JPH081045Y2 - 型枠へのインサート金具支持装置 - Google Patents

型枠へのインサート金具支持装置

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JPH081045Y2
JPH081045Y2 JP1991040860U JP4086091U JPH081045Y2 JP H081045 Y2 JPH081045 Y2 JP H081045Y2 JP 1991040860 U JP1991040860 U JP 1991040860U JP 4086091 U JP4086091 U JP 4086091U JP H081045 Y2 JPH081045 Y2 JP H081045Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はコンクリート製のU字
溝、枡などを形成する型枠に関し、特に、その型枠にイ
ンサート金具を支持するための、型枠へのインサート金
具支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】出願人は図4、図5で示すインサート金
具を実願2−22946号において開示した。同図にお
いて、1は板金材により形成したU字溝用の型枠であ
り、ベース2の上面にU字状の内枠3を倒立させて固定
し、この内枠3の左右両側方に外枠4を、また内枠3お
よび外枠4の長手方向両端に端板5を起立配置してそれ
ぞれベース2に取付け、これにより上面が開口した成形
室6が形成されている。
【0003】上記各外枠4は、ヒンジ7により外側方に
向けて回動可能に取付け、この外枠4にインサート金具
支持装置8を取付ける。このインサート金具支持装置8
は、図5で示すようになっている。すなわち、外枠4に
貫通形成した通し孔9の周部にナット10を外方に向け
て溶接固定し、このナット10に支持軸11を外方から
ねじ嵌合させる。上記支持軸11は、右端の頭部11a
を六角柱状に、基部を大径のねじ軸11bに、先端部を
小径かつ円柱状のガイドピン11cに形成してあり、外
側方(右方)から上記ナット10にねじ嵌合させてネジ
軸11bの左端部およびガイドピン11cを成形室6内
に突出させてある。この突出量は成形室6の幅L1より
も若干小寸とする。
【0004】上記支持軸のねじ軸11bの左端部およ
びガイドピン11cにインサート金具12を嵌合させ
る。このインサート金具12は、図5に示すように、金
属資材により左端が閉塞されかつ支持軸11のねじ軸
11bよりも若干大径となる有底円筒状に形成し、その
内周に浅い雌ねじ13を有する有底円筒状に形成してあ
る。また上記インサート金具12の左端軸心部に軟質
プラスチック製のスペーサ14を突出固定する。このス
ペーサ14は、左端14a(突出端部)が小径となる円
錐状に形成し、右端軸心部に形成した小径の突起14b
を上記インサート金具12の左端(底壁)に圧入させて
固定する。上記インサート金具12およびスペーサ14
を加えた長さは、前述した形成室6の幅L1よりも若干
長く形成し、スペーサ14の左端14aを前述した内壁
3に圧接させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のものは、イ
ンサート金具12を外枠4に係止した支持軸11に遊嵌
させるとともに、先端部に取付けた可撓性のスペーサ1
4を内枠3に圧接させて外枠4と内枠とにより上記イ
ンサート金具12を挟持するようにしたので、インサー
ト金具12を型枠1に迅速かつ高精度に取付けることが
でき、しかも成形品の離型が迅速にできる効果を奏す
る。しかしながら、上記インサート金具12は支持軸1
1に遊嵌しているため、成形時にセメントを含んだ水が
上記インサート金具12内にその開口側から進入し、イ
ンサート金具12が支持軸11に固着されたり、インサ
ート金具12内に形成した雌ねじ13が目詰まりしたり
する不具合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】型枠の互いに間隔をおい
て対面する一方の壁に通し孔を形成し、その通し孔の周
部に嵌合筒体を外方に向けて突出固定し、この嵌合筒体
に着脱可能に嵌合する支持軸を設け、その支持軸の前記
通し孔から型枠の内方に突出させた突出部の外周にOリ
ングを嵌合し、そのOリングの外面インサート金具の
側に形成した嵌合孔に圧接させ、かつ、そのインサー
ト金具を前記型枠の一方の壁と他方の壁との間に挟持す
るものである。
【0007】前記嵌合筒体と支持軸とを1ピッチ程度の
ねじ部で嵌合させ、その嵌合筒体と支持軸との嵌合部に
係止ピンを径方向に着脱可能に挿通することができる。
また、前記通し孔内方に突出した支持軸の突出部を突出
端が小径となるテーパ軸としてもよい。
【0008】
【作用】インサート金具を支持するための支持軸は、型
枠に設けた嵌合筒体によって型枠に取り付けられる。イ
ンサート金具は側に設けた嵌合孔によって支持軸に嵌
合し位置決めされ、型枠の壁を閉じたとき、長手方向の
両端が型粋の間に挟持され固定される。このとき、前記
嵌合孔と支持軸との間はOリングによって密封される。
型枠の間に生コンクリートを充填し、それが固まった後
に型枠を開いてコンクリート製品を取り出すが、そのと
き、支持軸を型枠から取り外さなくとも、インサート金
具と型枠とは、嵌合孔と支持軸との間で分離され、支持
軸やOリングは損傷しない限り再使用される。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3において、図5と同符号の箇所は図5
と略同構造であるので、その説明を省略する。図1にお
いて、15は外枠4の上下方向中心部に取付けたインサ
ート金具支持装置である。上記インサート金具支持装置
15は外枠4に貫通形成した通し孔9の周部に嵌合筒体
16を外方(右方)に向けて溶接固定し、この嵌合筒体
16に支持軸17を外方から嵌合させる。
【0010】上記嵌合筒体16はその内周面を平滑な円
形面に形成する。また、上記支持軸17は右端から左端
に向かって順次4段階に小径に形成し、右端の頭部18
は上記嵌合筒体16の内径よりも大径に形成し、基部1
9は上記嵌合筒体16および通し孔9に密接に嵌合する
径および長さに形成し、成形室6内に突出する突出部2
0はその右半部20aを上記嵌合筒体16の内径よりも
若干小径に形成するとともに、その右半部20aの左右
端部に一対のOリング21を嵌合し、その左半部20b
を上記右半部20aよりも小径に形成する。また、上記
頭部18に取っ手用の操作リング22を固定する。
【0011】上記支持軸17は右方(外方)から嵌合筒
