JPH08110455A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
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- JPH08110455A JPH08110455A JP6246422A JP24642294A JPH08110455A JP H08110455 A JPH08110455 A JP H08110455A JP 6246422 A JP6246422 A JP 6246422A JP 24642294 A JP24642294 A JP 24642294A JP H08110455 A JPH08110455 A JP H08110455A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- lens
- groove
- stability
- optical axis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レンズ系の持つ最高の姿勢安定性を確保する
ことを可能とする。 【構成】 光軸方向に移動するレンズ群41,42と、
レンズ群41,42を保持する保持環31,32と、保
持環31,32に放射方向に所定の間隔に植設された複
数本のカムピン51,52,53と、カムピン51,5
2,53が係合する直進案内溝を持つ固定鏡筒10と、
カムピン51,52,53が係合するカム溝を持つカム
筒20とを有し、保持環31,32はカムピン51,5
2,53のみによって支持されているレンズ鏡筒におい
て、レンズ群41,42と保持環31,32とカムピン
51,52,53とを全て合わせた系の重心が光軸上に
ない構造を採用した。
ことを可能とする。 【構成】 光軸方向に移動するレンズ群41,42と、
レンズ群41,42を保持する保持環31,32と、保
持環31,32に放射方向に所定の間隔に植設された複
数本のカムピン51,52,53と、カムピン51,5
2,53が係合する直進案内溝を持つ固定鏡筒10と、
カムピン51,52,53が係合するカム溝を持つカム
筒20とを有し、保持環31,32はカムピン51,5
2,53のみによって支持されているレンズ鏡筒におい
て、レンズ群41,42と保持環31,32とカムピン
51,52,53とを全て合わせた系の重心が光軸上に
ない構造を採用した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ鏡筒に関し、特
に、ENGレンズのズーム機構を備えたレンズ鏡筒に関
するものである。
に、ENGレンズのズーム機構を備えたレンズ鏡筒に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ENG(Electronic New
s Gathering)とは、小型カメラとポータブ
ルVRTとを用いてニュース、インタビュー等の取材を
行うことをいい、このカメラに使用するレンズをENG
レンズという。このENGレンズは、高倍率のために変
倍系レンズ群の移動量が多く、変倍のための操作力が大
きくなりがちであり、また、機動性を要求されるので、
小型軽量である必要もある。そこで、このENGレンズ
は、移動群を移動させるための操作力が小さく、且つ、
レンズ鏡筒を小型軽量にするために、以下のような構造
をとることが一般的である。
s Gathering)とは、小型カメラとポータブ
ルVRTとを用いてニュース、インタビュー等の取材を
行うことをいい、このカメラに使用するレンズをENG
レンズという。このENGレンズは、高倍率のために変
倍系レンズ群の移動量が多く、変倍のための操作力が大
きくなりがちであり、また、機動性を要求されるので、
小型軽量である必要もある。そこで、このENGレンズ
は、移動群を移動させるための操作力が小さく、且つ、
レンズ鏡筒を小型軽量にするために、以下のような構造
をとることが一般的である。
【0003】図4は、従来のレンズ鏡筒の一例を示す横
断面図、図6は、図4のA−A断面及びB−B断面であ
る。固定鏡筒10は、光軸方向に円周等分に3本の直進
溝11が設けられている。また、カム筒20は、円周等
分に3本のカム溝が移動レンズ群の数だけ設けられてい
る。図4の場合に、2つの移動レンズ群41、42があ
るために、2種類のカム溝21、22が設けられてい
る。また、図4においては、固定鏡筒10の外径とカム
筒20の内径が嵌合しているが、逆でも構わない。
断面図、図6は、図4のA−A断面及びB−B断面であ
る。固定鏡筒10は、光軸方向に円周等分に3本の直進
溝11が設けられている。また、カム筒20は、円周等
分に3本のカム溝が移動レンズ群の数だけ設けられてい
る。図4の場合に、2つの移動レンズ群41、42があ
るために、2種類のカム溝21、22が設けられてい
る。また、図4においては、固定鏡筒10の外径とカム
筒20の内径が嵌合しているが、逆でも構わない。
【0004】移動レンズ群41、42は、それぞれレン
ズ保持環31、32に保持され、レンズ保持環31、3
2には、それぞれ放射方向の120゜間隔に3本のカム
ピン51、52、53が植設されている。このカムピン
51、52、53は、固定鏡筒10の直進溝11及びカ
