することとした。即ち、継手部の一方
は鍵型爪をフランジ部を介して、しかもその高さを最小
限まで低くした構成とし、これに係合させる他方の継手
部はフランジの代わりに鍵型爪の近傍に係合間隔をおい
て抜止め突条を突設することにより、打設時にガイド機
能を付与すると共に爪外れを生じにくくするようにした
のである。
【0008】また一方、本発明製造方法における特徴
は、上記の突条の圧延方法にあり、それは、エッジッグ
可能な粗圧延孔型で突部を粗成形し、その後、前記抜止
め突条を整形する際に傾斜が大きく高さ(深さ)を充足
させないことでロール孔型と圧延材の離れを良くした孔
型圧延と、高さを充足させて厚み方向に余裕を持たせる
ことでロール孔型と圧延材の離れを良くした孔型圧延と
を交互に行うようにした点とにある。
は、上記の突条の圧延方法にあり、それは、エッジッグ
可能な粗圧延孔型で突部を粗成形し、その後、前記抜止
め突条を整形する際に傾斜が大きく高さ(深さ)を充足
させないことでロール孔型と圧延材の離れを良くした孔
型圧延と、高さを充足させて厚み方向に余裕を持たせる
ことでロール孔型と圧延材の離れを良くした孔型圧延と
を交互に行うようにした点とにある。
【0009】即ち、本発明の要旨構成は次のとおりであ
る。 (1) ウェブ部の両端に非対称ラルゼン形継手部を設けて
なる直線型鋼矢板において、上記継手部の一方が、ウェ
ブ部の一端における打設壁背面側に屈曲形成したフラン
ジ部の延在位置に鍵型爪を設けて構成されており、これ
と係合する他方の継手部は、ウェブ部他端の打設面と面
一に形成された鍵型爪から係合間隔をおいた打設壁背面
側に爪外れ防止用の抜止め突条を突設して構成されてお
り、かつ前記ウェブ部の打設背面側の略中央には連結用
溶接突条を形成したことを特徴とする直線型鋼矢板。
る。 (1) ウェブ部の両端に非対称ラルゼン形継手部を設けて
なる直線型鋼矢板において、上記継手部の一方が、ウェ
ブ部の一端における打設壁背面側に屈曲形成したフラン
ジ部の延在位置に鍵型爪を設けて構成されており、これ
と係合する他方の継手部は、ウェブ部他端の打設面と面
一に形成された鍵型爪から係合間隔をおいた打設壁背面
側に爪外れ防止用の抜止め突条を突設して構成されてお
り、かつ前記ウェブ部の打設背面側の略中央には連結用
溶接突条を形成したことを特徴とする直線型鋼矢板。
【0010】(2) ウェブ部の両端に非対称な鍵型爪を形
成したラルゼン形継手部を有し、かつ、そのウェブ部
は、打設壁表面側を平面化する一方、その背面側に、鍵
型爪に沿うフランジならびに突条の他、溶接突条を形成
する直線型鋼矢板の圧延方法において、まず、エッジン
グ可能な粗圧延の孔型にて打設壁背面側に突部を粗成形
したのち、その突部の整形を行う中間圧延工程および仕
上げ圧延工程では、高さを充足させないで突部孔型の傾
斜を大きくすることによって該圧延材がロール孔型から
離れ易くするパスと、高さを充足させる一方、突部孔型
の厚み方向を充足させないことで該圧延材がロール孔型
から離れ易くなるようにしたパスと、を交互に繰り返す
孔型圧延を行うことを特徴とする直線型鋼矢板の圧延方
法である。
成したラルゼン形継手部を有し、かつ、そのウェブ部
は、打設壁表面側を平面化する一方、その背面側に、鍵
型爪に沿うフランジならびに突条の他、溶接突条を形成
する直線型鋼矢板の圧延方法において、まず、エッジン
グ可能な粗圧延の孔型にて打設壁背面側に突部を粗成形
したのち、その突部の整形を行う中間圧延工程および仕
上げ圧延工程では、高さを充足させないで突部孔型の傾
斜を大きくすることによって該圧延材がロール孔型から
離れ易くするパスと、高さを充足させる一方、突部孔型
の厚み方向を充足させないことで該圧延材がロール孔型
から離れ易くなるようにしたパスと、を交互に繰り返す
孔型圧延を行うことを特徴とする直線型鋼矢板の圧延方
法である。
【0011】
【作用】本発明は、ラルゼン形U形鋼矢板の左右に継手
を非対称に配し、この継手部の一方についてはフランジ
に代わって抜止め突条を設けることによって、ガイド機
能と爪外れ防止機能をもたせ、かつ打設壁表面が完全に
フラットになるようにした直線型鋼矢板を提案するもの
である。
を非対称に配し、この継手部の一方についてはフランジ
に代わって抜止め突条を設けることによって、ガイド機
能と爪外れ防止機能をもたせ、かつ打設壁表面が完全に
フラットになるようにした直線型鋼矢板を提案するもの
である。
【0012】このような直線型鋼矢板において、上記フ
ランジ部と抜止め突条部とを圧延(成形)する方法とし
て、本発明では、限られた孔型で突条の高さを得る(充
