JPH0811696A - 自動車用制動液圧制御装置 - Google Patents

自動車用制動液圧制御装置

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JPH0811696A
JPH0811696A JP14963694A JP14963694A JPH0811696A JP H0811696 A JPH0811696 A JP H0811696A JP 14963694 A JP14963694 A JP 14963694A JP 14963694 A JP14963694 A JP 14963694A JP H0811696 A JPH0811696 A JP H0811696A
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卓 永島
Michiji Nishii
理治 西井
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徹 渡辺
Hiroshi Toda
啓 戸田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 当該装置の小型軽量化を図り組付性を改善す
ること。 【構成】 ブレーキマスタシリンダ20のシリンダボデ
ィ21のシリンダボア周囲にABSアクチュエータまた
はABS&TRCアクチュエータのポンプボディ31と
ソレノイドバルブボディ41,51を一体的に形成し、
かかるボディ結合体にブレーキマスタシリンダとABS
アクチュエータまたはABS&TRCアクチュエータの
ポンプ30a,30bとソレノイドバルブ40a,40
b、50a〜50dを接続する液圧通路を形成した。ま
た、ポンプボディ31をシリンダボディ21の一側に配
置させるとともに、ソレノイドバルブボディ41,51
をシリンダボディ21の他側に配設させて、ポンプの駆
動モーター39とソレノイドバルブの駆動ソレノイド4
9,56を対向配置させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキマスタシリン
ダとABSアクチュエータ(アンチロック制御コンピュ
ータによって作動を制御されて制動時における車輪のロ
ックを制御する公知のアクチュエータ)またはABS&
TRCアクチュエータ(アンチロック&トラクション制
御コンピュータによって作動を制御されて、制動時にお
ける車輪のロックを制御するとともに、駆動時における
駆動車輪のスリップを制御する公知のアクチュエータ)
を備えた自動車用制動液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ブレーキマスタシリンダにABS
アクチュエータ或いはABS&TRCアクチュエータを
一体的に設けた自動車用制動液圧制御装置が開発されて
いる。従来提案されている装置は、ブレーキマスタシリ
ンダのシリンダボディにABSアクチュエータ或いはA
BS&TRCアクチュエータのアクチュエータ組付体を
直接またはブラケットとゴムマウントを介して組付ける
ようにしたもの、或いはブレーキマスタシリンダのシリ
ンダボディにアクチュエータの各構成要素を分離して組
付けるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ブレーキマスタシリン
ダのシリンダボディにアクチュエータ組付体を組付ける
ようにした従来装置においては、アクチュエータ組付体
のボディがシリンダボディとは別個に構成されているた
め、当該装置の小型軽量化が難しいばかりか、各ボディ
間にシール部材を介装する必要があって組付性が悪い。
また、アクチュエータ組付体の重量によって当該装置の
重心が片寄るため、これを支持する大型で強固な支持構
造を採用しなければならない。
【0004】一方、ブレーキマスタシリンダのシリンダ
ボディにアクチュエータの各構成要素を分離して組付け
るようにした従来装置においては、重心の片寄りを抑制
することができるものの、このものにおいてもアクチュ
エータの各構成要素のボディがシリンダボディとは別個
に構成されているため、当該装置の小型軽量化が難しい
