JPH081155B2 - 内燃機関の始動装置 - Google Patents

内燃機関の始動装置

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JPH081155B2
JPH081155B2 JP60279411A JP27941185A JPH081155B2 JP H081155 B2 JPH081155 B2 JP H081155B2 JP 60279411 A JP60279411 A JP 60279411A JP 27941185 A JP27941185 A JP 27941185A JP H081155 B2 JPH081155 B2 JP H081155B2
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throttle
starting
bellows
choke valve
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ヴイスマン ミヒヤエル
ニツケル ハンス
ヴエーバー ユルゲン
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アンドレアス シュティール
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M1/00—Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures
    • F02M1/08—Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically
    • F02M1/10—Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically dependent on engine temperature, e.g. having thermostat
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00—Other engines
    • F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、気化器の吸込ダクト内に流動方向に相前後
して配置されるチョーク弁と絞り弁とを備えた内燃機関
の、特にパワーチェーンソーの手で始動されるエンジン
の始動装置に関するものである。
従来技術 手で始動される内燃機関においては、始動過程にあた
って操作者がハンドチョークを操作して、始動段階に必
要な混合気の油成分超過を得るようになっているが、エ
ンジンの始動後、正確な時刻にチョークを戻さなければ
ならない。これは不慣れな操作者にとっては難しい作業
であり、混合気の油成分が急激に減少したり、エンジン
が停止することもしばしばある。始動条件が悪い場合に
は、手慣れた操作者にとってもハンドロープとハンドチ
ョークを用いる2サイクルエンジンの始動は困難なとき
があり、始動に手間がかかる原因となっている。
目 的 本発明の目的は、始動条件が悪い場合でも、また不慣
れな操作者にとってすらエンジンの始動が簡単且つ確実
に行なえるばかりでなく、構成が極めて簡潔な内燃機関
の始動装置を提供することである。
構成、作用及び効果 本発明は、上記目的を達成するため、チョーク弁の作
動位置(始動位置)で、該チョーク弁の軸と相対回転不
能に結合されているレバーが、絞り弁のハーフスロット
ル位置のためのストッパーを形成し、且つ絞り弁をフル
スロットル位置とアイドリング位置の間の位置で保持す
ることを特徴とするものである。
本発明によれば、チョーク弁の始動位置において、チ
ョーク弁の軸と相対回転不能に結合されているレバー
と、絞り弁の軸と相対回転不能に結合されているレバー
とが接触しているので、両レバーの間に中間連結手段を
何ら必要とすることなく、極めて簡潔な構成で、チョー
ク弁の位置に応じて絞り弁を所定の始動位置に保持させ
ることができる。
始動位置にあるチョーク弁と絞り弁が位置に依存して
連結することにより、外部条件に関係なくチョーク弁と
絞り弁の最適な始動位置が得られる。エンジンが始動す
ると、チョーク弁は、エンジンの作動状態に依存して作
