JPH08105353A - 熱駆動装置 - Google Patents
熱駆動装置Info
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- JPH08105353A JPH08105353A JP6241411A JP24141194A JPH08105353A JP H08105353 A JPH08105353 A JP H08105353A JP 6241411 A JP6241411 A JP 6241411A JP 24141194 A JP24141194 A JP 24141194A JP H08105353 A JPH08105353 A JP H08105353A
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- combustion
- temperature space
- heat
- gas
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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- Air Supply (AREA)
- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱手段を高性能化して熱駆動装置のコンパ
クト化とコストの低減を達成する。 【構成】 熱駆動装置における作動ガスの通るヒータ管
15を加熱する燃焼装置18について、第1のガス作動
装置1のシリンダ9の上部に被冠する構成とするととも
に、燃焼用空気を供給する空気供給部34が臨み、ヒー
タ管15を内包する円筒形空間としての燃焼室19を備
えさせ、燃焼室19の外周りを略接線方向に縦配列した
複数枚の扁平盤状で中空の空気予熱器36により取り囲
み、燃焼装置18の外殻の一部から導入される燃焼用空
気を各空気予熱器36内に分流させ、各空気予熱器36
を経て空気供給部34に供給し、燃焼室19に生じる燃
焼排ガスを、燃焼室19から各空気予熱器36同士の各
隙間を経て燃焼装置18の外殻の一部に設けられた排気
口57により外部に排気するようにする。
クト化とコストの低減を達成する。 【構成】 熱駆動装置における作動ガスの通るヒータ管
15を加熱する燃焼装置18について、第1のガス作動
装置1のシリンダ9の上部に被冠する構成とするととも
に、燃焼用空気を供給する空気供給部34が臨み、ヒー
タ管15を内包する円筒形空間としての燃焼室19を備
えさせ、燃焼室19の外周りを略接線方向に縦配列した
複数枚の扁平盤状で中空の空気予熱器36により取り囲
み、燃焼装置18の外殻の一部から導入される燃焼用空
気を各空気予熱器36内に分流させ、各空気予熱器36
を経て空気供給部34に供給し、燃焼室19に生じる燃
焼排ガスを、燃焼室19から各空気予熱器36同士の各
隙間を経て燃焼装置18の外殻の一部に設けられた排気
口57により外部に排気するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はヴィルミエサイクルを
用いたスターリングエンジンや熱駆動型ヒートポンプ装
置などの熱駆動装置に関するもので、特にその加熱装置
に関するものである。
用いたスターリングエンジンや熱駆動型ヒートポンプ装
置などの熱駆動装置に関するもので、特にその加熱装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の熱駆動装置として例えば熱
駆動型ヒートポンプ装置は、ヴィルミエヒートポンプ装
置(VMHP)とも称され、従来においても例えば特開
昭61ー44254号公報や特開平2ー4174号公報
に示されているようなものがある。前者は図17により
示すように、第1と第2のガス作動装置200,201
を備えている。第1のガス作動装置200は、往復動さ
れるディスプレーサー202により作動ガスで満たされ
た内部が高温室203と中温室204とに区画された高
温シリンダ205と、この高温シリンダ205の高温室
203と中温室204とを、高温室203側から中温室
204側に順に連設した高温側熱交換器206と蓄熱器
207と中温側熱交換器208とによる作動ガス流路に
より連通されている。高温側熱交換器206には加熱手
段209が併設されている。
駆動型ヒートポンプ装置は、ヴィルミエヒートポンプ装
置(VMHP)とも称され、従来においても例えば特開
昭61ー44254号公報や特開平2ー4174号公報
に示されているようなものがある。前者は図17により
示すように、第1と第2のガス作動装置200,201
を備えている。第1のガス作動装置200は、往復動さ
れるディスプレーサー202により作動ガスで満たされ
た内部が高温室203と中温室204とに区画された高
温シリンダ205と、この高温シリンダ205の高温室
203と中温室204とを、高温室203側から中温室
204側に順に連設した高温側熱交換器206と蓄熱器
207と中温側熱交換器208とによる作動ガス流路に
より連通されている。高温側熱交換器206には加熱手
段209が併設されている。
【0003】また、第2のガス作動装置201は、往復
動されるディスプレーサー210により作動ガスで満た
された内部が低温室211と中温室212とに区画され
た低温シリンダ213と、この低温シリンダ213の低
温室211と中温室212とを、低温室211側から中
温室212側に順に連設した低温側熱交換器214と蓄
冷器215と中温側熱交換器216とによる作動ガス流
路により連通させている。
動されるディスプレーサー210により作動ガスで満た
された内部が低温室211と中温室212とに区画され
た低温シリンダ213と、この低温シリンダ213の低
温室211と中温室212とを、低温室211側から中
温室212側に順に連設した低温側熱交換器214と蓄
冷器215と中温側熱交換器216とによる作動ガス流
路により連通させている。
【0004】第1と第2のガス作動装置200,201
の中温室204,212は、各ガス流路の末端に設けら
れた連通部により相互に連通している。高温シリンダ2
05と低温シリンダ213とは概ね直角を成して基部に
おいて結合され、その結合部分にはクランク機構部21
7が組み込まれ、これにより高温側と低温側の各ディス
プレーサー202,210がある位相差をもって往復動
するように構成されている。
の中温室204,212は、各ガス流路の末端に設けら
れた連通部により相互に連通している。高温シリンダ2
05と低温シリンダ213とは概ね直角を成して基部に
おいて結合され、その結合部分にはクランク機構部21
7が組み込まれ、これにより高温側と低温側の各ディス
プレーサー202,210がある位相差をもって往復動
するように構成されている。
【0005】後者も基本的には前者と同様の構成で、高
温シリンダ205と低温シリンダ213との結合部分
に、高温シリンダ205と低温シリンダ213とで形成
される平面に直角にクランク機構部217のクランク軸
が配設され、このクランク軸にクランク機構部217を
動かすスタータモータの出力軸が連結されている。
温シリンダ205と低温シリンダ213との結合部分
に、高温シリンダ205と低温シリンダ213とで形成
される平面に直角にクランク機構部217のクランク軸
が配設され、このクランク軸にクランク機構部217を
動かすスタータモータの出力軸が連結されている。
【0006】上記した従来の熱駆動型ヒートポンプ装置
は、いずれも外燃機関に属するスターリングエンジンと
同様にブルマイアサイクルを利用した基本構造を持ち、
高温側熱交換器206で強制的に作動ガスを加熱する外
部加熱方式により、低温側熱交換器214から低温熱媒
体を、中温側熱交換器208,216から中温熱媒体を
それぞれ取り出して、低温熱媒体を冷房に、中温熱媒体
を暖房に利用するようにしたものである。
は、いずれも外燃機関に属するスターリングエンジンと
同様にブルマイアサイクルを利用した基本構造を持ち、
高温側熱交換器206で強制的に作動ガスを加熱する外
部加熱方式により、低温側熱交換器214から低温熱媒
体を、中温側熱交換器208,216から中温熱媒体を
それぞれ取り出して、低温熱媒体を冷房に、中温熱媒体
を暖房に利用するようにしたものである。
【0007】こうした熱駆動装置における作動ガスを加
熱する加熱手段209に関する従来技術としては、例え
ば特開平4ー90404号公報に示されているようなも
のがある。即ち、図18に示すように、外部断熱材21
8の内部に設けられた内部断熱材219により形成され
る燃焼空間220に、作動ガスの流動するヒータ管22
1が配設されている。燃焼空間220には燃料を噴出す
る燃料ノズル222と、その近傍に燃焼用空気を供給す
る旋回ノズル223とが設けられている。燃料ノズル2
22から噴出される燃料と旋回ノズル223から吹き出
される燃焼用空気とは燃焼空間220に向かって開口し
たバーナスロート224により混合される。
熱する加熱手段209に関する従来技術としては、例え
ば特開平4ー90404号公報に示されているようなも
のがある。即ち、図18に示すように、外部断熱材21
8の内部に設けられた内部断熱材219により形成され
る燃焼空間220に、作動ガスの流動するヒータ管22
1が配設されている。燃焼空間220には燃料を噴出す
る燃料ノズル222と、その近傍に燃焼用空気を供給す
る旋回ノズル223とが設けられている。燃料ノズル2
22から噴出される燃料と旋回ノズル223から吹き出
される燃焼用空気とは燃焼空間220に向かって開口し
たバーナスロート224により混合される。
【0008】燃焼空間220を囲んでいる内部断熱材2
19の外周面と外部断熱材218の内周面との間には熱
交換壁225で隔てられた排気ガス流路と燃焼用空気流
路とが内外に形成されている。排気ガス流路の一端は、
バーナスロート224の外周部と内部断熱材219との
間から燃焼空間220に連通され、他端は外部断熱材2
18の外に開口した排気口に連絡している。燃焼用空気
流路は外部断熱材218の内面に沿って形成され、その
一端は旋回ノズル223に連絡し、他端は外部断熱材2
18の外に開口した給気口に連絡している。
19の外周面と外部断熱材218の内周面との間には熱
交換壁225で隔てられた排気ガス流路と燃焼用空気流
路とが内外に形成されている。排気ガス流路の一端は、
バーナスロート224の外周部と内部断熱材219との
間から燃焼空間220に連通され、他端は外部断熱材2
18の外に開口した排気口に連絡している。燃焼用空気
流路は外部断熱材218の内面に沿って形成され、その
一端は旋回ノズル223に連絡し、他端は外部断熱材2
18の外に開口した給気口に連絡している。
【0009】この加熱手段209では、燃焼用空気は燃
焼用空気流路を通る間に熱交換壁225を介して燃焼排
ガスの熱により予熱されて旋回ノズル223から吹き出
され、燃料ノズル222から噴出される燃料と混合し、
点火用放電電極により着火され燃焼空間220において
燃焼する。燃焼により生じる燃焼排ガスは排気ガス流路
を通り燃焼用空気に熱を受け渡しながら排気口から外部
へ排気される。内部断熱材219で囲まれた燃焼空間2
20は高温に維持され、ヒータ管221も保温される。
また、内部断熱材219により熱交換後の排気ガスへの
燃焼空間220からの熱移動も防止される。
焼用空気流路を通る間に熱交換壁225を介して燃焼排
ガスの熱により予熱されて旋回ノズル223から吹き出
され、燃料ノズル222から噴出される燃料と混合し、
点火用放電電極により着火され燃焼空間220において
燃焼する。燃焼により生じる燃焼排ガスは排気ガス流路
を通り燃焼用空気に熱を受け渡しながら排気口から外部
へ排気される。内部断熱材219で囲まれた燃焼空間2
20は高温に維持され、ヒータ管221も保温される。
また、内部断熱材219により熱交換後の排気ガスへの
燃焼空間220からの熱移動も防止される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の熱駆動
装置の加熱手段209においては、燃焼排ガスによる燃
焼用空気の予熱が、一層の熱交換部分により行なわれる
だけであるため、必要な熱交換量を得るためには加熱手
段209の全体の外径又は高さを大きくしなくてはなら
ず、熱駆動装置のコンパクト化の達成を阻む要因となっ
ている。
装置の加熱手段209においては、燃焼排ガスによる燃
焼用空気の予熱が、一層の熱交換部分により行なわれる
だけであるため、必要な熱交換量を得るためには加熱手
段209の全体の外径又は高さを大きくしなくてはなら
ず、熱駆動装置のコンパクト化の達成を阻む要因となっ
ている。
【0011】本発明は上記した従来の課題を解決するた
めになされたもので、その課題とするところは、加熱手
段を高性能にすることにより熱駆動装置のコンパクト化
とコストの低減を達成することであり、加熱手段におけ
る燃焼排ガスと燃焼用空気との熱交換に関する熱交換性
能の向上を図ることである。
めになされたもので、その課題とするところは、加熱手
段を高性能にすることにより熱駆動装置のコンパクト化
とコストの低減を達成することであり、加熱手段におけ
る燃焼排ガスと燃焼用空気との熱交換に関する熱交換性
能の向上を図ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、ディスプレーサー、シリンダ、ヒ
