JPH08112060A - 製茶精揉機分配供給方法並びに装置 - Google Patents

製茶精揉機分配供給方法並びに装置

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JPH08112060A
JPH08112060A JP27852594A JP27852594A JPH08112060A JP H08112060 A JPH08112060 A JP H08112060A JP 27852594 A JP27852594 A JP 27852594A JP 27852594 A JP27852594 A JP 27852594A JP H08112060 A JPH08112060 A JP H08112060A
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昭彦 室屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量を高精度に行い分配することにより、製
茶精揉機により加工される茶葉にムラを生じないように
する製茶精揉機分配供給方法並びに装置を提供する。 【構成】 中揉工程を経た茶葉Aを、製茶精揉機2の各
揉釜2aごとへ自動的に計量、分配して供給する方法並
びに装置において、前記各揉釜2aごとの計量を一カ所
にて行った後、分配すること、また前記計量を行うにあ
たっては、茶葉Aの容積及び重量、または容積のみを基
準として行うことを特徴とする。 【効果】 分配茶葉Aごとの誤差が小さく、計量値の変
更が簡単且つスピーディに行える。かさ(容積)が多す
ぎて茶葉Aが強い圧迫を受けたり、反対にかさが少なす
ぎて揉み込み不足となったりすることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は製茶工程において、中揉
工程を経た茶葉を、製茶精揉機の各揉釜へ自動的に計
量、分配して供給する方法並びに装置に関するもので、
特に計量を高精度に行い分配することにより、製茶精揉
機により加工される茶葉にムラを生じないようにする手
法に係るものである。
【0002】
【発明の背景】従来より中揉工程を経た茶葉を、製茶精
揉機の各揉釜へ自動的に計量、分配して供給する装置と
して製茶精揉機分配供給装置がある。このものは製茶中
揉機から取り出された茶葉を、垂直バケットで製茶精揉
機上方へ移送し、いくつかのベルトコンベヤを経て、製
茶精揉機上方に設けられた投入コンベヤ上に投下し、更
にこの投入コンベヤは各揉釜の上方に具えられた計量用
のプールのうち空のプールへ自動的に移動して茶葉を投
入する。そして茶葉が計量用のプールの設定した重量に
達すると、投入コンベヤによる茶葉の投入が自動的に停
止される。なお計量用のプールの計量は、天秤計りの原
理を応用したもので調整分銅を移動することにより計量
調整を行っている。
【0003】このような製茶精揉機分配供給装置におい
ては以下のような問題点があった。すなわち計量を各揉
釜の上方の各プールで別々に行っているため、各プール
の設定値を同じにしておいても、実際に各揉釜に供給さ
れるそれぞれの茶葉の量には誤差が生じていた。また調
整分銅を移動することなどにより計量調整を行うため、
計量精度が不安定であり、また計量設定に時間がかか
る。また供給する茶葉は、重量を基準として計量される
ため、製茶精揉機における各揉釜ごとの加工にムラが生
じるという問題点があった。すなわち茶葉を重量を基準
として計量すると、同じ重量でも茶葉は葉の形状、大き
さ、水分量、茎などの種類によって容積(かさ)が異な
ってしまう。特に従来は、粉の混在する量によって、供
給される茶葉の容積は大きく異なってしまった。そして
このように各揉釜ごとの茶葉の容積が異なると、茶葉の
容積が多い揉釜では、茶葉が強い圧迫を受けて循環が悪
くなり整形操作が正常に行われず、一方、茶葉の容積が
少ない揉釜では工程末期に揉み込み不足となり、形状が
偏平となり、肌荒れとなりやすいのである。
【0004】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、計量精度が良く、茶葉の分配
量の変更が容易であるとともに、茶葉の分配を行うにあ
たっての基準を変更することにより、製茶精揉機の各揉
釜内での加工が同一条件で行われ、加工茶葉の性状にム
ラを生じさせないようにする新規な製茶精揉機分配供給
方法並びに装置の開発を試みたものである。
【0005】
【発明の構成】
【目的達成の手段】すなわち請求項1記載の製茶精揉機
分配供給方法は、中揉工程を経た茶葉を、製茶精揉機の
各揉釜ごとへ自動的に計量、分配して供給する方法にお
いて、前記各揉釜ごとの計量を一カ所にて行った後、分
配することを特徴として成るものである。
【0006】更に請求項2記載の製茶精揉機分配供給方
法は、中揉工程を経た茶葉を、製茶精揉機の各揉釜へ自
動的に計量、分配して供給する方法において、前記計量
を行うにあたっては、茶葉の容積及び重量、または容積
のみを基準として行うことを特徴として成るものであ
る。
【0007】更にまた請求項3記載の製茶精揉機分配供
給方法は、前記請求項2記載の要件に加え、前記容積を
基準とする計量を行うにあたっては、茶葉をほぼ一定縦
断面積で移送し、投下するコンベヤの駆動時間及び駆動
速度を各分配茶葉ごとに同一とすることにより行うこと
を特徴として成るものである。
【0008】更にまた請求項4記載の製茶精揉機分配供
給方法は、前記請求項2記載の要件に加え、前記容積を
基準とする計量を行うにあたっては、ビデオカメラによ
