JPH08116855A - ケーキ焼成用型を兼ねる容器 - Google Patents

ケーキ焼成用型を兼ねる容器

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JPH08116855A
JPH08116855A JP25394194A JP25394194A JPH08116855A JP H08116855 A JPH08116855 A JP H08116855A JP 25394194 A JP25394194 A JP 25394194A JP 25394194 A JP25394194 A JP 25394194A JP H08116855 A JPH08116855 A JP H08116855A
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outer frame
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cake
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container
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Kazuo Iwata
和夫 岩田
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MITSUBOSHI KEITO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内筒を取り外し易いケーキ焼成用型を兼ねる
容器を提供することにある。また、外枠体と底板の周縁
とを密接させることができるケーキ焼成用型を兼ねる容
器を提供することにある。 【構成】 外枠体4は多角筒状をなしている。蓋体3は
同外枠体の上方開口4a側において外嵌されるようにな
っている。底板6は多角形状の板状体により構成されて
いる。透孔6cは前記底板6の中心部に穿設されてい
る。内筒7は円筒状をなし、同内筒7は前記底板6の透
孔6cに挿入され、係止部材8によりその係止部7bを
以て底板6に固定されている。内筒7が装着された底板
6は、前記外枠体4内に挿入配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーキ焼成用型を兼ね
る容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーキの生地を投入し、焼成を行
うために用いられるケーキ焼成用型として、従来技術
及びに示すものが存在する。
【0003】従来技術…実公平2−46310号公報
に菓子成形型を兼ねた紙容器(以下、容器21として説
明する)が開示されている。すなわち、図4に示すよう
に、耐熱紙製の外枠体22は円筒状(図面には表れな
い)をなしており、同外枠体22の内底部には、底板2
3及び同底板23上面に重ねられた内板24が着脱可能
に配置されている。そして、底板23及び内板24の中
心部にはそれらを貫通する透孔25が形成され、同透孔
25にその内空間が連通されるようにして内筒26が先
端部側から挿入されている。同内筒26の基端部は外側
に曲折されて係止部26aをなし、同係止部26aが前
記底板23と内板24との間において、同底板23の上
面側或いは内板24の裏面側に着設固定されている。
【0004】そして、前記容器21内にその内筒26を
囲僥するようにしてケーキ生地を投入配置し、これをオ
ーブン等に入れて焼成を行っていた。この中空状をなす
内筒26を配置することにより、ケーキCの中心部まで
熱が行き渡り、均一に焼き上げることが可能となってい
る。
【0005】焼成後、ケーキCを取り出す際に、容器2
1を天地反転させる。そして、外枠体22の内周面とケ
ーキCの外周面との間にナイフを入れ、同外枠体22を
上方に抜き外した後、内筒26をそれが着設された底板
23或いは内板24と共に抜き取っていた。