ータ管、蓄熱再生器、熱交換器等による、第1のガス作
動装置と、ディスプレーサー、シリンダ、低温側熱交換
器、再生器、熱交換器とによる第2のガス作動装置と、
これら第1と第2のガス作動装置の各ディスプレーサー
をある位相差をもって往復動させるクランク機構部とを
備えた熱駆動装置におけるヒータ管を加熱する加熱手段
について、第1のガス作動装置のシリンダの上部に被冠
する構成としたうえで、加熱手段を燃料を噴射する燃料
ノズルと、この燃料ノズルの近傍に燃焼用空気を供給す
る空気供給部とが臨むとともにヒータ管を内包する円筒
形空間としての燃焼室を備えさせ、その燃焼室の外周り
を燃焼室のほぼ外径に近い位置から略接線方向に縦配列
した複数枚の扁平盤状で中空の空気予熱器により取り囲
み、燃焼装置の外殻の一部から導入される燃焼用空気を
各空気予熱器内に分流させ、各空気予熱器を経て空気供
給部に供給し、燃焼室に生じる燃焼排ガスを、燃焼室か
ら各空気予熱器同士の各隙間を経て燃焼装置の外殻の一
部に設けられた排気口により外部に排気するようにする
手段を採用する。
に請求項1の発明は、ディスプレーサー、シリンダ、ヒ
ータ管、蓄熱再生器、熱交換器等による、第1のガス作
動装置と、ディスプレーサー、シリンダ、低温側熱交換
器、再生器、熱交換器とによる第2のガス作動装置と、
これら第1と第2のガス作動装置の各ディスプレーサー
をある位相差をもって往復動させるクランク機構部とを
備えた熱駆動装置におけるヒータ管を加熱する加熱手段
について、第1のガス作動装置のシリンダの上部に被冠
する構成としたうえで、加熱手段を燃料を噴射する燃料
ノズルと、この燃料ノズルの近傍に燃焼用空気を供給す
る空気供給部とが臨むとともにヒータ管を内包する円筒
形空間としての燃焼室を備えさせ、その燃焼室の外周り
を燃焼室のほぼ外径に近い位置から略接線方向に縦配列
した複数枚の扁平盤状で中空の空気予熱器により取り囲
み、燃焼装置の外殻の一部から導入される燃焼用空気を
各空気予熱器内に分流させ、各空気予熱器を経て空気供
給部に供給し、燃焼室に生じる燃焼排ガスを、燃焼室か
ら各空気予熱器同士の各隙間を経て燃焼装置の外殻の一
部に設けられた排気口により外部に排気するようにする
手段を採用する。
【0013】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1にかかる手段における各空気予熱器に空気
通路を蛇行状に一体に形成し、燃焼用空気をこの空気通
路の一端に接続した空気供給パイプから導入し、他端に
接続した空気供給パイプを経て空気供給部に供給する手
段を採用する。
は、請求項1にかかる手段における各空気予熱器に空気
通路を蛇行状に一体に形成し、燃焼用空気をこの空気通
路の一端に接続した空気供給パイプから導入し、他端に
接続した空気供給パイプを経て空気供給部に供給する手
段を採用する。
【0014】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかにかかる手段にお
ける燃焼室の上部及び下部に続く空気予熱器部分の上下
の内壁面を形成している隔壁部材の半径方向における中
間部に全周にわたる隙間を設ける手段を採用する。
は、請求項1又は請求項2のいずれかにかかる手段にお
ける燃焼室の上部及び下部に続く空気予熱器部分の上下
の内壁面を形成している隔壁部材の半径方向における中
間部に全周にわたる隙間を設ける手段を採用する。
【0015】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかにかかる手段にお
ける、各空気予熱器の内端縁と外端縁とに燃焼室の上下
方向全体に及び、全体に多数の穴を有する均圧筒を設け
る手段を採用する。
は、請求項1又は請求項2のいずれかにかかる手段にお
ける、各空気予熱器の内端縁と外端縁とに燃焼室の上下
方向全体に及び、全体に多数の穴を有する均圧筒を設け
る手段を採用する。
【0016】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、ディスプレーサー、シリンダ、ヒータ管、蓄熱再生
器、熱交換器等による、第1のガス作動装置と、ディス
プレーサー、シリンダ、低温側熱交換器、再生器、熱交
換器とによる第2のガス作動装置と、これら第1と第2
のガス作動装置の各ディスプレーサーをある位相差をも
って往復動させるクランク機構部とを備えた熱駆動装置
におけるヒータ管を加熱する加熱手段について、第1の
ガス作動装置のシリンダの上部に被冠する構成としたう
えで、加熱手段を燃料を噴射する燃料ノズルと、この燃
料ノズルの近傍に燃焼用空気を供給する空気供給部とが
臨むとともにヒータ管を内包する円筒形空間としての燃
焼室を備えさせ、その燃焼室の外周りを複数個の平面扇
形の空気予熱器を相互間に隙間を持って円筒状に組み合
わせた予熱装置により囲い込み、その各空気予熱器を扇
形の扁平盤状の中空体を複数本の空気供給パイプに対し
て相互に間隔をおいて積層した構成とし、燃焼装置の外
殻の一部から導入される燃焼用空気を各空気予熱器の各
中空体内に空気供給パイプにより分流させ、各中空体内
から空気供給パイプを経て空気供給部に供給し、燃焼室
に生じる燃焼排ガスを、該燃焼室から各空気予熱器の中
空体同士の各隙間を経て燃焼装置の外殻の一部に設けら
れた排気口により外部に排気する手段を採用する。
は、ディスプレーサー、シリンダ、ヒータ管、蓄熱再生
器、熱交換器等による、第1のガス作動装置と、ディス
プレーサー、シリンダ、低温側熱交換器、再生器、熱交
換器とによる第2のガス作動装置と、これら第1と第2
のガス作動装置の各ディスプレーサーをある位相差をも
って往復動させるクランク機構部とを備えた熱駆動装置
におけるヒータ管を加熱する加熱手段について、第1の
ガス作動装置のシリンダの上部に被冠する構成としたう
えで、加熱手段を燃料を噴射する燃料ノズルと、この燃
料ノズルの近傍に燃焼用空気を供給する空気供給部とが
臨むとともにヒータ管を内包する円筒形空間としての燃
焼室を備えさせ、その燃焼室の外周りを複数個の平面扇
形の空気予熱器を相互間に隙間を持って円筒状に組み合
わせた予熱装置により囲い込み、その各空気予熱器を扇
形の扁平盤状の中空体を複数本の空気供給パイプに対し
て相互に間隔をおいて積層した構成とし、燃焼装置の外
殻の一部から導入される燃焼用空気を各空気予熱器の各
中空体内に空気供給パイプにより分流させ、各中空体内
から空気供給パイプを経て空気供給部に供給し、燃焼室
に生じる燃焼排ガスを、該燃焼室から各空気予熱器の中
空体同士の各隙間を経て燃焼装置の外殻の一部に設けら
れた排気口により外部に排気する手段を採用する。
【0017】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項5にかかる手段における燃焼室の上部及び下
部に続く空気予熱器部分の内壁面を形成している隔壁部
材の半径方向における中間部に全周にわたる隙間を設け
る手段を採用する。
は、請求項5にかかる手段における燃焼室の上部及び下
部に続く空気予熱器部分の内壁面を形成している隔壁部
材の半径方向における中間部に全周にわたる隙間を設け
る手段を採用する。
【0018】前記課題を達成するために請求項7の発明
は、請求項5にかかる手段における各空気予熱器の各中
空体に放射状の絞りを設け、各中空体の内部に半径方向
に延びる複列の空気通路を形成する手段を採用する。
は、請求項5にかかる手段における各空気予熱器の各中
空体に放射状の絞りを設け、各中空体の内部に半径方向
に延びる複列の空気通路を形成する手段を採用する。
【0019】前記課題を達成するために請求項8の発明
は、請求項5にかかる手段における各空気予熱器の各中
空体を波状の絞りを設けた上下の波板をそれらの波状の
絞りが交差するように接合して構成する手段を採用す
る。
は、請求項5にかかる手段における各空気予熱器の各中
空体を波状の絞りを設けた上下の波板をそれらの波状の
絞りが交差するように接合して構成する手段を採用す
る。
【0020】前記課題を達成するために請求項9の発明
は、ディスプレーサー、シリンダ、ヒータ管、蓄熱再生
器、熱交換器等による、第1のガス作動装置と、ディス
プレーサー、シリンダ、低温側熱交換器、再生器、熱交
換器とによる第2のガス作動装置と、これら第1と第2
のガス作動装置の各ディスプレーサーをある位相差をも
って往復動させるクランク機構部とを備えた熱駆動装置
におけるヒータ管を加熱する加熱手段について、第1の
ガス作動装置のシリンダの上部に被冠する構成としたう
えで、加熱手段を燃料を噴射する燃料ノズルと、この燃
料ノズルの近傍に燃焼用空気を供給する空気供給部とが
臨むとともにヒータ管を内包する円筒形空間としての燃
焼室を備えさせ、その燃焼室の外周りを、円弧状に湾曲
した中空で扁平の湾曲体を径方向に隙間をもって柵状に
並べた筒状体を半径方向に隙間をもって複数層重ねた予
熱装置により囲い込み、燃焼装置の外殻の一部から導入
される燃焼用空気を筒状体の外側から内側に向って各湾
曲体内を経て渦巻状に流して空気供給部に供給し、燃焼
室に生じる燃焼排ガスを、該燃焼室から各湾曲体同士の
隙間から渦巻状に外側へ流して予熱装置の最外部の筒状
体の外方から燃焼装置の外殻の一部に設けられた排気口
により外部に排気する手段を採用する。
は、ディスプレーサー、シリンダ、ヒータ管、蓄熱再生
器、熱交換器等による、第1のガス作動装置と、ディス
プレーサー、シリンダ、低温側熱交換器、再生器、熱交
換器とによる第2のガス作動装置と、これら第1と第2
のガス作動装置の各ディスプレーサーをある位相差をも
って往復動させるクランク機構部とを備えた熱駆動装置
におけるヒータ管を加熱する加熱手段について、第1の
ガス作動装置のシリンダの上部に被冠する構成としたう
えで、加熱手段を燃料を噴射する燃料ノズルと、この燃
料ノズルの近傍に燃焼用空気を供給する空気供給部とが
臨むとともにヒータ管を内包する円筒形空間としての燃
焼室を備えさせ、その燃焼室の外周りを、円弧状に湾曲
した中空で扁平の湾曲体を径方向に隙間をもって柵状に
並べた筒状体を半径方向に隙間をもって複数層重ねた予
熱装置により囲い込み、燃焼装置の外殻の一部から導入
される燃焼用空気を筒状体の外側から内側に向って各湾
曲体内を経て渦巻状に流して空気供給部に供給し、燃焼
室に生じる燃焼排ガスを、該燃焼室から各湾曲体同士の
隙間から渦巻状に外側へ流して予熱装置の最外部の筒状
体の外方から燃焼装置の外殻の一部に設けられた排気口
により外部に排気する手段を採用する。
【0021】前記課題を達成するために請求項10の発
明は、請求項9にかかる手段における燃焼室の上部及び
下部に続く予熱装置部分の上下の内壁面を形成している
隔壁部材の半径方向における中間部に全周にわたる隙間
を設ける手段を採用する。
明は、請求項9にかかる手段における燃焼室の上部及び
下部に続く予熱装置部分の上下の内壁面を形成している
隔壁部材の半径方向における中間部に全周にわたる隙間
を設ける手段を採用する。
【0022】
【作用】請求項1の発明においては、外殻の一部から導
入される燃焼用空気は各空気予熱器内に分流して流れ、
各空気予熱器内からそれぞれ空気供給部に供給され燃焼
に供せられる。一方、燃焼室に生じる燃焼排ガスは燃焼
室から各空気予熱器同士の各隙間を経て接線状に外方へ
向って流れ、燃焼装置の外殻の一部に設けられた排気口
から外部に排気される。この間、燃焼用空気は各空気予
熱器内を流れる間に各空気予熱器同士の隙間から流れ出
す燃焼排ガスと熱交換し、十分に予熱されて空気供給部
に供給されることになる。各空気予熱器への燃焼用空気
の分配が均等化されるうえ、熱交換部分が多くの層とし
て構成されるので熱交換性能が良く燃焼装置の外径を小
さくすることができる。また、燃焼排ガスの流速も各空
気予熱器の間隔により任意の値に設定することができ
る。
入される燃焼用空気は各空気予熱器内に分流して流れ、
各空気予熱器内からそれぞれ空気供給部に供給され燃焼
に供せられる。一方、燃焼室に生じる燃焼排ガスは燃焼
室から各空気予熱器同士の各隙間を経て接線状に外方へ
向って流れ、燃焼装置の外殻の一部に設けられた排気口
から外部に排気される。この間、燃焼用空気は各空気予
熱器内を流れる間に各空気予熱器同士の隙間から流れ出
す燃焼排ガスと熱交換し、十分に予熱されて空気供給部
に供給されることになる。各空気予熱器への燃焼用空気
の分配が均等化されるうえ、熱交換部分が多くの層とし
て構成されるので熱交換性能が良く燃焼装置の外径を小
さくすることができる。また、燃焼排ガスの流速も各空
気予熱器の間隔により任意の値に設定することができ
る。
【0023】請求項2の発明においては、請求項1にか
かる作用とともに各空気予熱器での燃焼排ガスとの接触
面積を増加させうるとともに、燃焼用空気の流速を各空
気予熱器の空気流路により任意の値に設定することがで
きる。
かる作用とともに各空気予熱器での燃焼排ガスとの接触
面積を増加させうるとともに、燃焼用空気の流速を各空
気予熱器の空気流路により任意の値に設定することがで
きる。
【0024】請求項3の発明においては、請求項1又は
請求項2のいずれかにかかる作用とともに隙間で隔てら
れた隔壁部材の各々の燃焼熱による内周側と外周側との
温度差を小さくでき、熱応力が低減する。
請求項2のいずれかにかかる作用とともに隙間で隔てら
れた隔壁部材の各々の燃焼熱による内周側と外周側との
温度差を小さくでき、熱応力が低減する。
【0025】請求項4の発明においては、請求項1又は
