JPH081064B2 - 回転ふるい装置及び回転ふるい装置を使用する土砂と固結用液状物との混合物の処理方法 - Google Patents

回転ふるい装置及び回転ふるい装置を使用する土砂と固結用液状物との混合物の処理方法

Info

Publication number
JPH081064B2
JPH081064B2 JP5117279A JP11727993A JPH081064B2 JP H081064 B2 JPH081064 B2 JP H081064B2 JP 5117279 A JP5117279 A JP 5117279A JP 11727993 A JP11727993 A JP 11727993A JP H081064 B2 JPH081064 B2 JP H081064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
diameter
cylinder
rotating
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5117279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06322757A (ja
Inventor
貞 三瀬
祚光 國藤
Original Assignee
成幸工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 成幸工業株式会社 filed Critical 成幸工業株式会社
Priority to JP5117279A priority Critical patent/JPH081064B2/ja
Publication of JPH06322757A publication Critical patent/JPH06322757A/ja
Publication of JPH081064B2 publication Critical patent/JPH081064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒径の異なる固体相互
の分離、あるいは液を含んだ粒径の異なる固体相互の分
離を行うための回転ふるい装置及び回転ふるい装置を使
用する土砂と固結用液状物との混合物の処理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から粒径の異なる固体相互の分離、
あるいは液を含んだ粒径の異なる固体相互の分離を行う
ためのふるい装置としては回転ふるい装置がある。この
回転ふるい装置は周面が網状のように多数の小孔を有し
た筒状をしており、一端部から被ふるい物を投入し、筒
体を回転することで、小孔から粒径の小さいものが通過
し、粒径の大きいものは筒体内に残るか、あるいは筒体
の他端側に移動して外部に排出されるものである。
【0003】一方、地中においてセメントミルク等の固
結用液状物を噴出しながら土砂と固結用液状物とを攪拌
混合して、山止め壁、止水壁、地中壁等を形成したり、
あるいは地盤改良を行う土木工事が知られているが、こ
の場合、地上に土砂と固結用液状物との混合物が溢れ、
これを処分しようとしても、セメントミルクを含んだ泥
土であるため、投棄処分するためにトラックで搬送しよ
うとしても水分が多過ぎて取扱いがしにくいという問題
があり、また、これをそのまま投棄すると公害問題が発
生する。このため、投棄物の含水率を低下させるため、
地上に溢れた土砂と固結用液状物との混合物を遠心分離
装置などで水分を分離することが考えられているが、装
置が大掛かりで、処理時間が長くなり、処理コストも高
くなるという問題がある。そこで、地上に溢れた土砂と
固結用液状物との混合物を地中に再度注入することが考
えられている。この地上に溢れた土砂と固結用液状物と
の混合物をリサイクルする方法としては、例えば、特公
昭61ー40813号公報が知られている。
【0004】このものは、掘削軸の下端からセメントミ
ルクを噴出しながら地盤を掘削すると共に掘削土砂とセ
メントミルクとを混合して第1次混合杭を形成しながら
掘進し、所定の位置に掘削軸の下端を到達させる第1工
程と、掘削軸の掘進によって地上に揚土された第1次混
合土にセメントを加えてこれを再混練りして第2次混合
土を作成する第2工程と、第1次混合杭の造成において
掘削軸の下端が所定位置に到達した後に掘削軸の下端か
ら第1工程におけるセメントミルクに代えて第2工程で
製作する第2次混合土を圧出して掘削孔中に充填しつつ
掘削軸を引上げ、掘削孔内に第2次混合土が充填された
杭を形成する第3工程よりなるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
