JPH08113594A - アスパラギン酸誘導体およびそれを含有する医薬製剤 - Google Patents

アスパラギン酸誘導体およびそれを含有する医薬製剤

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JPH08113594A
JPH08113594A JP6251095A JP25109594A JPH08113594A JP H08113594 A JPH08113594 A JP H08113594A JP 6251095 A JP6251095 A JP 6251095A JP 25109594 A JP25109594 A JP 25109594A JP H08113594 A JPH08113594 A JP H08113594A
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JP
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aryl
alkyl
alkoxy
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JP6251095A
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English (en)
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Hiromasa Kohama
弘昌 小濱
Kazutaka Murata
和孝 村田
Shinichi Kaneda
伸一 金田
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】下記式に示すN−{N−[3−(ピペリジン−
4−イルオキシアセチルアミノ)ベンゾイル]−L−ア
スパルチル}−L−フェニルアラニンなどのGPIIb/
IIIa受容体拮抗作用を有するアスパラギン酸誘導体お
よびそれを含有する医薬製剤。 【化1】 (式1中、Bは置換基で置換されていてもよい(C;0
〜10)アルキレン、Eは、置換基で置換されていても
よいフェニレン基など、GおよびLはヒドロキシなど、
Aは式2に示す置換基を示し、MおよびQは水素、
(C;1〜10)アルキルなど、Cは炭素を示す。) 【効果】血小板凝集阻害剤、抗血栓剤などとして有効で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なアスパラギン酸誘
導体、およびそれを含有する血小板凝集阻害作用ならび
に抗血栓作用を有する医薬製剤に関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】血小板の凝集は血栓形
成および血液凝固に重要な役割をしている。血小板の凝
集過程の最終段階に、血小板表面上のGPIIb/IIIa受
容体が活性化され、ついでその受容体がフィブリノーゲ
ンと結合する過程がある。従って、GPIIb/IIIa
とフィブリノーゲンのような接着蛋白質との結合を防止
する阻害剤は、血栓形成および血液凝固を防止する上で
有用であると考えられている。GPIIb/IIIaにフィ
ブリノーゲンが結合する時に、フィブリノーゲン上のA
rg−Gly−Asp−Ser(RGDS)がその活性
部位であるとされている(フィリップス[Phillips]
ら,ブラッド[Blood] 1988,71,831-843)。そのため
に、RGDS類縁体がGPIIb/IIIa受容体拮抗薬とし
て開発されている(特許公報;EP512831、EP
445796、EP372486、EP513675)
が、より高活性な拮抗薬が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】本発明の目的はG
PIIb/IIIa受容体拮抗作用を有し、血小板凝集阻害作
用ならびに抗血栓作用を有する新規アスパラギン酸誘導
体、およびそれを含有する医薬製剤を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
行った結果、式1にその構造を示す新規アスパラギン酸
誘導体を見いだし、上記目的に沿う本発明を完成させ
た。
【0005】
【化3】
【0006】(式1中、Bは置換基で置換されていても
よい(C;0〜10)アルキレンを示し(前記置換基と
は(C;1〜10)アルキル、アリール(C;0〜8)
アルキル、(C;0〜10)アルキルアミノ、アシルア
ミノ、(C;1〜10)アルコキシ、アリール(C;0
〜8)アルコキシ、(アリール(C;0〜8)アルキ
ル)アミノ、ヒドロキシ、またはハロゲノを示す)、E
は、置換基で置換されていてもよいオルト−、メタ−、
またはパラ−フェニレン基、或いは置換基で置換されて
いてもよい(C;0〜10)アルキレンを示し(前記置
換基とは(C;1〜10)アルキル、アリール(C;0
〜8)アルキル、(C;0〜10)アルキルアミノ、ア
シルアミノ、(C;1〜10)アルコキシ、アリール
(C;0〜8)アルコキシ、(アリール(C;0〜8)
アルキル)アミノ、ヒドロキシ、またはハロゲノを示
す)、Gはヒドロキシ、(C;0〜10)アルキルアミ
ノ、ジ(C;0〜10)アルキルアミノ、(アリ−ル
(C;1〜10)アルキル)アミノ、(C;1〜10)
アルコキシ、アリール(C;0〜8)アルコキシ、
(C;1〜10)アルキルカルボニルオキシ(C;1〜
10)アルコキシ、またはアリール(C;1〜10)ア
ルキルカルボニルオキシ(C;1〜10)アルコキシを
示し、Lはヒドロキシ、(C;0〜10)アルキルアミ
ノ、ジ(C;0〜10)アルキルアミノ、(アリ−ル
(C;1〜10)アルキル)アミノ、(C;1〜10)
アルコキシ、アリール(C;0〜8)アルコキシ、
(C;1〜10)アルキルカルボニルオキシ(C;1〜
10)アルコキシ、アリール(C;1〜10)アルキル
カルボニルオキシ(C;1〜10)アルコキシ、或いは
アミノ基で結合している、置換基で置換されていてもよ
いアミノ酸とそのエステル、またはアミノ基で結合して
いる、置換基で置換されていてもよいα−アミノカルボ
ン酸とそのエステルを示し(前記置換基とは、(C;1
〜10)アルキル、アリール(C;0〜8)アルキル、
またはハロゲノを示す)、Aは式2に示す置換基を示
す。また、Cは炭素を示す。)
【0007】
【化4】
【0008】(式2中、Mは水素、(C;1〜10)ア
ルキル、(C;1〜10)アルコキシカルボニル、また
はアリール(C;0〜8)アルコキシカルボニルを示
し、Qは、水素、(C;1〜10)アルキル、アリール
(C;0〜8)アルキル、(C;0〜10)アルキルア
ミノ、アシルアミノ、(C;1〜10)アルコキシ、ア
リール(C;0〜8)アルコキシ、ヒドロキシ、または
ハロゲノを示す。また、Cは炭素を示す。)
【0009】なお、本発明のアスパラギン酸誘導体は場
合によりその塩類として用いる。また本発明は、式1に
その構造を示すアスパラギン酸誘導体を含有してなる医
薬製剤である。また本発明は、式1にその構造を示すア
スパラギン酸誘導体を含有してなるフィブリノーゲン受
容体拮抗剤である。
