JPH08114271A - 高真空圧バルブにおけるシールリングの取付け機構 - Google Patents

高真空圧バルブにおけるシールリングの取付け機構

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JPH08114271A
JPH08114271A JP6277047A JP27704794A JPH08114271A JP H08114271 A JPH08114271 A JP H08114271A JP 6277047 A JP6277047 A JP 6277047A JP 27704794 A JP27704794 A JP 27704794A JP H08114271 A JPH08114271 A JP H08114271A
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ring
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groove
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Tsuneo Ishigaki
垣 恒 雄 石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付溝へのシールリングの挿脱が容易で、し
かも捩じれることなく強固に取付けられる、高真空圧バ
ルブのシールリングの取付け機構を提供する。 【構成】 弁体23の弁座14との対向面に設けた取付
溝30を、該取付溝に挿入されたシールリング31が取
付溝内において僅かに移動可能な大きさとし、内側を円
筒面30a外側を開口側が縮径するテーパ面30bとす
る。また、円筒面の開口近くにテーパ面に向けて開口す
るリング溝32を設けて、この溝に、シールリングを固
定するための欠円状の固定リング33を取付ける。取付
溝への徐々の押し込みによってシールリング31に捩じ
れが生じても、取付溝内において捩じれを戻すことがで
き、シールリングは、固定リング33による押圧部及び
取付溝のテーパ面30bと底面30cとの圧接部の3点
において取付溝に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高真空圧バルブにおけ
る弁体に、弁座をシールするシールリングを取付けるシ
ールリングの取付け機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のポートと、これらのポートを連通
させる流路中の弁座と、該弁座を開閉する弁体とを備
え、該弁体の弁座との対向面に形成した環状の取付溝
に、上記弁座をシールするOリングを取付けた高真空圧
バルブは、既に知られている。上記公知の高真空圧バル
ブは、図4に示すように、弁体1における弁座2との対
向面に、両側壁を先細りのテーパ面3,3とした環状の
取付溝4を設けて、この取付溝4に、弁座2をシールす
るOリング5を、その一部を取付溝4から突出させて取
付けている。
【0003】この場合、取付溝4の開口幅をW、Oリン
グ5の線径をdとすると、W/d=0.85〜0.9と
して、即ち取付溝4の開口幅をOリング5の線径より1
0〜15%小さくすることによって、取付溝4からのO
リング5の抜け出しを防止している。また、取付溝4に
Oリング5を気密に取付けるためには、Oリング5に上
記範囲とほぼ同程度の潰し代を設けて取付溝4に取付け
る必要があるが、高真空圧バルブにおいては、高真空と
いう使用条件のために、Oリング5に、取付溝4への挿
入を容易にするための潤滑剤を塗布することができな
い。
【0004】高真空圧バルブにおいて、取付溝4にOリ
ング5を取付ける方法としては、Oリング5を取付溝4
に徐々に押し込む方法か、または図示を省略している治
具によりOリング5の幅を狭くして、全体を一度に取付
溝4に押し込む方法が採用されている。しかしながら、
Oリング5を徐々に押し込む方法は、押し込みによって
Oリングに捩じれが生じ、取付溝4への取付け後は、O
リング5が取付溝4の底面3aと両側のテーパ面3,3
との3面で押圧されるために捩じれが戻らないので、こ
の捩じれがリークの原因となる一方、治具によってOリ
ング5を取付ける方法は、生産現場においては問題がな
いが、Oリング5が傷付いたり破損したりした場合に、
ユーザーが現場において交換することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、取付溝へのシールリングの挿脱が容易で、
しかも捩じれることなく強固に取付けられる、高真空圧
バルブにおけるシールリングの取付け機構を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の高真空圧バルブにおけるシールリングの取
付け機構は、複数のポートと、これらのポートを連通さ
せる流路中の弁座と、該弁座を開閉する弁体とを備え、
該弁体の弁座との対向面に設けた環状の取付溝に上記弁
座をシールするシールリングを取付けた高真空圧バルブ
において、上記取付溝を、該取付溝内において上記シー
ルリングが僅かに移動可能な大きさとするとともに、開
口近くの側壁の少なくとも一方に、対向する側壁に向い
て開口するリング溝を設け、上記取付溝に挿入されたシ
