JPH08106738A - 光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスク装置

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Publication number
JPH08106738A
JPH08106738A JP24435094A JP24435094A JPH08106738A JP H08106738 A JPH08106738 A JP H08106738A JP 24435094 A JP24435094 A JP 24435094A JP 24435094 A JP24435094 A JP 24435094A JP H08106738 A JPH08106738 A JP H08106738A
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JP
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magneto
optical disk
carriage
optical
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Application number
JP24435094A
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English (en)
Inventor
Nobuo Miyagi
信雄 宮城
Seiki Murakami
清貴 村上
Riyuuji Kurokama
龍司 黒釜
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型の光磁気ディスク装置を提供することを
目的とする。 【構成】 上面に挿入されるディスクカートリッジが載
置され、開口2が形成されたベース2と、ベース2の開
口2a内に設けられ、光磁気ディスクのトラックを横切
る方向にキャリッジ14を駆動するボイスコイルモータ
とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスクに対し
てデータのリード/ライトを行う光磁気ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図17は従来の光磁気ディスク装置を説
明する図である。図において、ベース300上には、挿
入されるディスクカートリッジに係合して内部の光磁気
ディスクを回転駆動するスピンドルモータ301や、光
磁気ディスクに対してデータのリード/ライトを行なう
光ピックアップ302や、この光ピックアップ302の
両側に設けられ、光磁気ディスクのトラックを横切る方
向に駆動するボイスコイルモータ303,304や、基
板305等が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の光
磁気ディスク装置においては、ベース300上に多くの
機構を設けているので、装置の高さが高くなるという問
題点がある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、薄型で高速アクセスができる光磁気デ
ィスク装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、上面に挿入されるディスクカートリッジが載
置され、開口が形成されたベースと、前記ベースの開口
内に設けられ、光磁気ディスクのトラックを横切る方向
にキャリッジを駆動するボイスコイルモータとを具備す
るものである。
【0006】第2の発明は、上面に挿入されるディスク
カートリッジが載置され、開口が形成されたベースと、
前記ベースの下面側に設けられ、前記開口を介してディ
スクカートリッジ内の光磁気ディスクを回転駆動するス
ピンドルモータユニットと、前記ベースの開口内に設け
られ、光磁気ディスクに対してフォーカシング/トラッ
キングを行うレンズアクチュエータを搭載したキャリッ
ジを前記光磁気ディスクのトラックを横切る方向に駆動
するボイスコイルモータと、前記ベースに並設され、前
記キャリッジにレーザービームを照射し、前記光磁気デ
ィスクからの反射レーザビームより、ディスク記録信
号,フォーカシング信号及びトラッキング信号を検出す
る光ピックアップシステムと、前記光ピックアップシス
テム上に設けられ、プリアンプ,レーザドライバ等の電
気回路が設けられたサブ基板と、前記ベース,前記サブ
基板上を覆うように設けられ、素子が片面実装されたメ
イン基板とを具備するものである。
【0007】第3の発明は、第1及び第2の発明におけ
るボイスコイルモータは、前記ベースの開口に前記光磁
気ディスクのトラックを横切る方向に並設された第1及
び第2のレールと、前記第1及び第2のレールに沿って
配設された第1及び第2の磁気回路と、前記キャリッジ
側に設けられ、前記第1及び第2の磁気回路の磁気ギャ
ップに配設された第1及び第2のコイルとからなるもの
である。
【0008】第4の発明は、第1から第3の発明におけ
る第1及び第2の磁気回路の磁石の厚み方向を装置の幅
方向にしたものである。
【0009】
【作用】第1の発明の光磁気ディスク装置において、ベ
ースの開口にボイスコイルモータを設けたことにより、
装置は薄型化する。
【0010】第2の発明の光磁気ディスク装置におい
て、ベースの開口にボイスコイルモータを設け、更に、
基板をメイン基板とサブ基板に分割し、メイン基板の素
子を片面実装としたことにより、装置は薄型化する。
【0011】第4の発明の光磁気ディスク装置におい
て、第1及び第2の磁気回路の磁石の磁力を強力にする
場合、第1及び第2の磁気回路の磁石の厚み方向を装置
の幅方向にしたことにより、装置の高さ方向には影響が
なく、薄型で高速アクセスが可能となる。
【0012】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。 (1) 全体構成 図1〜図4を用いて本発明の光磁気ディスク装置の全体
構成を説明する。図1は本実施例の光磁気ディスク装置
の全体構成を説明する分解斜視図である。図中、1はフ
レーム、2はフレーム1の前部側に形成されたベース取
り付けブラケット1a上に配置され、ねじ3を用いて取
り付けられるベースである。
【0013】ベース2の上面には、セットされるディス
