JPH08106151A - 位相シフト・マスクおよびその製造方法 - Google Patents

位相シフト・マスクおよびその製造方法

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JPH08106151A
JPH08106151A JP23981794A JP23981794A JPH08106151A JP H08106151 A JPH08106151 A JP H08106151A JP 23981794 A JP23981794 A JP 23981794A JP 23981794 A JP23981794 A JP 23981794A JP H08106151 A JPH08106151 A JP H08106151A
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film
light
phase shift
shift mask
substrate
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JP23981794A
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Isao Mita
勲 三田
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 SOG膜4と低透過性Cr膜5(膜厚20n
m程度)との積層体からなるハーフトーン位相シフタ6
を有するコンタクトホール露光用のハーフトーン型位相
シフト・マスクにおいて、コンタクトホールに対応する
開口部3の周囲に正方枠状の遮光性Cr膜パターン2p
(膜厚40nm程度)を配する。これにより、遮光性C
r膜パターン2pに対応するウェハ上の領域で光振幅分
布曲線を不連続とし、光強度分布曲線の2次ピークを消
失させる。 【効果】 従来、2次ピークの存在ゆえに10%前後に
制限されていたシフタ形成部のi線(波長365nm)
の透過率を上げ、結像に寄与する1次ピークの強度と傾
きを増大させ、コントラストを改善することができる。
この光透過率を15%程度に設定すれば、焦点深度の最
も大きい条件でコンタクトホール露光を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造分野等
においてフォトリソグラフィ用のマスク(レチクル)と
して使用される位相シフト・マスクに関し、特にいわゆ
るハーフトーン型位相シフト・マスクのハーフトーン領
域の光透過率を上昇させることによるコントラストと焦
点深度の改善に関する。また、かかる位相シフト・マス
クを容易に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体産業においては、次世代LSIで
ある64MDRAMの量産が目前に迫り、デザイン・ル
ール0.35μmレベルの安定した微細加工技術が要求
されている。
【0003】かかる微細加工の要となってきた技術はフ
ォトリソグラフィであり、その進歩は露光波長の短波長
化、およびステッパ(縮小投影露光装置)の縮小投影レ
ンズの高開口数(NA)化に支えられてきた。このう
ち、短波長化に関しては、KrFエキシマ・レーザ光
(248nm)を用いる遠紫外線リソグラフィが有望で
あるが、十分な性能を有するレジスト材料の開発が遅れ
ており、直ちに量産現場へ導入することは難しい。
【0004】これに対し、露光光の高調波成分を利用し
て解像度を上昇させるいわゆる超解像技術により、従来
の高圧水銀ランプを光源とするi線(365nm)リソ
グラフィを延命しようとする試みも数多く行われてい
る。
【0005】超解像技術として脚光を浴びている技術の
ひとつに、位相シフト法がある。これは、g線(436
nm)以前のフォトリソグラフィが主として光の振幅分
布情報を利用していたのに対し、振幅分布情報に加えて
位相情報を利用するものである。すなわち、ガラスや石
英等の透明材料からなる基板上に、これとは屈折率の異
なる材料からなる位相シフタを通常180°の位相差を
与える厚さに形成してフォトマスクの透過光に局部的な
位相差を発生させ、透過光相互の干渉を利用して解像度
の向上を図るものである。
【0006】位相シフト法による解像度向上の原理は、
空間周波数変調とエッジ強調とに大別され、これらの原
理とマスク構造の組み合わせにより様々な種類の位相シ