り受信されたプール茶葉の画像情報を二値化し、この二
値化画像部分の面積を算出することにより行うことを特
徴として成るものである。
【0009】更にまた請求項5記載の製茶精揉機分配供
給方法は、前記請求項2記載の要件に加え、前記容積を
基準とする計量を行うにあたっては、投入された茶葉の
高さに対応する容積が既知の計量用のプールを用い、こ
こに茶葉を投入し、この茶葉の投入された高さを非接触
式または接触式センサにより計測することにより茶葉の
容積を算出することを特徴として成るものである。
【0010】更にまた請求項6記載の製茶精揉機分配供
給方法は、前記請求項2記載の要件に加え、中揉工程を
経た茶葉を、製茶精揉機の各揉釜へ自動的に計量、分配
して供給する方法において、前記計量を行うにあたって
は、分配茶葉の容積に対応する高さと重量とを設定して
おき、設定高さまでの時間及び設定重量までの時間を計
測することにより行うことを特徴として成るものであ
る。
【0011】更にまた請求項7記載の製茶精揉機分配供
給装置は、中揉工程を経た茶葉を、製茶精揉機の各揉釜
へ自動的に計量、分配して供給する装置において、中揉
工程を経た茶葉を計量して所定の量に分配する計量プー
ルが一基具えられていることを特徴として成るものであ
る。
【0012】更にまた請求項8記載の製茶精揉機分配供
給装置は、前記請求項7記載の要件に加え、前記計量プ
ールには、投入された茶葉の重量を計測するロードセル
が具えられていることを特徴として成るものである。
【0013】更にまた請求項9記載の製茶精揉機分配供
給装置は、前記請求項7または8記載の要件に加え、前
記計量プールの本体側方に臨む位置には、茶葉の有無を
検知することのできる非接触式センサを高さ方向に複数
設けた高さ計測器が設けられ、且つこの高さ計測器は側
方向にスライド機構により移動自在であることを特徴と
して成るものである。
【0014】更にまた請求項10記載の製茶精揉機分配
供給装置は、前記請求項7または8記載の要件に加え、
前記計量プールの本体上方に臨む位置には、少なくとも
計測時には一定高さに保持され、茶葉上面までの距離を
計測することのできる非接触式あるいは接触式の距離セ
ンサが設けられ、且つこの距離センサは側方向に移動自
在であることを特徴として成るものである。
【0015】更にまた請求項11記載の製茶精揉機分配
供給装置は、前記請求項7または8記載の要件に加え、
前記計量プールの本体は、横断面がほぼ円形に形成され
ており、回転駆動機構により回転自在に保持されている
ことを特徴として成るものである。
【0016】更にまた請求項12記載の製茶精揉機分配
供給装置は、前記請求項11記載の要件に加え、前記回
転駆動機構の駆動モータにはインバータが接続され、速
度調節可能であることを特徴として成るものである。
【0017】更にまた請求項13記載の製茶精揉機分配
供給装置は、前記請求項11または12記載の要件に加
え、前記計量プールの本体に臨んで、茶葉の投入を停止
制御したい高さ位置に茶葉の有無を検知することのでき
る非接触式センサを適用した投入停止スイッチを具えた
ことを特徴として成るものである。
【0018】更にまた請求項14記載の製茶精揉機分配
供給装置は、前記請求項7、8、9、10、11、12
または13記載の要件に加え、前記計量プールの本体に
臨んで、茶葉の単位時間あたりの投入量をそれ以前の投
入量より少量に変更したい高さ位置に、茶葉の有無を検
知することのできる非接触式センサを適用した投入速度
変更スイッチを具えたことを特徴として成るものであ
る。これら発明により前記目的を達成しようとするもの
である。
【0019】
【発明の作用】中揉工程を経た茶葉が計量プールに投入
されると、計量プールは茶葉の量が所定の量に達するま
では茶葉を送り出さず、プールしておく。そして茶葉の
量が所定の量に達したとき製茶精揉機の各揉釜上に具え
られた供給用のプールへ茶葉を送り出す。従って従来の
ように茶葉を分配してから計測を別々の計量プールで行
う手法と異なり、一カ所で計量を行っているため分配茶
葉の計測誤差が極めて少ない。また計量値を変更する場
合も一カ所のみ変更するだけよく、簡単及び速やかに計
量値の設定変更が行える。
【0020】また請求項3、4、5及び6などの手法に
より、茶葉の容積及び重量、または容積のみを基準とし
て茶葉の分配を行うと、製茶精揉機による加工におい
て、茶葉の容積が多すぎて茶葉が強い圧迫を受けたり、
反対に容積が少なすぎて揉み込み不足となったりするこ
とがなく、茶葉の整形操作が適切に行われる。
【0021】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。説明にあたっては、まず本発明の製茶精揉
機分配供給装置について説明し、次いでその作動態様を
説明しながら、併せ本発明の製茶精揉機分配供給方法を
説明する。なお本実施例では一例として茶葉Aの容積と
重量との両方を分配の基準とする手法を採る。図1中、
符号2は製茶精揉機であり、一例として前方に二基が連
接されており、その後方にも図2の側面図で示すように
二基の製茶精揉機2が連接されて設けられている。そし
てこれら製茶精揉機2に、中揉工程を完了した茶葉Aを
供給するための本発明の製茶精揉機分配供給装置1が付
設されている。
【0022】以下本発明の製茶精揉機分配供給装置1に
ついて具体的に説明する。製茶精揉機分配供給装置1は
関連する部材として製茶精揉機2等を支持する機枠F
と、この機枠Fの端部方向に具えられ中揉工程を経た茶
葉Aを機枠F上方に移送する垂直バケット3と、この垂
