JPH0811468B2 - 熱転写インク媒体 - Google Patents
熱転写インク媒体Info
- Publication number
- JPH0811468B2 JPH0811468B2 JP4319560A JP31956092A JPH0811468B2 JP H0811468 B2 JPH0811468 B2 JP H0811468B2 JP 4319560 A JP4319560 A JP 4319560A JP 31956092 A JP31956092 A JP 31956092A JP H0811468 B2 JPH0811468 B2 JP H0811468B2
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- Japan
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- ink
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- medium
- transfer ink
- ink medium
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録装置におい
て記録紙に転写するためのインクを有する熱転写インク
媒体に関し、特に熱転写記録装置に備えられたインク塗
布機構により繰り返してインクが塗布される熱転写イン
ク媒体に関する。
て記録紙に転写するためのインクを有する熱転写インク
媒体に関し、特に熱転写記録装置に備えられたインク塗
布機構により繰り返してインクが塗布される熱転写イン
ク媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写インク媒体としては、常温
では固体であって加熱すると流動性が増加する性質を持
つ熱溶融性のインクを、塗工装置により長大な無地のフ
ィルム上に数μm程度の厚さに塗布し、これを所望の大
きさに切断して熱転写インク媒体として熱転写記録装置
で使用する形式のものがあった。
では固体であって加熱すると流動性が増加する性質を持
つ熱溶融性のインクを、塗工装置により長大な無地のフ
ィルム上に数μm程度の厚さに塗布し、これを所望の大
きさに切断して熱転写インク媒体として熱転写記録装置
で使用する形式のものがあった。
【0003】しかしながら、このような熱転写インク媒
体は、一般的に記録に際して一回しか使用できない。従
ってこのような熱転写インク媒体を使用する熱転写記録
装置では、記録紙と同量の長さの熱転写インク媒体を消
費することになり、多大な無駄が生じてランニングコス
トが高くなるという欠点があった。
体は、一般的に記録に際して一回しか使用できない。従
ってこのような熱転写インク媒体を使用する熱転写記録
装置では、記録紙と同量の長さの熱転写インク媒体を消
費することになり、多大な無駄が生じてランニングコス
トが高くなるという欠点があった。
【0004】そのため、最近ではこのような熱転写イン
ク媒体の無駄を無くすため、適当な長さの熱転写インク
媒体をエンドレス状に形成し、このエンドレス状熱転写
インク媒体に熱溶融性インクを塗布する機構を熱転写記
録装置内に内蔵させて、熱転写記録装置内でインクの塗
布及び記録を繰返し行うことができるようにした再生方
式の熱転写インク媒体が提案されている。
ク媒体の無駄を無くすため、適当な長さの熱転写インク
媒体をエンドレス状に形成し、このエンドレス状熱転写
インク媒体に熱溶融性インクを塗布する機構を熱転写記
録装置内に内蔵させて、熱転写記録装置内でインクの塗
布及び記録を繰返し行うことができるようにした再生方
式の熱転写インク媒体が提案されている。
【0005】このような熱転写インク媒体にインクを塗
布するために熱転写記録装置に設けられるインク塗布機
構は、水平に配設されたインク補充用ローラの一部分を
インク収容部内の加熱されて溶融したインクに浸漬し、
このインク補充用ローラの他の部分に接するように熱転
写インク媒体を張架し、熱転写インク媒体の送りと供に
インク補充用ローラを回転させることにより、インク収
容部内のインクを一旦、インク補充用ローラの表面に付
着させ、これをさらに熱転写インク媒体に付着させるよ
うにしている。
布するために熱転写記録装置に設けられるインク塗布機
構は、水平に配設されたインク補充用ローラの一部分を
インク収容部内の加熱されて溶融したインクに浸漬し、
このインク補充用ローラの他の部分に接するように熱転
写インク媒体を張架し、熱転写インク媒体の送りと供に
インク補充用ローラを回転させることにより、インク収
