JPH08111046A - 信号記録方法及び装置 - Google Patents

信号記録方法及び装置

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JPH08111046A
JPH08111046A JP6273017A JP27301794A JPH08111046A JP H08111046 A JPH08111046 A JP H08111046A JP 6273017 A JP6273017 A JP 6273017A JP 27301794 A JP27301794 A JP 27301794A JP H08111046 A JPH08111046 A JP H08111046A
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recording
time
tape
signal
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JP6273017A
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English (en)
Inventor
Norihiko Noguchi
紀彦 野口
Katsumi Ishihara
克己 石原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 テープを往復方向に走行させて記録を行うオ
ートリバース記録装置において、録音しようとする音楽
ソース等に合わせて決められる総記録時間Ttをフォワ
ード方向の記録時間Tfwd とリバース方向の記録時間T
rev とに分け、時間Tfwd を時間Trev よりも長めに設
定し、テープ16の始端部よりフォワード方向に記録を
開始して、時間Tfwd だけ記録した時点で反転指示情報
を書き込むと共に強制的に反転し、この位置からリバー
ス方向に記録を行う。 【効果】 テープ16の長さよりも短い任意の時間のエ
ンドレス再生テープを作成できるため、多種類の長さの
テープを準備する必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型携帯用ディジタル
テープレコーダ等における信号記録方法及び装置に関
し、特にいわゆるオートリバース動作によるエンドレス
再生を可能とする媒体を作成するための信号記録方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】信号記録再生装置、例えばいわゆるオー
トリバース機能を備えたテープレコーダの場合に、第1
の方向である往方向あるいはフォワード(FWD)方向
のテープ終端で再生方向を反転して、第2の方向である
復方向あるいはリバース(REV)方向の再生を行って
いる。
【0003】このオートリバース再生における再生方向
の反転制御方式としては、テープが完全に巻き取られて
リールの回転が停止したことを検出する方式や、テープ
エンド近傍のいわゆるリーダーテープを検出する方式等
が知られており、これらの検出に応じて素早い反転動作
を行わせている。また、これの応用として、上記リバー
ス(REV)方向の再生状態でテープ端部に達したとき
に、同様な検出方式によりテープエンドを検出して自動
反転動作させ、上記フォワード(FWD)方向の再生を
行わせるような機能が知られており、これらの往方向か
ら復方向への自動反転と、復方向から往方向への自動反
転とを組み合わせて、1本のテープを繰り返し往復再生
させるようなエンドレス再生機能を有するテープレコー
ダも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の方式においては、いずれもテープエンド付近で
反転動作が行われるため、上記エンドレス再生を行わせ
る場合の1回分の繰り返し時間は使用するテープの長さ
で決められる。このため、テープの長さより短い音楽ソ
ースを録音した場合には、残りの時間が無駄に再生され
てしまう。
【0005】例えば、60分のテープに50分の音楽ソ
ースを録音する場合には、往路いわゆるA面に30分、
復路いわゆるB面に20分の録音が行われるのが一般的
である。このテープをエンドレス再生すると、繰り返し
の1回毎に10分の無音状態が再生されることになる。
この10分の無音部分に、同じ音楽ソースの内から適当
な10分の部分を記録しておくことや、他の音楽ソース
を10分間だけ記録しておくことが考えられるが、上記