ばかりか、各ボディ間にシール部材を介装する必要があ
って組付性が悪い。また、アクチュエータの各構成要素
を配管により接続しているため、部品数が多くて組付性
が悪い。本発明は、上記した問題に対処すべくなされた
ものであり、その目的は当該装置の小型軽量化及び組付
性の改善にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、ブレーキマスタシリンダの
シリンダボディのシリンダボア周囲にABSアクチュエ
ータまたはABS&TRCアクチュエータのポンプボデ
ィとソレノイドバルブボディを一体的に形成し、かかる
ボディ結合体にブレーキマスタシリンダとABSアクチ
ュエータまたはABS&TRCアクチュエータのポンプ
とソレノイドバルブを接続する液圧通路を形成した。ま
た、前記ポンプボディを前記シリンダボディの一側に配
置させるとともに、前記ソレノイドバルブボディを前記
シリンダボディの他側に配設させて、前記ポンプの駆動
モーターと前記ソレノイドバルブの駆動ソレノイドを対
向配置させた。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明においては、ブレーキマス
タシリンダのシリンダボディのシリンダボア周囲にAB
SアクチュエータまたはABS&TRCアクチュエータ
のポンプボディとソレノイドバルブボディを一体的に形
成し、かかるボディ結合体にブレーキマスタシリンダと
ABSアクチュエータまたはABS&TRCアクチュエ
ータのポンプとソレノイドバルブを接続する液圧通路を
形成したため、各ボディの一部を互いに共用できるとと
もにブレーキマスタシリンダのシリンダボア周囲のスペ
ースを有効に活用することができて当該装置の小型軽量
化を図ることができ、またブレーキマスタシリンダとA
BSアクチュエータまたはABS&TRCアクチュエー
タのポンプとソレノイドバルブを配管を用いることなく
接続することができるとともに各ボディ間にシール部材
を介装する必要がなくて、当該装置の組付性を改善でき
るとともに、これによっても当該装置の小型軽量を図る
ことができる。
【0007】また、上記した構成に加えて、前記ポンプ
ボディを前記シリンダボディの一側に配置させるととも
に、前記ソレノイドバルブボディを前記シリンダボディ
の他側に配設させて、前記ポンプの駆動モーターと前記
ソレノイドバルブの駆動ソレノイドを対向配置させた場
合には、上記した作用効果に加えて、当該装置の重量バ
ランスを図ることができて、支持構造の大型化を抑える
ことができ、これによって当該装置の大型化を抑制する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1及び図2は本発明による自動車用制動液
圧制御装置を示していて、この装置においては図示省略
のダッシュパネルに組付けられる公知のバキューム式ブ
レーキブースタ10に組付けられて支持されるブレーキ
マスタシリンダ20にABSアクチュエータの各構成要
素であるポンプ30a,30b、ソレノイドバルブ40
a,40bと50a〜50d及びアクチュエータリザー
バ60a,60bが一体的に組付けられて図9に示した
制動液圧回路が構成されており、ソレノイドバルブ40
a,40bと50a〜50dの外側は単一のカバー70
によって覆われている。なお、図9の制動液圧回路は左
前車輪ブレーキのホイールシリンダFL及び右後車輪ブ
レーキのホイールシリンダRRをブレーキマスタシリン
ダ20の二つの圧力室のうちの一方に接続し、また右前
車輪ブレーキのホイールシリンダFR及び左後車輪ブレ
ーキのホイールシリンダRLを二つの圧力室のうちの他
方に接続したFF車(フロントエンジン・フロントドラ
イブ車)用の制動液圧回路である。
【0009】ブレーキマスタシリンダ20は、図3にて
示したように、シリンダボディ21と、このシリンダボ
ディ21のシリンダボア21aに同軸的に組付けたピス
トン22,23及びリターンスプリング24,25と、
シリンダボディ21の上部に液密的に組付けたマスタシ
リンダリザーバ26によって構成されていて、シリンダ
ボディ21と両ピストン22,23によって二つの圧力
室27,28が形成されている。なお、各圧力室27,
