JPH0810530Y2 - 金型等の交換台車の位置決め停止装置 - Google Patents
金型等の交換台車の位置決め停止装置Info
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- JPH0810530Y2 JPH0810530Y2 JP1991005498U JP549891U JPH0810530Y2 JP H0810530 Y2 JPH0810530 Y2 JP H0810530Y2 JP 1991005498 U JP1991005498 U JP 1991005498U JP 549891 U JP549891 U JP 549891U JP H0810530 Y2 JPH0810530 Y2 JP H0810530Y2
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- exchange
- rail
- mold
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、射出成形機
の金型を交換するのに使用する交換台車であって、その
射出成形機等の機械の前側に付設した前後一対のレール
上に金型等の交換台車を位置決め停止させる装置に関す
る。
の金型を交換するのに使用する交換台車であって、その
射出成形機等の機械の前側に付設した前後一対のレール
上に金型等の交換台車を位置決め停止させる装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の位置決め停止装置としては、従
来では、実公平1−23634号公報に記載された技術
がある。その交換台車は、前レールに載置される平車輪
と、後レールに載置される両鍔車輪と、位置決め操作装
置とを備える。その位置決め操作装置の係止ピンを交換
台車の前側の部分に設けると共に、前レールの側面に位
置決め用の係止板を溶接で直接に固定して、その係止板
に設けた係止孔に上記の係止ピンを嵌入させる構造にな
っている。また、同上の公告公報の第7図に示すよう
に、上記の係止孔は上下方向へ真っすぐに形成されてお
り、その真っすぐな係止孔に係止ピンのストレート部分
が嵌合されるようになっている。なお、上記の係止ピン
の下部には、嵌入開始時のガイド用テーパ部分が設けら
れている。そして、上記の係止ピンのストレート部分を
係止孔に嵌入させることにより、その台車をレール上の
所定の位置に停止させて、台車の後部に配置した金型受
け渡し口と射出成形機の前部に配置した金型受け渡し口
との間で金型を交換するのである。
来では、実公平1−23634号公報に記載された技術
がある。その交換台車は、前レールに載置される平車輪
と、後レールに載置される両鍔車輪と、位置決め操作装
置とを備える。その位置決め操作装置の係止ピンを交換
台車の前側の部分に設けると共に、前レールの側面に位
置決め用の係止板を溶接で直接に固定して、その係止板
に設けた係止孔に上記の係止ピンを嵌入させる構造にな
っている。また、同上の公告公報の第7図に示すよう
に、上記の係止孔は上下方向へ真っすぐに形成されてお
り、その真っすぐな係止孔に係止ピンのストレート部分
が嵌合されるようになっている。なお、上記の係止ピン
の下部には、嵌入開始時のガイド用テーパ部分が設けら
れている。そして、上記の係止ピンのストレート部分を
係止孔に嵌入させることにより、その台車をレール上の
所定の位置に停止させて、台車の後部に配置した金型受
け渡し口と射出成形機の前部に配置した金型受け渡し口
との間で金型を交換するのである。
【0003】上記の従来技術では、走行中の交換台車は
次のように停止する。係止孔に係止ピンを嵌入操作する
と、交換台車は、まず、その走行慣性力によって前部の
係止ピンを中心に旋回し、次いで、その旋回運動を両鍔
車輪の鍔部を介して後レールの側面で受け止めて、その
受け止め旋回位置で停止する。
次のように停止する。係止孔に係止ピンを嵌入操作する
と、交換台車は、まず、その走行慣性力によって前部の
係止ピンを中心に旋回し、次いで、その旋回運動を両鍔
車輪の鍔部を介して後レールの側面で受け止めて、その
受け止め旋回位置で停止する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の係止
ピンと上記の係止孔との嵌合隙間が大きい場合には、レ
ールに対する台車の位置決め停止精度が悪くなって、そ