50分ひとまとまりの音楽ソースのエンドレス再生とは
異なるものとなる。
【0006】従って、エンドレス再生を行わせようとす
る音楽ソース等の時間に合った長さのテープを準備する
ことが必要となる。これは、供給側あるいはメーカサイ
ドにとっては、多種類のテープを用意しなくてはならな
くなることから、製品の種類数が増加することになり、
量産性や在庫管理の面でコストアップの原因となる。ま
たユーザにとっては、音楽ソース等の時間に合致した長
さのテープを探す手間がかかり、販売店に全種類のテー
プが無いこともあり、また買い置きするにも多種類のテ
ープをもれなく揃えることは無駄も生じやすく不経済で
ある。さらに、現実的にはテープの長さの種類数にも限
度があることから、目的の音楽ソース等の時間に最も近
い長さのテープを選んでも数分程度の誤差が生じること
があり、完全なエンドレス再生は困難である。
【0007】なお、上述したような音楽ソース等の時間
に合った長さのテープの必要性は、エンドレス再生の場
合に限定されず、通常のオートリバース再生の場合で
も、音楽ソースを聴き終わった時点でテープの先頭位置
に達している方が、テープ管理や次の使用の点で便利で
あることからもいえることである。そこで、本発明は上
述の実情に鑑み、多種類の長さあるいは記録容量のテー
プ等を記録媒体を準備しなくとも、任意の長さでオート
リバースあるはエンドレス再生が行えるような信号記録
方法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号記録方
法は、記録媒体を記録ヘッドに対して相対的に第1の方
向からこの第1の方向とは逆向きの第2の方向に媒体走
行方向を反転させて上記記録媒体に信号を記録する信号
記録方法において、上記第1の方向の記録時間T1 及び
第2の方向の記録時間T2 の和としての総記録時間Tt
を設定する総記録時間設定工程と、上記第1の方向の記
録開始時より上記総記録時間の1/2の時間Tt/2経
過した近傍の時点で再生時の走行方向を反転するための
反転指示情報を記録する工程と、この反転指示情報を記
録した後に媒体走行方向を反転して上記第2の方向に記
録を継続する工程とを有して成ることにより上述した課
題を解決する。
【0009】また、本発明に係る信号記録装置は、記録
媒体を記録ヘッドに対して相対的に第1の方向からこの
第1の方向とは逆向きの第2の方向に媒体走行方向を反
転させて上記記録媒体に信号を記録する信号記録装置に
おいて、上記第1の方向の記録時間T1 及び第2の方向
の記録時間T2 の和としての総記録時間Ttを設定し、
上記第1の方向の記録開始時より上記総記録時間の1/
2の時間Tt/2経過した近傍の時点で再生時の走行方
向を反転するための反転指示情報を記録し、この反転指
示情報を記録した後に媒体走行方向を反転して上記第2
の方向に記録を継続する制御を行う制御手段とを有して
成ることにより上述した課題を解決する。
【0010】ここで、上記第1の方向の記録時間を上記
第2の方向の記録時間よりも長く設定することが好まし
い。この場合、上記第2の方向の記録の終了位置に、次
の記録内容の頭出しを行わせるための高速検索指示情報
を記録することが好ましい。また、上記記録媒体として
は磁気テープを用い、上記記録する信号はディジタルオ
ーディオ信号であることが挙げられる。
【0011】
【作用】音楽ソース等の記録しようとする信号の長さよ
りも長い記録時間の記録媒体を用いて、記録媒体の途中
位置で強制反転させることにより、往復が略々等しい記
録時間で上記記録信号を記録することができ、エンドレ
ス再生に好適な記録が行える。
【0012】ここで、上記第1の方向の記録時間を上記
第2の方向の記録時間よりも長く設定することにより、
テープ走行速度がばらつく場合でも、第2方向記録時の
テープ残量が足りなくなることを防止でき、音楽ソース
等の全てを欠陥なく記録できる。また、上記第2の方向
の記録の終了位置に、次の記録内容の頭出しを行わせる
ための上記高速検索指示情報を記録することにより、第
2の方向の記録終了後に空白部分が残っても、これを高
速で跳ばして次の記録内容の頭出しを行わせることがで
き、空白再生時間を短くすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る信号
記録方法が適用された信号記録装置の一実施例となるテ
ープレコーダの概略的な構成を示す図、図2は記録時の
反転時刻設定の原理を説明するための図、図3は記録時
の動作を説明するためのフローチャートである。本実施
