JPH0830154A - 記録用シートの再生装置及び液体付着シートの仕上げ装置 - Google Patents
記録用シートの再生装置及び液体付着シートの仕上げ装置Info
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- JPH0830154A JPH0830154A JP27587094A JP27587094A JPH0830154A JP H0830154 A JPH0830154 A JP H0830154A JP 27587094 A JP27587094 A JP 27587094A JP 27587094 A JP27587094 A JP 27587094A JP H0830154 A JPH0830154 A JP H0830154A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録済みの転写紙からトナーを除去するため
に記録紙に処理液を付与するトナー除去装置において、
トナー除去処理後に濡れた転写紙を乾燥する乾燥ユニッ
トの紙押圧用ベルトを乾燥状態に保って、乾燥効率を上
げる。 【構成】 乾燥ユニットの加熱ドラム61に圧接する挾
持搬送領域を含む経路に沿って表面が無端移動される紙
押圧用ベルト63を乾燥させるためのファン80を設け
た。
に記録紙に処理液を付与するトナー除去装置において、
トナー除去処理後に濡れた転写紙を乾燥する乾燥ユニッ
トの紙押圧用ベルトを乾燥状態に保って、乾燥効率を上
げる。 【構成】 乾燥ユニットの加熱ドラム61に圧接する挾
持搬送領域を含む経路に沿って表面が無端移動される紙
押圧用ベルト63を乾燥させるためのファン80を設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によって表面
に像形成物質が付着した記録済みの記録用シートから像
形成物質を除去して記録用シートを再生するために記録
用シートに少なくとも液体付与処理を行う記録用シート
の再生装置及び該再生装置に使用できる液体付着シート
の仕上げ装置に係り、詳しくは、このような装置におけ
る液体付着状態のシートの乾燥効率の向上に関するもの
である。
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によって表面
に像形成物質が付着した記録済みの記録用シートから像
形成物質を除去して記録用シートを再生するために記録
用シートに少なくとも液体付与処理を行う記録用シート
の再生装置及び該再生装置に使用できる液体付着シート
の仕上げ装置に係り、詳しくは、このような装置におけ
る液体付着状態のシートの乾燥効率の向上に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み記録用シートとしての用
紙からトナーなどの像形成物質を除去して記録用シート
を再生する方法及びその装置としては種々のものが知ら
れている。例えば溶剤を使用するものとして特開平1−
101576号公報には、トナーが付着された用紙をト
ナー樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加
し、溶剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成
物質除去方法が開示されている。また、特開平4−30
0395号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴
霧あるいは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解
し、溶解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、
機械剥離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像
形成物質除去方法が開示されている。
紙からトナーなどの像形成物質を除去して記録用シート
を再生する方法及びその装置としては種々のものが知ら
れている。例えば溶剤を使用するものとして特開平1−
101576号公報には、トナーが付着された用紙をト
ナー樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加
し、溶剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成
物質除去方法が開示されている。また、特開平4−30
0395号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴
霧あるいは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解
し、溶解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、
機械剥離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像
形成物質除去方法が開示されている。
【0003】また、先に本出願人は、記録済み記録用シ
ートに、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液を保持させるととも
に、剥離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加
熱接着もしくは加圧接着して記録用シートから剥離する
像形成物質除去方法を提案した(例えば、特願平4−2
55916号参照)。これによれば、記録用シートの紙
質を比較的損傷することなく、像形成物質のみを除去す
ることができる。
ートに、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液を保持させるととも
に、剥離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加
熱接着もしくは加圧接着して記録用シートから剥離する
像形成物質除去方法を提案した(例えば、特願平4−2
55916号参照)。これによれば、記録用シートの紙
質を比較的損傷することなく、像形成物質のみを除去す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらのように、表面
に像形成物質が付着した記録用シートから像形成物質を
除去して記録用シートを再生するために記録用シートに
少なくとも液体付与処理を行う場合には、再生後の取り
扱いの便宜のために像形成物質除去後に記録用シートに
付着している液体を除去して記録用シートを乾燥させる
ことが望ましい。
に像形成物質が付着した記録用シートから像形成物質を
除去して記録用シートを再生するために記録用シートに
少なくとも液体付与処理を行う場合には、再生後の取り
扱いの便宜のために像形成物質除去後に記録用シートに
付着している液体を除去して記録用シートを乾燥させる
ことが望ましい。
【0005】そこで、先に本出願人は、表面に像形成物
質が付着した記録用シートに液体を付与して、該表面と
像形成物質との付着を不安定にする不安定化液を付与す
る不安定化液付与手段と、該表面上の像形成物質に、像
形成物質に対して該表面よりも大きい付着力を有する剥
離体を接触させた後に、該表面と該剥離体とを離間させ
る像形成物質剥離手段とを有する記録用シートの再生装
置において、像形成物質剥離後の記録用シートを乾燥さ
せる手段を設けることも提案した(例えば、特願平5−
269873号参照)。
質が付着した記録用シートに液体を付与して、該表面と
像形成物質との付着を不安定にする不安定化液を付与す
る不安定化液付与手段と、該表面上の像形成物質に、像
形成物質に対して該表面よりも大きい付着力を有する剥
離体を接触させた後に、該表面と該剥離体とを離間させ
る像形成物質剥離手段とを有する記録用シートの再生装
置において、像形成物質剥離後の記録用シートを乾燥さ
せる手段を設けることも提案した(例えば、特願平5−
269873号参照)。
【0006】ところが、その後の研究により、記録用シ
ート再生処理速度の向上のためには、上記乾燥手段の乾
燥効率向上が不可欠であることが判ってきた。このよう
な乾燥手段は、前述の溶剤を用いた再生装置においても
有効であり、同様に再生処理速度の向上のためには乾燥
手段の乾燥効率向上が有効であると考えられる。
ート再生処理速度の向上のためには、上記乾燥手段の乾
燥効率向上が不可欠であることが判ってきた。このよう
な乾燥手段は、前述の溶剤を用いた再生装置においても
有効であり、同様に再生処理速度の向上のためには乾燥
手段の乾燥効率向上が有効であると考えられる。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、乾燥効率の向上によ
り処理速度を向上させることができる記録用シートの再
生装置及び該再生装置に使用できる液体付着シートの仕
上げ装置を提供することである。
であり、その目的とするところは、乾燥効率の向上によ
り処理速度を向上させることができる記録用シートの再
生装置及び該再生装置に使用できる液体付着シートの仕
上げ装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、表面に像形成物質が付着した記
録用シートから像形成物質を除去して記録用シートを再
生するために記録用シートに少なくとも液体付与処理を
行う記録用シートの再生装置において、像形成物質が除
去され該液体が付着したままの状態の記録用シートを乾
燥させるシート乾燥手段と、表面が、該状態の記録用シ
ートに接触する領域を含む閉じた経路内で無端移動する
ように駆動されるシート接触部材と、該シート接触部材
を乾燥させる接触部材乾燥手段と、該シート接触部材の
湿度を検出する湿度検出手段と、該湿度検出手段の出力
に基づいて該乾燥手段の作動を制御する制御手段とを有
する仕上げ装置を設けたことを特徴とするものである。
に、請求項1の発明は、表面に像形成物質が付着した記
録用シートから像形成物質を除去して記録用シートを再
生するために記録用シートに少なくとも液体付与処理を
行う記録用シートの再生装置において、像形成物質が除
去され該液体が付着したままの状態の記録用シートを乾
燥させるシート乾燥手段と、表面が、該状態の記録用シ
ートに接触する領域を含む閉じた経路内で無端移動する
ように駆動されるシート接触部材と、該シート接触部材
を乾燥させる接触部材乾燥手段と、該シート接触部材の
湿度を検出する湿度検出手段と、該湿度検出手段の出力
に基づいて該乾燥手段の作動を制御する制御手段とを有
する仕上げ装置を設けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2の発明は、表面に像形成物質が付
着した記録用シートから像形成物質を除去して記録用シ
ートを再生するために記録用シートに少なくとも液体付
与処理を行う記録用シートの再生装置において、像形成
物質が除去され該液体が付着したままの状態の記録用シ
ートを乾燥させるシート乾燥手段と、表面が、該状態の
記録用シートに接触する領域を含む閉じた経路内で無端
移動するように駆動されるシート接触部材と、該シート
接触部材の表面に沿う方向の気流を発生させて該シート
接触部材を乾燥させる接触部材乾燥手段とを有する仕上
げ装置を設けたことを特徴とするものである。
着した記録用シートから像形成物質を除去して記録用シ
ートを再生するために記録用シートに少なくとも液体付
与処理を行う記録用シートの再生装置において、像形成
物質が除去され該液体が付着したままの状態の記録用シ
ートを乾燥させるシート乾燥手段と、表面が、該状態の
記録用シートに接触する領域を含む閉じた経路内で無端
移動するように駆動されるシート接触部材と、該シート
接触部材の表面に沿う方向の気流を発生させて該シート
接触部材を乾燥させる接触部材乾燥手段とを有する仕上
げ装置を設けたことを特徴とするものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の記録用シー
トの再生装置において、上記接触部材乾燥手段を、上記
経路にそった複数個所にそれぞれ配設され、かつ上記接
触部材表面との対向部が開口したダクトと、該ダクト内
に気流を発生させる気流発生手段とで構成したことを特
徴とするものである。
トの再生装置において、上記接触部材乾燥手段を、上記
経路にそった複数個所にそれぞれ配設され、かつ上記接
触部材表面との対向部が開口したダクトと、該ダクト内
に気流を発生させる気流発生手段とで構成したことを特
徴とするものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項3の記録用シー
トの再生装置において、上記複数個所にそれぞれ配設さ
れたダクトに、記録用シート及びシート接触部材表面の
移動に伴って順次選択的に気流を発生させる気流切換え
手段を設けたことを特徴とするものである。
トの再生装置において、上記複数個所にそれぞれ配設さ
れたダクトに、記録用シート及びシート接触部材表面の
移動に伴って順次選択的に気流を発生させる気流切換え
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項1又は3の記録
用シートの再生装置において、表面に像形成物質が付着
した記録用シートに液体を付与して、該表面と像形成物
質との付着を不安定にする不安定化液を付与する不安定
化液付与手段と、該表面上の像形成物質に、像形成物質
に対して該表面よりも大きい付着力を有する剥離体を接
触させた後に、該表面と該剥離体とを離間させる像形成
物質剥離手段とを有することを特徴とするものである。
用シートの再生装置において、表面に像形成物質が付着
した記録用シートに液体を付与して、該表面と像形成物