クカートリッジを覆い、ディスクカートリッジ内の光磁
気ディスク10にバイアス磁界を加える外部磁界機構4
と、セットされるディスクカートリッジのシャッタ開閉
機構と、ブレーキ機構とが設けられたカートリッジボッ
クス5が設けられる。カートリッジボックス5上には、
防塵カバー6が設けられている。
【0014】ベース2には矩形状の開口2aと、円形状
の開口2bとが形成されている。開口2aには、セット
されたディスクカートリッジの光磁気ディスク10にレ
ーザビームを照射し、光磁気ディスク10に対してフォ
ーカシング/トラッキングを行うレンズアクチュエータ
7を搭載したキャリッジ14が配設され、ベース2の裏
面(挿入されるディスクカートリッジ80取対向する面
と反対側の面)には、光磁気ディスク10を回転駆動す
るスピンドルモータユニット8が配設され、開口2bに
は、後述の光磁気ディスク10のハブ10aに係合する
ターンテーブル部8aが係合している。カートリッジボ
ックス5を空間を介して覆う防塵カバー6上には、メイ
ン基板9が設けられている。このメイン基板9は、搭載
された素子が片面にのみ実装されている。
【0015】メイン基板9の搭載素子を片面実装とした
ため、装置の薄型化が可能となっている。又、メイン基
板9を防塵カバー6上に設けたことにより、キャリッジ
14やスピンドルモータユニット8等との間に大きな間
隔がある。よって、メイン基板9の発熱がキャリッジ1
4やスピンドルモータユニット8等へ伝熱しにくく、熱
による性能変化が発生しにくくなっている。
【0016】次に、図1における光ピックアップシステ
ムの分解斜視図である図2を用いて光ピックアップシス
テムを説明する。図中、12,13はベース2の開口2
aに、光磁気ディスクのトラックを横切るように平行に
設けられるレールである。
【0017】キャリッジ14の両サイドには、レール1
2,13が挿通するガイド穴14a,14bが形成され、
更に、キャリッジ14の一方の側部の上部及び下部に
は、レール12上を転動する2組のベアリング15,1
6がレール12を挟持するように設けられ、キャリッジ
14の他方の側部の上部及び下部には、レール13上を
転動する1組のベアリング17が設けられ、キャリッジ
14はレール12,13に摺動可能に係合している。
【0018】ベース1の開口2aには、レール12,1
3に対向するように、第1及び第2の磁気回路18,1
9が設けられている。第1及び第2の磁気回路18,1
9は、レール12,13と平行に設けられた棒状の第1
のヨーク20,21と、第1のヨーク20,21に取り付
けられる略C字形の第2のヨーク22,23と、第2の
ヨーク22,23の第1のヨーク20,21との対向面に
設けられた磁石24,25とからなっている。そして、
第1のヨーク20,21と磁石24,25との間には、磁
気ギャップが形成されている。尚、本実施例において
は、磁石24,25の厚み方向が装置の幅方向となるよ
うに第2のヨーク22,23は形成されてる。
【0019】キャリッジ14の両サイドには、第1及び
第2のヨーク20,21が挿通するコイル26,27が設
けられている。従って、第1の磁気回路18,コイル2
6と、第2の磁気回路19,コイル27とでそれぞれム
ービングコイル型のリニアモータ(VCM:ボイスコイルモ
ータ)が形成されており、各コイル26,27に電流を流
すと、各磁気回路18,19の磁気ギャップに配設され
ているコイル26,27に推力が発生し、キャリッジ1
4はレール12,13に沿って、即ち光磁気ディスク1
0のトラックを横切る方向に直線移動をするようになっ
ている。
【0020】又、本実施例では、第1のヨーク20,2
1に銅製のショートチューブ310,311を設け、コ
イル26,27のインダクタンスを減少させ、ボイスコ
イルモータの応答性が向上するようにしている。これに
より、キャリッジ14の移動が高速になり、光磁気ディ
スク10のトラック間の移動(シーク)が短時間となる。
【0021】尚、ショートチューブ310,311のイ
ンダクタンス現象の効果は、ショートチューブ310,
311の電気抵抗が小さいほど大きくなる。つまり、厚
い銅チューブにすれば、効果は大きくなるが、第1のヨ
ーク20,21の断面積が減少し、磁気飽和が起こる。
この為、磁気ギャップの磁束密度が低下し、大きな推力
が得られなくなってくる。本実施例では、第1のヨーク
20,21の断面形状のサイズが5×6mm程度に対し、厚
さt=0.1〜0.3mmのさまざまなショートチューブ310,
311を用いて検証した結果、厚さt=0.2mmが応答性の
点と、推力の点とで良好であることが確認された。
【0022】次に、キャリッジ14内部の分解斜視図で
ある図3を用いてキャリッジ14に搭載されたレンズア
クチュエータ7を説明する。図中、30はフォーカスコ
イル34が巻回され、対物レンズ31が設けられた中空
のボビンである。このボビン30の両サイドには、トラ
ックコイル32,33が取り付けられている。
【0023】キャリッジ14に設けられるベース35に
は、第3及び第4の磁気回路36,37が設けられてい
る。これら第3及び第4の磁気回路36,37は、ボビ
ン30の側面に対向するように立設された第3のヨーク
38,39と、ボビン30に形成された穴30a,30b
に挿入される第4のヨーク40,41と、第3のヨーク
38,39の第4のヨーク40,41対向面に設けられた
磁石42,43とから構成される。そして、磁石42,4
3と第4のヨーク40,41との間には、フォーカスコ
イル34の一辺が位置する磁気ギャップが形成されてい
る。
【0024】トラックコイル32,33はフォーカスコ
イル34と重ならないように巻回されている。フォーカ
スコイル34が磁気ギャップに位置する一辺とトラック
コイル32,33が磁石42,43に対向する一辺とは略
同一平面にある。このため、フォーカスの磁気ギャップ
はフォーカスコイル34の厚みにクリアランスを加えた
距離となり、狭く設定することができ、磁気ギャップ内
の磁束密度を高めて高推力を得ることができる。又、ト
ラックコイル32,33は磁気ギャップ内に配設されて
いないが、磁石42,43に接近して配置されている。
【0025】そして、フォーカスコイル34に電流を流
すと、フォーカスコイル34にボビン30を上下方向
(光磁気ディスク10のフォーカシング方向)に移動させ
る推力が、トラックコイル32,33に電流を流すと、
トラックコイル32,33にボビン30を横方向(光磁気
