JPH08100534A - ダム構築用屋根 - Google Patents
ダム構築用屋根Info
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- JPH08100534A JPH08100534A JP23820094A JP23820094A JPH08100534A JP H08100534 A JPH08100534 A JP H08100534A JP 23820094 A JP23820094 A JP 23820094A JP 23820094 A JP23820094 A JP 23820094A JP H08100534 A JPH08100534 A JP H08100534A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 降雨・降雪時においてもダムの構築作業を継
続することを可能とし、工期の短縮化を図る。 【構成】 ダムの構築箇所に堤長方向へ沿って間隔をあ
けて複数の支柱12を立設し、これら支柱12にレール
13を掛け渡せ、このレール13上に、屋根ユニット1
1を架設する。屋根ユニット11を、レール13に走行
可能に支持された複数の台車14と、これら台車14の
左右両側部に隙間をあけて支持された折畳み屋根15
と、台車14の上部に掛け渡された伸縮屋根16とから
構成する。降雨・降雪時に、屋根ユニット11の折畳み
屋根15及び伸縮屋根16によって構築箇所の上方を覆
い、雨・雪による構築作業の中断を回避する。
続することを可能とし、工期の短縮化を図る。 【構成】 ダムの構築箇所に堤長方向へ沿って間隔をあ
けて複数の支柱12を立設し、これら支柱12にレール
13を掛け渡せ、このレール13上に、屋根ユニット1
1を架設する。屋根ユニット11を、レール13に走行
可能に支持された複数の台車14と、これら台車14の
左右両側部に隙間をあけて支持された折畳み屋根15
と、台車14の上部に掛け渡された伸縮屋根16とから
構成する。降雨・降雪時に、屋根ユニット11の折畳み
屋根15及び伸縮屋根16によって構築箇所の上方を覆
い、雨・雪による構築作業の中断を回避する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、河川や渓谷を横断し
て形成され、上流部に河水或は流出土砂を貯留するダム
を構築する際に用いられるダム構築用屋根に関するもの
である。
て形成され、上流部に河水或は流出土砂を貯留するダム
を構築する際に用いられるダム構築用屋根に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、河川や渓谷等に構築されるダ
ムとして、ロックフィルダム、コンクリート重力ダム、
アーチダム、アースダム等が知られている。図10に示
すものは、ロックフィルダムであり、このロックフィル
ダムは、その中心に、例えば、粘土質の土を押し固めて
なる遮水層1が設けられ、その上下流側に、細かい石等
からなるフィルタ層2を介して、複数の岩からなるロッ
クフィル層3が設けられた構造とされている。
ムとして、ロックフィルダム、コンクリート重力ダム、
アーチダム、アースダム等が知られている。図10に示
すものは、ロックフィルダムであり、このロックフィル
ダムは、その中心に、例えば、粘土質の土を押し固めて
なる遮水層1が設けられ、その上下流側に、細かい石等
からなるフィルタ層2を介して、複数の岩からなるロッ
クフィル層3が設けられた構造とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ロック
フィルダムの遮水層1は、上面をローラによって押し固
めながら構築しているが、降雨・降雪時には、この遮水
層1の上面が雨水・雪によって軟弱化してしまい、ロー
ラによる押し固めができなくなってしまう。このため、
降雨・降雪時は勿論のこと、この遮水層1の施工箇所が
ある程度乾くまで、構築作業を中断せざるを得ず、工期
の長期化を招いてしまうという問題があった。なお、こ
のような降雨・降雪による構築作業の中断は、ロックフ
ィルダムにかぎらず、コンクリート製のダムの構築時に
も生じていた。
フィルダムの遮水層1は、上面をローラによって押し固
めながら構築しているが、降雨・降雪時には、この遮水
層1の上面が雨水・雪によって軟弱化してしまい、ロー