【0006】従来技術…実公昭63−151778号
公報に示す組み立てケーキ型(以下、容器とする)にお
いては、同公報の第1図に示された展開図を組み立てる
と図5に示すような容器27となる。つまり、多角筒状
をなす外枠体28と、円形をなす底板29とにより構成
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術及びにおいては、以下のような問題点が存在す
る。
【0008】従来技術の問題点…内筒26はその係止
部26aを以て底板23或いは内板24に着設されてい
る。このため、焼き上がりの後、ケーキCを容器21か
ら取り外す際に、内筒26を底板23或いは内板24と
共に取り外さなければならない。この時、内筒26の外
周面全周が粘着性(つまり引き抜く際の抵抗)のあるケ
ーキCと接触されており、さらに、同ケーキCの表面に
沿って引き抜かなければならない。従って、引き抜かれ
る内筒26にケーキCの表面が引きずられて崩れ、この
ケーキCの中心部において崩れたケーキCが内筒26と
同ケーキCの中心部の表面との間に入り込んで内筒26
が抜き難くなっていた。このような状態にある内筒26
を無理に引き抜こうとすると、特に、ケーキCの中心部
における同内筒26の引き抜き側の開口部分が崩れて、
ケーキCの外観が損なわれていた。
【0009】また、外枠体22が円筒状をなしているた
め、膨れ上がったケーキCの外周面と外枠体22の内周
面とが全周に渡って密着されている。このため、同外枠
体22を取り外す際の抵抗が大きくなって、外し難いば
かりでなく、無理に引き抜くとケーキCの外周面が崩れ
て外観が損なわれる恐れがあった。
【0010】従来技術の問題点…外枠体28が多角筒
状で、底板29が円板状であるため、同外枠体28と底
板29との接触部分に多数の空隙Kが形成されている。
このため、ケーキの焼成時に同空隙Kに露出したケーキ
生地に直接熱が当たり、ケーキの焼け具合が不均一にな
っていた。また、この容器27を用いてケーキを保存す
る際に、前記間隙Kからケーキが外気に直接触れて保存
期間が短くなっていた。
【0011】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
に着目してなされたものであって、その目的は、内筒を
取り外し易いケーキ焼成用型を兼ねる容器を提供するこ
とにある。また、外枠体と底板の周縁とを密接させるこ
とができるケーキ焼成用型を兼ねる容器を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、筒状の外枠体と、同外枠体の
上方開口を閉塞可能な蓋体と、外枠体内に着脱可能に装
着されその下方開口を閉塞する底板と、同底板の略中央
部に形成された透孔と、同透孔に挿入配置される筒状の
内筒と、同内筒の基端部側に形成され、底板の裏面側に
当接される係止部と、前記内筒を同係止部を以て底板に
対して取り外し可能に固定するための係止部材とからな
るケーキ焼成用型を兼ねる容器である。
【0013】請求項2の発明では、前記外枠体は多角柱
状をなし、底板は同外枠体に対応する多角形状をなすも
のである。請求項3の発明では、前記外枠体の周面には
同外枠体をその長手方向に切り離し可能な切り離し手段
を設けたものである。
【0014】請求項4の発明では、前記内筒は、底板が
外枠体に装着された状態にて、同外枠体の上方開口より
突出する高さに形成され、さらに、同内筒において上方
開口以下に位置する部位に、同部位以上を切除可能な切
除手段を設けたものである。
【0015】請求項5の発明では、前記蓋体は外枠体に
外嵌される筒状の蓋枠体と、同蓋枠体内に嵌め込まれ、
前記外枠体の上方開口を覆うプレートとからなり、前記
蓋枠体の内周面には同蓋枠体に嵌め込まれたプレートの
上方側への移動を係止するための当接部が形成されたも
のである。
【0016】請求項6の発明では、前記蓋枠体の少なく
とも外周面には補強部が形成されたものである。
【0017】
【作用】上記構成の請求項1の発明においては、例え
ば、ケーキ生地を底板が装着された外枠体内に、内筒を