【0010】また本発明は、式1にその構造を示すアス
パラギン酸誘導体を含有してなる血小板凝集阻害剤であ
る。また本発明は、式1にその構造を示すアスパラギン
酸誘導体を含有してなる抗血栓剤である。
【0011】本発明の式1に表されるアスパラギン酸誘
導体は以下に示す方法によって製造することができる。
すなわち、下記式3に示す化合物と、式4に示す化合物
とを縮合剤を用いて縮合するか、または、式3に示した
化合物を酸ハロゲン化物や活性エステル等のカルボン酸
誘導体に変換した後、塩基等を用いて、縮合させた後、
必要ならば保護基を脱離させることにより本発明のアス
パラギン酸誘導体を製造することができる。
【0012】
【化5】
【0013】(式3中、A、Bは式1と同義である。)
【0014】
【化6】
【0015】(式4中、E、G、Lは式1と同義であ
る。)
【0016】ここで、式3に示した化合物は、下記式5
に示す化合物と、式6に示す化合物とを塩基を用いて縮
合させて、下記式7に示す化合物を得た後、必要なら
ば、酸または塩基を用いて加水分解することにより、も
しくは水素等により還元的に脱離を行なうことにより製
造することができる。式5に示した化合物の製造例とし
て、1−(ベンジルオキシカルボニル)−4−ヒドロキ
シピペリジン(H.C.ブラウンら、ジャーナル オブ オ
ーガニック ケミストリー,50巻,1582-9,1985)が挙げ
られる。また、式5に示した化合物と式6に示した化合
物との縮合例として、式6に示した化合物のTが臭素の
場合は、H.H.フリードマンらの方法(テトラヘドロン
レターズ No.38,3251(1975))が挙げられる。
【0017】
【化7】
【0018】(式5中、Aは式2で示す置換基であ
る。)
【0019】
【化8】
【0020】(式6中、Bは式1と同義であり、Tはハ
ロゲノ、アルキルスルホナート、またはアリールスルホ
ナートを示し、Uはヒドロキシ、(C;0〜10)アル
キルアミノ、(C;1〜10)アルコキシ、またはアリ
ール(C;0〜8)アルコキシを示す。また、Cは炭素
を示す。)
【0021】
【化9】
【0022】(式7中、A、B、Uは式1と同義であ
る。)
【0023】また、ここで、式4に示した化合物は、下
記式8に示す化合物と、式9に示す化合物とを縮合剤を
用いて縮合するか、または、式8に示した化合物の酸ハ
ロゲン化物、あるいは活性エステル等のカルボン酸誘導
体と塩基等を用いて縮合させることにより、式4に示し
た化合物のアミノ保護体を得ることができ、ついで、式
8に示した化合物のVがニトロの場合は、還元すること
により、その他の場合はアミノ保護基を脱離させること
により製造することができる。
【0024】
【化10】
【0025】(式8中、Eは式1と同義であり、Vはニ
トロ、((C;1〜10)アルコキシカルボニル)アミ
ノ、(アリール(C;0〜8)アルコキシカルボニル)
アミノ、(C;1〜10)アルキルアミド、スクシニル
イミド、またはフタロイルイミド等の保護されたアミノ
基を示す。また、Cは炭素を示す。)
【0026】
【化11】
【0027】(式9中、G、Lは式1と同義である。)
【0028】本発明のアスパラギン酸誘導体は、GPII
b/IIIa受容体拮抗剤、およびGPIIb/IIIaとフィブ
リノーゲン等の接着蛋白質が結合することによって起こ
る血栓の形成を阻止する薬剤、すなわち血小板凝集阻害
剤、抗血栓剤として使用される。本発明の化合物は、心
筋梗塞、不安定狭心症、一過性脳虚血発作、末梢動脈閉
塞症等の血栓形成が要因となる疾患の治療、再発予防に
用いる。さらに本発明の化合物は、人工心肺使用や血液
透析等の体外循環時の人工表面との相互作用による血小
板活性化防止において有用である。また、冠動脈バイパ
ス術、末梢動脈閉塞症の血行再建術、透析患者のシャン
ト設置時のグラフト閉塞予防にも用い得る。
【0029】投与量は症状により異なるが、一般に成人
一日量0.10〜600mg、好ましくは1〜200mgで
あり、症状に応じて必要により1〜3回に分けて投与す
るのがよい。投与方法は投与に適した任意の形態をとる
ことができ、特に経口投与が望ましいが静脈内投与も可
能である。本発明の化合物は有効成分もしくは有効成分
の1つとして単独または製剤担体と共に公知の製剤技術
によって錠剤、散剤、カプセル剤、顆粒剤、シロップ
剤、水剤、懸濁剤、注射剤、点眼剤、もしくは座剤等の
投与に適した任意の製剤形態をとることができる。
【0030】具体的な製剤担体としては、でんぷん類、
ショ糖、乳糖、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、結晶セルロース、アルギン酸ナトリウム、リ
ン酸水素カルシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウ
ム、無水ケイ酸、および合成ケイ酸アルミニウム等の賦
形剤、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、ゼラチンおよびポリビニルピロ
リドン等の結合剤、カルボキシメチルセルロースカルシ
ウム、架橋カルボキシメチルセルロースナトリウムおよ
び架橋ポリビニルピロリドン等の崩解剤、ステアリン酸
マグネシウムおよびタルク等の滑沢剤、セルロースアセ
テートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
スアセテートサクシネート、メタアクリル酸およびメタ
アクリル酸メチルコーポリマー等の被覆剤、ポリエチレ
ングリコール等の溶解補助剤、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、レシチン、ソルビタンモノオレエート、ポリオキシ
エチレンセチルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油およびグリセリルモノステ
アレート等の乳化剤、EDTAなどのキレート剤、緩衝
剤、保湿剤、防腐剤、カカオ脂およびウイテブゾールW
35等の基剤を挙げることが出来る。
【0031】
【実施例】次に実施例および試験例を示して本発明をさ
らに具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定さ
れるものではない。
【0032】(実施例1) (1−1) 氷冷下、N−[N−(tert−ブトキシカル
ボニル)−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル]−
L−フェニルアラニン ベンジルエステル 2.01g
に4規定塩化水素ジオキサン溶液10mlを加え、1時間
撹拌した後、減圧濃縮した。残渣を塩化メチレンに溶か
し、飽和重曹水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、減圧濃縮し、油状物質を得た。N−(tert−ブトキ
シカルボニル)グリシン0.63gと上記油状物、ベン
ゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミ
ノ)ホスホニウム ヘキサフルオロホスファート 1.
