JPH0810090A - 椅子におけるシェル板への背板取付け構造 - Google Patents

椅子におけるシェル板への背板取付け構造

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JPH0810090A
JPH0810090A JP17014594A JP17014594A JPH0810090A JP H0810090 A JPH0810090 A JP H0810090A JP 17014594 A JP17014594 A JP 17014594A JP 17014594 A JP17014594 A JP 17014594A JP H0810090 A JPH0810090 A JP H0810090A
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JP
Japan
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plate
back plate
shell
seat
shell plate
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JP17014594A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Kurata
文博 倉田
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Takano Co Ltd
Original Assignee
Takano Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シェル板に対して背板を簡単に取り付けるこ
とのできる椅子におけるシェル板への背板取付け構造を
提供すること。 【構成】 シェル板3に背板5を取り付けるにあたっ
て、シェル板3の側には爪状の位置決め用突起35を設
け、そこに背板5の位置決め孔54を引っ掛ける。しか
る後に、シェル板3の孔34を通して螺子38を背板3
の螺子孔53に止める。このような位置決め用突起3
5、位置決め孔54、螺子孔53、および孔34は、背
板5またはシェル板3に対して、左右に1個ずつ形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、背凭れ付きの椅子にお
けるシェル板への背板取付け構造に関し、更に詳しく
は、その組み立て作業を簡単にするための構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】背凭れ付きの椅子としては、座板取付け
部および背板取付け部が一体成形された構造用芯材とし
てのシェル板に座板および背板がねじ止め固定された構
造のものが知られている。背板は、その取付け強度を確
保するために少なくとも4本の螺子で固定されているの
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の椅子
において、背板は、僅かに後方に傾いたシェル板の背板
取付け部に取り付ける必要がある。このため、水平な座
板取付け部に座板を乗せて螺子止めする場合とは異な
り、背板の螺子孔がシェル板の側に形成した螺子孔に一
致するように位置決めし、この状態を保持しながら螺子
止めする必要がある。従って、背板の取付け作業は、座
板の場合に較べて困難である。また、従来のように、背
板をシェルに4本の螺子で止めると、椅子の背凭れの背
面側には、4本の螺子の頭が必ず露出するので、見栄え
が悪い。
【0004】一方、螺子止め本数を減らすことができれ
ば、背板の取付け作業が簡単になる。
【0005】かかる問題点に鑑みて、本発明の課題は、
シェル板への背板の取付け作業を簡単に行なうことので
きる椅子におけるシェル板への背板取付け構造を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、座板取付け部および背板取付け部が一
体成形された構造用芯材としてのシェル板と、このシェ
ル板に対して座板および背板がそれぞれ取り付けられた
構成の椅子において、シェル板の背板取付け部および背
板のうちの一方側には、他方側に向けて突出する位置決
め用突起を形成するとともに、他方側には、位置決め用
突起を差し込む位置決め孔を形成し、位置決め孔に位置
決め用突起を差し込んだ状態でシェル板と背板とを螺子
止め固定したことに特徴を有する。
【0007】このような構成によれば、位置決め用突起
を位置決め孔に差し込むことにより、背板をシェル板に
位置決めでき、双方に形成した螺子止め用の孔を簡単に
一致させることができる。それ故、螺子止め作業を簡単