直バケット3から投入された葉A1 、茎A2 、粉A3
ど分離された茶葉Aを混合する合葉プール4と、この合
葉プール4から投入される茶葉Aを計量して所定の量の
茶葉Aに分配する計量プール5と、計量プール5で所定
の量に分配された茶葉Aを移送する取出コンベヤ6、中
継コンベヤ7、投入コンベヤ8の各ベルトコンベヤと、
投入コンベヤ8から茶葉Aが投入されて一時茶葉Aをプ
ールしておき製茶精揉機2の揉釜2aが空となったとこ
ろで茶葉Aを供給する供給プール9とを具えるものであ
り、このうち合葉プール4と計量プール5との組み合わ
せを厳密な意味で製茶精揉機分配供給装置1と定義す
る。
【0023】以下、各部材について説明する。機枠Fは
軽量角型鋼などで枠組みされたもので、前方と後方の二
基連接された製茶精揉機2の上方に配設されている。そ
して製茶精揉機2の一方の端部側に垂直バケット3が具
えられている。垂直バケット3は、中揉工程を経た茶葉
Aを製茶精揉機2のほぼ側部上方に移送し、上端の投入
シュート3aから後述する合葉プール4へ茶葉Aを投入
する。因みにこの垂直バケット3は製茶精揉機分配供給
装置に一般的に具えられるものであって、特に公知のも
のと変わるところはない。
【0024】次に合葉プール4は前記垂直バケット3か
ら送られた茶葉Aを合葉するものである。すなわち垂直
バケット3で中揉機から送られてくる茶葉Aは、葉A1
の部分と茎A2 の部分と粉A3 の部分とに分離されて送
られてくるため、これらをこの合葉プール4にて合葉す
る。具体的には合葉プール4は、図3及び図4に示すよ
うに上方が開口した容器状の本体4Aを有し、この本体
4Aの下部に低速で駆動される合葉低速コンベヤ11が
具えられ、垂直バケット3から送られてくる茶葉Aがこ
こに積み上げられる。そして、この合葉低速コンベヤ1
1の終端下方には高速で駆動される合葉高速コンベヤ1
4が具えられている。また合葉高速コンベヤ14の終端
上方には、茶葉Aが一定量で計量プール5に投入される
ようにいわゆる掻戻ロータ18が回転自在に具えられて
おり、駆動モータM2により適宜チェーン19などを介
して回転駆動される。
【0025】合葉低速コンベヤ11と合葉高速コンベヤ
14の駆動構造について述べると、図3に示すように合
葉低速コンベヤ11の駆動ローラ12の片側端には大径
のスプロケット12aが具えられ、合葉高速コンベヤ1
4の駆動ローラ15の片側端には小径のスプロケット1
5aが具えられている。また合葉プール4の側部には駆
動モータM1が設けられており、この回転軸にはスプロ
ケット17が具えられている。そして合葉低速コンベヤ
11のスプロケット12aと駆動モータM1のスプロケ
ット17との間、及び合葉高速コンベヤ14のスプロケ
ット15aと駆動モータM1のスプロケット17との間
には、それぞれチェーン13、16が巻回されており、
駆動モータM1を駆動することにより合葉低速コンベヤ
11の駆動ローラ12及び合葉高速コンベヤ14の駆動
ローラ15が駆動するように構成されている。因みに本
実施例では一例として合葉低速コンベヤ11と合葉高速
コンベヤ14との速度比率は、1:6程度になるように
前記スプロケット12a、15aの径により設定される
ものであるが、この速度比率は一例で、製茶中揉機の容
量などによっても適宜変更されるものである。また駆動
モータM1にはインバータが接続され、合葉低速コンベ
ヤ11と合葉高速コンベヤ14の駆動速度は変更できる
ように構成されている。
【0026】次に計量プール5について説明する。計量
プール5は合葉プール4から投入される茶葉Aを計量し
て所定の量の茶葉Aに分配するものである。具体的には
図5に示すように、合葉プール4と同様、上方が開口し
た容器状の本体5Aを有し、この本体5Aの下部に計量
コンベヤ20が具えられている。更に計量コンベヤ20
の終端付近上方には掻戻ロータ21が回転自在に具えら
れている。なお本実施例では一例として計量コンベヤ2
0と掻戻ロータ21の駆動を、同一の駆動モータM3に
よりチェーン22、23を介して行うよう構成してい
る。また計量プール5の下方にはロードセル24が具え
られ、このロードセル24が制御盤10に接続されてお
り、計量プール5に投入されている茶葉Aの重量が電気
的に計測できるように構成されている。なお容積のみを
基準とした茶葉Aの分配を行う場合には、ロードセル2
4を具える必要はない。また因みに計量プール5は透明
な合成樹脂あるいはガラスなどで形成されており、投入
された内部の茶葉Aが見えるように構成されている。
【0027】次に計量プール5で所定の量に分配された
茶葉Aを移送する取出コンベヤ6、中継コンベヤ7、投
入コンベヤ8の各ベルトコンベヤについて説明する。ま
ず取出コンベヤ6は一端が計量プール5の投入側下方に
位置し、他端が機枠Fの中央上方に位置しており、計量
プール5で所定の量に分配された茶葉Aを移送する。次
に中継コンベヤ7は、前記取出コンベヤ6により移送さ
れた茶葉Aを受け取り、図2の側面図に示される前方の
製茶精揉機2と後方の製茶精揉機2に振り分けて移送す
るベルトコンベヤであって、前方の機枠Fと、後方の機
枠Fに懸架されるように具えられている。なお中継コン
ベヤ7は正逆回転駆動できるように構成されている。ま
た投入コンベヤ8は機枠Fの上面を転動自在なベルトコ
ンベヤであって、前記中継コンベヤ7により移送された
茶葉Aを受け取り、後述する供給プール9に茶葉Aを投
入する。なお投入コンベヤ8は正逆回転駆動できるよう
に構成されている。なお以上、取出コンベヤ6、中継コ
ンベヤ7、及び投入コンベヤ8の構成は、通例の製茶精
揉機分配供給装置のものと特に変わりないため、更に詳