58gのN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)溶液
(15ml)に、氷冷下、トリエチルアミン1.09gを
加え、室温で2時間撹拌した。水を加え酢酸エチルで抽
出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽和重曹水、水で洗
い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮し、N−
{N−[(tert−ブトキシカルボニルアミノ)アセチ
ル]−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル}−L−
フェニルアラニン ベンジルエステル 1.57gを得
た(収率100%,油状物質)。
【0033】(1−2) 氷冷下、N−{N−[(tert
−ブトキシカルボニルアミノ)アセチル]−O(4)−
ベンジル−L−アスパルチル}−L−フェニルアラニン
ベンジルエステル 1.54gに4規定塩酸ジオキサ
ン溶液10mlを加え、1時間撹拌した後、減圧濃縮し
た。残渣を塩化メチレンに溶かし、飽和重曹水で洗い、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮し、油状物
質を得た。1−(ベンジルオキシカルボニル)−4−
(カルボキシメトキシ)ピペリジン1.03gと上記油
状物、ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジ
メチルアミノ)ホスホニウム ヘキサフルオロホスファ
ート 1.56gのDMF溶液(40ml)に、氷冷下、
トリエチルアミン 1.07gを加え、室温で3時間撹
拌した。水を加え酢酸エチルで抽出し、有機層を順に、
希塩酸、水、飽和重曹水、水で洗い、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、塩化メチレン−メタノール
溶出画分より、N−(N−{[1−(ベンジルオキシカ
ルボニル)ピペリジン−4−イルオキシアセチルアミ
ノ]アセチル}−O(4)−ベンジル−L−アスパルチ
ル)−L−フェニルアラニン ベンジルエステル 1.
49gを得た(収率53%、油状物質)。
【0034】(1−3) 水素雰囲気下、N−(N−
{[1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン−4
−イルオキシアセチルアミノ]アセチル}−O(4)−
ベンジル−L−アスパルチル)−L−フェニルアラニン
ベンジルエステル 1.49g、10%パラジウム炭
素0.75gのメタノール懸濁液(60ml)を一夜撹拌
した。触媒を水を用い濾過し、濾液を減圧濃縮し、N−
{N−[(ピペリジン−4−イルオキシアセチルアミ
ノ)アセチル]−L−アスパルチル}−L−フェニルア
ラニン0.69gを得た(収率77%,アモルファス )
。このものの機器分析データは下記の式10の構造式
を支持する。
【0035】1H−NMR(D2O) δ(ppm):
7.27−7.13(m,5H),4.59−4.55
(m,1H),4.39(t,1H,J=6.3Hz),
4.08(s,2H),3.85(dd,2H,J=3.
6,16.2Hz),3.77−3.71(m,1H),3.
32−3.26(m,2H),3.09(dd,2H,J
=3.6,16.2Hz),3.06−3.00(m,1
H),2.88(dd,2H,J=8.9,16.2Hz),
2.64(dd,2H,J=3.6,16.2Hz),2.5
0(dd,2H,J=8.9,16.2Hz),2.03−
1.98(m,2H),1.83−1.77(m,2H) IR(1/cm):3600−3200,1650,1
540
【0036】
【化12】
【0037】(実施例2) (2−1) N−(tert−ブトキシカルボニル)−β−
アラニン480mg、N−(O(4)−ベンジル−L−ア
スパルチル)−L−フェニルアラニン ベンジルエステ
ル 1.17gとベンゾトリアゾール−1−イルオキシ
トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム ヘキサフルオ
ロホスファート 1.18gのDMF溶液(13ml)
に、氷冷下、トリエチルアミン0.78gを加え、室温
で2時間撹拌した。水を加え酢酸エチルで抽出し、有機
層を順に、希塩酸、水、飽和重曹水、水で洗い、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮し、N−(N−(3
−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)プロピオニル)
−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル)−L−フェ
ニルアラニン ベンジルエステル 1.60gを得た
(収率100%、油状物質)。
【0038】(2−2) 氷冷下、N−{N−[3−
(tert−ブトキシカルボニルアミノ)プロピオニル]−
O(4)−ベンジル−L−アスパルチル}−L−フェニ
ルアラニン ベンジルエステル 1.60gにトリフル
オロ酢酸6mlを加え、1.5時間撹拌した後、減圧濃縮
した。残渣を酢酸エチルに溶かし、飽和重曹水で洗い、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮し、N−
[N−(3−アミノプロピオニル)−O(4)−ベンジ
ル−L−アスパルチル]−L−フェニルアラニン ベン
ジルエステル1.34gを得た(収率100%、油状物
質)。
【0039】(2−3) 1−ベンジルオキシカルボニ
ル−4−(カルボキシメトキシ)ピペリジン0.77
g、N−[N−(3−アミノプロピオニル)−O(4)
−ベンジル−L−アスパルチル]−L−フェニルアラニ
ン ベンジルエステル 1.34gとベンゾトリアゾー
ル−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニ
ウム ヘキサフルオロホスファート 1.21gのDM
F溶液(13ml)に、氷冷下、トリエチルアミン0.7
8gを加え、室温で2時間撹拌した。水を加え酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽和重曹水、
水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、塩化メチレン−メタノール溶出画分より、N−(N
−{3−[1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジ
ン−4−イルオキシアセチルアミノ]プロピオニル}−
O(4)−ベンジル−L−アスパルチル)−L−フェニ
ルアラニン ベンジルエステル 1.39gを得た(収
率66%、油状物質)。
【0040】(2−4) 水素雰囲気下、N−(N−
{3−[1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン
−4−イルオキシアセチルアミノ]プロピオニル}−O
(4)−ベンジル−L−アスパルチル)−L−フェニル
アラニン ベンジルエステル1.39g、10%パラジ
ウム炭素0.50gのメタノール懸濁液(60ml)を一
夜撹拌した。触媒を水を用い濾過し、濾液を減圧濃縮
し、次いで、エタノールを加えた。析出した結晶を濾取
し、N−{N−[3−(ピペリジン−4−イルオキシア
セチルアミノ)プロピオニル]−L−アスパルチル}−
L−フェニルアラニン0.55gを得た(収率68%、
無色結晶、融点198−200℃)。このものの機器分
析データは下記の式11の構造式を支持する。
【0041】1H−NMR(D2O) δ(ppm):
7.27−7.13(m,5H),4.59−4.55
(m,1H),4.39(t,1H,J=6.3Hz),
3.95(s,2H),3.68−3.63(m,1
H),3.40−3.32(m,2H),3.30−3.2
0(m,2H),3.13(m,4H),2.70−2.