ディスク10のトラッキング方向)に移動させる推力が
それぞれ発生する。
【0026】45はベース35に設けられ、ボビン30
方向に延出する2本のアーム部45aが形成されたコ字
形のばねガイドである。ボビン30はトラッキング方向
と、フォーカシング方向との2つの方向に弾性変形可能
なばね部材46,47を介して、ばねガイド45に設け
られている。
【0027】ばね部材46,47は、ばねガイド45の
各アーム部45aへ取り付けられる樹脂製の取り付け部
46a,47aと、これら取り付け部46a,47aから
ばねガイド45方向に延出し、トラッキング方向に弾性
変形可能なトラッキング可撓部46b,47bと、トラ
ッキング可撓部46b,47bの先端からボビン30方
向に折り返され、トラッキング方向に弾性変形可能なト
ラッキング可撓部46c,47cと、トラッキング可撓
部46c,47cの先端部に形成され、ボビン30の側
面に取り付けられる樹脂製の取り付け部46d,47d
とから構成される。
【0028】更に、トラッキング可撓部46b,47b
は上下に分割され、樹脂製の連結部46e,47eによ
って、基端部が連結され、導通が無いようにされてい
る。これら樹脂製の取り付け部46a,47aと、取り
付け部46d,47dと、連結部46e,47eは、金属
ばねにインサート成形法で形成される。そして、ばね部
材46,47は電気的には4つの金属ばねになってお
り、トラックコイル32,33及びフォーカコイル34
への給電を兼ねるようになっている。
【0029】50は第1のヨーク39の背面に設けられ
たポジションセンサ基板である。このポジションセンサ
基板50には、第4の磁気回路37の両サイドに位置す
るように設けられ、ボビン30の位置を検出するポジシ
ョンセンサ51,52が取り付けられている。ポジショ
ンセンサ51,52は反射型のフォトインタラプタで、
ボビン30のトラッキング方向の移動を検出するもので
ある。
【0030】ボビン30の移動は、ボビン30に設けら
れた反射板400から戻って来る光の量で、ポジション
センサ51側へ寄ったか、ポジションセンサ52側へ寄
ったかを検出する。
【0031】光磁気ディスク10に対してトラッキング
した時に、大きく対物レンズ31が動くと、入射ビーム
のけられが発生したり、光ピックアップへ戻るビームの
横ずれが発生するので、光磁気ディスク10の偏心など
により、大きく対物レンズ31が動こうとするときは、
その方向にキャリッジ14が追従して、対物レンズ31
のキャリッジ14内でのずれが少ないように制御する。
【0032】次に、図2を用いて、キャリッジ14にレ
ーザビームを出射する光学系の説明を行う。60はベー
ス2の後部に設けられ、光学系を収容する光学ハウジン
グである。この光学ハウジング60内には、レーザビー
ムを出射するレーザダイオード61と、レーザダイオー
ド61から出射したレーザビームを平行ビームに変える
コリメータレンズ62、63はレーザビームの偏光方向
を90°回転させる半波長板、64は半波長板63を出射
したレーザビームを2方向に分割するレーザビームスプ
リッタである。
【0033】レーザビームスプリッタ64を透過したレ
ーザビームは、光学ハウジング60の壁面に設けられた
防塵ガラス65を透過し、キャリッジ14の壁面に設け
られた防塵ガラス66を透過して、キャリッジ14内に
到る。キャリッジ14内に入射したレーザビームはプレ
ートミラー350でボビン30方向に反射され、ボビン
30の対物レンズ31で集光され、光磁気ディスク10
上に照射される。
【0034】レーザビームスプリッタ64で反射された
レーザビームは、モニタフォトダイオード67に入射す
る。レーザダイオード61は、温度変化等により光出力
が変化するので、このモニタフォトダイオード67に入
射するレーザビームを検出し、レーザダイオード61の
光出力が一定となるようにレーザダイオード61に供給
する電流値の制御が行われる。
【0035】光磁気ディスク10上で反射したレーザビ
ームは、再びレーザビームスプリッタ64に入射し、2
方向に分割される。分割された一方のレーザビームは、
ウォラストンプリズム68で3つのビームに分離され、
サーボ第1レンズ69で集光され、シリンドリカルレン
ズ70により非点収差が発生され、サーボ第2レンズ7
1を介してフォトダイオード72に入射する。更に、こ
の光学ハウジング60上には、プリアンプ,レーザドラ
イバの回路が設けられたサブ基板73が設けられてい
る。
【0036】ここで、図4を用いて、フォトダイオード
ユニット72の説明を行う。図中、フォトダイオード7
2は3つのレーザビームがそれぞれ入射する3つのフォ
トダイオードからなっている。1つはまん中に設けられ
る6分割フォトダイオード76であり、他の2つは6分
割フォトダイオード76の両サイドに設けられたディス
ク記録信号検出用フォトダイオード77,78である。
【0037】6分割フォトダイオード76において、外
側の4つの部分は、フォーカシング信号検出部76aで
あり、中側の2つの部分は、トラッキング信号検出部7
6bである。
【0038】(2) ディスクカートリッジ80 図5を用いて本実施例の光磁気ディスク装置に使用され
るディスクカートリッジ80の説明を行なう。図5(a)
はディスクカートリッジ80の正面を示す斜視図、図5
(b)はディスクカートリッジ80の裏面を示す斜視図で
ある。
【0039】図中、81は光磁気ディスク10を内部に
回転可能に収納するケースである。ケース81の正面側
には光磁気ディスク10の記録面と反対側の面をケース
81外部に露出するための穴82が、裏面側には光磁気
ディスク10の磁性体で作られたハブ10a(図1参
照)、及び光磁気ディスク10の記録面をケース81の
外部に露出するための穴83がそれぞれ形成されてい
る。84はケース81に対して摺動可能に設けられ、穴
82,83を隠蔽/開放するシャッタである。このシャッ
タ84は一端部がケース81に係止され、他端部がシャ
ッタ84に係止されスプリング(不図示)によって穴8
2,83を隠蔽する方向に付勢されている。
【0040】ケース81の前端面の一方の側部には、誤
挿入防止斜面79が形成されている。ケース81の裏面
の両サイドには、位置決め穴85,86及びローディン
グ係止溝87,88が形成されている。又、89は光磁
気ディスクに対しての書き込みを禁止するライトプロテ
クタである。
【0041】(3) シャッタ開閉機構 図6及び図7を用いて、カートリッジボックス5に設け