ム筒20のカム溝21、22に摺動可能に嵌められてい
る。このとき、直進溝1は移動レンズ群41、42で共
有せずに、別々に設けてあることもある。
ズ保持環31、32に保持され、レンズ保持環31、3
2には、それぞれ放射方向の120゜間隔に3本のカム
ピン51、52、53が植設されている。このカムピン
51、52、53は、固定鏡筒10の直進溝11及びカ
ム筒20のカム溝21、22に摺動可能に嵌められてい
る。このとき、直進溝1は移動レンズ群41、42で共
有せずに、別々に設けてあることもある。
【0005】図5は、図4のC矢視図であって固定鏡筒
10及びカム環20の展開図であり、直進溝11とカム
溝21、22とカムピン51、52、53の関係を示し
た図である。図5において、直進溝11とカム溝21、
22によって、カムピン51、52、53の位置が決定
されていることがわかる。レンズ群保持環31、32
は、3本のカムピン51、52、53の全てが同様の制
限を受けるので、特に、嵌合部分を持たなくとも空間的
な位置が決定される。
10及びカム環20の展開図であり、直進溝11とカム
溝21、22とカムピン51、52、53の関係を示し
た図である。図5において、直進溝11とカム溝21、
22によって、カムピン51、52、53の位置が決定
されていることがわかる。レンズ群保持環31、32
は、3本のカムピン51、52、53の全てが同様の制
限を受けるので、特に、嵌合部分を持たなくとも空間的
な位置が決定される。
【0006】このような従来の技術においては、レンズ
群とレンズ保持環とカムピンとを全て合わせた系の重心
は、光軸上にある。なお、以下、レンズ群とレンズ保持
環とカムピンとを全て合わせた系を、単に「系」と略し
て記すことにする。
群とレンズ保持環とカムピンとを全て合わせた系の重心
は、光軸上にある。なお、以下、レンズ群とレンズ保持
環とカムピンとを全て合わせた系を、単に「系」と略し
て記すことにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の技術においては、系にかかる重力Wは、3本のカムピ
ンが支えることになる。このときに、各カムピンに作用
する力は、直進溝とカム溝からの垂直抗力及び摩擦力で
ある。これらの力は、全てカムピンの植設方向に対して
垂直方向の力である。従って、各カムピンが受け持つ重
力の分力WPもカムピンに対して垂直方向となる。
の技術においては、系にかかる重力Wは、3本のカムピ
ンが支えることになる。このときに、各カムピンに作用
する力は、直進溝とカム溝からの垂直抗力及び摩擦力で
ある。これらの力は、全てカムピンの植設方向に対して
垂直方向の力である。従って、各カムピンが受け持つ重
力の分力WPもカムピンに対して垂直方向となる。
【0008】さて、実際のカム溝とカムピン及び直進溝
とカムピンとの間には、摺動可能なように微小なガタが
設けられている。図7は、図5のD部拡大図であり、ガ
タを誇張して表した図である。カムピン51、52、5
3は、ガタ分だけ菱形部分内を移動可能である。通常、
カムピン51、52、53は、WPによって菱形の四隅
のいずれかに押さえつけられている。ところが、ズーム
作動中は、カムピン51、52、53と直進溝11、カ
ムピン51、52、53とカム溝21との間に摩擦が起
こるので、カムピン51、52、53は、別の四隅に移
動することがある。しかし、カムピン51、52、53
がガタ内を動くことは、レンズ群の姿勢変化につなが
り、像ゆれや像面位置の移動等を起こし品質上好ましく
ないことが発生する。そこで、カムピン51、52、5
3は、どこか一定の場所に安定的に押し付けられている
ことが望ましい。
とカムピンとの間には、摺動可能なように微小なガタが
設けられている。図7は、図5のD部拡大図であり、ガ
タを誇張して表した図である。カムピン51、52、5
3は、ガタ分だけ菱形部分内を移動可能である。通常、
カムピン51、52、53は、WPによって菱形の四隅
のいずれかに押さえつけられている。ところが、ズーム
作動中は、カムピン51、52、53と直進溝11、カ
ムピン51、52、53とカム溝21との間に摩擦が起
こるので、カムピン51、52、53は、別の四隅に移
動することがある。しかし、カムピン51、52、53
がガタ内を動くことは、レンズ群の姿勢変化につなが
り、像ゆれや像面位置の移動等を起こし品質上好ましく
ないことが発生する。そこで、カムピン51、52、5
3は、どこか一定の場所に安定的に押し付けられている
ことが望ましい。
【0009】以下、カムピンに摩擦力が作用しても移動
しないための条件を求めてみる。まず、直進溝方向に移
動しないための条件を考えるために、図8のような状態
を想定してみる。カムピン51、52、53には、図8
に示すように、WPが作用しているとする。WPと直進
溝11との角度をθLとした場合に、WPは、直進溝1
1に水平な力WPcosθLと、直進溝11に垂直な力
WPsinθLに分解できる。更に、ズーム作動中は、
直進溝11に水平に摩擦力μWPsinθLが作用する
ことになる。ここで、μは、直進溝11とカムピン5
1、52、53との摩擦係数である。
しないための条件を求めてみる。まず、直進溝方向に移
動しないための条件を考えるために、図8のような状態
を想定してみる。カムピン51、52、53には、図8