質との付着を不安定にする不安定化液を付与する不安定
化液付与手段と、該表面上の像形成物質に、像形成物質
に対して該表面よりも大きい付着力を有する剥離体を接
触させた後に、該表面と該剥離体とを離間させる像形成
物質剥離手段とを有することを特徴とするものである。
【0013】ここで、使用する不安定化液としては、像
形成物質の溶解による記録用シートの汚れなどが発生し
ないように、像形成物質が溶解しないものを用いること
が望ましい。例えば、一般の電子写真用トナーは疎水性
であるので、該トナーを除去するには、不安定化液とし
ては水、界面活性剤の水溶液、界面活性剤及び水溶性ポ
リマーを含む水溶液などを用いることが望ましい。
形成物質の溶解による記録用シートの汚れなどが発生し
ないように、像形成物質が溶解しないものを用いること
が望ましい。例えば、一般の電子写真用トナーは疎水性
であるので、該トナーを除去するには、不安定化液とし
ては水、界面活性剤の水溶液、界面活性剤及び水溶性ポ
リマーを含む水溶液などを用いることが望ましい。
【0014】請求項6の発明は、請求項1又は2の記録
用シートの再生装置において、外部からの電力を装置内
の所定の電装部に通電するか否かを切り替える操作スイ
ッチと、少なくとも該操作スイッチにより通電が遮断さ
れた状態で、上記シート接触部材の駆動源に電力を供給
し得るように構成された電源回路と、該スイッチにより
通電が遮断された後に該シート接触部材を駆動させる制
御装置とを設けたことを特徴とするものである。
用シートの再生装置において、外部からの電力を装置内
の所定の電装部に通電するか否かを切り替える操作スイ
ッチと、少なくとも該操作スイッチにより通電が遮断さ
れた状態で、上記シート接触部材の駆動源に電力を供給
し得るように構成された電源回路と、該スイッチにより
通電が遮断された後に該シート接触部材を駆動させる制
御装置とを設けたことを特徴とするものである。
【0015】請求項7の発明は、請求項6の記録用シー
トの再生装置において、上記シート接触部材の近傍を冷
却する冷却装置を設け、少なくとも上記遮断された状態
で、該冷却装置にも電力を供給し得るように上記電源回
路を構成し、かつ、上記スイッチにより通電が遮断され
た後に該冷却装置を作動させるように上記制御装置を構
成したことを特徴とするものである。
トの再生装置において、上記シート接触部材の近傍を冷
却する冷却装置を設け、少なくとも上記遮断された状態
で、該冷却装置にも電力を供給し得るように上記電源回
路を構成し、かつ、上記スイッチにより通電が遮断され
た後に該冷却装置を作動させるように上記制御装置を構
成したことを特徴とするものである。
【0016】請求項8の発明は、請求項6の記録用シー
トの再生装置において、上記シート接触部材周囲の空気
を装置外に排出する排気装置を設け、少なくとも上記遮
断された状態で、該排気装置にも電力を供給し得るよう
に上記電源回路を構成し、かつ、上記スイッチにより通
電が遮断された後に該排気装置を作動させるように上記
制御装置を構成したことを特徴とするものである。
トの再生装置において、上記シート接触部材周囲の空気
を装置外に排出する排気装置を設け、少なくとも上記遮
断された状態で、該排気装置にも電力を供給し得るよう
に上記電源回路を構成し、かつ、上記スイッチにより通
電が遮断された後に該排気装置を作動させるように上記
制御装置を構成したことを特徴とするものである。
【0017】請求項9の発明は、請求項6、7又は8の
記録用シートの再生装置において、上記シート接触部材
近傍の温度を検出する温度検出器を設け、上記制御装置
を、該温度検出器で検出した温度が所定温度以下になる
まで、上記駆動源、上記冷却装置あるいは上記排気装置
を作動させるように構成したことを特徴とするものであ
る。
記録用シートの再生装置において、上記シート接触部材
近傍の温度を検出する温度検出器を設け、上記制御装置
を、該温度検出器で検出した温度が所定温度以下になる
まで、上記駆動源、上記冷却装置あるいは上記排気装置
を作動させるように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0018】請求項10の発明は、液体付着シートの仕
上げ装置において、液体が付着したシートを乾燥させる
シート乾燥手段と、表面が、該状態のシートに接触する
領域を含む閉じた経路内で無端移動するように駆動され
るシート接触部材と、該シート接触部材を乾燥させる接
触部材乾燥手段と、該シート接触部材の湿度を検出する
湿度検出手段と、該湿度検出手段の出力に基づいて該乾
燥手段の作動を制御する制御手段とを有することを特徴
とするものである。
上げ装置において、液体が付着したシートを乾燥させる
シート乾燥手段と、表面が、該状態のシートに接触する
領域を含む閉じた経路内で無端移動するように駆動され
るシート接触部材と、該シート接触部材を乾燥させる接
触部材乾燥手段と、該シート接触部材の湿度を検出する
湿度検出手段と、該湿度検出手段の出力に基づいて該乾
燥手段の作動を制御する制御手段とを有することを特徴
とするものである。
【0019】ここで、請求項1、2及び6の発明におけ
る上記シート接触部材は、複数の支持ローラに掛け渡さ
れて無端移動されるベルト部材で構成したり、回転ロー
ラで構成したりできる。いずれの場合にも少なくとも表
面部は吸水性の材質で構成することが望ましい。
る上記シート接触部材は、複数の支持ローラに掛け渡さ
れて無端移動されるベルト部材で構成したり、回転ロー
ラで構成したりできる。いずれの場合にも少なくとも表
面部は吸水性の材質で構成することが望ましい。
【0020】また請求項1あるいは6のシート乾燥手段
や接触部材乾燥手段として、また請求項2のシート乾燥
手段としては、熱や風をなど用いた乾燥手段、すなわ
ち、加熱手段や気流発生手段などを用いた乾燥手段を使
用することができる。
や接触部材乾燥手段として、また請求項2のシート乾燥
手段としては、熱や風をなど用いた乾燥手段、すなわ
ち、加熱手段や気流発生手段などを用いた乾燥手段を使
用することができる。
【0021】
【作用】請求項1乃至9の発明においては、表面に像形
成物質が付着した記録用シートから像形成物質を除去し
て記録用シートを再生するために記録用シートに少なく
とも液体付与処理を行う。このため像形成物質が除去さ
れた時点では記録用シートに該液体が付着し濡れた状態
になっている。この状態の記録用シートを、シート接触
部材に接触させ、望ましくはこの接触状態で、上記シー
ト乾燥手段により液体を蒸発させて乾燥させる。
成物質が付着した記録用シートから像形成物質を除去し
て記録用シートを再生するために記録用シートに少なく
とも液体付与処理を行う。このため像形成物質が除去さ
れた時点では記録用シートに該液体が付着し濡れた状態
になっている。この状態の記録用シートを、シート接触
部材に接触させ、望ましくはこの接触状態で、上記シー
ト乾燥手段により液体を蒸発させて乾燥させる。
【0022】このようにシート接触部材を濡れた状態の
記録用シートに接触させることにより記録用シートに付
着している液体の一部をシート接触部材に移して乾燥を
助ける。またシート接触部材を記録用シートの表裏両面
それぞれに接触するように、望ましくは記録用シートを
厚み方向に押圧するように、記録用シートを挾んで対で
設ければ、濡れたシートの乾燥時に生じ易いしわの発生
を抑制するようにできる。
記録用シートに接触させることにより記録用シートに付
着している液体の一部をシート接触部材に移して乾燥を
助ける。またシート接触部材を記録用シートの表裏両面
それぞれに接触するように、望ましくは記録用シートを
厚み方向に押圧するように、記録用シートを挾んで対で
設ければ、濡れたシートの乾燥時に生じ易いしわの発生
を抑制するようにできる。
【0023】ここで、シート接触部材は濡れた記録用シ
ートと接触で記録用シートからある程度の液体が移り濡
れた状態になる。この濡れたシート接触部材は、記録用
シートを乾燥するための上記シート乾燥手段による乾燥
作用を受けることができるように、その表面の移動経路
を設定している場合には、これによる乾燥作用を受け
る。しかし、この場合にも装置のシート再生処理速度を
高めに設定するほど、上記シート乾燥手段から受ける乾
燥作用が少なくなるのでシート接触部材の乾燥が不十分
になる。このように乾燥不十分な状態でシート接触部材
が記録用シートと接触したのでは、上述のように記録用
シートに付着している液体の一部をシート接触部材に移
して乾燥を助けることが十分に行えなくなる。
ートと接触で記録用シートからある程度の液体が移り濡
れた状態になる。この濡れたシート接触部材は、記録用
シートを乾燥するための上記シート乾燥手段による乾燥
作用を受けることができるように、その表面の移動経路
を設定している場合には、これによる乾燥作用を受け
る。しかし、この場合にも装置のシート再生処理速度を
高めに設定するほど、上記シート乾燥手段から受ける乾
燥作用が少なくなるのでシート接触部材の乾燥が不十分
になる。このように乾燥不十分な状態でシート接触部材
が記録用シートと接触したのでは、上述のように記録用
シートに付着している液体の一部をシート接触部材に移
して乾燥を助けることが十分に行えなくなる。
【0024】そこで、上記シート接触部材を乾燥させる
接触部材乾燥手段を設けて、記録用シートから移った液
体を蒸発させてシート接触部材を乾燥させる。これによ
りシート接触部材に上述の記録用シートの乾燥を助ける
機能を十分に発揮させる。
接触部材乾燥手段を設けて、記録用シートから移った液
体を蒸発させてシート接触部材を乾燥させる。これによ
りシート接触部材に上述の記録用シートの乾燥を助ける
機能を十分に発揮させる。
【0025】特に、請求項1の発明においては、湿度検
出手段によってシート接触部材の湿度を検出し、この出
力に基づいて制御手段により上記接触部材乾燥手段の作
動を制御する。例えばシート接触部材の湿度が記録用シ
ートの乾燥が不十分になる恐れがある程度に高まってき
たことを検出したときのみ接触部材乾燥手段を作動させ
たり、検出した湿度の程度に応じて接触部材乾燥手段の
乾燥能力を変化させたりする。
出手段によってシート接触部材の湿度を検出し、この出
力に基づいて制御手段により上記接触部材乾燥手段の作
動を制御する。例えばシート接触部材の湿度が記録用シ
ートの乾燥が不十分になる恐れがある程度に高まってき
たことを検出したときのみ接触部材乾燥手段を作動させ
たり、検出した湿度の程度に応じて接触部材乾燥手段の
乾燥能力を変化させたりする。
【0026】また特に請求項2の発明においては、接触
部材乾燥手段で、シート接触部材の表面に沿う方向の気
流を発生させてシート接触部材を乾燥させる。この接触
部材乾燥手段で発生させるシート接触部材の表面に沿う
方向の気流により、シート接触部材表面から蒸発した液
体の蒸気を、該表面にぶつかる方向の気流に比してスム
ーズに該表面近傍から持ち去る。
部材乾燥手段で、シート接触部材の表面に沿う方向の気
流を発生させてシート接触部材を乾燥させる。この接触
部材乾燥手段で発生させるシート接触部材の表面に沿う
方向の気流により、シート接触部材表面から蒸発した液
体の蒸気を、該表面にぶつかる方向の気流に比してスム
ーズに該表面近傍から持ち去る。
【0027】また特に請求項3の発明においては、請求
項2の記録用シートの再生装置において、上記接触部材
乾燥手段を構成する、シート接触部材対向部が開口した
ダクトを、シート接触部材の表面移動経路にそった複数
の個所に配設する。具体的な配設位置は、シート接触部
材に対する乾燥効率や装置レイアウトの制約を考慮して
定めることができる。そして、気流発生手段によりこの
ダクト内に気流を発生させ、シート接触部材から蒸発し
た液体の蒸気を上記開口からダクト内に取り込んで、こ
の気流により持ち去る。
項2の記録用シートの再生装置において、上記接触部材
乾燥手段を構成する、シート接触部材対向部が開口した
ダクトを、シート接触部材の表面移動経路にそった複数
の個所に配設する。具体的な配設位置は、シート接触部
材に対する乾燥効率や装置レイアウトの制約を考慮して
定めることができる。そして、気流発生手段によりこの
ダクト内に気流を発生させ、シート接触部材から蒸発し
た液体の蒸気を上記開口からダクト内に取り込んで、こ
の気流により持ち去る。
【0028】また特に請求項4の発明においては、請求
項3の記録用シートの再生装置において、気流切換え手
段により記録用シート及びシート接触部材表面の移動に
伴って上記複数個所にそれぞれ配設されたダクトに順次
選択的に気流を発生させ、複数のダクトのうち各時点で
シート接触部材の乾燥による記録用シートの乾燥促進に
関する即効性が最も大きいものに気流を集中させる。
項3の記録用シートの再生装置において、気流切換え手
段により記録用シート及びシート接触部材表面の移動に
伴って上記複数個所にそれぞれ配設されたダクトに順次
選択的に気流を発生させ、複数のダクトのうち各時点で
シート接触部材の乾燥による記録用シートの乾燥促進に
関する即効性が最も大きいものに気流を集中させる。
【0029】また特に請求項5の発明においては、請求
項1又は3の記録用シートの再生装置において、表面に
像形成物質が付着した記録用シートに、不安定化液を付
与して該表面と像形成物質との付着を不安定にし、か
つ、該表面上の像形成物質に所定の剥離体を接触させて
該像形成物質を該剥離体表面に付着さた後に、像形成物
質を該剥離体に付着させたまま該剥離体と記録用シート
表面とを離間させて、該表面から像形成物質を剥離して
除去する。
項1又は3の記録用シートの再生装置において、表面に
像形成物質が付着した記録用シートに、不安定化液を付
与して該表面と像形成物質との付着を不安定にし、か
つ、該表面上の像形成物質に所定の剥離体を接触させて
該像形成物質を該剥離体表面に付着さた後に、像形成物