ールリングを、上記リング溝に装着した固定リングによ
って取付溝の壁面に圧接させたことを特徴としている。
【0007】また、同様の課題を解決するため、上記取
付溝の側壁を、円筒面と開口側が縮径するテーパ面とす
るとともに、上記円筒面にリング溝を設け、上記取付溝
に挿入されたシールリングを、上記リング溝に装着した
固定リングによって取付溝のテーパ面と底面とに圧接さ
せたこと;または、取付溝の両側壁を円筒面とするとと
もに、これらの円筒面に、対向する側壁に向いて開口す
るリング溝をそれぞれ設け、上記取付溝に挿入されたシ
ールリングを、上記リング溝にそれぞれ装着した固定リ
ングによって取付溝の底面に圧接させたことを特徴とし
ている。
【0008】
【作用及び発明の効果】弁体に設けた取付溝にシールリ
ングを徐々に押し込んで挿入し、次いでリング溝に欠円
状の固定リングを取付けると、該固定シリングによって
シールリングが取付溝の壁面に圧接されるので、シール
リングを取付溝に気密に取付けることができる。
【0009】この場合、取付溝へのシールリングの押し
込みによってシールリングに多少の捩じれが生じても、
取付溝に挿入されたシールリングは取付溝内において僅
かに移動できるので、押し込みにより生じた捩じれを戻
すことができる。また、固定リングの取付けによって、
シールリングの外周面が取付溝の壁面に圧接されるの
で、シールリングが取付溝に気密に取付けられる。した
がって、治具を使用することなく、シールリングを現場
において容易に挿脱することができ、しかも固定リング
によって取付溝に圧接されるので、シールリングを強固
に取付けることができる。具体的には、シールリング
は、固定リングによる押圧部、及び取付溝のテーパ面と
底面、または固定リングによる2箇所の押圧部、及び取
付溝の底面との3点において圧接されるので、取付溝に
強固に取付けられる。
【0010】
【実施例】図1及び図2は本発明の第1実施例を示し、
この高真空圧バルブにおけるバルブボディ11は、直交
する方向に形成したポート12,13と、これらのポー
ト12と13を連通させる流路中の弁座14と、弁座1
4に対向する開口15とを備え、開口15にベローズプ
レート16を介して気密に取付けられたボンネット17
に、後記する弁体を駆動するための空気圧シリンダ19
のシリンダ20が形成されている。また、開口15とベ
ローズプレート16との間は、図示を省略しているシー
ル材によって気密にシールされている。
【0011】上記弁座14を開閉する弁体23の弁棒2
4は、ボンネット17を気密に貫通して空気圧シリンダ
19のピストン21に連結されており、弁体23とボン
ネット17との間に復帰ばね25が縮設されている。ま
た、ボンネット17には、ピストン21で区画されたベ
ローズプレート16側の圧力室26に圧縮空気を給排す
るポート27が開設されている。上記ベローズプレート
16の内周面と弁体23には、弁棒24を囲むベローズ
28の両端が気密に固着されており、ベローズプレート
16とベローズ28は、いずれも適宜の金属によって形
成されている。
【0012】弁体23における弁座14との対向面に
は、シールリング31を取付けるための環状の取付溝3
0が形成されている。図2に詳細を示す取付溝30は、
内周が円筒面30aとされ、外周は開口側が縮径するテ
ーパ面30bとされており、開口の幅W1 は、Oリング
で形成した上記シールリング31の線径dの92.5〜
95%とされている。また、取付溝30の幅及び深さ
は、取付溝30に挿入されたシールリング31が、取付
溝30内において径方向及び軸方向に僅かに移動可能な
大きさとされている。上記円筒面30aの外径は、弁座
14とシールリング31の内径より若干小径で、かつ弁
座14側に向けて延長されており、その突出長さは、取
付溝30に取付けられたシールリング31の取付溝から
の突出量より若干短くされている。また、円筒面30a
のテーパ面30bの先端とほぼ対向する箇所に、テーパ
面側に向けて開口するリング溝32が形成されており、
該リング溝32に、切欠部によって欠円状とされた金属
製の固定リング33が取付けられる。
【0013】上記第1実施例は、取付溝30にシールリ
ング31を徐々に押し込むことによって、治具を使用す
ることなく取付溝30にシールリング31が挿入され
る。この場合、取付溝30の開口幅W1 が公知の取付溝
30の開口幅Wに比べて広いので、押し込みによるシー
ルリング31の捩じれは殆ど生じない。また、捩じれが
生じても、取付溝30に単に挿入された状態では、シー
ルリング31が取付溝30内において僅かに移動できる
ので、捩じれを戻すことができる。次いで、リング溝3
2に固定リング33を取付けると、該固定リング33に
よりシールリング31が放射方向及び軸方向に押圧され
て、取付溝30のテーパ面30bと底面30cとに圧接
される。したがって、シールリング31は、固定リング
33による押圧部及び取付溝30のテーパ面30bと底
面30cへの圧接部との3点において、取付溝30に強
固にかつ気密に取付けられ、外周面の一部が取付溝30
から弁座14に向いて突出する。
【0014】この場合、固定リング33のリング溝32
への取付けによって、シールリング31に取付溝30の
シールに必要な潰し代が与えられることは、勿論であ
る。また、円筒面30aの弁座14側への突出長さが、
取付溝30に取付けられたシールリング31の取付溝3