に示すように、WPが作用しているとする。WPと直進
溝11との角度をθLとした場合に、WPは、直進溝1
1に水平な力WPcosθLと、直進溝11に垂直な力
WPsinθLに分解できる。更に、ズーム作動中は、
直進溝11に水平に摩擦力μWPsinθLが作用する
ことになる。ここで、μは、直進溝11とカムピン5
1、52、53との摩擦係数である。
【0010】従って、カムピン51、52、53に作用
する直進溝方向の力は、WPcosθLとμWPsin
θLの合力である。μWPsinθLは、カム環20の
回転方向によって反転するので、この合力の向きは、W
PcosθL>μWPsinθL、すなわち(1/ta
nθL)>μならば常に一方向、WPcosθL<μW
PsinθL、すなわち(1/tanθL)<μならば
カム環20の回転方向により向きが反転する。つまり、
(1/tanθL)>μであれば、図8において、カム
ピン51、52、53は、常にカム溝21の左側の面に
ついていて、直進溝方向に移動することはない。
する直進溝方向の力は、WPcosθLとμWPsin
θLの合力である。μWPsinθLは、カム環20の
回転方向によって反転するので、この合力の向きは、W
PcosθL>μWPsinθL、すなわち(1/ta
nθL)>μならば常に一方向、WPcosθL<μW
PsinθL、すなわち(1/tanθL)<μならば
カム環20の回転方向により向きが反転する。つまり、
(1/tanθL)>μであれば、図8において、カム
ピン51、52、53は、常にカム溝21の左側の面に
ついていて、直進溝方向に移動することはない。
【0011】ところが、摩擦係数μは、一定ではなく摩
耗、経年変化、給油状態等によって大幅に変化する。そ
こで、(1/tanθL)が大きい、すなわちθLがで
きるだけ0°もしくは180°に近い方がカムピン5
1、52、53の直進溝方向の安定性が高いと言える。
耗、経年変化、給油状態等によって大幅に変化する。そ
こで、(1/tanθL)が大きい、すなわちθLがで
きるだけ0°もしくは180°に近い方がカムピン5
1、52、53の直進溝方向の安定性が高いと言える。
【0012】次に、カム溝方向に移動しないための条件
を考えるために、図9のような状態を想定してみる。カ
ムピン51、52、53には、図9に示すように、系の
重力の分力WPが作用しているとする。WPとカム溝2
1との角度をθCとした場合に、WPは、カム溝21に
水平な力WPcosθCと、カム溝21に垂直な力WP
sinθCに分解できる。更に、ズーム作動中は、カム
溝21に水平に摩擦力μWPsinθCが作用すること
になる。μは、カム溝21とカムピン51、52、53
との摩擦係数である。
を考えるために、図9のような状態を想定してみる。カ
ムピン51、52、53には、図9に示すように、系の
重力の分力WPが作用しているとする。WPとカム溝2
1との角度をθCとした場合に、WPは、カム溝21に
水平な力WPcosθCと、カム溝21に垂直な力WP
sinθCに分解できる。更に、ズーム作動中は、カム
溝21に水平に摩擦力μWPsinθCが作用すること
になる。μは、カム溝21とカムピン51、52、53
との摩擦係数である。
【0013】ここで、直進溝11の場合と全く同様に考
えれば、(1/tanθC)>μであれば、図9におい
て、カムピン51、52、53は、常に直進溝11の下
側の面についていることになる。ここでも、先ほどと同
様に、摩擦係数の変化を考慮すると、θCは0°もしく
は180°に近い方が安定性は高いと言える。但し、カ
ムが非線形カムの場合に、図9のβが変化するので、θ
Cが一定ではなく幅をもつことになる。
えれば、(1/tanθC)>μであれば、図9におい
て、カムピン51、52、53は、常に直進溝11の下
側の面についていることになる。ここでも、先ほどと同
様に、摩擦係数の変化を考慮すると、θCは0°もしく
は180°に近い方が安定性は高いと言える。但し、カ
ムが非線形カムの場合に、図9のβが変化するので、θ
Cが一定ではなく幅をもつことになる。
【0014】上記のことから、カムピンの安定性に影響
するのは、θLとθCとであることがわかる。そこで、
この角度を求めてみることにする。以下の計算における
記号の意味及び条件は、次の通りである。 (1) 図6に示すように、カムピン51、52、53を
光軸中心に回転させた角度をαとする。 (2) WPの光軸と垂直方向の成分をWPV、水平方向
の成分をWPHとする。また、カムピン51、52、5
3の番号を添字とすることによって、各カムピン51、
52、53のWPH、WPVを区別をする。 (3) カムピン51、52、53に作用する直進溝11
からの力と、カム溝21からの力の作用点は簡単のため
に、67に示した点A、点B、点Cとし、各点の光軸か
らの距離はRとする。実際の作用点は、少しずれるが無
視してさしつかえない程度の量である。 (4) 力の向きは、WPVが図8に示すWPsinαと
同じ方向を正、WPHが図8に示すWPcosαと同じ
方向を正とする。 (5) 図4に示した断面A−Aと系の重心との光軸方向
の距離をLとする。
するのは、θLとθCとであることがわかる。そこで、
この角度を求めてみることにする。以下の計算における