体16に挿通してその基部19を上記嵌合筒体16内に
嵌合させ、割ピンつまり係止ピン23を上記嵌合筒体1
6および基部19に直交方向(上下方向)から挿通して
軸方向の移動を阻止する。なお、この係止ピン23は抜
き差し可能である
【0012】上記支持軸17の突出部20に金属製のイ
ンサート金具25を嵌合させる。このインサート金具2
5は左端が閉塞された有底筒状に形成するとともに、内
周の右半部を平滑な嵌合孔25aに、内周の左半部をね
じ孔25bに形成し、嵌合孔25aは上記支持軸17に
設けたOリング21が圧接する内径に形成する。
【0013】上記インサート金具25の左端つまり底壁
の軸心部にプラスチック製のスペーサ26を左方に向け
て突出固定する。このスペーサ26は、従来と同様に左
端26a(突出端部)が小径となる円錐状に形成され
右端軸心部に形成した小径の突起26bを上記インサー
ト金具25の左端(底壁)に圧入して固定する。上記イ
ンサート金具25およびスペーサ26を加えた長さは、
従来と同様に成形室6の幅L1よりも若干長く形成し、
スペーサ26の左端26aを枠体21の内壁3に圧接さ
せる。
【0014】図2は第2実施例を示す。図2中、支持軸
17の突出部20−1を左端が小径となるテーパ軸に形
成し、その突出部20−1の右端部にOリング21−1
を嵌合する。また、インサート金具25はその内周を全
長に亘って平滑な嵌合孔25a−1に形成するととも
に、その嵌合孔25a−1の内径を上記支持軸17に設
けたOリング21−1が圧接する内径に形成してる。
なお、その他は第1実施例と同構造となっている。
【0015】図3は第3実施例を示す。図3中、嵌合筒
体16の左端部の内周に1ピッチのめねじ16aを形成
し、支持軸17の基部19の外周に上記めねじ16aに
螺合する1ピッチのおねじ19aを形成するとともに、
そのおねじ19aの左部の外周に上記嵌合筒体16のめ
ねじ16aの左部内周に当接するOリング24を嵌合さ
せる。また支持軸17の突出部20−2を右端から左
端に向かって等径軸に形成し、その突出部20−2の右
端部にOリング21−2を嵌合し、基部19の右端(外
端)に棒状の操作バー22−1を直交させて溶接固定し
てなり、その他は第2実施例と同構造となっている。
【0016】次に上記実施例の使用態様について説明す
る。まず、外枠4を図4の仮想線で示すように、外側方
に回動させた状態で、外側から支持軸17を嵌合筒体1
6に嵌合させる。この場合、図1および図2において
は、基部19を嵌合筒体16内に押し込み、係止ピン2
3を上記基部19および嵌合筒体16にその直交方向か
ら挿通して支持軸17の抜け止めをする。また図3に
おいては上記基部19を嵌合筒体19にねじ嵌合させ、
係止ピン23を上記基部19および嵌合筒体16にその
直交方向から挿通して支持軸17の抜け止めをする。
【0017】次いで、上記支持軸17の突出部20(2
0−1)にインサート金具25を嵌合させる。さすれ
ば、突出部20に設けたOリング21(21−1、21
−2)がインサート金具25の嵌合孔25a(25a−
1)に圧接し、上記インサート金具25が支持軸17に
支持されるとともに、そのOリング21(21−1)に
よって支持軸17とインサート金具25の開口部との嵌
合部がシールされる。この場合、図1においては左右一
対のOリング21によってインサート金具25が支持軸
17に同軸支持される。また、図1および図2において
は小径の左半部20bまたはテーパ状の突出部20−1
により成形後にインサート金具25の支持軸17からの
離脱が容易となる。また、図3においてはOリング24
により嵌合筒体16と支持軸17の基部19との嵌合部
の左端部がシールされ、成形時にセメントを含んだ水が
上記嵌合筒体16と基部19との嵌合部に進入しなくな
る。
【0018】この状態で外枠4を内枠3に接近つまり
組み立てると、スペーサ26の左端26aが小面積で内
枠3に当接し、インサート金具25は外枠4と内枠3と
で挟持されて軸方向の移動が阻止される。この場合、上
記インサート金具25は、Oリング21(21−1、2
1−2)を介して支持軸17に弾圧係止されているの
で、上記外枠4の組立て時に支持軸17から不用意に脱
落しなくなる。
【0019】そして、成形室6内に生コンクリートを充
填した際に、支持軸17とインサート金具25との嵌合
部がOリング21(21−1)によってシールされてい
るため、上記嵌合部にセメントを含んだ水が入しなく
なり、インサート金具25の機能が損なわれなくなると
ともに、支持軸17がインサート金具25に固着しなく
なり、成形品の離型時に外枠4を外側方に回動させる
と、支持軸17がインサート金具25から円滑に離脱す
ることになる。
【0020】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、本考
案はインサート金具を型枠に取り付けた支持軸にOリン
グを介して弾圧支持するようにしたので、インサート金
具を型枠に迅速かつ大きな保持力で取付けることができ
る。また、成形時にセメントを含んだ水が上記インサー
ト金具内に進入しなくなり、成形品の離型が迅速かつ容
易にできる。その際、支持軸とOリングは型枠側に残さ
れるから、損傷していない限り再使用でき経済的であ
る。また、支持軸を型枠に固定した嵌合筒体に軸方向に
摺動可能に、あるいは少ないピッチのねじ部で嵌合さ
せ、両者の嵌合部に係止ピンを直交方向から着脱可能に
挿通するようにしたので、支持軸の型枠への取付け、取
外しが迅速にできるなどの種々の効果をする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す要部断面図である。
【図2】本考案の第2実施例を示す要部断面図である。
【図3】本考案の第3実施例を示す要部断面図である。
【図4】従来例を示す装置全体の断面図である。
【図5】従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1・・・・型枠 2・・・・ベース 3・・・・内枠 4・・・・外枠 5・・・・端板 6・・・・成形室 7・・・・ヒンジ 9・・・・通し孔 15・・・・インサート支持装置 16・・・・嵌合筒体 16a・・・めねじ 17・・・・支持軸 18・・・・頭部 19・・・・基部 19a・・・おねじ 20・・・・突出部 20a・・・右半部 20b・・・左半部 21・・・・Oリング 22・・・・操作リング 23・・・・係止ピン 24・・・・Oリング 25・・・・インサート金具 25a・・・嵌合孔 25b・・・ねじ孔 26・・・・スペーサ 26a・・・左端(突出端部) 26b・・・突起

