JPH0811599A - 方向可変座席 - Google Patents

方向可変座席

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JPH0811599A
JPH0811599A JP24703594A JP24703594A JPH0811599A JP H0811599 A JPH0811599 A JP H0811599A JP 24703594 A JP24703594 A JP 24703594A JP 24703594 A JP24703594 A JP 24703594A JP H0811599 A JPH0811599 A JP H0811599A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】方向を変えることのできる座席としての十分な
機能を備えていることは勿論のこと、極めて簡単な構造
で座枠を確実に支持することができ、しかも重量を従来
の場合よりも非常に軽くすることのできる方向可変座席
を提供すること。 【構成】座席を構成する座枠を基台10に対して回動可
能に支持して、その着座方向を変えることができるよう
にした座席において、基台10の上部を内側が殆ど空間
となる四辺形の枠状のものとして構成し、一方座枠の基
台10に当接する部分を、基台10と同一の幅で内側が
殆ど空間となる四辺形の枠状のものとして構成するとと
もに、これらの座枠または基台10の互いに当接する面
の少なくとも一方に両者の摺接を行なう滑動部材15を
それぞれ固着して、基台10と座枠とのそれぞれの中心
に一本の垂直回動軸を設けて、基台10に対して座枠を
回動自在としたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は方向可変座席に関するも
ので、特に軽量化するのに適した方向可変座席に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両等において使用されている座席は、
その車両の進行方向に合わせたり、前部の人と後部の人
とが向かい合うようにするため等に、その方向を変換で
きるようにすることが行なわれている。
【0003】このような方向可変座席としては、例えば
実開昭57−199138号公報、実開昭58−921
39号公報等において従来より種々なものが提案されて
きている。これら従来既に提案されている方向可変座席
においては、基本的には、座席を構成する座枠を回転機
構を介して基台に支持したもので、この回転機構は相当
複雑化されてかつ重量のあるものであった。この回転機
構が重いものでしかも複雑化されていた理由は、この回
転機構によって、例えば三人掛の座席の全体を支持する
のに十分な強度が必要であったからであり、また場合に
よっては座席の方向を変えるときに、この座席が他の前
後に位置する座席とは干渉しないようにするためであっ
た。
【0004】以上のように方向可変座席が全体的に重量
のあるものであれば、これを搭載した車両や列車のスピ
ード化を図ることが困難となる一つの原因となるもので
あり、また構造の複雑な部分を有しているということは
故障の原因となりやすいものであったのである。
【0005】また、この種の方向可変座席は、基本的に
は基台に対して座席を構成している座枠を回転させるこ
とによりその方向を変えるものであるから、例えば特公
昭56−47015号公報に示されているような台枠、
特公昭45−27724号公報に示されているような回
転板、実公昭58−1258号公報に示されているよう
な回転受座、あるいは実公昭52−27449号公報に
示されているような回転台を使用して行なわれている。
これらの公報に示されている構造は、要するに回転する
ものを支持するのに円板状のものをベ−スにして構成す
るというものであり、例えば特公昭56−47015号
公報に示されている構造を例にとって検討してみると次
の通りである。
【0006】すなわち、この特公昭56−47015号
公報に示されている脚台に対して座ぶとんを載置固定す
る台枠を支持するための構造は、この種の方向可変座席
において採用されている基本的なものであって、上記公
報の図1に示されているように、脚台側の円板状の支持
板に対して「ころ」を配置して、この「ころ」を介して
台枠を回転可能にしているものである。従って、一見す
ると、脚台に対して台枠を回転可能に支持する構造とし
ては効率のよいもののように思える。
【0007】ところが、座席というものの原点に立ち返
って考えてみると、座席というものは回転するときのこ
とを主眼において設計するよりも、むしろ座席として使
用されるときのことに主眼を置いて設計しなければなら
ないものである。例えば、列車等において使用されてい