フト・マスクが提案されている。このうち、後者のエッ
ジ強調は、コンタクトホールのような孤立パターンに対
して解像度の改善効果が大きい。中でも、このエッジ強
調型の一種であるハーフトーン型の位相シフト・マスク
は、基板上に光透過率の低い位相シフタを形成したもの
であり、製造が比較的容易でパターン形状依存性を持た
ない。このため、メモリ系デバイスのみならずロジック
系デバイスにも適用でき、実用化が最も有力視されてい
るものである。
【0007】コンタクトホール露光用に従来用いられて
いるハーフトーン型位相シフト・マスクの要部を、図1
2の(a)図に示す。このマスクは、石英等の透明材料
からなる透明基板11上に膜厚20nm程度の薄い低透
過性Cr膜12と、該透明基板11とは屈折率の異なる
塗布ガラス(SOG:スピン・オン・グラス)等からな
る透明材料層14とを順次形成し、これらを共通パター
ンで加工することにより、コンタクトホールに対応する
開口部13を有するハーフトーン位相シフタ15が形成
されてなるものである。
【0008】図12の(b)図は、(a)図のB−B線
断面図〔ただし、(a)図より縮小し、かつ倒立させて
ある。〕である。このマスクに透明基板11側から露光
光hνが入射すると、開口部13からは入射光と同位相
で強度もほぼ等しい透過光が出射するが、ハーフトーン
位相シフタ15の形成領域からは低透過性Cr膜12に
より強度が減衰され、かつ透明材料層14により位相が
180°反転された透過光が得られる。
【0009】このマスクにより得られるウェハ上の光振
幅分布は図12の(c)図、またウェハ上の光強度分布
は図12の(d)図にそれぞれ示されるとおりとなる。
ただし、通常用いられる縮小投影露光装置(ステッパ)
では縮小比がたとえば1/5であるため、これらの図面
の縮尺は(b)図と等しくはない。実際にウェハ上のフ
ォトレジスト膜が解像する領域は、(d)図中、透過光
強度が点線で表される露光しきい値を超える領域であ
り、主として1次ピークの寄与で微細なコンタクトホー
ルを優れたコントラストをもって形成できることがわか
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のハー
フトーン型位相シフト・マスクには、低透過性Cr膜1
2の光透過率を変化させると、結像に寄与する1次ピー
クの強度が変化する性質がある。ここで、上記マスクを
i線ステッパ(露光波長365nm,開口数NA=0.
57,コヒーレンシ・ファクタσ=0.30)に搭載
し、フォーカスずれに対するコンタクトホール径の変動
がCr膜12の光透過率Tに依存する様子をシミュレー
トした結果を図13に示す。低透過性Cr膜12の光透
過率Tは、膜厚で制御した。この図より、コンタクトホ
ール径の変動がもっとも小さい場合、すなわち焦点深度
が大きくコンタクトホールを最も安定して解像できる場
合は、光透過率T=15%の時であることがわかる。
【0011】しかしながら、1次ピークの強度上昇は、
位相シフタのエッジ部における回折に起因して発生する
不要な2次ピークの強度上昇も同時に招く。この様子を
図14に示す。この図において、光透過率T=15%を
示す曲線の2次ピークは露光しきい値を超えており、誤
って解像される虞れがある。このような2次ピークの解
像を避けるために、一般的なハーフトーン型位相シフト
・マスクのシフタ形成領域の光透過率は10%程度に設
定されている。つまり、解像の正確さを優先し、焦点深
度が犠牲にされているのが現状である。
【0012】ハーフトーン型位相シフト・マスクには、
上述のように低透過性Cr膜と透明材料層(SOG)と
を用いるものの他、アモルファス・カーボン膜、Cr含
有SiOx 膜、MoSiO膜あるいはMoSiON膜等
の材料膜を単層で用いるものも知られている。しかし、
いずれの材料膜も研究段階にあり、現有の技術で対応で
きるものではない。
【0013】そこで本発明は、優れた解像度を維持しな
がら焦点深度を拡大し、たとえばコンタクトホール解像
の安定性も高めることが可能なハーフトーン型位相シフ
ト・マスクと、およびその実用的な製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の位相シフト・マ
スクは、上述の目的に鑑みて提案されるものであり、透
明基板と、上記透明基板上に所定のパターンをもって形
成されたハーフトーン位相シフタと、上記透明基板上に