ラによる押し固めができなくなってしまう。このため、
降雨・降雪時は勿論のこと、この遮水層1の施工箇所が
ある程度乾くまで、構築作業を中断せざるを得ず、工期
の長期化を招いてしまうという問題があった。なお、こ
のような降雨・降雪による構築作業の中断は、ロックフ
ィルダムにかぎらず、コンクリート製のダムの構築時に
も生じていた。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、降雨・降雪時においても構築作業を継続すること
を可能とし、工期の短縮化を図ることが可能なダム構築
用屋根を提供することを目的としている。
ので、降雨・降雪時においても構築作業を継続すること
を可能とし、工期の短縮化を図ることが可能なダム構築
用屋根を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のダム構築用屋根は、ダムの構築箇所
に、堤長方向へ沿って間隔をあけて立設された複数の支
柱と、該支柱の上端部に架設されたレールと、該レール
上に、その長手方向へ移動可能に支持された複数の台車
と、複数の屋根板が互いに回動可能に連結され、かつ両
端に配置された前記台車に両側部が回動可能に支持さ
れ、前記屋根板同士の連結箇所が一つおきに他の前記台
車に支持された折畳み可能な折畳み屋根とからなること
を特徴としている。
に、請求項1記載のダム構築用屋根は、ダムの構築箇所
に、堤長方向へ沿って間隔をあけて立設された複数の支
柱と、該支柱の上端部に架設されたレールと、該レール
上に、その長手方向へ移動可能に支持された複数の台車
と、複数の屋根板が互いに回動可能に連結され、かつ両
端に配置された前記台車に両側部が回動可能に支持さ
れ、前記屋根板同士の連結箇所が一つおきに他の前記台
車に支持された折畳み可能な折畳み屋根とからなること
を特徴としている。
【0006】請求項2記載のダム構築用屋根は、請求項
1記載のダム構築用屋根において、前記折畳み屋根が、
前記台車の両側部に互いに隙間をあけて支持され、前記
台車の上部には、前記折畳み屋根同士の隙間の上部を覆
う伸縮可能な伸縮屋根が支持されてなることを特徴とし
ている。請求項3記載のダム構築用屋根は、請求項1ま
たは請求項2記載のダム構築用屋根において、両端側に
設けられた台車が、駆動手段によってレールに沿って走
行する駆動台車とされてなることを特徴としている。
1記載のダム構築用屋根において、前記折畳み屋根が、
前記台車の両側部に互いに隙間をあけて支持され、前記
台車の上部には、前記折畳み屋根同士の隙間の上部を覆
う伸縮可能な伸縮屋根が支持されてなることを特徴とし
ている。請求項3記載のダム構築用屋根は、請求項1ま
たは請求項2記載のダム構築用屋根において、両端側に
設けられた台車が、駆動手段によってレールに沿って走
行する駆動台車とされてなることを特徴としている。
【0007】請求項4記載のダム構築用屋根は、請求項
1、請求項2または請求項3記載のダム構築用屋根にお
いて、端部に設けられた前記台車に、他の屋根の端部に
設けられた台車と連結可能な連結手段が設けられてなる
ことを特徴としている。
1、請求項2または請求項3記載のダム構築用屋根にお
いて、端部に設けられた前記台車に、他の屋根の端部に
設けられた台車と連結可能な連結手段が設けられてなる
ことを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載のダム構築用屋根によれば、降雨
・降雪時に折畳み屋根を広げることにより、構築箇所の
上方が覆われ、降雨・降雪時における構築作業が可能と
なる。請求項2記載のダム構築用屋根によれば、レール
に支持された台車の両側部に折畳み屋根が設けられてい
るので、降雨・降雪時における構築作業の可能な範囲が
広くされる。また、折畳み屋根同士の隙間の上部が伸縮
屋根によって覆われるので、隙間からの雨・雪の浸入が
防止される。さらに、下から吹き上げる風が、隙間から
通過され、この吹き上げ風による折畳み屋根の破損が防
止される。
・降雪時に折畳み屋根を広げることにより、構築箇所の
上方が覆われ、降雨・降雪時における構築作業が可能と
なる。請求項2記載のダム構築用屋根によれば、レール
に支持された台車の両側部に折畳み屋根が設けられてい
るので、降雨・降雪時における構築作業の可能な範囲が
広くされる。また、折畳み屋根同士の隙間の上部が伸縮