容部内のインクを一旦、インク補充用ローラの表面に付
着させ、これをさらに熱転写インク媒体に付着させるよ
うにしている。
【0006】上述のインク塗布機構によれば熱転写イン
ク媒体の全幅に渡ってインクが塗布されるが、熱転写記
録装置の印字領域が限られていることからインクの転写
は熱転写インク媒体の全幅に及ばず、インクの記録紙へ
の転写が行われない熱転写インク媒体の両側部には繰り
返し塗布されるインクが蓄積されることとなり、記録紙
を汚してしまうような問題がある。このような問題を解
決するために、熱転写インク媒体のインクを塗布すべき
インク領域の表面のインクとの濡れ性及び付着性を良く
し、インク領域以外の部分となる熱転写インク媒体両側
部の表面のインクとの濡れ性及び付着性を低下させて熱
転写インク媒体上のインク領域を規定したものがある
(特開昭61−41562号公報)。
ク媒体の全幅に渡ってインクが塗布されるが、熱転写記
録装置の印字領域が限られていることからインクの転写
は熱転写インク媒体の全幅に及ばず、インクの記録紙へ
の転写が行われない熱転写インク媒体の両側部には繰り
返し塗布されるインクが蓄積されることとなり、記録紙
を汚してしまうような問題がある。このような問題を解
決するために、熱転写インク媒体のインクを塗布すべき
インク領域の表面のインクとの濡れ性及び付着性を良く
し、インク領域以外の部分となる熱転写インク媒体両側
部の表面のインクとの濡れ性及び付着性を低下させて熱
転写インク媒体上のインク領域を規定したものがある
(特開昭61−41562号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように熱転写イ
ンク媒体のインク領域以外の部分の表面のインクとの付
着性を低下させても、インク領域以外の部分へのインク
の付着を完全に防止することは出来ず熱転写記録媒体が
熱転写記録装置へのインク補充用ローラ上を走行する際
に熱転写記録媒体のインク領域以外の部分にもインクが
付着してしまう。
ンク媒体のインク領域以外の部分の表面のインクとの付
着性を低下させても、インク領域以外の部分へのインク
の付着を完全に防止することは出来ず熱転写記録媒体が
熱転写記録装置へのインク補充用ローラ上を走行する際
に熱転写記録媒体のインク領域以外の部分にもインクが
付着してしまう。
【0008】また後に説明する図4のようにインク補充
用ローラ11がインク領域以外の熱転写インク媒体の両
側部にはインクを供給しなうようにしても熱転写インク
媒体が熱転写記録装置内でローラ間に張架されて走行さ
せられる際に斜行して走行方向と直角方向、すなわち幅
方向に徐々にずれて熱転写インク媒体のインク領域以外
の両側部にもインクが塗布されてしまう。
用ローラ11がインク領域以外の熱転写インク媒体の両
側部にはインクを供給しなうようにしても熱転写インク
媒体が熱転写記録装置内でローラ間に張架されて走行さ
せられる際に斜行して走行方向と直角方向、すなわち幅
方向に徐々にずれて熱転写インク媒体のインク領域以外
の両側部にもインクが塗布されてしまう。
【0009】また熱転写インク媒体に発生する静電気等
によりインクが付着した後、インク塗布機構部等におい
て熱が加わり結果として熱転写インク媒体両側部にイン
クが溶融して粘着した場合、インクとの濡れ性及び付着
性が悪いのでインクは隆起状態となり、記録紙と擦れる
ことにより記録紙が汚れたり、インク落ちにより装置が
汚れる等の欠点がある。
によりインクが付着した後、インク塗布機構部等におい
て熱が加わり結果として熱転写インク媒体両側部にイン
クが溶融して粘着した場合、インクとの濡れ性及び付着
性が悪いのでインクは隆起状態となり、記録紙と擦れる
ことにより記録紙が汚れたり、インク落ちにより装置が
汚れる等の欠点がある。
【0010】本発明の目的は、インク塗布機構を有する
熱転写記録装置で安定した画質を可能とする熱転写イン
ク媒体を提供することにある。
熱転写記録装置で安定した画質を可能とする熱転写イン
ク媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の熱転写インク媒
体は、熱転写記録装置に設けたインク塗布機構でインク
が塗布されてインク層が形成される熱転写インク媒体に
おいて、前記インク層を形成すべきインク領域以外の部
分にインク吸収部を設けたことを特徴とする。
体は、熱転写記録装置に設けたインク塗布機構でインク
が塗布されてインク層が形成される熱転写インク媒体に
おいて、前記インク層を形成すべきインク領域以外の部
分にインク吸収部を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の熱転写インク媒体によれば、インク領
