JPH08114952A - 像形成物質除去装置 - Google Patents

像形成物質除去装置

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JPH08114952A
JPH08114952A JP27591494A JP27591494A JPH08114952A JP H08114952 A JPH08114952 A JP H08114952A JP 27591494 A JP27591494 A JP 27591494A JP 27591494 A JP27591494 A JP 27591494A JP H08114952 A JPH08114952 A JP H08114952A
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image
forming substance
paper
heating
pressing
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JP27591494A
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Sotohiro Tsujihara
外博 辻原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像形成物質除去により濡れた像保持体を加熱
部材に押圧する押圧部材と加熱部材との接触領域近傍か
ら、液体蒸気を効率的に排除して種々の不具合の発生を
防止する。 【構成】 紙押圧用ベルト63と加熱ドラム61との圧
接部である挾持搬送領域において、紙押圧用ベルト63
が加熱ドラム61に接触しない、図中Aで示す非接触部
を設定する。このため、該ベルト63を加熱ドラム61
より外側へ引っ張るように支持するギャップローラ68
と、該領域において紙押圧用ベルト63側から加熱ドラ
ム61側へ適切な押圧力を与え、非接触部の幅を変える
押当部材として、押当ローラ67a,67bを配設して
いる。。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置によって表面に画像形
成物質が付着した記録済みの像保持体から像形成物質を
除去して像保持体を再生するために像保持体に少なくと
も液体付与処理を行う像保持体の像形成物質除去装置に
関する。詳しくは、像保持体を加熱する加熱部材に該像
保持体を押圧する像保持体押圧部材を有する像形成物質
除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み像保持体としての用紙か
らトナーなどの像形成物質を除去して像保持体を再生す
る方法及びその装置としては種々のものが知られてい
る。例えば溶剤を使用するものとして特開平1−101
576号公報には、トナーが付着された用紙をトナー樹
脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、溶
剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質除
去方法が開示されている。また、特開平4−30039
5号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧ある
いは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、溶
解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械剥
離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像形成物
質除去方法が開示されている。
【0003】また、先に本出願人は、記録済み像保持体
に、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶液、
水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水溶性
ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少なく
とも1種の水あるいは水溶液を保持させるとともに、剥
離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加熱接着
もしくは加圧接着して像保持体から剥離する像形成物質
除去方法を提案した(例えば、特願平4−255916
号参照)。これによれば、像保持体の紙質を比較的損傷
することなく、像形成物質のみを除去することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらのように、表面