動可能な制御装置を介してすぐに非作動位置へもたらさ
れ、この非作動位置でチョーク弁と絞り弁の連結は解除
され、その結果公知のスロットルレバーとスロットルバ
ーを介して絞り弁がチョーク弁の位置に関係なく調整さ
れ、エンジン加速もしくは減速させることができる。
絞り弁は、開弁位置でチョーク弁と連結棒を介して作
用結合しており、その結果制御装置がない場合にはスロ
ットルバーを介してチョーク弁を開かせることができ
る。
制御装置を、内燃機関のクランクケース内の低圧によ
って制御可能な低圧装置としてのベローとして形成する
のが有利である。ベローは逆止弁を介してクランクケー
スと結合しているため、ベローには低圧だけを作用させ
ることができる。逆止弁がダイアフラムを有しているの
が有利であり、該ダイアフラムは、該ダイアフラムによ
って閉塞可能な開口部とクランクケースの間に配置さ
れ、且つクランクケースの方向にして開弁方向に予じめ
緊張せしめられている。これには次のような利点があ
り、即ちエンジンが停止すると直ちに全システムに再び
空気が供給されるという利点、つまり始動過程時に燃料
不足のためにエンジンが高速回転せずに停止し、しかし
ベローは作動しているというような場合にすぐにチョー
ク弁が閉じるという利点がある。
ダイアフラムを閉じるまでに管系に達する超過圧の漏
れ量を補償するため、逆止弁の後に、ベローに通じる管
のなかに貯蔵部を設けるのが有利である。
他の構成によれば、逆止弁とベローの間に、結合管の
流動横断面積を変化させるサーモスタット弁が設けられ
ている。このサーモスタット弁をシリンダヘッドの冷却
ひれの間に設けるのが有利である。エンジンが暖まる
と、サーモスタット弁は比較的大きな流動横断面積を与
え、その結果暖まったエンジンの始動過程時に、もはや
必要でないチョーク弁が迅速に開かれる。
チョーク弁を迅速に開かせる際に、絞り弁があまり急
速にアイドリング位置にもどらないようにするため、初
期行程後のベローに対する有効排出横断面積を減少させ
るのが有利である。このようにすれば、迅速な初期行程
後チョーク弁は、該チョーク弁がもはや影響を及ぼさ
ず、一方絞り弁がまだアイドリング位置に戻ることがで
きないような位置にもたらせる。チョーク弁の最終的な
非作動位置は、ベローが緩速な終行程を行なったあとに
はじめて得られ、この間絞り弁もそのアイドリング位置
へ戻すことができる。
実 施 例 次に、本発明の1実施例を添付の図面を用いて詳細に
説明する。
第1図に図示したパワーチェーンソー1のハウジング
2内には、気化器3を備えた2サイクル内燃機関が収納
されている。この内燃機関は、クランクケース5内に設
けられたクランク軸を駆動させるピストンを備えたシリ
ンダ4を有している。クランク軸は、ピニオンを介し
て、刃部7を取り巻いているソーチェーン(図示せず)
を駆動させる。
パワーチェーンソー1は、通常の公知の構造を有し、
手でロープを引張ることによって始動させる。パラーチ
ェーンソー1は2つのハンドグリップ8と9を有し、ハ
ンドグリップ9にはスロットルレバー10が配置されてい
る。スロットルレバー10は、スロットルバー11を介し
て、気化器3の吸込ダクト13内に設けられた絞り弁12に
作用し、該絞り弁12を脚ばねの力に抗して変位せしめ
る。
第2図は、パワーチェーンソー1のハウジング2内に
設けられた自動始動装置の図式図である。気化器3の吸
込ダクト13はシリンダ4に連通している。気化器3の吸
込ダクト13内には、流動方向14に相前後して、チョーク
弁15と前記絞り弁12が配置されている。両弁12と15は、
それぞれ軸16,17と相対回転不能に結合され、これらの
軸16,17の軸端部は、ほぼ吸込ダクト13の長手方向中心
軸線18の高さで該吸込ダクト13にて支持されている。軸
16,17の自由端には位置調整操作レバー23,24が相対回転
不能に配置され、該レバーは、前記軸に対して垂直に延
び、且つほぼ平担に形成されている。1つの軸の両軸端
に固定される前記レバーは、各軸及びこれに付属の前記
弁とともに、回転可能な定置ユニットを形成している。
チョーク弁15は、図式的に示した脚ばねによって矢印
方向19に閉弁位置へ付勢され、一方絞り弁12は、同様に
図式的に示した脚ばねによって矢印方向20にアイドリン
