JPH08113514A - 複合粒子及びこれを配合した化粧料 - Google Patents

複合粒子及びこれを配合した化粧料

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JPH08113514A
JPH08113514A JP27312394A JP27312394A JPH08113514A JP H08113514 A JPH08113514 A JP H08113514A JP 27312394 A JP27312394 A JP 27312394A JP 27312394 A JP27312394 A JP 27312394A JP H08113514 A JPH08113514 A JP H08113514A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 化粧料として一般に使用される有機または無
機粒子の母粒子表面を窒化ホウ素粉末で直接被覆したこ
とを特徴とする複合粒子およびこれを含有する化粧料。 【効果】 本発明に係る母粒子表面に窒化ホウ素粉末を
被覆してなる複合粒子は、のび、付着感が良好でかつ、
従来の窒化ホウ素粉末の持っていたぎらつき感を生じな
い優れたものであった。さらに、この複合粒子を配合し
た化粧料は肌ざわり、付着感、伸びが良好で不自然なぎ
らつき感がなく、化粧膜の仕上がりにも優れ、使用感、
化粧効果ともに優れたものであった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複合粒子及びこれを含有
する化粧料に関し、更に詳細には、母粒子の表面に直接
窒化ホウ素粉末を被覆した複合粒子及びこれを含有する
化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、化粧料には粉体を含有するも
のが種々知られている。 これらの化粧料に使用する粉
体は、それらの持つ個々の特性、すなわち、伸び、付着
性、滑らかさ、隠蔽力等の使用性、仕上がり性を考慮し
て選択され、その配合量も決定されている。化粧料用粉
体として、窒化ホウ素粉末は伸び、艶、密着性を向上さ
せる目的で化粧料に配合されている(特公昭62−49
247号記載)。
【0003】しかしながら、窒化ホウ素粉末は、正反射
率が高いことから艶がある反面、ぎらつき感があり、こ
れを配合した化粧料はぎらつき感を生じ、不自然な仕上
がりになるという欠点を有していた。 そこで、窒化ホ
ウ素粉末のもつ伸びや密着性の良さを損ねることなし
に、いかにぎらつき感や不自然な仕上がりを抑えるかが
課題とされていた。
【0004】すでに、窒化ホウ素粉末の有する物性を生
かしたままで、密度や価格を低下させる方法として、カ
ップリング剤を介して基材粒子を窒化ホウ素粉末で被覆
した複合粒子が知られている(特表平 6−50266
1号)。
【0005】しかし、この複合粒子はシランカップリン
グ剤やチタネートカップリング剤を用いるため、製造工
程が複雑になり、窒化ホウ素粉末をそのまま用いるもの
と比べればよいもののやはり経済性の面で問題のあるも
のであった。 また、この方法では、化粧料に配合した
時のぎらつき感や不自然な仕上がりの問題は解決されな
いままであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、窒化ホウ
素粉末の有する伸び、艶、密着性等の物性を生かしなが
ら、ぎらつき感や不自然な仕上がりを改善し、しかも経
済性に優れた複合粒子の提供が求められていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、窒化ホウ
素粉末の有するぎらつき感を抑えるべく鋭意研究を行っ
た結果、従来化粧料粉体として利用されている粉体の表
面を直接窒化ホウ素粉末で被覆することにより上記課題
を解決しうることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち、本発明は母粒子表面に窒化ホウ
素粉末を直接被覆してなる複合粒子及びこれを含有する
化粧料を提供するものである。
【0009】本発明の複合粒子において、母粒子として
使用できるものとしては、化粧料に粉体として配合され
る有機粒子及び無機粒子であればよい。 このうち、有