例においては、磁気ヘッドを用いた小型携帯用のディジ
タルオーディオテープレコーダを想定しているが、本発
明はこの他種々の信号記録方法や装置に適用できること
は勿論であり、記録信号もオーディオ信号のみならずビ
デオ信号やコンピュータデータ信号等を使用できること
は勿論である。
【0014】先ず、図1に示す装置において、入力端子
11にはディジタルオーディオ信号が供給されている。
この入力オーディオ信号は、メモリ12に送られて書き
込み/読み出し制御され、エンコーダ13を介し、記録
アンプ14を介して記録ヘッド15に送られ、磁気テー
プ等のテープ状記録媒体あるいは記録テープ16に記録
される。このテープ16は、キャプスタン17及びピン
チローラ18により走行駆動されており、所定の反転位
置にて走行方向が反転制御される。キャプスタン17は
モータ19により回転駆動制御されている。
【0015】この記録装置の各部の動作を制御するため
のシステム制御回路21は、操作入力や設定入力、制御
入力等の信号が入力端子22を介して供給され、メモリ
制御回路23、反転情報出力回路24、モータ駆動回路
26、及び必要に応じて設けられた後述するスキップフ
ラグ出力回路28等に制御信号を送っている。また、上
記磁気テープの終端を検出するエンドセンサ25からの
検出出力がシステム制御回路21に供給されている。こ
のシステム制御回路21からの制御に応じて、メモリ制
御回路23は、メモリ12に対する記録データの書き込
み/読み出しを制御し、後述するような無欠陥反転を行
わせるためのデータ蓄積等の動作を行わせる。反転情報
出力回路24は、再生時の自動的な走行方向反転動作を
行わせるための反転情報をエンコーダ13に送って、テ
ープ16上の所定位置に反転情報を記録させている。ま
た、必要に応じて設けられたスキップフラグ出力回路2
8は、後述するスキップフラグをエンコーダ13に送っ
てテープ16上の所定位置に記録させる。
【0016】ところで、通常のオートリバースを伴う録
音時には、システム制御回路21は、エンドセンサ25
からの検出出力によりテープエンド近傍に達した時点で
テープ走行方向を一方、例えばフォワード(FWD)方
向から逆方向のリバース(REV)方向に反転して録音
を行っている。この場合の往復総録音時間は、テープの
長さそのものとなる。
【0017】これに対して、本発明実施例においては、
フォワード(FWD)方向の録音時間Tfwd とリバース
(REV)方向の録音時間Trev との和としての総録音
時間Ttを、録音しようとする音楽ソースに合わせて設
定しており、この総録音時間Ttが録音可能なテープ上
の反転位置で反転させている。この場合最も単純には、
各方向の録音時間Tfwd 、Trev を、それぞれ総録音時
間Ttの1/2のTt/2とすることが考えられるが、
テープ走行速度のばらつきを考慮して、フォワード方向
録音時間Tfwd をリバース方向録音時間Trevよりも長
めに設定している。これは、テープ走行速度のばらつき
によって、フォワード面のテープ消費量よりリバース面
のテープ消費量が多くなると、リバース面でテープが足
りなくなるからである。
【0018】すなわち図2は、上記各方向の録音時間T
fwd 、Trev の設定、あるいはテープ始端からの反転位
置、特にテープ始端からの経過時間を表す反転時刻の設
定の基本原理を説明するための図である。この図2にお
いて、磁気テープ16の標準のテープ走行速度をVsと
し、+側のテープ速度誤差をvp、−側のテープ速度誤
差をvmとする。ここで、磁気テープ16が上記フォワ
ード方向に走行するときの記録領域16Aに対して録音
を行う際に現実に費やされるテープ長Lfwd と、リバー
ス方向走行時の記録領域16Bの録音に費やされるテー
プ長Lrev との間には、常にLfwd ≧Lrev が成立する
ことが必要とされることから、最悪の誤差状態のとき、
すなわち、フォワード方向のテープ速度が最も遅くリバ
ース方向のテープ速度が最も速い場合に上記条件Lfwd
≧Lrev が成立すればよいことになる。これにより、各
方向の録音時間Tfwd 、Trev の間の条件としては、図
2にも示すように、 Tfwd(Vs−vm)≧Trev(Vs+vp) を満足させることが必要とされる。このようにして得ら
れた不等式と、上記総録音時間TtがTfwd+Trevであ
ることとに基づいて、 Tfwd=(Vs−vp)/(2Vs−vm+vs) が導出される。この式に基づいて反転時刻を設定すれば
よい。
【0019】これは、上記信号記録装置として、回転ヘ