細な説明は省略する。
【0028】次に供給プール9について説明する。供給
プール9は投入コンベヤ8から投入された茶葉Aを一時
プールしておくためのものであり、図1に示すように製
茶精揉機2の各揉釜2a上方の機枠Fに吊り下げられる
ように設けられている。このものは通例の製茶精揉機分
配供給装置における製茶精揉機の各揉釜2aの上方に具
えられる計量用のプールとほぼ同様の構成であるが、分
胴などの計量構造は具えられていない。具体的には図6
に示すように、供給プール9の下部に供給コンベヤ9a
が具えられており、その後部には掻戻ロータ9bと取出
口9cが具えられている。因みに供給プール9は透明な
合成樹脂あるいはガラスなどで形成され、投入された内
部の茶葉Aが見えるように構成されており、供給プール
9内でトラブルが生じたときにはすぐに発見できる。
【0029】また符号10は内部にマイクロコンピュー
タを有した制御盤であって、垂直バケット3、合葉プー
ル4、計量プール5、取出コンベヤ6、中継コンベヤ
7、投入コンベヤ8及び供給プール9に接続されてお
り、これらを関連制御する。
【0030】以上が本発明の製茶精揉分配供給装置1並
びに関連する諸機材の構成で、以下この作動態様を説明
しながら、併せ本発明の製茶精揉機分配供給方法を説明
する。まず製茶中揉機より茶葉Aの取り出し信号が制御
盤10に入力すると、垂直バケット3が駆動されて、茶
葉Aを上方に移送し、投入シュート3aから茶葉Aを合
葉プール4へ投入する。なお製茶中揉機より送り出され
る茶葉Aは葉A1 、茎A2 、粉A3 と分離されてくるた
め、合葉プール4へ投入された茶葉Aは、図7(a)に
示すように積層状態に合葉低速コンベヤ11上へ積載さ
れる。なお茶葉Aが投入されてる間は合葉低速コンベヤ
11は駆動させず、所定の時間がタイムアップした後、
駆動させる。
【0031】そして所定の時間がタイムアップすると、
積層状態に積み上げられた茶葉Aは合葉高速コンベヤ1
4側にゆっくりと移動される。そして積層状態に積まれ
た茶葉Aは合葉低速コンベヤ11終端にきたとき、図7
(b)に示すように積層に対してほぼ垂直方向に分割し
て合葉高速コンベヤ14上に落とされるため、分離され
た茶葉Aの葉A1 、茎A2 、粉A3 などが混ぜられ合葉
作用が得られる。また合葉高速コンベヤ14へ落とされ
た茶葉Aは、高速で移動され掻戻ロータ18により一定
の厚さに敷きならされ、図7(c)に示すように一定縦
断面積で下段の計量プール5に投入される。なお本実施
例では、一例として合葉低速コンベヤ11が茶葉Aを取
り出す終端側に向かってやや上り傾斜となっているた
め、合葉高速コンベヤ14を停止したとき、慣性力によ
り茶葉Aが計量プール5に落ちてしまうのが防止されて
おり、供給精度が良い。また合葉高速コンベヤ14に積
載された茶葉Aが崩れ落ちるのが防止される。もちろん
この上り傾斜はもっと傾斜角度を急にして、例えば合葉
低速コンベヤ11に積載された茶葉Aの端面に対し合葉
高速コンベヤ14を接触させて積極的に茶葉Aを掻き取
るようにしてもよいし、また逆に傾斜を無くしてフラッ
トな状態としても構わない。
【0032】また合葉低速コンベヤ11及び合葉高速コ
ンベヤ14の駆動速度は、それぞれ多量取り出しと微量
取り出しとに二段階に変速される。具体的にはこの変速
は合葉低速コンベヤ11と合葉高速コンベヤ14を駆動
する駆動モータM1をインバータにより回転速度を変更
することにより行う。例えば供給プール9に投入する茶
葉Aの9割を高速で行い、最後の一割を低速で微量ずつ
取り出す。このように投入終了付近の茶葉Aを低速で微
量ずつ取り出すと、計量プール5に所定の量の茶葉Aを
極めて精度良く投入することができる。因みに多量取り
出しの駆動速度だけの場合は、計量プール5内への茶葉
Aが所望の量に達したのを検出してから合葉プール4の
駆動を停止するまでのタイムラグの間に多量の茶葉Aが
投入されてしまい、計量精度が非常に悪くなり、反対に
微量取り出しの駆動速度だけの場合には、計量精度は良
いが供給プール9への分配が遅く非能率となるのであ
る。
【0033】そして計量プール5は、合葉プール4から
茶葉Aが投入されている間は、計量コンベヤ20が駆動
を停止しており、茶葉Aをプールするとともに、投入さ
れた茶葉Aの重量をロードセル24により計測してい
る。
【0034】そして茶葉Aの投入量が所定の量に達した
ら、計量コンベヤ20が駆動されて取出コンベヤ6上に
茶葉Aを投下する。取出コンベヤ6はこの茶葉Aを中継
コンベヤ7に投下する。中継コンベヤ7は供給プール9
の空の信号あるいは所定のプログラムに従い手前側ある
いは奥側へ茶葉Aを移送するように駆動されており、手
前側あるいは奥側いずれかの投入コンベヤ8上に茶葉A
を投下する。
【0035】そして投入コンベヤ8は、端部が空の供給
プール9上へ位置するように移動して、次いでベルトを
駆動させて供給プール9へ茶葉Aを投入する。この供給
プール9は製茶精揉機2の揉釜2aが空である信号が入
力したら逐次茶葉Aを揉釜2a内に供給するようにして
もよいが、本実施例では一例として一台の製茶精揉機2
の揉釜2aの全てが空になるのを待ち、同時に全揉釜2
aへ供給する。
【0036】本発明の製茶精揉機分配供給装置1は以上
のようにして、製茶中揉機から送り出された茶葉Aを製
茶精揉機2の各揉釜2aへ分配するものであるが、次に
制御盤10による茶葉Aの容積及び重量を基準とした分
配について詳しく説明する。まず茶葉Aの容積を基準と
した分配について説明すると、合葉プール4から計量プ
ール5への茶葉Aの投入を各分配茶葉Aごとに同一速度