0からの突出高さより短いので、円筒面30aの突出長
さが、バルブのコンダクタンス(流量特性)に影響を及
ぼすことはない。
【0015】シールリング31が破損しまたは傷付いた
場合には、固定リング33をリング溝32から取り外す
と、シールリング31を取付溝30から取り出すことが
できるので、ユーザーが現場において交換することがで
きる。したがって、シールリング31の取付溝30への
挿脱が容易で、しかもシールリング31を捩じれること
なく強固に取付溝30に保持することができる。
【0016】上記第1実施例は、ポート12を真空チャ
ンバにポート13を真空ポンプ等の真空源(真空チャン
バ及び真空ポンプは、いずれも図示省略)に接続されて
使用される。ポート27から圧力室26に圧縮空気を供
給すると、ピストン21及び弁体23が図において上動
するので、シールリング31が弁座14を開放してポー
ト12と13間の流路が連通し、圧力室26の圧縮空気
を外部に排出すると、復帰ばね25の付勢力により弁体
23とピストン21が復帰して、シールリング31が弁
座14を閉鎖する。この場合、弁座14の内径が円筒面
30aの内径より僅かに大きいので、シールリング31
を押し潰すことができる。
【0017】図3は本発明の第2実施例を示し、第2実
施例の弁体36に設けた環状の取付溝37は、内外両面
が円筒面37a,37aとして形成され、取付溝37の
開口幅W2 は、シールリング31の線径dより僅かに大
きくされている。また各円筒面37aの開口近くには、
対向して開口するリング溝38,38が形成されてい
る。第2実施例は、取付溝37にリールリング31を徐
々に押し込んだ後、リング溝38,38に固定リング3
3,33を取付けると、これらの固定リングによりシー
ルリング31が該リングの中心方向及び軸方向に押圧さ
れて、取付溝37の底面37bに圧接されるので、固定
リング33,33による押圧面及び取付溝37の底面3
7bとの3点によって、シールリング31を取付溝37
に強固にかつ気密に取付けることができる。第2実施例
の他の構成及び作用は第1実施例と同じであるから、説
明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦断面図である。
【図2】同じく要部の拡大断面図である。
【図3】第2実施例の要部の拡大断面図である。
【図4】公知のシールリングの取付け機構を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
12,13 ポート 14 弁座 23,36 弁体 30,37 取付
溝 30a,37a 円筒面 30b テーパ面 30c,37b 底面 31 シールリ
ング 32,38 リング溝 33 固定リン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のポートと、これらのポートを連通さ
    せる流路中の弁座と、該弁座を開閉する弁体とを備え、
    該弁体の弁座との対向面に設けた環状の取付溝に上記弁
    座をシールするシールリングを取付けた高真空圧バルブ
    において、 上記取付溝を、該取付溝内において上記シールリングが
    僅かに移動可能な大きさとするとともに、開口近くの側
    壁の少なくとも一方に、対向する側壁に向いて開口する
    リング溝を設け、 上記取付溝に挿入されたシールリングを、上記リング溝
    に装着した固定リングによって取付溝の壁面に圧接させ
    た、ことを特徴とする高真空圧バルブにおけるシールリ
    ングの取付け機構。
  2. 【請求項2】取付溝の側壁を、円筒面と開口側が縮径す
    るテーパ面とするとともに、上記円筒面にリング溝を設
    け、 上記取付溝に挿入されたシールリングを、上記リング溝
    に装着した固定リングによって取付溝のテーパ面と底面
    とに圧接させた、ことを特徴とする請求項1に記載した
    高真空圧バルブにおけるシールリングの取付け機構。
  3. 【請求項3】取付溝の両側壁を円筒面とするとともに、
    これらの円筒面に、対向する側壁に向いて開口するリン
    グ溝をそれぞれ設け、 上記取付溝に挿入されたシールリングを、上記リング溝
    にそれぞれ装着した固定リングによって取付溝の底面に
    圧接させた、ことを特徴とする請求項1に記載した高真
    空圧バルブにおけるシールリングの取付け機構。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1293329C (zh) * 2001-09-19 2007-01-03 速睦喜股份有限公司 提升型阀密封机构
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KR20180138496A (ko) * 2017-06-21 2018-12-31 현대위아 주식회사 차량용 구동계 시스템
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CN117901036B (zh) * 2024-03-20 2024-05-28 晋中宏泰液压机械有限公司 一种液压阀密封件安装设备

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