足させる)には、圧下量が大きく取れる初期の粗圧延段
階で行うことが有利であることに着目した。即ち、この
粗圧延段階では、突部高さを充足するまでは両側面の噛
み出し部のエッジングを行うことと、突条の高さを充足
するための厚み圧下を繰り返す孔型圧延を行うことにし
た。
ランジ部と抜止め突条部とを圧延(成形)する方法とし
て、本発明では、限られた孔型で突条の高さを得る(充
足させる)には、圧下量が大きく取れる初期の粗圧延段
階で行うことが有利であることに着目した。即ち、この
粗圧延段階では、突部高さを充足するまでは両側面の噛
み出し部のエッジングを行うことと、突条の高さを充足
するための厚み圧下を繰り返す孔型圧延を行うことにし
た。
【0013】次に、粗成形した抜止め突条を整形すると
きは、圧延材の突部がロールの溝に強く詰め込まれる状
況になるので、この圧延材材料とロールとを引き離すこ
とが難しくなる。その反面で、厚みと高さを一定の割合
に整形する必要もあるので、本発明では、この中間圧延
工程および仕上圧延工程で、高さを規制するパスと、厚
みを規制するパスとに役割を分担させ、いずれのパスも
ロール孔型内では空間が保てるように配慮し、くさび効
果によって圧延材がロール孔型の溝から離れずロールに
巻き付くといった弊害を防止するように工夫した。
きは、圧延材の突部がロールの溝に強く詰め込まれる状
況になるので、この圧延材材料とロールとを引き離すこ
とが難しくなる。その反面で、厚みと高さを一定の割合
に整形する必要もあるので、本発明では、この中間圧延
工程および仕上圧延工程で、高さを規制するパスと、厚
みを規制するパスとに役割を分担させ、いずれのパスも
ロール孔型内では空間が保てるように配慮し、くさび効
果によって圧延材がロール孔型の溝から離れずロールに
巻き付くといった弊害を防止するように工夫した。
【0014】なお、本発明にかかる直線型鋼矢板を単体
で使用することは可能であるが、従来のU形鋼矢板やH
形鋼矢板に比べると断面係数が小さい。もちろん、溶接
によって断面係数アップを図ることが容易であるが、溶
接時の母材溶け込み不足によって強度低下が生じる。こ
のことから本発明の鋼矢板は、打設壁背面側の溶接実施
場所に、予め突起を設け、溶接時の母材溶け込みを起こ
り易くした。この溶接突起を向い合わせてプレートで継
ぐと、容易にH形鋼矢板にできる。
で使用することは可能であるが、従来のU形鋼矢板やH
形鋼矢板に比べると断面係数が小さい。もちろん、溶接
によって断面係数アップを図ることが容易であるが、溶
接時の母材溶け込み不足によって強度低下が生じる。こ
のことから本発明の鋼矢板は、打設壁背面側の溶接実施
場所に、予め突起を設け、溶接時の母材溶け込みを起こ
り易くした。この溶接突起を向い合わせてプレートで継
ぐと、容易にH形鋼矢板にできる。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る直線型鋼矢板1を連壁に
打設した際の水平断面図を示すものである。図示に明ら
かなように、継手部Jの形状が非対称を示しているもの
の、左右の爪部2,3の高さ:Aは同じであるから、打
設作業時に使う案内枠(図示せず)に沿わせやすく互い
の係わり合いが円滑になり、打設壁表面側を完全平面化
させるのに有利となる。
打設した際の水平断面図を示すものである。図示に明ら
かなように、継手部Jの形状が非対称を示しているもの
の、左右の爪部2,3の高さ:Aは同じであるから、打
設作業時に使う案内枠(図示せず)に沿わせやすく互い
の係わり合いが円滑になり、打設壁表面側を完全平面化
させるのに有利となる。
【0016】図2は、図1で示した鋼矢板1を圧延する
際のロール孔型列を示したもので粗圧延段階(a), (b),
(c),中間圧延段階(d), (e), (f), (g), および仕上げ圧
延段階(h), (i), (j) の順に圧延され、非対称のラルゼ
ン形継手部を圧延整形するものである。以下に、この圧
延工程をさらに詳しく説明する。
際のロール孔型列を示したもので粗圧延段階(a), (b),
(c),中間圧延段階(d), (e), (f), (g), および仕上げ圧
延段階(h), (i), (j) の順に圧延され、非対称のラルゼ
ン形継手部を圧延整形するものである。以下に、この圧
延工程をさらに詳しく説明する。
【0017】本発明方法においては、工程(a) で示す粗
圧延機2の初期の孔型においては、90゜転回して噛み出
し部E,E′をエッジング圧延する際、圧延材10がマニ
プレータ等のガイドで拘束できるように左右の孔型深さ
B,B′をほぼ同じ値とする。また、初断面の高さ:H