のふるい装置においては、回転する筒体を用いた場合に
ふるいが一段しかできず、これを多段におこなおうとす
れば、小孔の径の異なる複数の回転する筒体を横に並
べ、ふるい残されたものを小孔の径の異なる別の回転筒
体の一端部から投入して更にふるいにかけるといったこ
とをせねばならず、複数の回転ふるいを横に並べるため
に広いスペースを必要とするという問題があり、筒体で
ふるい残されたものを別の筒体に入れるための特別な装
置も必要である。
【0006】また、地上に溢れた土砂と固結用液状物と
の混合物をリサイクルする方法としての従来例である特
公昭61ー40813号公報に示されたものにおいて
は、地上に溢れた土砂と固結用液状物との混合物を地中
に再度注入するに当たり、リサイクルするために注入管
路を通じて返送する際、粒径の大きい土砂が注入管路に
詰まったりするという問題があり、また、地中を掘削し
た場合、掘削土砂は体積が増し、更に、これにセメント
ミルクのような固結用液状物を外部から加えて攪拌混合
するので、地上に溢れた土砂と固結用液状物との混合物
は一部しか地中に返送することができず、残りはセメン
ト分のような固結材成分を含んだ泥土を産業廃棄物とし
て処理しなければならないのが現状である。
【0007】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、本発明の主たる目的とするところ
は、粒径の異なる固体相互の分離、あるいは液を含んだ
粒径の異なる固体相互の分離を複数段で効率的に行うこ
とができる回転ふるい装置を提供することにあり、ま
た、別の目的とするところは、回転ふるい装置を用いて
土砂と固結用液状物との混合物を地上において効率的に
分離し、地中に返送するに当たって、注入管路が詰まっ
たりしにくくでき、また、地上において処分しなければ
ならない粒径の大きい土砂はセメント液分を分離するこ
とで、非泥土化できて、骨材として再利用することが可
能となる回転ふるい装置を使用する土砂と固結用液状物
の処理方法を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するため本発明の回転ふるい装置は、周面に多数の小
孔1を有する径の異なる複数の筒体2を、径が大きい筒
体2内に径の小さい筒体2を挿入して径方向に隙間9を
介して多重に配置し、該多重に配置した筒体2の周面に
設けた小孔1を筒体2の径が小さいものほど大きく、筒
体2の径が大きいものほど小さく設定し、複数の径の異
なる筒体2を隣合う筒体2の回転方向を違わせて回転さ
せる回転手段3を設けて成ることを特徴とするものであ
る。
【0009】また、筒体2に振動を付与するための振動
付与手段5を設ける構成とすることも好ましい。また、
本発明の回転ふるい装置を用いた土砂と固結用液状物と
の混合物の処理方法は、周面に多数の小孔1を有する径
の異なる複数の筒体2を、径が大きい筒体2内に径の小
さい筒体2を挿入して径方向に隙間9を介して多重に配
置し、該多重に配置した筒体2の周面に設けた小孔1を
筒体2の径が小さいものほど大きく、筒体2の径が大き
いものほど小さく設定し、複数の径の異なる筒体2を隣
合う筒体2の回転方向を違わせて回転させる回転手段3
を設けて回転ふるい装置6を形成し、地中において固結
用液状物を噴出しながら土砂と固結用液状物とを攪拌混
合し、地上に溢れた土砂と固結用液状物との混合物7を
地上に位置する回転ふるい装置6の最も径の小さい筒体
2内に入れ、回転手段3で複数の筒体2を隣合う筒体2
の回転方向が違うよう回転することで、混合物7をふる
い分けし、少なくとも最大径の筒体2の周面の小孔1を
通過したものを再び地中に噴出することを特徴とするも
のである。
【0010】
【作用】上記のような構成の本発明の装置によれば、周
面に小孔1をあけた径の異なる筒体2を径方向に隙間9
を介して多重に配置し、多重に配置した筒体2の周面に
設けた小孔1を筒体2の径が小さいものほど大きく、筒
体2の径が大きいものほど小さく設定してあるので、最
も小さい径の筒体2内に被ふるい物を入れて回転手段3
により筒体2を回転すると、最も小さい径の筒体2内で
筒体2の回転により揺動されながら大きな粒径のものの
みを残して当該筒体2の小孔1から次に大きい径の筒体
2内に落下し、該次に径の大きい筒体2の回転により揺
動されながら次に大きな粒径のもののみを残して当該筒
体2の小孔1から落下するというようにして粒径の異な
るものが次々と回転する筒体2により分離されることに
なる。この場合、液分を含んでいる場合には液分は最小
の粒径のものと共に各段の小孔1を通過していく。そし
て、筒体2は回転することで被ふるい物をふるい落とし
ている部分が回転により上に位置することになって、小
孔1に詰まった粒子が再び当該筒体2内に落下してこの
