JPH0810322B2 - ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラ−写真感光材料

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JPH0810322B2
JPH0810322B2 JP62122794A JP12279487A JPH0810322B2 JP H0810322 B2 JPH0810322 B2 JP H0810322B2 JP 62122794 A JP62122794 A JP 62122794A JP 12279487 A JP12279487 A JP 12279487A JP H0810322 B2 JPH0810322 B2 JP H0810322B2
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3041Materials with specific sensitometric characteristics, e.g. gamma, density

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に関し、詳しく
は、カラー印画紙用ハロゲン化銀写真感光材料に関す
る。
〔発明の背景〕
当業界においては、高画質のハロゲン化銀カラー写真
感光材料が望まれており、特にカラーネガ用ハロゲン化
銀写真感光材料により撮影を行い、カラー印画紙用ハロ
ゲン化銀写真感光材料にプリントして最終画像を得る、
いわゆるカラーネガ・ポジシステムにおいては、カラー
ネガ用ハロゲン化銀写真感光材料に対してカラー印画紙
用ハロゲン化銀写真感光材料の画質、特に画像鮮鋭性が
低いことが問題となっている。その改良技術としては、
英国特許584,609号、同1,277,429号、特開昭48−85130
号、同49−99620号、同49−114420号、同49−129537
号、同52−108115号、同59−25845号、米国特許2,274,7
82号、同2,533,472号、同2,956,879号、同3,125,448
号、同3,148,187号、同3,177,078号、同3,247,127号、
同3,540,887号、同3,575,704号、同3,653,905号、同3,7
18,472号、同4,071,312号、同4,070,352号等に記載され
ているような水溶性染料を写真要素中に含有させる技
術、およびコロイド銀からなるハレーション防止層を反
射支持体の乳剤層側もしくは乳剤層の反対側に設ける技
術などが知られている。
一方、近年、種々様々なシーンを実際にカラー印画紙
にプリントした際に、より自然な印象を受ける豊かな調
子再現への要望がユーザー側から高まってきている。
しかし、従来のカラー印画紙は、調子が硬くハイライ
ト部(例えば人物の顔など)やシャドー部の調子再現が
不十分であり、微妙な陰影が消失した(いわゆる「とん
だ」)プリントに仕上がることがよくある。これを改良
するために、感光材料の階調を軟調化させると、ハイラ
イト部やシャドー部の調子再現は向上するが、視覚的な
印象としてぼやけてハッキリしない、いわゆる「ねむ
い」プリントとなってしまい好ましくない。
また、前述したようにカラー印画紙において問題とな
っている画像鮮鋭性を向上させるために、前述のよう
な、水溶性染料を多量に含有させたり、ハレーション防
止層を設ける技術を用いると、鮮鋭性は向上するが種々
様々なシーンを実際にプリントした際に、視覚的に、ど
ぎつく不自然な印象を受け、「とび」が目立つようにな
るという問題が明らかとなった。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、本発
明の目的は、画像鮮鋭性に優れ、かつ、色再現性が改良
され、更には視覚的に自然な印象をうける高い質感を持
った画像を得るハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供
することにある。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、反射支持体上に青感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層および赤感
光性ハロゲン化銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料において、該ハロゲン化銀