は、突部の成形のためBの値に対し、1.5 〜2.0 倍とし
2〜3回厚みと圧下しては、かみ出しを押えるエッジン
グを行なうことを2〜3回繰り返す。その後は、孔型
(b), (c)の圧延と粗圧延機で行なう。
圧延機2の初期の孔型においては、90゜転回して噛み出
し部E,E′をエッジング圧延する際、圧延材10がマニ
プレータ等のガイドで拘束できるように左右の孔型深さ
B,B′をほぼ同じ値とする。また、初断面の高さ:H
は、突部の成形のためBの値に対し、1.5 〜2.0 倍とし
2〜3回厚みと圧下しては、かみ出しを押えるエッジン
グを行なうことを2〜3回繰り返す。その後は、孔型
(b), (c)の圧延と粗圧延機で行なう。
【0018】次いで、工程(a) 〜(g) の孔型圧延を中間
圧延機3で1〜2回の通過で圧延し、最後に、仕上圧延
機4では、工程(h), (i), (j) の孔型圧延をそれぞれ1
パスで圧延する。
圧延機3で1〜2回の通過で圧延し、最後に、仕上圧延
機4では、工程(h), (i), (j) の孔型圧延をそれぞれ1
パスで圧延する。
【0019】上記中間圧延(d) から仕上げ圧延(j) にか
けての前記抜止め突条部5の形成のための圧下は、工程
(c), (e), (g), (i)の各孔型圧延では、突条内側の傾斜
θを大きくとり、突条の厚み方向の圧下を行なうが、孔
型の深さ:eは未充足部:Δeが残るように深くする。
これは、前記の突条部がロール溝に強い力で詰め込ま
れ、行き場が無くなり、ロールとくっついて離れなくな
る現象を防止するのに有効である。
けての前記抜止め突条部5の形成のための圧下は、工程
(c), (e), (g), (i)の各孔型圧延では、突条内側の傾斜
θを大きくとり、突条の厚み方向の圧下を行なうが、孔
型の深さ:eは未充足部:Δeが残るように深くする。
これは、前記の突条部がロール溝に強い力で詰め込ま
れ、行き場が無くなり、ロールとくっついて離れなくな
る現象を防止するのに有効である。
【0020】また、(d), (f), (h), (j)の孔型圧延で
は、高さ方向fの圧下は行うが、厚み方向にΔgで示す
未充足部を形成し、被圧延材がロールの孔に詰め込まれ
るのを防止するように行う。
は、高さ方向fの圧下は行うが、厚み方向にΔgで示す
未充足部を形成し、被圧延材がロールの孔に詰め込まれ
るのを防止するように行う。
【0021】このようにして、継手部の一方は、ウェブ
部の一端に、打設壁背面側に屈曲成形したフランジ部の
延在位置に鍵型爪を設けて構成されており、これに係合
する他方の継手部は、その打設壁背面側のウェブ部端に
面一に形成した鍵型爪から係合間隔をおいて爪外れ防止
用の抜止め突条を突設して構成されており、かつこのウ
ェブ部の打設壁背面側の略中央には連結用溶接突条を形
成した直線型鋼矢板が得られる。
部の一端に、打設壁背面側に屈曲成形したフランジ部の
延在位置に鍵型爪を設けて構成されており、これに係合
する他方の継手部は、その打設壁背面側のウェブ部端に
面一に形成した鍵型爪から係合間隔をおいて爪外れ防止
用の抜止め突条を突設して構成されており、かつこのウ
ェブ部の打設壁背面側の略中央には連結用溶接突条を形
成した直線型鋼矢板が得られる。
【0022】なお、打設壁背面側の略中央部に形成した
上記溶接突条Tは、図3に示すように、接続板6を接合
すると、容易にH形鋼矢板とすることができる。
上記溶接突条Tは、図3に示すように、接続板6を接合
すると、容易にH形鋼矢板とすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、非
対称ラルゼン形継手部のU形鋼矢板の継手をベースとし
て、一方は従来のU形鋼矢板、他方はフランジに代わり
突条を設けた左右非対称の継手部を形造ることによっ
て、打設後の正面壁を完全な平面にすることが可能にな
った。しかも、抜止め突条を爪に沿わせて設けたので、
打設作業が円滑にできる。さらに、中間仕上げ圧延工程
において型離れの容易な孔型圧延が実行できるので、製
造性に優れる。また、この鋼矢板背面には、溶接突起を
設け、接続板で2枚の鋼矢板を溶接により接合すること
によって、断面係数が大きいH形鋼矢板に簡単に作り変
えることができる。
対称ラルゼン形継手部のU形鋼矢板の継手をベースとし
て、一方は従来のU形鋼矢板、他方はフランジに代わり
突条を設けた左右非対称の継手部を形造ることによっ
て、打設後の正面壁を完全な平面にすることが可能にな
った。しかも、抜止め突条を爪に沿わせて設けたので、
打設作業が円滑にできる。さらに、中間仕上げ圧延工程
において型離れの容易な孔型圧延が実行できるので、製