部分が目詰まりのない状態で再び下に位置してふるいを
おこなうことになる。
【0011】また、複数の径の異なる筒体2を隣合う筒
体2の回転方向を違わせて回転させる回転手段3を設け
ることで、内側の回転する筒体2から落下する粒径の小
さい被ふるい物が筒体2の回転慣性により次の筒体2内
の下部の一方の片側寄りに落下するが、該筒体2は回転
方向を逆とすることで、一方の片側寄りに落下した被ふ
るい物を他方の片側寄りに回転に伴って従動させながら
移動させるような作用をし、この結果、筒体2内におけ
る被ふるい物の実質的なふるい落としエリアを広くでき
ることになる。
【0012】また、筒体2に振動を付与するための振動
付与手段5を設けるといっそうふるい落としが良好に行
えることになる。また、本発明の回転ふるい装置を用い
た土砂と固結用液状物との混合物の処理方法によれば、
地中において固結用液状物を噴出しながら土砂と固結用
液状物とを攪拌混合し、地上に溢れた土砂と固結用液状
物との混合物7を地上に位置する回転ふるい装置6の最
も径の小さい筒体2内に入れ、複数の径の異なる筒体2
を隣合う筒体2の回転方向を違わせてるように回転手段
3で複数の筒体2を回転することで、混合物7をふるい
分けし、少なくとも最大径の筒体2の周面の小孔1を通
過したものを再び地中に噴出することで、地上に溢れた
土砂と固結用液状物との混合物7から固結用液状物や粒
径の小さい土粒子を分離してこれを地中に再噴射してリ
サイクルし、粒径の大きい砂礫は固結用液状物や粒径の
小さい土粒子と分離して、地上で回収し、固結用液状物
を分離したものとして投棄したり、あるいは、粒径の大
きい砂礫を建築用の骨材として再利用するようにしたり
するものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。図1、図2には本発明の一実施例が示し
てある。径の異なる複数の筒体2が径が大きい筒体2内
に径の小さい筒体2を挿入して径方向に隙間9を介して
多重に配置してある。上記径の異なる筒体2は周面に多
数の小孔1が設けてあり、この小孔1は径の小さい筒体
2ほど小さく、径の大きい筒体2ほど大きくなってい
る。つまり、図1、図2に示す実施例においては、径が
最も小さい筒体2aに設けた小孔1が最も大きく、2番
目に径が大きい筒体2bに設けた小孔1が次に大きく、
最も径が大きい筒体2cに設けた小孔1は径が最も小さ
いように設定してある。小孔1を有する筒体2は金属、
合成樹脂等のパンチングボードなどを筒状に形成したも
のや、金属や合成樹脂製等の網体を筒状に形成したもの
等が考えられ、パンチングボードの多数の孔や網体の網
目が上記多数の小孔1を構成するものである。
【0014】最も径の小さい筒体2aの一端部の開口部
には投入部12が挿入してあり、この投入部12から被
ふるい物を最も径の小さい筒体2a内に投入するように
なっている。ここで、図1に示すように筒体2aの他端
部(投入部12を挿入した方と反対側の端部)は筒体2
bの他端部より少し外方に突出しており、また、筒体2
bの他端部は筒体2cの他端部より少し外方に突出して
いる。
【0015】上記径方向に多重に配設した筒体2は図1
に示す実施例では投入部12側が高くなるように傾斜し
た状態で回転支持手段11により支持してある。また、
最も径の大きい筒体2cの下方には該筒体2cの全長に
わたってホッパー状や容器状等の受け部13dが配設し
てあり、更に、筒体2cの他端部の後方下方位置、筒体
2bの他端部の後方下方位置、筒体2aの他端部の後方
下方位置にはそれぞれ、ホッパー状や容器状等の受け部
13c、13b、13aが配設してある。
【0016】複数の径の異なる筒体2の回転方向を違わ
せてあり、具体的には、径方向に隣り合う筒体2の回転
方向を違わせてある。つまり、筒体2cが例えば時計方
向に回転する場合には、筒体2bは反時計方向に回転
し、更に、筒体2aは時計方向に回転するというように
設定してある。ここで、径方向に隣り合う筒体2の回転
方向を違わせるに当たっては、例えば、図1乃至図3に
示すように筒体2cの外周面に外周ギア10を設け、筒
体2cの内周面に連動用内周ギア14を設け、更に、筒
体2bの外周面に連動用外周ギア15を設けると共に筒
体2bの内周面に連動用内周ギア16を設け、更に、筒
体2aの外周面に連動用外周ギア17を設け、筒体2c
の外周ギア10に回転手段3を構成する駆動歯車が噛み
合っており、また、中間歯車18が筒体2cと筒体2b
との間に位置して連動用内周ギア14と連動用外周ギア
15とに噛み合い、また、中間歯車19が筒体2bと筒
体2aとの間に位置して連動用内周ギア16と連動用外
周ギア17とに噛み合っている。したがって、回転手段
3を構成する駆動歯車をモータなどで回転駆動すること