28は図6及び図9にて示したようにシリンダボディ2
1に設けた各液圧通路101,102に連通している。
【0010】各ポンプ30a,30bは、図1,図4,
図5及び図9にて示したように、シリンダボディ21の
シリンダボア21a周囲の一側上部に一体的に形成した
ポンプボディ31と、このポンプボディ31に設けたポ
ンプボア31aに同軸的に組付けた各ピストン32a,
32b及びリターンスプリング33a,33bと、ポン
プボディ31に回転自在に組付けられて各ピストン32
a,32bを各リターンスプリング33a,33bと協
同して往復動させて各ポンプ室34a,34bを増減さ
せるカム軸35と、各ポンプ室34a,34bと各アク
チュエータリザーバ60a,60bの蓄液室(図5に一
方を例として示した)64を接続する各液圧通路10
3,104に介装されて各ポンプ室への流入を許容する
吸入チェック弁(図5に一方を例として示した)36b
と、各ポンプ室34a,34bの吐出側液圧通路10
5,106に介装されて各ポンプ室からの流出を許容す
る各吐出チェック弁37a,37bと、ポンプボディ3
1の一側にボルト38を用いて組付けられてカム軸35
を回転軸39aにて回転駆動する電動モーター39によ
って構成されている。なお、図4に示したポンプボア3
1aの両端部はプラグ201,202によって液密的に
閉塞されている。また、図5に示した各液圧通路10
4,106の端部は各プラグ203,204によって液
密的に閉塞されている。
【0011】各ソレノイドバルブ40a,40bは、図
9にて示したように3ポート2位置切換弁であり、図6
に一方40bを例として示したように、シリンダボディ
21のシリンダボア21a周囲の他側下部に一体的に形
成したソレノイドバルブボディ41と、このソレノイド
バルブボディ41に設けた段付ボア41aに同軸的に組
付けたリターンスプリング42、ポペット43、バルブ
シート44、ボールバルブ45、可動コアニードル(ニ
ードルとこれの図示右端部に一体的に設けた可動コアか
らなる)46、固定コア47及びリターンスプリング4
8と、ソレノイドバルブボディ41に固定されたスリー
ブ47aに止めリング47cを用いて組付けられた電磁
ソレノイド49によって構成されている。
【0012】バルブシート44は、図示右側外周のソレ
ノイドバルブボディ41の一部41bをカシメることに
より段付ボア41a内に液密的に固定されていて、図6
及び図7にて示したように、液圧通路107,108を
通してブレーキマスタシリンダ20の圧力室28に連通
する液圧通路102に連通する弁孔44aと、この弁孔
44aに連通するとともに液圧通路109,110と図
8に示した液圧通路111を通してソレノイドバルブ5
0dに連通する通孔44bと、上記弁孔44aに同軸的
に設けられて上記通孔44bに連通するとともに段付ボ
ア41aの一部と液圧通路112と図5に示した液圧通
路113を通してアクチュエータリザーバ60bの蓄液
室64に連通する弁孔44cを有していて、弁孔44a
と44cの何れか一方がボールバルブ45によって閉じ
られる(図7の状態では弁孔44cが閉じられている)
ようになっている。なお、図6に示した上記した各液圧
通路102,108,109の端部は各プラグ205,
206,207によって液密的に閉塞され、また図6に
示した液圧通路114の端部はプラグ208によって液
密的に閉塞されている。液圧通路114は、液圧通路1
08の一部を通してブレーキマスタシリンダ20の圧力
室28に連通する液圧通路102に連通するとともに、
図6及び図8に示した液圧通路115,116,11
7,118を通して左後車輪ブレーキのホイールシリン
ダRLに配管(図示省略)を介して接続されるポートP
4に連通していて、液圧通路116には制動解除時に左
後車輪ブレーキのホイールシリンダRLからブレーキマ
スタシリンダ20の圧力室28にブレーキ液を敏速に戻
すためのチェック弁V4が介装されている。なお、各液
圧通路102,118には異物除去のために各フィルタ
F1,F2が介装されている。
【0013】ポペット43は、図6及び図7にて示した
ように、連通溝43aを有して段付ボア41a内に軸方