る座席は二人掛あるいは三人掛のものが主流を占ている
が、当然のことながら常に定員だけの人数の使用者が座
るとは限らない。そうなると、三人掛用の座席の一端に
一人だけ座るということもよくあることであり、この場
合の荷重の掛り方を考えてみると、前述したような円板
状のものをベースとして構成されている座席において
は、図16にて概略的に示すように、その回転軸をネジ
る方向に荷重が掛ることになることは当然である。一人
が座っているのは座席の端であり、回転軸が座席の中心
に位置しているからである。
【0008】そうであれば、前述の「円板状のもの」の
直径を十分大きなものにすれば問題は解決するが、列車
等の乗物内に設置されるこの種の方向可変座席は限られ
たスペ−スを有効に利用できるものでなければならない
から、この「円板」を大きくすることはできない。一般
には、図17に示すように、この円板の直径はせいぜい
台枠の幅ぐらいにしかできないものである。
【0009】従って、上述した従来技術の方向可変座席
は、例えば脚台と台枠との回転支持機構を強度の高いも
のとするために複雑な構造を採らざるを得なくなり、座
席全体としてみた場合、その重量が大きくなって列車等
のスピード化にはそぐわないものである。しかも、複数
の人が利用できるようにした従来の方向可変座席におい
ては、偏荷重が掛ることが多いため、これを構成してい
る部品の摩耗や破損割合がどうしても多くなるという問
題もある。
【0010】そこで、本発明者は、故障が少なくしかも
重量の軽減を図ることのできる方向可変座席について鋭
意研究してきた結果、座席を構成する座枠の略全体が基
台上に完全に載置される構成とすることが良い結果を生
むことを新規に知見して、本発明を完成したのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす
る課題は、従来のこの種の方向可変座席における構造上
の複雑さ、及び重量のあることである。
【0012】そして、本発明の目的とするところは、方
向を変えることのできる座席としての十分な機能を備え
ていることは勿論のこと、極めて簡単な構造で座枠を確
実に支持することができ、しかも重量を従来の場合より
も非常に軽くすることのできる方向可変座席を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明が採った手段は、実施例に対応する図面を
参照して説明すると、「座席を構成する座枠20を基台
10に対して回動可能に支持して、その着座方向を変え
ることができるようにした座席において、基台10の上
部を内側が殆ど空間となる四辺形の枠状のものとして構
成し、一方座枠20の基台10に当接する部分を、基台
10と同一の幅で内側が殆ど空間となる四辺形の枠状の
ものとして構成するとともに、これらの座枠20または
基台10の互いに当接する面の少なくとも一方に両者の
摺接を行なう滑動部材25または15をそれぞれ固着し
て、基台10と座枠20とのそれぞれの中心に一本の垂
直回動軸40を設けて、基台10に対して座枠20を回
動自在としたことを特徴とする方向可変座席100」で
ある。
【0014】
【発明の作用及び使用の態様】以上のように構成した本
発明の作用について、その使用の態様と併せて説明す
る。
【0015】まず、この方向可変座席100の停止状態
においては、座席を構成している座枠20が、その基台
10に当接する部分を、基台10と同一の幅で内側が殆
ど空間となる四辺形の枠状のものにしてあり、内側が殆
ど空間となっている基台10の上面全体に設けた滑動部
材15上に載置された状態にある。従って、座席の全体
は基台10の四角の枠によって支持されており、座席は
その重量が基台10の四角の枠の全体に分散された状態
で支持されているのである。これを逆に表現すれば、基
台10はその四角の枠によって座枠20を支持している
のであるから、基台10及び座枠20の構成を簡単なも
のとしても、基台10による座席の支持を十分行なえる
のである。
【0016】そして、基台10及び座枠20はその全体
を所謂「枠」状のものとし、かつその内側が殆ど空間と
なるものとして構成しているから、このことのみによっ
ても全体の重量を軽減していることは勿論、従来技術で
あれば一対の「円板」やこれらを回動自在とするための
「ころ」等の部材を必要とするのに対し、本発明におい
ては従来技術におけるこれらの部材は全く不要となって
いるため、結果として全体の重量を非常に軽減している
のである。従って、この方向可変座席100は、これを
設置した列車等のスピ−ド化を容易に達成し得るものと
なっているのである。
【0017】ここで、この方向可変座席100の使用者
がその座席の方向を変えたい場合には、本発明の後述す
