JPH08105523A - 変速機の強制潤滑装置 - Google Patents

変速機の強制潤滑装置

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JPH08105523A
JPH08105523A JP6268011A JP26801194A JPH08105523A JP H08105523 A JPH08105523 A JP H08105523A JP 6268011 A JP6268011 A JP 6268011A JP 26801194 A JP26801194 A JP 26801194A JP H08105523 A JPH08105523 A JP H08105523A
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    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
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    • F16H57/0493Gearings with spur or bevel gears 

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速機の強制潤滑装置において、油溜まり部
の軸方向寸法を短縮し変速機のトップギヤシャフト内の
油穴を短く構成して圧損を低減する。 【構成】 この変速機の強制潤滑装置は、トップギヤシ
ャフト2を転がり軸受7を介して変速機ケース4に回転
自在に支持し、転がり軸受7の側面に対応するフロント
カバー1の部分にシールリング26と転がり軸受7で油
溜まり部8を形成し、転がり軸受7のインナレース22
の内側端部を斜めに切り欠いた油溝24を形成し、油溝
24とメインシャフト3に形成した軸方向油穴5とを最
短距離で連通する傾斜油穴20をトップギヤシャフト2
に形成する。油溜まり部8に隣接する転がり軸受7のイ
ンナレース22とアウタレース23との間には密封シー
ル板25が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変速機の潤滑装置、
特に、車両に用いられる同期装置を備えた歯車変速機に
用いられる変速機の強制潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両等に用いられる変速機の強制
潤滑装置は、変速機ケース内で相対回転するシャフトと
ギヤとの間に配置されているニードルベアリング等の軸
受に潤滑油即ちオイルを強制的に供給するシステムであ
る。該変速機の強制潤滑装置は、例えば、第3図に示す
ように、変速機を収容する変速機ケース4、クラッチ装
置を収容したクラッチハウジング42、クラッチハウジ
ング42側の変速機ケース4の壁面に取り付けたフロン
トカバー1、変速機ケース4内に設けたその下部に溜ま
っているオイルを濾過するオイルフィルタ12、及びオ
イルフィルタ12で濾過したオイルを循環させるオイル
ポンプ14を具備している。該変速機の強制潤滑装置
は、オイルポンプ14で変速機ケース4内から汲み上げ
たオイルをフロントカバー1の内部に設置されたインタ
ーハウジング(図4の符号43参照)によって形成され
たオイル溜まり部即ち油溜まり部8へ供給し、トップギ
ヤシャフト2の油穴からノズル11を通じてメインシャ
フト3の軸心油穴5へ供給し、次いでオイルを軸方向油
穴5から分岐油穴6を通じて軸受へ供給して強制潤滑す
るものである。また、オイルポンプ14で汲み上げられ
たオイルは、循環パイプ15、車両側オイルフィルタ1
6、オイルクーラー17及び循環パイプ18を通じてオ
イル溜まり部8へ供給される。
【0003】従来の変速機の強制潤滑装置は、例えば、
図4に示すような実開平3−51266号公報に開示し
たものが知られている。図4では、図3に示す部品と同
様の機能を果たす部品には同一の符号を付している。該
変速機の強制潤滑装置は、フロントカバー1を取り付け
た変速機ケース4に転がり軸受7を介して回転可能に支
持されたトップギヤシャフト2、トップギヤシャフト2
に回転自在に支持されたメインシャフト3、メインシャ
フト3にスプライン嵌合したクラッチハブ、メインシャ