向へ移動可能に組付けられていて、リターンスプリング
42によりボールバルブ45に向けて付勢されており、
突起先端にてボールバルブ45に常時係合している。可
動コアニードル46は、ポペット43に対向して軸方向
へ移動可能に組付けられていて、リターンスプリング4
8によりボールバルブ45から離脱する方向へ付勢され
るとともに、電磁ソレノイド49への通電によって生じ
る駆動力によりリターンスプリング48に抗してボール
バルブ45に向けて動かされてボールバルブ45とポペ
ット43をリターンスプリング42に抗して押動するよ
うになっている。このため、電磁ソレノイド49への非
通電時にはボールバルブ45が弁孔44aを開くととも
に弁孔44cを閉じ、また電磁ソレノイド49への通電
時にはボールバルブ45が弁孔44aを閉じるとともに
弁孔44cを開くようになっている。固定コア47は、
スリーブ47aとともに止めリング47bを用いて段付
ボア41aに液密的に固定されている。
【0014】各ソレノイドバルブ50a〜50dは、図
9にて示したように2ポート2位置切換弁であり、図8
に一つ50dを例として示したように、シリンダボディ
21のシリンダボア21a周囲の他側下部に一体的に形
成したソレノイドバルブボディ51と、このソレノイド
バルブボディ51に設けた段付ボア51aに同軸的に組
付けたバルブシート52、可動コアニードル(ニードル
とこれの図示右端部に一体的に設けた可動コアからな
る)53、固定コア54及びリターンスプリング55
と、ソレノイドバルブボディ51に固定されたスリーブ
54aに止めリング54cを用いて組付けられた電磁ソ
レノイド56によって構成されている。
【0015】バルブシート52は、図示右側外周のソレ
ノイドバルブボディ51の一部51bをカシメることに
より段付ボア51a内に液密的に固定されていて、図7
及び図8にて示したように、液圧通路111,110,
109を通してソレノイドバルブ40bの通孔44bに
連通するとともに段付ボア51aの一部と液圧通路11
7,118を通してポートP4に連通する弁孔52aを
有していて、この弁孔52aは可動コアニードル53の
先端弁部53aにて開閉されるようになっている。な
お、図8に示した各液圧通路116,117の端部は各
プラグ209,210によって液密的に閉塞されてい
る。また、ポートP4と同軸的に設けられて内端部にオ
リフィス付チェック弁V8を介装した液圧通路118
は、図5及び図8にて示したように、液圧通路119を
通してポンプ30bの吐出チェック弁37bが介装され
ている液圧通路106に連通していて、ポンプ30bか
ら吐出される圧液は液圧通路119とオリフィス付チェ
ック弁V8を介装した液圧通路118を通してポートP
4に供給されるようになっている。
【0016】可動コアニードル53は、軸方向へ移動可
能に組付けられていて、リターンスプリング55により
バルブシート52から離脱する方向へ付勢されており、
電磁ソレノイド56への通電によって生じる駆動力によ
りリターンスプリング55に抗してバルブシート52に
向けて動かされるようになっている。このため、電磁ソ
レノイド56への非通電時には可動コアニードル53の
弁部53aが弁孔52aを開き、また電磁ソレノイド5
6への通電時には弁部53aが弁孔52aを閉じるよう
になっている。固定コア54は、スリーブ54aととも
に止めリング54bを用いて段付ボア51aに液密的に
固定されている。
【0017】各アクチュエータリザーバ60a,60b
は、図5に一方60bを例として示したように、シリン
ダボディ21のシリンダボア21a周囲の一側下部に一
体的に形成したアクチュエータリザーバボディ61と、
このアクチュエータリザーバボディ61に設けたシリン
ダボア61aに液密的かつ軸方向へ移動可能に組付けら
れて蓄液室64を形成するピストン62と、このピスト
ン62を蓄圧室64に向けて付勢するスプリング63に
よって構成されていて、ソレノイドバルブ40bから液
圧通路112,113を通して戻されるブレーキ液が液
圧通路104を通してポンプ30bに供給されるように
なっている。なお、スプリング63の図示省略した端部
はアクチュエータリザーバボディ61に組付けたプラグ