35(m,4H),2.00−1.93(m,2H),
1.80−1.75(m,2H) IR(1/cm):3600−3200,1650,15
40
【0042】
【化13】
【0043】(実施例3) (3−1) 氷冷下、N−[N−(tert−ブトキシカル
ボニル)−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル]−
L−フェニルアラニン ベンジルエステル 1.50g
にトリフルオロ酢酸5mlを加え、1時間撹拌した後、減
圧濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶かし、飽和重曹水で
洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮し、
油状物質を得た。4−(tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ)酪酸0.54gと上記油状物、ベンゾトリアゾール
−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウ
ム ヘキサフルオロホスファート 1.19gのDMF
溶液(30ml)に、氷冷下、トリエチルアミン0.81
gを加え、室温で3時間撹拌した。水を加え酢酸エチル
で抽出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽和重曹水、水
で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、塩化メチレン−メタノール溶出画分より、N−{N
−[4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ブタノ
イル]−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル}−L
−フェニルアラニン ベンジルエステル1.55gを得
た(収率90%,油状物質)。
【0044】(3−2) 氷冷下、N−{N−[4−
(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ブタノイル]−O
(4)−ベンジル−L−アスパルチル}−L−フェニル
アラニン ベンジルエステル 1.55gにトリフルオ
ロ酢酸5mlを加え、1時間撹拌した後、減圧濃縮した。
残渣を酢酸エチルに溶かし、飽和重曹水で洗い、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮し、油状物質を得
た。1−ベンジルオキシカルボニル−4−(カルボキシ
メトキシ)ピペリジン0.70gと上記油状物、ベンゾ
トリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミ
ノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート 1.0
6gのDMF溶液(30ml)に、氷冷下、トリエチルア
ミン0.73gを加え、室温で2時間撹拌した。水を加
え酢酸エチルで抽出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽
和重曹水、水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し、塩化メチレン−メタノール溶出画分より、
N−(N−{4−[1−(ベンジルオキシカルボニル)
ピペリジン−4−イルオキシアセチルアミノ]ブタノイ
ル}−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル)−L−
フェニルアラニン ベンジルエステル 1.59gを得
た(収率81%、油状物質)。
【0045】(3−3) 水素雰囲気下、 N−(N−
{4−[1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン
−4−イルオキシアセチルアミノ]ブタノイル}−O
(4)−ベンジル−L−アスパルチル)−L−フェニル
アラニン ベンジルエステル1.59g、10%パラジ
ウム炭素0.7gのメタノール懸濁液(50ml)を一夜
撹拌した。触媒を水を用い濾過し、濾液を減圧濃縮し、
N−{N−[4−(ピペリジン−4−イルオキシアセチ
ルアミノ)ブタノイル]−L−アスパルチル}−L−フ
ェニルアラニン 0.65gを得た(収率66%、無色
結晶、融点191−192℃)。このものの機器分析デ
ータは下記の式12の構造式を支持する。
【0046】1H−NMR(D2O) δ(ppm):
7.26−7.12(m,5H),4.57−4.53
(m,1H),4.43−4.39(m,1H),3.9
9(s,2H),3.71−3.69(m,1H),3.
31−3.26(m,2H),3.13−3.08(m,3
H),3.05−2.99(m,2H),2.93−2.8
7(m,1H),2.68(dd,1H,J=5.31,
16.66Hz),2.50(dd,1H,J=8.60,1
6.66Hz),2.15(t,2H,J=7.51Hz),
2.01−1.98(m,2H),1.82−1.81
(m,2H),1.67−1.63(m,2H) IR(1/cm):3600−3200,1650,15
40
【0047】
【化14】
【0048】(実施例4) (4−1) 氷冷下、N−[N−(tert−ブトキシカル
ボニル)−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル]−
L−フェニルアラニン ベンジルエステル 1.0gに
トリフルオロ酢酸5mlを加え、1時間撹拌した後、減圧
濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶かし、飽和重曹水で洗
い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮し、油
状物質を得た。5−(tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ)吉草酸0.39gと上記油状物、ベンゾトリアゾー
ル−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニ
ウム ヘキサフルオロホスファート 0.79gのDM
F溶液(20ml)に、氷冷下、トリエチルアミン0.5
4gを加え、室温で3時間撹拌した。水を加え酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽和重曹水、
水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、塩化メチレン-メタノール溶出画分より、N−{N
−[5−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ペンタノ
イル]−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル}−L
−フェニルアラニン ベンジルエステル0.87gを得
た(収率74%,油状物質)。
【0049】(4−2) 氷冷下、N−{N−[5−
(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ペンタノイル]
−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル}−L−フェ
ニルアラニン ベンジルエステル 0.87gにトリフ
ルオロ酢酸5mlを加え、1時間撹拌した後、減圧濃縮し
た。残渣を酢酸エチルに溶かし、飽和重曹水で洗い、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮し、油状物質
を得た。1−ベンジルオキシカルボニル−4−(カルボ
キシメトキシ)ピペリジン0.39gと上記油状物、ベ
ンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルア
ミノ)ホスホニウム ヘキサフルオロホスファート
0.58gのDMF溶液(20ml)に、氷冷下、トリエ
チルアミン0.40gを加え、室温で2時間撹拌した。
水を加え酢酸エチルで抽出し、有機層を順に、希塩酸、
水、飽和重曹水、水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し、塩化メチレン−メタノール溶出画分
より、N−(N−{5−[1−(ベンジルオキシカルボ
ニル)ピペリジン−4−イルオキシアセチルアミノ]ペ
ンタノイル}−O(4)−ベンジル−L−アスパルチ
ル)−L−フェニルアラニン ベンジルエステル 0.
