JPH08118672A - インクジェット記録装置、並びにそのフィルターユニット、及びフィルターユニットへのフィルター固定方法 - Google Patents
インクジェット記録装置、並びにそのフィルターユニット、及びフィルターユニットへのフィルター固定方法Info
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- JPH08118672A JPH08118672A JP28295994A JP28295994A JPH08118672A JP H08118672 A JPH08118672 A JP H08118672A JP 28295994 A JP28295994 A JP 28295994A JP 28295994 A JP28295994 A JP 28295994A JP H08118672 A JPH08118672 A JP H08118672A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】インク供給路にフィルターを十分な強度で固定
すると共に、弁のフィルターへの密着性を向上させ、フ
ィルターへ付着した気泡を完全に除去することができる
ようにした。 【構成】インクタンクから記録ヘッドにインク供給する
ためのインク供給路に、フィルター15とこのフィルタ
ー15に対して密着可能に設けられた弁101とを配
し、弁101をフィルター15に密着させる手段によっ
て弁101をフィルター115面と密着させて、フィル
ター115に付着した気泡を押し出し除去するように
し、インク供給路のフィルター15固定部に複数の固定
リブ15A,Bを設け、複数の固定リブ15A,Bで少
なくともフィルター外周部の同一面側をフィルター15
固定部に固定するようにした。
すると共に、弁のフィルターへの密着性を向上させ、フ
ィルターへ付着した気泡を完全に除去することができる
ようにした。 【構成】インクタンクから記録ヘッドにインク供給する
ためのインク供給路に、フィルター15とこのフィルタ
ー15に対して密着可能に設けられた弁101とを配
し、弁101をフィルター15に密着させる手段によっ
て弁101をフィルター115面と密着させて、フィル
ター115に付着した気泡を押し出し除去するように
し、インク供給路のフィルター15固定部に複数の固定
リブ15A,Bを設け、複数の固定リブ15A,Bで少
なくともフィルター外周部の同一面側をフィルター15
固定部に固定するようにした。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク供給路にインク
中のゴミ等を除去するためのフィルターを備えたインク
ジェット記録装置、並びにそのフィルターユニット、及
びフィルターユニットへのフィルター固定方法に関す
る。 【0002】 【従来技術】インクジェット記録装置のインク供給系
は、微細なインク吐出口や液路等で形成されているた
め、インク中に混入した微小なゴミ等によってそれらの
インク吐出口や液路が塞がれ、インク吐出口部において
目詰まりが生じたりインクの流れが阻害される虞れがあ
り、このような装置においてはこれらのゴミ等を除去す
ることが不可欠である。そのための手段として、一般的
にはインクタンクから記録ヘッドへインクを供給する経
路にフィルターを配してインクを濾過する手法が用いら
れている。 【0003】しかしながら、このようなインク供給系に
フィルターを配した手段を用いた場合には、ゴミだけで
はなくインク中の気泡までこのフィルター面に集まって
しまい、フィルター面を閉塞して記録時のインク吐出動
作時におけるインクの流れを阻害してしまうこととな
る。このようなことから、この気泡を除去する方法の一
つとして、記録ヘッドの回復動作時(クリーニング
時)、つまり記録ヘッドやインク供給系の気泡等を含む
インクを排インク収容部等に廃出させ、気泡等の混入し
ていない新たなインクを記録ヘッドに強制的に送り込む
動作時等に、ポンプの作動によって記録ヘッドのノズル
側にインクを吸引し、インクタンク側のフィルター面に
ついた気泡を吸い出す方法が考えられているが、フィル
ター面に付着した気泡はその気泡の大きさが小さければ
小さいほど除去しづらいものであり、この方法でも小さ
い気泡の除去は困難であった。 【0004】そこで本出願人らは、この小さい気泡を取
り除くためにフィルター面を覆う大きさの弁をフィルタ
ーのインクタンク側にフィルターと密着可能に配し、前
記したように記録ヘッド側にインクを吸引する時に、こ
のインクの吸引に伴って前記弁が記録ヘッド寄りに吸引
されてフィルター面と密着し、その密着時における弁に
よってフィルターのインクタンク側面に付着した小さな
気泡を記録ヘッド側に押し出し、除去する手段を考案し
ている(特願平5−157052)。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者らの検討により前記手段を用いる場合に、つぎの
(1)及び(2)で述べるような課題が生じることを発
見した。 (1)図9の(a)(b)(c)(d)には、単一(一
重)の固定リブによってフィルターをフィルターユニッ
トに固定する方法が示されている。この方法では、フィ
ルターユニット内に設けられたフィルター固定部に単一
(一重)の固定リブを立て、溶着用ヘッドでこのリブを
溶かし、フィルターを熱または超音波で溶着するが、固
定リブが単一であるため溶着強度が十分確保できず、記
録ヘッド組立時の振動や製品運搬時の衝撃で図10に示
すようにフィルターの外周固定部の一部が剥がれてしま
い、図中、矢印で示す方向にゴミが通過して、記録ヘッ
ドを目詰まりさせてしまうことがあった。 (2)図11の(a)(b)(c)(d)には、上記問
題点を解決するため、フィルターの外周先端部を包み込
むようにして固定し、固定強度を向上させた従来例が示
されている。これは、フイルター固定部の溶着強度を増
すために、溶着リブをフイルターの周囲部を包み込むよ
うにスウェージング溶着して固定するが、このような固
定方法では最外周のリブが盛り上がってしまい、図12
の(a)(b)(c)で示すように、ヘッド側からイン
クを吸引するときに、弁の端部がこの盛り上がった部分
にかかってしまいフイルターと完全に密着せず、フイル
ター表面の気泡を完全に除去できないことがあった。 【0006】そこで、本発明はこのような問題を解決す
るため、フイルターを十分な強度で固定すると共に、弁
のフイルターへの密着性が向上するようにしたインクジ
ェット記録装置、並びにそのフィルターユニット、及び
フィルターユニットへのフィルター固定方法を提供する
ことを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインクジェット記録装置の主たる構成は、
インクタンクから記録ヘッドにインク供給するためのイ
ンク供給路に、フィルターとこのフィルターに対して密
着可能に設けられた弁とを配し、前記弁を前記フィルタ
ーに密着させる手段によって前記弁を前記フィルター面
と密着させて、前記フィルターに付着した気泡を押し出
し除去するようにしたインクジェット記録装置の、その
インク供給路のフィルター固定部に複数の固定リブを設
け、該複数の固定リブで少なくとも前記フィルター外周
部の同一面側を前記フィルター固定部に固定するように
したものである。 【0008】前記複数の固定リブのうちフィルターの最
外周を固定するリブによって、他の固定リブで固定され
た面と反対側の面にかけてフィルターの外周先端部を包
み込んで固定すると、フィルターをより強固に固定する
うえで効果的である。その際、従来例の図12のように
最外周のリブにより固定部ができるだけ盛り上がらない
ように包み込んで固定することが、弁のフイルターへの
密着性を向上させるために好ましい。その盛り上がりを
より少なくするためには、このリブによる固定部を潰し
て平坦とするとより効果的である。 【0009】本発明においては弁を弾性復元力を有する
平板状部材で構成することにより、固定リブによる固定
部とフィルター面との段差により生じる間隙をその弾性
変形によって補い、フィルターとの密着性を向上させる
ことができる。その場合、弁の外周部がフィルターのそ
れよりも外側に位置するように構成し、フィルターの外
周先端部を包み込む固定リブを、フィルターの有効領域
外縁から所定の距離を隔てて配設することによって、固
定リブとの段差により生じる弁の弾性変形量をできるだ
け少なくするのが好ましい。 【0010】また、本発明のフィルターユニットは、イ
ンクタンクから記録ヘッドにインク供給するためのイン
ク供給路に、フィルターとこのフィルターのインクタン
ク側にフィルターと密着可能に設けられた弁とを配し、
記録ヘッドのノズル側からのインクの吸引によって前記
弁を前記フィルター面と密着させてフィルターのインク
タンク側の面に付着した気泡を記録ヘッド側に押し出す
ことによって気泡を除去するようにし、フィルターの外