機粒子の例としては、ナイロン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、ポリウレタ
ン、スチレン−アクリル共重合体、ポリメチルメタクリ
レート、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹
脂、セルロース、ポリオレフィン、シリコーン粉末等が
挙げられ、また無機粒子の例としては、酸化ケイ素、酸
化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ス
トロンチウム、ケイ酸バリウム、タングステン酸カルシ
ウム、粘土鉱物、マイカ、タルク、カオリン等が挙げら
れる。
【0010】この母粒子の形状は特に限定されず、目的
に応じて任意に選択することができるが、球状であると
より好ましい。
【0011】使用される母粒子の平均粒子径は特に限定
されるものではないが、好ましくは1〜50μmであ
る。 平均粒子径が1μmよりも小さいと窒化ホウ素粉
末の被覆が難しくなり、滑らかな感触をもつ複合粒子が
得られにくくなる。 また、50μmを超えると、ざら
ざらした感触を生じるようになる。
【0012】一方、母粒子に被覆する窒化ホウ素(B
N)粉末としては、h(六方晶)−BN、w(ウルツ鉱
型構造)−BN、c(立方晶)−BN、r(菱面体晶)
−BN、t(乱層構造)−BNのいずれの粉末であって
もよいが、層間の結合力が弱く、良好な湿潤性を有する
h−BN粉末を用いることが好ましい。
【0013】使用される窒化ホウ素粉末の平均粒子径も
特に限定されないが、好ましくは0.005〜5μm、
さらに好ましくは0.1〜3μmである。 平均粒子径が
この範囲にあるとき母粒子への被覆性が向上し、ぎらつ
き感の少ない複合粒子が得られるようになる。 なお、
窒化ホウ素粉末の平均粒子径は、平面部面積と同面積の
円相当径により表したものである。
【0014】母粒子に対する窒化ホウ素粉末の被覆量
は、母粒子及び窒化ホウ素粉末の種類により異なり、特
に限定されないが、好ましくは5〜70重量%(以下、
単に「%」と略す)である。 窒化ホウ素粉末の量が5
%より少ないと、本発明の複合粒子の特性が発現し難
く、また70%より多いと、母粒子から脱落するものが
多くなり、滑らかな感触が得られ難くなる。
【0015】母粒子の表面を直接窒化ホウ素粉末で被覆
し、本発明の複合粒子を得る方法としては、以下の方法
が例示される。
【0016】母粒子がナイロンやシリコーン等の有機の
軟質材料で構成されている有機粒子である場合には、母
粒子と前記粒子径の窒化ホウ素粉末を上述した配合比で
混合し、主として苛電現象を利用して、静電気力により
母粒子の表面に窒化ホウ素粉末を付着させる。
【0017】次いで、母粒子と窒化ホウ素粉末の結合を
強固にするために、窒化ホウ素粉末が静電付着した母粒
子に高速気流中衝撃により物理的な力を外部より強制的
に加える。 このような処理により、微粒子間の摩擦あ
るいは接触による粉体間の相互作用によって、母粒子を
構成する高分子の表面が一部軟化し、同時にここに物理
力で窒化ホウ素粉末がめり込みより強固に結合する。
物理的な力を強制的に加える目的のために、高速ジェッ
ト気流粉砕機、ハイブリタイザー、メカノフュージョン
等の周知の複合化機器が用いられ、上記機構により母粒
子の表面に直接窒化ホウ素粉末が被覆される。
【0018】また、母粒子が酸化ケイ素のような無機の
硬質材料で構成されている無機粒子である場合には、母
粒子と前記粒子径の窒化ホウ素粉末を上述した配合比で
混合し、さらに窒化ホウ素粉末を均一に分散させるため
の分散剤を含む溶媒、例えば水を加えて懸濁液とし、攪
拌、混合して十分に分散させる。 この懸濁液を熱風
下、圧力噴霧ノズルを通して噴霧させる。この時、霧状
になった懸濁液が飛散していく過程で懸濁液の溶媒が蒸
発し、母粒子の表面に窒化ホウ素粉末が付着する。
【0019】さらに、母粒子と窒化ホウ素粉末の結合を
強固にするためと残存する溶媒を除去するために、不活
性気体雰囲気下、例えば窒素雰囲気下で焼成処理する。
この目的のためには、スプレードライ噴霧乾燥機が用
いられ、直接母粒子の表面に窒化ホウ素粉末が被覆され
る。
【0020】上記の如く得られる本発明の複合粒子は、
窒化ホウ素粉末の有する伸び、艶、密着性等の優れた物