記号の意味及び条件は、次の通りである。 (1) 図6に示すように、カムピン51、52、53を
光軸中心に回転させた角度をαとする。 (2) WPの光軸と垂直方向の成分をWPV、水平方向
の成分をWPHとする。また、カムピン51、52、5
3の番号を添字とすることによって、各カムピン51、
52、53のWPH、WPVを区別をする。 (3) カムピン51、52、53に作用する直進溝11
からの力と、カム溝21からの力の作用点は簡単のため
に、67に示した点A、点B、点Cとし、各点の光軸か
らの距離はRとする。実際の作用点は、少しずれるが無
視してさしつかえない程度の量である。 (4) 力の向きは、WPVが図8に示すWPsinαと
同じ方向を正、WPHが図8に示すWPcosαと同じ
方向を正とする。 (5) 図4に示した断面A−Aと系の重心との光軸方向
の距離をLとする。
【0015】まず、WPVを求める。3本のカムピン5
1、52、53は、120°ずつ回転すれば同じことな
のでカムピン51のWPVを求めて代表させる。各カム
ピンのWPVとWとは光軸に垂直な面上で釣り合うの
で、 WPV51sinα+WPV52sin(120°+α)+WPV53sin(−1 20°+α)=W …(1) WPV51cosα+WPV52cos(120°+α)+WPV53cos(−1 20°+α)=0 …(2) の2式が成り立つ。更に、光軸回りのモーメントが釣り
合うので、 WPV51+WPV52+WPV53=0 …(3) が成り立つ。以上を解いて、 WPV51=(2/3)×Wsinα …(4)
1、52、53は、120°ずつ回転すれば同じことな
のでカムピン51のWPVを求めて代表させる。各カム
ピンのWPVとWとは光軸に垂直な面上で釣り合うの
で、 WPV51sinα+WPV52sin(120°+α)+WPV53sin(−1 20°+α)=W …(1) WPV51cosα+WPV52cos(120°+α)+WPV53cos(−1 20°+α)=0 …(2) の2式が成り立つ。更に、光軸回りのモーメントが釣り
合うので、 WPV51+WPV52+WPV53=0 …(3) が成り立つ。以上を解いて、 WPV51=(2/3)×Wsinα …(4)
【0016】次に、WPHを求める。カムピン51のW
PHのみ求めるのはWPVに同じである。点BCを含む
直線軸まわりのモーメントの釣り合いから、 (3/2)×R×WPH51=L×Wcosα …(5) 従って、 WPH51=(2/3/R)×L×Wcosα …(6) 上記のWPV51及びWPH51から、θLは次式により求
めることができる。 θL=tan-1(WPH51/WPV51) =tan-1(L/R/tanα) …(7) 但し、α=0の場合には、 θL=0 …(8) また、θCは θC=θL−β …(9) となる。
PHのみ求めるのはWPVに同じである。点BCを含む
直線軸まわりのモーメントの釣り合いから、 (3/2)×R×WPH51=L×Wcosα …(5) 従って、 WPH51=(2/3/R)×L×Wcosα …(6) 上記のWPV51及びWPH51から、θLは次式により求
めることができる。 θL=tan-1(WPH51/WPV51) =tan-1(L/R/tanα) …(7) 但し、α=0の場合には、 θL=0 …(8) また、θCは θC=θL−β …(9) となる。
【0017】式(7)からθLを決定しているパラメー
タは、R、L及びαの3つであることがわかる。また、
式(9)から、θCを決定しているパラメータは、R、
L、α及びβの4つであることがわかる。ところが、
R、L、及びβは、構造的な要件やレンズのスペックか
ら決定されてしまうことが多く、一般的に調整の自由度
があるのは、αのみである。そこで、従来は、カムピン
の安定度がなるべく高くなるようにαを選んでいた。
タは、R、L及びαの3つであることがわかる。また、
式(9)から、θCを決定しているパラメータは、R、
L、α及びβの4つであることがわかる。ところが、
R、L、及びβは、構造的な要件やレンズのスペックか
ら決定されてしまうことが多く、一般的に調整の自由度
があるのは、αのみである。そこで、従来は、カムピン
の安定度がなるべく高くなるようにαを選んでいた。
【0018】まず、直進溝方向の安定性が高いαを求め
てみる。カムピン51、52、53は、θLが異なるた
めに安定度も異なるが、3本のカムピンの内の1本でも
安定性の低いものがあると、レンズの姿勢安定性は低く
なる。そのために、1番安定度の低いカムピンの安定度
が最も高くなるαを求めればよい。図10は、式
(7)、式(8)に基づいて、θLとαとの関係の一例
を表したグラフである。図4に示した移動レンズ群41
のように、系の重心位置がカムピンに対して光軸方向の
前方にある場合に、α=0°ではθL=0°、α=±9
0°ではθL=±90°、α=180°ではθL=18
0°が必ず成り立ち、グラフのウネリはLとRとから決
定される。系の重心位置がカムピンに対して光軸方向の
後方にある場合は、レンズを回して前後を入れ換えたこ
とと同じであり、基本的に違いはない。
てみる。カムピン51、52、53は、θLが異なるた
めに安定度も異なるが、3本のカムピンの内の1本でも
安定性の低いものがあると、レンズの姿勢安定性は低く
なる。そのために、1番安定度の低いカムピンの安定度
