JPH08107Y2 - 歯車装着機 - Google Patents

歯車装着機

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JPH08107Y2
JPH08107Y2 JP1992055039U JP5503992U JPH08107Y2 JP H08107 Y2 JPH08107 Y2 JP H08107Y2 JP 1992055039 U JP1992055039 U JP 1992055039U JP 5503992 U JP5503992 U JP 5503992U JP H08107 Y2 JPH08107 Y2 JP H08107Y2
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gear
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gripping
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浩典 水田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たとえば磁気テープ再
生装置などの組立て工程中に、シャーシなどに歯車を自
動的に装着することができるようにした歯車装着機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来では、歯車は、磁気テープ再生装置
のシャーシに、作業者が手作業で装着して組立ててい
る。このような先行技術では明らかに労力を必要とす
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、歯車
を容易に装着することができるようにした歯車装着機を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、歯車を把持す
る把持手段と、該把持手段を上下変位可能に、かつ下方
に弾発的に支持する支持手段と、把持手段を回転駆動す
る手段と、該把持手段を保持する保持手段と把持手段と
の間に水平方向にわたって空隙を有するとともに該空隙
の間を保持手段が移動可能となることを特徴とする歯車
装着機である。
【0005】また本考案は、把持手段は、歯車上面を真
空吸着する構成を有し、この把持手段には、把持手段と
相対的に上下に移動自在で、歯車の軸孔に挿入される挿
入棒と、把持手段と挿入棒との相対的な移動量を検出す
る手段と、該移動量により歯車が正常に装着されている
か否かを判定する手段を設け、歯車が正常に装着されて
いない場合は把持手段を回転駆動させ、歯車が正常に装
着された場合は前記回転駆動を停止させることを特徴と
する。
【0006】
【作用】本考案に従えば、歯車を把持手段で把持し、下
方に弾発的に支持して回転駆動するので、相互に噛み合
う歯車の歯同志が上下に重なっていたとしても、把持手
段で把持された歯車が上述のように回転駆動されること
によって、歯が噛み合った状態で、歯車の装着が自動的
に可能になる。また本考案に従えば、前記把持手段を保
持する保持手段と前記把持手段との間に水平方向にわた
って空隙を有するとともに該空隙の間を前記保持手段が
移動可能となるので、歯車の噛み合いを容易にすること
ができる。
【0007】また本考案に従えば、歯車は、その上面が
真空吸着されることによって把持され、歯車の軸孔には
挿入棒が挿入され、これによって挿入棒と把持手段との
相対的な上下の変位を検出手段によって検出することに
よって、相互に噛み合うべき歯車の歯が上下に重なって
いるとき、挿入棒が正常な装着時の状態まで下降して
も、把持手段は、支持手段の弾発力によって下方に付勢
された状態であって、したがって挿入棒と把持手段との
変位量が大きく、これによって歯車が希望する噛み合っ
た正常な装着状態になっていないかどうかを判定するこ
とが可能であり、正常に装着されていなければ把持手段
を回転させる。これによって歯車の噛み合いを容易にす
る。
【0008】
【実施例】図1は本考案の一実施例の歯車装着機本体1
の正面から見た断面図であり、図2はその歯車装着機本
体1の側面図である。このような歯車装着機本体1は、
図3に示されるように、昇降移動体2に取付けられ、Y
方向移動体3によって、Y方向(図3の紙面に垂直方
向)に延びるY方向レール4に沿って移動可能であり、
さらにこのY方向レール4は、図4に示されるようにX
方向移動体5によって、X方向レール6に沿って図4の
紙面に垂直方向に移動可能である。
【0009】歯車装着機本体1の把持手段7によって、
図5に示されるように歯車8が真空吸着されて把持さ
れ、本件歯車装着機の機体9に設けられたトレイ10か
ら、歯車8を1つずつ順次的に把持して掴み、コンベア
11によって順次的に搬送されるワーク12に、順次的
に装着される。コンベア11は、ワーク12を、図3の
紙面に垂直方向、すなわちY方向に搬送する。ワーク1
2は、たとえば磁気テープ再生装置のシャーシなどであ
る。
【0010】把持手段7は、把持部材13に、通路14
が形成され、これらの通路14は、管継手15によって
真空源16に可撓性の管路17を介して接続され、こう
して把持部材13の下端部では、歯車8の上面を真空吸
着して把持する。この把持部材13には、案内孔18が
形成され、挿入棒19が上下に変位可能に挿入されて設
けられる。この挿入棒19の頭部20は、把持部材13
に形成された収納孔21に設けられたばね22によっ
て、下方に弾発的にばね力が作用される。この把持部材
13の上方に突出した嵌合部23は、図1に示される歯
