JPH081029U - 多灯ストロボ電源装置 - Google Patents
多灯ストロボ電源装置Info
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- JPH081029U JPH081029U JP16795U JP16795U JPH081029U JP H081029 U JPH081029 U JP H081029U JP 16795 U JP16795 U JP 16795U JP 16795 U JP16795 U JP 16795U JP H081029 U JPH081029 U JP H081029U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮影者の意図に応じた照明パターンによる多
灯ライティングを行なうに際し、ストロボ発光光量を各
灯ごとに制御し、夫々の光量割合いを示すワット秒単位
と絞り段数値とで表示させ、迅速な撮影準備を行なわせ
る。 【構成】 予めカード上に設定した調光情報を電気信号
に変換して制御する調光部と、個々のストロボの光量割
合をワット秒単位から絞り段数値に変換する計算処理を
行なう制御部とを設ける。
灯ライティングを行なうに際し、ストロボ発光光量を各
灯ごとに制御し、夫々の光量割合いを示すワット秒単位
と絞り段数値とで表示させ、迅速な撮影準備を行なわせ
る。 【構成】 予めカード上に設定した調光情報を電気信号
に変換して制御する調光部と、個々のストロボの光量割
合をワット秒単位から絞り段数値に変換する計算処理を
行なう制御部とを設ける。
Description
【0001】
本考案は多灯ストロボ電源装置に関し、より具体的には写真撮影におけるスト ロボ・ライティングに使用する多灯ストロボ電源装置に関する。
【0002】
写真館などにおいて、写真技師は作画意図によりストロボ発光量を変えて撮影 を行っている。その際、一般には多灯ライティングで行われ、正面,側面,頭上 などにストロボ発光器を設置し、それぞれの光量を調節して撮影を行っている。
【0003】 このような場合、写真技師はそれぞれのストロボの光量を調節する必要がある が、個別調整の不便さを解消するものとして、それぞれのストロボ発光器に接続 する調光部と、発光量調節のための手操作入力部を一体として備えたストロボ電 源装置が使用されている。
【0004】 上述のようなストロボ電源装置を使用して撮影を行う場合、写真技師は個別の ライティング設定に応じて多灯ストロボの発光量を調整するために操作パネルか ら手動操作により、それぞれのストロボ発光器の発光量に対応する調光操作を行 わなければならない。
【0005】 一方、写真スタジオなどでのライティングは、多くはパターン化されているの が実情である。例えば、証明写真や七五三,結婚,成人記念などの記念撮影では 一定のライティング・パターンがあり、また、例えば同じ記念撮影でも服の色, 全身撮影,上半身だけの撮影等、さまざまな被写体の状況に対応する多くのライ ティング・パターンがある。更に、写真技師はある1回の撮影において幾つもの パターンで撮影を行う。
【0006】 従来のストロボ電源装置では調光量は、一般に、蓄積電力量(ワット秒)で表 示され、カメラの絞りとの関係付けがなされていないために1回の撮影でライテ ィング・パターン毎に操作パネル上のつまみ等を操作して調光量を加減し、パタ ーンの切換えを行わねばならないという煩わしさに加えて、誤操作が生じ易いと いう欠点があり、更に、調光量の調節に多くの時間がかかり、成人記念撮影等の ように限られた時間内に大量の撮影を行わねばならない時などに不都合が生じる 場合が多くあった。
【0007】 また、これらの問題点を解決するために、パターン化を試みた従来例もあるが 、調光量とカメラの絞りとの関係付けがなされないままであるため、パターン設 定時に煩わしさと誤操作が生じるという欠点があった。すなわち、一般にカメラ マンはワット秒単位を示すWs表示によりそのストロボの光量の大小を判断し、 経験により適当なWsのストロボを使用するが、写真撮影ではカメラの絞りを作 画意図に応じ設定しなければならず、ストロボの光量の調整を必要とする。例え ば、カメラの絞りをF8.0 +0 段(0 段の部分は0.1 〜0.9 までの中間絞りを示 す)と設定したとする。そのときの必要な光量を得る為に、仮にストロボを400 Wsで発光させ、そのときのフラッシュメーターの読み取りがF5.6 +0 段と表 示されたとする。このことは、設定したカメラの絞り値に対して1.0 段分光量不 足であるのでストロボのWsを大きくする必要がある。この方法として、設定し たカメラの絞り値になるまで少しずつ光量を大きくしながら、その都度フラッシ ュメーターで測定してゆくような方法を取らざるを得ないため、どうしても上述 のような不都合を生じ、はなはだ不便であった。
【0008】
本考案の目的は、このような従来のストロボ電源装置の欠点と不都合を解消し 、以て、迅速で正確なライティング・パターンの切換えを実現し、ライティング ・パターンの設定を容易にするため、見易くて、調光量とカメラの絞りとの関係 付けをなし得る多灯ストロボ電源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 ワット秒(Ws)はストロボの蓄積電力量の単位であり、ストロボの光量Qは ほぼこの電力量に比例している。なおQとカメラの絞りを決定する上での絞り段 数Aとの関係は次の通りである。
【0010】
【数1】
【0011】 式よりAに1.0 を代入することにより、Wsを2倍にすればよいことがわかる ので、前述のように仮にストロボを 400Wsで発光させそのときのフラッシュメ ータの読み取りがF5.6 + 0段と表示され、これが設定したカメラの絞りに対し て1.0 段分光量不足であるとすると、この場合には 800Wsにすれば、ほぼ設定 したカメラの絞りを得ることができ素早く調整可能となる。しかし、Aが整数な らば簡単に計算できるが、例えば同様に 400Wsでフラッシュメーターの表示が F5.6 +0.3 段のように中間絞り段が読み取られると簡単には計算できない(A に小数を代入して求めるには関数電卓もしくは対数表が必要となる)。その解決 方法としてストロボの光量の割合をWs単位でなく絞り段数単位におきかえて表 示しておけば設定したカメラの絞りとフラッシュメーターでの読み取ったカメラ の絞りの差の段数を設定するだけでよいことになる。
