JPH08101001A - 溶接部の計測ゲージ - Google Patents
溶接部の計測ゲージInfo
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- JPH08101001A JPH08101001A JP23677994A JP23677994A JPH08101001A JP H08101001 A JPH08101001 A JP H08101001A JP 23677994 A JP23677994 A JP 23677994A JP 23677994 A JP23677994 A JP 23677994A JP H08101001 A JPH08101001 A JP H08101001A
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 19
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 12
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 12
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 22
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 鉄骨や鋼板などの部材の継手溶接部の溶接開
先角度,目違い量,アンダーカット,すみ肉脚長等の他
にルートギャップやボックス柱の開先角度も計測するこ
とが可能な計測ゲージ。 【構成】 略直角三角形状をなし、最も尖鋭な角部18
を形成する2辺が溶接部測定用の第1,第2基準辺1
4,22とされ、直角部には溶接ビード部28の逃げ用
凹部が形成された第1定規4と、鈍角部48が第1定規
の残りの角部16に重ねられて回動自在にピン50結合
され、底角は第1定規の先鋭な角部より鋭角に形成さ
れ、さらに一方の底角先端は切り落とされてそこに斜辺
側を切り欠いて尖鋭な爪片44が形成された第2定規6
とからなり、第1,第2定規には、第1,第2基準辺の
延長線上から第2定規の先鋭な角部先端までの距離と、
第1基準辺の延長線上から第2定規の爪片先端までの距
離と、角度とを、定規に印した目盛りで読み取るスケー
ル58が形成されている。
先角度,目違い量,アンダーカット,すみ肉脚長等の他
にルートギャップやボックス柱の開先角度も計測するこ
とが可能な計測ゲージ。 【構成】 略直角三角形状をなし、最も尖鋭な角部18
を形成する2辺が溶接部測定用の第1,第2基準辺1
4,22とされ、直角部には溶接ビード部28の逃げ用
凹部が形成された第1定規4と、鈍角部48が第1定規
の残りの角部16に重ねられて回動自在にピン50結合
され、底角は第1定規の先鋭な角部より鋭角に形成さ
れ、さらに一方の底角先端は切り落とされてそこに斜辺
側を切り欠いて尖鋭な爪片44が形成された第2定規6
とからなり、第1,第2定規には、第1,第2基準辺の
延長線上から第2定規の先鋭な角部先端までの距離と、
第1基準辺の延長線上から第2定規の爪片先端までの距
離と、角度とを、定規に印した目盛りで読み取るスケー
ル58が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接部の計測ゲージに
関し、より具体的には、鉄骨や鋼板などの部材の継手の
溶接開先角度あるいはルートギャップ,目違い量,アン
ダーカット,すみ肉脚長等の多種の溶接精度管理項目を
容易に測定することが可能な計測ゲージに関する。
関し、より具体的には、鉄骨や鋼板などの部材の継手の
溶接開先角度あるいはルートギャップ,目違い量,アン
ダーカット,すみ肉脚長等の多種の溶接精度管理項目を
容易に測定することが可能な計測ゲージに関する。
【0002】
【従来の技術】鉄骨や鋼板の溶接継手の精度管理項目と
して開先角度やルートギャップ,目違い量,アンダーカ
ット深さ,すみ肉脚長などが挙げられる。これらの各精
度管理項目は、構造,溶接方法,板厚などによって決定
されるが、その精度の良否は溶接結果や能率に大きな影
響を与えるので、加工並びに組立仮付けの際には所定の
精度に納まるようにしなければならない。
して開先角度やルートギャップ,目違い量,アンダーカ
ット深さ,すみ肉脚長などが挙げられる。これらの各精
度管理項目は、構造,溶接方法,板厚などによって決定
されるが、その精度の良否は溶接結果や能率に大きな影
響を与えるので、加工並びに組立仮付けの際には所定の