質を該剥離体に付着させたまま該剥離体と記録用シート
表面とを離間させて、該表面から像形成物質を剥離して
除去する。
【0030】そして、特に請求項6乃至9の発明におい
ては、外部からの電力を装置内の所定の電装部に通電す
るか否かを切り替える操作スイッチが、操作者により操
作されて通電が遮断された場合に発生する種々の不具合
の発生を防止する。
ては、外部からの電力を装置内の所定の電装部に通電す
るか否かを切り替える操作スイッチが、操作者により操
作されて通電が遮断された場合に発生する種々の不具合
の発生を防止する。
【0031】すなわち、上記操作スイッチの操作により
通電が遮断され、上記シート接触部材の駆動が停止して
しまうと、シート接触部材の局部的な変形や劣化という
不具合が発生する恐れがある。この局部的な変形や劣化
の原因は、例えば次のことが挙げられる。シート乾燥手
段としてヒータを用いた場合、上記操作スイッチにより
通電が遮断されたときに、このヒータによる加熱も停止
し、それ自体の温度は速やかに低下する。ところが、ヒ
ータの周囲の部材は、比較的大きな熱容量をもっている
ため、一旦高温になると、ヒータの加熱を停止してもす
ぐには温度が低下しない。このため、装置の記録用シー
トの再生動作終了直後などに、上記操作スイッチの操作
で通電が遮断されると、ヒータの周囲の部材に接触ある
いは近接するシート接触部材の一部が長時間加熱され続
け、この部分が局部的に変形したり劣化しりたしてしま
う。
通電が遮断され、上記シート接触部材の駆動が停止して
しまうと、シート接触部材の局部的な変形や劣化という
不具合が発生する恐れがある。この局部的な変形や劣化
の原因は、例えば次のことが挙げられる。シート乾燥手
段としてヒータを用いた場合、上記操作スイッチにより
通電が遮断されたときに、このヒータによる加熱も停止
し、それ自体の温度は速やかに低下する。ところが、ヒ
ータの周囲の部材は、比較的大きな熱容量をもっている
ため、一旦高温になると、ヒータの加熱を停止してもす
ぐには温度が低下しない。このため、装置の記録用シー
トの再生動作終了直後などに、上記操作スイッチの操作
で通電が遮断されると、ヒータの周囲の部材に接触ある
いは近接するシート接触部材の一部が長時間加熱され続
け、この部分が局部的に変形したり劣化しりたしてしま
う。
【0032】また、シート乾燥手段の周囲には、記録用
シートから除去された液体の蒸気が大量に含まれてい
る。このため、上記操作スイッチの操作により通電が遮
断された後に、装置が使用されずに長時間放置される
と、装置内の蒸気が液滴になって、シート接触部材に付
着する(以下、結露という)。この結露によりシート接
触部材に付着した液滴は、その後の装置使用時に、像形
成物質を除去した記録用シートの部分的な乾燥不良など
の不具合を引き起こす恐れがある。なお、この種の記録
用シートの再生装置は、その性質上、深夜に、あるいは
無人の場所で、再生処理を行うことになる可能性が大き
い。このため、上操作スイッチは、頻繁にオン・オフさ
れることはなく、一旦オンして消去動作を行い、その終
了後にオフした後は、翌日まで再度オンされない可能性
が大きい。よって、上記長時間放置による液体の結露に
対する対策は重要である。
シートから除去された液体の蒸気が大量に含まれてい
る。このため、上記操作スイッチの操作により通電が遮
断された後に、装置が使用されずに長時間放置される
と、装置内の蒸気が液滴になって、シート接触部材に付
着する(以下、結露という)。この結露によりシート接
触部材に付着した液滴は、その後の装置使用時に、像形
成物質を除去した記録用シートの部分的な乾燥不良など
の不具合を引き起こす恐れがある。なお、この種の記録
用シートの再生装置は、その性質上、深夜に、あるいは
無人の場所で、再生処理を行うことになる可能性が大き
い。このため、上操作スイッチは、頻繁にオン・オフさ
れることはなく、一旦オンして消去動作を行い、その終
了後にオフした後は、翌日まで再度オンされない可能性
が大きい。よって、上記長時間放置による液体の結露に
対する対策は重要である。
【0033】そこで、請求項6の発明においては、上記
操作スイッチにより通電が遮断された後に、この遮断状
態でもシート接触部材の駆動源に電力を供給し得る電源
回路から電力を供給し、シート接触部材を駆動するよう
に、制御装置により制御する。これにより、高温部から
供給される熱(高温部からすれば放熱)をシート接触部
材の表面全体が均一に受け、シート接触部材の一部のみ
が装置内の高温部にさらされないようにすることで局部
的な変形や劣化を防止する。
操作スイッチにより通電が遮断された後に、この遮断状
態でもシート接触部材の駆動源に電力を供給し得る電源
回路から電力を供給し、シート接触部材を駆動するよう
に、制御装置により制御する。これにより、高温部から
供給される熱(高温部からすれば放熱)をシート接触部
材の表面全体が均一に受け、シート接触部材の一部のみ
が装置内の高温部にさらされないようにすることで局部
的な変形や劣化を防止する。
【0034】更に、請求項7の発明においては、上記操
作スイッチにより通電が遮断された後に、上記電源回路
から上記シート接触部材を冷却する冷却装置にも電力を
供給し、該冷却装置を作動させるように、上記制御装置
により制御する。これにより、シート接触部材近傍の高
温部の温度を速やかに低下させて、上記シート接触部材
の局部的な変形や劣化を防止するためのシート接触部材
の駆動を比較的短時間の駆動で済むようにする。
作スイッチにより通電が遮断された後に、上記電源回路
から上記シート接触部材を冷却する冷却装置にも電力を
供給し、該冷却装置を作動させるように、上記制御装置
により制御する。これにより、シート接触部材近傍の高
温部の温度を速やかに低下させて、上記シート接触部材
の局部的な変形や劣化を防止するためのシート接触部材
の駆動を比較的短時間の駆動で済むようにする。
【0035】また更に、請求項8の発明においては、上
記操作スイッチにより通電が遮断された後に、上記電源
回路から、上記シート接触部材周囲の空気を装置外に排
出する排気装置にも電力を供給し、該排気装置を作動さ
せるように、上記制御装置により制御する。これによ
り、シート接触部材周囲の空気を入れ替えて、結露が生
じにくようにする。
記操作スイッチにより通電が遮断された後に、上記電源
回路から、上記シート接触部材周囲の空気を装置外に排
出する排気装置にも電力を供給し、該排気装置を作動さ
せるように、上記制御装置により制御する。これによ
り、シート接触部材周囲の空気を入れ替えて、結露が生
じにくようにする。
【0036】また更に、請求項9の発明においては、上
記操作スイッチにより通電が遮断された後に、温度検出
器で検出した温度が、上記シート接触部材の局部的な変
形や劣化、あるいは、結露などのおれがない所定温度以
下になるまで、上記駆動源、上記冷却装置あるいは上記
排気装置を作動させるように、制御装置により制御す
る。これにより、これらの作動時間を必要最小限に抑え
ることができるようにする。ここで、結露に関しては、
装置内温度低下度合いを、上記排出装置により空気入替
えの進行度合いとして利用している。また上記操作スイ
ッチにより通電が遮断された時点の検出温度が所定温度
以下の場合には、これらを作動させないようにしても良
いし、例えば排気装置については、所定時間作動させる
ようにして良い。
記操作スイッチにより通電が遮断された後に、温度検出
器で検出した温度が、上記シート接触部材の局部的な変
形や劣化、あるいは、結露などのおれがない所定温度以
下になるまで、上記駆動源、上記冷却装置あるいは上記
排気装置を作動させるように、制御装置により制御す
る。これにより、これらの作動時間を必要最小限に抑え
ることができるようにする。ここで、結露に関しては、
装置内温度低下度合いを、上記排出装置により空気入替
えの進行度合いとして利用している。また上記操作スイ
ッチにより通電が遮断された時点の検出温度が所定温度
以下の場合には、これらを作動させないようにしても良
いし、例えば排気装置については、所定時間作動させる
ようにして良い。
【0037】なお、上記接触部材乾燥手段としては、請
求項7の冷却装置や請求項8の排気装置として兼用でき
るものを使用できる。
求項7の冷却装置や請求項8の排気装置として兼用でき
るものを使用できる。
【0038】請求項10の発明においては、液体が付着
したシートを、シート接触部材に接触させ、望ましくは
この接触状態で、上記シート乾燥手段により液体を蒸発
させて乾燥させる。このシート接触部材との接触により
濡れた状態の記録用シートに付着している液体の一部を
シート接触部材に移して乾燥を助ける。またシート接触
部材をシートの表裏両面それぞれに接触するように、望
ましくはシートを厚み方向に押圧するように、シートを
挾んで対で設ければ、濡れたシートの乾燥時に生じ易い
しわの発生を抑制するようにできる。
したシートを、シート接触部材に接触させ、望ましくは
この接触状態で、上記シート乾燥手段により液体を蒸発
させて乾燥させる。このシート接触部材との接触により
濡れた状態の記録用シートに付着している液体の一部を
シート接触部材に移して乾燥を助ける。またシート接触
部材をシートの表裏両面それぞれに接触するように、望
ましくはシートを厚み方向に押圧するように、シートを
挾んで対で設ければ、濡れたシートの乾燥時に生じ易い
しわの発生を抑制するようにできる。
【0039】そして、接触部材乾燥手段によりシートか
ら移ったシート接触部材の液体を蒸発させてシート接触
部材を乾燥させる。これによりシート接触部材に上述の
シートの乾燥を助ける機能を十分に発揮させる。
ら移ったシート接触部材の液体を蒸発させてシート接触
部材を乾燥させる。これによりシート接触部材に上述の
シートの乾燥を助ける機能を十分に発揮させる。
【0040】この接触部材乾燥手段の作動は、制御手段
によりシート接触部材の湿度を検出する湿度検出手段の
出力に基づいて制御する。例えばシート接触部材の湿度
がシートの乾燥が不十分になる恐れがある程度に高まっ
てきたことを検出したときのみ接触部材乾燥手段を作動
させたり、検出した湿度の程度に応じて接触部材乾燥手
段の乾燥能力を変化させたりする。
によりシート接触部材の湿度を検出する湿度検出手段の
出力に基づいて制御する。例えばシート接触部材の湿度
がシートの乾燥が不十分になる恐れがある程度に高まっ
てきたことを検出したときのみ接触部材乾燥手段を作動
させたり、検出した湿度の程度に応じて接触部材乾燥手
段の乾燥能力を変化させたりする。
【0041】
【実施例】以下、本発明を転写型の電子写真複写機によ
って画像が形成された像保持体としての転写紙から、像
形成物質としての疎水性でかつ熱可撓性の電子写真用ト
ナー(以下、トナーという)を取り除く像保持体からの
像形成物質除去装置(以下、トナー除去装置という)に
適用した実施例について説明する。
って画像が形成された像保持体としての転写紙から、像
形成物質としての疎水性でかつ熱可撓性の電子写真用ト
ナー(以下、トナーという)を取り除く像保持体からの
像形成物質除去装置(以下、トナー除去装置という)に
適用した実施例について説明する。
【0042】まず、本発明を適用できるトナー除去装置
の一例の概略について説明する。図1において、このト
ナー除去装置は、積載状態で収容しているトナー像が形
成された転写紙10を一枚づつ分離給送する給紙ユニッ
ト20と、給紙ユニット20から送られてきた転写紙1
0に液を供給する液供給ユニット30と、液が供給され
た転写紙10からトナーを剥離する剥離手段としてのト
ナー剥離ユニット40と、トナーが除去された転写紙1
0を乾燥させる仕上げ装置としての乾燥ユニット60
と、乾燥ユニット60から排出される転写紙10を受け
る紙受けユニット70とを備えている。
の一例の概略について説明する。図1において、このト
ナー除去装置は、積載状態で収容しているトナー像が形
成された転写紙10を一枚づつ分離給送する給紙ユニッ
ト20と、給紙ユニット20から送られてきた転写紙1
0に液を供給する液供給ユニット30と、液が供給され
た転写紙10からトナーを剥離する剥離手段としてのト
ナー剥離ユニット40と、トナーが除去された転写紙1
0を乾燥させる仕上げ装置としての乾燥ユニット60
と、乾燥ユニット60から排出される転写紙10を受け
る紙受けユニット70とを備えている。
【0043】上記給紙ユニット20は、トナー像が形成
された面(以下、トナー像面という)を下に向けて給紙
台21上に積載された転写紙10を最下部のものから給
紙ローラ22で給紙し、分離ローラ対23で重送紙を分
離して一枚の転写紙10のみを給紙搬送ローラ対24で
送り出すものである。その具体的な構成及び動作は電子
写真複写機における給紙機構と同様であるので、詳細な
説明は省略する。
された面(以下、トナー像面という)を下に向けて給紙
台21上に積載された転写紙10を最下部のものから給
紙ローラ22で給紙し、分離ローラ対23で重送紙を分
離して一枚の転写紙10のみを給紙搬送ローラ対24で
送り出すものである。その具体的な構成及び動作は電子
写真複写機における給紙機構と同様であるので、詳細な
説明は省略する。
【0044】上記液供給ユニット30は、水又は転写紙
10への浸透性を向上させるために界面活性剤を含んだ
水溶液などの液31を転写紙10に供給するものであ
る。図示の例では、液を収容する液容器32と、この液
容器32中の液中に部分的に没するように設けられ回転
によって液を汲み上げて転写紙10のトナー像面に供給
する塗布ローラ33と、紙搬送経路を挟んでこの塗布ロ
ーラ33に対向するように設けられた紙規制部材として
の規制ローラ34とを備えている。この塗布ローラ33
としては、保液性を有する材質、例えば、親水性多孔質
材質、スポンジなどからなるローラや、ゴムなどの弾性
体又は金属などの剛体からなるローラなどを用いること