域以外の部分に塗布されたインクはインク吸収部内に吸
収されるので、インク領域以外の部分にインク塗布機構
により塗布されしかも印字時に記録紙に転写されないイ
ンクによるインク隆起や熱転写インク媒体背面へのイン
ク回りが防止される。
域以外の部分に塗布されたインクはインク吸収部内に吸
収されるので、インク領域以外の部分にインク塗布機構
により塗布されしかも印字時に記録紙に転写されないイ
ンクによるインク隆起や熱転写インク媒体背面へのイン
ク回りが防止される。
【0013】
【実施例】次に、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら詳細に説明する。
照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例による熱転写イン
ク媒体の一部分の斜視図である。図2は図1に示す熱転
写インク媒体の厚さ方向を拡大して示した断面図であ
る。図3は図1に示す熱転写インク媒体を用いる熱転写
記録装置の断面図である。図4は図3のA部拡大斜視図
である。
ク媒体の一部分の斜視図である。図2は図1に示す熱転
写インク媒体の厚さ方向を拡大して示した断面図であ
る。図3は図1に示す熱転写インク媒体を用いる熱転写
記録装置の断面図である。図4は図3のA部拡大斜視図
である。
【0015】図1に示す熱転写インク媒体1は、熱伝導
性物質として数μmの粒径からから成るカーボンを高分
子成分であるアラミドあるいはポリイミドに対して5〜
50wt%を加えたものを10〜20μmの厚さに製膜
したしたものである。作成した熱転写インク媒体1の表
面抵抗は0.3〜1kΩである。次に、図2に示すよう
に熱溶融性インク16を塗布するインク領域18以外の
熱転写インク媒体1の両側部を化学処理することによ
り、孔径が1〜1000μm、深さが5〜10μmの多
孔質部からなるインク吸収部2を成形した。インク領域
18は、熱転写記録装置における最大印字領域とほぼ同
一の幅とした。
性物質として数μmの粒径からから成るカーボンを高分
子成分であるアラミドあるいはポリイミドに対して5〜
50wt%を加えたものを10〜20μmの厚さに製膜
したしたものである。作成した熱転写インク媒体1の表
面抵抗は0.3〜1kΩである。次に、図2に示すよう
に熱溶融性インク16を塗布するインク領域18以外の
熱転写インク媒体1の両側部を化学処理することによ
り、孔径が1〜1000μm、深さが5〜10μmの多
孔質部からなるインク吸収部2を成形した。インク領域
18は、熱転写記録装置における最大印字領域とほぼ同
一の幅とした。
【0016】図3に示す熱転写記録装置は、サーマルヘ
ッド4とプラテンローラ3と、記録紙10を送り出すピ
ックローラ17とからなる用紙給紙系と、熱転写インク
媒体1をフィードするフィードローラ6と、熱転写イン
ク媒体1にテンションを与えるテンションローラ8と、
ガイドローラ9及び熱転写インク媒体1の斜行補正機構
7とからなるフィルム走行系と、熱溶融性インク16を
収容するインク収容部15とヒータ14と、インク補充
用ローラ11と、サブローラ12と、サブインク部材1
3とから成るインク塗布機構部とで構成されている。
ッド4とプラテンローラ3と、記録紙10を送り出すピ
ックローラ17とからなる用紙給紙系と、熱転写インク
媒体1をフィードするフィードローラ6と、熱転写イン
ク媒体1にテンションを与えるテンションローラ8と、
ガイドローラ9及び熱転写インク媒体1の斜行補正機構
7とからなるフィルム走行系と、熱溶融性インク16を
収容するインク収容部15とヒータ14と、インク補充
用ローラ11と、サブローラ12と、サブインク部材1
3とから成るインク塗布機構部とで構成されている。
【0017】エンドレス状の熱転写インク媒体1は図3
に示すようにサーマルヘッド4と斜行補正機構7及び各
ローラを内側にするように装置にセットされる。熱転写
インク媒体1はプラテンローラ3とフィードローラ6に
より搬送され、サーマルヘッド4とプラテンローラ3に
より記録紙10に密着、押圧される。テンションローラ
8は熱転写インク媒体1に一定のテンションを与える。
またエンドレス状の熱転写インク媒体1をローラで駆動
する際、駆動機構の寸法誤差、熱転写インク媒体1の寸
法誤差、あるいは熱転写インク媒体1に働く摩擦抵抗の
不均一等により、熱転写インク媒体1がその進行方向と
直角の方向(幅方向)に徐々にずれ(斜行)していく
が、斜行補正機構7により1〜2mm以内に斜行量を制
限することができる。この斜行補正機構7は熱転写イン
ク媒体1が掛け渡されるローラを熱転写インク媒体1の