に行なえる。また、位置決め用突起を位置決め孔に嵌め
ることでも、背板とシェル板とが固定されるので、螺子
の本数を減らして螺子止め作業を簡単にすることができ
る。
【0008】ここで、位置決め用突起をシェル板の背板
取付け部の側に先端を上方に向けるように形成して、位
置決め用突起を位置決め孔に差し込みやすくすることが
好ましい。
【0009】本発明では、シェル板と背板とを固定する
螺子の取付け位置近くにおいて、位置決め用突起が位置
決め孔に嵌合するように位置決め用突起および位置決め
孔を形成することが好ましい。この場合には、背板に対
して捩じれなどの変形を起こすような力が加わったとき
に、この力を位置決め用突起も受け止める。従って、螺
子に係る剪断力を軽減することができるので、固定部分
の強度が向上する。
【0010】また、シェル板と背板とを固定する螺子の
取付け位置には、内側が螺子の螺子孔とされる筒部を背
板の裏面側からシェル板の背板取付け部に向けて突出す
るように形成するとともに、シェル板の背板取付け部に
は、筒部が嵌まる嵌合孔を形成することが好ましい。
【0011】本発明の別の形態では、座板取付け部およ
び背板取付け部が一体成形された構造用芯材としてのシ
ェル板と、このシェル板に対して座板および背板がそれ
ぞれ取り付けられた構成の椅子において、背板の下端部
をシェル板の座部取付け部にまで延設し、それを座板と
座部取付け部との間に挟んだ状態で固定することに特徴
を有する。
【0012】このような構成によれば、背板を座板によ
ってもシェル板に強固に固定できるため、螺子の本数を
減らすことができる。それ故、組み立て作業が簡単にな
る。しかも、簡単な作業で背板と座板とを隙間なく取り
付けることができる。
【0013】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の一実施例を
説明する。
【0014】〔椅子の全体構造〕図1は、本例の座部お
よび背凭れ部を備える椅子の全体構成を示す側面図、図
2は、それに用いたシェル板、脚部、背板、および座板
の構造を示す分解斜視図である。
【0015】図1において、本例の椅子1は、パイプで
構成された脚部2、この脚部2の上方に位置する座部1
2、およびこの座部12の後端から斜め上方に向けて延
びる背凭れ部13とからなる。座部12および背凭れ部
13の基本形状は、その構造用芯材としてのシェル板3
で規定されている。すなわち、シェル板3は、構成すべ
き椅子1の形状に沿って一体成形されたポリプロピレン
系樹脂成形品であり、座板取付け部31と背板取付け部
32とが形成されている。そのうち、座板取付け部31
の上面には、座クッション43および座上張44が張ら
れた座板4が取り付けられ、座部12が構成されてい
る。一方、シェル板3の背板取付け部31の前面には、
背クッション57および背上張58が張られた背板5が
取り付けられ、背凭れ部13が構成されている。ここ
で、座体4は、1枚のハードボードであり、背板5は、
ポリプロピレン系樹脂製の成形板である。座クッション
43および背クッション57は、ウレタン系樹脂製の比
較的厚いクッション材であり、座上張44および背上張
58は、布製や塩化ビニル系樹脂製の薄いシートであ
る。
【0016】図2において、脚部2は、左右で一対の前
脚211を構成する前脚パイプ21と、左右で一対の後
脚221を構成する後脚パイプ22とが左右両側で2本
の座受けパイプ23で連結された構造になっている。ま
た、前脚パイプ21と後脚パイプ22とは、側部におい
て上下2段で連結する脚継ぎバー24、25でも連結さ
れている。なお、前脚211および後脚221の先端に
は、脚部キャップ28がそれぞれ嵌められている。
【0017】〔シェル板の構造〕シェル板3は、略水平
な座板取付け部31、およびその後端から背面に反るよ
うにして斜め上方に向けて延びる背板取付け部32から
なる。
【0018】座板取付け部31は、平面形状が略四角形
になっているが、利用者が安定した状態に座れるように
中央部分が凹む湾曲形状を有している。座板取付け部3
1には、各四隅寄りの位置に座板4を取りつけるための
孔33がそれぞれ形成され、上面には、補強用のリブ3
10が縦横に形成されている。座板取付け部31の端部
は、断面がコの字状の補強部311として成形され、こ
の補強部311の内側領域が実質的に座板4を取り付け
る部分である。
【0019】シェル板3の背板取付け部32も、利用者
が安定した状態で座れるように中央部分が凹む湾曲形状
を有している。背板取付け部32の側端部も、断面がコ
の字状の補強部320として成形され、この補強部32
0の内側領域が実質的に背板5を取り付ける部分であ
る。なお、座板取付け部31と背板取付け部32とは、
