JPH08104836A - 記録液 - Google Patents

記録液

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JPH08104836A
JPH08104836A JP23991094A JP23991094A JPH08104836A JP H08104836 A JPH08104836 A JP H08104836A JP 23991094 A JP23991094 A JP 23991094A JP 23991094 A JP23991094 A JP 23991094A JP H08104836 A JPH08104836 A JP H08104836A
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polymer
hydrogen atom
acid
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JP23991094A
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Takashi Hirasa
崇 平佐
Hiroshi Takimoto
浩 滝本
Yukichi Murata
勇吉 村田
Hiroshi Mikami
洋 三上
Satoshi Toki
鴇  聖史
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/324Inkjet printing inks characterised by colouring agents containing carbon black
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 水性媒体、顔料及び重合体を含有する記録液
において、該重合体が、カルボキシル基又は酸無水物基
のいずれかを1つ以上含む繰り返し単位Aと下記一般式
[I]で示されるアリルエーテル単位Bと、好ましくは
特定のα−オレフィン誘導の単位Cとを含有する重合体
の少なくとも一種を用いる。 【化1】 (R1 ,R2 はH又はC1 5 の置換もしくは非置換の
アルキル基、R3 はH又は各種の置換基、nは1〜50
を示す) 【効果】 本発明の記録液は、特にインクジェット用に
使用した場合優れた効果を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水性媒体を用いた記録
液、特にインクジェット用、もしくは筆記具用に適した
記録液に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録用の記録液と
しては、酸性染料や直接染料を水性媒体中に溶解した水
性インク、あるいは、油溶性染料を有機溶剤中に溶解し
た溶剤系インクが使用されている。溶剤系インクは溶剤
を使用するため、環境安全面で問題があり、用途が限ら
れるので、オフィスなどでの使用はできない。一方、水
性インクは水溶性の色素を使用するため、特に、普通紙
に記録した場合、記録物の耐水性が劣ることが問題であ
る。また、これらの染料を用いたインクの記録物は耐光
性の面でも不十分である。また筆記具用記録液について
も同様である。
【0003】前記の問題点を改良するため、色材とし
て、耐水性及び耐光性に優れたカーボンブラック等の顔
料を水性媒体中に分散した水性分散インクが一部で用い
られている。しかし、従来の顔料の水性分散インクは、
分散安定性が充分でなく、記録時にノズルの目詰まりを
生じやすいので、安定した記録を実施することが困難で
あるほか、記録物の記録濃度が充分でないことなどの問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はインクジェッ
ト記録用もしくは筆記具用として、普通紙に記録した場
合にも耐水性が良好で、高濃度の記録が可能で、更に吐
出性が良好で記録の信頼性も高く、記録物の印字品位、
耐光性など耐水性以外の堅牢性が良好な記録が可能であ
ると共に、長時間保存した場合の安定性が良好である水
性顔料分散インクを提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、水性媒
体、顔料及び重合体を含有する記録液において、該重合
体として、カルボキシル基または酸無水物の基のいずれ
かを1つ以上含む繰り返し単位A、及び前記請求項1記
載の一般式[I]で示されるアリルエーテル単位Bを含
有する重合体の少なくとも1種を用いることを特徴とす
る記録液に存する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明者