の台車に載せた金型等の載荷物を射出成形機に対して正
確に受け渡しできない。この問題を解消するために上記
の嵌合隙間を小さくすると、次の問題が生じてくる。即
ち、台車の位置決め停止時には、レールに固定した係止
板の真っすぐな係止孔に対して係止ピンが嵌入されるの
で、その係止孔に対する係止ピンの嵌入位置が僅かにズ
レた場合には、その係止ピンの先端が係止板に衝突しな
がら嵌入していく。このため、その嵌入時の衝撃が大き
くて、上記の係止ピンや係止板が破損しやすい。また、
上記の嵌入の終了状態では、上記の真っすぐな係止孔に
対して係止ピンのストレート部分が嵌合されるので、そ
の係止ピンが係止孔の周面に上下方向へ長く押圧接当さ
れた状態で受け止められることになる。このため、上記
の係止ピンの抜き取り時において、その抜き取りに必要
な操作力が大きくなるえ、上記の嵌合を解除するために
係止ピンを大きく上昇させる必要がある。従って、上記
の係止ピンを昇降させる手段の操作力と操作ストローク
とが大きくなる。その結果、その昇降手段が大形かつ大
重量になる。また、上記の従来構造では、次に示す別の
問題がある。即ち、レールの側面に係止板を固定する際
に溶接で直接に固定したので、その溶接によって係止板
が歪んだり傾いたりする。このため、その係止板の係止
孔に係止ピンを挿入するには、その係止孔の孔径を大き
くする必要がある。これにより、前述したように、上記
の係止ピンと係止孔との嵌合隙間が大きくなって、台車
の位置決め停止精度が悪くなる。さらに、上記の従来構
造では、次に示すように、さらに別の問題がある。交換
台車は、前部の係止ピンを中心にして旋回するので、後
部の金型受け渡し口の旋回半径が大きい。このため、交
換台車の金型受け渡し口は、旋回長さが大きくなって、
射出成形機の金型受け渡し口に対する位置ズレが大き
い。その結果、射出成形機に対して金型等を正確に受け
渡しできない。また、前レールの前側に配置した位置決
め用の係止孔は、後レールとの距離が大きいので、心合
わせの作業に手間がかかる。本考案の目的は、位置決め
用のピンの嵌入時の衝撃を小さくするととともに、その
ピンを昇降させる手段を小形かつ軽量に造れるようにす
ることにある。また、本考案の別の目的は、台車の位置
決め停止精度を向上できるようにすることにある。本考
案のさらに別の目的は、台車の旋回ズレによる金型等の
載荷物の受け渡しミスを防止するとともに、位置決め孔
の心合わせを容易にすることにある。
ピンと上記の係止孔との嵌合隙間が大きい場合には、レ
ールに対する台車の位置決め停止精度が悪くなって、そ
の台車に載せた金型等の載荷物を射出成形機に対して正
確に受け渡しできない。この問題を解消するために上記
の嵌合隙間を小さくすると、次の問題が生じてくる。即
ち、台車の位置決め停止時には、レールに固定した係止
板の真っすぐな係止孔に対して係止ピンが嵌入されるの
で、その係止孔に対する係止ピンの嵌入位置が僅かにズ
レた場合には、その係止ピンの先端が係止板に衝突しな
がら嵌入していく。このため、その嵌入時の衝撃が大き
くて、上記の係止ピンや係止板が破損しやすい。また、
上記の嵌入の終了状態では、上記の真っすぐな係止孔に
対して係止ピンのストレート部分が嵌合されるので、そ
の係止ピンが係止孔の周面に上下方向へ長く押圧接当さ
れた状態で受け止められることになる。このため、上記
の係止ピンの抜き取り時において、その抜き取りに必要
な操作力が大きくなるえ、上記の嵌合を解除するために
係止ピンを大きく上昇させる必要がある。従って、上記
の係止ピンを昇降させる手段の操作力と操作ストローク
とが大きくなる。その結果、その昇降手段が大形かつ大
重量になる。また、上記の従来構造では、次に示す別の
問題がある。即ち、レールの側面に係止板を固定する際
に溶接で直接に固定したので、その溶接によって係止板
が歪んだり傾いたりする。このため、その係止板の係止
孔に係止ピンを挿入するには、その係止孔の孔径を大き
くする必要がある。これにより、前述したように、上記
の係止ピンと係止孔との嵌合隙間が大きくなって、台車
の位置決め停止精度が悪くなる。さらに、上記の従来構
造では、次に示すように、さらに別の問題がある。交換
台車は、前部の係止ピンを中心にして旋回するので、後
部の金型受け渡し口の旋回半径が大きい。このため、交
換台車の金型受け渡し口は、旋回長さが大きくなって、
射出成形機の金型受け渡し口に対する位置ズレが大き