【0012】 式により絞り段数に対応したWsの値を求めることができる。
【0013】
【数2】
【0014】 が得られる。但しkは定数である。
【0015】 本考案は表示された調光情報を読み取ってストロボの発光量を調整し、式に 基づき計算され表示された絞り段数値をカード上に設定し、調光情報をパターン 化して入力装置から読み取らせることによってストロボ発光器の発光量を制御し ようとするものである。
【0016】 具体的には、調光部と、各々のストロボ発光器に対応する複数のデジタル表示 部と、所定のカード上に配置されている調光情報を読み取って電気信号に変換す る読取部とを有する多灯ストロボ電源装置であって、記憶部材と処理部材を有し 、電気信号に変換された調光情報に基づいて調光部を制御し、それぞれのストロ ボ発光器の発光量を制御するとともに、各ストロボの光量割合をワット秒単位か ら絞り段数単位に変換するための計算を含む処理を行う制御部と、各ストロボの 光量割合を対応するデータ表示部にワット秒単位または絞り段数単位で交互に表 示するための切替部材とを含む多灯ストロボ電源装置である。
【0017】
式により調光量とカメラの絞りとの関係付けがなされ、ストロボの調整とカ メラの絞り調整が容易に出来、また表示が見易いのでパターン設定がきわめて容 易となる。
【0018】 またライティング・パターンに基づく各ストロボの発光量制御のための調光量 はライティング・パターンと1対1の対応をなすから、予めライティング・パタ ーンに対応した調光情報を表示部から読み取り、切替え表示される絞り段数表示 値をカード上の所定の位置に記して準備しておき、撮影に際して必要なパターン に対応するカードを本考案の装置である多灯ストロボ電源装置の読取部で読み取 らせれば必要なストロボ発光量が得られる。
【0019】 よって、パターンの切換えに応じて迅速で、且つ正確なストロボ・ライティン グが実現できる。
【0020】
好ましい実施例として、調光量が、ワット秒または絞り段数表示値に切替え表 示され、カード入力による調光と、操作パネル上の入力操作による調光とが可能 な多灯ストロボ電源装置について以下に述べる。
【0021】 第1A図及び第1B図は1〜6灯のストロボ発光器に接続可能な多灯ストロボ 電源装置1の斜視図である。
【0022】 多灯ストロボ電源装置1の外部正面にはカード挿入口2及び操作パネル3が設 けられている。
【0023】 カード挿入口2は、第3図に示すストロボ発光器101,102,103,1 04,105,106の発光量を制御するための第2図に示す調光カード30の 挿入口である。
【0024】 操作パネル3は、第1ブロック11〜第6ブロック16及びメインブロック2 0の7ブロックに区分されている。
【0025】 第1ブロック11〜第6ブロック16は個々のストロボ発光器101,102 ,103,104,105,106に対応する手動入力による調光操作のための ブロックであり、ブロック11,12,13,14,15,16には、それぞれ スイッチ4、光量増加釦5、光量減少釦6及び調光量をワット秒単位または絞り 段数としてデジタル表示する出力光量表示部8が設けてある。
【0026】 スイッチ4は、それぞれのストロボ発光器101,102,103,104, 105,106の個別電源入力スイッチであり、手動操作する場合には、設定さ れたライティングのパターンに応じて必要なスイッチをオンにし、不要な出力を オフにしておく。
【0027】 調光カード30を入力する場合は自動的にオンにセットされるので予め操作す る必要はない。
【0028】 光量増加釦5及び光量減少釦6はそれぞれの調光量の増加/減少を操作する釦 であり、釦を1回押す毎に光量の増加/減少が行われる。
【0029】 多灯ストロボ電源装置1の図示されていない裏側には、それぞれのブロック1 1,12,13,14,15,16毎にそれぞれ対応のストロボ発光器101, 102,103,104,105,106と接続するためのコネクタが設けてあ る。
【0030】 メインブロック20は、充電表示ランプ22、表示切替スイッチ23、全光量 増加釦26、全光量減少釦28を備えている。
【0031】 表示切替スイッチ23は出力光量表示部8の表示をワット秒単位(Ws)表示 または絞り段数値(WNo)表示に切り替えるための切替部材としてのキー・ス イッチである。
【0032】 全光量増加釦26は全ブロックの調光量の一括全体的な調光量の増加を行うと きに使用し、全光量減少釦28は同様に一括全体的な調光量の減少を行うときに 使用する。
【0033】 光量操作の結果は、出力光量表示部8に実際値を、例えばWs値として表示す る。また、例えばk=1.28とするときWs値が、 800Wsであれば、式よりW sに対応した絞り段数Aの値を求めることができる。
【0034】
【数3】
【0035】 となり、A=10.0が求められる。
【0036】 式によりA=10.0〜5.0 まで0.1 段単位でAに対応するWsを算出し、この 数値をROMに記憶させ、表示できるようにしておき、カメラマンの必要に応じ てWsもしくはAを表示するようにできる。ここでAを絞り段数値としてのワッ トナンバー(WNo)と定義する。
【0037】 先の例では、 400Wsで発光させたときフラッシュメータでF5.6 +0 段と表 示されたときWNoを表示すると9.0 と表示される。F8.0 +0 段にする為には 1.0 段上げればよい。即ちWNoを10.0と表示されるようにすればよい。また同 様に 400Wsで発光させたときフラッシュメータでF5.6 +0.3 段と表示された ときWNoを表示すると9.0 と表示される。F8.0 +0 段にする為には、F5.6 +0.3 段とF8.0 +0 段の差である0.7 段上げればよい。即ちWNoを9.7 にす ればよいことになる。