で筒体2cが回転し、筒体2cが回転することで、中間
歯車18を介して筒体2bが筒体2cと反対方向に回転
し、筒体2bが回転することで、中間歯車19を介して
筒体2aが筒体2bと反対方向(つまり筒体2cと同方
向)に回転するのである。
【0017】しかして、図1乃至図3に示す回転ふるい
装置6は、筒体2aに投入された被ふるい物は筒体2a
の回転に伴って筒体2a内において揺動されながら大き
な粒径のもののみを残して当該最も径の小さい筒体2の
小孔1から次に径の大きい筒体2b内に落下する。該次
に径の大きい筒体2b内に落下した被ふるい物は筒体2
aと反対方向に回転する筒体2bの回転により揺動され
ながら次に大きな粒径のもののみを残して当該筒体2b
の小孔1から最大の径の筒体2c内に落下し、筒体2b
と反対方向に回転する筒体2cの回転により揺動されな
がら次に大きな粒径のものを残して筒体2cの小孔1を
通過するもののみが下方の受け部13d内に落下する。
また、筒体2aの回転に伴いながら筒体2aに残った最
大の粒径のものは筒体2aの他端部側に移動し、該筒体
2aの他端部から受け部13a内に落下する。また、筒
体2bの回転に伴いながら筒体2bに残った次の粒径の
ものは筒体2bの他端部側に移動し、該筒体2bの他端
部から受け部13b内に落下する。また、筒体2cの回
転に伴いながら筒体2cに残った次の粒径のものは筒体
2cの他端部側に移動し、該筒体2cの他端部から受け
部13c内に落下する。このように粒径の違いごとに分
別されて各受け部13a、13b、13c,13dに集
められる。ここで、この実施例においては複数の径の異
なる筒体2の回転方向を違わせてあるので、図3に示す
ような作用となる。つまり、筒体2a内に投入された被
ふるい物20は筒体2aが実線の矢印ハのように回転す
ることで、筒体2aの孔1を通過して筒体2b内に落下
する際に筒体2aの回転慣性によって落下の全体的傾向
とし破線矢印ホのように左肩上がりに飛ばされながら落
下することになり、図3の筒体2b内のエリアに落下
する。しかしながら、筒体2bは実線矢印ニのように回
転しているので、筒体2b内のエリアに落下した被ふ
るい物20は筒体2bの実線矢印ニ方向への回転により
実線矢印ニ方向に揺動しながら移動され、その間に筒体
2bの孔1から小径の粒子や液体をふるい落とすことに
なる。この場合、筒体2bの周方向において落下のエリ
アよりも広い範囲でふるい落としが行われることにな
る。更に、筒体2bの孔1を通過して筒体2c内に落下
する際に筒体2bの回転慣性によって落下の全体的傾向
とし破線矢印ヘのように右肩上がりに飛ばされながら落
下することになり、図3の筒体2c内のエリアに落下
する。しかしながら、筒体2cは実線矢印ハのように回
転しているので、筒体2c内のエリアに落下した被ふ
るい物は筒体2bの実線矢印ハ方向への回転により実線
矢印ハ方向に揺動しながら移動され、その間に筒体2c
の孔1から小径の粒子や液体をふるい落とすことにな
る。この場合も、筒体2cの周方向において落下のエリ
アよりも広い範囲でふるい落としが行われることにな
る。
【0018】ところで、図1乃至図3に示す実施例にお
いて、最大の径の筒体2cを周方向において2個の回転
用支持手段11で支持し、2個の回転支持手段11のう
ち少なくとも1つを回転手段3とした例が示してある
が、図4には最大の径の筒体2cを周方向において4個
の回転用支持手段11で支持し、4個の回転支持手段1
1のうち少なくとも1つ以上を回転手段3とした例が示
してある。もちろん、最大の径の筒体2cを周方向にお
いて3個又は5個以上の回転支持手段11で支持して、
回転支持手段11のうち少なくとも1つ以上を回転手段
3としてもよい。
【0019】なお、添付図面に示す実施例においては、
径の異なる複数の筒体2を隙間9を介して多重に配置し
て回転ふるい装置6を構成するに当たり、3つの径の異
なる筒体2を多重に配置して回転ふるい装置6を構成し
た例を示したが、2つの径の異なる筒体2を隙間9を介
して多重に配置したり、あるいは4つ以上の異なる筒体
2を隙間9を介して多重に配置してもよい。
【0020】また、添付図面に示す実施例においては、
筒体2の軸芯を傾斜させて、筒体2を回転して筒体2の
一端部側から他端部側に被ふるい物を移動しながらふる
い動作を行うようになっているが、筒体2の軸芯を水平
としてもよいものである。筒体2の軸芯を水平にした場
合は筒体2を回転しながら筒体2の一端部側から他端部
側に被ふるい物を移動できるように筒体2の内周面にス
クリュー手段(図示せず)を設けてスクリュー手段によ
り移動するようにしてもよい。もちろん、筒体2の軸芯
を傾斜させたものにおいても筒体2の内周面にスクリュ
ー手段を設けてもよい。
【0021】また、図5には本発明の更に他の実施例が