ができる。
10への浸透性を向上させるために界面活性剤を含んだ
水溶液などの液31を転写紙10に供給するものであ
る。図示の例では、液を収容する液容器32と、この液
容器32中の液中に部分的に没するように設けられ回転
によって液を汲み上げて転写紙10のトナー像面に供給
する塗布ローラ33と、紙搬送経路を挟んでこの塗布ロ
ーラ33に対向するように設けられた紙規制部材として
の規制ローラ34とを備えている。この塗布ローラ33
としては、保液性を有する材質、例えば、親水性多孔質
材質、スポンジなどからなるローラや、ゴムなどの弾性
体又は金属などの剛体からなるローラなどを用いること
ができる。
【0045】また、この液供給ユニット30には、給紙
ユニット20から送られてくる転写紙10を塗布ローラ
33と規制ローラ34との対向部(以下、液供給部とい
う)に案内する第1紙ガイド機構35と、液供給部を通
過した転写紙10をトナー剥離ユニット40側に案内す
る第2紙ガイド機構36とを備えている。
ユニット20から送られてくる転写紙10を塗布ローラ
33と規制ローラ34との対向部(以下、液供給部とい
う)に案内する第1紙ガイド機構35と、液供給部を通
過した転写紙10をトナー剥離ユニット40側に案内す
る第2紙ガイド機構36とを備えている。
【0046】上記トナー剥離ユニット40は、複数のベ
ルト支持ローラ(以下、支持ローラという)41,4
2,43に掛け回された剥離ベルトとしてのトナーオフ
セット用ベルト(以下、オフセットベルトという)44
と、オフセットベルト44を挟んで互いに圧接し合うよ
うに設けられた加熱ランプ45a,46a内蔵の上下加
熱ローラ45,46と、オフセットベルト44表面から
トナーを除去するベルトクリーニング装置47とを備え
ている。このオフセットベルト44の少なくとも表面
は、軟化したトナーに対して、転写紙10の表面と該ト
ナーとの付着力より大きい付着力を有する材料で形成さ
れている。例えばベルト自体がアルミ系、銅系、ニッケ
ル系など金属材料、又は酸化チタンを分散させたポリエ
チレンテレフタレート(PET)などの高分子系材料で
形成されている。
ルト支持ローラ(以下、支持ローラという)41,4
2,43に掛け回された剥離ベルトとしてのトナーオフ
セット用ベルト(以下、オフセットベルトという)44
と、オフセットベルト44を挟んで互いに圧接し合うよ
うに設けられた加熱ランプ45a,46a内蔵の上下加
熱ローラ45,46と、オフセットベルト44表面から
トナーを除去するベルトクリーニング装置47とを備え
ている。このオフセットベルト44の少なくとも表面
は、軟化したトナーに対して、転写紙10の表面と該ト
ナーとの付着力より大きい付着力を有する材料で形成さ
れている。例えばベルト自体がアルミ系、銅系、ニッケ
ル系など金属材料、又は酸化チタンを分散させたポリエ
チレンテレフタレート(PET)などの高分子系材料で
形成されている。
【0047】このオフセットベルト44を支持する支持
ローラのうち、上下加熱ローラ45,46の加圧部を通
過した後のベルト部分が巻き付く支持ローラ(以下、分
離ローラという)43の回りで、ベルトの移動方向を急
激に変化させて、オフセットベルト44からの転写紙1
0の曲率分離を行わせるになっている。またこのベルト
の移動方向の変化を大きくするための案内ローラ48
や、テンションローラ49も設けられている。
ローラのうち、上下加熱ローラ45,46の加圧部を通
過した後のベルト部分が巻き付く支持ローラ(以下、分
離ローラという)43の回りで、ベルトの移動方向を急
激に変化させて、オフセットベルト44からの転写紙1
0の曲率分離を行わせるになっている。またこのベルト
の移動方向の変化を大きくするための案内ローラ48
や、テンションローラ49も設けられている。
【0048】また、上記上下加熱ローラ45,46は、
転写紙10のトナー像面をオフセットベルト44に密着
させるとともに転写紙10に固着しているトナーを加熱
して軟化させるものである。
転写紙10のトナー像面をオフセットベルト44に密着
させるとともに転写紙10に固着しているトナーを加熱
して軟化させるものである。
【0049】また、上記ベルトクリーニング装置47
は、オフセットベルト44周面に断続的な引っ掻き力を
及ぼして付着トナーを除去する回転ブラシローラ50
と、この回転ブラシローラ50よりもベルト移動方向下
流側で、ベルト周面に接触し摩擦力によるスクラブで付
着トナーを除去するパッド51とを備え、これらにより
ベルト周面から除去されたトナーをユニットケーシング
52内に収容するようになっている。
は、オフセットベルト44周面に断続的な引っ掻き力を
及ぼして付着トナーを除去する回転ブラシローラ50
と、この回転ブラシローラ50よりもベルト移動方向下
流側で、ベルト周面に接触し摩擦力によるスクラブで付
着トナーを除去するパッド51とを備え、これらにより
ベルト周面から除去されたトナーをユニットケーシング
52内に収容するようになっている。
【0050】また、このトナー剥離ユニット40には、
液供給ユニット30側から送られてくる転写紙10を、
加圧部に進入させるための挾持搬送手段としての中継搬
送ローラ対53、オフセットベルト44から曲率分離さ
れた転写紙10を乾燥ユニット60側に案内するための
上下ガイド部材54も設けられている。
液供給ユニット30側から送られてくる転写紙10を、
加圧部に進入させるための挾持搬送手段としての中継搬
送ローラ対53、オフセットベルト44から曲率分離さ
れた転写紙10を乾燥ユニット60側に案内するための
上下ガイド部材54も設けられている。
【0051】上記乾燥ユニット60は、例えば転写紙1
0の液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙
10を乾燥させるものであり、加熱ランプ61a内蔵の
例えばアルミからなる加熱ドラム61と、複数の支持ロ
ーラ62に掛け渡され、該加熱ドラム61の周面に一定
角度巻きついた状態で無端移動する紙押圧用ベルト63
とから構成されている。図示の例では一つの支持ローラ
62がテンションローラを兼ねている。上記紙押圧用ベ
ルト63の材質としては、耐熱性や通気性を備えた材
質、例えばキャンバス地、木綿地、テトロン地などの布
を用いることができる。
0の液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙
10を乾燥させるものであり、加熱ランプ61a内蔵の
例えばアルミからなる加熱ドラム61と、複数の支持ロ
ーラ62に掛け渡され、該加熱ドラム61の周面に一定
角度巻きついた状態で無端移動する紙押圧用ベルト63
とから構成されている。図示の例では一つの支持ローラ
62がテンションローラを兼ねている。上記紙押圧用ベ
ルト63の材質としては、耐熱性や通気性を備えた材
質、例えばキャンバス地、木綿地、テトロン地などの布
を用いることができる。
【0052】また、この乾燥ユニット60には、加熱ド
ラムと紙押圧用ベルトとの挾持領域を抜け出した転写紙
10をガイドする上下ガイド部材64と、これによりガ
イドされてきた転写紙10を紙受けユニット70の紙受
け面上に排紙するための排紙ローラ対65が設けられて
いる。
ラムと紙押圧用ベルトとの挾持領域を抜け出した転写紙
10をガイドする上下ガイド部材64と、これによりガ
イドされてきた転写紙10を紙受けユニット70の紙受
け面上に排紙するための排紙ローラ対65が設けられて
いる。
【0053】以上の構成において、給紙ユニット20か
ら送られた転写紙10は、液供給ユニット30でそのト
ナー像面に液が均一に供給され、トナー剥離ユニット4
0に送られる。このトナー剥離ユニット40で、転写紙
10に固着しているトナーが加熱ローラ45,46から
の加熱で軟化し、オフセットベルト44表面に付着す
る。そして分離ローラ43の回りで転写紙10とオフセ
ットベルト44から分離する際に、オフセットベルト4
4表面に付着したトナーが転写紙10から剥離し、これ
により、転写紙10からトナーが除去される。トナーが
除去された転写紙10は乾燥ユニット61で乾燥され、
紙受けユニット70に排出される。
ら送られた転写紙10は、液供給ユニット30でそのト
ナー像面に液が均一に供給され、トナー剥離ユニット4
0に送られる。このトナー剥離ユニット40で、転写紙
10に固着しているトナーが加熱ローラ45,46から
の加熱で軟化し、オフセットベルト44表面に付着す
る。そして分離ローラ43の回りで転写紙10とオフセ
ットベルト44から分離する際に、オフセットベルト4
4表面に付着したトナーが転写紙10から剥離し、これ
により、転写紙10からトナーが除去される。トナーが
除去された転写紙10は乾燥ユニット61で乾燥され、
紙受けユニット70に排出される。
【0054】以上の構成によれば、トナーが付着した転
写紙10に液を供給して転写紙10のトナーとの界面部
に液を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、紙繊
維を傷めることなく、トナーを除去できる。
写紙10に液を供給して転写紙10のトナーとの界面部
に液を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、紙繊
維を傷めることなく、トナーを除去できる。
【0055】また、乾燥ユニット61には吸水性を有す
る紙押圧用ベルト63を転写紙10に接触させているの
で、加熱ドラム61内部の加熱ランプ61aからの加熱
による乾燥に加えて、この紙押圧用ベルト61に転写紙
10の液31を付着させることによる乾燥促進機能も発
揮させることができる。
る紙押圧用ベルト63を転写紙10に接触させているの
で、加熱ドラム61内部の加熱ランプ61aからの加熱
による乾燥に加えて、この紙押圧用ベルト61に転写紙
10の液31を付着させることによる乾燥促進機能も発
揮させることができる。
【0056】ところで、図1のトナー除去装置において
は、乾燥ユニット60の加熱ドラム61及び紙押圧用ベ
ルト63は、濡れた状態の転写紙10に接触するシート
接触部材である。このうち、加熱ドラム61は内部に加
熱ランプ61aを内蔵しているので、転写紙10に対す
る乾燥手段に相当する加熱ランプ61aにより常時加熱
による乾燥作用を受けている。
は、乾燥ユニット60の加熱ドラム61及び紙押圧用ベ
ルト63は、濡れた状態の転写紙10に接触するシート
接触部材である。このうち、加熱ドラム61は内部に加
熱ランプ61aを内蔵しているので、転写紙10に対す
る乾燥手段に相当する加熱ランプ61aにより常時加熱
による乾燥作用を受けている。
【0057】一方、上記紙押圧用ベルト63は転写紙1
0搬送のための挾持搬送領域で転写紙10や加熱ドラム
61を介して上記加熱ランプ61aからの比較的強い加
熱作用を受けるが、この挾持搬送領域では、加熱ランプ
61aからの熱は主に転写紙10に付着している液31
の気化に向けられるので、紙押圧用ベルト63は、転写
紙10から移った液31である程度濡れた状態のままこ
の挾持搬送領域を脱する。そしてこの紙押圧用ベルト6
3の濡れは、転写紙10が加熱ドラム61との挾持搬送
領域に存在しないときの加熱ドラム61との直接接触な
どにより付着している液31が蒸発してある程度緩和さ
れる。しかし、トナー除去の処理速度を早めに設定した
り、上記挾持搬送領域に濡れた転写紙10を所定間隔
(時間間隔や空間間隔)をおいて連続して送り込んだり
する場合には、紙押圧用ベルト63の部分が濡れたまま
の状態で再び挾持搬送領域に移動してきて、上記乾燥促
進機能を発揮できなくなる恐れがある。
0搬送のための挾持搬送領域で転写紙10や加熱ドラム
61を介して上記加熱ランプ61aからの比較的強い加
熱作用を受けるが、この挾持搬送領域では、加熱ランプ
61aからの熱は主に転写紙10に付着している液31
の気化に向けられるので、紙押圧用ベルト63は、転写
紙10から移った液31である程度濡れた状態のままこ
の挾持搬送領域を脱する。そしてこの紙押圧用ベルト6
3の濡れは、転写紙10が加熱ドラム61との挾持搬送
領域に存在しないときの加熱ドラム61との直接接触な
どにより付着している液31が蒸発してある程度緩和さ
れる。しかし、トナー除去の処理速度を早めに設定した
り、上記挾持搬送領域に濡れた転写紙10を所定間隔
(時間間隔や空間間隔)をおいて連続して送り込んだり
する場合には、紙押圧用ベルト63の部分が濡れたまま
の状態で再び挾持搬送領域に移動してきて、上記乾燥促
進機能を発揮できなくなる恐れがある。
【0058】以下、図2を用いてこのような紙押圧用ベ
ルト63の濡れによる不具合を解消するための乾燥ユニ
ット60の構成例について説明する。図2において、こ
の乾燥ユニット60は、紙押圧用ベルト63を乾燥する
紙シート接触部材乾燥手段として紙押圧用ベルト63に
付着した液の蒸気を該ベルト63から持ち去る気流を発
生させるファン80が設けられている。なお、図2の例
では図1の乾燥ユニット60と異なり、トナー剥離ユニ
ット40からの転写紙を、紙押圧用ベルト63と加熱ド
ラム61との圧接部である挾持搬送領域に上方から侵入
させて該領域を通過させた後に下方から排出するように
構成され、かつ、この排出時に加熱ドラム61から転写
紙が分離しきれずにジャムするのを防止するため、該ド
ラム61に先端が接触あるいは近接するように分離爪6
6が設けられている。また紙押圧用ベルト63は前述の
乾燥促進機能を発揮するのに適した、綿、絹などの吸水
性に優れた材質で構成されている。
ルト63の濡れによる不具合を解消するための乾燥ユニ
ット60の構成例について説明する。図2において、こ
の乾燥ユニット60は、紙押圧用ベルト63を乾燥する
紙シート接触部材乾燥手段として紙押圧用ベルト63に
付着した液の蒸気を該ベルト63から持ち去る気流を発
生させるファン80が設けられている。なお、図2の例
