JPH08106793A - 一括消去型不揮発性記憶装置とその消去方法 - Google Patents
一括消去型不揮発性記憶装置とその消去方法Info
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- JPH08106793A JPH08106793A JP26122894A JP26122894A JPH08106793A JP H08106793 A JPH08106793 A JP H08106793A JP 26122894 A JP26122894 A JP 26122894A JP 26122894 A JP26122894 A JP 26122894A JP H08106793 A JPH08106793 A JP H08106793A
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- write
- memory cell
- erasing
- erased
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 低電源電圧により確実に消去動作を行う。
【構成】 消去単位のメモリセルについて消去基準電圧
のもとに一括して消去動作及び消去判定動作を行う消去
動作、消去単位について負のしきい値電圧に過消去され
たメモリセルの存在するデータ線を検出し、該データ線
に設けられたメモリセルに対して書き込み動作に対して
絶対値的に小さくされた電位での書き込みを行う第1の
書き戻し動作、並びに消去単位について所望の消去状態
に比べて小さなしきい値電圧に過消去されたメモリセル
を検出し、第1の書き戻し動作と同様な電位で書き込み
動作を行う第2の書き戻し動作を順次に行い、消去状態
でのしきい値電圧のバラツキを圧縮することにより広い
温度保証範囲を確保する。
のもとに一括して消去動作及び消去判定動作を行う消去
動作、消去単位について負のしきい値電圧に過消去され
たメモリセルの存在するデータ線を検出し、該データ線
に設けられたメモリセルに対して書き込み動作に対して
絶対値的に小さくされた電位での書き込みを行う第1の
書き戻し動作、並びに消去単位について所望の消去状態
に比べて小さなしきい値電圧に過消去されたメモリセル
を検出し、第1の書き戻し動作と同様な電位で書き込み
動作を行う第2の書き戻し動作を順次に行い、消去状態
でのしきい値電圧のバラツキを圧縮することにより広い
温度保証範囲を確保する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一括消去型不揮発性
記憶装置(以下、単にフラッシュメモリという)とその
消去方法に利用して有効な技術に関するものである。
記憶装置(以下、単にフラッシュメモリという)とその
消去方法に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリは、書き込み動作にお
いて不揮発性記憶素子(以下、単にメモリセルという)
のドレイン電位を4V程度にし、コントロールゲートが
接続されたワード線を11V程度にすることにより、ド
レイン近傍で発生したホットエレクトロンをフローティ
ングゲートに注入してしきい値電圧を高い状態(論理
“0”)にする。消去動作では、ソース電位を4V程度
にし、上記ワード線を−10V程度にしてトンネル電流
を発生させてフローティングゲートに蓄積された電荷を
引き抜いてしきい値電圧を低い状態(論理“1”)にす
る。
いて不揮発性記憶素子(以下、単にメモリセルという)
のドレイン電位を4V程度にし、コントロールゲートが
接続されたワード線を11V程度にすることにより、ド
レイン近傍で発生したホットエレクトロンをフローティ
ングゲートに注入してしきい値電圧を高い状態(論理
“0”)にする。消去動作では、ソース電位を4V程度
にし、上記ワード線を−10V程度にしてトンネル電流
を発生させてフローティングゲートに蓄積された電荷を
引き抜いてしきい値電圧を低い状態(論理“1”)にす
る。
【0003】図23(A)に示すように、消去前の初期
状態では、上記のように“1”に対応したメモリセル群
301と、“0”に対応したメモリセル群302があ
り、消去に先立って読み出しを行って“1”のメモリセ
ルを選びだして書き込み動作(pre-write)及び読み出し
動作(pre-verify) を行って(B)のように全てのメモ
リセルを“0”状態にした後に(C)のように一括消去
(erase) 及び読み出し動作(erase verify) を行う。
状態では、上記のように“1”に対応したメモリセル群
301と、“0”に対応したメモリセル群302があ
り、消去に先立って読み出しを行って“1”のメモリセ
ルを選びだして書き込み動作(pre-write)及び読み出し
動作(pre-verify) を行って(B)のように全てのメモ
リセルを“0”状態にした後に(C)のように一括消去
(erase) 及び読み出し動作(erase verify) を行う。
【0004】このとき、トンネル酸化膜厚や不純物プロ
ファイルなどのプロセスバラツキや内部電位の寄生抵抗
による影響などにより、一括消去によるしきい値電圧の
バラツキにより過消去状態(デプリート不良)のものが
生じてしまう。このような負のしきい値電圧のメモリセ
ルが1つでも存在すると、そのメモリセルが接続された
ワード線が非選択状態でも、メモリセルに電流が流れて
しまい、読み出し不能になる。そこで、上記過消去のメ
モリセルを検出して書き戻しを行って上記デプリート不
良を防止するものが各種提案されている。このようなデ
プリート不良対策に関しては、特開平4−6698号公
報、特開平4−222994号公報、特開平5−896
88号公報等がある。
ファイルなどのプロセスバラツキや内部電位の寄生抵抗
による影響などにより、一括消去によるしきい値電圧の
バラツキにより過消去状態(デプリート不良)のものが
生じてしまう。このような負のしきい値電圧のメモリセ
ルが1つでも存在すると、そのメモリセルが接続された
ワード線が非選択状態でも、メモリセルに電流が流れて
しまい、読み出し不能になる。そこで、上記過消去のメ
モリセルを検出して書き戻しを行って上記デプリート不
良を防止するものが各種提案されている。このようなデ
プリート不良対策に関しては、特開平4−6698号公
報、特開平4−222994号公報、特開平5−896
88号公報等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュメモリで
は、読み出しや書き込み動作に比べて消去動作が遅い。
このため、使い勝手の向上のために消去動作の最中で
も、一定のコマンドの入力により消去動作を一旦止め
て、消去対象以外のメモリセルについて読み出しができ
るようにしてある(以下、このような機能を消去サスペ
ンド機能という)。
は、読み出しや書き込み動作に比べて消去動作が遅い。
このため、使い勝手の向上のために消去動作の最中で
も、一定のコマンドの入力により消去動作を一旦止め
て、消去対象以外のメモリセルについて読み出しができ
るようにしてある(以下、このような機能を消去サスペ
ンド機能という)。
【0006】最近、フラッシュメモリについては、ファ
イル、ディスクメモリの置き替え用途のため消去単位の
縮小化の要求が高まっている。これに対して、図22に
示した従来のようにメモリアレイを作成すると、ソース
線の分割のためにメモリアレイサイズが増大してしま
う。
イル、ディスクメモリの置き替え用途のため消去単位の
縮小化の要求が高まっている。これに対して、図22に
示した従来のようにメモリアレイを作成すると、ソース
線の分割のためにメモリアレイサイズが増大してしま
う。
【0007】そこで、図2に示したように、ソース線分
割により消去単位縮小を図るのではなく、印加電圧によ
り消去単位の縮小を図ることが考えられる。すなわち、
消去対象のメモリセルが接続されたワード線W006に
−10V、非消去対象のメモリセルが接続されたワード
線に2V、ソース線に4Vを印加する。消去対象のメモ
リセルにはコントロールゲート、ソース間に14Vの電
位差が加えられることになり、消去が進行する。このよ
うな手法により、従来のソース線の分割手法に伴うよう
なメモリアレイサイズの増大もなく、消去単位をワード
線単位(401A)まで縮小させることができる。ま
た、従来のような消去単位(401B)についても、複
数のワード線に対して−10Vを印加することにより同
様に一括して消去させることができる。
割により消去単位縮小を図るのではなく、印加電圧によ
り消去単位の縮小を図ることが考えられる。すなわち、
消去対象のメモリセルが接続されたワード線W006に
−10V、非消去対象のメモリセルが接続されたワード
線に2V、ソース線に4Vを印加する。消去対象のメモ
リセルにはコントロールゲート、ソース間に14Vの電
位差が加えられることになり、消去が進行する。このよ
うな手法により、従来のソース線の分割手法に伴うよう
なメモリアレイサイズの増大もなく、消去単位をワード
線単位(401A)まで縮小させることができる。ま
た、従来のような消去単位(401B)についても、複
数のワード線に対して−10Vを印加することにより同
様に一括して消去させることができる。
【0008】しかしながら、図2のようなメモリアレイ
構成では、消去単位の縮小という点で有利である反面、
消去サスペンド機能に問題が生じることが本願発明者の
研究によって明らかにされた。例えば、メモリセル41
6がデプリートした場合、消去対象のメモリセル41
4、415以外、消去対象外の411、412、413
も読み出し不能となってしまう。つまり、デプリート不
良を検出して書き込み(書き戻し)完了するまでサスペ
ンド動作を遅延させる必要がある。
構成では、消去単位の縮小という点で有利である反面、
消去サスペンド機能に問題が生じることが本願発明者の
研究によって明らかにされた。例えば、メモリセル41
6がデプリートした場合、消去対象のメモリセル41
4、415以外、消去対象外の411、412、413
も読み出し不能となってしまう。つまり、デプリート不
良を検出して書き込み(書き戻し)完了するまでサスペ
ンド動作を遅延させる必要がある。
【0009】また、上記書き戻し手法では、書き戻しに
よる保証電源下限Vccmin の悪化の問題がある。フラッ
シュメモリにおいても電源電圧Vccが約3V程度の低電
圧化が検討されており、このような低電源電圧化に伴い
消去動作によるしきい値電圧を低くせざるを得なくなる
ために、上記デプリート不良が発生する可能性がいっそ
う高くなって、フラッシュメモリの低電源電圧化の大き
な障害になるものである。
よる保証電源下限Vccmin の悪化の問題がある。フラッ
シュメモリにおいても電源電圧Vccが約3V程度の低電
圧化が検討されており、このような低電源電圧化に伴い
消去動作によるしきい値電圧を低くせざるを得なくなる
ために、上記デプリート不良が発生する可能性がいっそ
う高くなって、フラッシュメモリの低電源電圧化の大き
な障害になるものである。
【0010】この発明の目的は、高精度かつ小消去単位
での消去動作を実現した一括消去型不揮発性記憶装置と
その消去方法を提供することにある。この発明の他の目
的は、低電源電圧での消去動作を実現した一括消去型不
揮発性記憶装置とその消去方法を提供することにある。
この発明の他の目的は、低電圧での安定した動作を実現
した一括消去型不揮発性記憶装置とその消去方法を提供
することにある。この発明の更に他の目的は、消去中断
機能を有し、かつ小消去単位での消去動作を実現した一
括消去型不揮発性記憶装置とその消去方法を提供するこ
とにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らか
になるであろう。
での消去動作を実現した一括消去型不揮発性記憶装置と
その消去方法を提供することにある。この発明の他の目
的は、低電源電圧での消去動作を実現した一括消去型不
揮発性記憶装置とその消去方法を提供することにある。
この発明の他の目的は、低電圧での安定した動作を実現
した一括消去型不揮発性記憶装置とその消去方法を提供
することにある。この発明の更に他の目的は、消去中断
機能を有し、かつ小消去単位での消去動作を実現した一
括消去型不揮発性記憶装置とその消去方法を提供するこ
とにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らか
になるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、書き込み動作によってフロ
ーティングゲートに蓄積された電荷をソース側に放出さ
せて消去を行うようにしたメモリセルがマトリックス配
置されてなるメモリアレイを備えた一括消去型不揮発性
記憶装置において、消去モードのときに消去単位のメモ
リセルを読み出してフローティングゲートに電荷が蓄積
されていないメモリセルに対して書き込み動作及び書き
込み判定動作を行うプレライト動作と、上記消去単位の
メモリセルについて消去基準電圧のもとに一括して消去
動作及び消去判定動作を行う消去動作と、上記消去単位
について負のしきい値電圧に過消去されたメモリセルの
存在するデータ線を検出し、かかるデータ線に設けられ
たメモリセルに対して上記書き込み動作に対して絶対値
的に小さくされた電位での書き込みを行う第1の書き戻
し動作と、上記消去単位について所望の消去状態に比べ
て小さなしきい値電圧に過消去されたメモリセルを検出
し、上記第1の書き戻し動作と同様な電位で書き込み動
作を行う第2の書き戻し動作とを順次に行う自動消去回
路を設ける。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、書き込み動作によってフロ
ーティングゲートに蓄積された電荷をソース側に放出さ
せて消去を行うようにしたメモリセルがマトリックス配
置されてなるメモリアレイを備えた一括消去型不揮発性
記憶装置において、消去モードのときに消去単位のメモ
リセルを読み出してフローティングゲートに電荷が蓄積
されていないメモリセルに対して書き込み動作及び書き
込み判定動作を行うプレライト動作と、上記消去単位の
メモリセルについて消去基準電圧のもとに一括して消去
動作及び消去判定動作を行う消去動作と、上記消去単位