屋根によって覆われるので、隙間からの雨・雪の浸入が
防止される。さらに、下から吹き上げる風が、隙間から
通過され、この吹き上げ風による折畳み屋根の破損が防
止される。
【0009】請求項3記載のダム構築用屋根によれば、
駆動台車を駆動手段によって走行させることにより、屋
根の位置が容易に移動される。また、これら駆動台車を
駆動手段によって走行させて近接あるいは離間させるこ
とにより、折畳み屋根の折畳みあるいは引き伸ばしが行
なわれる。請求項4記載のダム構築用屋根によれば、連
結手段によって屋根同士を連結させることにより、構築
箇所を広い範囲にて覆うことが可能となる。
駆動台車を駆動手段によって走行させることにより、屋
根の位置が容易に移動される。また、これら駆動台車を
駆動手段によって走行させて近接あるいは離間させるこ
とにより、折畳み屋根の折畳みあるいは引き伸ばしが行
なわれる。請求項4記載のダム構築用屋根によれば、連
結手段によって屋根同士を連結させることにより、構築
箇所を広い範囲にて覆うことが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のダム構築用屋根の実施例を図
によって説明する。なお、本実施例では、構築するダム
として前述したロックフィルダムを例にとって説明す
る。図1及び図2において、符号10は、ダム構築用屋
根である。このダム構築用屋根10は、ダムの堤長方向
へ間隔をあけて立設されたH鋼等からなる複数の支柱1
2と、これら支柱12の上端部にボルト・ナット等によ
って固定することにより掛け渡されたレール13と、こ
のレール13上に架設された屋根ユニット11とから概
略構成されている。屋根ユニット11は、前記レール1
3に走行可能に支持された複数の台車14と、これら台
車14の左右両側部に隙間をあけて支持された折畳み屋
根15と、台車14の上部に掛け渡された伸縮屋根16
とから概略構成されている。
によって説明する。なお、本実施例では、構築するダム
として前述したロックフィルダムを例にとって説明す
る。図1及び図2において、符号10は、ダム構築用屋
根である。このダム構築用屋根10は、ダムの堤長方向
へ間隔をあけて立設されたH鋼等からなる複数の支柱1
2と、これら支柱12の上端部にボルト・ナット等によ
って固定することにより掛け渡されたレール13と、こ
のレール13上に架設された屋根ユニット11とから概
略構成されている。屋根ユニット11は、前記レール1
3に走行可能に支持された複数の台車14と、これら台
車14の左右両側部に隙間をあけて支持された折畳み屋
根15と、台車14の上部に掛け渡された伸縮屋根16
とから概略構成されている。
【0011】図3に示すように、台車14は、台車本体
21と、この台車本体21の上部に設けられた支持台2
2とから構成されたもので、台車本体21は、コ字状に
形成されてレール13に嵌め込まれた状態に設置されて
いる。この台車本体21には、レール13の上面側と当
接しながら転動する走行車輪23と、レール13を両側
部から挟持した状態で転動する案内車輪24とを有した
ものである。
21と、この台車本体21の上部に設けられた支持台2
2とから構成されたもので、台車本体21は、コ字状に
形成されてレール13に嵌め込まれた状態に設置されて
いる。この台車本体21には、レール13の上面側と当
接しながら転動する走行車輪23と、レール13を両側
部から挟持した状態で転動する案内車輪24とを有した
ものである。
【0012】また、台車本体21の上部に固定された支
持台22には、その上部に支持棒17が立設されてお
り、これら支持棒17には、湾曲形状の支持板18を介
して前記伸縮屋根16が固定されている。また、屋根ユ
ニット11を構成する前記折畳み屋根15は、板状に形
成された複数の屋根板部25と、これら屋根板部25の
側部同士を連結する軟質材料からなる連結部26とから
なるもので、この連結部26による連結箇所にて屋根板
部25同士が折れ曲がるようになっている。
持台22には、その上部に支持棒17が立設されてお
り、これら支持棒17には、湾曲形状の支持板18を介
して前記伸縮屋根16が固定されている。また、屋根ユ
ニット11を構成する前記折畳み屋根15は、板状に形
成された複数の屋根板部25と、これら屋根板部25の
側部同士を連結する軟質材料からなる連結部26とから