では図1の乾燥ユニット60と異なり、トナー剥離ユニ
ット40からの転写紙を、紙押圧用ベルト63と加熱ド
ラム61との圧接部である挾持搬送領域に上方から侵入
させて該領域を通過させた後に下方から排出するように
構成され、かつ、この排出時に加熱ドラム61から転写
紙が分離しきれずにジャムするのを防止するため、該ド
ラム61に先端が接触あるいは近接するように分離爪6
6が設けられている。また紙押圧用ベルト63は前述の
乾燥促進機能を発揮するのに適した、綿、絹などの吸水
性に優れた材質で構成されている。
【0059】そして、上記ファン80を効率的に作動さ
せるため、紙押圧用ベルト63の上記挾持搬送領域を脱
した部分に対向して該ベルト部分の含水量を知るための
湿度検知センサ81が設けられている。更に、紙押圧用
ベルト63の上記ファン80による気流での乾燥処理を
受けた後の部分に対向して該ベルト部分の含水量を知る
ための湿度検知センサ82が設けられている。これらの
湿度検知センサ81,82はいずれか一方のみを設けて
も良いし、両方設けても良い。そして、これらの信号を
用いて上記ファン80のオン・オフあるいは強度を制御
する。図3はそのための電装部のブロック図を示すもの
である。図3の例では、給紙ユニットの駆動モータ20
aや液供給ユニット30の駆動モータ30aなどを制御
するCPU83に、上記各湿度センサ81,82の信号
が入力され、かつ、該CPU83からの制御信号が上記
ファン80に出力されるように構成されている。
せるため、紙押圧用ベルト63の上記挾持搬送領域を脱
した部分に対向して該ベルト部分の含水量を知るための
湿度検知センサ81が設けられている。更に、紙押圧用
ベルト63の上記ファン80による気流での乾燥処理を
受けた後の部分に対向して該ベルト部分の含水量を知る
ための湿度検知センサ82が設けられている。これらの
湿度検知センサ81,82はいずれか一方のみを設けて
も良いし、両方設けても良い。そして、これらの信号を
用いて上記ファン80のオン・オフあるいは強度を制御
する。図3はそのための電装部のブロック図を示すもの
である。図3の例では、給紙ユニットの駆動モータ20
aや液供給ユニット30の駆動モータ30aなどを制御
するCPU83に、上記各湿度センサ81,82の信号
が入力され、かつ、該CPU83からの制御信号が上記
ファン80に出力されるように構成されている。
【0060】ここで、ファン80による乾燥処理を受け
た後の紙押圧用ベルト63部分に、上記挾持搬送領域に
おける転写紙乾燥に支障が生じる程度の水分が残ってい
る可能性が高いことを、例えば該ベルト部分に対向して
配設された湿度センサ82からの信号によって検出した
場合には、転写紙乾燥不良による不具合、例えば、上記
紙受けユニット70でのスタック不良などを回避するた
めに、図4に示すような制御を行うことが望ましい。
た後の紙押圧用ベルト63部分に、上記挾持搬送領域に
おける転写紙乾燥に支障が生じる程度の水分が残ってい
る可能性が高いことを、例えば該ベルト部分に対向して
配設された湿度センサ82からの信号によって検出した
場合には、転写紙乾燥不良による不具合、例えば、上記
紙受けユニット70でのスタック不良などを回避するた
めに、図4に示すような制御を行うことが望ましい。
【0061】例えば図4(a)の制御は、上記不具合を
回避するために必要に応じて転写紙の装置内での搬送速
度を切換えるものである。まず、湿度センサ82の出力
Tを読み込み、これと上記不具合が生じる恐れがあるか
否かを判断するための設定値a1とを比較し、この結果
上記不具合が生じる恐れがある判断した場合(ステップ
2でY)には、装置内での転写紙の搬送速度を通常速度
V1から、これよりも低速の低速度V2に切換える(ステ
ップ3)。この湿度センサ82の出力Tよみ込み乃至速
度切換えは、随時行うようにし、不具合が生じる恐れが
ないと判断した時点(ステップ3でN)で通常速度V1
に復帰させる(ステップ4)。
回避するために必要に応じて転写紙の装置内での搬送速
度を切換えるものである。まず、湿度センサ82の出力
Tを読み込み、これと上記不具合が生じる恐れがあるか
否かを判断するための設定値a1とを比較し、この結果
上記不具合が生じる恐れがある判断した場合(ステップ
2でY)には、装置内での転写紙の搬送速度を通常速度
V1から、これよりも低速の低速度V2に切換える(ステ
ップ3)。この湿度センサ82の出力Tよみ込み乃至速
度切換えは、随時行うようにし、不具合が生じる恐れが
ないと判断した時点(ステップ3でN)で通常速度V1
に復帰させる(ステップ4)。
【0062】また図4(b)の制御は、同様の目的で、
給紙ユニット20による給紙間隔を切換えるものであ
る。すなわち、湿度センサ82の出力Tと上記設定値a
1との比較で、上記不具合が生じる恐れがある判断した
場合(ステップ2でY)には、給紙ユニット20による
給紙間隔を通常間隔L1から、これよりも大きな間隔L2
に切換える(ステップ3)。そして図4(a)と同様に
その後この湿度センサ82の出力Tから不具合が生じる
恐れがないと判断した時点(ステップ3でN)で通常間
隔L1に復帰させる(ステップ4)。
給紙ユニット20による給紙間隔を切換えるものであ
る。すなわち、湿度センサ82の出力Tと上記設定値a
1との比較で、上記不具合が生じる恐れがある判断した
場合(ステップ2でY)には、給紙ユニット20による
給紙間隔を通常間隔L1から、これよりも大きな間隔L2
に切換える(ステップ3)。そして図4(a)と同様に
その後この湿度センサ82の出力Tから不具合が生じる
恐れがないと判断した時点(ステップ3でN)で通常間
隔L1に復帰させる(ステップ4)。
【0063】更に図4(c)の制御は同様の目的で、上
記不具合が生じる恐れがある判断した場合(ステップ2
でY)には、給紙動作を初めとする以降のトナー除去動
作を停止する(ステップ3)とともに、図示しない操作
部などに設けられた例えば液晶ディスプレイなどの報知
手段を駆動し、紙押圧ベルト63の含水量が低下するの
を待機状態で持ち、該含水量が上記不具合が生じない程
度に低下した判断した時点で(ステップ2でN)で、自
動的に給紙動作を初めとするトナー除去動作を再開させ
る(ステップ4)。なお、上記待機状態において、乾燥
ユニット40及びファン80は駆動して、紙押圧ベルト
63を乾燥させるようにしても良い。なお、この図4
(c)のような制御は、上記図4(a)や図4(b)の
制御に比して、制御が簡単である。無論、この図4
(c)の制御は、図4(a)や図4(b)の制御と組み
合わせて実施しても良い。
記不具合が生じる恐れがある判断した場合(ステップ2
でY)には、給紙動作を初めとする以降のトナー除去動
作を停止する(ステップ3)とともに、図示しない操作
部などに設けられた例えば液晶ディスプレイなどの報知
手段を駆動し、紙押圧ベルト63の含水量が低下するの
を待機状態で持ち、該含水量が上記不具合が生じない程
度に低下した判断した時点で(ステップ2でN)で、自
動的に給紙動作を初めとするトナー除去動作を再開させ
る(ステップ4)。なお、上記待機状態において、乾燥
ユニット40及びファン80は駆動して、紙押圧ベルト
63を乾燥させるようにしても良い。なお、この図4
(c)のような制御は、上記図4(a)や図4(b)の
制御に比して、制御が簡単である。無論、この図4
(c)の制御は、図4(a)や図4(b)の制御と組み
合わせて実施しても良い。
【0064】次に、図5を用いて、紙押圧用ベルト63
用の乾燥手段の他の構成例について説明する。図5
(a)の構成例では、ヒータ80a,80a,80bを
用いてベルト用の乾燥手段を構成している。具体的には
紙押圧用ベルト63の支持ローラ62,62の内部にヒ
ータ80a,80aを内蔵し、また紙押圧用ベルト63
の上記挾持搬送領域を脱した部分に対向するようにヒー
タ80bを設けている。これらのヒータ80a,80
a,80bによって紙押圧用ベルと63を乾燥する。こ
の構成例においても、上記湿度センサ81,82を設け
てヒータの駆動制御などを行っても良い。
用の乾燥手段の他の構成例について説明する。図5
(a)の構成例では、ヒータ80a,80a,80bを
用いてベルト用の乾燥手段を構成している。具体的には
紙押圧用ベルト63の支持ローラ62,62の内部にヒ
ータ80a,80aを内蔵し、また紙押圧用ベルト63
の上記挾持搬送領域を脱した部分に対向するようにヒー
タ80bを設けている。これらのヒータ80a,80
a,80bによって紙押圧用ベルと63を乾燥する。こ
の構成例においても、上記湿度センサ81,82を設け
てヒータの駆動制御などを行っても良い。
【0065】一方、図5(b)の構成例では、吸水性を
有する材質、好ましくは紙押圧用ベルト63の材質より
も優れた吸水性からなるベルトを回動させるベルト装置
80cを、紙押圧用ベルト63の上記挾持搬送領域を脱
した部分に接触するように配設して紙押圧用ベルト63
用の乾燥手段を構成している。このベルト80のベルト
は紙押圧用ベルト63に連れ回りで回動するようにして
も良いし、別に駆動を与えても良い。
有する材質、好ましくは紙押圧用ベルト63の材質より
も優れた吸水性からなるベルトを回動させるベルト装置
80cを、紙押圧用ベルト63の上記挾持搬送領域を脱
した部分に接触するように配設して紙押圧用ベルト63
用の乾燥手段を構成している。このベルト80のベルト
は紙押圧用ベルト63に連れ回りで回動するようにして
も良いし、別に駆動を与えても良い。
【0066】次に、図6を用いて紙押圧用ベルト63用
の乾燥手段の他の構成例について説明する。この構成例
は、紙押圧用ベルト63の表面に沿った方向の気流を発
生させて紙押圧用ベルト63を乾燥させるものである。
図示の例では、紙押圧用ベルト63の幅方向における一
方の外側から紙押圧用ベルト63側に空気を送り出す送
風ファン90を設け、かつ、他方の外側に紙押圧用ベル
ト63側の空気を吸い込んで機外に空気を送り出す排気
ファン91を設けている。この送風ファン90は周囲の
空気が高温になっているトナー剥離ユニット40側から
空気を吸引できるように、図示を省略した装置の外装カ
バーよりも内側に配設されている。これらのファン9
0,91により図中矢印で示すような気流を発生させて
紙押圧用ベルト63を乾燥させる。なお、上記各ファン
90,91はそれぞれ複数設けても良い。また図示の例
では、両ファン90,91によって生じる気流を、紙押
圧用ベルト63の表面走行領域に集中させる等の目的
で、乾燥ユニットの、両側端部を除く周囲を囲むように
カバー92が設けられている。図示を省略したが無論こ
のカバー92には、トナー剥離ユニット40から乾燥ユ
ニットへの転写紙侵入用、及び紙受けユニットへの転写
紙排出用の開口がそれぞれ形成されている。
の乾燥手段の他の構成例について説明する。この構成例
は、紙押圧用ベルト63の表面に沿った方向の気流を発
生させて紙押圧用ベルト63を乾燥させるものである。
図示の例では、紙押圧用ベルト63の幅方向における一
方の外側から紙押圧用ベルト63側に空気を送り出す送
風ファン90を設け、かつ、他方の外側に紙押圧用ベル
ト63側の空気を吸い込んで機外に空気を送り出す排気
ファン91を設けている。この送風ファン90は周囲の
空気が高温になっているトナー剥離ユニット40側から
空気を吸引できるように、図示を省略した装置の外装カ
バーよりも内側に配設されている。これらのファン9
0,91により図中矢印で示すような気流を発生させて
紙押圧用ベルト63を乾燥させる。なお、上記各ファン
90,91はそれぞれ複数設けても良い。また図示の例
では、両ファン90,91によって生じる気流を、紙押
圧用ベルト63の表面走行領域に集中させる等の目的
で、乾燥ユニットの、両側端部を除く周囲を囲むように
カバー92が設けられている。図示を省略したが無論こ
のカバー92には、トナー剥離ユニット40から乾燥ユ
ニットへの転写紙侵入用、及び紙受けユニットへの転写
紙排出用の開口がそれぞれ形成されている。
【0067】図7及び図8は、上記送風ファン90及び
排気ファン91で発生させる気流をより効率的に紙押圧
用ベルト63の乾燥に使用するために、ダクトを設けた
ものであり、図7は平面図、図8は図7中のX−X断面
図である。このダクトは、挾持搬送領域の紙押圧用ベル
ト63の裏面側に対向して幅方向に延在する第1ダクト
部93と、該挾持搬送領域を脱した直後の紙押圧用ベル
ト63の表面側に対向して幅方向に延在する第2ダクト
部94と、更に該ベルト63表面の移動方向で下流側の
該ベルト表面側に対向して延在する第3ダクト部95と
を有する。これらのダクト部93,94,95は、図8
に示すようにベルト63面との対向部が開口になっい
る。これら第1乃至第3のダクト部の上記送風ファン9
0側の端部は共に連結ダクト部97で送風ファン90に
連結され、かつ、第1乃至第3のダクト部の排気ファン
91側の端部も共に連結ダクト部98で送風ファン91
に連結されている。そして、第1乃至第3のダクト部の
送風ファン90側の入口部には入口開閉用のシャッタ9
3a,94a,95aが設けられている。この入口部に
代え出口部に同様のシャッタを設けても良いし、両方に
設けても良い。
排気ファン91で発生させる気流をより効率的に紙押圧
用ベルト63の乾燥に使用するために、ダクトを設けた
ものであり、図7は平面図、図8は図7中のX−X断面
図である。このダクトは、挾持搬送領域の紙押圧用ベル
ト63の裏面側に対向して幅方向に延在する第1ダクト
部93と、該挾持搬送領域を脱した直後の紙押圧用ベル
ト63の表面側に対向して幅方向に延在する第2ダクト
部94と、更に該ベルト63表面の移動方向で下流側の
該ベルト表面側に対向して延在する第3ダクト部95と
を有する。これらのダクト部93,94,95は、図8
に示すようにベルト63面との対向部が開口になっい