について負のしきい値電圧に過消去されたメモリセルの
存在するデータ線を検出し、かかるデータ線に設けられ
たメモリセルに対して上記書き込み動作に対して絶対値
的に小さくされた電位での書き込みを行う第1の書き戻
し動作と、上記消去単位について所望の消去状態に比べ
て小さなしきい値電圧に過消去されたメモリセルを検出
し、上記第1の書き戻し動作と同様な電位で書き込み動
作を行う第2の書き戻し動作とを順次に行う自動消去回
路を設ける。
【0012】
【作用】上記した手段によれば、第1の書き戻し動作に
おいて読み出し不能の原因である過消去(デプリート)
されたメモリセルが解消でき、第2の書き戻し動作によ
り消去状態でのしきい値電圧のバラツキの圧縮がなされ
るから広い温度保証範囲を確保することができるととも
に、上記消去動作開始から第1の書き戻しが完了する間
だけ消去中断を禁止すればよいからそれ以外での消去サ
スペンド機能を実現することができる。
おいて読み出し不能の原因である過消去(デプリート)
されたメモリセルが解消でき、第2の書き戻し動作によ
り消去状態でのしきい値電圧のバラツキの圧縮がなされ
るから広い温度保証範囲を確保することができるととも
に、上記消去動作開始から第1の書き戻しが完了する間
だけ消去中断を禁止すればよいからそれ以外での消去サ
スペンド機能を実現することができる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち他の代表的なものの概要を簡単に説明すれ
ば、下記の通りである。すなわち、書き込み動作によっ
てフローティングゲートに蓄積された電荷をソース側に
放出させて消去を行うようにしたメモリセルがマトリッ
クス配置されてなるメモリアレイを備えた一括消去型不
揮発性記憶装置において、消去モードのときに消去単位
のメモリセルを読み出してフローティングゲートに電荷
が蓄積されていないメモリセルに対して書き込み動作及
び書き込み判定動作を行うプレライト動作と、上記消去
単位のメモリセルについて消去基準電圧のもとに一括し
て消去動作及び消去判定動作を行う消去動作と、上記消
去単位について負のしきい値電圧に過消去されたメモリ
セルの存在するデータ線を検出し、かかるデータ線に設
けられたメモリセルに対して上記書き込み動作に対して
絶対値的に小さくされた電位での書き込みを行う第1の
書き戻し動作と、上記消去単位について所望の消去状態
に比べて小さなしきい値電圧に過消去されたメモリセル
を検出し、上記第1の書き戻し動作と同様な電位で書き
込み動作を行う第2の書き戻し動作とを順次に行う。
発明のうち他の代表的なものの概要を簡単に説明すれ
ば、下記の通りである。すなわち、書き込み動作によっ
てフローティングゲートに蓄積された電荷をソース側に
放出させて消去を行うようにしたメモリセルがマトリッ
クス配置されてなるメモリアレイを備えた一括消去型不
揮発性記憶装置において、消去モードのときに消去単位
のメモリセルを読み出してフローティングゲートに電荷
が蓄積されていないメモリセルに対して書き込み動作及
び書き込み判定動作を行うプレライト動作と、上記消去
単位のメモリセルについて消去基準電圧のもとに一括し
て消去動作及び消去判定動作を行う消去動作と、上記消
去単位について負のしきい値電圧に過消去されたメモリ
セルの存在するデータ線を検出し、かかるデータ線に設
けられたメモリセルに対して上記書き込み動作に対して
絶対値的に小さくされた電位での書き込みを行う第1の
書き戻し動作と、上記消去単位について所望の消去状態
に比べて小さなしきい値電圧に過消去されたメモリセル
を検出し、上記第1の書き戻し動作と同様な電位で書き
込み動作を行う第2の書き戻し動作とを順次に行う。
【0014】
【作用】上記した手段によれば、第1の書き戻し動作の
実施により読み出し不能の原因である過消去(デプリー
ト)されたメモリセルが解消でき、第2の書き戻し動作
の実施により消去状態でのしきい値電圧のバラツキの圧
縮がなされるから広い温度保証範囲を確保することがで
きるとともに、上記消去動作開始から第1の書き戻しが
完了する間だけ消去中断を禁止すればよいからそれ以外
での消去サスペンド機能を持たせることができる。
実施により読み出し不能の原因である過消去(デプリー
ト)されたメモリセルが解消でき、第2の書き戻し動作
の実施により消去状態でのしきい値電圧のバラツキの圧
縮がなされるから広い温度保証範囲を確保することがで
きるとともに、上記消去動作開始から第1の書き戻しが
完了する間だけ消去中断を禁止すればよいからそれ以外
での消去サスペンド機能を持たせることができる。
【0015】
【実施例】図1には、この発明に係るフラッシュメモリ
の全体ブロック図が示されている。同図の各回路ブロッ
クは、公知の半導体集積回路の製造技術により、単結晶
シリコンのような1個の半導体基板上において形成され
る。
の全体ブロック図が示されている。同図の各回路ブロッ
クは、公知の半導体集積回路の製造技術により、単結晶
シリコンのような1個の半導体基板上において形成され
る。
【0016】メモリセルアレイ101は、後述するよう
にコントロールゲートとフローティングゲートとを備
え、書き込み動作によってフローティングゲートに蓄積
された電荷をソース側に放出させて消去を行うようにし
たメモリセルがマトリックス配置されて構成される。X
デコーダ102は、かかるメモリセルのコントロールゲ
ートが接続されたワード線の選択信号を形成する。Yデ
コーダ103は、上記メモリセルのドレインが接続され
たデータ線(ビット線又はディジット線とも呼ばれる場
合がある)の選択動作を行う。
にコントロールゲートとフローティングゲートとを備
え、書き込み動作によってフローティングゲートに蓄積
された電荷をソース側に放出させて消去を行うようにし
たメモリセルがマトリックス配置されて構成される。X
デコーダ102は、かかるメモリセルのコントロールゲ
ートが接続されたワード線の選択信号を形成する。Yデ
コーダ103は、上記メモリセルのドレインが接続され
たデータ線(ビット線又はディジット線とも呼ばれる場
合がある)の選択動作を行う。
【0017】制御回路104は、外部から供給される信
号により動作モードの判定や、選択されたデータ線から
の読み出し信号をセンスして外部端子から送出させる読
み出し回路、あるいは外部端子から入力された書き込み
データを上記選択されたデータ線に伝える書き込み回
路、及び一連の書き込み動作や消去動作のシーケンス制
御を行う回路が含まれる。
号により動作モードの判定や、選択されたデータ線から
の読み出し信号をセンスして外部端子から送出させる読
み出し回路、あるいは外部端子から入力された書き込み
データを上記選択されたデータ線に伝える書き込み回
路、及び一連の書き込み動作や消去動作のシーケンス制
御を行う回路が含まれる。
【0018】図2には、上記メモリセルアレイの一実施
例の回路図が示されている。同図には、データ線D00
1〜D006と、ワード線W001〜W006と、これ
らのデータ線D001〜D006とワード線W001〜
W006の交点に設けられたメモリセルが代表として例
示的に示されている。メモリセルのコントロールゲート
は、対応するワード線W001〜W006に接続され、
メモリセルのドレインは、対応するデータ線D001〜
D006に接続される。そして、メモリセルのソース
は、共通のソース線Sに接続される。このようなソース
線Sの共通化により、メモリセルアレイの高集積化を実
現している。
例の回路図が示されている。同図には、データ線D00
1〜D006と、ワード線W001〜W006と、これ
らのデータ線D001〜D006とワード線W001〜
W006の交点に設けられたメモリセルが代表として例
示的に示されている。メモリセルのコントロールゲート
は、対応するワード線W001〜W006に接続され、
メモリセルのドレインは、対応するデータ線D001〜
D006に接続される。そして、メモリセルのソース
は、共通のソース線Sに接続される。このようなソース
線Sの共通化により、メモリセルアレイの高集積化を実
現している。
【0019】図3には、この発明に係るフラッシュメモ
リにおけるメモリセルの一実施例の概略断面図が示され
ている。P型不純物が導入された半導体基板503に、
例えばN型不純物が導入された多結晶シリコンよりなる
コントロールゲート501、例えばN型不純物が導入さ
れた多結晶シリコンよりなるコントロールゲート502
とがシリコン酸化膜及びシリコン窒化膜等からなる層間
絶縁膜507を挟んで積み重ねられて形成される。上記
半導体基板503とフローティングゲート502との間
には、シリコン酸化膜によりる薄い厚さとされたトンネ
ル絶縁膜506が形成さている。
リにおけるメモリセルの一実施例の概略断面図が示され
ている。P型不純物が導入された半導体基板503に、
例えばN型不純物が導入された多結晶シリコンよりなる
コントロールゲート501、例えばN型不純物が導入さ
れた多結晶シリコンよりなるコントロールゲート502
とがシリコン酸化膜及びシリコン窒化膜等からなる層間
絶縁膜507を挟んで積み重ねられて形成される。上記
半導体基板503とフローティングゲート502との間
には、シリコン酸化膜によりる薄い厚さとされたトンネ
ル絶縁膜506が形成さている。
【0020】2つのメモリセルのソース領域509が共
通に形成され、N型不純物が導入された多結晶シリコン
層からなるソース線504と接続される。上記ソース領
域509に対して上記フローティングゲート502、コ
ントロールゲート501を挟んでドレイン領域508が
形成される。特に制限されないが、書き込み特性向上の
ため、ドレイン領域508にはホウ素、砒素などの不純
物が導入され、消去特性向上のため、ソース領域にはリ
ン、砒素などのN型不純物が導入されている。上記ドレ
イン領域508は、アルミニュウム系の金属材料により
形成されたデータ線505に接続される。
通に形成され、N型不純物が導入された多結晶シリコン
層からなるソース線504と接続される。上記ソース領
域509に対して上記フローティングゲート502、コ
ントロールゲート501を挟んでドレイン領域508が
形成される。特に制限されないが、書き込み特性向上の
ため、ドレイン領域508にはホウ素、砒素などの不純
物が導入され、消去特性向上のため、ソース領域にはリ
ン、砒素などのN型不純物が導入されている。上記ドレ
イン領域508は、アルミニュウム系の金属材料により
形成されたデータ線505に接続される。
【0021】図4には、この発明に係るフラッシュメモ
リにおけるメモリセルの一実施例の概略レイアウト図が
示されている。(A)には、ソース,ドレインの拡散層
と、フローティングゲートFG及びワード線(コントロ
ルーゲート)SG及びソース線TGが示されて、(B)
には、データ線が示されている。(A)と(B)とは、
コンタクト穴CONTが同じ位置になるように重ねられ
る。第2層目の多結晶シリコン層SGからなるワード線
と、第3層目の多結晶シリコン層TGからなるソース線
とはそれぞれの一部がオーバーラップするように横方向
に延長される。フローティンゲートは、第1層目からな
る多結晶シリコン層FGにより構成される。
リにおけるメモリセルの一実施例の概略レイアウト図が
示されている。(A)には、ソース,ドレインの拡散層
と、フローティングゲートFG及びワード線(コントロ
ルーゲート)SG及びソース線TGが示されて、(B)
には、データ線が示されている。(A)と(B)とは、
コンタクト穴CONTが同じ位置になるように重ねられ
る。第2層目の多結晶シリコン層SGからなるワード線
と、第3層目の多結晶シリコン層TGからなるソース線
とはそれぞれの一部がオーバーラップするように横方向
に延長される。フローティンゲートは、第1層目からな
る多結晶シリコン層FGにより構成される。
【0022】図5ないし図7には、この発明に係るフラ
ッシュメモリの消去方法の一実施例を説明するための概
略フローチャート図が示されている。図8には、それに
対応したメモリセルのしきい値電圧の分布図が示されて
いる。以下、これらの図5ないし図8を参照して、この
発明に係る消去方法を説明する。
ッシュメモリの消去方法の一実施例を説明するための概
略フローチャート図が示されている。図8には、それに
対応したメモリセルのしきい値電圧の分布図が示されて
いる。以下、これらの図5ないし図8を参照して、この
発明に係る消去方法を説明する。
【0023】図5において、ステップ701において消
去モードを指示する消去コマンド、消去対象アドレスが
制御回路に入力される。制御回路では、上記消去コマン
ドと消去対象アドレスを解読して、ステップ(1)を実
行する。ステップ(1)では、プレライト(Pre-write)
とプレベリファイ(Pre-verify)が行われる。つまり、図
8(A)に示すように、消去前(初期)の状態では、書
き込み動作によって高いしきい値電圧Vthを持つように
された論理“0”のメモリセル群と、消去状態(論理
“1”)のメモリセル群が存在するので、かかる消去単
位に含まれるメモリセルの読み出しを行い、しきい値電
圧が低くされているもの、言い換えるならば消去状態
(論理“1”)にあるメモリセル群を図5のステップ7
02のプレベリファイにより検出すると、かかるメモリ
セルに対してステップ703により書き込み動作を行う
ようにする。
去モードを指示する消去コマンド、消去対象アドレスが
制御回路に入力される。制御回路では、上記消去コマン
ドと消去対象アドレスを解読して、ステップ(1)を実
行する。ステップ(1)では、プレライト(Pre-write)
とプレベリファイ(Pre-verify)が行われる。つまり、図
8(A)に示すように、消去前(初期)の状態では、書
き込み動作によって高いしきい値電圧Vthを持つように
された論理“0”のメモリセル群と、消去状態(論理
“1”)のメモリセル群が存在するので、かかる消去単
位に含まれるメモリセルの読み出しを行い、しきい値電
圧が低くされているもの、言い換えるならば消去状態
(論理“1”)にあるメモリセル群を図5のステップ7
02のプレベリファイにより検出すると、かかるメモリ
セルに対してステップ703により書き込み動作を行う
ようにする。
【0024】このような動作は、先頭のメモリセルは、
Xアドレスが消去単位のスタートアドレスに設定され、
そのアドレスについて上記ステップ702と703によ