乳剤層がいずれも塩化銀含有率90モル%以上のハロゲン
化銀粒子を含有し、かつ、該ハロゲン化銀カラー写真感
光材料の550nmまたは680nmにおける光学反射濃度の少な
くとも一つが0.5以上であり、更に、緑感光性乳剤層お
よび赤感光性乳剤層のそれぞれの発色濃度が0.3から1.8
に対応する露光域内の平均ガンマがいずれも1.8以上2.5
未満であるハロゲン化銀カラー写真感光材料により達成
された。
ここで本発明の目的が達成された理由について推測す
るが、あくまでも推測であり、その本質は明確ではな
い。
一般にカラー印画紙などでは、空間周波数1〜10本/m
m程度の鮮鋭性が画質に大きく寄与すると言われている
(応用物理,第41巻,第1号(1972),27〜36頁、テレ
ビジョン学会誌,第33巻,第12号(1979),1000〜1008
頁など)。このような微小部分の調子再現を考えると、
通常のセンシトメトリーによって得られるマクロの階調
(微小部分の濃度変動の影響を受けない通常の階調)に
鮮鋭性劣化による寄与を合わせて考えなければならない
と思われる。すなわち、従来のカラー印画紙において、
調子再現露光域を広げるべく階調を軟調化すると、微小
部分の階調は必要以上に軟調化してしまい、前述したよ
うに「ねむい」プリントになってしまうと考えられる。
また、マクロの階調が同じであっても、鮮鋭性が向上す
ることにより微小部分の階調が硬くなり、どぎつく不自
然な印象を与える画像になると思われる。そこで鮮鋭性
が向上した写真感光材料において、適度な軟調化を施す
ことによって、調子再現露光域を広げると共に、「どぎ
つさ」や「ねむさ」のない自然な印象を受ける調子再現
の豊かなハロゲン化銀写真感光材料が得られるという発
想のもとに鋭意研究を重ねた結果、本発明をなすに至っ
たものである。
〔発明の具体的構成〕
本発明において、ハロゲン化銀写真感光材料の550nm
または680nmにおける光学反射濃度の少なくとも一つは
0.5以上であり、好ましくは0.7以上である。本発明にお
ける光学反射濃度とは、当業界において一般に用いられ
ている反射濃度計によって測定されるものであり、以下
のように定義される。
光学反射濃度=log10(Fo/F) Fo:標準白色板の反射光束 F:試料の反射光束 光学反射濃度を高める具体的手段としては、前述のよ
うにコロイド銀からなるハレーション防止層を反射支持
体の乳剤層側もしくは乳剤層と反対側に設けること及び
/又は写真構成層中に水溶性染料を含有させることが好
ましい。
本発明に用いられるコロイド銀は、主にゼラチン存在
下で硝酸銀をハイドロキノンまたはピロガロールのよう
なフェノール類、還元性の糖類あるいはタンニンなどに
より還元することにより調製できる。
また、コロイド銀は通常ゼラチンなどの親水性高分子
と共に用いられる。
コロイド銀としては、アンチハレーション効果の点か
ら黒色が好ましく、コロイド銀の粒子サイズとしては0.
40μm以下が好ましく、特に0.20〜0.010μmが好まし
い。
コロイド銀の塗布量は、脱銀性の観点等からは0.25g/
m2以下が好ましく、より好ましくは0.2g/m2以下であ
る。一方、鮮鋭性の観点等からは0.01g/m2以上が好まし
く、0.05g/m2以上がより好ましい。
写真構成層中に含有される水溶性染料としては、周知
の水溶性染料、例えば前記〔発明の背景〕で挙げた特許
等に記載されているような水溶性染料が挙げられる。
本発明に用いられる好ましい水溶性染料としては下記
一般式(I)〜(III)で示されるものが挙げられる。
一般式(I) 式中、R,R1,R2,R3,R4およびR5は各々、水素原子、
ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルキル基、アルコキシ
基、−SO3Mまたは−NHCH2SO3Mを表す。Mはカチオンで
あり、アルカリ金属カチオン、アンモニウムカチオン、
有機アンモニウムカチオン(例えば、ピリジニウム、ピ
ペリジニウム、トリエチルアンモニウム、トリエタノー
ルアミン等)を表す。
一般式(II) 式中、R6,R6′は各々、少なくとも1つのスルホ基ま
たはカルボキシ基を含むアルキル基、アリール基もしく
は複素環基を表し、これらの基は更に他の置換基を有し
てもよい。
R6,R6′で表されるアルキル基は各々、直鎖、分岐の
何れでもよく、好ましくは炭素数1〜4である。R6
R6′で表されるアリール基としては、スルホ基もしくは
カルボキシ基で置換されたフェニル基が好ましい。