周部を固定するためフィルターユニットのフィルター固
定部に複数の固定リブを設け、該複数の固定リブで少な
くとも前記フィルター外周部の同一面側を前記固定部に
固定するようにしたものである。この複数の固定リブ
は、インクタンク側の液室と記録ヘッド側の共通液室と
の連通部に設けるのがよい。また、このフィルターユニ
ットにはインクタンクからインクを導く供給路を備えた
供給路部材を連接することができる。さらに、本発明の
フィルターユニットへのフィルター固定方法は、フィル
ターユニットに設けられた複数の固定リブに、フィルタ
ー外周部の同一面側を熱溶着あるいは超音波溶着により
固定することによって行われる。 【0011】 【作用】本願発明においてフィルターに付着した気泡
は、通常印字時以外の記録ヘッドの吐出回復動作時、つ
まり記録ヘッドやインク供給系の気泡等を含むインクを
インクカートリッジ部等に廃出させ、気泡等の混入して
いない新たなインクを記録ヘッドに送り込む動作時等
に、ポンプの作動によって記録ヘッドのノズル側にイン
クを吸引し、弁を前記フィルター面と密着させてフィル
ターのインクタンク側の面に付着した気泡を記録ヘッド
側に押し出すことによって除去される。これに対して、
通常印字時のインク吐出動作時には、ポンプの作動によ
る吸引を行わずに毛細管力等により記録ヘッドへのイン
クの供給が行われるため、インクタンク側から記録ヘッ
ド側へのインクの流れもゆるやかであり、弁はフィルタ
ー面と密着せず間隙を確保しているから、インクはその
間隙から記録ヘッド側に供給される。 【0012】本発明はこのような機能を有するフィルタ
ーが、少なくともフィルター外周部の同一面側を複数の
固定リブで固定することによって、従来の単一リブのも
のに比してより強固にその固定部に固定されている。 【0013】さらに、本発明ではその最外周のリブによ
って先の複数の固定リブで固定された面と反対側の面に
かけてフィルターの外周先端部を包み込んで固定するこ
とによって、一層強固にフィルターの固定を行うことが
できる。 【0014】また、最外周のリブにより固定部ができる
だけ盛り上がらないように平坦とすることで、固定部と
フィルター面との段差が少なくなり、インクタンク側の
面に付着した気泡を記録ヘッド側に押し出すために、記
録ヘッドのノズル側からのインクの吸引によって前記弁
を前記フィルター面と密着させた際、その密着性が向上
する。 【0015】さらに、弾性復元力を有する平板状部材で
構成された弁は、ノズル側からのインクの吸引により弁
とフィルターとが密着するに際して、固定部とフィルタ
ー面との段差により生じる間隙をその弾性変形によって
補いフィルターとの密着性を向上させると共に、通常印
字時のインク吐出動作時はその弾性復元力によりそれを
平板状に復帰させ、前記フィルターとの間にインク供給
に十分な隙間を確保する。この段差はより少なければ少
ないほど密着性が向上するから、そのためには弁の外周
部がフィルターのそれよりも外側に位置するように構成
すると共に、フィルターの外周先端部を包み込む固定リ
ブを、フィルターの有効領域外縁から所定の距離を隔て
て配設することが好ましい。 【0016】 【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本発明の一例としてのインクジェット記録ヘッド
部の概略的構成を、その模式的断面図を示した図1に基
づいて説明する。インクジェット記録ヘッド(以下、記
録ヘッドとする)1は、インクタンク2と連結してイン
クジェットカートリッジIJCを構成してインクジェッ
ト記録装置のキャリッジHCに搭載される(図8参
照)。この実施例ではインクジェットカートリッジIJ
CはキャリッジHCに対して着脱可能なタイプである。
記録ヘッド1は、インク吐出に利用される熱エネルギを
発生する複数の電気熱変換素子およびこれを駆動するた
めの駆動回路が形成された基盤11と、この基盤11上
に上記複数の電気熱変換素子の各々に対応して設けられ
たノズル8と、前記基盤11と天板10を介して連接さ
れたフィルターユニット15と、このフィルターユニッ
ト15のインクタンク側に連接された供給路部材7とで
構成されている。 【0017】前記フィルターユニット15には、インク
タンク側の液室とノズル側の共液室とそれら両室の連通
部とが形成されており、ステンレス製のフィルター14
が前記インクタンク側の液室における連通部の段部に設
けられたリブによって固定されている。また、フィルタ
ー弁101が前記液室のフィルター14よりもインクタ
ンク側に配されており、通常印字時等の通常状態におい
ては前記液室のインク中に漂っている。 【0018】そして、このようにして構成された記録ヘ
ッド1は、その供給路部材7のインク供給路6をインク
タンクのインク供給口に接続し、ノズル8を配列した吐
出口面が被記録媒体13に対向するように記録装置に搭
載される。記録ヘッド1に供給されるインク4を貯留し
たインクタンク2は、インク袋(またはインク吸収体)
3と、このインク袋を挿入するための容器と、これを封
止する蓋部材とで構成されている。このインク袋3内に
はインク4が充填されており、インクの吐出に応じて順
次記録ヘッド1側へインクを供給する。なお、インクタ
ンクの構成はこれに限るものではなく、記録ヘッド部に
おいて適正な圧力状態を形成できるものであれば良い。
5はOリングであり、供給路部材7とインクタンク2と
の間をシールしている。供給路部材7は接着剤9によっ
てアルミニウム製のベースプレートで形成された天板1
0に接合されている。インク4は供給路6からノズル8
へ導かれ、エネルギ素子の発生するエネルギにより、被
記録媒体13上に吐出される。 【0019】次に、上記構成からなるフィルターユニッ
ト15の内部構成と、その固定部へのフィルターの固定
手段の各実施例について図に基づいて説明する。 [実施例1]図2(a)(b)(c)(d)は本発明の
実施例1に係るフィルターユニットへのフィルターの組
み立ての概略を説明するための断面図である。14はフ
ィルター、15はフィルターユニット、15Aはフィル
ター溶着用の第一のリブ、15Bは第一のリブ15Aの
外周に位置するフィルター溶着用の第二のリブ、101
は弁、7は供給路部材、40は溶着用ヘッドである。本
実施例において、フィルターユニットを組み立てる手順
は、図2に示されているように、 (a)フィルターユニット15の溶着リブAと溶着リブ
Bの上にフィルター14をセットする。 (b)溶着ヘッド40を押圧して、溶着リブAと溶着リ
ブBを溶かし込み、フィルター14をフィルターユニッ
ト15に固定する。 (c)フィルター弁101をフィルター14の上にセッ
トし、供給路部材7をフィルターユニット15にかぶせ
る。 (d)供給路部材7とフィルターユニット15は、超音
波溶着により接触部を溶着することで結合させる。 【0020】フィルター14は、溶着リブAと溶着リブ
Bの二重のリブで溶着されてフィルターユニット15に
強固に固定されているので、組立行程(d)の超音波溶
着時の振動で剥れることのないことは勿論のこと、図
9、10で示された単一のリブで固定されたものよりも
強固に固定できる。また、図11、12で示されている
ようにフイルターの周囲部を包み込むようにして固定し
なくてもフィルターの同一面を二重のリブで固定するこ
とによって強固に固定することができる。 【0021】また、組立行程(b)での溶着ヘッド40
の押圧面は、図11、12で示されているような最外周
のリブが盛り上がりがなく平坦であり、フィルター14
は平面形状のままフィルターユニット15に固定されて
いるので、弁101との密着性もよく、フィルター14
の上に付着した気泡を効率よく除去することができる。 【0022】本実施例における弁の作用を図3(a)
(b)(c)に示す。図3において (a)フィルター14には気泡が付着しているおり、こ
のままでは流路抵抗が増し、インクがうまく流れずきれ
いな印字が出来ない。 (b)ヘッド側からインクを吸引し、この時のインクの
流れで弁101がフィルター14に密着し、気泡を押し
出す。 (c)この結果、フィルター14の表面に付着していた
気泡は除去され、インクはスムーズに流れ、きれいな印
字が出来る。 本実施例においては、従来例の図11、12で示されて
いるようなリブの段差がないので、弁101のフィルタ
ー14への密着性が良い。 【0023】[実施例2]図4(a)(b)(c)
(d)は本発明の実施例2に係るフィルターユニットへ
のフィルターの組み立ての概略を説明するための断面図
である。14はフィルター、15はフィルターユニッ
ト、15Aはフィルター溶着用の第一のリブ、15Bは
第一のリブ15Aの外周に位置するフィルター溶着用の
第二のリブ、15Cは第一のリブ15Aと第二のリブ1
5Bのさらなる外周に位置するフィルター溶着用の第三
のリブ、101は弁、7は供給路部材、40は溶着用ヘ
ッドである。 【0024】本実施例において、フィルターユニットを
組み立てる手順は、図4に示されているように、 (a)フィルターユニット15の溶着リブAと溶着リブ