おける上記ハーフトーン位相シフタの形成領域と非形成
領域との境界近傍の光透過率を低下させる遮光材パター
ンからなるものである。
【0015】ここで、上記ハーフトーン位相シフタの非
形成領域は接続孔パターンに対応する開口部であり、上
記遮光材パターンは該開口部のエッジに沿って該ハーフ
トーン位相シフタの厚さ方向の少なくとも一部を占める
ごとく形成されて好適である。上記遮光材パターンの最
適幅は、開口部の開口幅との関連において決まる。その
絶対値は、デザイン・ルールにより異なるので一概に数
値化することはできないが、2次ピークの発生部位を遮
光できることが必要条件である。一般的には、開口幅の
35%程度に選択されていれば良い。遮光材パターンの
幅が狭すぎると2次ピークの発生を抑制することができ
ず、また必要以上に広すぎるとマスクが実質的にハーフ
トーン型として機能しなくなる。
【0016】上記ハーフトーン位相シフタは、上記基板
とは光学定数の異なる透明材料層とこれより光透過率の
低い低透過率膜との積層体より構成することができる。
この透明材料層としては塗布ガラス層、また低透過率膜
としては所定の光透過率を示し得る厚さのCr薄膜を用
いることができる。さらに、上記遮光材パターンは遮光
性を示し得る厚さのCr薄膜より構成することができ
る。Cr薄膜の膜厚と光透過率との間には、たとえば露
光光としてi線(365nm)を用いた場合、図4のグ
ラフに示される直線関係が成り立つことが知られてお
り、膜厚40nmでほぼ完全な遮光膜となる。所定の光
透過率を示し得る膜厚は、このグラフから求めることが
できる。
【0017】一方、かかる位相シフト・マスクを製造す
る本発明の製造方法は、透明基板上に遮光材パターンを
形成する工程と、基体の全面に上記基板とは光学定数の
異なる透明材料層とこれより光透過率の低い低透過率膜
とを順次形成する工程と、上記低透過率膜と上記透明材
料層とを上記遮光材パターンの一方のエッジに合わせて
パターニングすることによりハーフトーン型の位相シフ
タを形成する工程とを経るものである。あるいは、この
透明材料層と低透過率膜との積層順を逆にしても良い。
【0018】上記低透過率膜としては所定の光透過率を
示し得る厚さのCr薄膜、上記透明材料層としては塗布
ガラスを用いることができる。また、上記遮光材パター
ンとしては遮光性を示し得る厚さのCr薄膜を用いるこ
とがでる。
【0019】
【作用】本発明の位相シフト・マスクは、ハーフトーン
位相シフタの形成領域と非形成領域との境界近傍の光透
過率を低下させる遮光材パターンを有しているため、位
相シフタのエッジ部における露光光の回折に起因する2
次ピーク発生が防止される。このため、シフタ形成領域
の光透過率を現行の主流値よりも上昇させ、結像に寄与
する1次ピークの強度を高め、これにより1次ピークの
傾きを急峻としてコントラストを改善することができ
る。また、光透過率の最適化のマージンが広がることに
より、たとえばコンタクトホールを露光する場合のフォ
ーカスずれに対するホール径の変動の少ない条件を2次
ピークの制約を受けることなく選択することが可能とな
る。つまり、焦点深度を拡大することができる。
【0020】かかる位相シフト・マスクは、遮光材パタ
ーンとして厚いCr膜、低透過率膜として薄いCr膜、
透明材料層として塗布ガラスを用いることで、i線リソ
グラフィもしくはエキシマ・レーザ・リソグラフィに適
したマスクとして提供される。このマスクの製造に際し
ては、透明基板上にまず厚いCr膜(遮光材パターン)
を形成し、この上に塗布ガラス層(透明材料層)と薄い
Cr膜(低透過率膜)とをこの順もしくは逆の順に積層
した積層体を形成し、この積層体を上記遮光材パターン
のエッジの一方に合わせてパターニングするので、塗布
ガラス層により表面が平坦化された位相シフト・マスク
を、既存の技術の応用で容易に精度良く作製することが
できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0022】実施例1 本実施例は、コンタクト・ホール・パターンの開口端の
周囲に遮光材パターンを配したハーフトーン型位相シフ
ト・マスクの構成例である。
【0023】本実施例で構成したハーフトーン型位相シ
フト・マスクの要部斜視図を図1の(a)図に、またそ
のA−A線断面図を(b)図に示す。ただし、(b)図
の縮尺は(a)図より小さく、かつ天地は逆転させてあ
る。このマスクは、縮小比1/5のi線ステッパを用い