示してある。この実施例においては、回転する筒体2に
振動付与手段5により振動を付与するようにしてある。
ここで、振動付与手段5としては筒体2の回転に支障を
与えることなく振動を付与する作用をするものであれ
ば、どのようなものであっても差支えない。次に、上記
した各例に示すような回転ふるい装置6を使用する土砂
と固結用液状物との混合物の処理方法について説明す
る。
【0022】図6において21は攪拌混合機であり、こ
の攪拌混合機21は駆動装置22により回転する中空パ
イプ状をした軸23に翼部やスクリュー部等の任意の攪
拌手段25が設けてあり、更に実施例においては攪拌混
合機21は掘削機能を備えていて軸23の下端部にビッ
ト24が設けてあり、ビット24または軸23の適所に
噴出口26が設けてある。この軸23は1軸であっても
多軸であってもいずれであってもよい。多軸とする場合
には一直線に並べてもよく、あるいは三角形、四角形等
の多角形、あるいは弧状等の任意の配置に並べることが
できる。また、多軸とした場合、各軸23の上端部は多
軸装置に連結され、駆動装置22の回転を多軸装置を介
して各軸23に伝達するようになっている。図中27は
軸23に連通接続したホースである。ホース27はセメ
ントミルクのような固結用液状物を供給するための固結
用液状物供給装置28に接続してあり、この固結用液状
物供給装置28から固結用液状物を軸23の噴出口26
に供給して噴出するようになっている。図中6は回転ふ
るい装置であって、上記したいずれかの回転ふるい装置
6が用いてある。図中29は回転ふるい装置6の最小径
の筒体2aの端部に地上に溢れた土砂と固結用液状物と
の混合物を吸い込んで供給するための供給管で途中にポ
ンプ30が設けてあり、先端が投入部12となってい
る。
【0023】しかして、攪拌混合機21を用いて地盤3
1中の土砂と固結用液とを攪拌混合するに当たり、実施
例においてはビット24が設けてあるので、噴出口26
からセメントミルク、あるいはセメントを主成分をする
固結用液、あるいはその他の固結用液等の固結用液状物
を噴出しながら掘削しながら、同時に掘削した原地盤の
土砂と固結用液状物とを攪拌手段25により攪拌混合し
て地盤31中に土砂と固結用液状物との混合物よりなる
杭状体を造成するものである。この場合、掘進にしたが
って原地盤の土砂と固結用液状物との混合物の一部が地
表面に溢れるが、この地表面に溢れた土砂と固結用液状
物との混合物は供給管29の一端部より吸い込まれて回
転ふるい装置6の最小径の筒体2aの一端部内に投入さ
れる。つまりこの実施例においては地表面に溢れた土砂
と固結用液状物との混合物が被ふるい物20となってい
る。筒体2a内に投入された被ふるい物20である土砂
と固結用液状物との混合物7は筒体2aの回転に伴って
筒体2a内において揺動されながら大きな粒径のものの
みを残して当該最も径の小さい筒体2の小孔1から次に
径の大きい筒体2b内に落下する。該次に径の大きい筒
体2b内に落下した土砂と固結用液状物との混合物7は
筒体2bの回転により揺動されながら次に大きな粒径の
もののみを残して当該筒体2bの小孔1から最大の径の
筒体2c内に落下し、筒体2cの回転により揺動されな
がら次に大きな粒径のものを残して筒体2cの小孔1を
通過するもののみが下方の受け部13d内に落下する。
また、筒体2aの回転に伴いながら筒体2aに残った最
大の粒径のものは筒体2aの他端部側に移動し、該筒体
2aの他端部から受け部13a内に落下する。また、筒
体2bの回転に伴いながら筒体2bに残った次の粒径の
ものは筒体2bの他端部側に移動し、該筒体2bの他端
部から受け部13b内に落下する。また、筒体2cの回
転に伴いながら筒体2cに残った次の粒径のものは筒体
2cの他端部側に移動し、該筒体2cの他端部から受け
部13c内に落下する。このように粒径の違いごとに分
別されて各受け部13a、13b、13c、13dに集
められる。また、セメントミルクのような固結用液状物
は各筒体2a、2b、2cの小孔1を通過して受け部1
3dに流下する。したがって、受け部13d内にはセメ
ントミルクのような固結用液状物を主体とし、これに、
微細な土粒子が混じったものが集まるものであり、受け
部13cには粒径の小さい砂が集められ、受け部13b
には粒径の大きい砂が集められ、受け部13aには砂利
のような礫が集められることになる。そして、受け部1
3d内に集められた微細な土粒子が混じったセメントミ
ルクのような固結用液状物を主体とするものは管34を
通じて固結用液状物供給装置28に送られ、ここで、セ
メントを加えたり、水を加えたりして固結用液状物の濃
度の調整等をして、再び軸23に送り、噴出口26から
地中に噴出して地中で土砂と攪拌混合するものである。
【0024】一方、受け部13aに集められた砂利のよ