造性に優れる。また、この鋼矢板背面には、溶接突起を
設け、接続板で2枚の鋼矢板を溶接により接合すること
によって、断面係数が大きいH形鋼矢板に簡単に作り変
えることができる。
【図1】本発明の鋼矢板を連壁に打設した状態の説明図
である。
である。
【図2】本発明にかかる鋼矢板を孔型圧延する際の工程
図である。
図である。
【図3】本発明にかかる鋼矢板を溶接してH形鋼矢板に
形成例の略線図である。
形成例の略線図である。
A 鋼矢板の高さ B 孔型(a) の高さ C 噛出し発生部 H 初断面の厚さ e 突条部孔型深さ Δe 未充足部 f 突条部高さ,孔型深さ Δg 厚み未充満部 θ 突条部孔型の傾斜 T 溶接突起
Claims (2)
- 【請求項1】 ウェブ部の両端に非対称ラルゼン形継手
部を設けてなる直線型鋼矢板において、 上記継手部の一方が、ウェブ部の一端における打設壁背
面側に屈曲形成したフランジ部の延在位置に鍵型爪を設
けて構成されており、これと係合する他方の継手部は、
ウェブ部他端の打設面と面一に形成された鍵型爪から係
合間隔をおいた打設壁背面側に爪外れ防止用の抜止め突
条を突設して構成されており、かつ前記ウェブ部の打設
背面側の略中央には連結用溶接突条を形成したことを特
徴とする直線型鋼矢板。 - 【請求項2】 ウェブ部の両端に非対称な鍵型爪を形成
したラルゼン形継手部を有し、かつ、そのウェブ部は、
打設壁表面側を平面化する一方、その背面側に、鍵型爪
に沿うフランジならびに突条の他、溶接突条を形成する
直線型鋼矢板の圧延方法において、 まず、エッジング可能な粗圧延の孔型にて打設壁背面側
に突部を粗成形したのち、その突部の整形を行う中間圧
延工程および仕上げ圧延工程では、高さを充足させない
で突部孔型の傾斜を大きくすることによって該圧延材が
ロール孔型から離れ易くするパスと、高さを充足させる
一方突部孔型の厚み方向を充足させないことで該圧延材
がロール孔型から離れ易くなるようにしたパスと、を交
互に繰り返す孔型圧延を行うことを特徴とする直線型鋼
矢板の圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23666894A JPH08100422A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 直線型鋼矢板およびその圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23666894A JPH08100422A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 直線型鋼矢板およびその圧延方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08100422A true JPH08100422A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17004022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23666894A Pending JPH08100422A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 直線型鋼矢板およびその圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08100422A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007120074A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Jfe Steel Kk | 鋼矢板 |
| WO2007082619A1 (en) * | 2006-01-17 | 2007-07-26 | Arcelormittal Commercial Rps S.A.R.L. | Sheet pile in double-t form |
| JP2013067971A (ja) * | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Jfe Steel Corp | 鋼矢板構造物、鋼矢板 |
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1994
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