【0038】 表示部は、各ストロボ発光器に対応する調光量をWs表示またはWNo表示に 切り替えてデジタル表示できるよう構成されているので表示されたWNo値を読 み取って、後述するように調光カード30に調光パターン値を記す場合に使用す ることができる。
【0039】 第2図は調光カードの平面図であり、マークカードの例を示している。
【0040】 調光カード30は、調光情報欄40及び識別欄47を有し、調光情報欄40は 、第1図のブロック11,12,13,14,15,16に対応する列31,3 2,33,34,35,36及びWNo整数部を示す行38と小数部を示す行3 9から構成されている。
【0041】 調光カード30に調光情報としてのライティング・パターンの調光量を記すに は次のようにする。
【0042】 例えば6灯のうち4灯のストロボ発光器を使用するライティング・パターンの 場合、ストロボ電源装置の各ブロック11,12,13,14,15,16の最 大出力が 600Ws,600Ws,800Ws,800Ws,800Ws,800Wsであり、ストロボ 発光器101,102,103,104の必要光量がそれぞれ 400Ws,238Ws ,200Ws,606Wsであるとすれば、ブロック11,12,13,14に絞り段数 表示値と示されるデジタル表示値はそれぞれ 9.0,8.5 ,8.0 ,9.6 となるので 、行38及び行39の左端の表示に従い、ブロック11,12,13,14に対 応する列31,32,33,34の該当する枡目41,42,43,44,45 ,46を鉛筆などで黒く塗り潰せばよい。使用しないブロック15,16に対応 する列35,36にはマークする必要はない。このようにして、設定されたそれ ぞれのライティング・パターンに応じて予め調光パターンをマークした調光カー ド30を作成しておくことができる。
【0043】 識別欄47は行38及び行39の読み取りのタイミングを決定する欄であり、 例えば調光量8.5 を示す行32の読み取りのタイミングは検知したタイミング・ マーク48,49を電気信号に変換した2値信号によって示される。このように 、識別欄は一定の規則によって構成され、且つ予め印刷されている。
【0044】 第3図は多灯ストロボ電源装置1の内部構成図である。
【0045】 多灯ストロボ電源装置1は制御部50,読取部60,調光部70,操作入力部 80,表示部90を備え、コネクタ78を介して外部のストロボ発光器101, 102,103,104,105,106に接続している。
【0046】 制御部50は例えばマイクロプロセッサで構成されており、CPU51,RO M53,RAM54からなり、バス55を介して読取部60,調光部70,操作 入力部80,表示部90とのインターフェイス56,57,58,59と接続し ている。
【0047】 ROM53には所定のプログラムとブロック11〜16の最大出力光量がデー タとして書込まれており、CPU51はROM53内のプログラムに基づいて読 取部60及び操作入力部80を制御すると共に、ROM53内のプログラム及び データと、RAM54に記憶される調光データによりWs及びWNoを算出し、 例えばROM53に記憶するとともに、調光部70と表示部90を制御する。
【0048】 読取部60は例えば光センサ62を備えた光学的カード読取装置であって、カ ード挿入口2から挿入された調光カード30にマークされた調光情報を検知して 電気信号に変換する。変換された調光情報はインターフェイス56でパラレル/ シリアル変換されデジタル化された調光データとしてRAM54に記憶されると 共にワット秒値Wsと、例えば前記式により求められる絞り段数値WNoとし て算出されて記憶される。
【0049】 例えば、第1A図に示すように最初にWs表示がされるようにプログラムして おき、キースイッチ23が押されたとき、第3図に示すインターフェイス58を 介してCPU51に割込信号が与えられるよう回路を構成し、予め、所定のプロ グラムでCPUにキー・スイッチ割込信号があったとき、ROMに記憶されたW No値をデジタル表示部8に表示し、次に第1B図に示すようにキー・スイッチ が押され、割込信号があったときROMに記憶されたWs値をデジタル表示部8 に表示するようにしておけば、調光データに基づくそれら調光値のいずれかが出 力光量表示部8に表示される。また、所定のプログラムで、最初にWNo表示が なされるようにし、次にキー割込があったときWs値を表示し、次にキー割込が あったときWNo値を表示するようにしてもよい。
【0050】 こうすることにより、操作者はストロボ発光器との光量比較を表示されたWs 表示で行い、対応する絞り段数を表示されたWNo値で読み取り調光カード30 にWNo値を容易に設定することができる。
【0051】 実施例では、操作入力部80からも調光情報入力が可能である。操作入力部8 0からの調光情報入力は、例えば、調光カードで入力されたライティング・パタ ーンとしての調光データに対しライティング・パターンの設定時や、天候その他 の外的条件の変化に対応するため光量調整をしようとする場合に行う。
【0052】 この場合は、調整を必要とするストロボ発光器に対応するブロックの光量増/ 減釦5,6を操作して調整するが、全ブロックに対して同一値で一括調整できる ときはメインブロック20の全光量増/減釦26,28を操作して調整する。こ のとき、CPU51は例えば操作入力部80の操作による増減値でRAM54の 調光データ値としてのWs値及びWNo値を計算して更新し、調光部70の調光 量の変更及び表示部90の表示値の変更を指令する。
【0053】 調光部70での調光回路には例えば電圧切換方式やコンデンサ切換方式等各種 の方式があるが実施例の第3図ではコンデンサ切換方式を示している。