うな礫、受け部13bに集められた粒径の大きい砂、受
け部13cに集められた粒径の小さい砂は、いずれも固
結用液状物と分離した状態で粒径ごとに分別収集されて
おり、これらの、分別収集された砂利のような礫、粒径
の大きい砂、粒径の小さい砂をそれぞれ土木、建築用の
骨材用資源として再利用することができるものである。
ここで、固結用液状物を分離しているので、大きな塊と
して硬化するおそれはないが、好ましくは分別収集した
骨材粒子を水洗いして骨材粒子に付着しているセメント
成分を洗い流すようにするとよい。また、上記微細な土
粒子が混じったセメントミルクのような固結用液状物を
リサイクルするに当たり、地盤31中に形成しようとす
る杭状体の設計値や地盤31の状態等に応じて、受け部
13cに集めた粒径の小さい砂、受け部13bに集めた
粒径の大きい砂、あるいは受け部13aに集めた砂利等
の一部を、固結用液状物のリサイクルと一緒にこれと混
合して地中に返送して攪拌混合するようにしてもよい。
【0025】また、受け部13aに集められた砂利のよ
うな礫、受け部13bに集められた粒径の大きい砂、受
け部13cに集められた粒径の小さい砂はいずれかを骨
材資源として再利用したりすることができるが、再利用
せずに投棄する場合もある。このような場合には上記の
ように固結用液状物と分離してあるので、取扱いがし易
く、運搬も簡単で、投棄に当たっても、固結用液と分離
してあることで公害等の原因となりにくく、投棄に際し
ての制約を受けにくいものである。もちろん、現場の状
況や、骨材資源として受入れ体制の不備な現場において
は必要に応じて受け部13a、13b、13cに集めら
れたものを全部投棄することも可能である。
【0026】そして、上記のようにして地盤31中に形
成する杭状体を連続して造成すると地盤31中に連続壁
を形成することができる。このような、杭状体は上部構
造物の基礎として用いたり、あるいは、地下止水壁や山
止め壁として用いたり、あるいは、地盤改良杭として用
いたりするものである。上記実施例において、回転ふる
い装置6を、土砂と固結用液状物との混合物を分別処理
するために用いて、分別したものの一部を地中に返送す
る例について述べたが、本発明の回転ふるい装置6は上
記土砂と固結用液状物との混合物の処理以外の種々の被
ふるい物の分別処理に使用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、周面
に多数の小孔を有する径の異なる複数の筒体を、径が大
きい筒体内に径の小さい筒体を挿入して径方向に隙間を
介して多重に配置し、該多重に配置した筒体の周面に設
けた小孔を筒体の径が小さいものほど大きく、筒体の径
が大きいものほど小さく設定し、筒体を回転させる回転
手段を設けてあるので、被ふるい物を多重に配置した筒
体により多段にふるい分けすることができ、しかも、筒
体は回転することで被ふるい物をふるい落としている部
分が回転により上に位置することになって、小孔に詰ま
った粒子が再び当該筒体内に落下してこの部分が目詰ま
りのない状態で再び下に位置してふるいをおこなうこと
になって、目詰まりを防止しながら、多段にふるい分け
ができるものである。しかも、複数の径の異なる筒体を
隣合う筒体の回転方向を違わせて回転させる回転手段を
設けてあるので、内側の回転する筒体から落下する粒径
の小さい被ふるい体が筒体の回転慣性により次の筒体内
の下部の一方の片側寄りに落下するが、該筒体は回転方
向を逆とすることで、一方の片側寄りに落下した被ふる
い物を他方の片側寄りに回転に伴って従動させながら移
動させるような作用をし、この結果、筒体内における被
ふるい物の実質的なふるい落としエリアを広くでき、効
率的なふるい落としができるものである。
【0028】また、筒体に振動を付与するための振動付
与手段を設けるといっそうふるい落としが良好に行える
ことになる。また、本発明の回転ふるい装置を用いた土
砂と固結用液状物との混合物の処理方法によれば、地中
において固結用液状物を噴出しながら土砂と固結用液状
物とを攪拌混合し、地上に溢れた土砂と固結用液状物と
の混合物を地上に位置する回転ふるい装置の最も径の小
さい筒体内に入れ、回転手段により複数の径の異なる筒
体を隣合う筒体の回転方向を違わせて回転することで、
混合物をふるい分けし、少なくとも最大径の筒体の周面
の小孔を通過したものを再び地中に噴出することで、地
上に溢れた土砂と固結用液状物との混合物からセメント
液のような固結用液状物や粒径の小さい土粒子を分離し
てこれを地中に再噴射してリサイクルし、粒径の大きい
砂礫は固結用液状物や粒径の小さい土粒子と分離して、
地上で回収し、セメント液のような固結用液状物を分離
したものとして投棄したり、あるいは、粒径の大きい砂