が最も高くなるαを求めればよい。図10は、式
(7)、式(8)に基づいて、θLとαとの関係の一例
を表したグラフである。図4に示した移動レンズ群41
のように、系の重心位置がカムピンに対して光軸方向の
前方にある場合に、α=0°ではθL=0°、α=±9
0°ではθL=±90°、α=180°ではθL=18
0°が必ず成り立ち、グラフのウネリはLとRとから決
定される。系の重心位置がカムピンに対して光軸方向の
後方にある場合は、レンズを回して前後を入れ換えたこ
とと同じであり、基本的に違いはない。
【0019】図10のグラフから、カムピン51がα=
0°、60°のときが最も良いことになる。以下その理
由を述べる。前述したように、カムピンの直進溝方向の
安定性は、θL=0°かθL=±180°で最高とな
り、θL=±90°で最低となる。今、カムピン51が
α=0°の場合を考えてみると、カムピンは120°等
分間隔なので、カムピン52はα=120°、カムピン
53はα=−120°となる。このときに、カムピン5
1はθL=0°で安定性は最高であり、カムピン52と
53のθLの±90°からの角度は共にaである。aを
0°からプラスに振っていくと、60°まではカムピン
53のθLの±90°からの角度がaより小さくなって
しまう。60°から120°まではカムピン51のθL
の±90°からの角度がaより小さくなってしまう。カ
ムピンは、120°等間隔であるので、ここでα=0°
に戻ったことになる。結果として、直進溝方向の安定性
はα=0°、60°が最も良いことになる。
0°、60°のときが最も良いことになる。以下その理
由を述べる。前述したように、カムピンの直進溝方向の
安定性は、θL=0°かθL=±180°で最高とな
り、θL=±90°で最低となる。今、カムピン51が
α=0°の場合を考えてみると、カムピンは120°等
分間隔なので、カムピン52はα=120°、カムピン
53はα=−120°となる。このときに、カムピン5
1はθL=0°で安定性は最高であり、カムピン52と
53のθLの±90°からの角度は共にaである。aを
0°からプラスに振っていくと、60°まではカムピン
53のθLの±90°からの角度がaより小さくなって
しまう。60°から120°まではカムピン51のθL
の±90°からの角度がaより小さくなってしまう。カ
ムピンは、120°等間隔であるので、ここでα=0°
に戻ったことになる。結果として、直進溝方向の安定性
はα=0°、60°が最も良いことになる。
【0020】ところで、直進溝方向の安定性のみを高く
しても、カム溝方向の安定性がこれを下回ってしまって
はレンズの姿勢安定性という点から意味がない。そこ
で、α=0°、60°の場合のカム溝方向の安定性を考
えてみることにする。θCとαとの関係を表すグラフ
は、θLとαとのグラフをβ分だけ垂直下方にずらせば
よいことが式(9)からわかる。このときに、カム溝方
向の安定性が直進溝方向の安定性を下回らないβがある
範囲に限定されることは容易に想像できる。
しても、カム溝方向の安定性がこれを下回ってしまって
はレンズの姿勢安定性という点から意味がない。そこ
で、α=0°、60°の場合のカム溝方向の安定性を考
えてみることにする。θCとαとの関係を表すグラフ
は、θLとαとのグラフをβ分だけ垂直下方にずらせば
よいことが式(9)からわかる。このときに、カム溝方
向の安定性が直進溝方向の安定性を下回らないβがある
範囲に限定されることは容易に想像できる。
【0021】結論を言えば、2a≦β≦90°−a及び
90°+a≦β≦180°−2aの範囲である。以下、
その理由を説明する。図11は、一点鎖線がβ=2aの
とき、二点鎖線がβ=90°−aのときのθCとαとの
関係を示したグラフである。α=0°としたときに、こ
のグラフから、βが0°から2aまでの間はカムピン5
2、βが90°−aから90°まではカムピン51のθ
CがθLよりも90°に近く、直進溝方向に対してカム
溝方向の安定性が劣ることになる。従って、2a≦β≦
90°の範囲は、カム溝方向の安定性が直進溝方向の安
定性を下回ることはない。また、グラフの対称性から9
0°+a≦β≦180°−2aの範囲も、カム溝方向の
安定性が直進溝方向の安定性を下回ることはない。α=
60°のときも同様の範囲となる。
90°+a≦β≦180°−2aの範囲である。以下、
その理由を説明する。図11は、一点鎖線がβ=2aの
とき、二点鎖線がβ=90°−aのときのθCとαとの
関係を示したグラフである。α=0°としたときに、こ
のグラフから、βが0°から2aまでの間はカムピン5
2、βが90°−aから90°まではカムピン51のθ
CがθLよりも90°に近く、直進溝方向に対してカム
溝方向の安定性が劣ることになる。従って、2a≦β≦
90°の範囲は、カム溝方向の安定性が直進溝方向の安
定性を下回ることはない。また、グラフの対称性から9
0°+a≦β≦180°−2aの範囲も、カム溝方向の
安定性が直進溝方向の安定性を下回ることはない。α=
60°のときも同様の範囲となる。
【0022】さて、先に述べたように、βは構造的な要
件やレンズのスペックからおおかた決定されてしまうの
で、もし、βが上記範囲を逸脱した場合には、最適のα
は存在せず、直進溝方向かカム溝方向のどちらか一方又
は両方の安定性をある程度犠牲にせざるを得なくなって