て直径0.35μmのコンタクトホール・パターンをウ
ェハ上に解像させるためのものである。その構成は、た
とえば厚さ6.3mmの石英基板1(屈折率n=1.4
7,消衰係数k=0.000)上に、透明材料層として
膜厚約183nmのSOG膜4(n=1.44,k=
0.003)と低透過率膜として薄い低透過性Cr膜5
を順次積層して積層体を形成し、この積層体に1辺の長
さd1 =2.1μm(ウェハ上の寸法は0.42μm)
の正方形の開口部3を形成してハーフトーン位相シフタ
6となし、該開口部3の底面の周囲に遮光材パターンと
して膜厚約40nm,幅d2 =0.75μm(ウェハ上
の寸法は0.15μm)の遮光性Cr膜パターン2pを
配したものである。ここで、上記低透過性Cr膜5の光
透過率は、図4に示したデータにもとづき、5〜20%
(Cr膜厚換算で33〜15nm)の範囲に設定した。
また、上述の遮光性Cr膜パターン2pの幅d2 は、開
口部の1辺の長さd1 の36%弱に相当している。
【0024】このマスクに石英基板1側から露光光hν
が入射すると、開口部3からは入射光と同位相で強度も
ほぼ等しい透過光が出射し、ハーフトーン位相シフタ6
の形成領域からは低透過性Cr膜5により強度が減衰さ
れ、かつSOG膜4により位相が180°反転された透
過光が得られる。しかし、遮光性Cr膜パターン2pに
入射した露光光は、石英基板1の反対側へは出射しな
い。
【0025】このマスクにより得られるウェハ上の光振
幅分布を図1の(c)図、またウェハ上の光強度分布を
図1の(d)図にそれぞれ示す。ただし、通常用いられ
る縮小投影露光装置(ステッパ)では縮小比が1/5で
あるため、これらの図面の縮尺は(b)図と等しくはな
い。上記の光振幅分布が従来の分布〔図12の(c)図
を参照。〕と異なるところは、光の振幅がプラス(+)
からマイナス(−)へ切り替わる部分が遮光性Cr膜パ
ターン2pの存在により不連続となっていることであ
る。このため、図(d)の光強度分布曲線には2次ピー
クが現れていない。
【0026】次に、このハーフトーン型位相シフト・マ
スクをi線ステッパ(NA=0.57,σ=0.3)に
搭載し、フォトレジスト膜上に転写されるコンタクトホ
ール径がフォーカスずれに対してどの程度変動するか
を、低透過性Cr膜5の光透過率を変えながらシミュレ
ートした。低透過性Cr膜5の光透過率は、T=5%
(Cr膜厚33nm),T=10%(同27nm),T
=15%(同21nm),T=20%(同15nm)の
4段階に設定した。結果を図2に示す。この図より、±
0.75μmのフォーカスずれに対して影響が最も少な
いのは、T=15%の場合であることがわかった。
【0027】図4には、T=10%,T=15%,T=
20%の各場合について得られたウェハ上の光強度分布
を示す。この図をみると、T=15%の場合はもちろ
ん、光透過率を20%まで上げても、開口部3以外の領
域において光強度が露光しきい値以下に抑えられている
ことがわかる。これに対して従来は、T=15%の条件
を利用したくても、2次ピークが露光しきい値を超えて
しまうために、コンタクトホール径の変動の大きいT=
10%の条件を使わざるを得なかった。
【0028】コンタクトホール・パターンの転写は、あ
らゆるフォトリソグラフィの中でも最も焦点深度の確保
が困難なプロセスである。しかし、本発明の位相シフト
・マスクを用いれば、ハーフトーン位相シフタの形成領
域の光透過率Tを15%としても、寸法変動の少ないコ
ンタクトホール・パターンを優れた解像度をもって形成
できることが明らかである。
【0029】実施例2 本実施例では、実施例1で上述したハーフトーン型位相
シフト・マスクの製造方法を、図5ないし図8を参照し
ながら説明する。
【0030】まず、図5に示されるように、石英基板1
上にスパッタリング法により厚さ40nmの遮光性Cr
膜2を全面堆積させた。次に、これを図示されない電子
ビーム・レジストを用いてパターニングし、図6に示さ
れるような正方枠状の遮光性Cr膜パターン2pを形成
した。
【0031】次に、図7に示されるように、基体上にS
OG膜4をスピンコートしてその表面を平坦化し、さら
にスパッタリングにより厚さ21nmの低透過性Cr膜
5を成膜した。さらに、図示されない電子ビーム・レジ
スト・マスクを用いて上記低透過性Cr膜5とSOG膜
4とをドライエッチングし、遮光性Cr膜パターン2p