に像形成物質が付着した像保持体から像形成物質を除去
して像保持体を再生するために像保持体に少なくとも液
体付与処理を行う場合には、再生後の取り扱いの便宜の
ために像形成物質除去後に像保持体に付着している液体
を除去して像保持体を乾燥させることが望ましい。
【0005】そこで、表面に像形成物質が付着した像保
持体に液体を付与して、該表面と像形成物質との付着を
不安定にする不安定化液を付与する不安定化液付与手段
と、該表面上の像形成物質に、像形成物質に対して該表
面よりも大きい付着力を有する剥離体を接触させた後
に、該表面と該剥離体とを離間させる像形成物質剥離手
段とを有する像保持体の再生装置において、像形成物質
剥離後の像保持体を乾燥させる手段を設けたものが提案
されている(例えば、特願平5−269873号参
照)。
【0006】ところが、その後の研究により、像保持体
の仕上げ効果を維持するためには、像保持体を乾燥させ
る乾燥手段と、表面が、該状態の像保持体に接触する領
域を含む閉じた経路内で無端移動するように駆動され、
該像保持体を該加熱部材に押圧する像保持体押圧部材と
を有する仕上げ装置において、該保持体押圧部材近傍に
溜った液体蒸気が種々の不具合を発生させることが判っ
てきた。具体的には、上記像保持体押圧部材を使用して
いると、該像保持体押圧部材が加熱部材に像保持体を押
圧する接触領域に、像保持体から蒸発した液体蒸気が溜
り、ここに溜った蒸気は、像保持体押圧部材の移動に伴
って像保持体とともに、該接触領域を脱していく。そし
て、この接触領域を脱する付近で液体蒸気が発散し、発
散した液体蒸気が像保持体を再び濡らしたり、付近の像
保持体搬送用部材に付着結露し、像保持体のジャムを引
き起こしたりするという不具合が発生することがある。
また、液を含み長さがある程度伸びた像保持体が、上記
接触領域において、像保持体接触部材と加熱部材との間
に挾まれてグリップされた状態のまま、乾燥されてしま
うと、元の長さに戻れずに、伸びたまま仕上がってしま
うという不具合も発生する。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、上記接触領域近傍の
液体蒸気を効率的に排除して上記不具合の発生を防止で
きる像形成物質除去装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の像形成物質除去装置は、表面に像形成物
質が付着した像保持体から像形成物質を除去して像保持
体を再生するために像保持体に少なくとも液体付与処理
を行う像保持体の像形成物質除去装置において、像形成
物質が除去された後に該液体が付着したままの状態の像
保持体を乾燥させるための加熱部材と、表面が、該状態
の像保持体に接触する接触領域を含む閉じた経路内で無
端移動するように駆動され、該像保持体を該加熱部材に
押圧する像保持体押圧部材と、該接触領域内において、
該像保持体押圧部材を部分的に像保持体に接触しないよ
うにガイドするガイド部材と、該ガイド部材により該像
保持体押圧部材が像保持体から離間する箇所近傍に気流
を発生させる送風装置と、該ガイド部材の移動させる移
動装置と、該移動装置に該ガイド部材の移動位置を指示
する指示手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1の像形成物質除去装置においては、液
体が付着したままの状態の像保持体を、像保持体押圧部
材により加熱部材に押圧する接触領域内で、ガイド部材
により、像保持体押圧部材を部分的に像保持体に接触し
ないようにガイドする。これにより、このガイドされて
いる部分では、像保持体押圧部材が像保持体から離間す
る。この離間箇所近傍に送風装置により気流を発生させ
て、該接触領域近傍の液体蒸気を装置内の他の箇所ある
いは装置外に排出する。そして、該ガイド部材を、指示
手段に指示に基づいて移動装置により移動させ、像保持
体押圧部材と加熱部材とを部分的に離間させる箇所を、
像保持体の種類や像保持体の液体保持量などにより、適
切な選択する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を転写型の電子写真複写機によ
って像を形成した像保持体としての転写紙から、像形成
物質としての疎水性でかつ熱可撓性の電子写真用トナー
(以下、トナーという)を取り除く像保持体からの像形
成物質除去装置(以下、トナー除去装置という)に適用
した実施例について説明する。
【0011】まず、本発明を適用できるトナー除去装置
の一例の概略について説明する。図1において、このト
ナー除去装置は、積載状態で収容しているトナー像が形
成された転写紙10を一枚づつ分離給送する給紙ユニッ