ッドを用いた小型携帯用のディジタルオーディオテープ
レコーダを用いる場合に、テープカセット内に小さなピ
ンチローラを設ける構成を採用しているため、ピンチロ
ーラの径の寸法誤差がテープ走行速度の誤差となって現
れ、実際には+2%、−1%程度の速度誤差となる。こ
のような場合に、上記反転時刻の設定は特に重要とされ
る。
【0020】図3は、このような自動反転記録動作を説
明するフローチャートである。この図3において、最初
のステップS1においては、録音しようとする音楽ソー
スに合わせて、上記総録音時間Ttを設定する。次のス
テップS2では、テープの表録音時間T1 及び裏録音時
間T2 を計算した後、録音を開始する。これらの各時間
1、T2は、上記フォワード方向、リバース方向の各録
音時間Tfwd 、Trev にそれぞれ対応するものであり、
上記式等に基づいて計算されるものであるが、リバース
方向から録音を開始するようにしてもよい。
【0021】次のステップS3では、上記表あるいはフ
ォワード方向の録音動作を行っており、次のステップS
4では、上記表録音時間T1 が経過したか否かの判別を
行っている。表録音時間T1 が経過していない間は、ス
テップS3に戻って上記表録音動作を継続し、表録音時
間T1 が経過したときには、次のステップS5に進ん
で、テープ走行方向を反転させる走行反転動作を行わせ
る。
【0022】ステップS5で走行反転動作が行われた後
は、ステップS6に進んで上記裏あるいはリバース方向
の録音動作を行わせる。この裏録音動作中は、ステップ
S7にて上記裏録音時間T2 が経過したか否かを判別
し、NOのときはステップS6に戻って裏録音動作を継
続し、YESのときは次のステップS8に進んで録音動
作を終了する。
【0023】ところで、走行方向を自動反転して再生を
行う際には、反転動作に要する時間だけ再生信号が途切
れることになることを考慮して、本実施例においては、
メモリを用いた無欠陥反転を実現している。これは、反
転動作前に、反転動作に要する時間以上の時間の再生デ
ータをメモリに蓄えておき、反転動作中にはこのメモリ
に蓄えられた再生データを読み出すことで再生信号を連
続して出力するようにし、反転動作時の再生信号の中断
を無くすものである。
【0024】具体的には、図4に示すように、テープ1
6の反転位置xR よりも所定長さだけ前の位置xW から
テープ速度を上げて、テープ16から読み出されるデー
タ量と実際のオーディオ信号再生に必要とされるデータ
量との差分だけメモリに蓄積するようにし、反転位置x
R に達した時点では反転に要する時間以上の再生データ
量がメモリに蓄えられているようにする。このため、録
音時には、上記反転位置xR に基づいて上記蓄積開始位
置xW を計算により割り出し、この位置xW に反転フラ
グ等の反転指示情報を書き込むようにする。具体的に
は、この位置xWから上記反転位置xR に向かって数値
が減少するようなダウンカウント値を書き込むことが挙
げられる。この場合、上記反転位置xR にて所定値、例
えば1あるいは0となるようなダウンカウント値を書き
込んでおくことにより、上記反転位置xR までの距離あ
るいは時間を知ることができる。このダウンカウント値
あるいは上記反転フラグ等の反転情報は、図1のシステ
ム制御回路21からの指令に応じて反転情報出力回路2
4が作成し、エンコーダ13に送ってテープ16上の所
定位置に記録するものである。
【0025】図4は、このような無欠陥反転のときの上
記反転位置xR 及び上記蓄積開始位置xW の例を示して
いる。すなわち、図4のAは、テープエンドで反転する
例を示し、記録時にはテープ走行量測定によりテープ残
量を求め、このテープ残量から反転予定位置xR までの
時間を計算し、再生時の貯め込み動作に必要な上記蓄積
開始位置xW を計算すればよい。また、図4のB、C
は、上述したように音楽ソース等の録音時間に応じて反
転予定位置xR を予め計算する例を示しており、この位
置xR に基づいて上記蓄積開始位置xW を求めて、この
位置xW から反転指示情報を記録するようにすればよ
い。この場合の反転予定位置xR は、上述したように、
表録音時間T1 あるいはフォワード方向の録音時間T
fwd が、裏方向録音時間T2 あるいはリバース方向の録
音時間Trev よりも長くなるような条件を満足するよう
に設定することが好ましい。
【0026】ところで、上述した表録音時間T1 あるい
はフォワード方向の録音時間Tfwdを、裏方向録音時間
2 あるいはリバース方向の録音時間Trev よりも長く
