JPH08118031A - ウエルドボンド法 - Google Patents
ウエルドボンド法Info
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- JPH08118031A JPH08118031A JP26496694A JP26496694A JPH08118031A JP H08118031 A JPH08118031 A JP H08118031A JP 26496694 A JP26496694 A JP 26496694A JP 26496694 A JP26496694 A JP 26496694A JP H08118031 A JPH08118031 A JP H08118031A
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Abstract
ド法において、得られるナゲットの強度を向上させるこ
と。 【構成】 接着剤を介して抵抗溶接を行うウエルドボン
ド法において、加圧動作に入る前に被溶接材を50〜1
70℃に加熱して溶接することを特徴とするウエルドボ
ンド法。
Description
を行うウエルドボンド法の改良に関するものである。
立等に応用され、例えば2枚又はそれ以上の板を接着剤
を介して抵抗溶接を行い、その後、接着剤が硬化する条
件で熱処理を施す事により接着剤を硬化させ、高強度を
得る接合方法である。ウエルドボンド法は熱処理を行い
接着剤を硬化させれば高強度が得られるが、未熱処理の
場合の強度は通常の抵抗溶接の強度にも、はるかにおよ
ばない程の低強度である。そのため従来のウエルドボン
ド法における抵抗溶接は、仮止め程度の意味合いと熱処
理工程に入るまでの構造物を支えるために行う事を目的
としていた。本発明者等は種々検討の結果、未熱処理時
の強度が得られない原因として、接着剤が介入する事に
より抵抗発熱が接着剤に吸収されてしまい、被溶接材が
溶融に至るまでの熱量が十分得られずに溶接動作が終了
してしまうため、融合不良となり、同時にナゲットの内
部品質も一般の抵抗溶接のものより劣ってしまう事によ
り強度が得られない。逆にナゲットが十分出来るように
電流値を上げると電極と被溶接材との溶着が発生してし
まうことが判った。
ては、上記の未熱処理時のナゲットの強度が高いこと、
及び熱処理後の接着剤の経時変化等による剥離事故を考
慮してナゲットの強度をさらに向上することが望まれて
いる。ところで、ウエルドボンド法として特開昭59−
193773号公報に示された方法がある。この方法は
接着剤中に熱可塑性樹脂スペーサーを含有させ、加熱に
よりこのスペーサーを溶融、加圧により接着剤を排除さ
せ被溶接材同士の密着性を向上させるものである。しか
しこの方法においては、スペーサーが必要であり、また
加熱手段に補助電極を用いるなど装置が複雑となる問題
がある。また、電極による加熱式溶接法として特公昭5
6−4353号公報に示された方法は、電極内部に80
℃〜150℃の流体を通じて電極により局部的に加熱す
る方法であるが、スポット溶接にて電極内の流体は、電
極自体の加熱を防ぐための冷却を目的としているため、
上記温度の様な流体を用いたスポット溶接方法は、電極
に悪影響を及ぼし、適切な溶接が行えない問題がある。
ついて検討の結果、簡単な方法により、接着剤が介在し
ていても必要なナゲット強度が得られ、したがって未熱
処理時のナゲットの強度が確保できると共に、経時変化
による接着剤の接着強度が低下した場合においても、ナ
ゲットの接合強度によって構造物の必要な強度が維持で
きるウエルドボンド法を開発したものである。
抵抗溶接を行うウエルドボンド法において、加圧動作に
入る前に被溶接材を50〜170℃に加熱して溶接する
ことを特徴とするウエルドボンド法を請求項1とし、前
記の加熱は、熱風によることを特徴とする請求項1記載
のウエルドボンド法を請求項2とし、前記の加熱は、赤
外線ランプによることを特徴とする請求項1記載のウエ
ルドボンド法を請求項3とするものである。
うに、被溶接材間に接着剤が介在しているため、抵抗発
熱が接着剤に吸収されてしまい融合不良となるが、本発
明においては、上記のように加圧動作に入る前に被溶接
材を50〜170℃に加熱することにより、接着剤によ
る被溶接材の冷却を防止して、良好なナゲットの生成を
助長するものである。加熱温度を50〜170℃とした
のは、50℃未満では接着剤による冷却を防止できず、
また170℃を越えると熱硬化性の接着剤が反応し、硬
化したり、変質して、その後の熱処理によっても良好な
接合強度が得られないからである。
に吹き付け方法や、赤外線ランプを照射する方法が簡便
な方法として適用できる。また抵抗溶接としては、単相
交流溶接機、単相整流溶接機、インバーター溶接機等い
ずれの溶接機にも有効であり、使用する電極もクロム
銅、クロム−ジルコニウム銅等の従来から用いられてい
る材料であれば充分である。さらに接着剤に関しても従
来からウエルドボンド法に用いられている熱硬化性のエ
ポキシ系、アクリル系、ウレタン系、フェノール系等い
ずれの接着剤でも有効である。又、被溶接材としてはア
ルミニウム合金、圧延鋼板、めっき鋼板等いずれの場合
においても有効である。
ンド法の概略を示す図であり、1及び2はアルミニウム
合金板などの被溶接材、3はエポキシ系等の接着剤、4
及び5は電極、6及び7は熱風吹き出し装置である。上
記の被溶接材にはA5182P−O材、サイズは1.0
mmt×25mm×100mmのアルミニウム合金板を
用い、接着剤にはエポキシ系のものを用い厚さを0.8
mm、塗布面積25mm×25mmとし2枚をラップさ
せ中心に1点スポット溶接を行った。溶接機は単相整流
溶接機を用い、電極はクロム銅φ16mm、一体型のR
形(R=80mm)を用いた。溶接電流は24kA、加
圧力は3923N、通電時間5cyとし加熱は溶接開始
時に熱風を被溶接材に吹きかけ所定の温度になったとき
溶接を行った。溶接本数は5本、判定基準としてJIS
Z3140 B級引張せん断強度平均値(2083
N)、B級ナゲット径平均値(4.5mm)を用いた。
また引張試験については未熱処理のものについて行い、
ナゲット径は引張試験後の試験片にて測定した。これら
の溶接試験の結果を表1に示す。なお表中の評価の欄に
ついては下記の基準により行った。 ◎ 引張せん断強度、ナゲット径が共にJIS B級の
規格値(2083N、4.5mm)を満足する。 △ 引張せん断強度、ナゲット径が共にJIS B級の
規格値(2083N、4.5mm)のどちらかしか満足
しない。 × 引張せん断強度、ナゲット径が共にJIS B級の