グ位置へ付勢されている。
チョーク弁15と絞り弁12の、気化器3の片側に配置さ
れる前記レバー23と24は、チョーク弁15の図示した閉弁
位置で絞り弁12が約30゜だけ開弁したハーフスロットル
位置にて保持されるような関係にある。このため両弁12
と15は位置に依存して互いに連結されている。
チョーク弁15のレバーは、アングルレバー24として形
成されている。このアングルレバー24の1つのアーム25
の自由端は、チョーク弁15が閉じると絞り弁12のレバー
23の稜27に接触し、それによって絞り弁12は30゜の位置
を占める。
アングルレバー24の他のアーム26の自由端には、絞り
弁12のレバー23に設けられた長穴29に係入する連結棒28
が枢着されている。長穴29は、絞り弁12の30゜の位置で
は、吸込ダクト13の長手方向中心軸線18に対してほぼ平
行に位置し、そしてそのシリンダ4側の端部は開口して
いる。絞り弁12が30゜の位置にあり、且つチョーク弁15
が閉じている場合、連結棒28が長穴29の閉塞した端部に
接触するので、脚ばねが前記方向19及び20に作用するに
もかかわらず、絞り弁とチョーク弁の相対的な位置は安
定に保たれる。連結棒28は、少なくともフルスロットル
位置でチョーク弁15を確実に開かせ、且つ後述する緊急
始動装置の一部として絞り弁12の操作によりチョーク弁
15の位置調整を可能にするように設ける必要がある。連
結棒28をこのように構成することにより、過度な条件
(フルスロットル、低回転数、汚染による摩擦或は調整
力の増大)による低圧降下時に、チョーク弁15は開弁位
置にて保持される。
連結棒28の寸法を変えることにより、特にアングルレ
バー24のアーム25の寸法を変えることにより、チョーク
弁15の閉弁時に絞り弁12の開弁位置をアイドリング位置
とフルスロットル位置の間に設定することもできる。
気化器3の他の側にして軸16,17の他端に相対回転不
能に配置される位置調整レバー21,22は、それぞれ操作
装置と結合されている。絞り弁12は、ストットレルバー
11を介して、軸16のまわり旋回可能なアングルレバーと
して形成されるスロットルレバー10と結合されている。
このスロットルレバー10の1つのアームは、操作者によ
る操作に用いられ、一方他のアームの自由端にはスロッ
トルバー11が枢着されている。ストットルバー11の他の
自由端は、軸16のまわりに円弧状に延在している調整レ
バー21の、スロットルレバー10の方向へ開口した長穴30
に係入している。スロットルレバー10を操作することに
よって、スロットルバー11は長穴30の閉塞端に突き当
り、方向20に作用する脚ばねの力に抗して絞り弁12を調
整する。フルスロットル位置では、絞り弁12はほぼ吸込
ダクト13の長手方向中心軸線18上にある。
チョーク弁15の調整レバー22は、内燃機関の稼働状態
に依存して作動可能な制御装置32の調整棒31と結合して
いる。
制御装置32は、図の例では、管34と逆止弁35とを介し
て内燃機関のクランクケース5と結合されているベロー
33によって形成されている。ベロー33は、内燃機関の運
転中にクランクケース5内に生じる低圧によって付勢さ
れる。ベロー33内の低圧が十分高い場合には、調整棒31
が戻って、チョーク弁15を調整レバー22を介して非作動
位置に旋回させ、該非作動位置にてチョーク弁15はほぼ
吸込ダクト13の長手方向中心軸線18上にあるとともに、
該吸込ダクト13の貫流横断面を完全に自由にする。
エンジンが停止状態にあるときは、気化器3内に設け
られているチョーク弁15は、軸17に装着され方向19に作
用する脚ばねによって閉じている。同時にこの位置で絞
り弁12は、レバー23と24によって、方向20に作用する脚
ばねのばね力に抗して約30゜のハーフスロットル位置に
て開弁状態に保持される。エンジンが始動すると、始動
時に逆止弁35を介してクランクケース5によって得られ
る低圧が管34を介してベロー33に作用し、該ベロー33は
調整棒31を引張る。この場合、エンジンがさらに高回転
する場合に限り、チョーク弁15はその開弁位置へ移行す
る。チョーク弁15の調整運動により絞り弁12も除々に自
由になり、その結果絞り弁12は、該絞り弁に付設される
脚ばねを介して方向20へアイドリング位置へ調整され