【0054】 撮影に際してのストロボ発光は、撮影情報を受け取ったCPU51がRAM5 4内の調光データによりスイッチ75の組合せを制御して充電部71から予めメ インコンデンサ73に蓄積していた所定の電気量を通電し、ストロボ発光器を発 光させる。
【0055】 上記の実施例ではカード入力による調光と、操作パネル上の入力操作による調 光とが可能な多灯ストロボ電源装置について述べたが、カード入力による調光だ けが可能な装置とすることもできる。この装置では読取部60から調光カード3 0を入力してすべての調光を行う。この場合、外部環境の変化等による調整入力 は2枚目の調整カード入力によって行うようROM内のプログラムを変更してお けばよい。
【0056】 また、調光カードはマークカードに限らず他の媒体、例えばIDカード、IC カードやバーコードを記したカード状のものでもよく、その調光情報の設定方法 も上記実施例の方法に限定されるものではない。更に、読取部60は光学的読取 装置に限らず、例えば磁気読取装置やバーコード読取装置などでもよく、また、 調光部70においてスイッチ75とインターフェイス57を同じ回路として構成 することもできる。操作入力部80についても光量増/減釦5,6及びキー・ス イッチ23は釦式に限らず、例えば回転式でもよい。
【0057】 第2の実施例として、例えば第4図に示すように、各ブロック11〜20へW s表示部とWNo表示部を別々に設けて、Ws値とWNo値を同時に表示するよ うにすることもできる。
【0058】 更に第3の実施例として、WNo値をバーグラフ表示するような表示部を設け ることもできる。
【0059】
本考案では、調光量をワット秒単位または絞り段数値として交互もしくは同時 に表示できるので、写真技師は、困難な計算や、勘にたよることなく、ストロボ の光量調整を行うことができる。
【0060】 本考案は、また、ストロボの光量割合を示すワット秒表示に対応する絞り段数 表示値を読み取って、その値をカード上に書き込めるのでパターン設定が容易に できる。
【0061】 さらに、本考案は、パターン化されているライティングに基づく撮影を実施し ようとする際に迅速で、誤操作のない、正確な撮影ができる多灯ストロボ電源装 置を実現している。これにより、大量の撮影を短時間で行うことができる。
【0062】 さらに、また、本考案はカード読取部と手動入力のための操作入力部を一体と して設けることもできるので、調光データ値に対して調整を必要とするとき調光 データ値を手動入力で修正できるという使用上の柔軟性を持っている。
【提出日】平成7年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は多灯ストロボ電源装置に関し、より具体的には写真撮影におけるスト ロボ・ライティングに使用する多灯ストロボ電源装置に関する。
【0002】
写真館などにおいて、写真技師は作画意図によりストロボ発光量を変えて撮影 を行なっている。その際、一般的には、正面,側面,頭上など各所にストロボ発 光器を設置し、夫々の光量を調節して多灯ライティングを行ない撮影を行なって いる。
【0003】 このような場合、写真技師は、夫々のストロボ発光器の光量を調節する必要が あるが、個別調整の不便さを解消するものとして、夫々のストロボ発光器に接続 する調光部と、発光量調節のための手動操作入力部を一体として備えたストロボ 電源装置が使用されている。
【0004】 上述のようなストロボ電源装置を使用して撮影を行なう場合、写真技師は個別 のライティング設定に応じて多灯ストロボの発光量を調整するために操作パネル によって、手動操作により、夫々のストロボ発光器の発光量に対応する調光操作 を行なわなければならない。
【0005】 一方、写真スタジオなどでのライティングは、多くはパターン化されているの が実情である。例えば、証明写真や七五三,結婚,成人記念などの記念撮影では 、一定のライティング・パターンがあり、また、例えば同じ記念撮影でも服の色 ,全身撮影,上半身だけの撮影等、様々な被写体の状況に対応する多くのライテ ィング・パターンがある。更に、写真技師は、或る1回の撮影において幾つもの パターンで撮影を行なっている。
【0006】 従来のストロボ電源装置では、調光量は、一般に、蓄積電力量(ワット秒)で 表示され、カメラの絞りとの関連で表示されていないために1回の撮影でライテ ィング・パターン毎に操作パネル上の摘み等を操作して調光量を加減し、パター ンの切換えを行わねばならないという煩わしさに加え、誤操作が生じ易いという 欠点があり、更に、調光量の調節に多くの時間がかかり、成人記念撮影等のよう に限られた時間内に大量の撮影を連続して行なわねばならない時などに不都合が 生じる場合が多かった。
【0007】 また、これらの問題点を解決するために、パターン化を試みた従来例もあるが 、調光量とカメラの絞りとの相関性がなされないままであったため、パターン設 定時に煩わしさと誤操作が生じるという欠点を避け得なかった。即ち、一般にカ メラマンはワット秒単位を示すWs表示によりそのストロボの光量の大小を判断 し、経験により適当なWsのストロボを使用するが、写真撮影にあっては、カメ ラの絞りを作画意図に応じて設定しなければならず、これによるストロボの光量 の調整を必要とする。例えば、カメラの絞りをF8.0 +0 段(0 段の部分は0.1 〜0.9 までの中間絞りを示す)と設定したとする。そのときの必要な光量を得る 為に、仮にストロボを400 Wsで発光させ、そのときのフラッシュメーターの読 み取りがF5.6 +0 段と表示されたとする。このことは、設定したカメラの絞り 値に対して1.0 段に相当する光量不足を生ずるので、ストロボのWsを大きくす る必要がある。この調整方法として、設定したカメラの絞り値になる迄少しずつ 光量を大きくしながら、その都度フラッシュメーターで測定してゆくような方法 を取らざるを得ないため、どうしても上述のような不都合を生じ、甚だ不便であ った。
【0008】