R6,R6′に含まれるスルホ基およびカルボキシ基はア
ルキル基、アリール基および複素環基に直接置換しても
よく2価の有機基を介して結合してもよい。
R6,R6′で表されるアルキル基、アリール基および複
素環基へのスルホ基もしくはカルボキシ基以外の置換基
としては、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、ヒ
ドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基等が挙げ
られる。
R7,R7′は各々、アルキル基、シアノ基、トリフルオ
ロメチル基、−OR8、−COOR8、−CONHR8、−NHCOR8(R8およびR9は水素原子、アルキル基またはアリール基
を表す。アルキル基としては、好ましくは炭素数1〜4
のアルキル基、アリール基としては、好ましくはフェニ
ル基であり、ハロゲン原子、アルコキシ基、スルホ基、
カルボキシ基、ヒドロキシ基等の置換基を有してもよ
い。) または (ここでp,qは1または2の整数を表し、Xは炭素原
子、硫黄原子、−CH2−基を表す)で表される環状アミ
ノ基(例えば、モルホリノ、ピペリジノ、ピペラジノ
等)を表す。
Lで表されるメチン基は、炭素数1〜4個のアルキル
基またはアリール基で置換されてもよい。
また、一般式(II)で表される化合物のスルホ基、お
よびカルボキシ基のうち少なくとも1つがアルカリ金
属、アルカリ土類金属、アンモニアあるいは有機塩基
(例えば、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モルホ
リン、ピリジン、ピペリジン等)と塩を形成してもよ
い。nは0,1または2を表す。
一般式(III) 式中、R9はアルキル基、カルボキシルアルキル基また
はスルホアルキル基を表し、Zはベンゾオキサゾール系
の核(ベンゾオキサゾールおよび置換ベンゾオキサゾー
ルを含む、該置換基は例えばメチル、エチル、フェニ
ル、メトキシ、エトキシ、クロル、ブロム等)またはベ
ンゼン環にスルホ基を有するベンゾオキサゾール系の
核、ただしスルホ基と共に上述の置換分を1つまたは1
以上もつこともできる、を完成するに必要な非金属原子
群を表し、R9がアルキル基ならZはスルホ置換ベンゾオ
キサゾール核を表し、R9がカルボキシアルキル基または
スルホアルキル基なら、Zはベンゾオキサゾール核を完
成するに必要な非金属原子群を表す。Qはスルホフェニ
ルピラゾリノン系の複素環核を完成するに必要な非金属
原子群を表し、nは0,1または2を表す。
次に、本発明で用いられる水溶性染料の代表的具体例
を示すが、これらによって限定されるものではない。
〔例示化合物〕 本発明で用いられる水溶性染料は、感光性ハロゲン化
銀乳剤層及び/又は非感光性の写真構成層に添加するこ
とができる。
本発明の水溶性染料は同一層に2種以上含んでもよ
い。また同じ水溶性染料を異なる2つ以上の層に含んで
もよい。
これら本発明の水溶性染料は、一般に全乳剤層中の銀
1モル当り2×10-4〜5×102モルが好ましく、より好
ましくは1×10-3〜1×10-2モルを用いる。
本発明の水溶性染料を含む写真要素は、550nmまたは6
80nmの光学反射濃度が0.5以上を示し、本発明の水溶性
染料は水溶性または現像処理液で脱色する染料であり、
該光学反射濃度が0.5未満の場合、画像鮮鋭性の向上効
果が十分みられない。該光学反射濃度の上限は限定的で
はないが、感度、脱色性等の点では2.0以下であること
が好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、そのセ
ンシトメトリー曲線において緑感光性層および赤感光性
層のそれぞれの発色濃度が0.3〜1.8に対する露光域内の
平均ガンマが、いずれも1.8以上2.5未満であることが必
要であり、好ましくは2.0以上2.4未満である。センシト
メトリー曲線の階調を調節するには、当業界において周
知の技術のいずれを用いてもよく、例えばハロゲン化銀
に関していえば、粒子形成、晶癖粒径、ハロゲン組成、
物理熟成、化学熟成、増感色素、抑制剤、増感剤等、油
剤に関していえば、カプラー、高沸点有機溶剤、種々の
添加剤、分散状態、DIR化合物等、または、支持体、ゼ
ラチン硬膜、界面活性剤、水溶性染料等、更には各写真
構成層の膜厚、ハロゲン化銀や油剤の量、層構成等を調