らは記録液用の顔料の分散に関し、種々の分散剤につい
て試験した結果、カルボキシル基を1つ以上含む繰り返
し単位A及び前記一般式[I]で示されるアリルエーテ
ル単位Bを含有する重合体が顔料の分散剤として特に優
れた効果を発揮することを見いだし、本発明に至ったも
のである。このような組成の記録液は、記録時の吐出安
定性が良好で、高濃度の記録物を得ることができ、記録
物の印字品位、耐光性など耐水性以外の堅牢性も良好な
記録が可能であると共に、記録液の安定性も良好であ
り、長期間の保存中に顔料の沈降などを生じる事がな
い。
【0007】本発明の記録液に使用される重合体中にお
いては、カルボキシル基または酸無水物の基のいずれか
を1つ以上含む繰り返し単位Aの含有比率は10〜70
mol%の範囲が好ましく、また前記一般式[I]で示
されるアリルエーテル単位Bの含有比率は5〜70mo
l%の範囲が記録液の安定性の点などから好ましい。ま
たこの繰り返し単位Aとアリルエーテル単位Bの他に、
前記一般式[II]で示されるα−オレフィン単位Cを含
むことが好ましい。この場合、繰り返し単位A、アリル
エーテル単位B及びα−オレフィン単位Cの好ましい含
有比率(mol%)は、順に10〜70,5〜70,5
〜50の範囲であり、とくには順に20〜70,5〜5
0,5〜50の範囲であるのが好ましい。
【0008】ここで前記繰り返し単位Aとしては、具体
的にはアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、マレイン酸、フマル酸等の不飽和カルボン酸から
誘導される繰り返し単位の他、イタコン酸モノエステ
ル、マレイン酸モノエステル、フマル酸モノエステル等
の不飽和ジカルボン酸のモノエステルから誘導される繰
り返し単位が好ましい。またこれらのカルボキシル基は
遊離酸の形でも良いが、リチウム、ナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、又はアルキル
基、ヒドロキシアルキル基、もしくはカルボキシアルキ
ル基などで置換されているアンモニウム塩等の塩の形で
あるのが好ましい。またこれらの塩の場合、必要に応じ
て2種類以上のものを混合して使用しても良い。酸無水
物を1つ以上含む単位としては無水マレイン酸、無水イ
タコン酸から誘導される繰り返し単位が好ましい。
【0009】また前記一般式[I]で示されるアリルエ
ーテル単位B及び前記一般式[II]で示されるα−オレ
フィン単位C中、R1 ,R2 は水素原子の他に、炭素数
1〜5の置換もしくは非置換のアルキル基(例えば、メ
チル基、エチル基等の炭素数1〜5の直鎖状もしくは分
岐鎖状のアルキル基、イソプロポキシメチル基、フェノ
キシメチル基、4−メトキシフェノキシメチル基、ブチ
ルカルボキシメチル基、スルフォニルオキシメチル基、
クロロメチル基等のアルキル基がアルコキシ基、フェノ
キシ基、カルボキシル基、スルフォニルオキシ基、ハロ
ゲン等で置換された基)を表すが、本発明においては水
素原子又は非置換のアルキル基が好ましい。R3 ,R4
及びR5 は水素原子の他に、置換もしくは非置換のアル
キル基(例えば、メチル基、エチル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシ
ル基等の炭素数1〜50、好ましくは1〜18の直鎖状
もしくは分岐鎖状のアルキル基、ヒドロキシエチル基、
カルボキシプロピル基、カルボキシシクロヘキシルメチ
ル基、1−カルボキシ−2−メルカプトエチル基、1−
カルボキシ−2−カルバモイルエチル基、1−イソプロ
ピル−1−カルボキシメチル基、1,2−ジカルボキシ
プロピル基等のこれらのアルキル基が水酸基、カルボキ
シル基、カルボキシシクロヘキシル基、メルカプト基、
カルバモイル基等で置換された基が挙げられる。)、置
換もしくは非置換のアルケニル基(例えば、2−メチル
−1−プロペニル基、ビニル基、アリル基等の長鎖状も
しくは分岐鎖状の炭素数2〜50のアルケニル基が挙げ
られ、これらがカルボキシル基、ハロゲン原子、ヒドロ
キシル基等で置換されていても良い。)、置換もしくは
非置換のアリール基(例えば、フェニル基、3,4−ジ
カルボキシフェニル基、4−ブチルフェニル基、4−カ
ルボキシフェニル基等のカルボキシル基、アルキル基等
で置換されたフェニル基等が挙げられる。)、置換もし
くは非置換のアラルキル基(例えば、ベンジル基、フェ
ニルエチル基等のアラルキル骨格部分の炭素数が7〜3
0であるフェニルアルキル基、1−カルボキシ−2−フ
ェニルエチル基、1−カルボキシ−2−ヒドロキシ−フ
ェニルエチル基、4−カルボキシベンジル基等のこれら
のフェニルアルキル基がカルボキシル基、水酸基等で置
換された基が挙げられる。)、置換もしくは非置換のシ