ト20と、給紙ユニット20から送られてきた転写紙1
0に液を供給する液供給ユニット30と、液が供給され
た転写紙10からトナーを剥離する剥離手段としてのト
ナー剥離ユニット40と、トナーが除去された転写紙1
0を像保持体乾燥手段によって乾燥させて仕上げる仕上
げ装置としての乾燥ユニット60と、乾燥ユニット60
から排出される転写紙10を受ける紙受けユニット70
とを備えている。
【0012】上記給紙ユニット20は、トナー像が形成
された面(以下、トナー像面という)を下に向けて給紙
台21上に積載された転写紙10を最下部のものから給
紙ローラ22で給紙し、分離ローラ対23で重送紙を分
離して一枚の転写紙10のみを給紙搬送ローラ対24で
送り出すものである。その具体的な構成及び動作は電子
写真複写機における給紙機構と同様であるので、詳細な
説明は省略する。
【0013】上記液供給ユニット30は、水又は転写紙
10への浸透性を向上させるために界面活性剤を含んだ
水溶液などの液31を転写紙10に供給するものであ
る。図示の例では、液を収容する液容器32と、この液
容器32中の液中に部分的に没するように設けられ回転
によって液を汲み上げて転写紙10のトナー像面に供給
する塗布ローラ33と、紙搬送経路を挟んでこの塗布ロ
ーラ33に対向するように設けられた紙規制部材として
の規制ローラ34とを備えている。この塗布ローラ33
としては、保液性を有する材質、例えば、親水性多孔質
材質、スポンジなどからなるローラや、ゴムなどの弾性
体又は金属などの剛体からなるローラなどを用いること
ができる。
【0014】また、この液供給ユニット30には、給紙
ユニット20から送られてくる転写紙10を塗布ローラ
33と規制ローラ34との対向部(以下、液供給部とい
う)に案内する第1紙ガイド機構35と、液供給部を通
過した転写紙10をトナー剥離ユニット40側に案内す
る第2紙ガイド機構36とを備えている。
【0015】上記トナー剥離ユニット40は、複数のベ
ルト支持ローラ(以下、支持ローラという)41,4
2,43に掛け回された剥離ベルトとしてのトナーオフ
セット用ベルト(以下、オフセットベルトという)44
と、オフセットベルト44を挟んで互いに圧接し合うよ
うに設けられた加熱ランプ45a,46a内蔵の上下加
熱ローラ45,46と、オフセットベルト44表面から
トナーを除去するベルトクリーニング装置47とを備え
ている。このオフセットベルト44の少なくとも表面
は、軟化したトナーに対して、転写紙10の表面と該ト
ナーとの付着力より大きい付着力を有する材料で形成さ
れている。例えばベルト自体がアルミ系、銅系、ニッケ
ル系など金属材料、又は酸化チタンを分散させたポリエ
チレンテレフタレート(PET)などの高分子系材料で
形成されている。
【0016】このオフセットベルト44を支持する支持
ローラのうち、上下加熱ローラ45,46の加圧部を通
過した後のベルト部分が巻き付く支持ローラ(以下、分
離ローラという)43の回りで、ベルトの移動方向を急
激に変化させて、オフセットベルト44からの転写紙1
0の曲率分離を行わせるになっている。またこのベルト
の移動方向の変化を大きくするための案内ローラ48
や、テンションローラ49も設けられている。
【0017】また、上記上下加熱ローラ45,46は、
転写紙10のトナー像面をオフセットベルト44に密着
させるとともに転写紙10に固着しているトナーを加熱
して軟化させるものである。
【0018】また、上記ベルトクリーニング装置47
は、オフセットベルト44周面に断続的な引っ掻き力を
及ぼして付着トナーを除去する回転ブラシローラ50
と、この回転ブラシローラ50よりもベルト移動方向下
流側で、ベルト周面に接触し摩擦力によるスクラブで付
着トナーを除去するパッド51とを備え、これらにより
ベルト周面から除去されたトナーをユニットケーシング
52内に収容するようになっている。
【0019】また、このトナー剥離ユニット40には、
液供給ユニット30側から送られてくる転写紙10を、
加圧部に進入させるための挾持搬送手段としての中継搬
送ローラ対53、オフセットベルト44から曲率分離さ
れた転写紙10を乾燥ユニット60側に案内するための
ガイド部材54も設けられている。
【0020】上記乾燥ユニット60は、例えば転写紙1
0の液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙
10を乾燥させるものであり、加熱ランプ61a内蔵の
例えばアルミからなる加熱部材としての加熱ドラム61
と、複数の支持ローラ62に掛け渡され、該加熱ドラム
61の周面に一定角度巻きついた状態で無端移動する像
保持体押圧部材としての紙押圧用ベルト63とから構成
されている。図示の例では一つの支持ローラ62がテン