96gを得た(収率87%,油状物質)。
【0050】(4−3) 水素雰囲気下、 N−(N−
{5−[1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン
−4−イルオキシアセチルアミノ]ペンタノイル}−O
(4)−ベンジル−L−アスパルチル)−L−フェニル
アラニン ベンジルエステル0.96g、10%パラジ
ウム炭素0.5gのメタノール懸濁液(20ml)を一夜
撹拌した。触媒を水を用い濾過し、濾液を減圧濃縮し、
N−{N−[5−(ピペリジン−4−イルオキシアセチ
ルアミノ)ペンタノイル]−L−アスパルチル}−L−
フェニルアラニン0.30gを得た(収率50%,アモ
ルファス)。このものの機器分析データは下記の式13
の構造式を支持する。
【0051】1H−NMR(D2O) δ(ppm):
7.27−7.12(m,5H),4.59−4.55
(m,1H),4.43−4.38(m,1H),3.9
6(s,2H),3.67−3.62(m,1H),3.
28−3.23(m,2H),3.13(t,2H,J=
6.78Hz),3.08(dd,1H,J=5.13,1
3.92Hz),3.04−2.97(m,2H),2.9
2−2.88(m,1H),2.68(dd,1H,J=
5.31,16.48Hz),2.50(dd,1H,J=
8.79,16.48Hz),2.14(t,2H,J=6.
96Hz),1.98−1.94(m,2H),1.80−
1.75(m,2H),1.46−1.38(m,4H) IR(1/cm):3600−3200,1660,1
540
【0052】
【化15】
【0053】(実施例5) (5−1) 氷冷下、N−[N−(tert−ブトキシカル
ボニル)−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル]−
L−フェニルアラニン ベンジルエステル 1.18g
にトリフルオロ酢酸5mlを加え、1時間撹拌した後、減
圧濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶かし、飽和重曹水で
洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮し、
油状物質を得た。3−(tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ)安息香酸0.50gと上記油状物、ベンゾトリアゾ
ール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホ
ニウム ヘキサフルオロホスファート 0.93gのD
MF溶液(30ml)に、氷冷下、トリエチルアミン0.
64gを加え、室温で2時間撹拌した。水を加え酢酸エ
チルで抽出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽和重曹
水、水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃
縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、塩化メチレン−メタノール溶出画分より、N−
{N−[3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ベン
ゾイル]−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル}−
L−フェニルアラニン ベンジルエステル1.39gを
得た(収率97%,油状物質)。
【0054】(5−2) 氷冷下、 N−{N−[3−
(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ベンゾイル]−O
(4)−ベンジル−L−アスパルチル}−L−フェニル
アラニン ベンジルエステル 1.39gにトリフルオ
ロ酢酸5mlを加え、1時間撹拌した後、減圧濃縮した。
残渣を酢酸エチルに溶かし、飽和重曹水で洗い、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮し、油状物質を得
た。1−ベンジルオキシカルボニル−4−(カルボキシ
メトキシ)ピペリジン0.60gと上記油状物、ベンゾ
トリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミ
ノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート0.90
gのDMF溶液(30ml)に、氷冷下、トリエチルアミ
ン0.62gを加え、室温で2時間撹拌した。水を加え
酢酸エチルで抽出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽和
重曹水、水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧
下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、酢酸エチル−ヘキサン溶出画分より、N−
(N−{3−[1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペ
リジン−4−イルオキシアセチルアミノ]ベンゾイル}
−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル)−L−フェ
ニルアラニン ベンジルエステル 0.90gを得た
(収率52%,油状物質)。
【0055】(5−3) 水素雰囲気下、N−(N−
{3−[1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン
−4−イルオキシアセチルアミノ]ベンゾイル}−O
(4)−ベンジル−L−アスパルチル)−L−フェニル
アラニン ベンジルエステル 0.90g、10%パラ
ジウム炭素0.4gのメタノール懸濁液(30ml)を一
夜撹拌した。触媒を水を用い濾過し、濾液を減圧濃縮
し、N−{N−[3−(ピペリジン−4−イルオキシア
セチルアミノ)ベンゾイル]−L−アスパルチル}−L
−フェニルアラニン0.20gを得た(収率35%,無
色結晶,融点204−205℃)。このものの機器分析
データは下記の式14の構造式を支持する。
【0056】1H−NMR(D2O) δ(ppm):
7.58−7.57(m,1H),7.53−7.50
(m,1H),7.43−7.38(m,2H),7.0
6−6.96(m,5H),4.80−4.76(m,1
H),4.62−4.59(m,1H),4.17(s,
2H),3.77−3.76(m,1H),3.34−3.
29(m,2H),3.12(dd,1H,J=4.9
4,14.10Hz),3.07−3.01(m,2H),
2.91−2.81(m,2H),2.71−2.65
(m,1H),2.06−2.03(m,2H),1.8
6−1.84(m,2H) IR(1/cm):3600−3250,1700,16
60,1540
【0057】
【化16】
【0058】(実施例6) (6−1) N−(tert−ブトキシカルボニル)−
O(4)−ベンジル−L−アスパラギン酸1.00gと
2−フェニルエチルアミン0.39g、ベンゾトリアゾ
ール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホ
ニウム ヘキサフルオロホスファート 1.44gの塩
化メチレン溶液(25ml)に、氷冷下、トリエチルア
ミン0.98gを加え、室温で3時間撹拌した。水を加
え酢酸エチルで抽出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽
和重曹水、水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し、塩化メチレン−メタノール溶出画分より、
N−[N−(tert−ブトキシカルボニル)−O
(4)−ベンジル−L−アスパルチル]−2−フェニル
エチルアミン 1.26gを得た(収率93%,油状物
質)。
【0059】(6−2) 氷冷下、N−[N−(ter
t−ブトキシカルボニル)−O(4)−ベンジル−L−
アスパルチル]−2−フェニルエチルアミン 1.05
gにトリフルオロ酢酸5mlを加え、1時間撹拌した
後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶かし、飽和重
曹水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃
縮し、油状物質を得た。3−(tert−ブトキシカル
ボニルアミノ)安息香酸0.60gと上記油状物、ベン
ゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミ
ノ)ホスホニウム ヘキサフルオロホスファート 1.