精度に納まるようにしなければならない。
【0003】このため、上記各種の精度管理を行うため
の計測ゲージが種々市販されているが、それらは単一項
目の計測機能しか有しておらず、故に溶接精度管理を行
うにあたっては、各項目毎に専用の計測ゲージを多種用
意して、それらを適宜使い分けて計測しなければなら
ず、繁雑であった。
の計測ゲージが種々市販されているが、それらは単一項
目の計測機能しか有しておらず、故に溶接精度管理を行
うにあたっては、各項目毎に専用の計測ゲージを多種用
意して、それらを適宜使い分けて計測しなければなら
ず、繁雑であった。
【0004】これ故、複数項目の計測機能を有するゲー
ジが望まれており、この種のゲージとして実公平4−1
9449号公報に、すみ肉の大きさ(脚長),肉盛りの
高さ,すみ肉の厚さ,ふくらみ,アンダーカットの深さ
等の溶接ビード測定や、板厚,丸棒径等の溶接前の加工
測定が行える溶接ゲージの提案がなされている。
ジが望まれており、この種のゲージとして実公平4−1
9449号公報に、すみ肉の大きさ(脚長),肉盛りの
高さ,すみ肉の厚さ,ふくらみ,アンダーカットの深さ
等の溶接ビード測定や、板厚,丸棒径等の溶接前の加工
測定が行える溶接ゲージの提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案の溶接ゲージでは、鉄骨や鋼板などの部材の継手溶接
部のルートギャップや、薄板及びボックス柱の開先角度
を測定することができないといった課題があった。
案の溶接ゲージでは、鉄骨や鋼板などの部材の継手溶接
部のルートギャップや、薄板及びボックス柱の開先角度
を測定することができないといった課題があった。
【0006】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、鉄骨や鋼板などの部材の継手溶接
部の溶接開先角度,目違い量,アンダーカット,すみ肉
脚長等の他にルートギャップやボックス柱の開先角度も
容易に単体で計測することが可能な溶接部の計測ゲージ
を提供することにある。
であり、その目的は、鉄骨や鋼板などの部材の継手溶接
部の溶接開先角度,目違い量,アンダーカット,すみ肉
脚長等の他にルートギャップやボックス柱の開先角度も
容易に単体で計測することが可能な溶接部の計測ゲージ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の溶接部の計測ゲージは、溶接部の測定基準
面に選択的に当接されて基準線を規定する第1及び第2
基準辺を有し、該2辺の交わる角部は尖鋭に形成され、
かつ該第1基準辺の対角部分は切り欠かれて溶接ビード
部の逃げ用凹部が形成された略三角形状を呈する第1定
規と、略鈍角二等辺三角形状を呈し、鈍角部が前記第1
定規の第2基準辺の対角部に重ねられて回動自在にピン
結合されるとともに、2つの底角は前記第1定規の先鋭
な角部よりも鋭角に形成され、かつ少なくともいずれか
一辺が溶接部の測定基準面に当接されて基準線を規定す
る第3基準辺とされ、しかも斜辺と底辺とがなす底角の
一方の先端は切り落とされて該切り落とし端には該斜辺
側を切り欠いて尖鋭な爪片が形成された第2定規とから
なり、該第1定規と第2定規とには、第1基準辺及び第
2基準辺で規定される基準線上から第2定規の先鋭な角
部先端までの距離寸法と、第1基準辺で規定される基準
線上から第2定規の爪片先端までの距離寸法と、第2基
準辺と第3基準辺とがなす角度寸法とを、該いずれか一
方の定規の外形線を指針にして他方の定規の表面に印さ
れた目盛りで読み取るスケールが形成されていることを
特徴とする。
めに本発明の溶接部の計測ゲージは、溶接部の測定基準
面に選択的に当接されて基準線を規定する第1及び第2
基準辺を有し、該2辺の交わる角部は尖鋭に形成され、
かつ該第1基準辺の対角部分は切り欠かれて溶接ビード
部の逃げ用凹部が形成された略三角形状を呈する第1定
規と、略鈍角二等辺三角形状を呈し、鈍角部が前記第1
定規の第2基準辺の対角部に重ねられて回動自在にピン
結合されるとともに、2つの底角は前記第1定規の先鋭
な角部よりも鋭角に形成され、かつ少なくともいずれか
一辺が溶接部の測定基準面に当接されて基準線を規定す
る第3基準辺とされ、しかも斜辺と底辺とがなす底角の
一方の先端は切り落とされて該切り落とし端には該斜辺
側を切り欠いて尖鋭な爪片が形成された第2定規とから
なり、該第1定規と第2定規とには、第1基準辺及び第
2基準辺で規定される基準線上から第2定規の先鋭な角