い。その結果、射出成形機に対して金型等を正確に受け
渡しできない。また、前レールの前側に配置した位置決
め用の係止孔は、後レールとの距離が大きいので、心合
わせの作業に手間がかかる。本考案の目的は、位置決め
用のピンの嵌入時の衝撃を小さくするととともに、その
ピンを昇降させる手段を小形かつ軽量に造れるようにす
ることにある。また、本考案の別の目的は、台車の位置
決め停止精度を向上できるようにすることにある。本考
案のさらに別の目的は、台車の旋回ズレによる金型等の
載荷物の受け渡しミスを防止するとともに、位置決め孔
の心合わせを容易にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、交換台車の停止位置決め装置を、例えば
図1から図4に示すように、次のように構成した。 (請求項1の考案) 床面2に設けた前後一対のレール3・4上に交換台車6
を移動自在に載置し、その交換台車6に位置決めピン1
0を上下方向へ進退可能に支持し、その位置決めピン1
0を受け止める位置決め板13を上記の床面2に支持し
た、金型等の交換台車の位置決め停止装置において、上
記の位置決め板13に、上記の位置決めピン10が嵌入
される孔部材15と、その孔部材15を少なくとも上記
レール3・4の長さ方向へ弾性変位可能に支持するクッ
ション部材14とを設け、上記の孔部材15に設けた位
置決め孔11に下すぼまり状のテーパ孔部分を設けると
ともに、そのテーパ孔部分に上側から嵌合するテーパ部
分を上記の位置決めピン10に設けた。
成するために、交換台車の停止位置決め装置を、例えば
図1から図4に示すように、次のように構成した。 (請求項1の考案) 床面2に設けた前後一対のレール3・4上に交換台車6
を移動自在に載置し、その交換台車6に位置決めピン1
0を上下方向へ進退可能に支持し、その位置決めピン1
0を受け止める位置決め板13を上記の床面2に支持し
た、金型等の交換台車の位置決め停止装置において、上
記の位置決め板13に、上記の位置決めピン10が嵌入
される孔部材15と、その孔部材15を少なくとも上記
レール3・4の長さ方向へ弾性変位可能に支持するクッ
ション部材14とを設け、上記の孔部材15に設けた位
置決め孔11に下すぼまり状のテーパ孔部分を設けると
ともに、そのテーパ孔部分に上側から嵌合するテーパ部
分を上記の位置決めピン10に設けた。
【0006】(請求項2の考案) 上記の請求項1の構成において、次のように構成した。
前記レール4(3)と前記の床面2との少なくとも一方
に支持部材51を固設して、その支持部材51に前記の
位置決め板13を取り付けた。
前記レール4(3)と前記の床面2との少なくとも一方
に支持部材51を固設して、その支持部材51に前記の
位置決め板13を取り付けた。
【0007】(請求項3の考案) 上記の請求項1又は2の構成において、次のように構成
した。前記の位置決めピン10を前記の交換台車6の後
側Rの部分に設け、前記の位置決め板13を前記の後レ
ール4の後側Rに配置し、前記の交換台車6の両鍔車輪
8を上記の後レール4に載置するとともに同上の交換台
車6の平車輪7を前記の前レール3に載置して構成し
た。
した。前記の位置決めピン10を前記の交換台車6の後
側Rの部分に設け、前記の位置決め板13を前記の後レ
ール4の後側Rに配置し、前記の交換台車6の両鍔車輪
8を上記の後レール4に載置するとともに同上の交換台
車6の平車輪7を前記の前レール3に載置して構成し
た。
【0008】
【作用】本考案は、例えば図1から図4に示すように、
次のように作用する。 (請求項1の考案) レール3・4上の所定の位置に交換台車6を停止させる
ときに、位置決めピン10を位置決め孔11に嵌入させ
ていくと、その嵌入抵抗によって孔部材15がクッショ
ン部材14を介して自動的に調心作動される。このた
め、ピン嵌入時の嵌入抵抗を低減できるうえ、そのピン
嵌入時の衝撃をクッション部材14によって緩衝でき
る。また、位置決め孔11の下すぼまり状のテーパ孔部
分に対して上記の位置決めピン10を上側からテーパ嵌
合させたので、その位置決めピン10の上昇方向へ抜き
勾配が形成されることになる。このため、上記の位置決
めピン10の抜き取り時において、その抜き取りに必要
な操作力が小さいうえ、その位置決めピン10を少し上
昇させるだけで嵌合を解除できることになる。従って、