の内側のエッジに合わせた開口部3を形成した。
【0032】なお、SOG膜と低透過性Cr膜との積層
順は、上述の順序と逆にしても良い。この場合のプロセ
スは、図9ないし図11に示されるとおりとなる。すな
わち、図9に示されるように遮光性Cr膜パターン2p
を被覆して低透過性Cr膜7を成膜し、次に図10に示
されるようにSOG膜4で基体の表面を平坦化する。こ
の後、図11に示されるように、遮光性Cr膜パターン
2pの開口部3に合わせてSOG膜4と低透過性Cr膜
7とをエッチングしてハーフトーン位相シフタ8を形成
する。なお、このエッチングは図示されないレジスト・
マスクを用いて各膜ごとに最適条件を設定しながら行う
が、下地の石英基板1と接する膜が低透過性Cr膜7で
あるため、エッチングの終点判定が容易で選択比も確保
し易いというメリットがある。このマスクの光学性能
は、前出の図8に示されたマスクとほぼ同じである。
【0033】以上、本発明を2例の実施例にもとづいて
説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定される
ものではない。
【0034】たとえば、マスク基板としては石英基板の
他、ガラス基板を用いても良い。また、上述の実施例は
i線露光用マスクを前提として説明したが、KrF等の
光源を用いたエキシマ・レーザ露光用マスクも同様に構
成することができる。この他、デザイン・ルール、マス
クを構成する各膜の厚さ,光学定数,成膜方法も適宜変
更可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の位相シフト・マスクによれば不要な2次ピークを抑
え、たとえばコンタクトホール露光において焦点深度を
拡大できる条件を2次ピークの制約を受けずに選択する
ことが可能となる。これにより、従来一般的なハーフト
ーン型位相シフト・マスクのシフタ形成領域の光透過率
10%を15%、あるいはそれ以上に上昇させ、結像に
寄与する1次ピークの強度を高めてその傾きを急峻とな
し、結果的にコントラストを改善することができる。ま
た、本発明の位相シフト・マスクは、現有の技術の応用
で製造することができ、この意味においても実用性は極
めて高い。
【0036】本発明は、i線リソグラフィの延命策とし
て極めて有望であり、デザイン・ルール0.35μmが
要求される次世代の64MDRAM,16MSRAM等
の高集積化メモリ・デバイス、あるいはロジック系デバ
イスを、高い信頼性をもって製造することが可能とな
る。もちろん、エキシマ・レーザ・リソグラフィを適用
した次々世代以降の高集積化デバイスの製造にも有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコンタクトホール露光用のハ
ーフトーン型位相シフト・マスクの構成および光学性能
を説明する図であり、(a)図は要部斜視図、(b)図
は要部断面図、(c)図はこのマスクを用いた場合のウ
ェハ上の光振幅分布、(d)図はウェハ上の光強度分布
をそれぞれ表す。
【図2】本発明のハーフトーン型位相シフト・マスクに
よるコンタクトホール露光において、フォーカスずれに
対するコンタクトホール径の変動のシミュレーション結
果を表す特性図である。
【図3】本発明のハーフトーン型位相シフト・マスクに
よるコンタクトホール露光において、ウェハ上の光強度
分布のシミュレーション結果を表す特性図である。
【図4】Cr薄膜の膜厚とi線透過率との関係を示す特
性図である。
【図5】図1に示したハーフトーン型位相シフト・マス
クの製造プロセスにおいて、石英基板上に遮光性Cr膜
を成膜した状態を示す模式的断面図である。
【図6】図5の遮光性Cr膜をパターニングした状態を
示す模式的断面図である。
【図7】図6の基体をSOG膜で平坦化し、さらに低透
過性Cr膜を成膜した状態を示す模式的断面図である。
【図8】図7のSOG膜と低透過性Cr膜をパターニン
グしてハーフトーン位相シフタを形成した状態を示す模
式的断面図である。
【図9】本発明を適用したコンタクトホール露光用のハ
ーフトーン型位相シフト・マスクの他の構成例を製造す
るプロセスにおいて、石英基板上でパターニングされた
遮光性Cr膜を低透過性Cr膜で被覆した状態を示す模
式的断面図である。
【図10】図9の基体表面をSOG膜で平坦化した状態
を示す模式的断面図である。
【図11】図10のSOG膜と低透過性Cr膜をパター