られたディスクカートリッジ80のシヤッタ84の開閉
機構について説明する。図6はカートリッジボックス5
の平面図、図7は図6における右側面図である。
【0042】図中、矢印Aがディスクカートリッジ80
の挿入方向である。カートリッジボックス5の両側部は
折り曲げられ、ディスクカートリッジ80の側面に対向
する側面が形成されている。
【0043】カートリッジボックス5のディスクカート
リッジ挿入側を前と規定すると、カートリッジボックス
5上には、一方の側部中央部から、ディスクカートリッ
ジ80のシャッタ84の閉状態から開状態への移動スト
ローク分だけ内側後方に斜めに延出し、更に、後方に延
出するガイド穴90が形成されている。このガイド穴9
0には、スライダ91が摺動可能に係合している。スラ
イダ91は、ガイド穴90に係合するピン93と、ガイ
ド穴90に係合し、挿入されるカートリッジ80のシャ
ッタ84に当接し、シャッタ84を開方向に押圧可能な
ピン92と、これら2つのピン92,93を連結するプ
レート94とから構成されている。
【0044】95はピン93に一端部が係合し、他端部
はカートリッジボックス5の後部に立設されたピン96
に係合し、前記スライダ91をカートリッジボックス5
の前方に付勢するスプリングである。
【0045】(4) ブレーキ機構 図6及び図8を用いてカートリッジボックス5に設けら
れたブレーキ機構の説明を行なう。図8は図6における
ブレーキレバーの斜視図である。
【0046】カートリッジボックス5の前部側他方の端
面上には、ピン169を用いて挿入されるディスクカー
トリッジ80の挿入方向(カートリッジボックス5の後
部に向かう方向)に延出するブレーキレバー170が回
転可能に設けられている。このブレーキレバー170の
端部は、カートリッジボックス5に開設された穴5bを
介してディスクカートリッジ80の誤挿入防止斜面79
側の側部に当接可能な第1の当接部171と、カートリ
ッジボックス5の側面に開設された穴(図示せず)を介し
てディスクカートリッジ80の他方の側面に形成された
ローディング係止溝87に係合可能な第2の当接部17
2が形成されている。
【0047】第1の当接部171と第2の当接部172
とは、第1の当接部171の方がカートリッジボックス
5の奥側に位置するように設定され、第2の当接部17
2の形状は、ディスクカートリッジ80の側面に形成さ
れているローディング係止溝87に係合可能な形状とな
っている。
【0048】本実施例では、このブレーキレバー170
の回転中心と第1の当接部171迄の距離Rと、第2の
当接部172の迄の距離rとの関係を下記のように設定
した。 R:r = 3:1 ……(1) 173は、中間部がカートリッジボックス5に係合し、
一方の端部がブレーキレバー170に係合し、他方の端
部がカートリッジボックス5に係合し、ブレーキレバー
170の第1及び第2の当接部171,172を挿入さ
れるディスクカートリッジ80の誤挿入防止斜面79側
の側面に当接する方向に付勢するスプリングである。
【0049】このスプリング173の付勢力によって、
ディスクカートリッジ非挿入状態では、ブレーキレバー
170の第1の当接部171近傍がカートリッジボック
ス5の穴5bに当接し、それ以上の回転が禁止されてい
る。
【0050】次に、シャッタ開閉機構とブレーキ機構の
作動を説明する。ディスクカートリッジ80を挿入する
と、ディスクカートリッジ80の前端面は、スライダ9
1のピン92を押し、スライダ91をガイド穴90に沿
ってスプリング95の付勢力に抗して後方へ移動させ
る。第2のピン92はガイド穴90の形状により、ディ
スクカートリッジ80のシャッタ84を開方向へ押圧
し、シャッタ84は開方向へ移動する。
【0051】一方、ブレーキレバー170の第1の当接
部171がディスクカートリッジ80の前端面の誤挿入
防止斜面79に押されてブレーキレバー170はスプリ
ング173の付勢力に抗して回転し、ディスクカートリ
ッジ80の誤挿入防止斜面79側の側面に当接する。こ
の時、第2の当接部172は、ディスクカートリッジ8
0の誤挿入防止斜面79側の側面より離反した位置にあ
る。
【0052】そして、ディスクカートリッジ80の所定
の位置まで挿入されると、シャッタ84は全開となり、
内部の光磁気ディスク10が窓82を介して外部に露出
し、光ピックアップシステムによって、光磁気ディスク
10に対してデータのリード/ライトが可能となる。
【0053】次に、ディスクカートリッジ80が排出さ
れる場合、ディスクカートリッジ80の誤挿入防止斜面
79がブレーキレバー第1の当接部を通過すると、スプ
リング173の付勢力によりブレーキレバー170は第
2の当接部172がディスクカートリッジ80の誤挿入
防止斜面79側の側面に当接するまで回転し、第2の当
接部172が排出されるディスクカートリッジ80の他
方の側面に押接する。
【0054】そして、第2の当接部172がディスクカ
ートリッジ80のローディング係止溝87に係合し、デ
ィスクカートリッジ80の排出方向の移動が禁止され
る。一方、スプリング95の付勢力によりディスクカー
トリッジ80の前端面に押接しているスライダ91もデ
ィスクカートリッジ80が排出されることにより、ガイ
ド穴90に案内され、元の位置まで戻り、ディスクカー
トリッジ80のシャッタ84もカートリッジ内に設けら
れた図示しないスプリングの付勢力によって元の位置ま
で復帰し、シャッタ84は閉じる。
【0055】(5) 外部磁界機構 図9から図11を用いてカートリッジボックス5に設け
られた外部磁界機構4の説明を行なう。図9は外部磁界
機構の平面図、図10は図9における主要部の分解斜視
図、図11は図9における作動を説明する図である。
【0056】これらの図において、100はセットされ
た光磁気ディスクの記録面に対向して配設されるベース
である。ベース100の中心部には、光磁気ディスクの
トラックを横切る方向に延出する長穴101が形成され
ている。この長穴101の周縁には、扁平楕円形のコイ
ル102が配設されている。長穴101には、長手方向
に棒状の形態を有し、幅方向に着磁された磁石103が
設けられたマグネットホルダ104が配設されている。
【0057】ベース100とマグネットホルダ104の
材質は、略線膨張係数が等しく、又、少なくともどちら
か一方が弾性を有するものから選定する。尚、本実施例
においては、ベース100の材質を亜鉛ダイキャスト、