部先端までの距離寸法と、第1基準辺で規定される基準
線上から第2定規の爪片先端までの距離寸法と、第2基
準辺と第3基準辺とがなす角度寸法とを、該いずれか一
方の定規の外形線を指針にして他方の定規の表面に印さ
れた目盛りで読み取るスケールが形成されていることを
特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成による本発明の溶接部の計測ゲージで
は、ルートギャップの計測は第2定規の先鋭な角部を第
1定規の先鋭な角部に重ね、その重合側を溶接継手部の
開先開口部に挿入し、第1定規の第2基準辺を測定基準
面に当接させて密着させておき、第2定規先端の先鋭な
角部を開先開口部の最も狭隘な箇所に当接させて、ルー
トギャップの採寸をし、ルートギャップ用のスケールで
その大きさを読み取る。
は、ルートギャップの計測は第2定規の先鋭な角部を第
1定規の先鋭な角部に重ね、その重合側を溶接継手部の
開先開口部に挿入し、第1定規の第2基準辺を測定基準
面に当接させて密着させておき、第2定規先端の先鋭な
角部を開先開口部の最も狭隘な箇所に当接させて、ルー
トギャップの採寸をし、ルートギャップ用のスケールで
その大きさを読み取る。
【0009】また、開先角度寸法の計測は第1定規の第
2基準辺を測定基準面に密着して当接させ、第2定規の
第3基準辺を開先面に密着して当接させて採寸し、その
大きさを開先角度用のスケールで読み取る。
2基準辺を測定基準面に密着して当接させ、第2定規の
第3基準辺を開先面に密着して当接させて採寸し、その
大きさを開先角度用のスケールで読み取る。
【0010】また、アンダーカット量の計測は第1定規
の第1基準辺を測定基準面に密着して当接させ、アンダ
ーカット部に爪片先端を差し込んでアンダーカット量を
採寸し、その大きさはアンダーカットスケールで読み取
る。
の第1基準辺を測定基準面に密着して当接させ、アンダ
ーカット部に爪片先端を差し込んでアンダーカット量を
採寸し、その大きさはアンダーカットスケールで読み取
る。
【0011】また、目違い量の計測は一方の被溶接部材
の測定基準面に第1定規の第2基準辺を密着して当接さ
せ、第2定規の先鋭な角部先端を溶接ビード部を越えて
他方の被溶接部材の測定基準面に当接させ目違い量を採
寸し、その大きさは目違いスケールで読み取る。ここ
で、第2定規の角部先端を溶接ビードの表面に当接させ
るようにすれば、肉盛りの高さや膨らみを計測し得、ま
たすみ肉溶接の場合には同様にして第2定規の先鋭な角
部先端を溶接ビード部の側縁に当接させることで脚長を
計測し得る。
の測定基準面に第1定規の第2基準辺を密着して当接さ
せ、第2定規の先鋭な角部先端を溶接ビード部を越えて
他方の被溶接部材の測定基準面に当接させ目違い量を採
寸し、その大きさは目違いスケールで読み取る。ここ
で、第2定規の角部先端を溶接ビードの表面に当接させ
るようにすれば、肉盛りの高さや膨らみを計測し得、ま
たすみ肉溶接の場合には同様にして第2定規の先鋭な角
部先端を溶接ビード部の側縁に当接させることで脚長を
計測し得る。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係わる溶接部の計測ゲージの
好適な一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
好適な一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1〜図5は本発明に係る溶接部の計測ゲ
ージで各種の溶接精度管理項目を計測している状態を示
している。図示するように、この計測ゲージ2は板状の
第1定規4と第2定規6とを備えている。
ージで各種の溶接精度管理項目を計測している状態を示
している。図示するように、この計測ゲージ2は板状の
第1定規4と第2定規6とを備えている。
【0014】第1定規4は、おおむね外形が直角三角形
状をなし、図3、図4に示すように斜辺8が溶接部の測
定基準面aに当接されて基準線を規定するための第1基
準辺14とされ、その両端角部16,18の角度はそれ
ぞれ60度及び30度になっている。また、30度側角
部18の隣辺20も図1、図2、図5に示すように溶接
部の測定基準面bに当接されて基準線を規定するための
第2基準辺22とされていて、この第2基準辺22と残
りの対辺24との交点である直角部は切り欠かれてい
て、この切欠26により溶接ビード部28との干渉を回
避しつつ第2基準辺22を測定基準面bに密着させて当