囲僥するようにして投入する。そして、オーブン等の焼
成装置に入れ、ケーキの焼成を行う。この時、内筒が装
着されていることにより、ケーキの中心部が中空状態と
なって、同ケーキの中心部に万遍なく熱が行き渡り、生
焼けを防止できる。所定時間経過後、これを焼成装置か
ら取り出して、蓋体を外枠体の上方開口側に外嵌し、こ
のケーキ焼成用型を兼ねる容器(以下、容器とする)を
保存や搬送ケース等として用いる。
【0018】前記容器からケーキを取り出すには、先
ず、蓋体を容器から取り外す。蓋枠体を取り外した同容
器を天地反転させ、例えば、皿等の上に乗せる。そし
て、底板裏面における係止部材による内筒の係止を解
き、底板を押さえながら内筒を抜き取る。さらに、外枠
体及び底板を取り外すことにより、容器からケーキが取
り出される。
【0019】前記内筒はその係止部を以て、係止部材に
より底板に対して取り外し可能に固定されている。従っ
て、内筒を引き抜くことによりそれに追従して変形しよ
うとするケーキ表面を、底板を押さえることにより抑制
し、ケーキの崩れを防止すると供に、内筒が抜き易くな
っている。
【0020】請求項2の発明においては、前記外枠体は
多角柱状をなし、底板は同外枠体に対応する多角形状を
なしている。従って、外枠体の内周面とケーキの表面と
の接触面積が減り、同外枠体がケーキから外し易くな
る。
【0021】また、多角筒状をなす外枠体に合致する、
多角形状をなす底板により、同外枠体の内周面と底板の
外周縁との間に空隙が生じず、従って、同空隙から熱が
直接ケーキに当たって焼きむらが発生することはない。
また、ケーキを本容器に入れた状態で保存する場合にお
いても、前記空隙を介してケーキが外気に触れることは
なく、保存期間が短くなることがない。
【0022】請求項3の発明においては、前記外枠体の
周面には同外枠体をその長手方向に離断可能な切り離し
手段が設けられている。従って、外枠体をケーキ表面に
対して略垂直方向に移動させながら簡単に外すことがで
き、ケーキ表面と容器内周面との間にナイフを入れ、さ
らに、外枠体をケーキ表面を擦るようにして取り外す従
来技術と比較してケーキの崩れを抑えられる。
【0023】請求項4の発明においては、前記内筒は、
底板が外枠体に装着された状態にて、同外枠体の上方開
口より突出する長さに形成されている。このため、ケー
キ焼成時において、流動されるケーキ生地が同内筒内に
流れ込むことを防止できる。また、同内筒は、切除手段
により、同切除手段以上の部位を切除可能であり、外枠
体の上方開口から突出しないようになっている。従っ
て、焼成後、この切除手段以上の部位を切除すれば、外
枠体に蓋体を被せる妨げになることはない。
【0024】請求項5の発明においては、蓋体は外枠体
に外嵌される筒状の蓋枠体と、同蓋枠体内に嵌め込ま
れ、前記外枠体の上方開口を覆うプレートとからなり、
前記蓋枠体の内周面には同蓋枠体に嵌め込まれたプレー
トを上方に係止するための当接部が形成されている。従
って、容器からケーキを取り出す際に、蓋枠体のみを取
り外し、ケーキ表面に接触するプレートを外す必要がな
い。このため、容器を天地反転させる場合に同プレート
と底板とを挟持して行えば、その動作を安定して行い得
るし、ケーキ表面に接触する部材を一つ取り外す必要が
なくなるため、ケーキが崩れる要因が一つ解消できる。
また、取り出したケーキを分割する際等において、同ケ
ーキにナイフが入れられるが、同プレートが皿とケーキ
との間に隠れて、このカット作業や、或いはデコレーシ
ョン作業等の邪魔になることがない。さらに、同プレー
トがナイフのエッジを受けて皿に傷が付くことを防止で
きる。
【0025】請求項6の発明においては、蓋枠体の少な
くとも外周面に補強部が形成されている。従って、本容
器を搬送ケースとして使用する場合においも、耐衝撃性
に優れ、蓋体が壊れ難い。
【0026】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。図1及び図2に示すように、本実施例