なるもので、この連結部26による連結箇所にて屋根板
部25同士が折れ曲がるようになっている。
【0013】この折畳み屋根15は、連結部26による
連結箇所の内、両側部から一つおきの連結箇所が前記台
車14の支持台22との支持箇所とされており、さら
に、両側部も台車14の支持台22との支持箇所とされ
ている。そして、この折畳み屋根15は、前記支持箇所
にて、支持台22から斜め下方へ延在された軸材27に
回動可能に支持されている。また、この折畳み屋根15
には、一端がアンカー等によって地盤の所定箇所に固着
されたワイヤー28の他端部が固着されており、これら
ワイヤー28に所定の張力を与えることにより、折畳み
屋根15が確実に支持されるようになっている。また、
前記伸縮屋根16は、例えば、ビニル等の可撓性を有す
る蛇腹形状のシートからなる伸縮自在に形成されたもの
で、この伸縮屋根16によって、折畳み屋根15同士の
隙間の上方が覆われるようになっている。
連結箇所の内、両側部から一つおきの連結箇所が前記台
車14の支持台22との支持箇所とされており、さら
に、両側部も台車14の支持台22との支持箇所とされ
ている。そして、この折畳み屋根15は、前記支持箇所
にて、支持台22から斜め下方へ延在された軸材27に
回動可能に支持されている。また、この折畳み屋根15
には、一端がアンカー等によって地盤の所定箇所に固着
されたワイヤー28の他端部が固着されており、これら
ワイヤー28に所定の張力を与えることにより、折畳み
屋根15が確実に支持されるようになっている。また、
前記伸縮屋根16は、例えば、ビニル等の可撓性を有す
る蛇腹形状のシートからなる伸縮自在に形成されたもの
で、この伸縮屋根16によって、折畳み屋根15同士の
隙間の上方が覆われるようになっている。
【0014】上記折畳み屋根15及び伸縮屋根16を支
持している複数の台車14の内、両端に設けられた台車
14は、前記走行車輪23を回動させる図示しない駆動
モータ(駆動手段)が設けられた駆動台車とされてお
り、駆動モータを駆動させることにより、この台車14
の走行車輪23が回動されてレール13上を走行するよ
うになっている。そして、上記駆動モータが設けられた
両端の台車14を同一方向へ走行させることにより、屋
根ユニット11全体が移動されるようになっている。ま
た、これら台車14を互いに近接する方向へ走行させる
ことにより、図4に示すように、折畳み屋根15がその
連結箇所にて折れ曲げられて折り畳まれるとともに伸縮
屋根16が収縮され、これとは逆に、台車14を互いに
離間する方向へ走行させることにより、折り畳まれてい
た折畳み屋根15が広げられるとともに伸縮屋根16が
引き延ばされるようになっている。
持している複数の台車14の内、両端に設けられた台車
14は、前記走行車輪23を回動させる図示しない駆動
モータ(駆動手段)が設けられた駆動台車とされてお
り、駆動モータを駆動させることにより、この台車14
の走行車輪23が回動されてレール13上を走行するよ
うになっている。そして、上記駆動モータが設けられた
両端の台車14を同一方向へ走行させることにより、屋
根ユニット11全体が移動されるようになっている。ま
た、これら台車14を互いに近接する方向へ走行させる
ことにより、図4に示すように、折畳み屋根15がその
連結箇所にて折れ曲げられて折り畳まれるとともに伸縮
屋根16が収縮され、これとは逆に、台車14を互いに
離間する方向へ走行させることにより、折り畳まれてい
た折畳み屋根15が広げられるとともに伸縮屋根16が
引き延ばされるようになっている。
【0015】さらに、それぞれの屋根ユニット11に
は、互いに対向する側部に設けられた台車14に、図示
しない電磁石(連結手段)が設けられている。即ち、屋
根ユニット11を走行させてそれぞれ対向する台車14
同士を互いに当接させた状態にて電磁石を作動させるこ
とにより、これら当接された台車14同士が吸着し、図
5に示すように、屋根ユニット11同士が連結され、一
つの大きな屋根とされるようになっている。
は、互いに対向する側部に設けられた台車14に、図示
しない電磁石(連結手段)が設けられている。即ち、屋
根ユニット11を走行させてそれぞれ対向する台車14
同士を互いに当接させた状態にて電磁石を作動させるこ
とにより、これら当接された台車14同士が吸着し、図
5に示すように、屋根ユニット11同士が連結され、一