Bの上にフィルター14をセットする。 (b)溶着ヘッド40を押圧して、溶着リブAと溶着リ
ブBを溶かし込み、フィルター14をフィルターユニッ
ト15に固定する。同時に、スウエージングにより溶着
Cを内側に倒し込むようにし溶かし込み、フィルター1
4の外周を包み込む。 (c)フィルター弁101をフィルター14の上にセッ
トし、供給路部材7をフィルターユニット15にかぶせ
る。 (d)供給路部材7とフィルターユニット15は、超音
波溶着により接触部を溶着することで結合させる。 【0025】フィルター14は、溶着リブAと溶着リブ
Bの二重のリブで溶着されて、ごみの抜けるのを防止
し、さらに溶着リブをスウェージングより、フィルター
の外周を包み込んでフィルターユニット15に強固に固
定されているので、組立行程(f)の超音波溶着時の振
動でも剥れることのないのは勿論のこと、単一の固定リ
ブのみによる図9、10で示されたもの、及びフィルタ
ーの外周を包み込んで固定したとは言え、本実施例のよ
うな同一面が溶着リブAとBの二重のリブで固定されて
いない図11、12に示されたものよりも強固に固定で
きる。 【0026】本実施例においては、組み立て工程(b)
でフィルターの外周を包み込んでフィルターユニット1
5に固定する際、図11、12で示されているような最
外周のリブが盛り上がりが大きいと、フィルター面との
段差が大きくなり弁101との密着性が損なわれるの
で、この盛り上がりができるだけ少なくなるように溶着
リブをスウェージングより、フィルターの外周を包み込
んでフィルターユニット15に固定することが好まし
い。またその際、弁を弾性復元力を有する平板状部材で
構成すれば、密着性をより向上させることができる。 【0027】本実施例における弁の作用を図5(a)
(b)(c)で示す。図5において (a)フィルター14には気泡が付着しているおり、こ
のままでは流路抵抗が増し、インクがうまく流れずきれ
いな印字が出来ない。 (b)吸引回復工程においてヘッド側からインクを吸引
し、このときのインクの流れで弁101は弾性変形し、
フィルター14に密着し、気泡を押し出す。 (c)この結果、フィルター14の表面の気泡は除去さ
れ、インクはスムーズに流れ、きれいな印字が出来る。 特に、通常の印字状態においては、弁101は、それの
持つ弾性により平板状に復帰し、インクの供給に十分な
すき間をフィルター14との間に確保する作用を有す
る。また、この弁101のフィルター14への密着性を
さらに上げるには、最内周のリブAと最外周のリブCに
ある程度の距離を設けるのがのぞましいが、この作用に
ついては図6で説明する。図6(b1)(b2)は図5
(b)の気泡を除去する過程の気泡の抜け方を説明する
もので、(b1)では最内周のリブ15Aと最外周のリ
ブ15Cに弁の弾性変形量を少なくするように一定の距
離を設けてあるので、フィルターの有効範囲(A1)か
ら溶着により潰されたリブ15Cとの距離(C1)が確
保され、弁101のフィルター14への密着面積が増大
し、効率良く気泡を除去できる。(b2)では最内周の
リブAと最外周のリブCとが接近しているもので、フィ
ルターの有効範囲(A2)からリブ15Cとの間にわず
かな距離(C2)しか確保されていないので、便101
のフィルター14への密着面積があまり大きくとれず、
図中、矢印で示すように気泡が残ってしまう。このこと
から、最内周のリブAと最外周のリブCに上記したよう
な一定の距離を設けるのが望ましい。 【0028】[実施例3]図7(a)(b)(c)
(d)(e)(f)は本発明の実施例3に係るフィルタ
ーユニットへのフィルターの組み立ての概略を説明する
ための断面図である。参照符号において、図4と同じ符
号は同じ部品を意味する。さらには、40はリブ溶着用
ヘッド、41はスウェージング用ヘッド、42はリブ潰
しフラット仕上げ用ヘッドである。 【0029】本実施例において、フィルターユニットを
組み立てる手順は、図7示されているように、 (a)フィルターユニット15の溶着リブAと溶着Bの
上にフィルター14をセットする。 (b)リブとの接触部が平面状の溶着ヘッド40を押圧
して、溶着リブAと溶着リブBを溶かし込み、フィルタ
ー14をフィルターユニット15に固定する。 (c)リブとの接触部がテーパー状の溶着ヘッド41を
押圧して、溶着リブCを内側に倒し込むように溶かし込
み、フィルター14の外周を包み込む。 (d)リブとの接触部が平面状で溶着リブAと溶着リブ
Bと溶着リブCのすべてと接触する溶着ヘッド42を押
圧して、組立行程(c)でつぶされたリブCをさらに平
らにし、フィルター14との段差を小さくする。 (e)フィルター弁101をフィルター14の上にセッ
トし、供給路部材7をフィルターユニット15にかぶせ
る。 (f)供給路部材7とフィルターユニット15は、超音
波溶着により接触部を溶着することで結合させる。 【0030】フィルター14は、溶着リブAと溶着リブ
Bの二重のリブで溶着されて、ごみの抜けるのを防止
し、さらに溶着リブCによりフィルターの外周を包み込
んでフィルターユニット15に強固に固定されているの
で、組立行程(f)の超音波溶着時の振動でも剥れるこ
とのないのは勿論のこと、単一の固定リブのみによる従
来例の図9、10で示されたもの、及びフィルターの外
周を包み込んで固定したとは言え、本実施例のような同
一面が溶着リブAとBの二重のリブで固定されていない
従来例の図11、12に示されたものよりも強固に固定
できる。また、組立行程(d)での溶着ヘッド42の押
圧により、溶着されたリブCは平坦に潰されるので、フ
ィルター14との段差も小さくすることができる。 【0031】このように、本実施例においては、溶着ヘ
ッドを3つに分け、 リブ溶着ヘッド40:溶着リブAと溶着リブBをフィル
ターに溶着してシール性を確保する。 スウェージング用ヘッド41:溶着リブCでフィルター
の外周を包み込むスウェージングで強固に固定する。 フラット仕上げ用ヘッド42:リブCを平坦に潰ぶし、
段差を小さくする。 この段差を小さくしたことの効果は、実施例2における
図5(a)(b)(c)と同様に説明されるが、図5の
気泡抜きの過程において (b)ヘッド側からインクを吸引し、このときのインク
の流れで便101がフィルター14に密着し、気泡を押
し出す。このとき、溶着されたリブCは平坦に潰ぶされ
ているので、フィルター14との段差も小さく、フィル
ター14と弁101との密着性もよく、フィルター14
の上に付着した気泡を効率よく除去することが可能とな
る。 (c)この結果、フィルター14の表面の気泡はさらに
効率良く除去され、インクはスムーズに流れ、きれいな
印字ができる。 【0032】次に、本発明のインクジェット記録ヘッド
を搭載したインクジェット記録装置の概略的構成を図8
にもとづいて説明する。同図において、キャリッジHC
は駆動モーター5013の正転逆転に連動して駆動力伝
達ギヤ5011、5009を介して回転するリードスク
リュー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャ
リッジHCはピン(不図示)を有し、主走査方向に往復
移動される。インクジェットヘッド1とインクタンク2
はキャリッジHCに搭載されている。ここでインクタン
ク2は必ずしもキャリッジHCに搭載されていなくても
よく、インクジェット装置IJRAに固定され、チュー
ブでインクジェットヘッド1にインク3を供給してもよ
い。5002は紙押さえ板であり、キャリッジの移動方
向にわたって被記録媒体(以下、用紙とする)をプラテ
ン5000に対して押圧する。5007、5008はフ
ォトカプラーであり、キャリッジのレバー5006のこ
の域での存在を確認してモーター5013の回転方向切
り替え等をおこなうためのホームポジション検知手段で
ある。5016は記録ヘッドの前面をキャップするキャ
プ部材5022を支持する部材、5015はこのキャッ
プ内を吸引する吸引手段であり、キャップ内開口502
3を介して記録ヘッドの吸引回復をおこなう。5017
はクリーニングブレード、5019はこのブレードを前
後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板501
8にこれらは支持されている。ブレードは、この形態で
なく周知のクリーニングブレードが本例に適用できるこ
とはいうまでもない。また、5012は、吸引回復の吸
引を開始するためのレバーであり、キャリッジと係合す
るカム5020の移動に伴って移動し、駆動モーターか
らの駆動力がクラッチ切り替え等の公知の伝達手段で移
動制御される。上述のキャリッジHCの往復移動(スキ
ャン)に同期して記録ヘッド1からインクを吐出するこ
とにより、被記録媒体に一行分の記録を行うことができ
る。すなわち、この記録ヘッド1は微細な液体吐出口
(オリフィス)、液路およびこの液路の一部に設けられ
るエネルギの作用部と、この作用部において液体(イン
クともいう)に作用するエネルルギを発生するエネルギ