のケーキ焼成用型を兼ねる容器(以下、容器とする)1
は、ケーキ生地が投入され、焼成に用いられる容器本体
2と、ケーキ焼成後に同容器本体2に被せられる蓋体3
とにより構成されている。
【0027】先ず、容器本体2について説明する。外枠
体4は、耐熱紙を多角筒状(12角形)に曲折形成する
ことにより構成され、上方開口4aが下方開口4bより
若干広いテーパー状をなしている。同外枠体4の内周面
には4cで示すように、ケーキCを付き難くするための
耐熱性の樹脂コーティングが施されている。外枠体4の
側面には、その長手方向に上端側から下端部側に至るよ
うにして、平行な二条のミシン目5aが形成されてお
り、両ミシン目5a間に位置する部位が切り離し手段と
してのオープナー5をなしている。同オープナー5の一
端部を把持して他端部側に引っ張ることにより、筒状の
外枠体4をその長手方向に切り離し可能となっている。
【0028】底板6は耐熱紙よりなる板状体であり、多
角形状(12角形)に形成されている。同底板6の上面
には前記外枠体4と同様な樹脂コーティング6aが施さ
れている。この多角形状の各辺には長方形状のフラップ
6bが外方に一体に延設され、同フラップ6bは同辺を
折り線として曲折自由に構成されている。なお、同底板
6の多角形状をなす外形は、前記外枠体4の下縁端部の
内周面形状と合致するようになっている。透孔6cは前
記底板6の中心部に穿設されている。
【0029】内筒7は紙製であり、円筒状をなしてい
る。同内筒7の先端部付近にはその周方向に切除手段と
してのミシン目7aが形成されており、同ミシン目7a
以上の部位(図2において二点鎖線で示す)を切除可能
となっている。内筒7の基端部にはその長手方向に一定
間隔で切れ目が入れられており、同切れ目間の各部位は
外側に拡開されて係止部7bをなしている。そして、内
筒7はその先端部から前記底板6の透孔6cに挿入さ
れ、同内筒7の基端部の係止部7bが底板6の裏面に当
接された状態で配置されている。係止部材8は一方の面
に接着剤が塗布された方形状をなすシール部材であり、
底板6の裏面に当接された内筒7の係止部7bを覆うよ
うにして同底板6に貼着され、内筒7がその係止部7b
を以て底板6に固定されている。
【0030】そして、内筒7が装着された底板6を、フ
ラップ6bを上方に折り上げた状態で、その底面側から
外枠体4の上方開口4a側より挿入する。同外枠体4は
テーパー状をなすため、前記底板6はその外周縁と同外
枠体4の内周面との一致部分(外枠体4の下方開口4b
近傍となるように設定されている)において係止される
ようになっている。この時、底板6の各辺部分において
折り上げられたフラップ6bにより外枠体4の内周面に
対する底板6の当接面積が増えて、きっちりと嵌まるよ
うになっている。
【0031】前記のように、内筒7を有する底板6が外
枠体4に嵌め込まれて容器本体2をなしている。なお、
前記内筒7は、図2において二点鎖線で示すように、外
枠体4の上方開口4aより突出する長さに形成されてい
るが、同内筒7のミシン目7aは、外枠体4の上方開口
4aより突出しない位置に形成されている。従って、内
筒7はそのミシン目7a以上を切除した際に、外枠体4
内から突出しないようになっている。
【0032】次に、蓋体3について説明する。蓋枠体1
0は、内径が前記外枠体4の上方開口4a側の外径と略
等しい円筒状に形成されており、その上方開口10aの
縁端部は内側に折り返されている。同折り返し部分の下
方開口10b側に向かう端面が当接部10cをなしてい
る。プレート11は円板状をなしており、蓋枠体10の
下方開口10b側から挿入配置され、前記当接部10c
により係止されている。同プレート11の外径は、蓋枠
体10の内径より、僅かに大径に構成されており、蓋枠
体10に挿入した際に、同蓋枠体10にきっちりと嵌ま
るようになっている。また、前記蓋枠体10は、その外
周面に、補強部としての波状形成された補強紙12が貼
着されており、同蓋枠体10を補強している。
【0033】次に、前記容器1の使用方法について説明