境界部分36で湾曲しながら連なっている。
【0020】本例では、背板取付け部32の上端寄り位
置には、背板5を取り付けるための孔34(嵌合孔)が
左右に1個ずつ形成されている。また、凸部301の下
方位置には、位置決め用突起35が左右に1個ずつ形成
されている。これらの位置決め用突起35は、先端側3
52が2枚の基部351から上方に向けて延びる爪形状
を有し、先端側352で薄くなっている。
【0021】また、背板取付け部32の上端部321
は、枠内にA−A′断面を拡大して示すように、後方に
向けてL字状に屈曲し、補強用のリブとして機能する。
【0022】〔座板の構造〕座板4は、シェル板3の座
板取付け部31と同様に、中央部分が凹む湾曲形状を有
している。座板4の後端部41は、座板取付け部31と
背板取付け部32との境界部分36に沿って湾曲した形
状に切断されている。座板41の四隅付近には、座板4
1をシェル板3の座板取付け部31に重ねたときにシェ
ル板3の孔33と重なる位置にロゼットで構成された螺
子孔49が1個ずつ形成されている。
【0023】〔背板の構造〕背板5は、シェル板3の背
板取付け部32と同様に、中央部分が凹む湾曲形状を有
し、その上半部は、下半部よりもさらに反った形状にな
っている。背板5には、下端寄りの位置に矩形の位置決
め孔54が左右に1個ずつ形成され、その上方位置に
は、螺子孔53が左右に1個ずつ形成されている。
【0024】螺子孔53の形成位置は、図3(a)に示
すように、背板5をシェル板3の背板取付け部32に重
ねたときにシェル板3の孔34と重なる位置である。螺
子孔53は、筒状のロゼット530の内部として構成さ
れており、ロゼット530(筒部)の先端側は、背板5
の背面側からやや突出して孔34に浅く嵌まるようにな
っている。位置決め孔54の形成位置は、背板5を背板
取付け部32に重ねたときに位置決め用突起35と重な
る位置である。ここで、位置決め孔54は、位置決め用
突起35が侵入しやすいように、内周面の上面541お
よび下面542がいずれもテーパ面になっている。
【0025】再び、図2において、背板5は、その下端
部51が背板本体部分50から屈曲して前方に向けて延
びている。下端部51の突出幅は、中央部分で広く、両
端に向かって狭くなっている。また、下端部51は、背
板本体部分50の肉厚の約1/2に相当する肉厚になる
ように成形されている。
【0026】一方、背板5の上端部52は、シェル板3
の上端部321と同様に、背板本体部分50からL字状
に屈曲して後方に向けて延びており、補強用のリブとし
て機能する。
【0027】さらに、背板5の裏面側では、図4
(a)、(b)に示すように、その側端部55のうち、
上端部52寄りの部分は、上端部52から側端縁に沿っ
て段差を構成する1条の凸条部56になっている。この
凸条部56も、背板5の上端部52付近に対する補強用
リブとして機能するので、背板5の強度が高い。
【0028】〔シェル板への背板の取付け構造〕このよ
うな背板5および座板4は、後述する状態に縫製が施さ
れた後に、シェル板3に取り付けられる。このシェル板
3への背板5の取付け工程では、図3(a)に矢印Gで
示すように、背板5を背板取付け部32に対して下方に
ずらしながら、シェル板3の位置決め用突起35を背板
5の位置決め孔54に引っ掛ける。この状態で、背板5
はシェル板3に位置決めされ、ロゼット530の先端側
は、シェル板3の孔34に浅く嵌まり込み、背板5はシ
ェル板3に仮固定される。しかる後に、シェル板3の孔
34から螺子38を通し、図3(b)に示すように、螺
子38を背板5の螺子孔53に止めれば、背板5は、シ
ェル板3に簡単に取り付けられる。
【0029】このように、本例では、シェル板3と背板
5とを位置決め用突起35および位置決め孔54で位置
決めしながら固定できる。また、位置決め用突起35と
位置決め孔54とは、背板5をシェル板3に固定する力
も発揮するため、螺子38の本数は、2本で充分であ
る。それ故、組み立て作業を簡略化できるとともに、背
凭れ部13を背面側から見ると、螺子頭が2つしかない
ので、見栄えがよい。
【0030】また、ロゼット530の先端側がシェル板
3の孔34に嵌まり込むことでも、螺子孔53と孔34
との位置合わせを簡単に行なえる。しかも、背板5に対
して横方向から力が加わっても、この力をロゼット53
0が受け止め、螺子38に加わる剪断力を低減してい
る。それ故、この固定部分の強度が高い。
【0031】また、図2、および図3(a)、(b)に
示すように、螺子孔53の下方位置近くに孔59を左右
に1個ずつ形成する一方、シェル板3の側には、背板5
を背板取付け部32に重ねたときに孔59に嵌合する凸