請求項2のいずれかにかかる作用とともに、排気口が一
箇所であっても空気予熱器部分の燃焼排ガスの周方向及
び軸方向での流速分布が均一化し、各空気予熱器の伝熱
面積が有効に機能する。
請求項2のいずれかにかかる作用とともに、排気口が一
箇所であっても空気予熱器部分の燃焼排ガスの周方向及
び軸方向での流速分布が均一化し、各空気予熱器の伝熱
面積が有効に機能する。
【0026】請求項5の発明においては、外殻の一部か
ら導入される燃焼用空気は空気供給パイプから各空気予
熱器の各中空体内に分流して流れ、各中空体内から空気
供給パイプを経て空気供給部に供給され燃焼に供せられ
る。一方、燃焼室に生じる燃焼排ガスは燃焼室から各空
気予熱器の中空体同士の各隙間を経て半径方向へ流れ、
燃焼装置の外殻の一部に設けられた排気口から外部に排
気される。この間、燃焼用空気は各空気予熱器の中空体
内を流れる間に各中空体同士の隙間から流れ出す燃焼排
ガスと熱交換し、十分に予熱されて空気供給部に供給さ
れることになる。各空気予熱器は平面扇形で相互間に隙
間を持って円筒状に組み合わされて予熱装置が構成され
ているので、予熱装置の内周側と外周側との温度差によ
る熱変形を防止することができるとともに、燃焼用空気
の分配が均等化されるうえ、熱交換部分が多くの層とし
て構成されるので熱交換性能が良く燃焼装置の外径を小
さくすることができる。また、燃焼排ガスの流速も各空
気予熱器の中空体の間隔により任意の値に設定すること
ができる。
ら導入される燃焼用空気は空気供給パイプから各空気予
熱器の各中空体内に分流して流れ、各中空体内から空気
供給パイプを経て空気供給部に供給され燃焼に供せられ
る。一方、燃焼室に生じる燃焼排ガスは燃焼室から各空
気予熱器の中空体同士の各隙間を経て半径方向へ流れ、
燃焼装置の外殻の一部に設けられた排気口から外部に排
気される。この間、燃焼用空気は各空気予熱器の中空体
内を流れる間に各中空体同士の隙間から流れ出す燃焼排
ガスと熱交換し、十分に予熱されて空気供給部に供給さ
れることになる。各空気予熱器は平面扇形で相互間に隙
間を持って円筒状に組み合わされて予熱装置が構成され
ているので、予熱装置の内周側と外周側との温度差によ
る熱変形を防止することができるとともに、燃焼用空気
の分配が均等化されるうえ、熱交換部分が多くの層とし
て構成されるので熱交換性能が良く燃焼装置の外径を小
さくすることができる。また、燃焼排ガスの流速も各空
気予熱器の中空体の間隔により任意の値に設定すること
ができる。
【0027】請求項6の発明おいては、請求項5にかか
る作用とともに隙間で隔てられた隔壁部材の各々の燃焼
熱による内周側と外周側との温度差を小さくでき、熱応
力が低減する。
る作用とともに隙間で隔てられた隔壁部材の各々の燃焼
熱による内周側と外周側との温度差を小さくでき、熱応
力が低減する。
【0028】請求項7の発明においては、請求項5にか
かる作用とともに燃焼用空気が各空気予熱器の各中空体
の内部に半径方向に延びる複列の空気通路を流れること
になり、各中空体での空気の流れ分布が均一化するとと
もに伝熱面積が広くなるうえ、絞り部分で燃焼排ガスの
流れに乱れを誘起できる。
かる作用とともに燃焼用空気が各空気予熱器の各中空体
の内部に半径方向に延びる複列の空気通路を流れること
になり、各中空体での空気の流れ分布が均一化するとと
もに伝熱面積が広くなるうえ、絞り部分で燃焼排ガスの
流れに乱れを誘起できる。
【0029】請求項8の発明においては、請求項5にか
かる作用とともに各中空体内を流れる空気の流れ分布が
均一化し、伝熱面積も広くなるうえ、波状絞りにより燃
焼用空気及び燃焼排ガスの双方の流れに乱れを誘起でき
る。
かる作用とともに各中空体内を流れる空気の流れ分布が
均一化し、伝熱面積も広くなるうえ、波状絞りにより燃
焼用空気及び燃焼排ガスの双方の流れに乱れを誘起でき
る。
【0030】請求項9の発明においては、燃焼装置の外
殻の一部から導入される燃焼用空気は筒状体の外側から
内側に向って各湾曲体内を経て渦巻状に流れて空気供給
部に供給され、燃焼室に生じる燃焼排ガスは、燃焼室か
ら各湾曲体同士の隙間から渦巻状に順次外側へ流れて予
熱装置の最外部の筒状体の外方から燃焼装置の外殻の一
部に設けられた排気口により外部に排気される。この
間、燃焼用空気は各湾曲体内を流れる間に各内外の湾曲
体間の隙間から流れ出す燃焼排ガスと熱交換し、十分に
予熱されて空気供給部に供給されることになる。従っ
て、湾曲体は外側の筒状体を構成しているもの程温度が
低くなり、熱交換部分が多くの層として構成されるので
熱交換性能が良く燃焼装置の外径を小さくすることがで
きる。また、燃焼排ガスの流速は筒状体を構成する湾曲
体の間隔と、内外の筒状体の半径方向の間隔により任意
の値に設定することができる。
殻の一部から導入される燃焼用空気は筒状体の外側から
内側に向って各湾曲体内を経て渦巻状に流れて空気供給
部に供給され、燃焼室に生じる燃焼排ガスは、燃焼室か
ら各湾曲体同士の隙間から渦巻状に順次外側へ流れて予
熱装置の最外部の筒状体の外方から燃焼装置の外殻の一
部に設けられた排気口により外部に排気される。この
間、燃焼用空気は各湾曲体内を流れる間に各内外の湾曲
体間の隙間から流れ出す燃焼排ガスと熱交換し、十分に
予熱されて空気供給部に供給されることになる。従っ
て、湾曲体は外側の筒状体を構成しているもの程温度が
低くなり、熱交換部分が多くの層として構成されるので
熱交換性能が良く燃焼装置の外径を小さくすることがで
きる。また、燃焼排ガスの流速は筒状体を構成する湾曲
体の間隔と、内外の筒状体の半径方向の間隔により任意
の値に設定することができる。
【0031】請求項10の発明においては、請求項9に
かかる作用とともに隙間で隔てられた隔壁部材の各々の
燃焼熱による内周側と外周側との温度差を小さくでき、
熱応力が低減する。
かかる作用とともに隙間で隔てられた隔壁部材の各々の
燃焼熱による内周側と外周側との温度差を小さくでき、
熱応力が低減する。
【0032】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。 実施例1.図1はこの発明の一実施例としての熱駆動装
置である熱駆動型ヒートポンプ装置の構成を示した断面
図である。始めにこの図1に基づいてその全体の構成に
ついて説明する。図1に示すこの熱駆動型ヒートポンプ
装置は、第1と第2のガス作動装置1,2と、これらを
動作させるクランク機構部3,4及びスタータモータ5
とを主体として構成され、フレーム6にコイルスプリン
グを備えた懸架装置7により弾性的に懸架されたベース
8上に取付けられている。第1のガス作動装置1と第2
のガス作動装置2とは、ベース8上に近接状態に並立さ
れた各クランク機構部3,4の上部にそれぞれ設けら
れ、各クランク機構部3,4の間の中央部に各クランク
機構部3,4の初期動作のための単一のスタータモータ
5が配置されている。
明する。 実施例1.図1はこの発明の一実施例としての熱駆動装
置である熱駆動型ヒートポンプ装置の構成を示した断面
図である。始めにこの図1に基づいてその全体の構成に
ついて説明する。図1に示すこの熱駆動型ヒートポンプ
装置は、第1と第2のガス作動装置1,2と、これらを
動作させるクランク機構部3,4及びスタータモータ5
とを主体として構成され、フレーム6にコイルスプリン
グを備えた懸架装置7により弾性的に懸架されたベース
8上に取付けられている。第1のガス作動装置1と第2
のガス作動装置2とは、ベース8上に近接状態に並立さ
れた各クランク機構部3,4の上部にそれぞれ設けら
れ、各クランク機構部3,4の間の中央部に各クランク
機構部3,4の初期動作のための単一のスタータモータ
5が配置されている。
【0033】第1のガス作動装置1は高温側シリンダ9
と、この高温側シリンダ9内を往復動する高温側ディス
プレーサー10を備えている。高温側シリンダ9にはヘ
リウムガス等の作動ガスが充填され、高温側ディスプレ
ーサー10はこの高温側シリンダ9内をシリンダヘッド
側の高温空間11と、クランク機構部3側の高温側中温
空間12とに区画している。高温側シリンダ9の下端は
クランク機構部3の外殻を構成しているクランクケース
13の上端に連結され、クランクケース13内のクラン
ク室上部に嵌装されたロッドシール部14により高温側
シリンダ9の高温側中温空間12とクランク室との気密
が保持される。高温側シリンダ9の高温空間11と高温
側中温空間12とは、高温空間11側から高温側中温空
間12側に順に連設したヒータ管15と蓄熱再生器16
と高温側中温部熱交換器17とによるガス流路により連
通されている。ヒータ管15は、高温側シリンダ9のシ
リンダヘッドに複数本角状に並列配管され、高温側シリ
ンダ9の上部側にキャップ状に被冠装着された燃焼装置
18の燃焼室19にそれぞれ配設されている。これらの
各ヒータ管15の一端は高温空間11にそれぞれ臨み、
他端は蓄熱再生器16に連絡している。蓄熱再生器16
と高温側中温部熱交換器17とは高温側シリンダ9の内
壁面に形成された凹部に蓄熱再生器16を上側に、高温
側中温部熱交換器17を下側にしてそれぞれ高温側シリ
ンダ9に同軸状に組付けられ、それらの内周側は、高温
側シリンダ9における高温側ディスプレーサー10との
摺動面を形成するライナにより被覆されている。ヒータ
管15と蓄熱再生器16との間の高温側シリンダ9の内
壁部には蓄熱再生器16の高さ位置の位置決めを行なう
スペーサが組込まれている。
と、この高温側シリンダ9内を往復動する高温側ディス
プレーサー10を備えている。高温側シリンダ9にはヘ
リウムガス等の作動ガスが充填され、高温側ディスプレ
ーサー10はこの高温側シリンダ9内をシリンダヘッド
側の高温空間11と、クランク機構部3側の高温側中温
空間12とに区画している。高温側シリンダ9の下端は
クランク機構部3の外殻を構成しているクランクケース
13の上端に連結され、クランクケース13内のクラン
ク室上部に嵌装されたロッドシール部14により高温側
シリンダ9の高温側中温空間12とクランク室との気密
が保持される。高温側シリンダ9の高温空間11と高温
側中温空間12とは、高温空間11側から高温側中温空
間12側に順に連設したヒータ管15と蓄熱再生器16
と高温側中温部熱交換器17とによるガス流路により連
通されている。ヒータ管15は、高温側シリンダ9のシ
リンダヘッドに複数本角状に並列配管され、高温側シリ
ンダ9の上部側にキャップ状に被冠装着された燃焼装置
18の燃焼室19にそれぞれ配設されている。これらの
各ヒータ管15の一端は高温空間11にそれぞれ臨み、
他端は蓄熱再生器16に連絡している。蓄熱再生器16
と高温側中温部熱交換器17とは高温側シリンダ9の内
壁面に形成された凹部に蓄熱再生器16を上側に、高温
側中温部熱交換器17を下側にしてそれぞれ高温側シリ
ンダ9に同軸状に組付けられ、それらの内周側は、高温
側シリンダ9における高温側ディスプレーサー10との
摺動面を形成するライナにより被覆されている。ヒータ
管15と蓄熱再生器16との間の高温側シリンダ9の内
壁部には蓄熱再生器16の高さ位置の位置決めを行なう
スペーサが組込まれている。
【0034】第2のガス作動装置2も低温側シリンダ2
0と、この低温側シリンダ20内を往復動する低温側デ
ィスプレーサー21を備えている。低温側シリンダ20
にもヘリウム等の作動ガスが充填され、低温側ディスプ
レーサー21はこの低温側シリンダ20内をシリンダヘ
ッド側の低温空間22と、クランク機構部4側の低温側
中温空間23とに区画している。低温側シリンダ20の
下端はクランク機構部4の外殻を構成するクランクケー
ス24の上端に連結され、クランクケース24内のクラ
ンク室上部に嵌装されたロッドシール部25により低温
側シリンダ20の低温側中温空間23とクランク室との
気密が保持される。低温側シリンダ20の低温空間22
と低温側中温空間23とは、低温空間22側から低温側
中温空間23側に順に連設した低温側熱交換器26と再
生器27と低温側中温部熱交換器28とによるガス流路
により連通されている。低温側熱交換器26と再生器2
7と低温側中温部熱交換器28とは低温側シリンダ20
の内壁面に形成された凹部に低温側熱交換器26を上側
に、再生器27を中間に、低温側中温部熱交換器28を
下側にして、それぞれ低温側シリンダ20に同軸状に組
付けられ、それらの内周側は、低温側シリンダ20にお
ける低温側ディスプレーサー21との摺動面を形成する
ライナにより被覆されている。
0と、この低温側シリンダ20内を往復動する低温側デ
ィスプレーサー21を備えている。低温側シリンダ20
にもヘリウム等の作動ガスが充填され、低温側ディスプ
レーサー21はこの低温側シリンダ20内をシリンダヘ
ッド側の低温空間22と、クランク機構部4側の低温側
中温空間23とに区画している。低温側シリンダ20の
下端はクランク機構部4の外殻を構成するクランクケー
ス24の上端に連結され、クランクケース24内のクラ
ンク室上部に嵌装されたロッドシール部25により低温
側シリンダ20の低温側中温空間23とクランク室との
気密が保持される。低温側シリンダ20の低温空間22
と低温側中温空間23とは、低温空間22側から低温側
中温空間23側に順に連設した低温側熱交換器26と再
生器27と低温側中温部熱交換器28とによるガス流路
により連通されている。低温側熱交換器26と再生器2
7と低温側中温部熱交換器28とは低温側シリンダ20
の内壁面に形成された凹部に低温側熱交換器26を上側