する。先ず、図示しないが、ケーキ生地を容器本体2内
において、内筒7を囲僥するようにして投入配置させ
る。そして、このケーキ生地が投入された容器本体2の
外周を、同容器本体2がケーキ生地の膨張により破裂さ
れることを防止するための金属製の網体(図示しない)
等で包み、オーブン等の焼成装置(図示しない)に入れ
て焼成を行う。焼成時、図2に示すように、内筒7が装
着されていることにより、ケーキCの中心部が中空状態
となって、その中心部に万遍なく熱が行き渡り、生焼け
を防止できる。
【0034】所定時間経過後、容器本体2を焼成装置か
ら取り出して空気中にさらし、熱を持ったケーキC及び
容器本体2を冷却する。この時、内筒7が装着されてい
ることにより、ケーキC中心部の冷えも早い。ケーキC
が冷めた状態で網体を取り外し、さらに、内筒7の先端
部をそのミシン目7aより切除する。そして、前記蓋体
3をその下方開口10bより容器本体2の上方開口4a
側に外嵌し、この蓋体3が被せられた容器本体2(以
下、容器1とする)を、図示しないが、例えば、ビニー
ル袋等で梱包することにより製品をなすようになってい
る。同製品は、例えば、流通経路に乗った後、ユーザー
の元に渡り、この容器1からケーキCが取り出されて、
デコレーションベース等の各種の使用に供される。
【0035】次に、前記容器1からのケーキCの取り出
し方法について説明する。図3(a)に示すように、プ
レート11を押さえながら、蓋枠体10をその外周を把
持して上方に持ち上げる。この時、補強紙12が引っ掛
かりとなって、前記蓋枠体10が外し易くなっている。
そして、プレート11は蓋枠体10に嵌められただけで
あるため、蓋枠体10のみが上方に抜け、図2中に表れ
るように、プレート11はケーキCの上面に付いた状態
となっている。
【0036】図3(b)に示すように、蓋枠体10を取
り外した容器1を、そのプレート11及び底板6を挟持
して天地反転させ、例えば、皿等(図示しない)の上に
乗せる。そして、底板6裏面の係止部材8を剥ぎ取って
内筒7の係止を解き、図3(c)に示すように、底板6
を押さえながら内筒7をゆっくりと回転させて抜き取
る。
【0037】図3(d)に示すように、外枠体4のオー
プナー5を用いて、円筒状をなす同外枠体4を長手方向
に切り離す。図3(e)に示すように、この外枠体4の
切り離し部分を持って、それを周方向に開いていくこと
によりケーキCから外枠体4が外される。図3(f)に
示すように、底板6をそのフラップ6bを外側に若干折
り曲げた状態で剥がす。以上のようにして容器1からケ
ーキCが取り出される。
【0038】上記構成の本実施例においては、以下に示
すような効果を奏することができる。 …底板6に対して内筒7が取り外し可能に装着されて
おり、内筒7を取り外す際、底板6を押さえながら同内
筒7を引き抜けば良い。従って、内筒7を引き抜くこと
により、同内筒7の外周面と接触するケーキ表面の同抜
け方向への変形を、底板6を押さえることにより抑制し
て、ケーキCの崩れを防止すると供に、内筒7に付いた
ケーキCを底板6の透孔6cの縁端においてそぎ取るよ
うにして、同内筒7を抜き易くしている。
【0039】…外枠体4が多角筒状をなすことによ
り、その内周面とケーキCの表面との接触面積、つま
り、接触抵抗が減り(角筒の角部にはケーキが入り込ま
ないため)、同外枠体4を取り外し易くなっている。
【0040】…多角筒状をなす外枠体4に合致する、
多角形状をなす底板6により、同外枠体4の内周面と底
板6の外周縁との間に空隙が生じず、従って、同空隙か
ら熱が直接ケーキに当たって焼きむらが発生することは
ない。また、ケーキCを本容器1に入れた状態で保存す
る場合においても、前記空隙を介してケーキCが外気に
触れることはなく、保存期間が短くなることがない。
【0041】…内筒7は、底板6が外枠体4に装着さ
れた状態にて、容器本体2より突出する長さに形成され
ている。このため、ケーキ焼成時において、流動される
ケーキ生地が同内筒7の内空間に流れ込むことを防止で