上記の位置決めピン10を昇降させる手段50の操作力
と操作ストロークとが小さくてよい。その結果、その昇
降手段50を小形かつ軽量に造れる。 (請求項2の考案) 請求項2の構成は、基本的には上記の請求項1の構成と
同様に作用するが、さらに次のように作用する。レール
4(3)に対して位置決め板13を直接に溶接固定する
必要がないので、これらレール4(3)と位置決め板1
3との相対的な取り付け位置を正確に調節することが可
能となる。これにより、上記レール上の交換台車6に支
持した位置決めピン10と上記の位置決め板13の位置
決め孔11との嵌合隙間を小さくできる。その結果、交
換台車6の位置決め停止精度が向上する。 (請求項3の考案) 請求項3の構成は、基本的には前記の請求項1の構成と
同様に作用するが、さらに次のように作用する。走行中
の交換台車6を停止させるにあたり、位置決めピン10
を位置決め孔11に嵌入操作すると、交換台車6は、前
記の従来例と同様に、その走行慣性力によって、位置決
めピン10を中心にして旋回しようとする。しかし、そ
の位置決めピン10を交換台車6の後部に配置するとと
もに位置決め孔11を後レール4の後側に配置したの
で、交換台車6の後部の金型受け渡し口6aは、旋回半
径が小さくてすみ旋回長さも小さくなる。その結果、交
換台車6の金型受け渡し口6aと射出成形機1の金型受
け渡し口1aとの位置ズレが小さくてすみ、射出成形機
1に対して金型5を正確に受け渡しできる。また、上記
の位置決め孔11は、後レール4の近くに配置されるの
で、後レール11との距離が小さくて、心合わせの作業
が容易である。
次のように作用する。 (請求項1の考案) レール3・4上の所定の位置に交換台車6を停止させる
ときに、位置決めピン10を位置決め孔11に嵌入させ
ていくと、その嵌入抵抗によって孔部材15がクッショ
ン部材14を介して自動的に調心作動される。このた
め、ピン嵌入時の嵌入抵抗を低減できるうえ、そのピン
嵌入時の衝撃をクッション部材14によって緩衝でき
る。また、位置決め孔11の下すぼまり状のテーパ孔部
分に対して上記の位置決めピン10を上側からテーパ嵌
合させたので、その位置決めピン10の上昇方向へ抜き
勾配が形成されることになる。このため、上記の位置決
めピン10の抜き取り時において、その抜き取りに必要
な操作力が小さいうえ、その位置決めピン10を少し上
昇させるだけで嵌合を解除できることになる。従って、
上記の位置決めピン10を昇降させる手段50の操作力
と操作ストロークとが小さくてよい。その結果、その昇
降手段50を小形かつ軽量に造れる。 (請求項2の考案) 請求項2の構成は、基本的には上記の請求項1の構成と
同様に作用するが、さらに次のように作用する。レール
4(3)に対して位置決め板13を直接に溶接固定する
必要がないので、これらレール4(3)と位置決め板1
3との相対的な取り付け位置を正確に調節することが可
能となる。これにより、上記レール上の交換台車6に支
持した位置決めピン10と上記の位置決め板13の位置
決め孔11との嵌合隙間を小さくできる。その結果、交
換台車6の位置決め停止精度が向上する。 (請求項3の考案) 請求項3の構成は、基本的には前記の請求項1の構成と
同様に作用するが、さらに次のように作用する。走行中
の交換台車6を停止させるにあたり、位置決めピン10
を位置決め孔11に嵌入操作すると、交換台車6は、前
記の従来例と同様に、その走行慣性力によって、位置決
めピン10を中心にして旋回しようとする。しかし、そ
の位置決めピン10を交換台車6の後部に配置するとと
もに位置決め孔11を後レール4の後側に配置したの
で、交換台車6の後部の金型受け渡し口6aは、旋回半
径が小さくてすみ旋回長さも小さくなる。その結果、交
換台車6の金型受け渡し口6aと射出成形機1の金型受
け渡し口1aとの位置ズレが小さくてすみ、射出成形機
1に対して金型5を正確に受け渡しできる。また、上記
の位置決め孔11は、後レール4の近くに配置されるの
で、後レール11との距離が小さくて、心合わせの作業
が容易である。
【0009】
【考案の効果】本考案は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。 (請求項1の考案) 位置決めピンを位置決め孔に嵌入させたときに、孔部材
がクッション部材を介して自動的に調心作動してピン嵌
入時の嵌入抵抗を低減できるうえ、そのピン嵌入時の衝