る。しかしながら時間的には、絞り弁12はチョーク弁15
が完全に開いた後にアイドリング位置へ達するため、始
動直後にアイドリングが高くなり、エンジンは油成分過
量な混合気に依存せずに燃焼することができる。
周囲温度とエンジンの温度に依存してチョーク弁15を
開かせるようにするため,管34の逆止弁35とベロー33の
間にサーモスタット弁36が設けられている。サーモスタ
ット弁36は、シリンダヘッド4の冷却ひれ37の間に固定
され、温度に依存して管34の流動横断面積を変化させ
る。サーモスタット弁36はほぼ3つの部分36a,36b,36c
ら構成されている。鍋形の中間部材36b内には、中心の
突出部36d上に、サーモスタット弁36のカバー36aにばね
36fを介して支持されているバイメタル36eが装着されて
いる。
中心の突出部36dの周囲には同心状にパッキンリング3
6gが配置され、該パッキンリング36g上に、制御温度以
下では丸キャップ形になるバイメタル36eが載置されて
いる。逆止弁35からくる管34は、接続部36hを介してパ
ッキンリング36gの下方に達し、一方ベロー33に通じる
管は、中間部材36bの鍋形の空間36kに通じている接続部
36iに接続している。底部36cには、大きな横断面積をも
った複数個の絞り部361が直列に配置され、該絞り部361
は、パッキンリング36gの内側空間を、接続部36iを介し
てベロー33と結合している鍋形の空間36kと連通させて
いる。さらに鍋形の中間部材36bの壁にはバイパス36mが
設けられている。
バイメタル36eが制御温度以下ではパッキンリング36g
に密に接するため、ベロー33の始動速度が十分に遅い場
合には、絞り部361の直列接続部とバイパス36mを介して
非常に強い絞りが与えられている。大きな横断面積をも
った複数個の絞り部361を直列に接続しても、実質的に
は小さな貫流横断面積をもった1つの絞り部を設けた場
合と同じくらいの絞り値しか得られないが、しかし詰ま
る危険は、絞り部をこのように直列に接続したほうがは
るかに低くなる。
制御温度に達すると、バイメタルが反ってパッキンリ
ング36gから離れ、絞り経路を介せずに接続部36hと接続
部36iが直接連通するため、加熱したエンジンの始動過
程においてチョーク弁15が迅速に開き、混合気の油成分
過剰を回避することができる。
しかし、チョーク弁が迅速に開くにもかかわらず、始
動過程の当初には油成分の過剰が生じるので、始動段階
でエンジンを高回転させることにより補償しなければな
らない。このためベロー33は以下のように構成されてい
る。ベロー33の下端は底部33aに固定され、一方他端
は、調整棒31の固定部31aに固定されている。調整棒31
はコイル圧縮ばね31bとしてベロー33の内部に延設さ
れ、この場合コイル圧縮ばね31bの自由端は、底部33aの
円筒形通路33bのなかで案内されている滑動部材31cを担
持している。排出開口部33cは円筒形通路33bに通じ、且
つ滑動部材31cの連通開口部31eを介してベロー33の内部
空間と連通している。さらに排出開口部33cを取り囲む
ようにバイパス33dが設けられ、該バイパス33dは、排出
開口部33cよりも小さな貫流横断面積を有している。コ
イル圧縮ばね31bと、円筒形通路33bと、滑動部材31c
と、該滑動部材にて保持される弁要素31dとは、ベロー3
3の長手方向中心軸線33fに対して同心的に配置されてい
る。ベロー33は、接続部33eを介して、サーモスタット
弁36からつくる管34と結合されている。
サーモスタット弁36の横断面が完全に開きエンジンが
作動すると、バイパス33dと連通開口部31eとを介して比
較的速い空気がベロー33から掃き出され、その結果調整
棒31の迅速な始動行程運動が得られる。
この、まだ非稼働位置には対応していない開弁位置で
は、絞り弁12がまだレバー23と24を介して部分ガス絞り
位置に保持されているため、チョーク弁15が迅速に開い
た場合でも、エンジンを高回転させ、始動初期の油成分
過剰なしに燃焼させることができる。
迅速な始動行程運動は、滑動部材31cに固定されてい
る弁要素31dが排出開口部33cを閉塞させ、バイパス33d
の排出横断面だけが開いている状態になるまで継続す