クロアルキル基(例えば、シクロヘキシル基、4−カル
ボキシシクロヘキシル基等のカルボキシル基、水酸基等
で置換された基が挙げられる。)又は置換もしくは非置
換の複素環基(例えば、ピリジル基、チアジアゾリル
基、ベンゾチアゾリル基、2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジニル基等の窒素原子、硫黄原子等を1〜2個
含む5員乃至6員環又はそれらの縮合環あるいはそれら
の環とベンゼン環等の縮合環が挙げられ、これらの環は
いずれもアルキル基、カルボキシル基等で置換されてい
ても良い。)を表す。さらにR3 としては、以上のアル
キル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基、シ
クロアルキル基及び複素環基を置換基として有するカル
ボニル基を表す。本発明では、R3 は特に、水素原子ま
たは置換もしくは非置換のアルキル基が好ましい。
【0010】本発明では、R4 及びR5 としては、それ
ぞれ水素原子、置換もしくは非置換のアルキル基、又は
置換もしくは非置換のアリール基が好ましい。また本発
明で使用する重合体は、前記の繰り返し単位A、一般式
[I]で表わされるアリルエーテル単位B、一般式[I
I]で表わされるα−オレフィン単位Cの3成分以外の
単位を必要に応じて含んでもよい。
【0011】さらにnは1〜50の範囲の物が使用され
るが、とくに3〜30の範囲の物が記録液の保存安定性
上好ましい。また、該重合体の分子量は重量平均分子量
500〜50,000のものが、通常、使用されるが
1,000〜20,000のものが好ましい。該重合体
の具体例としては、No.1〜10のものが挙げられ、
必要に応じてこれらを単独使用または併用してもよい。
【0012】
【化3】
【0013】
【化4】
【0014】
【化5】
【0015】
【化6】
【0016】
【化7】
【0017】
【化8】
【0018】
【化9】
【0019】
【化10】
【0020】
【化11】
【0021】本発明に用いる重合体は周知の方法に従っ
て合成する事ができる。例えば前記No.(1)で示さ
れる重合体は以下の方法で合成できる。市販のα−オレ
フィン(商品名:ダイヤレン30、三菱化成(株)製
品、平均炭素数48、重量平均分子量670)0.08
mol%とポリエチレングリコールアリルメチルエーテ
ル0.12mol%(平均分子量300)と無水マレイ
ン酸0.20mol及びキシレンを100gフラスコに
仕込む。反応器内をN2 ガスで充分置換した後、温度を
140℃に調整して攪拌しながらジターシャリーブチル
パーオキサイド(DTBPO)3.0gを1/6ずつ、
1時間間隔で添加し、添加後、さらに同温で2時間反応
を行わせる。
【0022】反応終了後、昇温してキシレンを留去し、
更に減圧において未反応のα−オレフィン及び無水マレ
イン酸を除去する。これにNaOH水溶液を加え、無水
マレイン酸を加水分解して目的の重合体の水溶液(pH
10.5)を得る。本発明の記録液に使用される顔料
は、特にカーボンブラックが好ましい。このカーボンブ
ラックとしては、一般に市販されている物を使用するこ
とが出来、その1次粒子径が10〜100nm、DBP
吸油量が40〜150ml/100g、pHが3〜9の
物が良いが、好ましくは、1次粒子径10〜50nm、
DBP吸油量50〜130ml/100gの物が特に好
ましい。具体的には、三菱化成(株)製の商品#10,
#30,#33,#40,#42,#45,#48,#
52,#95,#2600,MA7,MA8,MA1
1,MA100,MA230,MA600等が挙げられ
る。これらのカーボンブラックの代表的なものの物性値
については以下の第1表に示す。
【0023】
【表1】
【0024】また、カーボンブラック以外の顔料として
は、市販の物を使用することができる。具体的には、カ
ラーインデックスに記載されているピグメントイエロ
ー、ピグメントレッド、ピグメントバイオレット、ピグ
メントブルー、ピグメントブラックなどの色素が挙げら
れるが、それら以外でもフタロシアニン系、アゾ系、ア
ントラキノン系、アゾメチン系、縮合環系等の顔料も用
いることができる。また、黄色4号、5号、205号、
401号、橙色204号、赤色104号、201号、2
02号、204号、220号、226〜228号、40
5号、青色1号、404号などの有機顔料の他、酸化チ
タン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化鉄、群青、紺
青、酸化クロームなどの無機顔料を用いることもでき
る。これらの顔料はカーボンブラックを含めて2種以上
併用して用いてもよい。
【0025】本発明の記録液に用いられる水性媒体は水