る実施例においては、基台10側に設けてあるフットペ
ダル31を踏んで、揺動ストッパ30を座枠20側の支
持板21に設けた開口23から外す。これにより、座席
を構成している座枠20は基台10に対して回動可能と
なるから、使用者は座席を押して垂直回転軸40を中心
に180°回動するのである。この座席の回動時におい
て、座席を構成している座枠20はそのままでは基台1
0に対して摺接するが、この座枠20の下面及び基台1
0の上面には滑動部材25及び滑動部材15がそれぞれ
設けてあるから、これら滑動部材25及び滑動部材15
が直接互いに摺接し合うのである。従って、座席の回転
は、両滑動部材25及び滑動部材15が滑らかに摺接す
ることによって、異音の発生がなくかつ円滑に行なわれ
るのである。
【0018】座席が一定量回転されると、本実施例にお
いては、座枠20の他方に設けてあった支持板21が基
台10の案内板12に向けて近づき、座枠20側のロー
ラ22に設けたローラ22が基台10側の案内板12の
下側に当接するのである。座席が更に回転されることに
より、座枠20の支持板21に設けた全てのローラ22
が案内板12の下面に当接するようになり、最後に座枠
20側のストッパ24が基台10側のストッパ14に当
接して座席の回転が阻止され、かつ座枠20側の支持板
21に設けた開口23内に揺動ストッパ30が嵌合する
のである。
【0019】これにより、座枠20の左右に位置する各
支持板21に設けた各ローラ22は、基台10の左右に
設けた各案内板12の下面に当接することになるから、
座枠20は基台10の左右の案内板12に対して、各支
持板21を介してしっかりと支持されるのであり、座枠
20すなわち座席は基台10に対して所謂ガタつくこと
はないのである。なお、座枠20は、その支持板21に
設けたストッパ24が基台10側の案内板12に設けた
ストッパ14に当接することによって、180°の範囲
でしか回転しないものである。
【0020】
【実施例】次に、本発明を図面に示した実施例に従って
詳細に説明する。図1及び図2には各発明に係る方向可
変座席100の正面図及び側面図が示してあり、この方
向可変座席100は乗物の床面上に固定される基台10
に対して、座席を構成している座枠20を、基台10の
中心に位置した垂直回転軸40にて回転可能に支持した
ものである。
【0021】基台10は、図3〜図5に示したようなも
ので、その基本的構成は四角状の枠である。すなわち、
この基台10は、その上部を、例えばアングル材を組み
合わせて内側が殆ど空間となる四辺形状のものに構成し
たものであり、しかもこの基台10の上部を、図1及び
図2に示すように、例えばアングル材からなる複数の脚
によって支持するといった構成となっていて、重量の軽
減を相当量行なっているものである。なお。この基台1
0の外周面にカバーが設けられることがある。
【0022】この基台10の中心部には、図4及び図1
0に示したように、この基台10に対して座席を構成す
る座枠20を回動可能に支持する一本の垂直回転軸40
のための支持部11が設けてある。この支持部11は、
実際上は基台10の中心から所定距離離して配置した梁
部材(16)に一体的に設けてある。
【0023】また、この基台10の左右両側端には、図
3及び図4に示したように、支持部11に支持される垂
直回転軸40を中心とする円弧状に突出する案内板12
がそれぞれ基台10と一体的に設けてある。なお、本実
施例においては、各案内板12は基台10の上面と同一
面を形成すべく基台10の上端に設けてあるが、各案内
板12の位置は後述の座枠20側の支持板21及びこれ
に設けられる各ローラ22の位置によって適宜変更して
実施してもよいものである。また、各案内板12は各ロ
ーラ22を案内し支持するものであるから、これに各ロ
ーラ22を案内しやすいような傾斜面を形成したり、各
ローラ22のための弾発材を設けて実施してもよい。
【0024】さらに、この基台10の通路側になる部分
において、上記案内板12の下側にペダル支持部13が
設けてあり、このペダル支持部13に対しては、図6及
び図7に示すように、フットペダル31が上下動可能に
組付けてある。このフットペダル31は、これと基台1
0側間に掛装した復帰スプリング32によって常に初期
位置に復帰するように構成してある。
【0025】座席を構成する座枠20は、図8及び図9
に示すように、座席の下部にて横長に配置される二本の
パイプ材を一対の支持板21によって連結することによ
り、基台10と同一の幅で内側が殆ど空間となる四辺形
の枠状のものとして構成したもので、その中央部には、
図10に示すように、垂直回転軸40を支持すべく基台
10側の支持部11に対応して形成した支持部を有して
いる。また、この座枠20と基台10との大きさの関係