に、再生器27を中間に、低温側中温部熱交換器28を
下側にして、それぞれ低温側シリンダ20に同軸状に組
付けられ、それらの内周側は、低温側シリンダ20にお
ける低温側ディスプレーサー21との摺動面を形成する
ライナにより被覆されている。
【0035】第1のガス作動装置1の高温側中温空間1
2と、第2のガス作動装置2の低温側中温空間23と
は、それぞれの底部を形成しているロッドシール部1
4,25に形成した連通孔を経て各クランクケース1
3,24に設けられた接続口に通じ、この接続口同士を
繋いだ外部連通管29により相互に連通している。
2と、第2のガス作動装置2の低温側中温空間23と
は、それぞれの底部を形成しているロッドシール部1
4,25に形成した連通孔を経て各クランクケース1
3,24に設けられた接続口に通じ、この接続口同士を
繋いだ外部連通管29により相互に連通している。
【0036】第1のガス作動装置1と第2のガス作動装
置2の高温側ディスプレーサー10と低温側ディスプレ
ーサー21とは、それぞれそれらの下部に設けられたク
ランク機構部3,4により所定の位相差(この実施例で
は90°である)をもって高温側シリンダ9内と低温側
シリンダ20内をそれぞれ往復動する。各クランク機構
部3,4は図1に示すようにほぼ相同の構成で、それら
の間に組付けられた両軸型のスタータモータ5の回転軸
の各端にクランクシャフトが連結されている。各クラン
クシャフトにはクランクケース13,24内においてク
ランクシャフトの回転運動を往復直線運動に変換するコ
ンロッド30の大径端が枢着されている。各コンロッド
30の小径端は、クランクケース13,24の上部側に
形成された筒部に摺動可能に組込まれたクロスヘッドに
ピンにより連結され、クランクシャフトの一回転によ
り、クロスヘッドが筒部内を上下に一往復動する。各ク
ロスヘッドの上部と高温側ディスプレーサー10及び低
温側ディスプレーサー21の下部とはロッドシール部1
4,25を貫いて設けた連結ロッド31,32によりそ
れぞれ連結され、高温側ディスプレーサー10と低温側
ディスプレーサー21はそれらに連結されたクロスヘッ
ドと同期してそれぞれ高温側シリンダ9内と低温側シリ
ンダ20内の上死点と下死点の間を往復直線動する。各
ロッドシール部14,25を貫く連結ロッド31,32
は、ロッドシール部14,25の摺動面を気密状態で上
下動する。
置2の高温側ディスプレーサー10と低温側ディスプレ
ーサー21とは、それぞれそれらの下部に設けられたク
ランク機構部3,4により所定の位相差(この実施例で
は90°である)をもって高温側シリンダ9内と低温側
シリンダ20内をそれぞれ往復動する。各クランク機構
部3,4は図1に示すようにほぼ相同の構成で、それら
の間に組付けられた両軸型のスタータモータ5の回転軸
の各端にクランクシャフトが連結されている。各クラン
クシャフトにはクランクケース13,24内においてク
ランクシャフトの回転運動を往復直線運動に変換するコ
ンロッド30の大径端が枢着されている。各コンロッド
30の小径端は、クランクケース13,24の上部側に
形成された筒部に摺動可能に組込まれたクロスヘッドに
ピンにより連結され、クランクシャフトの一回転によ
り、クロスヘッドが筒部内を上下に一往復動する。各ク
ロスヘッドの上部と高温側ディスプレーサー10及び低
温側ディスプレーサー21の下部とはロッドシール部1
4,25を貫いて設けた連結ロッド31,32によりそ
れぞれ連結され、高温側ディスプレーサー10と低温側
ディスプレーサー21はそれらに連結されたクロスヘッ
ドと同期してそれぞれ高温側シリンダ9内と低温側シリ
ンダ20内の上死点と下死点の間を往復直線動する。各
ロッドシール部14,25を貫く連結ロッド31,32
は、ロッドシール部14,25の摺動面を気密状態で上
下動する。
【0037】続いて上記した基本的構成の熱駆動型ヒー
トポンプ装置の動作について説明する。燃焼装置18の
運転により燃焼装置18が燃焼を開始すると、燃焼室1
9にある各ヒータ管15は通常400℃〜800℃に加
熱され、高温側中温部熱交換器17と低温側中温部熱交
換器28とはそれぞれ35℃〜80℃になり、スタータ
モータ5の駆動により起動する。スタータモータ5の駆
動とともに各クランク機構部3,4により、高温側ディ
スプレーサー10は高温側シリンダ9内を、低温側ディ
スプレーサー21は低温側シリンダ20をそれぞれ90
°の位相差をもって往復運動を始める。
トポンプ装置の動作について説明する。燃焼装置18の
運転により燃焼装置18が燃焼を開始すると、燃焼室1
9にある各ヒータ管15は通常400℃〜800℃に加
熱され、高温側中温部熱交換器17と低温側中温部熱交
換器28とはそれぞれ35℃〜80℃になり、スタータ
モータ5の駆動により起動する。スタータモータ5の駆
動とともに各クランク機構部3,4により、高温側ディ
スプレーサー10は高温側シリンダ9内を、低温側ディ
スプレーサー21は低温側シリンダ20をそれぞれ90
°の位相差をもって往復運動を始める。
【0038】作動ガスは、第1のガス作動装置1では高
温側ディスプレーサー10の動きにより高温空間11か
らヒータ管15、蓄熱再生器16、高温側中温部熱交換
器17を経て高温側中温空間12に至る順の移動と、こ
の逆順での移動を交互に繰り返し、第2のガス作動装置
2では低温側ディスプレーサー21の動きにより低温空
間22から低温側熱交換器26、再生器27、低温側中
温部熱交換器28を経て低温側中温空間23に至る順の
移動と、この逆順での移動を交互に繰り返す。この間、
作動ガスの作動空間の体積は一定であり、作動ガスの温
度と圧力とが変化する。作動ガスの圧力の変化は第1の
ガス作動装置1と第2のガス作動装置2とは外部連通管
29で連通しているため瞬時に伝わり、圧力は全作動空
間において一様になる。
温側ディスプレーサー10の動きにより高温空間11か
らヒータ管15、蓄熱再生器16、高温側中温部熱交換
器17を経て高温側中温空間12に至る順の移動と、こ
の逆順での移動を交互に繰り返し、第2のガス作動装置
2では低温側ディスプレーサー21の動きにより低温空
間22から低温側熱交換器26、再生器27、低温側中
温部熱交換器28を経て低温側中温空間23に至る順の
移動と、この逆順での移動を交互に繰り返す。この間、
作動ガスの作動空間の体積は一定であり、作動ガスの温
度と圧力とが変化する。作動ガスの圧力の変化は第1の
ガス作動装置1と第2のガス作動装置2とは外部連通管
29で連通しているため瞬時に伝わり、圧力は全作動空
間において一様になる。
【0039】第1のガス作動装置1の高温側ディスプレ
ーサー10が上死点にある時、蓄熱再生器16は高温の
作動ガスの通過により加熱され蓄熱されている。高温空
間11は容積がない状態であり、高温側中温空間12に
移動した作動ガスは低温側シリンダ20の作用を受けて
圧力が上がり発熱し、高温側中温部熱交換器17により
放熱される。この状態は熱的プロセスとしては等温圧縮
である。この時、第2のガス作動装置2の低温側ディス
プレーサー21は、シリンダヘッド側への移動途中にあ
り、作動ガスは低温空間22から低温側中温空間23へ
移動している。再生器27は低温空間22からの低温ガ
スに熱を奪われその蓄熱量が減少していく。再生器27
からの受熱により加熱されて低温側中温空間23へ移動
する作動ガスにより、低温側シリンダ20内の作動ガス
の平均温度が上昇し、圧力が上昇する。この状態は熱的
プロセスとしては等容加熱(体積一定の状態変化)であ
る。
ーサー10が上死点にある時、蓄熱再生器16は高温の
作動ガスの通過により加熱され蓄熱されている。高温空
間11は容積がない状態であり、高温側中温空間12に
移動した作動ガスは低温側シリンダ20の作用を受けて
圧力が上がり発熱し、高温側中温部熱交換器17により
放熱される。この状態は熱的プロセスとしては等温圧縮
である。この時、第2のガス作動装置2の低温側ディス
プレーサー21は、シリンダヘッド側への移動途中にあ
り、作動ガスは低温空間22から低温側中温空間23へ
移動している。再生器27は低温空間22からの低温ガ
スに熱を奪われその蓄熱量が減少していく。再生器27
からの受熱により加熱されて低温側中温空間23へ移動
する作動ガスにより、低温側シリンダ20内の作動ガス
の平均温度が上昇し、圧力が上昇する。この状態は熱的
プロセスとしては等容加熱(体積一定の状態変化)であ
る。
【0040】第1のガス作動装置1の高温側ディスプレ
ーサー10が上死点から下降途中になると、作動ガスは
高温側中温空間12から高温空間11へ移動する。蓄熱
再生器16は高温側中温空間12からの作動ガスに熱を
奪われその蓄熱量が減少していく。蓄熱再生器16から
の受熱により加熱されて高温空間11へ移動する作動ガ
スにより、高温側シリンダ9内の作動ガスの平均温度が
上昇し、圧力が上昇する。この状態は熱的プロセスとし
ては等容加熱である。この時、第2のガス作動装置2の
低温側ディスプレーサー21は上死点になり、再生器2
7は低温の作動ガスの通過により冷却され蓄冷されてい
る。低温空間22は容積がない状態であり、低温側中温
空間23に移動した作動ガスは高温側シリンダ9の作用
を受けて圧力が上がり発熱し、低温側中温部熱交換器2
8により放熱される。この状態は熱的プロセスとしては
等温圧縮である。
ーサー10が上死点から下降途中になると、作動ガスは
高温側中温空間12から高温空間11へ移動する。蓄熱
再生器16は高温側中温空間12からの作動ガスに熱を
奪われその蓄熱量が減少していく。蓄熱再生器16から
の受熱により加熱されて高温空間11へ移動する作動ガ
スにより、高温側シリンダ9内の作動ガスの平均温度が
上昇し、圧力が上昇する。この状態は熱的プロセスとし
ては等容加熱である。この時、第2のガス作動装置2の
低温側ディスプレーサー21は上死点になり、再生器2
7は低温の作動ガスの通過により冷却され蓄冷されてい
る。低温空間22は容積がない状態であり、低温側中温
空間23に移動した作動ガスは高温側シリンダ9の作用
を受けて圧力が上がり発熱し、低温側中温部熱交換器2
8により放熱される。この状態は熱的プロセスとしては
等温圧縮である。
【0041】第1のガス作動装置1の高温側ディスプレ
ーサー10が下死点になると、作動ガスは高温側中温空
間12から高温空間11へ移動する。蓄熱再生器16は
高温側中温空間12からの作動ガスに熱を奪われその蓄
熱量はほぼ無くなっている。高温空間11の容積は最大
の状態にあり、蓄熱再生器16からの受熱により加熱さ
れ高温空間11に移動した作動ガスは低温側シリンダ2
0による作用を受けて圧力が下がり膨張して放熱する
が、ヒータ管15を通じて燃焼装置18から吸熱するの
で、熱的プロセスとしては等温膨張となる。この時、第
2のガス作動装置2の低温側ディスプレーサー21は上
死点から下降途中になっていて、作動ガスは低温側中温
空間23から低温空間22へ再生器27により冷却され
て移動していく。再生器27により冷却されて低温空間
22へ移動する作動ガスにより、低温側シリンダ20内
の作動ガスの平均温度が下降し、圧力が減少する。この
状態は熱的プロセスとしては等容冷却である。
ーサー10が下死点になると、作動ガスは高温側中温空
間12から高温空間11へ移動する。蓄熱再生器16は
高温側中温空間12からの作動ガスに熱を奪われその蓄
熱量はほぼ無くなっている。高温空間11の容積は最大
の状態にあり、蓄熱再生器16からの受熱により加熱さ
れ高温空間11に移動した作動ガスは低温側シリンダ2
0による作用を受けて圧力が下がり膨張して放熱する
が、ヒータ管15を通じて燃焼装置18から吸熱するの
で、熱的プロセスとしては等温膨張となる。この時、第
2のガス作動装置2の低温側ディスプレーサー21は上
死点から下降途中になっていて、作動ガスは低温側中温
空間23から低温空間22へ再生器27により冷却され
て移動していく。再生器27により冷却されて低温空間
22へ移動する作動ガスにより、低温側シリンダ20内
の作動ガスの平均温度が下降し、圧力が減少する。この
状態は熱的プロセスとしては等容冷却である。
【0042】第1のガス作動装置1の高温側ディスプレ
ーサー10が下死点からシリンダヘッド側への移動途中
になると、作動ガスは高温空間11から高温側中温空間
12へ移動している。蓄熱再生器16は高温空間11か
らの高温の作動ガスによりその蓄熱量を増加させてい
く。蓄熱再生器16により冷却されて高温側中温空間1
2へ移動する作動ガスにより、高温側シリンダ9内の作
動ガスの平均温度が下降し、圧力が減少する。この状態
は熱的プロセスとしては等容冷却である。この時、第2
のガス作動装置2の低温側ディスプレーサー21は下降
していき下死点になる。低温側ディスプレーサー21が
下死点になると、作動ガスは低温側中温空間23から低
温空間22へ再生器27に冷却されて移動している。低
温空間22の容積は最大の状態にあり、再生器27によ
り冷却され低温空間22に移動した作動ガスは高温側シ
リンダ9による作用を受けて圧力が下がり膨張して放熱
するが、低温側熱交換器26により吸熱されるので熱的
プロセスとしては等温膨張となる。
ーサー10が下死点からシリンダヘッド側への移動途中
になると、作動ガスは高温空間11から高温側中温空間
12へ移動している。蓄熱再生器16は高温空間11か
らの高温の作動ガスによりその蓄熱量を増加させてい
く。蓄熱再生器16により冷却されて高温側中温空間1
2へ移動する作動ガスにより、高温側シリンダ9内の作