ションローラを兼ねている。上記紙押圧用ベルト63の
材質としては、耐熱性や通気性を備えた材質、例えばキ
ャンバス地、木綿地、テトロン地などの布を用いること
ができる。
【0021】また、この乾燥ユニット60には、加熱ド
ラム61と紙押圧用ベルト63との挾持領域を抜け出し
た転写紙10をガイドする上下ガイド部材64と、これ
によりガイドされてきた転写紙10を紙受けユニット7
0の紙受け面上に排紙するための排紙ローラ対65が設
けられている。
【0022】以上の構成において、給紙ユニット20か
ら送られた転写紙10は、液供給ユニット30でそのト
ナー像面に液が均一に供給され、トナー剥離ユニット4
0に送られる。このトナー剥離ユニット40で、転写紙
10に固着しているトナーが加熱ローラ45,46から
の加熱で軟化し、オフセットベルト44表面に付着す
る。そして分離ローラ43の回りで転写紙10とオフセ
ットベルト44から分離する際に、オフセットベルト4
4表面に付着したトナーが転写紙10から剥離し、これ
により、転写紙10からトナーが除去される。トナーが
除去された転写紙10は乾燥ユニット60で乾燥され、
紙受けユニット70に排出される。
【0023】以上の構成によれば、トナーが付着した転
写紙10に液を供給して転写紙10のトナーとの界面部
に液を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、紙繊
維を傷めることなく、トナーを除去できる。
【0024】また、乾燥ユニット60には吸水性を有す
る紙押圧用ベルト63を転写紙10に接触させているの
で、加熱ドラム61内部の加熱ランプ61aからの加熱
による乾燥に加えて、この紙押圧用ベルト63に転写紙
10の液31を付着させることによる乾燥促進機能も発
揮させることができる。
【0025】ところで、図1のトナー除去装置におい
て、上記紙押圧用ベルト63は上記挾持領域で搬送され
る転写紙10や加熱ドラム61を介して、該加熱ドラム
61に内蔵される加熱ランプ61aからの比較的強い加
熱作用を受けるが、この挾持搬送領域では、加熱ランプ
61aからの熱は主に転写紙10に付着している液31
の気化に向けられるので、紙押圧用ベルト63は、転写
紙10から移った液31である程度濡れた状態のままこ
の挾持搬送領域を脱する。そしてこの紙押圧用ベルト6
3の濡れは、転写紙10が加熱ドラム61との挾持搬送
領域に存在しないときの加熱ドラム61との直接接触な
どにより付着している液31が蒸発してある程度緩和さ
れる。
【0026】ここで、転写紙10の乾燥によって蒸発し
た水分は、接触部に溜まり、仕上げ装置の出口側より転
写紙と一緒に排出される。このため、この蒸気が仕上げ
装置の出口付近で発散することによって出口側の搬送部
で結露して、乾燥させた転写紙を再び濡らし、転写紙1
0のジャムを引き起こす原因となっていた。
【0027】以下、図2を用いて上記不具合を解決する
乾燥ユニット60の構成例について説明する。図2にお
いては、図1の乾燥ユニット60と異なり、入り口に、
トナー剥離ユニット40からの転写紙10を支持する転
写紙ガイド板54を設け、紙押圧用ベルト63と加熱ド
ラム61との圧接部である挾持搬送領域に上方から侵入
させて該領域を通過させた後に下方から排出させるよう
に構成し、かつ、該領域において、紙押圧用ベルト63
が加熱ドラム61に接触しない、図中Aで示す非接触部
を設定するため、該ベルト63を加熱ドラム61より外
側へ引っ張るように支持するギャップローラ68と、該
領域において紙押圧用ベルト63側から加熱ドラム61
側へ適切な押圧力を与え、非接触部の幅を変える押当部
材として、押当ローラ67a,67bを配設している。
そして、非接触部を通過する転写紙10がギャップロー
ラ68に巻き付くのを防止するため、ガイド板69を設
けている。そして、乾燥後の転写紙10を加熱ドラム6
1から確実に剥がして排出するために、該ドラム61に
転写紙10の先端が接触あるいは近接するように分離爪
66を設けている。なお、紙押圧用ベルト63、ギャッ
プローラ68は、乾燥促進機能を発揮するのに適した、
綿、絹などの吸水性に優れた材質を用いるとよい。
【0028】上記構成において、転写紙10は剥離転写
終了後、入口ガイド板54に沿って加熱ドラム61と紙
押圧用ベルト63とで転写紙を挾持する挾持領域に搬送
され、加熱ドラム61による熱、及び挾持領域における
圧力により乾燥仕上げが行われる。そして、非接触部で
乾燥によって発生した蒸気を除去し、再び紙押圧用ベル
ト63でグリップされながら乾燥仕上げが行われる。こ
こで、この乾燥効果は、熱又は圧力が高いほど向上す
る。ここで、乾燥ユニット60の目的はトナー除去後の
転写紙の水分をすばやく蒸発させて乾燥させることであ