するように反転時刻の設定を行うと、実際の記録時に
は、図2に示すように、リバース方向記録時の記録領域
16Bの記録終了後の部分、すなわちテープ始端側に、
未記録の空白部分BLが生ずることが多い。この空白部
分BLが長く生じて、例えば数分程度にまで及ぶと、エ
ンドレス再生が良好に行えなくなる。
【0027】そこで、本実施例においては、図5に示す
ように、リバース方向の記録終了位置xF に、次の記録
内容の高速検索指示情報、例えば次の曲の頭出しサーチ
開始フラグとしてのスキップフラグを記録している。こ
のスキップフラグは、図1のシステム制御回路21から
の指令に応じてスキップフラグ出力回路28により作成
されてエンコーダ13に送られるものである。再生時に
このスキップフラグを検出すると、次の曲の頭を検索す
るための高速走行動作に切り替わるわけであるが、この
高速検索動作はテープ端部に達しても反転して継続され
る。
【0028】すなわち、例えば図6に示すように、フォ
ワード方向の記録開始位置xS が、テープの始端部から
離れている場合でも、リバース方向の記録終了位置xF
で上記スキップフラグが検出されると、このリバース方
向に高速送りされて次の曲の頭出しサーチが行われ、テ
ープ始端部に達すると走行方向を反転して、今度はフォ
ワード方向に高速送りされて次の曲の頭出しサーチが行
われる。
【0029】このような再生動作を行わせるための信号
再生装置の一例を図7に示す。この図7において、テー
プ16に記録された信号は、再生ヘッド31により再生
され、再生アンプ32を介して再生処理回路あるいは復
調回路33に送られ、再生処理回路33からの再生信号
がメモリ34を介して端子35より取り出される。メモ
リ34はメモリ制御回路37により書き込み/読み出し
が制御される。再生処理回路33においては、上記スキ
ップフラグの検出がスキップフラグ検出回路38により
行われ、上記反転情報の検出が反転情報検出回路39に
より行われる。これらのスキップフラグ検出回路38、
反転情報検出回路39からの出力はシステム制御回路2
1に送られている。
【0030】なお、この図7のテープ走行駆動系等の他
の構成は、上記図1と同様であるため、説明を省略す
る。上記無欠陥反転動作について説明すると、上記フォ
ワード方向の再生が進んで再生処理回路33からの信号
中に反転情報検出回路39により上記蓄積開始位置xW
からの反転情報が検出されたとき、これがシステム制御
回路21に送られ、システム制御回路21はモータ駆動
回路26を制御してテープ走行速度を速めると共にメモ
リ制御回路37を制御して、上記再生データの蓄積ある
いは貯め込みを開始する。テープ16が走行して上記反
転位置xR に達したことを反転情報検出回路39が検出
すると、システム制御回路21はモータ駆動回路26等
を制御して、テープ走行方向を反転させる。この反転動
作中のテープ再生が行えない間は、メモリ34に蓄えら
れたデータを読み出すことで、再生オーディオ信号の欠
落を防止し、連続したオーディオ再生が行えるようにし
ている。上記反転動作が終わると共に、リバース方向の
再生動作を開始する。
【0031】次に、上記スキップフラグを用いたエンド
レス再生について、図8を参照しながら説明する。図8
において、ステップS41で再生動作、具体的にはリバ
ース方向の再生動作が行われており、このときステップ
S42では、上記スキップフラグが図1のスキップフラ
グ検出回路38で検出されたか否かが判別される。検出
されない間はステップS41に戻って上記再生動作を継
続しているが、スキップフラグが検出されると、ステッ
プS43に進んで、高速頭出し動作、すなわち次の曲の
頭の高速サーチ動作が行われる。この高速サーチ動作は
上記再生方向であるリバース方向に行われる。次のステ
ップS44では、テープ端部、すなわちこの具体例では
テープ始端部あるいはテープトップに到達したか否かが
判別され、NOすなわち到達していない場合には、ステ
ップS47に進んで、次の曲の頭が検出されたか否かを
判別する。このステップS47でNO、すなわち次の曲
の頭に達していないときには、上記ステップS43に戻
って高速頭出し動作を継続する。上記例えばリバース方
向の高速サーチ動作が進んでテープ端部あるいはテープ
トップに到達すると、ステップS44でYESと判別さ
れ、ステップS45に進んで、テープ走行方向の反転動
作が行われる。この例ではリバース方向からフォワード
方向への反転動作である。次のステップS46では、こ
のフォワード方向への高速頭出し動作が行われ、次のス