性を有するものであるが、後記試験例に示すように、正
反射率が窒化ホウ素粉末よりも低く、ぎらつき感がない
ものであり、化粧料用の粉体として広く利用可能なもの
である。 また、本発明の複合粒子は、カップリング剤
等の特殊な薬品を用いないため、経済的にも有利に得ら
れるものである。
【0021】この複合粒子は、化粧料全般に配合でき、
例えば、ファンデーション、白粉、下地化粧料、頬紅、
アイシャドウ、口紅、アイライナー、マスカラ、美爪
料、乳液、クリーム等の化粧料に配合することができ
る。 配合量は特に限定されないが、好ましくは1〜8
0%である。
【0022】さらに、本発明の複合粒子を配合する化粧
料には、化粧品用原料として用いられる水性成分や油性
成分、粉体成分、例えば保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、美容成分、香料、水溶性高分子、体質顔
料、着色顔料、光輝性顔料、有機粉体、疎水化処理顔
料、タール色素等を本発明の効果を損なわない範囲で配
合することができる。
【0023】
【実施例】次に本発明について実施例を挙げて更に説明
する。なお、これらは本発明を何ら制約するものではな
い。
【0024】実 施 例 1 ナイロン−窒化ホウ素複合粒子の製造: (1)50gの無水ラウロラクタムと、200mlの流
動パラフィン(分散媒)と、1gのステアリン酸ソーダ
(分散助剤)とを混合した。この混合物を窒素雰囲気に
て140℃で加熱してラウロラクタムを溶解するととも
に、重合促進剤として三酸化リンを0.2ml添加し、
1時間ほど混合して重合を行わせ、ナイロン粉末を得
た。 さらに、この粒子を濾別し、沸騰したベンゼンで
洗浄した後、80℃で減圧乾燥して、平均粒子径が約5
μmのナイロン母粒子を得た。
【0025】(2)上記母粒子70gと、窒化ホウ素粉
末(h−BN、平均粒子径:1μm)30gとをボール
ミルに投入し、30分間混合して静電気力により母粒子
表面に窒化ホウ素粉末を均一に付着させた。 さらに、
母粒子と窒化ホウ素粉末の結合をより強固にするため
に、この混合粒子を高速ジェット気流粉砕機の粉砕室に
投入し、200m/秒の高速ジェット噴流にて粒子同志
の摩擦と衝突を起こさせ、窒化ホウ素粉末を母粒子の表
面にめり込ませた。 複合化された粒子は、粉砕室内を
上昇し、分級機を通って回収した。この間の処理時間は
10分間であった。
【0026】実 施 例 2 シリコーン−窒化ホウ素複合粒子の製造:平均粒子径1
0μmのシリコーン粉体70gと平均粒子径1μmの窒
化ホウ素粉末30gとを実施例1(2)と同様の操作で
複合化し、平均粒子径10μmのシリコーン−窒化ホウ
素複合粒子を得た。
【0027】実 施 例 3 酸化ケイ素−窒化ホウ素複合粒子の製造:平均粒子径6
μmの酸化ケイ素70gと、平均粒子径1μmの窒化ホ
ウ素粉末30gとをノニオン系界面活性剤1%含有水溶
液中で混合した。 この懸濁液を圧力噴霧ノズルを通し
て110℃で噴霧し、さらに400〜500℃で焼成し
て平均粒子径6μmの酸化ケイ素−窒化ホウ素複合粒子
を得た。
【0028】試 験 例 1 正反射率の測定:実施例1〜3で得た複合粒子につい
て、次のようにしてその正反射率を測定した。 この結
果を表1に示す。 ( 試料調製方法 )粉体20gをポリエチレングリコー
ル80mlに分散し、これをプレパラート上に0.2〜
0.5mmの厚みで塗布する。さらにその上から粉体を
ふりかけて粉体の薄層を形成して測定用サンプルとし
た。 ( 測定方法 )位相差測定装置NPDM−1000(ニ
コン社製)を用いて、波長500nmの光を45゜の角
度で測定用サンプルに入射し、反射光の強度を測定し
た。
【0029】
【0030】上記結果から明らかなように、本発明品の
複合粒子は正反射率が0.5未満と低く、ぎらつき感が
低減された。 また、伸びや密着性は同程度であり、従
来の窒化ホウ素粉末の長所を損ねることはなかった。
【0031】試 験 例 2 使用感及び化粧効果 下記表2に示すパウダーファンデーション(実施例4〜
6及び比較例1〜5)を調製し、それらの使用感及び化
粧効果について官能評価を行った。 この結果を表3に
示す。
【0032】( パウダーファンデーション組成 )
【表2】
【0033】( 製 法 ) A. 成分1〜15をヘンシェルミキサーで混合する。 B. 成分16〜20を加熱溶解し、Aに添加して混合す