を主体とするが、水に水溶性有機溶剤を添加して用いる
のが好ましい。水溶性有機溶剤としてはエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール(#200,#400)、グリセリン
等のグリコール類、上記グリコール類のアルキルエーテ
ル類、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチルイミダ
ゾリノン、チオジグリコール、2−ピロリドン、スルホ
ラン、ジメチルスルホキシド、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン等のアルカノールアミン類、エタノ
ール、イソプロパノール等の低級アルコール類等が挙げ
られる。これらの溶剤は2種以上を併用してもよい。
【0026】本発明の記録液には上記の成分の他に、表
面張力調整剤、水溶性樹脂、防黴剤、殺菌剤、pH調整
剤、尿素等を必要に応じて添加しても良い。本発明の記
録液の調製は、上記の各成分を混合し、分散機を用いて
顔料を微粒子に摩砕、分散処理することにより行われ
る。分散機としてはボールミル、ロールミル、サンドグ
ラインドミル等が用いられるが、特にサンドグラインド
ミルが好ましい。摩砕、分散処理の後、濾過機あるいは
遠心分離機を用いて粗大粒子を除去する。顔料の粒径
(凝集粒子)は1μm以下に調製することが望ましい。
顔料、分散剤、水以外の成分は摩砕、分散処理後に添加
しても良い。また、摩砕、分散処理は顔料が高濃度の方
がより効率的に実施できるので、記録液中の顔料濃度よ
りも高濃度で分散液を調製し、水性媒体で希釈して最終
的に記録液の適宜の濃度に調整することが好ましい。
【0027】顔料は記録液に対し通常1〜10重量%の
範囲で用いられるが、3〜8重量%の範囲が特に好まし
い。また重合体は顔料に対して通常5〜100重量%の
範囲で用いられるが、10〜50重量%の範囲が特に好
ましい。記録液中の水溶性有機溶剤の使用量は通常5〜
30重量%の範囲であるが、10〜20重量%の範囲が
特に好ましい。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳細に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限りこれらの実
施例に限定されるものではない。なお、以下において
「部」は「重量部」を表わす。 実施例1 (記録液の調製)
【0029】
【表2】 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 16 エチレングリコール 18 カーボンブラック MA100 11 No.(2)の重合体 3 イオン交換水 52 ─────────────────────────────────── 合 計 100
【0030】上記の各成分をステンレス製の容器に取
り、平均0.5mm径のガラスビーズ152部と共にサ
ンドグラインダーを用いて60時間粉砕処理を行った。
得られた液をイオン交換水127部で希釈、攪拌した
後、No.5Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得ら
れた液を記録液とした。
【0031】(印字試験)上記で得られた記録液を用い
て、インクジェットプリンター(ヒューレット・パッカ
ード社製品、商品名:DeskJet 1200C)で
電子写真用紙(商品名:Xerox 4024紙、Xe
rox社製品)にインクジェット記録を行った結果、目
詰まりなどが無く安定でかつ良好な吐出性を示し、印字
品位の良好な印字物が得られた。
【0032】(印字濃度評価)上記の印字試験で得た印
字物の濃度をマクベス反射濃度計(RD914)を用い
て測定した。評価結果は下記第2表に示した。 (耐水性試験)印字試験で得た印字物をビーカーに取っ
た水道水に5秒間浸漬した。印字物乾燥後、地汚れの有
無を目視評価した。結果は以下のように分類し、下記第
2表に示した。
【0033】
【表3】 ○ … 地汚れほとんどなし △ … かすかに地汚れあるが実用上問題なし × … 地汚れがひどい
【0034】(耐光性試験)印字物をキセノンフェード
メーター(スガ試験機(株)製造)を用いて100時間
照射した後の変退色を目視評価した。結果は以下のよう
に分類し、下記第2表に示した。
【0035】
【表4】 ○ … 良好 △ … 変退色あるが実用上問題なし × … 変退色がひどい
【0036】(記録液の保存安定試験)記録液をテフロ
ン容器に密閉し、60℃で1カ月間保存した。ゲル化や
沈澱物の有無を目視評価した。結果は以下のように分類
し、下記第2表に示した。
【0037】
【表5】 ○ … ゲル化や沈澱物はほとんどなし △ … かすかにゲル化や沈澱物がみられるが実用上問