マグネットホルダ104の材質をベース100の線膨張
係数(3×10-5m/m℃)と略同じ線膨張係数を有し、弾性を
有するポリエステルイミド樹脂とした。
【0058】マグネットホルダ104の一方の端面に
は、穴104bと長穴101の周縁部に当接可能なスト
ッパ突起104aとが形成されている。又、マグネット
ホルダ104の他方の端面には、くぼみ(図示せず)が形
成されている。ストッパ突起104aは、図3に示すよ
うに、マグネットホルダ104が回転することにより、
ベース100に当接し、マグネットホルダ104の回転
角範囲を180°未満(望ましくは、120°〜150°、本実施
例では、150°)に規制するものである。
【0059】そして、磁石103は、ストッパ突起10
4aによってマグネットホルダ104のそれ以上の回転
が規制された状態では、磁石の磁力線103とコイル1
02の磁力線とが交差するようにマグネットホルダ10
4に取り付けられている。
【0060】105はマグネットホルダ104の一方の
端面と対向するようにベース100に取り付け金具10
6を用いて取り付けられる第1の回転支持部である。そ
して、回転支持部105の端面に形成され、ボールとし
ての鋼球110を介してマグネットホルダ104の一方
の端面に形成された穴104bに挿入されるシャフト部
105aによって、マグネットホルダ104の一方の端
部は回転可能に支持されている。
【0061】107はマグネットホルダ104の他方の
端面に対向するようにベース100に取り付け金具10
8を用いて取り付けられる第2の回転支持部である。第
2の回転支持部107のマグネットホルダ104との対
向面には、くぼみ107aが形成されている。そして、
マグネットホルダ104の他方の端面のくぼみと第2の
回転支持部107のくぼみとに係合するボールとしての
鋼球108を介して、マグネットホルダ104の他方の
端部は回転可能に支持されている。
【0062】又、第1の回転支持部105及び第2の回
転支持部107は、マグネットホルダ104の軸方向に
20〜100gf程度の予圧がかかるようにベース100に取
り付けられている。尚、予圧が大き過ぎると抵抗が大き
くなり、マグネットホルダ104がスムーズに回転せ
ず、予圧が小さ過ぎるとがたが生じやすい。尚、上記数
値は本願発明者が実験を行ない求めた。
【0063】本実施例の外部磁界機構では、ストッパ突
起104aとベース100の衝突による衝撃音の他、回
転部のがたによるマグネットホルダ104のあばれも騒
音の原因になることが実験的にわかった。そこで、鋼球
110を介して予圧を掛けることで、回転部のがたが無
くなり、マグネットホルダ104のあばれによる音を低
減した。
【0064】マグネットホルダ104の軸方向に対向し
て延在するコイル102上には、2枚の鉄片111,1
12が設けられている。次に、外部磁界機構の作動を図
11を用いて説明する。コイル102に電流が流れてい
ない状態(データの読み出し時)では、鉄片111,11
2により、マグネットホルダ104は磁石103のN極,
S極が鉄片111,112に一番近付いた状態、即ち、
(c)に示すような状態にある。
【0065】光磁気ディスク10からのデータの読み出
し時に、膜面に垂直な磁界成分があると、何回も同一箇
所を読み出すとデータが劣化してしまう。このため、IS
Oのディスク規格では、データの読み出し時の磁界の上
限が規定されている。
【0066】本実施例では、磁石103によって発生す
る磁力線は、光磁気ディスク10に対して略平行とな
る。一方、光磁気ディスク10の磁化方向は、光磁気デ
ィスク10の膜面に対して垂直であるので、この場合
は、磁石103によって発生する磁力線の影響はほとん
どない。
【0067】次に、コイル102に電流を流すと、(a)
又は(b)に示すように、ある方向の磁界がコイル102
の中心に発生し、磁石103はコイル102の磁界の方
向と同一方向の磁界を発生する位置にならしめる回転力
が発生し、ストッパ突起104aによりそれ以上の回転
が規制されるまで回転し、光磁気ディスク10の膜面に
対して略垂直方向の磁力線が発生する。
【0068】この時、磁石103の磁力線とコイル10
2の磁力線とは一致せず、交差している。次に、先程と
は逆方向の電流をコイル102に流すと、コイル102
の中心に発生する磁界は先程とは逆方向となる。この
時、磁石103の磁力線とコイルの磁力線とは概ね同一
方向になってはいるが、ストッパ突起104aにより、
多少交差する成分が残るようになっているので、磁石1
03に回転力が発生し、磁石103は必ず反転する。
【0069】尚、(a)と(b)との相違点は、コイル102
に流れる電流の向きであり、本実施例では、(a)の状態
を初期化時、(b)の状態を記録時としている。上記構成
によれば、ストッパ突起104aによりそれ以上の回転
が規制された状態から、コイル102に逆方向に電流を
流す場合、磁石103の磁力線とコイル102の磁力線
とは交差成分を残すようになっているので、磁石103
に回転力が発生し、磁石103は必ず反転する。
【0070】ベース100とストッパ突起104とのう
ち少なくとも一方は弾性体としたことにより、ストッパ
を別に設ける必要がなく、更にスペースを小さくでき、
ストッパ突起104がベース100に当接した際の衝撃
力を緩和し、当接時の騒音を小さくすることができる。
マグネットホルダ104(磁石103)が静止するまでの
時間を短くすることができる。
【0071】第1の回転支持部105に形成され、マグ
ネットホルダ104の端面方向に延出するシャフト部1
05aと、マグネットホルダ104の第1の回転支持部
105との対向する端面の中心に穿設され、シャフト部
105aが嵌合する穴104bと、穴104bの底部に
配設される鋼球110とを設けたことにより、又、第2
の回転支持部107のマグネットホルダ104と対向す
る面の中心に形成されたくぼみと、マグネットホルダ1
04の第2の回転支持部107と対向する面に形成され
たくぼみと、2つのくぼみ間に配設される鋼球108と
を設けたことにより、マグネットホルダ104が円滑に
回転する。
【0072】第1及び第2の回転支持部105,107
は、マグネットホルダ104の軸方向に予圧がかかるよ
うにベース100に設けたことにより、又、マグネット
ホルダ104とベース100との線膨張係数は略等しく
設定したことにより、温度変化により、マグネットホル
ダ104が軸方向にぶれたり、逆にマグネットホルダ1