動ガスの平均温度が下降し、圧力が減少する。この状態
は熱的プロセスとしては等容冷却である。この時、第2
のガス作動装置2の低温側ディスプレーサー21は下降
していき下死点になる。低温側ディスプレーサー21が
下死点になると、作動ガスは低温側中温空間23から低
温空間22へ再生器27に冷却されて移動している。低
温空間22の容積は最大の状態にあり、再生器27によ
り冷却され低温空間22に移動した作動ガスは高温側シ
リンダ9による作用を受けて圧力が下がり膨張して放熱
するが、低温側熱交換器26により吸熱されるので熱的
プロセスとしては等温膨張となる。
【0043】上記したサイクルが繰り返えされて、高温
側中温部熱交換器17と低温側中温部熱交換器28とか
ら暖房出力が、低温側熱交換器26から冷房出力がそれ
ぞれ得られる。上記サイクルは、初期運転をスタータモ
ータ5により起こせば、その後はスタータモータ5の動
力を必要とすることなく自立的な運転が可能である。
側中温部熱交換器17と低温側中温部熱交換器28とか
ら暖房出力が、低温側熱交換器26から冷房出力がそれ
ぞれ得られる。上記サイクルは、初期運転をスタータモ
ータ5により起こせば、その後はスタータモータ5の動
力を必要とすることなく自立的な運転が可能である。
【0044】この実施例の特徴は第1のガス作動装置1
の作動ガスを加熱する加熱手段としての燃焼装置18に
あり、以下においてその説明をする。この実施例の燃焼
装置18は、図2〜図6に示すように高温側シリンダ9
のシリンダヘッド側にキャップ状に被冠され、燃料を噴
射する燃料ノズル33と、この燃料ノズル33の近傍に
燃焼用空気を供給する空気供給部34とが臨むとともに
ヒータ管15を内包する円筒形空間としての燃焼室19
を備えている。燃焼室19の外周は多数の空気予熱器3
6により囲まれ、上側と下側はそれぞれ断熱壁として構
成された上壁部37と底部38の各内壁面により囲まれ
ている。
の作動ガスを加熱する加熱手段としての燃焼装置18に
あり、以下においてその説明をする。この実施例の燃焼
装置18は、図2〜図6に示すように高温側シリンダ9
のシリンダヘッド側にキャップ状に被冠され、燃料を噴
射する燃料ノズル33と、この燃料ノズル33の近傍に
燃焼用空気を供給する空気供給部34とが臨むとともに
ヒータ管15を内包する円筒形空間としての燃焼室19
を備えている。燃焼室19の外周は多数の空気予熱器3
6により囲まれ、上側と下側はそれぞれ断熱壁として構
成された上壁部37と底部38の各内壁面により囲まれ
ている。
【0045】空気予熱器36の一つ一つは、それぞれ矩
形の扁平盤状の中空体に構成され燃焼室19のほぼ外径
に近い位置から外方へ略接線方向に縦配列され、燃焼室
19を一方の長辺である内端縁により取り囲んでいる
(図4参照)。各空気予熱器36の構成は、図5,6に
示すように二枚の金属板を接合し、絞り部39による蛇
行状の一連の空気通路40を内部に一体に形成した箱体
ともいえる本体に二本の空気供給パイプ41を取り付け
たものである。空気供給パイプ41の一本は空気通路4
0の一端に接続され一方の面に沿って上方へ延ばし出さ
れている。空気供給パイプ41の他の一本は、空気通路
40の他端に接続され他方の面に沿って上方へ延ばし出
されている。
形の扁平盤状の中空体に構成され燃焼室19のほぼ外径
に近い位置から外方へ略接線方向に縦配列され、燃焼室
19を一方の長辺である内端縁により取り囲んでいる
(図4参照)。各空気予熱器36の構成は、図5,6に
示すように二枚の金属板を接合し、絞り部39による蛇
行状の一連の空気通路40を内部に一体に形成した箱体
ともいえる本体に二本の空気供給パイプ41を取り付け
たものである。空気供給パイプ41の一本は空気通路4
0の一端に接続され一方の面に沿って上方へ延ばし出さ
れている。空気供給パイプ41の他の一本は、空気通路
40の他端に接続され他方の面に沿って上方へ延ばし出
されている。
【0046】上壁部37はカップ状の外殻42に内部中
央を凹ませた断熱壁43が内張りにされた構成で、断熱
壁43の外周面と外殻42の周側の内面との間には隙間
が形成され、この隙間により環状の空気通路44が形成
されている。外殻42の周側の一部には環状の空気通路
44に連絡する空気供給口45が設けられている。断熱
壁43の内面には隔壁部材46が裏打ちされている。上
壁部37の中央には、上壁部37を貫通するバーナ外筒
47が設けられ、このバーナ外筒47内を通して燃料ノ
ズル33と、これに並列に点火プラグ48とフレームロ
ッド49とがそれぞれ配設されている。燃料ノズル33
の先端の燃料噴射部は、燃焼室19に臨んで取り付けら
れたバーナスロート50内に臨んでいて周方向に並ぶ複
数の噴射孔を備えている。
央を凹ませた断熱壁43が内張りにされた構成で、断熱
壁43の外周面と外殻42の周側の内面との間には隙間
が形成され、この隙間により環状の空気通路44が形成
されている。外殻42の周側の一部には環状の空気通路
44に連絡する空気供給口45が設けられている。断熱
壁43の内面には隔壁部材46が裏打ちされている。上
壁部37の中央には、上壁部37を貫通するバーナ外筒
47が設けられ、このバーナ外筒47内を通して燃料ノ
ズル33と、これに並列に点火プラグ48とフレームロ
ッド49とがそれぞれ配設されている。燃料ノズル33
の先端の燃料噴射部は、燃焼室19に臨んで取り付けら
れたバーナスロート50内に臨んでいて周方向に並ぶ複
数の噴射孔を備えている。
【0047】バーナスロート50は、燃焼装置18の胴
部の最外部を構成する胴部外殻51と上壁部37との合
せ面に挟み込まれている隔壁部材52の中央に取り付け
られている。バーナスロート50が取り付けられた隔壁
部材52と上壁部37の断熱壁43の内面に設けられた
隔壁部材46との間には中央部に円盤状の空気供給部3
4としての隙間が設けられている。この空気供給部34
は内側がバーナスロート50の直上に連通していて、こ
の部分に燃料ノズル33の燃料噴射部を囲むように空気
旋回ノズル54が組込まれている。
部の最外部を構成する胴部外殻51と上壁部37との合
せ面に挟み込まれている隔壁部材52の中央に取り付け
られている。バーナスロート50が取り付けられた隔壁
部材52と上壁部37の断熱壁43の内面に設けられた
隔壁部材46との間には中央部に円盤状の空気供給部3
4としての隙間が設けられている。この空気供給部34
は内側がバーナスロート50の直上に連通していて、こ
の部分に燃料ノズル33の燃料噴射部を囲むように空気
旋回ノズル54が組込まれている。
【0048】前述した空気予熱器36は、上述したバー
ナスロート50の取り付けられた隔壁部材52と胴部外
殻51の下部内側に設けられた底部38の上面を形成し
ている隔壁部材55との間に短辺を当接させた形態で縦
方向に取り付けられている。即ち、各空気予熱器36の
一方の空気供給パイプ41は、外側に向けて隔壁部材5
2の外周側にその自由端側が接続され、他方の空気供給
パイプ41は、内側に向けて隔壁部材52の内周側にそ
の自由端側が接続されている。各空気供給パイプ41の
隔壁部材52との接続端は円形平面上に並び、外側の接
続端は上壁部37の空気通路44に連絡し、内側の接続
端は空気供給部34に連絡している。各空気予熱器36
の外側と胴部外殻51の内面との間には排気チャンバ5
6が形成され、胴部外殻51の一部にこの排気チャンバ
56に連通する排気口57が設けられ外部に開口してい
る。
ナスロート50の取り付けられた隔壁部材52と胴部外
殻51の下部内側に設けられた底部38の上面を形成し
ている隔壁部材55との間に短辺を当接させた形態で縦
方向に取り付けられている。即ち、各空気予熱器36の
一方の空気供給パイプ41は、外側に向けて隔壁部材5
2の外周側にその自由端側が接続され、他方の空気供給
パイプ41は、内側に向けて隔壁部材52の内周側にそ
の自由端側が接続されている。各空気供給パイプ41の
隔壁部材52との接続端は円形平面上に並び、外側の接
続端は上壁部37の空気通路44に連絡し、内側の接続
端は空気供給部34に連絡している。各空気予熱器36
の外側と胴部外殻51の内面との間には排気チャンバ5
6が形成され、胴部外殻51の一部にこの排気チャンバ
56に連通する排気口57が設けられ外部に開口してい
る。
【0049】隔壁部材52と、隔壁部材55は共にそれ
らの内周側と外周側の中間部に全周にわたる隙間58が
設定されている。これらの隙間58により、隙間58で
隔てられた隔壁部材52,55の各々の燃焼熱による内
周側と外周側との温度差を小さくでき、熱応力を低減さ
せることができるが、燃焼装置18の基本性能は隙間5
8がなくても維持される。
らの内周側と外周側の中間部に全周にわたる隙間58が
設定されている。これらの隙間58により、隙間58で
隔てられた隔壁部材52,55の各々の燃焼熱による内
周側と外周側との温度差を小さくでき、熱応力を低減さ
せることができるが、燃焼装置18の基本性能は隙間5
8がなくても維持される。
【0050】なお、燃焼装置18全体は高温側シリンダ
9の上部を取り巻く底部38側の断熱壁を保持している
底部構造部材に設けられた支持脚により下から支えられ
ている。
9の上部を取り巻く底部38側の断熱壁を保持している
底部構造部材に設けられた支持脚により下から支えられ
ている。
【0051】上記構成の燃焼装置18において、燃焼用
空気は図2において実線矢印で示すように流れ、空気旋
回ノズル54から燃料噴射部に向かって供給される。一
方燃料は燃料ノズル33へ供給され、各噴射孔から半径
方向へ噴射され、燃焼用空気と混合し混合気の旋回流と
なり、点火プラグ48の放電により着火され、燃焼室1
9内で燃焼する。燃焼に伴い生ずる燃焼排ガスは、燃焼
室19から外方へ流れ図2において破線矢印で示すよう
に排気チャンバ56に至り、排気口57から外部に排気
される。
空気は図2において実線矢印で示すように流れ、空気旋
回ノズル54から燃料噴射部に向かって供給される。一
方燃料は燃料ノズル33へ供給され、各噴射孔から半径
方向へ噴射され、燃焼用空気と混合し混合気の旋回流と
なり、点火プラグ48の放電により着火され、燃焼室1
9内で燃焼する。燃焼に伴い生ずる燃焼排ガスは、燃焼
室19から外方へ流れ図2において破線矢印で示すよう
に排気チャンバ56に至り、排気口57から外部に排気
される。
【0052】この燃焼装置18の性能にかかる燃焼用空
気と燃焼排ガスの流れをさらに詳しく説明する。空気供
給口45から送り込まれる燃焼用空気は空気通路44に
いき渡り、接続口から空気供給パイプ41を経て各空気
予熱器36内の空気通路40に分流して蛇行状に流れ、
各空気予熱器36内からそれぞれ空気供給パイプ41を
経て空気供給部34に供給され燃焼に供せられる。一
方、燃焼室19に生じる燃焼排ガスは燃焼室19から各
空気予熱器36同士の各隙間を経て空気予熱器36に沿
って接線状に外方へ向って流れて排気チャンバ56に至
りここから排気口57により外部に排気される。
気と燃焼排ガスの流れをさらに詳しく説明する。空気供
給口45から送り込まれる燃焼用空気は空気通路44に
いき渡り、接続口から空気供給パイプ41を経て各空気
予熱器36内の空気通路40に分流して蛇行状に流れ、
各空気予熱器36内からそれぞれ空気供給パイプ41を
経て空気供給部34に供給され燃焼に供せられる。一
方、燃焼室19に生じる燃焼排ガスは燃焼室19から各
空気予熱器36同士の各隙間を経て空気予熱器36に沿
って接線状に外方へ向って流れて排気チャンバ56に至
りここから排気口57により外部に排気される。
【0053】燃焼用空気は各空気予熱器36内を流れる
間に各空気予熱器36同士の隙間から流れ出す燃焼排ガ
スと熱交換し、十分に予熱されて空気供給部34に供給
される。この燃焼装置18では各空気予熱器36への燃
焼用空気の分配が均等化されるうえ、熱交換部分が周方
向に立ち並ぶ多くの層として構成されているので全空気
予熱器36の伝熱面積が有効に機能することになり、空
気予熱器36の占有面積は少ないうえ熱交換性能は頗る
高いものとなる。従って、その分、燃焼装置18全体の
外径を小さくすることもでき、コストも低減する。ま
た、燃焼排ガスの流速も各空気予熱器36の間隔により
任意の値に設定することができる。
間に各空気予熱器36同士の隙間から流れ出す燃焼排ガ
スと熱交換し、十分に予熱されて空気供給部34に供給
される。この燃焼装置18では各空気予熱器36への燃
焼用空気の分配が均等化されるうえ、熱交換部分が周方
向に立ち並ぶ多くの層として構成されているので全空気
予熱器36の伝熱面積が有効に機能することになり、空
気予熱器36の占有面積は少ないうえ熱交換性能は頗る
高いものとなる。従って、その分、燃焼装置18全体の
外径を小さくすることもでき、コストも低減する。ま
た、燃焼排ガスの流速も各空気予熱器36の間隔により
任意の値に設定することができる。
【0054】空気予熱器36自体は扁平盤状の中空体で
も良いが、この実施例のように絞り部39を形成した二
枚の金属板を接合させ、蛇行状の空気通路40を一体成
形したものの方が、構成も簡素で製造し易く伝熱面積も
広く採ることができる。また、燃焼排ガスが空気通路4
0の突出部分により乱流化するので性能面でもより良い
ものとなる。さらに、この燃焼装置18では隔壁部材5
2と、隔壁部材55とには内周側と外周側の中間部に全
周にわたる隙間58が設定されているので、隙間58で
隔てられた隔壁部材52,55の各々の燃焼熱による内