部301を形成してもよい。ここで、凸部301および
孔59は、位置決め用突起35および位置決め孔54と
ともに形成してもよいが、位置決め用突起35および位
置決め孔54の代わりに形成してもよい。すなわち、孔
59を位置決め孔とし、凸部301を位置決め用突起と
して、シェル板3に背板5を簡単に位置決めできる。し
かも、凸部301は、孔59に差し込んだだけでなく、
螺子38の取付け位置付近で孔59に嵌まった状態にあ
るため、背板5に対して横方向から力が加わったときに
は、この力の一部を凸部301が受け止める。それ故、
螺子38に加わる剪断力を低減できるので、固定部分の
強度が向上する。
【0032】なお、位置決め用突起35と位置決め孔5
4との位置決め手段、および凸部301と孔59との位
置決め手段の双方を用いて、シェル3に背板5を位置決
めしてもよい。また、位置決め用突起35および凸部3
01は、シェル板3の側ではなく、背板5の側に形成し
てもよい。さらに、位置決め用突起35および凸部30
1をシェル板3および背板5のそれぞれの側に形成して
もよい。
【0033】〔座板を利用した背板の固定構造〕本例で
は、図5(a)に示すように、座板4に対する縫製工程
において、座板5の上面に座クッション43を重ね、そ
の表面を座上張44で覆う。この場合にも、座上張44
は、座板4の広さよりも大きく裁断されているので、座
上張44を座板4の背面側に折り返した後にステープル
19などで固定する。
【0034】また、縫製を施した座板4は、図5(b)
に示すように、背板5をシェル板3に取り付けた後に、
シェル板3の座板取付け部31に重ね、シェル板3の下
面側からの螺子39で固定する。このとき、背板5の下
端部51は、シェル板3の背板取付け部32から座板取
付け部31に入り込んだ状態にあるので、座板4の後端
部41は、背板5の下端部51をシェル板3との間に挟
み込んだ状態となる。それ故、背板5は、シェル板3に
強固に固定されるので、背板5をシェル板3に固定する
ための螺子の本数を減らして、その組み立て作業を簡単
にすることができる。
【0035】また、縫製を施した背板5と座板4とは、
端部同士が密着した状態になるので、見栄えがよい。し
かも、背板5の下端部51は、肉厚が薄いので、その上
に座板4の後端部41を重ねても、座板4の浮き上がり
がない。
【0036】〔背板の外装構造〕なお、背板5に対する
縫製工程では、図6(a)に示すように、背板5の前面
側に背クッション57を重ね、その表面を背上張58で
覆う。背クッション57は、背板5の広さと略同等の大
きさであるが、背上張58は、背板5よりも大きく裁断
されている。従って、背上張58は、矢印Eで示すよう
に、背板5の側端部55で裏面側に折り返えされた後
に、図6(b)に示すように、ステープル19などで固
定される。また、背上張58は、矢印Fで示すように、
背板5の上端部52で裏面側に折り返えされた後に、図
6(c)に示すように、ステープル19などで固定され
る。このため、背板5の裏面側のうち、角部付近には、
背上張58が三重の部分T(図中に斜線領域で示す。)
と、その他の背上張が一重の部分Sが生じる。従って、
従来の椅子では、背板5の背面側に背上張58の重なり
枚数の差に起因する段差が生じるので、シェル板3との
間に隙間が生じるなど、仕上げの見栄えが悪くなってし
まうが、本例では、このような問題点が解消されてい
る。
【0037】すなわち、本例では、背板5の背面側に凸
条部56を形成してあり、この凸条部56では背上張5
8が一重になるようにし、凸条部56に隣接する位置で
は背上張58が三重になるようにする。その結果、背上
張58が一重の部分S(凸条部56の表面)は、凸条部
56の高さに相当する分だけ底上げされた状態にあり、
三重の部分Tとの厚さの差が補正される。それ故、本例
では、背板5の背面側に背上張58を折り返しても、背
板5の背面側は、平坦に仕上がるので、背板5とシェル
板3との間に隙間が生じない。
【0038】また、図7(a)に示すように、背板5の
上端部52は、シェル板3の上端部321に沿って背面
側にL字形に折れ曲がっているため、シェル板3の上端
部と背板5の上端部52とが完全に重なる。従って、背
凭れ13の上端にまで背クッション57を回すことがで
きるので、上端部の仕上がりが綺麗であるとともに、座
り心地もよい。さらに、背板5およびシェル板3のいず
れの側においても、上端部52、321が補強用のリブ
として機能し、背板5およびシェル板3の曲げ強度が高
いので、背板5にシェル板3から剥がそうとする力が加
わったときでも、背板5は、シェル板3から剥がれにく
い。
【0039】ここで、図7(b)に示すように、背板5
の上端部52の先端縁に沿って、下方に向けて突出する