テップS47に進んで、次の曲の頭の検出の判別が行わ
れる。次の曲の頭が検出されてステップS47でYES
と判別されると、ステップS48に進んで、通常の再生
動作、この具体例ではフォワード方向の再生動作が行わ
れる。このようにして、反転動作を伴って高速サーチ動
作が継続して行われるため、リバース方向の記録終端以
降の上記空白部分BLや、フォワード方向の始端部の空
白部分等を高速にスキップして、次の曲の頭出しが行
え、中断時間の短い良好なエンドレス再生が行われる。
【0032】なお、上記ステップS47でNOと判別さ
れた場合に、ステップS43の高速頭出し動作からステ
ップS44以降のルーチンに制御が移っていることによ
り、未記録のテープ等のように曲の頭出しが行えないテ
ープで上記スキップ動作が生じたときの往復サーチ動作
が無限に続くことを防止することが必要とされる。この
ため、高速サーチ動作時の反転動作回数をカウントする
等して、例えば上記スキップ動作時の高速サーチは1往
復までに制限し、テープを保護することが好ましい。
【0033】また、上記の例では、リバース方向の記録
終端でスキップフラグを検出して、リバース方向の高速
サーチからテープトップで反転してフォワード方向の高
速サーチに移行する場合を説明したが、逆に、フォワー
ド方向の記録終端にスキップフラグを書き込んでおい
て、フォワード方向の高速サーチからテープエンドで反
転してリバース方向の高速サーチに移行することも容易
に実現できる。
【0034】以上説明した本発明の実施例によれば、録
音しようとする音楽ソースの時間に合わせて、総記録時
間の約1/2のテープ走行反転位置あるいは反転時刻を
設定し、この反転時刻よりも所定時間前の時刻あるいは
テープ位置から反転フラグやダウンカウント値等の反転
情報を記録するようにし、再生時にはこの反転情報を検
出してメモリにデータを貯め込んでおくことで、反転動
作時の欠落をメモリ蓄積データの読み出しで補い、無欠
陥反転を行わせると共に、リバース後の再生終了時には
テープ始端部(テープトップ)近傍位置に戻るようにし
ている。これによって、テープ始端部でもリバース再生
を行わせることにより、無信号部分の少ないエンドレス
再生が行える。
【0035】また、テープ走行速度のばらつきを考慮し
て、リバース時にテープが足りなくなることを防ぐため
に、フォワード方向の録音時間をリバース方向の録音時
間よりも長く設定し、リバースの記録終端部にはスキッ
プフラグを書き込んで、空白部分をスキップさせること
により、速度のばらつきがあっても最後まで音楽ソース
を録音でき、しかも再生時には、空白再生時間をスキッ
プして、中断時間の短い良好なエンドレス再生が行え
る。
【0036】なお、本発明は上述の実施例のみに限定さ
れるものではなく、例えば、テープ状記録媒体は磁気テ
ープ以外にも光テープ等を使用でき、また、記録再生信
号もオーディオ信号の他にビデオ信号やコンピュータデ
ータ信号を用いることができる。記録ヘッドや再生ヘッ
ドとしては、回転ヘッドや固定ヘッドを用いることがで
きる。さらに、信号記録装置や再生装置は図示の例に限
定されず、この他種々の構成をとり得ることは勿論であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る信号記録方法によれば、記録媒体の走行方向を
反転させて信号を記録する信号記録方法において、第1
の媒体走行方向の記録時間T1 及び第2の方向の記録時
間T2 の和としての総記録時間Ttを設定し、上記第1
の方向の記録開始時より上記総記録時間の1/2の時間
Tt/2経過した近傍の時点で再生時の走行方向を反転
するための反転指示情報を記録し、この反転指示情報を
記録した後に媒体走行方向を反転して上記第2の方向に
記録を継続することにより、音楽ソース等の記録しよう
とする信号の長さよりも長い記録時間の記録媒体を用い
て、往復が略々等しい記録時間で上記記録信号を記録す
ることができ、エンドレス再生に好適な記録が行える。
【0038】ここで、上記第1の方向の記録時間を上記
第2の方向の記録時間よりも長く設定することにより、
テープ走行速度がばらつく場合でも、第2方向記録時の
テープ残量が足りなくなることを防止でき、音楽ソース
等の全てを記録できる。また、上記第2の方向の記録の
終了位置に、次の記録内容の頭出しを行わせるための高
速検索指示情報を記録することにより、第2の方向の記
録終了後に空白部分が残っても、これを高速で跳ばして
次の記録内容の頭出しが行われ、空白再生時間を短くす
ることができる。