礫を建築用の骨材として再利用することができるもので
あり、また、砂礫等を投棄する場合も、固結用液状物と
分離してあることで、取扱い易くて運搬等が楽で、投棄
の制限等も受けにくいものであり、特に、ふるい分けの
際に内側の回転する筒体から落下する粒径の小さい被ふ
るい体が筒体の回転慣性により次の筒体内の下部の一方
の片側寄りに落下するが、該筒体は回転方向を逆とする
ことで、一方の片側寄りに落下した被ふるい物を他方の
片側寄りに回転に伴って従動させながら移動させるよう
な作用をし、この結果、筒体内における被ふるい物の実
質的なふるい落としエリアを広くでき、効率的なふるい
落としができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一実施例の一部破断した斜視図
である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の作用説明図である。
【図4】同上の他の実施例の正面図である。
【図5】同上の更に他の実施例の一部破断した斜視図で
ある。
【図6】同上の回転ふるい装置を使用する土砂と固結用
液状物との混合物の処理方法を説明するための概略説明
図である。
【符号の説明】
1 小孔 2 筒体 3 回転手段 5 振動付与手段 6 回転ふるい装置 7 混合物 9 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に多数の小孔を有する径の異なる複
    数の筒体を、径が大きい筒体内に径の小さい筒体を挿入
    して径方向に隙間を介して多重に配置し、該多重に配置
    した筒体の周面に設けた小孔を筒体の径が小さいものほ
    ど大きく、筒体の径が大きいものほど小さく設定し、
    数の径の異なる筒体を隣合う筒体の回転方向を違わせて
    回転させる回転手段を設けて成ることを特徴とする回転
    ふるい装置。
  2. 【請求項2】 筒体に振動を付与するための振動付与手
    段を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の回転ふ
    るい装置。
  3. 【請求項3】 周面に多数の小孔を有する径の異なる複
    数の筒体を、径が大きい筒体内に径の小さい筒体を挿入
    して径方向に隙間を介して多重に配置し、該多重に配置
    した筒体の周面に設けた小孔を筒体の径が小さいものほ
    ど大きく、筒体の径が大きいものほど小さく設定し、
    数の径の異なる筒体を隣合う筒体の回転方向を違わせて
    回転させる回転手段を設けて回転ふるい装置を形成し、
    地中において固結用液状物を噴出しながら土砂と固結用
    液状物とを攪拌混合し、地上に溢れた土砂と固結用液状
    物との混合物を地上に位置する回転ふるい装置の最も径
    の小さい筒体内に入れ、回転手段で複数の筒体を隣合う
    筒体の回転方向が違うよう回転することで、混合物をふ
    るい分けし、少なくとも最大径の筒体の周面の小孔を通
    過したものを再び地中に噴出することを特徴とする回転
    ふるい装置を使用する土砂と固結用液状物との混合物の
    処理方法。
JP5117279A 1993-05-19 1993-05-19 回転ふるい装置及び回転ふるい装置を使用する土砂と固結用液状物との混合物の処理方法 Expired - Lifetime JPH081064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5117279A JPH081064B2 (ja) 1993-05-19 1993-05-19 回転ふるい装置及び回転ふるい装置を使用する土砂と固結用液状物との混合物の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5117279A JPH081064B2 (ja) 1993-05-19 1993-05-19 回転ふるい装置及び回転ふるい装置を使用する土砂と固結用液状物との混合物の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06322757A JPH06322757A (ja) 1994-11-22