車装着機本体1の保持部材24に形成された嵌合孔25
に着脱交換可能に嵌合され、止めねじ26によって固定
される。この保持部材24には、保持体27が嵌り込
み、それらの軸線に垂直に延びて貫通する連結棒28に
よって、保持体27と保持部材24とがそれらの軸線方
向に離脱しないように取付けられる。保持部材24の肩
部29および保持体27の頭部30と、変位体31との
間には、転動体32,33が介在される。
【0011】図6は転動体32を示す断面図であり、図
7はその転動体32の平面図である。転動体32は、周
方向に間隔をあけて図7に示されるように複数個配置さ
れ、これらの転動体32は、保持リング34によって周
方向の変位が阻止されて回転自在とされる。もう1つの
転動体33に関しても同様な構成となっている。
【0012】図8は保持体27付近の軸直角断面図であ
る。保持体27および保持部材24は、変位体31に形
成された案内孔35に空隙d1を有して緩やかに嵌り込
んでおり、保持部材24および保持体27の軸線方向に
垂直な方向に変位可能である。これによって把持手段7
が、水平なX−Y平面内で、2次元的に僅かに変位可能
である。そのため歯車8の歯36(前述の図5参照)
が、もう1つの歯車の歯と噛み合うことが容易である。
【0013】変位体31は、変位部材37に固定されて
おり、この変位部材37の軸部38にはピン39が突設
される。軸継手40には、長孔41が、その軸継手40
の軸線方向に沿って形成され、この長孔41には、ピン
39が嵌り込む。こうして軸継手40に対して移動部材
37が図1の上下にばね42のばね力に抗して変位可能
である。ばね42は、変位部材37と取付け部材43と
の間に介在される。ばね42の下端部と変位部材37の
上面とは、相互に周方向に変位可能であり、したがって
変位部材37はその軸線まわりに角変位可能である。軸
継手40は、取付け部材43、したがって取付け体44
に固定されたモータ45の出力軸46に固定される。モ
ータ45は、パルスモータである。
【0014】把持手段7の把持部材13には、案内孔2
1に臨んで上下に延びる細長い透過孔46aが形成され
る。この透過孔46aには、図2に示される発光素子4
7からの光が導かれ、この光は受光素子48によって受
光することができる。挿入棒19の頭部20が、発光素
子47からの光を遮断したとき、受光素子48によって
その光が受光されなくなり、こうして挿入棒19と把持
部材13との相対的な大きな変位を検出することが可能
である。発光素子47と受光素子48とは、上下に変位
調整可能な取付け片49,50によって変位体31に固
定されており、こうして発光素子47および受光素子4
8の上下の位置を調節し、挿入棒19と把持部材13と
の検出可能な相対的変位を調節して設定することができ
る。光が透過する長孔46aは上下に細長くなってお
り、上述のように発光素子47と受光素子48との光経
路の上下の調整を可能にしている。
【0015】取付け部材43およびそれに固定されてい
る取付け体44は、図2に示される取付け片51に固定
され、この取付け片51は、複動シリンダ52のピスト
ン棒53に連結される。このシリンダ52は、取付け片
54によって、固定片55に固定される。固定片55は
レール56が設けられ、このレール56は上下に延び、
案内部材57は、ピストン棒53の上下の伸縮によっ
て、レール56に沿って上下に変位可能である。案内部
材57は、取付け体44に固定される。
【0016】図9は図1〜図8に示される実施例の電気
的構成を示すブロック図である。Y方向移動体3を駆動
するモータ58とX方向移動体5を駆動するモータ59
とは、シリンダ52およびモータ45とともに、マイク
ロコンピュータなどによって実現される処理回路60に
よって制御される。
【0017】動作中、ワーク12がコンベア11によっ
て予め定める位置に搬送されて停止された状態で、Y方
向モータ58およびX方向モータ59が駆動され、また
シリンダ52が動作されて、トレイ10に収納されてい
る歯車が1個だけ把持手段7によって真空吸着されて把
持され、その歯車装着機本体1は、図3に示されるよう
にワーク12の歯車装着位置にもたらされる。
【0018】図10は処理回路60の動作を説明するた
めのフローチャートである。ステップn1からステップ
n2に移り、シリンダ52のピストン棒53を伸長し、
これによって挿入棒19は、歯車8の軸孔61に挿入さ
れて案内される。歯車8の歯36が隣接する歯車62の
歯63に噛み合うようにして、歯車8が装着されたとき
には、挿入棒19の頭部20は発光素子47の光経路を
遮断し、これによってステップn3からステップn5に
移り、一連の歯車の装着動作を終了する。
【0019】ステップn3において、挿入棒19の頭部
20が発光素子47からの光を遮断せず、その光が受光
素子48において検出されているときには、ステップn
4に移り、モータ45が角変位駆動され、把持手段7が
回転駆動されて、歯車8が回転される。そのため歯車8
の歯36と、もう1つの歯車62の歯63とが噛み合う
ことが可能になる。こうして歯36,63が噛み合った
状態では、挿入棒19の頭部20による光経路が遮断さ
れ、ステップn3からステップn5に移って、歯車装着
動作を終了する。
【0020】図11は本考案の他の実施例の一部の断面
図である。この実施例は前述の実施例に類似するけれど
も、注目すべきは変位部材37の軸部38には、位置決
め部材66が設けられ、その頭部67はばね68によっ
て上方にばね付勢される。管継手69から空気室70に
は圧縮空気が、開閉制御弁71を介して供給される。こ