きる。また、同内筒7はミシン目7aにより、同ミシン
目7a以上の部位を切除して、容器本体2から突出しな
いようになっている。従って、焼成後、このミシン目7
a以上の部位を切除すれば、容器本体2に蓋体3を被せ
る妨げになることはない。
【0042】…蓋体3は蓋枠体10と同蓋枠体10内
に嵌め込まれたプレート11とからなっており、前述し
たように、ケーキCを取り出す際に、蓋枠体10のみを
取り外すことができ、ケーキ表面に接触するプレート1
1を外す必要がない。このため、容器本体2を天地反転
させる場合に同プレート11と底板6とを挟持して行え
ば、その動作を安定して行い得るし、ケーキ表面に接触
する部材を一つ取り外す必要がなくなるため、ケーキC
が崩れる要因を一つ解消できる。また、取り出したケー
キCを分割する際等において、同ケーキCにナイフが入
れられるが、同プレート11が皿とケーキCとの間に隠
れるため、同カット作業や、或いはデコレーション作業
等の邪魔になることがない。さらに、同プレート11が
ナイフのエッジを受けて皿に傷が付くことを防止でき
る。
【0043】…蓋枠体10はその外周に補強紙12が
貼着されている。従って、外枠体4が多角筒状をなすこ
とと相まって、本容器1を搬送ケースとして使用する場
合においも、耐衝撃性に優れ、中のケーキCを安定保持
できる。
【0044】…外枠体4の一部には円筒状の同外枠体
4を長手方向に切り離し可能なオープナー5が形成され
ている。従って、外枠体4をそれが接触されるケーキ表
面に対して略垂直方向に移動させながら簡単に外すこと
ができ、ケーキ表面と外枠体の内周面との間にナイフを
入れ、さらに、同外枠体を、ケーキ表面を擦るようにし
て取り外す従来技術と比較してケーキCの崩れを抑えら
れる。
【0045】…外枠体4の内周面及び底板6の上面に
は耐熱性の樹脂コーティング4c、6aが施されてい
る。従って、同部位4c、6aにケーキCが付着され難
く、外枠体4及び底板6をケーキCから取り外し易くな
っており、ケーキCの崩れも防止できる。
【0046】なお、本発明の趣旨から逸脱しない範囲
で、以下のように実施できる。 (1)上記実施例の多角筒状の外枠体4を円筒状に、多
角形状の底板6(フラップ6bを除く構成)を円形状に
それぞれ変更すること。このようにすれば、長方形状の
紙を筒状に丸めるだけの簡単な作業で外枠体4を形成で
きる。従って、角筒状にする際に必要であった、外枠体
4の長手方向に折り目を複数形成する手間が省ける。 (2)上記実施例において、係止部材8は図3(b)か
ら明らかなように、内筒7を係止する際、同内筒7の基
端部開口を塞ぐ形となっていた。これを変更し、係止部
材8において同内筒7の基端部開口と合致する部位に透
孔を形成し、同係止部材8を底板6に貼着した際におい
ても、内筒7の開口が塞がれないように構成する。この
ようにすれば、同内筒7内に熱が循環し易くなり、さら
にケーキCの生焼けを防止できる。 (3)上記実施例において、外枠体4にはオープナー5
が一箇所に設けられていた。これを変更し、同オープナ
ー5を例えば、二、三箇所等、複数箇所に設けること。
このようにすれば、外枠体4をさらに外し易くなる。 (4)上記実施例において、内筒7にはミシン面7aが
形成され、同ミシン目7aにより同内筒7の容器本体2
からの突出部分を除去するようになっていた。これを変
更し、周方向にオープナー5構成を設けること。 (5)内筒7を角筒状に形成すること。
【0047】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について述べる。外枠体4の内周面及び底板6の
上面には、同部位にケーキCが付着されることを防止す
る付着防止手段4c、6aが設けられている請求項1〜
6のいずれかに記載のケーキ焼成用型を兼ねる容器。
【0048】このようにすれば、外枠体4及び底板6を
ケーキCから取り外し易くなる。
【0049】
【発明の効果】上記構成の請求項1の発明によれば、内
筒が抜き易くなるし、同内筒を抜く際にケーキが崩れな
い。