周側と外周側との温度差が小さくなり、熱応力を低減さ
せることができ耐用性が向上する。また、隙間58より
外側の隔壁部材52,55については耐熱性のそれ程高
くない材料で構成することもでき、これにより材料費の
節減も可能になる。
も良いが、この実施例のように絞り部39を形成した二
枚の金属板を接合させ、蛇行状の空気通路40を一体成
形したものの方が、構成も簡素で製造し易く伝熱面積も
広く採ることができる。また、燃焼排ガスが空気通路4
0の突出部分により乱流化するので性能面でもより良い
ものとなる。さらに、この燃焼装置18では隔壁部材5
2と、隔壁部材55とには内周側と外周側の中間部に全
周にわたる隙間58が設定されているので、隙間58で
隔てられた隔壁部材52,55の各々の燃焼熱による内
周側と外周側との温度差が小さくなり、熱応力を低減さ
せることができ耐用性が向上する。また、隙間58より
外側の隔壁部材52,55については耐熱性のそれ程高
くない材料で構成することもでき、これにより材料費の
節減も可能になる。
【0055】実施例2.この実施例2は上述した実施例
1の燃焼装置18における空気予熱器36に関するもの
であり、それ以外の構成及び機能は実施例1で示したも
のと同じである。従って、実施例1のものと同じ部分は
実施例1のものと同じ符号を用い、その説明は省略す
る。
1の燃焼装置18における空気予熱器36に関するもの
であり、それ以外の構成及び機能は実施例1で示したも
のと同じである。従って、実施例1のものと同じ部分は
実施例1のものと同じ符号を用い、その説明は省略す
る。
【0056】この実施例2の空気予熱器36には、図7
に示すように各空気予熱器36の内端縁と外端縁との双
方に燃焼室19の上下方向全体に及び、全体に多数の穴
を有する均圧筒59を設けたものである。これ以外の構
成は実施例1のものと同じである。この燃焼装置18で
は排気口57が一箇所であっても空気予熱器36部分の
燃焼排ガスの周方向及び軸方向での流速分布が均一化
し、各空気予熱器36の伝熱面積が全体として有効に機
能することになり、熱交換性能が一層向上する。なお、
均圧筒59は各空気予熱器36の内端縁と外端縁のいず
れか一方に設ければ、それ相応の効果を果たすが、その
場合には内端縁側に設ける方が有効に機能する。これ以
外の機能は実施例1のものと同じであるのでその説明は
省略する。
に示すように各空気予熱器36の内端縁と外端縁との双
方に燃焼室19の上下方向全体に及び、全体に多数の穴
を有する均圧筒59を設けたものである。これ以外の構
成は実施例1のものと同じである。この燃焼装置18で
は排気口57が一箇所であっても空気予熱器36部分の
燃焼排ガスの周方向及び軸方向での流速分布が均一化
し、各空気予熱器36の伝熱面積が全体として有効に機
能することになり、熱交換性能が一層向上する。なお、
均圧筒59は各空気予熱器36の内端縁と外端縁のいず
れか一方に設ければ、それ相応の効果を果たすが、その
場合には内端縁側に設ける方が有効に機能する。これ以
外の機能は実施例1のものと同じであるのでその説明は
省略する。
【0057】実施例3.この実施例3は上述した実施例
1や実施例2で示した燃焼装置18における空気予熱部
分に関するものであり、それ以外の構成及び機能は実施
例1や実施例2で示したものと同じである。従って、実
施例1,2のものと同じ部分は実施例1,2のものと同
じ符号を用い、その説明は省略する。
1や実施例2で示した燃焼装置18における空気予熱部
分に関するものであり、それ以外の構成及び機能は実施
例1や実施例2で示したものと同じである。従って、実
施例1,2のものと同じ部分は実施例1,2のものと同
じ符号を用い、その説明は省略する。
【0058】この実施例3の空気予熱器60は、端的に
言えば図8〜図10に示すように燃焼室19の外周部に
おいて中心線方向に多層の熱交換部分持つ構成としたも
のである。即ち、燃焼室19の外周りは複数個(図示例
は6個)の平面扇形の空気予熱器60を周方向相互間に
隙間61を持って円筒状に組み合わせた予熱装置62に
より囲まれている。図例のように6個の各空気予熱器6
0はそれぞれ扇形の扁平盤状の中空体63を図10に示
すように外側と内側を貫く二本の空気供給パイプ41に
対して相互に軸方向に間隔をおいて積層した構成であ
る。各空気供給パイプ41の下端は蓋により閉塞され、
上端は隔壁部材52に接続されて空気通路44と空気供
給部34とに連絡されている。各空気供給パイプ41に
は各層の中空体63の内部に連通する連通孔64が設け
られている。
言えば図8〜図10に示すように燃焼室19の外周部に
おいて中心線方向に多層の熱交換部分持つ構成としたも
のである。即ち、燃焼室19の外周りは複数個(図示例
は6個)の平面扇形の空気予熱器60を周方向相互間に
隙間61を持って円筒状に組み合わせた予熱装置62に
より囲まれている。図例のように6個の各空気予熱器6
0はそれぞれ扇形の扁平盤状の中空体63を図10に示
すように外側と内側を貫く二本の空気供給パイプ41に
対して相互に軸方向に間隔をおいて積層した構成であ
る。各空気供給パイプ41の下端は蓋により閉塞され、
上端は隔壁部材52に接続されて空気通路44と空気供
給部34とに連絡されている。各空気供給パイプ41に
は各層の中空体63の内部に連通する連通孔64が設け
られている。
【0059】このような空気供給パイプ41と中空体6
3との関係構造は、一般的には溶接するなど面倒な作業
を必要とするが、この実施例の場合では中空体63に空
気供給パイプ41を刺し通す通し孔を予め開けておきこ
の中空体63を、連通孔64を形成した空気供給パイプ
41に通して規定位置に保持した状態で空気供給パイプ
41の当該部を内側から拡開させることにより組付けら
れている。この作業は溶接等より簡単で作業性も良い。
3との関係構造は、一般的には溶接するなど面倒な作業
を必要とするが、この実施例の場合では中空体63に空
気供給パイプ41を刺し通す通し孔を予め開けておきこ
の中空体63を、連通孔64を形成した空気供給パイプ
41に通して規定位置に保持した状態で空気供給パイプ
41の当該部を内側から拡開させることにより組付けら
れている。この作業は溶接等より簡単で作業性も良い。
【0060】各中空体63は複数本の放射状の絞り部3
9を形成した二枚の金属板を接合し、端部をカシメ付け
ることにより構成され、各中空体63の内部には絞り部
39により隔てられた半径方向に延びる複列(図示例で
は6列)の空気通路40が形成されている。
9を形成した二枚の金属板を接合し、端部をカシメ付け
ることにより構成され、各中空体63の内部には絞り部
39により隔てられた半径方向に延びる複列(図示例で
は6列)の空気通路40が形成されている。
【0061】この燃焼装置18では、空気供給口45か
ら送り込まれる燃焼用空気は空気通路44にいき渡り、
接続口から空気供給パイプ41を経て各空気予熱器60
に分配される。空気供給パイプ41の各連通孔64から
各層の中空体63に流れ込んだ燃焼用空気は、各空気通
路40に広がって流れ、外側の空気供給パイプ41を経
て空気供給部34に供給され燃焼に供せられる。一方、
燃焼室19に生じる燃焼排ガスは燃焼室19から各中空
体63同士の各隙間を経て半径方向へ流れて排気チャン
バ56に至りここから排気口57により外部に排気され
る。
ら送り込まれる燃焼用空気は空気通路44にいき渡り、
接続口から空気供給パイプ41を経て各空気予熱器60
に分配される。空気供給パイプ41の各連通孔64から
各層の中空体63に流れ込んだ燃焼用空気は、各空気通
路40に広がって流れ、外側の空気供給パイプ41を経
て空気供給部34に供給され燃焼に供せられる。一方、
燃焼室19に生じる燃焼排ガスは燃焼室19から各中空
体63同士の各隙間を経て半径方向へ流れて排気チャン
バ56に至りここから排気口57により外部に排気され
る。
【0062】燃焼用空気は各空気予熱器60の中空体6
3内を流れる間に各中空体63同士の隙間から流れ出す
燃焼排ガスと熱交換し、十分に予熱されて空気供給部3
4に供給される。この燃焼装置18では各空気予熱器6
0への燃焼用空気の分配が均等化されるうえ、熱交換部
分が上下方向に重なりあう多くの層として構成されてい
るので全空気予熱器60の伝熱面積が有効に機能するこ
とになり、空気予熱器60の半径方向での占有面積は実
施例1のものより少なくなる。勿論この燃焼装置18の
熱交換性能は頗る高いものとなる。従って、その分、燃
焼装置18全体の外径を小さくすることもでき、コスト
も低減する。また、燃焼排ガスの流速も各中空体63同
士の間隔により任意の値に設定することができる。さら
にこの予熱装置62では、各空気予熱器60が平面扇形
で相互間に隙間61を持って円筒状に組み合わされてい
るので、隙間61により予熱装置62の内周側と外周側
との温度差による熱変形を防止することができる。
3内を流れる間に各中空体63同士の隙間から流れ出す
燃焼排ガスと熱交換し、十分に予熱されて空気供給部3
4に供給される。この燃焼装置18では各空気予熱器6
0への燃焼用空気の分配が均等化されるうえ、熱交換部
分が上下方向に重なりあう多くの層として構成されてい
るので全空気予熱器60の伝熱面積が有効に機能するこ
とになり、空気予熱器60の半径方向での占有面積は実
施例1のものより少なくなる。勿論この燃焼装置18の
熱交換性能は頗る高いものとなる。従って、その分、燃
焼装置18全体の外径を小さくすることもでき、コスト
も低減する。また、燃焼排ガスの流速も各中空体63同
士の間隔により任意の値に設定することができる。さら
にこの予熱装置62では、各空気予熱器60が平面扇形
で相互間に隙間61を持って円筒状に組み合わされてい
るので、隙間61により予熱装置62の内周側と外周側
との温度差による熱変形を防止することができる。
【0063】なお、中空体63自体は平面扇形の扁平盤
状の中空体で良いが、この実施例のように絞り部39を
形成した二枚の金属板を接合させ、数本の空気通路40
を一体成形したものの方が、構成も簡素で製造し易く伝
熱面積も広く採ることができる。また、燃焼排ガスが空
気通路40の突出部分により乱流化するので性能面でも
より良いものとなる。これ以外の機能は実施例1,2の
ものと同じであるのでその説明は省略する。
状の中空体で良いが、この実施例のように絞り部39を
形成した二枚の金属板を接合させ、数本の空気通路40
を一体成形したものの方が、構成も簡素で製造し易く伝
熱面積も広く採ることができる。また、燃焼排ガスが空
気通路40の突出部分により乱流化するので性能面でも
より良いものとなる。これ以外の機能は実施例1,2の
ものと同じであるのでその説明は省略する。
【0064】実施例4.この実施例4は上述した実施例
3で示した燃焼装置18における予熱装置に関するもの
であり、それ以外の構成及び機能は実施例1や実施例3
で示したものと同じである。従って、実施例1及び実施
例3のものと同じ部分は実施例1,3のものと同じ符号
を用い、その説明は省略する。
3で示した燃焼装置18における予熱装置に関するもの
であり、それ以外の構成及び機能は実施例1や実施例3
で示したものと同じである。従って、実施例1及び実施
例3のものと同じ部分は実施例1,3のものと同じ符号
を用い、その説明は省略する。
【0065】この実施例4の燃焼装置18の空気予熱器
65は、図11〜図14に示すように実施例3で示した
各中空体63を波状の絞り66を設けた上下の波板67
をそれらの波状の絞り66が一定の角度で交差するよう
に絞り面が接するように接合して構成したものである。
空気供給パイプ41は外周側の両端と内周側の中央とに
それぞれ貫通して設けられ、外周側の空気供給パイプ4
1と内周側の空気供給パイプ41との間の上下の波板6
7の波状の絞り66は各々対向して交差し接している。
これ以外の構成は実施例3のものと同じである。
65は、図11〜図14に示すように実施例3で示した
各中空体63を波状の絞り66を設けた上下の波板67
をそれらの波状の絞り66が一定の角度で交差するよう
に絞り面が接するように接合して構成したものである。
空気供給パイプ41は外周側の両端と内周側の中央とに
それぞれ貫通して設けられ、外周側の空気供給パイプ4
1と内周側の空気供給パイプ41との間の上下の波板6
7の波状の絞り66は各々対向して交差し接している。
これ以外の構成は実施例3のものと同じである。
【0066】この燃焼装置18においても実施例3とほ
ぼ同様の経路で燃焼用空気と燃焼排ガスが流れ、両者間
で熱交換が行なわれるが、特に中空体63について外周
側の空気供給パイプ41と内周側の空気供給パイプ41
との間の上下の波板67の波状の絞り66が各々対向し
て交差し接しているので内部での空気の流れ分布が均一
化し、燃焼用空気と燃焼排ガスの双方の流れに乱流も誘
起できる。このことと波板67による伝熱面積の拡大に
より熱交換性能は顕著に向上する。従って、コンパクト
化とコストの低減を実現することができる。これ以外の
機能は実施例3のものと同じであり、その説明は省略す
る。
ぼ同様の経路で燃焼用空気と燃焼排ガスが流れ、両者間
で熱交換が行なわれるが、特に中空体63について外周
側の空気供給パイプ41と内周側の空気供給パイプ41
との間の上下の波板67の波状の絞り66が各々対向し
て交差し接しているので内部での空気の流れ分布が均一
化し、燃焼用空気と燃焼排ガスの双方の流れに乱流も誘
起できる。このことと波板67による伝熱面積の拡大に
より熱交換性能は顕著に向上する。従って、コンパクト