【0039】これによって、種々の長さの音楽ソース等
の記録信号に対して、少数の種類の長さの記録媒体を用
意することで、簡易的なエンドレステープの作成が行え
る。従って、磁気テープ等の記録媒体の製品の種類数を
増加させる必要がなく、量産性や在庫管理の面で有利で
あり、音楽ソース等の時間に合致した長さのテープを探
す手間もなくなり、使用勝手も良好である。また、エン
ドレス記録時間は例えば分単位で微調整でき、任意の記
録時間であっても中断時間の短い良好なエンドレス再生
が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号記録方法の一実施例が適用さ
れた信号記録装置の概略的な構成を示すブロック回路図
である。
【図2】録音時の反転時刻設定の原理を説明するための
図である。
【図3】走行反転動作を伴う録音動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】無欠陥反転のときの反転位置及びデータ蓄積開
始位置の例を示す図である。
【図5】エンドレス再生のためのスキップフラグを説明
するための図である。
【図6】エンドレス再生のためのスキップ動作を説明す
るための図である。
【図7】自動反転及びスキップ動作を行わせるための信
号再生装置の一例の概略構成を示すブロック回路図であ
る。
【図8】再生時におけるスキップ動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
12 メモリ 13 エンコーダ 15 記録ヘッド 16 テープ 17 キャプスタン 18 ピンチローラ 19 モータ 21 システム制御回路 23 メモリ制御回路 24 反転情報出力回路 25 エンドセンサ 26 モータ駆動回路 28 スキップフラグ出力回路 31 再生ヘッド 33 再生処理あるいは復調回路 34 メモリ 37 メモリ制御回路 38 スキップフラグ検出回路 39 反転情報検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を記録ヘッドに対して相対的に
    第1の方向からこの第1の方向とは逆向きの第2の方向
    に媒体走行方向を反転させて上記記録媒体に信号を記録
    する信号記録方法において、 上記第1の方向の記録時間T1 及び第2の方向の記録時
    間T2 の和としての総記録時間Ttを設定する総記録時
    間設定工程と、 上記第1の方向の記録開始時より上記総記録時間の1/
    2の時間Tt/2経過した近傍の時点で再生時の走行方
    向を反転するための反転指示情報を記録する工程と、 この反転指示情報を記録した後に媒体走行方向を反転し
    て上記第2の方向に記録を継続する工程とを有して成る
    ことを特徴とする信号記録方法。
  2. 【請求項2】 上記第1の方向の記録時間を上記第2の
    方向の記録時間よりも長く設定することを特徴とする請
    求項1記載の信号記録方法。
  3. 【請求項3】 上記第2の方向の記録の終了位置に、次
    の記録内容の頭出しを行わせるための高速検索指示情報
    を記録することを特徴とする請求項2記載の信号記録方
    法。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体は磁気テープであり、上記
    記録する信号はディジタルオーディオ信号であることを
    特徴とする請求項1、2又は3記載の信号記録方法。
  5. 【請求項5】 記録媒体を記録ヘッドに対して相対的に
    第1の方向からこの第1の方向とは逆向きの第2の方向
    に媒体走行方向を反転させて上記記録媒体に信号を記録
    する信号記録装置において、 上記第1の方向の記録時間T1 及び第2の方向の記録時
    間T2 の和としての総記録時間Ttを設定し、上記第1
    の方向の記録開始時より上記総記録時間の1/2の時間
    Tt/2経過した近傍の時点で再生時の走行方向を反転
    するための反転指示情報を記録し、この反転指示情報を
    記録した後に媒体走行方向を反転して上記第2の方向に
    記録を継続する制御を行う制御手段を有して成ることを
    特徴とする信号記録装置。
JP6273017A 1994-10-12 1994-10-12 信号記録方法及び装置 Withdrawn JPH08111046A (ja)

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