くる。実際に、ENGレンズの場合は、図5に示すよう
に、βが45°近辺から90°を少し越えたあたりまで
使うことが多い。これは丁度、直進溝方向とカム溝方向
の安定性が両立できない90°近辺の範囲を含んでお
り、αを選択する上で妥協が必要となっていた。また、
βが0°及び180°に近くなることは、カムピンがロ
ックして作動不能となってしまうので現実的にはあり得
ず、問題になることはない。
件やレンズのスペックからおおかた決定されてしまうの
で、もし、βが上記範囲を逸脱した場合には、最適のα
は存在せず、直進溝方向かカム溝方向のどちらか一方又
は両方の安定性をある程度犠牲にせざるを得なくなって
くる。実際に、ENGレンズの場合は、図5に示すよう
に、βが45°近辺から90°を少し越えたあたりまで
使うことが多い。これは丁度、直進溝方向とカム溝方向
の安定性が両立できない90°近辺の範囲を含んでお
り、αを選択する上で妥協が必要となっていた。また、
βが0°及び180°に近くなることは、カムピンがロ
ックして作動不能となってしまうので現実的にはあり得
ず、問題になることはない。
【0023】本発明の目的は、そのレンズ系の持つ最高
の姿勢安定性を確保することを可能とするレンズ鏡筒を
提供することである。
の姿勢安定性を確保することを可能とするレンズ鏡筒を
提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の本発明は、光軸方向に移動するレンズ群
と、前記レンズ群を保持する保持環と、前記保持環に放
射方向に所定の間隔に植設された3本のカムピンと、前
記カムピンが係合する直進案内溝を持つ固定鏡筒と、前
記カムピンが係合するカム溝を持つカム筒とを有し、前
記保持環は前記カムピンのみによって支持されているレ
ンズ鏡筒において、前記レンズ群と前記保持環と前記カ
ムピンとを全て合わせた系の重心が光軸上にないことを
特徴としている。
に、請求項1の本発明は、光軸方向に移動するレンズ群
と、前記レンズ群を保持する保持環と、前記保持環に放
射方向に所定の間隔に植設された3本のカムピンと、前
記カムピンが係合する直進案内溝を持つ固定鏡筒と、前
記カムピンが係合するカム溝を持つカム筒とを有し、前
記保持環は前記カムピンのみによって支持されているレ
ンズ鏡筒において、前記レンズ群と前記保持環と前記カ
ムピンとを全て合わせた系の重心が光軸上にないことを
特徴としている。
【0025】請求項2の発明は、請求項1に記載のレン
ズ鏡筒において、前記保持筒は、その一部を取り除いた
軽量化部をもつことを特徴としている。
ズ鏡筒において、前記保持筒は、その一部を取り除いた
軽量化部をもつことを特徴としている。
【0026】
【作用】本発明によれば、前記レンズ群と前記保持環と
前記カムピンとを全て合わせた系の重心が光軸上にない
構造を採用したので、直進溝方向の安定性とカム溝方向
の安定性が両立する直進溝とカム溝との角度の範囲を様
々に設定することができ、条件の異なる様々なレンズに
おいて、そのレンズの姿勢安定性を高めることができ
る。
前記カムピンとを全て合わせた系の重心が光軸上にない
構造を採用したので、直進溝方向の安定性とカム溝方向
の安定性が両立する直進溝とカム溝との角度の範囲を様
々に設定することができ、条件の異なる様々なレンズに
おいて、そのレンズの姿勢安定性を高めることができ
る。
【0027】
【実施例】以下、図面等を参照しながら、実施例をあげ
て、本発明を詳細に説明する。なお、前述した従来例と
同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重
複する図面及びその説明は適宜省略する。図1は、本発
明によるレンズ鏡筒の実施例を示す断面図(図5のA−
A断面図及びB−B断面図に相当する)である。この実
施例のレンズ鏡筒は、レンズ群保持環31、32に切り
欠き(軽量化部)31a,312が設けられており、こ
れにより、系の重心が光軸から水平方向の左側に移動し
ている。
て、本発明を詳細に説明する。なお、前述した従来例と
同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重
複する図面及びその説明は適宜省略する。図1は、本発
明によるレンズ鏡筒の実施例を示す断面図(図5のA−
A断面図及びB−B断面図に相当する)である。この実
施例のレンズ鏡筒は、レンズ群保持環31、32に切り
欠き(軽量化部)31a,312が設けられており、こ
れにより、系の重心が光軸から水平方向の左側に移動し
ている。
【0028】以下、その場合のWPの方向を求めてみ
る。図1に示すように、光軸から系の重心までの距離の
水平成分をAとする。他の条件は従来の技術の場合と同
じである。各カムピンのWPVとWとの光軸に垂直な面
上での釣り合いは、式(1)、式(2)から変更はな
い。光軸回りのモーメントの釣り合いは、 WPV51+WPV52+WPV53=AW …(10) となる。式(1)、式(2)、式(10)から、 WPV51=(2/3)×W×(sinα+A/2/R) …(11) が求まる。WPH51については、式(6)から変更はな
い。以上より、 θL=tan-1(WPH51/WPV51) =tan-1[(L/R×cosα)/(sinα+A/2/R)] …(12) 但し、sinα=A/2/Rの場合には、 θL=0 …(13) が求まる。また、式(9)からθCも求まる。