発生手段を備えている。この手段が発生するエネルギを
利用してインク滴が上記オリフィスから吐出される。こ
のようなエネルギを発生するエネルギ発生手段として
は、ピエゾ素子などの電気機械変換体を用いたもの、レ
ーザーなどの電磁波を照射して発熱させ、この発熱によ
る作用で液滴を吐出させるもの、あるいは発熱抵抗体を
有する電気熱変換素子によって液体を過熱させるものな
どがある。その中でも熱エネルギを利用して液体を吐出
させる方式の記録ヘッドは、上記液体吐出口を高密度に
配列することができるために高解像度の記録をすること
が可能である。その中でも電気熱変換素子をエネルギ発
生手段として用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易
であり、かつ最近の半導体分野における技術の進歩と信
頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所
を十二分に活用でき、高密度実装化が容易で、製造コス
トも安価なことから有利である。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、フィルター外周部の同
一面側がフィルター固定部に設けられた複数のリブで固
定されているから、従来の単一リブのものに比して固定
部に強固に固定することができ、フィルター外周固定部
の剥がれに伴う記録ヘッドの目詰まりを防止することが
できる。この複数の固定リブのうちフィルターの最外周
を固定するリブによって、他の固定リブで固定された面
と反対側の面にかけてフィルターの外周先端部を包み込
んで固定する構成を採用することにより、一層強固にフ
ィルターを固定することができる。 【0034】また、この最外周の固定リブによるフィル
ターの外周先端部を包み込んだ弁との密着面側の固定部
は、できるだけ盛り上がらないように平坦とすることに
よって、固定部とフィルター面との段差が少なくなり、
インクタンク側の面に付着した気泡を記録ヘッド側に押
し出すために、記録ヘッドのノズル側からのインクの吸
引によって前記弁を前記フィルター面と密着させた際、
その密着性を向上させ、気泡の除去効率を上げることが
できる。 【0035】さらに、弁を弾性復元力を有する平板状部
材で構成することにより、ノズル側からのインクの吸引
により弁とフィルターとが密着するに際して、固定部と
フィルター面との段差により生じる間隙をその弾性変形
によって補いフィルターとの密着性を向上させると共
に、通常印字時のインク吐出動作時はその弾性復元力に
よりそれを平板状に復帰させ、前記フィルターとの間に
インク供給に十分な隙間を確保することができる。そし
て、弁の外周部がフィルターのそれよりも外側に位置す
るように構成すると共に、フィルターの外周先端部を包
み込む固定リブを、フィルターの有効領域外縁から所定
の距離を隔てて配設することによってその密着性を一層
向上させることができる。 【0036】さらにまた、上記した固定リブをフィルタ
ーユニットの固定部に設けた構成を採用することによ
り、熱溶着あるいは超音波溶着等の溶着方法によりフィ
ルターを簡単にその固定部に固定することができる。
中のゴミ等を除去するためのフィルターを備えたインク
ジェット記録装置、並びにそのフィルターユニット、及
びフィルターユニットへのフィルター固定方法に関す
る。 【0002】 【従来技術】インクジェット記録装置のインク供給系
は、微細なインク吐出口や液路等で形成されているた
め、インク中に混入した微小なゴミ等によってそれらの
インク吐出口や液路が塞がれ、インク吐出口部において
目詰まりが生じたりインクの流れが阻害される虞れがあ
り、このような装置においてはこれらのゴミ等を除去す
ることが不可欠である。そのための手段として、一般的
にはインクタンクから記録ヘッドへインクを供給する経
路にフィルターを配してインクを濾過する手法が用いら
れている。 【0003】しかしながら、このようなインク供給系に
フィルターを配した手段を用いた場合には、ゴミだけで
はなくインク中の気泡までこのフィルター面に集まって
しまい、フィルター面を閉塞して記録時のインク吐出動
作時におけるインクの流れを阻害してしまうこととな
る。このようなことから、この気泡を除去する方法の一
つとして、記録ヘッドの回復動作時(クリーニング
時)、つまり記録ヘッドやインク供給系の気泡等を含む
インクを排インク収容部等に廃出させ、気泡等の混入し
ていない新たなインクを記録ヘッドに強制的に送り込む
動作時等に、ポンプの作動によって記録ヘッドのノズル
側にインクを吸引し、インクタンク側のフィルター面に
ついた気泡を吸い出す方法が考えられているが、フィル
ター面に付着した気泡はその気泡の大きさが小さければ
小さいほど除去しづらいものであり、この方法でも小さ
い気泡の除去は困難であった。 【0004】そこで本出願人らは、この小さい気泡を取
り除くためにフィルター面を覆う大きさの弁をフィルタ
ーのインクタンク側にフィルターと密着可能に配し、前
記したように記録ヘッド側にインクを吸引する時に、こ
のインクの吸引に伴って前記弁が記録ヘッド寄りに吸引
されてフィルター面と密着し、その密着時における弁に
よってフィルターのインクタンク側面に付着した小さな
気泡を記録ヘッド側に押し出し、除去する手段を考案し
ている(特願平5−157052)。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者らの検討により前記手段を用いる場合に、つぎの
(1)及び(2)で述べるような課題が生じることを発
見した。 (1)図9の(a)(b)(c)(d)には、単一(一
重)の固定リブによってフィルターをフィルターユニッ
トに固定する方法が示されている。この方法では、フィ
ルターユニット内に設けられたフィルター固定部に単一
(一重)の固定リブを立て、溶着用ヘッドでこのリブを
溶かし、フィルターを熱または超音波で溶着するが、固
定リブが単一であるため溶着強度が十分確保できず、記
録ヘッド組立時の振動や製品運搬時の衝撃で図10に示
すようにフィルターの外周固定部の一部が剥がれてしま
い、図中、矢印で示す方向にゴミが通過して、記録ヘッ
ドを目詰まりさせてしまうことがあった。 (2)図11の(a)(b)(c)(d)には、上記問
題点を解決するため、フィルターの外周先端部を包み込
むようにして固定し、固定強度を向上させた従来例が示
されている。これは、フイルター固定部の溶着強度を増
すために、溶着リブをフイルターの周囲部を包み込むよ
うにスウェージング溶着して固定するが、このような固
定方法では最外周のリブが盛り上がってしまい、図12
の(a)(b)(c)で示すように、ヘッド側からイン
クを吸引するときに、弁の端部がこの盛り上がった部分
にかかってしまいフイルターと完全に密着せず、フイル
ター表面の気泡を完全に除去できないことがあった。 【0006】そこで、本発明はこのような問題を解決す
るため、フイルターを十分な強度で固定すると共に、弁
のフイルターへの密着性が向上するようにしたインクジ
ェット記録装置、並びにそのフィルターユニット、及び
フィルターユニットへのフィルター固定方法を提供する
ことを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインクジェット記録装置の主たる構成は、
インクタンクから記録ヘッドにインク供給するためのイ
ンク供給路に、フィルターとこのフィルターに対して密
着可能に設けられた弁とを配し、前記弁を前記フィルタ
ーに密着させる手段によって前記弁を前記フィルター面
と密着させて、前記フィルターに付着した気泡を押し出
し除去するようにしたインクジェット記録装置の、その
インク供給路のフィルター固定部に複数の固定リブを設
け、該複数の固定リブで少なくとも前記フィルター外周
部の同一面側を前記フィルター固定部に固定するように
したものである。 【0008】前記複数の固定リブのうちフィルターの最
外周を固定するリブによって、他の固定リブで固定され
た面と反対側の面にかけてフィルターの外周先端部を包
み込んで固定すると、フィルターをより強固に固定する
うえで効果的である。その際、従来例の図12のように
最外周のリブにより固定部ができるだけ盛り上がらない
ように包み込んで固定することが、弁のフイルターへの
密着性を向上させるために好ましい。その盛り上がりを
より少なくするためには、このリブによる固定部を潰し
て平坦とするとより効果的である。 【0009】本発明においては弁を弾性復元力を有する
平板状部材で構成することにより、固定リブによる固定
部とフィルター面との段差により生じる間隙をその弾性
変形によって補い、フィルターとの密着性を向上させる
ことができる。その場合、弁の外周部がフィルターのそ
れよりも外側に位置するように構成し、フィルターの外
周先端部を包み込む固定リブを、フィルターの有効領域
外縁から所定の距離を隔てて配設することによって、固
定リブとの段差により生じる弁の弾性変形量をできるだ