撃をクッション部材によって緩衝できるので、位置決め
操作装置の耐久性を向上できる。さらに、上記の位置決
め孔に対して上記の位置決めピンを上側からテーパ嵌合
させたので、上記の位置決めピンの抜き取りに必要な操
作力が小さいうえ、その位置決めピンを少し上昇させる
だけで嵌合を解除できる。このため、上記の位置決めピ
ンの昇降手段は、操作力と操作ストロークとが小さくて
すみ、小形かつ軽量に造れる。
ることから次の効果を奏する。 (請求項1の考案) 位置決めピンを位置決め孔に嵌入させたときに、孔部材
がクッション部材を介して自動的に調心作動してピン嵌
入時の嵌入抵抗を低減できるうえ、そのピン嵌入時の衝
撃をクッション部材によって緩衝できるので、位置決め
操作装置の耐久性を向上できる。さらに、上記の位置決
め孔に対して上記の位置決めピンを上側からテーパ嵌合
させたので、上記の位置決めピンの抜き取りに必要な操
作力が小さいうえ、その位置決めピンを少し上昇させる
だけで嵌合を解除できる。このため、上記の位置決めピ
ンの昇降手段は、操作力と操作ストロークとが小さくて
すみ、小形かつ軽量に造れる。
【0010】(請求項2の考案) レールと位置決め板との相対的な取り付け位置を正確に
調節することが可能となるので、上記レール上の交換台
車に支持した位置決めピンと上記の位置決め板の位置決
め孔との嵌合隙間を小さくできる。その結果、交換台車
の位置決め停止精度が向上して、その交換台車に載置し
た金型等の載荷物を正確に受け渡しできる。
調節することが可能となるので、上記レール上の交換台
車に支持した位置決めピンと上記の位置決め板の位置決
め孔との嵌合隙間を小さくできる。その結果、交換台車
の位置決め停止精度が向上して、その交換台車に載置し
た金型等の載荷物を正確に受け渡しできる。
【0011】(請求項3の考案) 位置決めピンを交換台車の後部に配置すると共に位置決
め孔を後レールの後側に配置したので、交換台車の停止
時において、交換台車の後部の金型等の受け渡し口の旋
回長さが小さくなる。このため、金型等が交換される機
械と交換台車との受け渡し口同士の位置ズレが小さくて
すみ、金型等を正確に受け渡しできる。また、上記の位
置決め孔は、後レールの近くに配置されるので、後レー
ルとの距離が小さくてすみ、心合わせ作業を能率良く行
える。しかも、上記のように、交換台車の旋回長さが小
さいので、後レールに対する両鍔車輪の衝撃が小さくな
って、これら後レールや両鍔車輪の寿命が長くなる。
め孔を後レールの後側に配置したので、交換台車の停止
時において、交換台車の後部の金型等の受け渡し口の旋
回長さが小さくなる。このため、金型等が交換される機
械と交換台車との受け渡し口同士の位置ズレが小さくて
すみ、金型等を正確に受け渡しできる。また、上記の位
置決め孔は、後レールの近くに配置されるので、後レー
ルとの距離が小さくてすみ、心合わせ作業を能率良く行
える。しかも、上記のように、交換台車の旋回長さが小
さいので、後レールに対する両鍔車輪の衝撃が小さくな
って、これら後レールや両鍔車輪の寿命が長くなる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面で説明する。ま
ず、図1から図3で全体の構造を説明する。図2は交換
台車の平面図、図1は図2のI−I線矢視断面図、図3
は図2のIII−III線矢視断面図である。射出成形
機(機械)1の前側Fの床面2に凹入形成した前後一対
のレール用ピット21・22(図1参照)内に、前後レ
ール3・4が付設される。これら前後レール3・4上に
金型用交換台車6が移動自在に載置され、その交換台車
6と射出成形機1との間で金型5が受け渡しされる。
ず、図1から図3で全体の構造を説明する。図2は交換
台車の平面図、図1は図2のI−I線矢視断面図、図3
は図2のIII−III線矢視断面図である。射出成形
機(機械)1の前側Fの床面2に凹入形成した前後一対
のレール用ピット21・22(図1参照)内に、前後レ
ール3・4が付設される。これら前後レール3・4上に
金型用交換台車6が移動自在に載置され、その交換台車
6と射出成形機1との間で金型5が受け渡しされる。
【0013】即ち、射出成形機1から前側Fへ突出する
一対のローラ搬送装置24に対応して、交換台車6の上
部に、長尺ローラ搬送装置26と短尺ローラ装置27と
からなる金型載荷部28が2つ設けられる。これら両ロ
ーラ搬送装置26・27の間で各金型載荷部28に押引