規格値(2083N、4.5mm)のいずれも満足しな
い。 また引張せん断強度、ナゲット径は5本の平均値であ
る。
1〜No.4はいずれも判定基準値である2083Nを十
分満足している。これに対し比較例のNo.5は加熱温度
が低く、No.6は加熱温度が高いため、また従来例のN
o.7は加熱をしないため、いずれも2083Nを満たさ
ない。
るウエルドボンド法の他の例の概略を示す図であり、1
及び2はアルミニウム合金などの被溶接材、3はウレタ
ン系等の接着剤、4及び5は電極、8及び9は赤外線ラ
ンプである。上記の被溶接材にはA5052P−O、サ
イズは0.8mmt×25mm×100mmのアルミニ
ウム合金を用い、接着剤にはウレタン系のものを用い厚
さを1.5mm、塗布面積25mm×25mmとし2枚
をラップさせ中心に1点スポット溶接を行った。溶接機
は単相交流溶接機を用い、電極はクロム−ジルコニウム
銅φ16mmキャップチップのDR形(6φ、40R)
を用いた。溶接電流は24kA、加圧力は3923N、
通電時間5cyとし加熱は溶接開始時に赤外線ランプに
て被溶接材に照射し所定の温度になったとき溶接を行っ
た。溶接本数は5本、判定基準としてJIS Z314
0 B級引張せん断強度平均値(1103N)、B級ナ
ゲット径平均値(4.5mm)を用いた。また引張試験
については未熱処理のものについて行い、ナゲット径は
引張試験後の試験片にて測定した。これらの溶接試験結
果を表2に示す。なお表中の評価の欄については下記の
基準により行った。 ◎ 引張せん断強度、ナゲット径が共にJIS B級の
規格値(1103N、4.0mm)を満足する。 △ 引張せん断強度、ナゲット径が共にJIS B級の
規格値(1103N、4.0mm)のどちらかしか満足
しない。 × 引張せん断強度、ナゲット径が共にJIS B級の
規格値(1103N、4.0mm)のいずれも満足しな
い。 また引張せん断強度、ナゲット径は5本の平均値であ
る。
1〜No.4はいずれも判定基準値である1103Nを十
分満足している。これに対し比較例のNo.5は加熱温度
が低く、No.6は加熱温度が高いため、また従来例のN
o.7は加熱をしないため、いずれも1103Nを満たさ
ない。
接着剤が介在していても良好なナゲットが得られ、従っ
て未熱処理時及び接着剤劣化時においても必要な接合強
度が維持できるもので、工業上顕著な効果を奏するもの
である。
略図
の例の概略図
Claims (3)
- 【請求項1】 接着剤を介して抵抗溶接を行うウエルド
ボンド法において、加圧動作に入る前に被溶接材を50
〜170℃に加熱して溶接することを特徴とするウエル
ドボンド法。 - 【請求項2】 前記の加熱は、熱風加熱によることを特
徴とする請求項1記載のウエルドボンド法。 - 【請求項3】 前記の加熱は、赤外線ランプによること
を特徴とする請求項1記載のウエルドボンド法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26496694A JPH08118031A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | ウエルドボンド法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26496694A JPH08118031A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | ウエルドボンド法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08118031A true JPH08118031A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17410685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26496694A Pending JPH08118031A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | ウエルドボンド法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08118031A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005211934A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Fuji Heavy Ind Ltd | スポット溶接装置 |
| KR20170099996A (ko) | 2015-02-02 | 2017-09-01 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 강판의 접합체, 강판의 접합체의 제조방법 및 스포트 용접방법 |
| JP2021166999A (ja) * | 2020-04-09 | 2021-10-21 | 株式会社Subaru | スポット溶接装置及びスポット溶接方法 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP26496694A patent/JPH08118031A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005211934A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Fuji Heavy Ind Ltd | スポット溶接装置 |
| KR20170099996A (ko) | 2015-02-02 | 2017-09-01 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 강판의 접합체, 강판의 접합체의 제조방법 및 스포트 용접방법 |
| US12208462B2 (en) | 2015-02-02 | 2025-01-28 | Jfe Steel Corporation | Steel sheet assembly, method of manufacturing steel sheet assembly, and spot welding process |
| JP2021166999A (ja) * | 2020-04-09 | 2021-10-21 | 株式会社Subaru | スポット溶接装置及びスポット溶接方法 |
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