つの大きな屋根とされるようになっている。
【0016】次に、上記構成のダム構築用屋根10を用
いてダムを構築する場合について、構築手順に沿って説
明する。 (1)まず、図6に示すように、施工するダムの堤長方
向に沿って複数の支柱12を、所定間隔をあけて立設さ
せる。 (2)次に、図7に示すように、これら立設させた支柱
12の上端部に、レール13を掛け渡らせて、このレー
ル13を支柱12の上端部に、ボルト・ナットによって
固定する。 (3)掛け渡らせたレール13に、折畳み屋根15及び
伸縮屋根16が設けられた台車14を支持させ、図8に
示すように、屋根ユニット11を架設する。
いてダムを構築する場合について、構築手順に沿って説
明する。 (1)まず、図6に示すように、施工するダムの堤長方
向に沿って複数の支柱12を、所定間隔をあけて立設さ
せる。 (2)次に、図7に示すように、これら立設させた支柱
12の上端部に、レール13を掛け渡らせて、このレー
ル13を支柱12の上端部に、ボルト・ナットによって
固定する。 (3)掛け渡らせたレール13に、折畳み屋根15及び
伸縮屋根16が設けられた台車14を支持させ、図8に
示すように、屋根ユニット11を架設する。
【0017】(4)レール13上に架設した屋根ユニッ
ト11の折畳み屋根15の端部に、ワイヤー28を固着
し、このワイヤー28の他端を、地盤の所定箇所にアン
カーによって固着して緊張させる。 (5)上記のように、屋根ユニット11を完成させた
ら、この屋根ユニット11の下方側の構築箇所にてダム
の構築作業を行なう。ここで、このダムの構築作業中に
雨や雪が降りだしたら、この屋根ユニット11の、駆動
モータが設けられた台車14同士を互いに離間する方向
へ走行させて、これら屋根ユニット11の折畳み屋根1
5及び伸縮屋根16を広げ、構築箇所の上方を覆う。
ト11の折畳み屋根15の端部に、ワイヤー28を固着
し、このワイヤー28の他端を、地盤の所定箇所にアン
カーによって固着して緊張させる。 (5)上記のように、屋根ユニット11を完成させた
ら、この屋根ユニット11の下方側の構築箇所にてダム
の構築作業を行なう。ここで、このダムの構築作業中に
雨や雪が降りだしたら、この屋根ユニット11の、駆動
モータが設けられた台車14同士を互いに離間する方向
へ走行させて、これら屋根ユニット11の折畳み屋根1
5及び伸縮屋根16を広げ、構築箇所の上方を覆う。
【0018】このようにすると、この屋根ユニット11
の折畳み屋根15及び伸縮屋根16によって、構築現場
が雨・雪から守られ、雨・雪による構築作業の中断が防
止される。具体的には、ロックフィルダムの遮水層1の
上面側において、雨・雪による軟弱化が防止され、ロー
ラによる押し固め作業の継続が可能とされる。 (6)所定高さまでダムを構築したら、架設した屋根ユ
ニット11をレール13から取り外し、さらに、支柱1
2の上端部からレール13を外す。 (7)その後、支柱12の上端部へ、図9に示すよう
に、さらに支柱12を連結し、この連結した支柱12の
上端にレール13を掛け渡せる。 (8)その後、上記(3)から(7)の作業を繰り返し
行ない、要求高さのダムを構築する。なお、上記作業を
行なう場合、構築するダムが高くなるにしたがって、ダ
ムの堤長が長くなるので、支柱12に掛け渡らせるレー
ル13は、その都度継ぎ足して長くする。また、支柱1
2は、ダム内に埋め殺す。
の折畳み屋根15及び伸縮屋根16によって、構築現場
が雨・雪から守られ、雨・雪による構築作業の中断が防
止される。具体的には、ロックフィルダムの遮水層1の
上面側において、雨・雪による軟弱化が防止され、ロー
ラによる押し固め作業の継続が可能とされる。 (6)所定高さまでダムを構築したら、架設した屋根ユ
ニット11をレール13から取り外し、さらに、支柱1
2の上端部からレール13を外す。 (7)その後、支柱12の上端部へ、図9に示すよう
に、さらに支柱12を連結し、この連結した支柱12の
上端にレール13を掛け渡せる。 (8)その後、上記(3)から(7)の作業を繰り返し
行ない、要求高さのダムを構築する。なお、上記作業を
行なう場合、構築するダムが高くなるにしたがって、ダ
ムの堤長が長くなるので、支柱12に掛け渡らせるレー
ル13は、その都度継ぎ足して長くする。また、支柱1
2は、ダム内に埋め殺す。
【0019】このように、上記実施例のダム構築用屋根