凸条部521を形成した場合には、背板5の上端部52
で折り返した背上張58が凸条部521で隠れる。それ
故、背凭れ13の上端部における仕上がりがさらに向上
するとともに、背板5の曲げ強度がさらに向上する。
【0040】〔脚部へのシェル板の取付け構造〕本例で
は、シェル板3と脚部2とを固定するにあたって、図8
(a)、(b)に示す構造が採用されている。
【0041】まず、図8(a)において、脚部2の座受
けパイプ23では、先端部分231が前脚21との固定
部分からさらに前方に突出した状態にある。逆に、座受
けパイプ23の後端部分232は、後脚22との固定部
分からさらに後方に突出した状態にある。これらの先端
部分231および後端部分232には、下面側に孔23
4、235が形成されている。一方、シェル板3の座部
裏面側では、左右のいずれの側にも前後で一対の前方筒
部36および後方筒部37が形成されている。これらの
筒部36、37には、孔361、371が1個ずつ形成
されている。
【0042】さらに、後方筒部37の奥部には、図8
(b)に示すように、受け板372が形成され、受け板
372は、後方筒部37の差込み口370の側に向けて
突出している。受け板372は、筒部37内の略中央位
置で筒部37の軸線方向に延びており、その幅寸法は、
座受けパイプ23の内径寸法よりも小さい。このため、
後方筒部37の内部に座受けパイプ23の後端部分23
2を差し込んだときに、受け板372は、後端部分23
2の内部に入り込むようになっている。また、受け板3
72には、後方筒部37の孔371に重なる位置に孔3
73が形成されている。
【0043】このように構成した脚部2およびシェル板
3では、まず、シェル板3の前方筒部36の内部に座受
けパイプ23の先端部分231を深く差し込んだ後に、
脚部2(座受けパイプ23)を後方にずらすと、後方筒
部37の内部に座受けパイプ23の後端部分232が嵌
まり込む。さらに、脚部2(座受けパイプ23)の前後
位置を調整して、座受けパイプ23の孔234、235
の位置と、シェル板2の前方筒部36および後方筒部3
7の各孔361、371の位置とを合わせると、後端部
分23の内部には、受け板372が入り込む。しかる後
に、外部からシェル板2の孔361、371を通して、
タップ螺子29を座受けパイプ23の孔234、235
に止めると、シェル板3と脚部2とが固定される。この
とき、タップ螺子29は、受け板372の孔373にも
止まる。
【0044】このように、本例では、脚部2の各座受け
パイプ23を前後2か所で筒内で受けながらタップ螺子
29で固定するため、タップ螺子29が外れた場合で
も、座部12(シェル板3)は、脚部2から脱落しな
い。また、タップ螺子29は、後方筒部37の孔37
1、および受け板372の孔373の双方に止まるの
で、外れにくい。この場合に、座受けパイプ23の内部
に受け板372が入り込む構造であるため、簡単な構造
で安全性を向上することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシェ
ル板への背板取付け構造では、シェル板と背板との間に
おいて、位置決め用突起を位置決め孔に嵌めた状態で螺
子止めすることに特徴を有する。従って、本発明によれ
ば、位置決め用突起を位置決め孔に嵌めることにより、
シェル板と背板とを位置決めした状態で螺子止めできる
ので、組み立て作業が簡単である。また、位置決め用突
起が位置決め孔に嵌めることでも背板を椅子用シェル板
に固定する力が働くため、螺子の本数を減らすことがで
きる。このため、椅子の背面で露出する螺子頭の数が少
ないので、見栄えがよい。
【0046】また、位置決め用突起を螺子の取付け位置
近くで位置決め孔に嵌合するようにした場合には、背板
に加わった力を位置決め用突起も支えるので、螺子にか
かる剪断力を小さくできる。
【0047】背板の下端部を座板と座部取付け部との間
に挟まれた状態にした場合には、背板は、座板によって
もシェル板に固定されるので、螺子の本数を減らすこと
ができる。また、背板と座板との境界部分では、端部同
士が隙間なく接合するので、見栄えがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る椅子の側面図である。
【図2】図1に示す椅子に用いた脚部、シェル板、座
板、および背板の構造を示す分解図である。
【図3】(a)、(b)は、図2に示すシェル板への背
板の取付け構造の要部を示す断面図である。
【図4】(a)は、図2に示す背板の上端部および側端
部の一部を拡大して示す斜視図、(b)は、そのC−
C′線における断面図である。
【図5】(a)は、図2に示す座板への縫製工程を示す