及び同一時間で行われるように制御盤10により合葉プ
ール4を制御することにより行われる。すなわち合葉高
速コンベヤ14から投入される茶葉Aは上記したように
一定厚さであり、図7(c)に示すように一定縦断面積
を有しているため、同一速度で同一時間の茶葉Aを投入
すれば同一容積の茶葉Aに分配することができるのであ
る。
【0037】次に茶葉Aの重量を基準とした分配につい
て説明すると、計量プール5の下部に設けられたロード
セル24の検出信号を基に制御盤10が合葉プール4の
駆動を制御することにより行われる。
【0038】ところで容積と重量との両方を基準にして
茶葉Aを分配する手法を採ると、両方を設定値に一致さ
せることは難しい。従って、容積と重量とが最も設定値
に近くなるように茶葉Aを投入するように制御盤10に
より演算し、合葉プール4から計量プール5への茶葉A
の投入を制御する。具体的な制御の一例を挙げると、例
えば容積と重量とのうちどちらかが所定の数値に達した
とき、合葉プール4から計量プール5への茶葉Aの投入
を一度停止する。そして例えば容積は所定の量に達し、
重量は達していないという場合であれば、一例として重
量の現在値が設定値の何パーセントに当たるかを制御盤
10により演算する。例えば設定値が10kgで現在値
が9kgであるなら、90%とする。また容積の計算は
秒で行うものであって、例えば50秒を100%とする
と、40秒は80%とする。そして容積と重量の百分率
を合計して200%となるように合葉プール4から計量
プール5へ投入する合葉プール4の合葉高速コンベヤ1
4の駆動時間を演算し、この演算値を基に合葉プール4
を駆動すると所望の量を計量プール5へ投入できる。ま
たもちろんファジイ推論を使用したファジイ制御により
合葉プール4を駆動制御するようにしても構わず、例え
ばファジイ集合で表現した「容積が丁度よく、重量が非
常に少ないならば、もう少し茶葉を投入せよ」などの制
御規則をif〜then〜形式でいくつか作り、現実の容積及
び重量の状態が各ルールのif〜部分に適合する度合いを
求め、その度合いに見合ったthen〜部分の合葉プールの
制御をさせることが可能である。
【0039】
【他の実施例】
〈他の実施例1〉本発明は以上のような実施例のほか、
次のような改変も行える。すなわち図8は容積を基準と
する計量分配を、ビデオカメラなどを用いた画像処理に
よって容積を推測することにより行う実施例である。計
量プール5の側面にはCCDカメラ30が具えられてお
り、このCCDカメラ30に画像処理システム31が接
続され、そしてこの画像処理システム31が制御盤10
に接続されている。そしてこのような構成で、CCDカ
メラ30から画像処理システム31に取り込んだ画像情
報を二値化し、この二値化画像部分の面積計算を行う。
そして計量プール5の形状が一定であるため、この面積
計算値から茶葉Aの容積を算出する。
【0040】〈他の実施例2〉また容積を基準とする計
量分配は、投入された茶葉Aの高さに対応する容積が既
知の計量用のプールを用い、ここに茶葉Aを投入し、こ
の茶葉Aの投入された高さを非接触式または接触式セン
サにより計測することにより行うことができる。
【0041】〈他の実施例2(1) 〉以下具体的な実施例
を挙げると、図9に示すものは計量プール5の透明な本
体5Aに対し、複数の光電スイッチから成る高さ計測器
40が側方から臨んで挟み込むようにして設けられてい
る。そしてこの高さ計測器40は、スライド機構50に
より側方向に移動自在となっている。高さ計測器40に
ついて説明すると、高さ方向に光電スイッチの投光器4
1aが複数設けられた投光ユニット41と、高さ方向に
光電スイッチの受光器42aが複数設けられた受光ユニ
ット42とが接続バー43により接続されて構成されて
いる。スライド機構50について説明すると、前記高さ
計測器40に固定して具えられるベアリングブロック5
1と、このベアリングブロック51が嵌合されるガイド
レール52と、前記高さ計測器40に固定して接続され
るチェーン53と、このチェーン53が巻回される駆動
スプロケット54及び従動スプロケット55と、駆動ス
プロケット54を駆動する駆動モータM4とにより一例
として構成されている。
【0042】以上のような構成により、計量プール5の
本体5A内に投入された茶葉Aの容積を計測するにあた
っては、スライド機構50で高さ計測器40を往復動さ
せる。すると茶葉Aの存在する高さ部位の光電スイッチ
は遮光される。そして遮光された光電スイッチのうち一
番上の光電スイッチの位置が茶葉Aの高さであって、こ
れを側方に移動することによって一定時間おきに複数個
所における茶葉Aの高さを計測し、順次制御盤10に送
信する。また前記一定時間内に高さ計測器40が移動す
る距離を算出し、これをそれぞれ前記計測された茶葉A
の高さに乗算して各ブロックごとの面積を求める。そし
てこの各ブロックごとの面積を合計し、これに奥行方向
の長さを乗算して計量プール5の本体5A内に投入され
た茶葉Aの容積を算出する。
【0043】また例えば図9において、奥行方向の茶葉
Aの傾斜による茶葉Aの容積の誤差を補正するため、奥
行方向の高さも計測し、茶葉Aの容積をより現実の値に
補正するようにしてもよい。なお上記実施例では対向透
過型の光電スイッチにより茶葉Aの検出を行ったが、一
方を反射板や反射シールとする回帰反射型の光電スイッ
チや、物体の反射光を検出する拡散反射型の光電スイッ
チなど茶葉Aの有無を検知できる適宜の非接触式センサ
を適用できる。
【0044】〈他の実施例2(2) 〉また図10に示すも