け少なくするのが好ましい。 【0010】また、本発明のフィルターユニットは、イ
ンクタンクから記録ヘッドにインク供給するためのイン
ク供給路に、フィルターとこのフィルターのインクタン
ク側にフィルターと密着可能に設けられた弁とを配し、
記録ヘッドのノズル側からのインクの吸引によって前記
弁を前記フィルター面と密着させてフィルターのインク
タンク側の面に付着した気泡を記録ヘッド側に押し出す
ことによって気泡を除去するようにし、フィルターの外
周部を固定するためフィルターユニットのフィルター固
定部に複数の固定リブを設け、該複数の固定リブで少な
くとも前記フィルター外周部の同一面側を前記固定部に
固定するようにしたものである。この複数の固定リブ
は、インクタンク側の液室と記録ヘッド側の共通液室と
の連通部に設けるのがよい。また、このフィルターユニ
ットにはインクタンクからインクを導く供給路を備えた
供給路部材を連接することができる。さらに、本発明の
フィルターユニットへのフィルター固定方法は、フィル
ターユニットに設けられた複数の固定リブに、フィルタ
ー外周部の同一面側を熱溶着あるいは超音波溶着により
固定することによって行われる。 【0011】 【作用】本願発明においてフィルターに付着した気泡
は、通常印字時以外の記録ヘッドの吐出回復動作時、つ
まり記録ヘッドやインク供給系の気泡等を含むインクを
インクカートリッジ部等に廃出させ、気泡等の混入して
いない新たなインクを記録ヘッドに送り込む動作時等
に、ポンプの作動によって記録ヘッドのノズル側にイン
クを吸引し、弁を前記フィルター面と密着させてフィル
ターのインクタンク側の面に付着した気泡を記録ヘッド
側に押し出すことによって除去される。これに対して、
通常印字時のインク吐出動作時には、ポンプの作動によ
る吸引を行わずに毛細管力等により記録ヘッドへのイン
クの供給が行われるため、インクタンク側から記録ヘッ
ド側へのインクの流れもゆるやかであり、弁はフィルタ
ー面と密着せず間隙を確保しているから、インクはその
間隙から記録ヘッド側に供給される。 【0012】本発明はこのような機能を有するフィルタ
ーが、少なくともフィルター外周部の同一面側を複数の
固定リブで固定することによって、従来の単一リブのも
のに比してより強固にその固定部に固定されている。 【0013】さらに、本発明ではその最外周のリブによ
って先の複数の固定リブで固定された面と反対側の面に
かけてフィルターの外周先端部を包み込んで固定するこ
とによって、一層強固にフィルターの固定を行うことが
できる。 【0014】また、最外周のリブにより固定部ができる
だけ盛り上がらないように平坦とすることで、固定部と
フィルター面との段差が少なくなり、インクタンク側の
面に付着した気泡を記録ヘッド側に押し出すために、記
録ヘッドのノズル側からのインクの吸引によって前記弁
を前記フィルター面と密着させた際、その密着性が向上
する。 【0015】さらに、弾性復元力を有する平板状部材で
構成された弁は、ノズル側からのインクの吸引により弁
とフィルターとが密着するに際して、固定部とフィルタ
ー面との段差により生じる間隙をその弾性変形によって
補いフィルターとの密着性を向上させると共に、通常印
字時のインク吐出動作時はその弾性復元力によりそれを
平板状に復帰させ、前記フィルターとの間にインク供給
に十分な隙間を確保する。この段差はより少なければ少
ないほど密着性が向上するから、そのためには弁の外周
部がフィルターのそれよりも外側に位置するように構成
すると共に、フィルターの外周先端部を包み込む固定リ
ブを、フィルターの有効領域外縁から所定の距離を隔て
て配設することが好ましい。 【0016】 【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本発明の一例としてのインクジェット記録ヘッド
部の概略的構成を、その模式的断面図を示した図1に基
づいて説明する。インクジェット記録ヘッド(以下、記
録ヘッドとする)1は、インクタンク2と連結してイン
クジェットカートリッジIJCを構成してインクジェッ
ト記録装置のキャリッジHCに搭載される(図8参
照)。この実施例ではインクジェットカートリッジIJ
CはキャリッジHCに対して着脱可能なタイプである。
記録ヘッド1は、インク吐出に利用される熱エネルギを
発生する複数の電気熱変換素子およびこれを駆動するた
めの駆動回路が形成された基盤11と、この基盤11上
に上記複数の電気熱変換素子の各々に対応して設けられ
たノズル8と、前記基盤11と天板10を介して連接さ
れたフィルターユニット15と、このフィルターユニッ
ト15のインクタンク側に連接された供給路部材7とで
構成されている。 【0017】前記フィルターユニット15には、インク
タンク側の液室とノズル側の共液室とそれら両室の連通
部とが形成されており、ステンレス製のフィルター14
が前記インクタンク側の液室における連通部の段部に設
けられたリブによって固定されている。また、フィルタ
ー弁101が前記液室のフィルター14よりもインクタ
ンク側に配されており、通常印字時等の通常状態におい
ては前記液室のインク中に漂っている。 【0018】そして、このようにして構成された記録ヘ
ッド1は、その供給路部材7のインク供給路6をインク
タンクのインク供給口に接続し、ノズル8を配列した吐
出口面が被記録媒体13に対向するように記録装置に搭
載される。記録ヘッド1に供給されるインク4を貯留し
たインクタンク2は、インク袋(またはインク吸収体)
3と、このインク袋を挿入するための容器と、これを封
止する蓋部材とで構成されている。このインク袋3内に
はインク4が充填されており、インクの吐出に応じて順
次記録ヘッド1側へインクを供給する。なお、インクタ
ンクの構成はこれに限るものではなく、記録ヘッド部に
おいて適正な圧力状態を形成できるものであれば良い。
5はOリングであり、供給路部材7とインクタンク2と
の間をシールしている。供給路部材7は接着剤9によっ
てアルミニウム製のベースプレートで形成された天板1
0に接合されている。インク4は供給路6からノズル8
へ導かれ、エネルギ素子の発生するエネルギにより、被
記録媒体13上に吐出される。 【0019】次に、上記構成からなるフィルターユニッ
ト15の内部構成と、その固定部へのフィルターの固定
手段の各実施例について図に基づいて説明する。 [実施例1]図2(a)(b)(c)(d)は本発明の
実施例1に係るフィルターユニットへのフィルターの組
み立ての概略を説明するための断面図である。14はフ
ィルター、15はフィルターユニット、15Aはフィル
ター溶着用の第一のリブ、15Bは第一のリブ15Aの
外周に位置するフィルター溶着用の第二のリブ、101
は弁、7は供給路部材、40は溶着用ヘッドである。本
実施例において、フィルターユニットを組み立てる手順
は、図2に示されているように、 (a)フィルターユニット15の溶着リブAと溶着リブ
Bの上にフィルター14をセットする。 (b)溶着ヘッド40を押圧して、溶着リブAと溶着リ
ブBを溶かし込み、フィルター14をフィルターユニッ
ト15に固定する。 (c)フィルター弁101をフィルター14の上にセッ
トし、供給路部材7をフィルターユニット15にかぶせ
る。 (d)供給路部材7とフィルターユニット15は、超音
波溶着により接触部を溶着することで結合させる。 【0020】フィルター14は、溶着リブAと溶着リブ
Bの二重のリブで溶着されてフィルターユニット15に
強固に固定されているので、組立行程(d)の超音波溶
着時の振動で剥れることのないことは勿論のこと、図
9、10で示された単一のリブで固定されたものよりも
強固に固定できる。また、図11、12で示されている
ようにフイルターの周囲部を包み込むようにして固定し
なくてもフィルターの同一面を二重のリブで固定するこ
とによって強固に固定することができる。 【0021】また、組立行程(b)での溶着ヘッド40
の押圧面は、図11、12で示されているような最外周
のリブが盛り上がりがなく平坦であり、フィルター14
は平面形状のままフィルターユニット15に固定されて
いるので、弁101との密着性もよく、フィルター14
の上に付着した気泡を効率よく除去することができる。 【0022】本実施例における弁の作用を図3(a)
(b)(c)に示す。図3において (a)フィルター14には気泡が付着しているおり、こ
のままでは流路抵抗が増し、インクがうまく流れずきれ
いな印字が出来ない。 (b)ヘッド側からインクを吸引し、この時のインクの
流れで弁101がフィルター14に密着し、気泡を押し
出す。 (c)この結果、フィルター14の表面に付着していた
気泡は除去され、インクはスムーズに流れ、きれいな印
字が出来る。 本実施例においては、従来例の図11、12で示されて
いるようなリブの段差がないので、弁101のフィルタ
ー14への密着性が良い。 【0023】[実施例2]図4(a)(b)(c)
(d)は本発明の実施例2に係るフィルターユニットへ