題なし × … ゲル化や沈澱物がひどい
【0038】実施例2 (記録液の調製)
【0039】
【表6】 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 16 エチレングリコール 18 カーボンブラック MA8 11 No.(10)の重合体 3 イオン交換水 52 ─────────────────────────────────── 合 計 100
【0040】上記の各成分をステンレス製の容器に取
り、平均0.5mm径のガラスビーズ152部と共にサ
ンドグラインダーを用いて60時間粉砕処理を行った。
得られた液をイオン交換水127部で希釈、攪拌した
後、No.5Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得ら
れた液を記録液とした。印字試験、耐水性試験、耐光性
試験、保存安定性試験、及びその評価は実施例1と同様
の方法で行った。評価結果は下記第2表に示した。 実施例3 (記録液の調製)
【0041】
【表7】 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 16 エチレングリコール 18 カーボンブラック MA230 11 No.(1)の重合体 3 イオン交換水 52 ─────────────────────────────────── 合 計 100
【0042】上記の各成分をステンレス製の容器に取
り、平均0.5mm径のガラスビーズ152部と共にサ
ンドグラインダーを用いて60時間粉砕処理を行った。
得られた液をイオン交換水127部で希釈、攪拌した
後、No.5Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得ら
れた液を記録液とした。印字試験、耐水性試験、耐光性
試験、保存安定性試験、及びその評価は実施例1と同様
の方法で行った。評価結果は下記第2表に示した。 実施例4 (記録液の調製)
【0043】
【表8】 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 16 エチレングリコール 18 カーボンブラック #45 13 No.(3)の重合体 3 イオン交換水 50 ─────────────────────────────────── 合 計 100
【0044】上記の各成分をステンレス製の容器に取
り、平均0.5mm径のガラスビーズ152部と共にサ
ンドグラインダーを用いて60時間粉砕処理を行った。
得られた液をイオン交換水127部で希釈、攪拌した
後、No.5Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得ら
れた液を記録液とした。印字試験、耐水性試験、耐光性
試験、保存安定性試験、及びその評価は実施例1と同様
の方法で行った。評価結果は下記第2表に示した。 実施例5 (記録液の調製)
【0045】
【表9】 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 16 エチレングリコール 18 カーボンブラック MA230 11 No.(2)の重合体 3 イオン交換水 52 ─────────────────────────────────── 合 計 100
【0046】上記の各成分をステンレス製の容器に取
り、平均0.5mm径のガラスビーズ152部と共にサ
ンドグラインダーを用いて60時間粉砕処理を行った。
得られた液をイオン交換水127部で希釈、攪拌した
後、No.5Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得ら
れた液を記録液とした。印字試験、耐水性試験、耐光性
試験、保存安定性試験、及びその評価は実施例1と同様
の方法で行った。評価結果は下記第2表に示した。 実施例6 (記録液の調製)
【0047】
【表10】 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 16 エチレングリコール 18 カーボンブラック MA600 11 No.(7)の重合体 3 イオン交換水 52 ─────────────────────────────────── 合 計 100
【0048】上記の各成分をステンレス製の容器に取
り、平均0.5mm径のガラスビーズ152部と共にサ
ンドグラインダーを用いて60時間粉砕処理を行った。
得られた液をイオン交換水127部で希釈、攪拌した
後、No.5Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得ら
れた液を記録液とした。印字試験、耐水性試験、耐光性