12gのDMF溶液(30ml)に、氷冷下、トリエチ
ルアミン0.77gを加え、室温で3時間撹拌した。水
を加え酢酸エチルで抽出し、有機層を順に、希塩酸、
水、飽和重曹水、水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し、塩化メチレン−メタノール溶出画分
より、N−{N−[3−(tert−ブトキシカルボニ
ルアミノ)ベンゾイル]−O(4)−ベンジル−L−ア
スパルチル}−2−フェニルエチルアミン 1.27g
を得た(収率92%,油状物質)。
【0060】(6−3) 氷冷下、 N−{N−[3−
(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ベンゾイル]
−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル}−2−フェ
ニルエチルアミン 1.27gにトリフルオロ酢酸5ml
を加え、1時間撹拌した後、減圧濃縮した。残渣を酢酸
エチルに溶かし、飽和重曹水で洗い、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、塩化メチレン−メタノー
ル溶出画分より、N−[N−(3−アミノベンゾイル)
−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル]−2−フェ
ニルエチルアミン 0.70gを得た(収率67%,油
状物質)。
【0061】(6−4) 1−ベンジルオキシカルボニ
ル−4−(カルボキシメトキシ)ピペリジン 0.22
gとN−[N−(3−アミノベンゾイル)−O(4)−
ベンジル−L−アスパルチル]−2−フェニルエチルア
ミン0.37g、ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ
トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム ヘキサフルオ
ロホスファート 0.33gのDMF溶液(10ml)
に、氷冷下、トリエチルアミン0.23gを加え、室温
で4時間撹拌した。水を加え酢酸エチルで抽出し、有機
層を順に、希塩酸、水、飽和重曹水、水で洗い、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘ
キサン溶出画分より、N−(N−{3−[1−(ベンジ
ルオキシカルボニル)ピペリジン−4−イルオキシアセ
チルアミノ]ベンゾイル}−O(4)−ベンジル−L−
アスパルチル)−2−フェニルエチルアミン 0.42
gを得た(収率78%,油状物質)。
【0062】(6−5) 水素雰囲気下、 N−(N−
{3−[1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン
−4−イルオキシアセチルアミノ]ベンゾイル}−O
(4)−ベンジル−L−アスパルチル)−2−フェニル
エチルアミン0.42g、10%パラジウム炭素0.2g
のメタノール懸濁液(10ml)を一夜撹拌した。触媒を
水を用い濾過し、濾液を減圧濃縮し、N−{N−[3−
(ピペリジン−4−イルオキシアセチルアミノ)ベンゾ
イル]−L−アスパルチル}−2−フェニルエチルアミ
ン0.23gを得た(収率80%,アモルファス)。こ
のものの機器分析データは下記の式15の構造式を支持
する。
【0063】1H−NMR(D2O) δ(ppm):
7.64(s,1H),7.54−7.52(m,1
H),7.44−7.42(m,2H),7.12−7.0
6(m,5H),4.72−4.69(m,1H),4.
19(s,2H),3.81−3.78(m,1H),
3.41−3.31(m,4H),3.09−3.06
(m,2H),2.80−2.76(m,2H),2.7
2−2.68(m,2H),2.13−2.05(m,2
H),1.88−1.87(m,2H) IR(1/cm):3600−3200,1640,15
40
【0064】
【化17】
【0065】(実施例7) (7−1) N−(tert−ブトキシカルボニル)−O
(4)−ベンジル−L−アスパラギン酸1.00gと4
−フェニルブチルアミン0.49g、ベンゾトリアゾー
ル−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニ
ウム ヘキサフルオロホスファート 1.44gの塩化
メチレン溶液(25ml)に、氷冷下、トリエチルアミン
0.98gを加え、室温で3時間撹拌した。水を加え酢
酸エチルで抽出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽和重
曹水、水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し、塩化メチレン−メタノール溶出画分より、N−
[N−(tert−ブトキシカルボニル)−O(4)−ベン
ジル−L−アスパルチル]−4−フェニルブチルアミン
1.42gを得た(収率96%,油状物質)。
【0066】(7−2) 氷冷下、N−[N−(tert−
ブトキシカルボニル)−O(4)−ベンジル−L−アス
パルチル]−4−フェニルブチルアミン1.42gにト
リフルオロ酢酸10mlを加え、1時間撹拌した後、減圧
濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶かし、飽和重曹水で洗
い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮し、油
状物質を得た。3−(tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ)安息香酸0.74gと上記油状物、ベンゾトリアゾ
ール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホ
ニウム ヘキサフルオロホスファート 1.38gのD
MF溶液(30ml)に、氷冷下、トリエチルアミン0.