化とコストの低減を実現することができる。これ以外の
機能は実施例3のものと同じであり、その説明は省略す
る。
【0067】実施例5.この実施例5は上述した実施例
1や実施例2で示した燃焼装置18における空気予熱部
分の構成に関するものであり、それ以外の構成及び機能
は実施例1や実施例2で示したものと同じである。従っ
て、実施例1や実施例2のものと同じ部分はそれらのも
のと同じ符号を用い、その説明は省略する。
1や実施例2で示した燃焼装置18における空気予熱部
分の構成に関するものであり、それ以外の構成及び機能
は実施例1や実施例2で示したものと同じである。従っ
て、実施例1や実施例2のものと同じ部分はそれらのも
のと同じ符号を用い、その説明は省略する。
【0068】この実施例5の燃焼装置18は、端的に言
えば図15と図16に示すように燃焼室19の外周部
に、半径方向に多層の熱交換部分を持つ予熱装置68を
構成したものである。即ち、燃焼室19の外周りは、円
弧状に湾曲した中空で扁平の湾曲体69を周方向に隙間
70をもって柵状に並べた筒状体71を半径方向に隙間
72をもって複数層、内外の筒状体71の各湾曲体69
の重なりに食い違いを付けて重ねた予熱装置68により
囲まれている。最内部の筒状体71の任意の一つの湾曲
体69は、それより外側の筒状体71の当該部に臨む湾
曲体69とラップする端部側で連通部73により橋絡さ
れ、さらに同様にそれより外の筒状体71の湾曲体69
と橋絡されている。全ての湾曲体69がこのような組を
構成して内外について連絡されている。各組について燃
焼用空気の経路は渦巻状になっていて、全体としては多
数の渦巻状の燃焼用空気の経路が形成されている。空気
供給パイプ41は一組ずつに設けられ、組の最内部の湾
曲体69と最外部の湾曲体69に対してそれぞれ取り付
けられている。また、各湾曲体69の連通部73の近傍
には左右いずれか一方に湾曲体69同士の隙間72を詰
める隔壁74が設けられている。
えば図15と図16に示すように燃焼室19の外周部
に、半径方向に多層の熱交換部分を持つ予熱装置68を
構成したものである。即ち、燃焼室19の外周りは、円
弧状に湾曲した中空で扁平の湾曲体69を周方向に隙間
70をもって柵状に並べた筒状体71を半径方向に隙間
72をもって複数層、内外の筒状体71の各湾曲体69
の重なりに食い違いを付けて重ねた予熱装置68により
囲まれている。最内部の筒状体71の任意の一つの湾曲
体69は、それより外側の筒状体71の当該部に臨む湾
曲体69とラップする端部側で連通部73により橋絡さ
れ、さらに同様にそれより外の筒状体71の湾曲体69
と橋絡されている。全ての湾曲体69がこのような組を
構成して内外について連絡されている。各組について燃
焼用空気の経路は渦巻状になっていて、全体としては多
数の渦巻状の燃焼用空気の経路が形成されている。空気
供給パイプ41は一組ずつに設けられ、組の最内部の湾
曲体69と最外部の湾曲体69に対してそれぞれ取り付
けられている。また、各湾曲体69の連通部73の近傍
には左右いずれか一方に湾曲体69同士の隙間72を詰
める隔壁74が設けられている。
【0069】この実施例5の燃焼装置18においても、
予熱装置68以外の所では実施例1と同様の経路で燃焼
用空気と燃焼排ガスが流れる。予熱装置68においては
燃焼用空気は、内外にわたる一組の湾曲体69を、組毎
に外側から内側に向い渦巻状に流れ、空気供給部34に
供給される。燃焼排ガスは、最内部の筒状体71の湾曲
体69同士の各隙間70から内外の筒状体71の隙間7
2を周方向に流れ、二段目の筒状体71の湾曲体69同
士の隙間70から更にその外側の筒状体71の作る隙間
72へと、階段渦巻状に組毎の間を流れて排気チャンバ
56に至る。燃焼用空気と燃焼排ガスは湾曲体69部分
において熱交換されるが、接触面積も経路も長いので熱
交換性能は高い。
予熱装置68以外の所では実施例1と同様の経路で燃焼
用空気と燃焼排ガスが流れる。予熱装置68においては
燃焼用空気は、内外にわたる一組の湾曲体69を、組毎
に外側から内側に向い渦巻状に流れ、空気供給部34に
供給される。燃焼排ガスは、最内部の筒状体71の湾曲
体69同士の各隙間70から内外の筒状体71の隙間7
2を周方向に流れ、二段目の筒状体71の湾曲体69同
士の隙間70から更にその外側の筒状体71の作る隙間
72へと、階段渦巻状に組毎の間を流れて排気チャンバ
56に至る。燃焼用空気と燃焼排ガスは湾曲体69部分
において熱交換されるが、接触面積も経路も長いので熱
交換性能は高い。
【0070】この実施例5の予熱装置68では外側の筒
状体71ほど温度が低くなり、筒状体71相互は構造的
には分離しているので、温度レベルにあった材料で湾曲
体69を作ることができ、高価な耐熱材による湾曲体6
9を減らすことによりコストを低減できる。また、燃焼
排ガスの流速は湾曲体69同士の隙間70により設定す
ることができる。これ以外の機能は実施例1のものと同
じでありその説明は省略する。
状体71ほど温度が低くなり、筒状体71相互は構造的
には分離しているので、温度レベルにあった材料で湾曲
体69を作ることができ、高価な耐熱材による湾曲体6
9を減らすことによりコストを低減できる。また、燃焼
排ガスの流速は湾曲体69同士の隙間70により設定す
ることができる。これ以外の機能は実施例1のものと同
じでありその説明は省略する。
【0071】なお、実施例1などで示した絞り部39を
湾曲体69に形成することにより、実施例1などと同様
に絞り部39による機能を付加させることもできる。
湾曲体69に形成することにより、実施例1などと同様
に絞り部39による機能を付加させることもできる。
【0072】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに請求項1の発明によれば、各空気予熱器への燃焼用
空気の分配が均等化されるうえ、熱交換部分が多くの層
として構成されるので熱交換性能が良く、燃焼装置の外
径を小さくすることができ、熱駆動装置のコンパクト化
とコストの低減を達成することができる。また、燃焼排
ガスの流速も各空気予熱器の間隔により任意の値に設定
することができる。
うに請求項1の発明によれば、各空気予熱器への燃焼用
空気の分配が均等化されるうえ、熱交換部分が多くの層
として構成されるので熱交換性能が良く、燃焼装置の外
径を小さくすることができ、熱駆動装置のコンパクト化
とコストの低減を達成することができる。また、燃焼排
ガスの流速も各空気予熱器の間隔により任意の値に設定
することができる。
【0073】請求項2の発明によれば、請求項1にかか
る効果とともに各空気予熱器での燃焼排ガスとの接触面
積を増加させうるとともに、燃焼用空気の流速を各空気
予熱器の空気流路により任意の値に設定することができ
るので、熱交換性能が一層向上する。
る効果とともに各空気予熱器での燃焼排ガスとの接触面
積を増加させうるとともに、燃焼用空気の流速を各空気
予熱器の空気流路により任意の値に設定することができ
るので、熱交換性能が一層向上する。
【0074】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2のいずれかにかかる効果とともに隙間で隔てられ
た隔壁部材の各々の燃焼熱による内周側と外周側との温
度差を小さくでき、熱応力が低減するので耐久性が増
す。
求項2のいずれかにかかる効果とともに隙間で隔てられ
た隔壁部材の各々の燃焼熱による内周側と外周側との温
度差を小さくでき、熱応力が低減するので耐久性が増
す。
【0075】請求項4の発明によれば、請求項1又は請
求項2のいずれかにかかる効果とともに、排気口が一箇
所であっても空気予熱器部分の燃焼排ガスの周方向及び
軸方向での流速分布が均一化し、各空気予熱器の伝熱面
積が有効に機能するので熱交換性能が一層向上する。
求項2のいずれかにかかる効果とともに、排気口が一箇
所であっても空気予熱器部分の燃焼排ガスの周方向及び
軸方向での流速分布が均一化し、各空気予熱器の伝熱面
積が有効に機能するので熱交換性能が一層向上する。
【0076】請求項5の発明によれば、予熱装置の内周
側と外周側との温度差による熱変形を防止することがで
きるとともに、燃焼用空気の分配が均等化されるうえ、
熱交換部分が多くの層として構成されるので熱交換性能
が良く燃焼装置の外径を小さくすることができ、熱駆動
装置のコンパクト化とコストの低減を達成することがで
きる。
側と外周側との温度差による熱変形を防止することがで
きるとともに、燃焼用空気の分配が均等化されるうえ、
熱交換部分が多くの層として構成されるので熱交換性能
が良く燃焼装置の外径を小さくすることができ、熱駆動
装置のコンパクト化とコストの低減を達成することがで
きる。
【0077】請求項6の発明によれば、請求項5にかか
る効果とともに隙間で隔てられた隔壁部材の各々の燃焼
熱による内周側と外周側との温度差を小さくでき、熱応
力が低減し耐久性が増す。
る効果とともに隙間で隔てられた隔壁部材の各々の燃焼
熱による内周側と外周側との温度差を小さくでき、熱応
力が低減し耐久性が増す。
【0078】請求項7の発明によれば、請求項5にかか
る効果とともに燃焼用空気が各空気予熱器の各中空体の
内部に半径方向に延びる複列の空気通路を流れることに
なり、各中空体での空気の流れ分布が均一化するととも
に伝熱面積が広くなるうえ、絞り部分で燃焼排ガスの流
れに乱れを誘起できるので、熱交換性能が一層向上す
る。
る効果とともに燃焼用空気が各空気予熱器の各中空体の
内部に半径方向に延びる複列の空気通路を流れることに
なり、各中空体での空気の流れ分布が均一化するととも
に伝熱面積が広くなるうえ、絞り部分で燃焼排ガスの流
れに乱れを誘起できるので、熱交換性能が一層向上す
る。
【0079】請求項8の発明によれば、請求項5にかか
る効果とともに各中空体内を流れる空気の流れ分布が均
一化し、伝熱面積も広くなるうえ、波状絞りにより燃焼
用空気及び燃焼排ガスの双方の流れに乱れを誘起できる
ので熱交換性能が一層向上する。
る効果とともに各中空体内を流れる空気の流れ分布が均
一化し、伝熱面積も広くなるうえ、波状絞りにより燃焼
用空気及び燃焼排ガスの双方の流れに乱れを誘起できる
ので熱交換性能が一層向上する。
【0080】請求項9の発明によれば、湾曲体は外側の
筒状体を構成しているもの程温度が低くなり、温度レベ
ルに応じた材料で構成できるためコストを低減できるう
え、熱交換部分が多くの層として構成されるので熱交換
性能が良く燃焼装置の外径を小さくすることができる。
また、燃焼排ガスの流速は筒状体を構成する湾曲体の間
隔と、内外の筒状体の半径方向の間隔により任意の値に
設定することができる。
筒状体を構成しているもの程温度が低くなり、温度レベ
ルに応じた材料で構成できるためコストを低減できるう
え、熱交換部分が多くの層として構成されるので熱交換
性能が良く燃焼装置の外径を小さくすることができる。
また、燃焼排ガスの流速は筒状体を構成する湾曲体の間
隔と、内外の筒状体の半径方向の間隔により任意の値に
設定することができる。
【0081】請求項10の発明によれば、請求項9にか
かる効果とともに隙間で隔てられた隔壁部材の各々の燃
焼熱による内周側と外周側との温度差を小さくでき、熱
応力が低減するため耐久性が増す。
かる効果とともに隙間で隔てられた隔壁部材の各々の燃
焼熱による内周側と外周側との温度差を小さくでき、熱
応力が低減するため耐久性が増す。
【図1】この発明の実施例を示す熱駆動装置としての熱
駆動型ヒートポンプ装置の断面図である。
駆動型ヒートポンプ装置の断面図である。
【図2】この発明の実施例1の熱駆動型ヒートポンプ装
置における燃焼装置の断面図である。
置における燃焼装置の断面図である。
【図3】この発明の実施例1の空気予熱器の正面図であ
る。
る。
【図4】この発明の実施例1の空気予熱器の平面図であ
る。
る。
【図5】この発明の実施例1の単一の空気予熱器を示す
平面図である。
平面図である。
【図6】この発明の実施例1の単一の空気予熱器を示す
正面図である。
正面図である。
【図7】この発明の実施例2の燃焼装置の断面図であ
る。
る。
【図8】この発明の実施例3の燃焼装置の断面図であ
る。
る。
【図9】この発明の実施例3の予熱装置を示す平面図で
ある。
ある。
【図10】この発明の実施例3の空気予熱器を示す断面
図である。
図である。
【図11】この発明の実施例4の予熱装置を示す断面を
含む正面図である。
含む正面図である。
【図12】この発明の実施例4の予熱装置を示す平面図
である。
である。
【図13】この発明の実施例4の空気予熱器の中空体を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図14】この発明の実施例4の空気予熱器の中空体を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図15】この発明の実施例5の燃焼装置の断面図であ
る。
る。
【図16】この発明の実施例5の予熱装置の拡大部分平
面図である。
面図である。
【図17】従来の熱駆動型ヒートポンプ装置の構成を示
す構成図である。
す構成図である。
【図18】従来の他の熱駆動装置の燃焼装置の断面図で
ある。
ある。
