JPH08100820A - 転がり軸受装置のシール構造 - Google Patents
転がり軸受装置のシール構造Info
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- JPH08100820A JPH08100820A JP23730794A JP23730794A JPH08100820A JP H08100820 A JPH08100820 A JP H08100820A JP 23730794 A JP23730794 A JP 23730794A JP 23730794 A JP23730794 A JP 23730794A JP H08100820 A JPH08100820 A JP H08100820A
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- Japan
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- outer ring
- solid lubricant
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- Pending
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Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 転がり軸受外輪の端面と、軸のつば部又は軸
受ケーシングとの間に介在されたシール部材のシールリ
ップの摩耗を軽減することである。 【構成】 シール部材9に外輪5側に向いた複数のシー
ルリップ11、11’を形成し、上記外輪5の外端面の
一部にリング状の固形潤滑材13を沿わせ、その固形潤
滑材13の外端面にシール部材9の一部のシールリップ
11’を押圧させ、他のシールリップ11を外輪5の外
端面に押圧させた構成とし、上記固形潤滑材13により
シールリップ11の摺接面に油分を補給するようにし
た。
受ケーシングとの間に介在されたシール部材のシールリ
ップの摩耗を軽減することである。 【構成】 シール部材9に外輪5側に向いた複数のシー
ルリップ11、11’を形成し、上記外輪5の外端面の
一部にリング状の固形潤滑材13を沿わせ、その固形潤
滑材13の外端面にシール部材9の一部のシールリップ
11’を押圧させ、他のシールリップ11を外輪5の外
端面に押圧させた構成とし、上記固形潤滑材13により
シールリップ11の摺接面に油分を補給するようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、転がり軸受装置のシ
ール構造に関し、例えばクロスジョイントにおけるシェ
ル形針状ころ軸受のシール構造に関するものである。
ール構造に関し、例えばクロスジョイントにおけるシェ
ル形針状ころ軸受のシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、従来のクロスジョイン
トにおけるシェル形針状ころ軸受のシール構造を示すも
のである。クロスジョイントの一方のヨーク1の連結穴
2に他方のヨークのトラニオン軸3を挿入し、そのトラ
ニオン軸3と前記連結穴2との間にシェル形針状ころ軸
受4を介在し連結している。
トにおけるシェル形針状ころ軸受のシール構造を示すも
のである。クロスジョイントの一方のヨーク1の連結穴
2に他方のヨークのトラニオン軸3を挿入し、そのトラ
ニオン軸3と前記連結穴2との間にシェル形針状ころ軸
受4を介在し連結している。
【0003】このシェル形針状ころ軸受4は、トラニオ
ン軸3の先端部に被せられるカップ状のシェル形外輪5
及びそのシェル形外輪5の内径面とトラニオン軸3の外
径面との間に介在される針状ころ6とにより構成され
る。
ン軸3の先端部に被せられるカップ状のシェル形外輪5
及びそのシェル形外輪5の内径面とトラニオン軸3の外
径面との間に介在される針状ころ6とにより構成され
る。
【0004】上記のシェル形外輪5の内端面には内向き
のつば部7が形成され、そのつば部7とトラニオン軸3
のつば部8との間にシール部材9が装着される。このシ
ール部材9は、前記外輪5のつば部7の端面に押圧され
る複数のシールリップ11を有し、上記シール部材9に
一体成形した芯金12をトラニオン軸3のつば部8の内
面に押圧している。
のつば部7が形成され、そのつば部7とトラニオン軸3
のつば部8との間にシール部材9が装着される。このシ
ール部材9は、前記外輪5のつば部7の端面に押圧され
る複数のシールリップ11を有し、上記シール部材9に