のは、前記計量プール5の本体5A上方に臨む位置に、
非接触式の距離センサ61を設け、茶葉Aの高さを計測
することによって茶葉Aの容積を算出する実施例であ
る。距離センサ61としては、超音波センサやその他の
拡散反射型などの近接スイッチ等を使用し、このものを
適宜スライド機構により移動するなどして、茶葉上面全
体を走査し、距離センサ61から茶葉上面までの距離デ
ータ(h1)を制御盤10に送信する。そしてあらかじめ
制御盤10に記憶しておいた距離センサ61から茶葉底
面までの距離データ(h0)から、この距離センサ61に
より計測された距離センサ61から茶葉上面までの距離
データ(h1)を減算する。そしてこの算出された値が茶
葉Aの高さ(h) である。そして計量プール5の幅寸法
が一定であるため、この算出された茶葉Aの高さから茶
葉Aの容積を算出する。なお、計量プール5の形状とし
ては、図11(a)や、図11(b)のようにどの高さ
においても一定横断面積であるほうが、制御盤10での
容積の演算が簡単になる。なおこの実施例では距離セン
サ61として接触式のものを用いたものを一例として示
している。
【0045】〈他の実施例2(3) 〉また図12は回転駆
動機構70により計量プール5の本体5Aを回転し、投
入される茶葉Aの上面を常に平坦に保つ実施例である。
計量プール5の本体5A形状としては、図12に示すよ
うな円筒形のほか、円錐形など横断面がほぼ円形なもの
なら適宜の形状のものを適用できる。また底蓋25は、
上面に突起状の掻き落とし25aが具えられており、ヒ
ンジ26により開閉自在に本体5Aに対して接続されて
いる。一方、底蓋25の下面には、中心に開閉アーム6
2の一端が回転自在に接続されており、エアシリンダ6
3によりこの開閉アーム62を移動することにより底蓋
25が開閉されるよう構成されている。また回転駆動機
構70について説明すると、一例として計量プール5の
周面に固定して設けられる駆動リング71と、この駆動
リング71に係合される回転体72と、この回転体72
の中心軸73を適宜チェーン74等を介して回転駆動す
る駆動モータM5と、この駆動モータM5に接続される
インバータ75とから成る。なお駆動リング71と回転
体72は、ゴム等で形成し摩擦力による駆動伝達であっ
てもよいし、ラックとピニオンによる噛み合いによる駆
動伝達としてもよく、適宜の構成で駆動伝達を実施し得
る。また計量プール5の周面上方に臨んで光電センサを
適用した投入速度変更スイッチ76が具えられ、更にこ
の上方に光電センサを適用した投入停止スイッチ77が
具えられており、これらがそれぞれ制御盤10に接続さ
れている。
【0046】以上のような機構を具えたこの実施例の装
置を使用するときには、回転駆動機構70により計量プ
ール5の本体5Aを回転しておき、ここに茶葉Aが投入
されると、茶葉Aは上面が平坦に均されながらプールさ
れていく。またこのように茶葉Aは上面が平坦に均され
るとともに、全体として密度が均一化するため、茶葉A
の投入速度や投入角度などの違いから生じる容積の差が
無くなる。なお計量プール5の本体5Aの回転速度は、
茶葉Aの上面が効果的に平坦となるようにインバータ7
5により速度調節されるが、その他、駆動モータM5と
して正逆回転可能な駆動モータを適用し、回転方向を一
方方向のみではなく、適宜正逆回転するようにしても構
わない。投入速度変更スイッチ76の高さ位置まで茶葉
Aが投入されると、投入速度変更スイッチ76の茶葉検
知信号が制御盤10に送信される。そして制御盤10は
合葉プール4を投入速度が遅くなるように駆動制御す
る。また投入停止スイッチ77の高さ位置まで茶葉Aが
投入されると、投入停止スイッチ77の茶葉検知信号が
制御盤10に送信され、制御盤10は合葉プール4から
の茶葉Aの投入を停止させる。そして計量プール5の回
転が停止され、エアシリンダ63により接続アームを下
方へ移動して底蓋25を開放する。茶葉Aは底蓋25の
掻き落とし25aに当接しながら取出コンベヤ上に掻き
落とされる。なお投入停止スイッチ77としては、前記
他の実施例2(2) で述べたような距離センサ61を用
い、本体5A上方から茶葉Aの高さを計測するようにし
てもよい。
【0047】〈他の実施例3〉また容積と重量とを基準
とする分配として、計量プール5に投入される分配茶葉
Aの容積に対応する高さと重量を制御盤10にあらかじ
め設定しておき、設定高さまでの時間及び設定重量まで
の時間を計測することにより行うことができる。すなわ
ち制御盤10に分配茶葉Aの容積を設定すれば、その容
積に対応する分配茶葉Aの高さと重量をあらかじめ入力
されていたデータから選択し、更にこのデータに対応す
る合葉プール4の投入所要時間を選択あるいは演算し
て、合葉プール4をその所要時間だけ駆動するように制
御盤10により駆動制御すれば、所望の容積に茶葉Aを
分配できる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の製茶精揉機分配供給方法
によれば、分配茶葉Aの計量が一カ所にて行われるた
め、分配茶葉Aごとの誤差が小さい。また計量値の変更
が一カ所のみ変更するだけでよいので簡単であり、また
極めてスピーディーに行える。
【0049】また請求項2記載の製茶精揉機分配供給方
法によれば、茶葉Aの容積が分配の基準とされるため、
製茶精揉機2による加工において、容積が多すぎて茶葉
Aが強い圧迫を受けたり、反対に容積が少なすぎて揉み
込み不足となったりすることがなく、茶葉Aの整形操作
が適切に行われる。
【0050】更に請求項3記載の製茶精揉機分配供給方