JPH081064B2 true JPH081064B2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=14707817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5117279A Expired - Lifetime JPH081064B2 (ja) 1993-05-19 1993-05-19 回転ふるい装置及び回転ふるい装置を使用する土砂と固結用液状物との混合物の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH081064B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5245034A (en) * 1988-12-26 1993-09-14 Kiroyoshi Hidaka Compound having vessel smooth muscle relaxation activity
JP4909747B2 (ja) * 2000-06-14 2012-04-04 Jfeスチール株式会社 再生脱硫剤の製造方法、低硫溶銑の製造方法、再生脱硫剤の輸送方法及び再生脱硫剤の篩い分け方法
JP4543902B2 (ja) * 2004-11-29 2010-09-15 井関農機株式会社 回転ドラム式選別装置
JP5035629B2 (ja) * 2008-03-26 2012-09-26 株式会社アテックス 穀粒選別機の取出選別装置
BR202014003470U2 (pt) * 2014-02-14 2016-08-23 Green Metals Soluções Ambientais S A peneira rotativa horizontal
JP6551916B2 (ja) * 2017-08-07 2019-07-31 株式会社日置精工 回転篩装置
CN115999787B (zh) * 2023-03-27 2023-05-30 石棉鑫汇环保科技有限公司 一种钒渣多级筛分装置
CN118751510A (zh) * 2024-08-09 2024-10-11 襄阳泽东化工集团股份有限公司 一种圆筒筛及其筛分方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419270Y2 (ja) * 1975-10-04 1979-07-17
JPS5695373U (ja) * 1979-12-20 1981-07-29
JPS6140813A (ja) * 1984-07-31 1986-02-27 Tokuyama Soda Co Ltd シリカゲルの製造方法
JPH01152771U (ja) * 1988-04-13 1989-10-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06322757A (ja) 1994-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH081064B2 (ja) 回転ふるい装置及び回転ふるい装置を使用する土砂と固結用液状物との混合物の処理方法
JP2012057407A (ja) 安定液の再利用方法
JPH10338931A (ja) 高圧噴射攪拌工法用排泥処理方法
JP3375574B2 (ja) 土質改良機械の土砂ホッパ及び自走式土質改良機械
JP3820467B2 (ja) 土工事用流動化処理土の製造方法及び装置
JP3375559B2 (ja) 自走式土質改良機械
JPH081065B2 (ja) ふるい装置及びふるい装置を使用する土砂と固結用液状物との混合物の処理方法
CN209465325U (zh) 一种振动砂石分离机
JP2500049B2 (ja) 掘削機の土砂はらい落とし方法及びその装置
JP2002167799A (ja) 自走式土質改良機
JP6395746B2 (ja) 生コン製造用プラントを用いた流動化処理土の製造方法及びその装置
JP2002001083A (ja) 土砂改質装置の混合撹拌装置
CN219073092U (zh) 用于磷石膏植被再生混凝土的磷石膏处理装置
JP2717146B2 (ja) 泥水掘削工法等における安定液の回収方法および回収装置
JP2005087858A (ja) 汚泥処理システム
JP3375556B2 (ja) 土質改良システム
JP3375577B2 (ja) 土質改良機械の土砂ホッパ及び自走式土質改良機械
JP3375573B2 (ja) 土質改良材供給装置及び自走式土質改良機械
JP3375582B2 (ja) 自走式土質改良機械
JP2000008773A (ja) 泥水加圧式埋設管推進方法
KR200266258Y1 (ko) 이수 레미탈 제조장치
JP2001342621A (ja) 自走式土質改良機及び自走式土質改良機用混合装置
JP2007051502A (ja) 土壌混合機
JP4190375B2 (ja) 建設汚泥の処理方法および処理システム
JP3375558B2 (ja) 自走式土質改良機械

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960702