95gを加え、室温で3時間撹拌した。水を加え酢酸エ
チルで抽出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽和重曹
水、水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃
縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、塩化メチレン−メタノール溶出画分より、N−
{N−[3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ベン
ゾイル]−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル}−
4−フェニルブチルアミン1.30gを得た(収率77
%,油状物質)。
【0067】(7−3) 氷冷下、N−{N−[3−
(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ベンゾイル]
−O(4)−ベンジル−L−アスパルチル}−4−フェ
ニルブチルアミン1.30gにトリフルオロ酢酸10ml
を加え、1時間撹拌した後、減圧濃縮した。残渣を酢酸
エチルに溶かし、飽和重曹水で洗い、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した後、減圧濃縮し、油状物質を得た。1−ベ
ンジルオキシカルボニル−4−(カルボキシメトキシ)
ピペリジン0.22gと上記油状物、ベンゾトリアゾー
ル−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニ
ウム ヘキサフルオロホスファート 1.00gのDM
F溶液(30ml)に、氷冷下、トリエチルアミン0.6
9gを加え、室温で終夜撹拌した。水を加え酢酸エチル
で抽出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽和重曹水、水
で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、酢酸エチル−ヘキサン溶出画分より、N−(N−
{3−[1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン
−4−イルオキシアセチルアミノ]ベンゾイル}−O
(4)−ベンジル−L−アスパルチル)−4−フェニル
ブチルアミン1.21gを得た(収率71%,油状物
質)。
【0068】(7−4) 水素雰囲気下、N−(N−
{3−[1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン
−4−イルオキシアセチルアミノ]ベンゾイル}−O
(4)−ベンジル−L−アスパルチル)−4−フェニル
ブチルアミン1.21g、10%パラジウム炭素0.5g
のメタノール懸濁液(20ml)を一夜撹拌した。触媒を
水を用い濾過し、濾液を減圧濃縮し、N−{N−[3−
(ピペリジン−4−イルオキシアセチルアミノ)ベンゾ
イル]−L−アスパルチル}−4−フェニルブチルアミ
ン0.42gを得た(収率50%,無色結晶,融点18
2−183℃)。このものの機器分析データは下記の式
16の構造式を支持する。
【0069】1H−NMR(D2O+DCl) δ(pp
m):7.72(s,1H),7.50−7.41(m,
2H),7.32−7.28(m,2H),7.03−6.
89(m,5H),4.76−4.73(m,1H),
4.08(s,2H),3.70−3.66(m,1
H),3.32−3.24(m,2H),3.08−2.9
8(m,4H),2.89−2.73(m,2H),2.
32−2.28(m,2H),2.01−1.98(m,
2H),1.82−1.79(m,2H),1.32−1.
26(m,4H) IR(1/cm):3600−3200,1650,16
40,1540
【0070】
【化18】
【0071】(実施例8) (8−1) 3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)
安息香酸0.75gとO(4)−ベンジル−L−アスパ
ラギン酸 ベンジルエステル 1.50g、ベンゾトリ
アゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホ
スホニウム ヘキサフルオロホスファート 1.40g
のDMF溶液(30ml)に、氷冷下、トリエチルアミン
0.96gを加え、室温で3時間撹拌した。水を加え酢
酸エチルで抽出し、有機層を順に、希塩酸、水、飽和重
曹水、水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し、塩化メチレン−メタノール溶出画分より、N−
[3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ベンゾイ
ル]−O(4)−ベンジル−L−アスパラギン酸 ベン
ジルエステル1.23gを得た(収率73%,油状物
質)。
【0072】(8−2) 氷冷下、N−[3−(tert−
ブトキシカルボニルアミノ)ベンゾイル]−O(4)−
ベンジル−L−アスパラギン酸 ベンジルエステル
1.23gにトリフルオロ酢酸10mlを加え、1時間撹
拌した後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶かし、
飽和重曹水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、
減圧濃縮し、油状物質を得た。1−ベンジルオキシカル
ボニル−4−(カルボキシメトキシ)ピペリジン0.6
8gと上記油状物、ベンゾトリアゾール−1−イルオキ
シトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム ヘキサフル
オロホスファート1.02gのDMF溶液(30ml)
に、氷冷下、トリエチルアミン0.70gを加え、室温
で終夜撹拌した。水を加え酢酸エチルで抽出し、有機層
を順に、希塩酸、水、飽和重曹水、水で洗い、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキ
サン溶出画分より油状物質として、N−{3−[1−
(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン−4−イルオ
キシアセチルアミノ]ベンゾイル}−O(4)−ベンジ
ル−L−アスパラギン酸 ベンジルエステル1.12g
を得た(収率69%,油状物質)。
【0073】(8−3) 水素雰囲気下、N−{3−
[1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン−4−
イルオキシアセチルアミノ]ベンゾイル}−O(4)−
ベンジル−L−アスパラギン酸 ベンジルエステル1.
12g、10%パラジウム炭素0.5gのメタノール懸
濁液(20ml)を一夜撹拌した。触媒を水を用い濾過
し、濾液を減圧濃縮し、N−[3−(ピペリジン−4−
イルオキシアセチルアミノ)ベンゾイル]−L−アスパ
ラギン酸0.49gを得た(収率79%,無色結晶,融
点164−167℃)。このものの機器分析データは下
記の式17の構造式を支持する。
【0074】1H−NMR(D2O) δ(ppm):
7.20−7.17(m,1H),7.09−7.04
(m,2H),6.89−6.85(m,1H),4.4
5−4.43(m,1H),3.83(s,1H),3.
42−3.35(m,1H),2.89−2.82(m,
2H),2.68−2.64(m,1H),2.55−2.