節することによって行なわれる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、直接鑑賞用に
供されるネガ−ポジ方式、およびポジ−ポジ方式のカラ
ー印画紙に適用した場合に本発明の効果が有効に発揮さ
れる。
このカラー印画紙をはじめとする本発明のハロゲン化
銀写真感光材料は、多色用ハロゲン化銀写真感光材料で
あり、減色法色再現を行うために、通常は写真用カプラ
ーとして、マゼンタ、イエロー、及びシアンの各カプラ
ーを含有するハロゲン化銀乳剤層ならびに非感光性層が
支持体上に適宜の層数及び層順で積層した構造を有して
いるが、該層数及び層順は重点性能、使用目的によって
適宜変更してもよい。
本発明に用いられる色素画像形成カプラーは特に限定
されるものではなく、種々のカプラーを用いることがで
きる。
イエロー色素画像形成カプラーとしては、例えばアシ
ルアセトアミド型、ベンゾイルメタン型の4当量もしく
は2当量カプラーが挙げられる。
マゼンタ色素画像形成カプラーとしては、例えば5−
ピラゾロン系、ピラゾロアゾール系、ピラゾリノベンツ
イミダゾール系、インダゾロン系、シアノアセチル系の
4当量もしくは2当量マゼンタ色素画像形成カプラーが
挙げられる。
また、シアン色素画像形成カプラーとしては、例えば
フェノール系、ナフトール系の4当量もしくは2当量シ
アン色素画像形成カプラーが挙げられる。
これらのカプラーなどの疎水性化合物は、固体分散
法、ラテックス分散法、水中油滴型乳化分散法等種々の
方法を用いてハロゲン化銀写真感光材料へ添加すること
ができる。例えば水中油滴型乳化分散法は、カプラー等
の疎水性添加物を通常、沸点約150℃以上の高沸点有機
溶媒に、必要に応じて低沸点、及び/又は水溶性有機溶
媒を併用して溶解し、ゼラチン水溶液などの親水性バイ
ンダー中に界面活性剤を用いて乳化分散した後、目的と
する親水性コロイド層中に添加すればよい。
通常の写真感光材料に用いられるハロゲン化銀として
は、塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩
沃化銀、塩沃臭化銀等の任意のハロゲン組成のものが用
いられるが、カラー印画紙という特に速い現像性が求め
られる本発明の写真感光材料では、塩化銀含有率が90モ
ル%以上のハロゲン化銀粒子が望ましい。
この場合のハロゲン化銀乳粒子は、90モル%以上の塩
化銀含有率を有しており、臭化銀含有率は10モル%以
下、沃化銀含有率は、0.5モル%以下であることが好ま
しい。更に好ましくは、臭化銀含有率が0.01〜5モル%
の塩臭化銀である。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、平均粒子サイズ
が広い範囲に分布している多分散乳剤でもよいが、単分
散の乳剤の方が好ましい。
これらのハロゲン化銀乳剤は、活性ゼラチン、硫黄増
感剤、セレン増感剤、還元増感剤、貴金属増感剤等によ
り化学的に増感されてもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、各々所望の感光
波長域に感光性を付与するために適当な増感色素を添加
して光学増感させてもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、色カブリ防
止剤、画像安定剤、硬膜剤、可塑剤、ポリマーラテック
ス、紫外線吸収剤、ホルマリンスカベンジャー、媒染
剤、現像促進剤、現像遅延剤、蛍光増白剤、マット剤、
滑剤、帯電防止剤、界面活性剤等を任意に用いることが
できる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料の現像処理には、
各種のカラー現像処理を適用することができる。
〔発明の効果〕 本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料によれば、
画像鮮鋭性が向上し、ハイライト部やシャドー部の調子
再現が改良されるのみならず、視覚的にいわゆる「ねむ
く」もなく「どぎつく」もない自然な印象を受ける高い
質感と豊かな調子再現を持った画像が得られる。
〔実施例〕
以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の実
施の態様はこれらに限定されない。
実施例−1 (ハロゲン化銀乳剤の調製) 中性法、同時混合法により、表−1に示す5種類のハ
ロゲン化銀乳剤を調製した。
それぞれのハロゲン化銀乳剤は化学増感終了後に乳剤