るため、仕上げ条件はおおむね転写紙10の含水分量に
よって決定される。
【0029】次に、図3は、非接触部で発生した蒸気を
ユニット前奥に取り付けられた吸入ファン71及び排出
ファン72によりベルト面方向に迅速に効率よく装置外
部に排出するように構成した例を示している。これによ
り、発生した蒸気が装置内で結露することを防ぐので、
乾燥した転写紙10を再び濡らすことがなく、また、再
び濡れた転写紙10装置内でスキューする恐れもなくな
る。
【0030】図4(a),(b)は、非接触部の位置移
動の機構の一例を示す。非接触部を形成する3本のロー
ラ67a,67b,68は、移動体の側板73によって
一体を成している。そしてこの一体を成した側板73
は、側板上部に形成されたラックにピニオンギヤ74を
介したモータ75の駆動を伝達することにより、図4
(b)に示すように、押圧ローラ67a,67bが加熱
ドラム61から離れない距離だけ平行移動するように構
成されている。そして、側板の両側には側板73の移動
量を制限するストッパ76が設けられている。
【0031】図5(a),(b)は、非接触部の幅の可
変機構を示す。図5(a)に示す可変機構は、レバーa
(77)の先端部に押当ローラ67aを取り付け、この
レバーa(77)の中央に設けた軸心にギャップローラ
68と、レバーb(78)の一端とを接続し、レバーb
(78)の他端側に押当ローラ67bが取り付けてい
る。更に、レバーa(77)の他端部には、中央の支点
を装置に固定したレバーc(79)の一端を接続し、こ
のレバーc(79)の他端にはソレノイド80のプラン
ジャーを連結している。また、押当ローラ67a,67
b間にスプリング81を設け、この非接触部の幅を縮め
る方向に付勢し、ソレノイド80がOFFの状態では、
この幅がL1となっている。
【0032】上記可変機構においては、図5(b)に示
すように、上記制御手段によってソレノイド80をON
にすると、ソレノイド80がプランジャーを引き付ける
方向に作用するので、レバーc(79)が装置に固定さ
れた支点を中心として反時計方向に回転して、レバーc
(79)の一端部に接続されたレバー77の他端部に設
けられている押当ローラ67aと、レバーa(77)の
軸心に一端部が接続されているレバーb(78)の他端
部に設けられている押当ローラ67bとを加熱ドラム6
1側に押しつける。これにより、押当ローラ67a,6
7b間の距離がL1からL2に拡がる。よって、紙押圧
用ベルト63の非接触部の幅が変化する。そして、ソレ
ノイド80をOFFにすると、押当ローラ67a,67
b間の距離L2は、スプリング81によって縮められる
ので、非接触部の幅が元の状態に戻る。
【0033】図6は、ギャップローラ68の内部に加熱
用のランプ82を設けた例を示している。これにより、
加熱によって転写紙10から発生した蒸気が、転写紙に
再び吸収されることを防止している。
【0034】次に、上記可変機構を転写紙状態に応じて
制御させる制御手段について説明する。例えば、転写紙
の厚さに着目して上記接離機構を制御する例として、転
写紙10の厚さと、転写紙10に押し当てる非接触部の
幅との関係をあらかじめ記憶装置85などに記憶させて
おき、図7に示すような、装置本体に操作部84を設
け、ユーザがこの操作部上のセットボタン83で転写紙
10の厚さを選択することにより、上記記憶装置85か
ら転写紙厚さに応じた非接触部の幅を決定し、ソレノイ
ド80にONの信号を送り、押当ローラ67a,67b
を移動させて紙押圧ベルト63を引っ張り非接触幅を変
える。これにより、指定した転写紙厚さに応じた非接触
幅になる。
【0035】また、他の制御例として、転写紙10に含
まれる水分量にも着目して、これを事前に検知すること
によって上記可変機構を制御してもよい。例えば、図8
(a)に示すトナー剥離ユニット40の剥離部に、サー
ミスタなどの温度検知センサ86を設け、この温度検知
センサ86によって転写紙通過時の温度低下量ΔTを検
知する。このときの温度低下量ΔTは、例えば図8
(b)に示すように変化する。そして、この温度低下を
補うように加熱ランプ45a,46aをON/OFFさ
せて剥離部における温度を一定に調節する。ここで、温
度低下量ΔT、転写紙厚み、及び給液量には、表1に示
す関係があることがわかっている。
【表1】 すなわち、温度低下量ΔTが大きいときは、転写紙厚み
が厚いか又は給液量が多く、逆に、温度低下量ΔTが小
さいときは、転写紙厚みが薄いか又は給液量が少ないと
いう関係にある。したがって、この関係を基に、例え
ば、あらかじめソレノイド80のON/OFFの条件を
記憶装置85に記憶させておき、上記温度検知センサ8
6によって検知された温度低下量ΔTと該記憶装置85