【0050】請求項2の発明によれば、外枠体をケーキ
から外し易くなる。また、焼きむらが発生することはな
いし、保存期間が短くなることがない。請求項3の発明
によれば、外枠体をケーキ表面を擦るようにして取り外
す従来技術と比較してケーキ表面が崩れることを抑えら
れる。
【0051】請求項4の発明によれば、ケーキ焼成時に
おいて、流動されるケーキ生地が同内筒内に流れ込むこ
とを防止できる。また、同内筒の外枠体からの突出部分
を切除すれば、容器本体に蓋体を被せる妨げになること
はない。
【0052】請求項5の発明によれば、プレートを外す
必要がなく、ケーキ表面に接触する部材を一つ取り外す
必要がなくなるため、ケーキが崩れる要因を一つ解消で
きる。
【0053】請求項6の発明によれば、本容器を搬送ケ
ースとして使用する場合においても、耐衝撃性に優れ、
蓋体が壊れ難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ケーキ焼成用型を兼ねる容器の斜視分解図。
【図2】 容器の縦断面図。
【図3】 (a)〜(f)は容器からケーキを取り出す
手順を示す図。
【図4】 従来技術の容器を示す縦断面図。
【図5】 従来技術の容器を底面側より見た斜視図。
【符号の説明】
1…ケーキ焼成用型を兼ねる容器、3…蓋体、4…外枠
体、6…底板、6c…透孔、7…内筒、7b…係止部、
8…係止部材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の外枠体と、同外枠体の上方開口を
    閉塞可能な蓋体と、外枠体内に着脱可能に装着されその
    下方開口を閉塞する底板と、同底板の略中央部に形成さ
    れた透孔と、同透孔に挿入配置される筒状の内筒と、同
    内筒の基端部側に形成され、底板の裏面側に当接される
    係止部と、前記内筒を同係止部を以て底板に対して取り
    外し可能に固定するための係止部材とからなるケーキ焼
    成用型を兼ねる容器。
  2. 【請求項2】 前記外枠体は多角柱状をなし、底板は同
    外枠体に対応する多角形状をなす請求項1に記載のケー
    キ焼成用型を兼ねる容器。
  3. 【請求項3】 前記外枠体の周面には同外枠体をその長
    手方向に切り離し可能な切り離し手段を設けた請求項1
    又は2に記載のケーキ焼成用型を兼ねる容器。
  4. 【請求項4】 前記内筒は、底板が外枠体に装着された
    状態にて、同外枠体の上方開口より突出する高さに形成
    され、さらに、同内筒において上方開口以下に位置する
    部位に、同部位以上を切除可能な切除手段を設けた請求
    項1〜3のいずれかに記載のケーキ焼成用型を兼ねる容
    器。
  5. 【請求項5】 前記蓋体は外枠体に外嵌される筒状の蓋
    枠体と、同蓋枠体内に嵌め込まれ、前記外枠体の上方開
    口を覆うプレートとからなり、前記蓋枠体の内周面には
    同蓋枠体に嵌め込まれたプレートの上方側への移動を係
    止するための当接部が形成された請求項1〜4のいずれ
    かに記載のケーキ焼成用型を兼ねる容器。
  6. 【請求項6】 前記蓋枠体の少なくとも外周面には補強
    部が形成された請求項1〜5のいずれかに記載のケーキ
    焼成用型を兼ねる容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006131257A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Sadami Ito 加熱接着性食品容器の形成方法
CN117296871A (zh) * 2022-06-21 2023-12-29 阳江市华洪工贸有限公司 一种新型蛋糕模具盒
KR20240129409A (ko) * 2023-02-20 2024-08-27 고광섭 제빵분리 및 형틀유지가 탁월한 제빵용 페이퍼 빵틀

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