接し得るようにしている。つまり、切欠26は溶接ビー
ド部28の逃げ用凹部になっている。
状をなし、図3、図4に示すように斜辺8が溶接部の測
定基準面aに当接されて基準線を規定するための第1基
準辺14とされ、その両端角部16,18の角度はそれ
ぞれ60度及び30度になっている。また、30度側角
部18の隣辺20も図1、図2、図5に示すように溶接
部の測定基準面bに当接されて基準線を規定するための
第2基準辺22とされていて、この第2基準辺22と残
りの対辺24との交点である直角部は切り欠かれてい
て、この切欠26により溶接ビード部28との干渉を回
避しつつ第2基準辺22を測定基準面bに密着させて当
接し得るようにしている。つまり、切欠26は溶接ビー
ド部28の逃げ用凹部になっている。
【0015】第2定規6は外形がおおむね鈍角2等辺三
角形状をなし、2つの底角は30度以下に形成されてい
る。底辺30は図2に示すように測定面cに当接されて
基準線を規定する第3基準辺32とされており、その一
方端は斜辺34と鋭角に交わって先鋭な角部36を形成
する。そして、当該角部36は隙間に差し込まれて隙間
ゲージとして機能すべくその側面には隙間スケール38
が印されている。また、底辺30の他方端は先端部が切
り落とされているとともに、この切り落とし端に隣接し
て斜辺40側には円弧状に切り欠いた凹部42が形成さ
れていて、この凹部42により斜辺40側に向けて突出
する爪片44が設けられている。ここで、爪片44の先
端は斜辺40の延長線上に一致している。また、この凹
部42が形成された斜辺40も測定面に当接されて基準
線を規定するための第4基準辺46とされている。
角形状をなし、2つの底角は30度以下に形成されてい
る。底辺30は図2に示すように測定面cに当接されて
基準線を規定する第3基準辺32とされており、その一
方端は斜辺34と鋭角に交わって先鋭な角部36を形成
する。そして、当該角部36は隙間に差し込まれて隙間
ゲージとして機能すべくその側面には隙間スケール38
が印されている。また、底辺30の他方端は先端部が切
り落とされているとともに、この切り落とし端に隣接し
て斜辺40側には円弧状に切り欠いた凹部42が形成さ
れていて、この凹部42により斜辺40側に向けて突出
する爪片44が設けられている。ここで、爪片44の先
端は斜辺40の延長線上に一致している。また、この凹
部42が形成された斜辺40も測定面に当接されて基準
線を規定するための第4基準辺46とされている。
【0016】そして、上記第1定規4と第2定規6との
2部材は相互に重ね合わされて、第1定規4の60度側
の角部16近傍と第2定規6の鈍角48近傍とでピン5
0結合で回動自在に連結され、しかも第1定規4の先鋭
な角部18先端と第2定規の先鋭な角部36先端とは重
ね合わせた状態で一致するようになっている。
2部材は相互に重ね合わされて、第1定規4の60度側
の角部16近傍と第2定規6の鈍角48近傍とでピン5
0結合で回動自在に連結され、しかも第1定規4の先鋭
な角部18先端と第2定規の先鋭な角部36先端とは重
ね合わせた状態で一致するようになっている。
【0017】次に、各溶接精度管理項目毎のゲージ機能
について詳述する。
について詳述する。
【0018】図1は、柱用のルートギャップの測定をし
ている状態を示している。同図において、52は下層階
の柱の柱頭であり、この柱頭52にボックス柱の柱脚5
4が開先溶接で接合される。この際、ルートギャップL
は第1定規4の第2基準辺22と第2定規6の先鋭な角
部36先端とにより計測される。即ち、第2定規6の先
鋭な角部36を第1定規4の30度側角部18に重ね、
その重合側を溶接継手部の開先開口部に挿入する。この
とき、第1定規4の第2基準辺22を測定基準面bであ
る柱頭面52aに密着させて当接させることで基準線を
規定しておき、第2定規6の先鋭な角部36先端を柱脚
54下端部の開先面54aと裏当材56との交点に当接
させて、ルートギャップL(基準線から角部先端までの
距離)を採寸する。ここで、第1定規4にはルートギャ
ップLの大きさを読み取るためのルートギャップスケー
ル58が印されており、このルートギャップスケール5
8の目盛りが第2定規6の外形線である底辺30の第3
基準辺32を指針にして読み取られる。
ている状態を示している。同図において、52は下層階
の柱の柱頭であり、この柱頭52にボックス柱の柱脚5
4が開先溶接で接合される。この際、ルートギャップL