一体成形した芯金12をトラニオン軸3のつば部8の内
面に押圧している。
【0005】上記の軸受4の潤滑にはグリースが用いら
れ、シール部材9はそのグリースの漏れを防止すると共
に、外部からのほこり、泥水等の浸入を防止する。
れ、シール部材9はそのグリースの漏れを防止すると共
に、外部からのほこり、泥水等の浸入を防止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき軸受装置
を自動車プロペラシャフトのクロスジョイントに用いた
場合、通常の道路を走行する場合はそのシール作用につ
いて特に問題となることはないが、未舗装道路、悪路等
を主として走行する自動車に用いた場合は、シール作用
が不十分となる問題がある。
を自動車プロペラシャフトのクロスジョイントに用いた
場合、通常の道路を走行する場合はそのシール作用につ
いて特に問題となることはないが、未舗装道路、悪路等
を主として走行する自動車に用いた場合は、シール作用
が不十分となる問題がある。
【0007】そこで、この発明は、シールリップの摺接
面への油分の補給手段を設けることにより、シールリッ
プの摩耗を軽減させ、密封効果を向上することを目的と
する。
面への油分の補給手段を設けることにより、シールリッ
プの摩耗を軽減させ、密封効果を向上することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は軸の外径面に転がり軸受を嵌着し、上
記軸に形成されたつば部又は軸受ハウジング内径面と上
記転がり軸受の外輪との間にシール部材を介在してなる
転がり軸受装置のシール構造において、上記シール部材
に上記外輪側に向いた複数のシールリップを形成し、上
記外輪の外端面の一部にリング状の固形潤滑材を沿わ
せ、その固形潤滑材の外端面に上記シール部材の一部の
シールリップを押圧させ、他のシールリップを上記外輪
の外端面に押圧させた構成としたものである。
めに、この発明は軸の外径面に転がり軸受を嵌着し、上
記軸に形成されたつば部又は軸受ハウジング内径面と上
記転がり軸受の外輪との間にシール部材を介在してなる
転がり軸受装置のシール構造において、上記シール部材
に上記外輪側に向いた複数のシールリップを形成し、上
記外輪の外端面の一部にリング状の固形潤滑材を沿わ
せ、その固形潤滑材の外端面に上記シール部材の一部の
シールリップを押圧させ、他のシールリップを上記外輪
の外端面に押圧させた構成としたものである。
【0009】なお、上記の転がり軸受装置として、シェ
ル形針状ころ軸受を用いる場合もある。
ル形針状ころ軸受を用いる場合もある。
【0010】
【作用】上記の構成を有するシール構造は、シール部材
のシールリップが摺接する外輪の端面は、その端面に押
し当てられたリング状の固形潤滑材から補給される油分
により潤滑される。また、その固形潤滑材はシールリッ
プにより外輪の端面に押圧される。
のシールリップが摺接する外輪の端面は、その端面に押
し当てられたリング状の固形潤滑材から補給される油分
により潤滑される。また、その固形潤滑材はシールリッ
プにより外輪の端面に押圧される。
【0011】
【実施例】図1及び図2に示した第1実施例は自動車の
クロスジョイントにおけるシェル形針状ころ軸受のシー
ル構造であり、この基本的構造は、前述の図5及び図6
に示した従来例と同様であるので、同一部分については
同一の符号を付して示すにとどめその説明を省略する。
クロスジョイントにおけるシェル形針状ころ軸受のシー
ル構造であり、この基本的構造は、前述の図5及び図6
に示した従来例と同様であるので、同一部分については
同一の符号を付して示すにとどめその説明を省略する。
【0012】相違する部分は、断面四角形のリング状固
形潤滑材13をトラニオン軸3に挿通し、これをシェル
形外輪5のつば部7内径寄りの外端面に沿わせ、更にそ
の固形潤滑材13の外端面にシール部材9の内側のシー
ルリップ11’を押圧し、外側のシールリップ11をつ
ば部8の外径寄りの外端面に押圧した点である。シェル
形外輪5の内部にはグリース又は固形潤滑材が封入され
る。
形潤滑材13をトラニオン軸3に挿通し、これをシェル
形外輪5のつば部7内径寄りの外端面に沿わせ、更にそ
の固形潤滑材13の外端面にシール部材9の内側のシー
ルリップ11’を押圧し、外側のシールリップ11をつ
ば部8の外径寄りの外端面に押圧した点である。シェル
形外輪5の内部にはグリース又は固形潤滑材が封入され
る。
【0013】前述の固形潤滑材13は、「ポリルーブ」
「プラスチックグリース」等の商品名で知られているも