04が膨張し、回転しにくくなることが防止され、更
に、回転時の騒音も少なくなる。
【0073】コイル102のマグネットホルダ104の
軸方向に対向して延在する二辺に鉄片111,112を
配設したことにより、コイル102非通電時に、磁石1
03の極がこれら鉄片111,112に一番近付いた状
態となり、磁石103の磁力線の方向は光磁気ディスク
10と略平行となり、磁石103の磁力線による光磁気
ディスクへの影響はほとんどなくなり、データの読み出
し時に磁界がかかってデータが劣化することがなくな
る。
【0074】(6) スピンドルモータユニット昇降機構 スピンドルモータユニット昇降機構の説明を図12から
図15を用いて行なう。図12はスピンドルモータユニ
ット昇降機構の斜視図、図13は図12におけるスライ
ドベースの拡大斜視図、図14はスピンドルモータユニ
ット昇降機構の作動を説明する図、図15はスピンドル
モータユニット昇降機構の作動を説明する図である。
【0075】図12及び図13において、130は先端
部がレール12,13に係合し、基端部がねじ131を
用いてベース2に取り付けられ、ベース2の開口2bを
橋渡しするように設けられたレール12,13をベース
2に固定する固定金具である。
【0076】120はベース2の裏面(挿入されるディ
スクカートリッジ80と対向する面と反対側の面)上に
設けられる略L字形のスライドベースである。このスラ
イドベース120の両端部には、ベース2上に螺合する
立設されたねじ121,122が嵌合し、レール12,1
3方向に延出する長穴123,124が形成されてい
る。
【0077】スライドベース120の先端部にも、レー
ル12,13方向に延出する長穴133が形成され、こ
の長穴131は、ベース2の裏面に螺合するねじ134
が係合している。
【0078】そして、スライドプレート120に多少回
転の自由度が残るように長穴123,124,133は設
定されている。125,126は一端部がスライドベー
ス120に係止され、他端部がベース2裏面上に立設さ
れたピン127,128に係止され、スライドベース1
20を光学ハウジング60より離反する方向に付勢する
スプリングである。
【0079】スピンドルモータユニット8には、ベース
2裏面上に立設されたピン118,119に係合する穴
129,130が形成され、スピンドルモータユニット
8はベース2に対してピン121,122に沿ってのみ
移動可能、即ち、ベース2に対して垂直方向に移動可能
(昇降可能)となっている。
【0080】更に、スピンドルモータユニット8の一方
の側面には、ピン140が、他方の側面にはピン141
がそれぞれ立設されている。一方、スライドベース12
0の一方の側部に形成された2箇所の立壁部142,1
43には、ピン140が係合するガイド溝142a,1
43aが、他方の側部に形成された2箇所の立壁部14
4,145には、ピン141が係合するガイド溝144
a,145aがそれぞれ形成されている。各ガイド溝1
42a,143a,144a,145aの形状は、スライ
ドベース120から光学ハウジング60から離れる方向
に斜め上方に延出し、その後スライドベース120と略
平行に延出している。
【0081】よって、ベース2に立設されたピン11
8,119に係合するスピンドルモータユニット8は、
スライドベース120が光学ハウジング60方向より離
れる方向に移動することで、ディスクカートリッジ80
方向に移動(上昇)し、スライドベース120が光学ハウ
ジング60方向に移動することで、ディスクカートリッ
ジ80より離れる方向に移動(下降)する。
【0082】ベース2の表面上には、ピン149を用い
てロックレバー150が回転可能に設けられている。こ
のロックレバー150の一方の回転端部は、ベース2に
開設された穴151を介してベース2の裏面側に延出
し、スライドベース120の先端部に形成された係合部
152に係合可能なロック部150aが形成されてい
る。又、ロックレバー150の他方の回転端部は挿入さ
れるディスクカートリッジ80の誤挿入防止斜面79に
当接可能なロック解除部150bが形成されている。1
62は中間部がピン149に巻回され、一方の端部がベ
ース2に係止され、他方の端部がロックレバー150に
係止され、ロックレバー150のロック解除部150b
を挿入されるディスクカートリッジ80の誤挿入防止斜
面79に当接可能な位置へ付勢するスプリングである。
【0083】スライドベース120の先端部には、係合
プレート153がピン154を用いてベース2と平行な
平面上で回転可能に取り付けられている。155はディ
スクカートリッジ80の挿入方向から見てスピンドルモ
ータユニット8より奥に設けられたイジェクトモータで
ある。
【0084】スライドベース120の移動方向と直交す
る方向に設けられたイジェクトモータ155の出力軸に
取り付けられた円板156には、偏心ピン157が設け
られている。一方、係合プレート153の回転端部に
は、偏心ピン157が当接可能な切り起こし部158が
形成され、イジェクトモータ155の駆動により、偏心
ピン157が切り起こし部158に係合押圧して、スラ
イドベース120を光学ハウジング60方向に移動させ
るようになっている。160はベース2の裏面に設けら
れ、係合プレート153の上部が係合する溝161が形
成され、係合プレート153は円板156と略平行な方
向にのみ移動可能となっている。
【0085】次に、図14及び図15を用いて上記構成
の作動を説明する。図14はディスクカートリッジ80
が未挿入の状態を、図15はディスクカートリッジ80
の挿入後の状態をそれぞれ示している。
【0086】図14において、ロックレバー150のロ
ック部150aが、スライドベース120の係合部15
2に係合し、スプリング125,126によって、光学
ハウジング60より離れる方向に付勢されているスライ
ドベース120の移動を禁止し、スピンドルモータユニ
ット8は下降状態にあり、ターンテーブル部8aは、ベ
ース2の開口2b内に収容されている。
【0087】ここで、ディスクカートリッジ80をベー
ス2の表面上に挿入すると、ディスクカートリッジ80
の誤挿入防止斜面79がロックレバー150のロック解
除部150bを押圧し、スプリング162の付勢力に抗
してロックレバー150を図において反時計方向に回転
させ、ロックレバー150のロック部150aと、スラ
イドベース120の係合部152との係合を解除する。
すると、図15に示すように、スプリング125,12