本考案の目的は、このような従来のストロボ電源装置の欠点と不都合を解消し 、迅速で正確なライティング・パターンの切換えを実現するとともに、ライティ ング・パターンの設定を容易にするため、見易くて、調光量とカメラの絞りとの 相関的な関係付けをなし得る多灯ストロボ電源装置を提供することにある。
【0009】
ワット秒(Ws)は、ストロボの蓄積電力量の単位であり、ストロボの光量Q は、略この電力量に比例している。なお光量Qと、カメラの絞りとを決定する上 での絞り段数Aとの関係は次の通りである。
【0010】
【数1】
【0011】 式よりAに1.0 を代入することにより、蓄積電力量Wsを2倍にすればよい ことが解るので、前述のように、仮にストロボを 400Wsで発光させ、そのとき のフラッシュメータの読み取りがF5.6 + 0段と表示され、これが設定したカメ ラの絞りに対して1.0 段に相当する光量だけ不足であるとすると、この場合には 800Wsにすれば、略設定したカメラの絞りを得ることができ、素早く調整可能 となる。然し、Aが整数ならばこの計算も簡単に行なえるが、例えば、同様に 4 00Wsでフラッシュメーターの表示がF5.6 +0.3 段のように中間絞り段が読み 取られると、簡単には計算できない(Aに小数を代入して求めるには、関数電卓 若しくは対数表が必要となる)。その解決方法として、ストロボの光量の割合を Ws単位でなく、絞り段数単位に置換して表示しておけば、設定したカメラの絞 りとフラッシュメーターでの読取ったカメラの絞りの差の段数を設定するだけで よいことになる。
【0012】 式により絞り段数に対応したWsの値を求めることができる。
【0013】
【数2】 が得られる。但しkは定数である。
【0014】 本考案では、表示された調光情報を読取ってストロボの発光量を調整し、式 に基づき計算され表示された絞り段数値をカード上に設定し、調光情報をパター ン化して入力装置から読み取らせることによって、ストロボ発光器の発光量を制 御するようにした。
【0015】 具体的には、調光部と、各々のストロボ発光器に対応する複数のデジタル表示 部とを有する多灯ストロボ電源装置に対して、意図する撮影目的に適合させるべ き照明パターンに対応する書き込みを施すカードと、書き込みのなされたカード 上に配置されている調光情報を読み取って電気信号に変換する読取部と、記憶部 材と処理部材を有し、電気信号に変換された調光情報に基づいて調光部を制御し 、夫々のストロボ発光器の発光量を制御するとともに、各ストロボの光量割合を ワット秒単位から絞り段数単位に変換するための計算を含む処理を行なう制御部 と、各ストロボの光量割合を、対応するデータ表示部に対し、ワット秒単位また は絞り段数単位で交互に表示するための切替部材とを具備させて写場内照明用の 多灯ストロボ電源装置としての利用性を高めたものである。
【0016】
前記式により、調光量とカメラの絞りとの関係付けがなされ、ストロボの発 光量の調整と、カメラの絞り調整とが容易に出来、また表示によるそれらの間の 状態を簡潔に理解でき且つ見易いので、パターン設定が極めて容易となる。
【0017】 またライティング・パターンに基づく各ストロボの発光量制御の為の調光量は 、ライティング・パターンと1対1の対応をなすから、予めライティング・パタ ーンに対応した調光情報を表示部から読み取り、切替え表示される絞り段数表示 値をカード上の所定の位置に書き込んだものを複数枚準備しておき、撮影に際し て、必要なパターンに対応するカードを選定して本考案の装置である多灯ストロ ボ電源装置の読取部で読み取らせれば、所望通りのストロボ発光量とそれによる 照明効果が得られる。
【0018】 よって、パターンの切換えに応じて、迅速且つ正確なストロボ・ライティング が実現可能となる。
【0019】
好ましい実施例として、撮影意図によるカードの書き込みと、その書き込みカ ード入力による調光と、操作パネル上の入力操作による調光とが可能な写場内照 明用多灯ストロボ電源装置について以下に述べる。
【0020】 図1A及び図1Bは1〜6灯のストロボ発光器に接続可能な写場照明用多灯ス トロボ電源制御装置1の斜視図である。
【0021】 多灯ストロボ電源制御装置1の外部正面には、カード挿入口2及び操作パネル 3が設けられている。
【0022】 カード挿入口2は、図3に示すストロボ発光器101,102,102,103,104,105,106 の発光量を制御するための図2に示す調光カード30の挿入口である。
【0023】 操作パネル3は、第1ブロック11〜第6ブロック16及びメインブロック20の7 ブロックに区分されている。
【0024】 第1ブロック11〜第6ブロック16は、個々のストロボ発光器101,102,103,104, 105,106 に対応する手動入力による調光操作のためのブロックであり、ブロック 11,12,13,14,15,16 には、夫々スイッチ4、光量増加釦5、光量減少釦6及び調 光量をワット秒単位または絞り段数としてデジタル表示する出力光量表示部8が 設けてある。
【0025】 スイッチ4は、夫々のストロボ発光器101,102,103,104,105,106 の個別電源入 力スイッチであり、手動操作する場合には、設定されたライティングのパターン に応じて必要なスイッチをオンにし、不要な出力をオフにしておく。
【0026】 調光カード30によって入力する場合は、自動的にオンにセットされるので予め 操作する必要はない。
【0027】 光量増加釦5及び光量減少釦6は、夫々の調光量の増加/減少を操作する釦で あり、釦を1回押す毎に光量の増加/減少が行なわれる。
【0028】 多灯ストロボ電源制御装置1の図示されていない裏側には、夫々のブロック11 ,12,13,14,15,16 毎に、夫々対応するストロボ発光器101,102,103,104,105,106 と接続するためのコネクタが設けてある。
【0029】 メインブロック20は、充電表示ランプ22、表示切替スイッチ23、全光量増加釦 26、全光量減少釦28を備えている。
【0030】 表示切替スイッチ23は、出力光量表示部8の表示をワット秒単位(Ws)表示 または絞り段数値(WNo)表示に切り替えるための切替部材としてのキー・スイ ッチである。