る。調整棒31は、この迅速な始動行程の間、伸びたコイ
ル圧縮ばね31bを介して通路33b内で案内されている。弁
要素31dが通路33bの底部に密に載置された後、ベロー33
は、コイル圧縮ばね31bが圧縮されるようなより緩速な
終行程を行なう。この緩速な終行程の間、チョーク弁15
はその非作動位置へもたらされ、絞り弁12を完全に解放
させる。その結果絞り弁12は、その脚ばねによってアイ
ドリング位置へ移行する。初期の高回転数稼働が終了す
ると、エンジンの回転数はアイドリング回転数へ低下す
る。
始動段階での稼動条件が悪いために、エンジンがかか
らないほどに油成分が過剰となるような場合にそなえ
て、緊急始動装置40(第7図)を設けるのが合目的であ
る。この緊急始動装置40はロック部41を有し、該ロック
部41は、スロットルレバー10の旋回経路のなかへもちき
たすことができ、スロットルレバー10を所定の位置でロ
ック可能とする。この所定の位置では、絞り弁12がスロ
ットルレバー11を介して開き、さらにチョーク弁15が連
結棒28を介して開弁位置へもたらされる。
第7図に図示するように、ロック部41は第1の円筒形
部分41aを有している。この円筒形部分41aは、ハンドグ
リップ9に固定され(有利には溶接され)るブシュ42内
で案内されている。円筒形部分41aの、押しボタンとし
て形成される自由端は、ブシュ42の内径よりも直径の大
きなつばを有している。ブシュ42内にある他端には、直
径がより小さな第2の円筒形部分41bが接続し、該第2
の円筒形部分41bは、第1の円筒形部分41aに軸線方向に
係入する突出部によって第1の円筒形部分41aとしっか
りと結合されている。
第2の円筒形部分41bの自由端はブシュ42の底部を貫
通し、そして底部の貫通開口部よりも大きな直径のつば
41cを有している。ブシュ42のなかにはコイルばね43が
配置され、該コイルばね43の一端はブシュ42の底部で、
そして他端は第1の円筒形部分41aの自由な環状面にて
支持され、従ってコイルばね43は、ロック部41をブシュ
42から出して非作動位置へ付勢している。
緊急始動装置40を操作するために、スロットルレバー
10を、ロック部41が軽くすることによってコイルばね43
の力に抗して且つ軸線38に対して平行にスロットルレバ
ー10の旋回経路のなかまで移動することができる程度
に、フルスロットル位置の方向へ軸線38のまわりに旋回
させる。スロットルレバー10を離すと、該スロットルレ
バー10は、アイドリング位置の方向へ戻り旋回して、ロ
ック部41に接触し、それによって始動に対する所定位置
が調整される。ロック部41の軸線39は、ロック位置で絞
り弁12とチョーク弁15がスロットルレバー10を介して開
弁位置にて保持されるような位置に選定されている。
ロック位置でロック部41のつば41cが、スロットルレ
バー10のロック41とは逆の側10aに接するように、緊急
始動装置40を構成するのが有利である。このように構成
すると、ロック部がスロットルレバーに形状拘束的に保
持されてスロットルレバーをロックし、始動時の衝撃や
振動によってスロットルレバーのロックが解除されるこ
とはない。
エンジンをかけた後、スロットルレバー10をもう1度
操作するとロック部が解除される。このときロック部
は、コイルばね43によってその非作動位置へ跳躍する。
スロットルレバー10がアイドリング位置へ旋回すること
によって、絞り弁12はアイドリング位置へ移動し、一方
チョーク弁は操作装置32によってその非作動位置で保持
される。
エンジンの停止時にベロー33に迅速に空気を送り込む
ため、逆止弁35はダイアフラム弁として形成されてい
る。逆止弁35は開口部35bを備えた底部35aを有してい
る。開口部35bは、底部35aにねじによって固定され開口
方向へ予じめ緊張せしめられるダイアフラム、有利に
は、スチールダイアフラム35cによって閉塞可能であ
る。スチールダイアフラム35cは、底部35aに緊密に載置
されている鍋形の上部ハウジング部35dによって蔽われ
ている。スチールダイアフラム35cの行程は、上部ハウ
ジング部35d内の止め部35eによって制限されている。ス
チールダイアフラム35cはその曲げ半径以上に予じめ緊
張させることができる。漏損を防止するため、底部35a