法によれば、コンベヤの駆動時間及び駆動速度を各分配
茶葉Aごとに同一とするだけで、センサ等を用いたフィ
ードバック制御ではないため簡単に容積を基準とした分
配が行える。
【0051】更にまた請求項4記載の製茶精揉機分配供
給方法によれば、CCDカメラ30などのビデオカメラ
により受信されたプール茶葉Aの画像情報を二値化し、
この二値化画像部分の面積を算出することにより容積を
算出する手法であるため、容積を基準とした分配を高精
度に行える。
【0052】更にまた請求項5記載の製茶精揉機分配供
給方法によれば、投入された茶葉Aの高さを非接触式ま
たは接触式センサで計測することにより茶葉Aの容積を
算出するため、容積を基準とした分配を精度良く、速や
かに行え、また上記ビデオカメラなどを用いた手法に比
べ、比較的安価に実施できる。
【0053】更にまた請求項6記載の製茶精揉機分配供
給方法によれば、分配茶葉Aの容積を設定すると、その
容積に対応する高さ及び重量に至るまでの投入時間が演
算されて、茶葉Aが投入されるため、容積と重量の両方
を基準とした分配が正確に行われる。
【0054】更にまた請求項7記載の製茶精揉機分配供
給装置によれば、分配茶葉Aの計量が一カ所にて行われ
るため、分配茶葉Aごとの計量誤差が小さい。また計量
値の変更が一カ所のみ変更するだけでよいので簡単であ
り、また極めてスピーディに行える。また各揉釜2a上
に具えた供給プール9は計量構造を有していないため、
従来の計量構造を有したプールを各揉釜2a上に具える
のと比べると本発明の製茶精揉機分配供給装置1は安価
に製造できる。
【0055】更にまた請求項8記載の製茶精揉機分配供
給装置によれば、ロードセル24により分配茶葉Aの重
量が電気信号に変換されて計測されるため、計測精度が
良く、また設定重量の変更も簡単に、そして正確に行え
る。
【0056】更にまた請求項9記載の製茶精揉機分配供
給装置によれば、投入された茶葉Aの高さを非接触式ま
たは接触式センサで計測することにより茶葉Aの容積を
算出するため、容積を基準とした分配を比較的安価な構
成で精度良く、速やかに行える。
【0057】更にまた請求項10記載の製茶精揉機分配
供給装置によれば、計量プール5の本体5A上方から茶
葉Aを直接計測し、間に計量プール5の本体5Aが存在
しないため、計測精度が良く、誤計測が少ない。
【0058】更にまた請求項11記載の製茶精揉機分配
供給装置によれば、計量プール5の本体5Aが回転駆動
機構70により回転自在となっているため、投入された
茶葉上面が平坦となり、計測精度が非常に良く、また多
方向からの計測も必要としない。また投入された茶葉A
の密度が均一化し、より信頼性のある容積の計測が行え
る。
【0059】更にまた請求項12記載の製茶精揉機分配
供給装置によれば、計量プール5の本体5Aの回転駆動
速度がインバータ75により変更されるため、より効果
的に茶葉Aの上面を平坦とすることができる。
【0060】更にまた請求項13記載の製茶精揉機分配
供給装置によれば、計量プール5の本体5A内部の茶葉
Aが、回転されることにより上面が平坦となるため、投
入停止スイッチ77の検知信号を基に制御盤10で容積
の演算をする必要がなく、投入停止スイッチ77の検知
信号が入電したときに、単に合葉プール4の駆動を停止
すれば、所望の容積に計量できる。
【0061】更にまた請求項14記載の製茶精揉機分配
供給装置によれば、設定量近くになると微量取り出しと
なるため、計量精度が非常に良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製茶精揉機分配供給装置を製茶精揉機
に付設した実施例を示す正面図である。
【図2】同上概略的右側面図である。
【図3】合葉プール並びに計量プールを拡大して示す正
面図である。
【図4】合葉プールを示す斜視図である。
【図5】計量プールを示す斜視図である。
【図6】供給プールの構成を示す右側面図である。
【図7】合葉プールにおける茶葉の分割合葉されて移送
される様子並びに一定縦断面積で取り出される様子を示
す模式的正面図並びに側面図である。
【図8】ビデオカメラにより計量プール内の茶葉の面積
を計測し、画像処理によって茶葉の容積を算出する実施
例を示す説明図である。
【図9】計量プールの本体側方に臨む位置に、光電セン
サを高さ方向に複数設けた高さ計測器を設け、投入され
た茶葉の高さを計測する実施例を示す斜視図である。
【図10】前記計量プールの本体上方に臨む位置に、非
接触式の距離センサを設け、投入された茶葉の高さを計
測する実施例を示す正面図である。
【図11】計量プールの本体上方に臨む位置に、距離セ
ンサを設け、投入された茶葉の高さを計測するについ
て、計量プールの形状をどの高さにおいても一定横断面
積であるように形成した二種の実施例を示す斜視図であ
る。
【図12】前記横断面が円形に形成された計量プールの
本体を、回転駆動機構により回転自在に保持し、投入さ