は第1定規4の第2基準辺22と第2定規6の先鋭な角
部36先端とにより計測される。即ち、第2定規6の先
鋭な角部36を第1定規4の30度側角部18に重ね、
その重合側を溶接継手部の開先開口部に挿入する。この
とき、第1定規4の第2基準辺22を測定基準面bであ
る柱頭面52aに密着させて当接させることで基準線を
規定しておき、第2定規6の先鋭な角部36先端を柱脚
54下端部の開先面54aと裏当材56との交点に当接
させて、ルートギャップL(基準線から角部先端までの
距離)を採寸する。ここで、第1定規4にはルートギャ
ップLの大きさを読み取るためのルートギャップスケー
ル58が印されており、このルートギャップスケール5
8の目盛りが第2定規6の外形線である底辺30の第3
基準辺32を指針にして読み取られる。
【0019】尚、ルートギャップLは最悪な許容限界の
条件下でも4mm程度なので、第2基準辺22は柱頭面
52aに密着していなくてもその角部18先端が柱頭面
52aと裏当材56との交点に当接していれば、ほぼ正
確に計測することができ、従って図示していないが、突
合せ溶接で両小口が開先面になっている開先溶接部のル
ートギャップも測定可能である。
条件下でも4mm程度なので、第2基準辺22は柱頭面
52aに密着していなくてもその角部18先端が柱頭面
52aと裏当材56との交点に当接していれば、ほぼ正
確に計測することができ、従って図示していないが、突
合せ溶接で両小口が開先面になっている開先溶接部のル
ートギャップも測定可能である。
【0020】図2は柱梁接合部における鉄骨梁フランジ
部の開先角度の測定をしている状態を示している。同図
において、60は鉄骨柱であり、62は鉄骨梁のフラン
ジ部で、鉄骨柱60の側面に鉄骨梁のフランジ部62が
開先溶接接合される。この際、フランジ部62の開先角
度θは第1定規4の第2基準辺22と第2定規6の第3
基準辺32とで計測される。即ち、第1定規の第2基準
辺22を一方の測定基準面たるフランジ部62上面62
aに密着して当接させ、第2定規6の第3基準辺32を
他方の測定面cたる開先面62bに密着して当接させて
その開先角度θの寸法を採寸する。ここで、第1定規4
には開先角度寸法の大きさを読み取るための開先角度ス
ケール64が印されていて、この開先角度スケール64
の目盛りが第2定規6の外形線である第3基準辺32を
指針にして読み取られる。
部の開先角度の測定をしている状態を示している。同図
において、60は鉄骨柱であり、62は鉄骨梁のフラン
ジ部で、鉄骨柱60の側面に鉄骨梁のフランジ部62が
開先溶接接合される。この際、フランジ部62の開先角
度θは第1定規4の第2基準辺22と第2定規6の第3
基準辺32とで計測される。即ち、第1定規の第2基準
辺22を一方の測定基準面たるフランジ部62上面62
aに密着して当接させ、第2定規6の第3基準辺32を
他方の測定面cたる開先面62bに密着して当接させて
その開先角度θの寸法を採寸する。ここで、第1定規4
には開先角度寸法の大きさを読み取るための開先角度ス
ケール64が印されていて、この開先角度スケール64
の目盛りが第2定規6の外形線である第3基準辺32を
指針にして読み取られる。
【0021】また、開先角度は図3のようにして計測す
ることもできる。即ち、第1定規4の第1基準辺8をフ
ランジ上面62aに密着させて当接させ、第2定規6の
第4基準辺46を開先面62bに密着させて当接させて
開先角度θの寸法を採寸し、その大きさは第1定規4の
反対面側に印した開先角度スケール66の目盛りを第2
定規6の外形線である残りのもう一方の斜辺34を指針
にして読み取る。
ることもできる。即ち、第1定規4の第1基準辺8をフ
ランジ上面62aに密着させて当接させ、第2定規6の
第4基準辺46を開先面62bに密着させて当接させて
開先角度θの寸法を採寸し、その大きさは第1定規4の
反対面側に印した開先角度スケール66の目盛りを第2
定規6の外形線である残りのもう一方の斜辺34を指針
にして読み取る。
【0022】尚、図2あるいは図3において、同図を反
時計回り方向に90度回転させて、図示のフランジ部を
ボックス柱の一側面の下端部と見立てれば、ボックス柱
下端部小口の開先角度も同様にして容易に計測できるこ
とが判る。また、図2及び図3に示す計測は梁フランジ
の板厚t,t1 により使い分ける。
時計回り方向に90度回転させて、図示のフランジ部を
ボックス柱の一側面の下端部と見立てれば、ボックス柱
下端部小口の開先角度も同様にして容易に計測できるこ