10によれば、例えば、ダムの構築作業中に、雨・雪が
降ってきたとしても、構築現場の上方を屋根ユニット1
1の折畳み屋根15及び伸縮屋根16によって覆うこと
ができるので、雨・雪による構築作業の中断を回避する
ことができ、工期短縮を図ることができる。また、晴天
時等においては、駆動モータが設けられた台車14を互
いに近接する方向へ移動させることにより、折畳み屋根
15を折り畳むとともに伸縮屋根16を収縮させること
ができる。つまり、必要なときにだけ、折畳み屋根15
及び伸縮屋根16によって構築現場の上方を覆うことが
できる。さらに、折畳み屋根15同士の間に隙間が設け
られているので、下方から吹き上げる風を、折畳み屋根
15同士の隙間から通過させることができ、吹き上げ風
による折畳み屋根15あるいはその支持部分の破損を防
止することができる。
10によれば、例えば、ダムの構築作業中に、雨・雪が
降ってきたとしても、構築現場の上方を屋根ユニット1
1の折畳み屋根15及び伸縮屋根16によって覆うこと
ができるので、雨・雪による構築作業の中断を回避する
ことができ、工期短縮を図ることができる。また、晴天
時等においては、駆動モータが設けられた台車14を互
いに近接する方向へ移動させることにより、折畳み屋根
15を折り畳むとともに伸縮屋根16を収縮させること
ができる。つまり、必要なときにだけ、折畳み屋根15
及び伸縮屋根16によって構築現場の上方を覆うことが
できる。さらに、折畳み屋根15同士の間に隙間が設け
られているので、下方から吹き上げる風を、折畳み屋根
15同士の隙間から通過させることができ、吹き上げ風
による折畳み屋根15あるいはその支持部分の破損を防
止することができる。
【0020】また、駆動モータによって両端の台車14
を駆動させることにより、極めて容易に屋根ユニット1
1を、構築作業箇所に応じて移動させることができ、ま
た、これらの台車14同士を互いに近接離間する方向へ
走行させることにより、極めて容易に、折畳み屋根15
及び伸縮屋根16の格納及び引き伸ばしを行なうことが
できる。また、それぞれの屋根ユニット11の互いに対
向する端部の台車14に設けられた電磁石によって、そ
れぞれの屋根ユニット11同士を連結させて一つの大き
な屋根とすることができるので、施工範囲が広い場合
も、この施工箇所の上方を確実に覆うことができる。
を駆動させることにより、極めて容易に屋根ユニット1
1を、構築作業箇所に応じて移動させることができ、ま
た、これらの台車14同士を互いに近接離間する方向へ
走行させることにより、極めて容易に、折畳み屋根15
及び伸縮屋根16の格納及び引き伸ばしを行なうことが
できる。また、それぞれの屋根ユニット11の互いに対
向する端部の台車14に設けられた電磁石によって、そ
れぞれの屋根ユニット11同士を連結させて一つの大き
な屋根とすることができるので、施工範囲が広い場合
も、この施工箇所の上方を確実に覆うことができる。
【0021】なお、上記実施例では、構築するダムとし
て、遮水層1、フィルタ層2及びロックフィル層3から
構成されたロックフィルダムを例にとって説明したが、
本実施例のダム構築用屋根は、ロックフィルダムに限ら
ず、例えば、コンクリート重力ダム、アーチダム、アー
スダム等のいかなるダムを構築する場合にも有効である
ことは勿論である。
て、遮水層1、フィルタ層2及びロックフィル層3から
構成されたロックフィルダムを例にとって説明したが、
本実施例のダム構築用屋根は、ロックフィルダムに限ら
ず、例えば、コンクリート重力ダム、アーチダム、アー
スダム等のいかなるダムを構築する場合にも有効である
ことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のダム構
築用屋根によれば、下記の効果を得ることができる。請
求項1記載のダム構築用屋根によれば、降雨・降雪時に
折畳み屋根を広げることにより、極めて容易に構築箇所
の上方を覆って、降雨・降雪時における構築作業を可能
とすることができる。これにより、特に、雨・雪等の影
響により構築作業の中断を余儀なくされる粘土質の土か
らなる遮水層を有するロックフィルダムを、作業を中断
させることなく構築することができ、工期の短縮化を図
ることができる。
築用屋根によれば、下記の効果を得ることができる。請
求項1記載のダム構築用屋根によれば、降雨・降雪時に