る。これら第1乃至第3のダクト部の上記送風ファン9
0側の端部は共に連結ダクト部97で送風ファン90に
連結され、かつ、第1乃至第3のダクト部の排気ファン
91側の端部も共に連結ダクト部98で送風ファン91
に連結されている。そして、第1乃至第3のダクト部の
送風ファン90側の入口部には入口開閉用のシャッタ9
3a,94a,95aが設けられている。この入口部に
代え出口部に同様のシャッタを設けても良いし、両方に
設けても良い。
【0068】上記各シャッタ93a,94a,95a
は、第1乃至第3ダクト部のうち転写紙及び紙押圧用ベ
ルト9表面の移動に応じて、対向する該ベルト9部分の
乾燥が特に必要な1又は複数のダクト部に集中させて気
流を振り分けるためのものである。図9は各シャッタ9
3a,94a,95a開閉制御の一例を示すものであ
る。図9(a)は、加熱ドラム91と紙押圧用ベルト6
3とによる挾持搬送領域に向けて搬送されてくる転写紙
10を検知する紙センサ99によって、紙の先端が検出
された直後の状態、図9(b)は転写紙10の先端が挾
持搬送領域にくわえこまれた瞬間の状態、図9(c)は
転写紙10の先端が挾持搬送領域の出口に到達立つした
瞬間の状態、図9(d)は転写紙の後端が第2ダクト部
91の対向部を通過する瞬間の状態を、それぞれ示して
いる。そして図9(e)はこのような転写紙通過に伴う
上記紙センサ出力及び上記各シャッタの開閉の状態を示
すタイミングチャートである。
は、第1乃至第3ダクト部のうち転写紙及び紙押圧用ベ
ルト9表面の移動に応じて、対向する該ベルト9部分の
乾燥が特に必要な1又は複数のダクト部に集中させて気
流を振り分けるためのものである。図9は各シャッタ9
3a,94a,95a開閉制御の一例を示すものであ
る。図9(a)は、加熱ドラム91と紙押圧用ベルト6
3とによる挾持搬送領域に向けて搬送されてくる転写紙
10を検知する紙センサ99によって、紙の先端が検出
された直後の状態、図9(b)は転写紙10の先端が挾
持搬送領域にくわえこまれた瞬間の状態、図9(c)は
転写紙10の先端が挾持搬送領域の出口に到達立つした
瞬間の状態、図9(d)は転写紙の後端が第2ダクト部
91の対向部を通過する瞬間の状態を、それぞれ示して
いる。そして図9(e)はこのような転写紙通過に伴う
上記紙センサ出力及び上記各シャッタの開閉の状態を示
すタイミングチャートである。
【0069】図9(e)において、上記紙センサ99で
転写紙10の先端を検出してその出力がONした時点
(t0)からCPUのクロックをカウントし、以降予め
定められたカウントになる時点で予め決められた各シャ
ッタの開閉を行う。まず、図9(b)に対応するカウン
ト(t1)で第1ダクト部93のシャッタのみを開いて
第1ダクト部93に気流を発生させる。次に図9(c)
に対応するカウント(t2)で第2ダクト部94のシャ
ッタも開いて第2ダクト部94にも気流を振り分ける。
次に転写紙10の後端部が挾持搬送領域の出口を通過す
るカウント(t3)で第1ダクト部93のシャッタを閉
じるとと共に第3ダクト部95のシャッタを開く。次い
で図9(d)に対応するカウント(t4)で第2ダクト
部94のシャッタを閉じる。これ以降、少なくとも転写
紙10が接触していた紙押圧用ベルト9の部分(図9
(d)中に10aで示す)の後端が第3ダクト部95の
対向部を通過するまで、第3ダクト部95のシャッタを
開いたままにしておき、その後に閉じる。そして、次の
記録紙10の先端を上記紙センサ99で検出した時点で
再び第1ダクト部93のシャッタを開く。以降同様に各
シャッタを開閉制御する。
転写紙10の先端を検出してその出力がONした時点
(t0)からCPUのクロックをカウントし、以降予め
定められたカウントになる時点で予め決められた各シャ
ッタの開閉を行う。まず、図9(b)に対応するカウン
ト(t1)で第1ダクト部93のシャッタのみを開いて
第1ダクト部93に気流を発生させる。次に図9(c)
に対応するカウント(t2)で第2ダクト部94のシャ
ッタも開いて第2ダクト部94にも気流を振り分ける。
次に転写紙10の後端部が挾持搬送領域の出口を通過す
るカウント(t3)で第1ダクト部93のシャッタを閉
じるとと共に第3ダクト部95のシャッタを開く。次い
で図9(d)に対応するカウント(t4)で第2ダクト
部94のシャッタを閉じる。これ以降、少なくとも転写
紙10が接触していた紙押圧用ベルト9の部分(図9
(d)中に10aで示す)の後端が第3ダクト部95の
対向部を通過するまで、第3ダクト部95のシャッタを
開いたままにしておき、その後に閉じる。そして、次の
記録紙10の先端を上記紙センサ99で検出した時点で
再び第1ダクト部93のシャッタを開く。以降同様に各
シャッタを開閉制御する。
【0070】図7及び図8の構成例では、第1乃至第3
のダクト部の両端部それぞれを共通の連結ダクト部9
7,98を介して共通の送風ファン90や排気ファン9
1に連結し、これにより、各ダクトでファンを兼用した
が、これに代え、送風ファンと排気ファンの少なくとも
一方を各ダクト部ごとに設けても良い。この場合各ダク
ト部毎に設けたファンについては、上記シャッタと同様
にON・OFF制御すれば、図9と同様の転写紙などの
移動に伴った気流の集中的な使用を図れる。
のダクト部の両端部それぞれを共通の連結ダクト部9
7,98を介して共通の送風ファン90や排気ファン9
1に連結し、これにより、各ダクトでファンを兼用した
が、これに代え、送風ファンと排気ファンの少なくとも
一方を各ダクト部ごとに設けても良い。この場合各ダク
ト部毎に設けたファンについては、上記シャッタと同様
にON・OFF制御すれば、図9と同様の転写紙などの
移動に伴った気流の集中的な使用を図れる。
【0071】なお、図1、図2、図5、図6乃至図8に
示した各乾燥ユニット60においては、紙押圧用ベルト
63の乾燥を一層促進するため、支持ローラ62とし
て、図10又は図11に示すように該ベルト63の裏面
と接触する表面部に湿った空気の逃げ道となる溝62a
を形成したローラを用いることが望ましい。すなわち図
10(a)にその斜視図、同図(b)にその正面図をそ
れぞれ示した支持ローラ62は、環状の溝62aがロー
ラ軸方向に複数形成され、上記ベルト63の裏面との接
触部分62bがローラ軸方向に複数配列された円板状に
なっている。これにより、上記ベルト63を支持した状
態でも溝62aから湿った空気を逃がすことができ、該
ベルト63の乾燥を促進させることができる。
示した各乾燥ユニット60においては、紙押圧用ベルト
63の乾燥を一層促進するため、支持ローラ62とし
て、図10又は図11に示すように該ベルト63の裏面
と接触する表面部に湿った空気の逃げ道となる溝62a
を形成したローラを用いることが望ましい。すなわち図
10(a)にその斜視図、同図(b)にその正面図をそ
れぞれ示した支持ローラ62は、環状の溝62aがロー
ラ軸方向に複数形成され、上記ベルト63の裏面との接
触部分62bがローラ軸方向に複数配列された円板状に
なっている。これにより、上記ベルト63を支持した状
態でも溝62aから湿った空気を逃がすことができ、該
ベルト63の乾燥を促進させることができる。
【0072】また図11にその正面図を示す支持ローラ
62は、螺旋状の溝62aが形成され、上記ベルト63
の裏面との接触部分62bが螺旋状の突条になってい
る。しかも、図示の例では螺旋状の溝62aが該ローラ
62の回転により図中矢印Aで示すようにローラ軸線方
向の中央から端部に向けて湿った空気を強制的に送り出
せるように、ローラ軸線方向中央を挟んで螺旋の巻き方
向が逆になっている。
62は、螺旋状の溝62aが形成され、上記ベルト63
の裏面との接触部分62bが螺旋状の突条になってい
る。しかも、図示の例では螺旋状の溝62aが該ローラ
62の回転により図中矢印Aで示すようにローラ軸線方
向の中央から端部に向けて湿った空気を強制的に送り出
せるように、ローラ軸線方向中央を挟んで螺旋の巻き方
向が逆になっている。
【0073】以上の図10及び図11の支持ローラ62
においては、紙押圧用ベルト63の乾燥を更に促進し得
るようにするため、例えば図10の支持ローラを例にし
て図12(a)に示すように、上記ベルト63の裏面と
の接触部分62bにローラ軸線方向の貫通孔62cを設
けたり、更に図12(b)に示すように溝62aの底部
に放射状のフィン62dを設けたりしても良い。これら
貫通孔62cや放射状フィン62dを設ければ、支持ロ
ーラ回転にともなって、これらで湿った空気を撹拌する
ことにより、上記ベルト63の乾燥を更に促進させるこ
とができる。
においては、紙押圧用ベルト63の乾燥を更に促進し得
るようにするため、例えば図10の支持ローラを例にし
て図12(a)に示すように、上記ベルト63の裏面と
の接触部分62bにローラ軸線方向の貫通孔62cを設
けたり、更に図12(b)に示すように溝62aの底部
に放射状のフィン62dを設けたりしても良い。これら
貫通孔62cや放射状フィン62dを設ければ、支持ロ
ーラ回転にともなって、これらで湿った空気を撹拌する
ことにより、上記ベルト63の乾燥を更に促進させるこ
とができる。
【0074】次に、図13及び図14を用いて、本発明
の他の実施例に係るトナー除去装置について説明する。
図13は本実施例に係るトナー除去装置のトナー剥離ユ
ニット及び乾燥ユニットの概略構成図である。このトナ
ー除去装置は前述の図1のトナー除去装置と基本的には
同一の構成をしており、異なる点は、トナー剥離ユニッ
トにおける前述の下加熱ローラ46に代え、オフセット
ベルト44が摺動する加熱ブロック100を用いる点の
みである。この加熱ブロック100内にはヒータ100
aが内蔵されており、下加熱ローラ46と同様の機能を
果たしている。
の他の実施例に係るトナー除去装置について説明する。
図13は本実施例に係るトナー除去装置のトナー剥離ユ
ニット及び乾燥ユニットの概略構成図である。このトナ
ー除去装置は前述の図1のトナー除去装置と基本的には
同一の構成をしており、異なる点は、トナー剥離ユニッ
トにおける前述の下加熱ローラ46に代え、オフセット
ベルト44が摺動する加熱ブロック100を用いる点の
みである。この加熱ブロック100内にはヒータ100
aが内蔵されており、下加熱ローラ46と同様の機能を
果たしている。
【0075】そして、本実施例のトナー除去装置では、
トナー剥離ユニットと乾燥ユニットのそれぞれに、ユニ
ット内に幅方向の気流を発生させるファン102,10
4が設けられている。トナー剥離ユニットのファン10
2はオフセットベルト冷却用のファンであり、乾燥ユニ
ットのファン104は、トナー除去動作時においては、
前述の実施例と同様に、紙押圧用ベルト63を乾燥させ
る紙シート接触部材乾燥手段として機能する。そして、
本実施例では、この乾燥ユニットのファン104及び紙
押圧用ベルト63の駆動モータを、操作スイッチとして
のメインスイッチを操作して電源を遮断した後(以下、
メインスイッチ遮断後という)にも継続して作動させる
得るようにしている。なお、図13中、加熱ブロック1
00近傍に設けられているのは、加熱ブロック100内
のヒータ100a及び前記上加熱ローラ45内の加熱ラ
ンプ45aを制御するための温度センサ101である。
また、紙押圧ベルト63近傍に設けられているのは、後
述するメインスイッチ遮断後の制御のため温度センサ1
03である。
トナー剥離ユニットと乾燥ユニットのそれぞれに、ユニ
ット内に幅方向の気流を発生させるファン102,10
4が設けられている。トナー剥離ユニットのファン10
2はオフセットベルト冷却用のファンであり、乾燥ユニ
ットのファン104は、トナー除去動作時においては、
前述の実施例と同様に、紙押圧用ベルト63を乾燥させ
る紙シート接触部材乾燥手段として機能する。そして、
本実施例では、この乾燥ユニットのファン104及び紙
押圧用ベルト63の駆動モータを、操作スイッチとして
のメインスイッチを操作して電源を遮断した後(以下、
メインスイッチ遮断後という)にも継続して作動させる
得るようにしている。なお、図13中、加熱ブロック1
00近傍に設けられているのは、加熱ブロック100内
のヒータ100a及び前記上加熱ローラ45内の加熱ラ
ンプ45aを制御するための温度センサ101である。
また、紙押圧ベルト63近傍に設けられているのは、後
述するメインスイッチ遮断後の制御のため温度センサ1
03である。
【0076】図14は本実施例のトナー除去装置の電装
部のブロック図である。本実施例においては、メインス
イッチ111よりも外部電源(商用電源)側に直流電源
(DC電源)112を設けている。そして、メインスイ
ッチ遮断状態で、加熱ランプ45a,61aや加熱ヒー
タ100aなどの交流系への通電が遮断された状態で
も、この直流電源112から、メイン制御部113、ド
ライバ114、乾燥ユニットの感度センサ103、紙押
圧用ベルト駆動用のモータM1、トナー剥離ユニット及
び乾燥ユニットそれぞれのファン102,104などの
直流系の電装部品には通電可能、かつ、メイン制御部1
13により制御可能になっている。
部のブロック図である。本実施例においては、メインス
イッチ111よりも外部電源(商用電源)側に直流電源
(DC電源)112を設けている。そして、メインスイ
ッチ遮断状態で、加熱ランプ45a,61aや加熱ヒー
タ100aなどの交流系への通電が遮断された状態で
も、この直流電源112から、メイン制御部113、ド
ライバ114、乾燥ユニットの感度センサ103、紙押
圧用ベルト駆動用のモータM1、トナー剥離ユニット及
び乾燥ユニットそれぞれのファン102,104などの
直流系の電装部品には通電可能、かつ、メイン制御部1
13により制御可能になっている。
【0077】具体的には、上記メイン制御部113は上
記直流電源112に接続され、このメイン制御部113
に、メインスイッチ111のオン・オフを検知するため