き駆動装置29が設けられる。この押引き駆動装置29
は、前後方向へ延びる押引き案内用レール31と、この
案内用レール31に挿入した押引き台32と、この押引
き台32を前後方向へ往復駆動する電動式チェーン駆動
手段33とからなる。交換台車6の押引き案内用レール
31に対面させて、射出成形機1にも押引き用案内レー
ル35が設けられる。
一対のローラ搬送装置24に対応して、交換台車6の上
部に、長尺ローラ搬送装置26と短尺ローラ装置27と
からなる金型載荷部28が2つ設けられる。これら両ロ
ーラ搬送装置26・27の間で各金型載荷部28に押引
き駆動装置29が設けられる。この押引き駆動装置29
は、前後方向へ延びる押引き案内用レール31と、この
案内用レール31に挿入した押引き台32と、この押引
き台32を前後方向へ往復駆動する電動式チェーン駆動
手段33とからなる。交換台車6の押引き案内用レール
31に対面させて、射出成形機1にも押引き用案内レー
ル35が設けられる。
【0014】図1に示すように、上記の押引き台32の
揺動フック37を金型5の係止金具5aに係合させた状
態で、押引き台32をチェーン駆動手段33によって押
引き駆動することにより、金型5が交換台車6のローラ
搬送装置26・27と射出成形機1のローラ搬送装置2
4とにわたって押引き駆動される。
揺動フック37を金型5の係止金具5aに係合させた状
態で、押引き台32をチェーン駆動手段33によって押
引き駆動することにより、金型5が交換台車6のローラ
搬送装置26・27と射出成形機1のローラ搬送装置2
4とにわたって押引き駆動される。
【0015】交換台車6の下部には、前後方向へ延びる
3本の車軸39が配置される。各車軸39の前後の各端
部に、それぞれ、前レール3に載置される平車輪7と後
レール4に載置される両鍔車輪8とが設けられる。3本
の車軸39のうちの図3中の右端の車軸39が、チェー
ン伝動手段40を介して、ブレーキ付きギヤードモータ
からなる走行用モータ41によって駆動される。この走
行用モータ41と前記の電動式チェーン駆動手段33と
コンプレッサー42とには、オートリール43を介して
外部から電力が供給される。なお、床面2には前後レー
ル3・4間にオートリール用溝44を形成してある。ま
た、交換台車6には、同図2と図3中の左部に制御盤4
5と操作盤46とを設けてある。
3本の車軸39が配置される。各車軸39の前後の各端
部に、それぞれ、前レール3に載置される平車輪7と後
レール4に載置される両鍔車輪8とが設けられる。3本
の車軸39のうちの図3中の右端の車軸39が、チェー
ン伝動手段40を介して、ブレーキ付きギヤードモータ
からなる走行用モータ41によって駆動される。この走
行用モータ41と前記の電動式チェーン駆動手段33と
コンプレッサー42とには、オートリール43を介して
外部から電力が供給される。なお、床面2には前後レー
ル3・4間にオートリール用溝44を形成してある。ま
た、交換台車6には、同図2と図3中の左部に制御盤4
5と操作盤46とを設けてある。
【0016】また、交換台車6の後側R下部には、位置
決め操作装置9が設けられる。この位置決め装置9に対
応して、床面2上で位置決め孔11が後レール4の後側
Rに配置される。そして、位置決め操作装置9の位置決
めピン10を上記の位置決め孔11に嵌入させることに
より、交換台車6を前後レール3・4上に正確に位置決
め停止させるように構成してある。
決め操作装置9が設けられる。この位置決め装置9に対
応して、床面2上で位置決め孔11が後レール4の後側
Rに配置される。そして、位置決め操作装置9の位置決
めピン10を上記の位置決め孔11に嵌入させることに
より、交換台車6を前後レール3・4上に正確に位置決
め停止させるように構成してある。
【0017】上記の位置決め操作装置9と位置決め孔1
1の構造を図4で説明する。なお、図4は図2のIV−
IV線矢視断面図である。位置決め操作装置9は、案内
筒49内に挿入した位置決めピン10を、昇降手段であ
る空圧シリンダ50によって上下方向へ切換え移動自在
に構成してなる。この空圧シリンダ50は前記コンプレ
ッサー42に接続されている。
1の構造を図4で説明する。なお、図4は図2のIV−
IV線矢視断面図である。位置決め操作装置9は、案内
筒49内に挿入した位置決めピン10を、昇降手段であ
る空圧シリンダ50によって上下方向へ切換え移動自在