安定剤として下記に示すSTB−1をハロゲン化銀1モル
当り、1×10-4モル添加した。
次いで以下の層0〜7を両面をポリエチレンで被覆し
た紙支持体上に順次塗設(同時塗布)し、ハロゲン化銀
カラー写真感光材料1〜32を作製した。なお、以下の実
施例において、添加量は感光材料1m2当りの量で示す。
層0……ゼラチン0.8gと表−2に示す黒色コロイド銀を
含むハレーション防止層。
層1……ゼラチン1.2gと0.29g(銀換算、以下同じ)の
青感光性ハロゲン化銀乳剤(Em−1)そして0.75gのイ
エローカプラー(Y−1)、0.3gの光安定剤ST−1およ
び0.015gの2,5−ジオクチルハイドロキノン(HQ−1)
を溶解した0.3gのジノニルフタレート(DNP)を含有し
ている層。
層2……ゼラチン0.9gと0.04gのHQ−1を溶解した0.2g
のジオクチルフタレート(DOP)を含有している層。
層3……ゼラチン1.4gと表−2に示す0.2gの緑感光性ハ
ロゲン化銀乳剤(Em−2またはEm−3)と0.5gのマゼン
タカプラー(M−1)、0.25gの光安定剤ST−2および
0.01gのHQ−1を溶解した0.5gのDOP、そして、表−2に
示す水溶性染料を含有している層。
層4……ゼラチン1.2gと下記の0.6gの紫外線吸収剤UV−
1および0.05gのHQ−1を溶解した0.3gのDNPを含有して
いる層。
層5……ゼラチン1.4gと表−2に示す0.20gの赤感光性
ハロゲン化銀乳剤(Em−4またはEm−5)、そして、0.
54gのシアンカプラー(C−1)、0.01gのHQ−1および
0.3gのST−1を溶解した0.3gのDOPを含有している層。
層6……ゼラチン1.1gと0.2gのUV−1を溶解した0.2gの
DOP、そして、表−2に示す水溶性染料を含有している
層。
層7……ゼラチン1.0gと0.05gの2,4−ジクロロ−6−ヒ
ドロキシ−s−トリアジンナトリウムを含有している
層。
得られた試料を感光計KS−7型(小西六写真工業社
製)を使用し、ウェッジ露光後、以下の発色現像処理工
程に従って処理し、センシトメトリーを行った。
また、上記試料をMTF値測定用ウェッジを通して緑色
光および赤色光によって露光後、同様な処理を行ない、
得られた各試料について緑感光性層および赤感光性層の
MTF(Modulation Trnsfer Function)をマイクロデンシ
トメーターで求め、空間周波数が5本/mmでのMTF値を比
較した。なお、MTFによる画像の鮮鋭性の判定は当業者
間では周知のことであるが、「The theory of the phot
ographic process 3rd edition」に記載がある。
また、カラーネガフィルム〔サクラカラーSRV−100:
小西六写真工業(株)製〕とカメラ〔コニカFT−1MOTO
R:小西六写真工業(株)製〕を用いて18%標準反射板を
入れた室内および野外の様々なシーンを撮影した。続い
て、カラーネガ現像処理〔CNK−4:小西六写真工業
(株)製〕を行ない、得られたネガ像をサクラカラープ
リンターCL−P2000〔小西六写真工業(株)製〕を用い
て上記試料に82mm×117mmの大きさにプリントし、実技
プリントを得た。プリントの際のプリンター条件は、18
%標準反射板がプリント上で灰色になるように各試料毎
に設定を行なった。次に、この実技プリントをカラープ
リント評価に携わる10人のパネラーにより視覚評価し
た。その結果を表−2に示す。
〔処理工程〕
温度 時間 発色現像 34.7±0.3℃ 45秒 漂白定着 34.7±0.5℃ 50秒 安定化 30〜34℃ 90秒 乾 燥 60〜80℃ 60秒 〔発色現像液〕 純水 800ml トリエタノールアミン 8g N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 5g 塩化カリウム 2g N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル−3
−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩 5g テトラポリ燐酸ナトリウム 2g 炭酸カリウム 30g 亜硫酸カリウム 0.2g 蛍光増白剤(4,4′−ジアミノスチルベンジスルホン酸
誘導体) 1g 純水を加えて全量を1とし、pH10.2に調整する。
〔漂白定着液〕
エチレンジアミン四酢酸第2鉄アンモニウム2水塩60g エチレンジアミン四酢酸 3g チオ硫酸アンモニウム(70%溶液) 100ml 亜硫酸アンモニウム(40%溶液) 27.5ml 水を加えて全量を1とし、炭酸カリウムまたは氷酢酸
でpH5.7に調整する。
〔安定化液〕
5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン 1g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 2g 水を加えて全量を1とし、硫酸または水酸化カリウム
にてpHを7.0に調整する。
なお、視覚評価の欄で「調子の豊かさ」とあるは「ハ
イライト部、シャドー部の調子の豊かさ」を、「再現の
自然さ」とあるは「全体的な調子再現の自然さ」を略し
たものである。
表−2から明らかなように、いずれの試料において
も、黒色コロイド銀を含有するハレーション防止層(層
0)を設けたり、層3および層6の水溶性染料を増量し
たりして、光学反射濃度を0.5以上にすると、対応する
層のMTF値が増大し、鮮鋭性の大幅な向上がみられる。
しかし、緑感光性乳剤および赤感光性乳剤にガンマ値の
高いEm−2およびEm−4を用いた試料No.1〜No.7では、
高いMTF値を示す試料の方が視覚的に硬く派手な印象を
受け、視覚評価における「ハイライト部、シャドー部の
調子の豊かさ」および「全体的な調子再現の自然さ」が
劣化する傾向にあり、鮮鋭性の向上が画質の向上に生か
されないことがわかる(例えば試料No.4,No.6,No.7)。
また、緑感光性乳剤にガンマ値が2.5未満であるEm−
3を用いた試料No.8〜No.14および赤感光性乳剤にガン
マ値が2.5未満であるEm−5を用いた試料No.15〜No.21
は、視覚評価において「ハイライト部、シャドー部の調
子の豊かさ」は、やや向上しているが「ねむさ」が目立
ち、また色相が不釣合いな印象を受け、「全体的な調子
再現の自然さ」は寧ろ劣化する傾向にあり、「質感の高
さ」も向上しない。緑感光性乳剤および赤感光性乳剤に
ガンマ値が2.5未満であるEm−3およびEm−5を用いた
試料No.22〜No.32の中で光学反射濃度が550nmおよび680
nmのいずれにおいても0.5以下である試料No.22およびN
o.26は、視覚評価において、「ハイライト部、シャドー
部の調子の豊かさ」は大幅に向上しているが「ねむさ」
が目立ち、「全体的な調子再現の自然さ」や「質感の高
さ」の向上は見られない。
これに対して、Em−3およびEm−5を用い、かつ、55
0nmおよび680nmの少なくとも一方の光学反射濃度が0.5
以上である本発明の試料No.23〜No.25およびNo.27〜No.
32は、いずれも鮮鋭性の向上が見られ、かつ、視覚評価
においてハイライト部やシャドー部の調子が豊かであ
り、全体的な調子再現が自然な印象を与える、高い質感
を持った画像が得られる優れたハロゲン化銀カラー写真
感光材料であることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本明細書において使用する「ガンマ」の定義
を説明するための示性曲線で、横軸は露光量logE、縦軸
は発色濃度Dを示し、ガンマ(γ)はb/aで表される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射支持体上に青感光性ハロゲン化銀乳剤
    層、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層および赤感光性ハロゲ
    ン化銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カ
    ラー写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層がい
    ずれも塩化銀含有率90モル%以上のハロゲン化銀粒子を
    含有し、かつ、該ハロゲン化銀カラー写真感光材料の55
    0nmまたは680nmにおける光学反射濃度の少なくとも一つ
    が0.5以上であり、更に、緑感光性乳剤層および赤感光
    性乳剤層のそれぞれの発色濃度が0.3から1.8に対応する
    露光域内の平均ガンマがいずれも1.8以上2.5未満である
    ことを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
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