幅方向のずれに応じて傾けてそのずれを戻すように作用
するものである。
に示すようにサーマルヘッド4と斜行補正機構7及び各
ローラを内側にするように装置にセットされる。熱転写
インク媒体1はプラテンローラ3とフィードローラ6に
より搬送され、サーマルヘッド4とプラテンローラ3に
より記録紙10に密着、押圧される。テンションローラ
8は熱転写インク媒体1に一定のテンションを与える。
またエンドレス状の熱転写インク媒体1をローラで駆動
する際、駆動機構の寸法誤差、熱転写インク媒体1の寸
法誤差、あるいは熱転写インク媒体1に働く摩擦抵抗の
不均一等により、熱転写インク媒体1がその進行方向と
直角の方向(幅方向)に徐々にずれ(斜行)していく
が、斜行補正機構7により1〜2mm以内に斜行量を制
限することができる。この斜行補正機構7は熱転写イン
ク媒体1が掛け渡されるローラを熱転写インク媒体1の
幅方向のずれに応じて傾けてそのずれを戻すように作用
するものである。
【0018】インク収容部15は、熱伝導性のよいアル
ミ等の金属より成り、内部に熱溶融性インク16を収容
する。インク収容部15の底面には熱溶融性インク16
の融点よりも若干高いある一定の温度を維持するヒータ
14が固定されており、インク収容部15の中の熱溶融
性インク16を液体状に溶かしている。また、インク補
充用ローラ11はステンレスまたはアルミのローラ(肉
厚が1〜2mmの管を使用)表面をサンドブラストある
いはナール溝等の加工にて粗面状にしたものである。イ
ンク補充用ローラ11はガイドローラ9に接続したギア
より駆動され、熱転写インク媒体1と同方向,同一周速
度で回転する。そしてインク補充用ローラ11の直後
で、ガイドローラ9の手前に回転しないサブインク部材
13が設けられている。
ミ等の金属より成り、内部に熱溶融性インク16を収容
する。インク収容部15の底面には熱溶融性インク16
の融点よりも若干高いある一定の温度を維持するヒータ
14が固定されており、インク収容部15の中の熱溶融
性インク16を液体状に溶かしている。また、インク補
充用ローラ11はステンレスまたはアルミのローラ(肉
厚が1〜2mmの管を使用)表面をサンドブラストある
いはナール溝等の加工にて粗面状にしたものである。イ
ンク補充用ローラ11はガイドローラ9に接続したギア
より駆動され、熱転写インク媒体1と同方向,同一周速
度で回転する。そしてインク補充用ローラ11の直後
で、ガイドローラ9の手前に回転しないサブインク部材
13が設けられている。
【0019】次に図3に示す熱転写記録装置の動作を説
明する。モータ5から連結したギア(図示されていな
い)によりピックローラ17が回転し、記録紙10をプ
ラテンローラ3に送る、ついでサーマルヘッド4に、図
示されていない制御回路から駆動信号が与えられ、サー
マルヘッド4の熱で熱転写インク媒体1の一部が加熱さ
れ、溶融した熱溶融性インク16は記録紙10に転写さ
れる。
明する。モータ5から連結したギア(図示されていな
い)によりピックローラ17が回転し、記録紙10をプ
ラテンローラ3に送る、ついでサーマルヘッド4に、図
示されていない制御回路から駆動信号が与えられ、サー
マルヘッド4の熱で熱転写インク媒体1の一部が加熱さ
れ、溶融した熱溶融性インク16は記録紙10に転写さ
れる。
【0020】一方、熱転写インク媒体1はサーマルヘッ
ド4を通りインク塗布機構部に搬送される。このインク
塗布機構部の中で熱転写インク媒体1は図4に示す矢印
の方向に搬送され、インク補充用ローラ11より熱転写
インク媒体1の一方の表面に熱溶融性インク16が供給
される。インク補充用ローラ11により供給された熱転
写インク媒体1の表面のインク層はインク補充用ローラ
11の表面が砂目状あるいはナール溝状のため、転写さ
れたインク層にむらが生じている。そのために熱溶融性
インク16が凝固しないうちに平滑な平面を持つ丸棒
(ステンレスまたはアルミハクから成る)またはワイヤ
ーを巻いた丸棒あるいは旋盤もしくは化学処理等で所定
の溝を形成した丸棒からなるサブインク部材13(これ
も熱溶融性インク16の融点以上の温度になるように制
御されている)によりインク層表面を擦ることによって
熱転写インク媒体1上に平滑なインク層を形成する。
ド4を通りインク塗布機構部に搬送される。このインク
塗布機構部の中で熱転写インク媒体1は図4に示す矢印
の方向に搬送され、インク補充用ローラ11より熱転写
インク媒体1の一方の表面に熱溶融性インク16が供給
される。インク補充用ローラ11により供給された熱転
写インク媒体1の表面のインク層はインク補充用ローラ
11の表面が砂目状あるいはナール溝状のため、転写さ