折畳み屋根を広げることにより、極めて容易に構築箇所
の上方を覆って、降雨・降雪時における構築作業を可能
とすることができる。これにより、特に、雨・雪等の影
響により構築作業の中断を余儀なくされる粘土質の土か
らなる遮水層を有するロックフィルダムを、作業を中断
させることなく構築することができ、工期の短縮化を図
ることができる。
【0023】請求項2記載のダム構築用屋根によれば、
レールに支持された台車の両側部に折畳み屋根が設けら
れているので、降雨・降雪時における構築作業の可能な
範囲を広くすることができ、さらに順調に構築作業を行
なうことができる。また、折畳み屋根同士の間における
上部も伸縮屋根によって覆われているので、折畳み屋根
同士の間からの雨・雪の浸入も防止することができる。
さらに、折畳み屋根同士の間に隙間が設けられているの
で、下方から吹き上げる風を、折畳み屋根同士の隙間か
ら通過させることができ、吹き上げ風による折畳み屋根
の破損を防止することができる。請求項3記載のダム構
築用屋根によれば、駆動台車を駆動手段によって走行さ
せることにより、屋根の位置を容易に移動させることが
でき、また、これら駆動台車を駆動手段によって走行さ
せて近接あるいは離間させることにより、折畳み屋根の
折畳みあるいは引き伸ばしを容易に行なうことができ
る。
レールに支持された台車の両側部に折畳み屋根が設けら
れているので、降雨・降雪時における構築作業の可能な
範囲を広くすることができ、さらに順調に構築作業を行
なうことができる。また、折畳み屋根同士の間における
上部も伸縮屋根によって覆われているので、折畳み屋根
同士の間からの雨・雪の浸入も防止することができる。
さらに、折畳み屋根同士の間に隙間が設けられているの
で、下方から吹き上げる風を、折畳み屋根同士の隙間か
ら通過させることができ、吹き上げ風による折畳み屋根
の破損を防止することができる。請求項3記載のダム構
築用屋根によれば、駆動台車を駆動手段によって走行さ
せることにより、屋根の位置を容易に移動させることが
でき、また、これら駆動台車を駆動手段によって走行さ
せて近接あるいは離間させることにより、折畳み屋根の
折畳みあるいは引き伸ばしを容易に行なうことができ
る。
【0024】請求項4記載のダム構築用屋根によれば、
連結手段によって屋根同士を連結させることにより、構
築箇所の上方を広い範囲にて覆うことができ、降雨・降
雪時において広い範囲にて構築作業を行なうことができ
る。
連結手段によって屋根同士を連結させることにより、構
築箇所の上方を広い範囲にて覆うことができ、降雨・降
雪時において広い範囲にて構築作業を行なうことができ
る。
【図1】本発明のダム構築用屋根の構成及び構造を説明
するロックフィルダムの構築現場の斜視図である。
するロックフィルダムの構築現場の斜視図である。
【図2】本発明のダム構築用屋根の構成及び構造を説明
するロックフィルダムの構築現場の正面図である。
するロックフィルダムの構築現場の正面図である。
【図3】本発明のダム構築用屋根の構成及び構造を説明
する屋根ユニットの断面図である。
する屋根ユニットの断面図である。
【図4】本発明のダム構築用屋根の動きを説明するロッ
クフィルダムの構築現場の斜視図である。
クフィルダムの構築現場の斜視図である。
【図5】本発明のダム構築用屋根の使用例を説明するロ
ックフィルダムの構築現場の概略正面図である。
ックフィルダムの構築現場の概略正面図である。
【図6】本発明のダム構築用屋根を用いた構築作業を作
業工程毎に説明するロックフィルダムの構築現場の概略
正面図である。
業工程毎に説明するロックフィルダムの構築現場の概略
正面図である。
【図7】本発明のダム構築用屋根を用いた構築作業を作
業工程毎に説明するロックフィルダムの構築現場の概略
正面図である。
業工程毎に説明するロックフィルダムの構築現場の概略
正面図である。
【図8】本発明のダム構築用屋根を用いた構築作業を作
業工程毎に説明するロックフィルダムの構築現場の概略
正面図である。
業工程毎に説明するロックフィルダムの構築現場の概略
正面図である。
【図9】本発明のダム構築用屋根を用いた構築作業を作
業工程毎に説明するロックフィルダムの構築現場の概略
正面図である。
業工程毎に説明するロックフィルダムの構築現場の概略
正面図である。
【図10】ロックフィルダムの構成及び構造を説明する
ロックフィルダムの断面図である。