試験、保存安定性試験、及びその評価は実施例1と同様
の方法で行った。評価結果は下記第2表に示した。
【0049】
【表11】
【0050】
【発明の効果】本発明の記録液をインクジェット用に用
いることにより、吐出性が良好で信頼性の高い記録がで
き、普通紙に記録した場合にも耐水性が良好で、記録濃
度が高く、印字品位、耐光性など耐水性以外の堅牢性も
良好な記録物を得ることが可能である。特に顔料として
カーボンブラックを用いると良好な黒色記録物が得られ
る。本発明は上記の特性を有するのでインクジェット用
及び筆記具用に止まらず、他の用途の記録液として使用
する事も出来る。
フロントページの続き (72)発明者 三上 洋 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 鴇 聖史 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化学株式会社横浜総合研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性媒体、顔料及び重合体を含有する記
    録液において、該重合体として、カルボキシル基または
    酸無水物の基のいずれかを1つ以上含む繰り返し単位
    A、及び下記一般式[I]で表されるアリルエーテル単
    位Bを含有する重合体の少なくとも1種を用いることを
    特徴とする記録液。 【化1】 (式中、R1 ,R2 は水素原子、又は炭素数1〜5の置
    換もしくは非置換のアルキル基、R3 は水素原子、アル
    キル基、アルキルカルボニル基、アルケニル基、アルケ
    ニルカルボニル基、アリール基、アリールカルボニル
    基、アラルキル基、アラルキルカルボニル基、シクロア
    ルキル基、シクロアルキルカルボニル基、複素環基又は
    複素環基を有するカルボニル基を表し、水素原子以外の
    これらの基は置換基を有していてもよく、nは1〜50
    の値を表す。)
  2. 【請求項2】 顔料がカーボンブラックであることを特
    徴とする請求項1に記載の記録液。
  3. 【請求項3】 重合体が、繰り返し単位Aを10〜70
    mol%、及び前記一般式[I]で示されるアリルエー
    テル単位Bを5〜70mol%含有することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の記録液。
  4. 【請求項4】 重合体が、繰り返し単位Aを10〜70
    mol%、前記一般式[I]で示されるアリルエーテル
    単位Bを5〜70mol%、及び下記一般式[II] 【化2】 で示されるα−オレフィン単位Cを5〜50mol%含
    有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
    項に記載の記録液。(式中、アルキル基、アルケニル
    基、アリール基、アラルキル基、シクロアルキル基また
    は複素環基を表し、水素原子以外のこれらの基は置換基
    を有していてもよい。)
  5. 【請求項5】 繰り返し単位Aが、不飽和モノカルボン
    酸及びその塩、不飽和ジカルボン酸、その塩及びそのモ
    ノエステル、並びに不飽和ジカルボン酸無水物から選ば
    れる少なくとも1種から誘導される単位であることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の記録
    液。
  6. 【請求項6】 繰り返し単位Aが、アクリル酸、メタク
    リル酸、クロトン酸、及びそれらの塩;イタコン酸、マ
    レイン酸、フマル酸、それらの塩、及びそれらのエステ
    ル;並びに無水マレイン酸、無水イタコン酸から選ばれ
    る少なくとも1種から誘導される単位であることを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の記録
    液。
  7. 【請求項7】 一般式[I]において、R1 及びR2
    それぞれ水素原子又は炭素数1〜5の非置換のアルキル
    基を表わし、R3 が水素原子又は置換もしくは非置換の
    アルキル基を表わすことを特徴とする請求項1ないし6
    のいずれか1項に記載の記録液。
  8. 【請求項8】 一般式[II]において、R4 及びR5
    それぞれ水素原子、置換もしくは非置換のアルキル基又
    は置換もしくは非置換のアリール基を表わすことを特徴
    とする請求項4ないし7のいずれか1項に記載の記録
    液。
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