JPH08118719A - 多針記録ヘッド - Google Patents

多針記録ヘッド

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JPH08118719A
JPH08118719A JP28157794A JP28157794A JPH08118719A JP H08118719 A JPH08118719 A JP H08118719A JP 28157794 A JP28157794 A JP 28157794A JP 28157794 A JP28157794 A JP 28157794A JP H08118719 A JPH08118719 A JP H08118719A
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JP
Japan
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wire
electrode
recording
recording head
electrodes
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Pending
Application number
JP28157794A
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English (en)
Inventor
Masahiko Maruyama
昌彦 丸山
Tsutomu Kikuchi
務 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第一の記録電極と第二の記録電極との間の絡
みをなくし、記録電極間のショートを防止すると共に、
断線が導通不良などの判別を容易にする。 【構成】 多針記録ヘッドは、第一の記録電極1と第二
の記録電極2とを一定ピッチで千鳥状に配列させて電極
支持ブロック5で固め、これら第一及び第二の各記録電
極1,2を構成する線材6,6を電極支持ブロック5か
らそれぞれ引き出してグループ化したN本ごとの記録電
極用線材6,6をそれぞれ一つにまとめて配線基板9に
結線してから外部駆動回路に接続する際にその第一の記
録電極1を構成する線材6と第二の記録電極2を構成す
る線材6との間に分離部材11を配置するようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電記録方式の記録ヘ
ッドとして好適な多針記録ヘッドに関する。更に詳述す
ると、本発明は、多針記録ヘッドの記録電極針の配線基
板への結線構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】静電記録方式に用いられる多針記録ヘッ
ドは、例えば図4及び図5に示しているように、一定ピ
ッチで高密度に配置された記録電極用の線材310から
成る2列の記録電極101a,101bとこれに対応す
る2列のブロックから成る制御電極102a,102b
とを電気絶縁性樹脂等の電極支持ブロック103で固め
ることによって構成されている。ここで、各記録電極1
01a,101bは、その駆動回路(図示省略)を簡略
化するためグループ化できる記録電極毎にまとめて駆動
回路へ接続させるように設けられている。そこで、線材
310をグループ毎に束ね、その結束部105,107
を配線基板109に一旦結線してから、各グループ毎に
駆動回路へ接続するようにしている。
【0003】このような構造の多針記録ヘッドは、電気
絶縁性樹脂を注型する溝を表面に有し、かつそれを横切
るように線材を巻掛け可能としたドラム状の巻線治具を
2個用いて能率的に製造できるようにした技術が知られ
ている(特開平2−239953号)。この巻線用の巻
線治具301は、図6に示すように、制御電極102
a,102bをセットして電極支持ブロック用の樹脂を
流し込む樹脂注型用溝305,305と、その樹脂注型
用溝305,305を横切るようにその縁の突堤部30
6,307,308に形成された記録電極用線材31
0,310を一定ピッチで配置させるための線材保持用
溝309,…,309と、巻線治具301の両側壁面に
おいて線材310を引っかけ任意の方向及び位置に引き
回し可能とするためのピン302,303,304を備
えて成る。この巻線治具301の樹脂注型用溝305,
305内に制御電極102a,102bをセットしてか
ら樹脂注型用溝305,305の外の両側のピン30
2,303,304に1本の記録電極用線材310を順
次絡めて樹脂注型用溝305,305を横切るように連
続的に巻き掛け、同じグループに属する記録電極毎に束
ねるようにして一定ピッチでM×N本の記録電極用線材