は、図1及び図11に示したようなもので、特に図12
に示すように、この座枠20の幅は基台10の幅と略同
一にしてある。この座枠20の幅を基台10の幅と略同
一にした理由は、基台10上に座席を完全に載置するた
めである。そして、本実施例では、この座枠20の下面
であって基台10に対向する部分には滑動部材25が設
けてある。
【0026】この座枠20に一体的に設けた左右一対の
支持板21は、図9及び図13に示したように、垂直回
転軸40を中心とする円弧状、すなわち基台10側の各
案内板12の外形形状に合った円弧状のものとして形成
してある。このようにしたのは、座枠20は基台10に
対して回動するものであるから、座枠20側の支持板2
1が基台10側の案内板12と干渉しないようにするた
めであり、また支持板21に設けた各ローラ22が基台
10の案内板12に確実に当接するようにするためであ
る。
【0027】各支持板21に設けた各ローラ22は、座
枠20側の支持板21と基台10側の案内板12との相
対移動を容易にするために、また各支持板21と案内板
12との間に介在して両者の支持を行なうためのもので
ある。従って、各ローラ22の支持板21及び案内板1
2に対する位置関係は、図11及び図13に示したよう
になっている。そして、各支持板21の中央部には、図
8及び図11に示したように、フットペダル31に設け
た揺動ストッパ30が嵌合するための開口23が設けて
ある。
【0028】揺動ストッパ30は、基台10に対する座
枠20の相対回転を規制するものであり、図6及び図7
に示したように、フットペダル31に一体的に設けてあ
る。
【0029】また、本実施例にあっては、図6、図7及
び図11に示したように、複数(本実施例においては三
人掛け用の座席であるため3本)のコントロールケーブ
ル50が上記のフットペダル31に連結してある。各コ
ントロールケーブル50は、各座席の背当を元位置に復
帰させるためのものであり、その他端は各座席のダンパ
部材(図示しない)に接続してある。これら各コントロ
ールケーブル50は、その途中にて基台10の支持部1
1を設けるための梁部材16に連結してある。この梁部
材16は、基台10の中心から所定距離離した位置にて
基台10側に固定したものであり、これにより、この梁
部材16に対する各コントロールケーブル50の連結箇
所を基台10の支持部11から所定距離離したものとし
ている。
【0030】上記実施例は座席として三人掛用のものを
採用した場合について説明したが、各発明は一人掛、二
人掛、さらに四人掛等の座席に対しても適用することが
できることは当然である。
【0031】なお、上記実施例においては、座枠20の
基台10に対する密着を、基台10側の案内板12に座
枠20側のロ−ラ22を当接させることにより行なった
例を示しているが、本発明の実施にあってはこれに限る
ものではない。例えば、上記の案内板12とロ−ラ22
との関係を逆にしたり、座枠20の一部に嵌合しかつ一
定方向にのみ回転する嵌合ストッパを基台10側に設け
る等して実施してもよいものである。また、上記実施例
においては、フットペダル31によって上下動される揺
動ストッパ30を座枠10を構成している支持板21に
形成した開口23内に嵌合させることによって、基台1
0と座枠20との回動停止を行なうようにした例につい
て説明したが、この回動停止は例えばフットペダル31
によって上下動されて座枠20側に形成した停止穴内に
嵌合されるストッパにより行なうようにして実施しても
よいものである。
【0032】図14及び図15には、本発明の他の実施
例が示してあり、この実施例における上記のそれと異な
る点は、基台10を案内板12がないものとして構成し
たことである。前述した実施例における案内板12は、
もともと基台10側の揺動ストッパ30を係合させるた
めのものであって、この揺動ストッパ30として図14
に示したように、基台10側に上下動可能に支持され、
その先端にて座枠20側に係合するようなロッド33を
採用した場合には、図15に示したように不要となるも
のである。すなわち、この実施例においては、ロッド3
3が基台10に対して上下動可能に設けてあり、その先
端は座枠20側の所定箇所に係合するものである。そし
て、このロッド33は、フットペダル31によって上下
動されるものであり、使用者がこのフットペダル31を
踏み込んだとき、ロッド33が座枠20側から外れ、座
枠20は基台10に対して回動可能となるものである。
【0033】なお、上記いずれの実施例においても、複
数の人が着座できるようにしたものについて説明した
が、本発明は単数の人が着座できるようにしたものに対
しても適用できることは言うまでもない。また、座枠2
0側の滑動部材25または基台10側の滑動部材15