る。 C. Bを粉砕した後、プレス成型してパウダーファンデ
ーションを得た。
【0034】( 官能評価方法 )評価パネル20名によ
り、各パウダーファンデーションを使用して肌触り、付
着感、伸び、ぎらつき感のなさ、仕上り感の各項目につ
いて、後記の5段階で評点した。 評価パネルの評点の
平均点が4.5点以上のものを◎、3.5点以上〜4.5
点未満を○、2.5点以上〜3.5点未満を△、2.5点
未満を×として官能評価した。 5段階評点; 5点: 非常に良い 4点: 良い 3点: 普通 2点: 悪い 1点: 非常に悪い
【0035】
【0036】表3の結果から明らかなように、本発明品
に係るパウダーファンデーションは官能評価項目のいず
れにおいても優れていた。 一方、窒化ホウ素粉末や母
粒子だけではすべての評価項目を満足することはできな
かった。
【0037】実 施 例 7 おしろい(プレストパウダー): 下記処方および製法によりおしろいを調製した。 ( 処 方 ) (%) 1. 複合粒子(実施例1で得たもの) 80 2. タ ル ク 5 3. ベンガラ 0.2 4. 黄酸化鉄 0.5 5. 黒酸化鉄 0.05 6. マ イ カ 残 量 7. ジメチルポリシロキサン 2 8. 流動パラフィン 3 9. 防 腐 剤 適 量 10. 香 料 適 量
【0038】( 製 法 ) A. 成分1〜6をヘンシェルミキサーで混合する。 B. 成分7〜10を加熱溶解し、Aに添加して混合す
る。 C. Bを粉砕した後、プレス成型して白粉を得た。 本実施例で得られたおしろいは、肌ざわりが良く、のび
がなめらかで、不自然なぎらつきのないものであった。
【0039】実 施 例 8 チークカラー:下記処方および製法によりチークカラー
を調製した。 ( 処 方 ) (%) 1. 複合粒子(実施例1で得たもの) 30 2. 複合粒子(実施例2で得たもの) 30 3. タ ル ク 5 4. 赤色226号 0.3 5. 黄酸化鉄 0.1 6. マ イ カ 残 量 7. 流動パラフィン 8 8. 2−エチルヘキシルトリグリセライド 3 9. 防 腐 剤 適 量 10.香 料 適 量
【0040】( 製 法 ) A. 成分1〜6をヘンシェルミキサーで混合する。 B. 成分7〜10を加熱溶解し、Aに添加して混合す
る。 C. Bを粉砕した後、プレス成型してチークカラーを得
た。 本実施例で得たチークカラーは、なめらかで付着性の良
いものであった。
【0041】実 施 例 9 アイカラー:下記処方および製法によりアイカラーを調
製した。 ( 処 方 ) (%) 1. 複合粒子(実施例1で得たもの) 20 2. 複合粒子(実施例2で得たもの) 20 3. 複合粒子(実施例3で得たもの) 10 4. タ ル ク 5 5. 雲母チタン 5 6. 青色404号 0.3 7. 黄酸化鉄 0.5 8. マ イ カ 残 量 9. 流動パラフィン 10 10.ジメチルポリシロキサン 3 11.防 腐 剤 適 量 12.香 料 適 量
【0042】( 製 法 ) A. 成分1〜8をヘンシェルミキサーで混合する。 B. 成分9〜12を加熱溶解し、Aに添加して混合す
る。 C. Bを粉砕した後、プレス成型してアイカラーを得
た。 本実施例で得られたアイカラーは、なめらかで付着性の
良いものであった。
【0043】実 施 例 10 油性コンパクトファンデーション:下記処方および製法
により油性コンパクトファンデーションを調製した。 ( 処 方 ) (%) 1. 複合粒子(実施例1で得たもの) 10 2. 複合粒子(実施例2で得たもの) 5 3. 酸化チタン 15 4. タ ル ク 8 5. ベンガラ 1 6. 黄酸化鉄 1.5 7. 黒酸化鉄 0.5 8. 流動パラフィン 残 量 9. セスキオレイン酸ソルビタン 1 10. ジメチルポリシロキサン 10 11. メチルフェニルポリシロキサン 15 12. カルナウバロウ 1.5 13. キャンデリラロウ 3 14. 香 料 適 量
【0044】( 製 法 ) A. 成分1〜7を混合する。 B. 成分8〜14を加熱溶解し、これにAを添加混合し
てローラーにて混練する。 C. Bを溶融充填し、冷却固化して油性コンパクトファ
ンデーションを得た。 本実施例で得られた油性コンパクトファンデーション