310を樹脂注型用溝305,305の上に張り渡すよ
うにしている。
【0004】巻線治具301への線材310の巻きつけ
は、巻線機312の線材ガイド手段311の軸方向(図
6の矢印で示される方向)への往復直線運動と巻線治具
301の揺動若しくは回転を利用して、図示していない
バックテンション機構で記録電極用線材310にある程
度の張力をかけながら線材ガイド手段311のノズル3
13で引き回して所定のピン302,303,304及
び線材保持用溝309,…,309に線材310を引っ
掛けることによって、機械的に行われる。
【0005】なお、図6の巻線機312は、巻線治具3
01に対する線材310の供給を案内するノズル313
を有する線材ガイド手段311と、このノズル313を
巻線治具301に沿って往復動させる送りねじ314を
回転させる第1のモータ315と、線材310の巻き掛
け時に巻線治具301を揺動及び回転させる第2のモー
タ316と、第1・第2のモータ315,316を制御
する制御装置317などから構成されている。
【0006】この後、線材310が巻きつけられたもう
一つの巻線治具301(図示省略)と突き合わせ、その
突き合わされた2つの樹脂注型用溝305,…,305
の間で形成された空間に樹脂を流し込んで電極支持ブロ
ック103を形成する。突き合わされた樹脂注型用溝3
05,…,305によって形成される空間には記録電極
用の線材310と制御電極102a,102bとが互い
に平行でかつ一定の位置関係を以て中央に配置され、そ
の周りに電極支持ブロック103を構成する樹脂が注入
される。
【0007】そして、ピン間でグループごとに束ねられ
た線材310は、半田付けによって結束される。半田付
けによって束ねられた結束部105,107はその後切
断されピン304,303,302から取り外される。
その後、電極支持ブロック103および線材310を巻
線治具301から取り外して結束部105,107を配
線基板109の端子に半田付けする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この結
線構造では、図5に示すように、線材310を巻線治具
301のピンから取り外した際、線材310が緊張状態
から解き放たれて各々勝手な方向に縮むため、線材同士
の重なり合いが一層複雑となり、第1の線材310と第
2の線材310との間の絡みが多くなり、導通不良や断
線が発生した場合などにも断線しているのか導通不良を
起こしているのか判別が困難となってその修復作業に時
間がかかる。例えば、一方の記録電極群の中から断線し
た線材を探し出そうとすると、他方の記録電極群の線材
も絡まり引っ張られるため、探し出す作業に時間がかか
る。更に、誤って断線してもいない線材を取り出したり
して正常な線材を断線させてしまうこともある。また、
第1の記録電極101aの線材310と第2の記録電極
101bの線材310とが互いに交差し合う箇所Xが所
々発生するため、線材の絶縁被膜が損なわれた場合に第
1と第2の線材間でショートを起こす可能性がある。
【0009】本発明は、第1の記録電極側線材と第2の
記録電極側線材との間のショートを確実に防止する多針
記録ヘッドを提供することを目的とする。また、本発明
は、第1の記録電極側線材と第2の記録電極側線材との
絡みをなくした多針記録ヘッドを提供することを目的と
する。更に、本発明は、線材を巻線治具から取り外す際
の作業性を向上させた多針記録ヘッドを提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1の発明は、第一の記録電極と第二の記録電
極とを一定ピッチで千鳥状に配列させて電極支持ブロッ
クで固め、これら第一及び第二の各記録電極を構成する
線材を電極支持ブロックから引き出してグループごとに
まとめて駆動回路に接続する多針記録ヘッドにおいて、
電極支持ブロックから引き出された第一の記録電極を構
成する線材と第二の記録電極を構成する線材との間に分
離部材を配置している。また、請求項2の発明は、分離
部材を電気絶縁材で構成している。
【0011】
【作用】したがって、請求項1の多針記録ヘッドでは、
第一の記録電極を構成する線材と第二の記録電極を構成
する線材との間が分離部材によって確実に分離され両線
材が接触することがない。また、請求項2の多針記録ヘ
ッドでは、分離部材を電気絶縁材で構成しているので、
線材の絶縁が破れても電気的絶縁も確実に行われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0013】図1及び図2に本発明の多針記録ヘッドの
一実施例を示す。この多針記録ヘッドは、電極支持ブロ
ック5と配線基板9との間の配線引回し部12の構造を