に構成してなる。この空圧シリンダ50は前記コンプレ
ッサー42に接続されている。
【0018】一方、前記の後レール用ピット22の底面
にレールベース12を固設し、このレールベース12上
の支持部材51を前記の後レール4に固設するととも
に、その後レール4の後側R位置で上記の支持部材51
にレール方向へ延びる位置決め板13を載置固定する。
この位置決め板13に、筒状のクッション部材14を介
して筒状の孔部材15を弾性変位可能に支持してある。
この孔部材15の筒孔によって前記の位置決め孔11を
構成してある。上記の孔部材15は、少なくとも後レー
ル4の長さ方向へ弾性変位できるようになっておればよ
い。
にレールベース12を固設し、このレールベース12上
の支持部材51を前記の後レール4に固設するととも
に、その後レール4の後側R位置で上記の支持部材51
にレール方向へ延びる位置決め板13を載置固定する。
この位置決め板13に、筒状のクッション部材14を介
して筒状の孔部材15を弾性変位可能に支持してある。
この孔部材15の筒孔によって前記の位置決め孔11を
構成してある。上記の孔部材15は、少なくとも後レー
ル4の長さ方向へ弾性変位できるようになっておればよ
い。
【0019】なお、交換台車6が停止位置に到達したこ
とは、案内筒49の下部に固定したリミットスイッチ5
2の接触子52aが、後レール4に固定したカム板53
によって作動されることにより検出される。また、前後
のレール用ピット21・22は、床面2とほぼ同一面に
まで埋め戻されている(図1及び図4中の二点鎖線図参
照)。
とは、案内筒49の下部に固定したリミットスイッチ5
2の接触子52aが、後レール4に固定したカム板53
によって作動されることにより検出される。また、前後
のレール用ピット21・22は、床面2とほぼ同一面に
まで埋め戻されている(図1及び図4中の二点鎖線図参
照)。
【0020】走行中の交換台車6を停止させる時には、
まず、走行用モータ41を減速操作して交換台車6の走
行速度を低下させ、次いで、位置決めピン10を位置決
め孔11に嵌入操作させる。すると、交換台車6は、そ
の走行慣性力によって位置決めピン10を中心に旋回し
ようとするが、その旋回運動が両鍔車輪8を介して後レ
ール4に受け止められる。上記の位置決めピン10を交
換台車6の後部に配置するとともに位置決め孔11を後
レール4の後側に配置したので、交換台車6の後部の金
型受け渡し口6aは、旋回半径が小さくて旋回長さも小
さくなる。このため、交換台車6の金型受け渡し口6a
と射出成形機1の金型受け渡し口1aとの位置ズレが小
さくてすみ、射出成形機1に対して金型5を正確に受け
渡しできる。
まず、走行用モータ41を減速操作して交換台車6の走
行速度を低下させ、次いで、位置決めピン10を位置決
め孔11に嵌入操作させる。すると、交換台車6は、そ
の走行慣性力によって位置決めピン10を中心に旋回し
ようとするが、その旋回運動が両鍔車輪8を介して後レ
ール4に受け止められる。上記の位置決めピン10を交
換台車6の後部に配置するとともに位置決め孔11を後
レール4の後側に配置したので、交換台車6の後部の金
型受け渡し口6aは、旋回半径が小さくて旋回長さも小
さくなる。このため、交換台車6の金型受け渡し口6a
と射出成形機1の金型受け渡し口1aとの位置ズレが小
さくてすみ、射出成形機1に対して金型5を正確に受け
渡しできる。
【0021】また、交換台車6の押引き用案内レール3
1と射出成形機1の押引き用案内レール35との位置ズ
レも小さくなるので、これら案内レール31・35にわ
たって押引き台32を円滑に移動できる。このため、チ
ェーン駆動手段33は、駆動力が小さくてすみ、小形に
造れる。
1と射出成形機1の押引き用案内レール35との位置ズ
レも小さくなるので、これら案内レール31・35にわ
たって押引き台32を円滑に移動できる。このため、チ
ェーン駆動手段33は、駆動力が小さくてすみ、小形に
造れる。
【図1】図2のI−I線矢視断面図である。
【図2】交換台車の平面図である。
【図3】図2のIII−III線矢視断面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視断面図である。
2…床面、3…前レール、4…後レール、6…交換台
車、7…平車輪、8…両鍔車輪、10…位置決めピン、
11…位置決め孔、13…位置決め板、14…クッショ