6の付勢力により、スライドベース120は光学ハウジ
ング60より離れる方向に移動する。このスライドベー
ス120の移動により、スピンドルモータユニット8は
上昇し、ターンテーブル部8aがベース2の開口2bよ
り突出し、ディスクカートリッジ80の光磁気ディスク
10のハブ10aに係合する。
【0088】そして、挿入されたディスクカートリッジ
80を排出する際には、イジェクトモータ155が駆動
され、偏心ピン157がスライドベース120の係合プ
レート153の切り起こし部158を押圧し、スライド
ベース120を光学ハウジング60方向に移動させる。
このスライドベース120の移動により、スライドベー
ス120の係合部152がロックレバー150のロック
部150aに係合し、図14の状態に戻る。
【0089】上記構成のスピンドルモータユニット昇降
機構によれば、従来のようにスピンドルモータユニット
を昇降駆動する駆動源をスピンドルモータユニットの近
傍に配置せず、駆動源としてのイジェクトモータ155
をディスクカートリッジ80の挿入方向から見てスピン
ドルモータユニット8より奥に設けたことにより、スピ
ンドルモータユニット関連の部品(例えば、スピンドル
モータ駆動回路等)を無理なく配置でき、光磁気ディス
ク装置を小型化することができる。
【0090】スライドプレート120が完全に直進方向
にのみ、ねじ121,122,134とスライドプレート
120の長穴123,124,133でガイドされる場
合、スライドプレート120のガイド溝142a,14
3a144a,145aの位置のばらつきやスピンドル
モータユニット8のピン140,141の位置のばらつ
きがある場合、全てのガイド溝142a,143a,14
4a,145aが全てのピン140,141を同時に押す
ことはなく、押圧力が不均一になってしまい、片押しに
なる。
【0091】しかし、本実施例では、スライドプレート
120に多少回転の自由度が残るように長穴123,1
24,133を設定しているので、例えば、一方のガイ
ド溝142a,144aのうちどちらかが先にピン14
0,141に当たっても、スライドプレート120が多
少回転して、他方のガイド溝が他方のピンに当たるまで
移動し、ピン140,141の押圧力が均一になる。
【0092】ピン140,141の押圧力が均一でない
と、スピンドルモータユニット8がベース2に密着せず
傾いてしまう。これは、光磁気ディスク10のディスク
面がベース2に対して傾く、つまり、光学ピックアップ
に対して傾くこととなり、検出性能が著しく低下してし
まうという問題点がある。
【0093】又、スピンドルモータユニット8のピン1
40,141の形状,位置や、スライドベース120のガ
イド溝142a,143a,144a,145aの形状,位
置等の部品加工精度のばらつきにより、スピンドルモー
タユニット8の昇降時にスライドベース120がベース
2上で回転移動しても、ガイドプレート160によって
一方向にみ移動可能な係合プレート153はぶれないの
で、イジェクトモータ155の駆動力は確実にスライド
ベース120に伝達される。よって、スライドベース1
20と組付けの調整が不要となる。
【0094】(7) キャリッジのストッパ機構 図16及び図1を用いて、キャリッジ14のストッパ機
構を説明する。図16はキャリッジストッパの機構を説
明する要部構成図である。
【0095】キャリッジストッパの目的は、輸送時にキ
ャリッジ14が勝手に動き、キャリッジ14の破損を防
止するためである。本実施例のキャリッジストッパ機構
は、スライドプレート120と連動しており、ディスク
カートリッジ80を排出すると自動的にキャリッジ14
がロックされるようにした。
【0096】従来は、輸送時の破損を防止するために、
シッピングカートリッジが使用されていたことがある。
このシッピングカートリッジは、ディスクカートリッジ
80の穴83に相当する部分にスポンジなどの緩衝材が
設けられおり、この部分がキャリッジ14を上から軽く
押えて、キャリッジ14の自由な移動を禁止するように
なっている。しかし、このシッピングカートリッジはコ
ストが高いという問題点がある。
【0097】これらの図において、ベース2には、スラ
イドベース120の移動方向に沿って長穴2cが形成さ
れている。一方、スライドベース120上には、ベース
2の長穴2cを介して、ベース2上に突出するピン18
0が立設されている。
【0098】長穴2c近傍のベース2の上には、ピン1
81を用いてストッパレバー183が回転可能に設けら
れている。このストッパレバー183の回転端部には、
キャリッジ14の前面(挿入されるディスクカートリッ
ジ80と対向する面)に当接可能なストッパ部184が
形成されている。
【0099】更にこのストッパレバー183の回転中心
近傍には、スライドベース120上に立設され、ベース
2の長穴2cを介してベース2上に突出するピン180
が係合するガイド溝185が形成されている。このガイ
ド溝185の形状は、ディスクカートリッジ80の非挿
入状態では、ストッパレバー183のストッパ部184
がベース2の開口2aの中央部に位置し(実線で示す)、
キャリッジ14のディスクカートリッジ80の挿入方向
と反対方向への移動を禁止し、カートリッジ80を挿入
すると、スライドベース120のピン180によってス
トッパレバー183は回転し、ストッパ部184がディ
スクカートリッジ80の挿入方向と反対方向に移動し
(二点鎖線で示す)、キャリッジ14の移動を拘束しない
ような形状に設定されている。
【0100】(8) 光学ハウジング60,レール12,13
とベース2との取付け 図1及び図2を用いて、光学ハウジング60,レール1
2,13とベース2との取付けを説明する。図2におい
て、レール12,13のうちレール12は光学ハウジン
グ60に形成された穴(基準穴)350に嵌入している。
そして、光学ハウジング60に螺合し、穴350のレー
ル12に当接するいもねじ351によって、レール12
は固定されている。更に、光学ハウジング60は、レー
ル13側に設けられた取付け穴352に遊嵌し、ベース
2の裏面に螺合するねじ353を用いてベース2に取付
けられている。
【0101】従来の光磁気ディスク装置においては、光
学ハウジングに少なくとも1つの穴(基準穴)を設け、こ
の穴にベースに取付けられたレールを圧入し、光学ハウ
ジングをベースに取付けていた。このため、光学ハウジ
ング内の光学調整を予め行ったうえで、これをベースに