除いて各電極を含む電極支持ブロック5そのものの基本
構造には特徴がなく、図5に示される従来の多針記録ヘ
ッドとヘッド構造は同一である。この多針記録ヘッド
も、同一面制御形であり、一定ピッチで高密度に配置さ
れた2列の記録電極1,2とこれに対応する2列の制御
電極3,4とを電気絶縁性樹脂等の電極支持ブロック5
によって固めている。また、各記録電極1,2を構成す
る線材6,6は、電極支持ブロック5から引き出され
て、その駆動回路を簡略化するため、グループ化できる
記録電極、即ちグループ化できる線材6ごとにまとめ
て、その結束部7を一旦配線基板9へ結線し、その後、
各グループごとに駆動回路へ接続させるように設けられ
ている。
【0014】ここで、記録電極用の線材6としては、例
えば電気絶縁被覆を有する線材例えばウレタン被覆付き
ワイヤが使用される。この線材6は、電極支持ブロック
5から引き出されてグループ毎に束ねられて配線基板9
にはんだ付けされる。そして、第1の記録電極1と第2
の記録電極2を構成する各線材6,6の少なくとも電極
支持ブロック5から引き出された部分の間には分離部材
11が配置されている。
【0015】尚、分離部材11としては、特に材質に限
定されるものではなく、第1の記録電極側線材6と第2
の記録電極側線材6との間を遮ることができるものであ
れば十分であるが、線材6,6の絶縁被膜が損なわれる
可能性がある場合には絶縁性材質または絶縁膜を施した
ものの使用が好ましい。また、分離部材11としては、
空気よりも低誘電率の材料を使用することが好ましい。
更に、線材6,6の配線基板9への接続はこの実施例の
ように緊張しない形、即ち弛ませた形で接続するのが線
材6,6間の浮遊静電容量を低減させる上で好ましい。
このような構造とすることにより、第1及び第2の記録
電極用線材6,6同士の絡み合いがなくなると共に第1
と第2の記録電極の間の浮遊静電容量も小さくできる。
【0016】このような構造の多針記録ヘッドは、例え
ば図6に例示されるような巻線治具を利用して、特開平
2−239953号に示されている巻線方法、あるいは
図示していない他の巻線方法(例えば特願平5−216
897号)を採用して製造することができる。例えば、
図3に示すような1個取りの巻線治具を用いた場合を例
に挙げて説明する。巻線治具21の樹脂注型用溝22に
制御電極3又は4のブロックを配置してから樹脂注型用
溝22を横切るように突堤部23,23に形成された線
材保持用溝(図示省略)を利用して一定ピッチで線材6
を巻き掛ける。このとき、線材6は、巻線治具21の周
りに突き出されたピン24,25,28,29を利用し
てグループ毎に振り分けられてピン26,27の間で束
ねられている。例えば400dpiで1mのヘッドを成
形する場合、128本を1組として55組、計7040
本ずつの線材6が各巻線治具21,21に巻き掛けら
れ、一方を第一の記録電極、他方を第二の記録電極とし
ている。
【0017】次に、線材6が各々巻かれた2個の巻線治
具21,21を図3に示すようにスペーサを介して突き
合わせ、樹脂注型用溝22,22に電気絶縁性樹脂30
を注入して線材6を固め電極支持ブロック5を形成す
る。そして、第3のピン26と第4のピン27との間で
N本(55本)ずつのグループに分けられた線材6を、
半田付けによって結束する。この半田付けは、手作業又
は自動にて行う。
【0018】そして、結束部7,8の第4のピン27側
に両面テープ13,14を貼り、更にこの両面テープ1
3に分離部材11を貼った後、束ねた結束部7,8を切
断する。その後、配線基板9の一面に、例えば、最初に
一方の記録電極1のた線材6の束を分離部材11を付着
させた状態で載置しその結束部7を端子10に半田付け
する。その後、配線基板9を裏返し、他面に他方の記録
電極2の線材6の束を載置しその結束部8を端子10に
半田付けする。このようにして、線材6,6と分離部材
11は、図2のように分離部材11を中央にして重ね合
わさる構造となる。この実施例の製造方法及び構造を採
用すると、分離部材11は、図2のように両面テープ1
3,14の間に挟まれ固定されると共に両面テープ1
3,14の働きにより結束部7,8の端子10への半田
付け作業が極めて効率的に、しかも異なる記録電極1,
2間の線材6,6の絡み合いによる断線が生ぜずに行わ
れる。即ち、線材6を巻線治具21から取り外す前に一
枚の布のように線材6をしっかり固めておかない状態で
巻線治具21から取り外すことが可能となり、線材6が
巻線治具21のピン27から外されてテンションが解か
れ弛んで膨らんだ形になっても、両面テープ13,14
の働きにより結束部7,8は所定位置に固定されてお
り、しかも線材6と線材6の重なり合いが分離部材11