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】型粋の互いに間隔をおいて対面する一方の
    壁に通し孔を形成し、その通し孔の周部に嵌合筒体を外
    方に向けて突出固定し、この嵌合筒体に着脱可能に嵌合
    する支持軸を設け、その支持軸の前記通し孔から型枠の
    内方に突出させた突出部の外周にOリングを嵌合し、そ
    のOリングの外面インサート金具の側に形成した
    合孔に圧接させ、かつ、そのインサート金具を前記型枠
    の一方の壁と他方の壁との間に挟持することを特徴とす
    る型枠へのインサート金具支持装置。
  2. 【請求項2】前記嵌合筒体と支持軸とを1ピッチ程度の
    ねじ部で嵌合させ、その嵌合筒体と支持軸との嵌合部に
    係止ピンを径方向に着脱可能に挿通したことを特徴とす
    る請求項1記載の型枠へのインサート金具支持装置。
  3. 【請求項3】前記通し孔内方に突出した支持軸の突出部
    を突出端が小径となるテーパー軸としたことを特徴とす
    る請求項1記載の型枠へのインサート金具支持装置。
JP1991040860U 1991-05-02 1991-05-02 型枠へのインサート金具支持装置 Expired - Lifetime JPH081045Y2 (ja)

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JPH0737843Y2 (ja) * 1988-05-06 1995-08-30 東興産業株式会社 インサートブッシュの結合構造
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JP3001010U (ja) * 1994-02-14 1994-08-16 二三彦 坂本 組立式クリスマスツリー

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