るプレライトが実施されると、Yアドレスを更新して最
終のYアドレスまで繰り返して行うようにされる。な
お、上記書き込み動作は、単位時間だけ書き込み動作を
行い、その結果をプレベリファイで読み出して所望のし
きい値電圧に達するまで行われる。このような書き戻し
が所定回数をオーバーすると、回数オーバーとして消去
不能のエラーとして動作が終了させられる。このような
ステップ(1)により、図8(B)のように、消去単位
の全てのメモリセル群が“0”に対応した分布のしきい
値電圧を持つようにされる。
Xアドレスが消去単位のスタートアドレスに設定され、
そのアドレスについて上記ステップ702と703によ
るプレライトが実施されると、Yアドレスを更新して最
終のYアドレスまで繰り返して行うようにされる。な
お、上記書き込み動作は、単位時間だけ書き込み動作を
行い、その結果をプレベリファイで読み出して所望のし
きい値電圧に達するまで行われる。このような書き戻し
が所定回数をオーバーすると、回数オーバーとして消去
不能のエラーとして動作が終了させられる。このような
ステップ(1)により、図8(B)のように、消去単位
の全てのメモリセル群が“0”に対応した分布のしきい
値電圧を持つようにされる。
【0025】図5のステップ(2)では、上記消去単位
に対応してた全てのメモリセルに対して一括消去が行わ
れる。この消去動作では、適当な単位時間での消去とそ
の消去ベリファイが繰り返して実施される。つまり、同
図では省略されているが、消去対象のメモリセルについ
て、上記単位時間での消去動作の後に1セルずつ読み出
しを実施し、消去対象の全てのメモリセルが消去状態
(“1”)と判定されままで消去動作と消去ベリファイ
とが繰り返して実施される。
に対応してた全てのメモリセルに対して一括消去が行わ
れる。この消去動作では、適当な単位時間での消去とそ
の消去ベリファイが繰り返して実施される。つまり、同
図では省略されているが、消去対象のメモリセルについ
て、上記単位時間での消去動作の後に1セルずつ読み出
しを実施し、消去対象の全てのメモリセルが消去状態
(“1”)と判定されままで消去動作と消去ベリファイ
とが繰り返して実施される。
【0026】上記消去単位とその消去動作は、図2の実
施例回路を用いて説明すると、消去対象401Bのよう
に複数のワード線の単位にて消去動作を行う場合、消去
対象のメモリセルが接続されたワード線W004〜W0
06に対して−10V程度の電圧が前記Xデコーダ回路
102から供給される。消去対象外のワード線W001
〜W003に対しては2V程度の電圧が上記Xデコーダ
回路102から供給される。上記メモリセルのソース線
Sには4V程度の電圧が供給される。このようにして、
消去対象401Bのメモリセルに対してはコントロール
ゲートとソースの間に14Vのような高電圧が印加さ
れ、フローティングゲートからソースへのトンネル電流
が流れて、フローティングゲートの蓄積電荷がソースに
引き抜かれる。これに対して、消去対象外のメモリセル
に対してはコントロールゲートとソース間に2Vのよう
な低電圧しか印加されないから、上記のようなトンネル
電流は発生せずにフローティンクゲートの蓄積電荷がそ
のまま維持される。
施例回路を用いて説明すると、消去対象401Bのよう
に複数のワード線の単位にて消去動作を行う場合、消去
対象のメモリセルが接続されたワード線W004〜W0
06に対して−10V程度の電圧が前記Xデコーダ回路
102から供給される。消去対象外のワード線W001
〜W003に対しては2V程度の電圧が上記Xデコーダ
回路102から供給される。上記メモリセルのソース線
Sには4V程度の電圧が供給される。このようにして、
消去対象401Bのメモリセルに対してはコントロール
ゲートとソースの間に14Vのような高電圧が印加さ
れ、フローティングゲートからソースへのトンネル電流
が流れて、フローティングゲートの蓄積電荷がソースに
引き抜かれる。これに対して、消去対象外のメモリセル
に対してはコントロールゲートとソース間に2Vのよう
な低電圧しか印加されないから、上記のようなトンネル
電流は発生せずにフローティンクゲートの蓄積電荷がそ
のまま維持される。
【0027】上記ステップ(2)による消去動作と消去
ベリファイにより、消去対象の全てのメモリセルのしき
い値電圧の分布は、図8(C)のように、最も高いしき
い値電圧を持つメモリセルのしきい値電圧が消去ベリフ
ァイ電位となるような分布とされる。このとき、一部の
メモリセルにおいては過消去により負(−)のしきい値
電圧を持つような過消去状態801が生じてしまうこと
がある。
ベリファイにより、消去対象の全てのメモリセルのしき
い値電圧の分布は、図8(C)のように、最も高いしき
い値電圧を持つメモリセルのしきい値電圧が消去ベリフ
ァイ電位となるような分布とされる。このとき、一部の
メモリセルにおいては過消去により負(−)のしきい値
電圧を持つような過消去状態801が生じてしまうこと
がある。
【0028】このような負のしきい値電圧を持つメモリ
セル801が存在すると、次のような問題が生じる。図
2の実施例回路において、メモリセル416が負のしき
い値電圧となった(デプリートした)場合、これに接続
されたワード線W006が非選択状態の0Vの状態で
も、メモリセル416のドレイン,ソース間に電流が流
れることになる。例えば、上記メモリセル416が接続
された同じデータ線D001に接続されたメモリセル4
11を選択して、それに保持されている論理“0”の読
み出しを行おうとしても、上記デプリートによって論理
“1”が出力される。このようにデータ線において1つ
でもデプリートのメモリセルがあると、そのデータ線の
読み出しが不能になってしまう。
セル801が存在すると、次のような問題が生じる。図
2の実施例回路において、メモリセル416が負のしき
い値電圧となった(デプリートした)場合、これに接続
されたワード線W006が非選択状態の0Vの状態で
も、メモリセル416のドレイン,ソース間に電流が流
れることになる。例えば、上記メモリセル416が接続
された同じデータ線D001に接続されたメモリセル4
11を選択して、それに保持されている論理“0”の読
み出しを行おうとしても、上記デプリートによって論理
“1”が出力される。このようにデータ線において1つ
でもデプリートのメモリセルがあると、そのデータ線の
読み出しが不能になってしまう。
【0029】デプリートセルは、2つの発生モードをも
って発生する。その1つのモードは、メモリセル外部か
ら又はメモリセルの製造工程起因の水分による増速消去
によるものである。これは、水分がメモリセルのソース
部に侵入することにより、ソーストンネル絶縁膜の電界
が増強されるために発生するもので、消去後のしきい値
電圧は比較的大きな負電圧を持っており、上記801の
ように落ちこぼれビットとして現れる。
って発生する。その1つのモードは、メモリセル外部か
ら又はメモリセルの製造工程起因の水分による増速消去
によるものである。これは、水分がメモリセルのソース
部に侵入することにより、ソーストンネル絶縁膜の電界
が増強されるために発生するもので、消去後のしきい値
電圧は比較的大きな負電圧を持っており、上記801の
ように落ちこぼれビットとして現れる。
【0030】これに対して、もう1つのモードは、トン
ネル絶縁膜の膜厚、ソース寄生抵抗、ソース拡散層の不
純物プロファイルなどの工程プロセスバラツキにより生
じるものがある。これは、特に、低電源電圧化に伴って
顕著になるモードであって、消去後のしきい値電圧は負
電圧にはならないが0V付近の小さなしきい値電圧を持
つもの802である。これら0V付近の小さなしきい値
電圧を持つもの802は、温度変化等によりメモリ電流
を流す場合があるので潜在的なデプリート不良というよ
うなものである。
ネル絶縁膜の膜厚、ソース寄生抵抗、ソース拡散層の不
純物プロファイルなどの工程プロセスバラツキにより生
じるものがある。これは、特に、低電源電圧化に伴って
顕著になるモードであって、消去後のしきい値電圧は負
電圧にはならないが0V付近の小さなしきい値電圧を持
つもの802である。これら0V付近の小さなしきい値
電圧を持つもの802は、温度変化等によりメモリ電流
を流す場合があるので潜在的なデプリート不良というよ
うなものである。
【0031】この実施例では、上記のような2つの不良
モードに対応して、図6に示したステップ(3)による
第1のデプリートベリファイ(第1の書き戻し動作)
と、図7に示したステップ(4)による第2のデプリー
トベリファイ(第2の書き戻し動作)とを行うようにさ
れる。
モードに対応して、図6に示したステップ(3)による
第1のデプリートベリファイ(第1の書き戻し動作)
と、図7に示したステップ(4)による第2のデプリー
トベリファイ(第2の書き戻し動作)とを行うようにさ
れる。
【0032】図6において、Yアドレスを消去対象のス
タートアドレスに設定し、Xアドレスをスタートアドレ
スに設定する。そして、デプリートベリファイ704で
は、ワード線の電位を0Vにして、言い換えるならば、
デプリートベリファイ電位(1)を0Vにして、負のし
きい値電圧を持つことによりメモリ電流が流れるメモリ
セルを探し出し、書き戻し705を行うようにする。こ
の書き戻し705では、前記のようなステップ(1)で
のプレライトとは異なり、言い換えるならば、“1”に
消去されたメモリセルが“0”のように本来の書き込み
と同じようにされてしまうのを防ぐために、ワード線の
電位は通常の書き込み動作のときのように+11Vでは
なく、4V程度の低い電位により行われる。このとき、
ドレインが接続されたデータ線は、通常の書き込み動作
と同じく4.2V程度にされる。
タートアドレスに設定し、Xアドレスをスタートアドレ
スに設定する。そして、デプリートベリファイ704で
は、ワード線の電位を0Vにして、言い換えるならば、
デプリートベリファイ電位(1)を0Vにして、負のし
きい値電圧を持つことによりメモリ電流が流れるメモリ
セルを探し出し、書き戻し705を行うようにする。こ
の書き戻し705では、前記のようなステップ(1)で
のプレライトとは異なり、言い換えるならば、“1”に
消去されたメモリセルが“0”のように本来の書き込み
と同じようにされてしまうのを防ぐために、ワード線の
電位は通常の書き込み動作のときのように+11Vでは
なく、4V程度の低い電位により行われる。このとき、
ドレインが接続されたデータ線は、通常の書き込み動作
と同じく4.2V程度にされる。
【0033】このときの書き込み動作は、データ線単位
で行われる。つまり、デプリートベリファイ704では
どのメモリセルにデプリート不良があるか不明であるの
で、1つのYアドレスに対して全てのXアドレスのメモ
リセルにデプリート不良がなくなるまで繰り返し、次い
でYアドレスを更新して上記同様な動作を繰り返すこと
により、消去対象の全てのメモリセルについて負のしき
い値電圧を持つデプリート不良群801を解消させる。
で行われる。つまり、デプリートベリファイ704では
どのメモリセルにデプリート不良があるか不明であるの
で、1つのYアドレスに対して全てのXアドレスのメモ
リセルにデプリート不良がなくなるまで繰り返し、次い
でYアドレスを更新して上記同様な動作を繰り返すこと
により、消去対象の全てのメモリセルについて負のしき
い値電圧を持つデプリート不良群801を解消させる。
【0034】図7において、Yアドレスを消去対象のス
タートアドレスに設定し、Xアドレスをスタートアドレ
スに設定する。そして、デプリートベリファイでは、上
記のような0Vに近いしきい値電圧を探し出すために、
ワード線の電位を1.2Vにして、言い換えるならば、
デプリートベリファイ電位(2)を1.2Vにして、そ
れ以下の小さなしきい値電圧を持つことによりメモリ電
流が流れるメモリセルを探し出し、書き戻しを行うよう
にする。この書き戻しでは、前記のようなステップ
(3)と同様にワード線(コントロールゲート)を4V
程度の低い電位にして行われる。このとき、ドレインが
接続されたデータ線は、通常の書き込み動作と同じく
4.2V程度にされる。
タートアドレスに設定し、Xアドレスをスタートアドレ
スに設定する。そして、デプリートベリファイでは、上
記のような0Vに近いしきい値電圧を探し出すために、
ワード線の電位を1.2Vにして、言い換えるならば、
デプリートベリファイ電位(2)を1.2Vにして、そ
れ以下の小さなしきい値電圧を持つことによりメモリ電
流が流れるメモリセルを探し出し、書き戻しを行うよう
にする。この書き戻しでは、前記のようなステップ
(3)と同様にワード線(コントロールゲート)を4V
程度の低い電位にして行われる。このとき、ドレインが
接続されたデータ線は、通常の書き込み動作と同じく
4.2V程度にされる。
【0035】このときの書き戻し動作は、メモリセル単
位で行われる。つまり、デプリートベリファイにより、
かかるデプリート不良が判明するためにそのメモリセル
毎にデプリート不良がなくなるまで繰り返し、次いでX
アドレスを更新して上記同様な動作及びYアドレスを更
新して同様な動作を繰り返すことにより、消去対象の全
てのメモリセルについて小さなしきい値電圧を持つデプ
リート不良群802を解消させる。これにより、消去時
の温度に対して読み出し時の温度が異なるときでも動作
保証の確保を行うようにすることができる。
位で行われる。つまり、デプリートベリファイにより、
かかるデプリート不良が判明するためにそのメモリセル
毎にデプリート不良がなくなるまで繰り返し、次いでX
アドレスを更新して上記同様な動作及びYアドレスを更
新して同様な動作を繰り返すことにより、消去対象の全
てのメモリセルについて小さなしきい値電圧を持つデプ
リート不良群802を解消させる。これにより、消去時
の温度に対して読み出し時の温度が異なるときでも動作
保証の確保を行うようにすることができる。
【0036】図9には、メモリセルの書き戻し特性が示
されている。この発明における書き戻しを動作では、ワ
ード線の電位を最終メモリセルしきい値電圧から算出
し、4V程度の低い電圧とした。上記のようなデプリー
トモードのうち、負電圧のしきい値電圧によるものの場
合、フローティングゲート、ドレイン間の電界が大きく
なり、その分書き戻し速度は速くなる。これに対して、
同じデータ線に接続された消去正常終了セルについて