フト3に各軸受を介して回転可能に配置した各ギヤ、メ
インシャフト3と各ギヤとをトルク伝達状態に作動する
各同期装置、メインシャフト3に軸方向に貫通する軸方
向油穴5、及び軸方向油穴5と前記各軸受とを連通する
分岐油穴6を有している。油溜まり部8は、インターハ
ウジング43とフロントカバー1との間に形成されてい
る。トップギヤシャフト2には軸心に垂直に形成された
半径方向油穴9と軸心方向に延びる軸方向油穴10が形
成されている。また、トップギヤシャフト2の軸方向油
穴10とメインシャフト3の軸心方向に延びる軸方向油
穴5とはノズル11によって連通されている。上記変速
機の強制潤滑装置は、クラッチハウジング42とフロン
トカバー1は一体に構成され、トップギヤシャフト2を
囲む部分のみが別体で形成されている。
【0004】従来、トランスミッションの潤滑装置にお
けるオイルポンプは、そのインナロータ又はドライブギ
ヤをメインシャフトと歯車伝動されたカウンタシャフト
の先端に同軸上に取り付けたものである。フロントカバ
ーに転がり軸受を介して回転可能に支持されたトップギ
ヤシャフトにはメインシャフトが回転自在に取り付けら
れている。上記転がり軸受の側面に設けられた油溜まり
部は、フロントカバーとトップギヤシャフトとの間に配
置されたフロントオイルシール、フロントカバー及びイ
ンターハウジングから形成されている。メインシャフト
に配設されている軸受への潤滑油の供給するトランスミ
ッションの潤滑装置は、メインシャフトに形成された軸
心油穴を通じて行われ、該軸心油穴は上記転がり軸受の
側面に設けられた油溜まり部とトップギヤシャフトに上
記転がり軸受に干渉しないように形成された斜めの油穴
を通じて連通されている(例えば、実開平3−5126
2号公報、実開平3−51263号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すような変速機の強制潤滑装置では、油溜まり部8を
インターハウジング43を用いて形成し、インターハウ
ジング43で密封して油溜まり部8と半径方向油穴9と
を連通し、油溜まり部8に供給されたオイルを半径方向
油穴9と軸方向油穴10及びノズル11を通って油穴5
へと供給するものである。そのため、油溜まり部8を形
成するためのインターハウジング43を配置するスペー
スが必要になり、しかも油溜まり部8の端面、言い換え
れば、変速機ケース4の端面からトップギヤシャフト2
の凹部19に配置されたノズル11までの寸法が長くな
り、構成部品点数が多くなり、トップギヤシャフト2に
形成された半径方向油穴9と軸方向油穴10とが直角通
路を形成して全長が長くなり、圧損が大きくなる。
【0006】また、前掲公報に開示されたトランスミッ
ションの潤滑装置では、トップギヤシャフトに斜めに形
成された油穴に、トップギヤシャフトの回転で発生する
遠心力に打ち勝って十分な油量を供給するために、フロ
ントカバーの油溜まり部の内圧を増大させると、フロン
トオイルシールを保護するためのシールリング等が設置
されていないので、フロントオイルシールが油圧に対し
て耐久性が低下するという問題がある。
【0007】この発明の目的は、上記の諸課題を解決す
ることであり、転がり軸受を配設した変速機ケースとフ
ロントカバーとの間に形成した油溜まり部を形成するの
に、転がり軸受のインナレースに油穴の一部を形成する
溝を形成し、該溝をインナレースの強度、寿命に悪影響
を与えないように形成し、フロントオイルシールの手前
の油溜まり部側にシールリングを配置し、トップギヤシ
ャフトに形成する油穴を斜めに傾斜させ、部品点数を低
減すると共に、油穴の全長を短くして圧損を低減し、油
溜まり部からメインシャフトの軸方向油穴へのオイル即
ち潤滑油の供給を積極的に且つスムースに行って潤滑効
率を向上させ、油溜まり部内の油圧の増大を可能にした
変速機の強制潤滑装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するため手段】この発明は、上記の目的を
達成するために、次のように構成される。即ち、この発
明は、フロントカバーを取り付けた変速機ケースに転が
り軸受を介して回転可能に支持されているトップギヤシ
ャフト、該トップギヤシャフトの凹部に一端部が嵌合し