のフィルターの組み立ての概略を説明するための断面図
である。14はフィルター、15はフィルターユニッ
ト、15Aはフィルター溶着用の第一のリブ、15Bは
第一のリブ15Aの外周に位置するフィルター溶着用の
第二のリブ、15Cは第一のリブ15Aと第二のリブ1
5Bのさらなる外周に位置するフィルター溶着用の第三
のリブ、101は弁、7は供給路部材、40は溶着用ヘ
ッドである。 【0024】本実施例において、フィルターユニットを
組み立てる手順は、図4に示されているように、 (a)フィルターユニット15の溶着リブAと溶着リブ
Bの上にフィルター14をセットする。 (b)溶着ヘッド40を押圧して、溶着リブAと溶着リ
ブBを溶かし込み、フィルター14をフィルターユニッ
ト15に固定する。同時に、スウエージングにより溶着
Cを内側に倒し込むようにし溶かし込み、フィルター1
4の外周を包み込む。 (c)フィルター弁101をフィルター14の上にセッ
トし、供給路部材7をフィルターユニット15にかぶせ
る。 (d)供給路部材7とフィルターユニット15は、超音
波溶着により接触部を溶着することで結合させる。 【0025】フィルター14は、溶着リブAと溶着リブ
Bの二重のリブで溶着されて、ごみの抜けるのを防止
し、さらに溶着リブをスウェージングより、フィルター
の外周を包み込んでフィルターユニット15に強固に固
定されているので、組立行程(f)の超音波溶着時の振
動でも剥れることのないのは勿論のこと、単一の固定リ
ブのみによる図9、10で示されたもの、及びフィルタ
ーの外周を包み込んで固定したとは言え、本実施例のよ
うな同一面が溶着リブAとBの二重のリブで固定されて
いない図11、12に示されたものよりも強固に固定で
きる。 【0026】本実施例においては、組み立て工程(b)
でフィルターの外周を包み込んでフィルターユニット1
5に固定する際、図11、12で示されているような最
外周のリブが盛り上がりが大きいと、フィルター面との
段差が大きくなり弁101との密着性が損なわれるの
で、この盛り上がりができるだけ少なくなるように溶着
リブをスウェージングより、フィルターの外周を包み込
んでフィルターユニット15に固定することが好まし
い。またその際、弁を弾性復元力を有する平板状部材で
構成すれば、密着性をより向上させることができる。 【0027】本実施例における弁の作用を図5(a)
(b)(c)で示す。図5において (a)フィルター14には気泡が付着しているおり、こ
のままでは流路抵抗が増し、インクがうまく流れずきれ
いな印字が出来ない。 (b)吸引回復工程においてヘッド側からインクを吸引
し、このときのインクの流れで弁101は弾性変形し、
フィルター14に密着し、気泡を押し出す。 (c)この結果、フィルター14の表面の気泡は除去さ
れ、インクはスムーズに流れ、きれいな印字が出来る。 特に、通常の印字状態においては、弁101は、それの
持つ弾性により平板状に復帰し、インクの供給に十分な
すき間をフィルター14との間に確保する作用を有す
る。また、この弁101のフィルター14への密着性を
さらに上げるには、最内周のリブAと最外周のリブCに
ある程度の距離を設けるのがのぞましいが、この作用に
ついては図6で説明する。図6(b1)(b2)は図5
(b)の気泡を除去する過程の気泡の抜け方を説明する
もので、(b1)では最内周のリブ15Aと最外周のリ
ブ15Cに弁の弾性変形量を少なくするように一定の距
離を設けてあるので、フィルターの有効範囲(A1)か
ら溶着により潰されたリブ15Cとの距離(C1)が確
保され、弁101のフィルター14への密着面積が増大
し、効率良く気泡を除去できる。(b2)では最内周の
リブAと最外周のリブCとが接近しているもので、フィ
ルターの有効範囲(A2)からリブ15Cとの間にわず
かな距離(C2)しか確保されていないので、便101
のフィルター14への密着面積があまり大きくとれず、
図中、矢印で示すように気泡が残ってしまう。このこと
から、最内周のリブAと最外周のリブCに上記したよう
な一定の距離を設けるのが望ましい。 【0028】[実施例3]図7(a)(b)(c)
(d)(e)(f)は本発明の実施例3に係るフィルタ
ーユニットへのフィルターの組み立ての概略を説明する
ための断面図である。参照符号において、図4と同じ符
号は同じ部品を意味する。さらには、40はリブ溶着用
ヘッド、41はスウェージング用ヘッド、42はリブ潰
しフラット仕上げ用ヘッドである。 【0029】本実施例において、フィルターユニットを
組み立てる手順は、図7示されているように、 (a)フィルターユニット15の溶着リブAと溶着Bの
上にフィルター14をセットする。 (b)リブとの接触部が平面状の溶着ヘッド40を押圧
して、溶着リブAと溶着リブBを溶かし込み、フィルタ
ー14をフィルターユニット15に固定する。 (c)リブとの接触部がテーパー状の溶着ヘッド41を
押圧して、溶着リブCを内側に倒し込むように溶かし込
み、フィルター14の外周を包み込む。 (d)リブとの接触部が平面状で溶着リブAと溶着リブ
Bと溶着リブCのすべてと接触する溶着ヘッド42を押
圧して、組立行程(c)でつぶされたリブCをさらに平
らにし、フィルター14との段差を小さくする。 (e)フィルター弁101をフィルター14の上にセッ
トし、供給路部材7をフィルターユニット15にかぶせ
る。 (f)供給路部材7とフィルターユニット15は、超音
波溶着により接触部を溶着することで結合させる。 【0030】フィルター14は、溶着リブAと溶着リブ
Bの二重のリブで溶着されて、ごみの抜けるのを防止
し、さらに溶着リブCによりフィルターの外周を包み込
んでフィルターユニット15に強固に固定されているの
で、組立行程(f)の超音波溶着時の振動でも剥れるこ
とのないのは勿論のこと、単一の固定リブのみによる従
来例の図9、10で示されたもの、及びフィルターの外
周を包み込んで固定したとは言え、本実施例のような同
一面が溶着リブAとBの二重のリブで固定されていない
従来例の図11、12に示されたものよりも強固に固定
できる。また、組立行程(d)での溶着ヘッド42の押
圧により、溶着されたリブCは平坦に潰されるので、フ
ィルター14との段差も小さくすることができる。 【0031】このように、本実施例においては、溶着ヘ
ッドを3つに分け、 リブ溶着ヘッド40:溶着リブAと溶着リブBをフィル
ターに溶着してシール性を確保する。 スウェージング用ヘッド41:溶着リブCでフィルター
の外周を包み込むスウェージングで強固に固定する。 フラット仕上げ用ヘッド42:リブCを平坦に潰ぶし、
段差を小さくする。 この段差を小さくしたことの効果は、実施例2における
図5(a)(b)(c)と同様に説明されるが、図5の
気泡抜きの過程において (b)ヘッド側からインクを吸引し、このときのインク
の流れで便101がフィルター14に密着し、気泡を押
し出す。このとき、溶着されたリブCは平坦に潰ぶされ
ているので、フィルター14との段差も小さく、フィル
ター14と弁101との密着性もよく、フィルター14
の上に付着した気泡を効率よく除去することが可能とな
る。 (c)この結果、フィルター14の表面の気泡はさらに
効率良く除去され、インクはスムーズに流れ、きれいな
印字ができる。 【0032】次に、本発明のインクジェット記録ヘッド
を搭載したインクジェット記録装置の概略的構成を図8
にもとづいて説明する。同図において、キャリッジHC
は駆動モーター5013の正転逆転に連動して駆動力伝
達ギヤ5011、5009を介して回転するリードスク
リュー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャ
リッジHCはピン(不図示)を有し、主走査方向に往復
移動される。インクジェットヘッド1とインクタンク2
はキャリッジHCに搭載されている。ここでインクタン
ク2は必ずしもキャリッジHCに搭載されていなくても
よく、インクジェット装置IJRAに固定され、チュー
ブでインクジェットヘッド1にインク3を供給してもよ
い。5002は紙押さえ板であり、キャリッジの移動方
向にわたって被記録媒体(以下、用紙とする)をプラテ
ン5000に対して押圧する。5007、5008はフ
ォトカプラーであり、キャリッジのレバー5006のこ
の域での存在を確認してモーター5013の回転方向切
り替え等をおこなうためのホームポジション検知手段で
ある。5016は記録ヘッドの前面をキャップするキャ
プ部材5022を支持する部材、5015はこのキャッ
プ内を吸引する吸引手段であり、キャップ内開口502
3を介して記録ヘッドの吸引回復をおこなう。5017
はクリーニングブレード、5019はこのブレードを前
後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板501
8にこれらは支持されている。ブレードは、この形態で
なく周知のクリーニングブレードが本例に適用できるこ
とはいうまでもない。また、5012は、吸引回復の吸
引を開始するためのレバーであり、キャリッジと係合す