は、フローティングゲート、ドレイン間の電界が比較的
大きくならず書き戻し速度は遅くなる。
されている。この発明における書き戻しを動作では、ワ
ード線の電位を最終メモリセルしきい値電圧から算出
し、4V程度の低い電圧とした。上記のようなデプリー
トモードのうち、負電圧のしきい値電圧によるものの場
合、フローティングゲート、ドレイン間の電界が大きく
なり、その分書き戻し速度は速くなる。これに対して、
同じデータ線に接続された消去正常終了セルについて
は、フローティングゲート、ドレイン間の電界が比較的
大きくならず書き戻し速度は遅くなる。
【0037】しきい値電圧が比較的大きい場合には、逆
にしきい値電圧の低下が生じる。これは、図10(B)
に示したように、比較的高いしきい値電圧を持ったメモ
リセルでは、フローティングゲートにホットホール注入
が生じるための現象である。図10(A)においては、
負のしきい値電圧をもったメモリセルに対して、ドレイ
ン近傍で発生したホットキャリアがフローティンクゲー
トに注入されて、そのしきい値電圧を正の方向に変化さ
せる原理が示されている。
にしきい値電圧の低下が生じる。これは、図10(B)
に示したように、比較的高いしきい値電圧を持ったメモ
リセルでは、フローティングゲートにホットホール注入
が生じるための現象である。図10(A)においては、
負のしきい値電圧をもったメモリセルに対して、ドレイ
ン近傍で発生したホットキャリアがフローティンクゲー
トに注入されて、そのしきい値電圧を正の方向に変化さ
せる原理が示されている。
【0038】上記のようにして、図9の特性図に示すよ
うに、ステップ(2)における消去動作でのメモリセル
のしきい値電圧は、正の方向に大きなしきい値電圧を持
つのは低くされ、負電圧及び小電圧にされたものはそれ
が解消されて、全体として消去状態でのしきい値電圧が
小さな範囲に収まることとなり、このような高精度の消
去状態の制御により、電源電圧Vccを約3Vのような低
電源電圧化にも適用できるものとなる。
うに、ステップ(2)における消去動作でのメモリセル
のしきい値電圧は、正の方向に大きなしきい値電圧を持
つのは低くされ、負電圧及び小電圧にされたものはそれ
が解消されて、全体として消去状態でのしきい値電圧が
小さな範囲に収まることとなり、このような高精度の消
去状態の制御により、電源電圧Vccを約3Vのような低
電源電圧化にも適用できるものとなる。
【0039】上記図5ないし図7に示したようなステッ
プ(1)ないし(4)による消去と書き戻しが実施され
たメモリセルのしきい値電圧の分布は、図8(D)に示
したように小さな範囲に高精度に収めることができ、広
い温度保証を実現することができるものとなる。以下の
表1には、各動作での動作電圧の例が示されている。表
1において ── はフローティング状態を示してい
る。
プ(1)ないし(4)による消去と書き戻しが実施され
たメモリセルのしきい値電圧の分布は、図8(D)に示
したように小さな範囲に高精度に収めることができ、広
い温度保証を実現することができるものとなる。以下の
表1には、各動作での動作電圧の例が示されている。表
1において ── はフローティング状態を示してい
る。
【0040】
【表1】
【0041】図11と図12には、この発明に係る消去
動作の概略を説明するための一実施例の概略タイミング
図が示されている。同図の時間軸は、全体の動作シーケ
ンスを表すために消去や書き戻しの部分が圧縮して示さ
れている。そして、同図においては、図5ないし図7の
概略フローチャート図に対応した消去シーケンスの全体
を概念的に示すものであり、実際の消去シーケンスに忠
実に一対応されたものではない。
動作の概略を説明するための一実施例の概略タイミング
図が示されている。同図の時間軸は、全体の動作シーケ
ンスを表すために消去や書き戻しの部分が圧縮して示さ
れている。そして、同図においては、図5ないし図7の
概略フローチャート図に対応した消去シーケンスの全体
を概念的に示すものであり、実際の消去シーケンスに忠
実に一対応されたものではない。
【0042】図11のプレライト時には、書き込みベリ
ファイ起動信号により、メモリセルが順次に選ばれて、
消去状態にあるメモリセルに対しては、消去対象のワー
ド線電位が高くされてプレライトが行われる。消去非対
象のワード線とソース線は0Vのままにされている。
ファイ起動信号により、メモリセルが順次に選ばれて、
消去状態にあるメモリセルに対しては、消去対象のワー
ド線電位が高くされてプレライトが行われる。消去非対
象のワード線とソース線は0Vのままにされている。
【0043】消去動作では、消去信号が発生されて、消
去対象ワード線の電位は、−10Vのような負電圧にさ
れ、ソース線の電位は+4Vのような比較的高い電圧と
される。このとき、消去非対象ワード線の電位は、2V
程度の消去阻止電位に設定される。つまり、消去を行わ
ないワード線に接続されたメモリセルでは、ソースとコ
ントロールゲートとの間の電位差が2V程度にしかなら
ないからトンネル電流が発生しない。
去対象ワード線の電位は、−10Vのような負電圧にさ
れ、ソース線の電位は+4Vのような比較的高い電圧と
される。このとき、消去非対象ワード線の電位は、2V
程度の消去阻止電位に設定される。つまり、消去を行わ
ないワード線に接続されたメモリセルでは、ソースとコ
ントロールゲートとの間の電位差が2V程度にしかなら
ないからトンネル電流が発生しない。
【0044】消去ベリファイでは、消去ベリファイ起動
信号によりメモリセルの読み出しが行われる。このと
き、消去ベリファイ電位により高いしきい値電圧を持つ
ものがあれば、上記消去動作が繰り返して行われる。全
てのメモリセルにおいて消去ベリファイ電位により高い
しきい値電圧を持つメモリセルが無いように消去動作が
繰り返して行われる。同図には、そのうち1回分の消去
動作と消去ベリファイとが例示的に示されている。
信号によりメモリセルの読み出しが行われる。このと
き、消去ベリファイ電位により高いしきい値電圧を持つ
ものがあれば、上記消去動作が繰り返して行われる。全
てのメモリセルにおいて消去ベリファイ電位により高い
しきい値電圧を持つメモリセルが無いように消去動作が
繰り返して行われる。同図には、そのうち1回分の消去
動作と消去ベリファイとが例示的に示されている。
【0045】次いで、図12に示すように、デプリート
ベリファイ(1)と書き戻し動作が行われる。このデプ
リートベリファイ(1)ではワード線は0Vにされる。
書き戻しのワード線電位は、前記のように約+4Vの低
い電圧により実施される。デプリートブリファイ(1)
が終了すると、デプリートベリファイ(2)と書き戻し
動作が行われる。このデプリートベリファイ(2)で
は、ワード線は前記のように1V程度の低い電圧にされ
るが同図では省略されている。
ベリファイ(1)と書き戻し動作が行われる。このデプ
リートベリファイ(1)ではワード線は0Vにされる。
書き戻しのワード線電位は、前記のように約+4Vの低
い電圧により実施される。デプリートブリファイ(1)
が終了すると、デプリートベリファイ(2)と書き戻し
動作が行われる。このデプリートベリファイ(2)で
は、ワード線は前記のように1V程度の低い電圧にされ
るが同図では省略されている。
【0046】上記実施例の消去方法において、ステップ
(1)のプレライト動作を省略することができる。つま
り、ステップ(1)を省略し、ステップ(2)による消
去動作を行うと、論理“1”状態のメモリセルは必然的
に過消去状態にされてしまう。つまり、論理“1”のメ
モリセルに対して上記のような消去動作を行わせると、
負のしきい値電圧を持つようになってしまう。しかしな
がら、この発明に係る消去方法及び自動消去回路では、
ステップ(3)により、上記のような過消去によって負
のしきい値電圧を持つようにされたメモリセルをデプリ
ートベリファイ(1)により探し出して、その書き戻し
が行われるから実質的には何ら問題になることはない。
(1)のプレライト動作を省略することができる。つま
り、ステップ(1)を省略し、ステップ(2)による消
去動作を行うと、論理“1”状態のメモリセルは必然的
に過消去状態にされてしまう。つまり、論理“1”のメ
モリセルに対して上記のような消去動作を行わせると、
負のしきい値電圧を持つようになってしまう。しかしな
がら、この発明に係る消去方法及び自動消去回路では、
ステップ(3)により、上記のような過消去によって負
のしきい値電圧を持つようにされたメモリセルをデプリ
ートベリファイ(1)により探し出して、その書き戻し
が行われるから実質的には何ら問題になることはない。
【0047】図13には、この発明に係るサスペンド機
能を説明するためのフローチャート図が示され、図14
にはタイミング図が示されている。サスペンド(消去中
断)機能は、フラッシュメモリの消去時間が読み出し時
間に比べて非常に長い時間を費やすことに対応して、使
い勝手の向上を図るために導入されたものであり、消去
動作を中断して読み出し動作を行うようにするものであ
る。
能を説明するためのフローチャート図が示され、図14
にはタイミング図が示されている。サスペンド(消去中
断)機能は、フラッシュメモリの消去時間が読み出し時
間に比べて非常に長い時間を費やすことに対応して、使
い勝手の向上を図るために導入されたものであり、消去
動作を中断して読み出し動作を行うようにするものであ
る。
【0048】つまり、図13のタイミング図に示すよう
に、ライトイネーブル信号/WEがロウレベルからハイ
レベルに変化するタイミング1301で、入出力端子I
/Oからコマンドの取り込みが行われ、それが消去コマ
ンドのときには上記信号/WEがハイレベルからロウレ
ベルに変化するタイミング1302で消去アドレスの取
り込みが行われる。消去領域指定の場合には、このアド
レス取り込みを動作をもう1度行い、消去開始アドレス
と消去終了アドレスとの取り込みを行うようにされる。
このようにして消去動作が開始される。
に、ライトイネーブル信号/WEがロウレベルからハイ
レベルに変化するタイミング1301で、入出力端子I
/Oからコマンドの取り込みが行われ、それが消去コマ
ンドのときには上記信号/WEがハイレベルからロウレ
ベルに変化するタイミング1302で消去アドレスの取
り込みが行われる。消去領域指定の場合には、このアド
レス取り込みを動作をもう1度行い、消去開始アドレス
と消去終了アドレスとの取り込みを行うようにされる。
このようにして消去動作が開始される。
【0049】上記の消去動作中に、信号/WEをロウレ
ベルからハイレベルに変化させたタイミング1303に
おいて入出力端子I/Oから消去中断コマンドを入力す
ると、上記消去動作が中断され、必要に応じて読み出し
動作等を行うようにする。そして、上記同様に信号/W
Eをロウレベルからハイレベルに変化させたタイミング
1304により消去再開コマンドを入力すると、上記中
断された消去動作が継続して行われるようにされる。
ベルからハイレベルに変化させたタイミング1303に
おいて入出力端子I/Oから消去中断コマンドを入力す
ると、上記消去動作が中断され、必要に応じて読み出し
動作等を行うようにする。そして、上記同様に信号/W
Eをロウレベルからハイレベルに変化させたタイミング
1304により消去再開コマンドを入力すると、上記中
断された消去動作が継続して行われるようにされる。
【0050】このように消去中断動作が指示されると、
この実施例のフラッシュメモリにおいては、図13のフ
ロチャート図に示すように、前記プレライトとプレベリ
ファイからなるステップ(1)の実行中にサスペンドコ
マンドが入力された場合、デプリート不良の可能性が無
いことより、その時点でのアドレスについての書き込み
又は書き込みベリファイ終了時点で中断される。
この実施例のフラッシュメモリにおいては、図13のフ
ロチャート図に示すように、前記プレライトとプレベリ
ファイからなるステップ(1)の実行中にサスペンドコ
マンドが入力された場合、デプリート不良の可能性が無
いことより、その時点でのアドレスについての書き込み
又は書き込みベリファイ終了時点で中断される。
【0051】ステップ(2)の消去及び消去ベリファイ
の途中でサスペンドコマンドが入力されると、前記のよ
うにデプリート不良のメモリセルが生じている可能性が
あるので、その時点で中断されることはない。デプリー
トベリファイ(1)が終了するまで、いいかえるなら
ば、前記ステップ(3)が終了するまで消去動作が優先
され、その動作終了を待って、言い換えるならば、デプ
リート不良が解消されるのを待って一連の消去動作が中
断される。そして、ステップ(4)の途中においてサス
ペンドコマンドが入力されると、デプリート不良の可能
性が無いことより、その時点でのアドレスについての書
き戻し又はデプリートベリファイ(2)終了時点で中断
される。
の途中でサスペンドコマンドが入力されると、前記のよ
うにデプリート不良のメモリセルが生じている可能性が
あるので、その時点で中断されることはない。デプリー
トベリファイ(1)が終了するまで、いいかえるなら
ば、前記ステップ(3)が終了するまで消去動作が優先
され、その動作終了を待って、言い換えるならば、デプ
リート不良が解消されるのを待って一連の消去動作が中
断される。そして、ステップ(4)の途中においてサス
ペンドコマンドが入力されると、デプリート不良の可能
性が無いことより、その時点でのアドレスについての書
き戻し又はデプリートベリファイ(2)終了時点で中断
される。
【0052】上記のようにステップ(1)を省略した場
合には、ステップ(2)に対応した消去及び消去ベリフ
ァイの途中でサスペンドコマンドが入力されると、前記
のようにデプリート不良のメモリセルが生じているの
で、その時点で中断されることはない。上記のようなデ
プリートベリファイ(1)が終了するまで、いいかえる
ならば、前記ステップ(3)に対応した第1の書き戻し
動作が終了するまで消去動作が優先され、その動作終了
を待って消去動作の中断が許可される。
合には、ステップ(2)に対応した消去及び消去ベリフ
ァイの途中でサスペンドコマンドが入力されると、前記
のようにデプリート不良のメモリセルが生じているの
で、その時点で中断されることはない。上記のようなデ
プリートベリファイ(1)が終了するまで、いいかえる