ロックフィルダムの断面図である。
10 ダム構築用屋根 11 屋根ユニット 12 支柱 13 レール 14 台車 15 折畳み屋根 16 伸縮屋根 25 屋根板部
Claims (4)
- 【請求項1】 ダムの構築箇所に、堤長方向へ沿って間
隔をあけて立設された複数の支柱と、該支柱の上端部に
架設されたレールと、該レール上に、その長手方向へ移
動可能に支持された複数の台車と、複数の屋根板が互い
に回動可能に連結され、かつ両端に配置された前記台車
に両側部が回動可能に支持され、前記屋根板同士の連結
箇所が一つおきに他の前記台車に支持された折畳み可能
な折畳み屋根とからなるダム構築用屋根。 - 【請求項2】 前記折畳み屋根は、前記台車の両側部に
互いに隙間をあけて支持され、前記台車の上部には、前
記折畳み屋根同士の隙間の上部を覆う伸縮可能な伸縮屋
根が支持されてなることを特徴とする請求項1記載のダ
ム構築用屋根。 - 【請求項3】 両端側に設けられた台車は、駆動手段に
よってレールに沿って走行する駆動台車とされてなるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のダム構築
用屋根。 - 【請求項4】 端部に設けられた前記台車には、他の屋
根の端部に設けられた台車と連結可能な連結手段が設け
られてなることを特徴とする請求項1、請求項2または
請求項3記載のダム構築用屋根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23820094A JPH08100534A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ダム構築用屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23820094A JPH08100534A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ダム構築用屋根 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08100534A true JPH08100534A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17026649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23820094A Withdrawn JPH08100534A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ダム構築用屋根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08100534A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6661549B1 (en) | 1998-12-10 | 2003-12-09 | Agilent Technologies, Inc. | Method of and a device for polarization-independent optical demultiplexing |
| CN109252491A (zh) * | 2018-11-06 | 2019-01-22 | 淮阴工学院 | 一种面板堆石坝防爆防护装置 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23820094A patent/JPH08100534A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6661549B1 (en) | 1998-12-10 | 2003-12-09 | Agilent Technologies, Inc. | Method of and a device for polarization-independent optical demultiplexing |
| CN109252491A (zh) * | 2018-11-06 | 2019-01-22 | 淮阴工学院 | 一种面板堆石坝防爆防护装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |