JPH0810345A - 親綱の緊張装置 - Google Patents
親綱の緊張装置Info
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- JPH0810345A JPH0810345A JP15136294A JP15136294A JPH0810345A JP H0810345 A JPH0810345 A JP H0810345A JP 15136294 A JP15136294 A JP 15136294A JP 15136294 A JP15136294 A JP 15136294A JP H0810345 A JPH0810345 A JP H0810345A
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- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims abstract description 56
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 55
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 51
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
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- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
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- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高所での作業時に作業者が踏み板を踏み外し
たようなとき、作業者側に大きな落下衝撃が作用するの
を緩和して、この作業者が装着する安全ベルトで作業者
が締付けられたりするのを防止する。 【構成】 固定側及び調節側ベルト1,2とベルト緊張
機3とを備えた親綱の緊張装置において、各ベルト1,
2の少なくとも一方側に、該ベルトを折り返して重ね合
わせ、その重ね合わせ部分を相互に縫着し、各ベルト
1,2の所定以上の緊張で縫着部50が破断してショッ
クを吸収するショックアブソーバ5を設けた。
たようなとき、作業者側に大きな落下衝撃が作用するの
を緩和して、この作業者が装着する安全ベルトで作業者
が締付けられたりするのを防止する。 【構成】 固定側及び調節側ベルト1,2とベルト緊張
機3とを備えた親綱の緊張装置において、各ベルト1,
2の少なくとも一方側に、該ベルトを折り返して重ね合
わせ、その重ね合わせ部分を相互に縫着し、各ベルト
1,2の所定以上の緊張で縫着部50が破断してショッ
クを吸収するショックアブソーバ5を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば高所の建築現場
などで作業者の堕落を防止する親綱を緊張状態に保持す
るために使用される親綱の緊張装置に関する。
などで作業者の堕落を防止する親綱を緊張状態に保持す
るために使用される親綱の緊張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種親綱の緊張装置は、例えば
実開昭62−54764号公報に示されているように、
前記親綱としてロープを用いたものや、また、実開平2
−143958号公報に示されているように、ベルトを
用いたものが知られている。また、ベルトを用いた親綱
の緊張装置は、固定側ベルト及び調節側ベルトの各端部
に、これらベルトを構造柱などに係止する引掛具を設け
ると共に、前記各ベルト間に、前記調節側ベルトを巻き
取って緊張させる緊張機を設けて構成している。
実開昭62−54764号公報に示されているように、
前記親綱としてロープを用いたものや、また、実開平2
−143958号公報に示されているように、ベルトを
用いたものが知られている。また、ベルトを用いた親綱
の緊張装置は、固定側ベルト及び調節側ベルトの各端部
に、これらベルトを構造柱などに係止する引掛具を設け
ると共に、前記各ベルト間に、前記調節側ベルトを巻き
取って緊張させる緊張機を設けて構成している。
【0003】そして、高所の建築現場などで作業を行う
ときには、前記各引掛具により前記各ベルトの端部を構
造柱に係止した上、前記緊張機で調節側ベルトを巻き取
って各ベルトを前記構造柱間に緊張状に張設するように
なっている。従って、前記各ベルトから成る親綱に作業
者が装着する安全ベルトに取付けた命綱を係止させて作
業を行うことにより、作業者が踏み板を踏み外したよう
なときでも、前記命綱と親綱とを介して作業者の高所か
らの落下を防止し、作業者の安全性を確保できるのであ
る。
ときには、前記各引掛具により前記各ベルトの端部を構
造柱に係止した上、前記緊張機で調節側ベルトを巻き取
って各ベルトを前記構造柱間に緊張状に張設するように
なっている。従って、前記各ベルトから成る親綱に作業
者が装着する安全ベルトに取付けた命綱を係止させて作
業を行うことにより、作業者が踏み板を踏み外したよう
なときでも、前記命綱と親綱とを介して作業者の高所か
らの落下を防止し、作業者の安全性を確保できるのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ロープ
を用いた緊張装置及びベルトを用いた緊張装置の何れに
おいても、高所での作業時に作業者が踏み板を踏み外し
たような場合、この作業者の体重による荷重が前記命綱
を介して親綱で受止められ、高所からの落下を防止でき
るのであるが、落下時、その落下荷重で前記親綱が撓む
ことにより落下衝撃は緩和されるけれども、前記親綱は
所定の緊張度で張設されているから、作業者に大きな落
下衝撃が作用することになるのである。
を用いた緊張装置及びベルトを用いた緊張装置の何れに
おいても、高所での作業時に作業者が踏み板を踏み外し
たような場合、この作業者の体重による荷重が前記命綱
を介して親綱で受止められ、高所からの落下を防止でき
るのであるが、落下時、その落下荷重で前記親綱が撓む
ことにより落下衝撃は緩和されるけれども、前記親綱は
所定の緊張度で張設されているから、作業者に大きな落
下衝撃が作用することになるのである。
【0005】本発明の目的は、高所での作業時に作業者
が踏み板を踏み外したようなとき、作業者側に大きな落
下衝撃が作用するのを緩和できて、この作業者が装着す
る安全ベルトが作業者に食い込んだり、不要に締付けら
れたりするのを防止できる親綱の緊張装置を提供するこ
とにある。
が踏み板を踏み外したようなとき、作業者側に大きな落
下衝撃が作用するのを緩和できて、この作業者が装着す
る安全ベルトが作業者に食い込んだり、不要に締付けら
れたりするのを防止できる親綱の緊張装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の親綱の緊張装置は、固定側ベルト1
と、調節側ベルト2及び一側に前記固定側ベルト1を係
止し、他側に前記調節側ベルト2を巻き取って前記固定
側ベルト1及び調節側ベルト2を緊張させるベルト緊張
機3と、前記各ベルト1,2の遊端部に設ける引掛具1
1,12とから成るベルトを用いた親綱の緊張装置であ
って、前記ベルト1,2の少なくとも一方に、該ベルト
を折り返して重ね合わせると共に、重ね合わせたベルト
相互を縫着し、前記ベルト1,2の所定以上の緊張で縫
着部50が破断してショックを吸収するショックアブソ
ーバ5を設けたのである。
め、請求項1記載の親綱の緊張装置は、固定側ベルト1
と、調節側ベルト2及び一側に前記固定側ベルト1を係
止し、他側に前記調節側ベルト2を巻き取って前記固定
側ベルト1及び調節側ベルト2を緊張させるベルト緊張
機3と、前記各ベルト1,2の遊端部に設ける引掛具1
1,12とから成るベルトを用いた親綱の緊張装置であ
って、前記ベルト1,2の少なくとも一方に、該ベルト
を折り返して重ね合わせると共に、重ね合わせたベルト
相互を縫着し、前記ベルト1,2の所定以上の緊張で縫
着部50が破断してショックを吸収するショックアブソ
ーバ5を設けたのである。
【0007】また、請求項2記載の親綱の緊張装置は、
前記ベルトの遊端部に、該ベルトの遊端を重ねて縫着す
るループ状係止部10を設け、この係止部10を引掛具
に係止すると共に、前記ループ状係止部10におけるベ
ルトを折り返して重ね合わせる一方、重ね合わせたベル
ト相互を縫着して前記ショックアブソーバ5を形成した
のである。
前記ベルトの遊端部に、該ベルトの遊端を重ねて縫着す
るループ状係止部10を設け、この係止部10を引掛具
に係止すると共に、前記ループ状係止部10におけるベ
ルトを折り返して重ね合わせる一方、重ね合わせたベル
ト相互を縫着して前記ショックアブソーバ5を形成した
のである。
【0008】さらに、請求項3記載の親綱の緊張装置
は、前記ベルトを折り返して重ね合わせた複数の重合層
を備え、これら重合層のうち、第1層51を第1縫着糸
52で縫着し、第2層53を第2縫着糸54で、前記第
1縫着糸52による縫着強度とは異なる縫着強度で縫着
したのである。
は、前記ベルトを折り返して重ね合わせた複数の重合層
を備え、これら重合層のうち、第1層51を第1縫着糸
52で縫着し、第2層53を第2縫着糸54で、前記第
1縫着糸52による縫着強度とは異なる縫着強度で縫着
したのである。
【0009】また、請求項4記載の親綱の緊張装置は、
前記ベルト緊張機3の巻取軸32に巻き取る前記調節側
ベルト2の巻取側端部に、該ベルト2を折り返して重ね
合わせ、その折り返し部21を縫着して、前記巻取軸3
2におけるスリット32aからの離脱を阻止する抜止部
22を設けたのである。
前記ベルト緊張機3の巻取軸32に巻き取る前記調節側
ベルト2の巻取側端部に、該ベルト2を折り返して重ね
合わせ、その折り返し部21を縫着して、前記巻取軸3
2におけるスリット32aからの離脱を阻止する抜止部
22を設けたのである。
【0010】
【作用】請求項1記載の親綱の緊張装置によれば、高所
での作業時には、前記固定側及び調節側ベルト1,2を
構造柱などに巻回させて、これら各ベルト1,2の遊端
側に取付けた各引掛具11,12を前記各ベルト1,2
の巻回始端側に引掛けることにより、該各ベルト1,2
をそれぞれ前記構造柱に係止させ、この固定側ベルト1
に設けた緊張機3を介して前記調節側ベルト2を巻き取
ることにより、これら各ベルト1,2を前記構造柱間に
緊張状に張設し、斯かる張設作業を行った後、前記各ベ
ルト1,2から成る親綱に、作業者が装着する安全ベル
トに取付けた命綱のフックなどを係止させて各種作業を
行うのである。そして、高所での作業時に作業者が踏み
板を踏み外して落下したような場合、その落下荷重を前
記命綱を介して前記各ベルト1,2で受止めることによ
り、作業者の高所からの落下を防止できるのであり、し
かも、このとき、前記各ベルト1,2の少なくとも一方
側には前記ショックアブソーバ5が設けられ、このショ
ックアブソーバ5は、前記各ベルト1,2の少なくとも
一方側を折り返して重ね合わせ、この重ね合わせたベル
ト相互を縫着し、前記各ベルト1,2が所定以上緊張さ
れたとき、ベルト相互の縫着部50を破断させてショッ
クを吸収するように形成されていることから、作業者が
踏み板を踏み外したりして、その落下に伴い前記各ベル
ト1,2に所定以上の荷重が付与されたとき、前記縫着
部50を破断させて前記荷重を吸収緩和させることがで
きるのであり、従って、前記縫着部50の破断により前
記命綱を介して作業者側に大きな落下衝撃が作用するの
を緩和できて、作業者が装着する安全ベルトが作業者に
食い込んで、不要に締付けられたりするのを防止するこ
とができ、その上、前記ショックアブソーバ5は、前記
各ベルト1,2の少なくとも一方側に設けた前記縫着部
50で形成されることから、前記各ベルト1,2の一部
を利用して前記ショックアブソーバ5を簡単に形成する
こともできるのである。
での作業時には、前記固定側及び調節側ベルト1,2を
構造柱などに巻回させて、これら各ベルト1,2の遊端
側に取付けた各引掛具11,12を前記各ベルト1,2
の巻回始端側に引掛けることにより、該各ベルト1,2
をそれぞれ前記構造柱に係止させ、この固定側ベルト1
に設けた緊張機3を介して前記調節側ベルト2を巻き取
ることにより、これら各ベルト1,2を前記構造柱間に
緊張状に張設し、斯かる張設作業を行った後、前記各ベ
ルト1,2から成る親綱に、作業者が装着する安全ベル
トに取付けた命綱のフックなどを係止させて各種作業を
行うのである。そして、高所での作業時に作業者が踏み
板を踏み外して落下したような場合、その落下荷重を前
記命綱を介して前記各ベルト1,2で受止めることによ
り、作業者の高所からの落下を防止できるのであり、し
かも、このとき、前記各ベルト1,2の少なくとも一方
側には前記ショックアブソーバ5が設けられ、このショ
ックアブソーバ5は、前記各ベルト1,2の少なくとも
一方側を折り返して重ね合わせ、この重ね合わせたベル
ト相互を縫着し、前記各ベルト1,2が所定以上緊張さ
れたとき、ベルト相互の縫着部50を破断させてショッ
クを吸収するように形成されていることから、作業者が
踏み板を踏み外したりして、その落下に伴い前記各ベル
ト1,2に所定以上の荷重が付与されたとき、前記縫着
部50を破断させて前記荷重を吸収緩和させることがで
きるのであり、従って、前記縫着部50の破断により前
記命綱を介して作業者側に大きな落下衝撃が作用するの
を緩和できて、作業者が装着する安全ベルトが作業者に
食い込んで、不要に締付けられたりするのを防止するこ
とができ、その上、前記ショックアブソーバ5は、前記
各ベルト1,2の少なくとも一方側に設けた前記縫着部
50で形成されることから、前記各ベルト1,2の一部
を利用して前記ショックアブソーバ5を簡単に形成する
こともできるのである。
【0011】また、請求項2記載の親綱の緊張装置によ
れば、前記ベルトの遊端部に、該ベルトの遊端を重ねて
縫着するループ状係止部10を設け、この係止部10を
引掛具に係止すると共に、前記ループ状係止部10にお
けるベルトを折り返して重ね合わせる一方、重ね合わせ
たベルト相互を縫着してショックアブソーバ5を形成し
ているため、前記ベルトにショックが付与されたとき、
このショックを前記ループ状係止部10に設けたショッ
クアブソーバ5により前記ベルトの遊端側で確実に吸収
緩和することができ、しかも、前記ショックアブソーバ
5は前記ループ状係止部10に設けられていることか
ら、前記作業者が踏み板上を移動しながら作業を行うよ
うな場合で、この作業者側に取付けた命綱のフックを前
記親綱に沿って移動させるとき、前記ショックアブソー
バ5が前記フックの移動を阻害することなく、該フック
の移動を円滑に行って前記作業者の移動をスムーズに行
うことができる。
れば、前記ベルトの遊端部に、該ベルトの遊端を重ねて
縫着するループ状係止部10を設け、この係止部10を
引掛具に係止すると共に、前記ループ状係止部10にお
けるベルトを折り返して重ね合わせる一方、重ね合わせ
たベルト相互を縫着してショックアブソーバ5を形成し
ているため、前記ベルトにショックが付与されたとき、
このショックを前記ループ状係止部10に設けたショッ
クアブソーバ5により前記ベルトの遊端側で確実に吸収
緩和することができ、しかも、前記ショックアブソーバ
5は前記ループ状係止部10に設けられていることか
ら、前記作業者が踏み板上を移動しながら作業を行うよ
うな場合で、この作業者側に取付けた命綱のフックを前
記親綱に沿って移動させるとき、前記ショックアブソー
バ5が前記フックの移動を阻害することなく、該フック
の移動を円滑に行って前記作業者の移動をスムーズに行
うことができる。
【0012】さらに、請求項3記載の親綱の緊張装置に
よれば、前記ベルトを折り返して重ね合わせた複数の重
合層を備え、これら重合層のうち、第1層51を第1縫
着糸52で縫着し、第2層53を第2縫着糸54で、前
記第1縫着糸52による縫着強度とは異なる縫着強度で
縫着して前記ショックアブソーバ5を形成しているた
め、作業者が踏み板を踏み外したりして前記ショックア
ブソーバ5がショックを受けたとき、前記第1層51及
び第2層53を縫着強度の弱いものから順次破断させな
がら前記ショックを徐々に吸収緩和できて、作業者側に
大きな落下衝撃が作用するのを一層良好に緩和すること
ができ、しかも、前記第1,第2層51,53は、それ
ぞれ前記第1,第2縫着糸52,54を介して異なる縫
着強度で縫着されているため、これら各縫着糸52,5
4の太さや種類又は縫着本数などを選択して前記各層5
1,53の縫着強度を変更することにより、前記ショッ
クアブソーバ5の衝撃吸収特性を自由に変えることがで
き、前記緊張装置の各種用途への使用が可能となって汎
用性に富むものとできるのである。
よれば、前記ベルトを折り返して重ね合わせた複数の重
合層を備え、これら重合層のうち、第1層51を第1縫
着糸52で縫着し、第2層53を第2縫着糸54で、前
記第1縫着糸52による縫着強度とは異なる縫着強度で
縫着して前記ショックアブソーバ5を形成しているた
め、作業者が踏み板を踏み外したりして前記ショックア
ブソーバ5がショックを受けたとき、前記第1層51及
び第2層53を縫着強度の弱いものから順次破断させな
がら前記ショックを徐々に吸収緩和できて、作業者側に
大きな落下衝撃が作用するのを一層良好に緩和すること
ができ、しかも、前記第1,第2層51,53は、それ
ぞれ前記第1,第2縫着糸52,54を介して異なる縫
着強度で縫着されているため、これら各縫着糸52,5
4の太さや種類又は縫着本数などを選択して前記各層5
1,53の縫着強度を変更することにより、前記ショッ
クアブソーバ5の衝撃吸収特性を自由に変えることがで
き、前記緊張装置の各種用途への使用が可能となって汎
用性に富むものとできるのである。
【0013】また、請求項4記載の親綱の緊張装置によ
れば、前記ベルト緊張機3の巻取軸32に巻き取る前記
調節側ベルト2の巻取側端部に、該ベルト2を折り返し
て重ね合わせ、その折り返し部21を縫着して、前記巻
取軸32におけるスリット32aからの離脱を阻止する
抜止部22を設けているため、この抜止部22を介して
前記調節側ベルト2の巻取側端部が前記巻取軸32のス
リット32aから外部に抜け出るのを阻止することがで
きて作業性の向上に寄与できるのであり、つまり、例え
ば前記調節側ベルト2と固定側ベルト1とを緊張状に張
設する場合で、該固定側ベルト1に対する前記調節側ベ
ルト2の調節長さが長くて前記緊張機3の巻取操作を何
回も繰り返す必要があるときには、前記調節側ベルト2
の巻取側端部を前記スリット32aから外方側へと引出
し、前記ベルト2を二重に重ね合わせた状態で前記緊張
機3の巻取軸32に巻き取ることにより、前記緊張機3
の巻取回数を少なくして、前記各ベルト1,2の張設作
業を省力的に行うのであるが、斯かる場合で前記調節側
ベルト2を二重に重ね合わせるべく、該ベルト2を前記
スリット32aから外方側に引出すとき、このスリット
32aから前記ベルト2が抜け出ることがあり、そし
て、該ベルト2が前記スリット32aから一旦抜け出る
と、このスリット32aに前記ベルト2を挿通させるの
に、面倒な作業と所定時間とを必要とするのに対し、前
記ベルト2に前記抜止部22を設けたことにより、前記
ベルト2が前記巻取軸32のスリット32aから外部に
抜け出るのを確実に阻止できて作業性の向上に寄与する
ことができるのである。
れば、前記ベルト緊張機3の巻取軸32に巻き取る前記
調節側ベルト2の巻取側端部に、該ベルト2を折り返し
て重ね合わせ、その折り返し部21を縫着して、前記巻
取軸32におけるスリット32aからの離脱を阻止する
抜止部22を設けているため、この抜止部22を介して
前記調節側ベルト2の巻取側端部が前記巻取軸32のス
リット32aから外部に抜け出るのを阻止することがで
きて作業性の向上に寄与できるのであり、つまり、例え
ば前記調節側ベルト2と固定側ベルト1とを緊張状に張
設する場合で、該固定側ベルト1に対する前記調節側ベ
ルト2の調節長さが長くて前記緊張機3の巻取操作を何
回も繰り返す必要があるときには、前記調節側ベルト2
の巻取側端部を前記スリット32aから外方側へと引出
し、前記ベルト2を二重に重ね合わせた状態で前記緊張
機3の巻取軸32に巻き取ることにより、前記緊張機3
の巻取回数を少なくして、前記各ベルト1,2の張設作
業を省力的に行うのであるが、斯かる場合で前記調節側
ベルト2を二重に重ね合わせるべく、該ベルト2を前記
スリット32aから外方側に引出すとき、このスリット
32aから前記ベルト2が抜け出ることがあり、そし
て、該ベルト2が前記スリット32aから一旦抜け出る
と、このスリット32aに前記ベルト2を挿通させるの
に、面倒な作業と所定時間とを必要とするのに対し、前
記ベルト2に前記抜止部22を設けたことにより、前記
ベルト2が前記巻取軸32のスリット32aから外部に
抜け出るのを確実に阻止できて作業性の向上に寄与する
ことができるのである。
【0014】
【実施例】以下、本発明にかかる親綱の緊張装置を図面
の実施例に基づいて説明する。図1に示した親綱の緊張
装置は、親綱Aとして固定側ベルト1と調節側ベルト2
とを備え、これら各ベルト1.2の遊端側にそれぞれフ
ックなどの引掛具11,12を取付けると共に、前記固
定側ベルト1の他端側には、前記調節側ベルト2を巻き
取って、これら各ベルト1,2を緊張させるベルト緊張
機3を取付けている。
の実施例に基づいて説明する。図1に示した親綱の緊張
装置は、親綱Aとして固定側ベルト1と調節側ベルト2
とを備え、これら各ベルト1.2の遊端側にそれぞれフ
ックなどの引掛具11,12を取付けると共に、前記固
定側ベルト1の他端側には、前記調節側ベルト2を巻き
取って、これら各ベルト1,2を緊張させるベルト緊張
機3を取付けている。
【0015】そして、高所の建築現場などで各種作業を
行うときには、先ず、前記固定側及び調節側ベルト1,
2を構造柱H1,H2に巻回させて、これら各ベルト
1,2の遊端側に取付けた各引掛具11,12を前記各
ベルト1,2の巻回始端側に引掛けることにより、該各
ベルト1,2を前記各構造柱H1,H2にそれぞれ係止
させ、前記固定側ベルト1に取付けた緊張機3を介して
前記調節側ベルト2を巻き取ることにより、これら各ベ
ルト1,2を前記各構造柱H1,H2間に緊張状に張設
し、斯かる張設作業を行った後に、前記各ベルト1,2
つまり親綱Aに作業者側に取付けた命綱4のフック41
を係止させ、作業者が前記各構造柱H1,H2間に掛設
された踏み板B上を歩きながら各種作業を行うのであ
る。
行うときには、先ず、前記固定側及び調節側ベルト1,
2を構造柱H1,H2に巻回させて、これら各ベルト
1,2の遊端側に取付けた各引掛具11,12を前記各
ベルト1,2の巻回始端側に引掛けることにより、該各
ベルト1,2を前記各構造柱H1,H2にそれぞれ係止
させ、前記固定側ベルト1に取付けた緊張機3を介して
前記調節側ベルト2を巻き取ることにより、これら各ベ
ルト1,2を前記各構造柱H1,H2間に緊張状に張設
し、斯かる張設作業を行った後に、前記各ベルト1,2
つまり親綱Aに作業者側に取付けた命綱4のフック41
を係止させ、作業者が前記各構造柱H1,H2間に掛設
された踏み板B上を歩きながら各種作業を行うのであ
る。
【0016】しかして、前記固定側及び調節側ベルト
1,2の少なくとも一方側にショックアブソーバ5を設
けるのであって、同図の実施例では、前記固定側ベルト
1だけにショックアブソーバ5を設けている。そして、
前記ショックアブソーバ5は、前記固定側ベルト1の長
さ方向中間一部を折り返して重ね合わせ、この重ね合わ
せ部分を相互に縫着した縫着部50から成り、前記各ベ
ルト1,2が所定以上に緊張されたとき、前記縫着部5
0を破断させることにより前記各ベルト1,2に付与さ
れるショックを吸収緩和するように構成される。
1,2の少なくとも一方側にショックアブソーバ5を設
けるのであって、同図の実施例では、前記固定側ベルト
1だけにショックアブソーバ5を設けている。そして、
前記ショックアブソーバ5は、前記固定側ベルト1の長
さ方向中間一部を折り返して重ね合わせ、この重ね合わ
せ部分を相互に縫着した縫着部50から成り、前記各ベ
ルト1,2が所定以上に緊張されたとき、前記縫着部5
0を破断させることにより前記各ベルト1,2に付与さ
れるショックを吸収緩和するように構成される。
【0017】更に詳記すると、前記ショックアブソーバ
5を構成する前記縫着部50は、例えば図2で示したよ
うに、前記固定側ベルト1の長さ方向中間部位を上下重
なり合うように折り返して第1層51を形成し、この第
1層51を同図実線で示す第1縫着糸52で縫着すると
共に、前記第1層51から延びるベルト1を前記第1層
51の上部側と重なり合うように折り返して、該第1層
51の上部側のものと折り返されたベルト1とで前記第
1層51に対し独立状の第2層53を形成し、この第2
層53を同図点線で示す第2縫着糸54で縫着し、ま
た、前記第2層53から延びるベルト1をさらに前記第
2層53の上部側と重なり合うように折り返して、該第
2層53の上部側のものと折り返されたベルト1とで前
記第2層53に対し独立状の第3層55を形成し、この
第3層55を同図一点鎖線で示す第3縫着糸56で縫着
し、さらに、前記第3層55から延びるベルト1を前記
第3層55の上部側と重なり合うように折り返して、該
第3層55の上部側のものと折り返されたベルト1とで
前記第3層55に対し独立状の第4層57を形成し、こ
の第4層57を同図二点鎖線で示す第4縫着糸58で縫
着する一方、これら第1〜第4縫着糸52,54,5
6,58による前記第1〜第4層51,53,55,5
7の縫着強度を異ならしめ、例えば、前記第1〜第4縫
着糸の太さや種類又は縫着本数などを任意に選択するこ
とにより、前記第1〜第4層の縫着強度をそれぞれ異な
らしめるのであり、そして、作業者が前記踏み板Bを踏
み外して落下したような場合で、前記固定側ベルト1に
所定以上の荷重が付与されたとき、前記各層を縫着強度
が弱いものから段階的に破断させながら前記荷重を吸収
緩和させることにより、前記命綱4を介して作業者側に
大きな落下衝撃が作用するのを緩和させ、また、前記各
層の縫着強度をそれぞれ異ならしめることにより前記シ
ョックアブソーバ5の衝撃吸収特性を自由に変更可能と
するのである。
5を構成する前記縫着部50は、例えば図2で示したよ
うに、前記固定側ベルト1の長さ方向中間部位を上下重
なり合うように折り返して第1層51を形成し、この第
1層51を同図実線で示す第1縫着糸52で縫着すると
共に、前記第1層51から延びるベルト1を前記第1層
51の上部側と重なり合うように折り返して、該第1層
51の上部側のものと折り返されたベルト1とで前記第
1層51に対し独立状の第2層53を形成し、この第2
層53を同図点線で示す第2縫着糸54で縫着し、ま
た、前記第2層53から延びるベルト1をさらに前記第
2層53の上部側と重なり合うように折り返して、該第
2層53の上部側のものと折り返されたベルト1とで前
記第2層53に対し独立状の第3層55を形成し、この
第3層55を同図一点鎖線で示す第3縫着糸56で縫着
し、さらに、前記第3層55から延びるベルト1を前記
第3層55の上部側と重なり合うように折り返して、該
第3層55の上部側のものと折り返されたベルト1とで
前記第3層55に対し独立状の第4層57を形成し、こ
の第4層57を同図二点鎖線で示す第4縫着糸58で縫
着する一方、これら第1〜第4縫着糸52,54,5
6,58による前記第1〜第4層51,53,55,5
7の縫着強度を異ならしめ、例えば、前記第1〜第4縫
着糸の太さや種類又は縫着本数などを任意に選択するこ
とにより、前記第1〜第4層の縫着強度をそれぞれ異な
らしめるのであり、そして、作業者が前記踏み板Bを踏
み外して落下したような場合で、前記固定側ベルト1に
所定以上の荷重が付与されたとき、前記各層を縫着強度
が弱いものから段階的に破断させながら前記荷重を吸収
緩和させることにより、前記命綱4を介して作業者側に
大きな落下衝撃が作用するのを緩和させ、また、前記各
層の縫着強度をそれぞれ異ならしめることにより前記シ
ョックアブソーバ5の衝撃吸収特性を自由に変更可能と
するのである。
【0018】前記第1〜第4層51,53,55,57
は、前記第1〜第4縫着糸52,54,56,58で縫
着するだけではなく、前記第1〜第4層の間をさらに強
度の異なる別の縫着糸で縫着し、例えば、これら各層の
上下部間を跨ぐように、又は、該各層の対接するもの同
士を強度の異なる別の縫着糸で縫着することも可能であ
り、斯くするときには、前記ショックアブソーバ5の吸
収特性を変えるときの自由度をさらに大とすることがで
きる。また、以上の実施例では、前記固定側ベルト1を
重合状に折り返して形成される前記第1〜第4層51,
53,55,57の4層を積層して前記ショックアブソ
ーバ5を形成したが、このショックアブソーバ5は前記
ベルト1又は2の長さ方向に並設してもよいし、また、
多数層とする他前記第1,第2層51,53の2層だけ
で形成することもできる。前記ショックアブソーバ5は
前記調節側ベルト2側に設けてもよく、また、該調節側
ベルト2と前記固定側ベルト1との両方に設けることも
でき、さらに、前記ショックアブソーバ5は、前記各ベ
ルト1,2の複数箇所に、該各ベルト1,2を例えば起
立状に重合させて縫着することにより、それぞれ独立状
に形成してもよく、斯くする場合にも、作業者の踏み板
Bからの落下時に、前記各ベルト1,2に付与されるシ
ョックを緩和して、作業者側に付与される落下衝撃を吸
収緩和させることができる。
は、前記第1〜第4縫着糸52,54,56,58で縫
着するだけではなく、前記第1〜第4層の間をさらに強
度の異なる別の縫着糸で縫着し、例えば、これら各層の
上下部間を跨ぐように、又は、該各層の対接するもの同
士を強度の異なる別の縫着糸で縫着することも可能であ
り、斯くするときには、前記ショックアブソーバ5の吸
収特性を変えるときの自由度をさらに大とすることがで
きる。また、以上の実施例では、前記固定側ベルト1を
重合状に折り返して形成される前記第1〜第4層51,
53,55,57の4層を積層して前記ショックアブソ
ーバ5を形成したが、このショックアブソーバ5は前記
ベルト1又は2の長さ方向に並設してもよいし、また、
多数層とする他前記第1,第2層51,53の2層だけ
で形成することもできる。前記ショックアブソーバ5は
前記調節側ベルト2側に設けてもよく、また、該調節側
ベルト2と前記固定側ベルト1との両方に設けることも
でき、さらに、前記ショックアブソーバ5は、前記各ベ
ルト1,2の複数箇所に、該各ベルト1,2を例えば起
立状に重合させて縫着することにより、それぞれ独立状
に形成してもよく、斯くする場合にも、作業者の踏み板
Bからの落下時に、前記各ベルト1,2に付与されるシ
ョックを緩和して、作業者側に付与される落下衝撃を吸
収緩和させることができる。
【0019】また、前記固定側ベルト1の遊端側には、
図3で示したように、該ベルト1の遊端側をループ状に
折り返し、その折り返し端部を前記ベルト1に重ね合わ
せて縫着することによりループ状係止部10を形成し、
この係止部10に前記引掛具11を取付けると共に、前
記ループ状係止部10を形成する前記ベルト1の一部を
折り返して重ね合わせ、この重ね合わせ部分を縫着する
ことにより、前述した場合と同様の縫着部50を形成
し、この縫着部50を前記ショックアブソーバ5として
もよいのである。尚、前記ループ状係止部10は、前記
調節側ベルト2の遊端側に形成して、このベルト2側の
引掛具12を前記係止部10に取付けるようになし、ま
た、該係止部10を形成する前記ベルト2の一部を折り
返して重ね合わせ、この重ね合わせ部分を縫着すること
により、前記縫着部50を設けて前記ショックアブソー
バ5を形成するようにしてもよいのである。
図3で示したように、該ベルト1の遊端側をループ状に
折り返し、その折り返し端部を前記ベルト1に重ね合わ
せて縫着することによりループ状係止部10を形成し、
この係止部10に前記引掛具11を取付けると共に、前
記ループ状係止部10を形成する前記ベルト1の一部を
折り返して重ね合わせ、この重ね合わせ部分を縫着する
ことにより、前述した場合と同様の縫着部50を形成
し、この縫着部50を前記ショックアブソーバ5として
もよいのである。尚、前記ループ状係止部10は、前記
調節側ベルト2の遊端側に形成して、このベルト2側の
引掛具12を前記係止部10に取付けるようになし、ま
た、該係止部10を形成する前記ベルト2の一部を折り
返して重ね合わせ、この重ね合わせ部分を縫着すること
により、前記縫着部50を設けて前記ショックアブソー
バ5を形成するようにしてもよいのである。
【0020】次に、以上の構成による作用について説明
する。高所での作業時に作業者が前記踏み板Bを踏み外
して落下したような場合、その落下荷重は、前記作業者
が装着する安全ベルトCに取付けた命綱4を介して前記
各ベルト1,2から成る親綱Aで受止められるのであ
り、従って、作業者の高所からの落下を防止できる。こ
のとき、前記固定側ベルト1と調節側ベルト2との少な
くとも一方側には、該各ベルト1,2の長さ方向一部を
折り返して重ね合わせた縫着部50から成る前記ショッ
クアブソーバ5が設けられているため、作業者が前記踏
み板Bを踏み外したりして、その落下に伴い前記各ベル
ト1,2に所定以上の荷重が付与されたとき、前記縫着
部50を破断させて前記荷重を吸収緩和させることがで
きるのであり、従って、前記縫着部50の破断により前
記命綱4を介して作業者側に大きな落下衝撃が作用する
のを緩和でき、前記安全ベルトCで作業者が締付けられ
たりするのを防止できるのであり、さらに、前記ショッ
クアブソーバ5は、前記各ベルト1,2の一部を折り返
して重ね合わせた前記縫着部50で形成されているた
め、前記各ベルト1,2の一部を利用して前記ショック
アブソーバ5を簡単に形成することもできるのである。
する。高所での作業時に作業者が前記踏み板Bを踏み外
して落下したような場合、その落下荷重は、前記作業者
が装着する安全ベルトCに取付けた命綱4を介して前記
各ベルト1,2から成る親綱Aで受止められるのであ
り、従って、作業者の高所からの落下を防止できる。こ
のとき、前記固定側ベルト1と調節側ベルト2との少な
くとも一方側には、該各ベルト1,2の長さ方向一部を
折り返して重ね合わせた縫着部50から成る前記ショッ
クアブソーバ5が設けられているため、作業者が前記踏
み板Bを踏み外したりして、その落下に伴い前記各ベル
ト1,2に所定以上の荷重が付与されたとき、前記縫着
部50を破断させて前記荷重を吸収緩和させることがで
きるのであり、従って、前記縫着部50の破断により前
記命綱4を介して作業者側に大きな落下衝撃が作用する
のを緩和でき、前記安全ベルトCで作業者が締付けられ
たりするのを防止できるのであり、さらに、前記ショッ
クアブソーバ5は、前記各ベルト1,2の一部を折り返
して重ね合わせた前記縫着部50で形成されているた
め、前記各ベルト1,2の一部を利用して前記ショック
アブソーバ5を簡単に形成することもできるのである。
【0021】しかも、前記ショックアブソーバ5は、前
記各ベルト1,2の長さ方向中間部位を上下重なり合う
ように折り返して第1〜第4層51,53,55,57
を形成し、これら各層を前記第1〜第4縫着糸52,5
4,56,58により異なる縫着強度に縫着して形成さ
れているため、作業者が前記踏み板Bを踏み外したりし
て、その落下に伴い前記各ベルト1,2に所定以上の荷
重が付与されたとき、前記各層を縫着強度の弱いものか
ら順次破断させながら前記ショックを徐々に吸収緩和で
き、作業者側に大きな落下衝撃が作用するのを一層良好
に緩和することができ、また、前記各層は前記各縫着糸
を介して異なる縫着強度で縫着されていることから、こ
れら各縫着糸による前記各層の縫着強度を変更すること
により、前記ショックアブソーバ5の衝撃吸収特性を自
由に変えることができ、前記緊張装置の各種用途への使
用を可能として汎用性に富むものとできるのである。
記各ベルト1,2の長さ方向中間部位を上下重なり合う
ように折り返して第1〜第4層51,53,55,57
を形成し、これら各層を前記第1〜第4縫着糸52,5
4,56,58により異なる縫着強度に縫着して形成さ
れているため、作業者が前記踏み板Bを踏み外したりし
て、その落下に伴い前記各ベルト1,2に所定以上の荷
重が付与されたとき、前記各層を縫着強度の弱いものか
ら順次破断させながら前記ショックを徐々に吸収緩和で
き、作業者側に大きな落下衝撃が作用するのを一層良好
に緩和することができ、また、前記各層は前記各縫着糸
を介して異なる縫着強度で縫着されていることから、こ
れら各縫着糸による前記各層の縫着強度を変更すること
により、前記ショックアブソーバ5の衝撃吸収特性を自
由に変えることができ、前記緊張装置の各種用途への使
用を可能として汎用性に富むものとできるのである。
【0022】また、前記ショックアブソーバ5を形成す
るにあたって、図3の実施例で示したように、前記固定
及び調節側ベルト1,2の遊端側にループ状係止部10
を形成し、この係止部10に前記各引掛具11,12を
取付けると共に、前記ループ状係止部10を形成する前
記ベルト1,2の一部を重ね合わせて縫着することによ
り前記縫着部50を形成し、この縫着部50を前記ショ
ックアブソーバ5とするときには、前記各ベルト1,2
にショックが付与されたとき、このショックを前記ショ
ックアブソーバ5により前記ベルト1,2の遊端側で確
実に緩和吸収することができ、しかも、前記ショックア
ブソーバ5を前記ループ状係止部10に設けたことによ
り、作業者が前記踏み板B上を移動しながら作業するよ
うな場合で、この作業者側に取付けた前記命綱4のフッ
ク41が前記各ベルト1,2に沿って移動されるとき、
前記ショックアブソーバ5が前記フック41の移動を阻
害することなく、該フック41の移動を円滑に行って、
前記作業者の移動をスムーズに行うことができるのであ
る。このとき、前記命綱4のフック41は、前記緊張機
3を乗り越え得る大きさに形成され、また、前記ショッ
クアブソーバ5も前記フック41が乗り越え得る大きさ
に形成されるものとする。
るにあたって、図3の実施例で示したように、前記固定
及び調節側ベルト1,2の遊端側にループ状係止部10
を形成し、この係止部10に前記各引掛具11,12を
取付けると共に、前記ループ状係止部10を形成する前
記ベルト1,2の一部を重ね合わせて縫着することによ
り前記縫着部50を形成し、この縫着部50を前記ショ
ックアブソーバ5とするときには、前記各ベルト1,2
にショックが付与されたとき、このショックを前記ショ
ックアブソーバ5により前記ベルト1,2の遊端側で確
実に緩和吸収することができ、しかも、前記ショックア
ブソーバ5を前記ループ状係止部10に設けたことによ
り、作業者が前記踏み板B上を移動しながら作業するよ
うな場合で、この作業者側に取付けた前記命綱4のフッ
ク41が前記各ベルト1,2に沿って移動されるとき、
前記ショックアブソーバ5が前記フック41の移動を阻
害することなく、該フック41の移動を円滑に行って、
前記作業者の移動をスムーズに行うことができるのであ
る。このとき、前記命綱4のフック41は、前記緊張機
3を乗り越え得る大きさに形成され、また、前記ショッ
クアブソーバ5も前記フック41が乗り越え得る大きさ
に形成されるものとする。
【0023】また、前記親綱緊張装置に使用される前記
ベルト緊張機3は、図4乃至図9で明らかにしたよう
に、上部側に握り部31を設け、下部側を二股形状とし
たコ字型枠状のハンドル30を形成して、このハンドル
30の開放端部間に、前記調節側ベルト2の遊端側を挿
入するスリット32aをもち、該スリット32aに前記
ベルト2を挿入させた状態で巻き取る巻取軸32を回転
可能に支持すると共に、該巻取軸32にラチェットホイ
ール33を固定し、かつ、前記ハンドル30に前記ラチ
ェットホイール33に係脱可能な送り爪34をもつ解除
レバー35を取付けて、これら解除レバー35の送り爪
34とラチェットホイール33とにより前記ハンドル3
0から巻取軸32への伝動機構36を構成する一方、前
記巻取軸32に前記固定側ベルト1が固定された内枠3
7を回転可能に支持し、この内枠37に、前記ラチェッ
トホイール33に噛合して前記巻取軸32の巻き戻し方
向の回転を阻止する逆転防止爪38を取付け、これら逆
転防止爪38と前記ラチェットホイール33とにより、
前記ハンドル30の巻き戻し方向への動作時に前記伝動
機構36による動力伝達を解除する逆転防止機構39を
形成し、また、前記ハンドル30を前記巻取軸32を中
心に前記内枠37側に折畳み可能として構成している。
ベルト緊張機3は、図4乃至図9で明らかにしたよう
に、上部側に握り部31を設け、下部側を二股形状とし
たコ字型枠状のハンドル30を形成して、このハンドル
30の開放端部間に、前記調節側ベルト2の遊端側を挿
入するスリット32aをもち、該スリット32aに前記
ベルト2を挿入させた状態で巻き取る巻取軸32を回転
可能に支持すると共に、該巻取軸32にラチェットホイ
ール33を固定し、かつ、前記ハンドル30に前記ラチ
ェットホイール33に係脱可能な送り爪34をもつ解除
レバー35を取付けて、これら解除レバー35の送り爪
34とラチェットホイール33とにより前記ハンドル3
0から巻取軸32への伝動機構36を構成する一方、前
記巻取軸32に前記固定側ベルト1が固定された内枠3
7を回転可能に支持し、この内枠37に、前記ラチェッ
トホイール33に噛合して前記巻取軸32の巻き戻し方
向の回転を阻止する逆転防止爪38を取付け、これら逆
転防止爪38と前記ラチェットホイール33とにより、
前記ハンドル30の巻き戻し方向への動作時に前記伝動
機構36による動力伝達を解除する逆転防止機構39を
形成し、また、前記ハンドル30を前記巻取軸32を中
心に前記内枠37側に折畳み可能として構成している。
【0024】さらに、前記解除レバー35は、前記ハン
ドル30の両側壁面に形成したガイド溝30aに摺動可
能に支持され、また、前記解除レバー35は、該レバー
35と前記ハンドル30との間に設けたばね6を介して
前記ラチェットホイール33と係合するように常時付勢
され、前記ばね6に抗して前記レバー35を引き上げる
ことにより、前記ラチェットホイール33との係合を解
除するように構成している。
ドル30の両側壁面に形成したガイド溝30aに摺動可
能に支持され、また、前記解除レバー35は、該レバー
35と前記ハンドル30との間に設けたばね6を介して
前記ラチェットホイール33と係合するように常時付勢
され、前記ばね6に抗して前記レバー35を引き上げる
ことにより、前記ラチェットホイール33との係合を解
除するように構成している。
【0025】また、前記逆転防止爪38は、その幅方向
両側に前記内枠37の両側壁に形成した各ガイド溝37
aに挿入保持されて両外側端部が外方に突出される規制
部38aをそれぞれ設けて、該各規制部38aを前記各
ガイド溝37aに沿って摺動可能とすると共に、前記内
枠37と逆転防止爪38との間にはスプリング7を介装
させて、該スプリング7で前記逆転防止爪38の先端側
を前記ラチェットホイール33に係合させるように常時
付勢させている。さらに、前記逆転防止爪38は、前記
ハンドル30が内枠37に対しほぼ180度回転された
とき、前記ハンドル30の開放端部側に設けたカム部3
0bに乗り上げて、前記ラチェットホイール33に対す
る前記逆転防止爪38と送り爪34との噛合を共に解除
するようにしている。
両側に前記内枠37の両側壁に形成した各ガイド溝37
aに挿入保持されて両外側端部が外方に突出される規制
部38aをそれぞれ設けて、該各規制部38aを前記各
ガイド溝37aに沿って摺動可能とすると共に、前記内
枠37と逆転防止爪38との間にはスプリング7を介装
させて、該スプリング7で前記逆転防止爪38の先端側
を前記ラチェットホイール33に係合させるように常時
付勢させている。さらに、前記逆転防止爪38は、前記
ハンドル30が内枠37に対しほぼ180度回転された
とき、前記ハンドル30の開放端部側に設けたカム部3
0bに乗り上げて、前記ラチェットホイール33に対す
る前記逆転防止爪38と送り爪34との噛合を共に解除
するようにしている。
【0026】しかして、高所での作業時に、前記固定側
ベルト1と前記調節側ベルト2とを緊張させる場合で、
該調節側ベルト2の固定側ベルト1に対する長さ調節を
行うような場合には、前記解除レバー35をばね6に抗
して引き上げ、前記送り爪34とラチェットホイール3
3との係合を解除した状態で、前記ハンドル30を内枠
37に対しほぼ180度回転させて、前記逆転防止爪3
8を前記カム部30b上に乗り上がらせることにより、
前記ラチェットホイール33に対する前記送り爪34と
逆転防止爪38との係合を解除させ、また、これらの解
除によって前記巻取軸32をフリー回転可能となし、斯
かる状態で前記調節側ベルト2を前記巻取軸32のスリ
ット32aから外方側へと引き出すのである。
ベルト1と前記調節側ベルト2とを緊張させる場合で、
該調節側ベルト2の固定側ベルト1に対する長さ調節を
行うような場合には、前記解除レバー35をばね6に抗
して引き上げ、前記送り爪34とラチェットホイール3
3との係合を解除した状態で、前記ハンドル30を内枠
37に対しほぼ180度回転させて、前記逆転防止爪3
8を前記カム部30b上に乗り上がらせることにより、
前記ラチェットホイール33に対する前記送り爪34と
逆転防止爪38との係合を解除させ、また、これらの解
除によって前記巻取軸32をフリー回転可能となし、斯
かる状態で前記調節側ベルト2を前記巻取軸32のスリ
ット32aから外方側へと引き出すのである。
【0027】そして、前記固定側ベルト1と前記調節側
ベルト2を緊張させるときには、前記ハンドル30の上
下揺動操作を繰り返し行うことにより、前記送り爪34
を介して前記ラチェットホイール33が回転され、該ラ
チェットホイール33の回転に伴い前記巻取軸32が回
転されて、この巻取軸32上に前記調節側ベルト2が巻
き取られて、該調節側ベルト2と前記固定側ベルト1と
の緊張が行われる。さらに、前記各ベルト2,3が緊張
された後には、前記逆転防止爪38を前記ラチェットホ
イール33に係合させた状態で、前記内枠37に対し前
記ハンドル30を折畳み状に回転させることにより、前
記ラチェットホイール33の勝手な回転が阻止され、前
記巻取軸32上に巻き取られた調節側ベルト2が緩んだ
するのが阻止される。
ベルト2を緊張させるときには、前記ハンドル30の上
下揺動操作を繰り返し行うことにより、前記送り爪34
を介して前記ラチェットホイール33が回転され、該ラ
チェットホイール33の回転に伴い前記巻取軸32が回
転されて、この巻取軸32上に前記調節側ベルト2が巻
き取られて、該調節側ベルト2と前記固定側ベルト1と
の緊張が行われる。さらに、前記各ベルト2,3が緊張
された後には、前記逆転防止爪38を前記ラチェットホ
イール33に係合させた状態で、前記内枠37に対し前
記ハンドル30を折畳み状に回転させることにより、前
記ラチェットホイール33の勝手な回転が阻止され、前
記巻取軸32上に巻き取られた調節側ベルト2が緩んだ
するのが阻止される。
【0028】また、各図の実施例においては、前記ハン
ドル30の両側壁部で前記内枠37との対向側に、該内
枠37に形成した各ガイド溝37aから突出される前記
逆転防止爪38の各規制部38aの両外側端部に係合さ
れる係合部30cをそれぞれ形成して、図8で示すよう
に、前記ハンドル30を前記内枠37に対し折り重ね状
に回転させたとき、前記逆転防止爪38を前記ラチェッ
トホイール33に係合させたままの状態で、前記各係合
部30cを前記各規制部38aの両外側端部に係合させ
るようにしている。斯くするときには、前記各係合部3
0cと前記各規制部38aとの係合により、前記逆転防
止爪38の勝手な後退を阻止することができ、つまり、
該逆転防止爪38を前記ラチェットホイール33に係合
させた状態での後退を阻止できて、該ラチェットホイー
ル33が回転したりして、前記巻取軸32に巻回された
前記調節側ベルト2が勝手に緩んだりするのを防止でき
るのであり、従って、安全性に優れたものとできるので
ある。
ドル30の両側壁部で前記内枠37との対向側に、該内
枠37に形成した各ガイド溝37aから突出される前記
逆転防止爪38の各規制部38aの両外側端部に係合さ
れる係合部30cをそれぞれ形成して、図8で示すよう
に、前記ハンドル30を前記内枠37に対し折り重ね状
に回転させたとき、前記逆転防止爪38を前記ラチェッ
トホイール33に係合させたままの状態で、前記各係合
部30cを前記各規制部38aの両外側端部に係合させ
るようにしている。斯くするときには、前記各係合部3
0cと前記各規制部38aとの係合により、前記逆転防
止爪38の勝手な後退を阻止することができ、つまり、
該逆転防止爪38を前記ラチェットホイール33に係合
させた状態での後退を阻止できて、該ラチェットホイー
ル33が回転したりして、前記巻取軸32に巻回された
前記調節側ベルト2が勝手に緩んだりするのを防止でき
るのであり、従って、安全性に優れたものとできるので
ある。
【0029】さらに、以上のように構成した緊張機3に
おいては、図6で示したように、前記巻取軸32のスリ
ット32aに挿通された前記調節側ベルト2の端部側
に、該ベルト2をループ状に折り返して重ね合わせ、そ
の折り返し部21を縫着して、前記巻取軸32における
スリット32aからの離脱を阻止する抜止部22を設け
るようにしてよいのである。
おいては、図6で示したように、前記巻取軸32のスリ
ット32aに挿通された前記調節側ベルト2の端部側
に、該ベルト2をループ状に折り返して重ね合わせ、そ
の折り返し部21を縫着して、前記巻取軸32における
スリット32aからの離脱を阻止する抜止部22を設け
るようにしてよいのである。
【0030】以上の構成とするときには、前記抜止部2
2を介して前記調節側ベルト2の端部が前記巻取軸32
のスリット32aから外部に抜け出るのを阻止すること
ができて作業性の向上に寄与できるのであり、つまり、
例えば前記調節側ベルト2と固定側ベルト1とを緊張状
に張設する場合で、該固定側ベルト1に対する前記調節
側ベルト2の調節長さが長くて前記緊張機3の巻取操作
を何回も繰り返す必要があるときには、前記調節側ベル
ト2の巻取側端部を前記スリット32aから外方側へと
引出し、前記ベルト2を二重に重ね合わせた状態で前記
緊張機3の巻取軸32に巻き取ることにより、前記緊張
機3の巻取回数を少なくして、前記各ベルト1,2の張
設作業を省力的に行うのであるが、斯かる場合で前記調
節側ベルト2を二重に重ね合わせるべく、該ベルト2を
前記スリット32aから外方側に引出すとき、このスリ
ット32aから前記ベルト2が抜け出ることがあり、特
に、該ベルト2が前記スリット32aから一旦抜け出る
と、このスリット32aに前記ベルト2を再度挿通させ
るのに、面倒な作業と所定時間とを必要とするのに対
し、前記ベルト2に前記抜止部22を設けたことによ
り、前記ベルト2が前記巻取軸32のスリット32aか
ら外部に抜け出るのを確実に阻止できて作業性の向上に
寄与することができるのである。
2を介して前記調節側ベルト2の端部が前記巻取軸32
のスリット32aから外部に抜け出るのを阻止すること
ができて作業性の向上に寄与できるのであり、つまり、
例えば前記調節側ベルト2と固定側ベルト1とを緊張状
に張設する場合で、該固定側ベルト1に対する前記調節
側ベルト2の調節長さが長くて前記緊張機3の巻取操作
を何回も繰り返す必要があるときには、前記調節側ベル
ト2の巻取側端部を前記スリット32aから外方側へと
引出し、前記ベルト2を二重に重ね合わせた状態で前記
緊張機3の巻取軸32に巻き取ることにより、前記緊張
機3の巻取回数を少なくして、前記各ベルト1,2の張
設作業を省力的に行うのであるが、斯かる場合で前記調
節側ベルト2を二重に重ね合わせるべく、該ベルト2を
前記スリット32aから外方側に引出すとき、このスリ
ット32aから前記ベルト2が抜け出ることがあり、特
に、該ベルト2が前記スリット32aから一旦抜け出る
と、このスリット32aに前記ベルト2を再度挿通させ
るのに、面倒な作業と所定時間とを必要とするのに対
し、前記ベルト2に前記抜止部22を設けたことによ
り、前記ベルト2が前記巻取軸32のスリット32aか
ら外部に抜け出るのを確実に阻止できて作業性の向上に
寄与することができるのである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、固定側ベルト1と、調節側ベルト2及び一
側に前記固定側ベルト1を係止し、他側に前記調節側ベ
ルト2を巻き取って前記固定側ベルト1及び調節側ベル
ト2を緊張させるベルト緊張機3と、前記各ベルト1,
2の遊端部に設ける引掛具11,12とから成るベルト
を用いた親綱の緊張装置において、前記ベルト1,2の
少なくとも一方側に、該ベルトを折り返して重ね合わせ
ると共に、重ね合わせたベルト相互を縫着し、前記ベル
ト1,2の所定以上の緊張で縫着部50が破断してショ
ックを吸収するショックアブソーバ5を設けたから、高
所での作業時に作業者が踏み板を踏み外して落下したよ
うな場合、その落下荷重を前記命綱を介して前記各ベル
ト1,2で受止めることにより、作業者の高所からの落
下を防止できるのであり、しかも、このとき、前記各ベ
ルト1,2の少なくとも一方側には前記ショックアブソ
ーバ5が設けられ、このショックアブソーバ5は、前記
各ベルト1,2の少なくとも一方側を折り返して重ね合
わせ、この重ね合わせたベルト相互を縫着し、前記各ベ
ルト1,2が所定以上緊張されたとき、ベルト相互の縫
着部50を破断させてショックを吸収するように形成さ
れているため、作業者が踏み板を踏み外したりして、そ
の落下に伴い前記各ベルト1,2に所定以上の荷重が付
与されたとき、前記縫着部50を破断させて前記荷重を
吸収緩和させることができるのであり、従って、前記縫
着部50の破断により前記命綱を介して作業者側に大き
な落下衝撃が作用するのを緩和できて、作業者が装着す
る安全ベルトで作業者が締付けられたりするのを防止す
ることができ、その上、前記ショックアブソーバ5は、
前記各ベルト1,2の少なくとも一方側に設けた前記縫
着部50で形成されることから、前記各ベルト1,2の
一部を利用して前記ショックアブソーバ5を簡単に形成
することもできるのである。
明によれば、固定側ベルト1と、調節側ベルト2及び一
側に前記固定側ベルト1を係止し、他側に前記調節側ベ
ルト2を巻き取って前記固定側ベルト1及び調節側ベル
ト2を緊張させるベルト緊張機3と、前記各ベルト1,
2の遊端部に設ける引掛具11,12とから成るベルト
を用いた親綱の緊張装置において、前記ベルト1,2の
少なくとも一方側に、該ベルトを折り返して重ね合わせ
ると共に、重ね合わせたベルト相互を縫着し、前記ベル
ト1,2の所定以上の緊張で縫着部50が破断してショ
ックを吸収するショックアブソーバ5を設けたから、高
所での作業時に作業者が踏み板を踏み外して落下したよ
うな場合、その落下荷重を前記命綱を介して前記各ベル
ト1,2で受止めることにより、作業者の高所からの落
下を防止できるのであり、しかも、このとき、前記各ベ
ルト1,2の少なくとも一方側には前記ショックアブソ
ーバ5が設けられ、このショックアブソーバ5は、前記
各ベルト1,2の少なくとも一方側を折り返して重ね合
わせ、この重ね合わせたベルト相互を縫着し、前記各ベ
ルト1,2が所定以上緊張されたとき、ベルト相互の縫
着部50を破断させてショックを吸収するように形成さ
れているため、作業者が踏み板を踏み外したりして、そ
の落下に伴い前記各ベルト1,2に所定以上の荷重が付
与されたとき、前記縫着部50を破断させて前記荷重を
吸収緩和させることができるのであり、従って、前記縫
着部50の破断により前記命綱を介して作業者側に大き
な落下衝撃が作用するのを緩和できて、作業者が装着す
る安全ベルトで作業者が締付けられたりするのを防止す
ることができ、その上、前記ショックアブソーバ5は、
前記各ベルト1,2の少なくとも一方側に設けた前記縫
着部50で形成されることから、前記各ベルト1,2の
一部を利用して前記ショックアブソーバ5を簡単に形成
することもできるのである。
【0032】また、請求項2記載の親綱緊張装置によれ
ば、前記ベルトの遊端部に、該ベルトの遊端を重ねて縫
着するループ状係止部10を設け、この係止部10を引
掛具に係止すると共に、前記ループ状係止部10におけ
るベルトを折り返して重ね合わせる一方、重ね合わせた
ベルト相互を縫着してショックアブソーバ5を形成して
いるため、前記ベルトにショックが付与されたとき、こ
のショックを前記ループ状係止部10に設けたショック
アブソーバ5により前記ベルトの遊端側で確実かつ良好
に緩和吸収することができ、しかも、前記ショックアブ
ソーバ5は前記ループ状係止部10に設けられているこ
とから、前記作業者が踏み板上を移動しながら作業する
ような場合で、この作業者側に取付けた命綱のフックな
どが前記親綱に沿って移動されるとき、前記ショックア
ブソーバ5が前記フックなどの移動を阻害することな
く、該フックなどの移動を円滑に行って、前記作業者の
移動をスムーズに行うことができる。
ば、前記ベルトの遊端部に、該ベルトの遊端を重ねて縫
着するループ状係止部10を設け、この係止部10を引
掛具に係止すると共に、前記ループ状係止部10におけ
るベルトを折り返して重ね合わせる一方、重ね合わせた
ベルト相互を縫着してショックアブソーバ5を形成して
いるため、前記ベルトにショックが付与されたとき、こ
のショックを前記ループ状係止部10に設けたショック
アブソーバ5により前記ベルトの遊端側で確実かつ良好
に緩和吸収することができ、しかも、前記ショックアブ
ソーバ5は前記ループ状係止部10に設けられているこ
とから、前記作業者が踏み板上を移動しながら作業する
ような場合で、この作業者側に取付けた命綱のフックな
どが前記親綱に沿って移動されるとき、前記ショックア
ブソーバ5が前記フックなどの移動を阻害することな
く、該フックなどの移動を円滑に行って、前記作業者の
移動をスムーズに行うことができる。
【0033】さらに、請求項3記載の親綱の緊張装置に
よれば、前記ベルトを折り返して重ね合わせた複数の重
合層を備え、これら重合層のうち、第1層51を第1縫
着糸52で縫着し、第2層53を第2縫着糸54で、前
記第1縫着糸52による縫着強度とは異なる縫着強度で
縫着して前記ショックアブソーバ5を形成しているた
め、作業者が踏み板を踏み外したりして前記ショックア
ブソーバ5がショックを受けたとき、前記第1層51及
び第2層53を縫着強度の弱いものから順次破断させな
がら前記ショックを徐々に吸収緩和できて、作業者側に
大きな落下衝撃が作用するのを一層良好に緩和すること
ができ、しかも、前記第1,第2層51,53は、それ
ぞれ前記第1,第2縫着糸52,54を介して異なる縫
着強度で縫着されているため、これら各縫着糸52,5
4の太さや種類又は縫着本数などを選択して前記各層5
1,53の縫着強度を変更することにより、前記ショッ
クアブソーバ5の衝撃吸収特性を自由に変えることがで
き、前記緊張装置の各種用途への使用が可能となって汎
用性に富むものとできるのである。
よれば、前記ベルトを折り返して重ね合わせた複数の重
合層を備え、これら重合層のうち、第1層51を第1縫
着糸52で縫着し、第2層53を第2縫着糸54で、前
記第1縫着糸52による縫着強度とは異なる縫着強度で
縫着して前記ショックアブソーバ5を形成しているた
め、作業者が踏み板を踏み外したりして前記ショックア
ブソーバ5がショックを受けたとき、前記第1層51及
び第2層53を縫着強度の弱いものから順次破断させな
がら前記ショックを徐々に吸収緩和できて、作業者側に
大きな落下衝撃が作用するのを一層良好に緩和すること
ができ、しかも、前記第1,第2層51,53は、それ
ぞれ前記第1,第2縫着糸52,54を介して異なる縫
着強度で縫着されているため、これら各縫着糸52,5
4の太さや種類又は縫着本数などを選択して前記各層5
1,53の縫着強度を変更することにより、前記ショッ
クアブソーバ5の衝撃吸収特性を自由に変えることがで
き、前記緊張装置の各種用途への使用が可能となって汎
用性に富むものとできるのである。
【0034】また、請求項4記載の親綱緊張装置によれ
ば、前記ベルト緊張機3の巻取軸32に巻き取る前記調
節側ベルト2の巻取側端部に、該ベルト2を折り返して
重ね合わせ、その折り返し部21を縫着して、前記巻取
軸32におけるスリット32aからの離脱を阻止する抜
止部22を設けているため、この抜止部22を介して前
記調節側ベルト2の巻取側端部が前記巻取軸32のスリ
ット32aから外部に抜け出るのを阻止することができ
て作業性の向上に寄与ることができ、つまり、例えば前
記調節側ベルト2と固定側ベルト1とを緊張状に張設す
る場合で、該固定側ベルト1に対する前記調節側ベルト
2の調節長さが長くて前記緊張機3の巻取操作を何回も
繰り返す必要があるときには、前記調節側ベルト2の巻
取側端部を前記スリット32aから外方側へと引出し、
前記ベルト2を二重に重ね合わせた状態で前記緊張機3
の巻取軸32に巻き取ることにより、前記緊張機3の巻
取回数を少なくして、前記各ベルト1,2の張設作業を
省力的に行うのであるが、斯かる場合で前記調節側ベル
ト2を二重に重ね合わせるべく、該ベルト2を前記スリ
ット32aから外方側に引出すとき、このスリット32
aから前記ベルト2が抜け出ることがあり、該ベルト2
が前記スリット32aから一旦抜け出ると、このスリッ
ト32aに前記ベルト2を挿通させるのに、面倒な作業
と所定時間とを必要とするのに対し、前記ベルト2に前
記抜止部22を設けたことにより、前記ベルト2が前記
巻取軸32のスリット32aから外部に抜け出るのを確
実に阻止できて作業性の向上に寄与することができるの
である。
ば、前記ベルト緊張機3の巻取軸32に巻き取る前記調
節側ベルト2の巻取側端部に、該ベルト2を折り返して
重ね合わせ、その折り返し部21を縫着して、前記巻取
軸32におけるスリット32aからの離脱を阻止する抜
止部22を設けているため、この抜止部22を介して前
記調節側ベルト2の巻取側端部が前記巻取軸32のスリ
ット32aから外部に抜け出るのを阻止することができ
て作業性の向上に寄与ることができ、つまり、例えば前
記調節側ベルト2と固定側ベルト1とを緊張状に張設す
る場合で、該固定側ベルト1に対する前記調節側ベルト
2の調節長さが長くて前記緊張機3の巻取操作を何回も
繰り返す必要があるときには、前記調節側ベルト2の巻
取側端部を前記スリット32aから外方側へと引出し、
前記ベルト2を二重に重ね合わせた状態で前記緊張機3
の巻取軸32に巻き取ることにより、前記緊張機3の巻
取回数を少なくして、前記各ベルト1,2の張設作業を
省力的に行うのであるが、斯かる場合で前記調節側ベル
ト2を二重に重ね合わせるべく、該ベルト2を前記スリ
ット32aから外方側に引出すとき、このスリット32
aから前記ベルト2が抜け出ることがあり、該ベルト2
が前記スリット32aから一旦抜け出ると、このスリッ
ト32aに前記ベルト2を挿通させるのに、面倒な作業
と所定時間とを必要とするのに対し、前記ベルト2に前
記抜止部22を設けたことにより、前記ベルト2が前記
巻取軸32のスリット32aから外部に抜け出るのを確
実に阻止できて作業性の向上に寄与することができるの
である。
【図1】本発明にかかる親綱緊張装置の全体構造を示す
概略図である。
概略図である。
【図2】同親綱緊張装置に設けるショックアブソーバの
拡大側面図である。
拡大側面図である。
【図3】ショックアブソーバの他の取付例を示す側面図
である。
である。
【図4】同親綱緊張装置に使用する緊張機の斜視図であ
る。
る。
【図5】その側面図である。
【図6】同緊張機の開放状態を示す側面図である。
【図7】同緊張機の折畳み状態を示す側面図である。
【図8】同緊張機の巻取軸に挿通される調節側ベルトの
端部を示す断面図である。
端部を示す断面図である。
1 固定側ベルト 2 調節側ベルト 21 折り返し部 22 抜止部 10 ループ状係止部 10,12 引掛具 3 緊張機 32 巻取軸 32a スリット 5 ショックアブソーバ 50 縫着部 51 第1層 52 第1縫着糸 53 第2層 54 第2縫着糸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、前記親綱緊張装置に使用される前記
ベルト緊張機3は、図4乃至図8で明らかにしたよう
に、上部側に握り部31を設け、下部側を二股形状とし
たコ字型枠状のハンドル30を形成して、このハンドル
30の開放端部間に、前記調節側ベルト2の遊端側を挿
入するスリット32aをもち、該スリット32aに前記
ベルト2を挿入させた状態で巻き取る巻取軸32を回転
可能に支持すると共に、該巻取軸32にラチェットホイ
ール33を固定し、かつ、前記ハンドル30に前記ラチ
ェットホイール33に係脱可能な送り爪34をもつ解除
レバー35を取付けて、これら解除レバー35の送り爪
34とラチェットホイール33とにより前記ハンドル3
0から巻取軸32への伝動機構36を構成する一方、前
記巻取軸32に前記固定側ベルト1が固定された内枠3
7を回転可能に支持し、この内枠37に、前記ラチェッ
トホイール33に噛合して前記巻取軸32の巻き戻し方
向の回転を阻止する逆転防止爪38を取付け、これら逆
転防止爪38と前記ラチェットホイール33とにより、
前記ハンドル30の巻き戻し方向への動作時に前記伝動
機構36による動力伝達を解除する逆転防止機構39を
形成し、また、前記ハンドル30を前記巻取軸32を中
心に前記内枠37側に折畳み可能として構成している。
ベルト緊張機3は、図4乃至図8で明らかにしたよう
に、上部側に握り部31を設け、下部側を二股形状とし
たコ字型枠状のハンドル30を形成して、このハンドル
30の開放端部間に、前記調節側ベルト2の遊端側を挿
入するスリット32aをもち、該スリット32aに前記
ベルト2を挿入させた状態で巻き取る巻取軸32を回転
可能に支持すると共に、該巻取軸32にラチェットホイ
ール33を固定し、かつ、前記ハンドル30に前記ラチ
ェットホイール33に係脱可能な送り爪34をもつ解除
レバー35を取付けて、これら解除レバー35の送り爪
34とラチェットホイール33とにより前記ハンドル3
0から巻取軸32への伝動機構36を構成する一方、前
記巻取軸32に前記固定側ベルト1が固定された内枠3
7を回転可能に支持し、この内枠37に、前記ラチェッ
トホイール33に噛合して前記巻取軸32の巻き戻し方
向の回転を阻止する逆転防止爪38を取付け、これら逆
転防止爪38と前記ラチェットホイール33とにより、
前記ハンドル30の巻き戻し方向への動作時に前記伝動
機構36による動力伝達を解除する逆転防止機構39を
形成し、また、前記ハンドル30を前記巻取軸32を中
心に前記内枠37側に折畳み可能として構成している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】そして、前記固定側ベルト1と前記調節側
ベルト2を緊張させるときには、前記ハンドル30の上
下揺動操作を繰り返し行うことにより、前記送り爪34
を介して前記ラチェットホイール33が回転され、該ラ
チェットホイール33の回転に伴い前記巻取軸32が回
転されて、この巻取軸32上に前記調節側ベルト2が巻
き取られて、該調節側ベルト2と前記固定側ベルト1と
の緊張が行われる。さらに、前記各ベルト1,2が緊張
された後には、前記逆転防止爪38を前記ラチェットホ
イール33に係合させた状態で、前記内枠37に対し前
記ハンドル30を折畳み状に回転させることにより、前
記ラチェットホイール33の勝手な回転が阻止され、前
記巻取軸32上に巻き取られた調節側ベルト2が緩んだ
するのが阻止される。
ベルト2を緊張させるときには、前記ハンドル30の上
下揺動操作を繰り返し行うことにより、前記送り爪34
を介して前記ラチェットホイール33が回転され、該ラ
チェットホイール33の回転に伴い前記巻取軸32が回
転されて、この巻取軸32上に前記調節側ベルト2が巻
き取られて、該調節側ベルト2と前記固定側ベルト1と
の緊張が行われる。さらに、前記各ベルト1,2が緊張
された後には、前記逆転防止爪38を前記ラチェットホ
イール33に係合させた状態で、前記内枠37に対し前
記ハンドル30を折畳み状に回転させることにより、前
記ラチェットホイール33の勝手な回転が阻止され、前
記巻取軸32上に巻き取られた調節側ベルト2が緩んだ
するのが阻止される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、各図の実施例においては、前記ハン
ドル30の両側壁部で前記内枠37との対向側に、該内
枠37に形成した各ガイド溝37aから突出される前記
逆転防止爪38の各規制部38aの両外側端部に係合さ
れる係合部30cをそれぞれ形成して、図7で示すよう
に、前記ハンドル30を前記内枠37に対し折り重ね状
に回転させたとき、前記逆転防止爪38を前記ラチェッ
トホイール33に係合させたままの状態で、前記各係合
部30cを前記各規制部38aの両外側端部に係合させ
るようにしている。斯くするときには、前記各係合部3
0cと前記各規制部38aとの係合により、前記逆転防
止爪38の勝手な後退を阻止することができ、つまり、
該逆転防止爪38を前記ラチェットホイール33に係合
させた状態での後退を阻止できて、該ラチェットホイー
ル33が回転したりして、前記巻取軸32に巻回された
前記調節側ベルト2が勝手に緩んだりするのを防止でき
るのであり、従って、安全性に優れたものとできるので
ある。
ドル30の両側壁部で前記内枠37との対向側に、該内
枠37に形成した各ガイド溝37aから突出される前記
逆転防止爪38の各規制部38aの両外側端部に係合さ
れる係合部30cをそれぞれ形成して、図7で示すよう
に、前記ハンドル30を前記内枠37に対し折り重ね状
に回転させたとき、前記逆転防止爪38を前記ラチェッ
トホイール33に係合させたままの状態で、前記各係合
部30cを前記各規制部38aの両外側端部に係合させ
るようにしている。斯くするときには、前記各係合部3
0cと前記各規制部38aとの係合により、前記逆転防
止爪38の勝手な後退を阻止することができ、つまり、
該逆転防止爪38を前記ラチェットホイール33に係合
させた状態での後退を阻止できて、該ラチェットホイー
ル33が回転したりして、前記巻取軸32に巻回された
前記調節側ベルト2が勝手に緩んだりするのを防止でき
るのであり、従って、安全性に優れたものとできるので
ある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】さらに、以上のように構成した緊張機3に
おいては、図8で示したように、前記巻取軸32のスリ
ット32aに挿通された前記調節側ベルト2の端部側
に、該ベルト2をループ状に折り返して重ね合わせ、そ
の折り返し部21を縫着して、前記巻取軸32における
スリット32aからの離脱を阻止する抜止部22を設け
るようにしてよいのである。
おいては、図8で示したように、前記巻取軸32のスリ
ット32aに挿通された前記調節側ベルト2の端部側
に、該ベルト2をループ状に折り返して重ね合わせ、そ
の折り返し部21を縫着して、前記巻取軸32における
スリット32aからの離脱を阻止する抜止部22を設け
るようにしてよいのである。
Claims (4)
- 【請求項1】 固定側ベルト(1)と、調節側ベルト
(2)及び一側に前記固定側ベルト(1)を係止し、他
側に前記調節側ベルト(2)を巻き取って前記固定側ベ
ルト(1)及び調節側ベルト(2)を緊張させるベルト
緊張機(3)と、前記各ベルト(1)(2)の遊端部に
設ける引掛具(11)(12)とから成るベルトを用い
た親綱の緊張装置であって、前記ベルト(1)(2)の
少なくとも一方に、該ベルトを折り返して重ね合わせる
と共に、重ね合わせたベルト相互を縫着し、前記ベルト
(1)(2)の所定以上の緊張で縫着部(50)が破断
してショックを吸収するショックアブソーバ(5)を設
けていることを特徴とする親綱の緊張装置。 - 【請求項2】 ベルトの遊端部に、該ベルトの遊端を重
ねて縫着するループ状係止部(10)を設け、この係止
部(10)を引掛具に係止すると共に、前記ループ状係
止部(10)におけるベルトを折り返して重ね合わせる
一方、重ね合わせたベルト相互を縫着してショックアブ
ソーバ(5)を形成している請求項1記載の親綱の緊張
装置。 - 【請求項3】 ベルトを折り返して重ね合わせた複数の
重合層を備え、これら重合層のうち、第1層(51)を
第1縫着糸(52)で縫着し、第2層(53)を第2縫
着糸(54)で、前記第1縫着糸(52)による縫着強
度とは異なる縫着強度で縫着している請求項1又は2記
載の親綱の緊張装置。 - 【請求項4】 ベルト緊張機(3)の巻取軸(32)に
巻き取る調節側ベルト(2)の巻取側端部に、該ベルト
(2)を折り返して重ね合わせ、その折り返し部(2
1)を縫着して、前記巻取軸(32)におけるスリット
(32a)からの離脱を阻止する抜止部(22)を設け
ている請求項1記載の親綱の緊張装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6151362A JP2724968B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 親綱の緊張装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0810345A true JPH0810345A (ja) | 1996-01-16 |
| JP2724968B2 JP2724968B2 (ja) | 1998-03-09 |
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ID=15516889
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|---|---|---|---|
| JP6151362A Expired - Fee Related JP2724968B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 親綱の緊張装置 |
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| JP (1) | JP2724968B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-07-01 JP JP6151362A patent/JP2724968B2/ja not_active Expired - Fee Related
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