の検知手段としてのリレー115、乾燥ユニットの温度
センサ103、ドライバ114などが接続されている。
そして、このドライバ114にソリッドステートリレー
SSR1(117),SSR2(116)、各ユニット
のファン102,104、紙押圧用ベルト駆動用などの
モータM1,M2などが接続されている。
記直流電源112に接続され、このメイン制御部113
に、メインスイッチ111のオン・オフを検知するため
の検知手段としてのリレー115、乾燥ユニットの温度
センサ103、ドライバ114などが接続されている。
そして、このドライバ114にソリッドステートリレー
SSR1(117),SSR2(116)、各ユニット
のファン102,104、紙押圧用ベルト駆動用などの
モータM1,M2などが接続されている。
【0078】以上の構成において、トナー除去動作中
は、乾燥ユニットの温度センサ103により、紙押圧用
ベルト63の表面温度を検出し、ソリッドステートリレ
ーSSR2をオン・オフ制御することにより、加熱ラン
プ61aを制御して、同ベルト63の温度を一定に保
つ。またモータM2をオンすることにより、紙押圧用ベ
ルト63及び加熱ドラム61を回転させる。 (以下、余白)
は、乾燥ユニットの温度センサ103により、紙押圧用
ベルト63の表面温度を検出し、ソリッドステートリレ
ーSSR2をオン・オフ制御することにより、加熱ラン
プ61aを制御して、同ベルト63の温度を一定に保
つ。またモータM2をオンすることにより、紙押圧用ベ
ルト63及び加熱ドラム61を回転させる。 (以下、余白)
【0079】そして、トナー除去動作中や、該動作終了
直後など、紙押圧用ベルト63が高温のときに、メイン
スイッチ111をオフにすると、加熱ランプや加熱ヒー
タへの電源供給が遮断される。そして、メイン制御部1
13は、上記リレー115によりメインスイッチ111
がオフされたことを検出し、乾燥ユニットの温度センサ
103により紙押圧用ベルト63表面の温度を検出す
る。そして、検出温度が、所定温度以上の場合には、乾
燥ユニットの、駆動モータM2及びファン104をオン
し、引き続きこれらを駆動させる。これにより、紙押圧
用ベルト63に係る加熱ドラム61からの熱を均等化す
る。また上記ファン104の駆動により外気を循環させ
て紙押圧用ベルト63を冷却するとともに、機内の液体
蒸気を機外に放出する。ここで、上記所定温度は、紙押
圧用ベルト63が加熱ドラム61からの熱により変形や
劣化を行う範囲の上限温度である。
直後など、紙押圧用ベルト63が高温のときに、メイン
スイッチ111をオフにすると、加熱ランプや加熱ヒー
タへの電源供給が遮断される。そして、メイン制御部1
13は、上記リレー115によりメインスイッチ111
がオフされたことを検出し、乾燥ユニットの温度センサ
103により紙押圧用ベルト63表面の温度を検出す
る。そして、検出温度が、所定温度以上の場合には、乾
燥ユニットの、駆動モータM2及びファン104をオン
し、引き続きこれらを駆動させる。これにより、紙押圧
用ベルト63に係る加熱ドラム61からの熱を均等化す
る。また上記ファン104の駆動により外気を循環させ
て紙押圧用ベルト63を冷却するとともに、機内の液体
蒸気を機外に放出する。ここで、上記所定温度は、紙押
圧用ベルト63が加熱ドラム61からの熱により変形や
劣化を行う範囲の上限温度である。
【0080】以上の制御により、トナー除去動作直後な
ど紙押圧用ベルト63が高温のときにメインスイッチ1
11が遮断されると、紙押圧用ベルト63が回転し、か
つファン104が作動して同ベルト63が冷却されると
ともに、液体蒸気が機外排出されるので、紙押圧用ベル
ト63の局部的に変形や劣化を防止できるとともに、そ
の後の装置放置時の結露を防止できる。
ど紙押圧用ベルト63が高温のときにメインスイッチ1
11が遮断されると、紙押圧用ベルト63が回転し、か
つファン104が作動して同ベルト63が冷却されると
ともに、液体蒸気が機外排出されるので、紙押圧用ベル
ト63の局部的に変形や劣化を防止できるとともに、そ
の後の装置放置時の結露を防止できる。
【0081】そして、紙押圧用ベルト63が十分に放熱
して同ベルトが所定の温度以下になると、紙押圧用ベル
ト63の回転及びファン104の作動を停止する。
して同ベルトが所定の温度以下になると、紙押圧用ベル
ト63の回転及びファン104の作動を停止する。
【0082】なお、電源コンセント投入時など、メイン
スイッチ111が遮断された時点の紙押圧用ベルト63
の温度が上記所定温度よりも低いときには、紙押圧用ベ
ルト63の回転及びファン104の作動は行わない。こ
れに代え、メインスイッチ遮断後は、紙押圧用ベルト6
3の回転及びファン104の作動を常時行うようにして
も良い。
スイッチ111が遮断された時点の紙押圧用ベルト63
の温度が上記所定温度よりも低いときには、紙押圧用ベ
ルト63の回転及びファン104の作動は行わない。こ
れに代え、メインスイッチ遮断後は、紙押圧用ベルト6
3の回転及びファン104の作動を常時行うようにして
も良い。
【0083】また、乾燥ユニットの上記ファン104
は、メインスイッチ111が遮断されているときだけ作
動させても良いし、メインスイッチ111がオンで装置
が待機している期間及びトナー除去動作中も、機内の液
体蒸気の排出及び外気の循環のため、駆動させ、メイン
スイッチ111遮断後も引き続き作動させても良い。ま
た、メインスイッチ111遮断後の紙押圧用ベルト63
の回転速度は、トナー除去動作中及び上記待機中と同じ
速度でも良いし、同ベルト63が劣化しない範囲で可能
な限り低速にしても良い。また、上記温度センサ10
1,103としては、サーミスタや熱電対などの熱起電
力あるいは抵抗値が温度で変化する検温素子を用いても
良いし、バイメタルスイッチ、サーマルリードスイッチ
など温度変化で直接、モータやファンの接点を開閉し、
駆動・停止させ得るものを用いていも良い。更に、紙押
圧用ベルト63の内部に加熱手段を有するローラを設け
て、該ベルトの温度制御を行っても良い。
は、メインスイッチ111が遮断されているときだけ作
動させても良いし、メインスイッチ111がオンで装置
が待機している期間及びトナー除去動作中も、機内の液
体蒸気の排出及び外気の循環のため、駆動させ、メイン
スイッチ111遮断後も引き続き作動させても良い。ま
た、メインスイッチ111遮断後の紙押圧用ベルト63
の回転速度は、トナー除去動作中及び上記待機中と同じ
速度でも良いし、同ベルト63が劣化しない範囲で可能
な限り低速にしても良い。また、上記温度センサ10
1,103としては、サーミスタや熱電対などの熱起電
力あるいは抵抗値が温度で変化する検温素子を用いても
良いし、バイメタルスイッチ、サーマルリードスイッチ
など温度変化で直接、モータやファンの接点を開閉し、
駆動・停止させ得るものを用いていも良い。更に、紙押
圧用ベルト63の内部に加熱手段を有するローラを設け
て、該ベルトの温度制御を行っても良い。
【0084】以上、上記各実施例は、本発明を通常の転
写紙10から像形成物質であるトナーを除去するトナー
除去装置に適用したものであるが、本発明はこれに限ら
れず、例えばプラスチック層等のベースシートの表面層
が紙等の吸液性及び弾性を有する材料層である積層物等
からなる像保持体からの像形成物質の除去装置にも適用
できる。また、上記実施例の乾燥ユニット60は、トナ
ー除去装置などに限らず、例えば、トナー除去装置での
トナー除去が容易になるように、予め転写紙に界面活性
剤の水溶液を塗布した後に乾燥する装置などにも適用で
きる。その他の液体が付着したシートの乾燥装置にも適
用できる。
写紙10から像形成物質であるトナーを除去するトナー
除去装置に適用したものであるが、本発明はこれに限ら
れず、例えばプラスチック層等のベースシートの表面層
が紙等の吸液性及び弾性を有する材料層である積層物等
からなる像保持体からの像形成物質の除去装置にも適用
できる。また、上記実施例の乾燥ユニット60は、トナ
ー除去装置などに限らず、例えば、トナー除去装置での
トナー除去が容易になるように、予め転写紙に界面活性
剤の水溶液を塗布した後に乾燥する装置などにも適用で
きる。その他の液体が付着したシートの乾燥装置にも適
用できる。
【0085】
【発明の効果】請求項1乃至9の発明によれば、像形成
物質を除去するために液体が付与されて濡れた記録用シ
ートを、シート乾燥手段で乾燥させるのに加え、記録シ
ートとの接触で記録シートの液体の一部が移りシート乾
燥を促進させる機能が発揮できるシート接触部材を、接
触部材乾燥手段で乾燥させることによって該機能を十分
に発揮できるようにしているので、このような接触部材
乾燥手段を有しない場合に比して格段に像形成物質除去
後の記録用シートの乾燥効率の向上させることができ
る。
物質を除去するために液体が付与されて濡れた記録用シ
ートを、シート乾燥手段で乾燥させるのに加え、記録シ
ートとの接触で記録シートの液体の一部が移りシート乾
燥を促進させる機能が発揮できるシート接触部材を、接
触部材乾燥手段で乾燥させることによって該機能を十分
に発揮できるようにしているので、このような接触部材
乾燥手段を有しない場合に比して格段に像形成物質除去
後の記録用シートの乾燥効率の向上させることができ
る。
【0086】特に、請求項1の発明によれば、制御手段
により湿度検出手段の出力に基づいて上記接触部材乾燥
手段の作動を制御するので、接触部材乾燥手段を有効に
作動せることできる。よって接触部材乾燥手段の無駄な
作動によるエネルギー無駄な消費や、シート接触部材乾
燥不良による記録用シートの乾燥不良など防止すること
ができる。
により湿度検出手段の出力に基づいて上記接触部材乾燥
手段の作動を制御するので、接触部材乾燥手段を有効に
作動せることできる。よって接触部材乾燥手段の無駄な
作動によるエネルギー無駄な消費や、シート接触部材乾
燥不良による記録用シートの乾燥不良など防止すること
ができる。
【0087】また特に請求項2の発明によれば、シート
接触部材の表面に沿う方向の気流を発生させてシート接
触部材を乾燥させるので、該表面にぶつかる方向の気流
を用いる場合に比して、シート接触部材表面から蒸発し
た液体の蒸気をスムーズに該表面近傍から持ち去り、シ
ート接触部材の表面を比較的均一にかつ効率よく乾燥で
きる。
接触部材の表面に沿う方向の気流を発生させてシート接
触部材を乾燥させるので、該表面にぶつかる方向の気流
を用いる場合に比して、シート接触部材表面から蒸発し
た液体の蒸気をスムーズに該表面近傍から持ち去り、シ
ート接触部材の表面を比較的均一にかつ効率よく乾燥で
きる。
【0088】また特に請求項3の発明によれば、上記接
触部材乾燥手段を構成する、シート接触部材対向部が開
口したダクトを、シート接触部材の表面移動経路にそっ
た複数の個所に配設するので、シート接触部材に対する
乾燥効率や装置レイアウトの制約を考慮して、効率的な
接触部材乾燥手段を構成できる。更にシート接触部材か
ら蒸発した液体の蒸気を持ち去るための気流を、該蒸気
取り込み可能な開口を有するダクト内に集中させるの
で、気流発生手段のエネルギーを効率的に使用できる。
触部材乾燥手段を構成する、シート接触部材対向部が開
口したダクトを、シート接触部材の表面移動経路にそっ
た複数の個所に配設するので、シート接触部材に対する
乾燥効率や装置レイアウトの制約を考慮して、効率的な
接触部材乾燥手段を構成できる。更にシート接触部材か
ら蒸発した液体の蒸気を持ち去るための気流を、該蒸気
取り込み可能な開口を有するダクト内に集中させるの
で、気流発生手段のエネルギーを効率的に使用できる。
【0089】また特に請求項4の発明によれば、上記複
数のダクトのうち、記録用シート及びシート接触部材表
面の移動の各時点でシート接触部材の乾燥による記録用
シートの乾燥促進に関する即効性が最も大きいものに気
流を集中させるので、気流発生手段のエネルギーをより
一層効率的に使用できる。
数のダクトのうち、記録用シート及びシート接触部材表
面の移動の各時点でシート接触部材の乾燥による記録用
シートの乾燥促進に関する即効性が最も大きいものに気
流を集中させるので、気流発生手段のエネルギーをより
一層効率的に使用できる。
【0090】また特に請求項5の発明によれば、所定の
不安定化液及び剥離体を用いて記録用シート表面から像
形成物質を剥離して除去するので、記録用シートが例え
ば紙であるときのように像形成物質付着面が繊維質であ
る場合にも表面を比較的損傷することなく、かつ簡易な
装置構成で像形成物質を除去することができる。なお、
この場合、上記シート接触部材を、記録用シートの表裏
両面から厚み方向に押圧するように、記録用シートを挾
んで対で設ければ、濡れたシートの乾燥時に生じ易いし
わの発生を抑制できるばかりでなく、像形成物質除去に
伴って多少けばだった表面繊維を矯正して表面平滑性を
再生前に近い状態に戻すことができる。
不安定化液及び剥離体を用いて記録用シート表面から像
形成物質を剥離して除去するので、記録用シートが例え
ば紙であるときのように像形成物質付着面が繊維質であ
る場合にも表面を比較的損傷することなく、かつ簡易な
装置構成で像形成物質を除去することができる。なお、
この場合、上記シート接触部材を、記録用シートの表裏
両面から厚み方向に押圧するように、記録用シートを挾
んで対で設ければ、濡れたシートの乾燥時に生じ易いし
わの発生を抑制できるばかりでなく、像形成物質除去に
伴って多少けばだった表面繊維を矯正して表面平滑性を
再生前に近い状態に戻すことができる。
【0091】また、特に請求項6乃至9の発明によれ
ば、操作スイッチにより通電が遮断された後に、シート
接触部材を駆動してシート接触部材の一部のみが装置内
の高温部にさらされないようにするので、シート接触部
材の局部的な変形や劣化を防止できる。
ば、操作スイッチにより通電が遮断された後に、シート