【0031】 全光量増加釦26は、全ブロックの調光量の一括全体的な調光量の増加を行なう ときに使用し、全光量減少釦28は、同様に一括全体的な調光量の減少を行なうと きに使用する。
【0032】 光量操作の結果は、出力光量表示部8に実際値を、例えばWs値として、表示 する。また、例えばk=1.28とするときWs値が、 800Wsであれば、式より Wsに対応した絞り段数Aの値を求めることができる。
【0033】
【数3】 となり、A=10.0が求められる。
【0034】 式によりA=10.0〜5.0 まで0.1 段単位でAに対応するWsを算出し、この 数値をROMに記憶させ、表示できるようにしておき、カメラマンの必要に応じ てWs、若しくはAを表示するようにできる。ここでAを絞り段数値としてのワ ットナンバー(WNo)と定義する。
【0035】 先の例では、 400Wsで発光させたときフラッシュメータでF5.6 +0 段と表 示されたときワットナンバーWNoを表示すると絞り段数値で9.0 と表示される。 F8.0 +0 段にする為には、1.0 段上げればよい。即ち、絞り段数値で表示され るワットナンバーWNoを10.0と表示されるようにすればよい。また同様に 400W sで発光させたとき、フラッシュメータでF5.6 +0.3 段と表示されたときワッ トナンバーWNoを表示すると9.0 と表示される。F8.0 +0 段にする為には、F 5.6 +0.3 段とF8.0 +0 段の差である0.7 段上げればよい。即ち、ワットナン バーWNoを9.7 にすればよいことになる。
【0036】 表示部は、各ストロボ発光器に対応する調光量をWs表示または絞り段数値で 表わしたワットナンバーWNo表示に切り替えてデジタル表示できるよう構成され ているので、表示されたWNo値を読み取って、後述するように調光カード30に調 光パターン値を記す場合に使用することができる。
【0037】 図2は、調光カードの平面図であり、マークカードの例を示している。
【0038】 調光カード30は、調光情報欄40及び識別欄47に区分されており、調光情報欄40 は、図1のブロック11,12,13,14,15,16に対応する列31,32,33,34,35,36 及びW No整数部を示す行38と小数部を示す行39から構成されている。
【0039】 調光カード30に対して、調光情報としてのライティング・パターンの調光量を 記すには次のようにする。
【0040】 例えば、6灯のうち4灯のストロボ発光器を使用するライティング・パターン の場合、ストロボ電源装置の各ブロック11,12,13,14,15,16 の最大出力が 600W s,600Ws,800Ws,800Ws,800Ws,800Wsであり、ストロボ発光器101,102, 103,104 の必要光量が夫々 400Ws,283Ws,200Ws,606Wsであるとすれば (図1Aに例示)、ブロック11,12,13,14に絞り段数表示値と示されるデジタル 表示値は、夫々 9.0,8.5 ,8.0 ,9.6 となる(図1Bに例示)ので、行38及び 行39の左端の表示に従い、ブロック11,12,13,14に対応する列31,32,33,34 の該 当する枡目41,42,43,44,45,46を鉛筆などで黒く塗り潰せばよい。使用しないブ ロック15,16 に対応する列35,36 にはマークしない。このようにして、設定され た夫々のライティング・パターンに応じて、予め調光パターンをマークした調光 カード30を作成しておくことができる。
【0041】 識別欄47は、行38及び行39の読み取りのタイミングを決定する欄であり、例え ば調光量8.5 を示す行32の読み取りのタイミングは検知したタイミング・マーク 48,49 を電気信号に変換した2値信号によって示される。このように、識別欄は 一定の規則によって構成され、且つ予め印刷されている。
【0042】 図3は、多灯ストロボ電源制御装置1の内部構成図である。
【0043】 多灯ストロボ電源制御装置1は、制御部50,読取部60,調光部70,操作入力部 80,表示部90を備え、コネクタ78を介して外部のストロボ発光器101,102,103,10 4,105,106 に接続してある。
【0044】 制御部50は、例えばマイクロプロセッサで構成されており、CPU51,ROM 53,RAM54からなり、バス55を介して読取部60,調光部70,操作入力部80,表 示部90とのインターフェイス56,57,58,59 と接続している。
【0045】 ROM53には、所定のプログラムとブロック11〜16の最大出力光量がデータと して書込まれており、CPU51は、ROM53内のプログラムに基づいて読取部60 及び操作入力部80を制御すると共に、ROM53内のプログラム及びデータと、R AM54に記憶される調光データによりWs及びWNoを算出し、例えばROM53に 記憶するとともに、調光部70と表示部90を制御する。
【0046】 読取部60は、例えば光センサ62を備えた光学的カード読取装置であって、カー ド挿入口2から挿入された調光カード30にマークされた調光情報を検知して電気 信号に変換する。変換された調光情報は、インターフェイス56でパラレル/シリ アル変換されデジタル化された調光データとしてRAM54に記憶されると共に、 ワット秒値Wsと、例えば前記式により求められる絞り段数値表示のワットナ ンバーWNoとして算出され、記憶される。
【0047】 例えば、図1Aに示すように最初にWs表示がされるようにプログラムしてお き、表示切替スイッチとしてのキースイッチ23が押されたとき、図3に示すイン ターフェイス58を介してCPU51に割込信号が与えられるよう回路を構成し、予 め、所定のプログラムでCPU51にキー・スイッチ割込信号があったとき、RO M53に記憶されたWNo値をデジタル表示部8に表示し、次に図1Bに示すように キー・スイッチ23が押され、割込信号があったときROM53に記憶されたWs値 をデジタル表示部8に表示するようにしておけば、調光データに基づくそれら調 光値の何れかが出力光量表示部8に表示される。また、所定のプログラムで、最 初にWNo表示がなされるようにし、次にキー割込があったときWs値を表示し、 次にキー割込があったときWNo値を表示するようにしてもよい。