れたインク層にむらが生じている。そのために熱溶融性
インク16が凝固しないうちに平滑な平面を持つ丸棒
(ステンレスまたはアルミハクから成る)またはワイヤ
ーを巻いた丸棒あるいは旋盤もしくは化学処理等で所定
の溝を形成した丸棒からなるサブインク部材13(これ
も熱溶融性インク16の融点以上の温度になるように制
御されている)によりインク層表面を擦ることによって
熱転写インク媒体1上に平滑なインク層を形成する。
【0021】インク補充用ローラ11は熱転写インク媒
体1のインク領域18と共に長さが熱転写記録装置の最
大印字領域の幅とほぼ同一であり、この最大印字領域に
対応して位置する。インク補充用ローラ11の両端に延
長してインク補充用ローラ11と同径同軸で回転しない
サブローラ12が設けられ、熱転写インク媒体1の両側
部を受けて熱転写インク媒体1を幅方向全体に渡って折
れ目を生じることなく一様に張架し、しかもこの両側部
にインクが供給されないようにしている。
体1のインク領域18と共に長さが熱転写記録装置の最
大印字領域の幅とほぼ同一であり、この最大印字領域に
対応して位置する。インク補充用ローラ11の両端に延
長してインク補充用ローラ11と同径同軸で回転しない
サブローラ12が設けられ、熱転写インク媒体1の両側
部を受けて熱転写インク媒体1を幅方向全体に渡って折
れ目を生じることなく一様に張架し、しかもこの両側部
にインクが供給されないようにしている。
【0022】サブインク部材13の最大印字領域に対応
する部分以外の両端部にはサブローラ12と同程度の幅
の表面が平滑な部分が設けられている。従って熱転写イ
ンク媒体1のインク領域18に塗布された熱溶性インク
16はサブインク部材13でインク領域18から多少が
はみ出て両側部のインク吸収部2に付着する。さらに熱
転写インク媒体1の斜行によってもインク吸収部2にイ
ンクが塗り付けられることとなる。
する部分以外の両端部にはサブローラ12と同程度の幅
の表面が平滑な部分が設けられている。従って熱転写イ
ンク媒体1のインク領域18に塗布された熱溶性インク
16はサブインク部材13でインク領域18から多少が
はみ出て両側部のインク吸収部2に付着する。さらに熱
転写インク媒体1の斜行によってもインク吸収部2にイ
ンクが塗り付けられることとなる。
【0023】しかし、インク吸収部2に塗り付けられた
溶融したインク16は多孔質層内に吸収されるのでイン
ク吸収部2の表面でのインク隆起や熱転写イク媒体1の
背面へのインク回りを防ぐことができる。
溶融したインク16は多孔質層内に吸収されるのでイン
ク吸収部2の表面でのインク隆起や熱転写イク媒体1の
背面へのインク回りを防ぐことができる。
【0024】尚、本実施例に用いた熱溶融性インク16
は顔料,カルナウバワックス,エステルワックス,オイ
ル,その他から組成され、融点が70〜75℃,粘度が
50〜1000cps(90℃)の黒色インクである。
は顔料,カルナウバワックス,エステルワックス,オイ
ル,その他から組成され、融点が70〜75℃,粘度が
50〜1000cps(90℃)の黒色インクである。
【0025】インク吸収部は、本実施例のように熱転写
インク媒体に化学処理を施して多孔質部を設けたものの
ほかに、熱転写インク媒体に予め多孔質に成形されたテ
ープを貼り付けたものや、微細な繊維を集合したテープ
を熱転写インク媒体に貼り付けたものでもよい。
インク媒体に化学処理を施して多孔質部を設けたものの
ほかに、熱転写インク媒体に予め多孔質に成形されたテ
ープを貼り付けたものや、微細な繊維を集合したテープ
を熱転写インク媒体に貼り付けたものでもよい。
【0026】さらに特定の専用の帳票にのみ印字するよ
うな熱転写記録装置において、その帳票,の書式によっ
て熱転写インク媒体の幅方向における中央部に全く印字
がされず記録紙へのインクの転写が行われない部分があ
る場合には、このような熱転写インク媒体の中央部にイ
ンク吸収部を設けてもよい。
うな熱転写記録装置において、その帳票,の書式によっ
て熱転写インク媒体の幅方向における中央部に全く印字
がされず記録紙へのインクの転写が行われない部分があ
る場合には、このような熱転写インク媒体の中央部にイ
ンク吸収部を設けてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、熱転写記
録装置のサーマルヘッドで局部的に加熱された部分を記
録紙に転写するための熱溶融性のインク層が形成された
熱転写インク媒体であってそのインク層が熱転写記録装
置内に設けたインク塗布機構でのインク塗布によって形
成されるものの熱転写記録装置の最大印字領域に対応す