ならば、前記ステップ(3)に対応した第1の書き戻し
動作が終了するまで消去動作が優先され、その動作終了
を待って消去動作の中断が許可される。
【0053】図15には、この実施例のフラッシュ(F
LASH)メモリを用いたマイクロコンピュータ等の一
実施例の概略ブロック図が示されている。同図は、マイ
クロプロセッサCPUからの消去中断信号の流れを中心
に示されている。中央処理装置又はマイクロプロセッサ
CPUからのアドレス、コマンド入力によりフラッシュ
メモリおいては消去動作が開始されるが、上記したよう
な理由から消去中断命令が入力されることがある。この
実施例のフラッシュメモリでは、上記消去動作中に、入
力バッファ(Data input Buffer)回路を通して消去中断
コマンドが入力されると、コマンドデコーダ(Command D
ecoder)回路で取り込まれたコマンドの解読が行われ、
自動制御回路(Auto Control) へ制御信号が供給され
る。自動制御回路では、前記図12に示したようなシー
ケンスにより消去動作を中断することなる。
LASH)メモリを用いたマイクロコンピュータ等の一
実施例の概略ブロック図が示されている。同図は、マイ
クロプロセッサCPUからの消去中断信号の流れを中心
に示されている。中央処理装置又はマイクロプロセッサ
CPUからのアドレス、コマンド入力によりフラッシュ
メモリおいては消去動作が開始されるが、上記したよう
な理由から消去中断命令が入力されることがある。この
実施例のフラッシュメモリでは、上記消去動作中に、入
力バッファ(Data input Buffer)回路を通して消去中断
コマンドが入力されると、コマンドデコーダ(Command D
ecoder)回路で取り込まれたコマンドの解読が行われ、
自動制御回路(Auto Control) へ制御信号が供給され
る。自動制御回路では、前記図12に示したようなシー
ケンスにより消去動作を中断することなる。
【0054】図16には、この発明に係るフラッシュメ
モリの一実施例の概略ブロック図が示されている。同図
の各回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術
により、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上に
おいて形成される。
モリの一実施例の概略ブロック図が示されている。同図
の各回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術
により、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上に
おいて形成される。
【0055】1はアドレスバッファであり、アドレスラ
ッチ機能も持つようにされる。2はアドレス変化検出回
路であり、アドレス信号の変化を検出したときに1ショ
ットパルスを発生させる。このパルスは、特に制限され
ないが、読み出し動作の高速化のためにビット線の電位
をイコライズするために用いられる。
ッチ機能も持つようにされる。2はアドレス変化検出回
路であり、アドレス信号の変化を検出したときに1ショ
ットパルスを発生させる。このパルスは、特に制限され
ないが、読み出し動作の高速化のためにビット線の電位
をイコライズするために用いられる。
【0056】3はXデコーダであり、メモリマット(メ
モリセルアレイ)5のワード線の選択動作を行う。フラ
ッシュメモリでは、動作モードに応じてワード線の電位
は、前記のように多様な電位にされる。つまり、書き込
み動作のときには、+11Vのような高電圧とされ、消
去動作のときには−10Vのような負電圧にされる。そ
して、前記表1に示したように、書き込み又は消去ベリ
ファイ、書き戻し動作等に応じた電位にされ、読み出し
動作のときには電源電圧Vccに対応された電圧とされ
る。このため、Xデコーダ3の入力側には、後述するよ
うな電圧切り換え機能を持つワードドライバ12が設け
られる。
モリセルアレイ)5のワード線の選択動作を行う。フラ
ッシュメモリでは、動作モードに応じてワード線の電位
は、前記のように多様な電位にされる。つまり、書き込
み動作のときには、+11Vのような高電圧とされ、消
去動作のときには−10Vのような負電圧にされる。そ
して、前記表1に示したように、書き込み又は消去ベリ
ファイ、書き戻し動作等に応じた電位にされ、読み出し
動作のときには電源電圧Vccに対応された電圧とされ
る。このため、Xデコーダ3の入力側には、後述するよ
うな電圧切り換え機能を持つワードドライバ12が設け
られる。
【0057】4はYデコーダであり、メモリマット5の
ビット線の選択信号を形成する。このビット線の選択信
号によりYゲート回路6のスイッチ制御が行われる。Y
ゲート回路6は、上記選択信号に応じてメモリマット5
のビット線とセンスアンプ9又はライトラッチ8とを接
続させる。
ビット線の選択信号を形成する。このビット線の選択信
号によりYゲート回路6のスイッチ制御が行われる。Y
ゲート回路6は、上記選択信号に応じてメモリマット5
のビット線とセンスアンプ9又はライトラッチ8とを接
続させる。
【0058】メモリマット5は、前記図2に示したよう
に、ワード線とビット線の交点にメモリセルがマトリッ
クス配置されて構成される。つまり、ワード線はコント
ロールゲートに接続され、ドレインがビット線に接続さ
れ、ソースはソース線に接続される。上記コントロール
ゲートの下層にフローティングゲートが設けらており、
このフローティングゲートに電子を注入して書き込みを
行い、かかる電子をソース側に引き抜いて消去動作を行
う。
に、ワード線とビット線の交点にメモリセルがマトリッ
クス配置されて構成される。つまり、ワード線はコント
ロールゲートに接続され、ドレインがビット線に接続さ
れ、ソースはソース線に接続される。上記コントロール
ゲートの下層にフローティングゲートが設けらており、
このフローティングゲートに電子を注入して書き込みを
行い、かかる電子をソース側に引き抜いて消去動作を行
う。
【0059】上記ライトラッチ8には、外部端子I/O
iから入力された書き込み信号がデータ入力バッファ1
1を通して入力される。センスアンプ9の出力信号は、
一方において、データ出力バッファ10を通して外部端
子I/Oiに出力される。また、センスアンプ9の出力
信号はベリファイ動作のために自動制御回路15にも伝
えられる。
iから入力された書き込み信号がデータ入力バッファ1
1を通して入力される。センスアンプ9の出力信号は、
一方において、データ出力バッファ10を通して外部端
子I/Oiに出力される。また、センスアンプ9の出力
信号はベリファイ動作のために自動制御回路15にも伝
えられる。
【0060】コントロールバッファ13は、チップイネ
ーブル信号/CEとアウトプットイネーブル信号/OE
により、動作モードの判定を行う。コマンドデコーダ1
4は、前記のように、入力されたコマンドを解読して自
動制御回路15に書き込み制御信号又は消去制御信号を
供給し、前記図5ないし図7に示したような消去方法に
対応した消去動作又は書き込み動作に必要なシーケンス
制御を行う。自動制御回路15は、後述するようなアド
レスカウンタを備えており、書き込みベリファイあるい
は消去ベリファイのためのアドレス信号を発生し、上記
アドレスバッファ1を通してXデコーダ3や、Yデコー
ダ4に入力されるアドレス信号を形成する。ドライバ1
2は、ワード線に与えられる複数種類の電圧を切り換え
てXデコーダに供給する。実際には、ドライバ12は上
記のような複数種類の電圧の中から、Xデコーダの出力
と動作モード信号により1つワード線を選択駆動する。
ーブル信号/CEとアウトプットイネーブル信号/OE
により、動作モードの判定を行う。コマンドデコーダ1
4は、前記のように、入力されたコマンドを解読して自
動制御回路15に書き込み制御信号又は消去制御信号を
供給し、前記図5ないし図7に示したような消去方法に
対応した消去動作又は書き込み動作に必要なシーケンス
制御を行う。自動制御回路15は、後述するようなアド
レスカウンタを備えており、書き込みベリファイあるい
は消去ベリファイのためのアドレス信号を発生し、上記
アドレスバッファ1を通してXデコーダ3や、Yデコー
ダ4に入力されるアドレス信号を形成する。ドライバ1
2は、ワード線に与えられる複数種類の電圧を切り換え
てXデコーダに供給する。実際には、ドライバ12は上
記のような複数種類の電圧の中から、Xデコーダの出力
と動作モード信号により1つワード線を選択駆動する。
【0061】ステイタスレジスタ16は、動作モード及
び動作シーケンス等の内部状態を記憶し、必要に応じて
データ出力バッファから読み出しが行われるようにされ
る。つまり、マイクロコンピュータ等のホストシステム
は、データポーリング等によりフラッシュメモリの内部
状態を把握して、その制御を行うようにする。つまり、
約10msもの長い時間を必要とする消去動作のときに
は、マイクロコンピュータ等はフラッシュメモリに対し
て消去コマンドとアドレスを発行すると、直ちにかかる
フラッシュメモリをバスから切り離して、バスに他の周
辺装置を接続して、上記の消去時間の間に他のデータ処
理に入るようにする。そして、上記のポーリングによっ
て消去終了を検出し、書き込み等の動作に入ることがで
きる。
び動作シーケンス等の内部状態を記憶し、必要に応じて
データ出力バッファから読み出しが行われるようにされ
る。つまり、マイクロコンピュータ等のホストシステム
は、データポーリング等によりフラッシュメモリの内部
状態を把握して、その制御を行うようにする。つまり、
約10msもの長い時間を必要とする消去動作のときに
は、マイクロコンピュータ等はフラッシュメモリに対し
て消去コマンドとアドレスを発行すると、直ちにかかる
フラッシュメモリをバスから切り離して、バスに他の周
辺装置を接続して、上記の消去時間の間に他のデータ処
理に入るようにする。そして、上記のポーリングによっ
て消去終了を検出し、書き込み等の動作に入ることがで
きる。
【0062】電圧検出回路18は、電源電圧Vccと高電
圧Vppの検出を行う。特に、書き込み高電圧Vppは書き
込み又は消去動作のときにのみ11Vのような高電圧が
供給される必要があるので、その検出に用いられる。電
圧発生回路17は、上記のようなベリファイ用の電圧、
消去ベリファイ、デプリートベリファイ(2)用の他に
消去阻止用電圧や、消去用の負電圧を発生させる。この
実施例のように内部に設けられた自動制御回路により、
一連の消去動作を実行できるものであるため、使い勝手
の良いフラッシュメモリを得ることができる。
圧Vppの検出を行う。特に、書き込み高電圧Vppは書き
込み又は消去動作のときにのみ11Vのような高電圧が
供給される必要があるので、その検出に用いられる。電
圧発生回路17は、上記のようなベリファイ用の電圧、
消去ベリファイ、デプリートベリファイ(2)用の他に
消去阻止用電圧や、消去用の負電圧を発生させる。この
実施例のように内部に設けられた自動制御回路により、
一連の消去動作を実行できるものであるため、使い勝手
の良いフラッシュメモリを得ることができる。
【0063】図17には、上記自動制御回路の一実施例
の概略ブロック図が示されている。1505はアドレス
発生回路であり、書き込みベリファイ、消去ベリファイ
あるいはデプリートベリファイのためのアドレス信号を
発生する。1503はカンウタであり、前記のような書
き戻し回数N等を計数するために用いられる。1501
は、マルチセクタコントロール回路であり、複数ワード
線にまたがるブロック消去の制御に用いられる。150
2は自動消去コントロール回路であり、一連の消去動作
の制御を行う。1503はブロックプレライト回路であ
り、複数ワード線に跨がる消去動作のプレライト動作を
行う。1504は、セクタプレライト回路であり、ワー
ド線単位でのプレライト動作を行う。1509は、書き
込みと消去パルスの発生回路である。1507はウェイ
トタイムコントロール回路である。1506は、ベリフ
ァイコントロール回路である。1510は、書き込みコ
ントロール回路である。1511は書き戻しコントロー
ル回路である。
の概略ブロック図が示されている。1505はアドレス
発生回路であり、書き込みベリファイ、消去ベリファイ
あるいはデプリートベリファイのためのアドレス信号を
発生する。1503はカンウタであり、前記のような書
き戻し回数N等を計数するために用いられる。1501
は、マルチセクタコントロール回路であり、複数ワード
線にまたがるブロック消去の制御に用いられる。150
2は自動消去コントロール回路であり、一連の消去動作
の制御を行う。1503はブロックプレライト回路であ
り、複数ワード線に跨がる消去動作のプレライト動作を
行う。1504は、セクタプレライト回路であり、ワー
ド線単位でのプレライト動作を行う。1509は、書き
込みと消去パルスの発生回路である。1507はウェイ
トタイムコントロール回路である。1506は、ベリフ
ァイコントロール回路である。1510は、書き込みコ
ントロール回路である。1511は書き戻しコントロー
ル回路である。
【0064】図18には、この発明に係るフラッシュメ
モリにおけるメモリマットの一部選択回路の一実施例の
具体的回路図が示されている。同図には、ワード線の選
択回路とビット線の選択回路の一部が示されている。同
図のワードドライバは、切り換えスイッチ回路からな
り、負電圧発生回路により形成された負電圧、電源切り
換え回路を通して選択的に供給されるVpp又はVcc、バ
イアス電圧端子から供給されるバイアス電圧をワード線
に伝える。
モリにおけるメモリマットの一部選択回路の一実施例の
具体的回路図が示されている。同図には、ワード線の選
択回路とビット線の選択回路の一部が示されている。同
図のワードドライバは、切り換えスイッチ回路からな
り、負電圧発生回路により形成された負電圧、電源切り
換え回路を通して選択的に供給されるVpp又はVcc、バ
イアス電圧端子から供給されるバイアス電圧をワード線
に伝える。
【0065】このようなワードドライバのスイッチ制御
のために、2段階に分けられたXデコーダが設けられ、
一方のXデコーダは、消去制御回路により形成された信
号により選択/非選択の切り換の切り換えが行われる。
つまり、書き込みや読み出し動作では、選択されものが