取り付ける場合、レール付きの光学ハウジングで光学調
整を行うことになり、工程管理上レールに傷を付けない
ような配慮が特に要求される。又、光学調整後のレール
付の光学ハウジングは部品管理という面でも不利とな
る。更に、光学ハウジング60には、レールが圧入され
ているので、アッセンブリ交換のために、光学ハウジン
グをベースから分離する場合、圧入されたレールと分離
する必要がある。この結果、交換作業が繁雑になるばか
りでなく、交換後のレールがベースに対して正しい位置
からずれやすく、光学的なオフセットが発生する問題点
等があった。
【0102】本実施例では、先ず、別に設けられた調整
用の基準レールに光学ハウジング60を取付け、光学ハ
ウジング60内の光学調整をベース2と切り離して調整
することができ、その後ねじ353及びいもねじ351
を用いて光学ハウジング60をベース2及びレール12
に取付けることができるので、組立工程での調整及び部
品の交換が容易となる。
【0103】又、修理時においても、光学ハウジング6
0はねじ353及びいもねじ351を緩めるだけで、ベ
ース2とレール12より分離できるので、光学ハウジン
グ60単体での交換が可能となるメリットがある。
【0104】上記構成によれば、ベース2の開口2aに
ボイスコイルモータを設け、更に、基板をメイン基板9
とサブ基板73とに分割し、メイン基板9の素子を片面
実装としたことにより、光磁気ディスク装置の薄型化を
図ることができる。
【0105】又、第1及び第2の磁気回路18,19の
磁石24,25の磁力を強力にする場合、第1及び第2
の磁気回路18,19の磁石24,25の厚み方向を装置
の幅方向にしたことにより、装置の高さ方向には影響が
なく、薄型で高速アクセスが可能となる。
【0106】
【発明の効果】以上述べたように、ベースの開口にボイ
スコイルモータを設けたことにより、装置は薄型化でき
る。
【0107】又、ベースの開口にボイスコイルモータを
設け、更に、基板をメイン基板とサブ基板に分割し、メ
イン基板の素子を片面実装としたことにより、装置を薄
型化できる。
【0108】更に、第1及び第2の磁気回路の磁石の磁
力を強力にする場合、第1及び第2の磁気回路の磁石の
厚み方向を装置の幅方向にしたことにより、装置の高さ
方向には影響がなく、薄型で高速アクセスが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の光磁気ディスク装置の全体構成を説
明する分解斜視図である。
【図2】図1における光ピックアップシステムの分解斜
視図である。
【図3】図2におけるキャリッジ内部の分解斜視図であ
る。
【図4】図2におけるフォトダイオードユニットの説明
である。
【図5】実施例の光磁気ディスク装置に用いられるディ
スクカートリッジを説明する図で、(a)はディスクカー
トリッジの正面を示す斜視図、(b)はディスクカートリ
ッジ80の裏面を示す斜視図である。
【図6】図1におけるカートリッジボックスの平面図で
ある。
【図7】図6における右側面図である。
【図8】図6におけるブレーキレバーの斜視図である。
【図9】図9は外部磁界機構の平面図である。
【図10】図9における主要部の分解斜視図である。
【図11】図9における作動を説明する図である。
【図12】図12はスピンドルモータユニット昇降機構
の斜視図である。
【図13】図12におけるスライドベースの拡大斜視図
である。
【図14】スピンドルモータユニット昇降機構の作動を
説明する図である。
【図15】スピンドルモータユニット昇降機構の作動を
説明する図である。
【図16】図16はキャリッジストッパの機構を説明す
る要部構成図である。
【図17】従来の光磁気ディスク装置を説明する図であ
る。
【符号の説明】
2 ベース 2a 開口 8 スピンドルモータユニット 14 キャリッジ 12,13 レール 60 光学ハウジング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に挿入されるディスクカートリッジ
    が載置され、開口が形成されたベースと、 前記ベースの開口内に設けられ、光磁気ディスクのトラ
    ックを横切る方向にキャリッジを駆動するボイスコイル
    モータと、 を具備することを特徴とする光磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上面に挿入されるディスクカートリッジ
    が載置され、開口が形成されたベースと、 前記ベースの下面側に設けられ、前記開口を介してディ
    スクカートリッジ内の光磁気ディスクを回転駆動するス
    ピンドルモータユニットと、 前記ベースの開口内に設けられ、光磁気ディスクに対し
    てフォーカシング/トラッキングを行うレンズアクチュ
    エータを搭載したキャリッジを前記光磁気ディスクのト
    ラックを横切る方向に駆動するボイスコイルモータと、 前記ベースに並設され、前記キャリッジにレーザービー
    ムを照射し、前記光磁気ディスクからの反射レーザビー
    ムより、ディスク記録信号,フォーカシング信号及びト
    ラッキング信号を検出する光ピックアップシステムと、 前記光ピックアップシステム上に設けられ、プリアン
    プ,レーザドライバ等の電気回路が設けられたサブ基板
    と、 前記ベース,前記サブ基板上を覆うように設けられ、素
    子が片面実装されたメイン基板と、を具備することを特
    徴とする光磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ボイスコイルモータは、 前記ベースの開口に前記光磁気ディスクのトラックを横
    切る方向に並設された第1及び第2のレールと、 前記第1及び第2のレールに沿って配設された第1及び
    第2の磁気回路と、 前記キャリッジ側に設けられ、前記第1及び第2の磁気
    回路の磁気ギャップに配設された第1及び第2のコイル
    とからなることを特徴とする請求項1又は2記載の光磁
    気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の磁気回路の磁石の厚
    み方向を装置の幅方向にしたことを特徴とする請求項1
    乃至3いずれかに記載の光磁気ディスク装置。
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