るインクが塗布されるべきインク領域以外の両側部等に
インク吸収部を設けることにより、熱転写インク媒体の
両側部でのインク隆起や背面へのインク回りを防ぐこと
ができ、記録紙及び熱転写記録装置を汚すことがなく、
高画質の記録が得られ信頼性の高い熱転写記録を提供す
ることができる。
録装置のサーマルヘッドで局部的に加熱された部分を記
録紙に転写するための熱溶融性のインク層が形成された
熱転写インク媒体であってそのインク層が熱転写記録装
置内に設けたインク塗布機構でのインク塗布によって形
成されるものの熱転写記録装置の最大印字領域に対応す
るインクが塗布されるべきインク領域以外の両側部等に
インク吸収部を設けることにより、熱転写インク媒体の
両側部でのインク隆起や背面へのインク回りを防ぐこと
ができ、記録紙及び熱転写記録装置を汚すことがなく、
高画質の記録が得られ信頼性の高い熱転写記録を提供す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例の熱転写インク媒体の一部を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】図1に示す熱転写インク媒体の断面図である。
【図3】図1に示す熱転写インク媒体を用いた熱転写記
録装置の断面図である。
録装置の断面図である。
【図4】図3のA部拡大斜視図である。
1 熱転写インク媒体 2 インク吸収部 3 プラテンローラ 4 サーマルヘッド 5 モータ 6 フィードローラ 7 斜行補正機構 8 テンションローラ 9 ガイドローラ 10 記録紙 11 インク補充部材 12 サブローラ 13 サブインク部材 14 ヒータ 15 インク収容部 16 熱溶融性インク 17 ピックローラ
Claims (6)
- 【請求項1】 熱転写記録装置に設けたインク塗布機構
でインクが塗布されてインク層が形成される熱転写イン
ク媒体において、前記インク層を形成すべきインク領域
以外の部分にインク吸収部を設けたことを特徴とする熱
転写インク媒体。 - 【請求項2】 インク吸収部は多孔質な部分からなる請
求項1記載の熱転写インク媒体。 - 【請求項3】 インク吸収部は化学処理により形成され
た多孔質な部分からなる請求項2記載の熱転写インク媒
体。 - 【請求項4】 インク吸収部は多孔質なテープが貼り付
けられたものである請求項2記載の熱転写インク媒体。 - 【請求項5】 インク吸収部は繊維の集合からなるテー
プが貼り付けられたものである請求項1記載の熱転写イ
ンク媒体。 - 【請求項6】 両側部にインク吸収部を設けた請求項
1,2,3,4または5記載の熱転写インク媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4319560A JPH0811468B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 熱転写インク媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4319560A JPH0811468B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 熱転写インク媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06166232A JPH06166232A (ja) | 1994-06-14 |
| JPH0811468B2 true JPH0811468B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=18111630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4319560A Expired - Fee Related JPH0811468B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 熱転写インク媒体 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JPH0811468B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP4319560A patent/JPH0811468B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JPH06166232A (ja) | 1994-06-14 |
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