で防止されているため結束部7,8の配線基板9への半
田付け作業が極めて効率的に行われる。
【0019】また、この構造は、異なる記録電極1,2
間の両線材6,6と分離部材11の間に一定のスペース
を確保する形となり、更に、線材6,6は第一の実施例
と同様に緊張しない形、即ち弛ませた形で接続されてい
る。このため、図2に示されるように、配線引き回し部
12の線材6がふあっとした形に膨らみ、浮遊静電容量
が一層小さくなる。
【0020】尚、上述の各実施例は本発明の好適な実施
の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、分離部材11は、弾性のあるフイルム状の
電気的絶縁性を有するものが良いがそれに限られるわけ
ではない。また、図示していないが、樹脂注型による電
極支持ブロック5の成形を二段階に分けて行い、分離部
材11の端部を電極支持ブロック5の中に埋め込むよう
にしても良い。この場合、記録電極として機能する部分
の線材のピッチ精度を確保するため、電極支持ブロック
5の半分程度の深さまで注型する(一次注型)。次に、
分離部材11を第1及び第2の記録電極1,2間の線材
6,6間に入れ、かつ両電極用線材6,6を既に固まっ
た半分の電極支持ブロック側に押し込むようにしてから
残りの樹脂を注いで二次注型を行なう。この方法で出来
上がる多針記録ヘッドは、分離部材11を電極支持ブロ
ック5で保持すると共に電極支持ブロック5内の記録電
極として機能しない部分が弛んで線材6,6の間の浮遊
静電容量が低下する構造となる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1の多針記録ヘッドでは、第一の記録電極を構成する線
材と第二の記録電極を構成する線材とが分離部材によっ
て確実に分離されて接触することがないので、線材の絶
縁被膜が損なわれた場合にも、第1と第2の線材間で短
絡が生じたりすることがない。また、第1と第2の線材
同士が絡み合うことなく完全に分離しているので、記録
電極の導通不良や断線が発生した場合にも、第1の記録
電極側と第2の記録電極側との間で明らかに区分できる
ので断線が導通不良かの判別や特定が容易となり修復作
業に時間がかからない。また、各線材をドラム状の巻線
治具から取り外す際にも、第1の記録電極側の線材と第
2の記録電極側の線材とが絡まることがないので、作業
が容易である。
【0022】また、請求項2の多針記録ヘッドでは、分
離部材を電気絶縁材で構成しているので、電気的絶縁が
より確実に行われ、短絡が確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多針記録ヘッドの一実施例を示す斜視
図である。
【図2】本発明の多針記録ヘッドの横断面図である。
【図3】本発明の多針記録ヘッドの製造方法の一例を示
す説明図である。
【図4】従来の多針記録ヘッドを示す斜視図である。
【図5】従来の多針記録ヘッドの横断面図である。
【図6】従来の多針記録ヘッドの巻線方法を説明するた
めの斜視図である。
【符号の説明】
1 第一の記録電極 2 第二の記録電極 5 電極支持ブロック 6 線材 7,8 結束部 9 配線基板 10 端子 11 分離部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の記録電極と第二の記録電極とを一
    定ピッチで千鳥状に配列させて電極支持ブロックで固
    め、これら第一及び第二の各記録電極を構成する線材を
    前記電極支持ブロックから引き出してグループごとにま
    とめて駆動回路に接続する多針記録ヘッドにおいて、電
    極支持ブロックから引き出された前記第一の記録電極を
    構成する線材と前記第二の記録電極を構成する線材との
    間に分離部材を配置したことを特徴とする多針記録ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記分離部材を電気絶縁材で構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の多針記録ヘッド。
JP28157794A 1994-10-21 1994-10-21 多針記録ヘッド Pending JPH08118719A (ja)

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JP28157794A JPH08118719A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 多針記録ヘッド

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