1 第1のガス作動装置 2 第2のガス作動装置 3 クランク機構部 4 クランク機構部 5 スタータモータ 9 高温側シリンダ 10 高温側ディスプレーサー 11 高温空間 12 高温側中温空間 15 ヒータ管 16 蓄熱再生器 17 高温側中温部熱交換器 18 燃焼装置 19 燃焼室 20 低温側シリンダ 21 低温側ディスプレーサー 22 低温空間 23 低温側中温空間 26 低温側熱交換器 27 再生器 28 低温側中温部熱交換器 29 外部連通管 33 燃料ノズル 34 空気供給部 36 空気予熱器 37 上壁部 38 底部 39 絞り部 40 空気通路 41 空気供給パイプ 42 外殻 44 空気通路 45 空気供給口 46 隔壁部材 51 胴部外殻 52 隔壁部材 54 空気旋回ノズル 55 隔壁部材 57 排気口 58 隙間 59 均圧筒 60 空気予熱器 61 隙間 62 予熱装置 63 中空体 65 空気予熱器 66 波状の絞り 67 波板 68 予熱装置 69 湾曲体 70 隙間 71 筒状体 72 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 義男 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 福田 光男 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 林 広高 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 宇都宮 敬一郎 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 羽場 政明 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内
Claims (10)
- 【請求項1】 往復動するディスプレーサーにより作動
ガスで満たされた内部が高温空間と中温空間とに区画さ
れたシリンダの上記高温空間と中温空間とを、上記高温
空間側から中温空間側に順に連設したヒータ管と蓄熱再
生器と熱交換器とによるガス流路により連通させ、上記
シリンダにはヒータ管を加熱する加熱装置が備えられた
第1のガス作動装置と、往復動するディスプレーサーに
より作動ガスで満たされた内部が低温空間と中温空間と
に区画されたシリンダの上記低温空間と中温空間とを、
上記低温空間側から中温空間側に順に連設した低温側熱
交換器と再生器と熱交換器とによるガス流路により連通
させた第2のガス作動装置と、上記第1と第2のガス作
動装置の各ガス流路を、それらの中温空間側において相
互に連通させる連通部と、上記各ディスプレーサーをあ
る位相差をもって往復動させるクランク機構部とを備え
た熱駆動装置であって、その加熱装置は、第1のガス作
動装置のシリンダの上部に被冠されており、燃料を噴射
する燃料ノズルと、この燃料ノズルの近傍に燃焼用空気
を供給する空気供給部とが臨むとともに上記ヒータ管を
内包する円筒形空間としての燃焼室を備え、その燃焼室
の外周りは該燃焼室のほぼ外径に近い位置から略接線方
向に縦配列した複数枚の扁平盤状で中空の空気予熱器に
より囲まれ、上記燃焼装置の外殻の一部から導入される
燃焼用空気を上記各空気予熱器内に分流させ、各空気予
熱器を経て上記空気供給部に供給し、上記燃焼室に生じ
る燃焼排ガスを、該燃焼室から上記各空気予熱器同士の
各隙間を経て燃焼装置の外殻の一部に設けられた排気口
により外部に排気する構成であることを特徴とする熱駆
動装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の熱駆動装置であって、
その各空気予熱器には蛇行状に空気通路が一体に形成さ
れ、燃焼用空気をこの空気通路の一端に接続した空気供
給パイプから導入し、他端に接続した空気供給パイプを
経て空気供給部に供給する構成であることを特徴とする
熱駆動装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
の熱駆動装置であって、燃焼室の上部及び下部に続く空
気予熱器部分の上下の内壁面を形成している隔壁部材の
半径方向における中間部に全周にわたる隙間を設けたこ
とを特徴とする熱駆動装置。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
の熱駆動装置であって、各空気予熱器の内端縁と外端縁
との少なくとも一方に燃焼室の上下方向全体に及び、全
体に多数の穴を有する均圧筒を設けたことを特徴とする
熱駆動装置。 - 【請求項5】 往復動するディスプレーサーにより作動
ガスで満たされた内部が高温空間と中温空間とに区画さ
れたシリンダの上記高温空間と中温空間とを、上記高温
空間側から中温空間側に順に連設したヒータ管と蓄熱再
生器と熱交換器とによるガス流路により連通させ、上記
シリンダにはヒータ管を加熱する加熱装置が備えられた
第1のガス作動装置と、往復動するディスプレーサーに
より作動ガスで満たされた内部が低温空間と中温空間と
に区画されたシリンダの上記低温空間と中温空間とを、
上記低温空間側から中温空間側に順に連設した低温側熱
交換器と再生器と熱交換器とによるガス流路により連通
させた第2のガス作動装置と、上記第1と第2のガス作
動装置の各ガス流路を、それらの中温空間側において相
互に連通させる連通部と、上記各ディスプレーサーをあ
る位相差をもって往復動させるクランク機構部とを備え
た熱駆動装置であって、その加熱装置は、第1のガス作
動装置のシリンダの上部に被冠されており、燃料を噴射
する燃料ノズルと、この燃料ノズルの近傍に燃焼用空気
を供給する空気供給部とが臨むとともに上記ヒータ管を
内包する円筒形空間としての燃焼室を備え、その燃焼室
の外周りは複数個の平面扇形の空気予熱器を相互間に隙
間を持って円筒状に組み合わせた予熱装置により囲ま
れ、上記各空気予熱器は扇形の扁平盤状の中空体を複数
本の空気供給パイプに対して相互に間隔をおいて積層し
た構成で、上記燃焼装置の外殻の一部から導入される燃
焼用空気を上記各空気予熱器の各中空体内に上記空気供
給パイプにより分流させ、上記各中空体内から上記空気
供給パイプを経て上記空気供給部に供給し、上記燃焼室
に生じる燃焼排ガスを、該燃焼室から上記各空気予熱器
の中空体同士の各隙間を経て燃焼装置の外殻の一部に設
けられた排気口により外部に排気する構成であることを
特徴とする熱駆動装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の熱駆動装置であって、
燃焼室の上部及び下部に続く空気予熱器部分の上下の内
壁面を形成している隔壁部材の半径方向における中間部
に全周にわたる隙間を設けたことを特徴とする熱駆動装
置。 - 【請求項7】 請求項5に記載の熱駆動装置であって、
各空気予熱器の各中空体に放射状の絞りを設け、各中空
体の内部に半径方向に延びる複列の空気通路を形成した
ことを特徴とする熱駆動装置。 - 【請求項8】 請求項5に記載の熱駆動装置であって、
各空気予熱器の各中空体が波状の絞りを設けた上下の波
板をそれらの波状の絞りが交差するように接合した構成
であることを特徴とする熱駆動装置。 - 【請求項9】 往復動するディスプレーサーにより作動
ガスで満たされた内部が高温空間と中温空間とに区画さ
れたシリンダの上記高温空間と中温空間とを、上記高温
空間側から中温空間側に順に連設したヒータ管と蓄熱再
生器と熱交換器とによるガス流路により連通させ、上記
シリンダにはヒータ管を加熱する加熱装置が備えられた
第1のガス作動装置と、往復動するディスプレーサーに
より作動ガスで満たされた内部が低温空間と中温空間と
に区画されたシリンダの上記低温空間と中温空間とを、
上記低温空間側から中温空間側に順に連設した低温側熱
交換器と再生器と熱交換器とによるガス流路により連通
させた第2のガス作動装置と、上記第1と第2のガス作
動装置の各ガス流路を、それらの中温空間側において相
互に連通させる連通部と、上記各ディスプレーサーをあ
る位相差をもって往復動させるクランク機構部とを備え
た熱駆動装置であって、その加熱装置は、第1のガス作
動装置のシリンダの上部に被冠されており、燃料を噴射
する燃料ノズルと、この燃料ノズルの近傍に燃焼用空気
を供給する空気供給部とが臨むとともに上記ヒータ管を
内包する円筒形空間としての燃焼室を備え、その燃焼室
の外周りは、円弧状に湾曲した中空で扁平の湾曲体を径
方向に隙間をもって柵状に並べた筒状体を半径方向に隙
間をもって複数層、内外の筒状体の各湾曲体の重なりに
食い違いを付けて重ねた予熱装置により囲まれ、上記燃
焼装置の外殻の一部から導入される燃焼用空気を上記筒
状体の外側から内側に向って上記各湾曲体内を経て渦巻
状に流して上記空気供給部に供給し、上記燃焼室に生じ
る燃焼排ガスを、該燃焼室から上記各湾曲体同士の隙間
から渦巻状に外側へ流して上記予熱装置の最外部の上記
筒状体の外方から上記燃焼装置の外殻の一部に設けられ
た排気口により外部に排気する構成であることを特徴と
する熱駆動装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の熱駆動装置であっ
て、燃焼室の上部及び下部の内壁面に続く予熱装置部分
の上下の内壁面を形成している隔壁部材の半径方向にお
ける中間部に全周にわたる隙間を設けたことを特徴とす
る熱駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6241411A JPH08105353A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 熱駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6241411A JPH08105353A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 熱駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105353A true JPH08105353A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17073895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6241411A Pending JPH08105353A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 熱駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08105353A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020236863A1 (en) * | 2019-05-21 | 2020-11-26 | General Electric Company | Monolithic heater bodies |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP6241411A patent/JPH08105353A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020236863A1 (en) * | 2019-05-21 | 2020-11-26 | General Electric Company | Monolithic heater bodies |
| US11022068B2 (en) | 2019-05-21 | 2021-06-01 | General Electric Company | Monolithic heater bodies |
| US11174814B2 (en) | 2019-05-21 | 2021-11-16 | General Electric Company | Energy conversion apparatus |
| US11181072B2 (en) | 2019-05-21 | 2021-11-23 | General Electric Company | Monolithic combustor bodies |
| US11268476B2 (en) | 2019-05-21 | 2022-03-08 | General Electric Company | Energy conversion apparatus |
| US11346302B2 (en) | 2019-05-21 | 2022-05-31 | General Electric Company | Monolithic heat-exchanger bodies |
| US11629663B2 (en) | 2019-05-21 | 2023-04-18 | General Electric Company | Energy conversion apparatus |
| US11739711B2 (en) | 2019-05-21 | 2023-08-29 | Hyliion Holdings Corp. | Energy conversion apparatus |
| US11885279B2 (en) | 2019-05-21 | 2024-01-30 | Hyliion Holdings Corp. | Monolithic heat-exchanger bodies |
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