ハイレベルで非選択ものがロウレベルであるのに対し
て、消去動作のときには選択されたものが負電圧のよう
なロウレベルとなり、非選択のものが消去阻止に対応し
たハイレベルになるから、Xデコーダもそれに応じて逆
レベルにしてワードドライバに伝える。
のために、2段階に分けられたXデコーダが設けられ、
一方のXデコーダは、消去制御回路により形成された信
号により選択/非選択の切り換の切り換えが行われる。
つまり、書き込みや読み出し動作では、選択されものが
ハイレベルで非選択ものがロウレベルであるのに対し
て、消去動作のときには選択されたものが負電圧のよう
なロウレベルとなり、非選択のものが消去阻止に対応し
たハイレベルになるから、Xデコーダもそれに応じて逆
レベルにしてワードドライバに伝える。
【0066】ソースバイアス回路は、消去信号によりソ
ース線に4Vのような比較的高い電圧を供給し、消去動
作以外のとき、言い換えるならば、書き込み、読み出し
(ベリファイも含む)のときには、回路の接地電位を供
給する。Yデコーダの出力部には、レベル変換回路が設
けられる。このレベル変換回路には、書き込み信号と書
き戻し信号により制御される電圧切り換え回路により選
択的に書き込み高電圧Vppが供給される。つまり、書き
込み動作や書き戻し動作のときには、前記のようにビッ
ト線に4Vのように電源電圧Vcc(3.3V)に対して
高い電圧を供給するために、Yデコーダで形成されたV
ccに対応したハイレベルを、Vppに対応した高い電圧と
してYゲートを構成するスイッチMOSFETのゲート
に供給してスイッチ制御を行う。これにより、スイッチ
MOSFETでのしきい値電圧によるレベル損失なく、
次に説明する書き込み負荷回路で形成された4Vのよう
な高電圧をビット線に供給することができる。
ース線に4Vのような比較的高い電圧を供給し、消去動
作以外のとき、言い換えるならば、書き込み、読み出し
(ベリファイも含む)のときには、回路の接地電位を供
給する。Yデコーダの出力部には、レベル変換回路が設
けられる。このレベル変換回路には、書き込み信号と書
き戻し信号により制御される電圧切り換え回路により選
択的に書き込み高電圧Vppが供給される。つまり、書き
込み動作や書き戻し動作のときには、前記のようにビッ
ト線に4Vのように電源電圧Vcc(3.3V)に対して
高い電圧を供給するために、Yデコーダで形成されたV
ccに対応したハイレベルを、Vppに対応した高い電圧と
してYゲートを構成するスイッチMOSFETのゲート
に供給してスイッチ制御を行う。これにより、スイッチ
MOSFETでのしきい値電圧によるレベル損失なく、
次に説明する書き込み負荷回路で形成された4Vのよう
な高電圧をビット線に供給することができる。
【0067】同図において、Pチャンネル型MOSFE
Tはそのゲートに矢印が付加されることにより、Nチャ
ンネル型MOSFETと区別される。そして、MOSF
ETの高電圧が供給されるドレインにL字状の線が付加
されたMOSFETは、高耐圧化されていることを表し
ている。これらのことは、以下の回路図においても同様
である。
Tはそのゲートに矢印が付加されることにより、Nチャ
ンネル型MOSFETと区別される。そして、MOSF
ETの高電圧が供給されるドレインにL字状の線が付加
されたMOSFETは、高耐圧化されていることを表し
ている。これらのことは、以下の回路図においても同様
である。
【0068】図19には、この発明に係るフラッシュメ
モリにおけるメモリマットの他の一部選択回路の一実施
例の具体的回路図が示されている。同図には、ビット線
の選択回路を中心にして示されている。それ故、ビット
線選択回路の一部は、前記図18のものと重複して示さ
れている。すなわち、ビット線の選択回路であるYゲー
ト回路は、2段階に分けらされる。2つに分割された一
方のYデコーダは、前記のようなレベル変換回路を通し
てビット線に一端が接続されたスイッチMOSFETの
ゲートに供給される。これら複数からなるスイッチMO
SFETに対応して、他方のYデコーダによりスイッチ
制御されるスイッチMOSFETが設けられる。これら
第2段目のスイッチMOSFETは、読み出し専用に用
いられるので、それに対応したYデコーダの選択信号が
そのまま供給される。これらのスイッチMOSFET
は、選択されたビット線の信号をセンスアンプSAの入
力端子に接続される。センスアンプSAの出力信号は、
出力バッファとベリファイ動作において用いられる読み
出し判定回路に供給される。
モリにおけるメモリマットの他の一部選択回路の一実施
例の具体的回路図が示されている。同図には、ビット線
の選択回路を中心にして示されている。それ故、ビット
線選択回路の一部は、前記図18のものと重複して示さ
れている。すなわち、ビット線の選択回路であるYゲー
ト回路は、2段階に分けらされる。2つに分割された一
方のYデコーダは、前記のようなレベル変換回路を通し
てビット線に一端が接続されたスイッチMOSFETの
ゲートに供給される。これら複数からなるスイッチMO
SFETに対応して、他方のYデコーダによりスイッチ
制御されるスイッチMOSFETが設けられる。これら
第2段目のスイッチMOSFETは、読み出し専用に用
いられるので、それに対応したYデコーダの選択信号が
そのまま供給される。これらのスイッチMOSFET
は、選択されたビット線の信号をセンスアンプSAの入
力端子に接続される。センスアンプSAの出力信号は、
出力バッファとベリファイ動作において用いられる読み
出し判定回路に供給される。
【0069】書き込み制御回路は、ライトラッチ回路を
備えており、複数ビット線の単位での書き込み(ページ
ライト)が可能にされる。つまり、ライトラッチ回路に
対して複数ビット線分のデータを記憶させておいて、そ
の書き込み信号と書き戻し信号によりスイッチMOSF
ETを制御して書き込み高電圧をビット線に伝えるよう
にされる。1つのビット線単位での書き込み動作と書き
戻し動作のときには、上記複数のビット線に対応した書
き込み負荷回路のうちの1つのみが活性化される。
備えており、複数ビット線の単位での書き込み(ページ
ライト)が可能にされる。つまり、ライトラッチ回路に
対して複数ビット線分のデータを記憶させておいて、そ
の書き込み信号と書き戻し信号によりスイッチMOSF
ETを制御して書き込み高電圧をビット線に伝えるよう
にされる。1つのビット線単位での書き込み動作と書き
戻し動作のときには、上記複数のビット線に対応した書
き込み負荷回路のうちの1つのみが活性化される。
【0070】図20には、この発明に係るフラッシュメ
モリにおける電圧切り換え回路の一実施例の回路図が示
されている。すなわち、電源電圧Vccと書き込み高電圧
Vppを入力として、書き込み信号、消去信号に応じて、
Vpp、Vcc、書き込みベリファイ電圧、書き戻し電圧及
びデプリートベリファイ(2)の電圧のいずれかをXト
ライバ電位として出力させる。書き込みベリファイ電圧
は、メモリセルのしきい値電圧がVcc以上にされたこと
を検出するために、かかる電圧を伝えるスイッチMOS
FETの制御信号は、高電圧Vppにより対応された高電
圧にレベルシフトされる。このように、3.3Vのよう
な電源電圧Vccに対して高い電圧を出力させるスイッチ
MOSFETのゲートに伝えられるスイッチ制御信号
は、レベル変換回路を介して出力される。レベル変換回
路は、ゲートとドレインとが交差接続されたPチャンネ
ル型MOSFETと、かかるPチャンネル型MOSFE
Tのドレインと回路の接地電位との間に設けられ、ゲー
トに互いに逆相の入力信号が供給されるNチャンネル型
MOSFETから構成される。
モリにおける電圧切り換え回路の一実施例の回路図が示
されている。すなわち、電源電圧Vccと書き込み高電圧
Vppを入力として、書き込み信号、消去信号に応じて、
Vpp、Vcc、書き込みベリファイ電圧、書き戻し電圧及
びデプリートベリファイ(2)の電圧のいずれかをXト
ライバ電位として出力させる。書き込みベリファイ電圧
は、メモリセルのしきい値電圧がVcc以上にされたこと
を検出するために、かかる電圧を伝えるスイッチMOS
FETの制御信号は、高電圧Vppにより対応された高電
圧にレベルシフトされる。このように、3.3Vのよう
な電源電圧Vccに対して高い電圧を出力させるスイッチ
MOSFETのゲートに伝えられるスイッチ制御信号
は、レベル変換回路を介して出力される。レベル変換回
路は、ゲートとドレインとが交差接続されたPチャンネ
ル型MOSFETと、かかるPチャンネル型MOSFE
Tのドレインと回路の接地電位との間に設けられ、ゲー
トに互いに逆相の入力信号が供給されるNチャンネル型
MOSFETから構成される。
【0071】図21には、負電圧発生回路の一実施例の
回路図が示されている。負電圧発生回路は、消去信号に
より制御されるゲート回路を通してクロックパルスをレ
ベル変換回路に供給してVppレベルに変換し、それによ
り駆動されるチャージポンプ回路により負電圧を発生さ
せる。このような負電圧は、消去電位を基準にしたツェ
ナーダイオードにより設定された定電圧とされる。つま
り、消去電圧に対してそれがゲートに供給されたMOS
FETのしきい値電圧とツェナー電圧との加算電圧が消
去電圧としてXドライバに伝えられる。上記消去電圧が
ゲートに供給されたMOSFETのドレインには、Pチ
ャンネル型MOSFETを介して高電圧Vppに接続され
る。このPチャンネル型MOSFETは、消去信号を受
けるレベル変換回路の出力信号によりスイッチ制御され
て、消去動作以外のときにはオフ状態にされる。
回路図が示されている。負電圧発生回路は、消去信号に
より制御されるゲート回路を通してクロックパルスをレ
ベル変換回路に供給してVppレベルに変換し、それによ
り駆動されるチャージポンプ回路により負電圧を発生さ
せる。このような負電圧は、消去電位を基準にしたツェ
ナーダイオードにより設定された定電圧とされる。つま
り、消去電圧に対してそれがゲートに供給されたMOS
FETのしきい値電圧とツェナー電圧との加算電圧が消
去電圧としてXドライバに伝えられる。上記消去電圧が
ゲートに供給されたMOSFETのドレインには、Pチ
ャンネル型MOSFETを介して高電圧Vppに接続され
る。このPチャンネル型MOSFETは、消去信号を受
けるレベル変換回路の出力信号によりスイッチ制御され
て、消去動作以外のときにはオフ状態にされる。
【0072】また、上記負電圧を動作電圧とするレベル
変換回路が設けられ、消去動作の時には負電圧出力と回
路の接地電位との間に設けられたNチャンネル型MOS
FETをオフ状態にし、消去動作が終了するとオン状態
になって負電圧を回路の接地電位にリセットさせる。
変換回路が設けられ、消去動作の時には負電圧出力と回
路の接地電位との間に設けられたNチャンネル型MOS
FETをオフ状態にし、消去動作が終了するとオン状態
になって負電圧を回路の接地電位にリセットさせる。
【0073】この実施例のフラッシュメモリを用いた図
15に示したようなマイクロコンピュータシステムで
は、フラッシュメモリが前記のような自動消去機能を持
つものであるため、マイクロプロセッサCPUにあって
は、かかるフラッシュメモリの消去アドレス指定して消
去モードを指定する信号とコマンドを発生させる。この
後は、フラッシュメモリが前記のように内部で自動的な
消去モードに入る。フラッシュメモリが消去モードに入
ると、前記のようにアドレス端子、データ端子及び全コ
ントロール端子がフリーになり、マイクロプロセッサC
PUから、フラッシュメモリが電気的に分離される。し
たがって、マイクロプロセッサCPUは、フラッシュメ
モリに対しては消去モードを指示するだけで、その後は
システムバスを用いて図示しない他のメモリ装置ROM
やRAM、あるいは入出力ポートとの間で情報の授受を
伴うデータ処理を実行することができる。
15に示したようなマイクロコンピュータシステムで
は、フラッシュメモリが前記のような自動消去機能を持
つものであるため、マイクロプロセッサCPUにあって
は、かかるフラッシュメモリの消去アドレス指定して消
去モードを指定する信号とコマンドを発生させる。この
後は、フラッシュメモリが前記のように内部で自動的な
消去モードに入る。フラッシュメモリが消去モードに入
ると、前記のようにアドレス端子、データ端子及び全コ
ントロール端子がフリーになり、マイクロプロセッサC
PUから、フラッシュメモリが電気的に分離される。し
たがって、マイクロプロセッサCPUは、フラッシュメ
モリに対しては消去モードを指示するだけで、その後は
システムバスを用いて図示しない他のメモリ装置ROM
やRAM、あるいは入出力ポートとの間で情報の授受を
伴うデータ処理を実行することができる。
【0074】これにより、システムのスループットを犠
牲にすることなく、フラッシュメモリを、フルファンク
ション(バイト毎の書き換え可能)のメモリと同様にシ
ステムに実装したままの状態での消去が可能になる。マ
イクロプロセッサCPUは、上記のような消去モードの
指示をした後は、適当な時間間隔で上記フラッシュメモ
リに対してデータポーリングモードを指定して、ステイ
タスレジスタを読み出して、消去が完了したならフラッ
シュメモリに書き込むべきデータが存在するなら書き込
みを指示するものである。そして、必要なら前記の消去
中断コマンドを発行して、必要なメモリセルの読み出し
等を行うことができる。
牲にすることなく、フラッシュメモリを、フルファンク
ション(バイト毎の書き換え可能)のメモリと同様にシ
ステムに実装したままの状態での消去が可能になる。マ
イクロプロセッサCPUは、上記のような消去モードの
指示をした後は、適当な時間間隔で上記フラッシュメモ
リに対してデータポーリングモードを指定して、ステイ
タスレジスタを読み出して、消去が完了したならフラッ
シュメモリに書き込むべきデータが存在するなら書き込
みを指示するものである。そして、必要なら前記の消去
中断コマンドを発行して、必要なメモリセルの読み出し
等を行うことができる。
【0075】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) 書き込み動作によってフローティングゲートに
蓄積された電荷をソース側に放出させて消去を行うよう
にしたメモリセルの消去モードにおいて、消去単位のメ
モリセルを読み出してフローティングゲートに電荷が蓄