て回転自在に支持されているメインシャフト、該メイン
シャフトに各軸受を介して回転可能に配置された各ギ
ヤ、前記メインシャフトに軸方向に延びる軸方向油穴、
及び該軸方向油穴と前記各軸受とを連通する分岐油穴を
有する変速機の強制潤滑装置において、前記転がり軸受
の側面に対応する前記フロントカバーの部分に油溜まり
部が形成され、前記転がり軸受のインナレースの内側端
部を斜めに切り欠いた油溝が形成され、前記油溝と前記
軸方向油穴とを最短距離で連通する傾斜油穴を前記トッ
プギヤシャフトに形成したことを特徴とする変速機の強
制潤滑装置に関する。
【0009】更に、この変速機の強制潤滑装置では、前
記油溜まり部側の前記転がり軸受の前記インナレースと
アウタレースとの間の端面に密封シール板が配置されて
いる。また、この変速機の強制潤滑装置には、前記メイ
ンシャフトにスプライン嵌合したクラッチハブ、前記ク
ラッチハブを通じて前記メインシャフトと前記各ギヤと
をトルク伝達する各同期装置、及び前記トップギヤシャ
フトの前記凹部の油溜まり部と前記メインシャフトの前
記軸方向油穴とを連通するノズルが設けられている。
【0010】また、この変速機の強制潤滑装置では、前
記フロントカバーと前記トップギヤシャフトとの間には
前記油溜まり部側にシールリング及び前記シールリング
に隔置してフロントオイルシールが配置され、前記油溜
まり部から前記シールリングを通じて前記フロントオイ
ルシール側へ漏れ出たオイルは前記トップギヤシャフト
に形成したオイル逃がし通路を通じて前記メインシャフ
トの外周側へ排出されるものである。
【0011】
【作用】この発明による変速機の強制潤滑装置は、以上
のように構成されており、次の作用をする。即ち、この
変速機の強制潤滑装置は、変速機ケースにトップギヤシ
ャフトを回転可能に支持する転がり軸受の側面に対応す
るフロントカバーの部分に油溜まり部を形成し、前記転
がり軸受のインナレースの内側端部を斜めに切り欠いた
油溝を形成し、前記油溝と前記トップギヤシャフトに回
転自在に支持されたメインシャフトに形成した軸方向油
穴とを前記トップギヤシャフトに形成した傾斜油穴によ
って連通したので、前記油溜まり部から前記軸方向油穴
までの油穴の全長が最短距離に形成され、オイルの圧損
を低減できる。しかも、前記油溜まり部は、前記フロン
トカバー、前記転がり軸受、前記転がり軸受の密封シー
ル板、及び前記フロントカバーと前記トップギヤシャフ
トとの間に配置されたシールリングによって形成される
ので、軸方向寸法が短縮でき、しかも、各軸受に対する
強制潤滑のため前記油溜まり部の油圧を増大させても、
フロントオイルシールに油圧が直接かからず、前記フロ
ントオイルシールの耐久性、信頼性を向上できる。ま
た、前記油溜まり部を形成するため従来のようなインタ
ーハウジング等を使用する必要がなく、構造が単純化で
き、部品点数を低減できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明による
変速機の強制潤滑装置の実施例について説明する。この
発明による変速機の強制潤滑装置の一実施例を示す断面
図、及び図2は図1の線A−Aにおける半分を示す断面
図である。図1及び図2では、図3及び図4で示した部
品と同様の部品には同一の符号を付している。
【0013】この変速機の強制潤滑装置は、歯車式変速
機に適用されるものである。歯車式変速機は、例えば、
図1及び図2に示すように、フロントカバー1にボルト
37で取り付けた変速機ケース4、変速機ケース4に転
がり軸受7を介して回転可能に支持されているインプッ
トシャフト即ちトップギヤシャフト2、トップギヤシャ
フト2の凹部19に一端部が嵌合して回転自在に支持さ
れているアウトプットシャフト即ちメインシャフト3、
メインシャフト3に平行に配設されたカウンタシャフト
即ちサブシャフト(図示せず)、メインシャフト3にス
プライン嵌合したクラッチハブ28、メインシャフト3
にニードルベアリング等の軸受38を介して回転可能に
それぞれ配置された各ギヤ33,36、クラッチハブ2
8を通じてメインシャフト3と各ギヤ32,33,36
とをトルク伝達する各同期装置、及びサブシャフトにニ
ードルベアリング等の軸受を介して回転可能にそれぞれ
配置された各ギヤ34,35を有している。