【0048】 こうすることにより、操作者はストロボ発光器との光量比較を、表示されたW s表示で行ない、対応する絞り段数を表示されたWNo値で読み取り、調光カード 30にそのWNo値を容易に設定することができる。
【0049】 実施例では、操作入力部80からも調光情報入力が可能である。操作入力部80か らの調光情報入力は、例えば、調光カード30により入力されたライティング・パ ターンとしての調光データに対し、ライティング・パターンの設定時や、天候そ の他の外的条件の変化に対応するため、更に光量調整をしようとする場合に行な われる。
【0050】 この場合は、調整を必要とするストロボ発光器に対応するブロックの光量増/ 減釦5又は6を操作して調整するが、全ブロックに対して同一値で一括調整でき るときは、メインブロック20の全光量増/減釦26又は28を操作して調整する。こ のとき、CPU51は、例えば操作入力部80の操作による増減値でRAM54の調光 データ値としてのWs値及びWNo値を計算して更新し、調光部70の調光量の変更 及び表示部90の表示値の変更を指令する。
【0051】 調光部70での調光回路には、例えば電圧切換方式やコンデンサ切換方式等各種 の方式があるが、実施例の図3ではコンデンサ切換方式を示している。
【0052】 撮影に際してのストロボ発光は、撮影情報を受け取ったCPU51がRAM54内 の調光データによりスイッチ75の組合せを制御して、充電部71から予めメインコ ンデンサ73に蓄積していた所定の電気量を通電し、ストロボ発光器を発光させる 。
【0053】 上記の実施例では、調光カード30の入力による調光と、操作パネル3上の入力 操作による調光とが可能な多灯ストロボ電源制御装置について述べたが、調光カ ード30による入力をもって調光だけが可能な装置とすることもできる。
【0054】 この装置では、読取部60によって調光カード30による入力が総ての調光を行な うようになっているが、この場合、外部環境の変化等による入力の調整を2枚目 の調光カード入力によって行なうように、ROM内のプログラムを変更すること もできる。
【0055】 また、調光カード30はマークカードに限らず、他の媒体、例えばIDカード、 ICカードやバーコードを記したカード状のものでもよく、その調光情報による 設定方法も、上記実施例の方法に限定されるものではない。更に、読取部60は、 光学的読取装置に限らず、例えば磁気読取装置やバーコード読取装置などでもよ く、また、調光部70においてスイッチ75とインターフェイス57を同じ回路として 構成することもできる。操作入力部80についても光量増/減釦5,6及びキース イッチ23は、釦式に限らず、例えばダイヤルによる回転式でもよい。
【0056】 第2の実施例として、例えば図4に示すように、各ブロック11〜20へWs表示 部とWNo表示部を別々に設けて、Ws値とWNo値を同時に表示するようにするこ ともできる。
【0057】 更に第3の実施例として、WNo値をバーグラフ表示するような表示部を設ける こともできる。
【0058】
本考案では、調光量をワット秒単位または絞り段数値として交互に、若しくは 同時に表示できるので、写真技師は、困難な計算や、勘に頼ることなく、作画意 図に応じたストロボの光量調整を迅速に行なうことができる。
【0059】 本考案は、また、ストロボの光量割合を示すワット秒表示に対応する絞り段数 表示値を読み取って、その値をカード上に書き込めるのでパターン設定が容易に できる。
【0060】 更に、本考案は、パターン化されているライティングに基づく撮影を実施しよ うとする際に、迅速で、誤操作のない、正確な撮影ができる多灯ストロボ電源制 御装置を実現している。これにより、大量の撮影を短時間で行なうことができる 。
【0061】 更にまた、本考案は、カード読取部と手動入力のための操作入力部を一体とし て設けることもできるので、調光データ値に対して調整を必要とするとき、調光 データ値を手動入力で修正できるという使用上の柔軟性をも発揮する。
【図1】第1A図及び第1B図は、本考案の多灯ストロ
ボ電源装置の実施例を示す斜視図。
ボ電源装置の実施例を示す斜視図。
【図2】第2図は同実施例で使用する調光カードの平面
図。
図。
【図3】第3図は同実施例装置の内部構成図。
【図4】第4図は第2の実施例を示す斜視図である。
1 多灯ストロボ電源装置 2 カード挿入口 3 操作パネル 4 スイッチ 5 光量増加釦 6 光量減少釦 7 調光量グラフ表示部 8 出力光量表示部 23 キー・スイッチ(切替部材) 30 調光カード 50 制御部 51 CPU 53 ROM 54 RAM 56,57,58,59 インターフェイス 60 読取部 70 調光部 80 操作入力部 90 表示部 101,102,103,104,105,106 ス
トロボ発光器
トロボ発光器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 多灯ストロボ電源装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】A及びBは、本考案の多灯ストロボ電源制御装
置の実施例を示す斜視図、
置の実施例を示す斜視図、
【図2】同実施例で使用する調光カードの平面図、
【図3】同実施例装置の内部回路構成図、
【図4】第2の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 多灯ストロボ電源制御装置 2 カード挿入口 3 操作パネル 4 スイッチ 5 光量増加釦 6 光量減少釦 8 出力光量表示部 23 キー・スイッチ(表示切替スイッチ) 30 調光カード 50 制御部 51 CPU 53 ROM 54 RAM 56,57,58,59 インターフェイス 60 読取部 70 調光部 80 操作入力部 90 表示部 101,102,103,104,105,106 ストロボ発光器