る。図1に示すように、光軸から系の重心までの距離の
水平成分をAとする。他の条件は従来の技術の場合と同
じである。各カムピンのWPVとWとの光軸に垂直な面
上での釣り合いは、式(1)、式(2)から変更はな
い。光軸回りのモーメントの釣り合いは、 WPV51+WPV52+WPV53=AW …(10) となる。式(1)、式(2)、式(10)から、 WPV51=(2/3)×W×(sinα+A/2/R) …(11) が求まる。WPH51については、式(6)から変更はな
い。以上より、 θL=tan-1(WPH51/WPV51) =tan-1[(L/R×cosα)/(sinα+A/2/R)] …(12) 但し、sinα=A/2/Rの場合には、 θL=0 …(13) が求まる。また、式(9)からθCも求まる。
【0029】図2は、式(12)、式(13)に基づい
て、図1に示したように重心をずらした場合のθLとα
との関係の一例を表したグラフである。従来の技術と同
様に考えると、図2の直進溝方向の安定度は、カムピン
51のαを0°から少しプラス方向に振ったところ、す
なわち、カムピン52、53のθLの絶対値が等しいと
ころが最も良いことになる。破線は、そのときの各カム
ピンのαを示し、カムピン52、53のθLの±90°
からの角度は共にcとする。
て、図1に示したように重心をずらした場合のθLとα
との関係の一例を表したグラフである。従来の技術と同
様に考えると、図2の直進溝方向の安定度は、カムピン
51のαを0°から少しプラス方向に振ったところ、す
なわち、カムピン52、53のθLの絶対値が等しいと
ころが最も良いことになる。破線は、そのときの各カム
ピンのαを示し、カムピン52、53のθLの±90°
からの角度は共にcとする。
【0030】次に、上記のαのときに、カム溝方向の安
定性が直進溝方向の安定性を下回らないβの範囲を求め
てみる。θCとαとの関係は、式(9)からθLとαと
のグラフをβ分だけ垂直下方にずらせば得られる。ここ
で、従来の技術と同様に考えれば、図3から2c≦β≦
dの範囲、つまり一点鎖点と二点鎖点との間ならばいず
れのカムピンもカム溝方向の安定性が直進溝方向の安定
性を下回ることはない。このときに、dは、遥かに90
°を越えている。つまり、従来の技術において問題とな
った90°近辺のカム溝方向の安定性がきれいにクリア
されていることになる。
定性が直進溝方向の安定性を下回らないβの範囲を求め
てみる。θCとαとの関係は、式(9)からθLとαと
のグラフをβ分だけ垂直下方にずらせば得られる。ここ
で、従来の技術と同様に考えれば、図3から2c≦β≦
dの範囲、つまり一点鎖点と二点鎖点との間ならばいず
れのカムピンもカム溝方向の安定性が直進溝方向の安定
性を下回ることはない。このときに、dは、遥かに90
°を越えている。つまり、従来の技術において問題とな
った90°近辺のカム溝方向の安定性がきれいにクリア
されていることになる。
【0031】以上説明した実施例に限定されることな
く、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明
に含まれる。例えば、レンズ群と保持環とカムピンとを
全て合わせた系の重心を光軸上からずらす手段として、
レンズ群保持環に切り欠きを設けた例で説明したが、強
度に差し支えない範囲で穴などを設けたりしてもよい。
また、切り欠きや穴に樹脂などを充填して強度するよう
にしてもよい。
く、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明
に含まれる。例えば、レンズ群と保持環とカムピンとを
全て合わせた系の重心を光軸上からずらす手段として、
レンズ群保持環に切り欠きを設けた例で説明したが、強
度に差し支えない範囲で穴などを設けたりしてもよい。
また、切り欠きや穴に樹脂などを充填して強度するよう
にしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、直進溝方
向の安定性とカム溝方向の安定性が両立する直進溝とカ
ム溝との角度の範囲を様々に設定することができるの
で、条件の異なる様々なレンズにおいて、そのレンズの
姿勢安定性を高めることができる、という効果がある。
向の安定性とカム溝方向の安定性が両立する直進溝とカ
ム溝との角度の範囲を様々に設定することができるの
で、条件の異なる様々なレンズにおいて、そのレンズの
姿勢安定性を高めることができる、という効果がある。
【図1】本発明によるレンズ鏡筒の実施例を示す断面図
(図4のA−A断面及びB−B断面図に相当する)であ
る。
(図4のA−A断面及びB−B断面図に相当する)であ
る。
【図2】本実施例に係るレンズ鏡筒のθLとαとの関係
を示す線図である。
を示す線図である。
【図3】本実施例に係るレンズ鏡筒のθCとαとの関係
を示す線図である。
を示す線図である。
【図4】従来のレンズ鏡筒の一例を示す横断面図であ
る。
る。
【図5】図4のC矢視図で固定鏡筒10及びカム環20
の展開図である。
の展開図である。
【図6】図4のA−A断面及びB−B断面図である。
【図7】図5のD部拡大図である。
【図8】図5のD部拡大図である。
【図9】図5のD部拡大図である。