【0014】転がり軸受7は、インナレース22、アウ
タレース23及びその間に多数配置されている転動体2
1から構成されている。同期装置は、ギヤ32,33に
取り付けられたドグ歯を持つ同期ギヤ30、同期リンク
31及びクラッチハブ28にスプライン嵌合して摺動す
るスリーブ29から構成されている。また、フロントカ
バー1とトップギヤシャフト2との間には、油溜まり部
8側に位置する金属製のシールリング26及び弾性材製
のフロントオイルシール40が組み込まれている。ま
た、シールリング26の外周面にはフェルトリング39
が嵌入され、シールリング26のシール性をアップさせ
ている。なお、歯車式変速機の作動は従来のものと同様
であるので、ここではその説明は省略する。
【0015】この変速機の強制潤滑装置は、上記歯車式
変速機において、メインシャフト3に軸方向に延びる軸
方向油穴5、トップギヤシャフト2の凹部19の油溜ま
り部27とメインシャフト3の軸方向油穴5とを連通す
るノズル11、及び軸方向油穴5と各軸受38とを連通
する分岐油穴6を有しており、特に、油溜まり部8を転
がり軸受7の側面に対応するフロントカバー1の部分に
シールリング26と密封シール板25によって形成し、
転がり軸受7のインナレース22の内側端部を斜めに切
り欠いた油溝24を複数個形成し、油溝24と軸方向油
穴5とを最短距離で連通する傾斜油穴20をトップギヤ
シャフト2に形成したことを特徴とするものである。
【0016】密封シール板25は、油溜まり部8に隣接
する転がり軸受7のインナレース22とアウタレース2
3との間に配置されている。シールリング26は、フロ
ントカバー1とトップギヤシャフト2との間の油溜まり
部8側に配置され、また、フロントオイルシール40
は、シールリング26に隔置してフロントカバー1とト
ップギヤシャフト2との間に配置されている。更に、油
溜まり部8からシールリング26を通じてフロントオイ
ルシール40側へ漏れ出たオイルは、トップギヤシャフ
ト2に形成した油圧抜き孔即ちオイル逃がし通路41を
通じてメインシャフト3の外周側へ排出され、該オイル
即ち潤滑油は変速機部の潤滑領域を潤滑して排出され
る。
【0017】この変速機の強制潤滑装置は、上記のよう
に構成されているので、従来の変速機の強制潤滑装置が
フロントカバー1内にインタハウジング43を用いて油
溜まり部8を形成したものに比較して、トップギヤシャ
フト2及びフロントカバー1の軸方向の長さLを短く構
成することができる。また、転がり軸受7のインナレー
ス22に複数の油溝24を形成し、該油溝24をトップ
ギヤシャフト2に形成した傾斜油穴20とストレートに
連通させたので、部品点数が低減できると共に、全体と
して油穴20の長さを短縮することができ、油の供給で
発生する圧損を低減できる。しかも、油溜まり部8と軸
方向油穴5とを傾斜油穴20で連通したので、潤滑油に
作用する遠心力を低減することができ、潤滑油が供給し
難くなるようなことはない。また、転がり軸受7のイン
ナレース22に形成した複数の油溝24は、インナレー
ス22の耐久性即ち寿命を低下させない程度に設定して
形成すればよいものである。
【0018】更に、このこの変速機の強制潤滑装置は、
油溜まり部8は、フロントカバー1と転がり軸受7との
間でシールリング26及び密封シール板25で構成さ
れ、シールリング26がフロントオイルシール40の手
前に配置されているので、フロントオイルシール40に
は油溜まり部8内の油圧が直接かからないので、強制潤
滑をスムースに達成するため油溜まり部8内の油圧を増
大させることができる。また、油溜まり部8内の油圧が
増大して、油溜まり部8からシールリング26を通じて
オイルがフロントオイルシール40側に漏れ出ても、ト
ップギヤシャフト2にはオイル逃がし通路41が形成さ
れているので、漏洩したオイルはオイル逃がし通路41
を通じて変速機の潤滑部位へ送り込まれ、該潤滑部位を
潤滑した後、オイル溜まりへ排出される。
【0019】
【発明の効果】この発明による変速機の強制潤滑装置
は、上記のように構成されているので、次のような効果
を有する。即ち、この変速機の強制潤滑装置は、トップ
ギヤシャフトを変速機ケースに支持する転がり軸受の側
面に対応するフロントカバーの部分に油溜まり部を形成