ニングしてハーフトーン位相シフタを形成した状態を示
す模式的断面図である。
【図12】従来のコンタクトホール露光用のハーフトー
ン型位相シフト・マスクの構成および光学性能を説明す
る図であり、(a)図は要部斜視図、(b)図は要部断
面図、(c)図はこのマスクを用いた場合のウェハ上の
光振幅分布、(d)図はウェハ上の光強度分布をそれぞ
れ表す。
【図13】本発明のハーフトーン型位相シフト・マスク
によるコンタクトホール露光において、フォーカスずれ
に対するコンタクトホール径の変動のシミュレーション
結果を表す特性図である。
【図14】従来のハーフトーン型位相シフト・マスクに
よるコンタクトホール露光において、ウェハ上の光強度
分布のシミュレーション結果を表す特性図である。
【符号の説明】
1 石英基板 2 遮光性Cr膜 2p 遮光性Cr膜パターン 3 開口部 4 SOG膜 5,7 低透過性Cr膜 6,8 ハーフトーン位相シフタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板と、 前記透明基板上に所定のパターンをもって形成されたハ
    ーフトーン位相シフタと、 前記透明基板上における前記ハーフトーン位相シフタの
    形成領域と非形成領域との境界近傍の光透過率を低下さ
    せる遮光材パターンからなる位相シフト・マスク。
  2. 【請求項2】 前記ハーフトーン位相シフタの非形成領
    域は接続孔パターンに対応する開口部であり、前記遮光
    材パターンは該開口部のエッジに沿って該ハーフトーン
    位相シフタの厚さ方向の少なくとも一部を占めるごとく
    形成されてなる請求項1記載の位相シフト・マスク。
  3. 【請求項3】 前記ハーフトーン位相シフタは、前記基
    板とは光学定数の異なる透明材料層とこれより光透過率
    の低い低透過率膜との積層体より構成される請求項1ま
    たは請求項2に記載の位相シフト・マスク。
  4. 【請求項4】 前記透明材料層は塗布ガラス層よりなる
    請求項3記載の位相シフト・マスク。
  5. 【請求項5】 前記低透過率膜は所定の光透過率を示し
    得る厚さのCr薄膜よりなる請求項3または請求項4に
    記載の位相シフト・マスク。
  6. 【請求項6】 前記遮光材パターンは遮光性を示し得る
    厚さのCr薄膜より構成される請求項1ないし請求項5
    のいずれか1項に記載の位相シフト・マスク。
  7. 【請求項7】 透明基板上に遮光材パターンを形成する
    工程と、 基体の全面に前記基板とは光学定数の異なる透明材料層
    とこれより光透過率の低い低透過率膜とを順次形成する
    工程と、 前記低透過率膜と前記透明材料層とを前記遮光材パター
    ンの一方のエッジに合わせてパターニングすることによ
    りハーフトーン型の位相シフタを形成する工程とを有す
    る位相シフト・マスクの製造方法。
  8. 【請求項8】 透明基板上に遮光材パターンを形成する
    工程と、 基体の全面に低透過率膜とこれより光透過率が高く前記
    基板とは光学定数の異なる透明材料層とを順次形成する
    工程と、 前記透明材料層と前記低透過率膜とを前記遮光材パター
    ンの一方のエッジに合わせてパターニングすることによ
    りハーフトーン位相シフタを形成する工程とを有する位
    相シフト・マスクの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記低透過率膜として所定の光透過率を
    示し得る厚さのCr薄膜を用いる請求項7または請求項
    8に記載の位相シフト・マスクの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記透明材料層として塗布ガラス層を
    用いる請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の
    位相シフト・マスクの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記遮光材パターンは遮光性を示し得
    る厚さのCr薄膜より構成される請求項7ないし請求項
    10のいずれか1項に記載の位相シフト・マスクの製造
    方法。
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