は、基台10及び座枠20の摺接を行なうものであるか
ら、両者の互いに当接する面のいずれかに固着しておけ
ばよいものである。
【0034】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明においては、
「座席を構成する座枠20を基台10に対して回動可能
に支持して、その着座方向を変えることができるように
した座席において、基台10の上部を内側が殆ど空間と
なる四辺形の枠状のものとして構成し、一方座枠20の
基台10に当接する部分を、基台10と同一の幅で内側
が殆ど空間となる四辺形の枠状のものとして構成すると
ともに、これらの座枠20または基台10の互いに当接
する面の少なくとも一方に両者の摺接を行なう滑動部材
25または15をそれぞれ固着して、基台10と座枠2
0とのそれぞれの中心に一本の垂直回動軸40を設け
て、基台10に対して座枠20を回動自在としたこと」
にその特徴があり、これにより、方向を変えることので
きる座席としての十分な機能を備えていることは勿論の
こと、極めて簡単な構造で座枠を確実に支持することが
でき、しかも重量を従来の場合よりも非常に軽くするこ
とのできる方向可変座席100を提供することができる
のである。
【0035】すなわち、本発明に係る方向可変座席10
0によれば、内側が殆ど空間となる四辺形の枠状の基台
10上に、これと同じ幅で内側が殆ど空間となる四辺形
の枠状の座枠20を載置するようにしたから、基台10
に対する座枠20の支持を確実に行なうことができ、し
かも全体として重量を大きく軽減することができるので
ある。従って、この方向可変座席100によれば、これ
を載置した列車等のスピード化を容易に図ることができ
ることは勿論、燃料・電力等のエネルギー資源を確実に
節約することができるのである。
【0036】しかも、本発明に係る方向可変座席100
によれば、その基台10及び座枠20が四辺形の枠状の
ものとして構成したから、偏荷重が掛ることが少なくな
っており、従ってこれらを構成している部品の摩耗や破
損割合を非常に少なくすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る方向可変座席の正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】基台の正面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】同側面図である。
【図6】基台にフットペダル等を組み付けた状態を示す
部分正面図である。
【図7】同平面図である。
【図8】ローラの取付部側からみた座枠の拡大断面図で
ある。
【図9】図8の平面図である。
【図10】垂直回転軸を中心にみた部分拡大断面図であ
る。
【図11】基台上に座枠を載置した状態を示す部分拡大
断面図である。
【図12】一部を切り欠いた図11の左側面図である。
【図13】図11の部分平面図である。
【図14】本発明の他の実施例を示すものであり、その
概略構成を示した正面図である。
【図15】本発明の他の実施例を示すものであり、この
場合に使用される基台の平面図である。
【図16】従来の方向可変座席に概略を示した正面図で
ある。
【図17】同平面図である。
【符号の説明】
100 方向可変座席 10 基台 11 支持部 12 案内板 13 ペダル支持部 14 ストッパ 15 滑動部材 16 梁部材 20 座枠 21 支持板 22 ローラ 23 開口 24 ストッパ 25 滑動部材 30 揺動ストッパ 31 フットペダル 40 垂直回転軸 50 コントロールケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座席を構成する座枠を基台に対して回動可
    能に支持して、その着座方向を変えることができるよう
    にした座席において、 前記基台の上部を内側が殆ど空間となる四辺形の枠状の
    ものとして構成し、一方前記座枠の前記基台に当接する
    部分を、前記基台と同一の幅で内側が殆ど空間となる四
    辺形の枠状のものとして構成するとともに、これらの座
    枠または基台の互いに当接する面の少なくとも一方に両
    者の摺接を行なう滑動部材を固着して、 前記基台と座枠とのそれぞれの中心に一本の垂直回動軸
    を設けて、前記基台に対して座枠を回動自在としたこと
    を特徴とする方向可変座席。
JP6247035A 1994-09-13 1994-09-13 複数人掛用方向可変座席 Expired - Fee Related JP2675265B2 (ja)

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