接触部材を駆動してシート接触部材の一部のみが装置内
の高温部にさらされないようにするので、シート接触部
材の局部的な変形や劣化を防止できる。
【0092】更に、請求項7の発明によれば、上記操作
スイッチにより通電が遮断された後に、冷却装置により
上記シート接触部材を冷却してシート接触部材近傍の高
温部の温度を速やかに低下させるので、上記シート接触
部材の局部的な変形や劣化を防止するためのシート接触
部材の駆動が比較的短時間の駆動で済む。よって、省電
力化や低騒音化が図れる。
スイッチにより通電が遮断された後に、冷却装置により
上記シート接触部材を冷却してシート接触部材近傍の高
温部の温度を速やかに低下させるので、上記シート接触
部材の局部的な変形や劣化を防止するためのシート接触
部材の駆動が比較的短時間の駆動で済む。よって、省電
力化や低騒音化が図れる。
【0093】また更に、請求項8の発明によれば、上記
操作スイッチにより通電が遮断された後に、排気装置に
より上記シート接触部材周囲の空気を装置外に排出して
シート接触部材周囲の空気を入れ替えるので、結露によ
るシート部材への液滴の付着を防止できる。よって、そ
の後に装置が再度使用されるときに記録シートの乾燥不
良が発生するのを防止できる。
操作スイッチにより通電が遮断された後に、排気装置に
より上記シート接触部材周囲の空気を装置外に排出して
シート接触部材周囲の空気を入れ替えるので、結露によ
るシート部材への液滴の付着を防止できる。よって、そ
の後に装置が再度使用されるときに記録シートの乾燥不
良が発生するのを防止できる。
【0094】また更に、請求項9の発明によれば、上記
操作スイッチにより通電が遮断された後に、上記シート
接触部材の局部的な変形や劣化、あるいは、結露などの
おれがない所定温度以下になったら、シート接触部材の
駆動などを停止するので、作動時間を必要最小限に抑え
ることができる。また、省電力化や低騒音化が図れる。
操作スイッチにより通電が遮断された後に、上記シート
接触部材の局部的な変形や劣化、あるいは、結露などの
おれがない所定温度以下になったら、シート接触部材の
駆動などを停止するので、作動時間を必要最小限に抑え
ることができる。また、省電力化や低騒音化が図れる。
【0095】請求項10の発明によれば、液体が付着し
たシートを、シート乾燥手段で乾燥させるのに加え、記
録シートとの接触で記録シートの液体の一部が移りシー
ト乾燥を促進させる機能が発揮できるシート接触部材
を、接触部材乾燥手段で乾燥させることによって該機能
を十分に発揮できるようにしているので、このような接
触部材乾燥手段を有しない場合に比して格段に濡れたシ
ートの乾燥効率の向上させることができる。
たシートを、シート乾燥手段で乾燥させるのに加え、記
録シートとの接触で記録シートの液体の一部が移りシー
ト乾燥を促進させる機能が発揮できるシート接触部材
を、接触部材乾燥手段で乾燥させることによって該機能
を十分に発揮できるようにしているので、このような接
触部材乾燥手段を有しない場合に比して格段に濡れたシ
ートの乾燥効率の向上させることができる。
【0096】更に制御手段により湿度検出手段の出力に
基づいて上記接触部材乾燥手段の作動を制御するので、
接触部材乾燥手段を有効に作動せることできる。よって
接触部材乾燥手段の無駄な作動によるエネルギー無駄な
消費や、シート接触部材乾燥不良によるシートの乾燥不
良など防止することができる。
基づいて上記接触部材乾燥手段の作動を制御するので、
接触部材乾燥手段を有効に作動せることできる。よって
接触部材乾燥手段の無駄な作動によるエネルギー無駄な
消費や、シート接触部材乾燥不良によるシートの乾燥不
良など防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用できるトナー除去装置の概略構成
図。
図。
【図2】実施例に係る乾燥ユニットの構成例の概略構成
図。
図。
【図3】図2の乾燥ユニットの制御のための電装部のブ
ロック図。
ロック図。
【図4】(a)、(b)及び(c)はそれぞれ図2の乾
燥ユニットの制御例のフローチャート。
燥ユニットの制御例のフローチャート。
【図5】(a)及び(b)はそれぞれ他の構成例に係る
乾燥ユニットの概略構成図。
乾燥ユニットの概略構成図。
【図6】更に他の構成例に係る乾燥ユニットの概略構成
図。
図。
【図7】更に他の構成例に係る乾燥ユニットの概略構成
図。
図。
【図8】図7中のX−X断面図。
【図9】(a)乃至(d)は図7の乾燥ユニットの制御
の説明図。(e)は同制御のタイミングチャート。
の説明図。(e)は同制御のタイミングチャート。
【図10】(a)は変形例に係る支持ローラの斜視図。
(b)は同支持ローラの正面図。
(b)は同支持ローラの正面図。
【図11】他の変形例に係る支持ローラの正面図。
【図12】(a)は更に他の変形例に係る支持ローラの
斜視図。(b)は更に他の変形例に係る支持ローラの断
面図。
斜視図。(b)は更に他の変形例に係る支持ローラの断
面図。
【図13】他の実施例に係るトナー剥離ユニット及び乾
燥ユニットの構成例の概略構成図。
燥ユニットの構成例の概略構成図。
【図14】同実施例に係るトナー除去装置の電装部のブ
ロック図。
ロック図。
10 転写紙 30 液供給ユニット 40 トナー剥離ユニット 44 オフセットベルト 45 上加熱ローラ 46 下加熱ローラ 60 乾燥ユニット 61 加熱ドラム 62 紙押圧用ローラ 80 ファン 90,91 ファン 92 カバー 93 第1ダクト部 94 第2ダクト部 95 第3ダクト部 101 温度センサ 102 ファン 103 温度センサ 104 ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 一雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (10)
- 【請求項1】表面に像形成物質が付着した記録用シート
から像形成物質を除去して記録用シートを再生するため
に記録用シートに少なくとも液体付与処理を行う記録用
シートの再生装置において、 像形成物質が除去され該液体が付着したままの状態の記
録用シートを乾燥させるシート乾燥手段と、表面が、該
状態の記録用シートに接触する領域を含む閉じた経路内
で無端移動するように駆動されるシート接触部材と、該
シート接触部材を乾燥させる接触部材乾燥手段と、該シ
ート接触部材の湿度を検出する湿度検出手段と、該湿度
検出手段の出力に基づいて該乾燥手段の作動を制御する
制御手段とを有する仕上げ装置を設けたことを特徴とす
る記録用シートの再生装置。 - 【請求項2】表面に像形成物質が付着した記録用シート
から像形成物質を除去して記録用シートを再生するため
に記録用シートに少なくとも液体付与処理を行う記録用
シートの再生装置において、 像形成物質が除去され該液体が付着したままの状態の記
録用シートを乾燥させるシート乾燥手段と、表面が、該
状態の記録用シートに接触する領域を含む閉じた経路内
で無端移動するように駆動されるシート接触部材と、該
シート接触部材の表面に沿う方向の気流を発生させて該
シート接触部材を乾燥させる接触部材乾燥手段とを有す
る仕上げ装置を設けたことを特徴とする記録用シートの
再生装置。 - 【請求項3】上記接触部材乾燥手段を、上記経路にそっ
た複数個所にそれぞれ配設され、かつ上記接触部材表面
との対向部が開口したダクトと、該ダクト内に気流を発
生させる気流発生手段とで構成したことを特徴とする請
求項2の記録用シートの再生装置。 - 【請求項4】上記複数個所にそれぞれ配設されたダクト
に、記録用シート及びシート接触部材表面の移動に伴っ
て順次選択的に気流を発生させる気流切換え手段を設け
たことを特徴とする請求項3の記録用シートの再生装
置。 - 【請求項5】表面に像形成物質が付着した記録用シート
に液体を付与して、該表面と像形成物質との付着を不安
定にする不安定化液を付与する不安定化液付与手段と、 該表面上の像形成物質に、像形成物質に対して該表面よ
りも大きい付着力を有する剥離体を接触させた後に、該
表面と該剥離体とを離間させる像形成物質剥離手段とを
有することを特徴とする請求項1又は3の記録用シート
の再生装置。 - 【請求項6】外部からの電力を装置内の所定の電装部に
通電するか否かを切り替える操作スイッチと、少なくと
も該操作スイッチにより通電が遮断された状態で、上記
シート接触部材の駆動源に電力を供給し得るように構成
された電源回路と、該操作スイッチにより通電が遮断さ
れた後に該シート接触部材を駆動させる制御装置とを設
けたことを特徴とする請求項1又は2の記録用シートの
再生装置。 - 【請求項7】上記シート接触部材の近傍を冷却する冷却
装置を設け、少なくとも上記遮断された状態で、該冷却
装置にも電力を供給し得るように上記電源回路を構成
し、かつ、上記スイッチにより通電が遮断された後に該
冷却装置を作動させるように上記制御装置を構成したこ
とを特徴とする請求項6の記録用シートの再生装置。 - 【請求項8】上記シート接触部材周囲の空気を装置外に
排出する排気装置を設け、少なくとも上記遮断された状
態で、該排気装置にも電力を供給し得るように上記電源
回路を構成し、かつ、上記スイッチにより通電が遮断さ
れた後に該排気装置を作動させるように上記制御装置を
構成したことを特徴とする請求項6の記録用シートの再
生装置。 - 【請求項9】上記シート接触部材近傍の温度を検出する
温度検出器を設け、上記制御装置を、該温度検出器で検
出した温度が所定温度以下になるまで、上記駆動源、上
記冷却装置あるいは上記排気装置を作動させるように構
成したことを特徴とする請求項6、7又は8の記録用シ
ートの再生装置。 - 【請求項10】液体が付着したシートを乾燥させるシー
ト乾燥手段と、表面が、該状態のシートに接触する領域
を含む閉じた経路内で無端移動するように駆動されるシ
ート接触部材と、該シート接触部材を乾燥させる接触部
材乾燥手段と、該シート接触部材の湿度を検出する湿度
検出手段と、該湿度検出手段の出力に基づいて該乾燥手
段の作動を制御する制御手段とを有することを特徴とす
る液体付着シートの仕上げ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27587094A JPH0830154A (ja) | 1994-02-28 | 1994-10-13 | 記録用シートの再生装置及び液体付着シートの仕上げ装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-121835 | 1994-02-28 | ||
| JP6-55092 | 1994-02-28 | ||
| JP5509294 | 1994-02-28 | ||
| JP12183594 | 1994-05-10 | ||
| JP27587094A JPH0830154A (ja) | 1994-02-28 | 1994-10-13 | 記録用シートの再生装置及び液体付着シートの仕上げ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0830154A true JPH0830154A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=27295493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27587094A Withdrawn JPH0830154A (ja) | 1994-02-28 | 1994-10-13 | 記録用シートの再生装置及び液体付着シートの仕上げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830154A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8947479B2 (en) | 2013-02-26 | 2015-02-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Device for erasing and cooling a sheet |
| US9266347B2 (en) | 2013-02-26 | 2016-02-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Device and method for erasing and cooling a sheet |
-
1994
- 1994-10-13 JP JP27587094A patent/JPH0830154A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8947479B2 (en) | 2013-02-26 | 2015-02-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Device for erasing and cooling a sheet |
| US9266347B2 (en) | 2013-02-26 | 2016-02-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Device and method for erasing and cooling a sheet |
| US9579912B2 (en) | 2013-02-26 | 2017-02-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Device and method for erasing and cooling a sheet |
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