の位置決め部材66の先端部72は尖っており、保持体
27の凹所73に嵌り込むことができる。圧縮空気が空
気室70に供給されない状態では、ばね68のばね力に
よって位置決め突起66は上方に変位しており、これに
よって保持体27は転動体32,33によって角変位可
能である。歯車装着機本体1のX,Y方向の移動時に
は、突起66は、開閉弁71が開かれることによって空
気室70に圧縮空気が供給され、ばね68のばね力に抗
してその先端部72が保持体27の凹所73に圧接され
る。これによってその保持体27の頭部30は、転動体
33を介して変位体31に押し付けられ、保持体27、
したがって把持手段7の不所望な変位または振動が防が
れる。
【0021】図12は本考案のさらに他の実施例の一部
の断面図である。この把持手段7aは、前述の実施例に
類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。この実
施例では、通路14が真空引きされ、小さい歯車74だ
けでなく、大きい歯車75もまた、吸引することができ
る。その他の構成は、前述の実施例と同様である。通路
14は挿入棒19の軸線に同心に環状に形成される。
【0022】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、把持手段
によって歯車を把持し、支持手段によって上下変位して
下方に弾発的に支持し、そこで回転駆動手段によって歯
車を回転駆動することによって、歯車が噛み合うように
して、自動的に装着することが可能になる。
【0023】また本考案によれば、歯車は真空吸着され
て把持され、挿入棒は、歯車の軸孔に挿入され、装着す
べき歯車が、もう1つの歯車の歯付近で上下に重なって
いるとき、挿入棒が、正常な装着状態となる位置まで変
位させたとき、把持手段は支持手段の弾発力に抗して、
その歯が上下に当接している歯車にあたったままで下方
に変位せず、こうして挿入棒と把持手段との相対的な上
下の変位量が大きくなり、これによって歯車が正常に装
着されていないことを判定することができる。こうして
歯車が正常に装着されていない場合は把持手段を回転駆
動させ、したがって水平なX−Y平面で2次元的にわず
かに変位することによって、歯車の噛み合いを容易に達
成することができるという優れた効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の歯車装着機本体1の断面図
である。
【図2】歯車装着機本体1の側面図である。
【図3】本考案の一実施例の歯車装着機の全体の側面図
である。
【図4】図3に示される歯車装着機の全体の構成を示す
正面から見た断面図である。
【図5】把持手段7の拡大断面図である。
【図6】転動体32の構成を示す断面図である。
【図7】転動体32と保持リング34とを示す平面図で
ある。
【図8】保持体27とその付近の水平断面図である。
【図9】図1〜図8に示される実施例の電気的構成を示
すブロック図である。
【図10】処理回路60の一部の動作を説明するための
フローチャートである。
【図11】本考案の他の実施例の一部の断面図である。
【図12】本考案の他の実施例の把持手段7aの断面図
である。
【符号の説明】
1 歯車装着機本体 2 昇降移動体 3 Y方向移動体 4 Y方向レール 5 X方向移動体 6 X方向レール 7,7a 把持手段 8,62 歯車 19 挿入棒 24 保持部材 27 保持体 31 変位体 32,33 転動体 37 変位部材 40 軸継手 45 モータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車を把持する把持手段と、 該把持手段を上下変位可能に、かつ下方に弾発的に支持
    する支持手段と、 把持手段を回転駆動する手段と、 該把持手段を保持する保持手段と把持手段との間に水平
    方向にわたって空隙を有するとともに該空隙の間を保持
    手段が移動可能となることを特徴とする歯車装着機。
  2. 【請求項2】 把持手段は、歯車上面を真空吸着する構
    成を有し、 この把持手段には、 把持手段と相対的に上下に移動自在で、歯車の軸孔に挿
    入される挿入棒と、 把持手段と挿入棒との相対的な移動量を検出する手段
    と、 該移動量により歯車が正常に装着されているか否かを判
    定する手段を設け、 歯車が正常に装着されていない場合は把持手段を回転駆
    動させ、歯車が正常に装着された場合は前記回転駆動を
    停止させることを特徴とする請求項1記載の歯車装着
    機。
JP1992055039U 1992-08-05 1992-08-05 歯車装着機 Expired - Fee Related JPH08107Y2 (ja)

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JPH0621824U JPH0621824U (ja) 1994-03-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02130730U (ja) * 1989-04-04 1990-10-29
JP3015035U (ja) * 1995-02-22 1995-08-29 良平 倉林 汚物収集器

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JPH0621824U (ja) 1994-03-22

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