とが判る。また、図2及び図3に示す計測は梁フランジ
の板厚t,t1 により使い分ける。
【0023】図4は柱梁溶接部のアンダーカット量を測
定している状態を示している。同図において、60は鉄
骨柱であり、62は鉄骨梁のフランジ部で、このフラン
ジ部62は突合わせ溶接で鉄骨柱60の側面に溶接接合
されていて、溶接ビード部28の側縁に沿ってアンダー
カット68が生じている。そして、このアンダーカット
68は第1定規4の第1基準辺14と第2定規6の爪片
44とで計測される。即ち、第1定規4の第1基準辺1
4が測定基準面aであるフランジ部62上面62aに密
着して当接されることで基準線が規定され、アンダーカ
ット68部に爪片44先端が差し込まれてアンダーカッ
ト量(基準線からの深さ)dが採寸される。そして、そ
の大きさは第2定規6の外形線である斜辺34を指針に
して第1定規4に印したアンダーカットスケール70の
目盛りで読み取られる。
定している状態を示している。同図において、60は鉄
骨柱であり、62は鉄骨梁のフランジ部で、このフラン
ジ部62は突合わせ溶接で鉄骨柱60の側面に溶接接合
されていて、溶接ビード部28の側縁に沿ってアンダー
カット68が生じている。そして、このアンダーカット
68は第1定規4の第1基準辺14と第2定規6の爪片
44とで計測される。即ち、第1定規4の第1基準辺1
4が測定基準面aであるフランジ部62上面62aに密
着して当接されることで基準線が規定され、アンダーカ
ット68部に爪片44先端が差し込まれてアンダーカッ
ト量(基準線からの深さ)dが採寸される。そして、そ
の大きさは第2定規6の外形線である斜辺34を指針に
して第1定規4に印したアンダーカットスケール70の
目盛りで読み取られる。
【0024】尚、図4において計測ゲージ2を左方にず
らし、第2定規6の爪片44先端を溶接ビード28の表
面に当接させるようにすれば、肉盛りの高さや膨らみを
計測でき、またすみ肉溶接の場合には同様にして第2定
規の爪片44先端を溶接ビード部の側縁に当接させるこ
とで脚長を計測することもできる。
らし、第2定規6の爪片44先端を溶接ビード28の表
面に当接させるようにすれば、肉盛りの高さや膨らみを
計測でき、またすみ肉溶接の場合には同様にして第2定
規の爪片44先端を溶接ビード部の側縁に当接させるこ
とで脚長を計測することもできる。
【0025】図5は鋼板同士の突き合わせ溶接部におけ
る目違い量を測定している状態を示している。図示する
ように左右の鋼板72,74は上下に位置ずれして、目
違いが生じている。この目違いは第1定規4の第2基準
辺22と第2定規6の先鋭な角部36先端とによって計
測される。即ち、下側に位置する鋼板72の上面を測定
基準面bとしてこれに第1定規4の第2基準辺22が密
着して当接されることで基準線が規定され、第2定規6
の先鋭な角部36先端は溶接ビード部28の上方を越え
て上側に位置する鋼板74の上面74aに当接されて、
目違い量hが採寸される。そして、この目違い量hの大
きさは第2定規6の外形線である斜辺40の第4基準辺
46を指針にして第1定規4に印した目違いスケール7
6の目盛りで読み取られる。
る目違い量を測定している状態を示している。図示する
ように左右の鋼板72,74は上下に位置ずれして、目
違いが生じている。この目違いは第1定規4の第2基準
辺22と第2定規6の先鋭な角部36先端とによって計
測される。即ち、下側に位置する鋼板72の上面を測定
基準面bとしてこれに第1定規4の第2基準辺22が密
着して当接されることで基準線が規定され、第2定規6
の先鋭な角部36先端は溶接ビード部28の上方を越え
て上側に位置する鋼板74の上面74aに当接されて、
目違い量hが採寸される。そして、この目違い量hの大
きさは第2定規6の外形線である斜辺40の第4基準辺
46を指針にして第1定規4に印した目違いスケール7
6の目盛りで読み取られる。
【0026】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明の溶接部の計測ゲージによれば、鉄骨や鋼板など
の部材の継手溶接部の溶接開先角度,目違い量,アンダ
ーカット,すみ肉脚長等の他にルートギャップやボック
ス柱の開先角度も容易に単体で計測することができる。
本発明の溶接部の計測ゲージによれば、鉄骨や鋼板など
の部材の継手溶接部の溶接開先角度,目違い量,アンダ
ーカット,すみ肉脚長等の他にルートギャップやボック
ス柱の開先角度も容易に単体で計測することができる。