のであり、平均分子量約1×106 〜5×106 の超高
分子量ポリエチレン95〜1wt%と、その超高分子量
ポリエチレンのゲル化温度より高い滴点を有する潤滑グ
リース5〜99wt%とからなる混合物を上記所定の空
所に充填したのち、上記超高分子量ポリエチレンのゲル
化温度以上に加熱し、その後冷却固化せしめたものであ
る(特公昭63−23239号公報参照)。
「プラスチックグリース」等の商品名で知られているも
のであり、平均分子量約1×106 〜5×106 の超高
分子量ポリエチレン95〜1wt%と、その超高分子量
ポリエチレンのゲル化温度より高い滴点を有する潤滑グ
リース5〜99wt%とからなる混合物を上記所定の空
所に充填したのち、上記超高分子量ポリエチレンのゲル
化温度以上に加熱し、その後冷却固化せしめたものであ
る(特公昭63−23239号公報参照)。
【0014】その他の例として、平均分子量約1×10
6 〜5×106 の超高分子量ポリオレフィンのゲル化点
より高い滴点を有する潤滑グリース5〜99wt%に粒
径1〜100μmの前記超高分子量ポリオレフィン粉末
95〜1wt%を混合して前記ゲル化点以上の温度で分
散保持させたものでもよい。
6 〜5×106 の超高分子量ポリオレフィンのゲル化点
より高い滴点を有する潤滑グリース5〜99wt%に粒
径1〜100μmの前記超高分子量ポリオレフィン粉末
95〜1wt%を混合して前記ゲル化点以上の温度で分
散保持させたものでもよい。
【0015】上記いずれの場合も、固体ワックス等の油
の滲み出し抑制添加物を加えることがある。
の滲み出し抑制添加物を加えることがある。
【0016】上記の構成によると、外輪5のつば部7に
直接押圧される外側のシールリップ11の摺接面は、固
形潤滑材13から補給する油分により潤滑されるので、
そのシールリップ11の摩耗が軽減される。
直接押圧される外側のシールリップ11の摺接面は、固
形潤滑材13から補給する油分により潤滑されるので、
そのシールリップ11の摩耗が軽減される。
【0017】また、内側のシールリップ11’は、固形
潤滑材13に押圧され、その押圧力により該固形潤滑材
13がつば部7の外端面に押圧されるので、この部分の
密封効果が上がる。図中、一点鎖線はリップシール1
1、11’の変形後の形状、実線は変形前の形状を示
す。
潤滑材13に押圧され、その押圧力により該固形潤滑材
13がつば部7の外端面に押圧されるので、この部分の
密封効果が上がる。図中、一点鎖線はリップシール1
1、11’の変形後の形状、実線は変形前の形状を示
す。
【0018】図3は、上記の変形例であり、この場合の
シール部材9は3枚のシールリップ11a、11b、1
1cを有し、このうち、最も内側のシールリップ11a
をリング状の固形潤滑材13に押圧させている。中間部
のシールリップ16をつば部7の外端面に押圧させ、外
側のシールリップ11cを外輪5の外径面に押圧させて
いる。
シール部材9は3枚のシールリップ11a、11b、1
1cを有し、このうち、最も内側のシールリップ11a
をリング状の固形潤滑材13に押圧させている。中間部
のシールリップ16をつば部7の外端面に押圧させ、外
側のシールリップ11cを外輪5の外径面に押圧させて
いる。
【0019】以上の実施例は、クロスジョイントにおけ
るトラニオン軸3のつば部8とシェル形外輪5のつば部
7との間にシール部材9を介在する場合について述べた
が、通常のシェル形針状ころ軸受のように、軸につば部
がない場合は、図4に示すようにシール部材9を軸受ハ
ウジング14の内径面に強嵌し、他は前述の実施例と同
様の構成とする。
るトラニオン軸3のつば部8とシェル形外輪5のつば部
7との間にシール部材9を介在する場合について述べた
が、通常のシェル形針状ころ軸受のように、軸につば部
がない場合は、図4に示すようにシール部材9を軸受ハ
ウジング14の内径面に強嵌し、他は前述の実施例と同
様の構成とする。
【0020】更に、シェル形針状ころ軸受に限らず、転
がり軸受一般についても、この発明を適用することがで
きる。
がり軸受一般についても、この発明を適用することがで
きる。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上のごときものであるの
で、シール部材のシールリップの摺接面に長期にわたり
油分が補給され、シールリップの摩耗を軽減する効果が
ある。また、リング状の固形潤滑材がシール部材のシー
ルリップにより外輪の外端面に押圧されるので密封効果
が向上する効果もある。
で、シール部材のシールリップの摺接面に長期にわたり
油分が補給され、シールリップの摩耗を軽減する効果が