50(m,1H),2.40−2.34(m,2H),
1.86−1.81(m,1H),1.28−1.19
(m,2H) IR(1/cm):3400−3200,1650,15
40
【0075】
【化19】
【0076】(試験例)ヒト洗浄血小板を用いたADP
(アデノシン2リン酸)、トロンビンおよびフィブリノ
ーゲン凝集抑制作用の測定を行った。
【0077】(1)多血小板血漿、洗浄血小板およびα
−キモトリプシン処理血小板の調製 3.8%クエン酸ナトリウムを10%添加したヒト全血
(ヒトの肘静脈から採血)を135×g(1100rp
m)で10分間遠心分離した後、上清を多血小板血漿
(PRP)として分取し、下層をさらに1600×g
(3000rpm)で10分間遠心分離して、上清に乏血
小板血漿(PPP)を得て、PRPとPPPをADP凝
集測定に用いた。
【0078】一方、0.5%BSA,5.5mMグルコー
ス含有HEPESバッファー(pH7.4)で平衡化し
たセファロース CL−2B カラム(ファルマシア社
製)にPRPを添加し、ボイド ボリウム(void volum
e)に溶離される分画を血小板浮遊液としてトロンビン
凝集測定に用いた。さらに、洗浄血小板にα−キモトリ
プシンを終濃度10U/mlとなるよう加えて室温で30
分間反応させた。その後、トリプシンーキモトリプシン
インヒビター(0.5mg/ml)を加えてプロテアーゼ
活性を止め、α−キモトリプシン処理血小板浮遊液とし
てフィブリノーゲン凝集に用いた。
【0079】(2)ADP凝集測定 PRPをPPPで希釈し、血小板数を20−30×1e
4/μlに調製し、ADPによる凝集反応をアグリゴメ
ーター(NBS製 HEMATRACER VI)で測
定した。まずPRP 0.2mlをアグリゴメーター用の
キュベットに入れ、25μlの被験薬物溶液または生理
食塩液(コントロール)を加えて37℃で5分間撹拌
(1000rpm)しながらインキュベーションした。そ
の後、ADP溶液25μlを添加し、凝集により生じた
透過光度の変化を経時的に記録した。
【0080】PRPおよびPPPの透過光度をそれぞれ
0および100%として凝集惹起物質添加時の最大透過
光度を最大凝集率とした。生理食塩液添加時の最大凝集
率に対する薬物添加時の最大凝集率をパーセントで表わ
し、凝集の50%阻害濃度(IC50)を算出した。結果
を表1に示す。
【0081】(3)トロンビン凝集測定 血小板浮遊液をHEPESバッファー(pH7.4)で
希釈して、血小板数を20−30×1e4/μlに調製
し、さらに塩化カルシウム、塩化マグネシウムを各々2
mM(終濃度)となるように添加した。この血小板浮遊
液を用い、HEPESバッファーを対照液としてADP
凝集測定と同じ方法でトロンビン添加による凝集を測定
した。生理食塩液添加時の最大凝集率に対する薬物添加
時の最大凝集率をパーセントで表わし、凝集の50%阻
害濃度(IC50)を算出した。結果を表1に示す。
【0082】(4)フィブリノーゲン凝集測定 α−キモトリプシン処理血小板浮遊液をHEPESバッ
ファー(pH7.4)で希釈して、血小板数を20−3
0×1e4/μlに調製し、さらに塩化カルシウム、塩
化マグネシウムを各々2mM(終濃度)、PGE1を1
μM(終濃度)となるよう加えた後、HEPESバッフ
ァーを対照液として、フィブリノーゲン(0.4mg/m
l)による凝集反応を測定した。生理食塩液添加時の最
大凝集率に対する薬物添加時の最大凝集率をパーセント
で表わし、凝集の50%阻害濃度(IC50)を算出し
た。結果を表1に示す。
【0083】
【表1】
【0084】(急性毒性)ICR系雄性マウス(5週
齢)を用いて、経口投与による急性毒性試験を行なっ
た。本発明のアスパラギン酸誘導体のLD50値はいずれ
も300mg以上であり、高い安全性が確認された。
【0085】
【発明の効果】上述した通り、本発明により新規なアス
パラギン酸誘導体が提供される。本発明のアスパラギン
酸誘導体は試験例に示されるように、フィブリノーゲン
凝集抑制作用を有するため、フィブリノーゲン等の粘着
蛋白質がGPIIb/IIIa受容体に結合することによっ
て起こる血小板の凝集が関与する疾患の予防剤および治
療薬として有効である。特に、抗血栓剤として有効であ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 38/00 AED C07D 211/40 211/46 211/56 C07K 5/083 8318−4H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記に示す式1で示されるアスパラギン酸
    誘導体。 【化1】 (式1中、Bは置換基で置換されていてもよい(C;0
    〜10)アルキレンを示し(前記置換基とは(C;1〜
    10)アルキル、アリール(C;0〜8)アルキル、
    (C;0〜10)アルキルアミノ、アシルアミノ、
    (C;1〜10)アルコキシ、アリール(C;0〜8)
    アルコキシ、(アリール(C;0〜8)アルキル)アミ
    ノ、ヒドロキシ、またはハロゲノを示す)、 Eは、置換基で置換されていてもよいオルト−、メタ
    −、またはパラ−フェニレン基、或いは置換基で置換さ
    れていてもよい(C;0〜10)アルキレンを示し(前
    記置換基とは(C;1〜10)アルキル、アリール
    (C;0〜8)アルキル、(C;0〜10)アルキルア
    ミノ、アシルアミノ、(C;1〜10)アルコキシ、ア
    リール(C;0〜8)アルコキシ、(アリール(C;0
    〜8)アルキル)アミノ、ヒドロキシ、またはハロゲノ
    を示す)、 Gはヒドロキシ、(C;0〜10)アルキルアミノ、ジ
    (C;0〜10)アルキルアミノ、(アリ−ル(C;1
    〜10)アルキル)アミノ、(C;1〜10)アルコキ
    シ、アリール(C;0〜8)アルコキシ、(C;1〜1
    0)アルキルカルボニルオキシ(C;1〜10)アルコ
    キシ、またはアリール(C;1〜10)アルキルカルボ
    ニルオキシ(C;1〜10)アルコキシを示し、 Lはヒドロキシ、(C;0〜10)アルキルアミノ、ジ
    (C;0〜10)アルキルアミノ、(アリ−ル(C;1
    〜10)アルキル)アミノ、(C;1〜10)アルコキ
    シ、アリール(C;0〜8)アルコキシ、(C;1〜1
    0)アルキルカルボニルオキシ(C;1〜10)アルコ
    キシ、アリール(C;1〜10)アルキルカルボニルオ
    キシ(C;1〜10)アルコキシ、或いはアミノ基で結
    合している、置換基で置換されていてもよいアミノ酸と
    そのエステル、またはアミノ基で結合している、置換基
    で置換されていてもよいα−アミノカルボン酸とそのエ
    ステルを示し(前記置換基とは、(C;1〜10)アル
    キル、アリール(C;0〜8)アルキル、またはハロゲ
    ノを示す)、 Aは式2に示す置換基を示す。また、Cは炭素を示
    す。) 【化2】 (式2中、Mは水素、(C;1〜10)アルキル、
    (C;1〜10)アルコキシカルボニル、またはアリー
    ル(C;0〜8)アルコキシカルボニルを示し、 Qは、水素、(C;1〜10)アルキル、アリール
    (C;0〜8)アルキル、(C;0〜10)アルキルア
    ミノ、アシルアミノ、(C;1〜10)アルコキシ、ア
    リール(C;0〜8)アルコキシ、ヒドロキシ、または
    ハロゲノを示す。また、Cは炭素を示す。)
  2. 【請求項2】請求項1に記載のアスパラギン酸誘導体を
    含有してなる医薬製剤。
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