【図1】本発明に係る溶接部の計測ゲージでルートギャ
ップを計測している状態を示す図である。
ップを計測している状態を示す図である。
【図2】同上、開先角度を計測している状態を示す図で
ある。
ある。
【図3】同上、他の態様で開先角度を計測している状態
を示す図である。
を示す図である。
【図4】同上、アンダーカットを計測している状態を示
す図である。
す図である。
【図5】同上、目違いを計測している状態を示す図であ
る。
る。
2 計測ケージ 4 第1定規 6 第2定規 14 第1基準辺 22 第2基準辺 26 切欠(逃げ用凹部) 28 溶接ビート部 32 第3基準辺 36 第2定規の尖鋭な角部 44 爪片 50 ピン 58 ルートギャップスケール 64、66 開先角度スケール 68 アンダーカット 70 アンダーカットスケール 76 目違いスケール a、b 測定基準面 d アンダーカット深さ h 目違い量 L ルートギャップ θ 開先角度
Claims (1)
- 【請求項1】 溶接部の測定基準面に選択的に当接され
て基準線を規定する第1及び第2基準辺を有し、該2辺
の交わる角部は尖鋭に形成され、かつ該第1基準辺の対
角部分は切り欠かれて溶接ビード部の逃げ用凹部が形成
された略三角形状を呈する第1定規と、 略鈍角二等辺三角形状を呈し、鈍角部が前記第1定規の
第2基準辺の対角部に重ねられて回動自在にピン結合さ
れるとともに、2つの底角は前記第1定規の先鋭な角部
よりも鋭角に形成され、かつ少なくともいずれか一辺が
溶接部の測定基準面に当接されて基準線を規定する第3
基準辺とされ、しかも斜辺と底辺とがなす底角の一方の
先端は切り落とされて該切り落とし端には該斜辺側を切
り欠いて尖鋭な爪片が形成された第2定規とからなり、 該第1定規と第2定規とには、 第1基準辺及び第2基準辺で規定される基準線上から第
2定規の先鋭な角部先端までの距離寸法と、 第1基準辺で規定される基準線上から第2定規の爪片先
端までの距離寸法と、第2基準辺と第3基準辺とがなす
角度寸法とを、 該いずれか一方の定規の外形線を指針にして他方の定規
の表面に印された目盛りで読み取るスケールが形成され
ていることを特徴とする溶接部の計測ゲージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23677994A JPH08101001A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 溶接部の計測ゲージ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23677994A JPH08101001A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 溶接部の計測ゲージ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08101001A true JPH08101001A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17005677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23677994A Pending JPH08101001A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 溶接部の計測ゲージ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08101001A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102818504A (zh) * | 2012-08-22 | 2012-12-12 | 贵州航天红光机械制造有限公司 | 一种新型测间隙用塞尺 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23677994A patent/JPH08101001A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102818504A (zh) * | 2012-08-22 | 2012-12-12 | 贵州航天红光机械制造有限公司 | 一种新型测间隙用塞尺 |
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