の条件との比較結果に基づき、必要に応じてソレノイド
80にONの信号を与え、非接触部の幅を変える。
【0036】
【発明の効果】請求項1の像形成物質除去装置によれ
ば、像保持体押圧部材により加熱部材に押圧する接触領
域内に、像保持体押圧部材を部分的に像保持体に接触さ
せない箇所を設け、ここに、送風装置により気流を発生
させて、該接触領域近傍の液体蒸気を装置内の他の箇所
あるいは装置外に排出するので、該接触領域に溜る液体
蒸気に起因する不具合を防止できる。また、指示手段の
指示に基づいて像保持体押圧部材と加熱部材とを部分的
に離間させる箇所を、像保持体の種類や像保持体の液体
保持量などにより、適切に選択することができるので、
像保持体の種類や像保持体の液体保持量によらず、蒸気
不具合を防止できる。なお、液を含み長さがある程度伸
びた像保持体が、上記接触領域において、像保持体接触
部材と加熱部材との間に挾まれてグリップされた状態の
まま、乾燥されてしまうと、元の長さに戻れずに、伸び
たまま仕上がってしまうという不具合も発生する恐れが
あるが、請求項1の像形成物質除去装置によれば、接触
領域中に部分的に像保持体押圧部材を像保持体に接触さ
せない箇所を設けるので、この箇所では、像保持体の乾
燥による収縮が可能になる。よって、伸びたまま仕上が
ってしまうという不具合を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用できるトナー除去装置の概略構成
図。
【図2】本実施例に係る乾燥ユニットの構成例の概略構
成図。
【図3】同乾燥ユニットの斜視図。
【図4】(a)は同乾燥ユニットの部分正面図。(b)
は同乾燥ユニットの部分背面図
【図5】(a)及び(b)は同乾燥ユニットにおける構
成部材の動作の説明図。
【図6】変形例に係る乾燥ユニットの説明図。
【図7】同トナー除去装置の操作部の説明図。
【図8】(a)及び(b)は同トナー除去装置のトナー
剥離ユニットの説明図。
【符号の説明】
10 転写紙 30 液供給ユニット 40 トナー剥離ユニット 44 オフセットベルト 45 上加熱ローラ 46 下加熱ローラ 54 転写紙ガイド板 60 乾燥ユニット 61 加熱ドラム 61a 加熱ランプ 61b 温度検知センサ 62 紙押圧用ベルト支持ローラ 63 紙押圧用ベルト 64 ガイド部材 65 排紙ローラ対 66 分離爪 67a 押当ローラa 67b 押当ローラb 68 ギャップローラ 69 ガイド板 70 紙受けユニット 71 吸入ファン 72 排出ファン 73 移動体側板 74 ピニオンギヤ 75 モータ 76 ストッパ 77 レバーa 78 レバーb 79 レバーc 80 ソレノイド 81 スプリング 82 加熱ランプ 83 セットボタン 84 操作部 85 記憶装置 86 温度検知センサ A 非接触部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に像形成物質が付着した像保持体から
    像形成物質を除去して像保持体を再生するために像保持
    体に少なくとも液体付与処理を行う像保持体の像形成物
    質除去装置において、 像形成物質が除去された後に該液体が付着したままの状
    態の像保持体を乾燥させるための加熱部材と、 表面が、該状態の像保持体に接触する接触領域を含む閉
    じた経路内で無端移動するように駆動され、該像保持体
    を該加熱部材に押圧する像保持体押圧部材と、 該接触領域内において、該像保持体押圧部材を部分的に
    像保持体に接触しないようにガイドするガイド部材と、 該ガイド部材により該像保持体押圧部材が像保持体から
    離間する箇所近傍に気流を発生させる送風装置と、 該ガイド部材の移動させる移動装置と、 該移動装置に該ガイド部材の移動位置を指示する指示手
    段とを設けたことを特徴とする像形成物質除去装置。
JP27591494A 1994-10-14 1994-10-14 像形成物質除去装置 Withdrawn JPH08114952A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017170883A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 株式会社リコー 乾燥装置、印刷装置

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JP2017170883A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 株式会社リコー 乾燥装置、印刷装置

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