るカム5020の移動に伴って移動し、駆動モーターか
らの駆動力がクラッチ切り替え等の公知の伝達手段で移
動制御される。上述のキャリッジHCの往復移動(スキ
ャン)に同期して記録ヘッド1からインクを吐出するこ
とにより、被記録媒体に一行分の記録を行うことができ
る。すなわち、この記録ヘッド1は微細な液体吐出口
(オリフィス)、液路およびこの液路の一部に設けられ
るエネルギの作用部と、この作用部において液体(イン
クともいう)に作用するエネルルギを発生するエネルギ
発生手段を備えている。この手段が発生するエネルギを
利用してインク滴が上記オリフィスから吐出される。こ
のようなエネルギを発生するエネルギ発生手段として
は、ピエゾ素子などの電気機械変換体を用いたもの、レ
ーザーなどの電磁波を照射して発熱させ、この発熱によ
る作用で液滴を吐出させるもの、あるいは発熱抵抗体を
有する電気熱変換素子によって液体を過熱させるものな
どがある。その中でも熱エネルギを利用して液体を吐出
させる方式の記録ヘッドは、上記液体吐出口を高密度に
配列することができるために高解像度の記録をすること
が可能である。その中でも電気熱変換素子をエネルギ発
生手段として用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易
であり、かつ最近の半導体分野における技術の進歩と信
頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所
を十二分に活用でき、高密度実装化が容易で、製造コス
トも安価なことから有利である。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、フィルター外周部の同
一面側がフィルター固定部に設けられた複数のリブで固
定されているから、従来の単一リブのものに比して固定
部に強固に固定することができ、フィルター外周固定部
の剥がれに伴う記録ヘッドの目詰まりを防止することが
できる。この複数の固定リブのうちフィルターの最外周
を固定するリブによって、他の固定リブで固定された面
と反対側の面にかけてフィルターの外周先端部を包み込
んで固定する構成を採用することにより、一層強固にフ
ィルターを固定することができる。 【0034】また、この最外周の固定リブによるフィル
ターの外周先端部を包み込んだ弁との密着面側の固定部
は、できるだけ盛り上がらないように平坦とすることに
よって、固定部とフィルター面との段差が少なくなり、
インクタンク側の面に付着した気泡を記録ヘッド側に押
し出すために、記録ヘッドのノズル側からのインクの吸
引によって前記弁を前記フィルター面と密着させた際、
その密着性を向上させ、気泡の除去効率を上げることが
できる。 【0035】さらに、弁を弾性復元力を有する平板状部
材で構成することにより、ノズル側からのインクの吸引
により弁とフィルターとが密着するに際して、固定部と
フィルター面との段差により生じる間隙をその弾性変形
によって補いフィルターとの密着性を向上させると共
に、通常印字時のインク吐出動作時はその弾性復元力に
よりそれを平板状に復帰させ、前記フィルターとの間に
インク供給に十分な隙間を確保することができる。そし
て、弁の外周部がフィルターのそれよりも外側に位置す
るように構成すると共に、フィルターの外周先端部を包
み込む固定リブを、フィルターの有効領域外縁から所定
の距離を隔てて配設することによってその密着性を一層
向上させることができる。 【0036】さらにまた、上記した固定リブをフィルタ
ーユニットの固定部に設けた構成を採用することによ
り、熱溶着あるいは超音波溶着等の溶着方法によりフィ
ルターを簡単にその固定部に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづくインクジェット記録ヘッドの
概略的構成を説明するため模式的な断面図 【図2】(a)(b)(c)(d)本発明の実施例1に
おけるフィルターユニットの組み立ての概略を説明する
ための断面図 【図3】(a)(b)(c)実施例1における弁の効果
を説明するための断面図 【図4】(a)(b)(c)(d)本発明の実施例2に
おけるフィルターユニットの組み立ての概略を説明する
ための断面図 【図5】(a)(b)(c)実施例2における弁の効果
を説明するための断面図 【図6】(b1)(b2)実施例2における弁の効果を
説明するための断面図 【図7】(a)(b)(c)(d)(e)(f)本発明
の実施例3におけるフィルターユニットの組み立ての概
略を説明するための断面図 【図8】本発明にもとづくインクジェット記録装置の概
略的構成を説明するための斜視図 【図9】(a)(b)(c)(d)フィルターユニツト
の組み立ての概略を説明するための断面図 【図10】フィルターが端部で一部剥れている断面図 【図11】(a)(b)(c)(d)フィルターユニッ
トの組み立ての概略を説明するための断面図 【図12】(a)(b)(c)弁がうまくフィルターに
密着せず、機能していない断面図 【符号の説明】 7 供給路部材 14 フィルター 15 フィルターユニット 15A フィルター溶着第一のリブ 15B フィルター溶着第二のリブ 15C フィルター溶着第三のリブ 40、41、42 リブ溶着用ヘッド 101 弁
概略的構成を説明するため模式的な断面図 【図2】(a)(b)(c)(d)本発明の実施例1に
おけるフィルターユニットの組み立ての概略を説明する
ための断面図 【図3】(a)(b)(c)実施例1における弁の効果
を説明するための断面図 【図4】(a)(b)(c)(d)本発明の実施例2に
おけるフィルターユニットの組み立ての概略を説明する
ための断面図 【図5】(a)(b)(c)実施例2における弁の効果
を説明するための断面図 【図6】(b1)(b2)実施例2における弁の効果を
説明するための断面図 【図7】(a)(b)(c)(d)(e)(f)本発明
の実施例3におけるフィルターユニットの組み立ての概
略を説明するための断面図 【図8】本発明にもとづくインクジェット記録装置の概
略的構成を説明するための斜視図 【図9】(a)(b)(c)(d)フィルターユニツト
の組み立ての概略を説明するための断面図 【図10】フィルターが端部で一部剥れている断面図 【図11】(a)(b)(c)(d)フィルターユニッ
トの組み立ての概略を説明するための断面図 【図12】(a)(b)(c)弁がうまくフィルターに
密着せず、機能していない断面図 【符号の説明】 7 供給路部材 14 フィルター 15 フィルターユニット 15A フィルター溶着第一のリブ 15B フィルター溶着第二のリブ 15C フィルター溶着第三のリブ 40、41、42 リブ溶着用ヘッド 101 弁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】インクタンクから記録ヘッドにインク供給
するためのインク供給路に、フィルターとこのフィルタ
ーに対して密着可能に設けられた弁とを配し、前記弁を
前記フィルターに密着させる手段によって前記弁を前記
フィルター面と密着させて、前記フィルターに付着した
気泡を押し出し除去するようにしたインクジェット記録
装置であって、 前記フィルターの外周部を固定するた
め前記インク供給路のフィルター固定部に複数の固定リ
ブを設け、該複数の固定リブで少なくとも前記フィルタ
ー外周部の同一面側を前記フィルター固定部に固定する
ようにしたことを特徴とするインクジェット記録装置。 【請求項2】前記複数の固定リブのうちフィルターの最
外周を固定するリブによって、他の固定リブで固定され
た面と反対側の面にかけてフィルターの外周先端部を包
み込んで固定したことを特徴とする請求項1に記載のイ
ンクジェット記録装置。 【請求項3】前記最外周の固定リブによる前記弁との密
着面側の固定部を平坦にしたことを特徴とする請求項1
に記載のインクジェット記録装置。 【請求項4】前記弁を弾性復元力を有する平板状部材で
構成したことを特徴とする請求項1に記載のインクジェ
ット記録装置。 【請求項5】前記弁の外周部がフィルターのそれよりも
外側に位置するように構成したことを特徴とする請求項
1に記載のインクジェット記録装置。 【請求項6】フィルターの外周先端部を包み込む固定リ
ブを、フィルターの有効領域外縁から所定の距離を隔て
て配設し、固定リブとの段差により生じる弁の弾性変形
量が少なくなるようにしたことを特徴とする請求項4に
記載のインクジェット記録装置。 【請求7】インクタンクから記録ヘッドにインクを供給
するためのインク供給路と、前記インク供給路にインク
中のゴミ等を除去するために配されたフィルターと、前
記フィルターのインクタンク側インク供給路に前記フィ
ルターと密着可能に配された弁とを備え、記録ヘッドの
ノズル側からのインクの吸引によって前記弁を前記フィ
ルター面と密着させてフィルターのインクタンク側の面
に付着した気泡を記録ヘッド側に押し出すことによって
気泡を除去するようにしたインクジェット記録装置のフ