積されていないメモリセルに対して書き込み動作及び書
き込み判定動作を行うプレライト動作と、上記消去単位
のメモリセルについて消去基準電圧のもとに一括して消
去動作及び消去判定動作を行う消去動作と、上記消去単
位について負のしきい値電圧に過消去されたメモリセル
の存在するデータ線を検出し、かかるデータ線に設けら
れたメモリセルに対して上記書き込み動作に対して絶対
値的に小さくされた電位での書き込みを行う第1の書き
戻し動作と、上記消去単位について所望の消去状態に比
べて小さなしきい値電圧に過消去されたメモリセルを検
出し、上記第1の書き戻し動作と同様な電位で書き込み
動作を行う第2の書き戻し動作とを順次に行う自動消去
回路を設けることにより、第1の書き戻し動作において
読み出し不能の原因である過消去(デプリート)された
メモリセルが解消され、第2の書き戻し動作により消去
状態でのしきい値電圧のバラツキの圧縮がなされるから
広い温度保証範囲を確保することができるとともに、上
記消去動作開始から第1の書き戻しが完了する間だけ消
去中断を禁止すればよいからそれ以外での消去サスペン
ド機能を実現することができるという効果が得られる。
記の通りである。すなわち、 (1) 書き込み動作によってフローティングゲートに
蓄積された電荷をソース側に放出させて消去を行うよう
にしたメモリセルの消去モードにおいて、消去単位のメ
モリセルを読み出してフローティングゲートに電荷が蓄
積されていないメモリセルに対して書き込み動作及び書
き込み判定動作を行うプレライト動作と、上記消去単位
のメモリセルについて消去基準電圧のもとに一括して消
去動作及び消去判定動作を行う消去動作と、上記消去単
位について負のしきい値電圧に過消去されたメモリセル
の存在するデータ線を検出し、かかるデータ線に設けら
れたメモリセルに対して上記書き込み動作に対して絶対
値的に小さくされた電位での書き込みを行う第1の書き
戻し動作と、上記消去単位について所望の消去状態に比
べて小さなしきい値電圧に過消去されたメモリセルを検
出し、上記第1の書き戻し動作と同様な電位で書き込み
動作を行う第2の書き戻し動作とを順次に行う自動消去
回路を設けることにより、第1の書き戻し動作において
読み出し不能の原因である過消去(デプリート)された
メモリセルが解消され、第2の書き戻し動作により消去
状態でのしきい値電圧のバラツキの圧縮がなされるから
広い温度保証範囲を確保することができるとともに、上
記消去動作開始から第1の書き戻しが完了する間だけ消
去中断を禁止すればよいからそれ以外での消去サスペン
ド機能を実現することができるという効果が得られる。
【0076】(2) 上記(1)により、フラッシュメ
モリの動作電圧を約3V程度の低電圧化することができ
るという効果が得られる。
モリの動作電圧を約3V程度の低電圧化することができ
るという効果が得られる。
【0077】(3) 上記消去モードを含む動作モード
の設定をコマンドにより行うようにすることにより、多
種類の動作モードを少ない端子により実現できるという
効果が得られる。
の設定をコマンドにより行うようにすることにより、多
種類の動作モードを少ない端子により実現できるという
効果が得られる。
【0078】(4) 上記プレライト動作又は第1の書
き戻し動作あるいは第2の書き戻し動作完了を判定し
て、上記一連の消去動作の中断を行わせる機能を付加す
ることにより、比較的長い時間にわたって行われる消去
動作中にメモリアクセスを行うことができるので使い勝
手を良くすることができるという効果が得られる。
き戻し動作あるいは第2の書き戻し動作完了を判定し
て、上記一連の消去動作の中断を行わせる機能を付加す
ることにより、比較的長い時間にわたって行われる消去
動作中にメモリアクセスを行うことができるので使い勝
手を良くすることができるという効果が得られる。
【0079】(5) 書き込み動作によってフローティ
ングゲートに蓄積された電荷をソース側に放出させて消
去を行うようにしたメモリセルの消去動作において、消
去単位のメモリセルを読み出してフローティングゲート
に電荷が蓄積されていないメモリセルに対して書き込み
動作及び書き込み判定動作からなるプレライト動作を行
い、上記消去単位のメモリセルについて消去基準電圧の
もとに一括して消去動作及び消去判定動作からなる消去
動作を行い、上記消去単位について負のしきい値電圧に
過消去されたメモリセルの存在するデータ線を検出し、
かかるデータ線に設けられたメモリセルに対して上記書
き込み動作に対して絶対値的に小さくされた電位での書
き込み動作からなる第1の書き戻し動作を行い、上記消
去単位について所望の消去状態に比べて小さなしきい値
電圧に過消去されたメモリセルを検出し、上記第1の書
き戻し動作と同様な電位で書き込み動作からなる第2の
書き戻し動作を行うことにより、第1の書き戻し動作に
おいて読み出し不能の原因である過消去(デプリート)
されたメモリセルが解消され、第2の書き戻し動作によ
り消去状態でのしきい値電圧のバラツキの圧縮がなされ
るから広い温度保証範囲を確保することができるととも
に、上記消去動作開始から第1の書き戻しが完了する間
だけ消去中断を禁止すればよいからそれ以外での消去サ
スペンド機能を実現することができるという効果が得ら
れる。
ングゲートに蓄積された電荷をソース側に放出させて消
去を行うようにしたメモリセルの消去動作において、消
去単位のメモリセルを読み出してフローティングゲート
に電荷が蓄積されていないメモリセルに対して書き込み
動作及び書き込み判定動作からなるプレライト動作を行
い、上記消去単位のメモリセルについて消去基準電圧の
もとに一括して消去動作及び消去判定動作からなる消去
動作を行い、上記消去単位について負のしきい値電圧に
過消去されたメモリセルの存在するデータ線を検出し、
かかるデータ線に設けられたメモリセルに対して上記書
き込み動作に対して絶対値的に小さくされた電位での書
き込み動作からなる第1の書き戻し動作を行い、上記消
去単位について所望の消去状態に比べて小さなしきい値
電圧に過消去されたメモリセルを検出し、上記第1の書
き戻し動作と同様な電位で書き込み動作からなる第2の
書き戻し動作を行うことにより、第1の書き戻し動作に
おいて読み出し不能の原因である過消去(デプリート)
されたメモリセルが解消され、第2の書き戻し動作によ
り消去状態でのしきい値電圧のバラツキの圧縮がなされ
るから広い温度保証範囲を確保することができるととも
に、上記消去動作開始から第1の書き戻しが完了する間
だけ消去中断を禁止すればよいからそれ以外での消去サ
スペンド機能を実現することができるという効果が得ら
れる。
【0080】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記
の一連の消去方法は、フラッシュメモリに内蔵された自
動制御回路により実施されるもの他、フラッシュメモリ
の外部に設けられた制御回路又はマイクロコンピュータ
から直接に上記のような消去動作に必要な制御信号やア
ドレスを入力して行うようにするものであってもよい。
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記
の一連の消去方法は、フラッシュメモリに内蔵された自
動制御回路により実施されるもの他、フラッシュメモリ
の外部に設けられた制御回路又はマイクロコンピュータ
から直接に上記のような消去動作に必要な制御信号やア
ドレスを入力して行うようにするものであってもよい。
【0081】フラッシュメモリの書き込み動作は、前記
のようにホットエレクトロンを用いるもの他、トンネル
電流によりフローティングゲートに電子を注入して行う
ようにするものであってもよい。上記のような消去シー
ケンスを実効するための具体的回路は、種々の実施形態
を採ることができるものである。この発明はフラッシュ
メモリとその消去方法に広く利用できる。
のようにホットエレクトロンを用いるもの他、トンネル
電流によりフローティングゲートに電子を注入して行う
ようにするものであってもよい。上記のような消去シー
ケンスを実効するための具体的回路は、種々の実施形態
を採ることができるものである。この発明はフラッシュ
メモリとその消去方法に広く利用できる。
【0082】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、書き込み動作によってフロ
ーティングゲートに蓄積された電荷をソース側に放出さ
せて消去を行うようにしたメモリセルの消去モードにお
いて、消去単位のメモリセルを読み出してフローティン
グゲートに電荷が蓄積されていないメモリセルに対して
書き込み動作及び書き込み判定動作を行うプレライト動
作と、上記消去単位のメモリセルについて消去基準電圧
のもとに一括して消去動作及び消去判定動作を行う消去
動作と、上記消去単位について負のしきい値電圧に過消
去されたメモリセルの存在するデータ線を検出し、かか
るデータ線に設けられたメモリセルに対して上記書き込
み動作に対して絶対値的に小さくされた電位での書き込
みを行う第1の書き戻し動作と、上記消去単位について
所望の消去状態に比べて小さなしきい値電圧に過消去さ
れたメモリセルを検出し、上記第1の書き戻し動作と同
様な電位で書き込み動作を行う第2の書き戻し動作とを
順次に行う自動消去回路を設けることにより、第1の書
き戻し動作において読み出し不能の原因である過消去
(デプリート)されたメモリセルが解消され、第2の書
き戻し動作により消去状態でのしきい値電圧のバラツキ
の圧縮がなされるから広い温度保証範囲を確保すること
ができるとともに、上記消去動作開始から第1の書き戻
しが完了する間だけ消去中断を禁止すればよいからそれ
以外での消去サスペンド機能を実現することができる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、書き込み動作によってフロ
ーティングゲートに蓄積された電荷をソース側に放出さ
せて消去を行うようにしたメモリセルの消去モードにお
いて、消去単位のメモリセルを読み出してフローティン
グゲートに電荷が蓄積されていないメモリセルに対して
書き込み動作及び書き込み判定動作を行うプレライト動
作と、上記消去単位のメモリセルについて消去基準電圧
のもとに一括して消去動作及び消去判定動作を行う消去
動作と、上記消去単位について負のしきい値電圧に過消
去されたメモリセルの存在するデータ線を検出し、かか
るデータ線に設けられたメモリセルに対して上記書き込
み動作に対して絶対値的に小さくされた電位での書き込
みを行う第1の書き戻し動作と、上記消去単位について
所望の消去状態に比べて小さなしきい値電圧に過消去さ
れたメモリセルを検出し、上記第1の書き戻し動作と同
様な電位で書き込み動作を行う第2の書き戻し動作とを
順次に行う自動消去回路を設けることにより、第1の書
き戻し動作において読み出し不能の原因である過消去
(デプリート)されたメモリセルが解消され、第2の書
き戻し動作により消去状態でのしきい値電圧のバラツキ
の圧縮がなされるから広い温度保証範囲を確保すること
ができるとともに、上記消去動作開始から第1の書き戻
しが完了する間だけ消去中断を禁止すればよいからそれ
以外での消去サスペンド機能を実現することができる。
【0083】上記により、フラッシュメモリの動作電圧
を約3V程度の低電圧化することができる。
を約3V程度の低電圧化することができる。
【0084】上記消去モードを含む動作モードの設定を
コマンドにより行うようにすることにより、多種類の動
作モードを少ない端子により実現できる。
コマンドにより行うようにすることにより、多種類の動
作モードを少ない端子により実現できる。
【0085】上記プレライト動作又は第1の書き戻し動
作あるいは第2の書き戻し動作完了を判定して、上記一
連の消去動作の中断を行わせる機能を付加することによ
り、比較的長い時間にわたって行われる消去動作中にメ
モリアクセスを行うことができるので使い勝手を良くす
ることができる。
作あるいは第2の書き戻し動作完了を判定して、上記一
連の消去動作の中断を行わせる機能を付加することによ
り、比較的長い時間にわたって行われる消去動作中にメ
モリアクセスを行うことができるので使い勝手を良くす
ることができる。
【0086】書き込み動作によってフローティングゲー
トに蓄積された電荷をソース側に放出させて消去を行う
ようにしたメモリセルの消去動作において、消去単位の
メモリセルを読み出してフローティングゲートに電荷が
蓄積されていないメモリセルに対して書き込み動作及び
書き込み判定動作からなるプレライト動作を行い、上記
消去単位のメモリセルについて消去基準電圧のもとに一
括して消去動作及び消去判定動作からなる消去動作を行
い、消去単位について負のしきい値電圧に過消去された
メモリセルの存在するデータ線を検出し、かかるデータ
線に設けられたメモリセルに対して上記書き込み動作に
対して絶対値的に小さくされた電位での書き込み動作か
らなる第1の書き戻し動作を行い、上記消去単位につい
て所望の消去状態に比べて小さなしきい値電圧に過消去
されたメモリセルを検出し、上記第1の書き戻し動作と
同様な電位で書き込み動作からなる第2の書き戻し動作
を行うことにより、第1の書き戻し動作において読み出
し不能の原因である過消去されたメモリセルが解消さ
れ、第2の書き戻し動作により消去状態でのしきい値電
圧のバラツキの圧縮がなされるから広い温度保証範囲を
確保することができるとともに、上記消去動作開始から
第1の書き戻しが完了する間だけ消去中断を禁止すれば
よいからそれ以外での消去サスペンド機能を実現するこ
とができる。
トに蓄積された電荷をソース側に放出させて消去を行う
ようにしたメモリセルの消去動作において、消去単位の
メモリセルを読み出してフローティングゲートに電荷が
蓄積されていないメモリセルに対して書き込み動作及び
書き込み判定動作からなるプレライト動作を行い、上記
消去単位のメモリセルについて消去基準電圧のもとに一
括して消去動作及び消去判定動作からなる消去動作を行
い、消去単位について負のしきい値電圧に過消去された
メモリセルの存在するデータ線を検出し、かかるデータ
線に設けられたメモリセルに対して上記書き込み動作に
対して絶対値的に小さくされた電位での書き込み動作か
らなる第1の書き戻し動作を行い、上記消去単位につい