のスチールダイアフラム35c側の面は研削されている。
底部35aの下方には、貯蔵部35gを有するハウジング下
部35fが設けられている。ハウジング下部35fは接続部35
hを介してサーモスタット弁36に通じる管34と結合し、
一方接続部35iはクランクケース5に通じている。
クランクケース5内に低圧が生じると、開口部35bが
開き、管34を介して空気がベロー33から排出される。ク
ランクケース5内にある一定の圧力値(超過圧)が生じ
ると、ダイアフラム35cが底部35aに緊密に接し、開口部
35bを漏損なしに閉塞させる。このような力学的に緊密
になることによって、クランクケース5が低圧であると
きにのみ弁が開くことが保証されている。さらに、予じ
め開口方向に緊張せしめられたダイアフラム35cによ
り、エンジンが停止すると、ベロー33に再び空気が供給
されることが保証されている。従って、始動過程にて燃
料不足のためエンジンがかからず、しかしベロー33が作
動しはじめたような場合にはすぐにチョーク弁15が再び
閉じられる。
貯蔵部35gを逆止弁35のなかに設けらたことにより、
クランクケース5内が超過圧状態になるたびに、管系に
侵入する超過圧成分をダイアフラム35cが閉じるまで補
償することが可能になる。
サーモスタット弁36二点調整弁として形成する代わり
に、連続調整弁として形成するのが有利な場合がある。
このため、所定の流動横断面積を温度に依存して連続的
に変化させ、それによってその都度の稼動温度及び周囲
温度に適合させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はハウジングの一部を破断して示したパワーチェ
ーンソーの部分図、第2図は本発明による始動装置の図
式構成図、第3図は始動装置の逆止弁の断面図、第4図
は始動装置のサーモスタット弁の断面図、第5図は第4
図の線V−Vによる断面図、第6図は始動装置のベロー
の断面図、第7図はスロットルレバーに設けられる緊急
始動装置の側面図及び断面図である。 3……気化器、12……絞り弁 15……チョーク弁、33……ベロー 33c……排出開口部、33d……バイパス 35……逆止弁、35c……ダイアフラム 35g……貯蔵部 36……サーモスタット弁 41……ロック部、361……絞り部
フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン ヴエーバー ドイツ連邦共和国 ヴアイブリンゲン マ イエンナーシユトラーセ 54 (56)参考文献 特開 昭49−109738(JP,A) 特開 昭52−132227(JP,A) 実開 昭56−94844(JP,U) 実開 昭55−94442(JP,U) 実開 昭59−34050(JP,U) 実開 昭58−129018(JP,U) 実開 昭58−32155(JP,U) 特公 昭47−20668(JP,B1) 実公 昭48−43289(JP,Y1) 実公 昭54−12105(JP,Y1) 実公 昭53−48920(JP,Y1)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気化器(3)の吸込ダクト(13)内に流動
    方向(14)に相前後して配置されるチョーク弁(15)と
    絞り弁(12)とを備えた内燃機関の始動装置であって、
    チョーク弁(15)が作動位置(始動位置)において弾性
    的に付勢されており、且つ内燃機関の作動状態に応じて
    作動可能な制御装置(32)を介して作動位置(始動位
    置)から非作動位置へ移行可能であり、作動位置におい
    て絞り弁(12)を開弁方向に連結棒(28)を介してチョ
    ーク弁(15)と連結させることにより、絞り弁(12)が
    開弁したときにチョーク弁(15)をも開弁方向へ回動さ
    せ、且つチョーク弁(15)は、その非作動位置において
    絞り弁(12)の運動から切り離されている前記始動装置
    において、 チョーク弁(15)の作動位置(始動位置)で、該チョー
    ク弁(15)の軸(17)と相対回転不能に結合されている
    レバー(24)が、絞り弁(12)のハーフスロットル位置
    のためのストッパーを形成し、且つ絞り弁(12)をフル