し、前記転がり軸受のインナレースの内側端部に斜めに
切り欠いた油溝を形成し、前記油溝とメインシャフトに
形成した軸方向油穴とを最短距離で連通する傾斜油穴を
前記トップギヤシャフトに形成したので、前記フロント
カバー及び前記トップギヤシャフトの軸方向寸法を短縮
した構造に形成できると共に、前記トップギヤシャフト
に形成した油穴の全長を短縮でき、潤滑油の供給に対す
る圧損を小さくすることができ、潤滑油油圧を増大させ
て前記傾斜油穴を通じてメインシャフトの軸方向油穴及
び分岐油穴に十分な潤滑油をスムースに且つ確実に供給
することができ、潤滑効率を向上できる。従って、この
変速機の強制潤滑装置は、エンジンの高出力、高回転
化、シンクロ容量のアップ、長さ寸法の短縮化による変
速機のコンパクト化等に対して十分に対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による変速機の強制潤滑装置の一実施
例を示す断面図である。
【図2】図1の線A−Aにおける半分を示す断面図であ
る。
【図3】従来の変速機の強制潤滑装置を示す概略説明図
である。
【図4】従来の変速機の強制潤滑装置の要部を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 フロントカバー 2 トップギヤシャフト 3 メインシャフト 4 変速機ケース 5 軸方向油穴 6 分岐油穴 7 転がり軸受 8,27 油溜まり部 11 ノズル 19 凹部 20 傾斜油穴 22 インナレース 23 アウタレース 24 油溝 25 密封シール板 28 クラッチハブ 33,36 ギヤ 38 軸受

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントカバーを取り付けた変速機ケー
    スに転がり軸受を介して回転可能に支持されているトッ
    プギヤシャフト、該トップギヤシャフトの凹部に一端部
    が嵌合して回転自在に支持されているメインシャフト、
    該メインシャフトに各軸受を介して回転可能に配置され
    た各ギヤ、前記メインシャフトに軸方向に延びる軸方向
    油穴、及び該軸方向油穴と前記各軸受とを連通する分岐
    油穴を有する変速機の強制潤滑装置において、前記転が
    り軸受の側面に対応する前記フロントカバーの部分に油
    溜まり部が形成され、前記転がり軸受のインナレースの
    内側端部を斜めに切り欠いた油溝が形成され、前記油溝
    と前記軸方向油穴とを最短距離で連通する傾斜油穴を前
    記トップギヤシャフトに形成したことを特徴とする変速
    機の強制潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記油溜まり部に隣接する前記転がり軸
    受の前記インナレースとアウタレースとの間に密封シー
    ル板が配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    の変速機の強制潤滑装置。
  3. 【請求項3】 前記メインシャフトにスプライン嵌合し
    たクラッチハブ、前記クラッチハブを通じて前記メイン
    シャフトと前記各ギヤとをトルク伝達する各同期装置、
    及び前記トップギヤシャフトの前記凹部の油溜まり部と
    前記メインシャフトの前記軸方向油穴とを連通するノズ
    ルが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の変速機の強制潤滑装置。
  4. 【請求項4】 前記フロントカバーと前記トップギヤシ
    ャフトとの間には前記油溜まり部側にシールリング及び
    前記シールリングに隔置してオイルシールが配置され、
    前記油溜まり部から前記シールリングを通じて前記オイ
    ルシール側へ漏れ出たオイルは前記トップギヤシャフト
    に形成したオイル逃がし通路を通じて前記メインシャフ
    トの外周側へ排出されることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の変速機の強制潤滑装置。
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