ィルターユニットであって、前記フィルターの外周部を
固定するため前記フィルターユニットのフィルター固定
部に複数の固定リブを設け、該複数の固定リブで少なく
とも前記フィルター外周部の同一面側を前記固定部に固
定するようにしたことを特徴とするインクジェット記録
装置のフィルターユニット。 【請求項8】複数の固定リブが、インクタンク側の液室
と記録ヘッド側の共通液室との連通部に設けられている
ことを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録
装置のフィルターユニット。 【請求項9】フィルターユニットのインクタンク側に、
インクタンクからインクを導く供給路を備えた供給路部
材7が連接されていることを特徴とする請求項7に記載
のインクジェット記録装置のフィルターユニット。 【請求項10】フィルターユニットのフィルター固定部
に複数の固定リブを設け、該複数の固定リブで少なくと
も前記フィルター外周部の同一面側を熱溶着あるいは超
音波溶着により固定してフィルターを前記固定部に固定
するようにしたことを特徴とするフィルターユニットへ
のフィルター固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28295994A JPH08118672A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | インクジェット記録装置、並びにそのフィルターユニット、及びフィルターユニットへのフィルター固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28295994A JPH08118672A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | インクジェット記録装置、並びにそのフィルターユニット、及びフィルターユニットへのフィルター固定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08118672A true JPH08118672A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17659348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28295994A Pending JPH08118672A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | インクジェット記録装置、並びにそのフィルターユニット、及びフィルターユニットへのフィルター固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08118672A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7192132B2 (en) | 2003-09-01 | 2007-03-20 | Seiko Epson Corporation | Ink jet head unit and printer incorporating the same |
| EP1790482A2 (en) | 2005-11-25 | 2007-05-30 | Canon Finetech Inc. | Liquid ejection head, liquid supply apparatus, liquid ejection apparatus, and liquid supply method |
| JP2007136871A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2007144863A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Canon Inc | 記録ヘッド、インクタンク、記録ヘッドの製造方法、インクタンクの製造方法 |
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| JP2009208262A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
| WO2012132083A1 (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-04 | 株式会社セイコーアイ・インフォテック | インクジェット記録装置 |
| JP2012196790A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Canon Inc | 液体吐出ヘッド |
| US9132657B2 (en) | 2012-04-25 | 2015-09-15 | Canon Finetech, Inc. | Ink supply apparatus and printing apparatus |
| JP2016032942A (ja) * | 2015-11-06 | 2016-03-10 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
| EP3228439A4 (en) * | 2014-12-02 | 2018-07-25 | Munekata Industrial Machinery Co., Ltd. | Method of attaching water-repellent filter to inlet or outlet of vent hole formed in thermoplastic resin molded article, thermal processing chip and thermal welding chip for filter attachment part molding and for filter attachment, and molded article |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP28295994A patent/JPH08118672A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7192132B2 (en) | 2003-09-01 | 2007-03-20 | Seiko Epson Corporation | Ink jet head unit and printer incorporating the same |
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| EP1790482A2 (en) | 2005-11-25 | 2007-05-30 | Canon Finetech Inc. | Liquid ejection head, liquid supply apparatus, liquid ejection apparatus, and liquid supply method |
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| JP2012196790A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Canon Inc | 液体吐出ヘッド |
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| JP2012206470A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Seiko I Infotech Inc | インクジェット記録装置 |
| US9132657B2 (en) | 2012-04-25 | 2015-09-15 | Canon Finetech, Inc. | Ink supply apparatus and printing apparatus |
| EP3228439A4 (en) * | 2014-12-02 | 2018-07-25 | Munekata Industrial Machinery Co., Ltd. | Method of attaching water-repellent filter to inlet or outlet of vent hole formed in thermoplastic resin molded article, thermal processing chip and thermal welding chip for filter attachment part molding and for filter attachment, and molded article |
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