    スロットル位置とアイドリング位置の間の位置で保持す
    ることを特徴とする始動装置。
  2. 【請求項2】チョーク弁(15)の始動位置で、絞り弁
    (12)が、開弁角度が約30゜のハーフスロットル位置に
    保持されていることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項に記載の始動装置。
  3. 【請求項3】前記制御装置(32)が、内燃機関のクラン
    クケース(5)内の低圧によって制御可能な低圧装置、
    有利にはベロー(33)であることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項に記載の始動装置。
  4. 【請求項4】ベロー(33)が逆止弁(35)を介してクラ
    ンクケース(5)と結合されていることを特徴とする、
    特許請求の範囲第3項に記載の始動装置。
  5. 【請求項5】逆止弁(35)がダイアフラム(35c)を有
    し、該ダイアフラム(35c)は、該ダイアフラムによっ
    て閉塞可能な開口部(35b)とクランクケース(5)の
    間に配置され、且つクランクケース(5)の方向にして
    開弁方向に予め緊張せしめられていることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第4項に記載の始動装置。
  6. 【請求項6】逆止弁(35)の後に貯蔵部(35g)が設け
    られていることを特徴とする、特許請求の範囲第4項ま
    たは第5項に記載の始動装置。
  7. 【請求項7】逆止弁(35)とベロー(33)の間に、結合
    管(34)の流動横断面積を変化させるサーモスタット弁
    (36)が設けられていることを特徴とする、特許請求の
    範囲第4項ないし第6項のいずれか1つに記載の始動装
    置。
  8. 【請求項8】サーモスタット弁(36)がシリンダ(4)
    に、有利にはシリンダ(4)の冷却ひれ(37)の間に固
    定されていることを特徴とする、特許請求の範囲第7項
    に記載の始動装置。
  9. 【請求項9】サーモスタット弁(36)がバイメタル(36
    e)によって制御される絞り弁であり、バイメタル(36
    e)が、制御温度以下では、制御温度以上の場合よりも
    絞り横断面積を少なくさせることを特徴とする、特許請
    求の範囲第7項または第8項に記載の始動装置。
  10. 【請求項10】サーモスタット弁(36)が、温度に依存
    して所定の絞り横断面積を連続的に変化させることを特
    徴とする、特許請求の範囲第7項または第8項に記載の
    始動装置。
  11. 【請求項11】大きな横断面をもった複数個の絞り部
    (36l)を直列に接続することによって絞り横断面積を
    減少させることを特徴とする、特許請求の範囲第9項に
    記載の始動装置。
  12. 【請求項12】初期行程後、ベロー(33)がその排出開
    口部(33c)の横断面積を減少させることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項ないし第10項のいずれか1つ
    に記載の始動装置。
  13. 【請求項13】排出開口部(33c)がベロー底部(33a)
    のほぼ中心に配置され、該排出開口部(33c)に対向し
    て、初期行程終了時に排出開口部(33c)を気密に閉塞
    させる弁要素(31d)が配置されていることと、排出開
    口部(33c)を取り囲むバイパス(33d)が設けられてい
    ることとを特徴とする、特許請求の範囲第11項に記載の
    始動装置。
  14. 【請求項14】スロットルレバー(10)が、ロック部
    (41)により、チョーク弁(15)と絞り弁(12)とが開
    弁位置にて保持されるような所定位置でロック可能であ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第13
    項のいずれか1つに記載の始動装置。
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