は、のびが良好で自然な仕上がりに優れたものであっ
た。
【0045】実 施 例 11. 乳化(O/W)型ファンデーション:下記処方および製
法により乳化型ファンデーションを調製した。 ( 処 方 ) (%) 1. ステアリン酸 1.5 2. セタノール 1 3. モノオレイン酸ポリオキシエチレン ソルビタン(20E.O.) 1 4. セスキオレイン酸ソルビタン 1 5. 流動パラフィン 15 6. グリセリン 5 7. 1,3−ブチレングリコール 5 8. カルボキシビニルポリマー 0.1 9. カラギーナン 0.05 10.トリエタノールアミン 0.8 11. 防 腐 剤 適 量 12. 精 製 水 残 量 13. 酸化チタン 8 14. 複合粒子(実施例1で得られたもの) 5 15. ベンガラ 0.3 16. 黄酸化鉄 1 17. 黒酸化鉄 0.1 18. 香 料 適 量
【0046】( 製 法 ) A. 成分1〜5を加熱溶解する。 B. 成分6〜12を加熱溶解し、これにAを添加して乳
化混合後、冷却する。 C. Bに成分13〜17を混合したもの及び成分18を
添加混合して乳化(W/O)型ファンデーションを得
た。 本実施例で得た乳化型ファンデーションはのびが良く、
自然な仕上がりに優れていた。
【0047】実 施 例 12 二層型ファンデーション:下記処方および製法により二
層型ファンデーションを調製した。 ( 処 方 ) (%) 1. ジメチルシロキサンメチル(ポリオ キシエチル)シロキサン共重合体 2 2. メチルテトラシクロシロキサン 10 3. 2−エチルヘキサン酸 トリグリセライド 5 4. 流動パラフィン 5 5. セスキオレイン酸ソルビタン 0.1 6. トリオレイン酸ポリオキシエチレン ソルビタン(20E.O.) 0.1 7. エタノール 10 8. 1,3−ブチレングリコール 5 9. グリセリン 5 10.精 製 水 残 量 11.複合粒子(実施例1で得たもの) 5 12.酸化チタン 7 13.タ ル ク 3 14.ベンガラ 0.2 15.黄酸化鉄 2 16.黒酸化鉄 0.3 17.香 料 適 量
【0048】(製法) A. 成分1〜6を加熱溶解する。 B. 成分7〜10を加熱溶解し、Aに添加して乳化混合
後、冷却する。 C. Bに成分11〜16を混合したもの及び成分17を
添加混合して、二層型ファンデーションを得た。 本実施例で得た二層型ファンデーションは、のびが良く
自然な仕上がりに優れていた。
【0049】実 施 例 13 口 紅 :下記処方および製法により口紅を調製した。 ( 処 方 ) (%) 1. ポリイソブチレン 5 2. セレシンワックス 10 3. キャンデリラワックス 5 4. カルナウバロウ 5 5. 2−エチルヘキサン酸グリセリル 20 6. ジグリセリントリイソステアレート 20 7. ワセリン 5 8. ヒマシ油 残 量 9. 複合粒子(実施例3で得たもの) 5 10.酸化チタン 0.5 11.赤色202号 3 12.黄色4号アルミニウムレーキ 1.5 13.香 料 適 量
【0050】( 製 法 ) A. 成分1〜8を加熱溶解し、これに成分9〜12を混
合したものを添加する。 B. Aをローラーで混練する。 C. Bを加熱して成分13を添加混合し、容器に充填、
冷却し口紅を得た。 本実施例で得た口紅は伸び、付着感が良く不自然なぎら
つき感のないものであった。
【0051】実 施 例 14 アイライナー:下記処方および製法によりアイライナー
を調製した。 ( 処 方 ) (%) 1. ステアリン酸 2 2. ミツロウ 3 3. ミリスチン酸イソプロピル 3 4. キャンデリラワックス 5 5. セスキオレイン酸ソルビタン 0.5 6. トリオレイン酸ポリオキシエチレン ソルビタン(20E.O.) 1 7. ポリメタクリル酸エマルジョン 30 8. トリエタノールアミン 1.5 9. 1,3−ブチレングリコール 5 10. 防 腐 剤 適 量 11. 精 製 水 残 量 12. 複合粒子(実施例2で得たもの) 5 13. 黒酸化鉄 10 14. 香 料 適 量
【0052】( 製 法 ) A. 成分1〜6を加熱溶解する。 B. 成分7〜11を加熱溶解し、Aに添加して乳化混合
した後、冷却する。 C. Bに、成分12〜14を添加混合してアイライナー
を得た。 本実施例のアイライナーは、のび、付着感の良いもので