Claims (3)
- 【請求項1】 調光部と、各々のストロボ発光器に対応
する複数のデジタル表示部と、所定の調光カード上に設
定してある調光情報を読み取って電気信号に変換する読
取部とを有する多灯ストロボ電源制御装置において、 記憶部材と処理部材とを有し、 電気信号に変換された調光情報に基づいて調光部を制御
し、 各々のストロボ発光器の発光量を制御するとともに各々
の光量割合をワット秒単位から、これと対応する絞り段
数値に変換するための計算を含む処理を行なう制御部
と、 各々のストロボ発光器の光量割合を対応する前記デジタ
ル表示部に対し、 ワット秒単位またはこれに対応する絞り段数単位をもっ
て交互に表示するための切替部材とから構成されること
を特徴とする多灯ストロボ電源装置。 - 【請求項2】 調光部と、各々のストロボ発光器に対応
する複数のデジタル表示部と、所定の調光カード上に設
定してある調光情報を読み取って電気信号に変換する読
取部とを有する多灯ストロボ電源制御装置において、 各々のストロボ発光器の光量割合をワット秒単位とこれ
に対応する絞り単位とで同時に表示する対をなす複数の
デジタル表示部と、 記憶部材と処理部材とを有し、 電気信号に変換された調光情報に基づいて調光部を制御
し、 各々のストロボ発光器の発光量を制御するとともに各々
の光量割合をワット秒単位から、これと対応する絞り段
数値に変換するための計算を含む処理を行なう制御部
と、から構成されることを特徴とする多灯ストロボ電源
装置。 - 【請求項3】 調光部と、各々のストロボ発光器に対応
する複数のデジタル表示部と、予定の調光カード上に設
定してある調光情報を読み取って電気信号に変換する読
取部とを有する多灯ストロボ電源制御装置において、 記憶部材と処理部材とを有し、 電気信号に変換された調光情報に基づいて調光部を制御
し、 各々のストロボ発光器の発光量を制御するとともに、 各々の光量割合をワット秒単位から、これと対応する絞
り段数値に変換するための計算を含む処理を行なう制御
部と、 各々のストロボ発光器の光量割合を対応する前記デジタ
ル表示部に対し、 ワット秒単位または絞り段数単位をもって表示する複数
のデジタル表示部とから構成され、更に、手動操作によ
る調光量の入力を行なうための入力操作部と、 これによる調光部をも備えていることを特徴とする多灯
ストロボ電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995000167U JP2592091Y2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 多灯ストロボ電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995000167U JP2592091Y2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 多灯ストロボ電源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081029U true JPH081029U (ja) | 1996-06-21 |
| JP2592091Y2 JP2592091Y2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=11466479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1995000167U Expired - Lifetime JP2592091Y2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 多灯ストロボ電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592091Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005215367A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Olympus Corp | ストロボ装置 |
| JP2005215368A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Olympus Corp | ストロボ装置 |
| JP2006010747A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Nikon Corp | 撮影用照明装置 |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP1995000167U patent/JP2592091Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005215367A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Olympus Corp | ストロボ装置 |
| JP2005215368A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Olympus Corp | ストロボ装置 |
| JP2006010747A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Nikon Corp | 撮影用照明装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2592091Y2 (ja) | 1999-03-17 |
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