れた茶葉の高さを計測する実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 製茶精揉機分配供給装置 2 製茶精揉機 2a 揉釜 3 垂直バケット 3a 投入シュート 4 合葉プール 4A 本体 5 計量プール 5A 本体 6 取出コンベヤ 7 中継コンベヤ 8 投入コンベヤ 9 供給プール 9a 供給コンベヤ 9b 掻戻ロータ 9c 取出口 10 制御盤 11 合葉低速コンベヤ 12 駆動ローラ 12a スプロケット 13 チェーン 14 合葉高速コンベヤ 15 駆動ローラ 15a スプロケット 16 チェーン 17 スプロケット 18 掻戻ロータ 19 チェーン 20 計量コンベヤ 21 掻戻ロータ 22 チェーン 23 チェーン 24 ロードセル 25 底蓋 25a 掻き落とし 26 ヒンジ 30 CCDカメラ 31 画像処理システム 40 高さ計測器 41 投光ユニット 41a 投光器 42 受光ユニット 42a 受光器 43 接続バー 50 スライド機構 51 ベアリングブロック 52 ガイドレール 53 チェーン 54 駆動スプロケット 55 従動スプロケット 61 距離センサ 62 開閉アーム 63 エアシリンダ 70 回転駆動機構 71 駆動リング 72 回転体 73 中心軸 74 チェーン 75 インバータ 76 投入速度変更スイッチ 77 投入停止スイッチ A 茶葉 A1 葉 A2 茎 A3 粉 F 機枠 M1 駆動モータ M2 駆動モータ M3 駆動モータ M4 駆動モータ M5 駆動モータ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中揉工程を経た茶葉を、製茶精揉機の各
    揉釜ごとへ自動的に計量、分配して供給する方法におい
    て、前記各揉釜ごとの計量を一カ所にて行った後、分配
    することを特徴とする製茶精揉機分配供給方法。
  2. 【請求項2】 中揉工程を経た茶葉を、製茶精揉機の各
    揉釜へ自動的に計量、分配して供給する方法において、
    前記計量を行うにあたっては、茶葉の容積及び重量、ま
    たは容積のみを基準として行うことを特徴とする製茶精
    揉機分配供給方法。
  3. 【請求項3】 前記容積を基準とする計量を行うにあた
    っては、茶葉をほぼ一定縦断面積で移送し、投下するコ
    ンベヤの駆動時間及び駆動速度を各分配茶葉ごとに同一
    とすることにより行うことを特徴とする請求項2記載の
    製茶精揉機分配供給方法。
  4. 【請求項4】 前記容積を基準とする計量を行うにあた
    っては、ビデオカメラにより受信されたプール茶葉の画
    像情報を二値化し、この二値化画像部分の面積を算出す
    ることにより行うことを特徴とする請求項2記載の製茶
    精揉機分配供給方法。
  5. 【請求項5】 前記容積を基準とする計量を行うにあた
    っては、投入された茶葉の高さに対応する容積が既知の
    計量用のプールを用い、ここに茶葉を投入し、この茶葉
    の投入された高さを非接触式または接触式センサにより
    計測することにより茶葉の容積を算出することを特徴と
    する請求項2記載の製茶精揉機分配供給方法。
  6. 【請求項6】 中揉工程を経た茶葉を、製茶精揉機の各
    揉釜へ自動的に計量、分配して供給する方法において、
    前記計量を行うにあたっては、分配茶葉の容積に対応す
    る高さと重量とを設定しておき、設定高さまでの時間及
    び設定重量までの時間を計測することにより行うことを
    特徴とする請求項2記載の製茶精揉機分配供給方法。
  7. 【請求項7】 中揉工程を経た茶葉を、製茶精揉機の各
    揉釜へ自動的に計量、分配して供給する装置において、
    中揉工程を経た茶葉を計量して所定の量に分配する計量
    プールが一基具えられていることを特徴とする製茶精揉
    機分配供給装置。
  8. 【請求項8】 前記計量プールには、投入された茶葉の
    重量を計測するロードセルが具えられていることを特徴
    とする請求項7記載の製茶精揉機分配供給装置。
  9. 【請求項9】 前記計量プールの本体側方に臨む位置に
    は、茶葉の有無を検知することのできる非接触式センサ
    を高さ方向に複数設けた高さ計測器が設けられ、且つこ
    の高さ計測器は側方向にスライド機構により移動自在で
    あることを特徴とする請求項7または8記載の製茶精揉
    機分配供給装置。
  10. 【請求項10】 前記計量プールの本体上方に臨む位置
    には、少なくとも計測時には一定高さに保持され、茶葉
    上面までの距離を計測することのできる非接触式あるい
    は接触式の距離センサが設けられ、且つこの距離センサ
    は側方向に移動自在であることを特徴とする請求項7ま
    たは8記載の製茶精揉機分配供給装置。
  11. 【請求項11】 前記計量プールの本体は、横断面がほ
    ぼ円形に形成されており、回転駆動機構により回転自在
    に保持されていることを特徴とする請求項7または8記
    載の製茶精揉機分配供給装置。
  12. 【請求項12】 前記回転駆動機構の駆動モータにはイ
    ンバータが接続され、速度調節可能であることを特徴と
    する請求項11記載の製茶精揉機分配供給装置。
  13. 【請求項13】 前記計量プールの本体に臨んで、茶葉
    の投入を停止制御したい高さ位置に茶葉の有無を検知す
    ることのできる非接触式センサを適用した投入停止スイ
    ッチを具えたことを特徴とする請求項11または12記
    載の製茶精揉機分配供給装置。
  14. 【請求項14】 前記計量プールの本体に臨んで、茶葉
    の単位時間あたりの投入量をそれ以前の投入量より少量
    に変更したい高さ位置に、茶葉の有無を検知することの
    できる非接触式センサを適用した投入速度変更スイッチ
    を具えたことを特徴とする請求項7、8、9、10、1
    1、12または13記載の製茶精揉機分配供給装置。
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