あった。
【0053】実 施 例 15 マニキュア:下記処方および製法によりマニキュアを調
製した。 ( 処 方 ) (%) 1. ニトロセルロース 15 2. アルキッド油脂 10 3. アクリル油脂 3 4. クエン酸アセチルトリブチル 5 5. dl−カンファー 1 6. 有機変性ベントナイト 1.5 7. 酢酸エチル 10 8. 酢酸ブチル 30 9. トルエン 20.4 10.ブタノール 3 11.複合粒子(実施例1で得たもの) 1 12.赤色202号 0.1
【0054】( 製 法 ) A. 成分1〜10を混合する。 B. 成分11〜12を混合してAに添加し、均一に混合
してマニキュアを得た。 本実施例で得られたマニキュ
アは、付着感、のびがよく、均一な膜を形成するもので
あった。
【0055】実 施 例 16 乳 液 :下記処方および製法により乳液を調製し
た。 ( 処 方 ) (%) 1. ステアリン酸 1 2. セタノール 0.5 3. モノオレイン酸ポリオキシエチレン ソルビタン(20E.O.) 0.5 4. セスキオレイン酸ソルビタン 0.5 5. 流動パラフィン 5 6. 2−エチルヘキシルトリグリセライド 3 7. 1,3−ブチレングリコール 10 8. グリセリン 5 9. カルボキシビニルポリマー 0.2 10.トリエタノールアミン 0.5 11.防 腐 剤 適 量 12.精 製 水 残 量 13.複合粒子(実施例2で得たもの) 1 14.香 料 適 量
【0056】(製法) A. 成分1〜6を加熱溶解する。 B. 成分7〜12を加熱溶解してAに添加し、乳化混合
して冷却する。 C. Bに成分13、14を添加混合して乳液を得た。 本実施例で得られた乳液は、なめらかで付着感のよいも
のであっだ。
【0057】
【発明の効果】本発明に係る母粒子表面に窒化ホウ素粉
末を被覆してなる複合粒子は、のび、付着感が良好でか
つ、従来の窒化ホウ素粉末の持っていたぎらつき感を生
じない優れたものであった。さらに、この複合粒子を配
合した化粧料は肌ざわり、付着感、伸びが良好で不自然
なぎらつき感がなく、化粧膜の仕上がりにも優れ、使用
感、化粧効果ともに優れたものであった。 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09C 3/06 PBS (72)発明者 大野 守 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番3号 東レ株式会社大阪事業場内 (72)発明者 中村 泰行 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番3号 東レ株式会社大阪事業場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母粒子表面を窒化ホウ素粉末で直接被覆
    したことを特徴とする複合粒子。
  2. 【請求項2】 母粒子に対する窒化ホウ素粉末の被覆量
    が5〜70重量%である請求項第1項記載の複合粒子。
  3. 【請求項3】 母粒子の平均粒子径が1〜50μm、窒
    化ホウ素粉末の平均粒子径が0.005〜5μmの範囲
    である請求項第1項または第2項記載の複合粒子。
  4. 【請求項4】 正反射率が0.5未満である請求項第1
    項ないし第3項のいずれかの項に記載の複合粒子。
  5. 【請求項5】 請求項第1項ないし第4項のいずれかの
    項に記載の複合粒子を含有することを特徴とする化粧
    料。
  6. 【請求項6】 複合粒子を1〜80重量%含有する請求
    項第5項記載の化粧料。
  7. 【請求項7】 有機粒子の表面に静電力で窒化ホウ素粉
    末を付着せしめた後、強制的な物理力により、有機粒子
    と窒化ホウ素粉末との結合を強固にすることを特徴とす
    る請求項第1項記載の複合粒子の製造法。
  8. 【請求項8】 無機粒子、窒化ホウ素粉末および分散剤
    を含む懸濁液を噴霧、乾燥させ、次いで焼成処理するこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の複合粒子の製造法。
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