(図示省略)に係合している。
【0018】なお、図4〜図8に示されていないABS
アクチュエータの構成要素、すなわちソレノイドバルブ
40aと50a〜50c及びアクチュエータリザーバ6
0a並びにチェック弁V1〜V3とオリフィス付チェッ
ク弁V5〜V7は、図4〜図8に示したソレノイドバル
ブ40bと50d及びアクチュエータリザーバ60b並
びにチェック弁V4とオリフィス付チェック弁V8と実
質的に同じように構成されていて、図9にて示したよう
に各液圧通路(図4〜図8に示した各液圧通路と同様に
ブレーキマスタシリンダ20のシリンダボア21a周囲
に設けられている)を介して互いに接続されている。
【0019】上記のように構成した本実施例において
は、ブレーキマスタシリンダ20のシリンダボディ21
のシリンダボア21a周囲にABSアクチュエータのポ
ンプボディ31とソレノイドバルブボディ41,51と
アクチュエータリザーバボディ61を一体的に形成し、
かかるボディ結合体にブレーキマスタシリンダ20とA
BSアクチュエータのポンプ30a,30bとソレノイ
ドバルブ40a,40b及び50a〜50dとアクチュ
エータリザーバ60a,60bを接続する各液圧通路
(101〜119等)を形成したため、各ボディの一部
を互いに共用できるとともにブレーキマスタシリンダ2
0のシリンダボア21a周囲のスペースを有効に活用す
ることができて当該装置の小型軽量化を図ることがで
き、またブレーキマスタシリンダ20とABSアクチュ
エータのポンプ30a,30bとソレノイドバルブ40
a,40b及び50a〜50dとアクチュエータリザー
バ60a,60bを配管を用いることなく接続すること
ができるとともに各ボディ間にシール部材を介装する必
要がなくて、当該装置の組付性を改善できるとともに、
これによっても当該装置の小型軽量を図ることができ
る。
【0020】また、本実施例においては、図1に示した
ように、ポンプボディ31とアクチュエータリザーバボ
ディ61をシリンダボディ21の一側に配置させるとと
もに、ソレノイドバルブボディ41,51をシリンダボ
ディ21の他側に配設させて、ポンプ30a,30bの
駆動用モーター39とソレノイドバルブ40a,40b
及び50a〜50dの駆動用電磁ソレノイド(49,5
6等)を対向配置させたため、当該装置の重量バランス
を図ることができて、支持構造の大型化、例えばバキュ
ーム式ブレーキブースタ10のシェル肉厚増大等を抑え
ることができ、これによって当該装置の大型化を抑制す
ることができる。
【0021】図10及び図11はブレーキマスタシリン
ダにABS&TRCアクチュエータを一体的に設けた自
動車用制動液圧制御装置に本発明を実施した一例を示し
ていて、この実施例はFR車(フロントエンジン・リヤ
ドライブ車)用のものであり、上記実施例におけるAB
Sアクチュエータの各構成要素であるポンプ30a,3
0b、ソレノイドバルブ40a,40bと50a〜50
d及びアクチュエータリザーバ60a,60b等に加え
てソレノイドバルブ80とチェック弁V9がブレーキマ
スタシリンダ20に一体的に組付けられている。また、
この実施例においては、ソレノイドバルブ50aが左後
車輪ブレーキのホイールシリンダRLに接続され、ソレ
ノイドバルブ50bが右後車輪ブレーキのホイールシリ
ンダRRに接続され、ソレノイドバルブ50cが左前車
輪ブレーキのホイールシリンダFLに接続され、ソレノ
イドバルブ50dが右前車輪ブレーキのホイールシリン
ダFRに接続されている。その他の構成は上記実施例と
実質的に同じであるため、同一符号を付してその説明は
省略する。
【0022】図10に示したソレノイドバルブ80は、
図6に示したソレノイドバルブ40bと実質的に同じ構
成であるため、その詳細説明は省略する。図10及び図
11に示したように、第1ポート81bはシリンダボデ
ィ21のシリンダボア21a周囲に設けた各液圧通路2
01,202,101とフィルタF3を介してブレーキ
マスタシリンダ20の圧力室27に連通するとともにシ
リンダボア21a周囲に設けた各液圧通路201,20
2,203,204とチェック弁V9を介してブレーキ