ン部材、15…孔部材、51…支持部材、R…後側。
車、7…平車輪、8…両鍔車輪、10…位置決めピン、
11…位置決め孔、13…位置決め板、14…クッショ
ン部材、15…孔部材、51…支持部材、R…後側。
Claims (3)
- 【請求項1】 床面(2)に設けた前後一対のレール
(3)(4)上に交換台車(6)を移動自在に載置し、
その交換台車(6)に位置決めピン(10)を上下方向
へ進退可能に支持し、その位置決めピン(10)を受け
止める位置決め板(13)を上記の床面(2)に支持し
た、金型等の交換台車の位置決め停止装置において、上記の位置決め板(13)に、上記の位置決めピン(1
0)が嵌入される孔部材(15)と、その孔部材(1
5)を少なくとも上記レール(3)(4)の長さ方向へ
弾性変位可能に支持するクッション部材(14)とを設
け、 上記の孔部材(15)に設けた位置決め孔(11)に 下
すぼまり状のテーパ孔部分を設けるとともに、そのテー
パ孔部分に上側から嵌合するテーパ部分を上記の位置決
めピン(10)に設けた、ことを特徴とする金型等の交
換台車の位置決め停止装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載した金型等の交換台車の
位置決め停止装置において、前記レール(3,4)と前記の床面(2)との少なくと
も一方に支持部材(51)を固設して、その支持部材
(51)に前記の位置決め板(13)を取り付けた、 こ
とを特徴とする金型等の交換台車の位置決め停止装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載した金型等の交換
台車の位置決め停止装置において、 前記の位置決めピン(10)を前記の交換台車(6)の
後側(R)の部分に設け、前記の位置決め板(13)を
前記の後レール(4)の後側(R)に配置し、前記の交
換台車(6)の両鍔車輪(8)を上記の後レール(4)
に載置するとともに同上の交換台車(6)の平車輪
(7)を前記の前レール(3)に載置して構成した、こ
とを特徴とする金型等の交換台車の位置決め停止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991005498U JPH0810530Y2 (ja) | 1991-01-19 | 1991-01-19 | 金型等の交換台車の位置決め停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991005498U JPH0810530Y2 (ja) | 1991-01-19 | 1991-01-19 | 金型等の交換台車の位置決め停止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0498117U JPH0498117U (ja) | 1992-08-25 |
| JPH0810530Y2 true JPH0810530Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31736069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991005498U Expired - Lifetime JPH0810530Y2 (ja) | 1991-01-19 | 1991-01-19 | 金型等の交換台車の位置決め停止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810530Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6147611U (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-31 | 相生精機株式会社 | 成型機械の金型交換装置 |
| JPS6423634U (ja) * | 1987-07-31 | 1989-02-08 |
-
1991
- 1991-01-19 JP JP1991005498U patent/JPH0810530Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0498117U (ja) | 1992-08-25 |
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