【図10】従来例に係るレンズ鏡筒のθLとαとの関係
を示す線図である。
を示す線図である。
【図11】従来例にかかるレンズ鏡筒のθCとαとの関
係を示す線図である。
係を示す線図である。
10 固定鏡筒 11 直進溝 20 カム筒 21 カム溝 31 移動レンズ群保持環 32 移動レンズ群保持環 41 移動レンズ群 42 移動レンズ群 51 カムピン 52 カムピン 53 カムピン
Claims (2)
- 【請求項1】 光軸方向に移動するレンズ群と、 前記レンズ群を保持する保持環と、 前記保持環に放射方向に所定の間隔に植設された3本の
カムピンと、 前記カムピンが係合する直進案内溝を持つ固定鏡筒と、 前記カムピンが係合するカム溝を持つカム筒とを有し、
前記保持環は前記カムピンのみによって支持されている
レンズ鏡筒において、 前記レンズ群と前記保持環と前記カムピンとを全て合わ
せた系の重心が光軸上にないことを特徴とするレンズ鏡
筒。 - 【請求項2】 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、 前記保持筒は、その一部を取り除いた軽量化部をもつこ
とを特徴とするレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246422A JPH08110455A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246422A JPH08110455A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08110455A true JPH08110455A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17148249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6246422A Pending JPH08110455A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08110455A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007033904A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Canon Inc | レンズ鏡筒、及びそれを有する撮像装置 |
| WO2007135460A1 (en) | 2006-05-24 | 2007-11-29 | The Boc Group Limited | Laser cutting head with an inlet for pressurised gas and a lens holder axially displaceable away from a nozzle |
| WO2017201724A1 (en) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | SZ DJI Technology Co., Ltd. | System for balancing center of gravity of a zoom lens |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP6246422A patent/JPH08110455A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007033904A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Canon Inc | レンズ鏡筒、及びそれを有する撮像装置 |
| WO2007135460A1 (en) | 2006-05-24 | 2007-11-29 | The Boc Group Limited | Laser cutting head with an inlet for pressurised gas and a lens holder axially displaceable away from a nozzle |
| WO2017201724A1 (en) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | SZ DJI Technology Co., Ltd. | System for balancing center of gravity of a zoom lens |
| CN109154710A (zh) * | 2016-05-27 | 2019-01-04 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 用于平衡变焦镜头的重心的系统 |
| US10948681B2 (en) | 2016-05-27 | 2021-03-16 | SZ DJI Technology Co., Ltd. | System for balancing center of gravity of a zoom lens |
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