マスタシリンダ20のリザーバ連通ポート21b(リザ
ーバ26に連通している)に連通し、第2ポート81c
は図10に示したようにシリンダボア21a周囲に設け
た液圧通路205を介してソレノイドバルブ40aの第
1ポート、すなわち図6の液圧通路107に相当する液
圧通路206に連通し、第3ポート81dは図10に示
したようにアクチュエータリザーバ60aの蓄液室を介
してポンプ30aに連通している。
【0023】上記のような構成により、ブレーキマスタ
シリンダ20のリザーバ26と、ポンプ30aとをシリ
ンダボディ21に設けた液圧通路によって接続できるの
で、従来のようにブレーキマスタシリンダ20のリザー
バ26とABS&TRCアクチュエータのポンプボディ
とをホース類を用いて接続することが不要となるもので
ある。
【0024】上記各実施例においては、アクチュエータ
の構成要素として少なくともポンプ30a,30b、ソ
レノイドバルブ40a,40bと50a〜50d及びア
クチュエータリザーバ60a,60b等を備えるアクチ
ュエータをブレーキマスタシリンダに一体的に組付ける
構成において本発明を実施したが、構成要素が上記実施
例とは異なる他の形式のアクチュエータをブレーキマス
タシリンダに一体的に組付ける構成においても本発明は
同様に或いは適宜変更して実施することができるもので
あり上記各実施例に限定されない。また、上記各実施例
の液圧制御作動は公知であり、しかも本発明の要旨に関
係がないため説明は省略した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による自動車用制動液圧制御装置(ブ
レーキマスタシリンダにABSアクチュエータを組付け
た装置)の一実施例を示す正面図である。
【図2】 図1に示した自動車用制動液圧制御装置の側
面図である。
【図3】 図1及び図2に示した自動車用制動液圧制御
装置の要部中央縦断側面図である。
【図4】 図3の4−4線に沿った部分横断平面図であ
る。
【図5】 図3の5−5線に沿った部分縦断正面図であ
る。
【図6】 図3の6−6線に沿った部分縦断正面図であ
る。
【図7】 図6の要部拡大断面図である。
【図8】 図2の8−8線に沿った部分縦断正面図であ
る。
【図9】 図1及び図2に示した自動車用制動液圧制御
装置を含む制動液圧回路図である。
【図10】 本発明による他の自動車用制動液圧制御装
置(ブレーキマスタシリンダにABS&TRCアクチュ
エータを組付けた装置)を含む制動液圧回路図である。
【図11】 図10に示した自動車用制動液圧制御装置
の要部縦断正面図である。
【符号の説明】
20…ブレーキマスタシリンダ、21…シリンダボデ
ィ、21a…シリンダボア、30a,30b…ポンプ、
31…ポンプボディ、39…電動モーター、40a,4
0b、50a〜50d…ソレノイドバルブ、41,51
…ソレノイドバルブボディ、49,56…駆動用ソレノ
イド、101〜119,201〜206…液圧通路。
フロントページの続き (72)発明者 戸田 啓 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキマスタシリンダのシリンダボデ
    ィのシリンダボア周囲にABSアクチュエータまたはA
    BS&TRCアクチュエータのポンプボディとソレノイ
    ドバルブボディを一体的に形成し、かかるボディ結合体
    にブレーキマスタシリンダとABSアクチュエータまた
    はABS&TRCアクチュエータのポンプとソレノイド
    バルブを接続する液圧通路を形成したことを特徴とする
    自動車用制動液圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ポンプボディを前記シリンダボディ
    の一側に配置させるとともに、前記ソレノイドバルブボ
    ディを前記シリンダボディの他側に配設させて、前記ポ
    ンプの駆動モーターと前記ソレノイドバルブの駆動ソレ
    ノイドを対向配置させたことを特徴とする請求項1に記
    載の自動車用制動液圧制御装置。
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