ある。また、リング状の固形潤滑材がシール部材のシー
ルリップにより外輪の外端面に押圧されるので密封効果
が向上する効果もある。
【図1】第1実施例の断面図
【図2】同上の一部拡大断面図
【図3】同上の変形例の一部拡大断面図
【図4】他の実施例の一部拡大断面図
【図5】従来例の断面図
【図6】同上の一部拡大断面図
1 ヨーク 2 連結穴 3 トラニオン軸 4 針状ころ軸受 5 シェル形外輪 6 針状ころ 7 つば部 8 つば部 9 シール部材 11、11’、11a、11b、11c シールリップ 12 芯金 13 固形潤滑材 14 軸受ハウジング
Claims (2)
- 【請求項1】 軸の外径面に転がり軸受を嵌着し、上記
軸に形成されたつば部又は軸受ハウジング内径面と上記
転がり軸受の外輪との間にシール部材を介在してなる転
がり軸受装置のシール構造において、上記シール部材に
上記外輪側に向いた複数のシールリップを形成し、上記
外輪の外端面の一部にリング状の固形潤滑材を沿わせ、
その固形潤滑材の外端面に上記シール部材の一部のシー
ルリップを押圧させ、他のシールリップを上記外輪の外
端面に押圧させたことを特徴とする転がり軸受装置のシ
ール構造。 - 【請求項2】 上記転がり軸受装置が、シェル形針状こ
ろ軸受であることを特徴とする転がり軸受装置のシール
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23730794A JPH08100820A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 転がり軸受装置のシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23730794A JPH08100820A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 転がり軸受装置のシール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08100820A true JPH08100820A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17013433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23730794A Pending JPH08100820A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 転がり軸受装置のシール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08100820A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008030375A1 (de) | 2008-06-25 | 2009-12-31 | Schaeffler Kg | Dichtvorrichtung für ein Drehlager |
| US10570965B2 (en) | 2017-05-23 | 2020-02-25 | Aktiebolaget Skf | Universal joint bearing |
| US10859114B2 (en) | 2017-02-09 | 2020-12-08 | Aktiebolaget Skf | Universal joint bearing |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23730794A patent/JPH08100820A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008030375A1 (de) | 2008-06-25 | 2009-12-31 | Schaeffler Kg | Dichtvorrichtung für ein Drehlager |
| US10859114B2 (en) | 2017-02-09 | 2020-12-08 | Aktiebolaget Skf | Universal joint bearing |
| US10570965B2 (en) | 2017-05-23 | 2020-02-25 | Aktiebolaget Skf | Universal joint bearing |
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