工程図、(b)は、シェル板に対して座板を取り付けた
状態を示す断面図である。
【図6】(a)〜(c)は、図2に示す背板に対する縫
製工程を示す工程図である。
【図7】(a)は、図2に示すシェル板に対して背板を
取り付けた状態を示す説明図、(b)は、背板の改良例
を示す断面図である。
【図8】(a)は、図2に示すシェル板と脚部との固定
構造を示す説明図、(b)は、その固定部分の断面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・椅子 12・・・座部 13・・・背凭れ部 2・・・脚部 23・・・座受けパイプ 3・・・シェル板 301・・・凸部(位置決め用突起) 31・・・座部取付け部 32・・・背板取付け部 321・・・背板取付け部の上端部 34・・・孔(嵌合孔) 35・・・位置決め用突起 351・・・基部 36・・・前方筒部 37・・・後方筒部 39・・・孔(位置決め孔) 4・・・座板 41・・・座板の後端部 5・・・背板 51・・・背板の下端部 52・・・背板の上端部 54・・・背板の位置決め孔 53・・・背板の螺子孔 530・・・ロゼット(筒部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座板取付け部および背板取付け部が一体
    成形された構造用芯材としてのシェル板と、このシェル
    板に対して座板および背板がそれぞれ取り付けられた構
    成の椅子において、 前記シェル板の背板取付け部および前記背板のうちの一
    方側には、他方側に向けて突出する位置決め用突起が形
    成され、他方側には、前記位置決め用突起が差し込まれ
    る位置決め孔が形成され、前記シェル板と前記背板と
    は、前記位置決め孔に前記位置決め用突起が差し込まれ
    た状態で螺子止め固定されていることを特徴とする椅子
    におけるシェル板への背板取付け構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記位置決め用突起
    は、前記シェル板の背板取付け部の側に先端を上方に向
    けるようにして形成されていることを特徴とする椅子に
    おけるシェル板への背板取付け構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記位置決め用突起
    および前記位置決め孔は、前記シェル板と前記背板とを
    固定する螺子の取付け位置近くで前記位置決め用突起が
    前記位置決め孔に嵌合するように形成されていることを
    特徴とする椅子におけるシェル板への背板取付け構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかの項におい
    て、前記シェル板と前記背板とを固定する螺子の取付け
    位置には、内側が前記螺子の螺子孔とされる筒部が前記
    背板の裏面側から前記シェル板の背板取付け部に向けて
    突出するように形成され、前記シェル板の背板取付け部
    には、前記筒部が嵌まる嵌合孔が形成されていることを
    特徴とする椅子におけるシェル板への背板取付け構造。
  5. 【請求項5】 座板取付け部および背板取付け部が一体
    成形された構造用芯材としてのシェル板と、このシェル
    板に対して座板および背板がそれぞれ取り付けられた構
    成の椅子において、 前記背板の下端部は、前記シェル板の座部取付け部にま
    で延設されて前記座板と前記座部取付け部との間に挟ま
    れた状態にあることを特徴とする椅子におけるシェル板
    への背板取付け構造。
JP17014594A 1994-06-29 1994-06-29 椅子におけるシェル板への背板取付け構造 Pending JPH0810090A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002125790A (ja) * 2000-10-30 2002-05-08 Okamura Corp 椅子におけるクッション体の取付構造
JP2006204802A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Itoki Corp 椅子
JP2014079493A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Okamura Corp 張材の張設構造
JP2021122371A (ja) * 2020-02-03 2021-08-30 株式会社オカムラ 椅子

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