て所望の消去状態に比べて小さなしきい値電圧に過消去
されたメモリセルを検出し、上記第1の書き戻し動作と
同様な電位で書き込み動作からなる第2の書き戻し動作
を行うことにより、第1の書き戻し動作において読み出
し不能の原因である過消去されたメモリセルが解消さ
れ、第2の書き戻し動作により消去状態でのしきい値電
圧のバラツキの圧縮がなされるから広い温度保証範囲を
確保することができるとともに、上記消去動作開始から
第1の書き戻しが完了する間だけ消去中断を禁止すれば
よいからそれ以外での消去サスペンド機能を実現するこ
とができる。
【図1】この発明に係るフラッシュメモリの一実施例を
示す全体ブロック図である。
示す全体ブロック図である。
【図2】図1のメモリセルアレイの一実施例を示す回路
図である。
図である。
【図3】この発明に係るフラッシュメモリにおけるメモ
リセルの一実施例を示す概略断面図である。
リセルの一実施例を示す概略断面図である。
【図4】この発明に係るフラッシュメモリにおけるメモ
リセルの一実施例を示す概略レイアウト図である。
リセルの一実施例を示す概略レイアウト図である。
【図5】この発明に係るフラッシュメモリの消去方法の
一実施例を説明するための一部の概略フローチャート図
である。
一実施例を説明するための一部の概略フローチャート図
である。
【図6】この発明に係るフラッシュメモリの消去方法の
一実施例を説明するための他の一部の概略フローチャー
ト図である。
一実施例を説明するための他の一部の概略フローチャー
ト図である。
【図7】この発明に係るフラッシュメモリの消去方法の
一実施例を説明するための残り一部の概略フローチャー
ト図である。
一実施例を説明するための残り一部の概略フローチャー
ト図である。
【図8】この発明に係るフラッシュメモリの消去方法に
対応したメモリセルのしきい値電圧の分布図である。
対応したメモリセルのしきい値電圧の分布図である。
【図9】この発明に係る消去方法によるメモリセルの書
き戻し特性図である。
き戻し特性図である。
【図10】この発明に係る消去方法によるメモリセルの
消去動作を説明するための原理図である。
消去動作を説明するための原理図である。
【図11】この発明に係る消去動作の概略を説明するた
めの一実施例を示す一部の概略タイミング図である。
めの一実施例を示す一部の概略タイミング図である。
【図12】この発明に係る消去動作の概略を説明するた
めの一実施例を示す残り一部の概略タイミング図であ
る。
めの一実施例を示す残り一部の概略タイミング図であ
る。
【図13】この発明に係るサスペンド機能を説明するた
めのフローチャート図である。
めのフローチャート図である。
【図14】この発明のサスペンド機能を説明するための
タイミング図である。
タイミング図である。
【図15】この発明に係るフラッシュメモリを用いたマ
イクロコンピュータ等の一実施例を示す概略ブロック図
である。
イクロコンピュータ等の一実施例を示す概略ブロック図
である。
【図16】この発明に係るフラッシュメモリにおけるメ
モリマットとその周辺回路の一実施例を示すブロック図
である。
モリマットとその周辺回路の一実施例を示すブロック図
である。
【図17】この発明に係る自動消去回路の一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図18】この発明に係るフラッシュメモリにおけるメ
モリマットの一部選択回路の一実施例を示す具体的回路
図である。
モリマットの一部選択回路の一実施例を示す具体的回路
図である。
【図19】この発明に係るフラッシュメモリにおけるメ
モリマットの他の一部選択回路の一実施例を示す具体的
回路図である。
モリマットの他の一部選択回路の一実施例を示す具体的
回路図である。
【図20】この発明に係るフラッシュメモリにおける電
圧切り換え回路の一実施例を示す回路図である。
圧切り換え回路の一実施例を示す回路図である。
【図21】この発明に係るフラッシュメモリにおける負
電圧発生回路の一実施例を示す回路図である。
電圧発生回路の一実施例を示す回路図である。
【図22】従来のフラッシュメモリのメモリセルアレイ
の一例を示す回路図である。
の一例を示す回路図である。
【図23】従来のフラッシュメモリにおける消去方法を
説明するためのメモリセルのしきい値電圧の分布図であ
る。
説明するためのメモリセルのしきい値電圧の分布図であ
る。
101…メモリセルアレイ、102…Xデコーダ、10
3…Yデコーダ、104…制御回路、D001〜D00
6…データ線、W001〜W006…ワード線、S…ソ
ース線、501…コントロールゲート、502…フロー
ティングゲート、503…半導体基板、504…ソース
線、505…データ線、506…トンネル絶縁膜、50
7…層間絶縁膜、508…ドレイン領域、509…ソー
ス領域、CPU…マイクロプロセッサ(中央処理装
置)、1…アドレスバッファ、2…アドレス信号変化検
出回路、3…Xデコーダ、4…Yデコーダ、5…メモリ
マット、6…Yゲート回路、7…ソースMOSFET、
8…ライトラッチ、9…センスアンプ、10…データ出
力バッファ、11…データ入力バッファ、12…ドライ
バ、13…コントロールバッファ、14…コマンドデコ
ーダ、15…自動制御回路、16…ステイタスレジス
タ、17…電圧発生回路、18…電圧検出回路、150
1…マルチセクタコントロール回路、1502…自動消
去コントロール回路、1503…プロックプレライト回
路、1504…セクタプレライト回路、1505…アド
レス発生回路、1506…ベリファイコントロール回
路、1507…ウェイトタイムコントロール回路、15
08…カウンタ、1509…書き込み、消去パルス発生
回路、1510…書き込みコントロール回路、1511
…書き戻しコントロール回路。
3…Yデコーダ、104…制御回路、D001〜D00
6…データ線、W001〜W006…ワード線、S…ソ
ース線、501…コントロールゲート、502…フロー
ティングゲート、503…半導体基板、504…ソース
線、505…データ線、506…トンネル絶縁膜、50
7…層間絶縁膜、508…ドレイン領域、509…ソー
ス領域、CPU…マイクロプロセッサ(中央処理装
置)、1…アドレスバッファ、2…アドレス信号変化検
出回路、3…Xデコーダ、4…Yデコーダ、5…メモリ
マット、6…Yゲート回路、7…ソースMOSFET、
8…ライトラッチ、9…センスアンプ、10…データ出
力バッファ、11…データ入力バッファ、12…ドライ
バ、13…コントロールバッファ、14…コマンドデコ
ーダ、15…自動制御回路、16…ステイタスレジス
タ、17…電圧発生回路、18…電圧検出回路、150
1…マルチセクタコントロール回路、1502…自動消
去コントロール回路、1503…プロックプレライト回
路、1504…セクタプレライト回路、1505…アド
レス発生回路、1506…ベリファイコントロール回
路、1507…ウェイトタイムコントロール回路、15
08…カウンタ、1509…書き込み、消去パルス発生
回路、1510…書き込みコントロール回路、1511
…書き戻しコントロール回路。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 正人 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 古野 毅 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 和田 正志 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 小堺 健司 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 亀山 英明 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内
Claims (7)
- 【請求項1】 コントロールゲートとフローティングゲ
ートとを備え、書き込み動作によってフローティングゲ
ートに蓄積された電荷をソース側に放出させて消去を行
うようにしたメモリセルがマトリックス配置されてなる
メモリアレイと、かかるメモリアレイのメモリセルの選
択動作を行うアドレス選択回路と、消去モードのときに
消去単位のメモリセルを読み出してフローティングゲー
トに電荷が蓄積されていないメモリセルに対して、書き
込み動作及び書き込み判定動作を行うプレライト動作
と、上記消去単位のメモリセルについて消去基準電圧の
もとに一括して消去動作及び消去判定動作を行う消去動
作と、上記消去単位について負のしきい値電圧に過消去
されたメモリセルの存在するデータ線を検出し、かかる
データ線に設けられたメモリセルに対して上記書き込み
動作に対して絶対値的に小さくされた電位での書き込み
を行う第1の書き戻し動作と、上記消去単位について所
望の消去状態に比べて小さなしきい値電圧に過消去され
たメモリセルを検出し、上記第1の書き戻し動作と同様
な電位で書き込み動作を行う第2の書き戻し動作とを順
次に行う自動消去回路を備えてなることを特徴とする一
括消去型不揮発性記憶装置。 - 【請求項2】 コントロールゲートとフローティングゲ
ートとを備え、書き込み動作によってフローティングゲ
ートに蓄積された電荷をソース側に放出させて消去を行
うようにしたメモリセルがマトリックス配置されてなる
メモリアレイと、かかるメモリアレイのメモリセルの選
択動作を行うアドレス選択回路と、消去単位のメモリセ
ルについて消去基準電圧のもとに一括して消去動作及び
消去判定動作を行う消去動作と、上記消去単位について
負のしきい値電圧に過消去されたメモリセルの存在する
データ線を検出し、かかるデータ線に設けられたメモリ
セルに対して上記書き込み動作に対して絶対値的に小さ
くされた電位での書き込みを行う第1の書き戻し動作
と、上記消去単位について所望の消去状態に比べて小さ
なしきい値電圧に過消去されたメモリセルを検出し、上
記第1の書き戻し動作と同様な電位で書き込み動作を行
う第2の書き戻し動作とを順次に行う自動消去回路を備
えてなることを特徴とする一括消去型不揮発性記憶装
置。 - 【請求項3】 上記消去モードを含む動作モードの設定
は、外部から供給されたコマンドを受けるコマンドデコ
ーダにより判定されるものであることを特徴とする請求
項1又は請求項2の一括消去型不揮発性記憶装置。 - 【請求項4】 上記第2の書き戻し動作での過消去され
たメモリセルの検出は、ワード線の電位をそれに対応し
た比較的小さな電圧に対して、メモリセルがオン状態に
なることを以て判定されるものであることを特徴とする
請求項1又は請求項2の一括消去型不揮発性記憶装置。 - 【請求項5】 上記プレライト動作、第1の書き戻し動
作又は第2の書き戻し動作完了を判定して、上記一連の
消去動作の中断を行わせる機能を付加したことを特徴と
する請求項1、請求項2の一括消去型不揮発性記憶装
置。 - 【請求項6】 書き込み動作によってフローティングゲ
ートに蓄積された電荷をソース側に放出させて消去を行
うメモリセルを備えた一括消去型不揮発性記憶装置にお
いて、消去モードのときに消去単位のメモリセルを読み
出してフローティングゲートに電荷が蓄積されていない
メモリセルに対して書き込み動作及び書き込み判定動作
を行うプレライト動作を行い、上記消去単位のメモリセ
ルについて消去基準電圧のもとに一括して消去動作及び
消去判定動作を行い、上記消去単位について負のしきい
値電圧に過消去されたメモリセルの存在するデータ線を
検出し、かかるデータ線に設けられたメモリセルに対し
て上記書き込み動作に対して絶対値的に小さくされた電
位により第1の書き戻し動作を行い、上記消去単位につ
いて所望の消去状態に比べて小さなしきい値電圧に過消
去されたメモリセルを検出し、上記第1の書き戻し動作
と同様な電位で第2の書き戻し動作を行うようにしてな
ることを特徴とする一括消去型不揮発性記憶装置の消去
方法。 - 【請求項7】 書き込み動作によってフローティングゲ
ートに蓄積された電荷をソース側に放出させて消去を行
うメモリセルを備えた一括消去型不揮発性記憶装置にお
いて、消去単位のメモリセルについて消去基準電圧のも
とに一括して消去動作及び消去判定動作を行い、上記消
去単位について負のしきい値電圧に過消去されたメモリ
セルの存在するデータ線を検出し、かかるデータ線に設
けられたメモリセルに対して上記書き込み動作に対して
絶対値的に小さくされた電位により第1の書き戻し動作
を行い、上記消去単位について所望の消去状態に比べて
小さなしきい値電圧に過消去されたメモリセルを検出
し、上記第1の書き戻し動作と同様な電位で第2の書き
戻し動作を行うようにしてなることを特徴とする一括消
去型不揮発性記憶装置の消去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26122894A JPH08106793A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 一括消去型不揮発性記憶装置とその消去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26122894A JPH08106793A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 一括消去型不揮発性記憶装置とその消去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08106793A true JPH08106793A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17358928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26122894A Pending JPH08106793A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 一括消去型不揮発性記憶装置とその消去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08106793A (ja) |
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